JP2004234869A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】受電電力を所望値に抑制でき、システムの稼働率を向上する家庭用燃料電池システムの実現。
【解決手段】燃料電池1と,蓄電池2と、充放電装置5と,直流/交流変換装置6を備え、蓄電池2の出力電力容量をA[W]、家庭の受電契約電力をB[W]、燃料電池の出力電力容量をC[W]、受電電力目標値をD[W]としたとき、A=B−C−Dの関係を満たし、燃料電池1はその定格値電力を出力し、蓄電池2は受電電力の目標からの偏差に応じて充放電制御する。
【効果】家庭における受電電力を所望値に押さえつつ、常に高い効率で運転でき、稼働率の高い燃料電池システムを提供できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,燃料電池と蓄電池を用いて負荷に電力を供給する燃料電池システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、燃料電池と蓄電池を用い、蓄電池の充放電により系統電源からの電力の供給と戻り量を少くし経済性を良化し、また、予定時間差をもって充放電量を一致させ、蓄電池容量を最小限にするシステムが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−151121号公報(実施の形態2、段落番号0019〜0022、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の燃料電池システムでは、負荷電力の急峻な変動に対しては蓄電池の放電によりこれを補うことになるが、蓄電池の容量が不十分なために連系運転時の出力不足の課題がある。又、負荷電力を検出しているだけでは、受電電力を抑制することが難しいという課題がある。
【0005】
本発明の目的は、連系運転時の出力を確保しつつ、受電電力を所望の電力以下に抑制できる燃料電池システムを提供することである。
【0006】
本発明の他の目的は、システムの稼働率を向上し、常に高い効率で運転できる燃料電池システムを提供することである。
【0007】
本発明の更に他の目的は、ユーザが受電電力の節約状況を確認できる燃料電池システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の燃料電池システムは、燃料電池と、蓄電池と、これらの出力を商用系統電源と同じ周波数・電圧の交流電力に変換するDC/AC変換装置と、その交流側に接続された系統電源及び電気負荷を備えた燃料電池システムにおいて、蓄電池の出力電力容量をA[W]、受電契約電力をB[W]、燃料電池の出力電力容量をC[W]、受電目標電力をD[W]としたとき、A=B−C−Dの関係を満たすように、各電力容量を設定したことを特徴とする。
【0009】
ここで、受電目標電力Dは、蓄電池の能力と、その家庭等での電力消費の特徴に応じて、(ピーク消費電力−燃料電池の電力容量)からゼロ[W]までの範囲で設定することができる。従って、受電目標電力Dをゼロに設定したときには、A=B−Cの関係を満たすように、各電力容量を設定したことと同じである。
【0010】
受電契約電力Bが5[kW]の標準的な家庭においては、燃料電池出力電力容量を1[kW]、蓄電池出力電力容量を2〜4[kW]、DC/AC変換装置の電力容量を3〜5[kW]とすることが望ましい。
【0011】
これにより、連系運転時の出力を確保しつつ、系統電源からの受電電力を所望値以下に抑制できる。
【0012】
また、本発明の燃料電池システムは、燃料電池の出力電力を予定値以内に制御する手段と、受電電力目標値設定手段と、受電電力検出手段と、この受電電力の目標値と検出値の偏差に応じて蓄電池への充放電を制御する手段を備えたことを特徴とする。言い代えれば、負荷電力が、燃料電池の出力電力と受電電力目標値の和を超えるとき、蓄電池から電力を出力するように蓄電池への充放電を制御する手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
これにより、系統電源からの受電電力を所望値以下に抑制しつつ、システムの稼働率を向上し、常に高い効率で運転できる燃料電池システムを提供する。
【0014】
さらに本発明の燃料電池システムは,燃料電池の出力電力、直流/交流変換装置が出力するシステム出力電力、負荷電力又は受電電力のうち二つ以上を並べて表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
これにより、ユーザが受電電力の節約状況を確認できる燃料電池システムを提供することができる。
【0016】
本発明のその他の目的及び特徴は、以下の実施例の説明で明らかにする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施例による燃料電池システムの全体構成ブロック図である。本システムは、まず、容量1[kW]の燃料電池1と、容量2〜4[kW]の蓄電池2と、蓄積コンデンサ3を備えている。燃料電池1の出力電流を制御するために、容量1[kW]の電流制御装置としてのDC/DCコンバータ(直流/直流変換装置)4を備えている。また、蓄電池2と蓄積コンデンサ3を結び、蓄電池2の充放電電流を制御するために、容量2〜4[kW]の充放電装置としての双方向DC/DCコンバータ5を備える。そして、これら2つのDC/DCコンバータ4、5の出力及び蓄積コンデンサ3の直流電力は、容量3〜5[kW]の直流/交流変換装置(DC/ACインバータ)6により交流電力に変換される。
【0019】
このDC/ACインバータの交流端子には、高調波除去用のリアクトル7とコンデンサ8及び遮断投入手段9を有する。遮断投入手段9により高調波除去後のシステム出力は交流電力系統に連系され、一方は家庭内受電盤11を介して商用系統電源12へ、もう一方は電気負荷10へ接続される。
【0020】
商用系統電源12から家庭内受電盤11を介して流れる電流は、受電電流検出手段13により受電電流検出値14として検出される。遮断投入手段9を投入し、系統に連系した場合の系統電圧は、高調波除去リアクトル7と遮断投入手段9の接続線上に設けられた交流電圧検出手段26により交流電圧検出値27として検出される。また、高調波除去リアクトル7と遮断投入手段9の接続線上に設けられた連系電流検出手段24は、システム出力として電力系統に出力される電流を連系電流検出値25として検出する。また、燃料電池1とDC/DCコンバータ4の接続線上にある、燃料電池電流検出手段32及び燃料電池電圧検出手段34は、それぞれ燃料電池電流検出値33及び燃料電池電圧検出値35を検出する。同様に、蓄電池2と双方向DC/DCコンバータ5の接続線上にある蓄電池電流検出手段28及び蓄電池電圧検出手段30は、それぞれ蓄電池電流検出値29及び蓄電池電圧検出値31を検出する。直流電圧検出手段19は、直流電圧検出値39を検出する。燃料発生装置18により発生した燃料ガス22は、燃料ガス弁21により適正な流量に制御され、燃料電池入力ガス23として燃料電池1に供給される。上記の各電流検出値及び各電圧検出値は、制御装置15に演算パラメータとして入力される。さらに、制御装置15と操作リモコン16は、情報伝達手段17を介してデータの送受信を行う。燃料ガス弁21、DC/DCコンバータ4、双方向DC/DCコンバータ5、DC/ACインバータ6は、それぞれ制御装置15から出力される燃料ガス流量指令20、パルス指令36〜38に基いて制御される。
【0021】
図2は、図1における制御装置15の詳細な構成ブロック図である。位相・電圧検出手段102は、交流電圧検出値27から、交流電圧位相107及び交流電圧振幅108を検出する。例えば、位相検出にはPLL(Phase Locked Loop)を使用する。連系電流制御指令手段103は、交流出力電流検出値25、交流電圧位相107、交流電圧振幅108及び直流電圧検出値39に基き、システム出力電流を制御するDC/ACインバータ6に対し、パルス指令36を出力する。受電電力検出手段としての受電電力演算手段101は、受電電流検出値14と交流電圧検出値27の各実効値の積により、受電電力109を演算する。システム出力演算手段104は、受電電力109に基き、燃料ガス流量指令20、燃料電池電流指令112、及び蓄電池電流指令113を演算する。燃料電池電流制御指令手段105は、燃料電池電流指令112に基き、燃料電池電流33を制御するDC/DCコンバータ4に対し、パルス指令38を出力する。蓄電池電流制御指令手段106は、蓄電池電流指令113に基き、蓄電池電流29を制御する双方向DC/DCコンバータ5に対し、パルス指令37を出力する。
【0022】
図3は、連系電流制御指令手段103の詳細図を示す。直流電圧制御手段201は、直流電圧検出手段19により検出された蓄積コンデンサ3の両端の直流電圧検出値39を直流電圧指令213に等しくするように、連系電流振幅指令214を作成する。直流電圧制御器201には、比例・積分制御を用いている。交流電圧位相107は、正弦波演算器219に入力され、同位相を持つ振幅「1」の交流信号217に変換される。連系電流振幅指令214と交流信号217は、乗算器205において乗算され、交流連系電流指令215となる。また、交流信号217は、交流電圧振幅108と乗算器206にて乗算され、乗算器206は、a相出力電圧指令値のフィードフォワード分216を出力する。また、フィードフォワード分216は、乗算器208にて“−1”と乗算され、乗算器208はb相出力電圧指令値のフィードフォワード分218を出力する。a相電流制御器202は、交流連系電流指令215と連系電流検出値25のa相電流との誤差を零とするように制御出力を調整する。また、b相電流制御器203は、符号を反転した交流連系電流指令215と連系電流検出値25のb相電流との誤差を零とするように制御出力を調整する。電流制御器202及び203は、例えば比例積分制御器により構成される。それらの出力として現れる電圧指令値は、それぞれ電圧指令値216及び電圧指令値218に加算された後、パルス変換器204において所定の三角波と比較することでパルス指令36に変換される。
【0023】
図4は、本発明の要部に関係するシステム出力演算手段104の詳細図を示し、ここで、電力制御が行われる。受電電力目標値設定手段(図示せず)により、受電電力目標値であるピークカット閾値115が設定される。受電電力109と、受電電力目標値115との差分が、蓄電池充放電電力指令116となり、蓄電池電流換算手段301へ入力される。蓄電池電流換算手段301では、これを蓄電池電流指令113に変換し、蓄電池電流制御指令手段106(図7)に入力する。また、負荷電力検出値307は、燃料電池出力電力指令309と蓄電池出力電力指令116の和であるシステム出力電力指令311と、受電電力109とを加算して得られる。この負荷電力検出値307は、急峻な負荷電力変動を除去する時定数手段としてのフィルタ302を介して負荷電力指令310に変換され、燃料電池出力演算手段303に入力される。ここで、フィルタ302には、燃料ガス23が燃料電池1に供給される遅れ時間相当、例えば5分程度の時定数の一次遅れフィルタを用いる。燃料電池出力演算手段303により演算された燃料電池出力指令308は、燃料ガス流量換算手段305により燃料ガス流量指令20に変換される。前記の燃料電池入力ガス23は、変化した後に安定するまで所定の時間が必要なため、この所定時間を考慮した遅延手段304を介して燃料電池出力電力指令309を出力する。出力された燃料電池出力電力指令309は、燃料電池電流換算手段306により燃料電池電流指令112に変換され、燃料電池電流制御指令手段105に入力される。ここで、各換算手段301、305及び306は、例えば、入力に対し、電圧検出値31、35等の任意の換算係数を乗算又は除算することにより換算する。受電電力109、システム出力電力指令311、及び燃料電池出力電力指令309の値は、図中の破線で示すように、情報伝達手段17を介してリモコン16に送信される。
【0024】
図5は、図4における燃料電池出力演算手段303の機能説明図である。入力される負荷電力指令(IN)310に対し、燃料電池出力電力(OUT)308を決める。燃料電池出力電力容量を1[kW]としたとき、負荷電力指令310が、この燃料電池出力電力容量以内であれば、この指令電力を、すべて燃料電池で賄うことができる。従って、出力指令308は、燃料電池の電力容量1[kW]までは、指令電力に1対1に対応する長破線に沿って出力すべきである。しかし、燃料電池の出力を連続的に制御することは難しいので、出力指令308は、実線で示すように階段状に設定されている。この階段は、例えば燃料電池1の定格電力の20〜30%程度に刻んでいる。そして、蓄電池の放電時は、負荷電力指令310の値を超えないように、傾き1の長破線以下の範囲に収まるように設計されている。他方、蓄電池を充電する際には、短破線のように、燃料電池出力指令308を、傾き1の長破線より上の範囲に伸ばすことで、蓄電池の充電電力よりも多い電力を燃料電池から出力し、システムの稼働率を向上させている。
【0025】
このように、燃料電池1と蓄電池2の出力の和を指令する電力指令値310が、燃料電池1の最大出力電力1[kW]の範囲内にあるとき、次のように制御する。まず、蓄電池2の充電時には、電力指令値310(長破線)以上の領域でこの電力指令値310に階段状に追従する短破線のような電力を燃料電池1から出力させる。次に、蓄電池2の放電時には、電力指令値310以下の領域でこの電力指令値に階段状に追従する実線のような電力を燃料電池1から出力させる制御手段303を備えているのである。
【0026】
図6は、図2の燃料電池電流制御指令手段105の詳細図である。燃料電池電流指令112と燃料電池電流検出値33の差分403は、比例・積分調整器401に入力される。この比例・積分調整器401は、差分403を零とするように出力404を調整する。パルス演算器402は、比例・積分出力404を三角波と比較して、電流制御装置(DC/DCコンバータ)4を動作させる制御パルス38を出力する。
【0027】
図7は、図2の蓄電池電流制御指令手段106の詳細図である。蓄電池電流指令113と蓄電池電流検出値29の差分408は、比例・積分調整器406に入力され、この差分408を零とするように出力409を調整する。パルス演算器407は、比例・積分出力409を三角波と比較して、充放電装置(DC/DCコンバータ)5を動作させる制御パルス37を出力する。
【0028】
図8は、わが国の一戸建て住宅の典型的な負荷電力実測グラフである。一般家庭では40〜50[A]の受電契約が多く、その負荷電力を実測してみると瞬時ピークはおよそ3〜5[kW]、夜間電力は0.5[kW]未満となっている。
【0029】
図9は、わが国の一戸建て住宅の典型的な一日の平均消費電力パターンを示すグラフである。一般家庭における1日の消費電力量はおよそ12〜17[kW]hであり、消費電力量の多くは昼間を含む約12時間の間に消費されることから、時間平均としては約1[kW]である。従って、燃料電池1の出力容量として約1[kW]を設置することで家庭の消費電力を殆ど賄うことができる。蓄電池2は、燃料電池1の出力電力と負荷電力307の差に相当するエネルギーを充放電して、受電電力を所定の値まで抑制する。
【0030】
各装置の電力容量は、次のようにして設定する。一般家庭の受電契約電力Bと燃料電池出力電力容量Cと蓄電池出力電力容量Aの関係を、A=B−Cとすることで、受電電力を最小にする形で各装置の電力容量が最適化される。例えば、50[A]契約の家庭に出力電力1[kW]の燃料電池1を導入した場合には、次の通りとなる。すなわち、電流制御装置(DC/DCコンバータ)4の容量は1[kW]、蓄電池2及び充放電装置(双方向DC/DCコンバータ)5の容量を4[kW]、直流/交流変換装置(DC/ACインバータ)6の容量は5[kW]と設定する。これにより、一般家庭において連系運転時の出力を確保しつつ、系統電源からの受電電力109を所望値以下に抑制できる。
【0031】
この実施例は、燃料電池を予定電力以内に制御する手段303と、受電目標115設定手段と、受電電力109検出手段(14、17.101)と、受電電力の偏差116に応じ充放電装置5を制御する手段(301、106)を備える。
【0032】
これにより、連系運転時の所望出力を確保しつつ、受電電力を目標値に抑制できるとともに、燃料電池システムの稼働率を向上し、常に高い効率で運転することができる。
【0033】
具体的に説明すると、図4の目標受電電力(ピークカット閾値)115を設定することによって、一般家庭の受電電力109を、所望値Dに制御することができる。この場合には、蓄電池出力電力容量Aは、A=B−C−Dとする。まず、目標受電電力(ピークカット閾値)Dをゼロとした場合には、当然ながら上記A=B−Cと同じであり、受電電力を最小値に抑制するケースである。次に、例えば、蓄電池2の能力に応じて、所望の目標受電電力Dを設定することができる。上記の典型的一般家庭の例において、目標受電電力Dを2[kW]に設定すれば、蓄電池出力電力容量Aは、A=B−C−D=5−1−2=2[kW]となる。従って、負荷電力307が、燃料電池1の出力電力1[kW]と受電電力目標値2[kW]の和3[kW]を超えるとき、その超えた分だけ蓄電池2から電力を出力するように充放電装置5を制御する手段106を備えていることになる。
【0034】
以上のように、本燃料電池システムは,40〜50[A]家庭において燃料電池1及び蓄電池2の出力電力容量を最適化することにより、受電電力109を所定値115に抑えつつ、システムの稼働率を向上することができる。
【0035】
図10は、図1及び図2に示す操作リモコン16の外観図である。操作リモコン16は、図2のシステム出力演算手段104と情報伝達手段17で結ばれている。その表面には、操作部501及び表示部502を備える。例えば、電力検出値307、受電電力109、燃料電池出力電力指令309、システム出力電力指令311などのデータを、情報伝達手段17を介して制御装置15内のシステム出力演算手段104と通信する。操作部501には、燃料電池システムの運転/停止を切替えるスイッチ506を備える。表示部502には、日付時刻表示部503、電力表示部504、及び状態表示部505を備える。電力表示手段(電力表示部)504は、前記燃料電池出力電力指令309、前記受電電力109、前記負荷電力検出値307、及び前記システム出力電力指令値311のうち2つ以上の情報を並べて表示する。状態表示部505は、LEDの消灯・点滅・点灯により運転状態を示す。
【0036】
図11は、電力表示部504に表示する電力値の表示の一例図である。例えば、液晶及び有機ELによるディスプレイ上又は7セグメントLEDにより数値で表示する。
【0037】
図12は、電力表示部504に表示する電力値の表示の他の一例図である。液晶及び有機ELによるディスプレイ上又は直線状に配置したLEDを用いて、伸縮するインジケータとして表示している。
【0038】
このように、受電電力109と負荷電力307、又はシステム出力電力指令311と負荷電力307など、電力値を2つ以上並べて表示すれば、一般家庭のユーザが、受電電力109の節約状況を容易に確認できる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、受電電力を所定の電力以下に抑制することが可能となる。また、目標受電電力を設定した場合には、受電電力を所定の電力に抑制しつつ、燃料電池システムを常に高い効率で運転できる。更に、システム出力電力、負荷電力及び受電電力のうち2つを表示した場合には、ユーザが受電電力の節約状況を確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による燃料電池システムの全体構成ブロック図。
【図2】図1における制御装置15の詳細な構成ブロック図。
【図3】図2における連系電流制御手段103の詳細な構成ブロック図。
【図4】図2におけるシステム出力演算手段104の詳細な構成ブロック図。
【図5】図4における燃料電池出力演算手段303の詳細機能図。
【図6】図2における燃料電池電流制御指令手段105の詳細な構成ブロック図。
【図7】図2における蓄電池電流制御指令手段106の詳細な構成ブロック図。
【図8】本発明の一実施例におけるある家庭の瞬時消費電力のグラフ。
【図9】本発明の一実施例におけるある家庭の平均消費電力のグラフ。
【図10】本発明の一実施例による操作リモコンの外観図。
【図11】本発明の一実施例による操作リモコンへの電力表示例。
【図12】本発明の他の実施例による操作リモコンへの電力表示例。
【符号の説明】
1…燃料電池、2…蓄電池、3…蓄積コンデンサ、4…電流制御装置(DC/DCコンバータ)、5…充放電装置(双方向DC/DCコンバータ)、6…直流/交流変換装置(DC/ACインバータ)、10…電気負荷、12…商用系統電源、15…制御装置、16…操作リモコン、17…情報伝達手段、36〜38…制御パルス、109…受電電力、112…燃料電池電流指令、113…蓄電池電流指令、115…受電電力目標値(ピークカット閾値)、116…蓄電池充放電電力指令、307…負荷電力検出値、308…燃料電池出力指令、309…燃料電池出力電力指令、310…負荷電力指令、311…システム出力電力指令値、501…操作部、502…表示部、503…日付時刻表示部、504…電力表示手段(電力表示部)、505…状態表示部、506…運転/停止切替スイッチ。

Claims (12)

  1. 燃料電池と、この燃料電池に接続された電流制御装置と、この電流制御装置の出力を系統電源と同じ周波数の交流電力に変換する直流/交流変換装置と、蓄電池と、この蓄電池と前記直流/交流変換装置との間に接続された充放電装置と、前記直流/交流変換装置の交流端子に接続された前記系統電源及び電力負荷と、負荷電力及び/又は受電電力に基き前記電流制御装置、前記充放電装置及び/又は前記直流/交流変換装置を制御する制御手段を備えた燃料電池システムにおいて、前記蓄電池の出力電力容量をA[W]、受電契約電力をB[W]、前記燃料電池の出力電力容量をC[W]としたとき、A=B−Cの関係を満たすように各電力容量を設定したことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 燃料電池と、この燃料電池に接続された電流制御装置と、この電流制御装置の出力を系統電源と同じ周波数の交流電力に変換する直流/交流変換装置と、蓄電池と、この蓄電池に一端を接続され他端を前記直流/交流変換装置に接続された充放電装置と、前記直流/交流変換装置の交流端子に接続された前記系統電源及び電力負荷と、負荷電力及び/又は受電電力に基き前記電流制御装置、前記充放電装置、及び/又は前記直流/交流変換装置を制御する制御手段を備えた燃料電池システムにおいて、前記蓄電池の出力電力容量をA[W]、受電契約電力をB[W]、前記燃料電池の出力電力容量をC[W]、受電電力目標値をD[W]としたとき、A=B−C−Dの関係を満たすように各電力容量を設定したことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1又は2において、前記直流/交流変換装置の交流端子と前記電力負荷との接続点よりも前記系統電源側に設置された電流検出手段と、この電流検出手段の出力に基き、前記電流制御装置、前記充放電装置、及び/又は前記直流/交流変換装置を制御する制御手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記燃料電池の電力容量を1[kW]、前記蓄電池の電力容量を2〜4[kW]、前記直流/交流変換装置の出力電力容量を3〜5[kW]としたことを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記電流制御装置の容量を1[kW]、前記充放電装置の容量を2〜4[kW]、前記直流/交流変換装置の容量を3〜5[kW]としたことを特徴とする燃料電池システム。
  6. 燃料電池と、この燃料電池に接続された電流制御装置と、この電流制御装置の出力を系統電源と同じ周波数の交流電力に変換する直流/交流変換装置と、蓄電池と、この蓄電池と前記直流/交流変換装置との間に接続された充放電装置と、前記直流/交流変換装置の交流端子に接続された前記系統電源及び電力負荷と、負荷電力及び/又は受電電力に基き前記電流制御装置、前記充放電装置及び/又は前記直流/交流変換装置を制御する制御手段を備えた燃料電池システムにおいて、前記燃料電池の出力電力を予定値以内に制御する手段と、受電電力目標値設定手段と、受電電力検出手段と、この受電電力の目標値と検出値の偏差に応じて前記充放電装置を制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  7. 請求項6において、負荷電力が、前記燃料電池の出力電力と前記受電電力目標値の和を超えるとき、前記蓄電池から電力を出力するように前記充放電装置を制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  8. 請求項6又は7において、前記燃料電池と前記蓄電池の出力の和を指令する電力指令値が、前記燃料電池の最大出力電力の範囲内にあるとき、前記電力指令値に階段状に追従するような電力を前記燃料電池から出力させる制御手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  9. 請求項6又は7において、前記燃料電池と前記蓄電池の出力の和を指令する電力指令値が、前記燃料電池の最大出力電力の範囲内にあるとき、前記蓄電池の充電時には、前記電力指令値以上の領域でこの電力指令値に階段状に追従するような電力を燃料電池から出力させ、前記蓄電池の放電時には、前記電力指令値以下の領域でこの電力指令値に階段状に追従するような電力を燃料電池から出力させる制御手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  10. 請求項1〜9のいずれかにおいて、負荷電力の大きさを、平均的な値として求める時定数手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  11. 燃料電池と、この燃料電池に接続された電流制御装置と、この電流制御装置の出力を系統電源と同じ周波数の交流電力に変換する直流/交流変換装置と、蓄電池と、この蓄電池と前記直流/交流変換装置との間に接続された充放電装置と、前記直流/交流変換装置の交流端子に接続された前記系統電源及び電力負荷と、負荷電力及び/又は受電電力に基き前記電流制御装置、前記充放電装置及び/又は前記直流/交流変換装置を制御する制御手段を備えた燃料電池システムにおいて、前記燃料電池の出力電力、前記直流/交流変換装置が出力するシステム出力電力、負荷電力又は受電電力のうち2つ以上を表示する表示手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  12. 請求項11において、操作リモコンを備え、前記表示手段は、前記操作リモコン上に前記2つ以上を並べて表示するように構成したことを特徴とする燃料電池システム。
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