JP2004227623A - 複数波長光利用の光学的情報再生に適応した光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】構成が単純で、特殊な光学部品を必要とせず、作製が容易な、複数システムに共用する光ピックアップを提供する。
【解決手段】光ピックアップは、CD−DVD複合システムで使用され互いに異なる波長の光束を発するレーザー光源201−1,201−2と、これら光束のそれぞれを対応するCD205またはDVDの情報記録層205aに収束させるピックアップレンズ204と、情報記録層205aの反射光を受光する光検出器207とを備える。レンズ204は、中心軸Xから外周に向かって屈折率が連続的に低下し且つ円柱形状を有する屈折率分布型光伝送体からなり、屈折率に波長分散を有し、長さが光束のそれぞれを対応するCD205またはDVDの情報記録層205aに収束させるように設定される。CDまたはDVDは光入射側の面が共通の所定位置に配置される。
【選択図】 図1
【解決手段】光ピックアップは、CD−DVD複合システムで使用され互いに異なる波長の光束を発するレーザー光源201−1,201−2と、これら光束のそれぞれを対応するCD205またはDVDの情報記録層205aに収束させるピックアップレンズ204と、情報記録層205aの反射光を受光する光検出器207とを備える。レンズ204は、中心軸Xから外周に向かって屈折率が連続的に低下し且つ円柱形状を有する屈折率分布型光伝送体からなり、屈折率に波長分散を有し、長さが光束のそれぞれを対応するCD205またはDVDの情報記録層205aに収束させるように設定される。CDまたはDVDは光入射側の面が共通の所定位置に配置される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに異なる複数の波長の光を使用する複数の光学的情報再生システムを共用するに際して、光学的情報記録媒体からの情報の読み取りのために使用される光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズに関するものである。本発明は、例えば、CDと略称されるディスク状記録媒体を用いた光学的情報再生システムとDVDと略称されるディスク状記録媒体を用いた光学的情報再生システムとの複合システムに適用することができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
光学的情報記録媒体としてCDを用いた光学的情報再生システムが普及し初めてからかなりの時間が経過しており、更に、近年、光学的情報記録媒体としてDVDを用いた光学的情報再生システムが浸透しつつある。また、CD及びDVDを用いたシステムは、いずれも、当初の再生専用のものから近年では記録可能なものも普及段階にはいっている。
【0003】
そして、特にパーソナルコンピュータの領域では、CDとDVDとの複合ドライブ(コンボドライブ)の搭載が標準仕様となりつつあり、即ちCDを用いた光学的情報再生システム(CDに対する情報の記録のための手段を含むものであってもよい)とDVDを用いた光学的情報再生システム(DVDに対する情報の記録のための手段を含むものであってもよい)との複合システムが採用されている。CDを用いたシステムとDVDを用いたシステムとでは使用する光の波長が異なり、CDシステムでは780nmの光が使用され、DVDシステムでは650nmの光が使用される。また、従来のDVDとは別の規格に基づく所謂「次世代DVD」を用いた光学的情報再生システムでは、従来のDVD(以下、単に「DVD」という)システムとも異なる波長(400nm)の光が使用される。このように、一般的に、異なるシステムにおいては、使用する光の波長が異なる。
【0004】
コンボドライブシステムにおける光ピックアップは、いくつかの方式のものが実用化されている。最も単純な方式は、複数システムのそれぞれに係る互いに異なる波長の光を発する光源を備えた2つの光ピックアップを併設するものである。また、複数システムのそれぞれに係る互いに異なる波長の光のうちの短かい方の波長の光(CD−DVDコンボドライブ系の場合には波長650nmの光、DVD−次世代DVDコンボドライブ系の場合には波長400nmの光)を用い、ピックアップレンズ(集光レンズ)より、使用される記録媒体のうちの情報記録層の光入射側に位置する光透過層が薄い方の記録媒体の情報記録層に焦点が位置するようにし、また、光路中に適宜のホログラム素子を配置し、これにより本来長波長の光を用いて読み取られる情報が記録され且つ厚い透過層を持つ記録媒体の情報記録層に焦点を結ぶようにするものもある。また、互いに異なる波長の光を発する2つ以上のレーザー光源あるいは波長可変レーザーを用い、単一のピックアップレンズと波長により結像位置を変更する補正光学素子とを用いるものも提案されている。
【0005】
しかるに、上述の従来の複合システムのための光ピックアップは、通常の単一システムのための光ピックアップと比較して、構造が複雑であり、組み立てが煩雑なものとなっている。また、ホログラム素子や補正光学素子等の特殊な光学部品を別途使用するために、高価なものとなるという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、以上の様な従来の光ピックアップの有する問題点を解消し、構成が単純であり、特殊な光学部品を必要とせず、作製が容易な、複数システムに共用する光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
中心から外周に向かって屈折率が連続的に変化し且つ円柱形状を有する屈折率分布型光伝送体の焦点距離が光の波長により異なることを利用して、所定位置に配置される互いに異なる種類の複数の光学的情報記録媒体のそれぞれにつき、対応する波長の光を用いて情報記録層の記録情報を読み取るように前記屈折率分布型光伝送体の長さを設定してなることを特徴とする光ピックアップレンズ、
が提供される。
【0008】
本発明の一態様においては、前記光ピックアップレンズは、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのCDを配置し且つ対応する780nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記CDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのDVDを配置し且つ対応する650nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記DVDの情報記録層に焦点を持つ。
【0009】
本発明の一態様においては、前記光ピックアップレンズは、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのDVDを配置し且つ対応する650nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記DVDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としての次世代DVDを配置し且つ対応する400nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記次世代DVDの情報記録層に焦点を持つ。
【0010】
本発明の一態様においては、前記光ピックアップレンズは、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのCDを配置し且つ対応する780nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記CDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのDVDを配置し且つ対応する650nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記DVDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としての次世代DVDを配置し且つ対応する400nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記次世代DVDの情報記録層に焦点を持つ。
【0011】
また、本発明によれば、
以上のような光ピックアップレンズと、前記光学的情報記録媒体のそれぞれに対応する波長の光を発する光源と、前記情報記録層から到来する反射光を受光する光検出器とを備えていることを特徴とする光ピックアップ、
が提供される。
【0012】
更に、本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
複数の光学的情報再生システムで使用され互いに異なる波長の複数の光束を発する光源と、該光源から発せられる複数の光束のそれぞれを対応する前記複数の光学的情報再生システムのための光学的情報記録媒体の情報記録層に収束させる光ピックアップレンズと、前記情報記録層から到来する反射光を受光する光検出器とを備えた光ピックアップであって、
前記光ピックアップレンズは、中心から外周に向かって屈折率が連続的に低下し且つ円柱形状を有する屈折率分布型光伝送体からなり、屈折率に波長分散を有しており、長さが前記複数の光束のそれぞれを対応する前記光学的情報記録媒体の情報記録層に収束せしめるように設定されていることを特徴とする光ピックアップ、
が提供される。
【0013】
本発明の一態様においては、前記複数の光学的情報再生システムのための光学的情報記録媒体は光入射側の面が共通の所定位置に配置される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1は本発明による光ピックアップの一実施形態の構成を説明するための模式的構成図である。
【0016】
図1において、201−1,201−2は互いに異なる発光波長のレーザー光源である。CD−DVD複合システムの場合には、レーザー光源201−1としてCD対応の780nmの発光波長のものを使用し、レーザー光源201−2としてDVD対応の650nmの発光波長のものを使用することができる。DVD−次世代DVD複合システムの場合には、レーザー光源201−1として次世代DVD対応の400nmの発光波長のものを使用し、レーザー光源201−2としてDVD対応の650nmの発光波長のものを使用することができる。
【0017】
202はビームスプリッタであり、203はコリメータレンズである。レーザー光源201−1から発せられる光束の一部はビームスプリッタ202を透過しコリメータレンズ203により平行光束とされる。レーザー光源201−2から発せられる光束の一部はビームスプリッタ202により反射されてコリメータレンズ203により平行光束とされる。209はビームスプリッタであり、204は屈折率分布型光伝送体からなる光ピックアップレンズである。コリメータレンズ203からの平行光束の一部は、ビームスプリッタ209を透過して光ピックアップレンズ204に入射せしめられる。
【0018】
屈折率分布型光伝送体からなる光ピックアップレンズ204は、中心から外周に向かって屈折率が連続的に低下するように変化し且つ円柱形状を有するものであり、屈折率に波長分散を有しており(即ち色収差を有しており)、従って焦点距離が光の波長により異なるものである。この焦点距離は、屈折率分布型光伝送体の長さ(光軸方向の寸法)に応じて変化する。本発明においては、後述のように屈折率分布型光伝送体の長さを設定する。
【0019】
屈折率分布型光伝送体としては、イオン交換法等で作製される無機ガラス製のものや、あるいは拡散重合法等で作製されるプラスチック製のものを使用することができる。屈折率分布型光伝送体は、以下の式(1)に近似する屈折率分布を有する:
N(r)=n0*(1−g2*r2/2) ・・・・(1)
ここで、n0は中心軸上の屈折率であり、gは屈折率分布定数であり、rは中心軸から半径方向の距離であり、Nは半径rの位置の屈折率である。
【0020】
このような光伝送体中を、光は所定の周期を持って蛇行しながら進む。ここで、屈折率分布型光伝送体が光軸上屈折率n0と屈折率分布定数gとの波長分散に起因する色収差を有しているので、波長によって少しずつ異なる屈折率分布が与えられることになり、異なる波長の光が入射せしめられると、波長によって異なる蛇行周期を持って伝播する。従って、該光伝送体の光入射端面から入射された波長の異なる光は、それぞれ光出射端面から出射して異なる位置に集光されることとなる。
【0021】
図1において、205は光学的情報記録媒体としてのディスクであり、該ディスクは情報の記録されている情報記録層205aとその光入射側に位置する光透過層205bとを有する。記録媒体ディスク205の光入射側の面即ち光透過層205aの表面は、光ピックアップレンズ204の光出射端面から距離L0の位置にある。また、情報記録層205aは、光ピックアップレンズ204の光出射端面から距離L1の位置にある。
【0022】
情報記録層205aでの反射光は光ピックアップレンズ204を経てビームスプリッタ209に至り、ここでその一部が反射され検出レンズ206により収束せしめられ、光検出器207に入射する。ディスク205を回転させながら光検出器207の光電変換出力を得ることで、情報記録層205aの記録情報を電気信号として再生することができる。
【0023】
CD−DVD複合システムにおいて、ディスク205としてCDが使用される場合には、CDのための光学的情報再生システムを使用し、具体的にはCD用のレーザー光源(たとえば201−1)を駆動して780nmの波長の光を使用する。この場合、光透過層205bの厚さ(L1−L0)は1.1mmである。また、ディスク205としてDVDが使用される場合には、DVDのための光学的情報再生システムを使用し、具体的にはDVD用のレーザー光源(たとえば201−2)を駆動して650nmの波長の光を使用する。この場合、光透過層205bの厚さ(L1−L0)は0.6mmである。
【0024】
他方、DVD−次世代DVD複合システムにおいて、ディスク205としてDVDが使用される場合には、DVDのための光学的情報再生システムを使用し、具体的にはDVD用のレーザー光源(たとえば201−2)を駆動して650nmの波長の光を使用する。この場合、光透過層205bの厚さ(L1−L0)は0.6mmである。また、ディスク205として次世代DVDが使用される場合には、次世代DVDのための光学的情報再生システムを使用し、具体的には次世代DVD用のレーザー光源(たとえば201−1)を駆動して400nmの波長の光を使用する。この場合、光透過層205bの厚さ(L1−L0)は0.1mmである。
【0025】
図2は、本実施形態における光ピックアップレンズの機能を説明するための模式図である。
【0026】
光ピックアップレンズ204の中心軸(光軸)Xに対して垂直に、ディスク205が配置される。上記情報記録層205aは、ディスクがCD、DVD及び次世代DVDの場合に、それぞれa1,a2,a3である。また、上記光透過層205bは、ディスクがCD、DVD及び次世代DVDの場合に、それぞれb1(厚さT1=1.1mm),b2(厚さT2=0.6mm),b3(厚さT3=0.1mm)である。
【0027】
光ピックアップレンズ204の長さ(光軸方向寸法)は、使用される複数のディスク205のいずれが配置された場合においても、対応する波長の光を使用すれば当該ディスクの情報記録層205aに焦点を結ぶように設定されている。即ち、各光源波長における結像位置の間隔がちょうどディスクの光透過層の厚さの差となるように、光ピックアップレンズ204の長さを設定する。例えばCD−DVD複合システムであれば結像位置の間隔が1.1−0.6=0.5mmとなるように設定した光ピックアップレンズ204を用い、例えばDVD−次世代DVD複合システムであれば結像位置の間隔が0.6−0.1=0.5mmとなるように設定した光ピックアップレンズ204を用いる。
【0028】
以上の実施形態は2つの光学的情報再生システムの複合システムであるが、本発明においてはCD−DVD−次世代DVD複合システムのように3つの光学的情報再生システムの複合システムとすることも可能である。この場合、上記図1のビームスプリッタ202とコリメータレンズ203との間にもう一つのビームスプリッタを配置し、これにより第3のレーザー光源から発せられる光束の一部を反射させ、コリメータレンズ203により平行光束となすことができる。あるいは、光源として、複数の波長の光を発するものを用いることにより、使用ビームスプリッタの数を減らすことができる。この点は、上記図1の実施形態の場合も同様である。
【0029】
以下、本発明の実施例を示す。
【0030】
[実施例1](CD−DVD複合システム)
図1に関し説明した構成において、光源202−1として発光波長780nmのCD対応のものを使用し、光源202−2として発光波長650nmのDVD対応のものを使用した。コリメータレンズ203により最大幅が0.8mmとなるように光束をコリメートした。光ピックアップレンズ204として、直径0.94mmで、光軸方向長さ3.905mmで、2つの波長の光に対して素子温度20℃において屈折率分布定数gがそれぞれg1=0.866及びg2=0.876で且つ中心軸上屈折率n0がn01=1.501、n02=1.509で且つ焦点距離がそれぞれf1=3.14mm、f2=2.64mmであった。
【0031】
この複合システムでは、記録媒体ディスクとしてCD及びDVDのいずれを使用した場合においても、対応する波長の光を記録媒体ディスクの情報記録層にきれいに結像でき、双方の記録媒体ディスクについて記録情報の読み取りが可能であった。
【0032】
[実施例2](DVD−次世代DVD複合システム)
図1に関し説明した構成において、光源202−1として発光波長400nmの次世代DVD対応のものを使用し、光源202−2として発光波長650nmのDVD対応のものを使用した。コリメータレンズ203により最大幅が0.8mmとなるように光束をコリメートした。光ピックアップレンズ204として、直径0.94mmで、光軸方向長さ4.175mmで、2つの波長の光に対して素子温度20℃において屈折率分布定数gがそれぞれg1=0.922及びg2=0.876で且つ中心軸上屈折率n0がn01=1.522、n02=1.509で且つ焦点距離がそれぞれf1=0.83mm、f2=1.33mmであった。
【0033】
この複合システムでは、記録媒体ディスクとして次世代DVD及びDVDのいずれを使用した場合においても、対応する波長の光を記録媒体ディスクの情報記録層にきれいに結像でき、双方の記録媒体ディスクについて記録情報の読み取りが可能であった。
【0034】
[実施例3](CD−DVD−次世代 DVD複合システム)
図1に関し説明した構成に更にビームスプリッタ202とコリメータレンズ203との間にもう一つのビームスプリッタを配置し、次世代DVD用の第3のレーザー光源(発光波長400nm)を使用した。コリメータレンズ203により最大幅が0.8mmとなるようにコリメートした。光ピックアップレンズ204として、直径0.94mmで、光軸方向長さ4.035mmで、3つの波長の光に対して素子温度20℃において屈折率分布定数gがそれぞれg1=0.866、g2=0.876、g3=0.922で且つ中心軸上屈折率n0がn01=1.501、n02=1.509、n03=1.522で且つ焦点距離がそれぞれf1=2.090mm、f2=1.824mm、f3=1.091mmであった。
【0035】
この複合システムでは、記録媒体ディスクとしてCD及びDVD及び次世代DVDのいずれを使用した場合においても、対応する波長の光を記録媒体ディスクの情報記録層にきれいに結像でき、双方の記録媒体ディスクについて記録情報の読み取りが可能であった。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、装置構成が単純であり、特殊な光学部品を必要とせず、作製が容易な、複数システムに共用する光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ピックアップの一実施形態の構成を説明するための模式的構成図である。
【図2】本発明における光ピックアップレンズの機能を説明するための模式図である。
【符号の説明】
201−1,201−2 レーザー光源
202 ビームスプリッタ
203 コリメータレンズ
204 光ピックアップレンズ
205 記録媒体ディスク
205a 情報記録層
205b 光透過層
206 検出レンズ
207 光検出器
209 ビームスプリッタ
a1,a2,a3 情報記録層
a1,a2,a3 光透過層
X 光ピックアップレンズの中心軸(光軸)
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに異なる複数の波長の光を使用する複数の光学的情報再生システムを共用するに際して、光学的情報記録媒体からの情報の読み取りのために使用される光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズに関するものである。本発明は、例えば、CDと略称されるディスク状記録媒体を用いた光学的情報再生システムとDVDと略称されるディスク状記録媒体を用いた光学的情報再生システムとの複合システムに適用することができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
光学的情報記録媒体としてCDを用いた光学的情報再生システムが普及し初めてからかなりの時間が経過しており、更に、近年、光学的情報記録媒体としてDVDを用いた光学的情報再生システムが浸透しつつある。また、CD及びDVDを用いたシステムは、いずれも、当初の再生専用のものから近年では記録可能なものも普及段階にはいっている。
【0003】
そして、特にパーソナルコンピュータの領域では、CDとDVDとの複合ドライブ(コンボドライブ)の搭載が標準仕様となりつつあり、即ちCDを用いた光学的情報再生システム(CDに対する情報の記録のための手段を含むものであってもよい)とDVDを用いた光学的情報再生システム(DVDに対する情報の記録のための手段を含むものであってもよい)との複合システムが採用されている。CDを用いたシステムとDVDを用いたシステムとでは使用する光の波長が異なり、CDシステムでは780nmの光が使用され、DVDシステムでは650nmの光が使用される。また、従来のDVDとは別の規格に基づく所謂「次世代DVD」を用いた光学的情報再生システムでは、従来のDVD(以下、単に「DVD」という)システムとも異なる波長(400nm)の光が使用される。このように、一般的に、異なるシステムにおいては、使用する光の波長が異なる。
【0004】
コンボドライブシステムにおける光ピックアップは、いくつかの方式のものが実用化されている。最も単純な方式は、複数システムのそれぞれに係る互いに異なる波長の光を発する光源を備えた2つの光ピックアップを併設するものである。また、複数システムのそれぞれに係る互いに異なる波長の光のうちの短かい方の波長の光(CD−DVDコンボドライブ系の場合には波長650nmの光、DVD−次世代DVDコンボドライブ系の場合には波長400nmの光)を用い、ピックアップレンズ(集光レンズ)より、使用される記録媒体のうちの情報記録層の光入射側に位置する光透過層が薄い方の記録媒体の情報記録層に焦点が位置するようにし、また、光路中に適宜のホログラム素子を配置し、これにより本来長波長の光を用いて読み取られる情報が記録され且つ厚い透過層を持つ記録媒体の情報記録層に焦点を結ぶようにするものもある。また、互いに異なる波長の光を発する2つ以上のレーザー光源あるいは波長可変レーザーを用い、単一のピックアップレンズと波長により結像位置を変更する補正光学素子とを用いるものも提案されている。
【0005】
しかるに、上述の従来の複合システムのための光ピックアップは、通常の単一システムのための光ピックアップと比較して、構造が複雑であり、組み立てが煩雑なものとなっている。また、ホログラム素子や補正光学素子等の特殊な光学部品を別途使用するために、高価なものとなるという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、以上の様な従来の光ピックアップの有する問題点を解消し、構成が単純であり、特殊な光学部品を必要とせず、作製が容易な、複数システムに共用する光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
中心から外周に向かって屈折率が連続的に変化し且つ円柱形状を有する屈折率分布型光伝送体の焦点距離が光の波長により異なることを利用して、所定位置に配置される互いに異なる種類の複数の光学的情報記録媒体のそれぞれにつき、対応する波長の光を用いて情報記録層の記録情報を読み取るように前記屈折率分布型光伝送体の長さを設定してなることを特徴とする光ピックアップレンズ、
が提供される。
【0008】
本発明の一態様においては、前記光ピックアップレンズは、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのCDを配置し且つ対応する780nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記CDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのDVDを配置し且つ対応する650nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記DVDの情報記録層に焦点を持つ。
【0009】
本発明の一態様においては、前記光ピックアップレンズは、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのDVDを配置し且つ対応する650nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記DVDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としての次世代DVDを配置し且つ対応する400nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記次世代DVDの情報記録層に焦点を持つ。
【0010】
本発明の一態様においては、前記光ピックアップレンズは、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのCDを配置し且つ対応する780nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記CDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのDVDを配置し且つ対応する650nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記DVDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としての次世代DVDを配置し且つ対応する400nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記次世代DVDの情報記録層に焦点を持つ。
【0011】
また、本発明によれば、
以上のような光ピックアップレンズと、前記光学的情報記録媒体のそれぞれに対応する波長の光を発する光源と、前記情報記録層から到来する反射光を受光する光検出器とを備えていることを特徴とする光ピックアップ、
が提供される。
【0012】
更に、本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
複数の光学的情報再生システムで使用され互いに異なる波長の複数の光束を発する光源と、該光源から発せられる複数の光束のそれぞれを対応する前記複数の光学的情報再生システムのための光学的情報記録媒体の情報記録層に収束させる光ピックアップレンズと、前記情報記録層から到来する反射光を受光する光検出器とを備えた光ピックアップであって、
前記光ピックアップレンズは、中心から外周に向かって屈折率が連続的に低下し且つ円柱形状を有する屈折率分布型光伝送体からなり、屈折率に波長分散を有しており、長さが前記複数の光束のそれぞれを対応する前記光学的情報記録媒体の情報記録層に収束せしめるように設定されていることを特徴とする光ピックアップ、
が提供される。
【0013】
本発明の一態様においては、前記複数の光学的情報再生システムのための光学的情報記録媒体は光入射側の面が共通の所定位置に配置される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1は本発明による光ピックアップの一実施形態の構成を説明するための模式的構成図である。
【0016】
図1において、201−1,201−2は互いに異なる発光波長のレーザー光源である。CD−DVD複合システムの場合には、レーザー光源201−1としてCD対応の780nmの発光波長のものを使用し、レーザー光源201−2としてDVD対応の650nmの発光波長のものを使用することができる。DVD−次世代DVD複合システムの場合には、レーザー光源201−1として次世代DVD対応の400nmの発光波長のものを使用し、レーザー光源201−2としてDVD対応の650nmの発光波長のものを使用することができる。
【0017】
202はビームスプリッタであり、203はコリメータレンズである。レーザー光源201−1から発せられる光束の一部はビームスプリッタ202を透過しコリメータレンズ203により平行光束とされる。レーザー光源201−2から発せられる光束の一部はビームスプリッタ202により反射されてコリメータレンズ203により平行光束とされる。209はビームスプリッタであり、204は屈折率分布型光伝送体からなる光ピックアップレンズである。コリメータレンズ203からの平行光束の一部は、ビームスプリッタ209を透過して光ピックアップレンズ204に入射せしめられる。
【0018】
屈折率分布型光伝送体からなる光ピックアップレンズ204は、中心から外周に向かって屈折率が連続的に低下するように変化し且つ円柱形状を有するものであり、屈折率に波長分散を有しており(即ち色収差を有しており)、従って焦点距離が光の波長により異なるものである。この焦点距離は、屈折率分布型光伝送体の長さ(光軸方向の寸法)に応じて変化する。本発明においては、後述のように屈折率分布型光伝送体の長さを設定する。
【0019】
屈折率分布型光伝送体としては、イオン交換法等で作製される無機ガラス製のものや、あるいは拡散重合法等で作製されるプラスチック製のものを使用することができる。屈折率分布型光伝送体は、以下の式(1)に近似する屈折率分布を有する:
N(r)=n0*(1−g2*r2/2) ・・・・(1)
ここで、n0は中心軸上の屈折率であり、gは屈折率分布定数であり、rは中心軸から半径方向の距離であり、Nは半径rの位置の屈折率である。
【0020】
このような光伝送体中を、光は所定の周期を持って蛇行しながら進む。ここで、屈折率分布型光伝送体が光軸上屈折率n0と屈折率分布定数gとの波長分散に起因する色収差を有しているので、波長によって少しずつ異なる屈折率分布が与えられることになり、異なる波長の光が入射せしめられると、波長によって異なる蛇行周期を持って伝播する。従って、該光伝送体の光入射端面から入射された波長の異なる光は、それぞれ光出射端面から出射して異なる位置に集光されることとなる。
【0021】
図1において、205は光学的情報記録媒体としてのディスクであり、該ディスクは情報の記録されている情報記録層205aとその光入射側に位置する光透過層205bとを有する。記録媒体ディスク205の光入射側の面即ち光透過層205aの表面は、光ピックアップレンズ204の光出射端面から距離L0の位置にある。また、情報記録層205aは、光ピックアップレンズ204の光出射端面から距離L1の位置にある。
【0022】
情報記録層205aでの反射光は光ピックアップレンズ204を経てビームスプリッタ209に至り、ここでその一部が反射され検出レンズ206により収束せしめられ、光検出器207に入射する。ディスク205を回転させながら光検出器207の光電変換出力を得ることで、情報記録層205aの記録情報を電気信号として再生することができる。
【0023】
CD−DVD複合システムにおいて、ディスク205としてCDが使用される場合には、CDのための光学的情報再生システムを使用し、具体的にはCD用のレーザー光源(たとえば201−1)を駆動して780nmの波長の光を使用する。この場合、光透過層205bの厚さ(L1−L0)は1.1mmである。また、ディスク205としてDVDが使用される場合には、DVDのための光学的情報再生システムを使用し、具体的にはDVD用のレーザー光源(たとえば201−2)を駆動して650nmの波長の光を使用する。この場合、光透過層205bの厚さ(L1−L0)は0.6mmである。
【0024】
他方、DVD−次世代DVD複合システムにおいて、ディスク205としてDVDが使用される場合には、DVDのための光学的情報再生システムを使用し、具体的にはDVD用のレーザー光源(たとえば201−2)を駆動して650nmの波長の光を使用する。この場合、光透過層205bの厚さ(L1−L0)は0.6mmである。また、ディスク205として次世代DVDが使用される場合には、次世代DVDのための光学的情報再生システムを使用し、具体的には次世代DVD用のレーザー光源(たとえば201−1)を駆動して400nmの波長の光を使用する。この場合、光透過層205bの厚さ(L1−L0)は0.1mmである。
【0025】
図2は、本実施形態における光ピックアップレンズの機能を説明するための模式図である。
【0026】
光ピックアップレンズ204の中心軸(光軸)Xに対して垂直に、ディスク205が配置される。上記情報記録層205aは、ディスクがCD、DVD及び次世代DVDの場合に、それぞれa1,a2,a3である。また、上記光透過層205bは、ディスクがCD、DVD及び次世代DVDの場合に、それぞれb1(厚さT1=1.1mm),b2(厚さT2=0.6mm),b3(厚さT3=0.1mm)である。
【0027】
光ピックアップレンズ204の長さ(光軸方向寸法)は、使用される複数のディスク205のいずれが配置された場合においても、対応する波長の光を使用すれば当該ディスクの情報記録層205aに焦点を結ぶように設定されている。即ち、各光源波長における結像位置の間隔がちょうどディスクの光透過層の厚さの差となるように、光ピックアップレンズ204の長さを設定する。例えばCD−DVD複合システムであれば結像位置の間隔が1.1−0.6=0.5mmとなるように設定した光ピックアップレンズ204を用い、例えばDVD−次世代DVD複合システムであれば結像位置の間隔が0.6−0.1=0.5mmとなるように設定した光ピックアップレンズ204を用いる。
【0028】
以上の実施形態は2つの光学的情報再生システムの複合システムであるが、本発明においてはCD−DVD−次世代DVD複合システムのように3つの光学的情報再生システムの複合システムとすることも可能である。この場合、上記図1のビームスプリッタ202とコリメータレンズ203との間にもう一つのビームスプリッタを配置し、これにより第3のレーザー光源から発せられる光束の一部を反射させ、コリメータレンズ203により平行光束となすことができる。あるいは、光源として、複数の波長の光を発するものを用いることにより、使用ビームスプリッタの数を減らすことができる。この点は、上記図1の実施形態の場合も同様である。
【0029】
以下、本発明の実施例を示す。
【0030】
[実施例1](CD−DVD複合システム)
図1に関し説明した構成において、光源202−1として発光波長780nmのCD対応のものを使用し、光源202−2として発光波長650nmのDVD対応のものを使用した。コリメータレンズ203により最大幅が0.8mmとなるように光束をコリメートした。光ピックアップレンズ204として、直径0.94mmで、光軸方向長さ3.905mmで、2つの波長の光に対して素子温度20℃において屈折率分布定数gがそれぞれg1=0.866及びg2=0.876で且つ中心軸上屈折率n0がn01=1.501、n02=1.509で且つ焦点距離がそれぞれf1=3.14mm、f2=2.64mmであった。
【0031】
この複合システムでは、記録媒体ディスクとしてCD及びDVDのいずれを使用した場合においても、対応する波長の光を記録媒体ディスクの情報記録層にきれいに結像でき、双方の記録媒体ディスクについて記録情報の読み取りが可能であった。
【0032】
[実施例2](DVD−次世代DVD複合システム)
図1に関し説明した構成において、光源202−1として発光波長400nmの次世代DVD対応のものを使用し、光源202−2として発光波長650nmのDVD対応のものを使用した。コリメータレンズ203により最大幅が0.8mmとなるように光束をコリメートした。光ピックアップレンズ204として、直径0.94mmで、光軸方向長さ4.175mmで、2つの波長の光に対して素子温度20℃において屈折率分布定数gがそれぞれg1=0.922及びg2=0.876で且つ中心軸上屈折率n0がn01=1.522、n02=1.509で且つ焦点距離がそれぞれf1=0.83mm、f2=1.33mmであった。
【0033】
この複合システムでは、記録媒体ディスクとして次世代DVD及びDVDのいずれを使用した場合においても、対応する波長の光を記録媒体ディスクの情報記録層にきれいに結像でき、双方の記録媒体ディスクについて記録情報の読み取りが可能であった。
【0034】
[実施例3](CD−DVD−次世代 DVD複合システム)
図1に関し説明した構成に更にビームスプリッタ202とコリメータレンズ203との間にもう一つのビームスプリッタを配置し、次世代DVD用の第3のレーザー光源(発光波長400nm)を使用した。コリメータレンズ203により最大幅が0.8mmとなるようにコリメートした。光ピックアップレンズ204として、直径0.94mmで、光軸方向長さ4.035mmで、3つの波長の光に対して素子温度20℃において屈折率分布定数gがそれぞれg1=0.866、g2=0.876、g3=0.922で且つ中心軸上屈折率n0がn01=1.501、n02=1.509、n03=1.522で且つ焦点距離がそれぞれf1=2.090mm、f2=1.824mm、f3=1.091mmであった。
【0035】
この複合システムでは、記録媒体ディスクとしてCD及びDVD及び次世代DVDのいずれを使用した場合においても、対応する波長の光を記録媒体ディスクの情報記録層にきれいに結像でき、双方の記録媒体ディスクについて記録情報の読み取りが可能であった。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、装置構成が単純であり、特殊な光学部品を必要とせず、作製が容易な、複数システムに共用する光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ピックアップの一実施形態の構成を説明するための模式的構成図である。
【図2】本発明における光ピックアップレンズの機能を説明するための模式図である。
【符号の説明】
201−1,201−2 レーザー光源
202 ビームスプリッタ
203 コリメータレンズ
204 光ピックアップレンズ
205 記録媒体ディスク
205a 情報記録層
205b 光透過層
206 検出レンズ
207 光検出器
209 ビームスプリッタ
a1,a2,a3 情報記録層
a1,a2,a3 光透過層
X 光ピックアップレンズの中心軸(光軸)
Claims (7)
- 中心から外周に向かって屈折率が連続的に変化し且つ円柱形状を有する屈折率分布型光伝送体の焦点距離が光の波長により異なることを利用して、所定位置に配置される互いに異なる種類の複数の光学的情報記録媒体のそれぞれにつき、対応する波長の光を用いて情報記録層の記録情報を読み取るように前記屈折率分布型光伝送体の長さを設定してなることを特徴とする光ピックアップレンズ。
- 前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのCDを配置し且つ対応する780nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記CDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのDVDを配置し且つ対応する650nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記DVDの情報記録層に焦点を持つことを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップレンズ。
- 前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのDVDを配置し且つ対応する650nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記DVDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としての次世代DVDを配置し且つ対応する400nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記次世代DVDの情報記録層に焦点を持つことを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップレンズ。
- 前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのCDを配置し且つ対応する780nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記CDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としてのDVDを配置し且つ対応する650nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記DVDの情報記録層に焦点を持ち、且つ、前記所定位置に前記光学的情報記録媒体としての次世代DVDを配置し且つ対応する400nmの波長のレーザー光を使用した場合には前記次世代DVDの情報記録層に焦点を持つことを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップレンズ。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の光ピックアップレンズと、前記光学的情報記録媒体のそれぞれに対応する波長の光を発する光源と、前記情報記録層から到来する反射光を受光する光検出器とを備えていることを特徴とする光ピックアップ。
- 複数の光学的情報再生システムで使用され互いに異なる波長の複数の光束を発する光源と、該光源から発せられる複数の光束のそれぞれを対応する前記複数の光学的情報再生システムのための光学的情報記録媒体の情報記録層に収束させる光ピックアップレンズと、前記情報記録層から到来する反射光を受光する光検出器とを備えた光ピックアップであって、
前記光ピックアップレンズは、中心から外周に向かって屈折率が連続的に低下し且つ円柱形状を有する屈折率分布型光伝送体からなり、屈折率に波長分散を有しており、長さが前記複数の光束のそれぞれを対応する前記光学的情報記録媒体の情報記録層に収束せしめるように設定されていることを特徴とする光ピックアップ。 - 前記複数の光学的情報再生システムのための光学的情報記録媒体は光入射側の面が共通の所定位置に配置されることを特徴とする、請求項6に記載の光ピックアップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003011195A JP2004227623A (ja) | 2003-01-20 | 2003-01-20 | 複数波長光利用の光学的情報再生に適応した光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003011195A JP2004227623A (ja) | 2003-01-20 | 2003-01-20 | 複数波長光利用の光学的情報再生に適応した光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズ |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2004227623A true JP2004227623A (ja) | 2004-08-12 |
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ID=32900168
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| JP2003011195A Pending JP2004227623A (ja) | 2003-01-20 | 2003-01-20 | 複数波長光利用の光学的情報再生に適応した光ピックアップ及びそれに用いる光ピックアップレンズ |
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| JP (1) | JP2004227623A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008541101A (ja) * | 2005-05-17 | 2008-11-20 | マイクロ−エプシロン・メステヒニク・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カー・ゲー | 物体の表面測定装置およびその表面測定方法 |
-
2003
- 2003-01-20 JP JP2003011195A patent/JP2004227623A/ja active Pending
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