JP2004201072A - 符号化ビデオ記録再生装置 - Google Patents

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弘典 小味
Naoki Yamamoto
直樹 山本
Ryuji Nishimura
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Abstract

【課題】複数の符号化方式に対応した画像圧縮符号化復号装置あるいは記録再生装置において一方の符号化ストリームの画像のズーム処理を画質劣化を抑えつつ実現する。
【解決手段】入力ビデオ信号を圧縮符号化し第1の符号化ビデオビットストリームを生成して出力する第1のビデオ圧縮符号化手段102と、入力ビデオ信号のうち一部の画像領域のみを所定の解像度に解像度変換する解像度変換手段107〜109と、解像度変換手段によって解像度変換されたビデオ信号を圧縮符号化し第2の符号化ビデオビットストリームを生成して出力する第2のビデオ圧縮符号化手段110と、第1の符号化ビデオビットストリームを記録する蓄積メディア104と、第2のビデオビットストリームを通信ネットワークに接続された端末装置113に伝送する手段111を備えた符号化ビデオ記録装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ信号をデジタル蓄積メディアに圧縮符号化することで符号化ビデオビットストリームを生成しこれを記録し、また再生時には該ビットストリームを伸長して画像として出力する画像記録再生装置に関するものであり、またこれらの技術を用いた監視システムにも関連する技術である。
【0002】
【従来の技術】
画像情報をディジタル化し圧縮符号化理論を用いて蓄積媒体に記録したり、通信媒体を介して転送する技術が多種多様な機器で用いられるようになってきた。例えばMPEG2Video(ISO/IEC13818−2)を用いたDVD記録再生装置や、MPEG4Video(ISO/IEC14496−2)を用いた携帯端末間の通信、またJPEG圧縮技術を用いたディジタルスチルカメラなどが普及している。さらに複数のメディアとのインタフェースをもち、それぞれのメディアに対応した複数の符号化方式で画像を圧縮符号化および復号するような機器もあり、異なる符号化方式間でのデータ変換およびデータのコピー、バックアップ技術が必要されつつある。例えば、同じ入力画像から異なる符号化方式で記録する画像記録装置が開示されている(例えば、先行特許文献1参照)。また、一度MPEG2Videoで圧縮符号化されたビデオストリームをMPEG4Videoの符号化方式に変換(トランスコード)する装置が既に開示されている(例えば、先行特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−108133号公報
【特許文献2】
特開2002−125234号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記、公知例群では、複数の符号化方式に対応する際、異なる符号化、復号手段間で画像サイズの違うデータを扱うことを許容しているが、例えば、片方の画像にのみズーム処理して圧縮符号化をかけるなど、複数の圧縮符号化、復号手段間で画郭の変更を要する場合は、別途、新たな手段を設ける必要があった。
【0005】
ここで課題にしている例として、例えばひとつの入力画像をもちMPEG2とMPEG4の符号化規格で同時にストリームを出力する際、MPEG4のストリームのみ入力画像の一部をズームアップして出力するような場合が挙げられる。
【0006】
また、別の例としてMPEG2で予め蓄積メディアに記録された符号化ストリームを復号し、MPEG4のストリームに変換し通信メディアを介して送信するような場合に、やはり一部の画像部分のみをズームアップしてトランスコードする機能などがある。
【0007】
本発明では、上記の機能を実現し、さらにズーム処理時の画質劣化を低減した手法を提案することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、全体のハードウェアおよび制御ソフトウェアのコスト面で安価な装置を実現することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、ビデオ信号を入力とし、入力ビデオ信号の解像度と同じ解像度を保持しながら第1の符号化ビデオビットストリームを生成して出力する第1のビデオ圧縮符号化手段と、該入力ビデオ信号のうち一部の画像領域のみを所定の解像度に解像度変換し第2の符号化ビデオビットストリームを生成して出力する第2のビデオ圧縮符号化手段を備え、上記解像度をユーザーインタフェースもしくは遠隔の端末から制御できる手段を備える。また、圧縮された符号化ビデオビットストリームを入力とし、入力符号化ビデオビットストリームを復号し、入力符号化ビデオビットストリームにおいて指定されたサイズと同じ解像度を持つビデオ信号を出力するビデオ復号手段と、該第1のビデオ信号の画像のうち一部の画像領域のみを所定の解像度に解像度変換し再び圧縮符号化して符号化ビデオビットストリームを出力するビデオ圧縮符号化手段を備える。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施の形態について記載する。まず本発明における第1の実施例について図1のブロック図を用いて述べる。本発明における第1の実施例は、ディジタルビデオを入力として、MPEG2符号化方式で蓄積メディアへ記録し、またMPEG4方式で通信ネットワークに接続された携帯端末に送信するビデオ符号化記録再生装置である。
【0011】
ビデオ符号化記録再生装置は、ディジタル画像入力端子101と、MPEG2ビデオエンコーダ102と、蓄積メディアIF103と、ハードディスク104と、MPEG2デコーダ105と、画像切出し回路107と、画像拡大回路108と、画像解像度変換回路109と、MPEG4ビデオエンコーダ110と、通信IF111と、制御回路114と、復号画像出力端子120とを有して構成される。このビデオ符号化記録再生装置は、通信ネットワーク112を介して、携帯端末113と接続される。
【0012】
入力端子101から入力されたディジタル画像信号(たとえば/REC601方式)は、ハードディスク104で記録するために、まずMPEG2エンコーダ102でMPEG2ビデオMP@MLレベルに準拠したエレメンタリストリー(ES)に符号化され情報量を圧縮される。その後、蓄積メディアIF103に転送され、ハードディスク104がサポートするATAやSCSIなどのプロトコルに準拠してハードディスク104に記録される。このとき、後に所定の時刻のデータを検索し、再生可能にするためMPEG2符号化ストリームはパケタイズさらにファイル化され、管理情報とともにハードディスク104に記録される。
【0013】
再生時には、蓄積メディアIF103によってファイルが読み出され、パケタイズされていた情報よりESのみを抽出し、MPEG2デコーダ105に渡される。
【0014】
MPEG2デコーダ105では、ESデータは復号され、ディジタルビデオ信号として出力端子120より図示されていないディスプレイ機器に表示される。
【0015】
入力端子101からハードディスク104に記録、さらに再生して出力端子120から出力するデータパスで扱われる画像サイズは、図2のオリジナル画像10に示すように入力端子101から入力されたビデオ信号の有効画素領域分704×480の画像領域と同等サイズであり、図2の蓄積メディア記録時画像11に示すように704×480である。
【0016】
一方、通信ネットワーク112に接続された携帯端末113にMPEG4のデータを送信する際、入力端子101からの入力ビデオ信号は画像切出し回路107で入力画像のうち一部分が切り取られ次の画像拡大回路108で0値画素補間される、さらに携帯端末113側で表示されるべきサイズに解像度を変換する画像解像度変換回路109でローパスフィルタ処理、画素間引き処理が行われMPEG4エンコーダに渡される。
【0017】
MPEG4でエンコードされたMPEG4ストリームは、通信IF111を介して通信ネットワーク112に接続された携帯端末113に送信される。
【0018】
携帯端末113は、たとえば、MPEG4復号機能つき携帯電話などであって、送信されたMPEG4ストリームを復号することでユーザが、遠隔地より入力端子101に入ったビデオ信号をモニタリングすることができる。
【0019】
もし、携帯端末側のユーザーがモニタ中の画面のズームを希望し、携帯端末113のキーIFよりズーム処理を指定した場合、該指定コマンドが通信ネットワーク112を介して通信IF111に転送される。
【0020】
通信IF111は、このコマンドを制御回路114に送信する。制御回路114では受信した上記コマンドの指示にしたがって、ズーム倍率、ズーム位置を調整するため、画像切出し回路107、画像拡大回路108、画像解像度変換回路109を制御する。
【0021】
次に、上記回路107〜109における画像の解像度変換の過程を、図2を用いて説明する。ここでは、オリジナル画像(有効雅画素領域)10で示された入力画像の有効画素領域は704×480(図2の10)であり、最終的に携帯端末113で表示する必要のある画像サイズ(図2の通信端末出力画像サイズ13)を176×120とする。
【0022】
携帯端末113でズームの機能が指示されていない場合、入力端子101からの入力画像は、画像切出し回路107において入力画像の有効画素帰還すべての画像領域が選択され、次の画像拡大回路108に送られる(図2のズームなし)。この場合、画像拡大回路108では何も変換処理が行われず、次の画像解像度変換回路109にすべての画素情報を送信する。
【0023】
画像解像度変換回路109では、図2のLPF(ローパスフィルタブロック)12で水平、垂直ともにデータの高域成分をカットしたのち、水平、垂直の画素を間引いて画像サイズを縮小する。図2の場合、オリジナル画像サイズに対して端末側での出力画像サイズは水平、垂直ともに1/4なので水平、垂直ともにオリジナル画像の各画素位置から4画素に1画素だけ残して後の画素位置の情報を破棄する。前段のLPFで適切にエリアジング成分の除去を施すことにより、画質の劣化を抑えながら縮小を行うことが可能である。
【0024】
次に、ズーム処理が入る場合の処理について説明する。ズーム処理が入る場合、制御回路114より画像切出し回路107にズーム倍率に応じて切出部分14の領域サイズ(水平×垂直)と切出部分のオリジナル画像中の位置についての指定情報が入力される。例えば、ズーム倍率が2倍のとき、オリジナル画像10のうち、水平、垂直それぞれ1/2のサイズ領域すなわち、352×240分の画像領域(切出部分)14が所定オフセット位置より切出しされる。
【0025】
ここで、切出しとは、その画素情報のみを次の画像拡大回路108に渡し、他の画像情報を破棄することを意味する。
【0026】
切出しされた部分画像14は、画像拡大回路108において、一度704×480の画素サイズに補間される(図2のズームあり)。このため、水平、垂直方向にそれぞれ0値の画素を補間する。例えば、上記例の場合、水平、垂直方向にそれぞれ1画素ごとに0値の画素を挿入することで、704×480の中間拡大画像15が得られる。
【0027】
この後、LPF12を施したのちズーム処理無しのときと同じ間引き率で間引き処理を画像解像度変換回路109で行うことで、ズーム処理された端末画像サイズの画像データを生成できる。
【0028】
本方式では、一般にM倍に拡大したズーム画面を端末画面サイズに変換したい場合には、切出画面サイズ14を水平、垂直それぞれオリジナルの1/Mの画像サイズにして、画像拡大回路108において水平、垂直それぞれ1画素ごとに(M−1)個の0値画素を補間し、後は上記例と同様にLPF処理、画素間引き処理を行うことで、複数のズーム倍率に同一回路で対応することが可能である。
【0029】
なお、上記例では、画像解像度変換回路109における縮小率を(1/(整数))としているが、間引き処理前に0値補間によりp倍に画像を拡大したのち1/qに縮小すれば、p/qの縮尺比(p、qは、整数値)の任意の端末画像サイズに対応できる。さらに、携帯端末113から切出部分14のオフセット位置情報の変更情報を制御回路114に通知し、制御回路114が入力画像の有効画素領域10からの切出し位置を変更することで、ズーム位置を上下左右に移動させることができる。
【0030】
上記のように、本発明の第1の実施例では、MPEG4のズーム処理を行なうための画像解像度変換回路109は、MPEG4ストリームの符号化を行うデータパス上にあり、MPEG2ストリームを生成するデータパスには全く影響を与えない。したがって、MPEG2ストリームでハードディスク104に記録を続行しつつ、MPEG4ストリームを携帯端末113に出力し、MPEG4のストリームを受信した携帯端末113でズーム処理を指示した場合、MPEG2の記録処理とは独立にMPEG4の符号化ストリームの画郭のみを変更することができる。
【0031】
これは、例えば監視システムなどで、入力画像としてある事件の犯行現場が入力されこれを記録している最中に、携帯電話などでその状況をモニタリングし、携帯電話を持ったユーザーが注視したい部分をズームアップして即座に重要な部分をチェックするような場合に特に有効である。仮に、ズームアップしたことにより、重要な被写体の動きに追従できず携帯電話中のモニタしている画郭からはずれたとしても、ハードディスク104に記録されるデータには影響がでないため、後に警察に提出する証拠物件として重要な箇所が欠落するというような問題が生じない。
【0032】
また、本実施例は、ズーム処理時の画質の劣化が低減する点で他の手法よりも有利である。例えば、MPEG4エンコーダ前にズーム処理を行うのではなく、携帯端末113側でMPEG4の復号処理を行ったのちに拡大処理を行うとすると、上記例の2倍のズーム処理を行うために、携帯端末113側のデコード画像中の88×60の画像サイズ領域を2倍に拡大して出力する必要がある。この場合、図2の拡大処理時には同じズーム処理のための画像をオリジナル画像の352×240の画像領域の情報から生成していたのに対して、すでに画素情報が欠落した状態の88×60の画像サイズから生成するため画質劣化が著しくなる。これを低減するためにさらにローパスフィルタ処理を施しても、画像の精細度はやはり失われてしまう。この傾向は、ズーム倍率が大きい場合に顕著である。
【0033】
さらに、本実施例に適用する携帯端末113では、個々の携帯端末にはズーム処理を行うハードウェアもしくはソフトウェアを備える必要がないので、システム全体のコスト低減の面でも有利になる。
【0034】
また、放送画像を入力画像とし、蓄積メディアに記録しつつ、遠隔地でモニタリングするような用途の場合でも同様の効果が得られる。
【0035】
次に、本発明の第2の実施例を、図3を用いて説明する。以下の説明では、多くの機能ブロックが図1の第1の実施例と重複するため、同機能ブロックについては、図1と同じ番号をつけ、説明を省略する。
【0036】
本実施例は、MPEG2方式で符号化したストリームを蓄積メディアに記録し、MPEG4方式で符号化したストリームをメモリICのIF117を介して、メモリIC118に記録する手段を持ったビデオ圧縮符号化記録再生装置である。このビデオ圧縮符号化記録再生装置は、図1のビデオ符号化記録再生装置から通信インタフェース111を除くとともに、ユーザIF116、メモリICIF117と、メモリIC118を加えた点で異なっている。
【0037】
このとき、本発明の実施例1で説明した図2のズーム処理を行うため、ズーム倍率、ズーム位置に関する指示はユーザーIF116からユーザーが行う。本実施例では、例えば入力画像の重要な部分のみを抽出して、メモリICなどに記録するような場合に効果的である。例えば、1920×1080などの高解像度のフォーマットを持つデジタルビデオカメラの撮像画像を入力とし、比較的容量の小さい記憶媒体に格納するような場合に一部だけを切り取り、例えば352×240などの小画面に変換してメモリICに記録することで情報量を小さくしてデータを抽出することができる。この場合も、蓄積メディア104への記録とは無関係にズームが可能である。
【0038】
次に、図4に本発明における第3の実施例を示し、以下説明する。本実施例では、MPEG2方式で符号化されたビデオデータが蓄積メディアに格納される。これを復号して出力する際、一部の端末画像を切出してズームし、MPEG4ストリームとして、ネットワークに接続された携帯に転送する手段をもつ。ズーム処理に関する詳細は、本発明第1の実施例における画像切出し回路107〜画像解像度変換回路109と同様であり、第1の実施例との違いは、画像切出し回路107への入力される画像が、ハードディスク104からリードされ、MPEG2デコーダ105で復号された再生画像データである点である。また、ズーム倍率、切出し位置の指定は、ユーザーIF116よりユーザーによって指定され、この指定に基づき制御回路114がズーム処理を制御する。
【0039】
本実施例では、例えば、携帯端末113を持つユーザーが遠隔地から、ハードディスク104に記録されたデータを再生して、さらに注視したい部分についてズームして確認する機能を提供することが可能である。図4のように、画像切出し回路107によりズームすべき画像領域データを切出し、画像拡大回路108により一度入力画像と同等サイズに拡大された時点で、入力端子101から入力されたディジタル画像のフォーマットと同じフォーマットで出力端子120から出力する。
【0040】
したがって、携帯端末113側からではなく記録再生装置内あるユーザーIF116からの指示によりズーム処理を行い、携帯端末113に出力するような場合、ズーム後の画郭をもちまだ携帯端末画面サイズに縮小されていない画像を出力端子120から図示していないディスプレイなどに出力することで、携帯端末113におけるズーム画像の画郭をチェックできる。
【0041】
次に、図5を用いて、本発明における第4の実施例について説明する。第4の実施例にかかるビデオ圧縮符号化記録再生装置は、第2の実施例のビデオ圧縮符号化記録再生装置と、画像切出し回路107への入力される画像が、ハードディスク104からリードされ、MPEG2デコーダ105で復号された再生画像データである点で相違する。図5に示す第4の実施例では、図4西目した第4の実施例と同様に、一度蓄積メディア104に記録されたMPEG2符号化ビデオストリームをトランスコードし、MPEG4符号化ビデオストリームを生成する。ただし、生成されたMPEG4符号化ビデオストリームは、メモリICのIF117を介して、メモリIC118に記録される。
【0042】
本システムは、例えば監視システム用途に用いることができ重要な被写体が写っている部分のみを拡大してメモリIC118に記録することが可能である。メモリICのように少ない記録メディアに効率よく必要な情報のみをバックアップを取ることが可能である。
【0043】
また、本実施例を個人向け記録装置に適用した場合、蓄積メディア104は例えば、ハードディスクやDVD/RAMであり、蓄積メディア104に記録された被写体のうち、ユーザーの興味のある画像部分のみを切出し、好みの画郭に修正してメモリICに記憶可能である。
【0044】
ズーム画像の切出し位置、倍率の指定についてはユーザーがユーザ−IF116よりボタン操作などで行う。指示された情報は制御回路116を通じて、画像切出し回路107、画像拡大回路108に伝達される。
【0045】
本実施例においても、第3の実施例と同様に、ズーム後の画郭を持つ入力画像と同じサイズを持つディジタルビデオ信号を端子120より出力することができ、メモリIC118に記録するサイズに縮小前にズーム画郭をディスプレイ等によってモニタリングすることができる。こうしてMPEG4の符号化ストリームが記憶されたメモリIC118は例えば、メモリIC内の符号化ストリームが再生可能な他の携帯機器でポートレート的にブラウズすることが可能であり、このとき携帯機器側で既に縮小された画像からズームするよりも高画質の画像が得られる。
【0046】
上記実施例1〜4では、MPEG2、MPEG4を符号化方式として説明したが、他の動画あるいは静止画の圧縮方式(例えば、JPEG、JPEG2000、H.263など)を用いて、上記実施例と異なる入出力画像サイズを持つシステムにおいても同様に有効であることは明らかである。
【0047】
さらに、蓄積メディアとして、ハードディスク以外にDVD−/RAM//R、ICメモリ類などを用いても同様に有効であることは言うまでもない。
【0048】
さらに、通信ネットワーク部分は、イーサーネット接続されたネットワークでも本質的に違いはない。
【0049】
また、ズーム機能として、画像切出し回路107、画像拡大回路108、画像解像度変換回路109と分割して記述されているが、帯域制限のローパスフィルタと画像解像度変換回路109で実現された他の変換手順を用いていても、本発明における請求の範囲であり、同等の効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】
本発明では、複数の符号化方式で画像を圧縮、復号するシステムにおいて、片方の画像にのみ画郭を変更しつつ、ズーム処理して圧縮符号化をかける機能を提供することができる。例えば、ひとつの入力画像をもちMPEG2とMPEG4の符号化規格で同時にストリームを出力する際、MPEG4のストリームのみ入力画像の一部をズームアップして出力するような機能を実現可能である。また、別の例としてMPEG2で予め蓄積メディアに記録された符号化ストリームを復号し、MPEG4のストリームに変換し通信メディアを介して送信するような場合に、やはり一部の画像部分のみをズームアップしてトランスコードすることが可能となる。本発明では、上記の機能を実現し、さらにズーム処理時の画質劣化を低減できるという効果をもつ。
【0051】
さらに、本発明によれば、伝送容量に合わせて圧縮した画像を伝送後に切り出して拡大するのに比して、良好な画像で所定の領域を切り出し拡大を行なうので、切出し拡大後の画質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかる符号化ビデオ記録再生装置の構成の概要を示すブロック図。
【図2】本発明における画像のズーム処理を説明する図。
【図3】本発明の第2の実施例にかかる符号化ビデオ記録再生装置の構成の概要を示すブロック図。
【図4】本発明の第3の実施例にかかる符号化ビデオ記録再生装置の構成の概要を示すブロック図。
【図5】本発明の第4の実施例にかかる符号化ビデオ記録再生装置の構成の概要を示すブロック図。
【符号の説明】
101 ディジタルビデオ入力端子
102 MPEG2エンコーダ
103 蓄積メディアIF
104 ハードディスク
105 MPEG2デコーダ
107 画像切出し回路
108 画像拡大回路
109 画像解像度変換回路
110 MPEG4エンコーダ
111 通信IF
112 通信ネットワーク
113 携帯端末
114 ズーム処理制御回路
116 ユーザーIF
120 復号画像出力端子

Claims (12)

  1. ビデオ信号を入力とし、圧縮符号化し符号化ビデオビットストリームを出力するビデオ符号化装置であって、
    入力ビデオ信号を圧縮符号化し第1の符号化ビデオビットストリームを生成して出力する第1のビデオ圧縮符号化手段と、
    前記入力ビデオ信号のうち一部の画像領域のみを所定の解像度に解像度変換する解像度変換手段と、
    該解像度変換手段によって解像度変換されたビデオ信号を圧縮符号化し第2の符号化ビデオビットストリームを生成して出力する第2のビデオ圧縮符号化手段とを備えることを特徴とするビデオ符号化装置。
  2. 請求項1に記載のビデオ符号化装置と、
    上記第1の符号化ビデオビットストリームを蓄積メディアに記録する記録手段と、
    第2のビデオビットストリームを通信ネットワークに接続された端末装置に伝送する手段と
    を備えることを特徴とする符号化ビデオ記録装置。
  3. 上記端末装置からの指示に従って、上記解像度変換手段の切出画面領域の範囲、および解像度変換の拡大縮小率を変更させることにより上記端末装置に表示する画面のズーム処理を行う手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の符号化ビデオ記録装置。
  4. 請求項1に記載のビデオ符号化装置と、
    上記第1の符号化ビデオビットストリームを第1の蓄積メディアに記録する第1の記録手段と第2の符号化ビデオビットストリームを第2の蓄積メディアに記録する第2の記録手段と
    を備えたことを特徴とする符号化ビデオ記録装置。
  5. 第2の蓄積メディアに記録させる画面領域およびズーム倍率を指定するユーザーインタフェースと、
    該ユーザーインタフェースを介してユーザーにより指定された指示に基づき、請求項1に記載の上記解像度変換手段の切出画面領域の範囲、および解像度変換の拡大縮小率を変更させることにより上記第2の蓄積メディアに記録するズーム倍率を変更する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の符号化ビデオ記録装置。
  6. 圧縮された符号化ビデオビットストリームを入力とし、復号してビデオ信号を出力する符号化ビデオ復号装置であって、
    入力符号化ビデオビットストリームを復号し、入力符号化ビデオビットストリームにおいて指定された画像サイズと同じ解像度を持つビデオ信号を出力するビデオ復号手段と、
    復号されたビデオ信号の画像のうち一部の画像領域のみを所定の解像度に解像度変換し再び圧縮符号化して符号化ビデオビットストリームを出力するビデオ圧縮符号化手段と
    を備えることを特徴とする符号化ビデオ復号装置。
  7. 請求項6に記載の符号化ビデオ復号装置と、
    蓄積メディアから入力符号化ビデオ信号を供給する手段と、
    上記ビデオ圧縮符号化手段から出力された上記符号化ビデオビットストリームを通信ネットワークに接続された端末装置に伝送する手段と
    を備えることを特徴とする符号化ビデオ再生装置。
  8. 上記端末装置からの指示に従って、上記解像度変換手段の切出画面領域の範囲、および解像度変換の拡大縮小率を変更させることにより上記携帯端末に表示する画面のズーム処理を行う手段
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の符号化ビデオ再生装置。
  9. 請求項6に記載の符号化ビデオ復号装置を備え、さらに第1の蓄積メディアから入力符号化ビデオ信号を供給する手段を備え、さらに請求項6において記載された上記ビデオ圧縮符号化手段から出力された上記符号化ビデオビットストリームを第2の蓄積メディアに記録する手段を備えることを特徴とする符号化ビデオ再生装置。
  10. 第2の蓄積メディアに記録させる画面領域およびズーム倍率を指定するユーザーインタフェースと、
    該ユーザーインタフェースを介してユーザーにより指定された指示に基づき、請求項1に記載の上記解像度変換手段の切出画面領域の範囲、および解像度変換の拡大縮小率を変更させることにより上記第2の蓄積メディアに記録するズーム倍率を変更する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項9に記載の符号化ビデオ再生装置。
  11. 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の符号化ビデオ記録装置を備えたことを特徴とする監視システム。
  12. 請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の符号化ビデオ再生装置を備えたことを特徴とする監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010505341A (ja) * 2006-09-29 2010-02-18 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド 移動体ビデオサービスに対するズーム機能に関する方法および装置

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