JP2004206671A - ソフトウェア更新情報提供方法及びソフトウェア更新情報提供システム - Google Patents
ソフトウェア更新情報提供方法及びソフトウェア更新情報提供システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ユーザ側及びソフトウェア提供者側の双方の負担を軽減しつつ、ソフトウェアを更新することができるソフトウェア更新情報提供方法及びソフトウェア更新情報提供システムを提供すること。
【解決手段】センタ側で、ソフトウェア提供者毎に区分けされた更新情報記憶領域204及びソフトウェア提供者が運営する更新サイト511を識別するためのURLデータと、ソフトウェアを更新するために必要なモジュール情報とを対応付けて予め記憶すると共に、ユーザを識別するためのユーザIDと、ユーザが使用しているソフトウェアに対応するURLデータとを対応付けて予め記憶することとし、ユーザ側からセンタ側に対してユーザIDを送信すると、センタ側でユーザ側から送信された当該ユーザIDに対応するURLデータを抽出し、更に抽出されたURLデータに対応するモジュールを抽出し、ユーザ側で、当該抽出したモジュールを取得することとした。
【選択図】 図2
【解決手段】センタ側で、ソフトウェア提供者毎に区分けされた更新情報記憶領域204及びソフトウェア提供者が運営する更新サイト511を識別するためのURLデータと、ソフトウェアを更新するために必要なモジュール情報とを対応付けて予め記憶すると共に、ユーザを識別するためのユーザIDと、ユーザが使用しているソフトウェアに対応するURLデータとを対応付けて予め記憶することとし、ユーザ側からセンタ側に対してユーザIDを送信すると、センタ側でユーザ側から送信された当該ユーザIDに対応するURLデータを抽出し、更に抽出されたURLデータに対応するモジュールを抽出し、ユーザ側で、当該抽出したモジュールを取得することとした。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばユーザが利用するソフトウェアを更新するためのソフトウェア更新情報提供方法及びソフトウェア更新情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ユーザがソフトウェアを更新する場合、例えばユーザは、ソフトウェア提供者から当該ソフトウェアを更新するためのソフトウェアを記録媒体で送付してもらい、その記録媒体によって当該ソフトウェアをインストールすることによって更新を実行している。また、例えばユーザがインターネットを介してソフトウェアの提供者が運営する更新サイトへアクセスし、当該サイトから当該ソフトウェアを更新するためのモジュールを受信することによって更新を実行する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ソフトウェア提供者側にとっては、各ユーザに対してそれぞれ記録媒体を送付するのには多大な手間を要し、またソフトウェア提供者側は、提供するソフトウェアの更新に関する情報をユーザに知らせる手段に乏しく、更新用のソフトウェアを発行しても、ユーザに当該情報が浸透しにくいという問題もある。
【0004】
一方、ユーザはソフトウェア提供者から更新用のソフトウェアを記録媒体で送付してもらう場合には、ソフトウェア提供者に当該記録媒体の送付を依頼してから到着するまでに日数を要し、ソフトウェアの迅速な更新ができないという問題がある。また、インターネットを介して更新用ソフトウェアを受信する場合には、多数のソフトウェア提供者が混在する中で、ユーザが、例えば更新したいソフトウェアの提供者が運営する更新サイトの特定のURLを知り、そこにアクセスすることは容易ではなく、更に、ソフトウェア提供者により更新用のソフトウェアが発行されたことをユーザが知ることは、ソフトウェア提供者から何らかの通知を受けない限り困難である。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ユーザ側及びソフトウェア提供者側の双方の負担を軽減しつつ、ソフトウェアを更新することができるソフトウェア更新情報提供方法及びソフトウェア更新情報提供システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、センタ側のコンピュータシステムとユーザ側のコンピュータシステムとがネットワークを介して通信を行うことが可能なシステムであって、センタ側で、ソフトウェアの提供者毎に区分けされた各記憶領域に、当該記憶領域を識別するための第1の識別情報と、提供したソフトウェアを更新するために必要な更新情報とを対応付けて予め記憶すると共に、ユーザを識別するための第2の識別情報とユーザが使用しているソフトウェアに対応する前記第1の識別情報とを対応付けて予め記憶し、ユーザ側から前記センタ側に対して前記第2の識別情報を送信し、前記センタ側で前記ユーザ側から送信された第2の識別情報に対応する前記第1の識別情報を抽出し、更に抽出された第1の識別情報に対応する前記更新情報を抽出し、ユーザ側で、前記抽出された更新情報を取得することを特徴としている。
【0007】
この構成により、センタ側で、ソフトウェア提供者毎に記憶領域が区分けされているため、ソフトウェア提供者側は当該領域を利用することで、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を煩雑な手続を経ずに容易に管理することができる。また、センタ側で、ユーザを識別するための第2の識別情報と、ユーザが使用しているソフトウェアに対応する第1の識別情報が対応付けられているため、ユーザ側は、第2の識別情報を送信するだけで、センタ側の処理により、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を容易に得ることができる。
【0008】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記更新情報として前記ソフトウェアを更新するためのモジュール及び当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報のうち少なくとも1つを前記第1の識別情報に対応付けて記憶することを特徴としている。
【0009】
この構成により、ユーザ側は、センタ側からソフトウェアを更新するためのモジュールを受信することで当該ソフトウェアを更新することができ、或いは、センタ側から当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報を取得し、当該場所にアクセスしてモジュールを取得することで当該ソフトウェアを更新することができる。
【0010】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記センタ側から前記ユーザ側へ、前記ソフトウェアを更新するためのモジュールのリストを送信し、前記ユーザ側のコンピュータシステムは、前記受信したモジュールのリストと現在利用するソフトウェアのモジュールとを比較し、当該比較の結果に基づいて、現在利用するソフトウェアに不足しているモジュールを当該リストから抽出し、当該抽出されたモジュールを前記更新情報として取得することを特徴としている。
【0011】
この構成により、ユーザ側のコンピュータシステムが、不足しているモジュールを自動的に検出して取得するため、ユーザは自ら更新の必要性を判断することなく容易にソフトウェアを更新することができる。
【0012】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記ソフトウェア提供者側から前記センタ側へ更新情報を送信し、前記センタ側では前記ソフトウェア提供者に対応する記憶領域を、前記送信された更新情報に書き換えることを特徴としている。
【0013】
この構成により、ソフトウェア提供者側は、提供するソフトウェアの更新情報をセンタ側の記憶領域に送信する毎に、センタ側が逐一当該更新情報を書き換えるため、ユーザ側に常に最新の更新情報を提供することができる。
【0014】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記記憶領域が書き換えられたとき、そのことを前記ユーザ側に通知することを特徴としている。
【0015】
この構成によれば、ユーザ側はソフトウェア提供者側から提供されるソフトウェアの最新の更新情報について即座に知得し、当該更新情報により当該ソフトウェアを更新することができる。
【0016】
ところで、ユーザがソフトウェアを更新する際、当該ソフトウェアを更新することによって、ユーザが利用する他のソフトウェアに影響が及び、当該他のソフトウェアの動作が不安定になる場合がある。このような場合、当該影響について予め判断又は予測し、悪影響を及ぼす恐れがある場合に当該ソフトウェアの更新を中止することは、専門的な知識を持たないユーザにとっては困難であった。
【0017】
そこで、本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記ユーザ側では、ソフトウェアを更新することにより当該ソフトウェア以外のソフトウェアに及ぼす影響に関する情報を予め記憶し、当該記憶した情報に基づき前記更新情報に応じた前記ソフトウェアの更新を規制することを特徴としている。
【0018】
この構成によれば、ユーザはソフトウェアの更新が他のソフトウェアに与える影響について懸念することなく、安心してソフトウェアを更新することができ、仮に悪影響を与える更新ソフトウェアが存在する場合でも、その更新を未然に規制することができる。
【0019】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記ユーザ側のコンピュータシステムが、マスタマシンとリンクマシンとから構成され、前記ユーザ側のマスタマシンが前記センタ側から更新情報を取得し、前記マスタマシンが、リンクマシンに、前記更新情報をマスタマシン又はセンタ側から取得することを促し、前記リンクマシンが前記更新情報を前記マスタマシン又は前記センタ側から取得することを特徴としている。
【0020】
この構成により、ユーザ側は、ユーザ側がネットワーク内で複数の端末を有する場合でも、マスタマシンの一度の更新作業で全ての端末のソフトウェアを更新することができる。
【0021】
ところで、上述したように、本発明においては、ソフトウェアを更新することによって、ユーザが使用する他のソフトウェアの動作に悪影響が及ぶことを想定し、当該影響について予め記憶した情報を基に、ソフトウェアの更新を規制することができるが、ソフトウェアの更新が他のソフトウェアに及ぼす影響を、全てのソフトウェアについて完全に予測することは困難であり、影響が出ることを想定していなかったソフトウェアについても、更新後に悪影響が及ぶことも考えられる。
【0022】
そこで、本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記区分けされた記憶領域には、ソフトウェア提供者が提供するあらゆるバージョンのソフトウェアの更新情報が記憶されており、ユーザ側で、ソフトウェアを更新する前に、その時点で取得しているソフトウェアのバージョンに関する情報及びその時点で取得しているソフトウェアを記憶してある前記記憶領域の所在場所に関する情報を予め保存し、ユーザ側が前記抽出された更新情報を取得し、当該ソフトウェアが更新された後に、当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに不具合が生じたときに、前記保存した情報に基づき、前記記憶領域から当該ソフトウェアの更新前のバージョンを、新たな更新情報として取得することを特徴としている。
【0023】
この構成により、ソフトウェアの更新前に、その時点でのソフトウェアのバージョン情報及びその所在場所情報を保存しておき、ソフトウェアを更新した後に、ユーザが使用する他のソフトウェアの動作が不安定になる等の不具合が発生した場合には、更新前のソフトウェアを新たな更新情報として取得することとしたため、ユーザは更新前の問題の無い状態に、複雑な操作をすることなく容易に戻すことができる。また、そのため、ユーザはソフトウェアを更新することによる他のソフトウェアに対する影響等を懸念することなくソフトウェアを更新することができる。
【0024】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、当該複数の記憶領域には、前記ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェア毎に、ソフトウェアの更新情報が記憶されることを特徴としている。
【0025】
この構成によれば、上記記憶領域が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとし、ソフトウェア提供者は、複数のソフトウェアを提供している場合でも、当該ソフトウェアを複数の記憶領域にソフトウェア毎に記憶することができることとしたため、ソフトウェアの管理が容易になり、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0026】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、当該複数の記憶領域には、ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェアのうち、各ユーザが使用する一又は複数のソフトウェアの組み合わせ毎に、ソフトウェアの更新情報が記憶されることを特徴としている。
【0027】
この構成によれば、上記記憶領域が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとし、ソフトウェア提供者は、複数のソフトウェアを提供している場合でも、それらのソフトウェアを複数の記憶領域にユーザが使用する組み合わせに応じて、当該組み合わせ毎に記憶することができることとしたため、各ユーザに応じてソフトウェアを容易に管理でき、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0028】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、ソフトウェアの提供者毎に区分けされた各領域に、当該領域を識別するための第1の識別情報及び提供したソフトウェアを更新するために必要な更新情報を対応付けて記憶する第1の記憶手段と、ユーザを識別するための第2の識別情報とユーザが使用しているソフトウェアに対応する前記第1の識別情報とを対応付けて記憶する第2の記憶手段と、ユーザ側から送信された前記第2の識別情報に対応する前記第1の識別情報を前記第2の記憶手段から抽出し、抽出された第1の識別情報に対応する前記更新情報を前記第1の記憶手段から抽出し、当該ユーザ側に送信する送信手段とを具備する。
【0029】
この構成により、センタ側で、第1の記憶手段により、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報がソフトウェア提供者毎に区分けされた記憶領域に記憶されているため、ソフトウェア提供者側は、当該領域を利用することで、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を、煩雑な手続を経ずに容易に管理することができる。また、第2の記憶手段によりユーザを識別するための第2の識別情報と、ユーザが使用しているソフトウェアに対応する第1の識別情報が対応付けられて記憶されているため、ユーザ側は、第2の識別情報を送信するだけで、センタ側の処理により、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を容易に得ることができる。
【0030】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記第1の記憶手段が、前記更新情報として前記ソフトウェアを更新するためのモジュール及び当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報のうち少なくとも1つを前記第1の識別情報に対応付けて記憶することを特徴としている。
【0031】
この構成により、ユーザ側が、ソフトウェアを更新するためのモジュールを取得することでユーザ側は当該ソフトウェアを更新することができ、或いは、ユーザ側が、当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報を取得し、当該場所にアクセスしてモジュールを取得することで当該ソフトウェアを更新することができる。
【0032】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記ソフトウェア提供者側から更新情報が送信されたときに、前記ソフトウェア提供者に対応する第1の記憶領域における領域を、前記送信された更新情報に書き換える手段を具備することを特徴としている。
【0033】
この構成により、センタ側が、ソフトウェア提供者側が提供するソフトウェアの更新情報をセンタ側の記憶領域に送信する毎に、逐一当該更新情報を書き換える手段を有するため、ソフトウェア提供者側はユーザ側に常に最新の更新情報を提供することができる。
【0034】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記更新情報が書き換えられたときに、書き換えられたことを前記ユーザ側に通知する通知手段を更に具備することを特徴としている。
【0035】
この構成により、センタ側が前記通知手段により通知することで、ユーザ側はソフトウェア提供者側から提供されるソフトウェアの最新の更新情報について即座に知得し、当該更新情報により当該ソフトウェアを更新することができる。
【0036】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、ソフトウェアを更新することにより当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに及ぼす影響に関する情報を予め記憶する第3の記憶手段と、当該記憶した情報に基づき前記更新情報に応じた前記ソフトウェアの更新を規制する規制手段とを更に具備することを特徴としている。
【0037】
この構成により、上記第3の記憶手段が、ソフトウェアの更新が他のソフトウェアに与える影響に関する情報を記憶し、上記規制手段が、当該記憶された情報に基づいてソフトウェアの更新を規制するため、ユーザはソフトウェアの更新によって生ずる影響について懸念することなく、安心してソフトウェアを更新することができ、仮に悪影響を与える更新ソフトウェアが存在する場合でも、その更新を未然に規制することができる。
【0038】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記第1の記憶手段は、前記区分けされた記憶領域に、ソフトウェア提供者が提供するあらゆるバージョンのソフトウェアを記憶するものであり、ユーザ側で、ソフトウェアを更新する前に、その時点で取得しているソフトウェアのバージョンに関する情報及びその時点で取得しているソフトウェアを記憶してある前記記憶領域の所在場所に関する情報を予め保存する保存手段と、ユーザ側で前記抽出された更新情報を取得し、当該ソフトウェアが更新された後に、当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに不具合が生じたときに、前記保存手段により保存された情報に基づき、前記記憶領域から当該ソフトウェアの更新前のバージョンを、新たな更新情報として取得する手段とを更に具備することを特徴としている。
【0039】
この構成により、ソフトウェアの更新前に、上記保存手段が、その時点でのソフトウェアのバージョン情報及びその所在場所情報を保存しておき、ソフトウェアを更新した後に、ユーザが使用する他のソフトウェアの動作が不安定になる等の不具合が発生した場合には、更新前のソフトウェアを新たな更新情報として取得する手段を具備することとしたため、ユーザは、ソフトウェアを更新前の問題の無い状態に、複雑な操作をすることなく容易に戻すことができる。また、そのため、ユーザはソフトウェアを更新することによる他のソフトウェアに対する影響等を懸念することなくソフトウェアを更新することができる。
【0040】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、前記第1の記憶手段は、当該複数の記憶領域に、前記ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェア毎に、ソフトウェアの更新情報を記憶することを特徴としている。
【0041】
この構成によれば、上記記憶領域が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとしたことにより、前記第1の記憶手段は、ソフトウェア提供者が複数のソフトウェアを提供している場合でも、当該ソフトウェアを複数の記憶領域にソフトウェア毎に記憶することができるため、ソフトウェア提供者はソフトウェアの管理が容易になり、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0042】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、前記第1の記憶手段は、当該複数の記憶領域に、ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェアのうち、各ユーザが使用する一又は複数のソフトウェアの組み合わせ毎に、ソフトウェアの更新情報を記憶することを特徴としている。
【0043】
この構成によれば、上記記憶領域が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとしたことにより、上記第1の記憶手段は、ソフトウェア提供者が複数のソフトウェアを提供している場合でも、それらのソフトウェアを、複数の記憶領域にユーザが使用する組み合わせに応じて、当該組み合わせ毎に記憶することができるため、ソフトウェア提供者は各ユーザに応じてソフトウェアを容易に管理でき、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0045】
図1は本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
【0046】
同図に示すように、ネットワークの一形態であるインターネット101には、センタ側のコンピュータシステム102、ユーザ側のコンピュータシステム103及びソフトウェア提供者側のコンピュータシステム104が接続されている。これらのコンピュータシステムとしては、コンピュータ単独でも、複数のコンピュータがネットワーク化されていても構わない。
【0047】
このように構成されたシステムでは、センタ側のコンピュータシステム102とユーザ側のコンピュータシステム103とソフトウェア提供者側のコンピュータシステム104との間でインターネット101を介して通信が行われるようになっている。
【0048】
図2はセンタ側のコンピュータシステム102の構成を示すブロック図である。
【0049】
サーバ102は、CPU(Central Processing Unit)201やRAM(Random Access Memory)202、インターネット101を介して通信を行うための通信部203、ソフトウェアの更新に必要な情報が記憶された更新情報記憶領域204、各種のデータが記憶されたデータ記憶部205、各種のソフトウェアが記憶されたソフトウェア記憶部206を有する。
【0050】
更新情報記憶領域204は、ソフトウェア提供者毎に区分けされた領域204a、204b・・・を有する。区分けされた領域204a、204b・・・には、それぞれ各ソフトウェア提供者が提供するソフトウェアの更新に必要な情報(更新情報)及び当該区分けされた領域204a、204b・・・を識別するための例えばURL(Uniform Resource Locator)に関するデータ(以下、これを更新情報記憶領域URLデータという。)が記憶されている。
【0051】
当該更新情報としては、例えばソフトウェアを更新するためのモジュールや当該モジュールが所在するインターネット101上の場所の情報(例えばURL)がある。
【0052】
なお、当該更新情報記憶領域204は、例えばセンタ側がソフトウェア提供者に対して賃貸するものであり、ソフトウェア提供者は、センタ側との賃貸借契約により当該更新情報記憶領域204を賃借している間、自由に当該領域を利用することができるような態様であってもよい。
【0053】
また、ソフトウェア提供者がユーザに複数のソフトウェアを提供している場合は、ソフトウェア提供者は複数の更新情報記憶領域204を当該ソフトウェア毎に利用できるものであってもよい。
【0054】
データ記憶部205には、ユーザデータベース205a、ソフトウェア提供者データベース205b、製品データベース205c及び更新情報記憶領域データベース205dが記憶されている。
【0055】
図3は、当該データ記憶部205で管理している各データベースの構造を示した図である。
【0056】
同図に示すように、ユーザデータベース205aには、ユーザID(Identification)、ユーザのIP(Internet Protocol)アドレス、ドメイン名、ソフトウェア提供者ID、更新情報記憶領域URLデータ等が記憶されている。
【0057】
ソフトウェア提供者データベース205bには、ソフトウェア提供者ID、ソフトウェア提供者名、更新情報記憶領域URLデータ、製品リリース番号、更新サイトURLデータ等が記憶されている。
【0058】
製品データベース205cには、製品リリース番号、製品名、更新情報記憶領域URLデータ、更新モジュールデータ等が記憶されている。
【0059】
更新情報記憶領域データベース205dには、更新情報記憶領域URLデータ、ソフトウェア提供者ID、更新サイトURLデータ等が記憶されている。
【0060】
これら4つのデータベースには、共通項目として更新情報記憶領域URLデータが記憶されているため、それぞれのデータベースを相互に関連付けることが可能となる。
【0061】
図2に示したように、ソフトウェア記憶部206は、ユーザデータを検索するためのユーザデータ検索機構206a、ソフトウェア提供者データを検索するためのソフトウェア提供者データ検索機構206b、製品データを検索するための製品データ検索機構206c、更新情報記憶領域データを検索するための更新情報記憶領域データ検索機構206d、ユーザ側にソフトウェアの更新情報を提供するための更新情報提供機構206eを具備する。
【0062】
ユーザデータ検索機構206a、ソフトウェア提供者データ検索機構206b、製品データ検索機構206c、更新情報記憶領域データ検索機構206dの各機構は、ユーザ側からユーザIDの送信があると、データ記憶部205の関連付けによりデータを検索・抽出し、ユーザが利用するソフトウェアの更新情報が記憶されている更新情報記憶領域204における領域204a、204b、・・を特定する。
【0063】
更新情報提供機構206eは、当該特定された更新情報記憶領域204における領域204a、204b、・・から当該ソフトウェア更新情報を抽出する。ユーザ側は、当該抽出された当該ソフトウェア更新情報を取得する。
【0064】
この構成によれば、ユーザ側は、センタ側にユーザIDを送信するだけで、センタ側のデータベースの関連付けにより、ユーザが利用するソフトウェアの更新情報が特定され、当該更新情報を容易に取得することができる。また、ソフトウェア提供者側も、提供するソフトウェアの更新情報を予め更新情報記憶領域204に送信しておくだけで、センタ側の上記関連付けにより、多数のユーザに対して容易に更新情報を提供することができる。
【0065】
図4は、ユーザ側のコンピュータシステム401における論理的な構成を示す図である。
【0066】
当該コンピュータシステム401では、最下層部のオペレーティングシステム402上に、本発明に係る更新情報提供システムを実行するための更新ツール403が搭載されており、この更新ツール403の上層部で、各ソフトウェア提供者が提供するソフトウェア404(例えば404a、404b、404c、404d、・・・)が動作している。
【0067】
更新ツール403は、ユーザがセンタ側にインターネット101を介してアクセスする際のユーザインターフェースを提供する。ユーザ103がセンタ側にアクセスする場合、更新ツール403は、ユーザ側のコンピュータシステム103のディスプレイ(図示せず)に更新情報管理画面を起動させ、ユーザは当該更新情報管理画面の指示に従って、予めユーザに割り当てられたユーザIDを入力することによってセンタ側へ接続する。
【0068】
センタ側は、上述したように当該ユーザIDとデータベース205とを関連付けることによってユーザ103の利用するソフトウェアの更新情報を更新情報記憶領域204から抽出する。そして、ユーザ側が、当該抽出された更新情報を取得することで、ユーザの利用するソフトウェア404が更新される。
【0069】
ソフトウェアの更新情報としては、ソフトウェアをバージョンアップするためのモジュールの他に、ソフトウェアのセキュリティホールに対するパッチ等であってもよい。
【0070】
以上により、ユーザ側は、更新ツール403を利用して更新情報管理画面を起動し、ユーザIDをセンタ側に送信するだけで、容易にソフトウェアの更新情報を得ることができる。
【0071】
図5は、本発明の一実施形態に係るユーザ側の処理の流れを示すフロー図であり、図6は、本発明の一実施形態に係るセンタ側の処理の流れを示すフロー図である。両図に基づいて、ユーザ側・センタ側の各処理を説明する。
【0072】
まず、ユーザは更新ツール403によって前記更新情報管理画面を起動させ(ステップ501)、当該更新情報管理画面を利用してセンタ側へユーザIDを送信する(ステップ502)。
【0073】
これに対して、センタ側はユーザ側から送信されたユーザIDを受信すると(ステップ601)、ユーザが更新ツール403を利用するためのライセンスを検索し(ステップ602)、ライセンスがあるか否かをチェックする(ステップ603)。
【0074】
ここで、ライセンスが無い場合にはセンタ側はユーザ側にエラーを送信し(ステップ604)、ユーザ側のコンピュータシステム103におけるディスプレイの更新情報管理画面にエラーが表示される。
【0075】
一方、ライセンスがある場合には、センタ側はユーザIDと製品リリース番号を関連付けることによってユーザが利用する製品種別を検索する(ステップ605)。
【0076】
そして、検索された当該製品種別の製品リリース番号とその製品の更新情報が記憶されている更新情報記憶領域204のURLデータとを関連付ける(ステップ606)ことにより、ユーザが更新すべきソフトウェアの更新情報記憶領域204における領域204a、204b、・・及び記憶されている更新情報を特定し、当該モジュールのモジュールリストを検索する(ステップ607)。
【0077】
センタ側は検索結果を基にモジュールの更新モジュールリストを作成(ステップ608)し、当該更新モジュールリストをユーザ側に送信する(ステップ609)。
【0078】
ユーザ側はセンタ側から送信された更新モジュールリストを更新ツール403により受信する(ステップ503)。更新ツール403は当該更新モジュールリストとユーザが現在利用するソフトウェアのモジュールとを比較し(ステップ504)、現在利用するソフトウェアにモジュールが不足している場合にはソフトウェア更新画面を表示させる(ステップ506)。なお、モジュールが不足していない場合には前記更新情報管理画面に戻る(ステップ505)。より具体的には、例えばソフトウェアのバージョンが1.00で当該モジュールがソフトウェアを1.01にバージョンアップするものであるときには、モジュールが不足している、とする。
【0079】
ユーザは例えば当該更新画面から更新を即時実行するか、更新をタイマー実行するか、または更新を実行しないかを選択する(ステップ507)。
【0080】
ユーザにより更新を実行しないことが選択された場合は更新情報管理画面に戻る(ステップ508)。ユーザによりタイマー実行することが選択された場合にはタイマー設定画面が表示され(ステップ509)、タイマーを設定する。
【0081】
更新ツール403は、更新を実行する場合、即時実行の場合は即時に、タイマー実行の場合は設定された時間に、ソフトウェアの更新モジュールを前記更新情報記憶領域204から取得する(ステップ510)。或いは、更新情報記憶領域204に記憶されたモジュールの所在場所情報(例えばURL)を取得し、当該情報からソフトウェア提供者が運営するソフトウェア更新サイト511へアクセスし、そこから更新モジュールを取得する。そして、ユーザ側が、当該取得したモジュールによりソフトウェアの更新を実行することで更新作業が終了する(ステップ512、ステップ513)。
【0082】
以上により、ユーザ側は、更新ツール403が表示する更新情報管理画面に従い、ユーザIDを送信して作業を選択していくだけで、容易にソフトウェアを更新することができる。また、ソフトウェア提供者側は、更新情報記憶領域204にソフトウェア更新情報を記憶させておくだけで、センタ側の上記処理により、ユーザ側に対して容易にソフトウェア更新情報を提供することができる。
【0083】
なお、本システムは、ユーザが自ら更新情報管理画面を起動する態様に限らず、センタ側が、前記更新ツール403に対して、定期的に更新情報管理画面を起動させるように促すような態様にしてもよい。この構成によれば、定期的・自動的に更新情報管理画面が起動するため、ユーザは自ら意識せずとも定期的にソフトウェアを更新することができる。
【0084】
更に、本システムは、ソフトウェア提供者が、インターネット101を介してソフトウェア更新情報を書き換え、センタ側がその書き換え毎にユーザ側へその更新情報の書き換えを通知し、その通知により更新ツール403が更新情報管理画面を起動させるような態様にしてもよい。この構成によれば、ユーザ側はソフトウェア提供者側から提供されるソフトウェアの最新の更新情報について即座に知得し、当該更新情報により当該ソフトウェアを更新することができる。
【0085】
ところで、ユーザがソフトウェアを更新する場合、当該ソフトウェアを更新することによって、ユーザが利用する他のソフトウェアに影響が及び、当該他のソフトウェアの動作が不安定になる場合がある。このような場合、当該影響について予め判断又は予測し、悪影響を及ぼす恐れがある場合に当該更新作業を中止することは、専門的な知識を持たないユーザにとっては困難であった。
【0086】
そこで本システムでは、そのような場合に当該更新を中止する機能を有する。図7は、当該機能を実施する際のユーザ側の処理を表したフロー図である。
【0087】
図5における処理と同様の手順でユーザが更新モジュールリストを受信する(ステップ503)と、更新ツール403は、ソフトウェア提供者が予め影響を及ぼす恐れのあるモジュールのモジュール名を記述しておいた更新中止モジュールファイル702を検索し、当該ファイル702中のモジュールとユーザが受信した更新モジュールリストを比較して、一致するモジュールがある場合には当該モジュールを更新モジュールリストから削除する(ステップ701)ことによって当該ソフトウェアの更新を中止する。当該削除されたモジュール以外のモジュールについては、前述した処理(ステップ504〜513)を実行する。
【0088】
なお、更新を中止したソフトウェアについては、ユーザが更新を中止したソフトウェアに関する情報をソフトウェア提供者側へ通知し、ソフトウェア提供者が、更新を中止したソフトウェアの動作確認を改めて行い、動作に影響が無いことが確認されると、ソフトウェア提供者が改めて更新情報記憶領域204に当該モジュールの更新用モジュールを送信し、ユーザが当該領域204にアクセスすることにより、当該ソフトウェアを更新することができるような態様にしてもよい。
【0089】
これにより、ユーザはソフトウェアの更新が他のソフトウェアに与える影響について懸念することなく安心してソフトウェアを更新でき、また、悪影響を与えるソフトウェアがあっても、その情報を事前に知得し、当該ソフトウェアの更新を中止することができる。
【0090】
図8はユーザ側のコンピュータシステムを構成するネットワークを示した図である。
【0091】
同図に示すように、ユーザ側のコンピュータシステムにおいては、1台のマスタマシン801と複数のリンクマシン802が相互に通信できるネットワークを構成する場合がある。本発明は、このような場合に、マスタマシン801のソフトウェアとリンクマシン802のソフトウェアを同時に更新させる機能を有する。なお、この機能は、リンクマシン802も更新ツール403を搭載していることが前提となる。
【0092】
図9は、本発明の一の実施形態に係るユーザ側の処理を表したフロー図である。
【0093】
更新ツール403は、ステップ501〜505までは図5における処理と同様の処理を行い、更新画面表示機能を呼び出す(ステップ901)。そして、更新画面を表示する前に、ユーザ側にリンクマシン802が存在するか否かにつき、予め当該情報を記憶したマスタ/リンクファイル903から確認する(ステップ902)。
【0094】
リンクマシン802が存在する場合には、マスタマシンと当該リンクマシン802が通信可能か否かを確認し(ステップ904)、通信不可能な場合にはエラーを表示し(ステップ905)、通信可能な場合には図5における場合と同様にソフトウェア更新画面を表示する(ステップ506)。
【0095】
そして、ユーザが図5における場合と同様にソフトウェアの更新の実行を選択(ステップ507)したときに、マスタマシン801の更新ツールがリンクマシン802の更新ツールにセンタ側又はマスタマシンからモジュールを取得するよう指令を発し、マスタマシン801が更新モジュールを取得したときに、リンクマシン802がセンタ側又はマスタマシンから更新モジュールを取得する(ステップ906)ことで全てのマシンのソフトウェアが同時に更新される(ステップ907)。
【0096】
これにより、ユーザ側は、ユーザ側がネットワーク内で複数のマシンを有する場合でも、一度の作業で全てのマシンのソフトウェアを容易に更新することができる。
【0097】
図10は、本発明の一実施形態に係るシステム全体でやり取りされる情報の流れ及び処理を表したシーケンス図である。
【0098】
同図に示すように、ソフトウェア提供者側は、予めセンタのソフトウェア更新情報記憶領域204へソフトウェア更新情報を送信しておく(ステップ1001)。センタ側は、当該ソフトウェア更新情報を、更新情報記憶領域URLデータ、ユーザID、ソフトウェア提供者ID、製品リリース番号等のデータを関連付けて記憶し、ユーザがユーザIDを送信する(ステップ1002)と、それらの関連付けによりユーザが利用するソフトウェアの更新情報を特定し、ソフトウェア更新モジュールリストをユーザへ送信する(ステップ1003)。当該リストから更新すべきモジュールがある場合は、ユーザはセンタ側若しくはソフトウェア提供者が提供する受信サイトからソフトウェア更新モジュールを取得する(ステップ1004)。
【0099】
同図から明らかなように、ユーザ側は更新情報管理画面を起動してセンタ側へユーザIDを送信するだけで、センタ側の処理により容易にソフトウェアを更新することができ、一方ソフトウェア提供者側も、予めセンタ側へソフトウェア更新情報を送信しておくだけで、センタ側の処理によりユーザに対して容易に更新情報を提供することができる。
【0100】
以上説明したように、本発明によれば、センタ側で、ソフトウェア提供者毎に区分けされた更新情報記憶領域204及びソフトウェア提供者が運営する更新サイト511を識別するためのURLデータと、ソフトウェアを更新するために必要なモジュール情報とを対応付けて予め記憶すると共に、ユーザを識別するためのユーザIDと、ユーザが使用しているソフトウェアに対応するURLデータとを対応付けて予め記憶することとし、ユーザ側からセンタ側に対してユーザIDを送信すると、センタ側でユーザ側から送信された当該ユーザIDに対応するURLデータを抽出し、更に抽出されたURLデータに対応するモジュールを抽出し、ユーザ側で、当該抽出したモジュールを取得することとしたため、ソフトウェア提供者側は上記更新情報記憶領域204を利用することで、ソフトウェアを更新するために必要なモジュールを煩雑な手続を経ずに容易に管理することができる。また、ユーザ側は、ユーザIDを送信するだけで、センタ側の処理により、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を容易に得ることができる。
【0101】
なお、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で様々な変更が可能である。
【0102】
例えば、上述した実施形態においては、ソフトウェアを更新することによって、ユーザが利用する他のソフトウェアに悪影響が及び、当該他のソフトウェアの動作が不安定になるような場合を想定して、ソフトウェア提供者が予め影響を及ぼす恐れのあるモジュールのモジュール名を記述した更新中止モジュールファイル702を用意しておき、当該ファイルに基づいて、更新を中止する例について説明したが、ソフトウェア提供者側でも、悪影響を及ぼす恐れのあるモジュールを完全に予測することは困難であり、上記更新中止モジュールファイル702に記述されていないモジュールでも、当該モジュールでソフトウェアを更新することによって、ユーザの使用する他のソフトウェアの動作に悪影響が及んでしまう場合も考えられる。
【0103】
そこで、本発明に係るシステムは、このような場合に、当該ソフトウェアを更新前の状態に戻す機能も有する。
【0104】
具体的には、ユーザ側でソフトウェアを更新する前に、更新前のモジュールに関する情報及びその取得先に関する情報を予め保存しておき、更新後に上述したような問題が発生した場合に、上記保存した情報を基に、更新前のモジュールを新たな更新情報として取得することによって、ソフトウェアを更新前の状態に戻すことができる。
【0105】
図11は、このような機能を実現するために、ユーザ側で予め必要となる動作を表したフロー図である。
【0106】
同図に示すように、ユーザ側の更新ツール403は、上述した図5と同様の処理でモジュールを取得する(ST1110)と、当該モジュールによってソフトウェアを更新する前に、当該更新しようとしているソフトウェアのモジュールについて、更新前、すなわちその時点における現状のモジュールのバージョンに関する情報と、そのモジュールの所在場所情報を保存する(ST1111)。その後は、図5と同様にソフトウェアの更新を行う(ST1112)。
【0107】
更新前のバージョンのモジュールの所在場所情報とは、例えば、上記更新情報記憶領域204又はソフトウェア提供者が運営する前記更新サイト511からモジュールを取得した際の、その取得先であるURL情報である。更新ツール403は、前回ソフトウェアを更新した際に、その更新に必要なモジュールの取得先にアクセスした履歴情報を記憶しているため、この情報を基に、現在使用しているソフトウェアのモジュールのバージョンに関する情報及びそのモジュールの取得先を保存することができる。これらの情報を、ソフトウェアの更新前に保存しておくことで、ソフトウェアを更新した後でも、それらの情報に基づいて更新前のモジュールを取得することによって、ソフトウェアを更新前の状態に戻すことが可能となる。
【0108】
なお、上記更新情報記憶領域204及び上記更新サイト511には、そのソフトウェア提供者が提供するソフトウェアのあらゆるバージョンが記憶されているため、ユーザが更新前の状態に戻すことを望むソフトウェアのバージョンがどのバージョンであっても、当該更新情報記憶領域204及び更新サイト511から取得することができる。また、ソフトウェアを初めて更新する場合には、上記アクセス履歴情報は存在しないことになるが、センタ側では、ソフトウェア提供者が提供するソフトウェアの、一度も更新されていない販売当時のバージョンも上記更新情報記憶領域204に記憶しているため、アクセス履歴情報が無い場合には、当該領域からモジュールを取得するように設定しておけばよい。
【0109】
図12は、ソフトウェア更新後に当該ソフトウェアを更新前の状態に戻す際のユーザ側の動作の流れを示すフロー図である。本実施例においては、更新前の状態に戻すために、ユーザは「”更新前に戻す”画面」(図示せず)を起動させ、当該画面上で作業を行うものとする。
【0110】
ユーザはまず、更新ツール403により、「”更新前に戻す”画面」を起動させ(ST1201)、当該画面を利用して、センタ側へユーザIDを送信する(ST1202)。一方センタ側では、上述したような、ソフトウェアの通常の更新の場合とは異なり、受信したユーザIDについて、ライセンスの認証のみを行う。ライセンスがあると認証された場合には、その旨をユーザ側へ通知し、ユーザ側のその後の処理を続行させる。ライセンスの認証を受けたユーザ側は、図11において前回のソフトウェア更新時に保存した、更新前のモジュールに関する情報を基に、モジュールリストを作成する(ST1203)。そして、当該モジュールリストに基づき、モジュールを取得する(ST1204)。すなわち、前回の更新時に保存した、更新前のモジュールの所在場所情報を基に、センタ側の上記更新情報記憶領域204又はソフトウェア提供者が運営する上記更新サイト511へアクセスし、そこから更新前のモジュールを取得する。モジュールを取得すると、取得すべきモジュールに不足が無いか否かを確認し(ST1205)、不足がある場合にはエラー表示する(ST1206)。不足が無い場合には、当該取得したモジュールにより、ソフトウェアの更新を行う(ST1206)。すなわち、更新前の状態のモジュールを用いて新たな更新を行うことによって、当該ソフトウェアを更新前の状態に戻すことができる。
【0111】
以上で、ソフトウェア更新後に当該ソフトウェアを更新前の状態に戻す際のユーザ側の動作が終了する。
【0112】
この構成によれば、ソフトウェアを更新した後に、ユーザが使用する他のソフトウェアの動作が不安定になる等の問題が発生した場合でも、ユーザは更新前の問題の無い状態に、複雑な操作をすることなく容易に戻すことができる。また、そのため、ユーザはソフトウェアを更新することによる他のソフトウェアに対する影響等を心配することなくソフトウェアを更新することができる。
【0113】
また、上述したように、ソフトウェア提供者がユーザに複数のソフトウェアを提供している場合には、ソフトウェア提供者は、複数の更新情報記憶領域204及び更新サイト511を利用できるものであってもよい。以下、このような場合における実施の形態について説明する。
【0114】
図13は、本実施形態におけるセンタ側の構成を示すブロック図である。
【0115】
同図に示すように、センタ側には、更新情報記憶領域が204、204´、204´´、・・・と複数存在し、ソフトウェア提供者は、これら複数の記憶領域を利用することができる。
【0116】
利用の態様としては、例えばあるソフトウェア提供者がA、B、Cの3つのソフトウェアを提供していた場合には、3つの記憶領域204、204´、204´´中の、自己の利用する領域204aにはAを、204a´にはBを、204a´´にはCを、というように、ソフトウェア毎に記憶させておくようにしてもよい。また、それら3つのソフトウェアのうち、例えばあるユーザはAのみを使用し、別のユーザはAとBを使用し、また別のユーザはA、B、C全てを使用しているような場合には、例えば領域204aにはAを記憶させ、領域204a´にはAとBを記憶させ、領域204a´´にはA、B、C全てを記憶させるというように、それらのユーザの使用の組み合わせに応じて、その組み合わせ毎に記憶させておくようにしてもよい。
【0117】
また、ソフトウェア提供者は、上記複数の更新情報記憶領域の代わりに、自らが運営する更新サイト511を複数用意しておき、それら複数の更新サイトに上述したような態様で複数のソフトウェアを記憶させておくようにしてもよい。
【0118】
なお、これら複数の更新情報記憶領域及び更新サイトのURLは、図3に示したようなソフトウェア提供者データベースにおいてそれぞれ管理されており、また当該それぞれの領域及びサイトのURL情報と上記ソフトウェア提供者IDとが他のデータベースと関連付けられて管理されているため、ソフトウェア提供者は自己の複数の領域及びサイトを容易に認識することができるようになっている。
【0119】
図14は、本実施例においてソフトウェアを更新する際の、ユーザ側の処理を表したフロー図である。
【0120】
同図に示すように、本実施例においてモジュールを取得する際には、ユーザは上述した図5における処理と同様の処理でソフトウェアの更新を選択した後(ST1407)、センタ側の複数の更新情報記憶領域204、204´、204´´・・・又は複数の更新サイト511a、511b、511c、・・・からそれぞれの領域又はサイトに記憶してあるソフトウェアのモジュール毎にモジュールを取得し、当該処理を全ての領域又はサイトのモジュールを取得するまで繰り返すことになる(ST1410〜ST1412)。そして、全てのモジュールを取得すると、当該モジュールによってそれぞれのソフトウェアの更新を行う(ST1413)。
【0121】
この構成によれば、更新情報記憶領域204及び更新サイト511が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとし、ソフトウェア提供者は、複数のソフトウェアを提供している場合でも、当該ソフトウェア毎にそれぞれ別に記憶させたり、ユーザが当該複数のソフトウェアを使用する組み合わせ毎にそれぞれ記憶させたりすることができることとしたため、ソフトウェアの管理が容易になり、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0122】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、センタ側の処理により、ユーザ側及びソフトウェア提供者側の双方の負担を軽減しつつ、容易にソフトウェアを更新することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明におけるセンタ側の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るセンタ側のデータベースの構造を示した図である。
【図4】本発明におけるユーザのコンピュータシステムの論理的な構成を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るユーザ側の情報の流れを示すフロー図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るセンタ側の情報の流れを示すフロー図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係るユーザ側の情報の流れを示すフロー図である。
【図8】本発明の他の実施形態においてユーザ側のコンピュータシステムが構成するネットワークを示した図である。
【図9】本発明の他の実施形態に係るユーザ側の処理の流れを示すフロー図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
【図11】本発明の他の実施形態において、ユーザ側で予め必要となる処理を示すフロー図である。
【図12】本発明の他の実施形態に係るユーザ側の処理を示すフロー図である。
【図13】本発明の他の実施形態におけるセンタ側の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明において、更新情報記憶領域204又は更新サイト511が複数存在するとした場合のユーザ側の処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
101 インターネット
102 センタ側コンピュータシステム
103 ユーザ側コンピュータシステム
104 ソフトウェア提供者側コンピュータシステム
201 CPU
202 RAM
203 通信部
204 更新情報記憶領域
205 データ記憶部
205a ユーザデータ
205b ソフトウェア提供者データ
205c 製品データ
205d 更新情報記憶領域データ
206 ソフトウェア記憶部
206a ユーザデータ検索機構
206b ソフトウェア提供者データ検索機構
206c 製品データ検索機構
206d 更新情報記憶領域データ検索機構
206e 更新情報提供機構
401 ユーザ側コンピュータシステム
402 オペレーティングシステム
403 更新ツール
404 ソフトウェア
511 更新サイト
702 更新中止モジュールファイル
801 マスタマシン
802 リンクマシン
903 マスタ/リンクファイル
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばユーザが利用するソフトウェアを更新するためのソフトウェア更新情報提供方法及びソフトウェア更新情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ユーザがソフトウェアを更新する場合、例えばユーザは、ソフトウェア提供者から当該ソフトウェアを更新するためのソフトウェアを記録媒体で送付してもらい、その記録媒体によって当該ソフトウェアをインストールすることによって更新を実行している。また、例えばユーザがインターネットを介してソフトウェアの提供者が運営する更新サイトへアクセスし、当該サイトから当該ソフトウェアを更新するためのモジュールを受信することによって更新を実行する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ソフトウェア提供者側にとっては、各ユーザに対してそれぞれ記録媒体を送付するのには多大な手間を要し、またソフトウェア提供者側は、提供するソフトウェアの更新に関する情報をユーザに知らせる手段に乏しく、更新用のソフトウェアを発行しても、ユーザに当該情報が浸透しにくいという問題もある。
【0004】
一方、ユーザはソフトウェア提供者から更新用のソフトウェアを記録媒体で送付してもらう場合には、ソフトウェア提供者に当該記録媒体の送付を依頼してから到着するまでに日数を要し、ソフトウェアの迅速な更新ができないという問題がある。また、インターネットを介して更新用ソフトウェアを受信する場合には、多数のソフトウェア提供者が混在する中で、ユーザが、例えば更新したいソフトウェアの提供者が運営する更新サイトの特定のURLを知り、そこにアクセスすることは容易ではなく、更に、ソフトウェア提供者により更新用のソフトウェアが発行されたことをユーザが知ることは、ソフトウェア提供者から何らかの通知を受けない限り困難である。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ユーザ側及びソフトウェア提供者側の双方の負担を軽減しつつ、ソフトウェアを更新することができるソフトウェア更新情報提供方法及びソフトウェア更新情報提供システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、センタ側のコンピュータシステムとユーザ側のコンピュータシステムとがネットワークを介して通信を行うことが可能なシステムであって、センタ側で、ソフトウェアの提供者毎に区分けされた各記憶領域に、当該記憶領域を識別するための第1の識別情報と、提供したソフトウェアを更新するために必要な更新情報とを対応付けて予め記憶すると共に、ユーザを識別するための第2の識別情報とユーザが使用しているソフトウェアに対応する前記第1の識別情報とを対応付けて予め記憶し、ユーザ側から前記センタ側に対して前記第2の識別情報を送信し、前記センタ側で前記ユーザ側から送信された第2の識別情報に対応する前記第1の識別情報を抽出し、更に抽出された第1の識別情報に対応する前記更新情報を抽出し、ユーザ側で、前記抽出された更新情報を取得することを特徴としている。
【0007】
この構成により、センタ側で、ソフトウェア提供者毎に記憶領域が区分けされているため、ソフトウェア提供者側は当該領域を利用することで、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を煩雑な手続を経ずに容易に管理することができる。また、センタ側で、ユーザを識別するための第2の識別情報と、ユーザが使用しているソフトウェアに対応する第1の識別情報が対応付けられているため、ユーザ側は、第2の識別情報を送信するだけで、センタ側の処理により、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を容易に得ることができる。
【0008】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記更新情報として前記ソフトウェアを更新するためのモジュール及び当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報のうち少なくとも1つを前記第1の識別情報に対応付けて記憶することを特徴としている。
【0009】
この構成により、ユーザ側は、センタ側からソフトウェアを更新するためのモジュールを受信することで当該ソフトウェアを更新することができ、或いは、センタ側から当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報を取得し、当該場所にアクセスしてモジュールを取得することで当該ソフトウェアを更新することができる。
【0010】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記センタ側から前記ユーザ側へ、前記ソフトウェアを更新するためのモジュールのリストを送信し、前記ユーザ側のコンピュータシステムは、前記受信したモジュールのリストと現在利用するソフトウェアのモジュールとを比較し、当該比較の結果に基づいて、現在利用するソフトウェアに不足しているモジュールを当該リストから抽出し、当該抽出されたモジュールを前記更新情報として取得することを特徴としている。
【0011】
この構成により、ユーザ側のコンピュータシステムが、不足しているモジュールを自動的に検出して取得するため、ユーザは自ら更新の必要性を判断することなく容易にソフトウェアを更新することができる。
【0012】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記ソフトウェア提供者側から前記センタ側へ更新情報を送信し、前記センタ側では前記ソフトウェア提供者に対応する記憶領域を、前記送信された更新情報に書き換えることを特徴としている。
【0013】
この構成により、ソフトウェア提供者側は、提供するソフトウェアの更新情報をセンタ側の記憶領域に送信する毎に、センタ側が逐一当該更新情報を書き換えるため、ユーザ側に常に最新の更新情報を提供することができる。
【0014】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記記憶領域が書き換えられたとき、そのことを前記ユーザ側に通知することを特徴としている。
【0015】
この構成によれば、ユーザ側はソフトウェア提供者側から提供されるソフトウェアの最新の更新情報について即座に知得し、当該更新情報により当該ソフトウェアを更新することができる。
【0016】
ところで、ユーザがソフトウェアを更新する際、当該ソフトウェアを更新することによって、ユーザが利用する他のソフトウェアに影響が及び、当該他のソフトウェアの動作が不安定になる場合がある。このような場合、当該影響について予め判断又は予測し、悪影響を及ぼす恐れがある場合に当該ソフトウェアの更新を中止することは、専門的な知識を持たないユーザにとっては困難であった。
【0017】
そこで、本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記ユーザ側では、ソフトウェアを更新することにより当該ソフトウェア以外のソフトウェアに及ぼす影響に関する情報を予め記憶し、当該記憶した情報に基づき前記更新情報に応じた前記ソフトウェアの更新を規制することを特徴としている。
【0018】
この構成によれば、ユーザはソフトウェアの更新が他のソフトウェアに与える影響について懸念することなく、安心してソフトウェアを更新することができ、仮に悪影響を与える更新ソフトウェアが存在する場合でも、その更新を未然に規制することができる。
【0019】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記ユーザ側のコンピュータシステムが、マスタマシンとリンクマシンとから構成され、前記ユーザ側のマスタマシンが前記センタ側から更新情報を取得し、前記マスタマシンが、リンクマシンに、前記更新情報をマスタマシン又はセンタ側から取得することを促し、前記リンクマシンが前記更新情報を前記マスタマシン又は前記センタ側から取得することを特徴としている。
【0020】
この構成により、ユーザ側は、ユーザ側がネットワーク内で複数の端末を有する場合でも、マスタマシンの一度の更新作業で全ての端末のソフトウェアを更新することができる。
【0021】
ところで、上述したように、本発明においては、ソフトウェアを更新することによって、ユーザが使用する他のソフトウェアの動作に悪影響が及ぶことを想定し、当該影響について予め記憶した情報を基に、ソフトウェアの更新を規制することができるが、ソフトウェアの更新が他のソフトウェアに及ぼす影響を、全てのソフトウェアについて完全に予測することは困難であり、影響が出ることを想定していなかったソフトウェアについても、更新後に悪影響が及ぶことも考えられる。
【0022】
そこで、本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記区分けされた記憶領域には、ソフトウェア提供者が提供するあらゆるバージョンのソフトウェアの更新情報が記憶されており、ユーザ側で、ソフトウェアを更新する前に、その時点で取得しているソフトウェアのバージョンに関する情報及びその時点で取得しているソフトウェアを記憶してある前記記憶領域の所在場所に関する情報を予め保存し、ユーザ側が前記抽出された更新情報を取得し、当該ソフトウェアが更新された後に、当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに不具合が生じたときに、前記保存した情報に基づき、前記記憶領域から当該ソフトウェアの更新前のバージョンを、新たな更新情報として取得することを特徴としている。
【0023】
この構成により、ソフトウェアの更新前に、その時点でのソフトウェアのバージョン情報及びその所在場所情報を保存しておき、ソフトウェアを更新した後に、ユーザが使用する他のソフトウェアの動作が不安定になる等の不具合が発生した場合には、更新前のソフトウェアを新たな更新情報として取得することとしたため、ユーザは更新前の問題の無い状態に、複雑な操作をすることなく容易に戻すことができる。また、そのため、ユーザはソフトウェアを更新することによる他のソフトウェアに対する影響等を懸念することなくソフトウェアを更新することができる。
【0024】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、当該複数の記憶領域には、前記ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェア毎に、ソフトウェアの更新情報が記憶されることを特徴としている。
【0025】
この構成によれば、上記記憶領域が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとし、ソフトウェア提供者は、複数のソフトウェアを提供している場合でも、当該ソフトウェアを複数の記憶領域にソフトウェア毎に記憶することができることとしたため、ソフトウェアの管理が容易になり、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0026】
本発明のソフトウェア更新情報提供方法は、前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、当該複数の記憶領域には、ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェアのうち、各ユーザが使用する一又は複数のソフトウェアの組み合わせ毎に、ソフトウェアの更新情報が記憶されることを特徴としている。
【0027】
この構成によれば、上記記憶領域が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとし、ソフトウェア提供者は、複数のソフトウェアを提供している場合でも、それらのソフトウェアを複数の記憶領域にユーザが使用する組み合わせに応じて、当該組み合わせ毎に記憶することができることとしたため、各ユーザに応じてソフトウェアを容易に管理でき、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0028】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、ソフトウェアの提供者毎に区分けされた各領域に、当該領域を識別するための第1の識別情報及び提供したソフトウェアを更新するために必要な更新情報を対応付けて記憶する第1の記憶手段と、ユーザを識別するための第2の識別情報とユーザが使用しているソフトウェアに対応する前記第1の識別情報とを対応付けて記憶する第2の記憶手段と、ユーザ側から送信された前記第2の識別情報に対応する前記第1の識別情報を前記第2の記憶手段から抽出し、抽出された第1の識別情報に対応する前記更新情報を前記第1の記憶手段から抽出し、当該ユーザ側に送信する送信手段とを具備する。
【0029】
この構成により、センタ側で、第1の記憶手段により、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報がソフトウェア提供者毎に区分けされた記憶領域に記憶されているため、ソフトウェア提供者側は、当該領域を利用することで、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を、煩雑な手続を経ずに容易に管理することができる。また、第2の記憶手段によりユーザを識別するための第2の識別情報と、ユーザが使用しているソフトウェアに対応する第1の識別情報が対応付けられて記憶されているため、ユーザ側は、第2の識別情報を送信するだけで、センタ側の処理により、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を容易に得ることができる。
【0030】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記第1の記憶手段が、前記更新情報として前記ソフトウェアを更新するためのモジュール及び当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報のうち少なくとも1つを前記第1の識別情報に対応付けて記憶することを特徴としている。
【0031】
この構成により、ユーザ側が、ソフトウェアを更新するためのモジュールを取得することでユーザ側は当該ソフトウェアを更新することができ、或いは、ユーザ側が、当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報を取得し、当該場所にアクセスしてモジュールを取得することで当該ソフトウェアを更新することができる。
【0032】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記ソフトウェア提供者側から更新情報が送信されたときに、前記ソフトウェア提供者に対応する第1の記憶領域における領域を、前記送信された更新情報に書き換える手段を具備することを特徴としている。
【0033】
この構成により、センタ側が、ソフトウェア提供者側が提供するソフトウェアの更新情報をセンタ側の記憶領域に送信する毎に、逐一当該更新情報を書き換える手段を有するため、ソフトウェア提供者側はユーザ側に常に最新の更新情報を提供することができる。
【0034】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記更新情報が書き換えられたときに、書き換えられたことを前記ユーザ側に通知する通知手段を更に具備することを特徴としている。
【0035】
この構成により、センタ側が前記通知手段により通知することで、ユーザ側はソフトウェア提供者側から提供されるソフトウェアの最新の更新情報について即座に知得し、当該更新情報により当該ソフトウェアを更新することができる。
【0036】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、ソフトウェアを更新することにより当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに及ぼす影響に関する情報を予め記憶する第3の記憶手段と、当該記憶した情報に基づき前記更新情報に応じた前記ソフトウェアの更新を規制する規制手段とを更に具備することを特徴としている。
【0037】
この構成により、上記第3の記憶手段が、ソフトウェアの更新が他のソフトウェアに与える影響に関する情報を記憶し、上記規制手段が、当該記憶された情報に基づいてソフトウェアの更新を規制するため、ユーザはソフトウェアの更新によって生ずる影響について懸念することなく、安心してソフトウェアを更新することができ、仮に悪影響を与える更新ソフトウェアが存在する場合でも、その更新を未然に規制することができる。
【0038】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記第1の記憶手段は、前記区分けされた記憶領域に、ソフトウェア提供者が提供するあらゆるバージョンのソフトウェアを記憶するものであり、ユーザ側で、ソフトウェアを更新する前に、その時点で取得しているソフトウェアのバージョンに関する情報及びその時点で取得しているソフトウェアを記憶してある前記記憶領域の所在場所に関する情報を予め保存する保存手段と、ユーザ側で前記抽出された更新情報を取得し、当該ソフトウェアが更新された後に、当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに不具合が生じたときに、前記保存手段により保存された情報に基づき、前記記憶領域から当該ソフトウェアの更新前のバージョンを、新たな更新情報として取得する手段とを更に具備することを特徴としている。
【0039】
この構成により、ソフトウェアの更新前に、上記保存手段が、その時点でのソフトウェアのバージョン情報及びその所在場所情報を保存しておき、ソフトウェアを更新した後に、ユーザが使用する他のソフトウェアの動作が不安定になる等の不具合が発生した場合には、更新前のソフトウェアを新たな更新情報として取得する手段を具備することとしたため、ユーザは、ソフトウェアを更新前の問題の無い状態に、複雑な操作をすることなく容易に戻すことができる。また、そのため、ユーザはソフトウェアを更新することによる他のソフトウェアに対する影響等を懸念することなくソフトウェアを更新することができる。
【0040】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、前記第1の記憶手段は、当該複数の記憶領域に、前記ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェア毎に、ソフトウェアの更新情報を記憶することを特徴としている。
【0041】
この構成によれば、上記記憶領域が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとしたことにより、前記第1の記憶手段は、ソフトウェア提供者が複数のソフトウェアを提供している場合でも、当該ソフトウェアを複数の記憶領域にソフトウェア毎に記憶することができるため、ソフトウェア提供者はソフトウェアの管理が容易になり、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0042】
本発明のソフトウェア更新情報提供システムは、前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、前記第1の記憶手段は、当該複数の記憶領域に、ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェアのうち、各ユーザが使用する一又は複数のソフトウェアの組み合わせ毎に、ソフトウェアの更新情報を記憶することを特徴としている。
【0043】
この構成によれば、上記記憶領域が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとしたことにより、上記第1の記憶手段は、ソフトウェア提供者が複数のソフトウェアを提供している場合でも、それらのソフトウェアを、複数の記憶領域にユーザが使用する組み合わせに応じて、当該組み合わせ毎に記憶することができるため、ソフトウェア提供者は各ユーザに応じてソフトウェアを容易に管理でき、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0045】
図1は本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
【0046】
同図に示すように、ネットワークの一形態であるインターネット101には、センタ側のコンピュータシステム102、ユーザ側のコンピュータシステム103及びソフトウェア提供者側のコンピュータシステム104が接続されている。これらのコンピュータシステムとしては、コンピュータ単独でも、複数のコンピュータがネットワーク化されていても構わない。
【0047】
このように構成されたシステムでは、センタ側のコンピュータシステム102とユーザ側のコンピュータシステム103とソフトウェア提供者側のコンピュータシステム104との間でインターネット101を介して通信が行われるようになっている。
【0048】
図2はセンタ側のコンピュータシステム102の構成を示すブロック図である。
【0049】
サーバ102は、CPU(Central Processing Unit)201やRAM(Random Access Memory)202、インターネット101を介して通信を行うための通信部203、ソフトウェアの更新に必要な情報が記憶された更新情報記憶領域204、各種のデータが記憶されたデータ記憶部205、各種のソフトウェアが記憶されたソフトウェア記憶部206を有する。
【0050】
更新情報記憶領域204は、ソフトウェア提供者毎に区分けされた領域204a、204b・・・を有する。区分けされた領域204a、204b・・・には、それぞれ各ソフトウェア提供者が提供するソフトウェアの更新に必要な情報(更新情報)及び当該区分けされた領域204a、204b・・・を識別するための例えばURL(Uniform Resource Locator)に関するデータ(以下、これを更新情報記憶領域URLデータという。)が記憶されている。
【0051】
当該更新情報としては、例えばソフトウェアを更新するためのモジュールや当該モジュールが所在するインターネット101上の場所の情報(例えばURL)がある。
【0052】
なお、当該更新情報記憶領域204は、例えばセンタ側がソフトウェア提供者に対して賃貸するものであり、ソフトウェア提供者は、センタ側との賃貸借契約により当該更新情報記憶領域204を賃借している間、自由に当該領域を利用することができるような態様であってもよい。
【0053】
また、ソフトウェア提供者がユーザに複数のソフトウェアを提供している場合は、ソフトウェア提供者は複数の更新情報記憶領域204を当該ソフトウェア毎に利用できるものであってもよい。
【0054】
データ記憶部205には、ユーザデータベース205a、ソフトウェア提供者データベース205b、製品データベース205c及び更新情報記憶領域データベース205dが記憶されている。
【0055】
図3は、当該データ記憶部205で管理している各データベースの構造を示した図である。
【0056】
同図に示すように、ユーザデータベース205aには、ユーザID(Identification)、ユーザのIP(Internet Protocol)アドレス、ドメイン名、ソフトウェア提供者ID、更新情報記憶領域URLデータ等が記憶されている。
【0057】
ソフトウェア提供者データベース205bには、ソフトウェア提供者ID、ソフトウェア提供者名、更新情報記憶領域URLデータ、製品リリース番号、更新サイトURLデータ等が記憶されている。
【0058】
製品データベース205cには、製品リリース番号、製品名、更新情報記憶領域URLデータ、更新モジュールデータ等が記憶されている。
【0059】
更新情報記憶領域データベース205dには、更新情報記憶領域URLデータ、ソフトウェア提供者ID、更新サイトURLデータ等が記憶されている。
【0060】
これら4つのデータベースには、共通項目として更新情報記憶領域URLデータが記憶されているため、それぞれのデータベースを相互に関連付けることが可能となる。
【0061】
図2に示したように、ソフトウェア記憶部206は、ユーザデータを検索するためのユーザデータ検索機構206a、ソフトウェア提供者データを検索するためのソフトウェア提供者データ検索機構206b、製品データを検索するための製品データ検索機構206c、更新情報記憶領域データを検索するための更新情報記憶領域データ検索機構206d、ユーザ側にソフトウェアの更新情報を提供するための更新情報提供機構206eを具備する。
【0062】
ユーザデータ検索機構206a、ソフトウェア提供者データ検索機構206b、製品データ検索機構206c、更新情報記憶領域データ検索機構206dの各機構は、ユーザ側からユーザIDの送信があると、データ記憶部205の関連付けによりデータを検索・抽出し、ユーザが利用するソフトウェアの更新情報が記憶されている更新情報記憶領域204における領域204a、204b、・・を特定する。
【0063】
更新情報提供機構206eは、当該特定された更新情報記憶領域204における領域204a、204b、・・から当該ソフトウェア更新情報を抽出する。ユーザ側は、当該抽出された当該ソフトウェア更新情報を取得する。
【0064】
この構成によれば、ユーザ側は、センタ側にユーザIDを送信するだけで、センタ側のデータベースの関連付けにより、ユーザが利用するソフトウェアの更新情報が特定され、当該更新情報を容易に取得することができる。また、ソフトウェア提供者側も、提供するソフトウェアの更新情報を予め更新情報記憶領域204に送信しておくだけで、センタ側の上記関連付けにより、多数のユーザに対して容易に更新情報を提供することができる。
【0065】
図4は、ユーザ側のコンピュータシステム401における論理的な構成を示す図である。
【0066】
当該コンピュータシステム401では、最下層部のオペレーティングシステム402上に、本発明に係る更新情報提供システムを実行するための更新ツール403が搭載されており、この更新ツール403の上層部で、各ソフトウェア提供者が提供するソフトウェア404(例えば404a、404b、404c、404d、・・・)が動作している。
【0067】
更新ツール403は、ユーザがセンタ側にインターネット101を介してアクセスする際のユーザインターフェースを提供する。ユーザ103がセンタ側にアクセスする場合、更新ツール403は、ユーザ側のコンピュータシステム103のディスプレイ(図示せず)に更新情報管理画面を起動させ、ユーザは当該更新情報管理画面の指示に従って、予めユーザに割り当てられたユーザIDを入力することによってセンタ側へ接続する。
【0068】
センタ側は、上述したように当該ユーザIDとデータベース205とを関連付けることによってユーザ103の利用するソフトウェアの更新情報を更新情報記憶領域204から抽出する。そして、ユーザ側が、当該抽出された更新情報を取得することで、ユーザの利用するソフトウェア404が更新される。
【0069】
ソフトウェアの更新情報としては、ソフトウェアをバージョンアップするためのモジュールの他に、ソフトウェアのセキュリティホールに対するパッチ等であってもよい。
【0070】
以上により、ユーザ側は、更新ツール403を利用して更新情報管理画面を起動し、ユーザIDをセンタ側に送信するだけで、容易にソフトウェアの更新情報を得ることができる。
【0071】
図5は、本発明の一実施形態に係るユーザ側の処理の流れを示すフロー図であり、図6は、本発明の一実施形態に係るセンタ側の処理の流れを示すフロー図である。両図に基づいて、ユーザ側・センタ側の各処理を説明する。
【0072】
まず、ユーザは更新ツール403によって前記更新情報管理画面を起動させ(ステップ501)、当該更新情報管理画面を利用してセンタ側へユーザIDを送信する(ステップ502)。
【0073】
これに対して、センタ側はユーザ側から送信されたユーザIDを受信すると(ステップ601)、ユーザが更新ツール403を利用するためのライセンスを検索し(ステップ602)、ライセンスがあるか否かをチェックする(ステップ603)。
【0074】
ここで、ライセンスが無い場合にはセンタ側はユーザ側にエラーを送信し(ステップ604)、ユーザ側のコンピュータシステム103におけるディスプレイの更新情報管理画面にエラーが表示される。
【0075】
一方、ライセンスがある場合には、センタ側はユーザIDと製品リリース番号を関連付けることによってユーザが利用する製品種別を検索する(ステップ605)。
【0076】
そして、検索された当該製品種別の製品リリース番号とその製品の更新情報が記憶されている更新情報記憶領域204のURLデータとを関連付ける(ステップ606)ことにより、ユーザが更新すべきソフトウェアの更新情報記憶領域204における領域204a、204b、・・及び記憶されている更新情報を特定し、当該モジュールのモジュールリストを検索する(ステップ607)。
【0077】
センタ側は検索結果を基にモジュールの更新モジュールリストを作成(ステップ608)し、当該更新モジュールリストをユーザ側に送信する(ステップ609)。
【0078】
ユーザ側はセンタ側から送信された更新モジュールリストを更新ツール403により受信する(ステップ503)。更新ツール403は当該更新モジュールリストとユーザが現在利用するソフトウェアのモジュールとを比較し(ステップ504)、現在利用するソフトウェアにモジュールが不足している場合にはソフトウェア更新画面を表示させる(ステップ506)。なお、モジュールが不足していない場合には前記更新情報管理画面に戻る(ステップ505)。より具体的には、例えばソフトウェアのバージョンが1.00で当該モジュールがソフトウェアを1.01にバージョンアップするものであるときには、モジュールが不足している、とする。
【0079】
ユーザは例えば当該更新画面から更新を即時実行するか、更新をタイマー実行するか、または更新を実行しないかを選択する(ステップ507)。
【0080】
ユーザにより更新を実行しないことが選択された場合は更新情報管理画面に戻る(ステップ508)。ユーザによりタイマー実行することが選択された場合にはタイマー設定画面が表示され(ステップ509)、タイマーを設定する。
【0081】
更新ツール403は、更新を実行する場合、即時実行の場合は即時に、タイマー実行の場合は設定された時間に、ソフトウェアの更新モジュールを前記更新情報記憶領域204から取得する(ステップ510)。或いは、更新情報記憶領域204に記憶されたモジュールの所在場所情報(例えばURL)を取得し、当該情報からソフトウェア提供者が運営するソフトウェア更新サイト511へアクセスし、そこから更新モジュールを取得する。そして、ユーザ側が、当該取得したモジュールによりソフトウェアの更新を実行することで更新作業が終了する(ステップ512、ステップ513)。
【0082】
以上により、ユーザ側は、更新ツール403が表示する更新情報管理画面に従い、ユーザIDを送信して作業を選択していくだけで、容易にソフトウェアを更新することができる。また、ソフトウェア提供者側は、更新情報記憶領域204にソフトウェア更新情報を記憶させておくだけで、センタ側の上記処理により、ユーザ側に対して容易にソフトウェア更新情報を提供することができる。
【0083】
なお、本システムは、ユーザが自ら更新情報管理画面を起動する態様に限らず、センタ側が、前記更新ツール403に対して、定期的に更新情報管理画面を起動させるように促すような態様にしてもよい。この構成によれば、定期的・自動的に更新情報管理画面が起動するため、ユーザは自ら意識せずとも定期的にソフトウェアを更新することができる。
【0084】
更に、本システムは、ソフトウェア提供者が、インターネット101を介してソフトウェア更新情報を書き換え、センタ側がその書き換え毎にユーザ側へその更新情報の書き換えを通知し、その通知により更新ツール403が更新情報管理画面を起動させるような態様にしてもよい。この構成によれば、ユーザ側はソフトウェア提供者側から提供されるソフトウェアの最新の更新情報について即座に知得し、当該更新情報により当該ソフトウェアを更新することができる。
【0085】
ところで、ユーザがソフトウェアを更新する場合、当該ソフトウェアを更新することによって、ユーザが利用する他のソフトウェアに影響が及び、当該他のソフトウェアの動作が不安定になる場合がある。このような場合、当該影響について予め判断又は予測し、悪影響を及ぼす恐れがある場合に当該更新作業を中止することは、専門的な知識を持たないユーザにとっては困難であった。
【0086】
そこで本システムでは、そのような場合に当該更新を中止する機能を有する。図7は、当該機能を実施する際のユーザ側の処理を表したフロー図である。
【0087】
図5における処理と同様の手順でユーザが更新モジュールリストを受信する(ステップ503)と、更新ツール403は、ソフトウェア提供者が予め影響を及ぼす恐れのあるモジュールのモジュール名を記述しておいた更新中止モジュールファイル702を検索し、当該ファイル702中のモジュールとユーザが受信した更新モジュールリストを比較して、一致するモジュールがある場合には当該モジュールを更新モジュールリストから削除する(ステップ701)ことによって当該ソフトウェアの更新を中止する。当該削除されたモジュール以外のモジュールについては、前述した処理(ステップ504〜513)を実行する。
【0088】
なお、更新を中止したソフトウェアについては、ユーザが更新を中止したソフトウェアに関する情報をソフトウェア提供者側へ通知し、ソフトウェア提供者が、更新を中止したソフトウェアの動作確認を改めて行い、動作に影響が無いことが確認されると、ソフトウェア提供者が改めて更新情報記憶領域204に当該モジュールの更新用モジュールを送信し、ユーザが当該領域204にアクセスすることにより、当該ソフトウェアを更新することができるような態様にしてもよい。
【0089】
これにより、ユーザはソフトウェアの更新が他のソフトウェアに与える影響について懸念することなく安心してソフトウェアを更新でき、また、悪影響を与えるソフトウェアがあっても、その情報を事前に知得し、当該ソフトウェアの更新を中止することができる。
【0090】
図8はユーザ側のコンピュータシステムを構成するネットワークを示した図である。
【0091】
同図に示すように、ユーザ側のコンピュータシステムにおいては、1台のマスタマシン801と複数のリンクマシン802が相互に通信できるネットワークを構成する場合がある。本発明は、このような場合に、マスタマシン801のソフトウェアとリンクマシン802のソフトウェアを同時に更新させる機能を有する。なお、この機能は、リンクマシン802も更新ツール403を搭載していることが前提となる。
【0092】
図9は、本発明の一の実施形態に係るユーザ側の処理を表したフロー図である。
【0093】
更新ツール403は、ステップ501〜505までは図5における処理と同様の処理を行い、更新画面表示機能を呼び出す(ステップ901)。そして、更新画面を表示する前に、ユーザ側にリンクマシン802が存在するか否かにつき、予め当該情報を記憶したマスタ/リンクファイル903から確認する(ステップ902)。
【0094】
リンクマシン802が存在する場合には、マスタマシンと当該リンクマシン802が通信可能か否かを確認し(ステップ904)、通信不可能な場合にはエラーを表示し(ステップ905)、通信可能な場合には図5における場合と同様にソフトウェア更新画面を表示する(ステップ506)。
【0095】
そして、ユーザが図5における場合と同様にソフトウェアの更新の実行を選択(ステップ507)したときに、マスタマシン801の更新ツールがリンクマシン802の更新ツールにセンタ側又はマスタマシンからモジュールを取得するよう指令を発し、マスタマシン801が更新モジュールを取得したときに、リンクマシン802がセンタ側又はマスタマシンから更新モジュールを取得する(ステップ906)ことで全てのマシンのソフトウェアが同時に更新される(ステップ907)。
【0096】
これにより、ユーザ側は、ユーザ側がネットワーク内で複数のマシンを有する場合でも、一度の作業で全てのマシンのソフトウェアを容易に更新することができる。
【0097】
図10は、本発明の一実施形態に係るシステム全体でやり取りされる情報の流れ及び処理を表したシーケンス図である。
【0098】
同図に示すように、ソフトウェア提供者側は、予めセンタのソフトウェア更新情報記憶領域204へソフトウェア更新情報を送信しておく(ステップ1001)。センタ側は、当該ソフトウェア更新情報を、更新情報記憶領域URLデータ、ユーザID、ソフトウェア提供者ID、製品リリース番号等のデータを関連付けて記憶し、ユーザがユーザIDを送信する(ステップ1002)と、それらの関連付けによりユーザが利用するソフトウェアの更新情報を特定し、ソフトウェア更新モジュールリストをユーザへ送信する(ステップ1003)。当該リストから更新すべきモジュールがある場合は、ユーザはセンタ側若しくはソフトウェア提供者が提供する受信サイトからソフトウェア更新モジュールを取得する(ステップ1004)。
【0099】
同図から明らかなように、ユーザ側は更新情報管理画面を起動してセンタ側へユーザIDを送信するだけで、センタ側の処理により容易にソフトウェアを更新することができ、一方ソフトウェア提供者側も、予めセンタ側へソフトウェア更新情報を送信しておくだけで、センタ側の処理によりユーザに対して容易に更新情報を提供することができる。
【0100】
以上説明したように、本発明によれば、センタ側で、ソフトウェア提供者毎に区分けされた更新情報記憶領域204及びソフトウェア提供者が運営する更新サイト511を識別するためのURLデータと、ソフトウェアを更新するために必要なモジュール情報とを対応付けて予め記憶すると共に、ユーザを識別するためのユーザIDと、ユーザが使用しているソフトウェアに対応するURLデータとを対応付けて予め記憶することとし、ユーザ側からセンタ側に対してユーザIDを送信すると、センタ側でユーザ側から送信された当該ユーザIDに対応するURLデータを抽出し、更に抽出されたURLデータに対応するモジュールを抽出し、ユーザ側で、当該抽出したモジュールを取得することとしたため、ソフトウェア提供者側は上記更新情報記憶領域204を利用することで、ソフトウェアを更新するために必要なモジュールを煩雑な手続を経ずに容易に管理することができる。また、ユーザ側は、ユーザIDを送信するだけで、センタ側の処理により、ソフトウェアを更新するために必要な更新情報を容易に得ることができる。
【0101】
なお、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で様々な変更が可能である。
【0102】
例えば、上述した実施形態においては、ソフトウェアを更新することによって、ユーザが利用する他のソフトウェアに悪影響が及び、当該他のソフトウェアの動作が不安定になるような場合を想定して、ソフトウェア提供者が予め影響を及ぼす恐れのあるモジュールのモジュール名を記述した更新中止モジュールファイル702を用意しておき、当該ファイルに基づいて、更新を中止する例について説明したが、ソフトウェア提供者側でも、悪影響を及ぼす恐れのあるモジュールを完全に予測することは困難であり、上記更新中止モジュールファイル702に記述されていないモジュールでも、当該モジュールでソフトウェアを更新することによって、ユーザの使用する他のソフトウェアの動作に悪影響が及んでしまう場合も考えられる。
【0103】
そこで、本発明に係るシステムは、このような場合に、当該ソフトウェアを更新前の状態に戻す機能も有する。
【0104】
具体的には、ユーザ側でソフトウェアを更新する前に、更新前のモジュールに関する情報及びその取得先に関する情報を予め保存しておき、更新後に上述したような問題が発生した場合に、上記保存した情報を基に、更新前のモジュールを新たな更新情報として取得することによって、ソフトウェアを更新前の状態に戻すことができる。
【0105】
図11は、このような機能を実現するために、ユーザ側で予め必要となる動作を表したフロー図である。
【0106】
同図に示すように、ユーザ側の更新ツール403は、上述した図5と同様の処理でモジュールを取得する(ST1110)と、当該モジュールによってソフトウェアを更新する前に、当該更新しようとしているソフトウェアのモジュールについて、更新前、すなわちその時点における現状のモジュールのバージョンに関する情報と、そのモジュールの所在場所情報を保存する(ST1111)。その後は、図5と同様にソフトウェアの更新を行う(ST1112)。
【0107】
更新前のバージョンのモジュールの所在場所情報とは、例えば、上記更新情報記憶領域204又はソフトウェア提供者が運営する前記更新サイト511からモジュールを取得した際の、その取得先であるURL情報である。更新ツール403は、前回ソフトウェアを更新した際に、その更新に必要なモジュールの取得先にアクセスした履歴情報を記憶しているため、この情報を基に、現在使用しているソフトウェアのモジュールのバージョンに関する情報及びそのモジュールの取得先を保存することができる。これらの情報を、ソフトウェアの更新前に保存しておくことで、ソフトウェアを更新した後でも、それらの情報に基づいて更新前のモジュールを取得することによって、ソフトウェアを更新前の状態に戻すことが可能となる。
【0108】
なお、上記更新情報記憶領域204及び上記更新サイト511には、そのソフトウェア提供者が提供するソフトウェアのあらゆるバージョンが記憶されているため、ユーザが更新前の状態に戻すことを望むソフトウェアのバージョンがどのバージョンであっても、当該更新情報記憶領域204及び更新サイト511から取得することができる。また、ソフトウェアを初めて更新する場合には、上記アクセス履歴情報は存在しないことになるが、センタ側では、ソフトウェア提供者が提供するソフトウェアの、一度も更新されていない販売当時のバージョンも上記更新情報記憶領域204に記憶しているため、アクセス履歴情報が無い場合には、当該領域からモジュールを取得するように設定しておけばよい。
【0109】
図12は、ソフトウェア更新後に当該ソフトウェアを更新前の状態に戻す際のユーザ側の動作の流れを示すフロー図である。本実施例においては、更新前の状態に戻すために、ユーザは「”更新前に戻す”画面」(図示せず)を起動させ、当該画面上で作業を行うものとする。
【0110】
ユーザはまず、更新ツール403により、「”更新前に戻す”画面」を起動させ(ST1201)、当該画面を利用して、センタ側へユーザIDを送信する(ST1202)。一方センタ側では、上述したような、ソフトウェアの通常の更新の場合とは異なり、受信したユーザIDについて、ライセンスの認証のみを行う。ライセンスがあると認証された場合には、その旨をユーザ側へ通知し、ユーザ側のその後の処理を続行させる。ライセンスの認証を受けたユーザ側は、図11において前回のソフトウェア更新時に保存した、更新前のモジュールに関する情報を基に、モジュールリストを作成する(ST1203)。そして、当該モジュールリストに基づき、モジュールを取得する(ST1204)。すなわち、前回の更新時に保存した、更新前のモジュールの所在場所情報を基に、センタ側の上記更新情報記憶領域204又はソフトウェア提供者が運営する上記更新サイト511へアクセスし、そこから更新前のモジュールを取得する。モジュールを取得すると、取得すべきモジュールに不足が無いか否かを確認し(ST1205)、不足がある場合にはエラー表示する(ST1206)。不足が無い場合には、当該取得したモジュールにより、ソフトウェアの更新を行う(ST1206)。すなわち、更新前の状態のモジュールを用いて新たな更新を行うことによって、当該ソフトウェアを更新前の状態に戻すことができる。
【0111】
以上で、ソフトウェア更新後に当該ソフトウェアを更新前の状態に戻す際のユーザ側の動作が終了する。
【0112】
この構成によれば、ソフトウェアを更新した後に、ユーザが使用する他のソフトウェアの動作が不安定になる等の問題が発生した場合でも、ユーザは更新前の問題の無い状態に、複雑な操作をすることなく容易に戻すことができる。また、そのため、ユーザはソフトウェアを更新することによる他のソフトウェアに対する影響等を心配することなくソフトウェアを更新することができる。
【0113】
また、上述したように、ソフトウェア提供者がユーザに複数のソフトウェアを提供している場合には、ソフトウェア提供者は、複数の更新情報記憶領域204及び更新サイト511を利用できるものであってもよい。以下、このような場合における実施の形態について説明する。
【0114】
図13は、本実施形態におけるセンタ側の構成を示すブロック図である。
【0115】
同図に示すように、センタ側には、更新情報記憶領域が204、204´、204´´、・・・と複数存在し、ソフトウェア提供者は、これら複数の記憶領域を利用することができる。
【0116】
利用の態様としては、例えばあるソフトウェア提供者がA、B、Cの3つのソフトウェアを提供していた場合には、3つの記憶領域204、204´、204´´中の、自己の利用する領域204aにはAを、204a´にはBを、204a´´にはCを、というように、ソフトウェア毎に記憶させておくようにしてもよい。また、それら3つのソフトウェアのうち、例えばあるユーザはAのみを使用し、別のユーザはAとBを使用し、また別のユーザはA、B、C全てを使用しているような場合には、例えば領域204aにはAを記憶させ、領域204a´にはAとBを記憶させ、領域204a´´にはA、B、C全てを記憶させるというように、それらのユーザの使用の組み合わせに応じて、その組み合わせ毎に記憶させておくようにしてもよい。
【0117】
また、ソフトウェア提供者は、上記複数の更新情報記憶領域の代わりに、自らが運営する更新サイト511を複数用意しておき、それら複数の更新サイトに上述したような態様で複数のソフトウェアを記憶させておくようにしてもよい。
【0118】
なお、これら複数の更新情報記憶領域及び更新サイトのURLは、図3に示したようなソフトウェア提供者データベースにおいてそれぞれ管理されており、また当該それぞれの領域及びサイトのURL情報と上記ソフトウェア提供者IDとが他のデータベースと関連付けられて管理されているため、ソフトウェア提供者は自己の複数の領域及びサイトを容易に認識することができるようになっている。
【0119】
図14は、本実施例においてソフトウェアを更新する際の、ユーザ側の処理を表したフロー図である。
【0120】
同図に示すように、本実施例においてモジュールを取得する際には、ユーザは上述した図5における処理と同様の処理でソフトウェアの更新を選択した後(ST1407)、センタ側の複数の更新情報記憶領域204、204´、204´´・・・又は複数の更新サイト511a、511b、511c、・・・からそれぞれの領域又はサイトに記憶してあるソフトウェアのモジュール毎にモジュールを取得し、当該処理を全ての領域又はサイトのモジュールを取得するまで繰り返すことになる(ST1410〜ST1412)。そして、全てのモジュールを取得すると、当該モジュールによってそれぞれのソフトウェアの更新を行う(ST1413)。
【0121】
この構成によれば、更新情報記憶領域204及び更新サイト511が一のソフトウェア提供者に対して複数存在することとし、ソフトウェア提供者は、複数のソフトウェアを提供している場合でも、当該ソフトウェア毎にそれぞれ別に記憶させたり、ユーザが当該複数のソフトウェアを使用する組み合わせ毎にそれぞれ記憶させたりすることができることとしたため、ソフトウェアの管理が容易になり、ユーザに対してソフトウェアの更新情報をスムーズに提供することができる。
【0122】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、センタ側の処理により、ユーザ側及びソフトウェア提供者側の双方の負担を軽減しつつ、容易にソフトウェアを更新することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明におけるセンタ側の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るセンタ側のデータベースの構造を示した図である。
【図4】本発明におけるユーザのコンピュータシステムの論理的な構成を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るユーザ側の情報の流れを示すフロー図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るセンタ側の情報の流れを示すフロー図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係るユーザ側の情報の流れを示すフロー図である。
【図8】本発明の他の実施形態においてユーザ側のコンピュータシステムが構成するネットワークを示した図である。
【図9】本発明の他の実施形態に係るユーザ側の処理の流れを示すフロー図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
【図11】本発明の他の実施形態において、ユーザ側で予め必要となる処理を示すフロー図である。
【図12】本発明の他の実施形態に係るユーザ側の処理を示すフロー図である。
【図13】本発明の他の実施形態におけるセンタ側の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明において、更新情報記憶領域204又は更新サイト511が複数存在するとした場合のユーザ側の処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
101 インターネット
102 センタ側コンピュータシステム
103 ユーザ側コンピュータシステム
104 ソフトウェア提供者側コンピュータシステム
201 CPU
202 RAM
203 通信部
204 更新情報記憶領域
205 データ記憶部
205a ユーザデータ
205b ソフトウェア提供者データ
205c 製品データ
205d 更新情報記憶領域データ
206 ソフトウェア記憶部
206a ユーザデータ検索機構
206b ソフトウェア提供者データ検索機構
206c 製品データ検索機構
206d 更新情報記憶領域データ検索機構
206e 更新情報提供機構
401 ユーザ側コンピュータシステム
402 オペレーティングシステム
403 更新ツール
404 ソフトウェア
511 更新サイト
702 更新中止モジュールファイル
801 マスタマシン
802 リンクマシン
903 マスタ/リンクファイル
Claims (18)
- センタ側のコンピュータシステムとユーザ側のコンピュータシステムとがネットワークを介して通信を行うことが可能なシステムであって、
センタ側で、ソフトウェアの提供者毎に区分けされた各記憶領域に、当該記憶領域を識別するための第1の識別情報と、提供したソフトウェアを更新するために必要な更新情報とを対応付けて予め記憶すると共に、ユーザを識別するための第2の識別情報と、ユーザが使用しているソフトウェアに対応する前記第1の識別情報とを対応付けて予め記憶し、
ユーザ側から前記センタ側に対して前記第2の識別情報を送信し、
前記センタ側で前記ユーザ側から送信された第2の識別情報に対応する前記第1の識別情報を抽出し、更に抽出された第1の識別情報に対応する前記更新情報を抽出し、
ユーザ側で、前記抽出された更新情報を取得する
ことを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記更新情報として前記ソフトウェアを更新するためのモジュール及び当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報のうち少なくとも1つを前記第1の識別情報に対応付けて記憶することを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記センタ側から前記ユーザ側へ、前記ソフトウェアを更新するためのモジュールのリストを送信し、
前記ユーザ側のコンピュータシステムは、前記受信したモジュールのリストと現在利用するソフトウェアのモジュールとを比較し、
当該比較の結果に基づいて、現在利用するソフトウェアに不足しているモジュールを当該リストから抽出し、
当該抽出されたモジュールを前記更新情報として取得する
ことを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記ソフトウェア提供者側から前記センタ側へ更新情報を送信し、
前記センタ側では前記ソフトウェア提供者に対応する記憶領域を、前記送信された更新情報に書き換えることを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - 請求項4に記載の方法であって、
前記記憶領域が書き換えられたとき、前記ユーザ側に所定の通知を行うことを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記ユーザ側では、ソフトウェアを更新することにより当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに及ぼす影響に関する情報を予め記憶し、
当該記憶した情報に基づき前記更新情報に応じた前記ソフトウェアの更新を規制する
ことを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記ユーザ側のコンピュータシステムが、マスタマシンとリンクマシンとから構成され、
前記ユーザ側のマスタマシンが前記センタ側から更新情報を取得し、
前記マスタマシンが、リンクマシンに、前記更新情報をマスタマシン又はセンタ側から取得することを促し、
前記リンクマシンが前記更新情報を前記マスタマシン又は前記センタ側から取得する
ことを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記区分けされた記憶領域には、ソフトウェア提供者が提供するあらゆるバージョンのソフトウェアの更新情報が記憶されており、
ユーザ側で、ソフトウェアを更新する前に、その時点で取得しているソフトウェアのバージョンに関する情報及びその時点で取得しているソフトウェアを記憶してある前記記憶領域の所在場所に関する情報を予め保存し、
ユーザ側が前記抽出された更新情報を取得し、当該ソフトウェアが更新された後に、当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに不具合が生じたときに、前記保存した情報に基づき、前記記憶領域から当該ソフトウェアの更新前のバージョンを、新たな更新情報として取得することを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、当該複数の記憶領域には、前記ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェア毎に、ソフトウェアの更新情報が記憶される
ことを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、当該複数の記憶領域には、ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェアのうち、各ユーザが使用する一又は複数のソフトウェアの組み合わせ毎に、ソフトウェアの更新情報が記憶される
ことを特徴とするソフトウェア更新情報提供方法。 - ソフトウェアの提供者毎に区分けされた各領域に、当該領域を識別するための第1の識別情報及び提供したソフトウェアを更新するために必要な更新情報を対応付けて記憶する第1の記憶手段と、
ユーザを識別するための第2の識別情報と、ユーザが使用しているソフトウェアに対応する前記第1の識別情報とを対応付けて記憶する第2の記憶手段と、
ユーザ側から送信された前記第2の識別情報に対応する前記第1の識別情報を前記第2の記憶手段から抽出し、抽出された第1の識別情報に対応する前記更新情報を前記第1の記憶手段から抽出し、当該ユーザ側に送信する送信手段と
を具備することを特徴とするソフトウェア更新情報提供システム。 - 請求項11に記載のシステムであって、
前記第1の記憶手段は、前記更新情報として前記ソフトウェアを更新するためのモジュール及び当該モジュールが所在するネットワーク上の場所の情報のうち少なくとも1つを前記第1の識別情報に対応付けて記憶することを特徴とするソフトウェア更新情報提供システム。 - 請求項11に記載のシステムであって、
前記ソフトウェア提供者側から更新情報が送信されたときに、前記ソフトウェア提供者に対応する第1の記憶領域における領域を、前記送信された更新情報に書き換える手段を具備することを特徴とするソフトウェア更新情報提供システム。 - 請求項13に記載のシステムであって、
前記更新情報が書き換えられたときに、前記ユーザ側に所定の通知を行う通知手段を更に具備することを特徴とするソフトウェア更新情報提供システム。 - 請求項11に記載のシステムであって、
ソフトウェアを更新することにより当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに及ぼす影響に関する情報を予め記憶する第3の記憶手段と、
当該記憶した情報に基づき前記更新情報に応じた前記ソフトウェアの更新を規制する規制手段とを更に具備する
ことを特徴とするソフトウェア更新情報提供システム。 - 請求項11に記載のシステムであって、
前記第1の記憶手段は、前記区分けされた記憶領域に、ソフトウェア提供者が提供するあらゆるバージョンのソフトウェアを記憶するものであり、
ユーザ側で、ソフトウェアを更新する前に、その時点で取得しているソフトウェアのバージョンに関する情報及びその時点で取得しているソフトウェアを記憶してある前記記憶領域の所在場所に関する情報を予め保存する保存手段と、
ユーザ側で前記抽出された更新情報を取得し、当該ソフトウェアが更新された後に、当該ユーザ側のコンピュータシステムにおける当該ソフトウェア以外のソフトウェアに不具合が生じたときに、前記保存手段により保存された情報に基づき、前記記憶領域から当該ソフトウェアの更新前のバージョンを、新たな更新情報として取得する手段と
を更に具備することを特徴とするソフトウェア更新情報提供システム。 - 請求項11に記載のシステムであって、
前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、前記第1の記憶手段は、当該複数の記憶領域に、前記ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェア毎に、ソフトウェアの更新情報を記憶する
ことを特徴とするソフトウェア更新情報提供システム。 - 請求項11に記載のシステムであって、
前記区分けされた記憶領域は、一のソフトウェア提供者に対して複数存在し、前記第1の記憶手段は、当該複数の記憶領域に、ソフトウェア提供者が提供する複数の異なるソフトウェアのうち、各ユーザが使用する一又は複数のソフトウェアの組み合わせ毎に、ソフトウェアの更新情報を記憶する
ことを特徴とするソフトウェア更新情報提供システム。
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