JP2004190822A - 液体圧送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体圧送装置24は本体1と蓋2で密閉容器を構成し、蓋2に作動蒸気の給気口6と排気口7及び圧送液体の流入口8と圧送口9を設ける。流入口8は密閉容器への液体の流れだけを許容する流入側逆止弁20を介して熱交換器25に連通する流入管21に接続する。流入管21の周囲に緩衝部材27を装填した混合室26を形成する。流入管21の底部に複数の小孔28を設けて流入管21と混合室26を連通する。圧送口9は液体圧送先への液体の流れだけを許容する圧送側逆止弁22を介してボイラー29に接続する。給気口6は高圧の蒸気配管31に接続する。排気口7は排気管23を介して混合室26に接続する。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水や燃料等の液体を高圧の作動蒸気で圧送する液体圧送装置に関するものである。本発明の液体圧送装置は、各種蒸気使用装置で発生した復水をボイラーや廃熱利用箇所に送る装置として特に適するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平8−145290号公報
従来の液体圧送装置としては、例えば特開平8−145290号公報に示されているものが用いられていた。これは、図2に示すように、本体1と蓋2で密閉容器を構成して、密閉容器内にフロート3とフロート弁4とスナップ機構部5を配置すると共に、蓋2に作動蒸気の給気口6と排気口7及び圧送液体の流入口8と圧送口9を設けたものであり、流入口8が密閉容器への液体の流れだけを許容する流入側逆止弁20を介して圧送液体発生源(図示せず)に連通する流入管21に接続され、圧送口9が液体圧送先への液体の流れだけを許容する圧送側逆止弁22を介して液体圧送先(図示せず)に接続され、給気口6が高圧の作動蒸気源(図示せず)に接続され、排気口7が排気管23を介して圧送液体発生源側(図示せず)に接続される。
【0003】
フロート3は支点10を回転中心として上下に浮上降下して、ダブル弁機構のフロート弁4を上下に移動させて圧送口9を連通遮断すると共に、第1レバー11を支点12を中心として上下に変位させるものである。同じく支点12を中心として回転自在に第2レバー13を配置し、この第2レバー13の端部と第1レバー11の端部の間に圧縮状態のコイルバネ14を取り付ける。第2レバー13の上部に操作棒15を連結する。
【0004】
操作棒15の上部には、排気口7を開閉する球状の排気弁体16を取り付けると共に、操作棒15の中段部に操作レバー17を固着する。操作レバー17の上部に上下動自在に給気棒18を配置して、この給気棒18の更に上方に球状の給気弁体19を自由状態で配置する。
【0005】
図2は、密閉容器内の液位が低くフロート3が底部に位置する状態を示している。フロート弁4は閉弁して密閉容器内と圧送口9を遮断し、給気弁体19が給気口6を閉口すると共に排気弁体16が排気口7を開口している。密閉容器内の作動蒸気が排気口7から排気管23を通して圧送液体発生源側に排気されると共に圧送液体発生源側の液体が流入管21から流入側逆止弁20を介して流入口8から密閉容器内に流入される。
【0006】
密閉容器内の液位上昇に伴ってフロート3が上昇してフロート弁4が開弁する。密閉容器内の液位が所定高位に達すると、スナップ機構部5がスナップ移動して給気弁体19が給気口6を開口すると共に排気弁体16が排気口7を閉口し、給気口6から密閉容器内に供給される作動蒸気によって、密閉容器内の液体が圧送口9から圧送側逆止弁22を介して液体圧送先へ圧送される。
【0007】
液体の圧送に伴ってフロート3が降下し、密閉容器内の液位が所定低位に達すると、フロート弁4が閉弁し、スナップ機構部5が反対側にスナップ移動して給気弁体19が給気口6を閉口すると共に排気弁体16が排気口7を開口する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の液体圧送装置では、排気口から排気される作動蒸気が圧送液体発生源側で圧送液体と混合するときに急激な流速の変動や密度変化のためにウォーターハンマーを起こす危険があり、騒音や振動を発生する問題点があった。
【0009】
従って本発明の課題は、排気口から排気される作動蒸気が圧送液体発生源側で圧送液体と混合するときにウォーターハンマーを起こすことのない液体圧送装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、密閉容器に作動蒸気の給気口と排気口及び圧送液体の流入口と圧送口が設けられ、流入口が密閉容器への液体の流れだけを許容する流入側逆止弁を介して圧送液体発生源に連通する流入管に接続され、圧送口が液体圧送先への液体の流れだけを許容する圧送側逆止弁を介して液体圧送先に接続され、給気口が高圧の作動蒸気源に接続され、排気口が排気管を介して圧送液体発生源側に接続され、密閉容器内の液位が所定高位に達すると給気口が開口されると共に排気口が閉口されて密閉容器内に作動蒸気が供給されることにより、密閉容器内の液体が圧送口から液体圧送先へ圧送され、密閉容器内の液位が所定低位に達すると給気口が閉口されると共に排気口が開口されて密閉容器内の液位が所定高位に達するまで密閉容器内の作動蒸気が排気口から圧送液体発生源側に排気されると共に圧送液体発生源側の液体が流入口から密閉容器内に流入される液体圧送装置において、流入管の周囲に緩衝部材を装填した混合室を形成し、流入管と混合室を連通する複数の小孔を流入管に設け、排気管の圧送液体発生源側を混合室に接続したことを特徴とする液体圧送装置にある。
【0011】
本発明の液体圧送装置は、流入管の周囲にステンレス鋼等の繊維状金属細線の織物や編物から成る緩衝部材を装填した混合室を形成し、流入管と混合室を連通する複数の小孔を流入管に設け、排気管の圧送液体発生源側を混合室に接続したものである。そのため、排気口から排気される作動蒸気は流速が混合室に装填された緩衝部材によって低減される。そのため、混合室で作動蒸気が圧送液体と混合するときにウォーターハンマーを起こすことがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1を参照して本発明の発明の実施の形態を説明する。本発明の液体圧送装置24は、内部構造が図2に示した従来例のものと同じであるので外観図で示し、同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。液体圧送装置24は、本体1と蓋2で密閉容器を構成し、蓋2に作動蒸気の給気口6と排気口7及び圧送液体の流入口8と圧送口9を設ける。
【0013】
流入口8は密閉容器への液体の流れだけを許容する流入側逆止弁20を介して圧送液体発生源としての熱交換器25に連通する流入管21に接続する。流入管21の周囲に混合室26を形成し、混合室26にステンレス鋼の繊維状金属細線の織物や編物から成る緩衝部材27を装填する。流入管21の底部に複数の小孔28を設けて流入管21と混合室26を連通する。圧送口9は液体圧送先への液体の流れだけを許容する圧送側逆止弁22を介して液体圧送先としてのボイラー29に連通する圧送管30に接続する。給気口6は高圧の作動蒸気源としての蒸気配管31に連通する給気管32に接続する。排気口7は排気管23を介して混合室26に接続する。
【0014】
密閉容器内の液位が低い状態において、密閉容器内と圧送口9が遮断され、給気口6が閉口されると共に排気口7が開口されている。密閉容器内の作動蒸気が排気口7から排気管23を通して混合室26に排気されると共に熱交換器25で発生した復水が流入管21から流入側逆止弁20を介して流入口8から密閉容器内に流入される。排気口7から排気される作動蒸気は流速が混合室26に装填された緩衝部材27によって低減されるので、混合室26で復水と混合するときにウォーターハンマーを起こすことがない。
【0015】
密閉容器内の液位上昇に伴って密閉容器内と圧送口9が連通され、密閉容器内の液位が所定高位に達すると、給気口6が開口されると共に排気口7が閉口され、給気口6から密閉容器内に供給される作動蒸気によって、密閉容器内の復水が圧送口9から圧送側逆止弁22を介して圧送管30からボイラー29へ圧送される。
【0016】
液体の圧送に伴って密閉容器内の液位が低下し所定低位に達すると、密閉容器内と圧送口9が遮断され、給気口6が閉口されると共に排気口7が開口される。
【0017】
【発明の効果】
本発明の液体圧送装置は、排気口から排気される作動蒸気の流速が混合室に装填された緩衝部材によって低減されるので、混合室で作動蒸気と圧送液体が混合されるときにウォーターハンマーを起こすことがなく、騒音や振動を発生することがないという優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体圧送装置の構成図。
【図2】従来例を示す液体圧送装置の断面図。
【符号の説明】
1 本体
2 蓋
6 給気口
7 排気口
8 流入口
9 圧送口
20 流入側逆止弁
21 流入管
22 圧送側逆止弁
23 排気管
24 液体圧送装置
25 熱交換器
26 混合室
27 緩衝部材
28 小孔
29 ボイラー
30 圧送管
31 蒸気配管
32 給気管
Claims (1)
- 密閉容器に作動蒸気の給気口と排気口及び圧送液体の流入口と圧送口が設けられ、流入口が密閉容器への液体の流れだけを許容する流入側逆止弁を介して圧送液体発生源に連通する流入管に接続され、圧送口が液体圧送先への液体の流れだけを許容する圧送側逆止弁を介して液体圧送先に接続され、給気口が高圧の作動蒸気源に接続され、排気口が排気管を介して圧送液体発生源側に接続され、密閉容器内の液位が所定高位に達すると給気口が開口されると共に排気口が閉口されて密閉容器内に作動蒸気が供給されることにより、密閉容器内の液体が圧送口から液体圧送先へ圧送され、密閉容器内の液位が所定低位に達すると給気口が閉口されると共に排気口が開口されて密閉容器内の液位が所定高位に達するまで密閉容器内の作動蒸気が排気口から圧送液体発生源側に排気されると共に圧送液体発生源側の液体が流入口から密閉容器内に流入される液体圧送装置において、流入管の周囲に緩衝部材を装填した混合室を形成し、流入管と混合室を連通する複数の小孔を流入管に設け、排気管の圧送液体発生源側を混合室に接続したことを特徴とする液体圧送装置。
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- 2002-12-13 JP JP2002362023A patent/JP4115820B2/ja not_active Expired - Fee Related
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