JP2004194897A - 命綱保持方法および命綱保持用の安全装置 - Google Patents

命綱保持方法および命綱保持用の安全装置 Download PDF

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Abstract

【課題】親綱に連結した命綱の一端を、作業者に結んだ状態で作業者が転落した時、作業者の体重が命綱を介して衝撃的に作業者に加わり、作業者がその衝撃で骨折や内臓破裂を起こすことがある。
【解決手段】命綱を嵌合した親綱に加わる衝撃負荷を、親綱または親綱支柱の一部であって、機械的強度が脆弱な部分に設けた衝撃吸収部分によって緩衝するようにして命綱を保持する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築・土木工事用作業通路又は枠組足場等に使用され、命綱を嵌合した親綱に加わる衝撃負荷を、親綱または親綱支柱に設けた衝撃吸収部分によって緩衝するようにして命綱を保持することを特徴とする、命綱保持方法および命綱保持用の安全装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
従来、建築・土木工事用作業通路又は枠組足場等には、作業者の歩行を容易にするとともに作業性を向上するために、特許第3311742号公報(特許文献1参照)に示されるるように、作業者の命綱を親綱に連結して親綱支柱で支持するとともに、親綱支柱を調整可能に設置している。
【0003】
一方、作業通路又は枠組足場に設置された親綱支柱で支持された親綱に命綱を連結していても、作業者が転倒して通路や足場から落下したとき、作業者の体重がその数十倍の負荷となって、命綱を介して衝撃的に作業者自身に加わり、作業者がその衝撃で骨折や内臓破裂等を起こす恐れがありその問題を解決するという課題がある。
【0004】
他方、上記の作業通路や枠組足場では通常手摺が設置されているのが普通であり、この手摺で作業の安全を図っているのが普通であるが、より安全の向上を図るためにこの手摺に命綱を設けることも可能である。
【0005】
しかし、この手摺は、全体的に親綱支柱ほど強度があるわけではなく、衝撃を吸収機構もないので実際には命綱を手摺に取付ることが出来ないと不具合があった。
【0006】
【特許文献1】
特許第3311742号公報(図2)
本発明は、足場に使用され、命綱を嵌合した親綱に加わる衝撃負荷を、親綱または親綱支柱等に設けた衝撃吸収部分によって緩衝するようにして命綱を保持することを特徴とする命綱保持方法および命綱保持用の安全装置を提供することを目的とする。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するため請求項1に記載した発明によれば、命綱を嵌合した親綱に加わる衝撃負荷を、親綱または親綱支柱に設けた衝撃吸収部分によって緩衝するようにして命綱を保持するようにしている。
【0008】
また、請求項2に記載した発明によれば、建築、土木工事用の作業通路の片側または両側あるいは枠組み足場の足場板の片側または両側に親綱支柱を二つ以上起立し、各親綱支柱間に親綱を架設し、この親綱に命綱の基端を固定またはスライド自在に連結し、命綱の他端を作業者の身体に連結させている命綱保持用の安全装置において、親綱支柱の一部に機械的な強度が脆弱な部分を形成している。
【0009】
また、請求項3に記載した発明によれば、命綱を嵌合した親綱が連結された親綱支柱と、該親綱支柱を保持する建枠とからなる命綱保持用の安全装置において、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分を親綱支柱に形成している。
【0010】
さらに、請求項4に記載した発明によれば、命綱を嵌合した親綱が連結された親綱支柱と、該親綱支柱を保持する建枠とからなる命綱保持用の安全装置において、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分を親綱自体に形成している。
【0011】
さらに、請求項5に記載した発明によれば、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱または親綱自体に局部的に細い形状に形成されている。
【0012】
さらに、請求項6に記載した発明によれば、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱または親綱自体に局部的に細い形状で複数の個所に形成されている。
【0013】
さらに、請求項7に記載した発明によれば、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱または親綱自体に局部的に設けた穴で形成されている。
【0014】
さらに、請求項8に記載した発明によれば、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱の先端部方向に向かって細い形状に形成されている。
【0015】
さらに、請求項9に記載した発明によれば、親綱支柱と親綱とが、手摺の手摺支柱と手摺支柱間に架設した横支柱とを兼ねた状態で、衝撃吸収部分をして形成いる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1において、鉄骨フランジ等の足場Aを構成する建材1には親綱支柱2が支持されており、その先端部2aには親綱3が連結されている。
【0018】
また、親綱3には命綱4の一端が嵌合されており、命綱4の他端は作業者5に連結されている。
【0019】
さらに、親綱支柱2の下部には、くびれ部2bが衝撃吸収のため、機械的な強度が脆弱な部分として形成されている。
【0020】
なお、くびれ部2bは、衝撃力が加わったときそこに応力が集中しないように、急激な断面積の変化を生じないようにする必要がある。
【0021】
すなわち、V字型の切込みを避けて、円弧状または鼓状など緩やかな断面積の変化になるような切込みにするのが好ましい。
【0022】
図1(A)は、足場A上で作業者5が転倒した直後の状態、図1(B)は、作業者5が足場Aから落下中の状態、図1(C)は、作業者5が命綱に吊り下げられた状態をそれぞれ示している。
【0023】
図1(C)において、作業者5が図1(B)の状態からさらに落下して、命綱4が完全に伸びきった状態になったとき、親綱3が引き寄せられ作業者5の体重が、命綱4を介して一旦は作業者5にかかる。
【0024】
しかし、その後作業者の体重による衝撃荷重により、親綱4が引っ張られて親綱支柱2に伝わり、それによって親綱支柱2のくびれ部2bが屈曲することによって、命綱4から作業者5にかかる衝撃力が緩和される。
【0025】
すなわち、図1(B)の状態から図1(C)の状態になるまでに、作業者5の体重によって命綱4および親綱3が伸張され、その後作業者の体重による衝撃力は、親綱支柱2がくびれ部2bから屈曲することによって、親綱支柱2を変形させるエネルギーとなって吸収されることになる。
【0026】
図2は、親綱支柱2の拡大説明図であり、図2(A)は静止状態、図2(B)は屈曲後の状態を二点鎖線によって示している。
【0027】
図2(A)は、足場上の歩行方向の側面図であり、図2(B)は、足場上の歩行方向に直角方向の正面図である。
【0028】
親綱支柱2は、金具1a,1bにより建て材1に結合され、建て材1および横材7によって建て枠を構成し、横材7の上方には足場板6が支持されている。
【0029】
図3は、図2の場合に対して、くびれ部2bの上方にさらに、くびれ部2cを形成した形態を示している。
【0030】
この場合に、くびれ部2cはくびれ部2bよりも細く形成されているから、作業者5の体重による衝撃力は、初めに親綱支柱2のくびれ部2cによって緩和され、その後さらにくびれ部2bによって緩和される。
【0031】
すなわち衝撃力は、図1,図2の場合に比べて一層緩やかに緩和されるから、作業者5に加わる衝撃がより軽減される。
【0032】
図4は、図2の場合に比べくぼみ2bに変えて、親綱支柱2の側方から穴2dを形成して衝撃吸収部としたものである。
【0033】
この場合に、穴2dを形成する方向は、親綱支柱2が屈曲すべき方向を考慮して形成することが必要である。
【0034】
図5は、図2のくびれ部2bを廃止して、親綱支柱2のほぼ中間部分2eから先端方向にかけて、支柱の直径を細くしたものである。
【0035】
この場合に、直径の変化する部分には応力が集中しないように、円弧状または緩やかな傾斜をもって変化するようにすべきである。
【0036】
なお、中間部分2eを設けることなく、金具1aの取り付け部分から、先端方向に向けて順次親綱支柱2の径が漸減するようにすれば、さらに緩やかな衝撃吸収が可能である。直径の変化する部分に応力が集中しないようにし、親綱支柱2の径が漸減するようにすること等によって、親綱支柱2の疲労強度が向上し、破損を防止できるから安全性を向上させることができる。
【0037】
図6は、親綱支柱2をH鋼のフランジ部等の足場6に取り付けるように構成したもので、このような親綱支柱2は、一般に角型断面の中空パイプで形成されている。
【0038】
すなわち、図6(A)は、足場上の歩行方向の側面図で、図6(B)は、足場上の歩行方向に直角方向の正面図であり、衝撃力により変形されるとき、衝撃が緩和されやすいような角型断面の中空パイプになっている。
【0039】
すなわち、角型断面の長手方向に屈曲させるようにするとともに、屈曲したとき角型断面の肉厚を、圧縮側を薄くし伸長側を厚くすることによって、屈曲に際して衝撃を緩和しつつ中空パイプの座屈を防止して、疲労強度を向上させることが出来る。
【0040】
そして、この親綱支柱2には、二箇所のくびれ部2f,2gが形成されているが、その作用方法は、図3の場合と同等であるから説明を省略する。
【0041】
図7は、図6の親綱支柱2部分拡大図であり、上方のくびれ部2fを小径曲率の絞り加工とし、下方のくびれ部2gを大径曲率の絞り加工として、くびれ部2fが先に変形し、その後にくびれ部2gが変形するようにしたものである。
【0042】
図8は、図8(A)に親綱支柱2の側面を示し、その断面を図8(B)に示し断面が楕円形となるようにした実施形態を示している。
【0043】
さらに、図9は、親綱支柱2の断面(B)が真円である実施形態を示している。
【0044】
また、図10は、パイプの肉厚の一部2hを薄くした実施形態で、図11は、親綱支柱2の一部分に細いパイプ2iを差し込んで、機械的な強度の脆弱な部分を形成したものである。
【0045】
なお、図11の場合に、パイプ2iの材質は、通常の鋼管であっても十分な機能を確保し得るが、ステンレス鋼、タングステン−バナジュウムW−V鋼線またはチタン網など、屈曲力に対して剛性を有する材質のものを使用することによって、より効果を大きくすることが出来る。
【0046】
さらに、図12は、親綱支柱2の側方から形成する穴2j、2kを複数個形成した実施形態、図13は、親綱支柱2の側方から形成する穴2m、2nの形状を、角型にした実施形態をそれぞれ示し、いずれも機械的な強度の脆弱な部分を形成したものである。
【0047】
さらに、図14は、親綱支柱2の一部分に密着巻きしたスプリング2pを差し込んだ実施形態、図15は、親綱支柱2の一部分にプラスチック、ゴムなどの弾性体2qを差し込んだ実施形態をそれぞれ示し、いずれも衝撃力を弾性体によって吸収するための実施形態である。
【0048】
これらの実施形態において、スプリング2pや弾性体2qは、親綱支柱2に十分な嵌合長さを確保して差し込まれた後、接着、溶接、ねじ止めなどによって強固に連結される。
【0049】
図16乃至図21は、手摺構造を親綱支柱と親綱として利用した実施の形態を示す。
【0050】
即ち、図16は、親綱3に代えて、親綱支柱2に手摺り8を取り付けた実施形態を示している。
【0051】
手摺り8には、くびれ部8aが形成されるとともに、補助支柱9,9が手摺り8および親綱支柱2に対して回動自在に取り付けられ、くびれ部9aが形成されている。
【0052】
くびれ部8a,9aは、上述の場合と同様に、衝撃力を吸収する部分として機能する。
【0053】
すなわち、手摺り8に命綱4が嵌合されており、作業者5が転落して命綱4が伸張されると、手摺り8に衝撃力が加わり、くびれ部8aやくびれ部2b,2c,9aを屈曲点として変形し衝撃が緩和される。
【0054】
図17は、親綱支柱2と手摺り8とを一体化した実施形態を示している。
【0055】
手摺り8には、くびれ部8aが形成されるとともに、親綱支柱部2と一体に形成されている。
【0056】
また、補助支柱9,9が手摺り8および親綱支柱部2に取り付けられ、くびれ部9aが形成されている。
【0057】
そして、手摺り8に命綱4が嵌合され、作業者5が転落して命綱4が伸張されると、手摺り8に衝撃力が加わり、上述の場合と同様に、くびれ部8aやくびれ部2b、9aを屈曲点として衝撃が緩和される。
【0058】
図18は、図17と同様に親綱支柱2と手摺り8とを一体化した実施形態を示している。
【0059】
くびれ部8a,9aがそれぞれ2箇所となり、くびれ部2cが追加され、補助支柱9,9の形態が変更になっている外は、機能的に同等である。
【0060】
図19および図20も、図17または図18の補助支柱9,9を変形したもので、機能的に同等である。
【0061】
さらに、図21についても、補助支柱9,9を変形した実施形態で示している。
【0062】
これらの図19,20,21において補助支柱9,9にはくびれ部9aが形成されていないが、細い材料で形成すれば各補助支柱9,9が、容易に変形して衝撃力を吸収させることが出来る。
【0063】
上記それぞれの実施形態において、衝撃力を吸収させるべき部分の材質を、ステンレス鋼、タングステン−バナジュウムW−V鋼線またはチタン網などで形成すれば、効率的に衝撃を吸収する構造の安全装置を構成することが出来るようになる。
【0064】
さらに、上記実施形態におけるそれぞれの変形部分は、弾性限度内であって変形後に、原状に復帰するのが最も好ましいが、使用の度に僅かな永久変形が徐々に残りつつ、複数回の使用に耐えるようなものや、一回の衝撃を受けたときに、永久変形を生じて使用不能になったとしても、大きな人身事故を回避できれば、当初の目的を十分に達成できたのであるから、それで足りると考えられる。
【0065】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で、適宜変更して実施できることは容易に理解される。
【0066】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載した発明にあっては、命綱を嵌合した親綱に加わる衝撃負荷を、親綱または親綱支柱に設けた衝撃吸収部分によって緩衝するようにして命綱を保持するようにしている。
【0067】
そして、この発明にあっては、作業者が転倒して落下したときでも、命綱を連結されていれば落下時の衝撃力を受けることなく、安全に作業者を救助することが出来るようになる。
【0068】
また、請求項2に記載した発明によれば、建築、土木工事用の作業通路の片側または両側あるいは枠組み足場の足場板の片側または両側に親綱支柱を二つ以上起立し、各親綱支柱間に親綱を架設し、この親綱に命綱の基端を固定またはスライド自在に連結し、命綱の他端を作業者の身体に連結させている命綱保持用の安全装置において、親綱支柱の一部に機械的な強度が脆弱な部分を形成している。
【0069】
そして、この発明にあっては、作業者が転倒して落下したときに、命綱を介して作業者に加わる衝撃力が、親綱支柱の一部に設けた機械的強度が脆弱な部分によって吸収されるので、受傷を軽減して安全に作業者を救助することが出来るようになる。
【0070】
また、請求項3に記載した発明によれば、命綱を嵌合した親綱が連結された親綱支柱と、該親綱支柱を保持する建枠とからなる命綱保持用の安全装置において、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分を親綱支柱に形成している。
【0071】
そして、この発明にあっては、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分を親綱支柱に形成しているから、簡単な構造で作業者に加わる衝撃力を緩和できる。
【0072】
さらに、請求項4に記載した発明によれば、命綱を嵌合した親綱が連結された親綱支柱と、該親綱支柱を保持する建枠とからなる命綱保持用の安全装置において、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分を親綱自体に形成している。
【0073】
そして、この発明にあっては、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分を親綱自体に形成しているから、作業者が転倒して落下したときに、命綱を介して作業者に加わる衝撃力を、直接吸収し緩和させることができる。
【0074】
さらに、請求項5に記載した発明によれば、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱または親綱自体に局部的に細い形状に形成されている。
【0075】
そして、この発明にあっては、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱または親綱自体に局部的に細い形状に形成されているから、命綱を介して作業者に加わる衝撃力を、効率的に吸収し緩和させることができる。
【0076】
さらに、請求項6に記載した発明によれば、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱または親綱自体に局部的に細い形状で複数の個所に形成されている。
【0077】
そして、この発明にあっては、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱または親綱自体に局部的に細い形状で複数の個所に形成されているから、命綱を介して作業者に加わる衝撃力を、段階的に順次吸収して効率的に緩和させることができる。
【0078】
さらに、請求項7に記載した発明によれば、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱または親綱自体に局部的な穴で形成されている。
【0079】
そして、この発明にあっては、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、親綱支柱または親綱自体に局部的な穴で形成されているから、簡単な加工によって所期の目的を達成する構造が得られ、命綱を介して作業者に加わる衝撃力を、容易かつ効率的に緩和させることができる。
【0080】
さらに、請求項8に記載した発明によれば、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、先端部方向に向かって細い形状に形成されている。
【0081】
そして、この発明にあっては、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、先端部方向に向かって細い形状に形成されているから、命綱を介して作業者に加わる衝撃力を、無段階で柔軟に緩和させることができる。
【0082】
さらに、請求項9に記載した発明によれば、親綱支柱と親綱とが、手摺の手摺支柱と手摺支柱間に架設した横支柱とを兼ねた状態で、衝撃吸収部分をして形成いる。
【0083】
そして、この発明にあっては、親綱支柱と親綱とが、手摺の手摺支柱と手摺支柱間に架設した横支柱とを兼ねた状態で、衝撃吸収部分をして形成いるから、建築、土木現場での安全装置の設置が容易になり、簡単な構造で命綱を介して作業者に加わる衝撃力を、容易かつ効率的に緩和させることができる。
【0084】
その結果、この発明によれば、鉄骨フランジ等の足場に使用され、命綱を嵌合した親綱に加わる衝撃負荷を、親綱または親綱支柱等に設けた衝撃吸収部分によって緩衝するようにした命綱保持方法および命綱保持用の安全装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図3】本発明の第二の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図4】本発明の第三の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図5】本発明の第四の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図6】本発明の第五の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図7】本発明の第五の一実施形態について、部分説明用の要部拡大図である。
【図8】本発明の第六の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図9】本発明の第七の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図10】本発明の第八の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図11】本発明の第九の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図12】本発明の第十の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図13】本発明の第十一の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図14】本発明の第十二の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図15】本発明の第十三の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図16】本発明の第十四の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図17】本発明の第十五の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図18】本発明の第十六の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図19】本発明の第十七の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図20】本発明の第十八の一実施形態を示す要部拡大図である。
【図21】本発明の第十九の一実施形態を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
A 建枠
1 建材
2 親綱支柱
3 親綱
4 命綱
5 作業者
6 足場板
7 横材
8 手摺り
9 補助支柱

Claims (9)

  1. 命綱を嵌合した親綱に加わる衝撃負荷を、親綱または親綱支柱に設けた衝撃吸収部分によって緩衝するようにして命綱を保持することを特徴とする命綱保持方法。
  2. 建築、土木工事用の作業通路の片側または両側あるいは枠組み足場の足場板の片側または両側に親綱支柱を二つ以上起立し、各親綱支柱間に親綱を架設し、この親綱に命綱の基端を固定またはスライド自在に連結し、命綱の他端を作業者の身体に連結させている命綱保持用の安全装置において、親綱支柱の一部に機械的な強度が脆弱な部分を形成したことを特徴とする命綱保持用の安全装置。
  3. 命綱を嵌合した親綱が連結された親綱支柱と、親綱支柱を保持する建枠とからなる命綱保持用の安全装置において、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分を親綱支柱に形成したことを特徴とする命綱保持用の安全装置。
  4. 命綱を嵌合した親綱が連結された親綱支柱と、親綱支柱を保持する建枠とからなる命綱保持用の安全装置において、命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分を親綱自体に形成したことを特徴とする命綱保持用の安全装置。
  5. 命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、局部的に細い形状に形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の命綱保持用の安全装置。
  6. 命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、局部的に細い形状で複数の個所に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の命綱保持用の安全装置。
  7. 命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、局部的に設けた穴で形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の命綱保持用の安全装置。
  8. 命綱からの衝撃負荷に対して変形自在な部分が、先端部方向に向かって細い形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の命綱保持用の安全装置。
  9. 親綱支柱と親綱とが、手摺の手摺支柱と手摺支柱間に架設した横支柱とを兼ねていることを特徴とする、請求項2から請求項8のいずれかに記載の命綱保持用の安全装置。
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