JP2004192573A - 情報処理装置及び情報表示方法 - Google Patents

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JP2004192573A
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茂寛 井谷
Hiroshi Yamada
浩 山田
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Abstract

【課題】コンテンツ閲覧時におけるスクロールバーによるコンテンツ表示領域の減少を抑制し、且つ、利用者の操作性の向上を図りうる情報処理装置及び情報表示方法を提供することにある。
【解決手段】スクロールバー制御部3と、利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を外部の入力機器7から受け取って、位置情報をスクロールバー制御部3に通知する位置情報処理部1とを有する情報処理装置を用いる。スクロールバー制御部3に、利用者が指示する画面上の位置が、画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められたスクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定させ、スクロールバー上又は領域上であると判定した場合に、スクロールバーの幅を拡大させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グラフィカルユーザインタフェースを利用する情報処理装置及び情報表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報処理装置は、利用者における使いやすさを向上させるため、グラフィカルユーザインタフェース(以下、「GUI」という。)を備えている。一般に、GUIは、本来表示すべきコンテンツを表示するコンテンツ表示領域と、そのコンテンツ表示領域を操作するためのメニューバー、スクロールバー、ボタン等のGUI部品とで構成されている。
【0003】
例えば、GUIとしては、コンテンツ表示領域に表示すべきコンテンツがコンテンツ表示領域内に収まらない場合に、コンテンツ表示領域の右側又は左側と上側又は下側とにスクロールバーが表示されるものが挙げられる。利用者は、右側又は左側のスクロールバーによってコンテンツ表示領域を上下方向にスクロールさせることで、また上側又は下側のスクロールバーによってコンテンツ表示領域を左右方向にスクロールさせることで、コンテンツの全体を把握することができる。なお、コンテンツ表示領域に表示すべきコンテンツがコンテンツ表示領域に収まる場合は、コンテンツ表示領域を最大とするためにスクロールバーは表示されないようになっている。
【0004】
また、スクロールバーは、本来のコンテンツ表示領域をスクロール移動させる機能だけでなく、スクロールできる量に応じてスライダの長さを変更する機能を有している。更に、スライダは実際にスクロールした量に合わせてスクロールバー上を移動する。このため、利用者は、現在コンテンツ表示領域に表示されているコンテンツが全体のどこに位置しているか、又どのくらいのコンテンツが未表示なのかを容易に把握することができる。
【0005】
しかし、スクロールバーはコンテンツ表示領域を狭めてしまうため、コンテンツを閲覧する利用者にとっては邪魔な存在となる場合がある。一方、コンテンツ表示領域を狭めないようにするためには、スクロールバーの幅は出来る限り小さくするのが好ましいが、スクロールバーにある程度の幅がないと、利用者がスクロール操作を行い難くなってしまう。
【0006】
特に、入力機器としてタッチパネルを用いた場合では、タッチパネルの検出した位置とスクロールバーの位置とがずれることがあるため、スクロールバーの幅が小さいと、スクロールバーを操作する際にスクロール動作が中断されてしまうことがある。
【0007】
このような問題を解決するため、例えば特許文献1には、GUI部品を透過型とし、これをコンテンツ表示領域上に重ね合わせて表示することによって、利用者の閲覧の邪魔になりにくいようにした情報処理装置が開示されている。
【0008】
また、特許文献2には、GUI部品を示す任意のアイコンを利用者がポインタを合わせると、このアイコンを拡大表示してアイコンの操作性を向上させる情報処理装置が開示されている。この特許文献2に記載の情報処理装置では、使用しないGUI部品を小さく表示できるため、コンテンツ表示領域が狭められるのを抑制できる。
【0009】
更に、特許文献3には、各ウィンドウのスクロールバーをシステムリソースレベルで一元管理することによって全て非表示とし、表示しているウィンドウ全ての画面コントロールを一つのコントロールボックスによって行うようにした情報処理装置が開示されている。
【0010】
この特許文献3に記載の情報処理装置では、各ウィンドウからスクロールバーが取り除かれるため、各ウィンドウにおけるコンテンツ表示領域を拡大することができる。また、画面上にコントロールボックスを表示する必要はあるが、閲覧しているウィンドウの外にコントロールボックスを配置することで、閲覧の邪魔にならないようにできる。
【0011】
また、特許文献4には、シフトキーを押しながらスクロールバーの端をドラッグすることによって、利用者が任意にスクロールバーを拡大又は縮小できる情報処理装置が開示されている。この特許文献4に記載の情報処理装置では、利用者は自分の意志でスクロールバーを拡大縮小できるので、スクロールバーが閲覧の邪魔になるのを抑制できる。
【0012】
【特許文献1】
特開2000−259310号公報
【0013】
【特許文献2】
特開平10−49338号公報
【0014】
【特許文献3】
特開平7−36653号公報
【0015】
【特許文献4】
特開平7−129360号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の情報処理装置では、スクロールバーは透過型であるが、その長さが通常のものに比べて短くなっており、コンテンツ表示領域の角に配置されている。また、スクロールバーのスライダは、コンテンツ表示領域を狭めないようにするため、移動しないでスクロールバー上の決まった位置にある。
【0017】
このため、利用者においては、現在コンテンツ表示領域に表示されているコンテンツが全体のどこに位置しているか把握するのが困難であり、又どのくらいのコンテンツが未表示なのか把握するのも困難である。
【0018】
更に、特許文献2に記載の情報処理装置では、利用者がスクロールバー等のGUI部品を操作するとコンテンツ表示領域が狭まるため、結局のところGUI部品はコンテンツの閲覧の邪魔になってしまう。
【0019】
また、特許文献3に記載の情報処理装置においては、閲覧しているウィンドウを全画面表示とすると、コントロールボックスによってコンテンツ表示領域は狭められてしまう。このため、特許文献3に記載の情報処理装置においても結局のところコンテンツ閲覧の邪魔になってしまう。
【0020】
特許文献4に記載の情報処理装置においては、利用者は、スクロールバーを出来る限り縮小することによって、コンテンツ表示領域が狭められるのを抑制することができる。しかし、この情報処理装置では、利用者は、コンテンツ表示領域をスクロールしようとする場合に、スクロールバーを拡大するためのキー操作やドラッグ操作等の煩わしい操作を行う必要がある。
【0021】
また、コンテンツ表示領域とは別の領域に、スクロールバー等のGUI部品を全て集めて配置することによって、コンテンツ表示領域を狭めないようにした態様が考えられる。しかし、この態様では、スクロールバー自体が小さくなってしまうため、特に入力機器としてペン入力デバイスを用いた場合に、利用者において非常に操作しにくくなってしまう。
【0022】
本発明の目的は、コンテンツ閲覧時におけるスクロールバーによるコンテンツ表示領域の減少を抑制し、且つ、利用者の操作性の向上を図りうる情報処理装置及び情報表示方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にかかる第1の情報処理装置は、グラフィカルユーザインタフェースを利用する情報処理装置であって、制御部と、利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取って、前記位置情報を前記制御部に通知する位置情報処理部とを少なくとも有し、前記制御部は、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められた前記スクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定し、前記スクロールバー上又は前記領域上であると判定した場合に、前記スクロールバーの幅を拡大することを特徴とする。
【0024】
上記本発明にかかる第1の情報処理装置においては、前記制御部が、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記スクロールバー上でも、前記領域上でもないと判定した場合に、前記スクロールバーの幅を縮小させるのが好ましい態様である。
【0025】
上記目的を達成するために本発明にかかる第2の情報処理装置は、グラフィカルユーザインタフェースを利用する情報処理装置であって、制御部と、利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取って、前記位置情報を前記制御部に通知する位置情報処理部とを少なくとも有し、前記制御部は、前記利用者が指示する画面上の位置が、スクロールバーの表示が予定された領域上又は予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上であるかどうか判定し、前記予定された領域上又は前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上であると判定した場合に、前記スクロールバーを表示し、前記予定された領域上でも、前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上でもないと判定した場合に、前記スクロールバーを非表示とすることを特徴とする。
【0026】
上記本発明にかかる第1及び第2の情報処理装置においては、前記入力機器が、前記利用者が前記指示体によって入力操作を行う際の前記指示体の移動軌跡を特定する移動情報を出力する機能を有しており、前記制御部が、前記移動情報に基づいて前記利用者が指示しようとしている画面上の位置を算出し、算出した前記利用者が指示しようとしている画面上の位置に基づいて前記判定を行う態様とできる。
【0027】
また、上記本発明にかかる第1及び第2の情報処理装置においては、前記制御部が、前記スクロールバーの表示の変化に対応して変化したウィンドウのコンテンツ表示領域に合わせて、前記コンテンツ表示領域に表示されているコンテンツを再描画する態様とするのが好ましい。
【0028】
次に、上記目的を達成するために本発明にかかる情報表示方法は、グラフィカルユーザインタフェースを利用した情報の表示を行うための情報表示方法であって、(a)利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取る工程と、(b)前記位置情報に基づいて、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められた前記スクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定する工程と、(c)前記スクロールバー上又は前記領域上である場合に、前記スクロールバーの幅を拡大する工程とを有することを特徴とする。
【0029】
また、本発明は、上記の本発明にかかる情報表示方法を具現化するためのプログラムであっても良い。このプログラムをコンピュータにインストールして実行することにより、本発明にかかる情報表示方法を実行できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の情報処理装置及び情報表示方法について、図1〜図4を参照しながら説明する。最初に、本発明の情報処理装置について図1及び図2を用いて説明する。図1は本発明の情報処理装置の一例を示す構成図である。
【0031】
図1に示す情報処理装置10は、GUIを利用して情報の表示を行う装置である。図1に示すように、情報処理装置10は、制御部2〜4、位置情報処理部1、ウィンドウメモリ5、及び表示メモリ6を備えている。本例では、制御部は、システム制御部2、スクロールバー制御部3及び表示制御部4で構成されている。
【0032】
また、図1に示すように、情報処理装置10には、ユーザインタフェースとしての入力機器7と、情報を表示する画面を備えた表示装置8とが接続されている。情報処理装置10は、利用者が、入力機器7を用いて、表示装置8の画面にグラフィック表示されているメニューやアイコン等を操作することにより、表示装置8の画面に利用者の希望する情報を表示する。
【0033】
位置情報処理部1は、利用者が指示する表示装置8の画面上の位置を特定する位置情報を入力機器7から受け取り、受け取った位置情報をシステム制御部2に出力する。
【0034】
システム制御部2は、予め作成された処理手順を記憶装置(図示せず)から読み出し、読み出した処理手順に従って各部の制御を行う。また、システム制御部2は、コンピュータの基本ソフトであるオペレーティングシステム(OS)に従って動作して、情報処理装置10がマルチウィンドウシステムといったGUIを利用できるようにしている。
【0035】
スクロールバー制御部3は、スクロールバーの幅の拡大処理及び縮小処理、又はスクロールバーの表示・非表示処理を行う。具体的には、スクロールバー制御部3は、スクロールバーの幅の拡大処理及び縮小処理を行う場合は、システム制御部2に出力された位置情報から特定される画面上の位置と、表示装置8の画面に表示されたスクロールバーの位置とを比較し、システム制御部2に出力された位置情報で特定される画面上の位置が、スクロールバー上又は予め定められたスクロールバーの周囲の領域上であるかどうか判定する。なお、スクロールバーの周囲の領域は、予め利用者が操作しやすいように適宜設定する。また、スクロールバーの周囲の領域を判定対象としない態様としても良い。
【0036】
判定の結果、システム制御部2に通知された画面上の位置が、スクロールバー上又は予め定められたスクロールバーの周囲の領域上である場合は、スクロールバー制御部3は、スクロールバーの幅を拡大するための処理を行う。一方、システム制御部2に通知された画面上の位置が、スクロールバー上でも、予め定められたスクロールバーの周囲の領域上でもない場合は、スクロールバー制御部3は、スクロールバーの幅をOSが指定する通常の大きさとするための処理を行う。
また、この場合は、スクロールバー制御部3は、スクロールバーの幅をOSで指定される通常の幅よりも小さくする処理を行うこともできる。
【0037】
また、スクロールバーの表示・非表示処理を行う場合は、スクロールバー制御部3は、システム制御部2に出力された位置情報から特定される画面上の位置と、スクロールバーの表示が予定された領域の位置とを比較し、システム制御部2に出力された位置情報で特定される画面上の位置が、スクロールバーの表示が予定された領域上又はスクロールバーの表示が予定された領域の周囲の領域上であるかどうか判定する。
【0038】
なお、スクロールバーの表示が予定された領域としては、例えば、ウィンドウの右端や上端等の一般的なGUIでスクロールバーが通常表示されている領域が挙げられる。また、スクロールバーの表示が予定された領域の周囲の領域も、予め利用者が操作しやすいように適宜設定する。スクロールバーの表示が予定された領域の周囲の領域を判定対象としない態様としても良い。
【0039】
判定の結果、システム制御部2に通知された画面上の位置が、スクロールバーの表示が予定された領域上又はスクロールバーの表示が予定された領域の周囲の領域上である場合は、スクロールバー制御部3は、スクロールバーを表示するための処理を行う。一方、システム制御部2に通知された画面上の位置が、スクロールバーの表示が予定された領域上でも、スクロールバーの表示が予定された領域の周囲の領域上でもない場合は、スクロールバー制御部3は、スクロールバーを非表示とするための処理を行う。
【0040】
ウィンドウメモリ5は、各種の制御画面をビットマップの形式でウィンドウごとに格納している。また、表示メモリ6は、表示装置8の画面に出力表示されるイメージ情報をビットマップの形式で格納している。
【0041】
表示制御部4は、全般の表示制御を行っている。具体的には、表示制御部4は、ウィンドウメモリ5に格納されているウィンドウを組み合わせて、表示メモリ6上に表示画面のイメージ情報を作成する。
【0042】
また、本例では、入力機器7としては、利用者がパネル面に指やペン型デバイス等の指示体を接触させることによって、表示装置8の画面上の位置を入力することができるタッチパネルが用いられている。本例で用いられるタッチパネルの種類としては、抵抗膜式、電磁誘導式、光学式、超音波式等が挙げられる。
【0043】
抵抗膜式タッチパネルの代表的なものとしては、一方の面に導電膜が設けられた透明基板と、一方の面に導電膜が設けられたフィルム部材とを、互いの導電膜が対向するように配置して構成されたものが挙げられる。この抵抗膜式タッチパネルでは、フィルムのたわみによって生じた透明基板とフィルムとの間の電位の変化から、フィルムのたわみ位置が検出され、この検出されたたわみ位置が位置情報として出力される。
【0044】
電磁誘導式タッチパネルの代表的なものとしては、内部にコイルを備えたペン型デバイスと、複数のセンサコイルを備えたバネルデバイスとで構成されたものが挙げられる。ペン型デバイスは指示体となる。パネルデバイスは、ペン型デバイスの移動によってセンサコイルに生じた誘導電流によってペン型デバイスの位置を検出し、検出したペン型デバイスの位置を位置情報として出力する。
【0045】
また、電磁誘導式タッチパネルでは、電磁誘導によって生じる起電力の大きさによって、パネルデバイスのパネル面を基準とした指示体の高さを特定できる。
このため、各種のタッチパネルのうち、電磁誘導式タッチパネルを用いた場合は、指示体の位置を三次元の座標によって特定でき、利用者が指示体によって入力操作を行う際の指示体の移動軌跡を特定する移動情報を出力することができる。
なお、ここでいう移動情報は、入力機器のパネル面上の任意の点を原点とした場合における、指示体の先端の移動軌跡上の三次元座標である。
【0046】
また、電磁誘導式タッチパネルを入力機器として用いる場合は、位置情報処理部1は移動情報をシステム制御部2に出力し、更にシステム制御部2はこれをスクロールバー制御部3に出力する。スクロールバー制御部3は、後述の図3で説明するように、移動情報を取得した時刻と三次元座標とを座標点毎に保存する。
【0047】
スクロールバー制御部3は、この移動情報に基づいて、利用者の指示体の移動軌跡を算出し、更に利用者が指示しようとしている画面上の位置を算出する。具体的には、スクロールバー制御部3は、移動情報によって取得した指示体の先端の三次元座標から、利用者の指示体における移動軌跡のベクトルを算出し、更にパネルデバイスのパネル面における位置ベクトルとの交点を求める。
【0048】
ここで、既に取得されている指示体の位置を点A、点Aに続いて取得された指示体の位置を点Bとし、更に各点の位置ベクトルをそれぞれベクトルa、ベクトルbとする。点A及び点Bを通る直線の方向ベクトルは〔ベクトルb−ベクトルa〕と表される。よって、点A及び点Bを通る直線のベクトル、即ち移動軌跡のベクトルをベクトルpとすると、ベクトルpは下記の数1によって算出することができる。
【0049】
【数1】
Figure 2004192573
【0050】
また、パネルデバイスのパネル面における任意の3点を点L、点M、点Nとし、更に各点の位置ベクトルをそれぞれベクトルl、ベクトルm、ベクトルnとする。点Lを始点としたときの、パネル面を表す平面上の有効線分が点M又は点Nを通るとすると、有効線分のベクトルはそれぞれ〔ベクトルm−ベクトルl〕、〔ベクトルn−ベクトルl〕で表される。よって、パネル面上の任意の点は、パネル面上に設定された原点からベクトルlに行き、点Lから〔ベクトルm−ベクトルl〕のスカラー倍進み、更に〔ベクトルn−ベクトルl〕のスカラー倍進むことで説明できる。従って、パネルデバイスのパネル面における位置ベクトルをベクトルqとし、パラメータをα、β、γとすると、ベクトルqは以下の数2によって算出することができる。なお、α=1−β−γとする。
【0051】
【数2】
Figure 2004192573
【0052】
スクロールバー制御部3は、上記数1によって得られるベクトルpと上記数2によって得られるベクトルqとの交点を求めることにより、利用者が指示しようとしている画面上の位置を算出することができる。また、スクロールバー制御部3は、利用者が指示しようとしている画面上の位置が算出された場合は、算出した位置した位置に基づいて、上述した判定を行う。
【0053】
例えば、スクロールバーを拡大又は縮小する場合は、スクロールバー制御部3は、算出した位置が画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められたスクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定し、この判定結果に基づいてスクロールバーの幅を拡大又は縮小する。また、スクロールバーを表示又は非表示する場合は、スクロールバー制御部3は、算出した位置がスクロールバーの表示が予定された領域上又はスクロールバーの表示が予定された領域の周囲の領域上であるかどうか判定し、この判定結果に基づいてスクロールバーを表示又は非表示とする。
【0054】
このように、入力機器7として電磁誘導式タッチパネルを用いた場合は、利用者における利便性は更に向上すると言えるので、本発明においては、入力機器7として電磁誘導式タッチパネルを用いるのが好ましいと言える。なお、本発明において入力機器7は、タッチパネルに限定されるものではなく、マウスやポインティングパッド、トラックボール、タブレット装置等のポインティングデバイスであっても良い。
【0055】
本例において表示装置8としては、液晶ディスプレイが用いられている。但し、本発明においては、表示装置8は、画面上に情報を表示可能な装置であれば良く、CRTやプラズマディスプレイ(PDP)、有機ELディスプレイ等であっても良い。
【0056】
図2は、図1に示す情報処理装置の外観を示す斜視図であり、図2(a)はスクロールバーの幅が通常の状態を示し、図2(b)はスクロールバーの幅が拡大した状態を示している。なお、図2では、スクロールバーの幅が拡大又は縮小する例について説明している。
【0057】
図2(a)及び(b)に示すように、情報処理装置10は、表示装置と一体となったタブレット型コンピュータとして構成されている。入力機器7は透明のパネル9を供えたタッチパネルであり、表示画面の上に配置されている。表示画面には、ウィンドウ13が表示されており、ウィンドウ13は、スクロールバー14、コンテンツ表示領域15及びツールバー16で構成されている。
【0058】
この情報処理装置10において、利用者11が、ペン型デバイス(指示体)12によって、入力機器7のパネル9上のスクロールバー14に対応した部分を押圧すると、図2(b)に示すように、スクロールバーの幅が拡大する。一方、利用者11が、ペン型デバイスによる押圧をやめ、ペン型デバイスの位置をスクロールバーから遠ざけると、スクロールバーの幅は、図2(a)で示した元の大きさに戻る。
【0059】
このように、本発明の情報処理装置10を用いれば、利用者がコンテンツ表示領域をスクロールさせない場合は、スクロールバーの幅はOSで指定される通常の大きさとでき、利用者がスクロールを行う場合は、スクロールバーの幅を拡大できるので、利用者における操作性の低減を抑制できる。また、スクロールバーの幅を拡大する場合に、キー操作やマウスをドラッグする等の煩雑な操作が要求されることもない。更に、本発明においては、利用者がコンテンツ表示領域をスクロールさせない場合は、上述したようにスクロールバーの幅をOSで指定される通常の幅よりも小さくでき、この場合はコンテンツ表示領域の拡大を図ることができる。
【0060】
次に、本発明の情報表示方法について図3及び図4を用いて説明する。本発明の情報表示方法は、図1に示す情報処理装置を動作させることによって実行することができる。このため、以下の説明では、本発明の情報処理装置の動作について説明する。なお、以下の説明では、指示体の先端の三次元座標を移動情報として出力可能な入力機器7を用いた場合について説明する。
【0061】
図3は、図1に示す情報処理装置における処理を示すフローチャートである。
図4は、表示装置に表示される画面の一例を示す図であり、図4(a)はスクロールバーが拡大される前の状態を示しており、図4(b)はスクロールバーが拡大された後の状態を示している。
【0062】
図3に示すように、最初に入力機器7から位置情報処理部1に移動情報が出力されると、位置情報処理部1はシステム制御部2に移動情報を出力し、システム制御部2はスクロールバー制御部3と表示制御部4とに移動情報を出力する。これにより、スクロールバー制御部3は移動情報を取得する(ステップS1)。このとき、システム制御部2は更にGUI部品を表示するのに必要な各パーツのビットマップ情報をウィンドウメモリ5に作成する。
【0063】
次に、スクロールバー制御部3は、上記のステップS1の実行前に既に取得及び保存した移動情報(三次元座標)の取得時刻を読み出し、この取得時刻から上記のステップS1によって移動情報を取得するまでの時間を算出し、算出された時間が予め定められた閾値内であるかどうかを判定する(ステップS2)。即ち、スクロールバー制御部3は、指示体の移動軌跡上における2点の三次元座標を取得するのにかかった時間について判定を行う。なお、ステップS2において判定基準となる閾値は、利用者が任意に設定することができる。
【0064】
判定の結果、算出された時間が閾値内になければ、スクロールバー制御部3は、利用できる移動情報が存在していないと判断し、ステップS1で移動情報を取得した時間(検出時間)と、この移動情報で特定される三次元座標とを保存し(ステップS5)、処理を終了する。一方、算出された時間が閾値内にあれば、スクロールバー制御部3は、上記数1を用いて、利用者の指示体の移動軌跡を算出する(ステップS3)。
【0065】
移動軌跡の算出が行われた場合は、スクロールバー制御部3は、ステップS3の算出結果に基づいて、上記数2を用いて利用者が指示しようとしている画面上の位置を算出する(ステップS4)。
【0066】
次に、スクロールバー制御部3は、ステップS4で算出された画面上の位置が、画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められたスクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定する(ステップS6)
判定の結果、ステップS4で算出された画面上の位置が、スクロールバー上でも、予め定められたスクロールバーの周囲の領域上でもない場合は、スクロールバー制御部3はウィンドウメモリ5に対して何ら処理を行わずに処理を終了し、表示制御部4に処理が終了したことを通知する。
【0067】
一方、ステップS4で算出された画面上の位置が、スクロールバー上又は予め定められたスクロールバーの周囲の領域上にある場合は、スクロールバー制御部3は、ウィンドウメモリ5内のスクロールバーのビットマップ情報を操作してスクロールバーの幅を所定の倍率で拡大する(ステップS7)。また、スクロールバー制御部3は、拡大されたスクロールバーについての情報、例えば拡大されたスクロールバーの幅やステップS4で算出された画面上の位置を表示制御部4に通知する。
【0068】
次に、スクロールバー制御部3は、スクロールバーの幅の拡大に伴って、コンテンツ表示領域内に表示されている文字列等のコンテンツを、拡大された幅に合わせて最適化する必要があるかどうかを判定する(ステップS8)。
【0069】
なお、本明細書でいう「最適化」とは、スクロールバーの幅を拡大又は縮小した場合(あるいはスクロールバーを表示又は非表示した場合)のようにスクロールバーに表示の変化が生じた場合に、コンテンツを再描画して、コンテンツの一部が表示されなくなるのを防止することをいう。
【0070】
例えば、コンテンツに文章が含まれている場合であれば、スクロールバーの幅の拡大又は縮小(あるいはスクロールバーの表示又は非表示)に対応して変化したウィンドウのコンテンツ表示領域に合わせて、後述の図4(b)に示すように、1行の文字数が変更される。また、本例では、最適化するかどうは、ユーザ設定に基づいて判定される。
【0071】
最適化する必要がないと判定した場合は、スクロールバー制御部3は処理を終了する。一方、最適化する必要があると判定した場合は、スクロールバー制御部3は、最適化の対象となるコンテンツ表示領域を再描画する必要がある旨をシステム制御部2に通知する(ステップS9)。
【0072】
次に、通知を受けたシステム制御部2は、コンテンツ表示領域を更新するため、ウィンドウメモリ5に格納されたコンテンツ表示領域のビットマップ情報を更新する(ステップS10)。このとき、スクロールバー制御部3は、ウィンドウメモリ5に格納されたビットマップ情報の表示が更新されたことを確認して、コンテンツ表示領域が更新されたこと及び処理が終了したことを表示制御部4に通知する。
【0073】
この後、表示制御部4は、ウィンドウメモリ5に格納された各GUI部品のビットマップ情報を組み合わせて、表示データを表示メモリ6上に作成し、作成された表示データを表示装置8へと出力させる(ステップS11)。
【0074】
この結果、利用者が表示装置の画面に表示されているコンテンツを閲覧する場合は、図4(a)に示すようにスクロールバー20の幅はOSで指定された通常の大きさ又は縮小した大きさとなり、コンテンツ表示領域21が狭められるのが抑制される。また、利用者が、表示装置8の画面上のコンテンツ表示領域をスクロールさせて、表示されていないコンテンツを閲覧したい場合は、入力機器によってスクロール上又はその周辺の領域上を指示すると、図4(b)に示すように自動的にスクロールバーの幅は操作しやすい幅に拡大する。
【0075】
このように本発明の情報処理装置及び情報表示方法によれば、利用者はスクロールバー20に邪魔されることなくコンテンツを閲覧でき、又スクロールを行う際に利用者に煩わしい操作が強いられることはない。また、スクロールバーにおける、スクロールできる量に応じてスライダの長さを変更する機能や、表示されているコンテンツが全体のどこに位置しているか、どのくらいのコンテンツが未表示なのかを利用者に把握させる機能が、損なわれることもない。
【0076】
また、図4(b)に示すように、スクロールバーの幅の拡大によって変化したウィンドウのコンテンツ表示領域に合わせて、1行の文字数を変更する等して、コンテンツ表示領域を最適化させた場合は、拡大されたスクロールバーによってコンテンツ表示領域の一部が隠されたりすることがないので、利用者の閲覧が妨げられることがない。
【0077】
なお、図2〜図4では、スクロール操作を行う場合にだけ、スクロールバーの幅を拡大する態様について説明しているが、本発明においては、上述したように通常の場合はスクロールバーを非表示とし、利用者がスクロールバーを操作したい場合にだけスクロールバーを表示する態様とすることもできる。このような態様とした場合は、ウィンドウの全面をコンテンツ表示領域とすることができるので、利用者の閲覧時における利便性の向上を図ることができる。
【0078】
この態様とする場合は、ステップS6において、スクロールバー制御部3は、ステップS4で算出された画面上の位置が、スクロールバーの表示が予定された領域上又はスクロールバーの表示が予定された領域の周囲の領域上であるかどうか判定する。また、ステップS7において、スクロールバー制御部3は、ウィンドウメモリ5内のビットマップ情報を操作してスクロールバーを表示する。更に、最適化の必要がある場合は、ステップS9で、スクロールバー制御部3は、スクロールバーの表示又は非表示に対応して変化したウィンドウのコンテンツ表示領域に合わせて、コンテンツを再描画する必要がある旨を通知する。
【0079】
利用者によっては、コンテンツを読む際に、指やペン型デバイス等で読んでいる行をなぞることによって、読んでいる行を見失わないようにする場合がある。このとき、誤ってスクロールバー上又はスクロールバーに接触したと判定される領域をクリックしてしまいスクロールバーが不用意に幅を広げる場合がある。
【0080】
これを防ぐため、本発明においては、例えばスクロールバー制御部3に、指示体による画面上の位置の入力が予め定められた時間を越えて行われたかどうかの判定を更に行わせ、予め定められた時間を越えている場合に、スクロールバーの幅を拡大させる態様(あるいはスクロールバーを表示させる態様)とすることもできる。
【0081】
また、本発明においては、利用者における利便性を向上させるため、スクロールバー制御部3が、利用者の指示する又は指示しようとしている画面上の位置が、スクロールバーの周辺の領域上であると判定した場合に、利用者が指示する又は指示しようとしている画面上の位置までスクロールバーの幅が拡大される態様とすることもできる。
【0082】
本発明の情報処理装置は、入力機器及び表示装置がコンピュータに、図3に示したステップS1〜S11を具現化するプログラムをインストールし、このプログラムを実行することによって実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(central processing unit)は位置情報処理部1、システム制御部2、スクロールバー制御部3及び表示制御部4として機能する。
【0083】
(付記1) グラフィカルユーザインタフェースを利用する情報処理装置であって、制御部と、利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取って、前記位置情報を前記制御部に通知する位置情報処理部とを少なくとも有し、
前記制御部は、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められた前記スクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定し、前記スクロールバー上又は前記領域上であると判定した場合に、前記スクロールバーの幅を拡大することを特徴とする情報処理装置。
【0084】
(付記2) 前記制御部が、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記スクロールバー上でも、前記領域上でもないと判定した場合に、前記スクロールバーの幅を縮小させる付記1に記載の情報処理装置。
【0085】
(付記3) グラフィカルユーザインタフェースを利用する情報処理装置であって、制御部と、利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取って、前記位置情報を前記制御部に通知する位置情報処理部とを少なくとも有し、
前記制御部は、前記利用者が指示する画面上の位置が、スクロールバーの表示が予定された領域上又は予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上であるかどうか判定し、
前記予定された領域上又は前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上であると判定した場合に、前記スクロールバーを表示し、
前記予定された領域上でも、前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上でもないと判定した場合に、前記スクロールバーを非表示とすることを特徴とする情報処理装置。
【0086】
(付記4) 前記外部の入力機器が、前記利用者が前記指示体によって入力操作を行う際の前記指示体の移動軌跡を特定する移動情報を出力する機能を有しており、前記制御部が、前記移動情報に基づいて前記利用者が指示しようとしている画面上の位置を算出し、算出した前記利用者が指示しようとしている画面上の位置に基づいて前記判定を行う付記1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
【0087】
(付記5) 前記制御部が、前記スクロールバーの表示の変化に対応して変化したウィンドウのコンテンツ表示領域に合わせて、前記コンテンツ表示領域に表示されているコンテンツを再描画する付記1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
【0088】
(付記6) 前記制御部が、前記指示体による前記画面上の位置の入力が予め定められた時間を越えて行われたかどうかの判定を更に行い、予め定められた時間を越えている場合に、前記スクロールバーの幅を拡大する付記1に記載の情報処理装置。
【0089】
(付記7) 前記制御部が、前記指示体による前記画面上の位置の入力が予め定められた時間を越えて行われたかどうかの判定を更に行い、予め定められた時間を越えている場合に、前記スクロールバーを表示する付記3に記載の情報処理装置。
【0090】
(付記8) 前記制御部が、前記予め定められた前記スクロールバーの周囲の領域上であると判定した場合に、前記利用者が指示する画面上の位置まで前記スクロールバーの幅を拡大する付記1に記載の情報処理装置。
【0091】
(付記9) グラフィカルユーザインタフェースを利用した情報の表示を行うための情報表示方法であって、(a)利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取る工程と、(b)前記位置情報に基づいて、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められた前記スクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定する工程と、
(c)前記スクロールバー上又は前記領域上である場合に、前記スクロールバーの幅を拡大する工程とを有することを特徴とする情報表示方法。
【0092】
(付記10) 前記利用者が指示する画面上の位置が、前記スクロールバー上でも、前記領域上でもない場合に、前記スクロールバーの幅を縮小させる工程を更に有する付記8に記載の情報処理装置。
【0093】
(付記11) グラフィカルユーザインタフェースを利用した情報の表示を行うための情報表示方法であって、(a)利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取る工程と、(b)前記位置情報に基づいて、前記利用者が指示する画面上の位置が、スクロールバーの表示が予定された領域上又は予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上であるかどうかを判定する工程と、(c)前記予定された領域上又は前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上である場合に、前記スクロールバーを表示する工程と、(d)前記予定された領域上でも、前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上でもない場合に、前記スクロールバーを非表示とする工程とを有することを特徴とする情報表示方法。
【0094】
(付記12) グラフィカルユーザインタフェースを利用した情報の表示をコンピュータに行わせるプログラムであって、(a)利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取るステップと、(b)前記位置情報に基づいて、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められた前記スクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定するステップと、(c)前記スクロールバー上又は前記領域上であると判定した場合に、前記スクロールバーの幅を拡大するステップとを有することを特徴とするプログラム。
【0095】
(付記13) 前記利用者が指示する画面上の位置が、前記スクロールバー上でも、前記領域上でもない場合に、前記スクロールバーの幅を縮小させるステップを更に有する付記11に記載の情報処理装置。
【0096】
(付記14) グラフィカルユーザインタフェースを利用した情報の表示をコンピュータに行わせるプログラムであって、(a)利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取るステップと、(b)前記位置情報に基づいて、前記利用者が指示する画面上の位置が、スクロールバーの表示が予定された領域上又は予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上であるかどうかを判定するステップと、(c)前記予定された領域上又は前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上であると判定した場合に、前記スクロールバーを表示するステップと、(d)前記予定された領域上でも、前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上でもない場合に、前記スクロールバーを非表示とするステップとを有することを特徴とするプログラム。
【0097】
【発明の効果】
以上のように本発明にかかる情報処理装置及び情報表示方法によれば、利用者がコンテンツ表示領域をスクロールさせない場合は、スクロールバーの幅を小さくすることで、又はスクロールバーを表示させないことで、コンテンツ表示領域が狭められるのを抑制できる。また、利用者がスクロールを行う場合は、スクロールバーの幅を拡大できるので、又は非表示されていたスクロールバーを表示できるので、利用者において操作性が低減するのを抑制できる。また、スクロールバーの幅を拡大する場合に、キー操作やマウスのドラッグ等の煩雑な操作が要求されることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一例を示す構成図である。
【図2】図1に示す情報処理装置の外観を示す斜視図であり、図2(a)はスクロールバーの幅が通常の状態を示し、図2(b)はスクロールバーの幅が拡大した状態を示している。
【図3】図1に示す情報処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図4】表示装置に表示される画面の一例を示す図であり、図4(a)はスクロールバーが拡大される前の状態を示しており、図4(b)はスクロールバーが拡大された後の状態を示している。
【符号の説明】
1 位置情報処理装置
2 システム制御部
3 スクロールバー制御部
4 表示制御部
5 ウィンドウメモリ
6 表示メモリ
7 入力機器
8 表示装置
9 透明のパネル
10 情報処理装置
11 利用者
12 ペン型デバイス(指示体)
13 ウィンドウ
14、20 スクロールバー
15、21 コンテンツ表示領域
16 ツールバー

Claims (7)

  1. グラフィカルユーザインタフェースを利用する情報処理装置であって、制御部と、利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取って、前記位置情報を前記制御部に通知する位置情報処理部とを少なくとも有し、
    前記制御部は、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められた前記スクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定し、前記スクロールバー上又は前記領域上であると判定した場合に、前記スクロールバーの幅を拡大することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部が、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記スクロールバー上でも、前記領域上でもないと判定した場合に、前記スクロールバーの幅を縮小させる請求項1記載の情報処理装置。
  3. グラフィカルユーザインタフェースを利用する情報処理装置であって、制御部と、利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取って、前記位置情報を前記制御部に通知する位置情報処理部とを少なくとも有し、
    前記制御部は、前記利用者が指示する画面上の位置が、スクロールバーの表示が予定された領域上又は予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上であるかどうか判定し、
    前記予定された領域上又は前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上であると判定した場合に、前記スクロールバーを表示し、
    前記予定された領域上でも、前記予め定められた前記予定された領域の周囲の領域上でもないと判定した場合に、前記スクロールバーを非表示とすることを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記入力機器が、前記利用者が前記指示体によって入力操作を行う際の前記指示体の移動軌跡を特定する移動情報を出力する機能を有しており、
    前記制御部が、前記移動情報に基づいて前記利用者が指示しようとしている画面上の位置を算出し、算出した前記利用者が指示しようとしている画面上の位置に基づいて前記判定を行う請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部が、前記スクロールバーの表示の変化に対応して変化したウィンドウのコンテンツ表示領域に合わせて、前記コンテンツ表示領域に表示されているコンテンツを再描画する請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. グラフィカルユーザインタフェースを利用した情報の表示を行うための情報表示方法であって、
    (a)利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取る工程と、
    (b)前記位置情報に基づいて、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められた前記スクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定する工程と、
    (c)前記スクロールバー上又は前記領域上である場合に、前記スクロールバーの幅を拡大する工程とを有することを特徴とする情報表示方法。
  7. グラフィカルユーザインタフェースを利用した情報の表示をコンピュータに行わせるプログラムであって、
    (a)利用者が指示する画面上の位置を特定する位置情報を入力機器から受け取るステップと、
    (b)前記位置情報に基づいて、前記利用者が指示する画面上の位置が、前記画面上に表示されたスクロールバー上又は予め定められた前記スクロールバーの周囲の領域上であるかどうかを判定するステップと、
    (c)前記スクロールバー上又は前記領域上である場合に、前記スクロールバーの幅を拡大するステップとを有することを特徴とするプログラム。
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