JP2004187774A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】振り分け手段による特別案内通路側への振り分け率に変化を持たせることにより遊技にメリハリを与え、遊技者の遊技意欲を長く維持できる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技図柄が特定態様となる毎に開放する特定入球口に入球した遊技球を回転体65により振り分ける振り分け手段27を備え、この振り分け手段27により特定振り分け結果が得られたときに利益状態を発生させるように構成され、回転体65の周期動作に対応する所定ステップの範囲で循環的にカウントを行うステップ監視カウンタ95のカウント値に、特定入球口への入球毎に設定値0をセットすると共に、特定態様となる特定図柄変動の終了時にカウント値が目標値0になるように可能な範囲で回転体65の動作パターンを決定して、回転体65をその動作パターンで動作させた後、カウント値が目標値0に達してから特定入球口に入球があるまで回転体65を停止させるように構成した。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アレンジボール機、パチンコ機等の弾球遊技機には、所定条件の成立、例えば所定の通過ゲート、入賞手段等が遊技球を検出することに基づいて遊技図柄を所定の変動パターンに従って変動表示する遊技図柄表示手段と、開閉可能な特定入球口と、この特定入球口に入球した遊技球を複数個の案内通路の何れかに振り分ける振り分け手段と、遊技球がそれら複数個の案内通路のうちの特別案内通路を通過することに基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段とを備え、遊技図柄表示手段による変動後の停止図柄が特定態様となることに基づいて特定入球口を開放するように構成したものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、振り分け手段には、特許文献1に記載の発明のように単に複数の案内通路を設けて遊技球が何れかの案内通路に自然に流入するようにしたものの他、モータ等の電気的駆動源の駆動により周期動作を行う回転体等の作動部材により、特定入球口に入球した遊技球を複数個の案内通路の何れかに振り分けるようにしたものなども知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−93578号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機では、振り分け手段による特別案内通路への振り分け率が略一定であるため、遊技にメリハリがなく、遊技者の遊技意欲を長時間維持することができず飽きられ易い欠点があった。また、例えば回転体の回転速度等を変化させるようにしたものもあるが、回転体の回転速度をその位置とは無関係に変化させても、振り分け率は変化せず、動きの変化による演出効果の向上が期待できるに過ぎない。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑み、振り分け手段による特別案内通路側への振り分け率に変化を持たせることにより遊技にメリハリを与え、遊技者の遊技意欲を長く維持できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、始動手段が遊技球を検出することを条件に遊技図柄26a〜26cを所定の変動パターンに従って変動表示する遊技図柄表示手段26と、開閉可能な特定入球口61と、該特定入球口61に入球した遊技球に関して、異なる複数の速度で周期動作が可能な作動部材65により複数の振り分け結果の何れかを与える振り分け手段27と、該振り分け手段27の振り分け結果が特定振り分け結果となることに基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段89とを備え、前記遊技図柄表示手段26による変動後の停止図柄が特定態様となることに基づいて前記特定入球口61を開放するように構成した弾球遊技機において、前記作動部材65の周期動作に対応する所定ステップの範囲で循環的にカウントを行うステップ監視カウンタ95と、前記遊技図柄26a〜26cが前記特定態様となる図柄変動中またはその後に前記特定入球口61に遊技球が入球するまでの間の所定の第1のタイミングで、前記ステップ監視カウンタ95のカウント値に予め定められた設定値をセットするカウント値設定手段98と、前記遊技図柄26a〜26cが前記特定態様となる図柄変動のうちの一部又は全部にあたる特定図柄変動が開始されるに際し、その特定図柄変動中で且つ前記第1のタイミングと同じ又はそれ以前の所定の第2のタイミングで前記ステップ監視カウンタ95によるカウント値が前記設定値と同じ又は略同じ値に設定された目標値になるように、前記複数の速度の組み合わせの範囲内でその特定図柄変動中の前記作動部材65の動作パターンを決定する動作パターン決定手段96aと、前記特定図柄変動における前記第2のタイミングに達することに基づいて、少なくともその後に前記特定入球口61に遊技球が入球するまで前記作動部材65を停止又は略停止させるように制御する駆動制御手段96とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図12は本発明をアレンジボール機に採用した第1の実施形態を例示している。図1及び図2において、1は遊技機本体で、外枠2と、この外枠2に開閉自在に枢着された前枠3とを有する。前枠3には遊技盤4が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤4の前側にガラス扉5と前面板6とが開閉自在に配置されている。
【0009】
前面板6には発射用の遊技球を貯留する上皿7が装着されている。また前枠3には、前面板6の裏側にファール球戻り通路8と、音声発生手段としてのスピーカ9とが設けられ、また前面板6の下側に余剰球を貯留する下皿10と、発射手段11の発射ハンドル12とが設けられている。
【0010】
発射手段11は、発射レール13上の発射位置にある遊技球を発射方向に打撃する打撃槌14と、打撃槌14を打撃方向に付勢するバネ(図示省略)と、カム機構を介して打撃槌14をバネに抗しながら駆動する発射モータ15とを備え、遊技者が発射ハンドル12を操作したときに発射モータ15が打撃槌14を駆動して、上皿7から発射レール13上に1個ずつ供給される遊技球を打撃槌14により打撃し、単位ゲーム毎に所定数(例えば16個)の遊技球を遊技盤4の遊技領域16(図3参照)へと発射させるようになっている。
【0011】
発射レール13の近傍には、発射レール13上の遊技球の有無等により、打撃槌14の打撃による遊技球の発射を検出する発射検出手段17が設けられている。ファール球戻り通路8は発射レール13、遊技盤4のガイドレール21等からのファール球を下皿10へと案内するためのもので、このファール球戻り通路8にファール球を検出するファール球検出手段18が設けられている。
【0012】
遊技盤4の前面には、図3に示すように、ガイドレール21が環状に装着されると共に、ガイドレール21内の遊技領域16の下側に入球口手段22、入球表示手段23、エラー情報表示手段24、及び得点表示手段25が配置され、また入球口手段22の上側に遊技図柄表示手段26、振り分け手段27、増加入球手段28、始動手段29、作動手段30,31、普通入球手段32、側部装飾手段33,34が配置される等、複数個の各遊技部品22〜34が装着されている。
【0013】
遊技盤4の裏側には、図2に示すように各遊技部品22〜34を裏側から覆う裏カバー35が装着され、その裏カバー35に、主に遊技盤4側の遊技制御を司る遊技制御基板19と、ゲーム中の効果音等を制御する音声制御基板36と、ゲーム中のランプ演出等を制御するランプ制御基板37とが装着されている。なお、遊技図柄表示手段26の裏側等、遊技盤4の裏側に遊技図柄表示手段26の遊技図柄を制御する図柄制御基板(図示省略)が設けられている。
【0014】
前枠3の裏側には、裏機構板38が開閉自在に枢着されている。裏機構板38には、払い出し用の遊技球を貯留する遊技球タンク39と、遊技球を賞球、貸し球として上皿7に払い出す払い出し手段40と、遊技球タンク39からの遊技球を払い出し手段40に案内するタンクレール41とが配置されている。また裏機構板38の裏側には、各部に給電するための電源基板42と、払い出し手段40を制御する払い出し制御基板43とが裏カバー35の下側に配置されている。
【0015】
入球口手段22には、図3に示すように入球口手段22を前側から覆う前カバー44の上縁側に略横一列状に配列され且つ遊技球が通過可能な複数個(例えば16個)の入球口45と、各入球口45に入球した遊技球を遊技盤4の前側から裏側へと通過させて排出する複数個(例えば16個)の誘導通路(図示省略)と、各入球口45に対応して誘導通路等の途中に設けられ且つ各入球口45に入球する遊技球又は入球口45を通過する遊技球を検出する複数個(例えば16個)の入球検出手段46とが設けられている。
【0016】
入球表示手段23、エラー情報表示手段24、得点表示手段25は前カバー44に装着されている。入球表示手段23は、各入球口45に対応する複数個(例えば16個)の入球表示部47を含み、入球口45に遊技球が入球した場合に、その入球口45に対応する入球表示部47の表示が遊技球の入球前(例えば消灯状態)と異なる特定表示(例えば点灯状態)に変化するようになっている。なお、各入球表示部47は入球口手段22の各入球口45と上下に対応してその下側近傍に左右方向に略一列状に配置されているが、各入球表示部47を所定数ずつ縦横に組み合わせ、遊技領域16の略中央部等の適当箇所に配置することも可能である。
【0017】
エラー情報表示手段24は、例えば7セグメント式の表示手段により構成されており、予め定められた複数種類のエラー判定項目の内、何れかのエラーが発生した場合に、そのエラー判定項目に基づいてエラーの識別情報(例えばエラー識別番号等)で表示するようになっている。
【0018】
得点表示手段25は、単位ゲーム毎に付与された得点を表示するためのもので、例えば7セグメント式の表示手段により構成されており、入球表示手段23の隣り合う4個の入球表示部47が特定表示となる等、特定表示となった入球表示部47が特定の組み合わせとなる場合(以下、これを入賞役の成立という)に、その入賞役の種類、例えば入賞役の成立の難易度に応じて付与される1〜10点までの得点を、数字等、例えば「1」,「2」,…,「9」,「F」で表示するようになっている。
【0019】
始動手段29は、例えば遊技球の通過を検出可能な通過ゲートにより構成され、遊技図柄表示手段26と側部装飾手段33との間に配置されている。なお、始動手段29は遊技球が入球可能な入球手段としてもよい。
【0020】
遊技図柄表示手段26は、1個又は複数個、例えば3個の遊技図柄26a〜26cを変動表示するためのもので、遊技盤4に装着された表示ケース48と、この表示ケース48に装着され且つ遊技図柄26a〜26cを変動表示可能な液晶式、7セグメント式等の図柄表示部49と、この図柄表示部49の上側で表示ケース48から前側に突出する庇部50とを備え、遊技領域16の略中央上部に配置されている。庇部50には例えば複数個の表示ランプ52等が設けられている。
【0021】
遊技図柄26a〜26cには、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター、その他の図柄を使用可能であり、この実施形態では「1」「3」「5」「7」「F」の5種類の英数字図柄が使用されている。そして、各遊技図柄26a〜26cは、始動手段29が遊技球を検出することを条件に、所定の変動パターンに従って例えばその5種類の英数字図柄が順次現れるように所定時間変動し、左、中、右等の所定の順序で、或いは同時に停止するようになっている。
【0022】
側部装飾手段33,34は遊技領域16の左右両側に設けられており、例えば遊技領域16の両側縁に沿って配置された上下方向の装飾カバー53,54と、その内部又は裏側に上下方向に所定の間隔を開けて配置された複数個(例えば5個)の表示ランプ55,56とを備えている。遊技図柄表示手段26、側部装飾手段33,34の表示ランプ52,55,56は、例えば遊技状態に応じて所定のパターンで点灯又は点滅して演出を行うようになっている。
【0023】
増加入球手段28は、これに遊技球が入球した場合に入賞役の成立による賞球の付与数(賞球の払い出し個数又は得点)を増加させるためのもので、左右一対の開閉爪57を備えている。そして、この増加入球手段28は、後述の特別遊技状態中に作動手段30,31が遊技球を検出することを条件に開閉爪57が開放し、この増加入球手段28に遊技球が入球することにより、当該単位ゲームでの賞球の払い出し個数(又は得点)を増加(例えば2倍)させるようになっている。なお、作動手段30,31は増加入球手段28の左右両側に2個配置されているが、例えば振り分け手段27の近傍の作動手段31のみとする等、左右の何れか一方のみとしても良い。
【0024】
例えば遊技図柄表示手段26の側方には、振り分け手段27と、この振り分け手段27により振り分けられた遊技球を遊技盤4の裏側へと案内する複数個の案内通路58〜60とが設けられている。案内通路58〜60は振り分け手段27の裏側の下部に1個と、裏側の上下方向の中間部に2個との合計3個あり、その1個が特別案内通路58、他の2個が普通案内通路59,60となっている。なお、普通案内通路59,60は左右に近接して配置されている。
【0025】
振り分け手段27は、特定入球口61から入球した遊技球を特別案内通路58、普通案内通路59,60の何れかに振り分ける(複数の振り分け結果の何れかを与える)ためのもので、図4〜図6に示すように、遊技盤4の前側に装着され且つ上側に特定入球口61が形成された振り分けケース62と、この振り分けケース62の特定入球口61を開閉する開閉手段63と、特定入球口61から入球した遊技球を検出する入球検出手段64と、振り分けケース62内に回転自在に配置された回転体(作動部材)65と、振り分けケース62の裏側に配置され且つ回転体65を回転駆動する回転駆動手段66と、振り分けケース62の前面側の少なくとも一部に設けられたマジックミラー67と、このマジックミラー67の裏側に配置され且つ振り分けケース62内を照明する内ランプ手段68及び外ランプ手段69とを備え、振り分けケース62よりも後方の後部側が遊技盤4に形成された装着孔4aに嵌合している。
【0026】
振り分けケース62の略中央には、特定入球口61の下側に対応して、回転体65を前後方向の軸廻りに回転自在に収容する正面視円形状の振り分け室71が設けられている。振り分け室71は、回転体65の外周面に対応する周壁部72と、回転体65の背面側に対応するレンズ板73と、回転体65の前側に対応するマジックミラー67とで略囲まれた空間に形成されている。
【0027】
周壁部72の下部側には、特別案内通路58が略下向きに形成されており、この特別案内通路58に対応して特別球検出手段58aが設けられている。特別球検出手段58aは、特別案内通路58を経て遊技盤4の裏側へと案内される遊技球を検出するようになっている。また、周壁部72の外周側には、外ランプ手段69が配置されている。外ランプ手段69は、周壁部72の外周に沿って例えば所定間隔で配置された複数の発光ランプ69aにより構成されている。
【0028】
レンズ板73は無色透明、着色透明等の光透過性を有する合成樹脂製であって、普通案内通路59,60が後ろ向きの開口状に形成されており、この各普通案内通路59,60に対応して普通球検出手段59a,60aが設けられている。普通球検出手段59a,60aは、夫々普通案内通路59,60を経て遊技盤4の裏側へと案内される遊技球を検出するようになっている。また、レンズ板73の後側には、内ランプ手段68が配置されている。内ランプ手段68は、レンズ板73、回転体65を介してマジックミラー67を裏側から照明するためのもので、複数の発光ランプ68aにより構成されている。
【0029】
マジックミラー67は無色透明、着色透明のガラス板、合成樹脂板等の透明板の裏面に金属薄膜を塗工したものであって、前側からの光の半分程度が反射し、残りの光が透過するようになっている。従って、振り分け手段27の前側が明るく、振り分けケース62内が暗い通常の場合には、マジックミラー67によって振り分けケース62内を透視できないが、内ランプ手段68等が発光して振り分けケース62内が明るくなれば、その内部を透視することが可能である。なお、マジックミラー67の裏面側には、無色透明、着色透明等の光透過性及び耐摩耗性を有する合成樹脂製の保護シート67aが配置されている。
【0030】
開閉手段63は、遊技球が入球不能又は入球困難な閉状態と、遊技球が入球可能又は入球容易な開状態とに特定入球口61を開閉するもので、特定入球口61の上側で前後方向の枢軸74aにより揺動自在に枢支された左右一対の開閉体74と、この各開閉体74を連動アーム75を介して駆動するソレノイド等の開閉駆動手段76とを備えている。
【0031】
入球検出手段64は、特定入球口61の上端側の開口近傍に配置され、開閉駆動手段76の下側近傍で振り分けケース62に着脱可能に挿入されている。
【0032】
回転体65は振り分け室71の内側に配置され、後方に突出する軸部65aがレンズ板73の貫通孔に回転自在に挿通されている。回転体65には、その外周側に特定入球口61内の遊技球を下側から受ける球受け面77が略同一円周上に設けられると共に、特定入球口61からの遊技球を受け入れる複数個、例えば3個の球受け部78〜80が周方向に所定の間隔を開けて凹入状に設けられている。そして、この3個の球受け部78〜80のうち、その2個が普通球受け部79,80となり、1個が特別球受け部78となっている。なお、回転体65は発光ランプ68aが発光した場合に、その普通球受け部79,80、特別球受け部78の位置、及びこれらに入った遊技球をマジックミラー67の前側から透視できるように、透明、着色透明等の光透過性を有する合成樹脂材料等により構成されている。
【0033】
2つの普通球受け部79,80のうちの一方の普通球受け部79は遊技球が1個入るように浅く構成され、また他方の普通球受け部80は遊技球が回転体65の径方向に2個入るように深く構成され、一方の普通球受け部79に対して略反対側に配置されている。各普通球受け部79,80は、回転体65の径方向の外側と裏側とが開放しており、径方向の外側から遊技球を受け入れて、各普通案内通路59,60と一致した場合に、その普通案内通路59,60へと遊技球を案内するようになっている。
【0034】
特別球受け部78は遊技球が1個入るように浅く構成され、回転体65の径方向の外側と前側とが開放し、径方向の外側から遊技球を受け入れて、振り分け室71の下部側の特別案内通路58と一致した場合に、その特別案内通路58側へと遊技球を案内するようになっている。この特別球受け部78は、深い普通球受け部80に対して回転体65の回転方向の後方側所定角度、例えば36.0°の位置に配置されている。なお、特別球受け部78は、深い方の普通球受け部80の略中央から特別球受け部78の略中央まで(以下、「特別振り分け範囲」という)が特定入球口61の下側に対応する場合(回転体65の全周に対して略1/10の割合)に、その特定入球口61内の遊技球を受け入れ可能である。
【0035】
回転駆動手段66は電気的駆動源、例えばステッピングモータにより構成され、振り分け室71の後側で振り分けケース62の裏側に着脱自在に装着されており、その駆動軸66aが回転体65の軸部65aに連結されている。回転駆動手段66は、回転体65を所定ステップ、例えば360ステップで1周期(回転)分の動作、即ち1ステップで1°の回転動作を行うように駆動する。
【0036】
また、本実施形態では、回転駆動手段66は回転体65の回転速度を複数種類、例えば「高速」と「低速」の2種類に切り換え可能となっており、例えば回転体65は高速回転時には4秒間で1回転し、低速回転時には8秒間で1回転するものとする。
【0037】
図7はアレンジボール機の制御系のブロック図である。この制御系は基板の単機能化を図るべく複数種類の制御機能別に分けられ、その各制御機能別に遊技制御基板19、音声制御基板36、ランプ制御基板37、払い出し制御基板43、図柄制御基板81、発射制御基板82に分けて別基板構成になっている。図柄制御基板81は遊技図柄表示手段26の裏側等に、発射制御基板82は発射手段11の裏側等に夫々設けられている。
【0038】
遊技制御基板19には入球口手段22、振り分け手段27、増加入球手段28、始動手段29、作動手段30,31等における駆動手段、検出手段等が接続されている。特に振り分け手段27では、図8に示すように、その開閉駆動手段76、回転駆動手段66、入球検出手段64、普通球検出手段59a,60a、特別球検出手段58aが接続されている。音声制御基板36にはスピーカ9が、払い出し制御基板43には払い出し手段40が接続されている。図柄制御基板81には遊技図柄表示手段26と入球表示手段23とが接続されている。ランプ制御基板37にはエラー情報表示手段24、得点表示手段25、表示ランプ52,55,56、ランプ手段68,69が接続されている。
【0039】
音声制御基板36、ランプ制御基板37、払い出し制御基板43、図柄制御基板81は、遊技制御基板19から一方向通信により送信される制御指令信号に基づいて、遊技制御基板19で選択された遊技状態に応じて所要手段を制御するようになっている。
【0040】
遊技制御基板19には、図7に示すように、主として遊技盤4側の各遊技部品22,27〜32の遊技制御を司る遊技制御手段83が設けられている。遊技制御手段83は入球処理手段84、乱数発生手段85、遊技状態抽選手段86、変動パターン選択手段87、停止図柄選択手段88、特別遊技状態発生手段(利益状態発生手段)89、得点付与手段90、振り分け制御手段91、ゲーム更新手段92、制御指令信号送信手段93等を備えている。なお、遊技制御手段83はCPU、ROM、RAM等の電子部品により構成されている。
【0041】
入球処理手段84は、入球口手段22の入球口45等に遊技球が入球した場合に入球検出手段46等からの入球情報に基づいて所定の入球処理を行い、入球口45への遊技球の入球が確定する毎に、その入球口45に対応する入球表示手段23の入球表示部47の表示を特定表示に変化させるための複数種類の特定表示指令信号を択一的に発生し、またゲーム更新手段92のゲーム更新処理があった場合に、各入球表示部47の特定表示をクリアして初期状態に戻す特定表示クリア指令信号を発生する機能を有する。特定表示指令信号は、16個の入球表示部47に対応して例えば「8001H」〜「8010H」の16種類があり、また特定表示クリア指令信号は例えば「8F01H」の1種類となっている。
【0042】
乱数発生手段85は、遊技状態抽選用乱数、その他の所定の乱数を繰り返し発生するようになっている。遊技状態抽選手段86は、乱数発生手段85からの抽選乱数値に基づいて、遊技者に有利な特別遊技状態が発生する可能性のある特定遊技状態(特定入球口61の開状態)と、その可能性のない非特定遊技状態(特定入球口61の閉状態)との何れにするかを択一的に抽選し判定するためのもので、始動手段29が遊技球を検出することを条件に乱数発生手段85の遊技状態抽選用乱数の乱数値を抽選して、その抽選乱数値が特定遊技判定乱数値の場合に特定遊技状態とする旨を判定する。
【0043】
なお、遊技状態抽選手段86は、始動手段29が遊技球を検出しても、その時点で特定入球口61が開放中である場合、振り分け手段27に入球した遊技球が未だ排出されていない場合、遊技図柄26a〜26cが変動中の場合、所定個数(16個)の遊技球の入球を確認してから当該単位ゲームが更新されるまで又は次回単位ゲームの遊技球の発射を確認するまでの間等については、上述した特定遊技状態とするか否かの判定を行わないように構成されている。従って、これらの期間中は遊技図柄は変動しない。
【0044】
変動パターン選択手段87は、遊技状態抽選手段86の抽選結果に基づいて複数種類の変動パターンの中からそのときの遊技図柄26a〜26cの変動に供する所定の変動パターンを乱数抽選等により択一的に選択するためのものである。
【0045】
ここで、本実施形態では、変動パターン選択手段87で選択可能な変動パターンとして、特定態様に対応する6種類の当たり変動パターンA1〜A6と、非特定態様に対応する6種類の外れ変動パターンB1〜B6が設けられており、図9に示すように、当たり変動パターンA1〜A6の変動時間は夫々6,5,4,3,2,1秒、外れ変動パターンB1〜B6の変動時間も夫々6,5,4,3,2,1秒に設定されている。
【0046】
そして、変動パターン選択手段87は、遊技状態抽選手段86が特定遊技状態を抽選した場合には特定態様に対応する6種類の当たり変動パターンA1〜A6のうちの何れかを、非特定遊技状態を抽選した場合には非特定態様に対応する6種類の外れ変動パターンB1〜B6のうちの何れかを、夫々図9に示すような所定の選択率で選択し、それに対応する変動パターン指令信号、例えば「BF01H」〜「BF0CH」を択一的に発生する。
【0047】
停止図柄選択手段88は、遊技図柄26a〜26cの変動後の停止図柄の種類を遊技状態抽選手段86の抽選結果及び変動パターン選択手段87の選択結果に基づいて乱数抽選等により択一的に選択するためのものである。停止図柄選択手段88は、遊技状態抽選手段86が特定遊技状態を抽選した場合に、遊技図柄表示手段26の変動後の遊技図柄26a〜26cが「7・7・7」等の特定態様となる種類の図柄を、非特定遊技状態を抽選した場合に、特定態様以外の非特定態様となる種類の図柄を夫々選択し、その停止図柄に対応する停止図柄指令信号を発生するようになっている。
【0048】
なお、遊技状態抽選手段86の抽選結果に基づいて停止図柄選択手段88が遊技図柄26a〜26cの変動後の停止図柄の種類を選択し、遊技状態抽選手段86の抽選結果及び遊技状態抽選手段86の抽選結果に基づいて変動パターン選択手段87が変動パターンを選択するように構成してもよい。
【0049】
停止図柄指令信号は、例えば3つの遊技図柄26a〜26cに対応する左図柄指令信号、中図柄指令信号、右図柄指令信号により構成されており、それぞれ5種類の図柄に対応して例えば「A101H」〜「A105H」、「A201H」〜「A205H」、「A301H」〜「A305H」が割り当てられている。
【0050】
特別遊技状態発生手段89は、振り分け手段27により振り分けられた遊技球が特別案内通路58を通過した場合(特定振り分け結果の一例)、即ち振り分け手段27に入球した遊技球が回転体65により特別案内通路58へと振り分けられて、その特別案内通路58の特別球検出手段58aが遊技球を検出した場合に、その検出を条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させ、その後に最大所定ゲーム数(例えば14ゲーム等の複数ゲーム)の結果が得られるか、又は特別案内通路58の特別球検出手段58aが再度遊技球を検出するまで特別遊技状態を継続させるようになっている。
【0051】
特別遊技状態では作動手段30,31が有効になり、この作動手段30,31が遊技球を検出すれば増加入球手段28の開閉爪57が開放して、この増加入球手段28に遊技球が入球することを条件に、その単位ゲームで獲得した得点を増加(例えば2倍)させるようになっている。
【0052】
得点付与手段90は、各単位ゲーム毎に入賞役の種類に応じて得点を付与するためのもので、入賞役の成立に必要な数(例えば4個)以上の遊技球が何れかの入球口45に入球した後に、特定表示となった入球表示部47の組み合わせにより入賞役の成否の判定をして入賞役の成立の難易度に応じて得点を付与し、特別遊技状態の発生中に増加入球手段28に遊技球が入球すれば当該単位ゲームでの得点を増加(例えば2倍)させ、得点が付与される毎にその得点に応じた得点表示指令信号を択一的に発生し、またゲーム更新手段92のゲーム更新処理があった場合に、得点表示手段25の得点表示をクリアして初期状態に戻す得点表示クリア指令信号を発生する機能を有する。
【0053】
単位ゲーム当たりの得点は例えば最高で10点であり、得点付与手段90が発生する得点表示指令信号には、例えば1〜10点までの各得点表示に対応する「D002H」〜「D00BH」の10種類がある。また得点クリア指令信号は、単位ゲームの終了に際して得点表示手段25の得点表示をクリアして「0」に戻すためのもので、例えば「D001H」の1種類である。
【0054】
振り分け制御手段91は、振り分け手段27に関する制御を行うためのもので、図8に示すように、開閉制御手段94、ステップ監視カウンタ95、回転制御手段(駆動制御手段)96、振り分け検出処理手段97等を備えている。
【0055】
開閉制御手段94は、開閉手段63を開閉駆動する開閉駆動手段76の制御を行うもので、遊技状態抽選手段86が特定遊技状態を抽選した場合に、遊技図柄26a〜26cが特定態様で停止したときに開閉手段63が特定入球口61を開放し、特定入球口61に遊技球が1個入球して入球検出手段64により検出されるか、それまでに所定数の単位ゲーム(例えば3ゲーム等の複数ゲーム)が終了したときに特定入球口61を閉じるように開閉駆動手段76を制御するようになっている。
【0056】
ステップ監視カウンタ95は、回転体65を回転駆動する回転駆動手段66の駆動ステップを、回転体65の1周期に対応する所定ステップ数、例えば0(=360)〜359までの360ステップの範囲で循環的にカウントするもので、回転駆動手段66が回転体65を1ステップ分駆動する毎に1ずつカウントダウンし、カウント値が0になったら再度カウント値を359に戻してカウントダウンを繰り返すようになっている。
【0057】
また、ステップ監視カウンタ95はカウント値設定手段98を備えている。このカウント値設定手段98は、例えば電源投入時にカウント値に初期値(ここでは0)をセットすると共に、開放状態にある特定入球口61に遊技球が入球して、入球検出手段64が遊技球を検出する毎にカウント値に設定値(ここでは初期値と同じ0)をセットするようになっている。なお、電源投入時にカウント値にセットする初期値と、入球検出手段64による遊技球検出時にカウント値にセットする設定値とが同じである必要はない。
【0058】
回転制御手段96は、回転体65を回転駆動する回転駆動手段66の制御を行うもので、動作パターン決定手段96aを備えている。動作パターン決定手段96aは、遊技図柄26a〜26cが特定態様となる変動パターンA1〜A6のうちの一部又は全部(ここでは全部)にあたる特定変動パターンによる特定図柄変動が開始されるに際し、例えばその特定図柄変動の終了時にステップ監視カウンタ95によるカウント値が目標値になるように、複数の速度(ここでは高速回転と低速回転)の組み合わせの範囲内でその特定図柄変動中の回転体65の動作パターンを決定するもので、例えばその特定図柄変動中における回転体65の複数種類の回転速度の比率(夫々の回転速度に対応するステップ数等)を決定するようになっている。
【0059】
なお、ここでの目標値は、カウント値設定手段98によりカウント値にセットされる設定値と同じ値(ここでは0)か又は略同じ値であればよい。
【0060】
動作パターン決定手段96aは、例えば次のような演算式に基づいて、高速回転、低速回転の夫々のステップ数を算出するようになっている。即ち、変動開始時におけるステップ監視カウンタ95のカウント値をx、高速回転を行うステップ数(求める値)をy、変動時間をT、高速回転における1ステップに要する時間をt、低速回転における1ステップに要する時間をtとすると、
T=ty+t(x−y) … (1)
が成り立つ。この(1)式をyについて解くと、
y=(T−tx)/(t−t) … (2)
となり、高速回転を行うステップ数が得られる。また、yの値が得られれば、低速回転を行うステップ数は(x−y)により求めることができる。
【0061】
本実施形態では、t=1/90、t=1/45であるため、例えばx=315とすると、当たり変動パターンA1(T=6秒)による変動時における高速回転を行うステップ数yは、
Figure 2004187774
となり、低速回転を行うステップ数(x−y)は225(ステップ)となる。なお、ここでは説明を簡単にするために速度の切り換えに要する時間等は無視している。
【0062】
回転制御手段96は、特定入球口61の開放中は回転体65の回転を停止させ、特定態様となる遊技図柄26a〜26cの変動中は動作パターン決定手段96aで決定された動作パターンに従って回転体65を回転させ、それ以外の遊技状態中は任意の動作パターンで回転体65を回転又は停止させるべく、回転駆動手段66を制御するようになっている。
【0063】
なお、動作パターン決定手段96aにより得られるyの値が負の値となる場合があるが、これはその変動パターンによる変動開始から終了まで回転体65を低速回転させたとしてもカウント値が目標値0を超えてしまう場合である。このような場合には、動作パターン決定手段96aにおいて例えばxの値に回転体65の1回転分にあたる360を加算して、yの値が正の値となるまで繰り返し演算するようにすればよい。或いは、yの値が負の値となった場合には、回転制御手段96が回転体65を低速回転させると共に、カウント値が目標値0となった時点で回転体65の回転を停止させるようにしてもよい。
【0064】
また、yの値が負の値となった場合には、回転体65を低速回転等の任意の速度で回転させるようにしてもよい。この場合には、カウント値と回転体65の回転位置との対応関係がずれることになる。
【0065】
また、動作パターン決定手段96aで得られたyの値がxよりも大きい場合(低速回転を行うステップ数(x−y)が負の値となる場合)には、その変動パターンによる変動開始から終了まで回転体65を高速回転させたとしてもカウント値が目標値0に到達しない場合(yの値が負の値となったために動作パターン決定手段96aにおいてxの値に360を加算して再度演算した場合には、カウント値が2回目以降の目標値0に到達しない場合)である。
【0066】
例えば、x=180とすると、当たり変動パターンA6(T=1秒)による変動時における高速回転を行うステップ数yは、
Figure 2004187774
となり、低速回転を行うステップ数(x−y)は−90(ステップ)となる。
【0067】
このような場合には、回転制御手段96は、例えばその変動パターンによる変動開始から変動終了まで回転体65を高速回転、或いは任意の動作パターンで回転させればよいが、回転体65は必ずカウント値が目標値0以外の状態で停止する。従って、その変動パターンが当たり変動パターンであってその変動後に特定入球口61が開放した場合には、その特定入球口61に遊技球が入球した時点でカウント値に設定値0がセットされ、カウント値と回転体65の回転位置との対応関係がずれることになる。それ以外の場合には、回転体65はカウント値が目標値0の状態で停止するため、カウント値と回転体65の回転位置との対応関係がずれることはない。
【0068】
そして、ステップ監視カウンタ95のカウント値が設定値と同じ0のときに回転体65上の特別振り分け範囲が特定入球口61の下側に重ならない場合(以下、非特別タイミング状態という。図10(a)参照。)には、動作パターン決定手段96aで得られたyの値がxよりも大きい値となってカウント値と回転体65の回転位置との対応関係のずれが繰り返され、ステップ監視カウンタ95のカウント値が設定値と同じ0のときに回転体65上の特別振り分け範囲が特定入球口61の下側に重なる状態(以下、特別タイミング状態という。図10(b)参照。)に至るまでは、特定入球口61に入球した遊技球が特別案内通路58側に振り分けられることはない。
【0069】
一方、上記のようなカウント値と回転体65の回転位置との対応関係のずれが繰り返されて特別タイミング状態になれば、それ以降は、例えば動作パターン決定手段96aで得られたyの値がxよりも大きい値となってカウント値と回転体65の回転位置との対応関係がずれない限り、特定入球口61に入球した遊技球は必ず特別案内通路58側に振り分けられることとなる。
【0070】
このように、本実施形態では、特定入球口61に入球した遊技球が一度特別案内通路58側に振り分けられて特別タイミング状態になると、次に特定入球口61へ入球した遊技球も続けて特別案内通路58側に振り分けられる可能性が非常に高くなり、遊技にメリハリが出て遊技者の遊技意欲を長く維持できる。
【0071】
振り分け検出処理手段97は、特定入球口61に入球した遊技球を入球検出手段64が検出した場合に振り分け入球指令信号、例えば「D101H」を発生し、回転体65により特別案内通路58、普通案内通路59,60に振り分けられた遊技球を特別球検出手段58a、普通球検出手段59a,60aが検出した場合に、その検出に対応する振り分け検出指令信号、例えば特別球検出手段58aの検出に対して「D102H」又は「D103H」、普通球検出手段59a,60aの検出に対して夫々「D104H」「D105H」を発生する。なお、特別球検出手段58aが遊技球を検出した場合、それが特別遊技状態中でない場合、即ち特別遊技状態の起因となる場合には振り分け検出指令信号「D102H」が、特別遊技状態中の場合、即ち特別遊技状態終了の起因となる場合には振り分け演出指令信号「D103H」が、夫々発生するようになっている。
【0072】
ゲーム更新手段92は、単位ゲームの更新処理を行うもので、例えば、単位ゲームの開始に際して発射開始指令信号を発生し、発射検出手段17による発射球の検出毎に発射カウント数を加算し、ファール球検出手段18によるファール球の検出毎に発射カウント数を減算し、発射カウント数が所定個数(例えば16個)に達することに基づいて発射停止指令信号を発生すると共に、所定個数(16個)の発射確認から所定のインターバル時間(例えば2秒)が経過したこと、所定個数(16個)の入球確認から所定の入球表示時間(例えば0.5秒)が経過したこと、遊技図柄26a〜26cが変動していないこと、特定入球口61に入球した遊技球が案内通路58〜60を通過したこと、賞球の払い出しが完了したこと等の所定の条件が全て満たされたときに、入球表示手段23及び得点表示手段25の表示をリセットさせ、発射カウント数を0クリアした後、次の単位ゲームの発射開始指令信号を発生するように構成されている。
【0073】
制御指令信号送信手段93は、遊技制御手段83からの制御指令信号を一方向通信により各制御基板19,36,37,43,81,82に送信するためのもので、遊技状態抽選手段86の抽選結果により変動パターン選択手段87が変動パターンを選択した場合にその選択結果に基づいて図柄制御基板81、音声制御基板36、ランプ制御基板37等に変動パターン指令信号「BF01H」〜「BF0CH」を送信する機能、停止図柄選択手段88の選択結果に基づいて図柄制御基板81に停止図柄指令信号「A101H」〜「A105H」、「A201H」〜「A205H」、「A301H」〜「A305H」を送信する機能、遊技状態抽選手段86の抽選結果、特別遊技状態発生手段89の特別遊技状態の発生等に基づいて図柄制御基板81、音声制御基板36、ランプ制御基板37等に演出指令信号を送信する機能、振り分け検出処理手段97からの振り分け入球指令信号「D101H」、振り分け検出指令信号「D102H」〜「D105H」等を音声制御基板36、ランプ制御基板37等に送信する機能、入球処理手段84の入球処理等に基づいて図柄制御基板81に特定表示指令信号「8001H」〜「8010H」、特定表示クリア指令信号「8F01H」を送信する機能、得点付与手段90の得点付与処理等に基づいてランプ制御基板37に得点表示指令信号「D002H」〜「D00BH」、得点クリア指令信号「D001H」を送信する機能、得点付与手段90の得点付与処理に基づいて払い出し制御基板43に賞球の払い出し指令信号を送信する機能、ゲーム更新手段92のゲーム更新処理に基づいて発射制御基板82に発射指令信号を送信する機能等を有する。
【0074】
図柄制御基板81は、CPU、ROM、RAM等により構成された遊技図柄表示制御手段101と入球表示制御手段102とを備えている。遊技図柄表示制御手段101は遊技状態抽選手段86の抽選結果に応じて遊技図柄表示手段26の遊技図柄26a〜26cの変動制御を行うためのものである。そして、この遊技図柄表示制御手段101は、複数種類の変動パターンA1〜A6,B1〜B6毎の変動パターンデータ、遊技図柄26a〜26cの図柄データ等を記憶しておき、始動手段29の遊技球の検出により変動パターン指令信号「BF01H」〜「BF0CH」に基づいて変動パターンデータの何れかを読み出して遊技図柄26a〜26cをその変動パターンに従って所定時間変動させると共に、停止図柄指令信号に基づいて遊技状態抽選手段86の抽選結果が特定遊技状態の場合に「7・7・7」等の特定態様で、非特定遊技状態の場合に非特定態様で夫々停止すべく、所定時間変動後の遊技図柄26a〜26cをその図柄データを読み出して特定態様又は非特定態様で停止させる。
【0075】
入球表示制御手段102は、入球表示手段23の入球表示部47の特定表示制御を行う特定表示制御機能を有し、各単位ゲーム毎に遊技制御手段83側から入球口45に対応する特定表示指令信号「8001H」〜「8010H」があった場合に、その入球口45に対応する入球表示手段23の入球表示部47の表示を特定表示(例えば点灯状態)に変化させ、また単位ゲームの終了に際して特定表示クリア指令信号「8F01H」があった場合に、入球表示手段23の入球表示部47の特定表示をクリアして初期状態(例えば消灯状態)に戻す。
【0076】
なお、遊技球を遊技盤4の裏側へと案内する増加入球手段28、普通入球手段32、特定入球口61は、入球口手段22の1個又は複数個の入球口45に対応しており、入球表示制御手段102はこれらに遊技球が入球した場合に、その1個又は複数個の入球口45に対応する1個又は複数個の入球表示部47を特定表示に変化させるようになっている。例えば増加入球手段28は9番目、11番目、13番目及び14番目の4個の入球口45に、普通入球手段32は2番目の1個の入球口45に、特定入球口61は7番目、8番目の2個の入球口45に夫々対応している。なお、始動手段29、作動手段30,31は遊技球を遊技盤4の裏側へと案内するようにしても良い。また、入球表示制御手段102はランプ制御基板37等、図柄制御基板81以外の基板上に設けても良い。
【0077】
ランプ制御基板37は、CPU、ROM、RAM等により構成された得点表示制御手段103、ランプ演出制御手段104、エラー情報表示制御手段105等を備えている。
【0078】
得点表示制御手段103は、得点表示手段25の得点表示制御を行う得点表示制御機能を有し、各単位ゲーム毎に遊技制御手段83側から得点表示指令信号「D002H」〜「D00BH」を受信した場合に、得点表示手段25にその得点表示指令信号「D002H」〜「D00BH」に応じた得点を表示させ、また得点表示クリア指令信号「D001H」を受信した場合に得点表示手段25の得点表示をクリアして初期状態の「0」に戻す。エラー情報表示制御手段105は、エラーが発生した場合にエラー情報表示手段24にエラーの識別情報を表示させる。
【0079】
ランプ演出制御手段104は、表示ランプ52,55,56、発光ランプ68a,69a等の発光制御を行うもので、遊技制御手段83から送信される指令信号に基づいて、各遊技状態に応じた所定の発光パターンで表示ランプ52,55,56等を発光させる他、遊技制御手段83から振り分け入球検出指令信号「D101H」を受信してから振り分け検出指令信号「D102H」〜「D105H」の何れかを受信するまでの間、ランプ手段68,69の発光ランプ68a,69aを発光させて、マジックミラー67を裏側から照明するように制御する。これにより、振り分け手段27の外側から内部の回転体65を透視可能となる。
【0080】
音声制御基板36はスピーカ9から発生する音声を制御する音声制御機能を有し、遊技制御手段83側から送信される指令信号に基づいて、各遊技状態に応じた所定の効果音等の音声を発生させるようにスピーカ9を制御する。
【0081】
払い出し制御基板43は、遊技制御手段83側から払い出し制御指令信号を受信した場合に、払い出し手段40を作動させて得点に応じた付与数分の遊技球を賞球として払い出させるように制御する。発射制御基板82は、単位ゲーム毎に所定の休止時間をおいて発射手段11の発射制御を行うためのもので、遊技制御手段83から発射開始指令信号を受信した場合に、遊技者が発射ハンドル12を操作すること等を条件に発射手段11を作動させ、遊技制御手段83から発射停止指令信号を受信するまでその作動を継続させる。
【0082】
次に上記構成のアレンジボール機における動作を説明する。例えば遊技ホールの開店に際して遊技機本体1に電源が投入されると、ステップ監視カウンタ95のカウント値設定手段98が作動して、カウント値に初期値として例えば0がセットされる。そして、回転制御手段96の制御により回転駆動手段66が作動して、360ステップで1周期となるように回転体65を矢示方向に回転駆動すると共に、ステップ監視カウンタ95が、回転駆動手段66の駆動ステップを0(=360)〜359までの360ステップの範囲で循環的にカウントする。即ち、回転駆動手段66の1ステップ駆動毎に1ずつカウントダウンし、カウント値が0になったら再度カウント値を359に戻してカウントダウンを繰り返す。
【0083】
また、回転制御手段96は、遊技が開始されて遊技図柄26a〜26cの変動が開始されるまでは、回転体65が任意の動作パターンで回転又は停止(例えば低速回転)するように回転駆動手段66を制御する。
【0084】
なお、振り分け手段27には回転体65の前側にマジックミラー67があり、しかも発光ランプ68a,69aが消灯状態にあって振り分け手段27の内部よりも外部の方が明るい状態となっているため、特定入球口61に1個目の遊技球が入球するまでは、前側から見ても回転体65の回転状況は判らない。また、開閉手段63は開閉体74が起立して特定入球口61を閉じた閉状態にある。
【0085】
電源投入時にカウント値設定手段98によってカウント値にセットされる初期値は、乱数抽選等によりランダムに決定してもよい。
【0086】
ゲームに際して遊技者が発射ハンドル12を操作すると、発射制御基板82の制御により発射手段11が作動して、上皿7から発射レール13上に順次供給される遊技球を打撃してガイドレール21を経て遊技領域16へと打ち込んで行く。なお、発射手段11は、各単位ゲーム毎に遊技領域16へと所定数の遊技球を打ち込む。
【0087】
遊技領域16に打ち込まれた遊技球は、入球口手段22の何れかの入球口45に入球するか、又は普通入球手段32等に入球してから、遊技盤4の裏側へと案内されて行く。遊技球が順次入球口45に入球すると、入球検出手段46がその遊技球を検出して入球処理手段84が入球処理を行い、入球表示制御手段102の特定表示指令信号「8001H」〜「8010H」による特定表示制御により、各遊技球が入球口45に入球する毎にそれに対応する入球表示部47が順次特定表示に変化して遊技球の入球を表示する。
【0088】
例えば、入球口手段22の入球口45のうち、1番目から4番目までの入球口45に遊技球が入球すると、入球表示手段23の1番目から4番目までの4個の入球表示部47が特定表示に変化して入賞役が成立する。そして、4個目の遊技球が入球した時点又は単位ゲームの終了までに得点付与手段90が入賞役の成否を判定し、入賞役が成立しておれば得点表示指令信号「D002H」〜「D00BH」による得点表示制御手段103の得点表示制御により、得点表示手段25が「1点」等の得点を表示する。そして、払い出し指令信号による払い出し制御基板43の払い出し制御により、払い出し手段40が作動して得点に応じた付与数の賞球を上皿7へと払い出す。
【0089】
始動手段29が遊技球を検出すると、遊技状態抽選手段86が乱数発生手段85から乱数値を取得して、その取得乱数値から特定遊技状態とするか否かを判定し、またその判定結果に基づいて変動パターン選択手段87が図9に示すような所定の選択率で変動パターンA1〜A6,B1〜B6等の何れかを選択し、また停止図柄選択手段88が停止図柄を選択する。そして、制御指令信号送信手段93から図柄制御基板81に変動パターン指令信号及び停止図柄指令信号が、音声制御基板36、ランプ制御基板37等に変動パターン指令信号が夫々送信される。
【0090】
また、遊技状態抽選手段86で特定遊技状態とする旨の抽選が行われた場合には、動作パターン決定手段96が、上記(2)式等に基づいて、変動パターン選択手段87で選択された変動パターンによる変動終了時にステップ監視カウンタ95によるカウント値が目標値0になるような回転体65の動作パターン、即ち高速回転と低速回転との夫々のステップ数を決定する。
【0091】
例えば、変動パターン選択手段87で当たり変動パターンA1(T=6秒)が選択された場合には、上記(2)式より高速回転を行うステップ数yは90(ステップ)となり、低速回転を行うステップ数(x−y)は225(ステップ)となる。
【0092】
なお、動作パターン決定手段96aにより得られるyの値が負の値となる場合は、その変動パターンによる変動開始から終了まで回転体65を低速回転させたとしてもカウント値が目標値0を超えてしまう場合であるため、例えばxの値に回転体65の1回転分にあたる360を加算して、yの値が正の値となるまで繰り返し演算するようにすればよい。
【0093】
また、動作パターン決定手段96aで得られたyの値がxよりも大きい場合(低速回転を行うステップ数(x−y)が負の値となる場合)は、その変動パターンによる変動開始から終了まで回転体65を高速回転させたとしてもカウント値が目標値0に到達しない場合(yの値が負の値となったために動作パターン決定手段96aにおいてxの値に360を加算して再度演算した場合には、カウント値が2回目以降の目標値0に到達しない場合)であるため、例えばその変動パターンによる変動開始から変動終了まで回転体65を高速回転、或いは任意の動作パターンで回転させればよい。
【0094】
図柄制御基板81が変動パターン指令信号及び停止図柄指令信号を受信すると、遊技図柄表示制御手段101の制御により遊技図柄表示手段26の遊技図柄26a〜26cが変動を開始する。遊技図柄26a〜26cは、変動開始から変動パターン指令信号に対応する所定の変動パターンで所定時間変動した後、停止図柄指令信号に基づいて所定種類の特定態様又は非特定態様で停止する。
【0095】
また、遊技図柄26a〜26cが変動を開始すると、その変動が特定図柄変動である場合には、回転制御手段96の制御により、回転体65が動作パターン決定手段96aで決定された動作パターンに従って動作する。例えば、当たり変動パターンA1(T=6秒)に対して、動作パターン決定手段96aで高速回転を行うステップ数yが90(ステップ)、低速回転を行うステップ数(x−y)が225(ステップ)という動作パターンが決定された場合には、回転制御手段96は当たり変動パターンA1による6秒の図柄変動中に、高速回転でのステップ数の合計が90ステップ、低速回転でのステップ数の合計が225ステップとなる範囲で回転体65の回転を制御する。
【0096】
これにより、例えば動作パターン決定手段96aで高速回転を行うステップ数yと低速回転を行うステップ数(x−y)とが共に正の数となった場合には、遊技図柄26a〜26cの変動終了時にはカウント値が目標値0の状態で回転体65が停止し、それ以外の例えば低速回転を行うステップ数(x−y)が負の値になった場合などには、遊技図柄26a〜26cの変動終了時にはカウント値が目標値0とは異なる状態で回転体65が停止する。
【0097】
図11は、高速回転を行うステップ数yと低速回転を行うステップ数(x−y)とが共に正の数となった場合の、遊技図柄26a〜26cの変動中の回転体65の回転状態の例を示しており、図11(a)が非特別タイミング状態の場合、図11(b)が特別タイミング状態の場合を例示している。また、図12は、低速回転を行うステップ数(x−y)が負の値になった場合の、遊技図柄26a〜26cの変動中の回転体65の回転状態の例を示しており、非特別タイミング状態の場合を例示している。
【0098】
遊技図柄26a〜26cが変動後に特定態様で停止すると、開閉制御手段94の制御により開閉駆動手段76が作動し、連動アーム75を介して開閉体74を外側へと回動させる。これにより、開閉体74が枢軸74a廻りに外側へと回動して特定入球口61を開放し、上方から落下する遊技球を特定入球口61へと案内可能な状態になる。また、回転制御手段96の制御により遊技図柄26a〜26cの変動終了時に停止状態となった回転体65は、特定入球口61の開放後も引き続き停止状態が維持される。
【0099】
なお、変動後の遊技図柄26a〜26cが非特定態様で停止した場合には、特定入球口61は開放せず、また回転体65は例えば任意の動作パターンで回転動作を行う。
【0100】
開閉手段63の開状態において、その開閉体74上に遊技球が落下すれば、その遊技球は開閉体74に案内されて特定入球口61へと入球し、入球検出手段64で検出された後に回転体65上へと落下する。そして、入球検出手段64が遊技球の入球を検出すると、振り分け検出処理手段97により振り分け入球検出指令信号「D101H」が発せられ、これに基づいてランプ演出制御手段104の制御によりランプ手段68,69の発光ランプ68a,69aが発光して回転体65の裏側から振り分けケース62内を照明し、振り分けケース62内が明るくなる。これにより、遊技者がマジックミラー67を介して振り分けケース62内を透視することが可能となり、回転体65の特別球受け部78と遊技球との位置関係を把握でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
【0101】
また、入球検出手段64が遊技球の入球を検出すると、開閉制御手段94の制御により開閉駆動手段76が作動して開閉体74により特定入球口61が閉鎖され、回転制御手段96の制御により回転駆動手段66の駆動による回転体65の回転が例えば高速回転で再開されると共に、カウント値設定手段98によりステップ監視カウンタ95のカウント値に設定値0がセットされる。
【0102】
特定入球口61に入球した遊技球は、特定入球口61の下側に回転体65の特別振り分け範囲が対応しておれば特別球受け部78に、それ以外は普通球受け部79,80の何れかに受け入れられ、その入球時に再開された回転体65の回転に伴って、特別球受け部78に入った遊技球は特別案内通路58へ、普通球受け部79,80に入った遊技球は普通案内通路59,60へと夫々振り分けられ、各案内通路58〜60を経て遊技盤4の裏側へと案内されて行く。
【0103】
ここで、例えば動作パターン決定手段96aで高速回転を行うステップ数yと低速回転を行うステップ数(x−y)とが共に正の数となり、遊技図柄26a〜26cの変動終了時にカウント値が目標値0の状態で回転体65が停止した場合には、それが特別タイミング状態であれば(図11(b)参照)、回転体65上の特別振り分け範囲が特定入球口61の下側に重なっているため、入球した遊技球は特別案内通路58へ振り分けられ、非特別タイミング状態であれば(図11(a)参照)、回転体65上の特別振り分け範囲が特定入球口61の下側に重なっていないため、入球した遊技球は普通案内通路59,60へと振り分けられる。この場合、その遊技球入球時にカウント値にセットされる設定値はそのときのカウント値と同じ0であるため、カウント値と回転体65の回転位置との対応関係は変わらず、それまでが特別タイミング状態であればそれ以降も特別タイミング状態が継続され、非特別タイミング状態であればそれ以降も非特別タイミング状態が継続される。
【0104】
一方、例えば動作パターン決定手段96aで低速回転を行うステップ数(x−y)が負の値になった場合など、遊技図柄26a〜26cの変動終了時にカウント値が目標値0とは異なる状態で回転体65が停止した場合には、回転体65上の特別振り分け範囲が特定入球口61の下側に重なっていれば入球した遊技球は特別案内通路58へ振り分けられ、重なっていなければ(図12参照)普通案内通路59,60へと振り分けられる。この場合、その遊技球入球時にカウント値にセットされる設定値はそのときのカウント値(≠0)とは異なる0であるため、カウント値と回転体65の回転位置との対応関係が変化し、特別タイミング状態から非特別タイミング状態に変化したり、逆に非特別タイミング状態が特別タイミング状態に変化する可能性がある。
【0105】
これにより、カウント値と回転体65の回転位置との対応関係のずれが繰り返されて特別タイミング状態になれば、それ以降は、動作パターン決定手段96aで得られたyの値がxよりも大きい値となってカウント値と回転体65の回転位置との対応関係がずれない限り、特定入球口61に入球した遊技球は必ず特別案内通路58側に振り分けられることとなるため、次に特定入球口61へ入球した遊技球も続けて特別案内通路58側に振り分けられる可能性が非常に高くなり、遊技にメリハリが出て遊技者の遊技意欲を長く維持できる。
【0106】
回転体65により遊技球が案内通路58〜60の何れかに振り分けられると、その遊技球が案内通路58〜60を通過するときに、普通球検出手段59a,60a、特別球検出手段58aがその遊技球の通過を検出し、振り分け検出処理手段97がその検出に基づいて振り分け検出指令信号「D102H」〜「D105H」を発生し、これに基づいて音声制御基板36の制御により例えば普通球検出手段59a,60aによる遊技球の検出に対応して普通効果音が、特別球検出手段58aによる遊技球の検出に対応して特別効果音が、夫々スピーカ9から出力される。
【0107】
なお、球検出手段58a〜60aが遊技球を検出すると、振り分け手段27内の発光ランプ68a,69aが発光を停止し、振り分けケース62内が暗くなるので、前側からマジックミラー67を介して内部の回転体65を透視することができなくなる。また、球検出手段58a〜60aが遊技球を検出した後は、回転制御手段96の制御により、回転体65の動作は、例えば特定入球口61への遊技球の入球以降の高速回転から任意の動作パターンに戻される。
【0108】
遊技球が特別案内通路58側に振り分けられ、特別球検出手段58aが遊技球を検出すると、特別遊技状態発生手段89が働いて特別遊技状態が発生する。この特別遊技状態の発生中は作動手段30,31が有効になり、この作動手段30,31が遊技球を検出すれば、増加入球手段28の開閉爪57が開放する。そして、増加入球手段28に遊技球が入球すると、得点付与手段90が当該単位ゲーム中に獲得した得点を例えば2倍に増加させる処理を行い、得点表示手段25の得点表示が2倍になり、払い出し手段40が賞球を払い出す。
【0109】
特別遊技状態は、その開始後に最大所定ゲーム数(例えば14ゲーム等の複数ゲーム)の結果が得られるか、又は特別球検出手段58aが再度遊技球を検出した時点で終了する。
【0110】
このように、本実施形態では、回転駆動手段66の動作と同期して、回転体65の周期動作に対応する360ステップの範囲で循環的にカウントを行うステップ監視カウンタ95と、特定入球口61に遊技球が入球する毎にステップ監視カウンタ95のカウント値に予め定められた設定値0をセットするカウント値設定手段98と、遊技図柄26a〜26cが特定態様となる変動パターンのうちの一部又は全部による特定図柄変動が開始されるに際し、その特定図柄変動の終了時にステップ監視カウンタ95によるカウント値が設定値と同じ値の目標値0になるように、複数の速度の組み合わせの範囲内でその特定図柄変動中の回転体65の動作パターンを決定する動作パターン決定手段96aと、特定図柄変動の変動終了後、少なくともその後に特定入球口61に遊技球が入球するまで作動部材65を停止させるように回転駆動手段66を制御する駆動制御手段96とを備えているため、特定入球口61に入球した遊技球が一度特別案内通路58側に振り分けられれば、次に特定入球口61へ入球した遊技球も続けて特別案内通路58側に振り分けられる可能性が非常に高くなり、遊技にメリハリが出て遊技者の遊技意欲を長く維持できる。
【0111】
更に特定変動パターンのうちの少なくとも一部の変動パターンは、動作パターン決定手段96aにおいて遊技図柄26a〜26cの変動終了時(第2のタイミング)にカウント値が目標値0となるような動作パターンを得られない設定のもの、例えば回転体65の最高速度での1周期よりも短い変動時間のものを含むように構成されているため、カウント値と回転体65の回転位置との対応関係を変化させて特別タイミング状態と非特別タイミング状態とを確実に切り換えることができ、例えば非特別タイミング状態が無限に継続して、特定入球口61へ入球した遊技球が永久に特別案内通路58側に振り分けられなくなる不具合を防止できる。
【0112】
図13は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態は本発明を第3種パチンコ機に採用したものであって、遊技盤4の遊技領域16には、図13に示すように、遊技図柄表示手段26、振り分け手段27、作動入賞手段111、大入賞手段112、始動手段113、普通入賞手段114、表示ランプ115等の各種遊技部品が配置されている。
【0113】
遊技図柄表示手段26は、1個又は複数個、例えば3個の遊技図柄26a〜26cを変動表示するためのもので、7セグメント式、液晶式等の表示手段により構成されている。遊技図柄26a〜26cには、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター、その他の図柄を使用可能であり、この実施形態では「1」「3」「5」「7」「F」の5種類の英数字図柄が使用されている。そして、各遊技図柄26a〜26cは、始動手段113が遊技球を検出することを条件に、その5種類の英数字図柄が順次現れるようにスクロール等により変動し、左、中、右等の所定の順序で、或いは同時に停止するようになっている。
【0114】
振り分け手段27は、特定入球口61から入球した遊技球を特別案内通路58、普通案内通路59,60の何れかに振り分けるためのものである。この振り分け手段27、特別案内通路58、普通案内通路59,60等については夫々第1の実施形態で示したものと略同様に構成されている。即ち、振り分け手段27の開閉手段63は、遊技図柄表示手段26の変動後の遊技図柄26a〜26cが特定態様となることに基づいて特定入球口61を開放し、開放された特定入球口61に遊技球が入球して、入球検出手段64がその遊技球を検出することに基づいて特定入球口61を閉鎖し、特定入球口61に入球した遊技球は回転体(作動部材)65の3つの球受け部78〜80の何れかに受け入れられて特別案内通路58、普通案内通路59,60の何れかに案内され、特別球検出手段58a、普通球検出手段59a,60aの何れかにより検出される。
【0115】
作動入賞手段111は、例えば1個の遊技球が停留可能な停留部111aと、この停留部111aに停留している遊技球を保持可能な1又は複数の球受け部を有する回転体111bとを備えた入賞手段であって、停留部111a上に停留した遊技球を回転体111bによって1個ずつ入賞させるようになっている。
【0116】
大入賞手段112は、下部側の横軸心廻りに開閉する横長矩形状の開閉板112aを備えた可変作動式であって、振り分け手段27に入球した遊技球が特別案内通路58を通過することに基づいて発生する特別遊技状態中に作動入賞手段111が遊技球を検出することを条件に、開閉板112aが前側に開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
【0117】
大入賞手段112の開放は、所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、開放から所定時間(例えば6秒)経過するまで継続される。そしてその開放動作は、作動入賞手段111が所定個数(例えば16個)の遊技球を検出して特別遊技状態が終了するまで繰り返し行われるようになっている。
【0118】
なお、大入賞手段112は、開閉可能な一対の開閉爪を備えた電動チューリップ等により構成してもよい。
【0119】
以上のような第3種パチンコ機においても、第1の実施形態と同様に構成された振り分け制御手段91(図8)により振り分け手段27を制御することで、第1の実施形態と同様、一度遊技球が特別案内通路58側に振り分けられれば、次に特定入球口61へ入球した遊技球も続けて特別案内通路58側に振り分けられる可能性が非常に高くなり、遊技にメリハリが出て遊技者の遊技意欲を長く維持できる。
【0120】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
【0121】
振り分け手段27は、特定入球口61に入球した遊技球に関して、周期動作を行う作動部材65により複数の振り分け結果の何れかを与えるものであればどのような構成であってもよい。例えば、作動部材には、普通球受け部を例えば特別球受け部の動作方向の直前に1個のみ設けてもよいし、3個以上設けてもよい。同様に、作動部材に特別球受け部を複数設けてもよい。球受け部は、遊技球を保持できるものであれば凹入状でなくてもよく、例えば磁石等で遊技球を保持する構成としてもよい。
【0122】
案内通路は特別案内通路と普通案内通路とを1個ずつ設けてもよいし、何れか一方又は両方を2個以上設けてもよい。
【0123】
作動部材として回転体を用いる場合には、その回転体の回転軸は前後方向に配置する必要はなく、例えば左右方向や上下方向等の任意の軸廻りに回転して遊技球を所定方向に案内する構成としてもよい。
【0124】
作動部材は、電気的駆動源等の駆動により周期動作を行うものであればよく、例えばモータやソレノイド等により左右方向等の所定方向に往復動作するもの等であってもよい。
【0125】
作動部材の低速動作時の速度と高速動作時の速度とは共に任意の値に設定可能であり、また夫々略一定速度である必要はなく、例えば高速動作中、低速動作中に速度が所定の範囲内で変化するようにしてもよい。低速動作から高速動作までを3段階以上に切り換えるようにしてもよい。また、例えば低速動作はコマ送り等であってもよい。
【0126】
各変動パターンの選択率、変動時間、対応する回転体65の動作パターン等は任意に設定可能である。なお、全ての当たり変動パターンを特定変動パターンとする場合には、それら特定変動パターンのうちの少なくとも1つは、動作パターン決定手段96aにおいて遊技図柄26a〜26cの変動終了時(第2のタイミング)にカウント値が目標値0となるような動作パターンを得られない設定のもの、例えば回転体65の最高速度での1周期よりも短い変動時間のものでなければならない。特定変動パターンの全てが、動作パターン決定手段96aにおいて遊技図柄26a〜26cの変動終了時(第2のタイミング)にカウント値が目標値0となるような動作パターンを得られるものであれば、カウント値と作動部材65の動作位置との対応関係がずれることがなく、例えば電源投入時に非特別タイミング状態であればそれ以降変わることなく非特別タイミング状態が継続して、特別タイミング状態に移行できないからである。但し、例えば非特定態様となる場合にも所定のタイミングでカウント値設定手段98がステップ監視カウンタ95のカウント値に設定値をセットするように構成する場合など、カウント値と作動部材65の動作位置との対応関係をずらすようなその他の何らかの制御を行う場合はこの限りではない。
【0127】
なお、カウント値と作動部材65の動作位置との対応関係をずらすような制御の具体例としては、所定の入球手段(例えば普通入球手段32)への遊技球の入球、所定ゲーム数の消化、所定の抽選結果の出現、その他の所定条件の成立に基づいてカウント値設定手段98がステップ監視カウンタ95のカウント値に設定値をセットするように構成することなどが考えられる。
【0128】
実施形態では、特定態様に対応する変動パターンの一部又は全てによる図柄変動を特定図柄変動とするように構成したが、これに限られるものではなく、特定図柄変動を変動パターンとは無関係に設定してもよい。例えば、乱数抽選等により特定図柄変動を決定するように構成してもよい。
【0129】
カウント値設定手段98による初期値及び設定値は0である必要はなく任意であり、両者の値が異なっていてもよい。また、電源投入時には乱数抽選等によりランダムに決定した値を初期値としてカウント値にセットするようにしてもよい。これにより、カウント値に、電源投入時等の作動部材の位置に無関係な初期値をセットすることができる。また、電源投入時にカウント値にセットする初期値を、特別タイミング状態のときの作動部材の所定の動作位置に対応する値に設定すれば、作動部材がその所定の動作位置となった時点で電源を遮断することにより、次の電源投入時に特別タイミング状態を恣意的に作り出すことが可能である。例えば、実施形態の振り分け手段27の場合、目標値を0、電源投入時にカウント値にセットする初期値Pを270<P≦280の範囲内の値(例えば280)、又は170<P≦180の範囲内の値(例えば180)に設定すれば、普通球受け部80又は79に保持された遊技球が普通案内通路60又は59側に振り分けられた時点で電源を遮断することにより、次の電源投入時に特別タイミング状態とすることができる。
【0130】
目標値を複数設け、例えば特定図柄変動毎に乱数抽選等により択一的に選択するように構成してもよい。複数種類の目標値に、例えば2回目の0、3回目の0等のような設定を含むようにしてもよい。これにより、特定図柄変動(変動時間)毎の特別振り分け率を変動させることができる。
【0131】
実施形態では、ステップ監視カウンタ95のカウント範囲Aを、回転体65の1周期に対応する駆動ステップ数Bと同じ360ステップとしたが、これに限られるものではなく、例えばA=nB、B=nA(但し、nは自然数)となるように設定してもよい。即ち、ステップ監視カウンタ95は、作動部材の周期動作に対応する所定ステップの範囲で循環的にカウントを行うものであればよい。ここで、B=360、A=720とした場合には、例えば回転体65が2回転する毎にカウント値が0となる。この設定の場合、例えば目標値を0に設定すると、回転体65の最大2回目の周回中にカウント値が目標値に達することになる。
【0132】
作動部材の動作位置、例えば原点位置を検出する検出手段を設けてもよい。これにより、特定タイミングを事前に報知すること、カウント値と作動部材の動作位置との微妙なズレを補正すること等が可能となる。
【0133】
また、カウント値設定手段98がステップ監視カウンタ95のカウント値に設定値をセットするタイミングは、特定入球口61への遊技球の入球時に限られるものではなく、遊技図柄26a〜26cが特定態様となる図柄変動中又はその後に特定入球口61に遊技球が入球するまでの間であればよい。例えば、リーチ発生時、特定態様の確定時、特定入球口61の開放時等でもよい。
【0134】
動作パターン決定手段96aがカウント値=目標値とするタイミング(第2のタイミング)は、遊技図柄26a〜26cが特定態様となる図柄変動中で且つカウント値設定手段98がステップ監視カウンタ95のカウント値に設定値をセットするタイミング(第1のタイミング)と同じか又はそれ以前であればよい。
【0135】
実施形態では、マジックミラー67とランプとを用いて所定の期間中のみ振り分け手段27の内部を前側から視認可能に構成したが、これらマジックミラー67等は必須の構成ではなく、例えば振り分け手段27の内部を常時視認可能に構成してもよい。
【0136】
作動部材は常に作動させておく必要はなく、例えば遊技図柄の変動開始から非特定態様が確定するまで、遊技図柄の変動開始から特定態様が確定した後、振り分け手段27に入球した遊技球が何れかの案内通路に振り分けられるまで等の所定の期間内のみ動作させるようにしてもよい。
【0137】
また、特定変動パターンによる図柄変動中(特定図柄変動中)以外は特定入球口61の開放中に作動部材を停止させる必要はなく、任意の速度で作動させてもよい。
【0138】
図7等に示す基板構成は一例であり、例えば図柄制御基板81、ランプ制御基板37、音声制御基板36等の副制御基板側の構成、及びそれら副制御基板の遊技制御基板19との接続関係は適宜変更可能である。例えば、図柄制御基板81、ランプ制御基板37、音声制御基板36等の副制御基板のうちの少なくとも2つを遊技制御基板19の下位に任意の順序で直列に接続してもよい。
【0139】
また、図柄制御基板81、ランプ制御基板37、音声制御基板36等の副制御基板のうちの少なくとも2つを1つの基板で構成してもよい。
【0140】
振り分け制御手段91は、遊技制御基板19以外の副制御基板上に設けてもよい。
【0141】
更に実施形態では、アレンジボール機、第3種パチンコ機について例示しているが、アレンジボール機以外の組み合わせ遊技機、例えば雀球遊技機は勿論のこと、第3種パチンコ機以外のパチンコ機等でも同様に実施可能である。即ち、弾球遊技機であれば、その種類の如何を問わず本発明を採用することができる。
【0142】
【発明の効果】
本発明では、始動手段が遊技球を検出することを条件に遊技図柄26a〜26cを所定の変動パターンに従って変動表示する遊技図柄表示手段26と、開閉可能な特定入球口61と、該特定入球口61に入球した遊技球に関して、異なる複数の速度で周期動作が可能な作動部材65により複数の振り分け結果の何れかを与える振り分け手段27と、該振り分け手段27の振り分け結果が特定振り分け結果となることに基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段89とを備え、遊技図柄表示手段26による変動後の停止図柄が特定態様となることに基づいて特定入球口61を開放するように構成した弾球遊技機において、作動部材65の周期動作に対応する所定ステップの範囲で循環的にカウントを行うステップ監視カウンタ95と、遊技図柄26a〜26cが特定態様となる図柄変動中またはその後に特定入球口61に遊技球が入球するまでの間の所定の第1のタイミングで、ステップ監視カウンタ95のカウント値に予め定められた設定値をセットするカウント値設定手段98と、遊技図柄26a〜26cが特定態様となる図柄変動のうちの一部又は全部にあたる特定図柄変動が開始されるに際し、その特定図柄変動中で且つ第1のタイミングと同じ又はそれ以前の所定の第2のタイミングでステップ監視カウンタ95によるカウント値が設定値と同じ又は略同じ値に設定された目標値になるように、複数の速度の組み合わせの範囲内でその特定図柄変動中の作動部材65の動作パターンを決定する動作パターン決定手段96aと、特定図柄変動における第2のタイミングに達することに基づいて、少なくともその後に特定入球口61に遊技球が入球するまで作動部材65を停止又は略停止させるように制御する駆動制御手段96とを備えているため、振り分け手段の振り分け結果が特定振り分け結果となる振り分け率に変化を持たせることにより遊技にメリハリを与え、遊技者の遊技意欲を長く維持できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール機の背面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す振り分け手段の縦断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す振り分け手段の縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す振り分け手段の縦断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す振り分け制御手段のブロック図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す変動パターンとこれに対応する動作パターンの一例である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す非特別タイミング状態と特別タイミング状態との説明図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す当たり変動パターンA1による図柄変動中における特別タイミング状態(a)、非特別タイミング状態(b)での回転体の動作状態の一例を示す説明図である。
【図12】本発明の第1の実施形態を示す非特別タイミング状態の下での当たり変動パターンA6による図柄変動中における回転体の動作状態の一例を示す説明図である。
【図13】本発明の第2の実施形態を示す第3種パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【符号の説明】
26 遊技図柄表示手段
26a〜26c 遊技図柄
27 振り分け手段
61 特定入球口
65 回転体(作動部材)
89 特別遊技状態発生手段(利益状態発生手段)
95 ステップ監視カウンタ
96 回転制御手段(駆動制御手段)
96a 動作パターン決定手段
98 カウント値設定手段

Claims (4)

  1. 始動手段が遊技球を検出することを条件に遊技図柄(26a)〜(26c)を所定の変動パターンに従って変動表示する遊技図柄表示手段(26)と、開閉可能な特定入球口(61)と、該特定入球口(61)に入球した遊技球に関して、異なる複数の速度で周期動作が可能な作動部材(65)により複数の振り分け結果の何れかを与える振り分け手段(27)と、該振り分け手段(27)の振り分け結果が特定振り分け結果となることに基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(89)とを備え、前記遊技図柄表示手段(26)による変動後の停止図柄が特定態様となることに基づいて前記特定入球口(61)を開放するように構成した弾球遊技機において、前記作動部材(65)の周期動作に対応する所定ステップの範囲で循環的にカウントを行うステップ監視カウンタ(95)と、前記遊技図柄(26a)〜(26c)が前記特定態様となる図柄変動中またはその後に前記特定入球口(61)に遊技球が入球するまでの間の所定の第1のタイミングで、前記ステップ監視カウンタ(95)のカウント値に予め定められた設定値をセットするカウント値設定手段(98)と、前記遊技図柄(26a)〜(26c)が前記特定態様となる図柄変動のうちの一部又は全部にあたる特定図柄変動が開始されるに際し、その特定図柄変動中で且つ前記第1のタイミングと同じ又はそれ以前の所定の第2のタイミングで前記ステップ監視カウンタ(95)によるカウント値が前記設定値と同じ又は略同じ値に設定された目標値になるように、前記複数の速度の組み合わせの範囲内でその特定図柄変動中の前記作動部材(65)の動作パターンを決定する動作パターン決定手段(96a)と、前記特定図柄変動における前記第2のタイミングに達することに基づいて、少なくともその後に前記特定入球口(61)に遊技球が入球するまで前記作動部材(65)を停止又は略停止させるように制御する駆動制御手段(96)とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 少なくとも前記特定図柄変動が前記特定態様となる図柄変動の全部である場合には、前記特定図柄変動が、前記動作パターン決定手段(96a)において前記第2のタイミングで前記カウント値が前記目標値となるような動作パターンを得られない設定のものを含むように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記特定図柄変動は、前記作動部材(65)の最高速度での1周期よりも短い変動時間のものを含むように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記特定図柄変動は、前記遊技図柄(26a)〜(26c)が前記特定態様となる変動パターンのうちの一部又は全部にあたる特定変動パターンによる図柄変動であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
JP2002356578A 2002-12-09 2002-12-09 弾球遊技機 Pending JP2004187774A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008109967A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

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