JP2004201970A - 塗布具付き化粧料容器 - Google Patents

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Yoji Hayashi
洋二 林
Rika Sugino
利佳 杉野
Giyokusei Nakamichi
玉青 中道
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Abstract

【課題】塗布具を保持するのに台座を必要とせず、また、周囲の他物の邪魔になることのない塗布具付き化粧料容器を提供する。
【解決手段】化粧料が収容される容器本体6と、この容器本体6の首部6aに着脱自在に取り付けられるキャップ7と、塗布具4とを備えている。そして、上記容器本体6の首部6aにキャップ7を取り付けた状態で、上記容器本体6とキャップ7とで挟持される保持具5を設け、この保持具5に、上記塗布具4の柄部4aを挿通して抜け落ち防止状に保持しうる挿通孔5bが穿設されている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、塗布具を保持する塗布具付き化粧料容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、クリーム等の化粧料(内容物)を収容する化粧料容器は、化粧料を適量取って塗布するための塗布具(例えば、スパチュラ)等と一緒に、箱等の包装容器内に収容されて運搬,販売等されている。ところが、顧客が購入したのちには、化粧料容器は箱等から取り出されて所定の場所に置かれるが、塗布具は、これを載置するための専用部材がないため、上記場所の周りの適当な場所に置かれることが多い。このため、使用後にも、塗布具をそのまま上記適当な場所に置いてしまうことが多く、上記適当な場所に、塗布具に付着した化粧料が付着してしまうという問題や、上記適当な場所に置くことで紛失しやすいという問題がある。
【0003】
一方、上記塗布具は、箱等の内部で位置決めされていないと、コロコロと動くため、上記塗布具が箱等の内部で動かないように、例えば、箱20の内部に化粧料容器21とともに収容される化粧料容器21の台座22(図19参照)の上面に凸部23を設け、この凸部23の上面に穿設した貫通孔23a(図20参照)に塗布具24(図19参照)を挿し込んで位置決めするようにしたものがある。そして、このものでは、化粧料容器21を箱20から取り出したのちにも、上記台座22を塗布具24の置き場として利用することが行われている。図20において、22aは化粧料容器21を載置するための凹部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記台座22を、使用時の塗布具24の置き場として利用する場合には、使用時に常に台座22が必要になり、また、化粧料容器21を別の場所に移動させて使用しようとすると、台座22も一緒にその場所に移動させなければならないという問題がある。しかも、化粧料容器21の周囲に、台座22を配設するための大きなスペースが必要となり、周囲の他物の邪魔になるという問題もある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、塗布具を保持するのに台座を必要とせず、また、周囲の他物の邪魔になることのない塗布具付き化粧料容器の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の塗布具付き化粧料容器は、化粧料が収容される容器本体と、この容器本体の首部に着脱自在に取り付けられる蓋体と、塗布具とを備え、上記容器本体の首部に蓋体を取り付けた状態で、上記容器本体と蓋体とで挟持される保持具を設け、この保持具に、上記塗布具の柄部を挿通して抜け落ち防止状に保持しうる挿通孔が穿設されているという構成をとる。
【0007】
すなわち、本発明の塗布具付き化粧料容器は、容器本体と蓋体と塗布具とを備えており、上記容器本体の首部に蓋体を取り付けた状態で、上記容器本体と蓋体とで挟持される保持具を設け、この保持具に、上記塗布具の柄部を挿通して抜け落ち防止状に保持しうる挿通孔が穿設されている。このように、本発明では、上記容器本体の首部に蓋体を取り付けた状態で、上記容器本体と蓋体とで挟持される保持具に塗布具を保持することができるため、塗布具の置き場としての(容器本体載置用の)台座を必要としない。しかも、上記保持具は、(容器本体載置用の)台座よりもかなり小さく形成されるため、化粧料容器の周囲に大きなスペースを必要とせず、周囲の他物の邪魔になることがない。
【0008】
本発明において、上記保持具が、上記容器本体の首部に挿通してこの容器本体の肩部上に載置しうるリング体に形成されている場合には、リング体に形成された保持具が容器本体の首部に挿通されてこの容器本体の肩部上に載置されているため、使用時に蓋体を容器本体の首部から取り外しても、保持具が容器本体の首部から抜け落ちることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0010】
図1および図2は本発明の塗布具付き化粧料容器の一実施の形態を示している。これらの図において、1は化粧料容器であり、2は上記化粧料容器1を載置する台座であり、上記化粧料容器1が台座2上に載置された状態で、透明プラスチック製の箱3(図2では、図示せず)に収容されている。このような化粧料容器1には、図3および図4に示すような塗布具(スパチュラ)4を保持するための保持具5が固定されている。図3および図4において、4aは上記塗布具4の柄部であり、4bは上記柄部4aの先端部から延びるへら部である。
【0011】
上記化粧料容器1は、図5に示すように、内部にクリーム等の化粧料(図示せず)が収容された容器本体6と、この容器本体6の首部6aの上端開口部を蓋するキャップ(蓋体)7とからなり、上記容器本体6の首部6aの外周面に形成されたねじ部6bに、上記キャップ7の内周面に形成されたねじ部(図示せず)がら合するようにしている。図5において、6cは上記容器本体6の肩部の内側部分に形成された水平面部である。
【0012】
上記台座2は、図6〜図10に示すように、透明プラスチック製の薄板を折り曲げ成形してなる一体成形品であり、その外形寸法が、上記箱3の底部に納まる寸法に形成されている。また、上記台座2には、その上面に、化粧料容器1を載置するための大径凹部11が形成されているとともに、この大径凹部11の底面11aにこの大径凹部11と同心状に小径凹部12が形成されている。また、上記大径凹部11の内周面(すなわち、周側面)に、これに沿うようにして、上記容器本体6の下端部の外周面に押圧状に当接する4つの凸部11bが所定間隔をあけて突設されている。
【0013】
また、上記台座2の上面には、上記大径凹部11の外周部に、これに沿うようにして、略1/8円弧状に形成された3つの帯状凸部13aと、平面視で略二等片三角形に形成された1つのブロック状凸部13b(このブロック状凸部13bの一辺は、上記大径凹部11の外周部に沿う円弧面に形成されている)とが所定間隔をあけて形成されている。
【0014】
上記保持具5は、図11および図12に示すように、略円環状に形成された透明プラスチック製の平板状リング体で構成されており、その外周縁部の一側から外側に向かって突設された突出部分5aに、上記塗布具4の柄部4aを挿通してへら部4bを抜け落ち防止状に保持しうる挿通孔5bが穿設されている。また、上記保持具5の中央孔5cは、上記容器本体6の首部6aのねじ部6bに外嵌状に挿通しうる大きさに形成されている。
【0015】
上記の構成において、化粧料容器1に保持具5を取り付ける場合には、まず、化粧料容器1の容器本体6からキャップ7を取り外し、つぎに、容器本体6の首部6aに保持具5を挿通して肩部の水平面部6c上に載置したのち(図13および図14参照)、容器本体6の首部6aにキャップ7をら合させて取り付けることを行う。これにより、保持具5が容器本体6の肩部の水平面部6cとキャップ7の下端面との間に挟持される。
【0016】
このようにして保持具5を取り付けた化粧料容器1を台座2の大径凹部11上に載置し(図15および図16参照)、保持具5の挿通孔5bに塗布具4の柄部4a(図15および図16では、図示せず)を上方から挿通することにより、化粧料容器1に塗布具4を保持することができる(図1および図2参照)。また、使用時等に、化粧料容器1を台座2から取り外し、塗布具4を保持した化粧料容器1だけを(図17参照)、所望の使用場所等に移動させて使用等することもできる。このとき、上記塗布具4のへら部4bが保持具5の挿通孔5b(図17では、図示せず)に抜け落ち防止状に支受されている。
【0017】
このように、上記実施の形態では、化粧料容器1に塗布具4を保持することができるため、箱3内では塗布具4が動き回ることがなく、また、箱3外では化粧料容器1と塗布具4とを一緒に移動させることができる。しかも、保持具5は大きなスペースをとらないため、化粧料容器1の周囲に大きなスペースを必要としない。
【0018】
図18は上記保持具5の変形例を示している。この例では、上記保持具5は、略扇状に形成された透明プラスチック製の平板体で構成されており、その外周縁部の一側から外側に向かって突設された突出部分5aに、上記塗布具4の柄部4aを挿通してへら部4b(図3および図4参照)を抜け落ち防止状に保持しうる挿通孔5bが穿設されている。また、上記保持具5の内周縁部は、上記容器本体6の肩部の水平面部6c(図5参照)上に載置しうる大きさに形成されている。この例の保持具5を用いた場合にも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0019】
なお、上記実施の形態では、化粧料容器1を台座2に載置した状態で箱3に収容しているが、これに限定するものではなく、箱3に直接(すなわち、台座2なしで)収容してもよい。この場合にも、化粧料容器1に保持具5を取り付け、この保持具5に塗布具4を保持させているため、箱3内では塗布具4が動き回ることがなく、また、箱3外では化粧料容器1と塗布具4とを一緒に移動させることができる。しかも、保持具5は大きなスペースをとらないため、化粧料容器1の周囲に大きなスペースを必要としない。
【0020】
また、上記実施の形態では、容器本体6の首部6aにキャップ7をら合させて取り付けるようにしているが、これに限定するものではなく、各種の手段で容器本体6の首部6aにキャップ7を着脱自在に取り付けることができる。また、上記実施の形態では、化粧料容器1を箱3に収容しているが、箱3以外の各種の包装容器に収容することができる。また、塗布具4として、図3および図4に示すものを用いているが、各種のものを用いることができる。
【0021】
また、塗布具4の外周面から、保持具5の挿通孔5bに抜け落ち状に係合する凸部等を当接してもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明の塗布具付き化粧料容器によれば、容器本体の首部に蓋体を取り付けた状態で、上記容器本体と蓋体とで挟持される保持具に塗布具を保持することができるため、塗布具の置き場としての(容器本体載置用の)台座を必要としない。しかも、上記保持具は、(容器本体載置用の)台座よりもかなり小さく形成されるため、化粧料容器の周囲に大きなスペースを必要とせず、周囲の他物の邪魔になることがない。
【0023】
本発明において、上記保持具が、上記容器本体の首部に挿通してこの容器本体の肩部上に載置しうるリング体に形成されている場合には、リング体に形成された保持具が容器本体の首部に挿通されてこの容器本体の肩部上に載置されているため、使用時に蓋体を容器本体の首部から取り外しても、保持具が容器本体の首部から抜け落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布具付き化粧料容器の一実施の形態を箱に収容した状態を示す正面図である。
【図2】上記塗布具付き化粧料容器を台座上に載置した状態を示す平面図である。
【図3】塗布具の正面図である。
【図4】上記塗布具の側面図である。
【図5】化粧料容器の分解斜視図である。
【図6】台座の平面図である。
【図7】上記台座の側面図である。
【図8】上記台座の正面図である。
【図9】上記台座の断面図である。
【図10】上記台座の要部の断面図である。
【図11】保持具の平面図である。
【図12】上記保持具の断面図である。
【図13】容器本体に保持具を取り付けている状態を示す斜視図である。
【図14】上記保持具を取り付けた容器本体にキャップを取り付けている状態を示す斜視図である。
【図15】上記台座に化粧料容器を載置した状態を示す正面図である。
【図16】上記台座に化粧料容器を載置した状態を示す平面図である。
【図17】上記化粧料容器に塗布具を保持した状態を示す側面図である。
【図18】上記保持具の変形例を示す平面図である。
【図19】従来例を示す正面図である。
【図20】上記従来例に用いる台座を示す平面図である。
【符号の説明】
4 塗布具
4a 柄部
5 保持具
5b 挿通孔
6 容器本体
6a 首部
7 キャップ

Claims (2)

  1. 化粧料が収容される容器本体と、この容器本体の首部に着脱自在に取り付けられる蓋体と、塗布具とを備え、上記容器本体の首部に蓋体を取り付けた状態で、上記容器本体と蓋体とで挟持される保持具を設け、この保持具に、上記塗布具の柄部を挿通して抜け落ち防止状に保持しうる挿通孔が穿設されていることを特徴とする塗布具付き化粧料容器。
  2. 上記保持具が、上記容器本体の首部に挿通してこの容器本体の肩部上に載置しうるリング体に形成されている請求項1記載の塗布具付き化粧料容器。
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