JP2004207833A - サーバ型コールエージェントシステムでのipネットワーク用ルーティング方式および方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のCAを1つのサーバグループ802,803として備え、対地管理サーバ1は、予め決められた時間毎に全てのCAを監視して異常を判定し、判定した結果をCA21,22,23に通知する。一方、CA21は、自配下の加入者端末31から他配下の加入者端末32への回線接続要求があると、着番号を基にサーバグループ番号を選定し、選定したサーバグループ番号を基に予め決められた優先順位の選択順に従ってそのサーバグループ内の複数のCA22から通知のあった異常のCAを除く1つを選定する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式および方法に関し、特に、回線接続要求を受けたコールエージェント(呼制御装置)が接続先としてグループ内に存在する複数のコールーエージェントまたはグループ内に存在する複数の音響装置から最適な1つを選定するサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回線接続する際に、対地を選択する方法として、例えば、特開2001−77916号公報に開示されている。この特開2001−77916号公報には、回線の接続の中継となる各交換機が自交換機と全ての対地間の回線の空き回線数から空塞データと他の交換機からの空塞データとを統合、編集して、対地情報テーブルに自の対地情報として記憶すると共に、他の交換機に送信している。受け取った他の交換機は、対地情報テーブルに他の対地情報として記憶する。交換機は、入呼があった場合に、自の対地情報が「塞」であれば、他の対地情報から「空」(自分を最優先)の交換機を選択することにより最適なルーティングを実現している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−77916号公報(段落番号0015〜0017)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の機能で例えば、特開2001−77916号公報では、交換機が方路に対する対地まで決定していたため、全ての対地の設備を意識しなくてはならないという問題点がある。また、特開2001−77916号公報では、各自交換機が各回線状態から各対地に対する状態を算出し、更に、他の交換機に結果を送出しなければならないため、交換機および対地が増えれば増えるほどCPUのトラヒックが増えるという問題点がある。また、特開2001−77916号公報では、一時的な障害検出機能がないため、他交換機に一時的な障害が起こっていても認識できず一度対地を決定し、障害発生信号を受信するまでの時間がかかるという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、上記問題点を鑑み、対地の負荷状態をコールエージェントが行うのではなく、別装置に行わせることで、呼処理能力を向上することにある。
【0006】
また、本発明の別の目的は、上記の問題点を鑑み、コールエージェントの一時的な障害を事前に検出することで、システムが安定して稼動することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の第1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式は、第1のIPネットワークを介して相互にデータのやり取りを行うコールエージェントを備え、第2のIPネットワークに接続された自配下の端末から宛先の端末への回線接続要求があった場合に前記コールエージェントから対地への回線接続を行うサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式であって、前記第1のIPネットワークに接続された管理サーバを備え、前記第2のIPネットワーク毎に接続された複数のコールエージェントを1つのグループとして備え、前記管理サーバは、予め決められた時間毎に前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントを監視して異常を判定する判定手段と、前記判定手段で判定した結果を前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントに通知する通知手段と、を有し、前記コールエージェントは、自配下の端末から他配下の端末への回線接続要求があると、着番号を基に前記グループを識別するグループ番号を選定する第1の選定手段と、前記第1の選定手段で選定されたグループ番号を基に予め決められた優先順位の選択順に従ってそのグループ内の前記複数のコールエージェントから前記通知手段で通知のあった異常のコールエージェントを除く1つを選定する第2の選定手段と、を有することを特徴としている。
【0008】
更に、上記の第1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式において、前記判定手段は、前記コールエージェントで中継している回線接続数が予め決められた値以上になった場合を高負荷による異常として判定する手段を有することを特徴としている。
【0009】
更に、上記の第1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式において、前記判定手段は、前記コールエージェント内での一時的障害の起こった回数が予め決められた値以上になった場合を障害による異常として判定する手段を有することを特徴としている。
【0010】
更に、上記の第1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式において、前記判定手段は、前記コールエージェントをアクセスした場合に無応答であると障害による異常として判定する手段を有することを特徴としている。
【0011】
また、本発明の第1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法は、第1のIPネットワークを介して相互にデータのやり取りを行うコールエージェントを準備し、第2のIPネットワークに接続された自配下の端末から宛先の端末への回線接続要求があった場合に前記コールエージェントから対地への回線接続を行うサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法であって、前記第1のIPネットワークに接続された管理サーバを準備し、前記第2のIPネットワーク毎に接続された複数のコールエージェントを1つのグループとして割り当て、着番号に対応した前記グループを識別するグループ番号を予め設定したルーティングテーブルと、前記グループ番号別に接続先の前記コールエージェントである対地名毎に接続先に選定しないことを示す使用禁止フラグを含む管理情報を保存する管理テーブルと、を前記コールエージェント内に設け、前記管理サーバは、予め決められた時間毎に、前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントの状態を読み出して異常か正常かの判定を行い、異常であれば異常情報エリアに異常のあったコールエージェントだけを判定結果として保存して前記第1のIPネットワークに接続されている全コールエージェントにその判定結果を通知し、前記コールエージェントは、前記管理サーバから前記判定結果を受信すると、前記判定結果として異常のあったコールエージェントに対応する対地名の前記使用禁止フラグをONに設定し、自配下の加入者端末から他配下の加入者端末への回線接続要求があると、前記ルーティングテーブルから着番号をキーにグループ番号を選定し、前記ルーティングテーブル内で前記選定したグループ番号に対応する優先対地名が設定されていない場合に予め決められた優先順位の選択順に従って前記管理テーブルを検索することで前記選定したグループ番号に対応する対地名を前記使用禁止フラグがONに設定されていないものから選定し、前記選定した対地名のコールエージェントに対して加入者端末宛への回線接続要求を行うことを特徴としている。
【0012】
更に、上記の第1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法において、前記判定結果は、前記コールエージェントで中継している回線接続数が予め決められた値以上になった場合を高負荷による異常として判定することを特徴としている。
【0013】
更に、上記の第1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法において、前記判定結果は、前記コールエージェント内での一時的障害の起こった回数が予め決められた値以上になった場合を障害による異常として判定することを特徴としている。
【0014】
更に、上記の第1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法において、前記判定結果は、前記コールエージェントをアクセスした場合に無応答であると障害による異常として判定することを特徴としている。
【0015】
更に、上記の第1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法において、前記ルーティングテーブルに優先対地名が設定されている場合にはこの優先対地名を第一優先先のコールエージェントとして選定することを特徴としている。
【0016】
また、本発明の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式は、第1のIPネットワークを介してアナウンスのサービスを行う複数の音響装置と相互にデータのやり取りを行い、第2のネットワークを介して第2の複数のコールエージェントと相互にデータのやり取りを行う第1のコールエージェントを備え、前記第1のコールエージェントから前記音響装置への回線接続を行うサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式であって、前記第1のIPネットワークに接続された管理サーバを備え、前記複数の音響装置の内で同じアナウンスサービスを行う音響装置を1つのグループとして備え、前記管理サーバは、予め決められた時間毎に前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントを監視して異常を判定する判定手段と、前記判定手段で判定した結果を前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントに通知する通知手段と、を有し、前記第1のコールエージェントは、自配下の端末または他のコールエージェントを介して他配下の端末からアナウンス専用番号に対応した前記音響装置への回線接続要求があった場合に着信のあったアナウンス専用番号を基に前記グループを識別するグループ番号を選定する第1の選定手段と、前記第1の選定手段で選定されたグループ番号を基に予め決められた優先順位の選択順に従ってそのグループ内の前記複数の音響装置から前記通知手段で通知のあった異常の音響装置を除く1つを選定する第2の選定手段と、を有することを特徴としている。
【0017】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式において、前記判定結果は、前記音響装置で回線接続している接続数が予め決められた値以上になった場合を高負荷による異常として判定する手段を有することを特徴としている。
【0018】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式において、前記判定結果は、前記音響装置内での一時的障害の起こった回数が予め決められた値以上になった場合を障害による異常として判定する手段を有することを特徴としている。
【0019】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式において、前記判定手段は、前記音響装置をアクセスした場合に無応答であると障害による異常として判定する手段を有することを特徴としている。
【0020】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式において、前記第1の選定手段は、前記着信のあったアナウンス専用番号を基にアナウンス番号を選定しその選定したアナウンス番号を基に前記グループ番号を選定する手段を有することを特徴としている。
【0021】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式において、前記第1のコールエージェントは、通信異常と電話の掛け間違いとを含む障害情報に対応した前記音響装置への回線接続要求を第2のコールエージェントから受けた場合に前記障害情報を基に前記グループ番号を選定する第3の選定手段を有することを特徴としている。
【0022】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式において、前記第3の選定手段は、通信異常と電話の掛け間違いとを含む障害情報に対する前記音響装置への回線接続要求が第2のコールエージェントからあった場合に前記障害情報を基に前記アナウンス番号を選定しその選定したアナウンス番号を基に前記グループ番号を選定することを特徴としている。
【0023】
また、本発明の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法は、第1のIPネットワークを介してアナウンスのサービスを行う複数の音響装置と相互にデータのやり取りを行い、第2のネットワークを介して第2の複数のコールエージェントと相互にデータのやり取りを行う第1のコールエージェントを準備し、前記第1のコールエージェントから前記音響装置への回線接続を行うサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法であって、前記第1のIPネットワークに接続された管理サーバを準備し、前記複数の音響装置の中で同じアナウンスサービスを行う音響装置を1つのグループとして割り当て、アナウンス専用番号に対応したアナウンス番号を予め設定した第1のテーブルと、前記アナウンス番号に対応した前記グループを識別するグループ番号を予め設定した第2のテーブルと、前記グループ番号別に接続先の前記音響装置である対地名毎に接続先に選定しないことを示す使用禁止フラグを含む管理情報を保存する第3のテーブルと、を前記音響装置内に設け、前記管理サーバは、予め決められた時間毎に、前記第1のネットワークに接続された全ての前記音響装置の状態を読み出して異常か正常かの判定を行い、異常であれば異常情報エリアに異常のあった音響装置だけを判定結果として保存して前記第1のIPネットワークに接続されている全音響装置にその判定結果を通知し、前記音響装置は、前記管理サーバから前記判定結果を受信すると、前記判定結果として異常のあった音響装置に対応する対地名の前記使用禁止フラグをONに設定し、アナウンス専用番号による音響装置への回線接続要求があると、前記アナウンス専用番号に対応するアナウンス番号を前記第1のテーブルからを選定し、前記選定したアナウンス番号に対応するグループ番号を前記第2のテーブルから選定し、前記選定したグループ番号に対応する優先対地名が設定されていない場合に予め決められた優先順位の選択順に従って前記第3のテーブルを検索することで前記選定したグループ番号に対応する対地名を前記使用禁止フラグがONに設定されていないものから選定し、前記選定した対地名の音響装置に対して回線接続要求を行うことを特徴としている。
【0024】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法において、前記判定結果は、前記音響装置で回線接続している接続数が予め決められた値以上になった場合を高負荷による異常として判定することを特徴としている。
【0025】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法において、前記判定結果は、前記音響装置内での一時的障害の起こった回数が予め決められた値以上になった場合を障害による異常として判定することを特徴としている。
【0026】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法において、前記判定結果は、前記音響装置をアクセスした場合に無応答であると障害による異常として判定することを特徴としている。
【0027】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法において、障害情報に対応したアナウンス番号を予め設定した第4のテーブルを前記音響装置内に設け、前記第1のコールエージェントは、通信異常と電話の掛け間違いとを含む障害情報に対応した前記音響装置への回線接続要求を第2のコールエージェントから受けた場合に前記障害情報に対応するアナウンス番号を前記第4のテーブルから選定することを特徴としている。
【0028】
更に、上記の第2のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法において、前記第2のテーブルに優先対地名が設定されている場合にはこの優先対地名を第一優先先の音響装置として選定することを特徴としている。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0030】
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、対地管理サーバ1と、コールエージェントであるCA21,22,23と、加入者端末31,32,33と、IPネットワーク901,902,903,904とから構成される。IPネットワーク901には、複数のCA21と複数のCA22(図面上では、CA22−1,CA22−2,CA22−3)と複数のCA23(図面上では、CA23−1,CA23−2,CA23−3)とが接続され、IPネットワーク902には、複数のCA21と複数の加入者端末31とが接続され、IPネットワーク903には、複数のCA22と複数の加入者端末32とが接続され、IPネットワーク904には、複数のCA23と複数の加入者端末33とが接続されている。また、加入者端末31およびCA21は、サーバグループ801の地区内に存在し、加入者端末32およびCA22は、サーバグループ802の地区内に存在し、加入者端末33およびCA23は、サーバグループ803の地区内に存在する。すなわち、加入者端末は、サーバグループ内の全てのCAにユーザ登録されており、サーバグループ毎に障害および負荷に対応できるように複数のCAを持つことになる。
【0031】
図2を参照すると、CA21,22,23の各内部の構成を示しており、図示していないプロセッサ(CPU)によりプログラム制御で動作する制御部211と、読出し書き込みのできるメモリ(例えば、RAM)である記憶部212と、IPネットワーク901と接続するインタフェース部213と、IPネットワーク902(CA21の場合),903(CA22の場合),または904(CA23の場合)と接続するインタフェース部214とから構成される。
【0032】
図2の記憶部212には、番号翻訳テーブル2121のエリアが、ルーティングテーブル2122のエリアが、対地管理テーブル2123のエリアが、IPアドレス変換テーブル2124のエリアが、状態テーブル2125のエリアが、それぞれ割り当てられている。
【0033】
図3を参照すると、番号翻訳テーブル2121の構成の概略を示し、番号翻訳テーブル2121には、着番号毎に他CAか自CAかの宛先を示す処理指標を含む着番号翻訳データの各エリアが割り当てられている。番号翻訳テーブル2121は、システム構築時に、すでに設定されており、番号翻訳テーブル2121に影響するシステムの変更があった場合には、保守者(またはシステム管理者)が対地管理サーバ1から変更することができる。
【0034】
図4を参照すると、ルーティングテーブル2122の構成の概略を示し、ルーティングテーブル2122には、着番号毎に、サーバグループ番号、優先対地名を含むルーティング情報の各エリアが割り当てられている。ルーティングテーブル2122は、システム構築時に、優先対地名を除き、すでに設定されており、ルーティングテーブル2122に影響するシステムの変更があった場合には、保守者(またはシステム管理者)が対地管理サーバ1から変更することができる。なお、優先対地名の設定は、主に、保守時に使用される。
【0035】
図5を参照すると、対地管理テーブル2123の構成の概略を示し、対地管理テーブル2123は、サーバグループ番号毎に、選択方式、複数の対地情報を含む対地管理情報の各エリアが割り当てられている。更に、各対地情報のエリア(図5では対地1、対地2、・・・の各エリア)には、対地名、ラウンドロビンビット、および使用禁止ビットのエリアが、それぞれ割り当てられている。なお、選択方式に「優先接続」が設定されている場合には、一番左側の対地名(図5では対地1の対地名)が第1優先として選択される。選択方式に「ラウンドロビン」が設定されていれば、左から順にローテートとしながら対地名が選択される。対地管理テーブル2123は、システム構築時に、ラウンドロビンビットおよび使用禁止ビットを除き、すでに設定されており、対地管理テーブル2123に影響するシステムの変更があった場合には、保守者(またはシステム管理者)が対地管理サーバ1から変更することができる。ラウンドロビンビットおよび使用禁止ビットは、運用中の状況に応じて自動的に更新される。ラウンドロビンビットは、選択方式が「ラウンドロビン」に設定されているときに有効で、現時点における対地の選択の優先順位が一番高いことを示している。使用禁止ビットは、設定されている対置(CA)が高負荷または障害が発生していることを示し、対地管理サーバ1からの通知により設定される。
【0036】
図6を参照すると、IPアドレス変換テーブル2124の構成の概略を示し、IPアドレス変換テーブル2124は、対地名毎に、対地名のIPアドレスのエリアが割り当てられている。IPアドレス変換テーブル2124は、システム構築時に、すでに設定されており、IPアドレス変換テーブル2124に影響するシステムの変更があった場合には、保守者(またはシステム管理者)が対地管理サーバ1から変更することができる。
【0037】
図7を参照すると、状態テーブル2125の構成を示し、状態テーブル2125は、自CAの負荷状態(加入者端末間の接続数)を示す接続カウンタのエリアと、一時的エラーの回数を示すエラーカウンタのエリアとが割り当てられている。この接続カウンタは、端末間で呼接続される毎に、+1カウントアップし、切断される毎に、−1カウントダウンする。システム構築時は、接続カウンタおよびエラーカウンタのエリアには、「0」の値が設定(クリア)されている。
【0038】
図2の制御部211は、自CA21,22,23に登録している加入者端末から他の加入者端末への回線接続要求があると、番号翻訳テーブル2121から着番号をキーに他CA接続であることを決定する。更に、制御部211は、ルーティングテーブル2122から着番号をキーにサーバグループ番号(方路)を決定する。更に、制御部211は、ルーティングテーブル2122に優先対地名が設定されていない場合に、選択方式に従って、対地管理テーブル2123を検索することでサーバグループ番号に対する対地名を使用禁止ビットが「ON」でないものから選択する。この時、保守者が対地管理サーバ1からCA内のルーティングの局データであるルーティングテーブル2122に優先対地名を設定しているときは、この対地が第一優先先となり、対地管理テーブル2123を検索することは無い。更に、制御部211は、対地名を決定すると、IP変換テーブル2124から対地名をキーにIPアドレスを抽出し、CAに対して相手の加入者端末宛への回線接続要求を行う。すなわち、対地管理テーブル2123の選択方式は、通常の場合には優先接続方式、ラウンドロビン方式が可能となるが、異常(使用禁止ビットが「ON」または相手CA無応答)の場合には制御部211が予定の対地の次に設定されている対地を選択する。
【0039】
図1の対地管理サーバ1は、図示していないプロセッサ(CPU)によりプログラム制御で動作するパソコン、ワークステーション、サーバ等の情報処理装置である。対地管理サーバ1は、図示していないタイマを有しており、このタイマの一定間隔で発生するタイマ割り込みにより各CAの状態のチェック(状態テーブル2125の内容を読み出して負荷状況およびエラー状況のチェック)を行う。そのチェックの結果、異常(接続数である接続カウンタの値が予め決められた規定値α以上または/および一時的エラー発生回数であるエラーカウンタの内容が予め決められた規定値β以上または/および無応答)であれば、対地管理サーバ1は、異常情報エリアに異常のあったCAの対地名とIPアドレスを登録し、登録した異常情報エリアの内容をIPネットワーク901に接続されている各CAに送信し、CA内の対地管理テーブル2123に登録されている対地名に該当する使用禁止ビットを「ON」にさせる。なお、異常情報エリアは、対地管理サーバ1内の図示していないメモリ(例えば、RAM)に割り当てられており、図8に示すように、対地名およびIPアドレスから構成されている。
【0040】
次に、図1〜図12を参照して、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。
【0041】
今、加入者がユーザ登録しているCA21に対して、加入者端末31から加入者端末32に接続するために、回線接続要求(電話番号により電話をかける)を行うと、CA21の制御部211は、IPネットワーク902およびインタフェース部214を介してIPパケットを受信すると、IPパケット内の着番号(接続先の電話番号)をキーにして、番号翻訳テーブル2121を検索し、他CAか自CAかの識別を行う(図9のステップS101,S102)。
【0042】
ステップS102において、他CAであれば、CA21の制御部211は、他のCAに接続先の加入者端末32が存在すると判断し、着番号をキーにしてルーティングテーブル2122を検索し、サーバグループ番号を選定する。更に、制御部211は、ルーティングテーブル2122の優先対地名のエリアに対地名が登録されているかを検索し、登録されていれば、優先対地名を接続先(IPパケットの送信先)の対地名と判断する(ステップS103,S104,S109)。
【0043】
ステップS104において、優先対地名のエリアに対地名が登録されていなければ、CA21の制御部211は、ステップS103で選定したサーバグループ番号をキーにして対地管理テーブル2123から選定方式のエリアを検索する(ステップS105,S106)。
【0044】
ステップS106において、「優先接続」が登録されている場合、CA21の制御部211は、更に、一番左の対地1の使用禁止ビットのエリアを検索し、使用禁止ビットが「ON」(または「1」等の他の表現でも良い)でなければ、その対地名に登録されている対地名を選定し、使用禁止ビットが「ON」であれば、使用禁止ビットが「ON」になっていないものを検出するまで右に次から次へと検索し、検出したその対地名を選定する(ステップS108)。
【0045】
ステップS106において、「ランドロビン接続」が登録されている場合、CA21の制御部211は、対地エリアのラウンドロビンビットが「ON」(または「1」等の他の表現でも良い)になっている次の対地エリアで、使用禁止ビットが「ON」でなければ、その対地名に登録されている対地名を選定し、使用禁止ビットが「ON」であれば、使用禁止ビットが「ON」になっていないものを検出するまで次から次へと検索し、検出したその対地名を選定する(ステップS107)。この場合選定した後、制御部211は、選定した対地のラウンドロビンビットを「ON」し、すでに選定されていた対地のランドロビンビットをクリア(またはブランク、「OFF」等の表現でも良い)する(ステップS107)。
【0046】
CA21の制御部211は、対地名を対地管理テーブル2123から選定すると、選定した対地名をキーとして、IPアドレス変換テーブル2124から接続先(IPパケットの送信先)のCAのIPアドレスを選定する。IPアドレスを選定すると、CA21の制御部211は、相手のCAに対して加入者端末32への接続を、インタフェース部213を介して要求する。この場合、制御部211は、IPネットワーク902から受信したIPパケットをカプセル化し、更に、送信先を選定したIPアドレスに、送信元を自CAのIPアドレスに設定して、呼設定のIPパケットを送信し、呼設定が受付けられるまでその結果を待つ(ステップS110,S111,図10のS112)。
【0047】
選定されたCAをCA22−1とすると、IPネットワーク901およびインタフェース部213を介して呼設定のIPパケットを受信したCA22−1の制御部211は、着番号をキーとして、図示していない変換テーブル(着番号と加入者端末のIPアドレスとの対応を登録した変換テーブル)から加入者端末32のIPアドレスを選定し、加入者端末32に加入者端末31からの回線接続要求を行う(図11のステップS201)。
【0048】
回線接続要求した加入者端末32が正常に応答(オフフック;受話器を取る)すると、CA22−1の制御部211は、CA21に対して呼設定が受付けられたことを応答すると共に、状態テーブル2125の接続カウンタのエリアの値を+1カウントアップし、通信パスの管理を行う。制御部211は、切断されるまで通話状態となり、やがてどちらかの加入者端末により切断されると、状態テーブル2125の接続カウンタのエリアの値を−1カウントダウンし終了する(ステップS201〜S207)。
【0049】
一方、ステップS112において、CA21の制御部211は、正常に呼設定が受付けられたことをCA22−1からインタフェース部213を介して受信すると、加入者端末31にも応答を返す。すなわち、加入者端末31と加入者端末間で通信パスが確立されたことになり、状態テーブル2125の接続カウンタのエリアの値を+1カウントアップすると共に、通信パスの管理を行う。すると、切断されるまで、加入者端末間の間で通話状態(または通信状態)となる(図10のステップS113〜S115)。
【0050】
やがて、どちらかの加入者端末が切断(オンフック:受話器を落とす)すると、CA21の制御部211は、切断要求(または解放)を加入者端末31または加入者端末32から受信することになり、通信パスを解放すると共に、状態テーブル2125の接続カウンタを−1カウントダウンし、終了する(ステップS116)。
【0051】
一方、ステップS112において、例えば、CA22−1が障害で応答がなければ、CA21の制御部211は、対地管理テーブル2123の先に選定した対地エリアに続く対地エリアの中で使用禁止ビットが「ON」になっていない対地名を選定し、ステップS110に戻る(ステップS117)。このようなケースは、前もって対地管理サーバ1が検出しており、起こりうることは十中八九起こらないが万が一起こった場合の対処である。
【0052】
一方、CA内で一時的によるハードウェア障害が発生すると、ハードウェア障害による割込みが制御部211に発生する。すると、制御部211は、ハードウェア障害が発生する毎に、状態テーブル2125のエラーカウンタのエリアに+1カウントアップする。この場合、ある時間(例えば、24時間毎)が来た場合にエラーカウンタの値がある一定の値以上になっていなければ、エラーカウンタの値をクリアしても良い。
【0053】
一方、ステップS112において、例えば、相手端末無応答等の相手端末エラーに伴う応答をCA22−1から受信した場合は、その旨を加入者端末に通知して終了する(ステップS118)。
【0054】
一方、対地管理サーバ1は、対地管理サーバ1内に一定の間隔(例えば、30秒間隔)で割り込むように設定された図示していないタイマによるタイマ割り込みにより、異常情報エリアをクリアし、全CA(図1では、CA21,CA22−1〜22−3,CA23−1〜23−3)に対して、CAの状態を監視するために、状態テーブル2125の読出しを行う(図12のステップS301,S302)。
【0055】
対地管理サーバ1は、各CAから読み出す毎に、読み出した状態テーブルの接続カウンタの内容と規定値αとの比較を行い、接続カウンタの値が規定値α以上であれば、そのCAには負荷がかかっていると判断し、そのCAの対地名とIPアドレスを異常情報エリアに登録する(ステップS303、S305,S306,S307)。
【0056】
ステップS306において、接続カウンタ値が規定値α未満であれば、対地管理サーバ1は、負荷がかかっていないと判断し、エラーカウンタの内容と規定値βとを比較し、エラーカウンタの値が規定値β以上であれば、CAはダウンさせたほうが良いと判断し、そのCAの対地名およびIPアドレスを異常情報エリアに登録する(ステップS308,S309,S307)。なお、ステップS305とステップS308の動作の順序を逆にしても良い。
【0057】
ステップS309において、エラーカウンタの値が規定値β未満であれば、正常に動作できると判断し、異常情報エリアには登録しない。
【0058】
ステップS303において、無応答であった場合には、そのCAに障害が発生していると判断し、無応答となったCAの対地名およびIPアドレスを異常情報エリアに登録する(ステップS308)。
【0059】
やがて、全てのCAの状態を把握すると、対地管理サーバ1は、異常情報エリアの内容をCAの異常通知として全CAに送信して終了する(ステップS310,S311)。
【0060】
各CAの制御部211は、インタフェース部213を介して異常通知を受信すると、対地管理テーブル2123の使用禁止ビットのエリアの内容を一端クリアし、障害通知のあったCAに該当する使用禁止ビットエリアの内容を「ON」にして終了する。
【0061】
以上説明したように、対地管理サーバ1が、予めCAの状態を監視し、その結果を各CAに通知するようにしているため、各CAが、送信先の状態を意識してルーティングする必要はない。すなわち、回線が集中することなく、負荷分散することができる。また、CAをグループ化しているため、回線障害時やCAの障害時に迂回することができ、システムが安定し稼動することができる。更に、対地管理サーバにより、各CAは、予め異常状態(過負荷、障害等)のCAを事前に把握し、回線接続要求時に異常であるCAを選定しないようにしているため、障害発生信号を受信するまで待ち合わせる必要がなく、安定したシステムの構築ができる。
【0062】
次に、本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0063】
図13を参照すると、本発明の第2の実施の形態は、対地管理サーバ4と、コールエージェントであるCA51と、アナウンスの内容を保存する複数の音源装置61,62と、加入者端末71と、IPネットワーク912,912と、ネットワーク913とから構成される。IPネットワーク912には、CA51と複数の音源装置61(図面上では、音源装置61−1,音源装置61−2,音源装置61−3)と複数の音源装置62(図面上では、音源装置62−1,音源装置62−2,音源装置62−3)とが接続され、IPネットワーク911には、CA51と複数のCA52とが接続され、ネットワーク913には、CA51と複数の加入者端末71とが接続されている。また、音源装置グループ811内の存在する音源装置61は、同一のアナウンス内容を保存し、音源装置グループ812内に存在する音源装置62は、同一のアナウンス内容を保存する。すなわち、音源装置グループ毎に障害および負荷に対応できるように複数の音源装置を持つことになる。
【0064】
図14を参照すると、CA51の内部の構成を示しており、図示していないプロセッサ(CPU)によりプログラム制御で動作する制御部511と、読出し書き込みのできるメモリ(例えば、RAM)である記憶部512と、IPネットワーク912と接続するインタフェース部514と、IPネットワーク911と接続するインタフェース部513と、ネットワーク913と接続するインタフェース部515とから構成される。
【0065】
図14の記憶部512には、番号翻訳テーブル5121のエリアが、表示値翻訳テーブル5126のエリアが、音源装置用テーブル5122のエリアが、外部装置管理用テーブル5123のエリアが、IPアドレス変換テーブル5124のエリアが、それぞれ割り当てられている。
【0066】
図15を参照すると、番号翻訳テーブル5121の構成の概略を示し、番号翻訳テーブル5121には、アナウンス専用番号毎にアナウンス番号の各エリアが割り当てられている。番号翻訳テーブル5121は、システム構築時に、すでに設定されており、番号翻訳テーブル5121に影響するシステムの変更があった場合には、保守者(またはシステム管理者)が対地管理サーバ4から変更することができる。
【0067】
図16を参照すると、表示値翻訳テーブル5126の構成の概略を示し、番号翻訳テーブル5126には、理由表示値毎にアナウンス番号の各エリアが割り当てられている。表示値翻訳テーブル5126は、システム構築時に、すでに設定されており、表示値翻訳テーブル5126に影響するシステムの変更があった場合には、保守者(またはシステム管理者)が対地管理サーバ4から変更することができる。
【0068】
図17を参照すると、音源装置用テーブル5122の構成の概略を示し、音源装置用テーブル5122には、アナウンス番号毎に、音源装置グループ番号、優先対地名を含むルーティング情報の各エリアが割り当てられている。音源装置用テーブル5122は、システム構築時に、優先対地名を除き、すでに設定されており、音源装置用テーブル5122に影響するシステムの変更があった場合には、保守者(またはシステム管理者)が対地管理サーバ4から変更することができる。なお、優先対地名の設定は、主に、保守時に使用される。
【0069】
図18を参照すると、外部装置管理用テーブル5123の構成の概略を示し、外部装置管理用テーブル5123は、音源装置グループ番号毎に、選択方式、複数の対地情報を含む対地管理情報の各エリアが割り当てられている。更に、各対地情報のエリア(図18では、対地1、対地2、・・・)には、対地名、ラウンドロビンビット、および使用禁止ビットのエリアが、それぞれ割り当てられている。なお、選択方式に「優先接続」が設定されている場合には、一番左側の対地名が第1優先として選択される。選択方式に「ラウンドロビン」が設定されていれば、左から順にローテートとしながら対地名が選択される。外部装置管理用テーブル5123は、システム構築時に、ラウンドロビンビットおよび使用禁止ビットを除き、すでに設定されており、外部装置管理用テーブル5123に影響するシステムの変更があった場合には、保守者(またはシステム管理者)が対地管理サーバ4から変更することができる。ラウンドロビンビットおよび使用禁止ビットは、運用中の状況に応じて自動的に更新される。ラウンドロビンビットは、選択方式が「ラウンドロビン」に設定されているときに有効で、現時点における対地の選択の優先順位が一番高いことを示している。使用禁止ビットは、設定されている対置(音源装置)が高負荷または障害が発生していることを示し、対地管理サーバ4からの通知により設定される。
【0070】
図19を参照すると、IPアドレス変換テーブル5124の構成の概略を示し、IP変アドレス換テーブル5124は、対地名毎に、対地名のIPアドレスのエリアが割り当てられている。IPアドレス変換テーブル5124は、システム構築時に、すでに設定されており、IPアドレス変換テーブル5124に影響するシステムの変更があった場合には、保守者(またはシステム管理者)が対地管理サーバ4から変更することができる。
【0071】
図14のCA51の制御部511は、自CA51に登録している(CA51の配下の)加入者端末からアナウンス専用番号に対する音源装置への回線接続要求があると、番号翻訳テーブル5121からアナウンス専用番号をキーにアナウンス番号を決定する。または、他CA52から理由表示値に対する音源装置への回線接続要求があると、表示値翻訳テーブル5126から理由表示値をキーにアナウンス番号を決定する。更に、制御部511は、音源装置用テーブル5122からアナウンス番号をキーに音源装置グループ番号(方路)を決定する。更に、制御部511は、音源装置用テーブル5122に優先対地名が設定されていない場合に、選択方式に従って、外部装置管理用テーブル5123を検索することで音源装置グループ番号に対する対地名を使用禁止ビットが「ON」でないものから選択する。この時、保守者が対地管理サーバ4からCA内のルーティングの局データである音源装置用テーブル5122に優先対地を設定しているときは、この対地が第一優先先となり、外部装置管理用テーブル5123を検索することは無い。更に、制御部511は、対地名を決定すると、IP変換テーブル2124から対地名をキーにIPアドレスを抽出し、音源装置に対して相手の加入者端末宛への回線接続要求を行う。すなわち、外部装置管理用テーブル5123の選択方式は、通常の場合には優先接続方式、ラウンドロビン方式が可能となるが、異常(使用禁止ビットが「ON」または相手CA無応答)の場合には制御部511が予定の対地の次に設定されている対地を選択する。
【0072】
図14のCA52は、図示していないプロセッサ(CPU)によるプログラム制御で動作し、加入者端末からの加入者端末への回線接続要求およびアナウンス専用番号に対するCA51への接続サービスを行う。CA52は、CA52配下の図示していない加入者端末から回線接続要求が来ると、着番号をキーにして図21の番号翻訳テーブルから処理指標を選定し、未登録等の異常となれば、異常となった理由表示値を図21の番号翻訳テーブルから選定し、CA51に対して、選定した理由表示値に該当するアナウンス情報を依頼する。なお、CA52の番号翻訳テーブルは、CA52内の図示していないメモリ(例えば、RAM)に割り当てられており、図21に示すように、着番号(未登録含む)毎に、処理指標、理由表示値から構成される。また、CA52は、通信異常を検出した場合にも予め決められた理由表示値を選定し、CA51に対して、選定した理由表示値に該当するアナウンス情報を依頼する。
【0073】
図13の音源装置61,62は、図示していないプロセッサ(CPU)によるプログラム制御で動作するパソコン、ワークステーション、サーバ等の情報処理装置である。音響制御装置61,62は、アナウンス番号に対応したアナウンス情報を図示していない記憶部(例えば、磁気ディスク)に格納しており、アナウンス専用番号(例えば、時報、天気予報等のサービスを行う電話番号)によるアナウンス情報および異常時のアナウンス情報の提供サービスを行っている。音源装置グループ811内の音源装置61(図13では、音源装置61−1,61−2,61−3)は、負荷分散および障害時に対応できるように同じアナウンス情報を保存している。同様に、源装置グループ812内の音源装置62(図13では、音源装置62−1,62−2,62−3)は、負荷分散および障害時に対応できるように同じアナウンス情報を保存している。すなわち、同一の音源装置グループ内の各音源装置は、同じアナウンス情報を保存している。また、音源装置61,62は、図示していないメモリ(例えば、RAM)内のエリアに状態テーブルを保存している。
【0074】
図20を参照すると、音源装置61,62内の状態テーブルの構成を示し、状態テーブルは、自CAの負荷状態(加入者端末間の接続数)を示す接続カウンタのエリアと、一時的エラーの回数を示すエラーカウンタのエリアとが割り当てられている。この接続カウンタは、CA51との間で呼接続される毎に、+1カウントアップし、切断される毎に、−1カウントダウンする。システム構築時は、接続カウンタおよびエラーカウンタのエリアには、「0」の値が設定(クリア)されている。
【0075】
図13の対地管理サーバ4は、図示していないプロセッサ(CPU)で動作するパソコン、ワークステーション、サーバ等の情報処理装置である。対地管理サーバ4は、図示していないタイマを有しており、このタイマの一定間隔で発生するタイマ割り込みにより各音源装置の状態のチェック(図20の状態テーブルの内容を読み出して負荷状況およびエラー状況のチェック)を行う。そのチェックの結果、異常(接続数である接続カウンタの値が予め決められた規定値α以上または/および一時的エラー発生回数であるエラーカウンタの値が予め決められた規定値β以上または/および無応答)であれば、対地管理サーバ4は、異常情報エリアに異常のあった音源装置の対地名とIPアドレスを登録し、登録した異常情報エリアの内容をIPネットワーク912に接続されているCA51に送信し、CA51内の外部装置管理用テーブル5123に登録されている対地名に該当する使用禁止ビットを「ON」にさせる。なお、異常情報エリアは、対地管理サーバ4内の図示していないメモリ(例えば、RAM)に割り当てられており、図22に示すように、対地名およびIPアドレスから構成されている。
【0076】
次に、図13〜図27を参照して、本発明の第2の実施の形態の動作について説明する。
【0077】
今、加入者がユーザ登録しているCA51に対して、アナウンス専用番号をダイヤル(またはプッシュボタンを使用)してアナウンスを聞く(例えば、天気予報、時報等)ために、加入者端末71からアナウンス専用番号により回線接続要求を行うと、CA51の制御部511は、ネットワーク913およびインタフェース部515を介して要求内容(この場合はアナウンス専用番号)を載せたIPパケットを受信すると、要求内容を検索する。アナウンス専用番号であれば、制御部511は、IPパケット内のアナウンス専用番号をキーにして、番号翻訳テーブル5121を検索し、アナウンス番号を選定する。なお、要求内容が理由表示値であれば、制御部511は、IPパケット内の理由表示値をキーにして、表示値翻訳テーブル5126を検索し、アナウンス番号を選定する(図23のステップS401〜S403)。
【0078】
CA51の制御部511は、選定したアナウンス番号をキーにして音源装置用テーブル5122を検索し、音源装置グループ番号を選定する。更に、制御部511は、音源装置用テーブル5122の優先対地名のエリアに対地名が登録されているかを検索し、登録されていれば、優先対地名を送信先の対地名と判断する(ステップS404,S405)。
【0079】
ステップS405において、優先対地名のエリアに対地名が登録されていなければ、CA51の制御部511は、ステップS404で選定した音源装置グループ番号をキーにして外部装置管理用テーブル5123から選定方式のエリアを検索する(ステップS406,S407)。
【0080】
ステップS407において、「優先接続」が登録されている場合、CA51の制御部511は、更に、一番左の対地1の使用禁止ビットのエリアを検索し、使用禁止ビットが「ON」(または「1」等の他の表現でも良い)でなければ、その対地名に登録されている対地名を選定し、使用禁止ビットが「ON」であれば、使用禁止ビットが「ON」になっていないものを検出するまで次から次へと検索し、検出したその対地名を選定する(ステップS409)。
【0081】
ステップS407において、「ラウンドロビン接続」が登録されている場合、CA51の制御部511は、対地エリアのラウンドロビンビットが「ON」(または「1」等の他の表現でも良い)になっている次の対地エリアで、使用禁止ビットが「ON」でなければ、その対地名に登録されている対地名を選定し、使用禁止ビットが「ON」であれば、使用禁止ビットが「ON」になっていないものを検出するまで次から次へと検索し、検出したその対地名を選定する(ステップS408)。この場合選定した後、制御部511は、選定した対地のラウンドロビンビットを「ON」し、すでに選定されていた対地のランドロビンビットをクリア(またはブランク、「OFF」等の表現でも良い)する。
【0082】
CA51の制御部511は、対地名を外部装置管理用テーブル5123から選定すると、選定した対地名をキーとして、IPアドレス変換テーブル5124から送信先の音響装置のIPアドレスを選定する。IPアドレスを選定すると、CA51の制御部511は、相手の音響装置に対して加入者端末32への接続を、インタフェース部514を介して要求する。この場合、制御部511は、ネットワーク913から受信したIPパケットをカプセル化し、更に、相手先を選定したIPアドレスに、送信元を自CA51のIPアドレスに設定して、呼設定のIPパケットを送信し、呼設定が受付けられるまでその結果を待つ(ステップS411,S412,S413)。
【0083】
選定された音源装置を音源装置61−1とすると、IPネットワーク912およびインタフェース部514を介して呼設定のIPパケットを受信した音源装置61−1は、応答を返す共に、音源装置61−1内の状態テーブルの接続カウンタのエリアの値を+1カウントアップし、通信パスの管理を行う(図26のステップS601,S602)。
【0084】
インタフェース部514を介して応答を受信したCA51の制御部511は、送信元に応答を返すことによって、加入者端末71と音響装置61−1との間に通信パスが設定される。更に、制御部511は、切断されるまで、アナウンス番号をキーとしたアナウンス情報の要求を音響装置61−1に対して行い、要求により受信したアナウンス情報を要求元の加入者端末71に送信し続ける。すなわち、加入者端末71と音響装置61−1との間で通信状態となる(図24のステップS414)。
【0085】
一方、CA51からのアナウンス情報の要求を受信すると、切断されるまで、音源装置61−1は、アナウンス番号をキーとして音源装置61−1内の記憶部からアナウンス情報を読み出して、CA51に送信する(図26のステップS603,S604)。
【0086】
やがて、加入者端末71が切断(オンフック:受話器を落とする)すると、CA51の制御部511は、通信パスを解放し終了する。更に、音源装置61−1も切断されると、通信パスを解放すると共に、音源装置61−1内の状態テーブルの接続カウンタを−1カウントダウンし、終了する(図24のステップS416、図26のステップS605)。
【0087】
一方、ステップS413において、例えば、音源装置61−1が障害で応答がなければ、CA51の制御部511は、外部装置管理用テーブル5123の先に選定した対地エリアに続く対地エリアの中で使用禁止ビットが「ON」になっていない対地名を選定し、ステップS411に戻る(ステップS417)。このようなケースは、前もって対地管理サーバ4が検出しており、起こりうることは十中八九起こらないが万が一起こった場合の対処である。
【0088】
一方、音響装置内で一時的によるハードウェア障害が発生すると、ハードウェア障害による割込みが音響装置内のプロセッサに発生する。すると、音響装置内のプロセッサは、ハードウェア障害が発生する毎に、音源装置内の状態テーブルのエラーカウンタのエリアに+1カウントアップする。この場合、ある時間(例えば、24時間毎)が来た場合にエラーカウンタの値がある一定の値以上になっていなければ、エラーカウンタの値をクリアしても良い。
【0089】
一方、対地管理サーバ4は、対地管理サーバ4内に一定の間隔(例えば、30秒間隔)で割り込むように設定された図示していないタイマによるタイマ割り込みにより、異常情報エリアをクリアし、全音源装置(図13では、音源装置61−1〜61−3,音源装置62−1〜62−3)に対して、状態テーブルの読出しを行う(図27のステップS701,S702)。
【0090】
対地管理サーバ4は、各音源装置から読み出す毎に、状態テーブルの接続カウンタの内容と規定値αとの比較を行い、接続カウンタの値が規定値α以上であれば、そのCAには負荷がかかっていると判断し、その音源装置の対地名とIPアドレスを異常情報エリアに登録する(ステップS703、S705,S706,S707)。
【0091】
ステップS706において、接続カウンタ値が規定値α未満であれば、対地管理サーバ4は、負荷がかかっていないと判断し、エラーカウンタの内容と規定値βとを比較し、エラーカウンタの値が規定値β以上であれば、CAはダウンさせたほうが良いと判断し、その音源装置の対地名およびIPアドレスを異常情報エリアに登録する(ステップS708,S709,S707)。なお、ステップS705とステップS708の動作の順序を逆にしても良い。
【0092】
ステップS709において、エラーカウンタの値が規定値β未満であれば、正常に動作できると判断し、異常情報エリアには登録しない。
【0093】
ステップS703において、無応答であった場合には、その音源装置に障害が発生していると判断し、無応答となった音源装置の対地名およびIPアドレスを異常情報エリアに登録する(ステップS708)。
【0094】
やがて、全ての音源装置の状態を把握すると、対地管理サーバ4は、異常情報エリアの内容を音源装置の障害通知としてCA51に送信して終了する(ステップS710,S711)。
【0095】
CA51の制御部511は、インタフェース部514を介して障害通知を受信すると、外部装置管理用テーブル5123の使用禁止ビットのエリアの内容を一端クリアし、障害通知のあったCAに該当する使用禁止ビットエリアの内容を「ON」にして終了する。
【0096】
次に、加入者がユーザ登録しているCA52−1に対して、他の加入者端末との通話のために現在使用されていない電話番号で電話をしたとすると、CA52−1は、着番号をキーにしてCA52内の番号翻訳テーブルから処理指標を選定する。更に、CA52−1は、着番号が登録されていないので処理指標は異常となり、未登録をキーとして番号翻訳テーブルから理由表示値を取得する。更に、CA52−1は、CA51に対して理由表示値に該当するアナウンス情報を依頼する(図25のステップS501〜S504)。
【0097】
理由表示値を依頼した後の処理は、前述の図23のフローチャートのステップS401からの動作と同じになるので説明を省略する。やがて、理由表示値に該当したアナウンス情報が図23のステップS41によりCA51から送られてくると、CA52−1は、アナウンス情報を切断されるまで送信する(ステップS505,S506)。
【0098】
以上、第2の実施の形態で説明したように、対地管理サーバ4が、予め音源装置の状態を監視し、その結果をCA51に通知するようにしているため、CA51が、送信先の状態を意識してルーティングする必要はない。すなわち、回線が集中することなく、負荷分散することができる。また、音源装置をグループ化しているため、CA51は、回線障害時や音源装置の障害時に迂回することができ、システムが安定し稼動することができる。更に、対地管理サーバ4により、CA51が事前に異常状態(過負荷、障害等)の音源装置を把握するため、CA51が音源装置に回線接続する場合に障害発生信号を受信するまで待ち合わせる必要がほとんどなくなる。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、対地管理サーバが監視することによって、事前に通信先のコールエージェントまたは音響装置の異常状態である高負荷(回線接続数による判定)を把握するようにしているため、回線が集中することなく負荷分散を行うことができるという効果がある。
【0100】
また、本発明は、対地管理サーバが監視することによって、事前に通信先のコールエージェントまたは音響装置の異常状態である一時障害(一時障害の発生回数による判定)、固定障害(無応答による判定)を把握することができるため、回線接続要求時に迂回することでシステムが安定して稼働が行えるという効果がある。従って、コールエージェント内部の呼処理機能部は、対地(この場合は、コールエージェントまたは音響装置)決定後、障害発生信号を受信するまで待ち合わせる必要がほとんどないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のCAの内部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の番号翻訳テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図4】図1のルーティングテーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図5】図1の対地管理テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図6】図1のIPアドレス変換テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図7】図1の状態テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図8】図1の対地管理サーバが保有する異常情報エリアの構成の概略を示す構成概略図である。
【図9】図1のCAが自配下の加入者端末から回線接続要求を受信した場合の動作(1/2)を示すフローチャートである。
【図10】図1のCAが自配下の加入者端末から回線接続要求を受信した場合の動作(2/2)を示すフローチャートである。
【図11】図1のCAが他のCAから回線接続要求を受信した場合の動作を示すフローチャートである。
【図12】図1の対地管理サーバがCAの状態を監視する場合の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図14】図13のCAの内部の構成を示すブロック図である。
【図15】図13の番号翻訳テーブル(CA51内)の構成の概略を示す構成概略図である。
【図16】図13の表示値翻訳テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図17】図13の音源装置用テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図18】図13の外部装置管理用テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図19】図13のIPアドレス変換テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図20】図13の音源装置内の状態テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図21】図13のCA52内の番号翻訳テーブルの構成の概略を示す構成概略図である。
【図22】図13の対地管理サーバが保有する異常情報エリアの構成の概略を示す構成概略図である。
【図23】図13のCA51が回線接続要求を受信した場合の動作(1/2)を示すフローチャートである。
【図24】図13のCA51が回線接続要求を受信した場合の動作(2/2)を示すフローチャートである。
【図25】図13のCA52が自配下の加入者端末から回線接続要求を受信した場合の動作を示すフローチャートである。
【図26】図13の音源装置が回線接続要求を受信した場合の動作を示すフローチャートである。
【図27】図13の対地管理サーバが音源装置の状態を監視する場合の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,4 対地管理サーバ
21,22,23,51,52 CA
31,32,33,71 加入者端末
61,62 音源装置
211,511 制御部
212,512 記憶部
213,214,513,514 インタフェース部
2121,5121 番号翻訳テーブル
2122 ルーティングテーブル
2123 対地管理テーブル
2124,5124 IPアドレス変換テーブル
2125 状態テーブル
5122 音源装置用テーブル
5123 外部装置管理用テーブル
901,902,903,911,912 IPネットワーク
913 ネットワーク
Claims (22)
- 第1のIPネットワークを介して相互にデータのやり取りを行うコールエージェントを備え、第2のIPネットワークに接続された自配下の端末から宛先の端末への回線接続要求があった場合に前記コールエージェントから対地への回線接続を行うサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式であって、
前記第1のIPネットワークに接続された管理サーバを備え、
前記第2のIPネットワーク毎に接続された複数のコールエージェントを1つのグループとして備え、
前記管理サーバは、予め決められた時間毎に前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントを監視して異常を判定する判定手段と、
前記判定手段で判定した結果を前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントに通知する通知手段と、を有し、
前記コールエージェントは、自配下の端末から他配下の端末への回線接続要求があると、着番号を基に前記グループを識別するグループ番号を選定する第1の選定手段と、
前記第1の選定手段で選定されたグループ番号を基に予め決められた優先順位の選択順に従ってそのグループ内の前記複数のコールエージェントから前記通知手段で通知のあった異常のコールエージェントを除く1つを選定する第2の選定手段と、
を有することを特徴とするサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。 - 前記判定手段は、前記コールエージェントで中継している回線接続数が予め決められた値以上になった場合を高負荷による異常として判定する手段を有することを特徴とする請求項1のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。
- 前記判定手段は、前記コールエージェント内での一時的障害の起こった回数が予め決められた値以上になった場合を障害による異常として判定する手段を有することを特徴とする請求項1または2記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。
- 前記判定手段は、前記コールエージェントをアクセスした場合に無応答であると障害による異常として判定する手段を有することを特徴とする請求項1,2,または3記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。
- 第1のIPネットワークを介して相互にデータのやり取りを行うコールエージェントを準備し、第2のIPネットワークに接続された自配下の端末から宛先の端末への回線接続要求があった場合に前記コールエージェントから対地への回線接続を行うサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法であって、
前記第1のIPネットワークに接続された管理サーバを準備し、
前記第2のIPネットワーク毎に接続された複数のコールエージェントを1つのグループとして割り当て、
着番号に対応した前記グループを識別するグループ番号を予め設定したルーティングテーブルと、
前記グループ番号別に接続先の前記コールエージェントである対地名毎に接続先に選定しないことを示す使用禁止フラグを含む管理情報を保存する管理テーブルと、を前記コールエージェント内に設け、
前記管理サーバは、予め決められた時間毎に、前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントの状態を読み出して異常か正常かの判定を行い、
異常であれば異常情報エリアに異常のあったコールエージェントだけを判定結果として保存して前記第1のIPネットワークに接続されている全コールエージェントにその判定結果を通知し、
前記コールエージェントは、前記管理サーバから前記判定結果を受信すると、前記判定結果として異常のあったコールエージェントに対応する対地名の前記使用禁止フラグをONに設定し、
自配下の加入者端末から他配下の加入者端末への回線接続要求があると、前記ルーティングテーブルから着番号をキーにグループ番号を選定し、
前記ルーティングテーブル内で前記選定したグループ番号に対応する優先対地名が設定されていない場合に予め決められた優先順位の選択順に従って前記管理テーブルを検索することで前記選定したグループ番号に対応する対地名を前記使用禁止フラグがONに設定されていないものから選定し、
前記選定した対地名のコールエージェントに対して加入者端末宛への回線接続要求を行うことを特徴とするサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。 - 前記判定結果は、前記コールエージェントで中継している回線接続数が予め決められた値以上になった場合を高負荷による異常として判定することを特徴とする請求項5のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。
- 前記判定結果は、前記コールエージェント内での一時的障害の起こった回数が予め決められた値以上になった場合を障害による異常として判定することを特徴とする請求項6または7記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。
- 前記判定結果は、前記コールエージェントをアクセスした場合に無応答であると障害による異常として判定することを特徴とする請求項5,6,または7記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。
- 前記ルーティングテーブルに優先対地名が設定されている場合にはこの優先対地名を第一優先先のコールエージェントとして選定することを特徴とする請求項5ルエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。
- 第1のIPネットワークを介してアナウンスのサービスを行う複数の音響装置と相互にデータのやり取りを行い、第2のネットワークを介して第2の複数のコールエージェントと相互にデータのやり取りを行う第1のコールエージェントを備え、前記第1のコールエージェントから前記音響装置への回線接続を行うサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式であって、
前記第1のIPネットワークに接続された管理サーバを備え、
前記複数の音響装置の内で同じアナウンスサービスを行う音響装置を1つのグループとして備え、
前記管理サーバは、予め決められた時間毎に前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントを監視して異常を判定する判定手段と、
前記判定手段で判定した結果を前記第1のネットワークに接続された全ての前記コールエージェントに通知する通知手段と、を有し、
前記第1のコールエージェントは、自配下の端末または他のコールエージェントを介して他配下の端末からアナウンス専用番号に対応した前記音響装置への回線接続要求があった場合に着信のあったアナウンス専用番号を基に前記グループを識別するグループ番号を選定する第1の選定手段と、
前記第1の選定手段で選定されたグループ番号を基に予め決められた優先順位の選択順に従ってそのグループ内の前記複数の音響装置から前記通知手段で通知のあった異常の音響装置を除く1つを選定する第2の選定手段と、
を有することを特徴とするサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。 - 前記判定結果は、前記音響装置で回線接続している接続数が予め決められた値以上になった場合を高負荷による異常として判定する手段を有することを特徴とする請求項10のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。
- 前記判定結果は、前記音響装置内での一時的障害の起こった回数が予め決められた値以上になった場合を障害による異常として判定する手段を有することを特徴とする請求項10または11記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。
- 前記判定手段は、前記音響装置をアクセスした場合に無応答であると障害による異常として判定する手段を有することを特徴とする請求項10,11,または12記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。
- 前記第1の選定手段は、前記着信のあったアナウンス専用番号を基にアナウンス番号を選定しその選定したアナウンス番号を基に前記グループ番号を選定する手段を有することを特徴とする請求項10記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。
- 前記第1のコールエージェントは、通信異常と電話の掛け間違いとを含む障害情報に対応した前記音響装置への回線接続要求を第2のコールエージェントから受けた場合に前記障害情報を基に前記グループ番号を選定する第3の選定手段を有することを特徴とする請求項10記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。
- 前記第3の選定手段は、通信異常と電話の掛け間違いとを含む障害情報に対する前記音響装置への回線接続要求が第2のコールエージェントからあった場合に前記障害情報を基に前記アナウンス番号を選定しその選定したアナウンス番号を基に前記グループ番号を選定することを特徴とする請求項15記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方式。
- 第1のIPネットワークを介してアナウンスのサービスを行う複数の音響装置と相互にデータのやり取りを行い、第2のネットワークを介して第2の複数のコールエージェントと相互にデータのやり取りを行う第1のコールエージェントを準備し、前記第1のコールエージェントから前記音響装置への回線接続を行うサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法であって、
前記第1のIPネットワークに接続された管理サーバを準備し、
前記複数の音響装置の中で同じアナウンスサービスを行う音響装置を1つのグループとして割り当て、
アナウンス専用番号に対応したアナウンス番号を予め設定した第1のテーブルと、
前記アナウンス番号に対応した前記グループを識別するグループ番号を予め設定した第2のテーブルと、
前記グループ番号別に接続先の前記音響装置である対地名毎に接続先に選定しないことを示す使用禁止フラグを含む管理情報を保存する第3のテーブルと、を前記音響装置内に設け、
前記管理サーバは、予め決められた時間毎に、前記第1のネットワークに接続された全ての前記音響装置の状態を読み出して異常か正常かの判定を行い、
異常であれば異常情報エリアに異常のあった音響装置だけを判定結果として保存して前記第1のIPネットワークに接続されている全音響装置にその判定結果を通知し、
前記音響装置は、前記管理サーバから前記判定結果を受信すると、前記判定結果として異常のあった音響装置に対応する対地名の前記使用禁止フラグをONに設定し、
アナウンス専用番号による音響装置への回線接続要求があると、前記アナウンス専用番号に対応するアナウンス番号を前記第1のテーブルからを選定し、
前記選定したアナウンス番号に対応するグループ番号を前記第2のテーブルから選定し、
前記選定したグループ番号に対応する優先対地名が設定されていない場合に予め決められた優先順位の選択順に従って前記第3のテーブルを検索することで前記選定したグループ番号に対応する対地名を前記使用禁止フラグがONに設定されていないものから選定し、
前記選定した対地名の音響装置に対して回線接続要求を行うことを特徴とするサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。 - 前記判定結果は、前記音響装置で回線接続している接続数が予め決められた値以上になった場合を高負荷による異常として判定することを特徴とする請求項17のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。
- 前記判定結果は、前記音響装置内での一時的障害の起こった回数が予め決められた値以上になった場合を障害による異常として判定することを特徴とする請求項17または18記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。
- 前記判定結果は、前記音響装置をアクセスした場合に無応答であると障害による異常として判定することを特徴とする請求項17,18,または19記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。
- 障害情報に対応したアナウンス番号を予め設定した第4のテーブルを前記音響装置内に設け、
前記第1のコールエージェントは、通信異常と電話の掛け間違いとを含む障害情報に対応した前記音響装置への回線接続要求を第2のコールエージェントから受けた場合に前記障害情報に対応するアナウンス番号を前記第4のテーブルから選定することを特徴とする請求項17記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。 - 前記第2のテーブルに優先対地名が設定されている場合にはこの優先対地名を第一優先先の音響装置として選定することを特徴とする請求項17記載のサーバ型コールエージェントシステムでのIPネットワーク用ルーティング方法。
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