JP2004190689A - 配管接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】配管接続後の外径が小さい配管接続構造を提供することを目的とする。
【解決手段】ソケット40、プラグ60及びリテーナ80を用いて配管接続構造が構成される。ソケット40及びプラグ60はそれぞれ第1突片44及び第2突片66を有している。第1突片44の外周面に周方向溝46が設けられており、第2突片66からは、該周方向溝46に係合可能な棒状の係合部68が周方向に延出している。挿入管62をプラグ挿入口42に挿入した後、ソケット40とプラグ60とを相対的に回転させて係合部68を周方向溝46に係合させることにより、プラグ60のソケット40からの抜出しが防止される。リテーナ80は、第1突片44及び第2突片66の外周面に被さるように円弧状に延在しており、周方向の両端に設けられた爪80aが該第1突片44と第2突片66との係合体の周方向両端部に引掛かってこれらの係合状態を保持する。
【選択図】 図5
【解決手段】ソケット40、プラグ60及びリテーナ80を用いて配管接続構造が構成される。ソケット40及びプラグ60はそれぞれ第1突片44及び第2突片66を有している。第1突片44の外周面に周方向溝46が設けられており、第2突片66からは、該周方向溝46に係合可能な棒状の係合部68が周方向に延出している。挿入管62をプラグ挿入口42に挿入した後、ソケット40とプラグ60とを相対的に回転させて係合部68を周方向溝46に係合させることにより、プラグ60のソケット40からの抜出しが防止される。リテーナ80は、第1突片44及び第2突片66の外周面に被さるように円弧状に延在しており、周方向の両端に設けられた爪80aが該第1突片44と第2突片66との係合体の周方向両端部に引掛かってこれらの係合状態を保持する。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管と止水栓などの器具、あるいは配管同士などを接続した配管接続構造に係り、特にプラグとソケットとの差し込みにより配管を接続するようにした非ねじ込み式の配管接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
配管接続にはねじ込みが広く採用されているが、接続や接続解除に手間がかかる。また、このねじ込み式の場合、シールテープによって止水することが多いが、作業者の熟練度によって止水の信頼性にバラツキがある。
【0003】
非ねじ込み式の配管接続構造として、特開平8−270848号公報には、外周に止水リングを装着した、フランジ付きのプラグと、該プラグが差し込まれる、フランジ付きのソケットと、これらプラグ及びソケットのフランジ同士を挟持するクランプとからなるワンタッチジョイント式の配管接続構造が記載されている。
【0004】
第11図は同号公報の配管接続構造を示す分解側面図、第12図はその要部を示す分解斜視図である。
【0005】
ユニットルームの壁パネル1に設けられた壁貫通継手2Aのカウンター内側の端部は、フランジ16を有したソケット15となっている。金属製の蛇腹状のフレキ管7Aの両端には、フランジ17付きのプラグ18がカシメカラー19を介して固着されている。このプラグ18の外周にOリング20が装着されている。
【0006】
このプラグ18をソケット15に挿入してフランジ16,17を当接させ、クランプ21を外嵌させることによりフレキ管7Aの一端と壁貫通継手2Aとが連結される。
【0007】
このクランプ21は、1対のアーム22を有した略Ω字形状のものであり、アーム22にはフランジ16,17を受け入れる窓孔23が設けられている。このクランプ21は金属製であり、アーム22,22同士は互いに接近・離反方向に弾性変形可能となっている。
【0008】
カウンター前板9に取り付けられた壁貫通継手10Aのカウンター内側の端部もフランジ25を有したソケット26となっている。このソケット26にフレキ管7Aの他端側のプラグ18が挿入され、クランプ21が外嵌されることにより壁貫通継手10Aとフレキ管7Aの他端とが連結される。
【0009】
かかるフレキ管7Aと壁貫通継手2A,10Aとの連結は、ワンタッチにてきわめて容易に行なえる。
【0010】
また、フレキ管7Aと壁貫通継手2A,10Aとの連結部はOリング20によって止水されるため、作業者の熟練度の如何にかかわらず止水性はきわめて良好である。
【0011】
【特許文献1】
特開平8−270848号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記第11,12図の配管接続構造にあっては、プラグ及びソケットのフランジ16,17,17,25の外周に大形の金具よりなるクランプ21が外嵌めされるため、外観上の見栄えが悪い。また、清掃時などにこのクランプ21が清掃作業者に接触し、邪魔になることもある。
【0013】
本発明は、配管接続後の外径が小さく、上記の如き問題点が解決される配管接続構造を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の配管接続構造は、外周に止水リングを装着したプラグと、該プラグが差し込まれるソケットと、該プラグのソケットからの抜出を阻止する抜出阻止手段とを有する配管接続構造において、該抜出阻止手段は、該プラグ及びソケットの一方から放射方向に突設された第1突片と、該プラグ及びソケットの他方から放射方向に突設されており、該第1突片に接して係合する係合部を備えた第2突片と、該第1突片と第2突片との係合状態を保持するリテーナとを備えてなり、該係合部は、該プラグがソケットに差し込まれた後、周方向に相対的に回転されることにより該第1突片に対し係合してプラグの抜出を阻止するものであり、該リテーナは、該第2突片が該回転方向と逆方向に回転することを阻止するように該第1突片及び第2突片に係着されていることを特徴とするものである。
【0015】
かかる配管接続構造にあっては、第1突片と第2突片とが係合することによりプラグの抜出しが阻止されるため、リテーナはこの係合状態を保つように第2突片の回転を阻止する機能を有していれば足りる。このため、リテーナは小形のもので足り、配管接続構造を小形化できる。
【0016】
この第1突片及び第2突片はそれぞれ周方向に間隔をおいて複数個設けられていることが好ましい。これにより、配管接続強度が向上する。
【0017】
本発明では、第1突片及び第2突片は円弧状で且つ互いに等径の外周面を有しており、リテーナは、該第1突片及び第2突片の外周面に被さるように円弧状に延在し、この延在方向の両端側に設けられた爪部によって第1突片及び第2突片の逆方向の回転を阻止していることが好ましい。このリテーナは、放射方向に出張ることがなく、配管接続構造が十分に小形のものとなる。
【0018】
本発明の一態様では、第1突片の外周面に周方向溝が設けられており、前記係合部は、周方向に延在した棒状であり、該周方向溝に係合している。
【0019】
また、本発明の別の一態様では、係合部は、周方向に延出して該第1突片の裏側に回り込んでいる。
【0020】
いずれの態様によっても、ソケットとプラグとの接続強度は十分に高いものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
【0022】
第1図は本発明の実施の形態に係る配管接続構造のプラグとソケットとの分解斜視図、第2図は第1突片への第2突片の係合部の係合構造を示す斜視図、第3図は係合状態にある第1突片及び第2突片とリテーナとの分解斜視図、第4図はプラグとソケットの側面図であり、第5図は第4図のV−V線断面図である。なお、第5図はこの配管接続構造の施工が完了した状態を示している。
【0023】
図示はしないが、この実施の形態でも、ユニットルームの壁パネル1に設けられた壁貫通継手2Aと、カウンター前板9に取り付けられた壁貫通継手10Aのカウンター内側の端部は、それぞれ、プラグ挿入口42を有するソケット40となっている。また、フレキ管7Aの両端には、該プラグ挿入口42に挿入される挿入管62を有したプラグ60がそれぞれ連結されている。該挿入管62の外周にOリング64が装着されている。なお、各プラグ60は、中空の回転自在継手(図示略)を介して該フレキ管7Aの両端に連結されていることが好ましい。
【0024】
該ソケット40及びプラグ60は、それぞれ略円筒形状の本体部40a,60aを有している。該プラグ挿入口42は、このソケット40の本体部40aの先端面に、該本体部40aと同心状に形成されている。また、該挿入管62は、プラグ60の本体部60aの先端面から該本体部60aと同軸状に延出している。
【0025】
ソケット40の本体部40aの先端面に臨むようにして、該本体部40aの外周面から放射方向に第1突片44が突設されている。この実施の形態では、該第1突片44は、該本体部40aの周方向に等間隔にて3個設けられている。この第1突片44同士の間隔は、第2図に示すように、プラグ挿入口42に挿入管62を挿入して本体部40a,60aの先端面同士を接合したときに、後述する第2突片66がこれらの第1突片44同士の間に入り込むことを許容する大きさとなっている。
【0026】
各第1突片44は、プラグ挿入口42の中心を曲率中心とする円弧状の外周面を有している。この第1突片44の外周面に周方向溝46が設けられている。この周方向溝46は、該第1突片44の外周面に沿ってその周方向に円弧状に延在しており、その一端面が、第1図、第2図及び第4図に示すように、第1突片44の周方向の一方の側面に臨んでいる。
【0027】
プラグ60の本体部60aの先端側の外周面からは、該周方向溝46に係合可能な係合部68を備えた第2突片66が突設されている。この実施の形態では、該第2突片66は、3個の第1突片44にそれぞれ対応するように周方向に等間隔にて3個設けられている。各第2突片66は、第2図に示すように、該本体部60aの外周面から放射方向に延出した基片部66aを有している、この基片部66aは、挿入管62をプラグ挿入口42に挿入して本体部40a,60aの先端面同士を接合したときに、これらの接合部を越えて前記第1突片44の周方向溝46の一端側が臨んでいる側面と対面するように該挿入方向に延在している。
【0028】
該係合部68は、この基片部66aの放射方向の先端側から周方向溝46の曲率と同一の曲率にて周方向に延出した棒状のものである。この係合部68は、挿入管62をプラグ挿入口42に挿入して本体部40a,60aの先端面同士を接合し、該基片部66aを第1突片44の周方向溝46が臨んでいる側面に対面させた状態において、該本体部40a,60a同士を相対的に回転させて基片部66aを第1突片44の該側面に接近させることにより、該側面に臨んだ周方向溝46の一端側から該周方向溝46内に係合するようになっている。
【0029】
なお、この第2突片66の外周面は、第1突片44の外周面と等径の円弧状となっており、該係合部68を周方向溝46に係合させた状態においては、第1突片44の外周面と第2突片66の外周面とは面一状に連なる。
【0030】
この第1突片44と第2突片66とによってプラグ60のソケット40からの抜出阻止手段が構成されている。
【0031】
この第2突片66の係合部68と第1突片44の周方向溝46との係合状態を保持するために、該第1突片44と第2突片66とにリテーナ80が係着される。このリテーナ80は、第5図に示すように、該第1突片44及び第2突片66の外周面に被さるように円弧状に延在し、その両端側に設けられた爪部80a,80aがそれぞれ該第1突片44と第2突片66との係合体の周方向の両端部に引掛かるように構成されている。
【0032】
このリテーナ80を第1突片44と第2突片66との係合体に係着することにより、第2突片66は、係合部68を周方向溝46に係合させるときに回転された回転方向と逆方向に回転して第1突片44から離反することが阻止され、該第1突片44と第2突片66との係合状態が保持される。なお、第3図及び第5図に示すように、該リテーナ80の周方向に延在する両側縁から、それぞれ第1突片44の周方向と交叉方向に臨んでいる側面に沿うように第2爪80bが突設されている。この第2爪80bにより、該リテーナ80が周方向と交叉方向にずれ動いて第1突片44及び第2突片66の外周面から脱落することが防止される。
【0033】
このように構成されたソケット40、プラグ60及びリテーナ80を用いて第5図の配管接続構造とするには、まず、第2図に示すように、隣り合う第1突片44同士の間に第2突片66が入り込むように挿入管62をプラグ挿入口42に挿入し、ソケット40の本体部40aとプラグ60の本体部60aの先端面同士を当接させる。次いで、この本体部40a,60a同士を相対的に回転させ、第2突片66の係合部68を第1突片44の周方向溝46に係合させる。その後、この第1突片44と第2突片66との係合体にリテーナ80を係着する。
【0034】
この配管接続構造にあっては、第2突片66を第1突片44に接近するように回転させて該第2突片66の係合部68を第1突片44の周方向溝46に係合させることによりプラグ60のソケット40からの抜出しが阻止されるため、リテーナ80は、この係合状態を保つように第2突片66の第1突片44への係合時の回転方向とは逆方向の回転を阻止する機能を有していれば足りる。このため、リテーナ80はこれら第1突片44と第2突片66との係合体の周方向の両端部を押える爪80a,80aを有した程度の小型のもので足り、配管接続構造を小型化することが可能となる。
【0035】
この実施の形態では、第1突片44及び第2突片66の外周面が同径の円弧状となっており、リテーナ80は、これらの外周面に被さるように円弧状に延在し、この延在方向の両端側に設けられた爪80a,80aによって該第2突片66の第1突片44への係合時の回転方向とは逆方向の回転を阻止するよう構成されているので、十分に小形のものとなっている。
【0036】
この実施の形態では、第1突片44と第2突片66とが周方向に間隔をおいて複数個(この実施の形態では等間隔にて3個)設けられているので、配管接続強度が高い。
【0037】
この実施の形態では、第1突片44の外周面に周方向溝46を設け、この周方向溝46に係合可能な棒状の係合部68を第2突片66から周方向に延出させた構成となっている。このように構成された配管接続構造にあっては、ソケット40とプラグ60との接続強度は十分に高いものとなっている。
【0038】
次に、第6〜10図を参照して本発明の別の実施の形態について説明する。第6図は本発明の別の実施の形態に係る配管接続構造のプラグとソケットとの分解斜視図、第7図は第1突片への第2突片の係合部の係合構造を示す斜視図、第8図は係合状態にある第1突片及び第2突片とリテーナとの分解斜視図、第9図はプラグとソケットの側面図であり、第10図は第4図のX−X線断面図である。なお、第10図はこの配管接続構造の施工が完了した状態を示している。
【0039】
この実施の形態では、ソケット40Aの本体部40aの外周面から、該本体部40aの先端面に臨むようにして、立壁状の第1突片44Aが放射方向に突設されている。また、プラグ60Aの本体部60aの先端側の外周面からは、該第1突片44Aの裏側(ソケット40Aの本体部40aの後端に臨む側)に回り込んで該第1突片44Aと重なり合うようにして係合する係合部70を備えた第2突片66Aが突設されている。
【0040】
この第2突片66Aは、第7図に示すように、該プラグ60Aの本体部60aの外周面から放射方向に延出した基片部66bを有している。この基片部66bは、挿入管62をプラグ挿入口42に挿入して本体部40a,60aの先端面同士を接合したときに、これらの接合部を越えて第1突片44Aの周方向の一方の端面と対峙するように該挿入方向に延在している。係合部70は、この基片部66bの該挿入方向先端側の辺縁部から直角に周方向に延出している。
【0041】
この実施の形態でも、該第1突片44Aは、周方向に第2突片66Aが入り込みうる間隔をおいて等間隔にて3個設けられている。また、該第2突片66Aも、これら3個の第1突片44Aとそれぞれ対応するように周方向に等間隔にて3個設けられている。
【0042】
この実施の形態でも、該第1突片44Aと第2突片66Aとは円弧状で且つ互いに等径の外周面を有している。
【0043】
これらの第1突片44Aと第2突片66Aとを係合させるには、まず、第7図に示すように、隣り合う第1突片44A同士の間に第2突片66Aが入り込むように挿入管62をプラグ挿入口42に挿入し、ソケット40Aの本体部40aとプラグ60Aの本体部60aの先端面同士を当接させる。次いで、この本体部40a,60a同士を相対的に回転させ、係合部70を該第1突片44Aの裏側に回り込ませる。これにより、プラグ60Aのソケット40Aからの抜出しが阻止されるようになる。符号48は、該係合部70の先端を受け止めることにより、係合部70が第1突片44Aの裏側に回り込んだ状態で本体部40a,60aの相対的な回転を停止させるストッパを示している。
【0044】
なお、このように本体部40a,60aの先端面同士を当接させつつ該本体部40a,60aを相対的に回転させ、係合部70を第1突片40Aの裏側に回り込ませると、該係合部70は、第8図に示すように、第1突片44Aの裏面に当接する。従って、第1突片44Aと第2突片66Aとが係合した状態にあっては、該本体部40a,60a同士、並びに該突片44A,66A同士は、それぞれ、互いに接近及び離反する方向(挿入口42に対する挿入管62の挿抜方向)には不動である。
【0045】
この実施の形態でも、該第1突片44Aと第2突片66Aとの係合状態を保持するために、これらの係合体にリテーナ80が係着される。このリテーナ80は、前述の第1〜5の実施の形態にて採用されたものと同様の構成となっている。即ち、第10図に示すように、リテーナ80は、該第1突片44A及び第2突片66Aの外周面に被さるように円弧状に延在し、その両端側に設けられた爪部80a,80aがそれぞれ該第1突片44Aと第2突片66Aとの係合体の周方向の両端部に引掛かるように構成されている。また、このリテーナ80の周方向に延在する両側縁からは、第8図及び第10図に示すように、該第1突片44Aと第2突片66Aとの係合体の周方向と交叉方向に臨む側面に沿うように第2爪80bが突設されている。この第2爪80bにより、該リテーナ80が周方向と交叉方向にずれ動いて第1突片44A及び第2突片66Aの外周面から脱落することが防止される。
【0046】
このリテーナ80を第1突片44Aと第2突片66Aとの係合体に係着することにより、第2突片66Aは、係合部70を第1突片44Aの裏側に回り込ませるときに回転された回転方向と逆方向に回転して第1突片44Aから離反することが阻止され、該第1突片44Aと第2突片66Aとの係合状態が保持される。
【0047】
これらのソケット40A、プラグ60A及びリテーナ80を用いて構成された配管接続構造にあっても、挿入管62をプラグ挿入口42に挿入した後、本体部40a,60aを相対的に回転させて第2突片66Aの係合部70を第1突片44Aの裏側に回り込ませることにより該プラグ60Aのソケット40Aからの抜出しが阻止されるため、リテーナ80は、この第1突片44Aと第2突片66Aとの係合状態を保つためには、第2突片66Aの第1突片44Aへの係合時の回転方向とは逆方向の回転を阻止する機能を有していれば足りる。このため、リテーナ80はこれら第1突片44Aと第2突片66Aとの係合体の周方向の両端部を押える爪80a,80aを有した程度の小型のもので足り、配管接続構造を小型化することが可能となる。
【0048】
この実施の形態でも、第1突片44A及び第2突片66Aの外周面が円径の円弧状となっており、リテーナ80は、これらの外周面に被さるように円弧状に延在し、この延在方向の両端側に設けられた爪80a,80aによって該第2突片66Aの第1突片44Aへの係合時の回転方向とは逆方向の回転を阻止するよう構成されているので、十分に小形のものとなっている。
【0049】
また、この実施の形態でも、第1突片44Aと第2突片66Aとが周方向に間隔をおいて複数個(この実施の形態では等間隔にて3個)設けられているので、配管接続強度が高い。
【0050】
この実施の形態では、第2突片66Aの係合部70を周方向に延在させて第1突片44Aの裏側に回り込むようにした構成となっている。このように構成された配管接続構造にあっては、ソケット40Aとプラグ60Aとの接続強度が高い。
【0051】
上記の各実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】
以上の通り、本発明の配管接続構造によると、配管接続後の外径が小さいため、外観上の見栄えが良いと共に、清掃時等にリテーナ等が清掃作業の邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る配管接続構造のソケットとプラグとの分解斜視図である。
【図2】第1突片への第2突片の係合部の係合構造を示す斜視図である。
【図3】係合状態にある第1突片及び第2突片とリテーナとの分解斜視図である。
【図4】プラグとソケットの側面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】別の実施の形態に係る配管接続構造のソケットとプラグとの分解斜視図である。
【図7】第1突片への第2突片の係合部の係合構造を示す斜視図である。
【図8】係合状態にある第1突片及び第2突片とリテーナとの分解斜視図である。
【図9】プラグとソケットの側面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】従来例に係る配管接続構造の分解斜視図である。
【図12】図11の要部分解斜視図である。
【符号の説明】
40,40A ソケット
42 プラグ挿入口
44,44A 第1突片
46 周方向溝
60,60A プラグ
62 挿入管
64 Oリング
66,66A 第2突片
68,70 係合部
80 リテーナ
80a 爪
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管と止水栓などの器具、あるいは配管同士などを接続した配管接続構造に係り、特にプラグとソケットとの差し込みにより配管を接続するようにした非ねじ込み式の配管接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
配管接続にはねじ込みが広く採用されているが、接続や接続解除に手間がかかる。また、このねじ込み式の場合、シールテープによって止水することが多いが、作業者の熟練度によって止水の信頼性にバラツキがある。
【0003】
非ねじ込み式の配管接続構造として、特開平8−270848号公報には、外周に止水リングを装着した、フランジ付きのプラグと、該プラグが差し込まれる、フランジ付きのソケットと、これらプラグ及びソケットのフランジ同士を挟持するクランプとからなるワンタッチジョイント式の配管接続構造が記載されている。
【0004】
第11図は同号公報の配管接続構造を示す分解側面図、第12図はその要部を示す分解斜視図である。
【0005】
ユニットルームの壁パネル1に設けられた壁貫通継手2Aのカウンター内側の端部は、フランジ16を有したソケット15となっている。金属製の蛇腹状のフレキ管7Aの両端には、フランジ17付きのプラグ18がカシメカラー19を介して固着されている。このプラグ18の外周にOリング20が装着されている。
【0006】
このプラグ18をソケット15に挿入してフランジ16,17を当接させ、クランプ21を外嵌させることによりフレキ管7Aの一端と壁貫通継手2Aとが連結される。
【0007】
このクランプ21は、1対のアーム22を有した略Ω字形状のものであり、アーム22にはフランジ16,17を受け入れる窓孔23が設けられている。このクランプ21は金属製であり、アーム22,22同士は互いに接近・離反方向に弾性変形可能となっている。
【0008】
カウンター前板9に取り付けられた壁貫通継手10Aのカウンター内側の端部もフランジ25を有したソケット26となっている。このソケット26にフレキ管7Aの他端側のプラグ18が挿入され、クランプ21が外嵌されることにより壁貫通継手10Aとフレキ管7Aの他端とが連結される。
【0009】
かかるフレキ管7Aと壁貫通継手2A,10Aとの連結は、ワンタッチにてきわめて容易に行なえる。
【0010】
また、フレキ管7Aと壁貫通継手2A,10Aとの連結部はOリング20によって止水されるため、作業者の熟練度の如何にかかわらず止水性はきわめて良好である。
【0011】
【特許文献1】
特開平8−270848号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記第11,12図の配管接続構造にあっては、プラグ及びソケットのフランジ16,17,17,25の外周に大形の金具よりなるクランプ21が外嵌めされるため、外観上の見栄えが悪い。また、清掃時などにこのクランプ21が清掃作業者に接触し、邪魔になることもある。
【0013】
本発明は、配管接続後の外径が小さく、上記の如き問題点が解決される配管接続構造を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の配管接続構造は、外周に止水リングを装着したプラグと、該プラグが差し込まれるソケットと、該プラグのソケットからの抜出を阻止する抜出阻止手段とを有する配管接続構造において、該抜出阻止手段は、該プラグ及びソケットの一方から放射方向に突設された第1突片と、該プラグ及びソケットの他方から放射方向に突設されており、該第1突片に接して係合する係合部を備えた第2突片と、該第1突片と第2突片との係合状態を保持するリテーナとを備えてなり、該係合部は、該プラグがソケットに差し込まれた後、周方向に相対的に回転されることにより該第1突片に対し係合してプラグの抜出を阻止するものであり、該リテーナは、該第2突片が該回転方向と逆方向に回転することを阻止するように該第1突片及び第2突片に係着されていることを特徴とするものである。
【0015】
かかる配管接続構造にあっては、第1突片と第2突片とが係合することによりプラグの抜出しが阻止されるため、リテーナはこの係合状態を保つように第2突片の回転を阻止する機能を有していれば足りる。このため、リテーナは小形のもので足り、配管接続構造を小形化できる。
【0016】
この第1突片及び第2突片はそれぞれ周方向に間隔をおいて複数個設けられていることが好ましい。これにより、配管接続強度が向上する。
【0017】
本発明では、第1突片及び第2突片は円弧状で且つ互いに等径の外周面を有しており、リテーナは、該第1突片及び第2突片の外周面に被さるように円弧状に延在し、この延在方向の両端側に設けられた爪部によって第1突片及び第2突片の逆方向の回転を阻止していることが好ましい。このリテーナは、放射方向に出張ることがなく、配管接続構造が十分に小形のものとなる。
【0018】
本発明の一態様では、第1突片の外周面に周方向溝が設けられており、前記係合部は、周方向に延在した棒状であり、該周方向溝に係合している。
【0019】
また、本発明の別の一態様では、係合部は、周方向に延出して該第1突片の裏側に回り込んでいる。
【0020】
いずれの態様によっても、ソケットとプラグとの接続強度は十分に高いものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
【0022】
第1図は本発明の実施の形態に係る配管接続構造のプラグとソケットとの分解斜視図、第2図は第1突片への第2突片の係合部の係合構造を示す斜視図、第3図は係合状態にある第1突片及び第2突片とリテーナとの分解斜視図、第4図はプラグとソケットの側面図であり、第5図は第4図のV−V線断面図である。なお、第5図はこの配管接続構造の施工が完了した状態を示している。
【0023】
図示はしないが、この実施の形態でも、ユニットルームの壁パネル1に設けられた壁貫通継手2Aと、カウンター前板9に取り付けられた壁貫通継手10Aのカウンター内側の端部は、それぞれ、プラグ挿入口42を有するソケット40となっている。また、フレキ管7Aの両端には、該プラグ挿入口42に挿入される挿入管62を有したプラグ60がそれぞれ連結されている。該挿入管62の外周にOリング64が装着されている。なお、各プラグ60は、中空の回転自在継手(図示略)を介して該フレキ管7Aの両端に連結されていることが好ましい。
【0024】
該ソケット40及びプラグ60は、それぞれ略円筒形状の本体部40a,60aを有している。該プラグ挿入口42は、このソケット40の本体部40aの先端面に、該本体部40aと同心状に形成されている。また、該挿入管62は、プラグ60の本体部60aの先端面から該本体部60aと同軸状に延出している。
【0025】
ソケット40の本体部40aの先端面に臨むようにして、該本体部40aの外周面から放射方向に第1突片44が突設されている。この実施の形態では、該第1突片44は、該本体部40aの周方向に等間隔にて3個設けられている。この第1突片44同士の間隔は、第2図に示すように、プラグ挿入口42に挿入管62を挿入して本体部40a,60aの先端面同士を接合したときに、後述する第2突片66がこれらの第1突片44同士の間に入り込むことを許容する大きさとなっている。
【0026】
各第1突片44は、プラグ挿入口42の中心を曲率中心とする円弧状の外周面を有している。この第1突片44の外周面に周方向溝46が設けられている。この周方向溝46は、該第1突片44の外周面に沿ってその周方向に円弧状に延在しており、その一端面が、第1図、第2図及び第4図に示すように、第1突片44の周方向の一方の側面に臨んでいる。
【0027】
プラグ60の本体部60aの先端側の外周面からは、該周方向溝46に係合可能な係合部68を備えた第2突片66が突設されている。この実施の形態では、該第2突片66は、3個の第1突片44にそれぞれ対応するように周方向に等間隔にて3個設けられている。各第2突片66は、第2図に示すように、該本体部60aの外周面から放射方向に延出した基片部66aを有している、この基片部66aは、挿入管62をプラグ挿入口42に挿入して本体部40a,60aの先端面同士を接合したときに、これらの接合部を越えて前記第1突片44の周方向溝46の一端側が臨んでいる側面と対面するように該挿入方向に延在している。
【0028】
該係合部68は、この基片部66aの放射方向の先端側から周方向溝46の曲率と同一の曲率にて周方向に延出した棒状のものである。この係合部68は、挿入管62をプラグ挿入口42に挿入して本体部40a,60aの先端面同士を接合し、該基片部66aを第1突片44の周方向溝46が臨んでいる側面に対面させた状態において、該本体部40a,60a同士を相対的に回転させて基片部66aを第1突片44の該側面に接近させることにより、該側面に臨んだ周方向溝46の一端側から該周方向溝46内に係合するようになっている。
【0029】
なお、この第2突片66の外周面は、第1突片44の外周面と等径の円弧状となっており、該係合部68を周方向溝46に係合させた状態においては、第1突片44の外周面と第2突片66の外周面とは面一状に連なる。
【0030】
この第1突片44と第2突片66とによってプラグ60のソケット40からの抜出阻止手段が構成されている。
【0031】
この第2突片66の係合部68と第1突片44の周方向溝46との係合状態を保持するために、該第1突片44と第2突片66とにリテーナ80が係着される。このリテーナ80は、第5図に示すように、該第1突片44及び第2突片66の外周面に被さるように円弧状に延在し、その両端側に設けられた爪部80a,80aがそれぞれ該第1突片44と第2突片66との係合体の周方向の両端部に引掛かるように構成されている。
【0032】
このリテーナ80を第1突片44と第2突片66との係合体に係着することにより、第2突片66は、係合部68を周方向溝46に係合させるときに回転された回転方向と逆方向に回転して第1突片44から離反することが阻止され、該第1突片44と第2突片66との係合状態が保持される。なお、第3図及び第5図に示すように、該リテーナ80の周方向に延在する両側縁から、それぞれ第1突片44の周方向と交叉方向に臨んでいる側面に沿うように第2爪80bが突設されている。この第2爪80bにより、該リテーナ80が周方向と交叉方向にずれ動いて第1突片44及び第2突片66の外周面から脱落することが防止される。
【0033】
このように構成されたソケット40、プラグ60及びリテーナ80を用いて第5図の配管接続構造とするには、まず、第2図に示すように、隣り合う第1突片44同士の間に第2突片66が入り込むように挿入管62をプラグ挿入口42に挿入し、ソケット40の本体部40aとプラグ60の本体部60aの先端面同士を当接させる。次いで、この本体部40a,60a同士を相対的に回転させ、第2突片66の係合部68を第1突片44の周方向溝46に係合させる。その後、この第1突片44と第2突片66との係合体にリテーナ80を係着する。
【0034】
この配管接続構造にあっては、第2突片66を第1突片44に接近するように回転させて該第2突片66の係合部68を第1突片44の周方向溝46に係合させることによりプラグ60のソケット40からの抜出しが阻止されるため、リテーナ80は、この係合状態を保つように第2突片66の第1突片44への係合時の回転方向とは逆方向の回転を阻止する機能を有していれば足りる。このため、リテーナ80はこれら第1突片44と第2突片66との係合体の周方向の両端部を押える爪80a,80aを有した程度の小型のもので足り、配管接続構造を小型化することが可能となる。
【0035】
この実施の形態では、第1突片44及び第2突片66の外周面が同径の円弧状となっており、リテーナ80は、これらの外周面に被さるように円弧状に延在し、この延在方向の両端側に設けられた爪80a,80aによって該第2突片66の第1突片44への係合時の回転方向とは逆方向の回転を阻止するよう構成されているので、十分に小形のものとなっている。
【0036】
この実施の形態では、第1突片44と第2突片66とが周方向に間隔をおいて複数個(この実施の形態では等間隔にて3個)設けられているので、配管接続強度が高い。
【0037】
この実施の形態では、第1突片44の外周面に周方向溝46を設け、この周方向溝46に係合可能な棒状の係合部68を第2突片66から周方向に延出させた構成となっている。このように構成された配管接続構造にあっては、ソケット40とプラグ60との接続強度は十分に高いものとなっている。
【0038】
次に、第6〜10図を参照して本発明の別の実施の形態について説明する。第6図は本発明の別の実施の形態に係る配管接続構造のプラグとソケットとの分解斜視図、第7図は第1突片への第2突片の係合部の係合構造を示す斜視図、第8図は係合状態にある第1突片及び第2突片とリテーナとの分解斜視図、第9図はプラグとソケットの側面図であり、第10図は第4図のX−X線断面図である。なお、第10図はこの配管接続構造の施工が完了した状態を示している。
【0039】
この実施の形態では、ソケット40Aの本体部40aの外周面から、該本体部40aの先端面に臨むようにして、立壁状の第1突片44Aが放射方向に突設されている。また、プラグ60Aの本体部60aの先端側の外周面からは、該第1突片44Aの裏側(ソケット40Aの本体部40aの後端に臨む側)に回り込んで該第1突片44Aと重なり合うようにして係合する係合部70を備えた第2突片66Aが突設されている。
【0040】
この第2突片66Aは、第7図に示すように、該プラグ60Aの本体部60aの外周面から放射方向に延出した基片部66bを有している。この基片部66bは、挿入管62をプラグ挿入口42に挿入して本体部40a,60aの先端面同士を接合したときに、これらの接合部を越えて第1突片44Aの周方向の一方の端面と対峙するように該挿入方向に延在している。係合部70は、この基片部66bの該挿入方向先端側の辺縁部から直角に周方向に延出している。
【0041】
この実施の形態でも、該第1突片44Aは、周方向に第2突片66Aが入り込みうる間隔をおいて等間隔にて3個設けられている。また、該第2突片66Aも、これら3個の第1突片44Aとそれぞれ対応するように周方向に等間隔にて3個設けられている。
【0042】
この実施の形態でも、該第1突片44Aと第2突片66Aとは円弧状で且つ互いに等径の外周面を有している。
【0043】
これらの第1突片44Aと第2突片66Aとを係合させるには、まず、第7図に示すように、隣り合う第1突片44A同士の間に第2突片66Aが入り込むように挿入管62をプラグ挿入口42に挿入し、ソケット40Aの本体部40aとプラグ60Aの本体部60aの先端面同士を当接させる。次いで、この本体部40a,60a同士を相対的に回転させ、係合部70を該第1突片44Aの裏側に回り込ませる。これにより、プラグ60Aのソケット40Aからの抜出しが阻止されるようになる。符号48は、該係合部70の先端を受け止めることにより、係合部70が第1突片44Aの裏側に回り込んだ状態で本体部40a,60aの相対的な回転を停止させるストッパを示している。
【0044】
なお、このように本体部40a,60aの先端面同士を当接させつつ該本体部40a,60aを相対的に回転させ、係合部70を第1突片40Aの裏側に回り込ませると、該係合部70は、第8図に示すように、第1突片44Aの裏面に当接する。従って、第1突片44Aと第2突片66Aとが係合した状態にあっては、該本体部40a,60a同士、並びに該突片44A,66A同士は、それぞれ、互いに接近及び離反する方向(挿入口42に対する挿入管62の挿抜方向)には不動である。
【0045】
この実施の形態でも、該第1突片44Aと第2突片66Aとの係合状態を保持するために、これらの係合体にリテーナ80が係着される。このリテーナ80は、前述の第1〜5の実施の形態にて採用されたものと同様の構成となっている。即ち、第10図に示すように、リテーナ80は、該第1突片44A及び第2突片66Aの外周面に被さるように円弧状に延在し、その両端側に設けられた爪部80a,80aがそれぞれ該第1突片44Aと第2突片66Aとの係合体の周方向の両端部に引掛かるように構成されている。また、このリテーナ80の周方向に延在する両側縁からは、第8図及び第10図に示すように、該第1突片44Aと第2突片66Aとの係合体の周方向と交叉方向に臨む側面に沿うように第2爪80bが突設されている。この第2爪80bにより、該リテーナ80が周方向と交叉方向にずれ動いて第1突片44A及び第2突片66Aの外周面から脱落することが防止される。
【0046】
このリテーナ80を第1突片44Aと第2突片66Aとの係合体に係着することにより、第2突片66Aは、係合部70を第1突片44Aの裏側に回り込ませるときに回転された回転方向と逆方向に回転して第1突片44Aから離反することが阻止され、該第1突片44Aと第2突片66Aとの係合状態が保持される。
【0047】
これらのソケット40A、プラグ60A及びリテーナ80を用いて構成された配管接続構造にあっても、挿入管62をプラグ挿入口42に挿入した後、本体部40a,60aを相対的に回転させて第2突片66Aの係合部70を第1突片44Aの裏側に回り込ませることにより該プラグ60Aのソケット40Aからの抜出しが阻止されるため、リテーナ80は、この第1突片44Aと第2突片66Aとの係合状態を保つためには、第2突片66Aの第1突片44Aへの係合時の回転方向とは逆方向の回転を阻止する機能を有していれば足りる。このため、リテーナ80はこれら第1突片44Aと第2突片66Aとの係合体の周方向の両端部を押える爪80a,80aを有した程度の小型のもので足り、配管接続構造を小型化することが可能となる。
【0048】
この実施の形態でも、第1突片44A及び第2突片66Aの外周面が円径の円弧状となっており、リテーナ80は、これらの外周面に被さるように円弧状に延在し、この延在方向の両端側に設けられた爪80a,80aによって該第2突片66Aの第1突片44Aへの係合時の回転方向とは逆方向の回転を阻止するよう構成されているので、十分に小形のものとなっている。
【0049】
また、この実施の形態でも、第1突片44Aと第2突片66Aとが周方向に間隔をおいて複数個(この実施の形態では等間隔にて3個)設けられているので、配管接続強度が高い。
【0050】
この実施の形態では、第2突片66Aの係合部70を周方向に延在させて第1突片44Aの裏側に回り込むようにした構成となっている。このように構成された配管接続構造にあっては、ソケット40Aとプラグ60Aとの接続強度が高い。
【0051】
上記の各実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】
以上の通り、本発明の配管接続構造によると、配管接続後の外径が小さいため、外観上の見栄えが良いと共に、清掃時等にリテーナ等が清掃作業の邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る配管接続構造のソケットとプラグとの分解斜視図である。
【図2】第1突片への第2突片の係合部の係合構造を示す斜視図である。
【図3】係合状態にある第1突片及び第2突片とリテーナとの分解斜視図である。
【図4】プラグとソケットの側面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】別の実施の形態に係る配管接続構造のソケットとプラグとの分解斜視図である。
【図7】第1突片への第2突片の係合部の係合構造を示す斜視図である。
【図8】係合状態にある第1突片及び第2突片とリテーナとの分解斜視図である。
【図9】プラグとソケットの側面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】従来例に係る配管接続構造の分解斜視図である。
【図12】図11の要部分解斜視図である。
【符号の説明】
40,40A ソケット
42 プラグ挿入口
44,44A 第1突片
46 周方向溝
60,60A プラグ
62 挿入管
64 Oリング
66,66A 第2突片
68,70 係合部
80 リテーナ
80a 爪
Claims (5)
- 外周に止水リングを装着したプラグと、該プラグが差し込まれるソケットと、該プラグのソケットからの抜出を阻止する抜出阻止手段とを有する配管接続構造において、
該抜出阻止手段は、
該プラグ及びソケットの一方から放射方向に突設された第1突片と、
該プラグ及びソケットの他方から放射方向に突設されており、該第1突片に接して係合する係合部を備えた第2突片と、
該第1突片と第2突片との係合状態を保持するリテーナとを備えてなり、
該係合部は、該プラグがソケットに差し込まれた後、周方向に相対的に回転されることにより該第1突片に対し係合してプラグの抜出を阻止するものであり、
該リテーナは、該第2突片が該回転方向と逆方向に回転することを阻止するように該第1突片及び第2突片に係着されていることを特徴とする配管接続構造。 - 請求項1において、前記第1突片及び第2突片はそれぞれ周方向に間隔をおいて複数個設けられていることを特徴とする配管接続構造。
- 請求項1又は2において、該第1突片及び第2突片は円弧状で且つ互いに等径の外周面を有しており、
前記リテーナは、該第1突片及び第2突片の外周面に被さるように円弧状に延在し、この延在方向の両端側に設けられた爪部によって第1突片及び第2突片の前記逆方向の回転を阻止していることを特徴とする配管接続構造。 - 請求項3において、前記第1突片の外周面に周方向溝が設けられており、
前記係合部は、周方向に延在した棒状であり、該周方向溝に係合していることを特徴とする配管接続構造。 - 請求項3において、該係合部は、周方向に延出して該第1突片の裏側に回り込んでいることを特徴とする配管接続構造。
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Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
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| CN109057313A (zh) * | 2018-08-03 | 2018-12-21 | 安徽卓良新材料有限公司 | 一种方便拆装脚手架支撑组件及安装方法 |
| WO2026048608A1 (ja) * | 2024-08-30 | 2026-03-05 | カヤバ株式会社 | 連結ユニット |
-
2002
- 2002-12-06 JP JP2002355452A patent/JP2004190689A/ja not_active Abandoned
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