JP2004236972A - 遊技機用シンボル表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の表示手段を用いて、バリエーション豊かな表示態様を行う。
【解決手段】第1〜第3表示体のそれぞれに設けられる第1〜第3表示面21a〜23aに透明なブランクシンボル31を配置する。第1〜第3表示体の回転が停止した場合に、放射線上に形成された入賞ライン90〜101のいずれかに同一のシンボルが揃った場合に当たりとなる。また、ブランクシンボル31がサブリール24の前面に停止すると、ブランクシンボル31と、他の表示体の透明部分とが重なることにより、これら部分を介してサブリール24の表示を視認することが可能となる。なお、ブランクシンボル31が揃うと、サブリール24が回転してシンボルの流動表示が行われ、サブリールの停止時に当たりとなるシンボルが停止表示された場合に当たりとなる。
【選択図】 図13
【解決手段】第1〜第3表示体のそれぞれに設けられる第1〜第3表示面21a〜23aに透明なブランクシンボル31を配置する。第1〜第3表示体の回転が停止した場合に、放射線上に形成された入賞ライン90〜101のいずれかに同一のシンボルが揃った場合に当たりとなる。また、ブランクシンボル31がサブリール24の前面に停止すると、ブランクシンボル31と、他の表示体の透明部分とが重なることにより、これら部分を介してサブリール24の表示を視認することが可能となる。なお、ブランクシンボル31が揃うと、サブリール24が回転してシンボルの流動表示が行われ、サブリールの停止時に当たりとなるシンボルが停止表示された場合に当たりとなる。
【選択図】 図13
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばルーレット遊技機等の遊技機に組み込まれ、シンボルが配置された表示体を回転及び停止させることにより、入賞の有無を表示する遊技機用シンボル表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシンやパチンコ機等の遊技機に組み込まれる遊技機用シンボル表示装置には、ライン状又はマトリックス状に配置されたリールを用いたものや、液晶表示装置等を利用して、シンボルの流動表示を行って擬似的に回転するリールを表示するものが一般的である。このようなシンボル表示装置の中には、透視窓を設けた回転リール(第1表示装置)の内側に、液晶表示パネルや、径の異なる回転リール等の第2表示装置を設けて、これら表示装置により表示されたシンボルの組み合わせで入賞の有無を決定するもの(例えば、特許文献1参照)や、開口部を設けた外リールと、外リールの内部に配置された内リールとからなる2層構造のリールを用いたもの(例えば、特許文献2参照)もある。これらのシンボル表示装置が遊技機に組み込まれた場合には、1回のゲーム中に2回のシンボルの変動を楽しむことができ、また、異なる表示装置を用いるため、表示態様に変化を持たせることが可能となる。
【0003】
しかしながら、上記透明部は一方のリールに構成されているだけなので、予め設定された入賞ライン上に透視部が停止した時点で、内側に設けた第2表示装置の変動が見えてしまうので、ゲーム性を豊かなものにするには限界がある。また、外リール及び内リールからなるリールの場合には、全てのリールを2重構造のリールから構成する必要がある。
【0004】
一方、遊技機用シンボル表示装置の中には、同軸上に配置した3枚の回転盤を回転させ、ぞれぞれの回転盤で表示されるシンボルを放射線状に組み合わせたシンボルの組み合わせが所定のシンボルの組み合わせになった場合に、当たりが発生するものがある(例えば、特許文献3参照)。このようなシンボル表示装置の場合には、機械式のリールをライン状、又はマトリックス状に配置した場合に比べて、装置自体をコンパクトにすることができるが、ゲームを行った際の表示態様が乏しいため、遊技者の興趣をかき立てるものとはなりにくい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題を解決するために、例えば環状からなる回転体を有する第1表示装置と、この回転板の内側に配置された機械式のリールを有する第2表示装置とからなるシンボル表示装置が考案されている(例えば、特許文献4参照)。このシンボル表示装置が遊技機に組み込まれた場合、例えば第1表示装置ではルーレットゲームが行われ、このルーレットゲームで入賞を得ることができると、第2表示装置が作動する。この第2表示装置により実行されるスロットゲームで当たりを得るとルーレットゲームでの得点にスロットゲームでの得点がプラスされるため、遊技者に対して入賞に対する期待感を与えることが可能になる。しかし、このような異なる表示態様のゲームを連続して行わせる場合には、ゲーム上の単調さを遊技者に与えないで済むことができる反面、第1及び第2表示装置の関連性が希薄になるため、1つのゲーム機としてのまとまりに欠けるという問題がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平2000−116843号公報
【特許文献2】
特開平3−60681号公報
【特許文献3】
実公平7−22301号公報
【特許文献4】
特開平6−327807号公報
【0007】
本発明は、異なる表示装置を用いた場合に、これら表示装置の表示態様をゲームの結果に関連づけるとともに、ゲームの結果としての表示態様を多様化することができるようにした遊技機用シンボル表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の遊技機用シンボル表示装置は、シンボルが配列された表示面を有する複数の表示体を、それぞれの表示面が表示されるように重ねて配設するとともに、前記複数の表示体のうち少なくとも1つの表示体の表示面に、少なくともシンボル1個分からなる透過部が一箇所以上形成された主表示手段と、前記主表示手段の後方に配置され、シンボルの流動表示及び停止表示を行う副表示手段とを備え、前記主表示手段である複数の表示体の回転停止後に、それぞれの表示面に表示されたシンボルの組み合わせによって入賞の有無又は入賞の種類を表示する第1入賞表示の他に、前記主表示手段である複数の表示体の回転停止時に、前記透過部を介して表示される副表示手段のシンボル、又は前記主表示手段と副表示手段とに表示されるシンボルの組み合わせにより入賞の有無又は入賞の種類を表示する第2入賞表示を行うものである。
【0009】
また、前記表示面は、配置されるシンボルの個数分の領域に区分されるとともに、前記透過部は、前記領域のうちシンボルが配置されない透明な領域、又は前記領域に配置されるシンボルの内側に設けられた透明部、若しくは前記領域に配置されるシンボルの外側に設けられた透明な領域のいずれかからなることが好ましい。また、前記複数の表示体のそれぞれは、他の表示体の表示面と重なる部分の少なくとも一部が透明であることが好ましい。この場合、前記透過部及び前記表示体の透明な部分が副表示手段の前面で重なる場合に、前記副表示手段で停止表示されたシンボルが有効となることが好ましい。
【0010】
また、前記主表示手段のシンボルと、前記副表示手段で停止表示されるシンボルとを合成して、1つのシンボルとして表示させることが好ましい。また、前記副表示手段は、機械式リール又は液晶表示装置の少なくともいずれか一方であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1において、スロットマシン2は、3×3のマトリクス状の表示窓10が設けられた前面パネル11を有している。この前面パネルの表示窓10の奧には、図示しないリールユニットがそれぞれ配置され、リールユニットのリール12の回転が停止すると、表示窓10からはリール12に配列されたシンボルが上下方向に3個ずつ観察される。そして、上下左右斜めの計8個の入賞ラインのいずれかに、所定のシンボルの組み合わせが揃う場合や、所定のシンボルが停止した場合に当たりとなる。なお、符号13は指標であり、上記入賞ラインを示すものである。この前面パネル11の下方には、コイン投入口14、操作パネル15、コイン受け皿16等が設けられている。また、スロットマシン2の側面には、スタートレバー17が設けられている。
【0012】
操作パネル15は、ベットボタン18やペイアウトボタンなどから構成される。このベットボタン18を操作してベットするコインの数を選択すると、有効化する入賞ラインが決定される(例えば1ベットの場合は1本の入賞ライン、マックスベットの場合は8本の入賞ラインが有効化される)。その後、スタートレバー17の操作によりゲームが開始され、予めサンプリングされた乱数値により決定された停止位置に各リールが自動停止される。このとき、入賞ライン上に所定のシンボルの組み合わせが揃った場合や、所定のシンボルが入賞ライン上に停止した場合に当たりとなり、当たりの種類に応じたコインがコイン受け皿16に払い出される。
【0013】
シンボル表示装置20は、前面パネル11の上方に配置されており、上記リールを用いたスロットゲーム(メインゲーム)で入賞を得た場合等に行われるルーレットゲーム(サブゲーム)を行うために設けられる。図2に示すように、シンボル表示装置20は、第1〜第3表示体21〜23、サブリール24、表示駆動部25及び支持板26が1つのユニットとしてスロットマシン2の内部に組み込まれている。このシンボル表示装置20は、前面扉30(図1参照)により被覆される。なお、このシンボル表示装置20でサブゲームを行うようにしたが、これに限定する必要はなく、ゲーム性等を考慮して、例えば配当枚数の有無を決定する手段等、適宜の方法によりシンボル表示装置20を作動させるようにすることも可能である。
【0014】
図3〜5に示すように、第1〜第3表示体21〜23は、それぞれ透明部材からなる円盤から、それぞれが同径となるように形成されている。これら表示体の前面には、環状の表示面である第1〜第3表示面21a〜23aが設けられている。これら表示面21a〜23aのうち、第1表示面21aが最も小さく形成され、第2表示面22a、第3表示面23aの順で大きくなる。また、第1表示面21aの外径D1と第2表示面22aの内径D2とが、第2表示面22aの外径D3と第3表示面23aの内径D4とが、それぞれ等しくなるように形成されている。
【0015】
これら表示体は、表示駆動部25により同軸上に、且つスロットマシン2の前面側から、第1表示体21、第2表示体22、第3表示体23の順で配置される。なお、第2表示体22の表示面22aは第1表示体21の透明部分21bを介して、第3表示体23の表示面23aは、第1表示体21の透明部分21b及び第2表示体22の透明部分22bを介して視認されることになる。これにより、第1〜第3表示面21a,22a,23aが同軸上に、且つそれぞれの表示面が隣りあうようにして表示される(図10参照)。なお、これら表示面21a,22a,23aが主表示手段となる。
【0016】
これら表示面は、配置されるシンボルの個数分の領域に区分されており、これら領域に、例えば「1〜10」のシンボル、2個のブランクシンボル31の計12個のシンボルがそれぞれ配置される。なお、このブランクシンボル31は、何も記載されないシンボルである。このブランクシンボル31が配置された箇所は透明な領域(透過部)となり、後面側に配設された表示体の表示面に表示されたシンボルの少なくとも1個分を視認することができる。このように、計12個のシンボルを第1〜第3表示面に配置することにより、入賞ラインは放射線上に並んだシンボルをつなぎ合わせたラインから構成される(図10参照)。これにより、これら表示面で第1入賞表示が行われる。なお、第1〜第3表示面21a,22a,23aに配置されるシンボルの種類は、上記に限定する必要はなく、例えばマーク、記号、色彩、絵等を用いてもよいものとする。また、シンボルの配列、及び配列個数は、ゲーム性を考慮して適宜設計されるものとする。さらに、ブランクシンボルの配置位置や配置個数も上記に限定されるものではない。また、ブランクシンボル31が配置される領域と表示体の透明部分との境界を、説明を明確にするために図中では2点鎖線で示したが、これに限定する必要はなく、ブランクシンボルと表示体の透明部分との境界を示す表示の有無は、適宜設定されるものとする。
【0017】
サブリール24は、上述した第1〜第3表示体21〜23の後方に、また、その長手方向が主表示手段である第1〜第3表示面21a,22a,23aのそれぞれに跨るように配置される。図6に示すように、サブリール24には複数のシンボルがシンボル1個分の間隔をおいて配列されたシンボルシート32が貼り付けられている。これらシンボルのうち、シンボル34は当たりを示すシンボル、シンボル35はハズレを示すシンボル、シンボル36は第1〜第3表示体21〜23の再回転を示すシンボルとなる。なお、このサブリール24は、通常、シンボルが配置されていない部分が停止表示されるように停止されており、第1〜第3表示体21〜23のブランクシンボル31がサブリール24の前面で放射線状に並んだ場合に、回転を開始してシンボルの流動表示を行う(図12参照)。そして、サブリール24を停止させた場合にブランクシンボル31を介して停止表示されるシンボルにより入賞又はハズレの表示、或いは第1〜第3表示体21〜23の再回転の表示が行われる。これにより、サブリール24が副表示手段となるとともに、サブリール24によるシンボルの停止表示が第2入賞表示となる。なお、本実施形態では、第1〜第3表示体21〜23の表示面21a,22a,23aのシンボルを放射線上に組み合わせたときに同一のシンボルが揃わない場合で、且つサブリール24の前面に第1〜第3表示体21〜23のブランクシンボル31が放射線上に揃った場合に、サブリール24の回転を開始するものとする。
【0018】
図7に示すように、表示駆動部25は、第1〜第3回転軸40〜42と、第1〜第4駆動モータ43〜46とを有している。これら回転軸のうち、第2及び第3回転軸41,42は中空部分を有する円筒形状から形成される。第1〜第3回転軸40〜42の一端には第1〜第3フランジ47〜49が固着された後に、第1〜第3表示体21〜23のそれぞれがネジ等により固定される。これらフランジのうち、第2フランジ48及び第3フランジ49には、凹部48a,49aがそれぞれ形成されており、凹部48aには第1フランジ47の一部が、凹部49aには第2フランジ48の一部がそれぞれ収納される。
【0019】
第1回転軸40は、第2回転軸41の中空部分に挿通され、第2回転軸41の両端に取り付けられるベアリング(図示せず)等により位置決めされる。これにより、第1回転軸40と、第2回転軸41とが同軸に保持され、第1表示体21と第2表示体22とが同軸上に保持される。同様にして、第2回転軸41は、第3回転軸42の中空部分に挿通され、第3回転軸42の両端に取り付けられるベアリング(図示せず)等により位置決めされる。これにより、第2回転軸41と、第3回転軸42とが同軸に保持され、第2表示体22と第3表示体23とが同軸上に保持される。これにより、第1〜第3回転軸40〜42が同軸に保持され、第1〜第3表示体21〜23が同軸上に保持される。なお、第3回転軸42は、軸受け部材50、51を介して、支持板26に組み付け固定される。なお、符号50a,51aは、ベアリングであり、第3回転軸42の回転を滑らかにするためのものである。なお、これら第1〜第3回転軸40〜42の他端側には、ギア52〜54がそれぞれ固定される。
【0020】
第1〜第3駆動モータ43〜45は、それぞれステッピングモータから構成され、第1〜第3表示体21〜23をそれぞれ回転させる。これら駆動モータの駆動軸にはギア56〜58がそれぞれ組み付けられ、上記第1〜第3回転軸40〜42のギア52〜54とそれぞれ噛合する。これにより、第1〜第3駆動モータ43〜45の駆動力が第1〜第3回転軸40〜42に伝達され、第1〜第3表示体21〜23が回転する。なお、第1〜第3駆動モータ43〜45は、それぞれブラケット60〜62に保持され、支持板26の背面に固着される。
【0021】
第1〜第3回転軸40〜42のそれぞれには、第1〜第3表示体21〜23の基準位置を示す位置検出片(図示せず)が設けられている。この位置検出片をフォトインタラプタ等で検出することにより、第1〜第3回転軸40〜42が1周したことが検出される。なお、第1〜第3回転軸40〜42が1周するときの第1〜第3駆動モータ43〜45のステップ数は予め分かっているから、これら位置検出片を検出することにより、CPU70は第1〜第3表示体21〜23の表示面21a,22a,23aに配置されたシンボルの位置や、ブランクシンボル30の位置を特定することが可能となる。なお、フォトインタラプタで検出される位置を基準位置とする。
【0022】
第4駆動モータ46は、ブラケット63を介して支持板26に組み付けれている。この駆動モータ46の駆動軸にはフランジ64が組み付けられている。このフランジ64を介してサブリール24が組み付けられることで、第4駆動モータ46の駆動力がサブリール24に伝達される。なお、フランジ64には位置検出片65が取り付けられる。この位置検出片65をフォトインタラプタ66等により検出することで、サブリール24の1回転を検出することができるとともに、サブリール24のシンボルの位置を特定することが可能となる。なお、フォトインタラプタ66で検出される位置を基準位置とする。
【0023】
このような構成とすることで、表示駆動部25を支持板26にまとめて配置させることができ、シンボル表示装置20をコンパクトにまとめることができる。また、表示駆動部25が組み付けられた支持板26を所定位置に取り付けるだけで、シンボル表示装置20を容易にスロットマシン2の内部に組み付けることができ、作業性を向上させることができる。なお、表示駆動部25の構成は、上記に限定する必要はなく、ギヤの代わりに例えばプーリ及び歯付きベルトを用いた機構等、表示駆動部の構成は適宜の機構を用いることが可能である。
【0024】
図8は、このスロットマシン2のルーレットゲームを実行する部分の電気的構成の概略を示す機能ブロック図である。なお、スロットゲームを実行する部分の電気的構成については省略する。CPU70は、このスロットマシン2の電気的統括を行うために設けられ、スロットゲームを行って入賞を得た場合に、ROM71に記憶されたルーレットゲームのプログラムに基づいて、各部を作動制御する。
【0025】
乱数生成部74は、CPU74からのゲーム開始信号を受けて、乱数値のサンプリングを行って、サンプリングされた乱数値を停止シンボル決定部75に出力する。停止シンボル決定部75は停止位置テーブル76を用いて、第1〜第3表示体21〜23の表示面のシンボルのうち、どのシンボルを基準位置に停止させるかを決定し、RAM72に一時記憶させる。また、サブリール24で表示させるシンボルも決定し、RAM72に一時記憶させる。
【0026】
モータ制御部77は、CPU70からのゲーム開始信号を受けて作動し、ドライバ78〜80を介して第1〜第3駆動モータ43〜45を駆動させる。カウンタ81〜83はドライバ78〜80から第1〜第3駆動モータ43〜45に入力されるステップ数をカウントするために設けられており、モータ制御部77では、カウントされたステップ数を監視することで、第1〜第3表示体21〜23の回転位置を特定することが可能となる。なお、ROM71には、第1〜第3表示体21〜23の表示面21a,22a,23aに配置されたシンボルと、基準位置からのステップ数とからなるデータテーブルが記憶されているので、それぞれのカウンタ81〜83のカウント値と、RAM72に記憶された停止シンボルのステップ数が一致した場合に、モータ制御部77に回転停止信号を出力する。これを受けて、モータ制御部77は第1〜第3駆動モータ43〜45の駆動を停止する。これにより、該当するシンボルを基準位置に停止させることが可能となる。
【0027】
また、停止した第1〜第3表示面21〜23のシンボルを放射線上に組み合わせたシンボルの組み合わせが全てハズレとなる場合で、且つ第1〜第3表示面21a,22a,23aのブランクシンボル31がサブリール24の前面で放射線上に揃った場合に、モータ制御部77はドライバ85を介して第4駆動モータ46を駆動させる。なお、サブリール24で表示させるシンボルの位置は、カウンタ86のカウンタ値及びROM71に記憶されたデータから特定することができるので、第4駆動モータ46を駆動させるステップ数のカウント値が所定値となる場合に、第4駆動モータ46の駆動を停止する。
【0028】
入賞判定部87では、停止した第1〜第3表示体21〜23のシンボルを放射線上に組み合わせたときに、当たりとなるシンボルの組み合わせが有るか否かを判定する。なお、ROM71には予め当たりとなるシンボルの組み合わせのデータが記憶されており、それぞれのカウンタ81〜83を参照して、当たりとなるシンボルの組み合わせが有るか否かを判定する。また、サブリール24を回転させた場合に、停止表示されたシンボルによる入賞の有無を判定する。なお、サブリール24を回転させた場合に、表示されるシンボルが再回転を示すシンボル36の場合には、CPU70は再度乱数生成部74及びモータ駆動部77を作動させる。なお、この入賞判定部87で当たりとなることが判定された場合には、コイン払い出し器88を作動させ、所定枚数のコインを払い出す。
【0029】
このようにして、組み立てられたシンボル表示装置が組み込まれたスロットマシンの作用について、図9のフローチャートをもとに説明する。なお、メインゲームであるスロットゲームの記載は省略し、サブゲームであるルーレットゲームを行う場合についてのみ説明する。メインゲームで入賞を得ると、CPU70は乱数生成部74を作動させ、乱数値のサンプリングを開始させる。このサンプリングされた乱数値をもとに、停止シンボル決定部75では、第1〜第3表示体21〜23のそれぞれに設けられた基準位置に停止させるシンボル、及びサブリール24で停止表示させるシンボルを決定し、RAM72に一時記憶させる。同時に、CPU70はモータ制御部77を作動させ、第1〜第3駆動モータ43〜45を介して第1〜第3表示体21〜23を時計方向に回転させる。
【0030】
第1〜第3表示体21〜23が回転を開始して所定時間が経過すると、CPU70は図示しないランダムタイマーを用いて第1〜第3表示体21〜23を第1表示体21→第2表示体22→第3表示体23の順で停止させていく。第1〜第3表示体21〜23の全てが停止すると、CPU70は入賞判定部87を作動させ、入賞ライン90〜101上に当たりとなるシンボルの組み合わせが有るか否かを判定する。
【0031】
図10に示すように、例えば第1〜第3表示体21〜23が回転を停止した場合に、入賞ライン90〜101に同一のシンボルが停止した場合には当たりとなり、所定配当のコインが払い出される。なお、図10は、入賞ライン101にシンボル「1」が揃った場合を示している。一方、図11に示すように、入賞ライン90〜101のいずれかに同一のシンボルが停止しない場合にはハズレとなりコインの払い出しは行われない。この場合には、停止シンボル決定部75で決定されたサブリール24の停止シンボルは無効となる。
【0032】
第1〜第3表示体21〜23の停止時に、サブリール24の前面にブランクシンボル31が放射線上に揃う場合がある。例えば、図12に示すように、入賞ライン91〜95及び97〜101には、当たりとなるシンボルの組み合わせが無いためハズレである。この場合、第1表示面21a,第2表示面22a,第3表示面23aのブランクシンボル31がそれぞれ入賞ライン90,96上に停止している。この場合、第1表示面21aのブランクシンボル31は、第2表示体22の透明部分22b、第3表示体23の透明部分23bと重なっている。同様に、第2表示面22のブランクシンボル31は、第1表示体21の透明部分21b、第3表示体23の透明部分23bと重なっている。さらに、第3表示面23のブランクシンボル31は、第1表示体21の透明部分21b及び第2表示体22の透明部分22bと重なっている。これにより、サブリール24がこれら第1〜第3表示体21〜23を介して視認することが可能となる。
【0033】
これを受けて、サブリール24が回転を開始し、第1〜第3表示面21a,22a,23aのブランクシンボル31を介してサブリール24によるシンボルの流動表示が行われる。そして、所定時間が経過すると、サブリール24の回転が停止する。図13に示すように、サブリール24が停止した際に、第1〜第3表示面21a,22a,23aのブランクシンボル31を介してシンボル34が停止表示された場合には当たりとなり、所定枚数のコインが払い出される。また、図14に示すように、シンボル35が停止表示された場合には、ハズレとなりサブゲームが終了する。
【0034】
また、図15に示すように、第1〜第3表示面21a,22a,23aのブランクシンボル31を介してシンボル26が停止表示された場合には、第1〜第3表示体21〜23が再回転し、所定時間後に第1表示体21→第2表示体22→第3表示体23の順で停止し、当たりの有無の判定が行われる。なお、第1〜第3表示面のブランクシンボル31がサブリール24の前面にそれぞれ停止した場合には、サブリール24が回転を開始して、サブリール24の停止後に停止表示されるシンボルにより、当たりの有無が決定される。このように、異なる2種類の表示装置から構成した場合でも、これら表示装置によりゲームの結果を関連づけることが可能となるから、例えば一方の表示装置でハズレとなる場合でも、場合によっては他方の表示装置が可動して当たりとなる場合が発生するので、当たりに対する期待感を遊技者に与えることが可能となる。また、バリエーション豊かな表示態様を行うことが可能となる。
【0035】
本実施形態では、第1〜第3表示体21〜23の回転については、詳しくは触れなかったが、第1〜第3表示体21〜23を全て同一方向に回転させたり、これら表示体のいずれか1つを逆方向に回転させたりすることが可能である。また、第1〜第3表示体21〜23の回転時には、それぞれの回転スピードに変化を持たせたりすることも可能である。また、第1〜第3表示体21〜23を、第1→第2→第3表示体の順で停止させるとしたが、これに限定する必要はない。また、例えば第1〜第3表示体のうち2つの表示体を停止させた場合に、入賞ラインのいずれかに同一のシンボルが停止した場合には、残りの表示体の回転を遅くしたり、正回転(時計方向)、逆回転(反時計方向)を繰り返して少しずつ時計方向に回転させる等適宜の方法で停止させることも可能である。このようにすることで変化に富んだ演出を行うことが可能となり、遊技者の興趣を持続させることが可能となる。また、第1〜第3表示体及びサブリールを所定時間後に自動停止させるようにしたが、これに限定する必要はなく、ストップボタンを設けて遊技者の操作によりこれらを停止させるようにしてもよい。
【0036】
本実施形態では、ランプやLED等の照明装置に付いての記載は省略したが、第1〜第3表示体の回転時に発光させたり、当たりとなる場合に発光させたりしてもよい。また、第1〜第3表示体の回転時に、これら表示体のいずれかを異なる方向に回転させる場合に発光色を変化させるようにすることで、より華やかな演出を行うことが可能である。
【0037】
本実施形態では、表示体を第1〜第3表示体の3枚から構成したが、これに限定する必要はなく、例えば、2枚の表示体から構成したり、3枚以上の表示体から構成した場合も、本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。なお、第1〜第3表示体の表示面のうち、ブランクシンボルが配置されていない部分(ブランクシンボルを除く)については、透明であっても不透明であってもよい。また、第1〜第3表示体の表示面以外の部分を全て透明にする必要はなく、他の表示面と重なる部分を一部不透明としてもよい。この場合、例えばサブリールの前面で第1〜第3表示面のいずれかのブランクシンボルが停止し、且つ他の表示体の透明な部分が重なる場合にのみサブリールを回転させる。一方、他の表示体の不透明な部分と重なる場合には、サブリールの回転を行わないようにする。
【0038】
本実施形態では、サブリールを回転させるタイミングを、第1〜第3表示面のブランクシンボルがサブリールの前面に、且つ放射線上に停止した場合としたが、これに限定する必要はなく、例えば第1〜第3表示体の回転とともに回転させることも可能である。この場合には、サブリールを第1〜第3表示体よりも先に停止させることで、異なる表示態様を行うことが可能である。また、ゲームの開始時には、サブリールはシンボルが配置されない部分を表示するとしたが、これに限定する必要はなく、例えばサブリールに配置されるシンボルのいずれかを停止表示させたままにしておくことも可能である。また、第1〜第3表示面のブランクシンボルのそれぞれが放射線上に停止した場合に、サブリールを回転させるか否かを抽選等により決定することも可能である。
【0039】
本実施形態では、シンボルの流動表示及び停止表示を行う副表示手段としてリール(サブリール)の例を取り上げたたが、このサブリールの配置位置、配置する個数等はゲーム性を考慮して適宜設けるようにしてよい。図16〜図18に示すように、第1〜第3表示体111〜113の第1〜第3表示面111a〜113aにブランクシンボル114を90度おきに4個配置する。また、図19に示すように、サブリール115を90度おきに4個配置する。このような第1〜第3表示体111〜113を用いた場合には、放射線上に並んだ3個のシンボルの組み合わせが同一のシンボルからなるシンボルの組み合わせとなる場合に当たりとなる。また、第1〜第3表示体により当たりが得られない場合で、第1〜第3表示面111a〜113aのブランクシンボル114と他の表示体の透明部分とが重なってサブリール115の前面に停止した時には、サブリール115のそれぞれが回転する。これにより、第1〜第3表示体の各表示面の停止表示が第1入賞表示、サブリールでのシンボルの停止表示が第2入賞表示となる。そして、サブリール115の停止時に表示されるシンボルが、3個以上、停止位置に関係なく同一のシンボルとなる場合に当たりとなる。なお、図19に示すように、サブリール115の1つに再回転を示すシンボルが表示されているので、当たりハズレに関係なく、第1〜第3表示体111〜113が再度回転することになる。また、図示はしないが、サブリール115と、第1〜第3表示体111〜113との間に、サブリール115の表示を見やすくするための視野枠を設けるようにしてもよい。
【0040】
本実施形態では、サブリールの長手方向が第1表示面〜第3表示面に跨るように配置したが、これに限定する必要はなく、第1〜第3表示面のいずれか1つと重なるように配置するようにしてもよい。この場合、図20に示すように、第2表示面121に配置されるシンボルをシンボル「1〜10」及びブランクシンボルとし、第1表示面120、第3表示面122に配置されるシンボルを「1〜10」及び「★」とする。そして、例えばサブリール123を第2表示面121と重なるように、第1〜第3表示体120〜122の後方に配置する。このようにすることで、例えば第2表示面121のブランクシンボル125がサブリール123の前面に停止した場合には、第1表示体及び第3表示体の透明部分が重なるので、サブリール123がブランクシンボル125と透明な部分とを介して表示されることになる。その後、サブリール123を回転した後に停止表示されるシンボルと、第1表示面120、第3表示面122のシンボルとが所定のシンボルの組み合わせとなる場合や、サブリール123で特定のシンボルが表示された場合(図20参照)に当たりとなる。なお、ブランクシンボルの配置位置、配置個数、及びブランクシンボルを配置する表示体は、上記に限定されるものではない。また、サブリールの配置位置は上記に限定されるものではなく、ブランクシンボルの位置や配置個数に応じて適宜配置してよいものとする。
【0041】
本実施形態では、第1〜第3表示体を同径の円盤から構成したが、これに限定する必要はなく、異なる径の円盤から形成してもよい。また、第1〜第3表示体に設けられる第1〜第3表示面の大きさを、第1表示面を一番小さく、第3表示面を一番大きくしたが、これに限定されるものではなく、第1表示面を一番大きくするとともに第3表示面を一番小さくしてもよい。また、第2表示面を一番大きくしたりすることも可能である。また、これら第1〜第3表示体の形状は多角形状や、他の形状としてもよい。
【0042】
また、サブリールで停止表示されるシンボルと、その前面に停止されるシンボルを合成して新しいシンボルを形成するようにしてもよい。図21、図22に示すように、第2表示面131に配置されるシンボルを、例えばシンボル「1〜10」及びシンボル「☆」135とし、シンボル「☆」135はハズレを示すシンボルとする。このシンボル「☆」135は透明な領域136に配置される。これにより、透明な領域136を介して、後面に位置する表示面に表示されたシンボルを視認することが可能となる。例えばハズレを示すシンボル「☆」135がサブリール137の前面に停止し、第1及び第3表示面130,132のブランクシンボル138,139とシンボル「☆」135とが放射線上に停止する。この場合にサブリール137を回転させ、例えばシンボル140が停止表示された場合には、このシンボル140と、シンボル「☆」135とが合成されて新しいシンボル141が形成される。この合成されたシンボル141が表示された場合には他の当たりよりも配当枚数の高い当たりとなる。この合成されるシンボルの個数や種類は、1つでもよいし、複数設けることも可能である。また、合成される第2表示面131のシンボル「☆」135を透明な領域136に設ける例を挙げたが、シンボルの内側を透明な部分、シンボルの外側を不透明な部分とし、このシンボルとサブリールのシンボルとが重なったときに、サブリールで停止表示されるシンボルをシンボルの内側に設けられた透明な部分から視認できるようにしてもよい。
【0043】
また、この他に、ブランクシンボル138、139とシンボル「☆」135が放射線上に停止して表示される例を示したが、これに限定する必要はなく、シンボル「☆」を同一直線状に停止する第1、及び第3表示面のシンボルは当たりに関するシンボルでもよい。更に、サブリールを第1〜第3表示面のそれぞれに対応するように、且つ放射線上に配置して、それぞれのサブリールに表示されたシンボルを有効シンボルとして入賞の判定を行うようにしてもよい。
【0044】
本実施形態では、スロットマシンのメインゲームで当たりを得た後のサブゲームを実行する装置としてシンボル表示装置を用いたが、この他に、メインゲームで当たりを得た場合の配当枚数を決定する装置として、またメインゲームを行う装置として、本発明のシンボル表示装置を用いることも可能である。
【0045】
また、本発明のシンボル表示装置をパチンコ機等の他の遊技機に組み込むことも可能である。図23に示すように、パチンコ機150の場合には、遊技盤151のほぼ中央に形成された表示窓152の後面に、本実施形態と同様のシンボル表示装置153を組み込む。このシンボル表示装置153が組み込まれたパチンコ機150でゲームを行った場合には、例えば遊技盤151に設けられた入賞口154のうち特定の入賞口に遊技球が入賞した場合等の特定条件が成立した場合に、第1〜第3表示体の回転が開始される。そして、例えば第1〜第3表示面のシンボルのうち、放射線上に繋いだシンボルの組み合わせが同一のシンボルの組み合わせとなる場合に当たりとなり、大当たり状態に移行する。また、ブランクシンボルが放射線上に並んだ場合にサブリールが回転し、サブリールの停止時に所定のシンボル又は所定のシンボルの組み合わせとなる場合に当たりとなり、大当たり状態に移行する。大当たり状態に移行すると、アタッカ156が所定時間開いた後に閉じる動作が所定回数行われるので、このアタッカ156に遊技球が入賞した際には大量の景品球を得ることが可能となる。これにより、大当たり状態に対する期待感を遊技者に与えることができる。また、変化に富む表示態様の表示を行うことにより新たな興趣を遊技者に与えることができる。
【0046】
なお、パチンコ機の場合には、特定条件が成立した場合に、当たりか否かの抽選を行って、この抽選結果に基づいてシンボル表示装置の第1〜第3表示体の停止位置と、サブリールの停止位置とが決定される。そして、これらが決定されたことを受けて、シンボル表示装置が作動し、第1〜第3表示体の回転が開始される。
【0047】
本実施形態では、第1〜第3表示体及びサブリールのそれぞれの基準位置に停止させるシンボルを決定した後に、シンボル表示装置を作動させ、第1〜第3表示体の全てを停止させた後に、第1〜第3表示面のシンボルの組み合わせから、また、サブリールで停止表示されたシンボルから入賞の有無を判定したが、これに限定する必要はなく、入賞の有無を決定した後に、第1〜第3表示体の停止位置及びサブリールで表示させるシンボルを決定し、これに基づいてシンボル表示装置を作動させるようにしてもよい。
【0048】
本実施形態では、副表示手段としてリールの例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えば液晶表示装置、ドットマトリックスや7セグメント方式の表示器等により、シンボルの流動表示を擬似的に行ったり、シンボルの停止表示を行うようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明の遊技機用シンボル表示装置によれば、シンボルが配列された表示面を有する複数の表示体を、それぞれの表示面が表示されるように重ねて配設するとともに、前記複数の表示体のうち少なくとも1つの表示体の表示面に、少なくともシンボル1個分からなる透過部が一箇所以上形成された主表示手段と、前記主表示手段の後方に配置され、シンボルの流動表示及び停止表示を行う副表示手段とを備え、前記主表示手段である複数の表示体の回転停止後に、それぞれの表示面に表示されたシンボルの組み合わせによって入賞の有無又は入賞の種類を表示する第1入賞表示の他に、前記主表示手段である複数の表示体の回転停止時に、前記透過部を介して表示される副表示手段のシンボル、又は前記主表示手段と副表示手段とに表示されるシンボルの組み合わせにより入賞の有無又は入賞の種類を表示する第2入賞表示を行うので、2つの表示手段によりゲーム結果の導出に関連づけることができるとともに、表示態様に幅を持たせることができる。また、表示態様に幅を持たせることにより、遊技者の興趣を盛り上げることが可能となる。
【0050】
また、前記表示面は、配置されるシンボルの個数分の領域に区分されるとともに、前記透過部は、前記領域のうちシンボルが配置されない透明な領域、又は前記領域に配置されるシンボルの内側に設けられた透明部、若しくは前記領域に配置されるシンボルの外側に設けられた透明な領域のいずれかからなるので、各表示体の停止時の表示態様を多様化することが可能となるとともに、意外性のある当たり表示を行うことも可能となる。また、前記複数の表示体のそれぞれは、少なくとも他の表示体の表示面と重なる部分の一部が透明としたので、表示体の停止時の表示態様を多様化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンボル表示装置を組み込んだスロットマシンの外観を示す正面斜視図である。
【図2】シンボル表示装置を示す斜視図である。
【図3】第1表示体の一例を示す正面図である。
【図4】第2表示体の一例を示す正面図である。
【図5】第3表示体の一例を示す正面図である。
【図6】サブリールの外周に貼り付けられるシンボルシートの一例を示す正面図である。
【図7】シンボル表示装置の構成の概略を示す断面図である。
【図8】スロットマシンの電気的構成の一部を示す機能ブロック図である。
【図9】サブゲームの流れを示すフローチャートである。
【図10】第1〜第3表示面のシンボルの組み合わせで当たりとなる場合の一例を示す正面図である。
【図11】第1〜第3表示面のシンボルの組み合わせでハズレとなる場合の一例を示す正面図である。
【図12】サブリールを回転させる場合の第1〜第3表示面の停止状態の一例を示す正面図である。
【図13】サブリールが停止した場合に、当たりとなるシンボルが停止表示された場合の一例を示す正面図である。
【図14】サブリールが停止した場合に、ハズレとなるシンボルが停止表示された場合の一例を示す正面図である。
【図15】サブリールが停止した場合に、再回転を示すシンボルが停止表示された場合の一例を示す正面図である。
【図16】ブランクシンボルを4個表示した第1表示体の一例を示す正面図である。
【図17】ブランクシンボルを4個表示した第2表示体の一例を示す正面図である。
【図18】ブランクシンボルを4個表示した第3表示体の一例を示す正面図である。
【図19】4個のサブリールが停止した場合に、同一のシンボルが停止表示されることで当たりとなる場合の一例を示す正面図である。
【図20】第2表示面の後面にサブリールを配置した場合の一例を示す正面図である。
【図21】第1〜第3表示体が停止した場合に、サブリールの前面にハズレとなるシンボルが停止した場合の一例を示す正面図である。
【図22】サブリールが停止した場合に、停止表示されたシンボルと、第2表示面のシンボルとで合成シンボルが表示された場合の一例を示す正面図である。
【図23】本発明のシンボル表示装置に組み込んだパチンコ機の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
2 スロットマシン
20 シンボル表示装置
21 第1表示体
21a 第1表示面
21b,22b,23b 透明部分
22 第2表示体
22a 第2表示面
23 第3表示体
23a 第3表示面
24 サブリール
25 表示駆動部
31 ブランクシンボル
32 シンボルシート
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばルーレット遊技機等の遊技機に組み込まれ、シンボルが配置された表示体を回転及び停止させることにより、入賞の有無を表示する遊技機用シンボル表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシンやパチンコ機等の遊技機に組み込まれる遊技機用シンボル表示装置には、ライン状又はマトリックス状に配置されたリールを用いたものや、液晶表示装置等を利用して、シンボルの流動表示を行って擬似的に回転するリールを表示するものが一般的である。このようなシンボル表示装置の中には、透視窓を設けた回転リール(第1表示装置)の内側に、液晶表示パネルや、径の異なる回転リール等の第2表示装置を設けて、これら表示装置により表示されたシンボルの組み合わせで入賞の有無を決定するもの(例えば、特許文献1参照)や、開口部を設けた外リールと、外リールの内部に配置された内リールとからなる2層構造のリールを用いたもの(例えば、特許文献2参照)もある。これらのシンボル表示装置が遊技機に組み込まれた場合には、1回のゲーム中に2回のシンボルの変動を楽しむことができ、また、異なる表示装置を用いるため、表示態様に変化を持たせることが可能となる。
【0003】
しかしながら、上記透明部は一方のリールに構成されているだけなので、予め設定された入賞ライン上に透視部が停止した時点で、内側に設けた第2表示装置の変動が見えてしまうので、ゲーム性を豊かなものにするには限界がある。また、外リール及び内リールからなるリールの場合には、全てのリールを2重構造のリールから構成する必要がある。
【0004】
一方、遊技機用シンボル表示装置の中には、同軸上に配置した3枚の回転盤を回転させ、ぞれぞれの回転盤で表示されるシンボルを放射線状に組み合わせたシンボルの組み合わせが所定のシンボルの組み合わせになった場合に、当たりが発生するものがある(例えば、特許文献3参照)。このようなシンボル表示装置の場合には、機械式のリールをライン状、又はマトリックス状に配置した場合に比べて、装置自体をコンパクトにすることができるが、ゲームを行った際の表示態様が乏しいため、遊技者の興趣をかき立てるものとはなりにくい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題を解決するために、例えば環状からなる回転体を有する第1表示装置と、この回転板の内側に配置された機械式のリールを有する第2表示装置とからなるシンボル表示装置が考案されている(例えば、特許文献4参照)。このシンボル表示装置が遊技機に組み込まれた場合、例えば第1表示装置ではルーレットゲームが行われ、このルーレットゲームで入賞を得ることができると、第2表示装置が作動する。この第2表示装置により実行されるスロットゲームで当たりを得るとルーレットゲームでの得点にスロットゲームでの得点がプラスされるため、遊技者に対して入賞に対する期待感を与えることが可能になる。しかし、このような異なる表示態様のゲームを連続して行わせる場合には、ゲーム上の単調さを遊技者に与えないで済むことができる反面、第1及び第2表示装置の関連性が希薄になるため、1つのゲーム機としてのまとまりに欠けるという問題がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平2000−116843号公報
【特許文献2】
特開平3−60681号公報
【特許文献3】
実公平7−22301号公報
【特許文献4】
特開平6−327807号公報
【0007】
本発明は、異なる表示装置を用いた場合に、これら表示装置の表示態様をゲームの結果に関連づけるとともに、ゲームの結果としての表示態様を多様化することができるようにした遊技機用シンボル表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の遊技機用シンボル表示装置は、シンボルが配列された表示面を有する複数の表示体を、それぞれの表示面が表示されるように重ねて配設するとともに、前記複数の表示体のうち少なくとも1つの表示体の表示面に、少なくともシンボル1個分からなる透過部が一箇所以上形成された主表示手段と、前記主表示手段の後方に配置され、シンボルの流動表示及び停止表示を行う副表示手段とを備え、前記主表示手段である複数の表示体の回転停止後に、それぞれの表示面に表示されたシンボルの組み合わせによって入賞の有無又は入賞の種類を表示する第1入賞表示の他に、前記主表示手段である複数の表示体の回転停止時に、前記透過部を介して表示される副表示手段のシンボル、又は前記主表示手段と副表示手段とに表示されるシンボルの組み合わせにより入賞の有無又は入賞の種類を表示する第2入賞表示を行うものである。
【0009】
また、前記表示面は、配置されるシンボルの個数分の領域に区分されるとともに、前記透過部は、前記領域のうちシンボルが配置されない透明な領域、又は前記領域に配置されるシンボルの内側に設けられた透明部、若しくは前記領域に配置されるシンボルの外側に設けられた透明な領域のいずれかからなることが好ましい。また、前記複数の表示体のそれぞれは、他の表示体の表示面と重なる部分の少なくとも一部が透明であることが好ましい。この場合、前記透過部及び前記表示体の透明な部分が副表示手段の前面で重なる場合に、前記副表示手段で停止表示されたシンボルが有効となることが好ましい。
【0010】
また、前記主表示手段のシンボルと、前記副表示手段で停止表示されるシンボルとを合成して、1つのシンボルとして表示させることが好ましい。また、前記副表示手段は、機械式リール又は液晶表示装置の少なくともいずれか一方であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1において、スロットマシン2は、3×3のマトリクス状の表示窓10が設けられた前面パネル11を有している。この前面パネルの表示窓10の奧には、図示しないリールユニットがそれぞれ配置され、リールユニットのリール12の回転が停止すると、表示窓10からはリール12に配列されたシンボルが上下方向に3個ずつ観察される。そして、上下左右斜めの計8個の入賞ラインのいずれかに、所定のシンボルの組み合わせが揃う場合や、所定のシンボルが停止した場合に当たりとなる。なお、符号13は指標であり、上記入賞ラインを示すものである。この前面パネル11の下方には、コイン投入口14、操作パネル15、コイン受け皿16等が設けられている。また、スロットマシン2の側面には、スタートレバー17が設けられている。
【0012】
操作パネル15は、ベットボタン18やペイアウトボタンなどから構成される。このベットボタン18を操作してベットするコインの数を選択すると、有効化する入賞ラインが決定される(例えば1ベットの場合は1本の入賞ライン、マックスベットの場合は8本の入賞ラインが有効化される)。その後、スタートレバー17の操作によりゲームが開始され、予めサンプリングされた乱数値により決定された停止位置に各リールが自動停止される。このとき、入賞ライン上に所定のシンボルの組み合わせが揃った場合や、所定のシンボルが入賞ライン上に停止した場合に当たりとなり、当たりの種類に応じたコインがコイン受け皿16に払い出される。
【0013】
シンボル表示装置20は、前面パネル11の上方に配置されており、上記リールを用いたスロットゲーム(メインゲーム)で入賞を得た場合等に行われるルーレットゲーム(サブゲーム)を行うために設けられる。図2に示すように、シンボル表示装置20は、第1〜第3表示体21〜23、サブリール24、表示駆動部25及び支持板26が1つのユニットとしてスロットマシン2の内部に組み込まれている。このシンボル表示装置20は、前面扉30(図1参照)により被覆される。なお、このシンボル表示装置20でサブゲームを行うようにしたが、これに限定する必要はなく、ゲーム性等を考慮して、例えば配当枚数の有無を決定する手段等、適宜の方法によりシンボル表示装置20を作動させるようにすることも可能である。
【0014】
図3〜5に示すように、第1〜第3表示体21〜23は、それぞれ透明部材からなる円盤から、それぞれが同径となるように形成されている。これら表示体の前面には、環状の表示面である第1〜第3表示面21a〜23aが設けられている。これら表示面21a〜23aのうち、第1表示面21aが最も小さく形成され、第2表示面22a、第3表示面23aの順で大きくなる。また、第1表示面21aの外径D1と第2表示面22aの内径D2とが、第2表示面22aの外径D3と第3表示面23aの内径D4とが、それぞれ等しくなるように形成されている。
【0015】
これら表示体は、表示駆動部25により同軸上に、且つスロットマシン2の前面側から、第1表示体21、第2表示体22、第3表示体23の順で配置される。なお、第2表示体22の表示面22aは第1表示体21の透明部分21bを介して、第3表示体23の表示面23aは、第1表示体21の透明部分21b及び第2表示体22の透明部分22bを介して視認されることになる。これにより、第1〜第3表示面21a,22a,23aが同軸上に、且つそれぞれの表示面が隣りあうようにして表示される(図10参照)。なお、これら表示面21a,22a,23aが主表示手段となる。
【0016】
これら表示面は、配置されるシンボルの個数分の領域に区分されており、これら領域に、例えば「1〜10」のシンボル、2個のブランクシンボル31の計12個のシンボルがそれぞれ配置される。なお、このブランクシンボル31は、何も記載されないシンボルである。このブランクシンボル31が配置された箇所は透明な領域(透過部)となり、後面側に配設された表示体の表示面に表示されたシンボルの少なくとも1個分を視認することができる。このように、計12個のシンボルを第1〜第3表示面に配置することにより、入賞ラインは放射線上に並んだシンボルをつなぎ合わせたラインから構成される(図10参照)。これにより、これら表示面で第1入賞表示が行われる。なお、第1〜第3表示面21a,22a,23aに配置されるシンボルの種類は、上記に限定する必要はなく、例えばマーク、記号、色彩、絵等を用いてもよいものとする。また、シンボルの配列、及び配列個数は、ゲーム性を考慮して適宜設計されるものとする。さらに、ブランクシンボルの配置位置や配置個数も上記に限定されるものではない。また、ブランクシンボル31が配置される領域と表示体の透明部分との境界を、説明を明確にするために図中では2点鎖線で示したが、これに限定する必要はなく、ブランクシンボルと表示体の透明部分との境界を示す表示の有無は、適宜設定されるものとする。
【0017】
サブリール24は、上述した第1〜第3表示体21〜23の後方に、また、その長手方向が主表示手段である第1〜第3表示面21a,22a,23aのそれぞれに跨るように配置される。図6に示すように、サブリール24には複数のシンボルがシンボル1個分の間隔をおいて配列されたシンボルシート32が貼り付けられている。これらシンボルのうち、シンボル34は当たりを示すシンボル、シンボル35はハズレを示すシンボル、シンボル36は第1〜第3表示体21〜23の再回転を示すシンボルとなる。なお、このサブリール24は、通常、シンボルが配置されていない部分が停止表示されるように停止されており、第1〜第3表示体21〜23のブランクシンボル31がサブリール24の前面で放射線状に並んだ場合に、回転を開始してシンボルの流動表示を行う(図12参照)。そして、サブリール24を停止させた場合にブランクシンボル31を介して停止表示されるシンボルにより入賞又はハズレの表示、或いは第1〜第3表示体21〜23の再回転の表示が行われる。これにより、サブリール24が副表示手段となるとともに、サブリール24によるシンボルの停止表示が第2入賞表示となる。なお、本実施形態では、第1〜第3表示体21〜23の表示面21a,22a,23aのシンボルを放射線上に組み合わせたときに同一のシンボルが揃わない場合で、且つサブリール24の前面に第1〜第3表示体21〜23のブランクシンボル31が放射線上に揃った場合に、サブリール24の回転を開始するものとする。
【0018】
図7に示すように、表示駆動部25は、第1〜第3回転軸40〜42と、第1〜第4駆動モータ43〜46とを有している。これら回転軸のうち、第2及び第3回転軸41,42は中空部分を有する円筒形状から形成される。第1〜第3回転軸40〜42の一端には第1〜第3フランジ47〜49が固着された後に、第1〜第3表示体21〜23のそれぞれがネジ等により固定される。これらフランジのうち、第2フランジ48及び第3フランジ49には、凹部48a,49aがそれぞれ形成されており、凹部48aには第1フランジ47の一部が、凹部49aには第2フランジ48の一部がそれぞれ収納される。
【0019】
第1回転軸40は、第2回転軸41の中空部分に挿通され、第2回転軸41の両端に取り付けられるベアリング(図示せず)等により位置決めされる。これにより、第1回転軸40と、第2回転軸41とが同軸に保持され、第1表示体21と第2表示体22とが同軸上に保持される。同様にして、第2回転軸41は、第3回転軸42の中空部分に挿通され、第3回転軸42の両端に取り付けられるベアリング(図示せず)等により位置決めされる。これにより、第2回転軸41と、第3回転軸42とが同軸に保持され、第2表示体22と第3表示体23とが同軸上に保持される。これにより、第1〜第3回転軸40〜42が同軸に保持され、第1〜第3表示体21〜23が同軸上に保持される。なお、第3回転軸42は、軸受け部材50、51を介して、支持板26に組み付け固定される。なお、符号50a,51aは、ベアリングであり、第3回転軸42の回転を滑らかにするためのものである。なお、これら第1〜第3回転軸40〜42の他端側には、ギア52〜54がそれぞれ固定される。
【0020】
第1〜第3駆動モータ43〜45は、それぞれステッピングモータから構成され、第1〜第3表示体21〜23をそれぞれ回転させる。これら駆動モータの駆動軸にはギア56〜58がそれぞれ組み付けられ、上記第1〜第3回転軸40〜42のギア52〜54とそれぞれ噛合する。これにより、第1〜第3駆動モータ43〜45の駆動力が第1〜第3回転軸40〜42に伝達され、第1〜第3表示体21〜23が回転する。なお、第1〜第3駆動モータ43〜45は、それぞれブラケット60〜62に保持され、支持板26の背面に固着される。
【0021】
第1〜第3回転軸40〜42のそれぞれには、第1〜第3表示体21〜23の基準位置を示す位置検出片(図示せず)が設けられている。この位置検出片をフォトインタラプタ等で検出することにより、第1〜第3回転軸40〜42が1周したことが検出される。なお、第1〜第3回転軸40〜42が1周するときの第1〜第3駆動モータ43〜45のステップ数は予め分かっているから、これら位置検出片を検出することにより、CPU70は第1〜第3表示体21〜23の表示面21a,22a,23aに配置されたシンボルの位置や、ブランクシンボル30の位置を特定することが可能となる。なお、フォトインタラプタで検出される位置を基準位置とする。
【0022】
第4駆動モータ46は、ブラケット63を介して支持板26に組み付けれている。この駆動モータ46の駆動軸にはフランジ64が組み付けられている。このフランジ64を介してサブリール24が組み付けられることで、第4駆動モータ46の駆動力がサブリール24に伝達される。なお、フランジ64には位置検出片65が取り付けられる。この位置検出片65をフォトインタラプタ66等により検出することで、サブリール24の1回転を検出することができるとともに、サブリール24のシンボルの位置を特定することが可能となる。なお、フォトインタラプタ66で検出される位置を基準位置とする。
【0023】
このような構成とすることで、表示駆動部25を支持板26にまとめて配置させることができ、シンボル表示装置20をコンパクトにまとめることができる。また、表示駆動部25が組み付けられた支持板26を所定位置に取り付けるだけで、シンボル表示装置20を容易にスロットマシン2の内部に組み付けることができ、作業性を向上させることができる。なお、表示駆動部25の構成は、上記に限定する必要はなく、ギヤの代わりに例えばプーリ及び歯付きベルトを用いた機構等、表示駆動部の構成は適宜の機構を用いることが可能である。
【0024】
図8は、このスロットマシン2のルーレットゲームを実行する部分の電気的構成の概略を示す機能ブロック図である。なお、スロットゲームを実行する部分の電気的構成については省略する。CPU70は、このスロットマシン2の電気的統括を行うために設けられ、スロットゲームを行って入賞を得た場合に、ROM71に記憶されたルーレットゲームのプログラムに基づいて、各部を作動制御する。
【0025】
乱数生成部74は、CPU74からのゲーム開始信号を受けて、乱数値のサンプリングを行って、サンプリングされた乱数値を停止シンボル決定部75に出力する。停止シンボル決定部75は停止位置テーブル76を用いて、第1〜第3表示体21〜23の表示面のシンボルのうち、どのシンボルを基準位置に停止させるかを決定し、RAM72に一時記憶させる。また、サブリール24で表示させるシンボルも決定し、RAM72に一時記憶させる。
【0026】
モータ制御部77は、CPU70からのゲーム開始信号を受けて作動し、ドライバ78〜80を介して第1〜第3駆動モータ43〜45を駆動させる。カウンタ81〜83はドライバ78〜80から第1〜第3駆動モータ43〜45に入力されるステップ数をカウントするために設けられており、モータ制御部77では、カウントされたステップ数を監視することで、第1〜第3表示体21〜23の回転位置を特定することが可能となる。なお、ROM71には、第1〜第3表示体21〜23の表示面21a,22a,23aに配置されたシンボルと、基準位置からのステップ数とからなるデータテーブルが記憶されているので、それぞれのカウンタ81〜83のカウント値と、RAM72に記憶された停止シンボルのステップ数が一致した場合に、モータ制御部77に回転停止信号を出力する。これを受けて、モータ制御部77は第1〜第3駆動モータ43〜45の駆動を停止する。これにより、該当するシンボルを基準位置に停止させることが可能となる。
【0027】
また、停止した第1〜第3表示面21〜23のシンボルを放射線上に組み合わせたシンボルの組み合わせが全てハズレとなる場合で、且つ第1〜第3表示面21a,22a,23aのブランクシンボル31がサブリール24の前面で放射線上に揃った場合に、モータ制御部77はドライバ85を介して第4駆動モータ46を駆動させる。なお、サブリール24で表示させるシンボルの位置は、カウンタ86のカウンタ値及びROM71に記憶されたデータから特定することができるので、第4駆動モータ46を駆動させるステップ数のカウント値が所定値となる場合に、第4駆動モータ46の駆動を停止する。
【0028】
入賞判定部87では、停止した第1〜第3表示体21〜23のシンボルを放射線上に組み合わせたときに、当たりとなるシンボルの組み合わせが有るか否かを判定する。なお、ROM71には予め当たりとなるシンボルの組み合わせのデータが記憶されており、それぞれのカウンタ81〜83を参照して、当たりとなるシンボルの組み合わせが有るか否かを判定する。また、サブリール24を回転させた場合に、停止表示されたシンボルによる入賞の有無を判定する。なお、サブリール24を回転させた場合に、表示されるシンボルが再回転を示すシンボル36の場合には、CPU70は再度乱数生成部74及びモータ駆動部77を作動させる。なお、この入賞判定部87で当たりとなることが判定された場合には、コイン払い出し器88を作動させ、所定枚数のコインを払い出す。
【0029】
このようにして、組み立てられたシンボル表示装置が組み込まれたスロットマシンの作用について、図9のフローチャートをもとに説明する。なお、メインゲームであるスロットゲームの記載は省略し、サブゲームであるルーレットゲームを行う場合についてのみ説明する。メインゲームで入賞を得ると、CPU70は乱数生成部74を作動させ、乱数値のサンプリングを開始させる。このサンプリングされた乱数値をもとに、停止シンボル決定部75では、第1〜第3表示体21〜23のそれぞれに設けられた基準位置に停止させるシンボル、及びサブリール24で停止表示させるシンボルを決定し、RAM72に一時記憶させる。同時に、CPU70はモータ制御部77を作動させ、第1〜第3駆動モータ43〜45を介して第1〜第3表示体21〜23を時計方向に回転させる。
【0030】
第1〜第3表示体21〜23が回転を開始して所定時間が経過すると、CPU70は図示しないランダムタイマーを用いて第1〜第3表示体21〜23を第1表示体21→第2表示体22→第3表示体23の順で停止させていく。第1〜第3表示体21〜23の全てが停止すると、CPU70は入賞判定部87を作動させ、入賞ライン90〜101上に当たりとなるシンボルの組み合わせが有るか否かを判定する。
【0031】
図10に示すように、例えば第1〜第3表示体21〜23が回転を停止した場合に、入賞ライン90〜101に同一のシンボルが停止した場合には当たりとなり、所定配当のコインが払い出される。なお、図10は、入賞ライン101にシンボル「1」が揃った場合を示している。一方、図11に示すように、入賞ライン90〜101のいずれかに同一のシンボルが停止しない場合にはハズレとなりコインの払い出しは行われない。この場合には、停止シンボル決定部75で決定されたサブリール24の停止シンボルは無効となる。
【0032】
第1〜第3表示体21〜23の停止時に、サブリール24の前面にブランクシンボル31が放射線上に揃う場合がある。例えば、図12に示すように、入賞ライン91〜95及び97〜101には、当たりとなるシンボルの組み合わせが無いためハズレである。この場合、第1表示面21a,第2表示面22a,第3表示面23aのブランクシンボル31がそれぞれ入賞ライン90,96上に停止している。この場合、第1表示面21aのブランクシンボル31は、第2表示体22の透明部分22b、第3表示体23の透明部分23bと重なっている。同様に、第2表示面22のブランクシンボル31は、第1表示体21の透明部分21b、第3表示体23の透明部分23bと重なっている。さらに、第3表示面23のブランクシンボル31は、第1表示体21の透明部分21b及び第2表示体22の透明部分22bと重なっている。これにより、サブリール24がこれら第1〜第3表示体21〜23を介して視認することが可能となる。
【0033】
これを受けて、サブリール24が回転を開始し、第1〜第3表示面21a,22a,23aのブランクシンボル31を介してサブリール24によるシンボルの流動表示が行われる。そして、所定時間が経過すると、サブリール24の回転が停止する。図13に示すように、サブリール24が停止した際に、第1〜第3表示面21a,22a,23aのブランクシンボル31を介してシンボル34が停止表示された場合には当たりとなり、所定枚数のコインが払い出される。また、図14に示すように、シンボル35が停止表示された場合には、ハズレとなりサブゲームが終了する。
【0034】
また、図15に示すように、第1〜第3表示面21a,22a,23aのブランクシンボル31を介してシンボル26が停止表示された場合には、第1〜第3表示体21〜23が再回転し、所定時間後に第1表示体21→第2表示体22→第3表示体23の順で停止し、当たりの有無の判定が行われる。なお、第1〜第3表示面のブランクシンボル31がサブリール24の前面にそれぞれ停止した場合には、サブリール24が回転を開始して、サブリール24の停止後に停止表示されるシンボルにより、当たりの有無が決定される。このように、異なる2種類の表示装置から構成した場合でも、これら表示装置によりゲームの結果を関連づけることが可能となるから、例えば一方の表示装置でハズレとなる場合でも、場合によっては他方の表示装置が可動して当たりとなる場合が発生するので、当たりに対する期待感を遊技者に与えることが可能となる。また、バリエーション豊かな表示態様を行うことが可能となる。
【0035】
本実施形態では、第1〜第3表示体21〜23の回転については、詳しくは触れなかったが、第1〜第3表示体21〜23を全て同一方向に回転させたり、これら表示体のいずれか1つを逆方向に回転させたりすることが可能である。また、第1〜第3表示体21〜23の回転時には、それぞれの回転スピードに変化を持たせたりすることも可能である。また、第1〜第3表示体21〜23を、第1→第2→第3表示体の順で停止させるとしたが、これに限定する必要はない。また、例えば第1〜第3表示体のうち2つの表示体を停止させた場合に、入賞ラインのいずれかに同一のシンボルが停止した場合には、残りの表示体の回転を遅くしたり、正回転(時計方向)、逆回転(反時計方向)を繰り返して少しずつ時計方向に回転させる等適宜の方法で停止させることも可能である。このようにすることで変化に富んだ演出を行うことが可能となり、遊技者の興趣を持続させることが可能となる。また、第1〜第3表示体及びサブリールを所定時間後に自動停止させるようにしたが、これに限定する必要はなく、ストップボタンを設けて遊技者の操作によりこれらを停止させるようにしてもよい。
【0036】
本実施形態では、ランプやLED等の照明装置に付いての記載は省略したが、第1〜第3表示体の回転時に発光させたり、当たりとなる場合に発光させたりしてもよい。また、第1〜第3表示体の回転時に、これら表示体のいずれかを異なる方向に回転させる場合に発光色を変化させるようにすることで、より華やかな演出を行うことが可能である。
【0037】
本実施形態では、表示体を第1〜第3表示体の3枚から構成したが、これに限定する必要はなく、例えば、2枚の表示体から構成したり、3枚以上の表示体から構成した場合も、本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。なお、第1〜第3表示体の表示面のうち、ブランクシンボルが配置されていない部分(ブランクシンボルを除く)については、透明であっても不透明であってもよい。また、第1〜第3表示体の表示面以外の部分を全て透明にする必要はなく、他の表示面と重なる部分を一部不透明としてもよい。この場合、例えばサブリールの前面で第1〜第3表示面のいずれかのブランクシンボルが停止し、且つ他の表示体の透明な部分が重なる場合にのみサブリールを回転させる。一方、他の表示体の不透明な部分と重なる場合には、サブリールの回転を行わないようにする。
【0038】
本実施形態では、サブリールを回転させるタイミングを、第1〜第3表示面のブランクシンボルがサブリールの前面に、且つ放射線上に停止した場合としたが、これに限定する必要はなく、例えば第1〜第3表示体の回転とともに回転させることも可能である。この場合には、サブリールを第1〜第3表示体よりも先に停止させることで、異なる表示態様を行うことが可能である。また、ゲームの開始時には、サブリールはシンボルが配置されない部分を表示するとしたが、これに限定する必要はなく、例えばサブリールに配置されるシンボルのいずれかを停止表示させたままにしておくことも可能である。また、第1〜第3表示面のブランクシンボルのそれぞれが放射線上に停止した場合に、サブリールを回転させるか否かを抽選等により決定することも可能である。
【0039】
本実施形態では、シンボルの流動表示及び停止表示を行う副表示手段としてリール(サブリール)の例を取り上げたたが、このサブリールの配置位置、配置する個数等はゲーム性を考慮して適宜設けるようにしてよい。図16〜図18に示すように、第1〜第3表示体111〜113の第1〜第3表示面111a〜113aにブランクシンボル114を90度おきに4個配置する。また、図19に示すように、サブリール115を90度おきに4個配置する。このような第1〜第3表示体111〜113を用いた場合には、放射線上に並んだ3個のシンボルの組み合わせが同一のシンボルからなるシンボルの組み合わせとなる場合に当たりとなる。また、第1〜第3表示体により当たりが得られない場合で、第1〜第3表示面111a〜113aのブランクシンボル114と他の表示体の透明部分とが重なってサブリール115の前面に停止した時には、サブリール115のそれぞれが回転する。これにより、第1〜第3表示体の各表示面の停止表示が第1入賞表示、サブリールでのシンボルの停止表示が第2入賞表示となる。そして、サブリール115の停止時に表示されるシンボルが、3個以上、停止位置に関係なく同一のシンボルとなる場合に当たりとなる。なお、図19に示すように、サブリール115の1つに再回転を示すシンボルが表示されているので、当たりハズレに関係なく、第1〜第3表示体111〜113が再度回転することになる。また、図示はしないが、サブリール115と、第1〜第3表示体111〜113との間に、サブリール115の表示を見やすくするための視野枠を設けるようにしてもよい。
【0040】
本実施形態では、サブリールの長手方向が第1表示面〜第3表示面に跨るように配置したが、これに限定する必要はなく、第1〜第3表示面のいずれか1つと重なるように配置するようにしてもよい。この場合、図20に示すように、第2表示面121に配置されるシンボルをシンボル「1〜10」及びブランクシンボルとし、第1表示面120、第3表示面122に配置されるシンボルを「1〜10」及び「★」とする。そして、例えばサブリール123を第2表示面121と重なるように、第1〜第3表示体120〜122の後方に配置する。このようにすることで、例えば第2表示面121のブランクシンボル125がサブリール123の前面に停止した場合には、第1表示体及び第3表示体の透明部分が重なるので、サブリール123がブランクシンボル125と透明な部分とを介して表示されることになる。その後、サブリール123を回転した後に停止表示されるシンボルと、第1表示面120、第3表示面122のシンボルとが所定のシンボルの組み合わせとなる場合や、サブリール123で特定のシンボルが表示された場合(図20参照)に当たりとなる。なお、ブランクシンボルの配置位置、配置個数、及びブランクシンボルを配置する表示体は、上記に限定されるものではない。また、サブリールの配置位置は上記に限定されるものではなく、ブランクシンボルの位置や配置個数に応じて適宜配置してよいものとする。
【0041】
本実施形態では、第1〜第3表示体を同径の円盤から構成したが、これに限定する必要はなく、異なる径の円盤から形成してもよい。また、第1〜第3表示体に設けられる第1〜第3表示面の大きさを、第1表示面を一番小さく、第3表示面を一番大きくしたが、これに限定されるものではなく、第1表示面を一番大きくするとともに第3表示面を一番小さくしてもよい。また、第2表示面を一番大きくしたりすることも可能である。また、これら第1〜第3表示体の形状は多角形状や、他の形状としてもよい。
【0042】
また、サブリールで停止表示されるシンボルと、その前面に停止されるシンボルを合成して新しいシンボルを形成するようにしてもよい。図21、図22に示すように、第2表示面131に配置されるシンボルを、例えばシンボル「1〜10」及びシンボル「☆」135とし、シンボル「☆」135はハズレを示すシンボルとする。このシンボル「☆」135は透明な領域136に配置される。これにより、透明な領域136を介して、後面に位置する表示面に表示されたシンボルを視認することが可能となる。例えばハズレを示すシンボル「☆」135がサブリール137の前面に停止し、第1及び第3表示面130,132のブランクシンボル138,139とシンボル「☆」135とが放射線上に停止する。この場合にサブリール137を回転させ、例えばシンボル140が停止表示された場合には、このシンボル140と、シンボル「☆」135とが合成されて新しいシンボル141が形成される。この合成されたシンボル141が表示された場合には他の当たりよりも配当枚数の高い当たりとなる。この合成されるシンボルの個数や種類は、1つでもよいし、複数設けることも可能である。また、合成される第2表示面131のシンボル「☆」135を透明な領域136に設ける例を挙げたが、シンボルの内側を透明な部分、シンボルの外側を不透明な部分とし、このシンボルとサブリールのシンボルとが重なったときに、サブリールで停止表示されるシンボルをシンボルの内側に設けられた透明な部分から視認できるようにしてもよい。
【0043】
また、この他に、ブランクシンボル138、139とシンボル「☆」135が放射線上に停止して表示される例を示したが、これに限定する必要はなく、シンボル「☆」を同一直線状に停止する第1、及び第3表示面のシンボルは当たりに関するシンボルでもよい。更に、サブリールを第1〜第3表示面のそれぞれに対応するように、且つ放射線上に配置して、それぞれのサブリールに表示されたシンボルを有効シンボルとして入賞の判定を行うようにしてもよい。
【0044】
本実施形態では、スロットマシンのメインゲームで当たりを得た後のサブゲームを実行する装置としてシンボル表示装置を用いたが、この他に、メインゲームで当たりを得た場合の配当枚数を決定する装置として、またメインゲームを行う装置として、本発明のシンボル表示装置を用いることも可能である。
【0045】
また、本発明のシンボル表示装置をパチンコ機等の他の遊技機に組み込むことも可能である。図23に示すように、パチンコ機150の場合には、遊技盤151のほぼ中央に形成された表示窓152の後面に、本実施形態と同様のシンボル表示装置153を組み込む。このシンボル表示装置153が組み込まれたパチンコ機150でゲームを行った場合には、例えば遊技盤151に設けられた入賞口154のうち特定の入賞口に遊技球が入賞した場合等の特定条件が成立した場合に、第1〜第3表示体の回転が開始される。そして、例えば第1〜第3表示面のシンボルのうち、放射線上に繋いだシンボルの組み合わせが同一のシンボルの組み合わせとなる場合に当たりとなり、大当たり状態に移行する。また、ブランクシンボルが放射線上に並んだ場合にサブリールが回転し、サブリールの停止時に所定のシンボル又は所定のシンボルの組み合わせとなる場合に当たりとなり、大当たり状態に移行する。大当たり状態に移行すると、アタッカ156が所定時間開いた後に閉じる動作が所定回数行われるので、このアタッカ156に遊技球が入賞した際には大量の景品球を得ることが可能となる。これにより、大当たり状態に対する期待感を遊技者に与えることができる。また、変化に富む表示態様の表示を行うことにより新たな興趣を遊技者に与えることができる。
【0046】
なお、パチンコ機の場合には、特定条件が成立した場合に、当たりか否かの抽選を行って、この抽選結果に基づいてシンボル表示装置の第1〜第3表示体の停止位置と、サブリールの停止位置とが決定される。そして、これらが決定されたことを受けて、シンボル表示装置が作動し、第1〜第3表示体の回転が開始される。
【0047】
本実施形態では、第1〜第3表示体及びサブリールのそれぞれの基準位置に停止させるシンボルを決定した後に、シンボル表示装置を作動させ、第1〜第3表示体の全てを停止させた後に、第1〜第3表示面のシンボルの組み合わせから、また、サブリールで停止表示されたシンボルから入賞の有無を判定したが、これに限定する必要はなく、入賞の有無を決定した後に、第1〜第3表示体の停止位置及びサブリールで表示させるシンボルを決定し、これに基づいてシンボル表示装置を作動させるようにしてもよい。
【0048】
本実施形態では、副表示手段としてリールの例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えば液晶表示装置、ドットマトリックスや7セグメント方式の表示器等により、シンボルの流動表示を擬似的に行ったり、シンボルの停止表示を行うようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明の遊技機用シンボル表示装置によれば、シンボルが配列された表示面を有する複数の表示体を、それぞれの表示面が表示されるように重ねて配設するとともに、前記複数の表示体のうち少なくとも1つの表示体の表示面に、少なくともシンボル1個分からなる透過部が一箇所以上形成された主表示手段と、前記主表示手段の後方に配置され、シンボルの流動表示及び停止表示を行う副表示手段とを備え、前記主表示手段である複数の表示体の回転停止後に、それぞれの表示面に表示されたシンボルの組み合わせによって入賞の有無又は入賞の種類を表示する第1入賞表示の他に、前記主表示手段である複数の表示体の回転停止時に、前記透過部を介して表示される副表示手段のシンボル、又は前記主表示手段と副表示手段とに表示されるシンボルの組み合わせにより入賞の有無又は入賞の種類を表示する第2入賞表示を行うので、2つの表示手段によりゲーム結果の導出に関連づけることができるとともに、表示態様に幅を持たせることができる。また、表示態様に幅を持たせることにより、遊技者の興趣を盛り上げることが可能となる。
【0050】
また、前記表示面は、配置されるシンボルの個数分の領域に区分されるとともに、前記透過部は、前記領域のうちシンボルが配置されない透明な領域、又は前記領域に配置されるシンボルの内側に設けられた透明部、若しくは前記領域に配置されるシンボルの外側に設けられた透明な領域のいずれかからなるので、各表示体の停止時の表示態様を多様化することが可能となるとともに、意外性のある当たり表示を行うことも可能となる。また、前記複数の表示体のそれぞれは、少なくとも他の表示体の表示面と重なる部分の一部が透明としたので、表示体の停止時の表示態様を多様化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンボル表示装置を組み込んだスロットマシンの外観を示す正面斜視図である。
【図2】シンボル表示装置を示す斜視図である。
【図3】第1表示体の一例を示す正面図である。
【図4】第2表示体の一例を示す正面図である。
【図5】第3表示体の一例を示す正面図である。
【図6】サブリールの外周に貼り付けられるシンボルシートの一例を示す正面図である。
【図7】シンボル表示装置の構成の概略を示す断面図である。
【図8】スロットマシンの電気的構成の一部を示す機能ブロック図である。
【図9】サブゲームの流れを示すフローチャートである。
【図10】第1〜第3表示面のシンボルの組み合わせで当たりとなる場合の一例を示す正面図である。
【図11】第1〜第3表示面のシンボルの組み合わせでハズレとなる場合の一例を示す正面図である。
【図12】サブリールを回転させる場合の第1〜第3表示面の停止状態の一例を示す正面図である。
【図13】サブリールが停止した場合に、当たりとなるシンボルが停止表示された場合の一例を示す正面図である。
【図14】サブリールが停止した場合に、ハズレとなるシンボルが停止表示された場合の一例を示す正面図である。
【図15】サブリールが停止した場合に、再回転を示すシンボルが停止表示された場合の一例を示す正面図である。
【図16】ブランクシンボルを4個表示した第1表示体の一例を示す正面図である。
【図17】ブランクシンボルを4個表示した第2表示体の一例を示す正面図である。
【図18】ブランクシンボルを4個表示した第3表示体の一例を示す正面図である。
【図19】4個のサブリールが停止した場合に、同一のシンボルが停止表示されることで当たりとなる場合の一例を示す正面図である。
【図20】第2表示面の後面にサブリールを配置した場合の一例を示す正面図である。
【図21】第1〜第3表示体が停止した場合に、サブリールの前面にハズレとなるシンボルが停止した場合の一例を示す正面図である。
【図22】サブリールが停止した場合に、停止表示されたシンボルと、第2表示面のシンボルとで合成シンボルが表示された場合の一例を示す正面図である。
【図23】本発明のシンボル表示装置に組み込んだパチンコ機の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
2 スロットマシン
20 シンボル表示装置
21 第1表示体
21a 第1表示面
21b,22b,23b 透明部分
22 第2表示体
22a 第2表示面
23 第3表示体
23a 第3表示面
24 サブリール
25 表示駆動部
31 ブランクシンボル
32 シンボルシート
Claims (6)
- シンボルが配列された表示面を有する複数の表示体を、それぞれの表示面が表示されるように重ねて配設するとともに、前記複数の表示体のうち少なくとも1つの表示体の表示面に、少なくともシンボル1個分からなる透過部が一箇所以上形成された主表示手段と、
前記主表示手段の後方に配置され、シンボルの流動表示及び停止表示を行う副表示手段とを備え、
前記主表示手段である複数の表示体の回転停止後に、それぞれの表示面に表示されたシンボルの組み合わせによって入賞の有無又は入賞の種類を表示する第1入賞表示の他に、前記主表示手段である複数の表示体の回転停止時に、前記透過部を介して表示される副表示手段のシンボル、又は前記主表示手段と副表示手段とに表示されるシンボルの組み合わせにより入賞の有無又は入賞の種類を表示する第2入賞表示を行うことを特徴とする遊技機用シンボル表示装置。 - 前記表示面は、配置されるシンボルの個数分の領域に区分されるとともに、前記透過部は、前記領域のうちシンボルが配置されない透明な領域、又は前記領域に配置されるシンボルの内側に設けられた透明部、若しくは前記領域に配置されるシンボルの外側に設けられた透明な領域のいずれかからなることを特徴とする請求項1記載の遊技機用シンボル表示装置。
- 前記複数の表示体のそれぞれは、他の表示体の表示面と重なる部分の少なくとも一部が透明であることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機用シンボル表示装置。
- 前記透過部及び前記表示体の透明な部分が副表示手段の前面で重なる場合に、前記副表示手段で停止表示されたシンボルが有効となることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の遊技機用シンボル表示装置。
- 前記主表示手段のシンボルと、前記副表示手段で停止表示されるシンボルとを合成して、1つのシンボルとして表示させることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の遊技用シンボル表示装置。
- 前記副表示手段は、機械式リール又は液晶表示装置の少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の遊技機用シンボル表示装置。
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