JP2004190699A - クリップおよびクリップのクランプ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被装着体の厚みが薄いものから厚いものまで、連続的に挟着可能なクリップおよびクリップのクランプ方法を提供する。
【解決手段】保持本体1を被装着体18に保持するクリップ3は被装着体18の厚みに応じて保持本体1からのクリップ3の飛び出し量を変化させて被装着体18に保持本体1をクランプする。
【選択図】 図1
【解決手段】保持本体1を被装着体18に保持するクリップ3は被装着体18の厚みに応じて保持本体1からのクリップ3の飛び出し量を変化させて被装着体18に保持本体1をクランプする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は小型携帯ラジオ受信機等の電子機器に装着して有用なクリップおよびクリップのクランプ方法に係わり、特に被装着体の厚みに応じて枢軸を移動可能と成したクリップおよびクリップのクランプ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型ラジオ受信機等の保持本体を携帯し、外出する際には、衣服のポケットやバック等の被装着体に保持本体を係止させるためのクリップが用いられている。このようなクリップとしては一般的には図10(A)に示す様に携帯用ラジオ受信機等の保持本体1の背面部2に板バネ状のクリップ片の先端を逆U字状に折り曲げて、この折り曲げ部を埋め込み、鋲4等で固定してクリップ3を構成している。
【0003】
この様な構成のクリップ3を携帯用収納ケースに装着したものが特許文献1に開示されている。
【0004】
然し、この様なクリップ片自体を板バネ等の弾性体で被装着体に挟着した場合、被装着体がポケットのように薄い場合はよいが被装着体がベルトのように厚い場合にはクリップが塑性変形して機能が低下する課題を有していた。
【0005】
この様な課題を解消するためには図10(B)に示す保持本体1の背面板2上に突部4を設け、この突部4に軸受孔5を穿ち、クリップ3は剛体で構成し、クリップ3を軸受孔5に挿通した軸6と共に回動自在に枢着し、トグルバネ7によって背面板2とクリップ3間に挟着力を付与したクリップが特許文献2に開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−7912号公報(図9)
【特許文献2】
特開平11−32108号公報(図17)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2の構成によれば保持本体1の背面板2とクリップ3間に挟着する被装着体が例えばバンドの様に厚手の物であれば挟む物の厚み分だけ、予め隙間を必要とする。従って、厚手の被装着体を挟む場合、クリップ機構も大型になり、保持本体が小型の製品には不似合いとなる。
【0008】
また、特許文献2の図6には保持本体1に形成した凹溝内にクリップ3を配設した構成も示されているが、バンドの様な厚手の被装着体の場合は限界があり、背広の上着のポケット、ズボンのポケット、靴のポケット等のやや厚手のものの保持が可能である旨の記載がある様に極めて薄いものから極めて厚いものまで挟着させることが出来ない課題を有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のクリップは携帯ラジオ受信機等の保持本体側に設けられた軸受を長孔あるいは溝状として、軸と一体化したクリップを該長孔あるいは溝内に摺動可能として薄手の被装着体から厚手の被装着体まで装着可能なクリップを提供しようとするものであり、被装着体の厚みに応じて保持本体からのクリップの飛び出し量を変化させるようにしたものである。このためにクリップ側に設けた軸を保持本体に配設した軸受に対し、摺動自在に嵌合させたものである。
【0010】
また、クリップで被装着体を挟着する弾性部材を用いてクリップに一体化した軸を保持本体側に引き込む偏倚力をも付与させる様に成したものであり、軸に巻回した1つの弾性部材によってクリップを保持本体に挟着させる挟着偏倚力と、保持本体内に配設した支点を基に軸を保持本体側に引き込む引込偏倚力とを付与させる様に成したクリップとしたものである。
【0011】
本発明のクリップのクランプ方法はクリップの一端を押圧させて、被装着体を挟着すると、挟着する被装着体の厚みに応じてクリップ側の軸を移動させる様に成したもので、保持本体に配設した軸受けに対し摺動自在に嵌合させた軸を有するクリップの一端を押圧して、被装着体に挟着した後に、被装着体の厚みに応じて軸が軸受に対し移動して被装着体に保持する様に成したクリップのクランプ方法としたものである。
【0012】
本発明の他のクリップのクランプ方法はクリップの一端から、被装着体を滑り込ませるかあるいはクリップの先端を被装着体に滑り込ませ、被装着体が所定の支点位置を通過後に被装着体の厚みに応じてクリップ側の軸を移動させる様に成したもので、保持本体に配設した軸受けに対し摺動自在に嵌合させた軸を有するクリップの一端に被装着体を挿入あるいはクリップの先端を被装着体に挿入した後に、被装着体の厚みに応じて軸を軸受に対し移動させ、保持本体を被装着体に保持する様に成したクランプ方法となしたものである。
【0013】
斯かる本発明のクリップおよびクリップのクランプ方法によればクリップと一体化した軸を無段階的に摺動可能で未使用時はクランプ部分は薄い状態に成され、小型に構成可能なものが得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1形態例のクリップおよびクリップのクランプ方法を図1乃至図3並びに図6(A)によって詳記する。
【0015】
図1は本発明に用いるクランプの分解斜視図、図2は電子機器等の保持本体にクランプを装着した背面傾斜図および要部の断面図、図3は動作説明用の側断面図、図6(A)は弾性部材の側面図である。尚、図10との対応部分には同一符号を付して説明する。
【0016】
図1乃至図3並びに図6に於いて、本例のクランプ3は図2(A)に示すように構成する。まず保持本体1として、例えば小型の携帯用ラジオ受信機1を合成樹脂等で箱状に形成した上下半体から成る筐体8の背面部(板)2にクリップ3が装着されている。
【0017】
筐体8の上側面及び右側面にはヘッドホンジャック9a、音量調整用ボリウム9b、電源オン/オフキー9c、バンド切換スイッチ9d、モード切換キー9e、ホールドキー9f、低音強調キー9g等の操作キー群9が配設されている。また、筐体8の背面部2側には電池蓋10が形成されると共にクリップ3の軸受片3bを挿入可能な略長方形状の透孔11が穿たれている。
【0018】
図2(B)は図2(A)のA−A′断面矢視図、図2(C)は図2(A)のB−B′断面矢視図を示すものであり、上下半体で構成される筐体8の上半体に穿った透孔11の左右端に略直方体状に形成した軸受部12に長孔あるいは溝15を背面板2の内面から所定の深さd(図1参照)と成る様に形成されている。
【0019】
更に、筐体8の背面部2の外表面にはクリップ3の先端に形成した凸部3aと係合する少なくとも1つの係合突起16を形成して横滑りを防止している。
【0020】
クリップ3はアルミニウム等の金属剛体を断面がコ字状となると共に略長方形状に形成し、先端に被装着体に喰い込む様に形成された凸部3aを形成する。更に、他端に軸受片3bを形成し、この軸受片3bに軸14を固定嵌合させる透孔3cが穿たれている。
【0021】
弾性部材となるバネ13は図1及び図2(B)(C)並びに図6(A)に示すように、クリップ3の後部底面に当接して被装着体を挟着する図2(C)の矢印C方向に示す挟着偏倚力を付与する折曲部13aと、この折曲部13aに連通して反時計方向に軸14の外径に巻回される巻回部13bと、この巻回部13bと連通して、この巻回部13bの終端と連通する後尾部13cによって略2の字状に形成される。このバネ13の後尾部13は図2(C)に示す様に筐体8を構成する半体の内面に形成した係止支点17に係止されるように成されている。
【0022】
上述のクリップ3、バネ13、軸14を保持本体1の筐体8の上半体に装着するために図1の分解図に示すように、筐体8の背面部2に穿った透孔11内にクリップ3の軸受片3bを挿入し、バネ13を軸受部12間に配設し、軸14を長孔15とクリップ3の軸受片3bの透孔3cとバネ13の巻回部13bの中心孔に挿通し、軸14はクリップに固定し、軸受片3bから突出した左右軸は軸受部12の長孔15内を上下方向に摺動可能に嵌合させる。
【0023】
バネ13の折曲片13aはクリップ3の後部裏面に当接させ、バネ13の後尾部3cは筐体8の係止支点17に係止することで、後尾部13cは軸14を長孔15の終端方向(筐体8の内側方向)に偏倚させる矢印D方向(図2(C)参照)に示す引込偏倚力を付与することに成る。
即ち、1本のバネ13で被装着体を挟着する挟着偏倚力と軸17を長孔15の終端(下方向)に偏倚させる引込偏倚力を付与することが可能となる。
【0024】
保持本体1にクリップ3を装着させた状態では図2(A)および図2(C)に示すように筐体8の背面部2からの出張りは、クリップ3の厚みだけとすることが出来る。勿論、特許文献2に示す様に筐体8の背面部2にクリップ3の長さおよび幅よりやや広い溝を形成してクリップ3をこの溝内に入り込むようにして、背面部2の主面とクリップ3の上面を同一面とすることも出来る。
【0025】
上述のように、組立てられた保持本体1のクリップ3を被装着体の例えば背広のポケット等に保持させるためのクランプ方法を図3(A)乃至図3(C)によって詳記する。
【0026】
最初に図3(A)の状態にあるクリップ3の先端を矢印E方向のバネ13の折曲部13aの挟着偏倚力に抗して押圧するとクリップ3の他端は図3(B)のように矢印Fで示す上方向に上動する。これらの状態ではクリップ3と一体化された軸14は長孔15の基底部に押圧されている。
【0027】
次に、E方向の押圧力を離せば被装着体18である例えばポケットの布をクリップ3の凸部3aが挟着する。
【0028】
図3(C)は被装着体18としてベルト等の厚手の皮に保持本体1をクリップした場合を示すもので、ベルトが筐体8の内側に設けた係止支点17を越えて矢印G方向に軸14近傍まで挿入された時にバネ13の後尾部13cのD方向に働く引込偏倚力Dに抗して、クリップと共に軸14は長孔15に沿って矢印Hで示す方向に上動する。即ち、被装着体18の厚み分だけ移動した状態でバネ13の折曲部13aの挟着偏倚力によってベルト18を保持可能となる。
【0029】
以下、図4乃至図9を用いて、本発明の他のクリップおよびクリップのクランプ方法を説明する。
【0030】
図4はクリップの他のクランプ方法を説明するための要部側断面図、図5はクリップの飛び出し量を調整する方法を説明するための要部側断面図、図6は本発明に適用可能な種々の形状のバネの側面図、図7はコ字状バネを用いたクリップの動作説明用の側断面図と分解斜視図、図8はクリップとバネを一体化したクリップの動作説明用の側断面図、図9は本発明のクリップを種々の物品に装着した場合の斜視図を示すものである。
【0031】
上述のクランプ方法ではクリップ3の一端を押圧して被装着体18を挟着させたが、板状のスタンド等の被装着体18に筐体8を保持させる場合には図4(A)のようにスタンド18を矢印G方向にクリップ3の先端に滑り込ませるか、保持本体1をスタンド18に滑り込ませるようにすることで図3(C)で説明したと同様に滑り込ませた厚みtのスタンド18が係止支点17を越えた時点で軸14は長孔15に沿って上動し、軸と一体化されたクリップ3も図4(B)で示す様に上動してスタンド18を挟着させてクランプさせることが出来る。
【0032】
上記したクリップ3では長孔15の長さを所定の深さdに選択した場合を説明したが、これらの長孔15の深さdを変えることによって軸14の動く範囲を容易に制御可能となる。例えば、前記したように、筐体8の背面部2に設けた溝部20(図5(C)参照)の溝部内にクリップ3を完全に挿入し、背面部2の主面とクリップ3の表面を同一面上にすることが出来る。
【0033】
図5(A)は長孔15の深さdを標準値に選択した場合の側断面図を示すものであるが、図5(B)のように長孔15の深さd1 をd1 >dに選択し、クリップ3の飛び出し方向に長孔15の長さを延設すれば、実線で示すようにクリップ3の収納位置は図5(A)と同様であるが、クリップ3の飛び出し量は破線で示すように大きくなって厚手の被装着体18の挟着が可能となる。
【0034】
さらに、図5(C)に示すように、長孔15の深さd2 をd2 >dに選択し、クリップ3の納まる方向に深くする。即ち、溝部20内に完全クリップ3を収納し、背面板2の主面とクリップ3の表面を同一面上になるようにすることも簡単に出来る。
【0035】
上述のクリップ3に用いた弾性部材としてのバネ13はピアノ線等を図6(A)の様に軸14を巻回する巻回部13bを反時計方向に巻回させて折曲部13aと後尾部13cを形成したが図6(B)のように巻回部13bの巻回方向を図6(A)と反対の時計方向に巻回するようにしてもよい。
【0036】
更に、バネ13を図6(C)に示すようにコ字状に折曲部13a′と後尾部13cを形成することも出来る。
【0037】
図7(A)はコ字状に形成したバネを用いクリップ3の動作を説明するもので、コ字状バネ13の折曲部13a′は図6(A)(B)で示した2の字状のバネ13と異なり、クリップ3のクリップ片3dの終端部でなく、軸14より先端部方向に向かったクリップ片3d裏面に当接される。後尾部13cおよび巻回部は図1や図2と同様に構成させている。
【0038】
従って、バネ13の折曲部13a′は軸14より先端部のクリップ片3dを矢印J方向に引き込む偏倚力によってクリップに挟着偏倚力を付与している。
【0039】
図7(B)ではコ字状バネを用いたクリップ3の分解斜視図を示しているが、組立方法は図1と同様なので省略するが、この構成では軸受部15に形成した長孔15をV字状孔15aとした場合を示すもので、これらの長孔15やV字状孔15aはV溝であってよいことは明らかである。
【0040】
図8(A)乃至(D)に於いて、図8(A)および図8(C)は図8(B)および図8(D)のC−C′およびD−D′断面矢視図を示すものであり、本実施例ではクリップ3を構成するクリップ片13dおよびバネ13を合成樹脂あるいは金属で横断面が略コ字状と成るように一体に成型する。好ましくはクリップ3を構成するクリップ片3dとバネ13は板バネ材を用いて一体に構成させる。
【0041】
クリップ片3dおよびバネ13は先端に凸部3aを形成した細長い略長方形状の板材を軸受部12に形成した長孔15の長さ分だけ直角に折り曲げて、更にバネ部13をコ字状に折り曲げてクリップ片3dとバネ13を一体化し、更に軸14をバネ13の上面に接合させて、長孔15内に軸14を上下動に摺動可能に嵌合させる。バネ13はクリップ片3dを筐体8の方向へ引き込む偏倚力を与えて、その先端は係止支点17に係止させることで装着体18がクランプされない状態では図8(A)(B)に示すように軸14は長孔15の基底位置にある。
【0042】
被装着体18をクリップ片3aと筐体8の背面部2間に挿入すると被装着体18の厚みに応じて軸14と一体化されたクリップ3は図8(C)(D)のように長孔15に沿って上動する。この時バネ13は軸14と係止支点17間で撓みを生じて被装着体を挟着することが出来る。
【0043】
図8(E)に示すものは合成樹脂でクリップ片3dとバネ13、軸受部3b′を一体に成型し、軸14を軸受部3b′に埋め込んで一体化させたクリップ3を示すもので軸14は金属で構成させたが軸14も軸受部3b′と一体に合成樹脂で構成させてもよい。この様な構成のクリップ3であっても図8(A)乃至(D)のように軸14を長孔に挿入させて上下動させることで、薄手から厚手の被装着体を確実にクランプ可能なクリップを得ることが可能と成る。
【0044】
図9(A)(B)(C)に示すものは本発明のクリップ3をマイクロホン21、ボールペン22、ネクタイピン23に装着させた斜視図を示すものでこれらの小型物品に限らず本発明のクリップは携帯用電話機、携帯用テープレコーダ等の小型電子機器、小型コントローラ(ステックコントローラ)等の電気部品、イヤリング等のアクセサリ、ペン、万年筆等の文房具等に装着可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明のクリップ及びクリップのクランプ方法によれば、下記に示す効果を得ることが出来る。
(1)被装着体の厚みが薄いものから厚いものまで挟着が可能で、挟着物が厚いものではクリップが無段階的に移動して、厚手の被装着体の保持が可能と成る。
(2)クリップの未使用状態では保持本体から飛び出し量を小さく出来、保持本体の取付面と同一にすることが出来る。
(3)クリップに用いるバネは1本でクリップを被装着体に挟着する偏倚力とクリップの軸を長孔の基底方向に付与する偏倚力を与えることが出来るので、従来のクリップと部品点数が変わらずに組立が可能となる。
(4)厚手の被装着体を挟着した時にクリップおよび軸が長孔に沿って移動するため、挟着力は変わらず被装着体を保持可能である(厳密に言うとクリップを引き込もうとするバネの力があるので厚いものを挟むほど(クリップが飛び出ているほど)挟着力は強くなる。)。
(5)長孔の長さを変えるだけでクリップの移動範囲を容易にコントロールすることが出来る。
(6)小型の保持本体に装着させた場合、クリップ機構を小型化出来て、小型保持本体に見合ったクリップを構成出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1形態例を示すクリップの分解斜視図である。
【図2】本発明のクリップを携帯ラジオ受信機に装着した斜視図および図2(A)のA−A′およびB−B′断面斜視図である。
【図3】本発明のクリップの動作説明用の側断面図である。
【図4】本発明のクリップの他の動作説明用側断面図である。
【図5】本発明のクリップの飛び出し量を調整するための側断面図である。
【図6】本発明に用いる弾性部材の形状説明図である。
【図7】本発明のクリップに用いるコ字状バネの動作説明用側断面図および分解斜視図である。
【図8】本発明のクリップの他の形態例と動作を示す側断面図および図8(B)(D)のC−C′およびD−D′断面矢視図並びに他の構成のクランプの斜視図である。
【図9】本発明のクリップを各種物品に装着した斜視図である。
【図10】従来のクリップの側断面図である。
【符号の説明】
1‥‥保持本体、2‥‥背面部、3‥‥クリップ、3b‥‥軸受片、3b′‥‥軸受部、3c‥‥透孔、8‥‥筐体、11‥‥透孔、12‥‥軸受部、13‥‥バネ、14‥‥軸、15‥‥長孔
【発明の属する技術分野】
本発明は小型携帯ラジオ受信機等の電子機器に装着して有用なクリップおよびクリップのクランプ方法に係わり、特に被装着体の厚みに応じて枢軸を移動可能と成したクリップおよびクリップのクランプ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型ラジオ受信機等の保持本体を携帯し、外出する際には、衣服のポケットやバック等の被装着体に保持本体を係止させるためのクリップが用いられている。このようなクリップとしては一般的には図10(A)に示す様に携帯用ラジオ受信機等の保持本体1の背面部2に板バネ状のクリップ片の先端を逆U字状に折り曲げて、この折り曲げ部を埋め込み、鋲4等で固定してクリップ3を構成している。
【0003】
この様な構成のクリップ3を携帯用収納ケースに装着したものが特許文献1に開示されている。
【0004】
然し、この様なクリップ片自体を板バネ等の弾性体で被装着体に挟着した場合、被装着体がポケットのように薄い場合はよいが被装着体がベルトのように厚い場合にはクリップが塑性変形して機能が低下する課題を有していた。
【0005】
この様な課題を解消するためには図10(B)に示す保持本体1の背面板2上に突部4を設け、この突部4に軸受孔5を穿ち、クリップ3は剛体で構成し、クリップ3を軸受孔5に挿通した軸6と共に回動自在に枢着し、トグルバネ7によって背面板2とクリップ3間に挟着力を付与したクリップが特許文献2に開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−7912号公報(図9)
【特許文献2】
特開平11−32108号公報(図17)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2の構成によれば保持本体1の背面板2とクリップ3間に挟着する被装着体が例えばバンドの様に厚手の物であれば挟む物の厚み分だけ、予め隙間を必要とする。従って、厚手の被装着体を挟む場合、クリップ機構も大型になり、保持本体が小型の製品には不似合いとなる。
【0008】
また、特許文献2の図6には保持本体1に形成した凹溝内にクリップ3を配設した構成も示されているが、バンドの様な厚手の被装着体の場合は限界があり、背広の上着のポケット、ズボンのポケット、靴のポケット等のやや厚手のものの保持が可能である旨の記載がある様に極めて薄いものから極めて厚いものまで挟着させることが出来ない課題を有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のクリップは携帯ラジオ受信機等の保持本体側に設けられた軸受を長孔あるいは溝状として、軸と一体化したクリップを該長孔あるいは溝内に摺動可能として薄手の被装着体から厚手の被装着体まで装着可能なクリップを提供しようとするものであり、被装着体の厚みに応じて保持本体からのクリップの飛び出し量を変化させるようにしたものである。このためにクリップ側に設けた軸を保持本体に配設した軸受に対し、摺動自在に嵌合させたものである。
【0010】
また、クリップで被装着体を挟着する弾性部材を用いてクリップに一体化した軸を保持本体側に引き込む偏倚力をも付与させる様に成したものであり、軸に巻回した1つの弾性部材によってクリップを保持本体に挟着させる挟着偏倚力と、保持本体内に配設した支点を基に軸を保持本体側に引き込む引込偏倚力とを付与させる様に成したクリップとしたものである。
【0011】
本発明のクリップのクランプ方法はクリップの一端を押圧させて、被装着体を挟着すると、挟着する被装着体の厚みに応じてクリップ側の軸を移動させる様に成したもので、保持本体に配設した軸受けに対し摺動自在に嵌合させた軸を有するクリップの一端を押圧して、被装着体に挟着した後に、被装着体の厚みに応じて軸が軸受に対し移動して被装着体に保持する様に成したクリップのクランプ方法としたものである。
【0012】
本発明の他のクリップのクランプ方法はクリップの一端から、被装着体を滑り込ませるかあるいはクリップの先端を被装着体に滑り込ませ、被装着体が所定の支点位置を通過後に被装着体の厚みに応じてクリップ側の軸を移動させる様に成したもので、保持本体に配設した軸受けに対し摺動自在に嵌合させた軸を有するクリップの一端に被装着体を挿入あるいはクリップの先端を被装着体に挿入した後に、被装着体の厚みに応じて軸を軸受に対し移動させ、保持本体を被装着体に保持する様に成したクランプ方法となしたものである。
【0013】
斯かる本発明のクリップおよびクリップのクランプ方法によればクリップと一体化した軸を無段階的に摺動可能で未使用時はクランプ部分は薄い状態に成され、小型に構成可能なものが得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1形態例のクリップおよびクリップのクランプ方法を図1乃至図3並びに図6(A)によって詳記する。
【0015】
図1は本発明に用いるクランプの分解斜視図、図2は電子機器等の保持本体にクランプを装着した背面傾斜図および要部の断面図、図3は動作説明用の側断面図、図6(A)は弾性部材の側面図である。尚、図10との対応部分には同一符号を付して説明する。
【0016】
図1乃至図3並びに図6に於いて、本例のクランプ3は図2(A)に示すように構成する。まず保持本体1として、例えば小型の携帯用ラジオ受信機1を合成樹脂等で箱状に形成した上下半体から成る筐体8の背面部(板)2にクリップ3が装着されている。
【0017】
筐体8の上側面及び右側面にはヘッドホンジャック9a、音量調整用ボリウム9b、電源オン/オフキー9c、バンド切換スイッチ9d、モード切換キー9e、ホールドキー9f、低音強調キー9g等の操作キー群9が配設されている。また、筐体8の背面部2側には電池蓋10が形成されると共にクリップ3の軸受片3bを挿入可能な略長方形状の透孔11が穿たれている。
【0018】
図2(B)は図2(A)のA−A′断面矢視図、図2(C)は図2(A)のB−B′断面矢視図を示すものであり、上下半体で構成される筐体8の上半体に穿った透孔11の左右端に略直方体状に形成した軸受部12に長孔あるいは溝15を背面板2の内面から所定の深さd(図1参照)と成る様に形成されている。
【0019】
更に、筐体8の背面部2の外表面にはクリップ3の先端に形成した凸部3aと係合する少なくとも1つの係合突起16を形成して横滑りを防止している。
【0020】
クリップ3はアルミニウム等の金属剛体を断面がコ字状となると共に略長方形状に形成し、先端に被装着体に喰い込む様に形成された凸部3aを形成する。更に、他端に軸受片3bを形成し、この軸受片3bに軸14を固定嵌合させる透孔3cが穿たれている。
【0021】
弾性部材となるバネ13は図1及び図2(B)(C)並びに図6(A)に示すように、クリップ3の後部底面に当接して被装着体を挟着する図2(C)の矢印C方向に示す挟着偏倚力を付与する折曲部13aと、この折曲部13aに連通して反時計方向に軸14の外径に巻回される巻回部13bと、この巻回部13bと連通して、この巻回部13bの終端と連通する後尾部13cによって略2の字状に形成される。このバネ13の後尾部13は図2(C)に示す様に筐体8を構成する半体の内面に形成した係止支点17に係止されるように成されている。
【0022】
上述のクリップ3、バネ13、軸14を保持本体1の筐体8の上半体に装着するために図1の分解図に示すように、筐体8の背面部2に穿った透孔11内にクリップ3の軸受片3bを挿入し、バネ13を軸受部12間に配設し、軸14を長孔15とクリップ3の軸受片3bの透孔3cとバネ13の巻回部13bの中心孔に挿通し、軸14はクリップに固定し、軸受片3bから突出した左右軸は軸受部12の長孔15内を上下方向に摺動可能に嵌合させる。
【0023】
バネ13の折曲片13aはクリップ3の後部裏面に当接させ、バネ13の後尾部3cは筐体8の係止支点17に係止することで、後尾部13cは軸14を長孔15の終端方向(筐体8の内側方向)に偏倚させる矢印D方向(図2(C)参照)に示す引込偏倚力を付与することに成る。
即ち、1本のバネ13で被装着体を挟着する挟着偏倚力と軸17を長孔15の終端(下方向)に偏倚させる引込偏倚力を付与することが可能となる。
【0024】
保持本体1にクリップ3を装着させた状態では図2(A)および図2(C)に示すように筐体8の背面部2からの出張りは、クリップ3の厚みだけとすることが出来る。勿論、特許文献2に示す様に筐体8の背面部2にクリップ3の長さおよび幅よりやや広い溝を形成してクリップ3をこの溝内に入り込むようにして、背面部2の主面とクリップ3の上面を同一面とすることも出来る。
【0025】
上述のように、組立てられた保持本体1のクリップ3を被装着体の例えば背広のポケット等に保持させるためのクランプ方法を図3(A)乃至図3(C)によって詳記する。
【0026】
最初に図3(A)の状態にあるクリップ3の先端を矢印E方向のバネ13の折曲部13aの挟着偏倚力に抗して押圧するとクリップ3の他端は図3(B)のように矢印Fで示す上方向に上動する。これらの状態ではクリップ3と一体化された軸14は長孔15の基底部に押圧されている。
【0027】
次に、E方向の押圧力を離せば被装着体18である例えばポケットの布をクリップ3の凸部3aが挟着する。
【0028】
図3(C)は被装着体18としてベルト等の厚手の皮に保持本体1をクリップした場合を示すもので、ベルトが筐体8の内側に設けた係止支点17を越えて矢印G方向に軸14近傍まで挿入された時にバネ13の後尾部13cのD方向に働く引込偏倚力Dに抗して、クリップと共に軸14は長孔15に沿って矢印Hで示す方向に上動する。即ち、被装着体18の厚み分だけ移動した状態でバネ13の折曲部13aの挟着偏倚力によってベルト18を保持可能となる。
【0029】
以下、図4乃至図9を用いて、本発明の他のクリップおよびクリップのクランプ方法を説明する。
【0030】
図4はクリップの他のクランプ方法を説明するための要部側断面図、図5はクリップの飛び出し量を調整する方法を説明するための要部側断面図、図6は本発明に適用可能な種々の形状のバネの側面図、図7はコ字状バネを用いたクリップの動作説明用の側断面図と分解斜視図、図8はクリップとバネを一体化したクリップの動作説明用の側断面図、図9は本発明のクリップを種々の物品に装着した場合の斜視図を示すものである。
【0031】
上述のクランプ方法ではクリップ3の一端を押圧して被装着体18を挟着させたが、板状のスタンド等の被装着体18に筐体8を保持させる場合には図4(A)のようにスタンド18を矢印G方向にクリップ3の先端に滑り込ませるか、保持本体1をスタンド18に滑り込ませるようにすることで図3(C)で説明したと同様に滑り込ませた厚みtのスタンド18が係止支点17を越えた時点で軸14は長孔15に沿って上動し、軸と一体化されたクリップ3も図4(B)で示す様に上動してスタンド18を挟着させてクランプさせることが出来る。
【0032】
上記したクリップ3では長孔15の長さを所定の深さdに選択した場合を説明したが、これらの長孔15の深さdを変えることによって軸14の動く範囲を容易に制御可能となる。例えば、前記したように、筐体8の背面部2に設けた溝部20(図5(C)参照)の溝部内にクリップ3を完全に挿入し、背面部2の主面とクリップ3の表面を同一面上にすることが出来る。
【0033】
図5(A)は長孔15の深さdを標準値に選択した場合の側断面図を示すものであるが、図5(B)のように長孔15の深さd1 をd1 >dに選択し、クリップ3の飛び出し方向に長孔15の長さを延設すれば、実線で示すようにクリップ3の収納位置は図5(A)と同様であるが、クリップ3の飛び出し量は破線で示すように大きくなって厚手の被装着体18の挟着が可能となる。
【0034】
さらに、図5(C)に示すように、長孔15の深さd2 をd2 >dに選択し、クリップ3の納まる方向に深くする。即ち、溝部20内に完全クリップ3を収納し、背面板2の主面とクリップ3の表面を同一面上になるようにすることも簡単に出来る。
【0035】
上述のクリップ3に用いた弾性部材としてのバネ13はピアノ線等を図6(A)の様に軸14を巻回する巻回部13bを反時計方向に巻回させて折曲部13aと後尾部13cを形成したが図6(B)のように巻回部13bの巻回方向を図6(A)と反対の時計方向に巻回するようにしてもよい。
【0036】
更に、バネ13を図6(C)に示すようにコ字状に折曲部13a′と後尾部13cを形成することも出来る。
【0037】
図7(A)はコ字状に形成したバネを用いクリップ3の動作を説明するもので、コ字状バネ13の折曲部13a′は図6(A)(B)で示した2の字状のバネ13と異なり、クリップ3のクリップ片3dの終端部でなく、軸14より先端部方向に向かったクリップ片3d裏面に当接される。後尾部13cおよび巻回部は図1や図2と同様に構成させている。
【0038】
従って、バネ13の折曲部13a′は軸14より先端部のクリップ片3dを矢印J方向に引き込む偏倚力によってクリップに挟着偏倚力を付与している。
【0039】
図7(B)ではコ字状バネを用いたクリップ3の分解斜視図を示しているが、組立方法は図1と同様なので省略するが、この構成では軸受部15に形成した長孔15をV字状孔15aとした場合を示すもので、これらの長孔15やV字状孔15aはV溝であってよいことは明らかである。
【0040】
図8(A)乃至(D)に於いて、図8(A)および図8(C)は図8(B)および図8(D)のC−C′およびD−D′断面矢視図を示すものであり、本実施例ではクリップ3を構成するクリップ片13dおよびバネ13を合成樹脂あるいは金属で横断面が略コ字状と成るように一体に成型する。好ましくはクリップ3を構成するクリップ片3dとバネ13は板バネ材を用いて一体に構成させる。
【0041】
クリップ片3dおよびバネ13は先端に凸部3aを形成した細長い略長方形状の板材を軸受部12に形成した長孔15の長さ分だけ直角に折り曲げて、更にバネ部13をコ字状に折り曲げてクリップ片3dとバネ13を一体化し、更に軸14をバネ13の上面に接合させて、長孔15内に軸14を上下動に摺動可能に嵌合させる。バネ13はクリップ片3dを筐体8の方向へ引き込む偏倚力を与えて、その先端は係止支点17に係止させることで装着体18がクランプされない状態では図8(A)(B)に示すように軸14は長孔15の基底位置にある。
【0042】
被装着体18をクリップ片3aと筐体8の背面部2間に挿入すると被装着体18の厚みに応じて軸14と一体化されたクリップ3は図8(C)(D)のように長孔15に沿って上動する。この時バネ13は軸14と係止支点17間で撓みを生じて被装着体を挟着することが出来る。
【0043】
図8(E)に示すものは合成樹脂でクリップ片3dとバネ13、軸受部3b′を一体に成型し、軸14を軸受部3b′に埋め込んで一体化させたクリップ3を示すもので軸14は金属で構成させたが軸14も軸受部3b′と一体に合成樹脂で構成させてもよい。この様な構成のクリップ3であっても図8(A)乃至(D)のように軸14を長孔に挿入させて上下動させることで、薄手から厚手の被装着体を確実にクランプ可能なクリップを得ることが可能と成る。
【0044】
図9(A)(B)(C)に示すものは本発明のクリップ3をマイクロホン21、ボールペン22、ネクタイピン23に装着させた斜視図を示すものでこれらの小型物品に限らず本発明のクリップは携帯用電話機、携帯用テープレコーダ等の小型電子機器、小型コントローラ(ステックコントローラ)等の電気部品、イヤリング等のアクセサリ、ペン、万年筆等の文房具等に装着可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明のクリップ及びクリップのクランプ方法によれば、下記に示す効果を得ることが出来る。
(1)被装着体の厚みが薄いものから厚いものまで挟着が可能で、挟着物が厚いものではクリップが無段階的に移動して、厚手の被装着体の保持が可能と成る。
(2)クリップの未使用状態では保持本体から飛び出し量を小さく出来、保持本体の取付面と同一にすることが出来る。
(3)クリップに用いるバネは1本でクリップを被装着体に挟着する偏倚力とクリップの軸を長孔の基底方向に付与する偏倚力を与えることが出来るので、従来のクリップと部品点数が変わらずに組立が可能となる。
(4)厚手の被装着体を挟着した時にクリップおよび軸が長孔に沿って移動するため、挟着力は変わらず被装着体を保持可能である(厳密に言うとクリップを引き込もうとするバネの力があるので厚いものを挟むほど(クリップが飛び出ているほど)挟着力は強くなる。)。
(5)長孔の長さを変えるだけでクリップの移動範囲を容易にコントロールすることが出来る。
(6)小型の保持本体に装着させた場合、クリップ機構を小型化出来て、小型保持本体に見合ったクリップを構成出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1形態例を示すクリップの分解斜視図である。
【図2】本発明のクリップを携帯ラジオ受信機に装着した斜視図および図2(A)のA−A′およびB−B′断面斜視図である。
【図3】本発明のクリップの動作説明用の側断面図である。
【図4】本発明のクリップの他の動作説明用側断面図である。
【図5】本発明のクリップの飛び出し量を調整するための側断面図である。
【図6】本発明に用いる弾性部材の形状説明図である。
【図7】本発明のクリップに用いるコ字状バネの動作説明用側断面図および分解斜視図である。
【図8】本発明のクリップの他の形態例と動作を示す側断面図および図8(B)(D)のC−C′およびD−D′断面矢視図並びに他の構成のクランプの斜視図である。
【図9】本発明のクリップを各種物品に装着した斜視図である。
【図10】従来のクリップの側断面図である。
【符号の説明】
1‥‥保持本体、2‥‥背面部、3‥‥クリップ、3b‥‥軸受片、3b′‥‥軸受部、3c‥‥透孔、8‥‥筐体、11‥‥透孔、12‥‥軸受部、13‥‥バネ、14‥‥軸、15‥‥長孔
Claims (10)
- 保持本体を被装着体に保持するクリップであって、
上記被装着体の厚みに応じて上記保持本体からの上記クリップの飛び出し量を変化させて成ることを特徴とするクリップ。 - 前記クリップ側に設けた軸を前記保持本体に配設した軸受けに対し摺動自在に嵌合させて成ることを特徴とする請求項1記載のクリップ。
- 前記軸に巻回した1つの弾性部材によって前記クリップを前記保持本体に挟着させる挟着偏倚力と、該保持本体内に配設した支点を基に該軸を該保持本体側に引き込む引込偏倚力とを付与させて成ることを特徴とする請求項2記載のクリップ。
- 前記クリップと、前記保持本体に該クリップを挟着させる弾性部材を該クリップと一体に構成させて成ることを特徴とする請求項2記載のクリップ。
- 前記保持本体に配設した前記軸受を長孔または細溝と成したことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のクリップ。
- 前記軸受の前記長孔または細溝の長手方向の長さを調整して、前記クリップでの前記保持本体のクリップ取付面からの飛び出し量を調整する様に成したことを特徴とする請求項5記載のクリップ。
- 前記クリップと前記保持本体の挟着面間に係止部材を配設して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項6記載のいづれか1項記載のクリップ。
- 前記クリップを携帯ラジオ受信機、携帯用電話機等の小型電子機器、小型マイクロホン、小型コントローラ等の電子部品、イヤリング、ネクタイピン等のアクセサリ、ペン、ボールペン等の文房具のいづれか1つに配設させて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項7記載のいづれか1項記載のクリップ。
- 保持本体を被装着体に保持するクリップのクランプ方法であって、
上記保持本体に配設した軸受けに対し摺動自在に嵌合させた軸を有するクリップの一端を押圧して、上記被装着体に挟着した後に、該被装着体の厚みに応じて該軸を該軸受に対し移動させ、該保持本体を該被装着体に保持する様に成したことを特徴とするクリップのクランプ方法。 - 保持本体を被装着体に保持するクリップのクランプ方法であって、
上記保持本体に配設した軸受けに対し摺動自在に嵌合させた軸を有する上記クリップの一端に上記被装着体を挿入あるいは該クリップの先端を上記被装着体に挿入した後に、該被装着体の厚みに応じて該軸が該軸受に対し移動して、該保持本体を該被装着体に保持する様に成したことを特徴とするクリップのクランプ方法。
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051006 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070629 |