JP2004222941A - 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】大当りの発生を予告する場合に遊技が単調にならない遊技機を実現する。
【解決手段】連続予告回数抽選カウンタのカウント値A1を取得し(S70)、A1が保留数U以下であると判定すると(S72:Yes)、格納順位1〜A1までに大当りフラグがONしている始動記憶があるか否かを判定し(S74)、あると判定すると(S74:Yes)、大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1を連続予告回数Nに設定する(S76)。また、ないと判定した場合は(S74:No)、カウント値A1を連続予告回数Nに設定する(S78)。このように、連続予告回数を複数種類の回数の中から抽選により決定するため、回数が固定されている遊技機よりも遊技が単調になり難い。
【選択図】 図15
【解決手段】連続予告回数抽選カウンタのカウント値A1を取得し(S70)、A1が保留数U以下であると判定すると(S72:Yes)、格納順位1〜A1までに大当りフラグがONしている始動記憶があるか否かを判定し(S74)、あると判定すると(S74:Yes)、大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1を連続予告回数Nに設定する(S76)。また、ないと判定した場合は(S74:No)、カウント値A1を連続予告回数Nに設定する(S78)。このように、連続予告回数を複数種類の回数の中から抽選により決定するため、回数が固定されている遊技機よりも遊技が単調になり難い。
【選択図】 図15
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、遊技球が所定の領域を通過したことを条件に遊技内容を決定し、その決定された遊技内容に対応する表示を行う遊技機、その遊技機をコンピュータにより機能させるためのコンピュータプログラムおよびそのコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機として図24に示すパチンコ機が知られている。図24は、従来のパチンコ機の主要構成を示す正面説明図である。
パチンコ機500に備えられた操作ハンドル501を操作して発射された遊技球が、遊技盤502に備えられた第1種始動口503、あるいは、普通電動役物504の開放された両翼に入賞すると、図柄表示器505の画面上の横方向3個所において複数の特別図柄(たとえば、0〜9)が上下方向に変動表示(スクロール表示ともいう)される。そして、変動開始から所定時間経過後に3個所に確定表示された3つの特別図柄が特定の図柄(たとえば、図24に示すような「777」)に揃うと大当りが発生し、扉式の開閉部材506が開作動し、大入賞口507が開口する。
そして、大入賞口507に遊技球が入賞すると、入賞球1個に付き、所定個数(たとえば、15個)の賞球が上受け皿508に払出される。また、大入賞口507に入賞した入賞球の数が所定数(たとえば、10個)に達するか、あるいは、大入賞口507が開口してから所定時間(たとえば、30秒)経過するか、いずれかの条件が満たされると、開閉部材506が閉作動し、大入賞口507が閉口する。さらに、大入賞口507に入賞した遊技球が大入賞口507の内部に設けられた特定領域509を通過すると、大入賞口507が連続して開口する権利が発生する。このように、大入賞口507が開口してから閉口するまでを1ラウンドとし、遊技球が特定領域509を通過することを条件として、複数のラウンド(たとえば、15ラウンド)の遊技を行うことができる。
【0003】
また、上記パチンコ機500は、大当りの発生を予告する画像を図柄表示器505の画面に表示し、大当り発生への期待感を膨らませる演出が行われる。大当りの予告は、実際に大当りが発生する場合の他、大当りが発生しない場合にも行われる。また、大当りの予告を連続して行うことにより、大当り発生への期待感を徐々に高める演出が行われる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−347002号公報(第28段落〜第29段落、第44段落〜第78段落、図4〜図6、図10)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のパチンコ機500は、大当りの予告を連続して行う場合の予告の回数が常に一定であるため、遊技が単調になってしまう。
【0006】
そこでこの発明は、大当りの発生を予告する場合に遊技が単調にならない遊技機を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段・作用および効果】
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1ないし請求項9に記載の発明では、遊技球が所定の領域を通過したことを条件に遊技内容を決定する遊技内容決定手段と、遊技球が前記所定の領域を通過したことを条件に画像を変動表示し、その後、所定の画像を確定表示することにより、前記遊技内容決定手段により決定された遊技内容に対応する表示を行う表示手段と、前記表示手段が前記条件が成立しても直ちに前記画像の変動表示を開始できない場合は、前記画像の変動表示の開始を保留するとともに、その保留数と、前記遊技内容決定手段による決定結果とを格納する格納手段と、前記表示手段により前記画像の変動表示が実行される毎に前記格納手段に格納されている前記保留数を減算する減算手段とを備えており、前記表示手段は、前記画像の変動表示の開始から前記所定の画像が確定表示されるまでを1回の変動表示とした場合に、前記格納手段に格納されている保留数に対応する回数分の変動表示を、前記保留を行った順位に従って実行可能な遊技機において、前記決定結果が特定の決定結果であることに対する期待感を盛り上げる予告演出を1回の変動表示に付き1回行うとして複数回連続して行うことが可能な連続予告手段と、この連続予告手段が前記予告演出を行う回数を複数種類の回数の中から選択して決定する決定手段と、前記連続予告手段が所定の予告演出を行うときに、次に行う予告演出が前記所定の予告演出に継続して行われるものであることを報知する報知手段とを備えたという技術的手段を用いる。
【0008】
遊技内容決定手段は、遊技球が所定の領域を通過したことを条件に遊技内容を決定し、表示手段は、遊技球が上記所定の領域を通過したことを条件に画像を変動表示し、その後、所定の画像を確定表示することにより、遊技内容決定手段により決定された遊技内容に対応する表示を行う。格納手段は、表示手段が前記条件が成立しても直ちに画像の変動表示を開始できない場合は、画像の変動表示の開始を保留するとともに、その保留数と、遊技内容決定手段による決定結果とを格納する。減算手段は、表示手段により画像の変動表示が実行される毎に格納手段に格納されている保留数を減算する。また、表示手段は、画像の変動表示の開始から前記所定の画像が確定表示されるまでを1回の変動表示とした場合に、格納手段に格納されている保留数に対応する回数分の変動表示を実行可能である。
そして、連続予告手段は、前記決定結果が特定の決定結果であることに対する期待感を盛り上げる予告演出を1回の変動表示に付き1回行うとして複数回連続して行うことが可能である。また、決定手段は、連続予告手段が予告演出を行う回数を複数種類の回数の中から選択して決定する。さらに、報知手段は、連続予告手段が所定の予告演出を行うときに、次に行う予告演出が前記所定の予告演出に継続して行われるものであることを報知する。
【0009】
つまり、連続予告手段が連続して行う予告演出の回数は、決定手段が複数種類の回数の中から選択して決定されるため、従来のように連続予告を行う毎に連続予告の回数が一定の遊技機よりも遊技が単調になり難い。
しかも、報知手段が、次に行う予告演出が、今回の予告演出に継続して行われるものであることを報知するため、そのような報知を行うことにより、遊技者を非常に得をした気分にさせることができる。また、そのような報知を行うことにより、遊技者に対して、遊技内容決定手段が特定の決定結果を出すことに対する期待感をより一層高めさせることができる。さらに、連続予告と連続予告との間で上記報知を行うパターンを繰り返すことにより、連続予告が何度も追加されたような感じを遊技者に与えることができるため、特定の決定結果が出ることに対する期待感をより一層強く高めて行くことができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の遊技機において、前記連続予告手段は、前記決定手段により前記回数が決定されたときに、その決定した回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数が前記格納手段に格納されていない場合は、その格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を連続して行い、その途中で保留数がなくなったときは、そのなくなった段階で前記連続した予告演出を終了するという技術的手段を用いる。
【0011】
予告演出は、遊技内容決定手段により決定される決定結果が特定の決定結果であることに対する期待感を盛り上げるために行われるものである。また、保留数は、表示手段が画像の変動表示の開始を保留している数であり、表示手段は、保留数の範囲内で画像の変動表示を行う。
したがって、決定手段により決定された回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数がない場合は、格納手段に格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を連続して行うようにすれば、保留数が決定手段により決定された回数より少ないがために連続した予告演出が行われない場合をなくすことができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の遊技機において、前記連続予告手段は、前記決定手段により前記回数が決定されたときに、その決定した回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数が前記格納手段に格納されていない場合は、その格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を連続して行い、かつ、その予告演出中に新たな保留が発生して保留数が増加している場合は、前記格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を終了したときに、前記増加した保留数に基づいて予告演出を行うという技術的手段を用いる。
【0013】
つまり、決定手段により回数が決定されたときの保留数が少ない場合であっても、その後に発生した保留によって連続予告を継続することができるため、連続予告による効果を持続する期間を長くすることができる。
【0014】
請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の遊技機において、前記格納手段は、前記遊技内容決定手段により決定された決定結果と、その決定結果が出たときに行った保留の順位とを対応付けて格納するとともに、前記表示手段が前記画像の変動表示を行う毎に前記各保留の順位をそれぞれ繰り上げ、前記連続予告手段は、前記特定の決定結果が前記格納手段に格納されている場合は、前記特定の決定結果に対応付けられている保留の順位により示される数を前記予告演出を行う回数に設定するという技術的手段を用いる。
【0015】
つまり、格納手段は、決定結果と、その決定結果が出たときにに行った保留の順位とを対応付けて格納するため、所定の決定結果に対応付けられている保留の順位は、その所定の決定結果が出たときの保留数に対応する。また、表示手段が画像の変動表示を行う毎に各保留の順位をそれぞれ繰り上げるため、画像の変動表示に伴い減算手段により減少する保留数と、保留の順位より示される保留数との対応関係を一定に保つことができる。
そして、決定手段により決定された回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数がなく、かつ、特定の決定結果が格納されている場合は、その特定の決定結果に対応付けられている保留の順位により示される数に対応する回数分の予告演出を行うことができる。
したがって、遊技者が期待している特定の決定結果が出ているにもかかわらず、保留数が決定手段により決定された回数より少ないがために連続した予告演出が行われない場合をなくすことができる。
【0016】
請求項5に記載の発明では、請求項1に記載の遊技機において、前記決定手段は、前記格納手段に格納されている前記保留数の範囲内で前記予告演出の回数を決定するという技術的手段を用いる。
【0017】
つまり、保留数の範囲内で予告演出の回数を決定することができるため、決定手段により決定された予告演出の回数が保留数を超えてしまい、連続した予告演出が行われなくなるというおそれがない。
しかも、保留数の範囲内で予告演出の回数を決定することにより、保留数を最大限活かすことができる。
【0018】
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の遊技機において、前記遊技内容決定手段は、前記遊技球が前記所定の領域を通過したことを条件に、遊技状態を遊技者に有利な遊技状態に変化させるか否かを決定し、前記特定の決定結果は、遊技状態を遊技者に有利な遊技状態に変化させるという結果であるという技術的手段を用いる。
【0019】
つまり、遊技者は、遊技状態が自身に有利な遊技状態に変化することを望むため、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化するか否かは、遊技者が非常に期待感を強める事項である。
そこで、予告演出の対象が、そのような遊技者の期待感の強いものである場合に、予告演出の回数を複数種類の回数の中から選択して決定すれば、回数が少ない場合や多い場合などが発生することになるため、遊技者の期待感の度合いを変化させることができるので、変化に富んだ面白い遊技を楽しむことができる。
なお、遊技者に有利な遊技状態とは、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、大当りや確変など、通常の遊技状態よりも遊技者が賞球を獲得し易い遊技状態を意味する。
【0020】
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の遊技機において、前記遊技内容決定手段は、前記画像の変動内容を決定し、前記特定の決定結果は、前記画像の変動内容が所定の変動内容に決定されたことを示す結果であるという技術的手段を用いる。
【0021】
つまり、予告演出の対象が、画像の変動内容が所定の変動内容に決定されたことである場合に、予告演出の回数を複数種類の回数の中から選択して決定すれば、回数が少ない場合や多い場合などが発生することになるため、遊技者の上記所定の変動内容に決定されることに対する期待感の度合いを変化させることができるので、変化に富んだ面白い遊技を楽しむことができる。
【0022】
請求項8に記載の発明では、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の遊技機において、前記連続予告手段は、前記各予告演出をそれぞれ行う毎に異なる内容の予告演出を行うという技術的手段を用いる。
【0023】
つまり、連続予告手段は、各予告演出をそれぞれ行う毎に異なる内容の予告演出を行うため、その内容と連続予告の回数との関係を学習することにより、予告演出の内容に基づいて連続予告の回数を知ることができる。また、各予告演出をそれぞれ行う毎に同一の内容の予告演出を行う場合よりも見ていて飽きが来ないので、遊技が単調になるおそれがない。
【0024】
請求項9に記載の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の遊技機において、前記遊技内容決定手段により決定された結果が前記特定の決定結果であり、かつ、前記連続予告手段が連続した予告演出を実行するために必要な保留数が前記格納手段に格納されている場合に、前記表示手段が前記特定の決定結果に対応する表示を行うタイミングを、前記決定手段により決定された回数に対応する予告演出の最後の予告演出を行う回に変更する変更手段を備えており、前記表示手段は、前記変更手段により変更された回に、前記特定の決定結果に対応する表示を行うという技術的手段を用いる。
【0025】
つまり、特定の決定結果が出ている場合は、その特定の決定結果に対応する表示を表示手段が行う時期を、連続予告手段が最後の予告演出を行う回に変更することができる。
したがって、最後の予告演出が行われるタイミングと、特定の決定結果に対応する表示が行われるタイミングとを一致させることができるため、予告演出が複数回連続して行われると実際に特定の決定結果に対応する表示が行われる場合があるという事実を作り出すことができると共に、特定の決定結果に対する期待感を盛り上げることができるので、連続した予告演出の効果をより一層高めることができる。
【0026】
請求項10に記載の発明では、請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の遊技機をコンピュータにより機能させるために前記コンピュータが実行するコンピュータプログラムという技術的手段を用いる。
【0027】
つまり、請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の遊技機は、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、パチンコ機(遊技機)に内蔵されたCPU(コンピュータ)により機能するため、上記コンピュータプログラムをROMなど(記録媒体)に記録しておき、その記録されたコンピュータプログラムを上記CPUが実行することにより、上記パチンコ機を機能させることができる。なお、請求項9に記載のコンピュータは、CPUの他、CPU、ROMおよびRAMなどを含んで構成されるマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータなどを含む意味である。また、請求項13に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたコンピュータプログラムの他、インターネット、イントラネット、コンピュータネットワークなどのネット上で通信されるコンピュータプログラムを含む意味である。
【0028】
請求項11に記載の発明では、請求項10に記載の前記コンピュータが実行するコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体という技術的手段を用いる。
【0029】
つまり、コンピュータにより遊技を制御する遊技機にあっては、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、パチンコ機(遊技機)に設けられたROMなど(記録媒体)に記録されたコンピュータプログラムをCPU(コンピュータ)が実行することにより機能することから、上記コンピュータプログラムを記録したROMなどの記録媒体を使用することにより、上記パチンコ機を機能させることができる。なお、請求項10に係る記録媒体は、ROMの他、RAM、EEPROM、ICチップ、フレキシブルディスク、MO(光磁気ディスク)、DVD−ROM、DVD−RAM、CD(コンパクトディスク)、CD−R、CD−RW、HDD(ハードディスク駆動装置)により読み取られるハードディスクなどの記録媒体を含む意味である。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る遊技機の実施形態について図を参照して説明する。
なお、以下の実施形態では、この発明に係る遊技機として、図柄表示器により特定の特別図柄が確定表示された場合に大当たりの遊技状態に変化する、いわゆる第1種パチンコ機を例に挙げて説明する。
また、図柄表示器32aの画面左側に表示される特別図柄を左図柄、画面中央に表示される特別図柄を中図柄、画面右側に表示される特別図柄を右図柄とそれぞれ称する。さらに、複数の左図柄を配列した図柄列を左図柄列、複数の中図柄を配列した図柄列を中図柄列、複数の右図柄を配列した図柄列を右図柄列とそれぞれ称する。さらに、左図柄列のうち確定表示された左図柄を確定左図柄、中図柄列のうち確定表示された中図柄を確定中図柄、右図柄列のうち確定表示された右図柄を確定右図柄とそれぞれ称する。
また、確定表示とは、最終的に確定した特別図柄を表示したという意味であり、確定表示の態様には、変動が完全に停止した状態の他、完全に停止しないで上下または左右に振動するなど、所定の動きを伴っている状態などを含む。さらに、リーチとは、最後に確定表示される特別図柄以外の特別図柄が同じ特別図柄に揃って確定表示されており、最後に確定表示される特別図柄が変動表示されている状態をいう。
【0031】
[この実施形態に係るパチンコ機の特徴]
この実施形態に係るパチンコ機は、大当りの発生を予告する演出(以下、予告演出という)を行う回数を複数種類の回数の中から無作為に選択して決定することを特徴とする。
【0032】
[全体の主要構成]
まず、この実施形態のパチンコ機の主要構成について図1を参照して説明する。図1は、そのパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。
パチンコ機1には、前枠2がヒンジ8を介して開閉可能に備えられており、その前枠2には、ガラス枠4が開閉可能に取付けられている。前枠2の右側には、ガラス枠4開閉用の鍵を差し込む鍵穴3が設けられている。ガラス枠4の内部には、遊技盤5が設けられており、前枠2の右側下方には、遊技球を遊技盤5へ発射する発射装置(図示省略)を操作するための発射ハンドル15が回動可能に取付けられている。
ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方には、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されている。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設けられている。また、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が設けられており、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設けられている。
【0033】
[遊技盤5の主要構成]
次に、遊技盤5の主要構成について図2および図3を参照して説明する。
図2は遊技盤5の主要構成を示す正面説明図であり、図3は図2に示す遊技盤に備えられた図柄表示器を拡大して示す説明図である。
図2に示すように、遊技盤5の略中央には、センターケース30が備えられており、そのセンターケース30には、図柄表示器32aが備えられている。図柄表示器32aは、複数の特別図柄、この実施形態では「0」〜「9」の数字を表現した計10個の特別図柄を上下方向に変動表示(スクロール表示ともいう)する。図3に示す例では、左図柄G1として「1」が、中図柄G2として「2」が、右図柄G3として「3」がそれぞれ確定表示されている。
また、図柄表示器32aは、普通図柄、リーチの発生を予告するリーチ予告画像、予告演出を行うための画像(以下、予告演出画像という)、予告演出を継続して行うか否かの抽選の結果を示す画像(以下、疑似抽選結果画像という)、背景画像、各種の演出画像などを表示する。
図柄表示器32aの上方には、普通図柄の変動開始を保留している数(以下、普通図柄始動記憶数という)を4個のLEDにより表示する普通図柄始動記憶表示LED35とが備えられている。
なお、図柄表示器32aは、特別図柄の変動開始を保留している数(以下、保留数という)を画面上の所定個所に表示する。
【0034】
センターケース30の下方には、開閉する両翼を備えた普通電動役物47が設けられており、普通電動役物47の内部には、第1種始動口27が設けられている。普通電動役物47が両翼を開放すると、遊技球が第1種始動口27に入賞する領域が拡大する。以下、遊技球が第1種始動口27、または、普通電動役物47の開放された両翼から入賞することを第1種始動口27への入賞という。
遊技球が第1種始動口27に入賞すると、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を開始する。特別図柄の変動中に遊技球が第1種始動口27に入賞した場合は、特別図柄の変動表示の開始が保留され、その保留数は、保留数表示LED33のLEDの点灯数により表示される。なお、図柄表示器32aにより変動表示された後に確定表示された普通図柄が当り普通図柄であった場合に、普通電動役物47の両翼が開放する。
普通電動役物47の下方には、大当りが発生した場合に作動する変動入賞装置40が備えられており、変動入賞装置40には、大入賞口41を開閉する開閉部材43が備えられている。また、変動入賞装置40の内部には、開閉部材43を連続して開放動作させる機能を有する特定領域(図示せず)と、この特定領域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ(図4において符号41bで示す)と、特定領域を変化させる部材を駆動するための特定領域ソレノイド(図4において符号41cで示す)とが設けられている。
【0035】
遊技盤5の上部左右には、内部に設けられたLEDにより装飾されたコーナー飾り11が設けられており、遊技盤5の左右には、内部に設けられたLEDにより装飾されたサイド飾り20,20が設けられている。右側のサイド飾り20の上端には、普通図柄作動右ゲート(以下、右ゲートと称する)25が設けられており、左側のサイド飾り20の上端には、普通図柄作動左ゲート(以下、左ゲートと称する)26が設けられている。遊技球が右ゲート25または左ゲート26を通過すると、図柄表示器32aが普通図柄の変動表示を開始する。普通図柄の変動中に遊技球が右ゲート25または左ゲート26を通過した場合は、普通図柄の変動開始が保留され、その保留が発生する毎に普通図柄始動記憶表示LED35のLEDの点灯数が1増加する。
右ゲート25の下方には、右袖入賞口12が設けられており、その斜め左下方には、右下入賞口45が設けられている。左ゲート26の下方には、左袖入賞口13が設けられており、その斜め右下方には、左下入賞口44が設けられている。
【0036】
また、右ゲート25の斜め左下および左ゲート26の斜め右下には、風車24がそれぞれ設けられている。さらに、遊技盤5には、発射された遊技球を遊技領域へ案内するレール16が取付けられており、変動入賞装置40の下方には、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口14が設けられている。そして、遊技盤5には、多くの釘17が打ち込まれており、遊技盤5に発射された遊技球は、釘17の間を乱舞しながら落下し、各入賞口、第1種始動口27に入賞したり、右ゲート25または左ゲート26を通過したり、あるいはアウト口14から回収されたりする。
なお、この実施形態では、保留数の最大値は8個である。
【0037】
[パチンコ機1の電気的構成]
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図4を参照して説明する。
パチンコ機1には、主制御基板100が設けられており、この主制御基板100には、マイクロプロセッサ110などが搭載されている。マイクロプロセッサ110には、メインCPU112と、ROM114と、RAM116とが搭載されている。メインCPU112は、連続した予告演出の回数(以下、連続予告回数という)の決定、入賞の判定、入賞数のカウント、大当りかハズレかの判定(以下、大当り判定という)、図柄制御基板32の制御、払出制御基板200の制御、ランプ制御基板300の制御などを実行する。また、メインCPU112は、電源遮断時における入賞数、大当りかハズレかの判定結果および遊技状態などを示すデータのバックアップ処理を実行する。ROM114には、メインCPU112が各種の判定、処理および制御などを実行するためのコンピュータプログラム、各制御基板へ送信するコマンドなどが記録されている。RAM116は、メインCPU112による入賞の判定、大当りの判定結果、入賞数などの遊技中に発生する各種データ、処理結果、演算結果、ROM114から読出されたコンピュータプログラムなどを一時的に格納する。また、RAM116には、電源が遮断した際に、電源遮断直前の遊技状態を示すデータをバックアップして記憶保持するバックアップ領域が形成されている。
【0038】
主制御基板100には、次に記載するものが電気的に接続されている。遊技球が第1種始動口27を通過したことを検出する第1種始動口スイッチ27a、図柄表示器32aを制御する図柄制御基板32、LEDやランプ類を制御するランプ制御基板300、電源基板80、賞球の払出しなどを制御する払出制御基板200、遊技中の効果音などを制御する音声制御基板79、入賞、リーチパターン、大当りの発生、大当り図柄などに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたコンピュータ(図示省略)へ送信するための遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中継基板53である。
【0039】
払出制御基板200には、主制御基板100から送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロプロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッサ210には、賞球および貸球の払出しなどを制御するサブCPU212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの制御を実行するための各種制御プログラムが記録されたROM214と、サブCPU212が各種制御プログラムを実行する際にROM214から読出された制御プログラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種データを一時的に格納するRAM216とが搭載されている。
また、払出制御基板200には、RAMクリアスイッチ10、電源基板80、発射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52および払出中継基板55が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15cには、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接続されている。
【0040】
遊技枠中継基板53には、下受け皿7が遊技球で満杯になったことを検出する下皿満杯検出スイッチ72、賞球切れを検出する賞球切れ検出スイッチ73およびセンサ中継基板54が電気的に接続されている。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継基板55と電気的に接続されている。払出中継基板55には、貸球切れを検出する貸球切れ検出スイッチ61、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が電気的に接続されている。
盤面中継基板51には、普通電動役物47を駆動する普通電動役物ソレノイド47a、普通図柄作動右ゲート25を通過した遊技球を検出する右ゲートスイッチ25a、普通図柄作動左ゲート26を通過した遊技球を検出する左ゲートスイッチ26a、大入賞口41に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ41a、右袖入賞口12に入賞した遊技球を検出する右袖入賞口スイッチ12a、左袖入賞口13に入賞した遊技球を検出する左袖入賞口スイッチ13a、右下入賞口45に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ45a、左下入賞口44に入賞した遊技球を検出する左下入賞口スイッチ44aおよび大入賞口中継基板50である。
【0041】
大入賞口中継基板50には、特定領域スイッチ41b、特定領域を変化させる部材を駆動する特定領域ソレノイド41cおよび開閉部材43を駆動する大入賞口ソレノイド43aが電気的に接続されている。電源基板80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装置などを備える遊技機外装置部分71と電気的に接続されている。電源基板80は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源70から電源の供給を受け、各基板および装置へ必要電源を供給する。
なお、工場出荷時や開店前に試射を行った後に電源を遮断すると、前記バックアップ処理が実行され、そのままの状態で開店すると、バックアップされていたデータに基づいて遊技が開始されてしまうなどの不具合が生じるため、電源基板80に設けられたRAMクリアスイッチ10をONしながら電源スイッチ18をONすることにより、RAM116およびRAM216にバックアップされているデータを消去することができるようになっている。
【0042】
[図柄制御基板32の電気的構成]
次に、図柄制御基板32の主な電気的構成について、それをブロックで示す図5を参照して説明する。
図柄制御基板32にはキャラクタROM32dが搭載されており、そのキャラクタROM32dには、図柄表示器32aが各種の画像を表示するための画像データが記録されている。各種の画像とは、特別図柄、普通図柄、大当り図柄、ハズレ図柄、リーチ予告画像、予告演出画像および疑似抽選結果画像などである。
図柄制御基板32に備えられたサブCPU32bは、主制御基板100のメインCPU112から送信されてきたコマンドを受信するとともに、その受信したコマンドの内容をROM32cに記録されたコンピュータプログラムに従って解析する。続いてサブCPU32bは、その解析結果をVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)32eへ送出し、VDP32eは、キャラクタROM32dから上記解析結果に対応した画像データを読出す。
【0043】
VDP32eは、キャラクタROM32dから読出した画像データを構成するドットの表示領域におけるアドレス、表示色などを上記解析結果に基づいて演算し、その演算結果を内蔵のパレットRAM32fに一時的に格納する。続いてVDP32eは、パレットRAM32fに格納されている演算結果に基づいてRGB信号を液晶アナログ基板32gへ送出する。続いて液晶アナログ基板32gは、取込んだRGB信号の色補正および輝度調整を行い、その信号を液晶インバータ基板32hへ送出する。液晶インバータ基板32hは、バックライト電源の役割を果たし、取込んだ信号を昇圧(たとえば、12Vから600V)し、図柄表示器32aへ送出する。そして図柄表示器32aは、取込んだ信号に対応する液晶ドットをスイッチングして表示する。これにより、各種の画像が表示される。
なお、この実施形態では、図柄表示器32aは、TFT(Thin Film Transistor)を画素駆動素子とするアクティブマトリックス方式の液晶表示装置である。
【0044】
[遊技内容の決定方法]
次に、遊技内容の決定方法について図6を参照して説明する。
図6(A)は大当り抽選カウンタの説明図であり、図6(B)は大当り図柄テーブルの説明図であり、図6(C)はハズレ図柄テーブルの説明図であり、図6(D)はリーチ抽選カウンタの説明図であり、図6(E)は連続予告抽選カウンタの説明図であり、図6(F)は連続予告回数抽選カウンタの説明図である。
【0045】
大当り抽選カウンタC1は、メインCPU112が大当り判定を行うために用いるカウンタであり、複数のカウント値、この実施形態では0〜299の計300のカウント値をカウントする。メインCPU112は遊技球が第1種始動口27を通過したときに大当り抽選カウンタC1のカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値が、予め設定されている大当り値と一致する場合は大当りと判定し、一致しない場合はハズレと判定する。
大当り抽選カウンタC1がカウントするカウント値のうち、所定の数値と同一のカウント値が大当り値に設定されている。大当り値は、遊技状態が確変に変化しているときと変化していないときとで設定されている数が異なる。ここで、確変とは、大当り判定において大当りと判定される確率が高い状態に変化している遊技状態のことをいう。また、確変以外の遊技状態を通常遊技という。
確変のときの大当り値の数は、通常遊技のときの大当り値の数よりも多く、この実施形態では、通常遊技のときの大当り値は「7」1つであり、確変のときの大当り値は「7」、「11」、「127」、「233」および「273」の5つである。つまり、確変のときに大当りの発生する確率は、通常遊技のときよりも5倍高く設定されている。
【0046】
大当り図柄テーブルT1は、メインCPU112が大当り図柄を決定するときに参照するテーブルであり、複数のカウント値(この実施形態では、0〜9の計10個のカウント値)と、複数の特別図柄の種類(この実施形態では、0〜9の数字を表現した計10種類の特別図柄)とを対応付けて構成される。複数のカウント値は、大当り図柄を決定するための大当り図柄抽選カウンタのカウント値0〜9と対応する。メインCPU112は、大当り判定において大当りと判定したことを条件として、大当り図柄抽選カウンタのカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値に対応する特別図柄の種類を大当り図柄テーブルT1を参照して決定する。
たとえば、取得したカウント値が「7」であった場合は、「777」を大当り図柄に決定する。
【0047】
ハズレ図柄テーブルT2は、メインCPU112がハズレ図柄を決定するときに参照するテーブルであり、複数のカウント値(この実施形態では、0〜9の計10個のカウント値)と、複数種類の特別図柄(この実施形態では、0〜9の数字を表現した計10種類の特別図柄)とを対応付けて構成される。複数のカウント値は、ハズレ図柄を決定するためのハズレ図柄抽選カウンタのカウント値0〜9と対応する。メインCPU112は、大当り判定においてハズレと判定したことを条件として、ハズレ図柄抽選カウンタのカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値に対応する特別図柄の種類をハズレ図柄テーブルT2を参照して決定する。
たとえば、取得したカウント値が「2」であった場合は、特別図柄「2」をハズレ図柄に決定する。ハズレ図柄の決定は、左図柄、中図柄および右図柄の計3図柄に対してそれぞれ行い、たとえば「232」などのハズレ図柄を決定する。
【0048】
リーチ抽選カウンタC2は、メインCPU112が大当り判定においてハズレと判定したことを条件として、リーチを行うか否かを決定するために用いるカウンタであり、複数のカウント値、この実施形態では0〜99の計100個のカウント値をカウントする。メインCPU112は、大当り判定においてハズレと判定したことを条件として、リーチ抽選カウンタC2のカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値が所定のカウント値、この実施形態では、「7」、「17」、「23」、「37」、「43」、「53」、「61」、「71」、「89」および「91」の計10個のカウント値のうちのいずれかであった場合にリーチを行うと決定する。
つまり、リーチを行うと決定される確率は、10/100である。また、取得したカウント値が「17」、「37」、「53」、「61」、「71」、「89」および「91」の計7個のカウント値のうちのいずれかであった場合は、大当りに対する期待度が低い(たとえば、大当りの発生する確率が30%)リーチ変動に決定され、そのリーチ変動に決定される確率は、7/100である。
また、取得したカウント値が「23」または「43」であった場合は、大当りに対する期待度が中程度(たとえば、大当りの発生する確率が50%)のリーチ変動に決定され、そのリーチ変動に決定される確率は、2/100である。
さらに、取得したカウント値が「7」であった場合は、大当りに対する期待度が高い(たとえば、大当りの発生する確率が80%)の特殊なリーチ変動(たとえば、スーパーリーチ)に決定され、そのリーチ変動に決定される確率は、1/100である。
【0049】
連続予告抽選カウンタC3は、メインCPU112が、連続予告判定を行うときに用いるカウンタである。連続予告判定とは、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を開始してから大当り図柄またはハズレ図柄を確定表示するまでを1回の変動表示とした場合に、大当り判定の結果が大当りであることに対する期待感を盛り上げる予告演出を1回の変動表示中に1回行うとして、その予告演出を大当り判定の結果が表示される以前の変動表示から複数回連続で行うか否かを決定するための判定処理のことである。
連続予告抽選カウンタC3は、複数のカウント値、この実施形態では0〜29の計30個のカウント値をカウントする。メインCPU112は、保留数Uが2以上存在するときに連続予告抽選カウンタC3のカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値が所定値と一致する場合に連続予告を行うと判定する。
保留数Uが2以上存在し、1番目の始動記憶以外の始動記憶に対応する格納領域のいずれかにおいて大当りフラグ「1」がONしている場合は、連続予告抽選カウンタC3から取得したカウント値が「3」〜「22」の範囲であるときに連続予告を行うと判定する。つまり、将来大当りが発生する場合は、20/30の高い確率で連続予告を行うと判定する。
【0050】
また、1番目の始動記憶以外の始動記憶に対応する格納領域のいずれにおいても大当りフラグ「1」がONしていない場合は、上記取得したカウント値が「3」、「7」および「15」のうちのいずれかであるときに連続予告を行うと判定する。つまり、将来大当りが発生しない場合は、3/30の低い確率で連続予告を行うと判定される。
上記のように、将来大当りが発生する場合は、高い確率で予告演出を連続して行うことにより、遊技者は、将来大当りが発生することに対して期待感を徐々に盛り上げることができる。また、将来大当りが発生しない場合は、予告演出を連続して行う確率を低くすることにより、予告演出が継続して行われたにもかかわらず大当りが発生しなかったというように、遊技者の大当り発生への期待が裏切られることがなるべく起きないようにすることができる。
【0051】
連続予告回数抽選カウンタC4は、メインCPU112が連続予告回数を決定するときに用いるカウンタである。連続予告回数抽選カウンタC4は、複数のカウント値、この実施形態では2〜8の計7個のカウント値をカウントする。
つまり、予告演出が連続であるためには予告演出を最低2回連続で行う必要があるとともに、保留数Uの最大値は8個であるため、連続予告回数抽選カウンタC4のカウント値の範囲は2〜8に設定されている。
2〜8の各カウント値は、連続予告回数の2回〜8回にそれぞれ対応する。たとえば、メインCPU112は、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値が「6」であった場合は、連続予告回数を6回に決定する。ただし、連続予告回数は、連続予告回数を決定する処理を行うときの保留数を超えない範囲で決定する。また、その決定した連続予告回数に対応する始動記憶の中に大当りフラグがONしている始動記憶が存在する場合は、その始動記憶の格納順位により示される数を連続予告回数に決定する(図15参照)。
【0052】
[データ格納領域]
次に、RAM116に備えられているデータ格納領域について図7を参照して説明する。図7は、データ格納領域に格納される各種データを示す説明図である。
データ格納領域116aには、現在および1番〜8番までの格納順位が設定されており、各格納順位に対応して始動記憶、大当りフラグ、確変フラグ、確定図柄、変動パターン、連続予告フラグおよび連続予告回数の各種データが格納される。始動記憶は、特別図柄の変動開始が保留されたことを示すデータであり、保留が発生する毎にフラグがONされる。また、保留数が「0」のときに遊技球が第1種始動口27に入賞すると、格納順位1番に対応する始動記憶に一旦フラグがONし、特別図柄の変動表示が開始されると、始動記憶のフラグはOFFされる。その特別図柄の変動中に遊技球が第1種始動口27に入賞すると、格納順位2番に対応する始動記憶にフラグがONする。
たとえば、今、特別図柄の変動表示が行われているとすると、その変動表示は、格納順位「現在」の始動記憶に基づいて行われており、その特別図柄の変動中に遊技球が第1種始動口27に入賞すると、入賞順に格納順位1番〜8番に対応する始動記憶にフラグがONする。
【0053】
大当りフラグは、メインCPU112の大当り判定の結果が大当りであったことを示すフラグである。メインCPU112は、遊技球が第1種始動口27に入賞したことを契機に大当り判定を行い、大当りと判定した場合は、その判定を行う契機となった始動記憶に対応する格納領域に大当りフラグをONする。図7に示す例では、格納順位6番の始動記憶に対応する格納領域の大当りフラグがONしている。
確変フラグは、メインCPU112の大当り判定の結果が確変大当りであったことを示すフラグである。確変大当りとは、大当り遊技(第1ラウンドから所定ラウンドまで行う遊技)が終了した後の遊技状態が所定期間確変になる権利が発生する大当りのことをいう。メインCPU112は、大当り判定において大当りと判定したことを条件として確変大当りか否かを判定し、確変大当りと判定した場合は、その判定を行う契機となった始動記憶に対応する格納領域に確変フラグをONする。図7に示す例では、格納順位6番の始動記憶に対応する格納領域の確変フラグがONしている。
【0054】
確定図柄とは、図柄表示器32aによって確定表示された特別図柄のことであり、確定図柄には、大当り判定の結果が大当りであった場合に確定表示される大当り図柄と、ハズレであった場合に確定表示されるハズレ図柄とがある。
図7に示す例では、格納順位3番の始動記憶に対応する格納領域には、確定図柄としてハズレ図柄「878」が格納されており、格納順位6番の始動記憶に対応する格納領域には、確定図柄として大当り図柄「777」が格納されている。
なお、図7では説明の便宜上、大当り図柄またはハズレ図柄を具体的な数字で表現しているが、実際に格納領域に格納される大当り図柄またはハズレ図柄の中身は、メインCPU112が図柄制御装置32のサブCPU32bに大当り図柄またはハズレ図柄を表示させるためのコマンドを構成するデータである。また、この実施形態では、「000」〜「999」の計10種類の大当り図柄が設定されており、そのうち「333」および「777」など、同一の奇数の特別図柄から構成された大当り図柄が確変大当りを示す大当り図柄(以下、確変図柄という)に設定されている。また、大当り図柄以外がハズレ図柄に設定されている。
【0055】
変動パターンは、特別図柄の変動パターンのことであり、特別図柄の変動開始から大当り図柄またはハズレ図柄が確定表示されるまでに要する時間(以下、変動時間という)、リーチの種類および背景画像の種類などによって複数種類の変動パターンが設定されている。
パチンコ機1は、実際には数百通りの変動パターンを表示可能であるが、説明を分かり易くするため、この実施形態では、変動パターンA〜DおよびSRの5種類が用意されているとする。変動パターンAは、リーチを伴わない変動パターンであり、変動パターンBは、リーチを伴うが変動時間の短い変動パターンである。変動パターンCは、変動パターンBよりもリーチを行っている時間が長く、かつ、変動パターンBよりも出現する確率の低い変動パターンである。変動パターンDは、変動パターンCよりもリーチを行っている時間が長く、かつ、変動パターンCのリーチよりもリーチの演出内容が凝っており、さらに変動パターンCよりも出現する確率の低い変動パターンである。変動パターンSRは、変動パターンDよりもリーチを行っている時間が長く、かつ、変動パターンDのリーチよりもリーチの演出内容が凝っており、さらに変動パターンDよりも出現する確率の低い変動パターンである。以下、リーチを伴う変動パターンをリーチ変動といい、リーチを伴わない変動パターンを通常変動という。
なお、図7では説明の便宜上、変動パターンを具体的な符号で表現しているが、実際に格納領域に格納される変動パターンは、メインCPU112が図柄表示器32aに変動パターンを指示するためのコマンドを構成するデータである。
【0056】
連続予告フラグは、連続予告判定の結果が、連続予告を行うという結果であったことを示すフラグであり、連続予告を行うことが決定されると連続予告フラグがONする。図7に示す例では、格納順位1番〜6番の始動記憶に対応する格納領域の連続予告フラグがそれぞれONしている。これは、「現在」の始動記憶に基づいて行われている現在の特別図柄の変動表示が終了すると、次の1番〜6番の始動記憶に基づいて行う計6回の変動表示においてそれぞれ予告演出が連続で行われることを意味する。
連続予告回数は、メインCPU112が決定した連続予告回数を示すものであり、図7に示す例では、格納順位1番の格納領域に連続予告回数「6」が格納されている。つまり、格納順位1番〜6番までに予告演出が6回連続で行われることを意味する。
【0057】
[予告演出の主な内容]
次に、予告演出の主な内容について図8ないし図11を参照して説明する。
図8(A)は特別図柄の変動開始前の状態を示す説明図であり、図8(B)は特別図柄が変動中の説明図であり、図8(C)は1回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図8(D)はハズレ図柄が確定表示された状態を示す説明図である。図9(E)は特別図柄が変動中の説明図であり、図9(F)は2回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図9(G)は疑似抽選結果画像が表示された状態を示す説明図であり、図9(H)は3回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。図10(I)は4回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(J)は5回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(K)は6回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(L)は大当り図柄が確定表示された状態を示す説明図である。
図11は、第1種始動口への入賞タイミングと、特別図柄の変動開始タイミングと、連続予告のタイミングとの時間的関係を示すタイムチャートである。
なお、ここでは図11に示すように、現在の特別図柄の変動表示中に6個の遊技球が第1種始動口27に入賞し、そのときの大当り判定の結果が大当りであり、かつ、連続予告回数が6回に決定されたものとする。また、保留数Uの最大値は8個であるとする。
【0058】
(1)図8(A)に示すように、図柄表示器32aの画面には、前回の大当り判定の結果がハズレであったことを示すハズレ図柄が確定表示されている。図8(A)に示す例では、左図柄G1として「1」が、中図柄G2として「2」が、右図柄G3として「3」がそれぞれ確定表示されている。また、ハズレ図柄の背景には、宇宙を表現した背景画像H1が表示されている。
【0059】
(2)そして、保留数の存在に基づいて図8(B)に示すように、左図柄列、中図柄列および右図柄列がそれぞれ上下方向に変動表示(スクロール)を開始する(図中の下向きの矢印は、図柄列が上下方向に変動していることを示す。図11の時間t4)。
【0060】
(3)ここで、連続予告を行うことが決定されている場合は、特別図柄の変動表示の開始から所定時間経過すると、図8(C)に示すように、1機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y1が背景画像H1の中に出現する。このように、1機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、連続予告を構成する2回の予告演出のうち、1回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、1回目の予告演出を見たことにより、大当り発生への期待感を盛り上げる。
【0061】
(4)そして、特別図柄の変動時間がタイムアップすると、図8(D)に示すように、左図柄G1、右図柄G3、中図柄G2の順に停止する。このとき、変動パターンとしてリーチを伴う変動パターンが選択されていた場合は、左図柄G1および右図柄G3が確定表示されてから、中図柄列を超低速で変動させ、中図柄G2が左図柄G1および右図柄G3と同じ特別図柄に確定表示されるか否か、遊技者をやきもきさせるようなリーチ特有の演出が行われる。そして、図8(D)に示すように、大当り判定の結果を示す特別図柄が確定表示される。図8(D)に示す例では、ハズレ図柄「753」が確定表示されている。
【0062】
(5)そして、図9(E)に示すように、2回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t5)、その開始から所定時間経過すると、図9(F)に示すように、2機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y2,Y2が背景画像H1の中に出現する。このように、2機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、連続予告を構成する2回の予告演出のうち、2回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、2回目の予告演出を見たことにより、つまり予告演出を連続して見たことにより、大当り発生への期待感をより一層盛り上げる。
【0063】
(6)そして、2機の空飛ぶ円盤が出現してから特別図柄の変動時間がタイムアップすると、図9(G)に示すように、ハズレ図柄が確定表示され、「連続予告継続決定!!」という疑似抽選結果画像M1と、「次は大当りかも・・」というメッセージ画像M2とが表示される(図11の時間t6)。このように、疑似抽選結果画像M1を表示することにより、遊技者は、前回の連続予告に継続して連続予告が行われることを知ることができる。また、遊技者は、前回の2回の予告演出により盛り上がった大当り発生への期待感をより一層盛り上げる。
なお、この実施形態では、前回の連続予告に継続して連続予告を行うか否かの抽選は行わない。このため、疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2は、あたかも実際に抽選を行った結果を示すものであるように見せるための演出を行うための画像である。
【0064】
2回目の予告演出の内容は、後述する変動パターン決定処理において予告2回目の変動パターンを選択するときに決定される。予告2回目の変動パターンには、特別図柄の変動パターンおよび2回目の予告演出の内容が含まれており、いくつかの変動パターンには、疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2の表示を含むもの、および疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2のいずれかを含むものが含まれる。
したがって、選択された変動パターンによって、疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2の両方または片方が表示されることになる。なお、図9(G)に示す例では、ハズレ図柄「862」が確定表示されている。
【0065】
(7)そして、図9(H)に示すように、通算3回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t7)、その開始から所定時間経過すると、3機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y3が出現する。このように、3機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、通算3回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、通算3回目の予告演出を続して見たことにより、大当り発生への期待感をさらに盛り上げる。
【0066】
(8)そして、図10(I)に示すように、通算4回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t8)、その開始から所定時間経過すると、4機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y4が出現する。このように、4機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、通算4回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、通算4回目の予告演出を続して見たことにより、大当り発生への期待感をさらに盛り上げる。
【0067】
(9)そして、図10(J)に示すように、通算5回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t10)、その開始から所定時間経過すると、5機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y5が出現する。このように、5機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、通算5回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、通算5回目の予告演出を続して見たことにより、大当り発生への期待感をさらに盛り上げる。
【0068】
(10)そして、図10(K)に示すように、通算6回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t11)、その開始から所定時間経過すると、6機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y6が出現する。このように、6機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、通算6回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、通算6回目の予告演出を続して見たことにより、大当り発生への期待感をさらに盛り上げる。
【0069】
(11)そして、所定時間経過すると、リーチなどの変動を経て、図10(L)に示すように、大当り図柄が確定表示される(図11の時間t12)。図示の例では大当り図柄「777」が確定表示されている。そして所定時間経過すると、開閉部材43(図2)が開放され、大入賞口41が開口し、第1ラウンドが開始される。そして、たとえば15ラウンドが終了すると大当り遊技が終了する。
【0070】
[遊技の主な流れ]
次に、遊技の主な流れについて図12ないし図20を参照して説明する。
図12はメインCPU112が実行する始動口処理の流れを示すフローチャートである。図13はメインCPU112が実行する図柄処理の流れを示すフローチャートである。図14はメインCPU112が図柄処理のステップ(以下、Sと略す)44にて実行する連続予告抽選処理の流れを示すフローチャートである。図15はメインCPU112が図柄処理のS66にて実行する連続予告回数抽選処理の流れを示すフローチャートである。図16はメインCPU112が図柄処理のS78にて実行する変動パターン決定処理の流れを示すフローチャートである。図17は図16の続きを示すフローチャートであり、図18は図16の続きを示すフローチャートであり、図19は図16の続きを示すフローチャートである。図20は、図柄制御基板32のサブCPU32bが実行する図柄表示処理の流れを示すフローチャートである。
【0071】
(始動口処理)
メインCPU112は、第1種始動口スイッチ27aがONしたか否かを判定することにより、遊技球が第1種始動口27に入賞したか否かを判定し(図12のS10)、入賞したと判定した場合は(S10:Yes)、保留数Uが上限の8個以上であるか否かを判定する(S12)。ここで、上限の8個以上ではないと判定した場合は(S12:No)、始動記憶のフラグをONすることにより保留数Uに「1」を加算し(S14)、このとき大当り抽選カウンタC1(図6(A))がカウントしたカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(S16)。
続いてメインCPU112は、このとき大当り図柄抽選カウンタがカウントしたカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(S18)。続いてメインCPU112は、このときリーチ抽選カウンタC2(図6(D))がカウントしたカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(S20)。
【0072】
続いてメインCPU112は、データ格納領域116a(図7)を参照し、現在確変フラグ「1」がセットされているか否かを判定することにより、遊技状態が確変中であるか否かを判定し(S22)、確変中であると判定した場合は(S22:Yes)、高確率用判定データとして前述の5つの大当り値「7」、「11」、「127」、「233」および「273」をセットする(S24)。また、確変中ではないと判定した場合は(S22:No)、低確率用判定データとして大当り値「7」1つをセットする(S26)。
続いてメインCPU112は、S16においてRAM116に一時的に格納したカウント値と、S24またはS26においてセットした大当り値とを比較し、カウント値と一致する大当り値が存在するか否かを判定することにより、大当りかハズレかを判定する(S28)。ここで、大当りと判定した場合は(S28:Yes)、大当りフラグをONし(S30)、ハズレと判定した場合は(S28:No)、大当りフラグをOFFする(S29)。
【0073】
続いてメインCPU112は、確変大当りであるか否かを判定する(S32)。たとえば、S18において大当り図柄抽選カウンタから取得してRAM116に一時的に格納したカウント値が、1、3、5、7および9の奇数、つまり奇数の大当り図柄に決定されるカウント値であった場合には、確変大当りであると判定し(S32:Yes)、0、2、4、6および8の偶数、つまり偶数の大当り図柄に決定されるカウント値であった場合には、確変大当りではないと判定する(S32:No)。ここで、メインCPU112は、確変大当りであると判定した場合は(S32:Yes)、確変フラグをONし(S34)、確変大当りではないと判定した場合は(S32:No)、確変フラグをOFFする(S33)。
なお、メインCPU112が上記始動口処理を実行するためのコンピュータプログラムはROM114に記録されており、メインCPU112は、そのコンピュータプログラムに従って上記始動口処理を実行する。
【0074】
(図柄処理)
メインCPU112は、図柄表示器32aが特別図柄を変動中であるか否かを判定する(図13のS40)。この判定は、図柄制御基板32に対して特別図柄の変動開始を指示するコマンド(以下、変動開始コマンドという)を送信した後、特別図柄の変動停止を指示するコマンド(以下、変動停止コマンドという)を送信していない場合は、変動中であると判定し(S40:Yes)、変動開始コマンドを送信していない場合は変動中ではないと判定する(S40:No)。ここで、メインCPU112は、変動中ではないと判定した場合は(S40:No)、保留数Uが「1」以上であるか否か、つまり特別図柄の変動開始が保留されているか否かを判定し(S42)、保留されていると判定した場合は(S42:Yes)、連続予告抽選処理を実行する(S44)。
【0075】
(連続予告抽選処理)
メインCPU112は、前述の始動口処理のS10において第1種始動口スイッチ27aがONしたと判定されたことにより、新たに発生した始動記憶に対応する格納領域の連続予告フラグがONしているか否かを判定し(図14のS46)、ONしていないと判定した場合は(S46:No)、保留数Uが「2」以上であるか否かを判定する(S48)。つまり、1回の変動表示に付き1回行う予告演出を連続で実行するためには、特別図柄の変動表示を少なくとも2回行う必要があるため、保留数Uが「2」以上であるか否かを判定する。
ここで、メインCPU112は、保留数Uが「2」以上であると判定した場合は(S48:Yes)、始動記憶1に対応する格納領域の大当りフラグがONしているか否かを判定する(S50)。つまり、始動記憶1に対応する格納領域の大当りフラグがONしている場合は、1回目の変動表示が停止したときに大当り図柄を確定表示するため、大当りの予告を1回目および2回目の変動表示において連続して行う意味がないので、そのような判定を行う。
【0076】
ここで、メインCPU112は、始動記憶1に対応する格納領域の大当りフラグはONしていないと判定した場合は(S50:No)、大当りフラグがONしている格納領域に対応する始動記憶があるか否かを判定する(S52)。ここで、メインCPU112は、そのような始動記憶があると判定した場合は(S52:Yes)、大当り判定用データとして所定値、たとえば前述の「3」〜「22」をセットする(S54)。また、メインCPU112は、大当りフラグがONしている格納領域に対応する始動記憶がないと判定した場合は(S52:No)、ハズレ判定用データとして所定値、たとえば前述の「3」、「7」および「15」をセットする(S56)。
続いてメインCPU112は、このとき連続予告抽選カウンタC3(図6(E))がカウントしたカウント値を1つ取得し(S58)、連続予告を実行するか否かを判定する(S60)。この判定は、S58において取得したカウント値と一致する数値が、S54またはS56においてセットした数値の中に存在する場合は、連続予告を実行すると判定し(S60:Yes)、連続予告フラグをONし(S62)、次の連続予告回数抽選処理へ進む。また、存在しない場合は、連続予告を実行しないと判定し(S60:No)、連続予告フラグをOFFし(S64)、次の連続予告回数抽選処理へ進む。
【0077】
(連続予告回数抽選処理)
メインCPU112は、この連続予告回数抽選処理を実行することにより、連続予告回数が決定されたことを示す回数決定フラグがONしているか否かを判定する(図15のS68)。続いてメインCPU112は、連続予告回数抽選カウンタC4(図6(F))がカウントしたカウント値A1を1つ取得し(S70)、その取得したカウント値A1が保留数U以下であるか否かを判定する(S72)。
つまり、特別図柄の変動表示は保留数Uの範囲内で行うものであり、連続予告演出は特別図柄の変動表示中に行うものであるため、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値A1が保留数U以下であるか否かを判定する。
たとえば、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値が「7」であり、保留数Uが「8」であった場合は、カウント値A1は保留数U以下であると判定する(S72:Yes)。
【0078】
ここで、カウント値A1が保留数U以下であると判定した場合は(S72:Yes)、データ格納領域116a(図7)を参照し、格納順位1番〜A1番までの格納領域において大当りフラグがONしているか否かを判定する(S74)。
たとえば、図7に示すように、格納順位6番(A1番)の格納領域において大当りフラグがONしている場合は、格納順位1番〜A1番までの格納領域において大当りフラグがONしていると判定する(S74:Yes)。
ここで、大当りフラグがONしていると判定した場合は(S74:Yes)、その大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1を連続予告回数Nに設定し(S76)、回数決定フラグをONし(S84)、図柄処理に戻る。
つまり、連続予告演出は、大当りの発生を予告する目的で行うものであるため、大当り図柄が確定表示される特別図柄の変動表示の期間が、連続予告演出の最後の期間になるように設定する。
たとえば、図7に示すように、格納順位6番の格納領域において大当りフラグがONしている場合は、連続予告回数6が設定される。
【0079】
また、メインCPU112は、格納順位1番〜A1番までの格納領域において大当りフラグがONしていないと判定した場合は(S74:No)、S70において連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値A1を連続予告回数Nに設定し(S78)、回数決定フラグをONし(S84)、図柄処理に戻る。たとえば、前述の例では、カウント値「7」を取得しているから、連続予告回数7が設定される。
また、メインCPU112は、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値A1が保留数U以下ではない、つまり保留数Uを超えていると判定した場合は(S72:No)、格納順位1番〜U番までの格納領域において大当りフラグがONしているか否かを判定する(S80)。
つまり、特別図柄の変動表示は保留数Uの範囲内で行うものであり、連続予告演出は特別図柄の変動表示中に行うものであるため、カウント値A1が保留数Uを超えている場合は、その保留数Uの範囲内で大当りフラグがONしているか否かを判定する。
【0080】
ここで、大当りフラグがONしていると判定した場合は(S80:Yes)、その大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1を連続予告回数Nに設定し(S76)、回数決定フラグをONし(S84)、図柄処理に戻る。
つまり、連続予告演出は、大当りの発生を予告する目的で行うものであるため、大当り図柄が確定表示される特別図柄の変動表示の期間が、連続予告演出の最後の期間になるように設定する。
また、メインCPU112は、格納順位1番〜U番までの格納領域において大当りフラグがONしていないと判定した場合は(S80:No)、保留数Uを連続予告回数Nに設定し(S82)、回数決定フラグをONし(S84)、図柄処理に戻る。
【0081】
(変動パターン決定処理)
メインCPU112は、パターン決定フラグがONしているか否かを判定する(図16のS89)。ここで、パターン決定フラグとは、後述する処理においてハズレ図柄および変動パターン、あるいは大当り図柄および変動パターンが決定されていることを示すフラグである。続いてメインCPU112は、前述の始動口処理(図12)のS10において第1種始動口スイッチ27aがONしたと判定されたことにより、新たに発生した始動記憶に対応する格納領域の連続予告フラグがONしているか否かを判定し(S90)、ONしていると判定した場合は(S90:Yes)、格納順位R1の始動記憶に対応する格納領域の大当りフラグがONしているか否かを判定する(S92)。
【0082】
「連続予告2回目で大当りの場合」
ここで、ONしていると判定した場合は(S92:Yes)、連続予告回数Nが2回であるか否かを判定し(S94)、2回であると判定した場合は(S94:Yes)、ハズレ図柄を決定し、ハズレの場合における1回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告1回目ハズレ用変動パターンという)を決定し、その決定したハズレ図柄および予告1回目ハズレ用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S96)。
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における2回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告2回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告2回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S98)。
【0083】
ハズレ図柄の決定は、ハズレ図柄抽選カウンタおよびハズレ図柄テーブルT2(図6(C))を用いて決定する。また、予告1回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告1回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告1回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
予告1回目ハズレ用変動パターンは、たとえば前述した図8(A)〜図8(D)に示す変動パターンである。
【0084】
大当り図柄の決定は、前述の始動口処理(図12)のS18において大当り図柄抽選カウンタから取得してRAM116に一時的に格納したカウント値に対応する大当り図柄を大当り図柄テーブルT1(図6(B))から読出して決定する。また、予告2回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告2回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告2回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0085】
「連続予告3回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが2回ではないと判定した場合は(S94:No)、連続予告回数Nが3回であるか否かを判定する(S100)。ここで、3回であると判定した場合は(S100:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターンと、その予告1回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する1回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における2回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告2回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告2回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する2回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S102)。
予告2回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告2回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告2回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0086】
予告2回目ハズレ用変動パターンは、たとえば前述した図9(E)〜図9(G)に示す変動パターンである。
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における3回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告3回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告3回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S104)。
予告3回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告3回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告3回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0087】
「連続予告4回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが3回ではないと判定した場合は(S100:No)、連続予告回数Nが4回であるか否かを判定する(S106)。ここで、4回であると判定した場合は(S106:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターンと、1回目のハズレ図柄と、予告2回目ハズレ用変動パターンと、ハズレの場合における3回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告3回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告3回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する3回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S108)。
予告3回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告3回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告3回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0088】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における4回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告4回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告4回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S110)。
予告4回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告4回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告4回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0089】
「連続予告5回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが4回ではないと判定した場合は(S106:No)、連続予告回数Nが5回であるか否かを判定する(S112)。ここで、5回であると判定した場合は(S112:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターン〜予告3回目ハズレ用変動パターンと、1回目〜3回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における4回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告4回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告4回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する4回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S114)。
予告4回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告4回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告4回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0090】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における5回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告5回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告5回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S116)。
予告5回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告5回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告5回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0091】
「連続予告6回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが5回ではないと判定した場合は(S112:No)、連続予告回数Nが6回であるか否かを判定する(図17のS118)。ここで、6回であると判定した場合は(S118:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターン〜予告4回目ハズレ用変動パターンと、1回目〜4回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における5回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告5回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告5回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する5回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S120)。
予告5回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告5回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告5回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0092】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における6回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告6回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告6回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S122)。
予告6回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告6回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告6回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0093】
「連続予告7回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが6回ではないと判定した場合は(S118:No)、連続予告回数Nが7回であるか否かを判定する(S124)。ここで、7回であると判定した場合は(S124:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターン〜予告5回目ハズレ用変動パターンと、1回目〜5回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における6回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告6回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告6回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する6回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S126)。
予告6回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告6回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告6回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0094】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における7回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告7回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告7回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S128)。
予告7回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告7回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告7回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0095】
「連続予告8回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが7回ではないと判定した場合は(S124:No)、連続予告回数Nが8回であるか否かを判定する(S130)。ここで、8回であると判定した場合は(S130:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターン〜予告6回目ハズレ用変動パターンと、1回目〜6回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における7回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告7回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告7回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する7回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S132)。
予告7回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告7回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告7回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0096】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における8回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告8回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告8回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S134)。
予告8回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告8回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告8回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0097】
「連続予告2回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、格納順位R1の始動記憶に対応する格納領域の大当りフラグがONしていないと判定した場合は(S92:No)、連続予告回数Nが2回であるか否かを判定する(図18のS136)。ここで、2回であると判定した場合は(S136:Yes)、前述のS102と同じ手法により、予告1回目ハズレ図柄、予告2回目ハズレ図柄、予告1回目ハズレ用変動パターンおよび予告2回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S138)。
【0098】
「連続予告3回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが2回ではないと判定した場合は(S136:No)、連続予告回数Nが3回であるか否かを判定する(S140)。ここで、3回であると判定した場合は(S140:Yes)、前述のS108と同じ手法により、予告1回目〜3回目用ハズレ図柄および予告1回目〜3回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S142)。
【0099】
「連続予告4回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが3回ではないと判定した場合は(S140:No)、連続予告回数Nが4回であるか否かを判定する(S144)。ここで、4回であると判定した場合は(S144:Yes)、前述のS114と同じ手法により、予告1回目〜4回目用ハズレ図柄および予告1回目〜4回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S146)。
【0100】
「連続予告5回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが4回ではないと判定した場合は(S144:No)、連続予告回数Nが5回であるか否かを判定する(S148)。ここで、5回であると判定した場合は(S148:Yes)、前述のS120と同じ手法により、予告1回目〜5回目用ハズレ図柄および予告1回目〜5回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S150)。
【0101】
「連続予告6回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが5回ではないと判定した場合は(S148:No)、連続予告回数Nが6回であるか否かを判定する(S152)。ここで、6回であると判定した場合は(S152:Yes)、前述のS126と同じ手法により、予告1回目〜6回目用ハズレ図柄および予告1回目〜6回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S150)。
【0102】
「連続予告7回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが6回ではないと判定した場合は(S152:No)、連続予告回数Nが7回であるか否かを判定する(S156)。ここで、7回であると判定した場合は(S156:Yes)、前述のS132と同じ手法により、予告1回目〜7回目用ハズレ図柄および予告1回目〜7回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S158)。
【0103】
「連続予告8回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが7回ではないと判定した場合は(S156:No)、連続予告回数Nが8回であるか否かを判定する(S160)。ここで、8回であると判定した場合は(S160:Yes)、予告1回目〜8回目用ハズレ図柄および予告1回目〜8回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S162)。
予告8回目用ハズレ図柄の決定は、ハズレ図柄抽選カウンタおよびハズレ図柄テーブルT2(図6(C))を用いて決定する。また、予告8回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告8回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告8回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0104】
また、メインCPU112は、連続予告フラグがONしていないと判定した場合は(図16のS90:No)、このとき変動パターン決定カウンタがカウントしたカウント値を取得し、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(図19のS164)。変動パターン決定カウンタは、複数のカウント値、たとえば0〜99の計100個のカウント値をカウントする。
続いてメインCPU112は、前述の始動口処理(図12)のS30を実行することにより、大当りフラグがONしているか否かを判定し(S166)、ONしていると判定した場合は(S166:Yes)、大当り図柄と、変動開始から大当り図柄を確定表示するまでに至る変動パターン(以下、大当り変動パターンという)とを決定し、その決定した大当り図柄および大当り変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S168)。大当り図柄は、大当り図柄抽選カウンタおよび大当り図柄テーブルT1(図6(B))を用いて決定し、大当り変動パターンは大当り変動パターン決定テーブルを用いて決定する。大当り変動パターン決定テーブルは、変動パターン決定カウンタのカウント値と、複数の大当り変動パターンとを対応付けて構成されており、S164にてRAM116に一時的に格納したカウント値と対応する大当り変動パターンを大当り変動パターン決定テーブルから読出す。
【0105】
また、メインCPU112は、大当りフラグがONしていないと判定した場合は(S166:No)、前述の始動口処理(図12)のS20にてRAM116に一時的に格納したリーチ抽選カウンタから取得したカウント値を読出し、その読出したカウント値に基づいてリーチを行うか否かを決定する(S170)。たとえば、上記読出したカウント値が「7」、「17」、「23」、「37」、「43」、「53」、「61」、「71」、「89」および「91」の計10個のカウント値のうち、いずれかであった場合はリーチを行うと決定し(S170:Yes)、いずれでもなかった場合はリーチを行うと決定しない(S170:No)。
ここで、メインCPU112は、リーチを行うと決定した場合は(S170:Yes)、ハズレリーチ図柄およびハズレリーチ変動パターンを決定し、その決定したハズレリーチ図柄およびハズレリーチ変動パターンをRAM116に一時的に格納する(S172)。
【0106】
ハズレリーチ変動とは、特別図柄の変動表示の開始から途中でリーチの態様を表示し、最後にハズレ図柄を確定表示するに至る変動パターンであり、ハズレリーチ図柄とは、ハズレリーチ変動が終了したときに確定表示するハズレ図柄である。ハズレリーチ図柄は、リーチを経由しないで変動が終了したときに確定表示される通常のハズレ図柄とは異なるデザインで構成されており、ハズレリーチ図柄を決定するためのハズレリーチ図柄抽選カウンタと、ハズレリーチ図柄テーブルとを用いて決定する。ハズレリーチ図柄抽選カウンタは、複数のカウント値、たとえば0〜9の計10個のカウント値をカウントする。ハズレリーチ図柄テーブルは、ハズレリーチ図柄抽選カウンタのカウント値と、複数のハズレリーチ図柄とを対応付けて構成される。そして、ハズレリーチ図柄抽選カウンタから取得したカウント値に対応するハズレリーチ図柄をハズレリーチ図柄決定テーブルから読出す。
【0107】
また、ハズレリーチ変動パターンは、ハズレリーチ変動パターン決定テーブルを用いて決定する。ハズレリーチ変動パターン決定テーブルは、変動パターン決定カウンタの複数のカウント値と、複数のハズレリーチ変動パターンとを対応付けて構成されており、S164にてRAM116に一時的に格納したカウント値と対応するハズレリーチ変動パターンをハズレリーチ変動パターン決定テーブルから読出す。
また、メインCPU112は、リーチを行わないと判定した場合は(S170:No)、ハズレ図柄およびハズレ変動パターンを決定し、その決定したハズレ図柄およびハズレ変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S174)。ハズレ図柄は、前述したハズレ図柄抽選カウンタおよびハズレ図柄テーブルT2(図6(C))を用いて決定する。ハズレ変動パターンは、ハズレ変動パターン決定テーブルを用いて決定する。ハズレ変動パターン決定テーブルは、変動パターン決定カウンタの複数のカウント値と、複数のハズレ変動パターンとを対応付けて構成されており、S164にてRAM116に一時的に格納したカウント値と対応するハズレ変動パターンをハズレ変動パターンテーブルから読出す。
また、メインCPU112は、S98、S104、S110、S116、S122、S128、S134、S138、S142、S146、S150、S154、S158、S162、S168、S172およびS174のいずれかを実行すると、パターン決定フラグをONする(図16のS117)。
なお、予告2回目〜7回目用ハズレ変動パターンおよび予告2回目〜7回目用大当り変動パターンの各変動パターンの中には、疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2の両方を表示する変動パターン、または一方を表示する変動パターンが含まれている。
【0108】
メインCPU112は、上述したように連続予告抽選処理、連続予告回数抽選処理および変動パターン決定処理を実行すると、始動記憶「現在」および1番〜8番に対応する格納領域に格納されている各データを始動記憶の順位の古い方へ1つずつ移動させる(図13のS176)。たとえば、始動記憶1番の各格納領域に格納されている各データを始動記憶「現在」に対応する格納領域へそれぞれ移動させる。これにより、始動記憶「現在」に対応する各格納領域に格納されている各データに基づいて特別図柄の変動表示を制御する準備が整ったことになる。
続いてメインCPU112は、保留数Uから「1」を減算し(S178)、格納順位「現在」に対応する格納領域に連続予告フラグがONしているか否かを判定する(S180)。ここで、ONしていると判定した場合は(S180:Yes)、連続予告回数Nから「1」を減算する(S182)。
【0109】
続いてメインCPU112は、変動開始コマンドを図柄制御基板32へ送信する(S184)。その変動開始コマンドには、始動記憶「現在」に対応する各格納領域に格納されている各データが含まれている。続いてメインCPU112は、始動記憶「現在」に対応する格納領域に格納されている変動パターンにより示される変動時間の計測を開始する(S186)。たとえば、変動時間を計測するタイマをセットする。
そして、メインCPU112は、次の割込処理において図柄処理を実行するタイミングになると、前回実行した図柄処理のS184にて変動開始コマンドを送信しているため、特別図柄は変動中であると判定し(S40:Yes)、S186にて計測を開始した時間が所定時間を経過したか否かを判定し(S188)、経過したと判定した場合は(S188:Yes)、特別図柄の変動停止を指示する変動停止コマンドを図柄制御基板32へ送信する(S190)。
【0110】
続いてメインCPU112は、連続予告回数Nが「0」であるか否かを判定し(S192)、「0」であると判定した場合は(S192:Yes)、連続予告フラグ、パターン決定フラグおよび回数決定フラグをそれぞれOFFする(S194)。
なお、メインCPU112が上記図柄処理を実行するためのコンピュータプログラムはROM114に記録されており、メインCPU112は、そのコンピュータに従って上記図柄処理を実行する。
【0111】
(図柄表示処理)
図柄制御基板32のサブCPU32bは、メインCPU112から送信されてきたコマンドを受信し、その受信したコマンドを解析する(図20のS200)。続いてサブCPU32bは、S200にて受信したコマンドが変動開始コマンドであるか否かを判定し(S202)、変動開始コマンドであると判定した場合は(S202:Yes)、その変動開始コマンドにより示されている変動パターンを実行するためのコンピュータプログラムをROM32cから読出し、その読出したコンピュータプログラムに従って図柄表示器32aの画面にて特別図柄の変動表示を開始する(S204)。
そして、サブCPU32bは、S200にて受信したコマンドが変動開始コマンドではないと判定した場合は(S202:No)、S200にて受信したコマンドは変動停止コマンドであるか否かを判定し(S206)、変動停止コマンドであると判定した場合は(S206:Yes)、特別図柄の変動表示を停止し、確定図柄を表示する(S208)。
なお、サブCPU32bが上記図柄表示処理を実行するためのコンピュータプログラムはROM32cに記録されており、サブCPU32bは、そのコンピュータに従って上記図柄表示処理を実行する。
【0112】
[第1実施形態の効果]
(1)以上のように第1実施形態のパチンコ機1を使用すれば、連続予告回数を複数種類の回数の中から選択して決定するため、従来のように回数が一定のパチンコ機よりも遊技が単調になり難い。
しかも、図柄表示器32aが、次に行う予告演出が、あたかも今回の予告演出に継続して行われるものであることを報知する疑似抽選結果画像M1を表示するため、そのような報知を行うことにより、遊技者を非常に得をした気分にさせることができる。また、そのような報知を行うことにより、遊技者の大当り発生への期待感をより一層高めさせることができる。さらに、連続予告と連続予告との間で疑似抽選結果画像M1を表示するパターンを繰り返すことにより、連続予告が何度も追加されたような感じを遊技者に与えることができるため、大当り発生に対する期待感をより一層強く高めて行くことができる。
【0113】
(2)また、連続予告回数Nを抽選により決定した場合に、その決定された連続予告回数A1よりも保留数Uが少ない場合は、保留数Uを連続予告回数Nに設定し、保留数Uが総て消化されるまで連続予告演出を行うことができる。
したがって、抽選により決定された連続予告回数A1よりも保留数Uが少ないがために連続予告演出が行われない場合をなくすことができる。
また、保留数Uを最大限利用して連続予告演出を行うことができるため、大当り発生に対する遊技者の期待を高める効果を最大限発揮することができる。
【0114】
(3)さらに、大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1により示される保留数(R1)が、抽選により決定された連続予告回数A1より少ない場合は、その保留数(R1)を連続予告回数Nに設定し、その保留数(R1)が総て消化されるまで連続予告演出を行うことができる。
したがって、大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1により示される保留数(R1)が、抽選により決定された連続予告回数A1より少ないがために連続予告演出が行われない場合をなくすことができる。
また、大当りが発生するまでの期間を最大限利用して連続予告演出を行うことができるため、大当り発生に対する遊技者の期待を高める効果を最大限発揮することができる。
【0115】
(4)保留数Uの範囲内で連続予告回数Nを決定することができるため、抽選により決定された連続予告回数が保留数Uを超えてしまい、連続予告演出が行われなくなるというおそれがない。
しかも、保留数Uの範囲内で連続予告回数を決定することにより、保留数Uを最大限活かすことができる。
(5)連続予告演出の対象が、遊技者が最も強く期待する大当りの発生であるため、連続予告回数を複数種類の回数の中から抽選により選択して決定し、回数が少ない場合や多い場合などを発生させることにより、遊技者の期待感の度合いを変化させることができるため、変化に富んだ面白い遊技を楽しむことができる。
【0116】
<第2実施形態>
次に、この発明の第2実施形態について図21を参照して説明する。
図21は、この実施形態のパチンコ機に備えられたメインCPU112が実行する連続予告回数抽選処理2の流れを示すフローチャートである。
この実施形態のパチンコ機は、格納順位1番から抽選により決定した連続予告回数に対応する格納順位までの間に、大当りフラグがONしている始動記憶が存在する場合は、その大当りの特別図柄の変動表示を行う時期を最後の連続予告演出を行う時期に変更することができることを特徴とする。
なお、前述の第1実施形態と同一の構成および機能については、説明を簡略化または省略し、同一の符号を用いるものとする。
【0117】
メインCPU112は、前述の第1実施形態の連続予告回数抽選処理(図15)と同様にS68〜S76を実行すると、大当りフラグがONしている格納順位R1に対応する各格納領域に格納されているデータと、格納順位A1に対応する各格納領域に格納されているデータとを相互に入れ替える(S77)。
これにより、現在行われている特別図柄の変動表示からR1番目に行われる予定であった大当りの変動表示をA1番目に変更することができるため、最後の連続予告演出が行われるタイミングと、大当りの変動表示が行われるタイミングとを一致させることができる。
たとえば、保留数Uが8であり、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値A1が6であり、大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位が3番目であった場合は、格納順位3番目の始動記憶の各格納領域に格納されているデータと、格納順位6番目の始動記憶の各格納領域に格納されているデータとを相互に入れ替える。これにより、現在行われている特別図柄の変動表示から3番目に行われる予定であった大当りの変動表示を6番目に変更することができるため、最後の連続予告演出が行われるタイミングと、大当りの変動表示が行われるタイミングとを一致させることができる。
なお、メインCPU112は、前述の連続予告回数抽選処理と同様にS78〜S84を実行する。
【0118】
[第2実施形態の効果]
(1)以上のように第2実施形態のパチンコ機1を使用すれば、大当りの判定結果が出ている場合は、連続予告演出の最後の予告演出を行うタイミングと、大当りの判定結果に対応する特別図柄の変動表示を行うタイミングとを一致させることができる。
したがって、予告演出が複数回連続して行われると実際に大当りが発生する場合があるという事実を作り出すことができるので、連続予告演出の効果をより一層高めることができる。
(2)また、この実施形態のパチンコ機1は、前述の連続予告回数抽選処理2の一部を除いて第1実施形態のパチンコ機1と同一の構成および機能を備えるため、第1実施形態の効果の欄に記載した(1)、(2)、(4)および(5)の効果を奏することができる。
なお、上記第2実施形態のパチンコ機1が、この発明の請求項9に係る遊技機に対応する。
【0119】
<第3実施形態>
次に、この発明の第3実施形態について図22および図23を参照して説明する。
図22(A)は、連続予告1回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(B)は、連続予告2回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(C)は、連続予告3回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(D)は、連続予告4回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。図23(E)は、連続予告5回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(F)は、連続予告6回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(G)は、連続予告7回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(H)は、連続予告8回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。
この実施形態のパチンコ機は、連続予告の各回毎に異なる予告演出画像を表示することを特徴とする。
なお、前述の第1実施形態と同一の構成および機能については、説明を簡略化または省略し、同一の符号を用いるものとする。
【0120】
連続予告1回目では、図22(A)に示すように海中を表現した背景画像H1が表示されており、画面の上部右端から予告演出画像Y7が出現する。この実施形態では、予告演出画像Y7は3匹の魚を表現した画像であり、その3匹の魚は、画面の左方向へ泳いで行く。
そして、連続予告2回目では、図22(B)に示すように、1回目と同じ予告演出画像Y7が画面の上部左端から出現し、その3匹の魚は、画面の右方向へ泳いで行く。
連続予告3回目では、図22(C)に示すように、連続予告1回目に出現した予告演出画像Y7により表現される魚よりも大きい3匹の魚を表現した予告演出画像Y8が、画面の上部右端から出現し、その3匹の魚は、画面の左方向へ泳いで行く。
そして、連続予告4回目では、図22(D)に示すように、連続予告3回目と同じ予告演出画像Y8が画面の上部左端から出現し、その3匹の魚は、画面の右方向へ泳いで行く。
【0121】
連続予告5回目では、図23(E)に示すように、連続予告4回目に出現した予告演出画像Y8により表現される魚よりも大きい3匹の魚を表現した予告演出画像Y9が、画面の上部右端から出現し、その3匹の魚は、画面の左方向へ泳いで行く。
そして、連続予告6回目では、図23(F)に示すように、連続予告5回目と同じ予告演出画像Y9が画面の上部左端から出現し、その3匹の魚は、画面の右方向へ泳いで行く。
連続予告7回目では、図23(G)に示すように、連続予告6回目に出現した予告演出画像Y9により表現される魚よりも大きい3匹の魚を表現した予告演出画像Y10が、画面の上部右端から出現し、その3匹の魚は、画面の左方向へ泳いで行く。
そして、連続予告8回目では、図23(H)に示すように、連続予告7回目と同じ予告演出画像Y10が画面の上部左端から出現し、その3匹の魚は、画面の右方向へ泳いで行く。
なお、上記各予告演出画像Y7〜Y10を表示するための画像データは、キャラクタROM32d(図5)に格納されている。
【0122】
[第3実施形態の効果]
(1)以上のように第3実施形態のパチンコ機1を使用すれば、連続予告の各回毎に異なる予告演出画像を表示することができるため、予告演出画像と連続予告回数との関係を学習することにより、予告演出画像に基づいて何回目の連続予告であるかを知ることができる。また、各回毎に同一の予告演出画像を表示する場合よりも見ていて飽きが来ないので、遊技が単調になるおそれがない。
(2)また、この実施形態のパチンコ機1は、連続予告演出画像を除いて第1実施形態のパチンコ機1と同一の構成および機能を備えるため、第1実施形態の効果の欄に記載した(1)ないし(5)の効果を奏することができる。
なお、上記第3実施形態のパチンコ機1が、この発明の請求項8に係る遊技機に対応する。
【0123】
<他の実施形態>
(1)前記各実施形態では、大当り判定を行い、その判定結果が大当りであることに対する期待感を盛り上げる予告演出を行う場合を説明したが、変動パターンを決定し、その決定された変動パターンが特定の変動パターン(たとえば、スペシャルリーチ(SR))であることに対する期待感を盛り上げる予告演出と、その連続予告演出と、その連続予告回数の抽選とを行うこともできる。
この場合、第1実施形態の連続予告抽選処理(図14)におけるS50は、始動記憶1に対応する変動パターンが特定の変動パターンか否かを判定する内容になり、S52は、変動パターンとして特定の変動パターンが設定されている始動記憶があるか否かという内容になる。
なお、この場合のメインCPU112が連続予告抽選処理を実行する機能を備えたパチンコ機が、この発明の請求項7に係る遊技機に対応する。
【0124】
(2)連続予告回数抽選処理により決定された連続予告回数N分の予告演出を行うために必要な保留数が存在しない場合は、RAM116に格納されている保留数Uに対応する回数分の予告演出を連続して行い、その予告演出中に新たな保留が発生して保留数が増加している場合は、RAM116に格納されている保留数Uに対応する回数分の予告演出を終了したときに、上記増加した保留数に基づいて連続予告を継続して行い、既に連続で行われた予告演出の回数が前記連続予告回数Nに到達する前に保留数がなくなったときは、そのなくなった段階で連続予告を終了するように構成することもできる。
この構成を用いれば、連続予告回数抽選処理により連続予告回数Nが決定されたときの保留数Uが少ない場合であっても、その後に発生した保留によって連続予告を継続することができるため、連続予告による効果を持続する期間を長くすることができる。
なお、上記構成を備えたパチンコ機が、この発明の請求項3に係る遊技機に対応する。
【0125】
(3)また、大当り判定の結果が確変大当りであることに対する期待感を盛り上げる予告演出と、その連続予告演出と、その連続予告回数の抽選とを行うこともできる。
(4)さらに、将来大当りが発生することが分かっている場合は、必ず連続予告を行うようにすることもできる。この場合、連続予告抽選処理(図14)は、S54を設けず、S52において大当りフラグがONした始動記憶があると判定した場合は(S52:Yes)、S62へ進み、連続予告フラグをONする流れになる。
この構成を用いれば、将来発生する大当りが存在する場合は、必ず連続予告演出を行うことができるため、連続予告演出が行われた場合に大当りが発生する確率が高いと推測している遊技者の期待を裏切ることがないようにすることができる。
【0126】
(5)前記第2実施形態では、大当りの変動表示を連続予告の最後に変更する場合を説明したが、連続予告回数が所定回数に達した時期に変更することもできる。
(6)前記第3実施形態では、連続予告回数が増加するに従って予告演出画像の魚が大きくなる場合を説明したが、連続予告回数が増加するに従って予告演出画像により表現されるキャラクタが成長するような演出を行うこともできる。たとえば、赤ん坊→幼児→小学生→中学生→高校生→社会人→中年→老人のように、連続予告回数が増加するに従って人間が成長して行く様子を表現したキャラクタを表示することもできる。
(7)また、連続予告回数が増加するに従って全く異なるキャラクタを予告演出画像として表示することもできる。たとえば、鳥→亀→ライオンという順で表示する。
【0127】
(8)各種の予告、連続予告の決定、連続予告回数などをLEDやランプなどの点灯または点滅パターン、あるいは音声により報知することもできる。
(9)前記各実施形態において記載した各種のカウンタおよびテーブルの構成、時間、数値、メインCPU112が各処理を実行するタイミングなどは、この発明の範囲を逸脱しない限り、適宜変更することができる。
(10)前記各実施形態では、この発明に係る遊技機として第1種パチンコ機を例に挙げて説明したが、この発明は、第2種パチンコ機または第3種パチンコ機、あるいは、第1種ないし第3種パチンコ機の2つ以上を組み合わせたパチンコ機、さらには、スロットマシンにも適用することができる。
【0128】
[各請求項と実施形態との対応関係]
第1種始動口27が、請求項1に記載の所定の領域に対応し、特別図柄が画像に対応する。大当り図柄およびハズレ図柄が所定の画像に対応し、図柄制御基板32および図柄表示器32aが表示手段に対応する。データ格納領域116aが格納手段に対応し、予告演出画像Y1〜Y10が連続予告手段に対応し、疑似抽選結果画像M1が報知手段に対応する。
そして、メインCPU112が実行する始動口処理(図12のS10〜S34および変動パターン決定処理のS164〜S174(図19))が、請求項1に記載の遊技内容決定手段として機能し、図柄処理のS178(図13)が減算手段として機能する。また、連続予告抽選処理のS46〜S64(図14)および変動パターン決定処理のS89〜S162(図16〜図18)が、連続予告手段として機能する。さらに、連続予告回数抽選処理のS68〜S84(図15)が、決定手段として機能する。
メインCPU112が請求項10に記載のコンピュータに対応し、メインCPU112が実行するためにROM114に記録されているコンピュータプログラムが請求項10に係るコンピュータプログラムに対応する。また、ROM114が請求項11に係る記録媒体に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施形態のパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5の主要構成を示す正面説明図である。
【図3】センターケース30を拡大して示す説明図である。
【図4】パチンコ機1の主な電気的構成をブロックで示す説明図である。
【図5】図柄制御基板32の主な電気的構成をブロックで示す説明図である。
【図6】図6(A)は大当り抽選カウンタの説明図であり、図6(B)は大当り図柄テーブルの説明図であり、図6(C)はハズレ図柄テーブルの説明図であり、図6(D)はリーチ抽選カウンタの説明図であり、図6(E)は連続予告抽選カウンタの説明図であり、図6(F)は連続予告回数抽選カウンタの説明図である。
【図7】データ格納領域に格納される各種データを示す説明図である。
【図8】図8(A)は特別図柄の変動開始前の状態を示す説明図であり、図8(B)は特別図柄が変動中の説明図であり、図8(C)は1回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図8(D)はハズレ図柄が確定表示された状態を示す説明図である。
【図9】図9(E)は2回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図9(F)は疑似抽選結果画像が表示された状態を示す説明図であり、図9(G)はハズレ図柄が確定表示された状態を示す説明図であり、図9(H)は3回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。
【図10】図10(I)は4回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(J)は5回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(K)は6回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(L)は大当り図柄が確定表示された状態を示す説明図である。
【図11】第1種始動口への入賞タイミングと、特別図柄の変動開始タイミングと、連続予告のタイミングとの時間的関係を示すタイムチャートである。
【図12】メインCPU112が実行する始動口処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】メインCPU112が実行する図柄処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】メインCPU112が図柄処理のS44にて実行する連続予告抽選処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】メインCPU112が図柄処理のS66にて実行する連続予告回数抽選処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】メインCPU112が図柄処理のS78にて実行する変動パターン決定処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】図16の続きを示すフローチャートである。
【図18】図16の続きを示すフローチャートである。
【図19】図16の続きを示すフローチャートである。
【図20】図柄制御基板32のサブCPU32bが実行する図柄表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図21】第2実施形態のパチンコ機に備えられたメインCPU112が実行する連続予告回数抽選処理2の流れを示すフローチャートである。
【図22】図22(A)は、連続予告1回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(B)は、連続予告2回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(C)は、連続予告3回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(D)は、連続予告4回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。
【図23】図23(E)は、連続予告5回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(F)は、連続予告6回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(G)は、連続予告7回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(H)は、連続予告8回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。
【図24】従来のパチンコ機の主要構成を示す正面説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機)
27 第1種始動口(所定の領域)
32a 図柄表示器(表示手段)
112 メインCPU(コンピュータ)
114 ROM(記録媒体)
116a データ格納領域(格納手段)
M1 疑似抽選結果画像(報知手段)
Y1〜Y10 予告演出画像(連続予告手段)
【産業上の利用分野】
この発明は、遊技球が所定の領域を通過したことを条件に遊技内容を決定し、その決定された遊技内容に対応する表示を行う遊技機、その遊技機をコンピュータにより機能させるためのコンピュータプログラムおよびそのコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機として図24に示すパチンコ機が知られている。図24は、従来のパチンコ機の主要構成を示す正面説明図である。
パチンコ機500に備えられた操作ハンドル501を操作して発射された遊技球が、遊技盤502に備えられた第1種始動口503、あるいは、普通電動役物504の開放された両翼に入賞すると、図柄表示器505の画面上の横方向3個所において複数の特別図柄(たとえば、0〜9)が上下方向に変動表示(スクロール表示ともいう)される。そして、変動開始から所定時間経過後に3個所に確定表示された3つの特別図柄が特定の図柄(たとえば、図24に示すような「777」)に揃うと大当りが発生し、扉式の開閉部材506が開作動し、大入賞口507が開口する。
そして、大入賞口507に遊技球が入賞すると、入賞球1個に付き、所定個数(たとえば、15個)の賞球が上受け皿508に払出される。また、大入賞口507に入賞した入賞球の数が所定数(たとえば、10個)に達するか、あるいは、大入賞口507が開口してから所定時間(たとえば、30秒)経過するか、いずれかの条件が満たされると、開閉部材506が閉作動し、大入賞口507が閉口する。さらに、大入賞口507に入賞した遊技球が大入賞口507の内部に設けられた特定領域509を通過すると、大入賞口507が連続して開口する権利が発生する。このように、大入賞口507が開口してから閉口するまでを1ラウンドとし、遊技球が特定領域509を通過することを条件として、複数のラウンド(たとえば、15ラウンド)の遊技を行うことができる。
【0003】
また、上記パチンコ機500は、大当りの発生を予告する画像を図柄表示器505の画面に表示し、大当り発生への期待感を膨らませる演出が行われる。大当りの予告は、実際に大当りが発生する場合の他、大当りが発生しない場合にも行われる。また、大当りの予告を連続して行うことにより、大当り発生への期待感を徐々に高める演出が行われる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−347002号公報(第28段落〜第29段落、第44段落〜第78段落、図4〜図6、図10)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のパチンコ機500は、大当りの予告を連続して行う場合の予告の回数が常に一定であるため、遊技が単調になってしまう。
【0006】
そこでこの発明は、大当りの発生を予告する場合に遊技が単調にならない遊技機を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段・作用および効果】
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1ないし請求項9に記載の発明では、遊技球が所定の領域を通過したことを条件に遊技内容を決定する遊技内容決定手段と、遊技球が前記所定の領域を通過したことを条件に画像を変動表示し、その後、所定の画像を確定表示することにより、前記遊技内容決定手段により決定された遊技内容に対応する表示を行う表示手段と、前記表示手段が前記条件が成立しても直ちに前記画像の変動表示を開始できない場合は、前記画像の変動表示の開始を保留するとともに、その保留数と、前記遊技内容決定手段による決定結果とを格納する格納手段と、前記表示手段により前記画像の変動表示が実行される毎に前記格納手段に格納されている前記保留数を減算する減算手段とを備えており、前記表示手段は、前記画像の変動表示の開始から前記所定の画像が確定表示されるまでを1回の変動表示とした場合に、前記格納手段に格納されている保留数に対応する回数分の変動表示を、前記保留を行った順位に従って実行可能な遊技機において、前記決定結果が特定の決定結果であることに対する期待感を盛り上げる予告演出を1回の変動表示に付き1回行うとして複数回連続して行うことが可能な連続予告手段と、この連続予告手段が前記予告演出を行う回数を複数種類の回数の中から選択して決定する決定手段と、前記連続予告手段が所定の予告演出を行うときに、次に行う予告演出が前記所定の予告演出に継続して行われるものであることを報知する報知手段とを備えたという技術的手段を用いる。
【0008】
遊技内容決定手段は、遊技球が所定の領域を通過したことを条件に遊技内容を決定し、表示手段は、遊技球が上記所定の領域を通過したことを条件に画像を変動表示し、その後、所定の画像を確定表示することにより、遊技内容決定手段により決定された遊技内容に対応する表示を行う。格納手段は、表示手段が前記条件が成立しても直ちに画像の変動表示を開始できない場合は、画像の変動表示の開始を保留するとともに、その保留数と、遊技内容決定手段による決定結果とを格納する。減算手段は、表示手段により画像の変動表示が実行される毎に格納手段に格納されている保留数を減算する。また、表示手段は、画像の変動表示の開始から前記所定の画像が確定表示されるまでを1回の変動表示とした場合に、格納手段に格納されている保留数に対応する回数分の変動表示を実行可能である。
そして、連続予告手段は、前記決定結果が特定の決定結果であることに対する期待感を盛り上げる予告演出を1回の変動表示に付き1回行うとして複数回連続して行うことが可能である。また、決定手段は、連続予告手段が予告演出を行う回数を複数種類の回数の中から選択して決定する。さらに、報知手段は、連続予告手段が所定の予告演出を行うときに、次に行う予告演出が前記所定の予告演出に継続して行われるものであることを報知する。
【0009】
つまり、連続予告手段が連続して行う予告演出の回数は、決定手段が複数種類の回数の中から選択して決定されるため、従来のように連続予告を行う毎に連続予告の回数が一定の遊技機よりも遊技が単調になり難い。
しかも、報知手段が、次に行う予告演出が、今回の予告演出に継続して行われるものであることを報知するため、そのような報知を行うことにより、遊技者を非常に得をした気分にさせることができる。また、そのような報知を行うことにより、遊技者に対して、遊技内容決定手段が特定の決定結果を出すことに対する期待感をより一層高めさせることができる。さらに、連続予告と連続予告との間で上記報知を行うパターンを繰り返すことにより、連続予告が何度も追加されたような感じを遊技者に与えることができるため、特定の決定結果が出ることに対する期待感をより一層強く高めて行くことができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の遊技機において、前記連続予告手段は、前記決定手段により前記回数が決定されたときに、その決定した回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数が前記格納手段に格納されていない場合は、その格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を連続して行い、その途中で保留数がなくなったときは、そのなくなった段階で前記連続した予告演出を終了するという技術的手段を用いる。
【0011】
予告演出は、遊技内容決定手段により決定される決定結果が特定の決定結果であることに対する期待感を盛り上げるために行われるものである。また、保留数は、表示手段が画像の変動表示の開始を保留している数であり、表示手段は、保留数の範囲内で画像の変動表示を行う。
したがって、決定手段により決定された回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数がない場合は、格納手段に格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を連続して行うようにすれば、保留数が決定手段により決定された回数より少ないがために連続した予告演出が行われない場合をなくすことができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の遊技機において、前記連続予告手段は、前記決定手段により前記回数が決定されたときに、その決定した回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数が前記格納手段に格納されていない場合は、その格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を連続して行い、かつ、その予告演出中に新たな保留が発生して保留数が増加している場合は、前記格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を終了したときに、前記増加した保留数に基づいて予告演出を行うという技術的手段を用いる。
【0013】
つまり、決定手段により回数が決定されたときの保留数が少ない場合であっても、その後に発生した保留によって連続予告を継続することができるため、連続予告による効果を持続する期間を長くすることができる。
【0014】
請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の遊技機において、前記格納手段は、前記遊技内容決定手段により決定された決定結果と、その決定結果が出たときに行った保留の順位とを対応付けて格納するとともに、前記表示手段が前記画像の変動表示を行う毎に前記各保留の順位をそれぞれ繰り上げ、前記連続予告手段は、前記特定の決定結果が前記格納手段に格納されている場合は、前記特定の決定結果に対応付けられている保留の順位により示される数を前記予告演出を行う回数に設定するという技術的手段を用いる。
【0015】
つまり、格納手段は、決定結果と、その決定結果が出たときにに行った保留の順位とを対応付けて格納するため、所定の決定結果に対応付けられている保留の順位は、その所定の決定結果が出たときの保留数に対応する。また、表示手段が画像の変動表示を行う毎に各保留の順位をそれぞれ繰り上げるため、画像の変動表示に伴い減算手段により減少する保留数と、保留の順位より示される保留数との対応関係を一定に保つことができる。
そして、決定手段により決定された回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数がなく、かつ、特定の決定結果が格納されている場合は、その特定の決定結果に対応付けられている保留の順位により示される数に対応する回数分の予告演出を行うことができる。
したがって、遊技者が期待している特定の決定結果が出ているにもかかわらず、保留数が決定手段により決定された回数より少ないがために連続した予告演出が行われない場合をなくすことができる。
【0016】
請求項5に記載の発明では、請求項1に記載の遊技機において、前記決定手段は、前記格納手段に格納されている前記保留数の範囲内で前記予告演出の回数を決定するという技術的手段を用いる。
【0017】
つまり、保留数の範囲内で予告演出の回数を決定することができるため、決定手段により決定された予告演出の回数が保留数を超えてしまい、連続した予告演出が行われなくなるというおそれがない。
しかも、保留数の範囲内で予告演出の回数を決定することにより、保留数を最大限活かすことができる。
【0018】
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の遊技機において、前記遊技内容決定手段は、前記遊技球が前記所定の領域を通過したことを条件に、遊技状態を遊技者に有利な遊技状態に変化させるか否かを決定し、前記特定の決定結果は、遊技状態を遊技者に有利な遊技状態に変化させるという結果であるという技術的手段を用いる。
【0019】
つまり、遊技者は、遊技状態が自身に有利な遊技状態に変化することを望むため、遊技状態が遊技者に有利な遊技状態に変化するか否かは、遊技者が非常に期待感を強める事項である。
そこで、予告演出の対象が、そのような遊技者の期待感の強いものである場合に、予告演出の回数を複数種類の回数の中から選択して決定すれば、回数が少ない場合や多い場合などが発生することになるため、遊技者の期待感の度合いを変化させることができるので、変化に富んだ面白い遊技を楽しむことができる。
なお、遊技者に有利な遊技状態とは、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、大当りや確変など、通常の遊技状態よりも遊技者が賞球を獲得し易い遊技状態を意味する。
【0020】
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の遊技機において、前記遊技内容決定手段は、前記画像の変動内容を決定し、前記特定の決定結果は、前記画像の変動内容が所定の変動内容に決定されたことを示す結果であるという技術的手段を用いる。
【0021】
つまり、予告演出の対象が、画像の変動内容が所定の変動内容に決定されたことである場合に、予告演出の回数を複数種類の回数の中から選択して決定すれば、回数が少ない場合や多い場合などが発生することになるため、遊技者の上記所定の変動内容に決定されることに対する期待感の度合いを変化させることができるので、変化に富んだ面白い遊技を楽しむことができる。
【0022】
請求項8に記載の発明では、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の遊技機において、前記連続予告手段は、前記各予告演出をそれぞれ行う毎に異なる内容の予告演出を行うという技術的手段を用いる。
【0023】
つまり、連続予告手段は、各予告演出をそれぞれ行う毎に異なる内容の予告演出を行うため、その内容と連続予告の回数との関係を学習することにより、予告演出の内容に基づいて連続予告の回数を知ることができる。また、各予告演出をそれぞれ行う毎に同一の内容の予告演出を行う場合よりも見ていて飽きが来ないので、遊技が単調になるおそれがない。
【0024】
請求項9に記載の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の遊技機において、前記遊技内容決定手段により決定された結果が前記特定の決定結果であり、かつ、前記連続予告手段が連続した予告演出を実行するために必要な保留数が前記格納手段に格納されている場合に、前記表示手段が前記特定の決定結果に対応する表示を行うタイミングを、前記決定手段により決定された回数に対応する予告演出の最後の予告演出を行う回に変更する変更手段を備えており、前記表示手段は、前記変更手段により変更された回に、前記特定の決定結果に対応する表示を行うという技術的手段を用いる。
【0025】
つまり、特定の決定結果が出ている場合は、その特定の決定結果に対応する表示を表示手段が行う時期を、連続予告手段が最後の予告演出を行う回に変更することができる。
したがって、最後の予告演出が行われるタイミングと、特定の決定結果に対応する表示が行われるタイミングとを一致させることができるため、予告演出が複数回連続して行われると実際に特定の決定結果に対応する表示が行われる場合があるという事実を作り出すことができると共に、特定の決定結果に対する期待感を盛り上げることができるので、連続した予告演出の効果をより一層高めることができる。
【0026】
請求項10に記載の発明では、請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の遊技機をコンピュータにより機能させるために前記コンピュータが実行するコンピュータプログラムという技術的手段を用いる。
【0027】
つまり、請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の遊技機は、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、パチンコ機(遊技機)に内蔵されたCPU(コンピュータ)により機能するため、上記コンピュータプログラムをROMなど(記録媒体)に記録しておき、その記録されたコンピュータプログラムを上記CPUが実行することにより、上記パチンコ機を機能させることができる。なお、請求項9に記載のコンピュータは、CPUの他、CPU、ROMおよびRAMなどを含んで構成されるマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータなどを含む意味である。また、請求項13に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたコンピュータプログラムの他、インターネット、イントラネット、コンピュータネットワークなどのネット上で通信されるコンピュータプログラムを含む意味である。
【0028】
請求項11に記載の発明では、請求項10に記載の前記コンピュータが実行するコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体という技術的手段を用いる。
【0029】
つまり、コンピュータにより遊技を制御する遊技機にあっては、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、パチンコ機(遊技機)に設けられたROMなど(記録媒体)に記録されたコンピュータプログラムをCPU(コンピュータ)が実行することにより機能することから、上記コンピュータプログラムを記録したROMなどの記録媒体を使用することにより、上記パチンコ機を機能させることができる。なお、請求項10に係る記録媒体は、ROMの他、RAM、EEPROM、ICチップ、フレキシブルディスク、MO(光磁気ディスク)、DVD−ROM、DVD−RAM、CD(コンパクトディスク)、CD−R、CD−RW、HDD(ハードディスク駆動装置)により読み取られるハードディスクなどの記録媒体を含む意味である。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る遊技機の実施形態について図を参照して説明する。
なお、以下の実施形態では、この発明に係る遊技機として、図柄表示器により特定の特別図柄が確定表示された場合に大当たりの遊技状態に変化する、いわゆる第1種パチンコ機を例に挙げて説明する。
また、図柄表示器32aの画面左側に表示される特別図柄を左図柄、画面中央に表示される特別図柄を中図柄、画面右側に表示される特別図柄を右図柄とそれぞれ称する。さらに、複数の左図柄を配列した図柄列を左図柄列、複数の中図柄を配列した図柄列を中図柄列、複数の右図柄を配列した図柄列を右図柄列とそれぞれ称する。さらに、左図柄列のうち確定表示された左図柄を確定左図柄、中図柄列のうち確定表示された中図柄を確定中図柄、右図柄列のうち確定表示された右図柄を確定右図柄とそれぞれ称する。
また、確定表示とは、最終的に確定した特別図柄を表示したという意味であり、確定表示の態様には、変動が完全に停止した状態の他、完全に停止しないで上下または左右に振動するなど、所定の動きを伴っている状態などを含む。さらに、リーチとは、最後に確定表示される特別図柄以外の特別図柄が同じ特別図柄に揃って確定表示されており、最後に確定表示される特別図柄が変動表示されている状態をいう。
【0031】
[この実施形態に係るパチンコ機の特徴]
この実施形態に係るパチンコ機は、大当りの発生を予告する演出(以下、予告演出という)を行う回数を複数種類の回数の中から無作為に選択して決定することを特徴とする。
【0032】
[全体の主要構成]
まず、この実施形態のパチンコ機の主要構成について図1を参照して説明する。図1は、そのパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。
パチンコ機1には、前枠2がヒンジ8を介して開閉可能に備えられており、その前枠2には、ガラス枠4が開閉可能に取付けられている。前枠2の右側には、ガラス枠4開閉用の鍵を差し込む鍵穴3が設けられている。ガラス枠4の内部には、遊技盤5が設けられており、前枠2の右側下方には、遊技球を遊技盤5へ発射する発射装置(図示省略)を操作するための発射ハンドル15が回動可能に取付けられている。
ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方には、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されている。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設けられている。また、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が設けられており、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設けられている。
【0033】
[遊技盤5の主要構成]
次に、遊技盤5の主要構成について図2および図3を参照して説明する。
図2は遊技盤5の主要構成を示す正面説明図であり、図3は図2に示す遊技盤に備えられた図柄表示器を拡大して示す説明図である。
図2に示すように、遊技盤5の略中央には、センターケース30が備えられており、そのセンターケース30には、図柄表示器32aが備えられている。図柄表示器32aは、複数の特別図柄、この実施形態では「0」〜「9」の数字を表現した計10個の特別図柄を上下方向に変動表示(スクロール表示ともいう)する。図3に示す例では、左図柄G1として「1」が、中図柄G2として「2」が、右図柄G3として「3」がそれぞれ確定表示されている。
また、図柄表示器32aは、普通図柄、リーチの発生を予告するリーチ予告画像、予告演出を行うための画像(以下、予告演出画像という)、予告演出を継続して行うか否かの抽選の結果を示す画像(以下、疑似抽選結果画像という)、背景画像、各種の演出画像などを表示する。
図柄表示器32aの上方には、普通図柄の変動開始を保留している数(以下、普通図柄始動記憶数という)を4個のLEDにより表示する普通図柄始動記憶表示LED35とが備えられている。
なお、図柄表示器32aは、特別図柄の変動開始を保留している数(以下、保留数という)を画面上の所定個所に表示する。
【0034】
センターケース30の下方には、開閉する両翼を備えた普通電動役物47が設けられており、普通電動役物47の内部には、第1種始動口27が設けられている。普通電動役物47が両翼を開放すると、遊技球が第1種始動口27に入賞する領域が拡大する。以下、遊技球が第1種始動口27、または、普通電動役物47の開放された両翼から入賞することを第1種始動口27への入賞という。
遊技球が第1種始動口27に入賞すると、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を開始する。特別図柄の変動中に遊技球が第1種始動口27に入賞した場合は、特別図柄の変動表示の開始が保留され、その保留数は、保留数表示LED33のLEDの点灯数により表示される。なお、図柄表示器32aにより変動表示された後に確定表示された普通図柄が当り普通図柄であった場合に、普通電動役物47の両翼が開放する。
普通電動役物47の下方には、大当りが発生した場合に作動する変動入賞装置40が備えられており、変動入賞装置40には、大入賞口41を開閉する開閉部材43が備えられている。また、変動入賞装置40の内部には、開閉部材43を連続して開放動作させる機能を有する特定領域(図示せず)と、この特定領域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ(図4において符号41bで示す)と、特定領域を変化させる部材を駆動するための特定領域ソレノイド(図4において符号41cで示す)とが設けられている。
【0035】
遊技盤5の上部左右には、内部に設けられたLEDにより装飾されたコーナー飾り11が設けられており、遊技盤5の左右には、内部に設けられたLEDにより装飾されたサイド飾り20,20が設けられている。右側のサイド飾り20の上端には、普通図柄作動右ゲート(以下、右ゲートと称する)25が設けられており、左側のサイド飾り20の上端には、普通図柄作動左ゲート(以下、左ゲートと称する)26が設けられている。遊技球が右ゲート25または左ゲート26を通過すると、図柄表示器32aが普通図柄の変動表示を開始する。普通図柄の変動中に遊技球が右ゲート25または左ゲート26を通過した場合は、普通図柄の変動開始が保留され、その保留が発生する毎に普通図柄始動記憶表示LED35のLEDの点灯数が1増加する。
右ゲート25の下方には、右袖入賞口12が設けられており、その斜め左下方には、右下入賞口45が設けられている。左ゲート26の下方には、左袖入賞口13が設けられており、その斜め右下方には、左下入賞口44が設けられている。
【0036】
また、右ゲート25の斜め左下および左ゲート26の斜め右下には、風車24がそれぞれ設けられている。さらに、遊技盤5には、発射された遊技球を遊技領域へ案内するレール16が取付けられており、変動入賞装置40の下方には、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口14が設けられている。そして、遊技盤5には、多くの釘17が打ち込まれており、遊技盤5に発射された遊技球は、釘17の間を乱舞しながら落下し、各入賞口、第1種始動口27に入賞したり、右ゲート25または左ゲート26を通過したり、あるいはアウト口14から回収されたりする。
なお、この実施形態では、保留数の最大値は8個である。
【0037】
[パチンコ機1の電気的構成]
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図4を参照して説明する。
パチンコ機1には、主制御基板100が設けられており、この主制御基板100には、マイクロプロセッサ110などが搭載されている。マイクロプロセッサ110には、メインCPU112と、ROM114と、RAM116とが搭載されている。メインCPU112は、連続した予告演出の回数(以下、連続予告回数という)の決定、入賞の判定、入賞数のカウント、大当りかハズレかの判定(以下、大当り判定という)、図柄制御基板32の制御、払出制御基板200の制御、ランプ制御基板300の制御などを実行する。また、メインCPU112は、電源遮断時における入賞数、大当りかハズレかの判定結果および遊技状態などを示すデータのバックアップ処理を実行する。ROM114には、メインCPU112が各種の判定、処理および制御などを実行するためのコンピュータプログラム、各制御基板へ送信するコマンドなどが記録されている。RAM116は、メインCPU112による入賞の判定、大当りの判定結果、入賞数などの遊技中に発生する各種データ、処理結果、演算結果、ROM114から読出されたコンピュータプログラムなどを一時的に格納する。また、RAM116には、電源が遮断した際に、電源遮断直前の遊技状態を示すデータをバックアップして記憶保持するバックアップ領域が形成されている。
【0038】
主制御基板100には、次に記載するものが電気的に接続されている。遊技球が第1種始動口27を通過したことを検出する第1種始動口スイッチ27a、図柄表示器32aを制御する図柄制御基板32、LEDやランプ類を制御するランプ制御基板300、電源基板80、賞球の払出しなどを制御する払出制御基板200、遊技中の効果音などを制御する音声制御基板79、入賞、リーチパターン、大当りの発生、大当り図柄などに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたコンピュータ(図示省略)へ送信するための遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中継基板53である。
【0039】
払出制御基板200には、主制御基板100から送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロプロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッサ210には、賞球および貸球の払出しなどを制御するサブCPU212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの制御を実行するための各種制御プログラムが記録されたROM214と、サブCPU212が各種制御プログラムを実行する際にROM214から読出された制御プログラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種データを一時的に格納するRAM216とが搭載されている。
また、払出制御基板200には、RAMクリアスイッチ10、電源基板80、発射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52および払出中継基板55が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15cには、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接続されている。
【0040】
遊技枠中継基板53には、下受け皿7が遊技球で満杯になったことを検出する下皿満杯検出スイッチ72、賞球切れを検出する賞球切れ検出スイッチ73およびセンサ中継基板54が電気的に接続されている。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継基板55と電気的に接続されている。払出中継基板55には、貸球切れを検出する貸球切れ検出スイッチ61、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が電気的に接続されている。
盤面中継基板51には、普通電動役物47を駆動する普通電動役物ソレノイド47a、普通図柄作動右ゲート25を通過した遊技球を検出する右ゲートスイッチ25a、普通図柄作動左ゲート26を通過した遊技球を検出する左ゲートスイッチ26a、大入賞口41に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ41a、右袖入賞口12に入賞した遊技球を検出する右袖入賞口スイッチ12a、左袖入賞口13に入賞した遊技球を検出する左袖入賞口スイッチ13a、右下入賞口45に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ45a、左下入賞口44に入賞した遊技球を検出する左下入賞口スイッチ44aおよび大入賞口中継基板50である。
【0041】
大入賞口中継基板50には、特定領域スイッチ41b、特定領域を変化させる部材を駆動する特定領域ソレノイド41cおよび開閉部材43を駆動する大入賞口ソレノイド43aが電気的に接続されている。電源基板80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装置などを備える遊技機外装置部分71と電気的に接続されている。電源基板80は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源70から電源の供給を受け、各基板および装置へ必要電源を供給する。
なお、工場出荷時や開店前に試射を行った後に電源を遮断すると、前記バックアップ処理が実行され、そのままの状態で開店すると、バックアップされていたデータに基づいて遊技が開始されてしまうなどの不具合が生じるため、電源基板80に設けられたRAMクリアスイッチ10をONしながら電源スイッチ18をONすることにより、RAM116およびRAM216にバックアップされているデータを消去することができるようになっている。
【0042】
[図柄制御基板32の電気的構成]
次に、図柄制御基板32の主な電気的構成について、それをブロックで示す図5を参照して説明する。
図柄制御基板32にはキャラクタROM32dが搭載されており、そのキャラクタROM32dには、図柄表示器32aが各種の画像を表示するための画像データが記録されている。各種の画像とは、特別図柄、普通図柄、大当り図柄、ハズレ図柄、リーチ予告画像、予告演出画像および疑似抽選結果画像などである。
図柄制御基板32に備えられたサブCPU32bは、主制御基板100のメインCPU112から送信されてきたコマンドを受信するとともに、その受信したコマンドの内容をROM32cに記録されたコンピュータプログラムに従って解析する。続いてサブCPU32bは、その解析結果をVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)32eへ送出し、VDP32eは、キャラクタROM32dから上記解析結果に対応した画像データを読出す。
【0043】
VDP32eは、キャラクタROM32dから読出した画像データを構成するドットの表示領域におけるアドレス、表示色などを上記解析結果に基づいて演算し、その演算結果を内蔵のパレットRAM32fに一時的に格納する。続いてVDP32eは、パレットRAM32fに格納されている演算結果に基づいてRGB信号を液晶アナログ基板32gへ送出する。続いて液晶アナログ基板32gは、取込んだRGB信号の色補正および輝度調整を行い、その信号を液晶インバータ基板32hへ送出する。液晶インバータ基板32hは、バックライト電源の役割を果たし、取込んだ信号を昇圧(たとえば、12Vから600V)し、図柄表示器32aへ送出する。そして図柄表示器32aは、取込んだ信号に対応する液晶ドットをスイッチングして表示する。これにより、各種の画像が表示される。
なお、この実施形態では、図柄表示器32aは、TFT(Thin Film Transistor)を画素駆動素子とするアクティブマトリックス方式の液晶表示装置である。
【0044】
[遊技内容の決定方法]
次に、遊技内容の決定方法について図6を参照して説明する。
図6(A)は大当り抽選カウンタの説明図であり、図6(B)は大当り図柄テーブルの説明図であり、図6(C)はハズレ図柄テーブルの説明図であり、図6(D)はリーチ抽選カウンタの説明図であり、図6(E)は連続予告抽選カウンタの説明図であり、図6(F)は連続予告回数抽選カウンタの説明図である。
【0045】
大当り抽選カウンタC1は、メインCPU112が大当り判定を行うために用いるカウンタであり、複数のカウント値、この実施形態では0〜299の計300のカウント値をカウントする。メインCPU112は遊技球が第1種始動口27を通過したときに大当り抽選カウンタC1のカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値が、予め設定されている大当り値と一致する場合は大当りと判定し、一致しない場合はハズレと判定する。
大当り抽選カウンタC1がカウントするカウント値のうち、所定の数値と同一のカウント値が大当り値に設定されている。大当り値は、遊技状態が確変に変化しているときと変化していないときとで設定されている数が異なる。ここで、確変とは、大当り判定において大当りと判定される確率が高い状態に変化している遊技状態のことをいう。また、確変以外の遊技状態を通常遊技という。
確変のときの大当り値の数は、通常遊技のときの大当り値の数よりも多く、この実施形態では、通常遊技のときの大当り値は「7」1つであり、確変のときの大当り値は「7」、「11」、「127」、「233」および「273」の5つである。つまり、確変のときに大当りの発生する確率は、通常遊技のときよりも5倍高く設定されている。
【0046】
大当り図柄テーブルT1は、メインCPU112が大当り図柄を決定するときに参照するテーブルであり、複数のカウント値(この実施形態では、0〜9の計10個のカウント値)と、複数の特別図柄の種類(この実施形態では、0〜9の数字を表現した計10種類の特別図柄)とを対応付けて構成される。複数のカウント値は、大当り図柄を決定するための大当り図柄抽選カウンタのカウント値0〜9と対応する。メインCPU112は、大当り判定において大当りと判定したことを条件として、大当り図柄抽選カウンタのカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値に対応する特別図柄の種類を大当り図柄テーブルT1を参照して決定する。
たとえば、取得したカウント値が「7」であった場合は、「777」を大当り図柄に決定する。
【0047】
ハズレ図柄テーブルT2は、メインCPU112がハズレ図柄を決定するときに参照するテーブルであり、複数のカウント値(この実施形態では、0〜9の計10個のカウント値)と、複数種類の特別図柄(この実施形態では、0〜9の数字を表現した計10種類の特別図柄)とを対応付けて構成される。複数のカウント値は、ハズレ図柄を決定するためのハズレ図柄抽選カウンタのカウント値0〜9と対応する。メインCPU112は、大当り判定においてハズレと判定したことを条件として、ハズレ図柄抽選カウンタのカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値に対応する特別図柄の種類をハズレ図柄テーブルT2を参照して決定する。
たとえば、取得したカウント値が「2」であった場合は、特別図柄「2」をハズレ図柄に決定する。ハズレ図柄の決定は、左図柄、中図柄および右図柄の計3図柄に対してそれぞれ行い、たとえば「232」などのハズレ図柄を決定する。
【0048】
リーチ抽選カウンタC2は、メインCPU112が大当り判定においてハズレと判定したことを条件として、リーチを行うか否かを決定するために用いるカウンタであり、複数のカウント値、この実施形態では0〜99の計100個のカウント値をカウントする。メインCPU112は、大当り判定においてハズレと判定したことを条件として、リーチ抽選カウンタC2のカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値が所定のカウント値、この実施形態では、「7」、「17」、「23」、「37」、「43」、「53」、「61」、「71」、「89」および「91」の計10個のカウント値のうちのいずれかであった場合にリーチを行うと決定する。
つまり、リーチを行うと決定される確率は、10/100である。また、取得したカウント値が「17」、「37」、「53」、「61」、「71」、「89」および「91」の計7個のカウント値のうちのいずれかであった場合は、大当りに対する期待度が低い(たとえば、大当りの発生する確率が30%)リーチ変動に決定され、そのリーチ変動に決定される確率は、7/100である。
また、取得したカウント値が「23」または「43」であった場合は、大当りに対する期待度が中程度(たとえば、大当りの発生する確率が50%)のリーチ変動に決定され、そのリーチ変動に決定される確率は、2/100である。
さらに、取得したカウント値が「7」であった場合は、大当りに対する期待度が高い(たとえば、大当りの発生する確率が80%)の特殊なリーチ変動(たとえば、スーパーリーチ)に決定され、そのリーチ変動に決定される確率は、1/100である。
【0049】
連続予告抽選カウンタC3は、メインCPU112が、連続予告判定を行うときに用いるカウンタである。連続予告判定とは、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を開始してから大当り図柄またはハズレ図柄を確定表示するまでを1回の変動表示とした場合に、大当り判定の結果が大当りであることに対する期待感を盛り上げる予告演出を1回の変動表示中に1回行うとして、その予告演出を大当り判定の結果が表示される以前の変動表示から複数回連続で行うか否かを決定するための判定処理のことである。
連続予告抽選カウンタC3は、複数のカウント値、この実施形態では0〜29の計30個のカウント値をカウントする。メインCPU112は、保留数Uが2以上存在するときに連続予告抽選カウンタC3のカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値が所定値と一致する場合に連続予告を行うと判定する。
保留数Uが2以上存在し、1番目の始動記憶以外の始動記憶に対応する格納領域のいずれかにおいて大当りフラグ「1」がONしている場合は、連続予告抽選カウンタC3から取得したカウント値が「3」〜「22」の範囲であるときに連続予告を行うと判定する。つまり、将来大当りが発生する場合は、20/30の高い確率で連続予告を行うと判定する。
【0050】
また、1番目の始動記憶以外の始動記憶に対応する格納領域のいずれにおいても大当りフラグ「1」がONしていない場合は、上記取得したカウント値が「3」、「7」および「15」のうちのいずれかであるときに連続予告を行うと判定する。つまり、将来大当りが発生しない場合は、3/30の低い確率で連続予告を行うと判定される。
上記のように、将来大当りが発生する場合は、高い確率で予告演出を連続して行うことにより、遊技者は、将来大当りが発生することに対して期待感を徐々に盛り上げることができる。また、将来大当りが発生しない場合は、予告演出を連続して行う確率を低くすることにより、予告演出が継続して行われたにもかかわらず大当りが発生しなかったというように、遊技者の大当り発生への期待が裏切られることがなるべく起きないようにすることができる。
【0051】
連続予告回数抽選カウンタC4は、メインCPU112が連続予告回数を決定するときに用いるカウンタである。連続予告回数抽選カウンタC4は、複数のカウント値、この実施形態では2〜8の計7個のカウント値をカウントする。
つまり、予告演出が連続であるためには予告演出を最低2回連続で行う必要があるとともに、保留数Uの最大値は8個であるため、連続予告回数抽選カウンタC4のカウント値の範囲は2〜8に設定されている。
2〜8の各カウント値は、連続予告回数の2回〜8回にそれぞれ対応する。たとえば、メインCPU112は、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値が「6」であった場合は、連続予告回数を6回に決定する。ただし、連続予告回数は、連続予告回数を決定する処理を行うときの保留数を超えない範囲で決定する。また、その決定した連続予告回数に対応する始動記憶の中に大当りフラグがONしている始動記憶が存在する場合は、その始動記憶の格納順位により示される数を連続予告回数に決定する(図15参照)。
【0052】
[データ格納領域]
次に、RAM116に備えられているデータ格納領域について図7を参照して説明する。図7は、データ格納領域に格納される各種データを示す説明図である。
データ格納領域116aには、現在および1番〜8番までの格納順位が設定されており、各格納順位に対応して始動記憶、大当りフラグ、確変フラグ、確定図柄、変動パターン、連続予告フラグおよび連続予告回数の各種データが格納される。始動記憶は、特別図柄の変動開始が保留されたことを示すデータであり、保留が発生する毎にフラグがONされる。また、保留数が「0」のときに遊技球が第1種始動口27に入賞すると、格納順位1番に対応する始動記憶に一旦フラグがONし、特別図柄の変動表示が開始されると、始動記憶のフラグはOFFされる。その特別図柄の変動中に遊技球が第1種始動口27に入賞すると、格納順位2番に対応する始動記憶にフラグがONする。
たとえば、今、特別図柄の変動表示が行われているとすると、その変動表示は、格納順位「現在」の始動記憶に基づいて行われており、その特別図柄の変動中に遊技球が第1種始動口27に入賞すると、入賞順に格納順位1番〜8番に対応する始動記憶にフラグがONする。
【0053】
大当りフラグは、メインCPU112の大当り判定の結果が大当りであったことを示すフラグである。メインCPU112は、遊技球が第1種始動口27に入賞したことを契機に大当り判定を行い、大当りと判定した場合は、その判定を行う契機となった始動記憶に対応する格納領域に大当りフラグをONする。図7に示す例では、格納順位6番の始動記憶に対応する格納領域の大当りフラグがONしている。
確変フラグは、メインCPU112の大当り判定の結果が確変大当りであったことを示すフラグである。確変大当りとは、大当り遊技(第1ラウンドから所定ラウンドまで行う遊技)が終了した後の遊技状態が所定期間確変になる権利が発生する大当りのことをいう。メインCPU112は、大当り判定において大当りと判定したことを条件として確変大当りか否かを判定し、確変大当りと判定した場合は、その判定を行う契機となった始動記憶に対応する格納領域に確変フラグをONする。図7に示す例では、格納順位6番の始動記憶に対応する格納領域の確変フラグがONしている。
【0054】
確定図柄とは、図柄表示器32aによって確定表示された特別図柄のことであり、確定図柄には、大当り判定の結果が大当りであった場合に確定表示される大当り図柄と、ハズレであった場合に確定表示されるハズレ図柄とがある。
図7に示す例では、格納順位3番の始動記憶に対応する格納領域には、確定図柄としてハズレ図柄「878」が格納されており、格納順位6番の始動記憶に対応する格納領域には、確定図柄として大当り図柄「777」が格納されている。
なお、図7では説明の便宜上、大当り図柄またはハズレ図柄を具体的な数字で表現しているが、実際に格納領域に格納される大当り図柄またはハズレ図柄の中身は、メインCPU112が図柄制御装置32のサブCPU32bに大当り図柄またはハズレ図柄を表示させるためのコマンドを構成するデータである。また、この実施形態では、「000」〜「999」の計10種類の大当り図柄が設定されており、そのうち「333」および「777」など、同一の奇数の特別図柄から構成された大当り図柄が確変大当りを示す大当り図柄(以下、確変図柄という)に設定されている。また、大当り図柄以外がハズレ図柄に設定されている。
【0055】
変動パターンは、特別図柄の変動パターンのことであり、特別図柄の変動開始から大当り図柄またはハズレ図柄が確定表示されるまでに要する時間(以下、変動時間という)、リーチの種類および背景画像の種類などによって複数種類の変動パターンが設定されている。
パチンコ機1は、実際には数百通りの変動パターンを表示可能であるが、説明を分かり易くするため、この実施形態では、変動パターンA〜DおよびSRの5種類が用意されているとする。変動パターンAは、リーチを伴わない変動パターンであり、変動パターンBは、リーチを伴うが変動時間の短い変動パターンである。変動パターンCは、変動パターンBよりもリーチを行っている時間が長く、かつ、変動パターンBよりも出現する確率の低い変動パターンである。変動パターンDは、変動パターンCよりもリーチを行っている時間が長く、かつ、変動パターンCのリーチよりもリーチの演出内容が凝っており、さらに変動パターンCよりも出現する確率の低い変動パターンである。変動パターンSRは、変動パターンDよりもリーチを行っている時間が長く、かつ、変動パターンDのリーチよりもリーチの演出内容が凝っており、さらに変動パターンDよりも出現する確率の低い変動パターンである。以下、リーチを伴う変動パターンをリーチ変動といい、リーチを伴わない変動パターンを通常変動という。
なお、図7では説明の便宜上、変動パターンを具体的な符号で表現しているが、実際に格納領域に格納される変動パターンは、メインCPU112が図柄表示器32aに変動パターンを指示するためのコマンドを構成するデータである。
【0056】
連続予告フラグは、連続予告判定の結果が、連続予告を行うという結果であったことを示すフラグであり、連続予告を行うことが決定されると連続予告フラグがONする。図7に示す例では、格納順位1番〜6番の始動記憶に対応する格納領域の連続予告フラグがそれぞれONしている。これは、「現在」の始動記憶に基づいて行われている現在の特別図柄の変動表示が終了すると、次の1番〜6番の始動記憶に基づいて行う計6回の変動表示においてそれぞれ予告演出が連続で行われることを意味する。
連続予告回数は、メインCPU112が決定した連続予告回数を示すものであり、図7に示す例では、格納順位1番の格納領域に連続予告回数「6」が格納されている。つまり、格納順位1番〜6番までに予告演出が6回連続で行われることを意味する。
【0057】
[予告演出の主な内容]
次に、予告演出の主な内容について図8ないし図11を参照して説明する。
図8(A)は特別図柄の変動開始前の状態を示す説明図であり、図8(B)は特別図柄が変動中の説明図であり、図8(C)は1回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図8(D)はハズレ図柄が確定表示された状態を示す説明図である。図9(E)は特別図柄が変動中の説明図であり、図9(F)は2回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図9(G)は疑似抽選結果画像が表示された状態を示す説明図であり、図9(H)は3回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。図10(I)は4回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(J)は5回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(K)は6回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(L)は大当り図柄が確定表示された状態を示す説明図である。
図11は、第1種始動口への入賞タイミングと、特別図柄の変動開始タイミングと、連続予告のタイミングとの時間的関係を示すタイムチャートである。
なお、ここでは図11に示すように、現在の特別図柄の変動表示中に6個の遊技球が第1種始動口27に入賞し、そのときの大当り判定の結果が大当りであり、かつ、連続予告回数が6回に決定されたものとする。また、保留数Uの最大値は8個であるとする。
【0058】
(1)図8(A)に示すように、図柄表示器32aの画面には、前回の大当り判定の結果がハズレであったことを示すハズレ図柄が確定表示されている。図8(A)に示す例では、左図柄G1として「1」が、中図柄G2として「2」が、右図柄G3として「3」がそれぞれ確定表示されている。また、ハズレ図柄の背景には、宇宙を表現した背景画像H1が表示されている。
【0059】
(2)そして、保留数の存在に基づいて図8(B)に示すように、左図柄列、中図柄列および右図柄列がそれぞれ上下方向に変動表示(スクロール)を開始する(図中の下向きの矢印は、図柄列が上下方向に変動していることを示す。図11の時間t4)。
【0060】
(3)ここで、連続予告を行うことが決定されている場合は、特別図柄の変動表示の開始から所定時間経過すると、図8(C)に示すように、1機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y1が背景画像H1の中に出現する。このように、1機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、連続予告を構成する2回の予告演出のうち、1回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、1回目の予告演出を見たことにより、大当り発生への期待感を盛り上げる。
【0061】
(4)そして、特別図柄の変動時間がタイムアップすると、図8(D)に示すように、左図柄G1、右図柄G3、中図柄G2の順に停止する。このとき、変動パターンとしてリーチを伴う変動パターンが選択されていた場合は、左図柄G1および右図柄G3が確定表示されてから、中図柄列を超低速で変動させ、中図柄G2が左図柄G1および右図柄G3と同じ特別図柄に確定表示されるか否か、遊技者をやきもきさせるようなリーチ特有の演出が行われる。そして、図8(D)に示すように、大当り判定の結果を示す特別図柄が確定表示される。図8(D)に示す例では、ハズレ図柄「753」が確定表示されている。
【0062】
(5)そして、図9(E)に示すように、2回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t5)、その開始から所定時間経過すると、図9(F)に示すように、2機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y2,Y2が背景画像H1の中に出現する。このように、2機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、連続予告を構成する2回の予告演出のうち、2回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、2回目の予告演出を見たことにより、つまり予告演出を連続して見たことにより、大当り発生への期待感をより一層盛り上げる。
【0063】
(6)そして、2機の空飛ぶ円盤が出現してから特別図柄の変動時間がタイムアップすると、図9(G)に示すように、ハズレ図柄が確定表示され、「連続予告継続決定!!」という疑似抽選結果画像M1と、「次は大当りかも・・」というメッセージ画像M2とが表示される(図11の時間t6)。このように、疑似抽選結果画像M1を表示することにより、遊技者は、前回の連続予告に継続して連続予告が行われることを知ることができる。また、遊技者は、前回の2回の予告演出により盛り上がった大当り発生への期待感をより一層盛り上げる。
なお、この実施形態では、前回の連続予告に継続して連続予告を行うか否かの抽選は行わない。このため、疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2は、あたかも実際に抽選を行った結果を示すものであるように見せるための演出を行うための画像である。
【0064】
2回目の予告演出の内容は、後述する変動パターン決定処理において予告2回目の変動パターンを選択するときに決定される。予告2回目の変動パターンには、特別図柄の変動パターンおよび2回目の予告演出の内容が含まれており、いくつかの変動パターンには、疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2の表示を含むもの、および疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2のいずれかを含むものが含まれる。
したがって、選択された変動パターンによって、疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2の両方または片方が表示されることになる。なお、図9(G)に示す例では、ハズレ図柄「862」が確定表示されている。
【0065】
(7)そして、図9(H)に示すように、通算3回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t7)、その開始から所定時間経過すると、3機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y3が出現する。このように、3機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、通算3回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、通算3回目の予告演出を続して見たことにより、大当り発生への期待感をさらに盛り上げる。
【0066】
(8)そして、図10(I)に示すように、通算4回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t8)、その開始から所定時間経過すると、4機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y4が出現する。このように、4機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、通算4回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、通算4回目の予告演出を続して見たことにより、大当り発生への期待感をさらに盛り上げる。
【0067】
(9)そして、図10(J)に示すように、通算5回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t10)、その開始から所定時間経過すると、5機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y5が出現する。このように、5機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、通算5回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、通算5回目の予告演出を続して見たことにより、大当り発生への期待感をさらに盛り上げる。
【0068】
(10)そして、図10(K)に示すように、通算6回目の特別図柄の変動表示が開始され(図11の時間t11)、その開始から所定時間経過すると、6機の空飛ぶ円盤を表現した予告演出画像Y6が出現する。このように、6機の空飛ぶ円盤が出現することにより、遊技者は、通算6回目の予告演出が行われたと知ることができる。また、遊技者は、通算6回目の予告演出を続して見たことにより、大当り発生への期待感をさらに盛り上げる。
【0069】
(11)そして、所定時間経過すると、リーチなどの変動を経て、図10(L)に示すように、大当り図柄が確定表示される(図11の時間t12)。図示の例では大当り図柄「777」が確定表示されている。そして所定時間経過すると、開閉部材43(図2)が開放され、大入賞口41が開口し、第1ラウンドが開始される。そして、たとえば15ラウンドが終了すると大当り遊技が終了する。
【0070】
[遊技の主な流れ]
次に、遊技の主な流れについて図12ないし図20を参照して説明する。
図12はメインCPU112が実行する始動口処理の流れを示すフローチャートである。図13はメインCPU112が実行する図柄処理の流れを示すフローチャートである。図14はメインCPU112が図柄処理のステップ(以下、Sと略す)44にて実行する連続予告抽選処理の流れを示すフローチャートである。図15はメインCPU112が図柄処理のS66にて実行する連続予告回数抽選処理の流れを示すフローチャートである。図16はメインCPU112が図柄処理のS78にて実行する変動パターン決定処理の流れを示すフローチャートである。図17は図16の続きを示すフローチャートであり、図18は図16の続きを示すフローチャートであり、図19は図16の続きを示すフローチャートである。図20は、図柄制御基板32のサブCPU32bが実行する図柄表示処理の流れを示すフローチャートである。
【0071】
(始動口処理)
メインCPU112は、第1種始動口スイッチ27aがONしたか否かを判定することにより、遊技球が第1種始動口27に入賞したか否かを判定し(図12のS10)、入賞したと判定した場合は(S10:Yes)、保留数Uが上限の8個以上であるか否かを判定する(S12)。ここで、上限の8個以上ではないと判定した場合は(S12:No)、始動記憶のフラグをONすることにより保留数Uに「1」を加算し(S14)、このとき大当り抽選カウンタC1(図6(A))がカウントしたカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(S16)。
続いてメインCPU112は、このとき大当り図柄抽選カウンタがカウントしたカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(S18)。続いてメインCPU112は、このときリーチ抽選カウンタC2(図6(D))がカウントしたカウント値を1つ取得し、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(S20)。
【0072】
続いてメインCPU112は、データ格納領域116a(図7)を参照し、現在確変フラグ「1」がセットされているか否かを判定することにより、遊技状態が確変中であるか否かを判定し(S22)、確変中であると判定した場合は(S22:Yes)、高確率用判定データとして前述の5つの大当り値「7」、「11」、「127」、「233」および「273」をセットする(S24)。また、確変中ではないと判定した場合は(S22:No)、低確率用判定データとして大当り値「7」1つをセットする(S26)。
続いてメインCPU112は、S16においてRAM116に一時的に格納したカウント値と、S24またはS26においてセットした大当り値とを比較し、カウント値と一致する大当り値が存在するか否かを判定することにより、大当りかハズレかを判定する(S28)。ここで、大当りと判定した場合は(S28:Yes)、大当りフラグをONし(S30)、ハズレと判定した場合は(S28:No)、大当りフラグをOFFする(S29)。
【0073】
続いてメインCPU112は、確変大当りであるか否かを判定する(S32)。たとえば、S18において大当り図柄抽選カウンタから取得してRAM116に一時的に格納したカウント値が、1、3、5、7および9の奇数、つまり奇数の大当り図柄に決定されるカウント値であった場合には、確変大当りであると判定し(S32:Yes)、0、2、4、6および8の偶数、つまり偶数の大当り図柄に決定されるカウント値であった場合には、確変大当りではないと判定する(S32:No)。ここで、メインCPU112は、確変大当りであると判定した場合は(S32:Yes)、確変フラグをONし(S34)、確変大当りではないと判定した場合は(S32:No)、確変フラグをOFFする(S33)。
なお、メインCPU112が上記始動口処理を実行するためのコンピュータプログラムはROM114に記録されており、メインCPU112は、そのコンピュータプログラムに従って上記始動口処理を実行する。
【0074】
(図柄処理)
メインCPU112は、図柄表示器32aが特別図柄を変動中であるか否かを判定する(図13のS40)。この判定は、図柄制御基板32に対して特別図柄の変動開始を指示するコマンド(以下、変動開始コマンドという)を送信した後、特別図柄の変動停止を指示するコマンド(以下、変動停止コマンドという)を送信していない場合は、変動中であると判定し(S40:Yes)、変動開始コマンドを送信していない場合は変動中ではないと判定する(S40:No)。ここで、メインCPU112は、変動中ではないと判定した場合は(S40:No)、保留数Uが「1」以上であるか否か、つまり特別図柄の変動開始が保留されているか否かを判定し(S42)、保留されていると判定した場合は(S42:Yes)、連続予告抽選処理を実行する(S44)。
【0075】
(連続予告抽選処理)
メインCPU112は、前述の始動口処理のS10において第1種始動口スイッチ27aがONしたと判定されたことにより、新たに発生した始動記憶に対応する格納領域の連続予告フラグがONしているか否かを判定し(図14のS46)、ONしていないと判定した場合は(S46:No)、保留数Uが「2」以上であるか否かを判定する(S48)。つまり、1回の変動表示に付き1回行う予告演出を連続で実行するためには、特別図柄の変動表示を少なくとも2回行う必要があるため、保留数Uが「2」以上であるか否かを判定する。
ここで、メインCPU112は、保留数Uが「2」以上であると判定した場合は(S48:Yes)、始動記憶1に対応する格納領域の大当りフラグがONしているか否かを判定する(S50)。つまり、始動記憶1に対応する格納領域の大当りフラグがONしている場合は、1回目の変動表示が停止したときに大当り図柄を確定表示するため、大当りの予告を1回目および2回目の変動表示において連続して行う意味がないので、そのような判定を行う。
【0076】
ここで、メインCPU112は、始動記憶1に対応する格納領域の大当りフラグはONしていないと判定した場合は(S50:No)、大当りフラグがONしている格納領域に対応する始動記憶があるか否かを判定する(S52)。ここで、メインCPU112は、そのような始動記憶があると判定した場合は(S52:Yes)、大当り判定用データとして所定値、たとえば前述の「3」〜「22」をセットする(S54)。また、メインCPU112は、大当りフラグがONしている格納領域に対応する始動記憶がないと判定した場合は(S52:No)、ハズレ判定用データとして所定値、たとえば前述の「3」、「7」および「15」をセットする(S56)。
続いてメインCPU112は、このとき連続予告抽選カウンタC3(図6(E))がカウントしたカウント値を1つ取得し(S58)、連続予告を実行するか否かを判定する(S60)。この判定は、S58において取得したカウント値と一致する数値が、S54またはS56においてセットした数値の中に存在する場合は、連続予告を実行すると判定し(S60:Yes)、連続予告フラグをONし(S62)、次の連続予告回数抽選処理へ進む。また、存在しない場合は、連続予告を実行しないと判定し(S60:No)、連続予告フラグをOFFし(S64)、次の連続予告回数抽選処理へ進む。
【0077】
(連続予告回数抽選処理)
メインCPU112は、この連続予告回数抽選処理を実行することにより、連続予告回数が決定されたことを示す回数決定フラグがONしているか否かを判定する(図15のS68)。続いてメインCPU112は、連続予告回数抽選カウンタC4(図6(F))がカウントしたカウント値A1を1つ取得し(S70)、その取得したカウント値A1が保留数U以下であるか否かを判定する(S72)。
つまり、特別図柄の変動表示は保留数Uの範囲内で行うものであり、連続予告演出は特別図柄の変動表示中に行うものであるため、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値A1が保留数U以下であるか否かを判定する。
たとえば、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値が「7」であり、保留数Uが「8」であった場合は、カウント値A1は保留数U以下であると判定する(S72:Yes)。
【0078】
ここで、カウント値A1が保留数U以下であると判定した場合は(S72:Yes)、データ格納領域116a(図7)を参照し、格納順位1番〜A1番までの格納領域において大当りフラグがONしているか否かを判定する(S74)。
たとえば、図7に示すように、格納順位6番(A1番)の格納領域において大当りフラグがONしている場合は、格納順位1番〜A1番までの格納領域において大当りフラグがONしていると判定する(S74:Yes)。
ここで、大当りフラグがONしていると判定した場合は(S74:Yes)、その大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1を連続予告回数Nに設定し(S76)、回数決定フラグをONし(S84)、図柄処理に戻る。
つまり、連続予告演出は、大当りの発生を予告する目的で行うものであるため、大当り図柄が確定表示される特別図柄の変動表示の期間が、連続予告演出の最後の期間になるように設定する。
たとえば、図7に示すように、格納順位6番の格納領域において大当りフラグがONしている場合は、連続予告回数6が設定される。
【0079】
また、メインCPU112は、格納順位1番〜A1番までの格納領域において大当りフラグがONしていないと判定した場合は(S74:No)、S70において連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値A1を連続予告回数Nに設定し(S78)、回数決定フラグをONし(S84)、図柄処理に戻る。たとえば、前述の例では、カウント値「7」を取得しているから、連続予告回数7が設定される。
また、メインCPU112は、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値A1が保留数U以下ではない、つまり保留数Uを超えていると判定した場合は(S72:No)、格納順位1番〜U番までの格納領域において大当りフラグがONしているか否かを判定する(S80)。
つまり、特別図柄の変動表示は保留数Uの範囲内で行うものであり、連続予告演出は特別図柄の変動表示中に行うものであるため、カウント値A1が保留数Uを超えている場合は、その保留数Uの範囲内で大当りフラグがONしているか否かを判定する。
【0080】
ここで、大当りフラグがONしていると判定した場合は(S80:Yes)、その大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1を連続予告回数Nに設定し(S76)、回数決定フラグをONし(S84)、図柄処理に戻る。
つまり、連続予告演出は、大当りの発生を予告する目的で行うものであるため、大当り図柄が確定表示される特別図柄の変動表示の期間が、連続予告演出の最後の期間になるように設定する。
また、メインCPU112は、格納順位1番〜U番までの格納領域において大当りフラグがONしていないと判定した場合は(S80:No)、保留数Uを連続予告回数Nに設定し(S82)、回数決定フラグをONし(S84)、図柄処理に戻る。
【0081】
(変動パターン決定処理)
メインCPU112は、パターン決定フラグがONしているか否かを判定する(図16のS89)。ここで、パターン決定フラグとは、後述する処理においてハズレ図柄および変動パターン、あるいは大当り図柄および変動パターンが決定されていることを示すフラグである。続いてメインCPU112は、前述の始動口処理(図12)のS10において第1種始動口スイッチ27aがONしたと判定されたことにより、新たに発生した始動記憶に対応する格納領域の連続予告フラグがONしているか否かを判定し(S90)、ONしていると判定した場合は(S90:Yes)、格納順位R1の始動記憶に対応する格納領域の大当りフラグがONしているか否かを判定する(S92)。
【0082】
「連続予告2回目で大当りの場合」
ここで、ONしていると判定した場合は(S92:Yes)、連続予告回数Nが2回であるか否かを判定し(S94)、2回であると判定した場合は(S94:Yes)、ハズレ図柄を決定し、ハズレの場合における1回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告1回目ハズレ用変動パターンという)を決定し、その決定したハズレ図柄および予告1回目ハズレ用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S96)。
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における2回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告2回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告2回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S98)。
【0083】
ハズレ図柄の決定は、ハズレ図柄抽選カウンタおよびハズレ図柄テーブルT2(図6(C))を用いて決定する。また、予告1回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告1回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告1回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
予告1回目ハズレ用変動パターンは、たとえば前述した図8(A)〜図8(D)に示す変動パターンである。
【0084】
大当り図柄の決定は、前述の始動口処理(図12)のS18において大当り図柄抽選カウンタから取得してRAM116に一時的に格納したカウント値に対応する大当り図柄を大当り図柄テーブルT1(図6(B))から読出して決定する。また、予告2回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告2回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告2回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0085】
「連続予告3回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが2回ではないと判定した場合は(S94:No)、連続予告回数Nが3回であるか否かを判定する(S100)。ここで、3回であると判定した場合は(S100:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターンと、その予告1回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する1回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における2回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告2回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告2回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する2回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S102)。
予告2回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告2回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告2回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0086】
予告2回目ハズレ用変動パターンは、たとえば前述した図9(E)〜図9(G)に示す変動パターンである。
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における3回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告3回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告3回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S104)。
予告3回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告3回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告3回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0087】
「連続予告4回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが3回ではないと判定した場合は(S100:No)、連続予告回数Nが4回であるか否かを判定する(S106)。ここで、4回であると判定した場合は(S106:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターンと、1回目のハズレ図柄と、予告2回目ハズレ用変動パターンと、ハズレの場合における3回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告3回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告3回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する3回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S108)。
予告3回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告3回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告3回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0088】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における4回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告4回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告4回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S110)。
予告4回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告4回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告4回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0089】
「連続予告5回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが4回ではないと判定した場合は(S106:No)、連続予告回数Nが5回であるか否かを判定する(S112)。ここで、5回であると判定した場合は(S112:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターン〜予告3回目ハズレ用変動パターンと、1回目〜3回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における4回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告4回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告4回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する4回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S114)。
予告4回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告4回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告4回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0090】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における5回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告5回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告5回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S116)。
予告5回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告5回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告5回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0091】
「連続予告6回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが5回ではないと判定した場合は(S112:No)、連続予告回数Nが6回であるか否かを判定する(図17のS118)。ここで、6回であると判定した場合は(S118:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターン〜予告4回目ハズレ用変動パターンと、1回目〜4回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における5回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告5回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告5回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する5回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S120)。
予告5回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告5回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告5回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0092】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における6回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告6回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告6回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S122)。
予告6回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告6回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告6回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0093】
「連続予告7回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが6回ではないと判定した場合は(S118:No)、連続予告回数Nが7回であるか否かを判定する(S124)。ここで、7回であると判定した場合は(S124:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターン〜予告5回目ハズレ用変動パターンと、1回目〜5回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における6回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告6回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告6回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する6回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S126)。
予告6回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告6回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告6回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0094】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における7回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告7回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告7回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S128)。
予告7回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告7回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告7回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0095】
「連続予告8回目で大当りの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが7回ではないと判定した場合は(S124:No)、連続予告回数Nが8回であるか否かを判定する(S130)。ここで、8回であると判定した場合は(S130:Yes)、予告1回目ハズレ用変動パターン〜予告6回目ハズレ用変動パターンと、1回目〜6回目のハズレ図柄と、ハズレの場合における7回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告7回目ハズレ用変動パターンという)と、その予告7回目ハズレ用変動パターンのときに確定表示する7回目のハズレ図柄とを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S132)。
予告7回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告7回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告7回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0096】
続いてメインCPU112は、大当り図柄を決定し、大当りの場合における8回目の予告演出を伴う特別図柄の変動表示のパターン(以下、予告8回目大当り用変動パターンという)を決定し、その決定した大当り図柄および予告8回目大当り用変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S134)。
予告8回目大当り用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告8回目大当り用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告8回目大当り用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0097】
「連続予告2回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、格納順位R1の始動記憶に対応する格納領域の大当りフラグがONしていないと判定した場合は(S92:No)、連続予告回数Nが2回であるか否かを判定する(図18のS136)。ここで、2回であると判定した場合は(S136:Yes)、前述のS102と同じ手法により、予告1回目ハズレ図柄、予告2回目ハズレ図柄、予告1回目ハズレ用変動パターンおよび予告2回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S138)。
【0098】
「連続予告3回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが2回ではないと判定した場合は(S136:No)、連続予告回数Nが3回であるか否かを判定する(S140)。ここで、3回であると判定した場合は(S140:Yes)、前述のS108と同じ手法により、予告1回目〜3回目用ハズレ図柄および予告1回目〜3回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S142)。
【0099】
「連続予告4回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが3回ではないと判定した場合は(S140:No)、連続予告回数Nが4回であるか否かを判定する(S144)。ここで、4回であると判定した場合は(S144:Yes)、前述のS114と同じ手法により、予告1回目〜4回目用ハズレ図柄および予告1回目〜4回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S146)。
【0100】
「連続予告5回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが4回ではないと判定した場合は(S144:No)、連続予告回数Nが5回であるか否かを判定する(S148)。ここで、5回であると判定した場合は(S148:Yes)、前述のS120と同じ手法により、予告1回目〜5回目用ハズレ図柄および予告1回目〜5回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S150)。
【0101】
「連続予告6回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが5回ではないと判定した場合は(S148:No)、連続予告回数Nが6回であるか否かを判定する(S152)。ここで、6回であると判定した場合は(S152:Yes)、前述のS126と同じ手法により、予告1回目〜6回目用ハズレ図柄および予告1回目〜6回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S150)。
【0102】
「連続予告7回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが6回ではないと判定した場合は(S152:No)、連続予告回数Nが7回であるか否かを判定する(S156)。ここで、7回であると判定した場合は(S156:Yes)、前述のS132と同じ手法により、予告1回目〜7回目用ハズレ図柄および予告1回目〜7回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S158)。
【0103】
「連続予告8回目でハズレの場合」
また、メインCPU112は、連続予告回数Nが7回ではないと判定した場合は(S156:No)、連続予告回数Nが8回であるか否かを判定する(S160)。ここで、8回であると判定した場合は(S160:Yes)、予告1回目〜8回目用ハズレ図柄および予告1回目〜8回目ハズレ用変動パターンを決定し、それらをデータ格納領域116aに格納する(S162)。
予告8回目用ハズレ図柄の決定は、ハズレ図柄抽選カウンタおよびハズレ図柄テーブルT2(図6(C))を用いて決定する。また、予告8回目ハズレ用変動パターンの決定は、その変動パターンを決定するためのカウンタと、そのカウンタの複数のカウント値と複数の予告8回目ハズレ用変動パターンとを対応付けて構成されたテーブルとを用いて行う。つまり、上記カウンタから取得したカウント値に対応付けられている予告8回目ハズレ用変動パターンを上記テーブルから読出す。
【0104】
また、メインCPU112は、連続予告フラグがONしていないと判定した場合は(図16のS90:No)、このとき変動パターン決定カウンタがカウントしたカウント値を取得し、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(図19のS164)。変動パターン決定カウンタは、複数のカウント値、たとえば0〜99の計100個のカウント値をカウントする。
続いてメインCPU112は、前述の始動口処理(図12)のS30を実行することにより、大当りフラグがONしているか否かを判定し(S166)、ONしていると判定した場合は(S166:Yes)、大当り図柄と、変動開始から大当り図柄を確定表示するまでに至る変動パターン(以下、大当り変動パターンという)とを決定し、その決定した大当り図柄および大当り変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S168)。大当り図柄は、大当り図柄抽選カウンタおよび大当り図柄テーブルT1(図6(B))を用いて決定し、大当り変動パターンは大当り変動パターン決定テーブルを用いて決定する。大当り変動パターン決定テーブルは、変動パターン決定カウンタのカウント値と、複数の大当り変動パターンとを対応付けて構成されており、S164にてRAM116に一時的に格納したカウント値と対応する大当り変動パターンを大当り変動パターン決定テーブルから読出す。
【0105】
また、メインCPU112は、大当りフラグがONしていないと判定した場合は(S166:No)、前述の始動口処理(図12)のS20にてRAM116に一時的に格納したリーチ抽選カウンタから取得したカウント値を読出し、その読出したカウント値に基づいてリーチを行うか否かを決定する(S170)。たとえば、上記読出したカウント値が「7」、「17」、「23」、「37」、「43」、「53」、「61」、「71」、「89」および「91」の計10個のカウント値のうち、いずれかであった場合はリーチを行うと決定し(S170:Yes)、いずれでもなかった場合はリーチを行うと決定しない(S170:No)。
ここで、メインCPU112は、リーチを行うと決定した場合は(S170:Yes)、ハズレリーチ図柄およびハズレリーチ変動パターンを決定し、その決定したハズレリーチ図柄およびハズレリーチ変動パターンをRAM116に一時的に格納する(S172)。
【0106】
ハズレリーチ変動とは、特別図柄の変動表示の開始から途中でリーチの態様を表示し、最後にハズレ図柄を確定表示するに至る変動パターンであり、ハズレリーチ図柄とは、ハズレリーチ変動が終了したときに確定表示するハズレ図柄である。ハズレリーチ図柄は、リーチを経由しないで変動が終了したときに確定表示される通常のハズレ図柄とは異なるデザインで構成されており、ハズレリーチ図柄を決定するためのハズレリーチ図柄抽選カウンタと、ハズレリーチ図柄テーブルとを用いて決定する。ハズレリーチ図柄抽選カウンタは、複数のカウント値、たとえば0〜9の計10個のカウント値をカウントする。ハズレリーチ図柄テーブルは、ハズレリーチ図柄抽選カウンタのカウント値と、複数のハズレリーチ図柄とを対応付けて構成される。そして、ハズレリーチ図柄抽選カウンタから取得したカウント値に対応するハズレリーチ図柄をハズレリーチ図柄決定テーブルから読出す。
【0107】
また、ハズレリーチ変動パターンは、ハズレリーチ変動パターン決定テーブルを用いて決定する。ハズレリーチ変動パターン決定テーブルは、変動パターン決定カウンタの複数のカウント値と、複数のハズレリーチ変動パターンとを対応付けて構成されており、S164にてRAM116に一時的に格納したカウント値と対応するハズレリーチ変動パターンをハズレリーチ変動パターン決定テーブルから読出す。
また、メインCPU112は、リーチを行わないと判定した場合は(S170:No)、ハズレ図柄およびハズレ変動パターンを決定し、その決定したハズレ図柄およびハズレ変動パターンをデータ格納領域116aに格納する(S174)。ハズレ図柄は、前述したハズレ図柄抽選カウンタおよびハズレ図柄テーブルT2(図6(C))を用いて決定する。ハズレ変動パターンは、ハズレ変動パターン決定テーブルを用いて決定する。ハズレ変動パターン決定テーブルは、変動パターン決定カウンタの複数のカウント値と、複数のハズレ変動パターンとを対応付けて構成されており、S164にてRAM116に一時的に格納したカウント値と対応するハズレ変動パターンをハズレ変動パターンテーブルから読出す。
また、メインCPU112は、S98、S104、S110、S116、S122、S128、S134、S138、S142、S146、S150、S154、S158、S162、S168、S172およびS174のいずれかを実行すると、パターン決定フラグをONする(図16のS117)。
なお、予告2回目〜7回目用ハズレ変動パターンおよび予告2回目〜7回目用大当り変動パターンの各変動パターンの中には、疑似抽選結果画像M1およびメッセージ画像M2の両方を表示する変動パターン、または一方を表示する変動パターンが含まれている。
【0108】
メインCPU112は、上述したように連続予告抽選処理、連続予告回数抽選処理および変動パターン決定処理を実行すると、始動記憶「現在」および1番〜8番に対応する格納領域に格納されている各データを始動記憶の順位の古い方へ1つずつ移動させる(図13のS176)。たとえば、始動記憶1番の各格納領域に格納されている各データを始動記憶「現在」に対応する格納領域へそれぞれ移動させる。これにより、始動記憶「現在」に対応する各格納領域に格納されている各データに基づいて特別図柄の変動表示を制御する準備が整ったことになる。
続いてメインCPU112は、保留数Uから「1」を減算し(S178)、格納順位「現在」に対応する格納領域に連続予告フラグがONしているか否かを判定する(S180)。ここで、ONしていると判定した場合は(S180:Yes)、連続予告回数Nから「1」を減算する(S182)。
【0109】
続いてメインCPU112は、変動開始コマンドを図柄制御基板32へ送信する(S184)。その変動開始コマンドには、始動記憶「現在」に対応する各格納領域に格納されている各データが含まれている。続いてメインCPU112は、始動記憶「現在」に対応する格納領域に格納されている変動パターンにより示される変動時間の計測を開始する(S186)。たとえば、変動時間を計測するタイマをセットする。
そして、メインCPU112は、次の割込処理において図柄処理を実行するタイミングになると、前回実行した図柄処理のS184にて変動開始コマンドを送信しているため、特別図柄は変動中であると判定し(S40:Yes)、S186にて計測を開始した時間が所定時間を経過したか否かを判定し(S188)、経過したと判定した場合は(S188:Yes)、特別図柄の変動停止を指示する変動停止コマンドを図柄制御基板32へ送信する(S190)。
【0110】
続いてメインCPU112は、連続予告回数Nが「0」であるか否かを判定し(S192)、「0」であると判定した場合は(S192:Yes)、連続予告フラグ、パターン決定フラグおよび回数決定フラグをそれぞれOFFする(S194)。
なお、メインCPU112が上記図柄処理を実行するためのコンピュータプログラムはROM114に記録されており、メインCPU112は、そのコンピュータに従って上記図柄処理を実行する。
【0111】
(図柄表示処理)
図柄制御基板32のサブCPU32bは、メインCPU112から送信されてきたコマンドを受信し、その受信したコマンドを解析する(図20のS200)。続いてサブCPU32bは、S200にて受信したコマンドが変動開始コマンドであるか否かを判定し(S202)、変動開始コマンドであると判定した場合は(S202:Yes)、その変動開始コマンドにより示されている変動パターンを実行するためのコンピュータプログラムをROM32cから読出し、その読出したコンピュータプログラムに従って図柄表示器32aの画面にて特別図柄の変動表示を開始する(S204)。
そして、サブCPU32bは、S200にて受信したコマンドが変動開始コマンドではないと判定した場合は(S202:No)、S200にて受信したコマンドは変動停止コマンドであるか否かを判定し(S206)、変動停止コマンドであると判定した場合は(S206:Yes)、特別図柄の変動表示を停止し、確定図柄を表示する(S208)。
なお、サブCPU32bが上記図柄表示処理を実行するためのコンピュータプログラムはROM32cに記録されており、サブCPU32bは、そのコンピュータに従って上記図柄表示処理を実行する。
【0112】
[第1実施形態の効果]
(1)以上のように第1実施形態のパチンコ機1を使用すれば、連続予告回数を複数種類の回数の中から選択して決定するため、従来のように回数が一定のパチンコ機よりも遊技が単調になり難い。
しかも、図柄表示器32aが、次に行う予告演出が、あたかも今回の予告演出に継続して行われるものであることを報知する疑似抽選結果画像M1を表示するため、そのような報知を行うことにより、遊技者を非常に得をした気分にさせることができる。また、そのような報知を行うことにより、遊技者の大当り発生への期待感をより一層高めさせることができる。さらに、連続予告と連続予告との間で疑似抽選結果画像M1を表示するパターンを繰り返すことにより、連続予告が何度も追加されたような感じを遊技者に与えることができるため、大当り発生に対する期待感をより一層強く高めて行くことができる。
【0113】
(2)また、連続予告回数Nを抽選により決定した場合に、その決定された連続予告回数A1よりも保留数Uが少ない場合は、保留数Uを連続予告回数Nに設定し、保留数Uが総て消化されるまで連続予告演出を行うことができる。
したがって、抽選により決定された連続予告回数A1よりも保留数Uが少ないがために連続予告演出が行われない場合をなくすことができる。
また、保留数Uを最大限利用して連続予告演出を行うことができるため、大当り発生に対する遊技者の期待を高める効果を最大限発揮することができる。
【0114】
(3)さらに、大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1により示される保留数(R1)が、抽選により決定された連続予告回数A1より少ない場合は、その保留数(R1)を連続予告回数Nに設定し、その保留数(R1)が総て消化されるまで連続予告演出を行うことができる。
したがって、大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位R1により示される保留数(R1)が、抽選により決定された連続予告回数A1より少ないがために連続予告演出が行われない場合をなくすことができる。
また、大当りが発生するまでの期間を最大限利用して連続予告演出を行うことができるため、大当り発生に対する遊技者の期待を高める効果を最大限発揮することができる。
【0115】
(4)保留数Uの範囲内で連続予告回数Nを決定することができるため、抽選により決定された連続予告回数が保留数Uを超えてしまい、連続予告演出が行われなくなるというおそれがない。
しかも、保留数Uの範囲内で連続予告回数を決定することにより、保留数Uを最大限活かすことができる。
(5)連続予告演出の対象が、遊技者が最も強く期待する大当りの発生であるため、連続予告回数を複数種類の回数の中から抽選により選択して決定し、回数が少ない場合や多い場合などを発生させることにより、遊技者の期待感の度合いを変化させることができるため、変化に富んだ面白い遊技を楽しむことができる。
【0116】
<第2実施形態>
次に、この発明の第2実施形態について図21を参照して説明する。
図21は、この実施形態のパチンコ機に備えられたメインCPU112が実行する連続予告回数抽選処理2の流れを示すフローチャートである。
この実施形態のパチンコ機は、格納順位1番から抽選により決定した連続予告回数に対応する格納順位までの間に、大当りフラグがONしている始動記憶が存在する場合は、その大当りの特別図柄の変動表示を行う時期を最後の連続予告演出を行う時期に変更することができることを特徴とする。
なお、前述の第1実施形態と同一の構成および機能については、説明を簡略化または省略し、同一の符号を用いるものとする。
【0117】
メインCPU112は、前述の第1実施形態の連続予告回数抽選処理(図15)と同様にS68〜S76を実行すると、大当りフラグがONしている格納順位R1に対応する各格納領域に格納されているデータと、格納順位A1に対応する各格納領域に格納されているデータとを相互に入れ替える(S77)。
これにより、現在行われている特別図柄の変動表示からR1番目に行われる予定であった大当りの変動表示をA1番目に変更することができるため、最後の連続予告演出が行われるタイミングと、大当りの変動表示が行われるタイミングとを一致させることができる。
たとえば、保留数Uが8であり、連続予告回数抽選カウンタC4から取得したカウント値A1が6であり、大当りフラグがONしている始動記憶の格納順位が3番目であった場合は、格納順位3番目の始動記憶の各格納領域に格納されているデータと、格納順位6番目の始動記憶の各格納領域に格納されているデータとを相互に入れ替える。これにより、現在行われている特別図柄の変動表示から3番目に行われる予定であった大当りの変動表示を6番目に変更することができるため、最後の連続予告演出が行われるタイミングと、大当りの変動表示が行われるタイミングとを一致させることができる。
なお、メインCPU112は、前述の連続予告回数抽選処理と同様にS78〜S84を実行する。
【0118】
[第2実施形態の効果]
(1)以上のように第2実施形態のパチンコ機1を使用すれば、大当りの判定結果が出ている場合は、連続予告演出の最後の予告演出を行うタイミングと、大当りの判定結果に対応する特別図柄の変動表示を行うタイミングとを一致させることができる。
したがって、予告演出が複数回連続して行われると実際に大当りが発生する場合があるという事実を作り出すことができるので、連続予告演出の効果をより一層高めることができる。
(2)また、この実施形態のパチンコ機1は、前述の連続予告回数抽選処理2の一部を除いて第1実施形態のパチンコ機1と同一の構成および機能を備えるため、第1実施形態の効果の欄に記載した(1)、(2)、(4)および(5)の効果を奏することができる。
なお、上記第2実施形態のパチンコ機1が、この発明の請求項9に係る遊技機に対応する。
【0119】
<第3実施形態>
次に、この発明の第3実施形態について図22および図23を参照して説明する。
図22(A)は、連続予告1回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(B)は、連続予告2回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(C)は、連続予告3回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(D)は、連続予告4回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。図23(E)は、連続予告5回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(F)は、連続予告6回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(G)は、連続予告7回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(H)は、連続予告8回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。
この実施形態のパチンコ機は、連続予告の各回毎に異なる予告演出画像を表示することを特徴とする。
なお、前述の第1実施形態と同一の構成および機能については、説明を簡略化または省略し、同一の符号を用いるものとする。
【0120】
連続予告1回目では、図22(A)に示すように海中を表現した背景画像H1が表示されており、画面の上部右端から予告演出画像Y7が出現する。この実施形態では、予告演出画像Y7は3匹の魚を表現した画像であり、その3匹の魚は、画面の左方向へ泳いで行く。
そして、連続予告2回目では、図22(B)に示すように、1回目と同じ予告演出画像Y7が画面の上部左端から出現し、その3匹の魚は、画面の右方向へ泳いで行く。
連続予告3回目では、図22(C)に示すように、連続予告1回目に出現した予告演出画像Y7により表現される魚よりも大きい3匹の魚を表現した予告演出画像Y8が、画面の上部右端から出現し、その3匹の魚は、画面の左方向へ泳いで行く。
そして、連続予告4回目では、図22(D)に示すように、連続予告3回目と同じ予告演出画像Y8が画面の上部左端から出現し、その3匹の魚は、画面の右方向へ泳いで行く。
【0121】
連続予告5回目では、図23(E)に示すように、連続予告4回目に出現した予告演出画像Y8により表現される魚よりも大きい3匹の魚を表現した予告演出画像Y9が、画面の上部右端から出現し、その3匹の魚は、画面の左方向へ泳いで行く。
そして、連続予告6回目では、図23(F)に示すように、連続予告5回目と同じ予告演出画像Y9が画面の上部左端から出現し、その3匹の魚は、画面の右方向へ泳いで行く。
連続予告7回目では、図23(G)に示すように、連続予告6回目に出現した予告演出画像Y9により表現される魚よりも大きい3匹の魚を表現した予告演出画像Y10が、画面の上部右端から出現し、その3匹の魚は、画面の左方向へ泳いで行く。
そして、連続予告8回目では、図23(H)に示すように、連続予告7回目と同じ予告演出画像Y10が画面の上部左端から出現し、その3匹の魚は、画面の右方向へ泳いで行く。
なお、上記各予告演出画像Y7〜Y10を表示するための画像データは、キャラクタROM32d(図5)に格納されている。
【0122】
[第3実施形態の効果]
(1)以上のように第3実施形態のパチンコ機1を使用すれば、連続予告の各回毎に異なる予告演出画像を表示することができるため、予告演出画像と連続予告回数との関係を学習することにより、予告演出画像に基づいて何回目の連続予告であるかを知ることができる。また、各回毎に同一の予告演出画像を表示する場合よりも見ていて飽きが来ないので、遊技が単調になるおそれがない。
(2)また、この実施形態のパチンコ機1は、連続予告演出画像を除いて第1実施形態のパチンコ機1と同一の構成および機能を備えるため、第1実施形態の効果の欄に記載した(1)ないし(5)の効果を奏することができる。
なお、上記第3実施形態のパチンコ機1が、この発明の請求項8に係る遊技機に対応する。
【0123】
<他の実施形態>
(1)前記各実施形態では、大当り判定を行い、その判定結果が大当りであることに対する期待感を盛り上げる予告演出を行う場合を説明したが、変動パターンを決定し、その決定された変動パターンが特定の変動パターン(たとえば、スペシャルリーチ(SR))であることに対する期待感を盛り上げる予告演出と、その連続予告演出と、その連続予告回数の抽選とを行うこともできる。
この場合、第1実施形態の連続予告抽選処理(図14)におけるS50は、始動記憶1に対応する変動パターンが特定の変動パターンか否かを判定する内容になり、S52は、変動パターンとして特定の変動パターンが設定されている始動記憶があるか否かという内容になる。
なお、この場合のメインCPU112が連続予告抽選処理を実行する機能を備えたパチンコ機が、この発明の請求項7に係る遊技機に対応する。
【0124】
(2)連続予告回数抽選処理により決定された連続予告回数N分の予告演出を行うために必要な保留数が存在しない場合は、RAM116に格納されている保留数Uに対応する回数分の予告演出を連続して行い、その予告演出中に新たな保留が発生して保留数が増加している場合は、RAM116に格納されている保留数Uに対応する回数分の予告演出を終了したときに、上記増加した保留数に基づいて連続予告を継続して行い、既に連続で行われた予告演出の回数が前記連続予告回数Nに到達する前に保留数がなくなったときは、そのなくなった段階で連続予告を終了するように構成することもできる。
この構成を用いれば、連続予告回数抽選処理により連続予告回数Nが決定されたときの保留数Uが少ない場合であっても、その後に発生した保留によって連続予告を継続することができるため、連続予告による効果を持続する期間を長くすることができる。
なお、上記構成を備えたパチンコ機が、この発明の請求項3に係る遊技機に対応する。
【0125】
(3)また、大当り判定の結果が確変大当りであることに対する期待感を盛り上げる予告演出と、その連続予告演出と、その連続予告回数の抽選とを行うこともできる。
(4)さらに、将来大当りが発生することが分かっている場合は、必ず連続予告を行うようにすることもできる。この場合、連続予告抽選処理(図14)は、S54を設けず、S52において大当りフラグがONした始動記憶があると判定した場合は(S52:Yes)、S62へ進み、連続予告フラグをONする流れになる。
この構成を用いれば、将来発生する大当りが存在する場合は、必ず連続予告演出を行うことができるため、連続予告演出が行われた場合に大当りが発生する確率が高いと推測している遊技者の期待を裏切ることがないようにすることができる。
【0126】
(5)前記第2実施形態では、大当りの変動表示を連続予告の最後に変更する場合を説明したが、連続予告回数が所定回数に達した時期に変更することもできる。
(6)前記第3実施形態では、連続予告回数が増加するに従って予告演出画像の魚が大きくなる場合を説明したが、連続予告回数が増加するに従って予告演出画像により表現されるキャラクタが成長するような演出を行うこともできる。たとえば、赤ん坊→幼児→小学生→中学生→高校生→社会人→中年→老人のように、連続予告回数が増加するに従って人間が成長して行く様子を表現したキャラクタを表示することもできる。
(7)また、連続予告回数が増加するに従って全く異なるキャラクタを予告演出画像として表示することもできる。たとえば、鳥→亀→ライオンという順で表示する。
【0127】
(8)各種の予告、連続予告の決定、連続予告回数などをLEDやランプなどの点灯または点滅パターン、あるいは音声により報知することもできる。
(9)前記各実施形態において記載した各種のカウンタおよびテーブルの構成、時間、数値、メインCPU112が各処理を実行するタイミングなどは、この発明の範囲を逸脱しない限り、適宜変更することができる。
(10)前記各実施形態では、この発明に係る遊技機として第1種パチンコ機を例に挙げて説明したが、この発明は、第2種パチンコ機または第3種パチンコ機、あるいは、第1種ないし第3種パチンコ機の2つ以上を組み合わせたパチンコ機、さらには、スロットマシンにも適用することができる。
【0128】
[各請求項と実施形態との対応関係]
第1種始動口27が、請求項1に記載の所定の領域に対応し、特別図柄が画像に対応する。大当り図柄およびハズレ図柄が所定の画像に対応し、図柄制御基板32および図柄表示器32aが表示手段に対応する。データ格納領域116aが格納手段に対応し、予告演出画像Y1〜Y10が連続予告手段に対応し、疑似抽選結果画像M1が報知手段に対応する。
そして、メインCPU112が実行する始動口処理(図12のS10〜S34および変動パターン決定処理のS164〜S174(図19))が、請求項1に記載の遊技内容決定手段として機能し、図柄処理のS178(図13)が減算手段として機能する。また、連続予告抽選処理のS46〜S64(図14)および変動パターン決定処理のS89〜S162(図16〜図18)が、連続予告手段として機能する。さらに、連続予告回数抽選処理のS68〜S84(図15)が、決定手段として機能する。
メインCPU112が請求項10に記載のコンピュータに対応し、メインCPU112が実行するためにROM114に記録されているコンピュータプログラムが請求項10に係るコンピュータプログラムに対応する。また、ROM114が請求項11に係る記録媒体に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施形態のパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5の主要構成を示す正面説明図である。
【図3】センターケース30を拡大して示す説明図である。
【図4】パチンコ機1の主な電気的構成をブロックで示す説明図である。
【図5】図柄制御基板32の主な電気的構成をブロックで示す説明図である。
【図6】図6(A)は大当り抽選カウンタの説明図であり、図6(B)は大当り図柄テーブルの説明図であり、図6(C)はハズレ図柄テーブルの説明図であり、図6(D)はリーチ抽選カウンタの説明図であり、図6(E)は連続予告抽選カウンタの説明図であり、図6(F)は連続予告回数抽選カウンタの説明図である。
【図7】データ格納領域に格納される各種データを示す説明図である。
【図8】図8(A)は特別図柄の変動開始前の状態を示す説明図であり、図8(B)は特別図柄が変動中の説明図であり、図8(C)は1回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図8(D)はハズレ図柄が確定表示された状態を示す説明図である。
【図9】図9(E)は2回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図9(F)は疑似抽選結果画像が表示された状態を示す説明図であり、図9(G)はハズレ図柄が確定表示された状態を示す説明図であり、図9(H)は3回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。
【図10】図10(I)は4回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(J)は5回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(K)は6回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図10(L)は大当り図柄が確定表示された状態を示す説明図である。
【図11】第1種始動口への入賞タイミングと、特別図柄の変動開始タイミングと、連続予告のタイミングとの時間的関係を示すタイムチャートである。
【図12】メインCPU112が実行する始動口処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】メインCPU112が実行する図柄処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】メインCPU112が図柄処理のS44にて実行する連続予告抽選処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】メインCPU112が図柄処理のS66にて実行する連続予告回数抽選処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】メインCPU112が図柄処理のS78にて実行する変動パターン決定処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】図16の続きを示すフローチャートである。
【図18】図16の続きを示すフローチャートである。
【図19】図16の続きを示すフローチャートである。
【図20】図柄制御基板32のサブCPU32bが実行する図柄表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図21】第2実施形態のパチンコ機に備えられたメインCPU112が実行する連続予告回数抽選処理2の流れを示すフローチャートである。
【図22】図22(A)は、連続予告1回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(B)は、連続予告2回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(C)は、連続予告3回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図22(D)は、連続予告4回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。
【図23】図23(E)は、連続予告5回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(F)は、連続予告6回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(G)は、連続予告7回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図であり、図23(H)は、連続予告8回目の予告演出画像が表示された状態を示す説明図である。
【図24】従来のパチンコ機の主要構成を示す正面説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機)
27 第1種始動口(所定の領域)
32a 図柄表示器(表示手段)
112 メインCPU(コンピュータ)
114 ROM(記録媒体)
116a データ格納領域(格納手段)
M1 疑似抽選結果画像(報知手段)
Y1〜Y10 予告演出画像(連続予告手段)
Claims (11)
- 遊技球が所定の領域を通過したことを条件に遊技内容を決定する遊技内容決定手段と、
遊技球が前記所定の領域を通過したことを条件に画像を変動表示し、その後、所定の画像を確定表示することにより、前記遊技内容決定手段により決定された遊技内容に対応する表示を行う表示手段と、
前記表示手段が前記条件が成立しても直ちに前記画像の変動表示を開始できない場合は、前記画像の変動表示の開始を保留するとともに、その保留数と、前記遊技内容決定手段による決定結果とを格納する格納手段と、
前記表示手段により前記画像の変動表示が実行される毎に前記格納手段に格納されている前記保留数を減算する減算手段とを備えており、
前記表示手段は、前記画像の変動表示の開始から前記所定の画像が確定表示されるまでを1回の変動表示とした場合に、前記格納手段に格納されている保留数に対応する回数分の変動表示を、前記保留を行った順位に従って実行可能な遊技機において、
前記決定結果が特定の決定結果であることに対する期待感を盛り上げる予告演出を1回の変動表示に付き1回行うとして複数回連続して行うことが可能な連続予告手段と、
この連続予告手段が前記予告演出を行う回数を複数種類の回数の中から選択して決定する決定手段と、
前記連続予告手段が所定の予告演出を行うときに、次に行う予告演出が前記所定の予告演出に継続して行われるものであることを報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記連続予告手段は、
前記決定手段により前記回数が決定されたときに、その決定した回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数が前記格納手段に格納されていない場合は、その格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を連続して行い、その途中で保留数がなくなったときは、そのなくなった段階で前記連続した予告演出を終了することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記連続予告手段は、
前記決定手段により前記回数が決定されたときに、その決定した回数分の予告演出を連続して行うために必要な保留数が前記格納手段に格納されていない場合は、その格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を連続して行い、かつ、その予告演出中に新たな保留が発生して保留数が増加している場合は、前記格納されている保留数に対応する回数分の予告演出を終了したときに、前記増加した保留数に基づいて予告演出を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記格納手段は、
前記遊技内容決定手段により決定された決定結果と、その決定結果が出たときに行った保留の順位とを対応付けて格納するとともに、前記表示手段が前記画像の変動表示を行う毎に前記各保留の順位をそれぞれ繰り上げ、
前記連続予告手段は、
前記特定の決定結果が前記格納手段に格納されている場合は、前記特定の決定結果に対応付けられている保留の順位により示される数を前記予告演出を行う回数に設定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記決定手段は、前記格納手段に格納されている前記保留数の範囲内で前記予告演出の回数を決定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記遊技内容決定手段は、前記遊技球が前記所定の領域を通過したことを条件に、遊技状態を遊技者に有利な遊技状態に変化させるか否かを決定し、
前記特定の決定結果は、遊技状態を遊技者に有利な遊技状態に変化させるという結果であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の遊技機。 - 前記遊技内容決定手段は、前記画像の変動内容を決定し、
前記特定の決定結果は、前記画像の変動内容が所定の変動内容に決定されたことを示す結果であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の遊技機。 - 前記連続予告手段は、前記各予告演出をそれぞれ行う毎に異なる内容の予告演出を行うことを請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の遊技機。
- 前記決定結果として特定の決定結果が、その特定の決定結果が出たときに行われた保留の順位と対応付けて前記格納手段に格納されており、かつ、前記保留の順位により示される数よりも多い保留数が格納されている場合に、前記表示手段が前記特定の決定結果に対応する表示を行う時期を、前記特定の決定結果に対応付けられている保留の順位より後の順位で行う時期に変更する変更手段を備えており、
前記表示手段は、前記変更手段により変更された時期に、前記特定の結果に対応する表示を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の遊技機。 - 請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の遊技機をコンピュータにより機能させるために前記コンピュータが実行するコンピュータプログラム。
- 請求項10に記載の前記コンピュータが実行するコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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