JP2004201788A - 除菌装置及びそれを備える除菌収容具 - Google Patents
除菌装置及びそれを備える除菌収容具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004201788A JP2004201788A JP2002372574A JP2002372574A JP2004201788A JP 2004201788 A JP2004201788 A JP 2004201788A JP 2002372574 A JP2002372574 A JP 2002372574A JP 2002372574 A JP2002372574 A JP 2002372574A JP 2004201788 A JP2004201788 A JP 2004201788A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- sterilization
- layer
- container
- disinfection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
【課題】装置外部にオゾンを放出して医療器具等の殺菌対象物を燻蒸して殺菌を行う除菌装置において、より確実に除菌処理が行えるとともに、放出したオゾンを完全に回収して残留オゾンによる人体への影響の懸念のない除菌装置を提案する。
【解決手段】オゾン発生器34にて発生させたオゾンを撹拌ファン36にて室内に供給して撹拌するためのオゾン撹拌層32と、オゾン分解触媒37と窒素酸化物吸収剤38と吸引ファン39を内装し、除菌処理後のオゾンを分解するためのオゾン分解層38とを有する除菌装置であって、前記除菌装置のケース内に仕切31を形成して複数の層を形成するとともに、前記オゾン撹拌層32と前記オゾン分解層33とを別層に設けた。
【選択図】 図11
【解決手段】オゾン発生器34にて発生させたオゾンを撹拌ファン36にて室内に供給して撹拌するためのオゾン撹拌層32と、オゾン分解触媒37と窒素酸化物吸収剤38と吸引ファン39を内装し、除菌処理後のオゾンを分解するためのオゾン分解層38とを有する除菌装置であって、前記除菌装置のケース内に仕切31を形成して複数の層を形成するとともに、前記オゾン撹拌層32と前記オゾン分解層33とを別層に設けた。
【選択図】 図11
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オゾンの酸化力や殺菌力を有効に利用する除菌装置と、該除菌装置を備える除菌収容具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、オゾンには強力な酸化力や殺菌力があることが知られており、水処理関係、医療関係等、日常生活において幅広く利用されている。また、オゾンは高濃度になると有害物質となり、肺活量の低下や頭痛、気管支炎等、人体に影響を与える虞があるため、オゾンを利用した装置にはオゾン分解触媒等を設け、オゾンにより脱臭・殺菌を行うとともに、排出する空気内のオゾン濃度を減少させる技術が公知技術となっている。
【0003】
例えば、特許文献1に示すように、空気の流動通路に沿って沿面放電型オゾナイザを設けて脱臭を行うとともに、該オゾナイザの下流側に活性炭やオゾン分解触媒等を設けることで、排出する空気内のオゾン濃度が安全値をこえないようにしたオゾン脱臭装置の技術が公開されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記文献に開示されるところの技術は、外気を吸入して脱臭装置内部に取り込み、該装置内部にてオゾン脱臭もしくは空気中の細菌を殺菌処理し、処理後のオゾンを触媒にて分解し、放出するといった点で特に有効かつ優れた技術である。
【0004】
【特許文献1】
特開平06−63111号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、MRSA院内感染等の問題が急速にとりだたされ、その感染症の脅威に対しての認識が高まりつつあり、また、HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)の方式に則った食品衛生管理等についての認識も高まりつつある。特に、MRSAに関しては、病室間や廊下、病棟間に持ち運ばれて使用させる医療機器、医師等の白衣、患者の使用するベッド等に付着した細菌の殺菌が問題となる。
そして、これらMRSA等の対策においても、オゾン脱臭もしくは空気中の細菌の殺菌処理は有効であることから、発明者らは、オゾン特有の作用を有効に活用し、MRSA等の問題に対する対向措置となり得る除菌装置の開発を行った。
【0006】
この除菌装置の開発にあたり、特に課題となったのは以下のものであった。
まず、オゾン特有の臭いと、残留オゾンによる人体への悪影響といった問題である。従来技術では、オゾン濃度を所定値以内に抑えることにより、この問題を解決しようとするものであるが、上述した医療機器等の除菌対象物品を確実に殺菌・除菌された状態とするには、高濃度オゾンの環境下にて、所定時間以上殺菌する必要がある。このように、人体への影響等の観点と、高濃度オゾンの環境下で殺菌する観点の両観点を同時に満たす必要があり、そのためには、除菌対象物品を収容する密閉空間を形成する必要がある。
また、高濃度オゾンの環境下による処理の後は、残留オゾンが人体に悪影響を及ぼすため、該残留オゾンを回収する必要がある。
また、除菌・殺菌処理の操作については、装置を利用する誰もが容易、しかも誤動作なく利用できるようにする必要がある。
また、病室などの限られたスペース内で除菌・殺菌処理を行うためには、必要に応じて除菌対象物品を収容する密閉空間を形成できるようにする必要がある。本発明は、以上に述べた点を課題として、オゾンによる確実な除菌・殺菌処理を行うべく新規な除菌装置及びそれを備える除菌収容具を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上のごとくであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、オゾン発生器にて発生させたオゾンを撹拌ファンにて室内に供給して撹拌するためのオゾン撹拌層と、除菌処理後のオゾンを分解する部材と吸引ファンを内装したオゾン分解層とを有する除菌装置であって、前記オゾン撹拌層とオゾン分解層とを除菌装置のケース内に設けた仕切体で仕切り別層に設けたものである。
【0009】
請求項2においては、前記除菌装置は、オゾン攪拌運転モードと、オゾン分解運転モードからなる一連の運転モードを実行するための制御装置を備え、該制御装置は、予め設定された運転時間の経過後に、自動的に除菌装置の運転を停止させるものである。
【0010】
請求項3においては、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の除菌装置を備える除菌収容具であって、該除菌収容具は、除菌対象物品を収容する密閉空間を形成するものである。
【0011】
請求項4においては、前記除菌収容具は、解体又は折りたたみ可能なフレームと、該フレームを被覆するシートとで構成され、必要に応じて解体又は折りたたみ可能であるものである。
【0012】
請求項5においては、前記オゾン発生器は各種殺菌効果を有する気体を発生可能に構成されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明に係る除菌装置を備える第一実施例の除菌収容具について図1乃至図8により説明する。
図1は本発明の一実施例に係る除菌装置の全体的な構成を示す斜視図、図2は除菌収容具の内部構成を示す斜視図、図3は同じく正面図、図4は同じく右側面図、図5は同じく左側面図、図6は同じく平面図、図7は同じく底面図、図8は同じく背面図である。
【0014】
図1に示すように、除菌収容具1はロッカー型に成形されたステンレス製の箱体であり、その上部に除菌装置2を備えている。除菌収容具1の前面には左右二枚の扉体3・4が配されており、左側の扉体3は、その左側端部を上下に三つの蝶番5・5・5にて本体に枢支されており、右側の扉体4も同様に、その右側端部を上下に三つの蝶番5・5・5にて本体に枢支されている。そして、左右の扉体3・4には、それぞれ高さ方向中心位置に回転ラッチハンドル6・6を固設しており、該回転ラッチハンドル6・6を取手として扉の開閉を行えるようにしている。
【0015】
図2に示すように、前記扉体3・4の内側にはゴム等の弾性部材で構成されるガスケット7が周設されており、除菌収容具1内部の気密性を保持できるようにしている。また、除菌収容具1の内部には円筒状のハンガーパイプ8等の吊り下げ用杆材と履物やその他小物等を載せるための台となる靴載せ台9を内設している。ハンガーパイプ8は除菌収容具1内部の左右側面に固設したステー10・10に固定されて、除菌装置2のやや下方で、左右方向に横架されている。靴載せ台9は、細い丸棒を繋ぎ合わせて棚状に形成して、底板12上に載置されている。
【0016】
また、除菌装置2が備えられる除菌収容具1上部と、除菌収容具1の内部とを仕切る天板13には、複数(本実施例では4箇所)通気孔11a・11b・11c・11dが設けられ、該通気孔11a・11b・11c・11dには多数の孔が穿孔されたメッシュを配置している。そして、該通気孔11a・11b・11c・11dを介して、上部の除菌装置2が除菌収容具1内部と連通するようにしており、除菌装置2内部に備えるオゾン発生器34(図11)から発生されたオゾンは、該通気孔11a・11b・11c・11dより除菌収容具1内部に入るようにしている。また、除菌収容具1内部に溜まったオゾンを前記通気孔11a・11b・11c・11dを介して回収するようにしているのである。
このように、除菌装置2より発生されたオゾンを前記通気孔11a・11b・11c・11dを介して除菌収容具1内部に供給して、除菌収容具1内に収納した白衣、靴、やその他医療機器をオゾンで燻蒸して除菌及び脱臭を行うようにしているのである。
【0017】
また、図6に示すように、除菌収容具背面にはプラグコード14を延設しており、該プラグコード14より電力を供給するようにしている。
【0018】
次に、除菌装置2が備えられる除菌収容具1の上部の構成について説明する。図9は運転表示部15を示す除菌収容具の上部拡大図、図10はリモコン本体の平面図、図11は除菌装置の構成を示す除菌収容具の上部断面図である。
図9に示すように、除菌収容具1上部の前面には運転表示部15とリモコン受信部20が設けられている。該運転表示部15は文字表示灯16、除菌作動表示具(以下赤ランプ)17、除菌非作動表示具(以下緑ランプ)18、残分表示部19より構成されている。
【0019】
文字表示灯16は、「脱臭殺菌中」と表記された文字盤と、該文字盤の後部に配設されて光を照射するランプ等のバックライトで構成されている。バックライトは後述するCPU(制御部)30の制御により、除菌装置2が作動すると点灯するような構成として、文字盤に光を照射するようにしている。そして、バックライトより光が照射されると、文字盤が緑色に光り「脱臭殺菌中」の文字部分が白色に光るようにしている。このように、除菌装置作動中には「脱臭殺菌中」の文字がはっきりと照らし出され、除菌装置の作動・非作動を外部から一目で認識できるようにしている。
【0020】
また、赤ランプ17及び、緑ランプ18は除菌収容具1の上部前面より突出しており、CPU30の制御により除菌装置2作動中は赤ランプ18が点灯し、除菌装置2が非作動であれば緑ランプ19が点灯するようにしている。
残分表示部19はCPU30の制御に従って除菌作業の残り時間を表示するようにしている。
このような運転表示部15の構成より、除菌装置2が作動中であるか、非作動であるかを外部から確認できるとともに、常に残り作業時間を確認することが可能となっているのである。
【0021】
また、リモコン受信部20は、図10に示すような、リモコン本体21から送信された電波を受信する。リモコン本体21は、運転ボタン22、停止ボタン23、30分運転ボタン24、60分運転ボタン25(またはタイマー設定ダイヤル)を備えている。そして、各ボタンの操作により入力された情報は、リモコン本体21の先端部に設けたリモコン発信部26から送信され、除菌収容具1本体のリモコン受信部20で受信される。
リモコン受信部20より受信した情報はCPU30に伝達されて、該CPU30はリモコン本体21にて入力された情報に基づいて各装置の制御を行うようにしている。なお、除菌収容具1本体には運転及び停止のコントロールを行うための操作部を設けておらず、リモコン本体21のみで操作可能としている。
【0022】
また、前述したCPU30は図11に示すように、除菌収容具1の上部の内部に備えられているものである。
CPU30はリモコン操作により送信された情報を、リモコン受信部20より受信して運転・停止、または30分もしくは60分の運転を判断して、除菌装置2の動作・非動作を制御するようにしている。また、CPU30では運転表示部15の制御及び、除菌装置の運転・停止の制御を行う。
【0023】
ここで、除菌装置2の内部構成について詳しく説明する。
図11に示すように、除菌装置2は直方体のケース35内の前後方向略中心位置に中仕切板31を立設しており、該仕切板31によって層が二分割されて二層式に形成されている。本実施形態においては、前記中仕切板31より前側の層をオゾン撹拌層32とし、後側の層をオゾン分解層33としている。そして、ケース35と中仕切板31とに囲まれたオゾン撹拌層32と、オゾン分解層33とは完全に別層となっており、お互いの層内の気体が混合されないようにしている。
【0024】
オゾン撹拌層32側の左右一側の前壁面にはオゾン発生器34が着設されており、該オゾン発生器34より発生されるオゾンをオゾン撹拌層32内へ供給できるようにしている。オゾン発生器34のオゾン発生原理は沿面放電式を利用している。該オゾン発生器34には小型ヒータを内蔵して除湿を行っており、オゾンの発生効率を高めているものである。
【0025】
また、オゾン撹拌層32の左右両端の下面には除菌収容具1の内部と連通する通気孔11a・11bが穿設されている。該通気孔11a・11bはそれぞれ小径の孔を複数穿孔してメッシュを配置している。そして、左右他側(右下面に穿孔された通気孔11aのやや左側)には撹拌ファン36を設けており、通気孔11aを介して除菌収容具1内部の空気を吸い込んで、左下面の通気孔11bへ向けて送風する。また、前記オゾン発生器34は左下面に形成された通気孔11bの上方に配設されており、撹拌ファン36からの送風によって、該通気孔11bから除菌収容具1内にオゾンが送り込まれるようにしている。
【0026】
また、オゾン分解層33の左右両端の下面にも、オゾン撹拌層32と同様に通気孔11c・11dが穿孔されている。そして、左下面に穿孔される通気孔11cのやや右側にはハニカム状に形成されたオゾン分解触媒37と窒素酸化物吸収剤38とが配設されている。オゾン分解触媒37には、例えばマンガン酸化物や二酸化チタンや酸化銅を使用し、窒素酸化物吸収剤38には、例えば水酸化カルシウムや活性炭を使用するものである。
また、右下面に穿孔された通気孔11dのやや左側には吸引ファン39が配設されており、該吸引ファン39にて左側の通気孔11cから除菌収容具1内の空気を吸引し、オゾン及び窒素酸化物を含有した空気を、前記オゾン分解触媒37と窒素酸化物吸収剤38にて浄化し、綺麗になった空気を吸引ファン39にて通気孔11dより除菌収容具1内に戻すようにしているのである。
【0027】
そして、除菌装置は、オゾン撹拌層32を機能させるオゾン攪拌運転モードと、オゾン分解層33でオゾンを分解させるオゾン分解運転モードからなる一連の運転モードを実行するためのCPU30を備え、該CPU30は、予め設定された運転時間の経過後に、自動的に除菌装置の運転を停止させるようになっている。
具体的には、オゾン撹拌層32によってオゾンを除菌収容具1内に送り込む時間は30分間または60分間と決定しており、リモコン本体20で何れかの時間を選択して入力するとCPU30が認識してオゾン撹拌層32へ命令する。
そして、30分間もしくは60分間のオゾン撹拌層32の処理が終了すると、オゾン分解層33が10分間動作するように制御される。つまり、30分間の除菌作業を選択すると計40分間の作業時間となり、60分間の除菌作業を選択すると計70分間の作業時間となる。
【0028】
以上のような除菌装置2の構成において、リモコン本体20を操作して除菌処理開始すると、まず、オゾン撹拌層32の撹拌ファン36とオゾン発生器34が作動して30分間もしくは60分間、除菌収容具1内にオゾンを供給し撹拌する。この時、オゾン分解層33は停止した状態である。そして、オゾン撹拌層32の処理にて除菌収容具1内部の処理対象物は燻蒸殺菌される。
30分、もしくは60分が過ぎるとオゾン撹拌層32は停止して、オゾン分解層33の吸引ファン39が作動し、除菌収容具1内に散布されたオゾンを含んだ空気を吸引回収して浄化するのである。そして、10分間オゾン分解層33が作動して、除菌収容具1内のオゾンが全て浄化され、全ての除菌処理が終了するのである。
【0029】
このようにして、高濃度のオゾンで除菌収容具1内に収納した除菌処理対象物を確実に除菌できるとともに、放出したオゾンを確実に回収することができるのである。そして、オゾンを外部に漏らすことがないため人体への影響を懸念することがないのである。
【0030】
次に、本発明の除菌装置の第二実施例である室内除菌装置について説明する。図12は第二実施例の室内除菌装置の全体構成を示す斜視図、図13は同じく室内除菌装置の正面図、図14は同じく右側面図、図15は同じく左側面図、図16は同じく平面図、図17は同じく底面図、図18は同じく背面図、図19はリモコン本体40の平面図である。
【0031】
図12乃至図18に示すように、室内除菌装置50は直方体形状に成形され、酸化しにくいステンレス等の材質で形成されている。室内除菌装置50の前面上部には第一実施例と同様に文字表示灯51、赤ランプ52、緑ランプ53を備え、室内除菌装置50が作動中あるいは非作動であるかを外部から一目で認識できるようにしている。また、緑ランプ53と同じ高さ位置でやや右よりにリモコン受信部54を設けており、該リモコン受信部54は外部に露出されて、リモコン本体40(図19)より送信される情報を受信できるようにしている。なお、本実施例の室内除菌装置50は稼動時間が12時間と、連続運転の二パターンであるため、第一実施例の除菌収容具1に備えた残分表示部は備えていないものである。
【0032】
前記リモコン本体40は、図19に示すように、室内除菌装置50の運転・停止を操作する「運転」ボタン41・「停止」ボタン42と、室内除菌装置50内部に備える吸引ファンの風量を調節する「強」ボタン43・「弱」ボタン44と、運転時間を12時間及び連続稼動に設定する「12」ボタン45・「連続」ボタン46と、を備えている。また、リモコン本体40の先端部にはリモコン発信部47を備え、前記六つのボタンを操作すると、該リモコン発信部47よりデータが送信されるようにしている。
【0033】
また、室内除菌装置50の下部と前記文字表示灯51の下部にはそれぞれ通気孔50a・50bを設けている。室内除菌装置50下部の通気孔50aは小径の孔を複数穿孔してメッシュ状に形成されている。また、室内除菌装置50の上部であって文字表示灯51の下部に設けられた通気孔50bには長円形の孔を複数穿孔された長方形状のフレーム56と、該フレーム56に保持されるフィルター57とが配されている。フレーム56は四隅をビスにて固定されており、ビスを外すことで取りはずしが可能であり、フィルター57の付替えが容易に行えるようにしている。
【0034】
そして、室内除菌装置50の上部に設けた通気孔50bより外気を吸引し、室内除菌装置50内部にて除菌された空気は、下部側の通気孔50aより排出するようにしている。なお、上部側の通気孔50bから外気を吸引する際に、フィルター57を通過するため室内除菌装置50の内部への塵埃等の不純物が侵入することがないものである。
【0035】
また、図18に示すように、室内除菌装置50の背面下部にはプラグコード49を延設しており、該プラグコード49より電力を供給し、各装置の動力源としているものである。
【0036】
次に、室内除菌装置50の内部構成について説明する。
図20は室内除菌装置の内部構成を示す正面図、図21は同じく側断面図である。
図20、及び、図21に示すように、室内除菌装置50内部はオゾン発生器60が載置される天板64と、室内除菌装置50内部の上下に水平に固設された五つの棚板によって五層に形成されている。
【0037】
前記天板64は文字表示灯51と上部側の通気孔50bの間の高さ位置に配され、該天板64の前後左右の端部は溶接等で装置50の内面に固設されている。また、該天板64上の後部側には開口部を設け、該開口部位置に合わせてオゾン発生器60が載置されている。オゾン発生器60は第一実施例のものと同様に沿面放電方式として、小型ヒータを内装したものである。
【0038】
また、上部側の通気孔50bの下方から、下部側の通気孔50aの上方にかけて五つの棚板が配されており、最上部の第一棚板66は、その前部と両側部を装置50の内面に固設し、後部側は開放して装置内の空気が下方へ流れるようにしている。第一棚板66の下方に配される第二棚板67は、その後部と両側部を装置内面に固設され、前部側が開放されている。そして、前記第二棚板67の下方に配される第三棚板68は第一棚板66と同様に構成され、第三棚板68の下方に配される第四棚板69は第二棚板67と同様の構成としている。
最下部に配される第五棚板65は、前後左右端部を装置内面に固定され、その後部側に開口部を設けている。そして、該開口部の位置に合わせて下面にオゾン分解触媒62及び、窒素酸化物吸収剤63を着設している。該オゾン分解触媒62及び、窒素酸化物吸収剤63は第一実施例で使用したものと同様にハニカム状に形成されたものである。
【0039】
このように構成される天板64及び五つの棚板において、天板64と第一棚板66とに挟まれた空間部を第一層71、第一棚板66及び第二棚板67に挟まれた空間部を第二層72、第二棚板67及び第三棚板に挟まれた空間部を第三層73、以下同様に第四層74、第五層75として、室内除菌装置50の内部を五層構造としているのである。
【0040】
以上のような内部構成を有する室内除菌装置50において、リモコン操作により運転が開始されると、上部側の通気孔50bの内部側に設けた吸引ファン61により外気を装置内部に吸引する。
装置内部にはオゾン発生器60より発生されたオゾンが充満しており、装置内部に吸引された空気はオゾンによって殺菌処理される。そして、殺菌処理において、吸引ファン61にて装置内部に吸引された空気は第一層71から第五層75に至る間に前後移動しながら下方へ流れるため、空気の流れが緩やかになり、オゾンによって処理できる時間も長くなり、斑なく処理することができるのである。また、装置外にオゾンを放出することがないので高濃度のオゾンで強力に除菌処理を行うことができるのである。
【0041】
そして、オゾンと、オゾン処理によって生じた酸性ガスは第五棚板65の下面に固設されたオゾン分解触媒62と窒素酸化物吸収剤63とによって処理され、綺麗な空気のみが装置外部へ放出されるのである。
なお、本実施例の室内除菌装置50は天板64及び五つの棚板65・66・67・68・69で装置内部を五層式に構成したものであるが、層の数は限定されるものではなく、また、ラビリンス状に形成することでも同様の効果を得られるのである。
【0042】
次に、本発明の除菌装置の第三実施例である簡易用除菌装置について説明する。
図22は第三実施例の簡易用除菌装置の全体構成を示す斜視図、図23は同じく簡易用除菌装置の正面図、図24は同じく右側面図、図25は同じく左側面図、図26は同じく平面図、図27は同じく底面図、図28は同じく背面図である。
【0043】
図22乃至図28に示すように、簡易用除菌装置80はステンレス製の直方体形状を為し、その上面には取手81を固設して持ち運び可能な構成としている。また、簡易用除菌装置80には、前面上部に前実施例と同様に赤ランプ82、緑ランプ83を突設するとともに、スイッチ84を突設している。前記赤ランプ82、及び、緑ランプ83は簡易用除菌装置80の内部上部に設けられるCPUにて制御され、除菌処理の開始とともに赤ランプ82が点灯し、除菌処理中は該赤ランプ82が点灯し続け、除菌処理が終了するとともに赤ランプ82が消灯し、緑ランプ83が点灯するようにしている。
スイッチ84では「ON」と「OFF」の操作を行うものである。
【0044】
簡易用除菌装置80の前面下部には小径の孔を複数穿孔してメッシュ状に形成された通気孔80a・80bを左右に設けており、右側の通気孔80bはオゾン放出用の通気孔であり、左側の通気孔80aは回収したオゾンを分解した後の空気を放出する通気孔としている。
【0045】
また、図28に示すように、簡易用除菌装置80の背面下部には前面と同様にメッシュ状に形成された通気孔80c・80dを設けており、該通気孔80c・80dを被覆するようにフィルター85を配置している。該フィルター85は前記通気孔80c・80dの上下に固設したフィルター受け金具86・86に保持されている。なお、簡易用除菌装置80の前面に設けた通気孔80aと通気孔80cとが同側に対応し、通気孔80bと80dとが同側に対応するものである。
【0046】
次に、簡易用除菌装置80の内部構成について説明する。
図29は簡易用除菌装置の内部構成を示す正面図、図30は同じく平面図、図31は右側面図である。
図29に示すように、簡易用除菌装置80内部の左右方向中心位置には仕切板90が立設され、該仕切板90を隔てて右側にはオゾン撹拌層91が形成され、左側にはオゾン分解層92が形成されている。また、簡易用除菌装置80上部には天板93が固設されている。該天板93にはオゾン撹拌層91側である右側に開口部を穿設しており、該開口部の位置に合わせてオゾン発生器88が配されている。また、該天板93上に図示せぬCPUを載置しており、該CPUにてオゾン撹拌層91のオゾン発生装置88、ファン94及び、オゾン分解層92のファン98及び、赤ランプ82、緑ランプ83等の制御を行うようにしている。
そして、オゾン撹拌層91とオゾン分解層92とは仕切板90と天板93によって完全に隔離されているため、オゾン撹拌層91内の気体と、オゾン分解層92内の気体とが混合しないものである。
【0047】
また、図30及び図31に示すように、オゾン撹拌層91の背面側には撹拌ファン94が設けられており、該撹拌ファン94によって背面の通気孔80dより空気を吸引するとともに、オゾン発生器88にて発生したオゾンを前面の通気孔80bより放出するのである。
オゾン分解層92の背面側にはオゾン分解触媒95と窒素酸化物吸収剤96を配し、その前方には吸引ファン98を設けている。そして、該吸引ファン98により、オゾンを含んだ外気を通気孔80cからオゾン分解層92内に吸引するのである。
【0048】
以上のように構成される簡易用除菌装置80において、スイッチ84を「ON」として除菌処理の開始操作を実行すると、まず、オゾン撹拌層91内の撹拌ファン94とオゾン発生器88とが作動し、フィルター85を介して通気孔80dより空気を吸入するとともに、オゾン発生器88より発生されたオゾンを通気孔80bより外部へ撹拌して放出する。そして、該簡易用除菌装置を設置した室内を除菌、脱臭するのである。オゾン撹拌層91による除菌処理時間はCPUにて30分、もしくは60分に制御される。
【0049】
規定時間が過ぎると、オゾン撹拌層91の撹拌ファン94とオゾン発生器88は停止して、オゾン分解層92の吸引ファン98が作動する。そして、オゾン分解層92の吸引ファン94にて、オゾンを含んだ外気をフィルター85を介して通気孔80cよりオゾン分解層92内部に吸引し、オゾン分解触媒95、及び、窒素酸化物吸収剤96にてオゾンを分解、有害ガスを除去する。その後通気孔80aより綺麗な空気を放出するのである。オゾン分解層によるオゾン回収処理時間は、オゾン撹拌層91での除菌処理時間に関わらず10分間行われ、装置は停止する。
【0050】
以上のように簡易用除菌装置80をオゾン撹拌層91とオゾン分解層92で二層式に構成したので、該装置のみでオゾンの発生とオゾンの回収が行えるとともに、小型で持ち運び可能に構成しているため、密閉可能なケースがあればどのような場所であれ、除菌を行うことが可能となるのである。
【0051】
なお、以上において説明した三実施例の除菌装置において、それぞれに内設されるオゾン発生器は、各種殺菌作用を有する気体を発生させる装置に置換することも可能である。例えば、マイナスイオン発生器等である。
マイナスイオンはオゾンほどの殺菌力は有していないものの、殺菌作用を有しており空気汚染防止や煙草の煙や不快な匂いを分解・消臭する作用を持つ。
【0052】
次に、簡易用除菌装置80の使用例として、除菌収容具に取り付ける例について説明する。
図32は除菌収容具の斜視図である。
図32に示す除菌収容具100は、長方形の底板101と、該底板101の四隅から上方へ垂設される四本のサイドフレーム102・102・102・102と、該サイドフレーム102・102・102・102の上端部をそれぞれ連結する天井フレーム103とで構成される本体フレームに、塩化ビニール等の材質で形成されるシート106を被覆して構成されている。
【0053】
前記本体フレームの底板101とサイドフレーム102は、何れか一方に凹部を設け、他方に凸部を突出して嵌め込み式に固定しており、容易に脱着できるようにしている。また、サイドフレーム102と、上部の天井フレーム103との連結部も、凹凸を設けて嵌め込み式に構成され容易に取りはずすことが可能となっている。このように、容易に解体・組立を行える構成として持ち運びを可能にしている。
【0054】
そして、このように構成される本体フレームの周囲にはシート106が被覆されている。該シート106は本体フレームの外周形状に合致するように直方体に成形されている。また、該シート106の前方側(収納入口側)はファスナーにて閉じられた構成としており、除菌収容具100内に除菌対象物を収納する際に、楽に作業を行えるものとしている。
また、該ファスナーにて閉じられるシート106の前方側の表面には、ポケットを設け、収納物に関するメモ等を入れておくことが可能となっている。
【0055】
以上のように構成される除菌収容具100において、天井フレーム103には除菌装置載置台108を固設しており、該除菌装置載置台108に第三実施例の簡易用除菌装置80を載置してオゾンを発生・回収するものである。なお、除菌収容具は本体フレームとシート106にて密閉されているため、簡易用除菌装置80より発生されたオゾンが室外に流出することはなく、高濃度のオゾンで強力に除菌処理をおこなうことができる。
なお、本実施例の除菌収容具100は、図31のように車椅子105が楽に収納できる大きさに設計しているものであるが、除菌収容具の大きさはこれに限らず、体温計、血圧計、心拍出量計、血流計、聴診器、その他の医療用具の大きさに合わせて小さく設計してもよい。
【0056】
次に、除菌収容具の第二実施例について説明する。
図33は第二実施例の除菌収容具の全体構成を示す斜視図、図34は第二実施例の除菌収容具のフレーム構造を示す概略図である。
第二実施例の簡易殺菌室110は、傘状に伸縮するフレーム部111と、該フレーム部111に被覆されるシート112より構成されている。そして、簡易殺菌室110はベッド200等の大きくて動かし難いものを除菌処理できるように、ローラを設けて移動可能に構成するとともに、フレーム部111を最大に広げた時にベッドの外形よりも大きくなるように構成されている。また、密閉空間を形成するため、開いた状態のシート112の最下部を包囲するように密閉シート112bが設けられている。
【0057】
図33、図34に示すように、フレーム部111は、両側部に二つずつ設けられるローラ113・113(図33)と、該ローラを支持する前後フレーム114・114と、二つの前後フレーム114・114に懸架されて略「コ」字形状に形成される三本のパイプ116・115・116と、該パイプ116・115・116に懸架される二本の連結体122・122とで構成している。
【0058】
前記三本のパイプの中央に配置される固定パイプ115は前後フレーム114の前後中央上面に垂直に固設され、該固定パイプ115の両足部には、該固定パイプ上を摺動可能な移動体120が設けられている。
該固定パイプ115の両側に配置される移動パイプ116・116は前後フレーム114の前後両側上面に固設された支点体119・119に回動自在に枢支されている。移動パイプ116・116の両足部にも、該移動パイプ上を摺動可能な移動体121・121をそれぞれ設けている。
固定パイプ115上に上下摺動自在に配される移動体120と、移動パイプ116・116上に摺動自在に配される移動体121・121には連結体122・122が懸架され、該連結体122・122の両端部は移動体120及び、移動体121・121に回転可能に枢支されている。
また、固定パイプ115の天井部には簡易用除菌装置80を吊り下げるためのフック123が固設されている。または移動体120をピン等で固定できるようにしている。
【0059】
以上のように構成されるフレーム部111において、殺菌装置として使用する際には、固定パイプ115上の移動体120を下方へ下ろす。そして、該移動体120に枢支された連結体122・122の固定パイプ115側が下方に下がるとともに、該連結体122・122の逆端部は外側に押しでて、移動パイプ116側の移動体121を外側に移動させながら移動パイプ116が外側に倒れ、そして傘状に開くのである。
また、開いた移動パイプ116・116を収納する際には、固定パイプ115側の移動体120を上方へ持上げる。そして、前述の傘状に開く場合と逆手順で移動パイプ116・116は垂直位置に戻るのである。
【0060】
そして、このように構成されるフレーム部111にはシート112が被覆されている。該シート112の裾部は、フレーム部111にシート112をかけたときに隙間ができないように長めに成形している。
また、シート112をフレーム部111に被覆した状態におけるシート112の上部位置には、窓部112aを設けており、除菌収容具110内の簡易用除菌装置80が作動中であるか、もしくは停止中であるかを、シート112を開くことなく確認することができるようにしているものである。
【0061】
以上のように、除菌収容具110を構成したのでベッド200等の動かし難いものでもその場で除菌処理することが可能となるのである。また、折り畳んで小さく収縮し、また、ローラ113・113により移動可能であるため、必要に応じて病室まで移動させ、除菌収容具を形成することで除菌・殺菌処理を行い、終了後は、他の場所に移動させることができ、病室などスペースが限られる場所においての除菌・殺菌処理に特に有効である。
【0062】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0063】
即ち、請求項1に示すごとく、オゾン発生器にて発生させたオゾンを撹拌ファンにて室内に供給して撹拌するためのオゾン撹拌層と、除菌処理後のオゾンを分解する部材と吸引ファンを内装したオゾン分解層とを有する除菌装置であって、前記オゾン撹拌層とオゾン分解層とを除菌装置のケース内に設けた仕切体で仕切り別層に設けたので、
オゾン撹拌層にてオゾン濃度を高め、強力に除菌・脱臭が行えるとともに、オゾン分解層にて、オゾンや、窒素酸化物を分解して酸素として外部へ放出でき、高濃度のオゾンを短時間で確実に回収して分解することが可能であり、残留オゾンの心配がない。
【0064】
請求項2に示すごとく、前記除菌装置は、オゾン攪拌運転モードと、オゾン分解運転モードからなる一連の運転モードを実行するための制御装置を備え、該制御装置は、予め設定された運転時間の経過後に、自動的に除菌装置の運転を停止させるので、
除菌・殺菌処理の操作については、装置を利用する誰もが容易、しかも誤動作なく利用できる。
【0065】
請求項3に示すごとく、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の除菌装置を備える除菌収容具であって、該除菌収容具は、除菌対象物品を収容する密閉空間を形成するので、
オゾン特有の臭いと、残留オゾンによる人体への悪影響といった問題が生じることもなく、高濃度オゾンの環境下にて、確実に除菌対象物品を除菌・殺菌することができる。
【0066】
請求項4に示すごとく、前記除菌収容具は、解体又は折りたたみ可能なフレームと、該フレームを被覆するシートとで構成され、必要に応じて解体又は折りたたみ可能であるので、
病室などスペースが限られる場所においても、必要に応じて除菌収容具を形成することで除菌・殺菌処理を行うことができる。
【0067】
請求項5に示すごとく、前記オゾン発生器は各種殺菌効果を有する気体を発生可能に構成されるので、
除菌対象物品に対応して発生する気体を変化させることが可能となる。特に、室内除菌においてはマイナスイオンを発生することで、室内除菌とともに、新建材より気化して発生するホルムアルデヒド等の有害物質を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る除菌装置の全体的な構成を示す斜視図。
【図2】除菌収容具の内部構成を示す斜視図。
【図3】同じく正面図。
【図4】同じく右側面図。
【図5】同じく左側面図。
【図6】同じく平面図。
【図7】同じく底面図。
【図8】同じく背面図。
【図9】運転表示部を示す除菌収容具の上部拡大図。
【図10】リモコン本体の平面図。
【図11】
除菌装置の構成を示す除菌収容具の上部断面図。
【図12】第二実施例の室内除菌装置の全体構成を示す斜視図。
【図13】同じく室内除菌装置の正面図。
【図14】同じく右側面図。
【図15】同じく左側面図。
【図16】同じく平面図。
【図17】同じく底面図。
【図18】同じく背面図。
【図19】リモコン本体の平面図。
【図20】室内除菌装置の内部構成を示す平面図。
【図21】同じく側面断面図。
【図22】第三実施例の簡易用除菌装置の全体構成を示す斜視図。
【図23】同じく簡易用除菌装置の正面図。
【図24】同じく右側面図。
【図25】同じく左側面図。
【図26】同じく平面図。
【図27】同じく底面図。
【図28】同じく背面図。
【図29】簡易用除菌装置の内部構成を示す正面図。
【図30】同じく平面図。
【図31】同じく右側面図。
【図32】除菌収容具の斜視図。
【図33】第二実施例の除菌収容具の全体構成を示す斜視図。
【図34】第二実施例の除菌収容具のフレーム構造を示す概略図。
【符号の説明】
31 仕切
32 オゾン撹拌層
33 オゾン分解層
34 オゾン発生器
36 撹拌ファン
37 オゾン分解触媒
38 窒素酸化物吸収剤
39 吸引ファン
【発明の属する技術分野】
本発明は、オゾンの酸化力や殺菌力を有効に利用する除菌装置と、該除菌装置を備える除菌収容具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、オゾンには強力な酸化力や殺菌力があることが知られており、水処理関係、医療関係等、日常生活において幅広く利用されている。また、オゾンは高濃度になると有害物質となり、肺活量の低下や頭痛、気管支炎等、人体に影響を与える虞があるため、オゾンを利用した装置にはオゾン分解触媒等を設け、オゾンにより脱臭・殺菌を行うとともに、排出する空気内のオゾン濃度を減少させる技術が公知技術となっている。
【0003】
例えば、特許文献1に示すように、空気の流動通路に沿って沿面放電型オゾナイザを設けて脱臭を行うとともに、該オゾナイザの下流側に活性炭やオゾン分解触媒等を設けることで、排出する空気内のオゾン濃度が安全値をこえないようにしたオゾン脱臭装置の技術が公開されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記文献に開示されるところの技術は、外気を吸入して脱臭装置内部に取り込み、該装置内部にてオゾン脱臭もしくは空気中の細菌を殺菌処理し、処理後のオゾンを触媒にて分解し、放出するといった点で特に有効かつ優れた技術である。
【0004】
【特許文献1】
特開平06−63111号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、MRSA院内感染等の問題が急速にとりだたされ、その感染症の脅威に対しての認識が高まりつつあり、また、HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)の方式に則った食品衛生管理等についての認識も高まりつつある。特に、MRSAに関しては、病室間や廊下、病棟間に持ち運ばれて使用させる医療機器、医師等の白衣、患者の使用するベッド等に付着した細菌の殺菌が問題となる。
そして、これらMRSA等の対策においても、オゾン脱臭もしくは空気中の細菌の殺菌処理は有効であることから、発明者らは、オゾン特有の作用を有効に活用し、MRSA等の問題に対する対向措置となり得る除菌装置の開発を行った。
【0006】
この除菌装置の開発にあたり、特に課題となったのは以下のものであった。
まず、オゾン特有の臭いと、残留オゾンによる人体への悪影響といった問題である。従来技術では、オゾン濃度を所定値以内に抑えることにより、この問題を解決しようとするものであるが、上述した医療機器等の除菌対象物品を確実に殺菌・除菌された状態とするには、高濃度オゾンの環境下にて、所定時間以上殺菌する必要がある。このように、人体への影響等の観点と、高濃度オゾンの環境下で殺菌する観点の両観点を同時に満たす必要があり、そのためには、除菌対象物品を収容する密閉空間を形成する必要がある。
また、高濃度オゾンの環境下による処理の後は、残留オゾンが人体に悪影響を及ぼすため、該残留オゾンを回収する必要がある。
また、除菌・殺菌処理の操作については、装置を利用する誰もが容易、しかも誤動作なく利用できるようにする必要がある。
また、病室などの限られたスペース内で除菌・殺菌処理を行うためには、必要に応じて除菌対象物品を収容する密閉空間を形成できるようにする必要がある。本発明は、以上に述べた点を課題として、オゾンによる確実な除菌・殺菌処理を行うべく新規な除菌装置及びそれを備える除菌収容具を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上のごとくであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、オゾン発生器にて発生させたオゾンを撹拌ファンにて室内に供給して撹拌するためのオゾン撹拌層と、除菌処理後のオゾンを分解する部材と吸引ファンを内装したオゾン分解層とを有する除菌装置であって、前記オゾン撹拌層とオゾン分解層とを除菌装置のケース内に設けた仕切体で仕切り別層に設けたものである。
【0009】
請求項2においては、前記除菌装置は、オゾン攪拌運転モードと、オゾン分解運転モードからなる一連の運転モードを実行するための制御装置を備え、該制御装置は、予め設定された運転時間の経過後に、自動的に除菌装置の運転を停止させるものである。
【0010】
請求項3においては、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の除菌装置を備える除菌収容具であって、該除菌収容具は、除菌対象物品を収容する密閉空間を形成するものである。
【0011】
請求項4においては、前記除菌収容具は、解体又は折りたたみ可能なフレームと、該フレームを被覆するシートとで構成され、必要に応じて解体又は折りたたみ可能であるものである。
【0012】
請求項5においては、前記オゾン発生器は各種殺菌効果を有する気体を発生可能に構成されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明に係る除菌装置を備える第一実施例の除菌収容具について図1乃至図8により説明する。
図1は本発明の一実施例に係る除菌装置の全体的な構成を示す斜視図、図2は除菌収容具の内部構成を示す斜視図、図3は同じく正面図、図4は同じく右側面図、図5は同じく左側面図、図6は同じく平面図、図7は同じく底面図、図8は同じく背面図である。
【0014】
図1に示すように、除菌収容具1はロッカー型に成形されたステンレス製の箱体であり、その上部に除菌装置2を備えている。除菌収容具1の前面には左右二枚の扉体3・4が配されており、左側の扉体3は、その左側端部を上下に三つの蝶番5・5・5にて本体に枢支されており、右側の扉体4も同様に、その右側端部を上下に三つの蝶番5・5・5にて本体に枢支されている。そして、左右の扉体3・4には、それぞれ高さ方向中心位置に回転ラッチハンドル6・6を固設しており、該回転ラッチハンドル6・6を取手として扉の開閉を行えるようにしている。
【0015】
図2に示すように、前記扉体3・4の内側にはゴム等の弾性部材で構成されるガスケット7が周設されており、除菌収容具1内部の気密性を保持できるようにしている。また、除菌収容具1の内部には円筒状のハンガーパイプ8等の吊り下げ用杆材と履物やその他小物等を載せるための台となる靴載せ台9を内設している。ハンガーパイプ8は除菌収容具1内部の左右側面に固設したステー10・10に固定されて、除菌装置2のやや下方で、左右方向に横架されている。靴載せ台9は、細い丸棒を繋ぎ合わせて棚状に形成して、底板12上に載置されている。
【0016】
また、除菌装置2が備えられる除菌収容具1上部と、除菌収容具1の内部とを仕切る天板13には、複数(本実施例では4箇所)通気孔11a・11b・11c・11dが設けられ、該通気孔11a・11b・11c・11dには多数の孔が穿孔されたメッシュを配置している。そして、該通気孔11a・11b・11c・11dを介して、上部の除菌装置2が除菌収容具1内部と連通するようにしており、除菌装置2内部に備えるオゾン発生器34(図11)から発生されたオゾンは、該通気孔11a・11b・11c・11dより除菌収容具1内部に入るようにしている。また、除菌収容具1内部に溜まったオゾンを前記通気孔11a・11b・11c・11dを介して回収するようにしているのである。
このように、除菌装置2より発生されたオゾンを前記通気孔11a・11b・11c・11dを介して除菌収容具1内部に供給して、除菌収容具1内に収納した白衣、靴、やその他医療機器をオゾンで燻蒸して除菌及び脱臭を行うようにしているのである。
【0017】
また、図6に示すように、除菌収容具背面にはプラグコード14を延設しており、該プラグコード14より電力を供給するようにしている。
【0018】
次に、除菌装置2が備えられる除菌収容具1の上部の構成について説明する。図9は運転表示部15を示す除菌収容具の上部拡大図、図10はリモコン本体の平面図、図11は除菌装置の構成を示す除菌収容具の上部断面図である。
図9に示すように、除菌収容具1上部の前面には運転表示部15とリモコン受信部20が設けられている。該運転表示部15は文字表示灯16、除菌作動表示具(以下赤ランプ)17、除菌非作動表示具(以下緑ランプ)18、残分表示部19より構成されている。
【0019】
文字表示灯16は、「脱臭殺菌中」と表記された文字盤と、該文字盤の後部に配設されて光を照射するランプ等のバックライトで構成されている。バックライトは後述するCPU(制御部)30の制御により、除菌装置2が作動すると点灯するような構成として、文字盤に光を照射するようにしている。そして、バックライトより光が照射されると、文字盤が緑色に光り「脱臭殺菌中」の文字部分が白色に光るようにしている。このように、除菌装置作動中には「脱臭殺菌中」の文字がはっきりと照らし出され、除菌装置の作動・非作動を外部から一目で認識できるようにしている。
【0020】
また、赤ランプ17及び、緑ランプ18は除菌収容具1の上部前面より突出しており、CPU30の制御により除菌装置2作動中は赤ランプ18が点灯し、除菌装置2が非作動であれば緑ランプ19が点灯するようにしている。
残分表示部19はCPU30の制御に従って除菌作業の残り時間を表示するようにしている。
このような運転表示部15の構成より、除菌装置2が作動中であるか、非作動であるかを外部から確認できるとともに、常に残り作業時間を確認することが可能となっているのである。
【0021】
また、リモコン受信部20は、図10に示すような、リモコン本体21から送信された電波を受信する。リモコン本体21は、運転ボタン22、停止ボタン23、30分運転ボタン24、60分運転ボタン25(またはタイマー設定ダイヤル)を備えている。そして、各ボタンの操作により入力された情報は、リモコン本体21の先端部に設けたリモコン発信部26から送信され、除菌収容具1本体のリモコン受信部20で受信される。
リモコン受信部20より受信した情報はCPU30に伝達されて、該CPU30はリモコン本体21にて入力された情報に基づいて各装置の制御を行うようにしている。なお、除菌収容具1本体には運転及び停止のコントロールを行うための操作部を設けておらず、リモコン本体21のみで操作可能としている。
【0022】
また、前述したCPU30は図11に示すように、除菌収容具1の上部の内部に備えられているものである。
CPU30はリモコン操作により送信された情報を、リモコン受信部20より受信して運転・停止、または30分もしくは60分の運転を判断して、除菌装置2の動作・非動作を制御するようにしている。また、CPU30では運転表示部15の制御及び、除菌装置の運転・停止の制御を行う。
【0023】
ここで、除菌装置2の内部構成について詳しく説明する。
図11に示すように、除菌装置2は直方体のケース35内の前後方向略中心位置に中仕切板31を立設しており、該仕切板31によって層が二分割されて二層式に形成されている。本実施形態においては、前記中仕切板31より前側の層をオゾン撹拌層32とし、後側の層をオゾン分解層33としている。そして、ケース35と中仕切板31とに囲まれたオゾン撹拌層32と、オゾン分解層33とは完全に別層となっており、お互いの層内の気体が混合されないようにしている。
【0024】
オゾン撹拌層32側の左右一側の前壁面にはオゾン発生器34が着設されており、該オゾン発生器34より発生されるオゾンをオゾン撹拌層32内へ供給できるようにしている。オゾン発生器34のオゾン発生原理は沿面放電式を利用している。該オゾン発生器34には小型ヒータを内蔵して除湿を行っており、オゾンの発生効率を高めているものである。
【0025】
また、オゾン撹拌層32の左右両端の下面には除菌収容具1の内部と連通する通気孔11a・11bが穿設されている。該通気孔11a・11bはそれぞれ小径の孔を複数穿孔してメッシュを配置している。そして、左右他側(右下面に穿孔された通気孔11aのやや左側)には撹拌ファン36を設けており、通気孔11aを介して除菌収容具1内部の空気を吸い込んで、左下面の通気孔11bへ向けて送風する。また、前記オゾン発生器34は左下面に形成された通気孔11bの上方に配設されており、撹拌ファン36からの送風によって、該通気孔11bから除菌収容具1内にオゾンが送り込まれるようにしている。
【0026】
また、オゾン分解層33の左右両端の下面にも、オゾン撹拌層32と同様に通気孔11c・11dが穿孔されている。そして、左下面に穿孔される通気孔11cのやや右側にはハニカム状に形成されたオゾン分解触媒37と窒素酸化物吸収剤38とが配設されている。オゾン分解触媒37には、例えばマンガン酸化物や二酸化チタンや酸化銅を使用し、窒素酸化物吸収剤38には、例えば水酸化カルシウムや活性炭を使用するものである。
また、右下面に穿孔された通気孔11dのやや左側には吸引ファン39が配設されており、該吸引ファン39にて左側の通気孔11cから除菌収容具1内の空気を吸引し、オゾン及び窒素酸化物を含有した空気を、前記オゾン分解触媒37と窒素酸化物吸収剤38にて浄化し、綺麗になった空気を吸引ファン39にて通気孔11dより除菌収容具1内に戻すようにしているのである。
【0027】
そして、除菌装置は、オゾン撹拌層32を機能させるオゾン攪拌運転モードと、オゾン分解層33でオゾンを分解させるオゾン分解運転モードからなる一連の運転モードを実行するためのCPU30を備え、該CPU30は、予め設定された運転時間の経過後に、自動的に除菌装置の運転を停止させるようになっている。
具体的には、オゾン撹拌層32によってオゾンを除菌収容具1内に送り込む時間は30分間または60分間と決定しており、リモコン本体20で何れかの時間を選択して入力するとCPU30が認識してオゾン撹拌層32へ命令する。
そして、30分間もしくは60分間のオゾン撹拌層32の処理が終了すると、オゾン分解層33が10分間動作するように制御される。つまり、30分間の除菌作業を選択すると計40分間の作業時間となり、60分間の除菌作業を選択すると計70分間の作業時間となる。
【0028】
以上のような除菌装置2の構成において、リモコン本体20を操作して除菌処理開始すると、まず、オゾン撹拌層32の撹拌ファン36とオゾン発生器34が作動して30分間もしくは60分間、除菌収容具1内にオゾンを供給し撹拌する。この時、オゾン分解層33は停止した状態である。そして、オゾン撹拌層32の処理にて除菌収容具1内部の処理対象物は燻蒸殺菌される。
30分、もしくは60分が過ぎるとオゾン撹拌層32は停止して、オゾン分解層33の吸引ファン39が作動し、除菌収容具1内に散布されたオゾンを含んだ空気を吸引回収して浄化するのである。そして、10分間オゾン分解層33が作動して、除菌収容具1内のオゾンが全て浄化され、全ての除菌処理が終了するのである。
【0029】
このようにして、高濃度のオゾンで除菌収容具1内に収納した除菌処理対象物を確実に除菌できるとともに、放出したオゾンを確実に回収することができるのである。そして、オゾンを外部に漏らすことがないため人体への影響を懸念することがないのである。
【0030】
次に、本発明の除菌装置の第二実施例である室内除菌装置について説明する。図12は第二実施例の室内除菌装置の全体構成を示す斜視図、図13は同じく室内除菌装置の正面図、図14は同じく右側面図、図15は同じく左側面図、図16は同じく平面図、図17は同じく底面図、図18は同じく背面図、図19はリモコン本体40の平面図である。
【0031】
図12乃至図18に示すように、室内除菌装置50は直方体形状に成形され、酸化しにくいステンレス等の材質で形成されている。室内除菌装置50の前面上部には第一実施例と同様に文字表示灯51、赤ランプ52、緑ランプ53を備え、室内除菌装置50が作動中あるいは非作動であるかを外部から一目で認識できるようにしている。また、緑ランプ53と同じ高さ位置でやや右よりにリモコン受信部54を設けており、該リモコン受信部54は外部に露出されて、リモコン本体40(図19)より送信される情報を受信できるようにしている。なお、本実施例の室内除菌装置50は稼動時間が12時間と、連続運転の二パターンであるため、第一実施例の除菌収容具1に備えた残分表示部は備えていないものである。
【0032】
前記リモコン本体40は、図19に示すように、室内除菌装置50の運転・停止を操作する「運転」ボタン41・「停止」ボタン42と、室内除菌装置50内部に備える吸引ファンの風量を調節する「強」ボタン43・「弱」ボタン44と、運転時間を12時間及び連続稼動に設定する「12」ボタン45・「連続」ボタン46と、を備えている。また、リモコン本体40の先端部にはリモコン発信部47を備え、前記六つのボタンを操作すると、該リモコン発信部47よりデータが送信されるようにしている。
【0033】
また、室内除菌装置50の下部と前記文字表示灯51の下部にはそれぞれ通気孔50a・50bを設けている。室内除菌装置50下部の通気孔50aは小径の孔を複数穿孔してメッシュ状に形成されている。また、室内除菌装置50の上部であって文字表示灯51の下部に設けられた通気孔50bには長円形の孔を複数穿孔された長方形状のフレーム56と、該フレーム56に保持されるフィルター57とが配されている。フレーム56は四隅をビスにて固定されており、ビスを外すことで取りはずしが可能であり、フィルター57の付替えが容易に行えるようにしている。
【0034】
そして、室内除菌装置50の上部に設けた通気孔50bより外気を吸引し、室内除菌装置50内部にて除菌された空気は、下部側の通気孔50aより排出するようにしている。なお、上部側の通気孔50bから外気を吸引する際に、フィルター57を通過するため室内除菌装置50の内部への塵埃等の不純物が侵入することがないものである。
【0035】
また、図18に示すように、室内除菌装置50の背面下部にはプラグコード49を延設しており、該プラグコード49より電力を供給し、各装置の動力源としているものである。
【0036】
次に、室内除菌装置50の内部構成について説明する。
図20は室内除菌装置の内部構成を示す正面図、図21は同じく側断面図である。
図20、及び、図21に示すように、室内除菌装置50内部はオゾン発生器60が載置される天板64と、室内除菌装置50内部の上下に水平に固設された五つの棚板によって五層に形成されている。
【0037】
前記天板64は文字表示灯51と上部側の通気孔50bの間の高さ位置に配され、該天板64の前後左右の端部は溶接等で装置50の内面に固設されている。また、該天板64上の後部側には開口部を設け、該開口部位置に合わせてオゾン発生器60が載置されている。オゾン発生器60は第一実施例のものと同様に沿面放電方式として、小型ヒータを内装したものである。
【0038】
また、上部側の通気孔50bの下方から、下部側の通気孔50aの上方にかけて五つの棚板が配されており、最上部の第一棚板66は、その前部と両側部を装置50の内面に固設し、後部側は開放して装置内の空気が下方へ流れるようにしている。第一棚板66の下方に配される第二棚板67は、その後部と両側部を装置内面に固設され、前部側が開放されている。そして、前記第二棚板67の下方に配される第三棚板68は第一棚板66と同様に構成され、第三棚板68の下方に配される第四棚板69は第二棚板67と同様の構成としている。
最下部に配される第五棚板65は、前後左右端部を装置内面に固定され、その後部側に開口部を設けている。そして、該開口部の位置に合わせて下面にオゾン分解触媒62及び、窒素酸化物吸収剤63を着設している。該オゾン分解触媒62及び、窒素酸化物吸収剤63は第一実施例で使用したものと同様にハニカム状に形成されたものである。
【0039】
このように構成される天板64及び五つの棚板において、天板64と第一棚板66とに挟まれた空間部を第一層71、第一棚板66及び第二棚板67に挟まれた空間部を第二層72、第二棚板67及び第三棚板に挟まれた空間部を第三層73、以下同様に第四層74、第五層75として、室内除菌装置50の内部を五層構造としているのである。
【0040】
以上のような内部構成を有する室内除菌装置50において、リモコン操作により運転が開始されると、上部側の通気孔50bの内部側に設けた吸引ファン61により外気を装置内部に吸引する。
装置内部にはオゾン発生器60より発生されたオゾンが充満しており、装置内部に吸引された空気はオゾンによって殺菌処理される。そして、殺菌処理において、吸引ファン61にて装置内部に吸引された空気は第一層71から第五層75に至る間に前後移動しながら下方へ流れるため、空気の流れが緩やかになり、オゾンによって処理できる時間も長くなり、斑なく処理することができるのである。また、装置外にオゾンを放出することがないので高濃度のオゾンで強力に除菌処理を行うことができるのである。
【0041】
そして、オゾンと、オゾン処理によって生じた酸性ガスは第五棚板65の下面に固設されたオゾン分解触媒62と窒素酸化物吸収剤63とによって処理され、綺麗な空気のみが装置外部へ放出されるのである。
なお、本実施例の室内除菌装置50は天板64及び五つの棚板65・66・67・68・69で装置内部を五層式に構成したものであるが、層の数は限定されるものではなく、また、ラビリンス状に形成することでも同様の効果を得られるのである。
【0042】
次に、本発明の除菌装置の第三実施例である簡易用除菌装置について説明する。
図22は第三実施例の簡易用除菌装置の全体構成を示す斜視図、図23は同じく簡易用除菌装置の正面図、図24は同じく右側面図、図25は同じく左側面図、図26は同じく平面図、図27は同じく底面図、図28は同じく背面図である。
【0043】
図22乃至図28に示すように、簡易用除菌装置80はステンレス製の直方体形状を為し、その上面には取手81を固設して持ち運び可能な構成としている。また、簡易用除菌装置80には、前面上部に前実施例と同様に赤ランプ82、緑ランプ83を突設するとともに、スイッチ84を突設している。前記赤ランプ82、及び、緑ランプ83は簡易用除菌装置80の内部上部に設けられるCPUにて制御され、除菌処理の開始とともに赤ランプ82が点灯し、除菌処理中は該赤ランプ82が点灯し続け、除菌処理が終了するとともに赤ランプ82が消灯し、緑ランプ83が点灯するようにしている。
スイッチ84では「ON」と「OFF」の操作を行うものである。
【0044】
簡易用除菌装置80の前面下部には小径の孔を複数穿孔してメッシュ状に形成された通気孔80a・80bを左右に設けており、右側の通気孔80bはオゾン放出用の通気孔であり、左側の通気孔80aは回収したオゾンを分解した後の空気を放出する通気孔としている。
【0045】
また、図28に示すように、簡易用除菌装置80の背面下部には前面と同様にメッシュ状に形成された通気孔80c・80dを設けており、該通気孔80c・80dを被覆するようにフィルター85を配置している。該フィルター85は前記通気孔80c・80dの上下に固設したフィルター受け金具86・86に保持されている。なお、簡易用除菌装置80の前面に設けた通気孔80aと通気孔80cとが同側に対応し、通気孔80bと80dとが同側に対応するものである。
【0046】
次に、簡易用除菌装置80の内部構成について説明する。
図29は簡易用除菌装置の内部構成を示す正面図、図30は同じく平面図、図31は右側面図である。
図29に示すように、簡易用除菌装置80内部の左右方向中心位置には仕切板90が立設され、該仕切板90を隔てて右側にはオゾン撹拌層91が形成され、左側にはオゾン分解層92が形成されている。また、簡易用除菌装置80上部には天板93が固設されている。該天板93にはオゾン撹拌層91側である右側に開口部を穿設しており、該開口部の位置に合わせてオゾン発生器88が配されている。また、該天板93上に図示せぬCPUを載置しており、該CPUにてオゾン撹拌層91のオゾン発生装置88、ファン94及び、オゾン分解層92のファン98及び、赤ランプ82、緑ランプ83等の制御を行うようにしている。
そして、オゾン撹拌層91とオゾン分解層92とは仕切板90と天板93によって完全に隔離されているため、オゾン撹拌層91内の気体と、オゾン分解層92内の気体とが混合しないものである。
【0047】
また、図30及び図31に示すように、オゾン撹拌層91の背面側には撹拌ファン94が設けられており、該撹拌ファン94によって背面の通気孔80dより空気を吸引するとともに、オゾン発生器88にて発生したオゾンを前面の通気孔80bより放出するのである。
オゾン分解層92の背面側にはオゾン分解触媒95と窒素酸化物吸収剤96を配し、その前方には吸引ファン98を設けている。そして、該吸引ファン98により、オゾンを含んだ外気を通気孔80cからオゾン分解層92内に吸引するのである。
【0048】
以上のように構成される簡易用除菌装置80において、スイッチ84を「ON」として除菌処理の開始操作を実行すると、まず、オゾン撹拌層91内の撹拌ファン94とオゾン発生器88とが作動し、フィルター85を介して通気孔80dより空気を吸入するとともに、オゾン発生器88より発生されたオゾンを通気孔80bより外部へ撹拌して放出する。そして、該簡易用除菌装置を設置した室内を除菌、脱臭するのである。オゾン撹拌層91による除菌処理時間はCPUにて30分、もしくは60分に制御される。
【0049】
規定時間が過ぎると、オゾン撹拌層91の撹拌ファン94とオゾン発生器88は停止して、オゾン分解層92の吸引ファン98が作動する。そして、オゾン分解層92の吸引ファン94にて、オゾンを含んだ外気をフィルター85を介して通気孔80cよりオゾン分解層92内部に吸引し、オゾン分解触媒95、及び、窒素酸化物吸収剤96にてオゾンを分解、有害ガスを除去する。その後通気孔80aより綺麗な空気を放出するのである。オゾン分解層によるオゾン回収処理時間は、オゾン撹拌層91での除菌処理時間に関わらず10分間行われ、装置は停止する。
【0050】
以上のように簡易用除菌装置80をオゾン撹拌層91とオゾン分解層92で二層式に構成したので、該装置のみでオゾンの発生とオゾンの回収が行えるとともに、小型で持ち運び可能に構成しているため、密閉可能なケースがあればどのような場所であれ、除菌を行うことが可能となるのである。
【0051】
なお、以上において説明した三実施例の除菌装置において、それぞれに内設されるオゾン発生器は、各種殺菌作用を有する気体を発生させる装置に置換することも可能である。例えば、マイナスイオン発生器等である。
マイナスイオンはオゾンほどの殺菌力は有していないものの、殺菌作用を有しており空気汚染防止や煙草の煙や不快な匂いを分解・消臭する作用を持つ。
【0052】
次に、簡易用除菌装置80の使用例として、除菌収容具に取り付ける例について説明する。
図32は除菌収容具の斜視図である。
図32に示す除菌収容具100は、長方形の底板101と、該底板101の四隅から上方へ垂設される四本のサイドフレーム102・102・102・102と、該サイドフレーム102・102・102・102の上端部をそれぞれ連結する天井フレーム103とで構成される本体フレームに、塩化ビニール等の材質で形成されるシート106を被覆して構成されている。
【0053】
前記本体フレームの底板101とサイドフレーム102は、何れか一方に凹部を設け、他方に凸部を突出して嵌め込み式に固定しており、容易に脱着できるようにしている。また、サイドフレーム102と、上部の天井フレーム103との連結部も、凹凸を設けて嵌め込み式に構成され容易に取りはずすことが可能となっている。このように、容易に解体・組立を行える構成として持ち運びを可能にしている。
【0054】
そして、このように構成される本体フレームの周囲にはシート106が被覆されている。該シート106は本体フレームの外周形状に合致するように直方体に成形されている。また、該シート106の前方側(収納入口側)はファスナーにて閉じられた構成としており、除菌収容具100内に除菌対象物を収納する際に、楽に作業を行えるものとしている。
また、該ファスナーにて閉じられるシート106の前方側の表面には、ポケットを設け、収納物に関するメモ等を入れておくことが可能となっている。
【0055】
以上のように構成される除菌収容具100において、天井フレーム103には除菌装置載置台108を固設しており、該除菌装置載置台108に第三実施例の簡易用除菌装置80を載置してオゾンを発生・回収するものである。なお、除菌収容具は本体フレームとシート106にて密閉されているため、簡易用除菌装置80より発生されたオゾンが室外に流出することはなく、高濃度のオゾンで強力に除菌処理をおこなうことができる。
なお、本実施例の除菌収容具100は、図31のように車椅子105が楽に収納できる大きさに設計しているものであるが、除菌収容具の大きさはこれに限らず、体温計、血圧計、心拍出量計、血流計、聴診器、その他の医療用具の大きさに合わせて小さく設計してもよい。
【0056】
次に、除菌収容具の第二実施例について説明する。
図33は第二実施例の除菌収容具の全体構成を示す斜視図、図34は第二実施例の除菌収容具のフレーム構造を示す概略図である。
第二実施例の簡易殺菌室110は、傘状に伸縮するフレーム部111と、該フレーム部111に被覆されるシート112より構成されている。そして、簡易殺菌室110はベッド200等の大きくて動かし難いものを除菌処理できるように、ローラを設けて移動可能に構成するとともに、フレーム部111を最大に広げた時にベッドの外形よりも大きくなるように構成されている。また、密閉空間を形成するため、開いた状態のシート112の最下部を包囲するように密閉シート112bが設けられている。
【0057】
図33、図34に示すように、フレーム部111は、両側部に二つずつ設けられるローラ113・113(図33)と、該ローラを支持する前後フレーム114・114と、二つの前後フレーム114・114に懸架されて略「コ」字形状に形成される三本のパイプ116・115・116と、該パイプ116・115・116に懸架される二本の連結体122・122とで構成している。
【0058】
前記三本のパイプの中央に配置される固定パイプ115は前後フレーム114の前後中央上面に垂直に固設され、該固定パイプ115の両足部には、該固定パイプ上を摺動可能な移動体120が設けられている。
該固定パイプ115の両側に配置される移動パイプ116・116は前後フレーム114の前後両側上面に固設された支点体119・119に回動自在に枢支されている。移動パイプ116・116の両足部にも、該移動パイプ上を摺動可能な移動体121・121をそれぞれ設けている。
固定パイプ115上に上下摺動自在に配される移動体120と、移動パイプ116・116上に摺動自在に配される移動体121・121には連結体122・122が懸架され、該連結体122・122の両端部は移動体120及び、移動体121・121に回転可能に枢支されている。
また、固定パイプ115の天井部には簡易用除菌装置80を吊り下げるためのフック123が固設されている。または移動体120をピン等で固定できるようにしている。
【0059】
以上のように構成されるフレーム部111において、殺菌装置として使用する際には、固定パイプ115上の移動体120を下方へ下ろす。そして、該移動体120に枢支された連結体122・122の固定パイプ115側が下方に下がるとともに、該連結体122・122の逆端部は外側に押しでて、移動パイプ116側の移動体121を外側に移動させながら移動パイプ116が外側に倒れ、そして傘状に開くのである。
また、開いた移動パイプ116・116を収納する際には、固定パイプ115側の移動体120を上方へ持上げる。そして、前述の傘状に開く場合と逆手順で移動パイプ116・116は垂直位置に戻るのである。
【0060】
そして、このように構成されるフレーム部111にはシート112が被覆されている。該シート112の裾部は、フレーム部111にシート112をかけたときに隙間ができないように長めに成形している。
また、シート112をフレーム部111に被覆した状態におけるシート112の上部位置には、窓部112aを設けており、除菌収容具110内の簡易用除菌装置80が作動中であるか、もしくは停止中であるかを、シート112を開くことなく確認することができるようにしているものである。
【0061】
以上のように、除菌収容具110を構成したのでベッド200等の動かし難いものでもその場で除菌処理することが可能となるのである。また、折り畳んで小さく収縮し、また、ローラ113・113により移動可能であるため、必要に応じて病室まで移動させ、除菌収容具を形成することで除菌・殺菌処理を行い、終了後は、他の場所に移動させることができ、病室などスペースが限られる場所においての除菌・殺菌処理に特に有効である。
【0062】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0063】
即ち、請求項1に示すごとく、オゾン発生器にて発生させたオゾンを撹拌ファンにて室内に供給して撹拌するためのオゾン撹拌層と、除菌処理後のオゾンを分解する部材と吸引ファンを内装したオゾン分解層とを有する除菌装置であって、前記オゾン撹拌層とオゾン分解層とを除菌装置のケース内に設けた仕切体で仕切り別層に設けたので、
オゾン撹拌層にてオゾン濃度を高め、強力に除菌・脱臭が行えるとともに、オゾン分解層にて、オゾンや、窒素酸化物を分解して酸素として外部へ放出でき、高濃度のオゾンを短時間で確実に回収して分解することが可能であり、残留オゾンの心配がない。
【0064】
請求項2に示すごとく、前記除菌装置は、オゾン攪拌運転モードと、オゾン分解運転モードからなる一連の運転モードを実行するための制御装置を備え、該制御装置は、予め設定された運転時間の経過後に、自動的に除菌装置の運転を停止させるので、
除菌・殺菌処理の操作については、装置を利用する誰もが容易、しかも誤動作なく利用できる。
【0065】
請求項3に示すごとく、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の除菌装置を備える除菌収容具であって、該除菌収容具は、除菌対象物品を収容する密閉空間を形成するので、
オゾン特有の臭いと、残留オゾンによる人体への悪影響といった問題が生じることもなく、高濃度オゾンの環境下にて、確実に除菌対象物品を除菌・殺菌することができる。
【0066】
請求項4に示すごとく、前記除菌収容具は、解体又は折りたたみ可能なフレームと、該フレームを被覆するシートとで構成され、必要に応じて解体又は折りたたみ可能であるので、
病室などスペースが限られる場所においても、必要に応じて除菌収容具を形成することで除菌・殺菌処理を行うことができる。
【0067】
請求項5に示すごとく、前記オゾン発生器は各種殺菌効果を有する気体を発生可能に構成されるので、
除菌対象物品に対応して発生する気体を変化させることが可能となる。特に、室内除菌においてはマイナスイオンを発生することで、室内除菌とともに、新建材より気化して発生するホルムアルデヒド等の有害物質を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る除菌装置の全体的な構成を示す斜視図。
【図2】除菌収容具の内部構成を示す斜視図。
【図3】同じく正面図。
【図4】同じく右側面図。
【図5】同じく左側面図。
【図6】同じく平面図。
【図7】同じく底面図。
【図8】同じく背面図。
【図9】運転表示部を示す除菌収容具の上部拡大図。
【図10】リモコン本体の平面図。
【図11】
除菌装置の構成を示す除菌収容具の上部断面図。
【図12】第二実施例の室内除菌装置の全体構成を示す斜視図。
【図13】同じく室内除菌装置の正面図。
【図14】同じく右側面図。
【図15】同じく左側面図。
【図16】同じく平面図。
【図17】同じく底面図。
【図18】同じく背面図。
【図19】リモコン本体の平面図。
【図20】室内除菌装置の内部構成を示す平面図。
【図21】同じく側面断面図。
【図22】第三実施例の簡易用除菌装置の全体構成を示す斜視図。
【図23】同じく簡易用除菌装置の正面図。
【図24】同じく右側面図。
【図25】同じく左側面図。
【図26】同じく平面図。
【図27】同じく底面図。
【図28】同じく背面図。
【図29】簡易用除菌装置の内部構成を示す正面図。
【図30】同じく平面図。
【図31】同じく右側面図。
【図32】除菌収容具の斜視図。
【図33】第二実施例の除菌収容具の全体構成を示す斜視図。
【図34】第二実施例の除菌収容具のフレーム構造を示す概略図。
【符号の説明】
31 仕切
32 オゾン撹拌層
33 オゾン分解層
34 オゾン発生器
36 撹拌ファン
37 オゾン分解触媒
38 窒素酸化物吸収剤
39 吸引ファン
Claims (5)
- オゾン発生器にて発生させたオゾンを撹拌ファンにて室内に供給して撹拌するためのオゾン撹拌層と、除菌処理後のオゾンを分解する部材と吸引ファンを内装したオゾン分解層とを有する除菌装置であって、前記オゾン撹拌層とオゾン分解層とを除菌装置のケース内に設けた仕切体で仕切り別層に設けた、ことを特徴とする除菌装置。
- 前記除菌装置は、オゾン攪拌運転モードと、オゾン分解運転モードからなる一連の運転モードを実行するための制御装置を備え、該制御装置は、予め設定された運転時間の経過後に、自動的に除菌装置の運転を停止させる、ことを特徴とする請求項1に記載の除菌装置。
- 請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の除菌装置を備える除菌収容具であって、該除菌収容具は、除菌対象物品を収容する密閉空間を形成する、ことを特徴とする除菌装置を備える除菌収容具。
- 前記除菌収容具は、解体又は折りたたみ可能なフレームと、該フレームを被覆するシートとで構成され、必要に応じて解体又は折りたたみ可能である、ことを特徴とする請求項3に記載の除菌収容具。
- 前記オゾン発生器は各種殺菌効果を有する気体を発生可能に構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の除菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002372574A JP2004201788A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 除菌装置及びそれを備える除菌収容具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002372574A JP2004201788A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 除菌装置及びそれを備える除菌収容具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004201788A true JP2004201788A (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=32811147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002372574A Pending JP2004201788A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 除菌装置及びそれを備える除菌収容具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004201788A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008043034A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 高電圧出力装置およびこれを用いたイオン発生器 |
| JP2008154441A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-07-03 | Sharp Corp | 高電圧出力装置およびこれを用いたイオン発生器 |
| JP2008229127A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 消臭殺菌装置 |
| WO2016186168A1 (ja) * | 2015-05-21 | 2016-11-24 | 株式会社クリエイティブテクノロジー | 除菌ケース |
-
2002
- 2002-12-24 JP JP2002372574A patent/JP2004201788A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008154441A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-07-03 | Sharp Corp | 高電圧出力装置およびこれを用いたイオン発生器 |
| JP2008043034A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 高電圧出力装置およびこれを用いたイオン発生器 |
| JP2008229127A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 消臭殺菌装置 |
| WO2016186168A1 (ja) * | 2015-05-21 | 2016-11-24 | 株式会社クリエイティブテクノロジー | 除菌ケース |
| JPWO2016186168A1 (ja) * | 2015-05-21 | 2018-03-15 | 株式会社クリエイティブテクノロジー | 除菌ケース |
| US10485889B2 (en) | 2015-05-21 | 2019-11-26 | Creative Technology Corporation | Sterilizing case |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN107921156B (zh) | 具有选择性地在设备的内部和外部进行不同消毒模式的配置的杀菌设备 | |
| US8354057B2 (en) | Apparatus and method for using ozone as a disinfectant | |
| EP2051743B1 (en) | Method for using ozone as a disinfectant | |
| KR101847710B1 (ko) | 이산화염소 가스 발생장치 | |
| US20160101202A1 (en) | System for Sterilizing Objects Utilizing Germicidal UV-C Radiation and Ozone | |
| US20080031770A1 (en) | Apparatus and method for using ozone as a disinfectant | |
| CN203647758U (zh) | 一种空间熏蒸消毒净化装置 | |
| KR101955123B1 (ko) | 과산화수소 농도센서부를 포함하는 분사헤드를 갖는 과산화수소 멸균 장치 | |
| KR100825055B1 (ko) | 오존을 이용한 소독장치 | |
| JP2010264077A (ja) | 隔離室形成装置及び隔離室形成方法 | |
| CN108692391A (zh) | 组装式智能隔离病房 | |
| KR102403260B1 (ko) | 멸균 기능을 갖춘 이동형 음압기 | |
| KR101948441B1 (ko) | 병원 수술실의 멸균을 위한 과산화수소 멸균 장치 | |
| JP2014028143A (ja) | 装置に収容された枕やその他の物を消毒する装置 | |
| KR102203323B1 (ko) | 공기순환 살균기 | |
| CN213406115U (zh) | 一种采样隔离系统 | |
| CN101522226A (zh) | 使用臭氧作为消毒剂的装置和方法 | |
| JP2004201788A (ja) | 除菌装置及びそれを備える除菌収容具 | |
| WO2024123271A1 (en) | Air quality measurement, air cleaning, positive/negative pressure feature sterile intensive care and isolation cabin automation | |
| CN213284632U (zh) | 一种臭氧杀菌装置 | |
| JPWO2008152706A1 (ja) | 除菌清浄システム | |
| JPH06169976A (ja) | 消毒装置及び消毒格納庫 | |
| CN210785544U (zh) | 光催化医疗用品净化装置 | |
| JPH073649U (ja) | 脱臭、除菌容器 | |
| JP2021175477A (ja) | 撹拌装置及びシートの撹拌方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050113 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060814 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060816 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061219 |