JP2004196394A - 葉菜類の包装管理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】葉菜類3を立ち姿を保持させたままで流通させることを可能とする葉菜類の包装管理方法であって、合成樹脂シートを膨出成型してなる透明な筒形の筒形包装用容器1に圃場から収穫した葉菜類3を生育姿勢と同じ立ち姿の状態で収容し、適宜蓋2をして個別包装体Bとし、皿形トレー4に配列して外装箱5で外装を施して出荷する。店頭では皿形トレー4に配列したまま、又は個別包装体Bを立ち姿を保持させた状態で展示する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、市場で一般に立ち型葉菜類として認識されている葉菜類を、鮮度を保持した状態で流通させるための包装管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば、ほうれん草、京菜、チンゲン菜等、通常に流通している葉菜類は、周知のように、圃場で収穫され洗浄された葉菜類をプラスチックフィルムの袋で個別包装され、段ボール箱等で多数個を一纏めに収容されて小売店まで運ばれる。小売店では前記プラスチックフィルムによる個別包装のままで商品台に山積みにされて展示販売される。この様な流通状態では個別包装された葉菜類は、輸送中も販売中も大部分は横に寝かせた状態となっており、又、適当に積み重ねられた状態となっているのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記したほうれん草、京菜、チンゲン菜等は一般に立ち形葉菜類と呼称され、この他にも小松菜、セロリー、浅葱等の葉菜類があげられるが、本願発明者は、これらの立ち形葉菜類を横に寝かせた状態にしておくと、短時間で鮮度が低下して商品価値を失うが、これを立ち姿、即ち自然の生育姿勢を保って保存すると鮮度の低下を防ぐ事が出来る事を見出した。この理由は、立ち形葉菜類を横に寝かせて保存すると立ち上がろうとして余分なエネルギーを消耗し、そのために新鮮さを喪失して外観が悪くなるだけでなく、味も劣化するものと思われる。この事実を鑑みて前述した従来の包装管理状態では、収穫から消費されるまでの期間、立ち形葉菜類の鮮度を保存する事が出来ないという欠点があった。又、従来の包装方法では包装された葉菜類が押し付けあって外力によって損傷を受け、商品価値を低下させるという不都合があった。更に、外箱で包装されて納品された状態から店頭の商品台に並べかえるのに、相当の手数を要するという解決すべき課題を要していた。
【0004】
そこで、本発明者は、立ち型の葉菜類を生育姿勢を保って縦にした状態で輸送並びに展示できるよう保管して鮮度を保持し、包装された葉菜類が外力によって損傷される事を防止し、店頭展示の準備の手数を省き且つ積み重ねられた状態で展示されても荷崩れがなく、包装された商品の視認が容易な立ち形の葉菜類の包装管理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の葉菜類の包装管理方法のうち、第1発明は、合成樹脂シートを膨出成型してなる透明な筒形の筒形包装用容器1に圃場から収穫した葉菜類3を生育姿勢と同じ立ち姿の状態で収容し、適宜蓋2をした後、収容された葉菜類3を立ち姿の状態を保持させたままで流通させる葉菜類の包装管理方法である。
【0006】
第2発明は、合成樹脂シートを膨出成型してなる透明な筒形包装用容器1に圃場から収穫した葉菜類3を生育姿勢と同じ立ち姿の状態で収容し、適宜蓋2をした個別包装体Bを所定数纏めて外装箱5に収容し、収容された葉菜類3が立ち姿の状態を保持したままで流通させる葉菜類の包装管理方法である。
【0007】
第3発明は、合成樹脂シートを膨出成型してなる透明な筒形包装用容器1に圃場から収穫した葉菜類3を生育姿勢と同じ立ち姿の状態で収容し、適宜蓋2をした個別包装体Bを所定数纏めて皿形トレー4に収容し、更に外装箱5に収容して収容された葉菜類3を立ち姿の状態を保持したままで流通させる葉菜類の包装管理方法である。
【0008】
第4発明は、合成樹脂シートを膨出成型してなる透明な筒形包装用容器1に圃場から収穫した葉菜類3を生育姿勢と同じ立ち姿の状態で収容し、適宜蓋2をした個別包装体Bを所定数纏めて皿形トレー4に収容した状態で、収容された葉菜類3を立ち姿の状態を保持させたままで店頭展示を行う葉菜類の包装管理方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を実施するに当たっては、筒形包装用容器1と蓋2とは非塩素系合成樹脂又は生分解熱可塑性合成樹脂のシートを材料とし、従来と同じく真空成型若しくは圧空成型によって所定の形状を付与する。この様なシート材料は透明であることが望ましい。筒形包装用容器1は、寸法は収容される葉菜類の大きさに合致させた大きさとし、形状は筒形を基調とした倒立した角錐台形又は円錐台形とし、開口部11の外周に補強のための外周縁12を形成するのが一般的である。又、外周縁12の内側面部に、筒形包装用容器1の底部15を受け止める段部14を形成しておけば、外周縁12の内側に前記底部15を嵌合して段部14に載置することによって、店頭展示のときに直接に積み重ねても荷崩れし難く、相互に押し付け合うことによって、損傷を受ける事もないという特徴を有する。又、収容する葉菜類の種類によって通気性が望ましい場合には通気孔を形成する。
【0010】
蓋2は別体として製造しても、筒形包装用容器1と一連として形成しても良い。又、単なるプラスチックシートからなるもの、或いはプラスチックシートを裁断したバンドを筒形包装用容器1に縦方向に帯状に巻きつけたものでも良い。筒形包装用容器1の開口部11の全体を覆うような蓋2の場合には、必要に応じて蓋2に通気孔21を形成する。筒形包装用容器1に葉菜類3を立ち姿で収容し、適宜蓋2を施して個別包装体Bとする。この個別包装体Bを輸送する際に、その所定数を皿形トレー4(衝撃吸収材)に纏めて収容し、皿形トレー4ごと複数段纏めて外装箱5に収容して最終包装として出荷する。小売店の店頭では外装箱5から取り出して、皿形トレー4に纏められたままの状態で積み重ねて展示する。従って店頭展示する場合でも、商品台に並べかえる手数を大幅に削減することができる。上記のような包装管理方法では、収穫から消費までの流通期間を生育姿勢と同じ立ち姿を保持して経過するので、内部の葉菜類3は新鮮さを維持することができる。そして容器が透明であるから内容物の種類、外観を容易に且つ効果的に視認することを可能とする。
【0011】
【実施例】
以下本発明の詳細を図に示した実施例に基き説明する。図1は本発明の第1実施例の個別包装体Bの斜視図、図2は同実施例の包装管理方法を示す説明用の斜視図、図3は同実施例の店頭展示状態を示す説明用の斜視図である。
【0012】
図1は、本発明の第1実施例の個別包装体Bの構造と包装状態を示す斜視図である。1は筒形包装用容器で、収容される葉菜類3の大きさと数量に合致させた大きさとし、形状は筒形を基調とした倒立した角錐台形としている。開口部11の周囲は補強と蓋2の圧着部を兼ねて、外方に広った外周縁12が形成されている。蓋2はラミネートされたプラスチックフィルムで前記外周縁12に圧着されている。蓋2には収容された葉菜類3が窒息することを防ぐため、通気孔21が形成されている。尚、この第1実施例をはじめとし、以降で記述する第1実施例の変形例並びに第2実施例では、筒形包装用容器1の通気孔はすべて省略されている。
【0013】
上述の個別包装体Bは図2に示すように、皿形トレー4に配列して収容され、更に、外装箱5(仮想線で表示)に複数段収容されて出荷される。店頭においては図3に示すように、外装箱5を取り除いて皿形トレー4に配列されたまま積み重ねて商品台6に載置する。
【0014】
図4に第1実施例の個別包装体Bの変形例を示す。この変形例は蓋2が簡易化され、商品名等を表示したリボン状のプラスチックフィルムを使用し、このような蓋2を筒形包装用容器1に縦方向にバンドのように巻きつけた構造なっている。出荷時の皿形トレー4並びに外装箱5による包装、および店頭展示の方法は第1実施例と同様である。
【0015】
図5に第2実施例の個別包装体Bを示す。この第2実施例の筒形包装用容器1は、開口部11の外周に形成された外周縁12の内側面部に、上位に積み重ねられた筒形包装用容器1の底部15を受け止める段部14が形成されている形状となっている。外周縁12の内側に筒形包装用容器1の底部15を嵌合し、且つ段部14に載置させることによって相互の位置関係が保持され、収容された葉菜類3に外力が加わることもないので、皿形トレー4を省略して直接に外装箱5に収容して出荷することができる。又、店頭展示のときに複数段直接に積み重ねても荷崩れし難く、互いに押し付けられて損傷を受けることもないという特徴を有する。蓋2は前記変形例と同様に、簡易化されたリボン状のプラスチックフィルムを筒形包装用容器1に縦方向にバンドのように巻きつけた構造となっている。尚、図6にこの実施例が積み重ねられている状態を示す。この図6には商品台等は省略されている。
【0016】
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定されるものではなく、本発明にいう構成要件を備え、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から既に明らかなように、本発明の葉菜類の包装管理方法は筒形包装用容器に葉菜類を立ち姿で収容し、適宜蓋を施してこの保管状態を維持した状態で流通に供するものであり、また、この個別包装体Bを皿形トレーに纏めて収容し、皿形トレーごと外装用の外装箱に収容して出荷することにより、収穫から消費までの期間生育姿勢と同じ立ち姿を保持し、内部の葉菜類は四周が外力から保護されていて他物と触れ合うことがないので、損傷がなく新鮮さとともに外観の良好さを維持する効果を有する。また、出荷中、輸送途上で商品の破損等不祥事が発生する事もない。又、小売店の店頭では外装箱から取り出して皿形トレーに纏められたままの状態で展示する。従って店頭展示する場合でも商品台に並べかえる手数を大幅に削減し得る効果も有する。更に、容器が透明であるから内容物の種類、外観を容易に且つ効果的に視認することができ、購買意欲を増進させることができるという効果をも期待し得るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の個別包装体Bの斜視図。
【図2】同、出荷時の状態を示す説明用の斜視図。
【図3】同、店頭展示時の状態を示す説明用の斜視図。
【図4】第1実施例の変形例の個別包装体Bの斜視図。
【図5】第2実施例の個別包装体Bの斜視図。
【図6】同、積み重ねられた状態を示す説明用の斜視図。
【符号の説明】
1 筒形包装用容器
11 同、開口部
12 同、外周縁
14 同、段部
15 同、底部
2 蓋
21 同、通気孔
3 葉菜類
4 皿形トレー
5 外装箱
6 商品台
B 個別包装体
Claims (4)
- 合成樹脂シートを膨出成型してなる透明な筒形包装用容器(1)に圃場から収穫した葉菜類(3)を生育姿勢と同じ立ち姿の状態で収容し、適宜蓋(2)をしたのち、収容された葉菜類(3)を立ち姿の状態を保持させたままで流通させる葉菜類の包装管理方法。
- 合成樹脂シートを膨出成型してなる透明な筒形包装用容器(1)に圃場から収穫した葉菜類(3)を生育姿勢と同じ立ち姿の状態で収容し、適宜蓋(2)をした個別包装体(B)を所定数纏めて外装箱(5)に収容し、収容された葉菜類(3)が立ち姿の状態を保持したままで流通させる葉菜類の包装管理方法。
- 合成樹脂シートを膨出成型してなる透明な筒形包装用容器(1)に圃場から収穫した葉菜類(3)を生育姿勢と同じ立ち姿の状態で収容し、適宜蓋(2)をした個別包装体(B)を所定数纏めて皿形トレー(4)に収容し、更に外装箱(5)に収容して、収容された葉菜類(3)を立ち姿の状態を保持したままで流通させる葉菜類の包装管理方法。
- 合成樹脂シートを膨出成型してなる透明な筒形包装用容器(1)に圃場から収穫した葉菜類(3)を生育姿勢と同じ立ち姿の状態で収容し、適宜蓋(2)をした個別包装体(B)を所定数纏めて皿形トレー(4)に収容した状態で、収容された葉菜類(3)を立ち姿の状態を保持させたままで店頭展示を行う葉菜類の包装管理方法。
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| CN119705961A (zh) * | 2025-02-25 | 2025-03-28 | 连云港瑞升食用菌有限公司 | 一种菇类鲜品用包装设备 |
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2002
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