JP2004240896A - 自動販売機の商品収納払出装置 - Google Patents
自動販売機の商品収納払出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004240896A JP2004240896A JP2003031787A JP2003031787A JP2004240896A JP 2004240896 A JP2004240896 A JP 2004240896A JP 2003031787 A JP2003031787 A JP 2003031787A JP 2003031787 A JP2003031787 A JP 2003031787A JP 2004240896 A JP2004240896 A JP 2004240896A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- belt
- idler roller
- vending machine
- dispensing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- De-Stacking Of Articles (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
【課 題】商品通路におにぎりやサンドウィッチなどの商品を体裁良く並べることができるとともに、商品を円滑に払い出すことができる自動販売機の商品収納払出装置を提供する。
【解決手段】自動販売機の商品収納払出装置(2)は、前後方向に延びる商品通路(23)を商品棚(22)に設け、この商品通路に商品(S1,S2,S3,S4)を並べ、販売時にプッシャー(26)が商品通路の商品を前方に払い出す。そして、前記商品通路の前端部に設けられた前側遊動ローラ(62)と、商品通路の後部に設けられた後側遊動ローラ(63)と、前側遊動ローラと後側遊動ローラに掛け渡されるとともに商品が並べられるベルト(64)と、商品通路を前後方向にスライドするとともに、ベルトが固定されかつプッシャーにより押されるベルト駆動用被押圧部材(66)とを備えている。
【選択図】 図5
【解決手段】自動販売機の商品収納払出装置(2)は、前後方向に延びる商品通路(23)を商品棚(22)に設け、この商品通路に商品(S1,S2,S3,S4)を並べ、販売時にプッシャー(26)が商品通路の商品を前方に払い出す。そして、前記商品通路の前端部に設けられた前側遊動ローラ(62)と、商品通路の後部に設けられた後側遊動ローラ(63)と、前側遊動ローラと後側遊動ローラに掛け渡されるとともに商品が並べられるベルト(64)と、商品通路を前後方向にスライドするとともに、ベルトが固定されかつプッシャーにより押されるベルト駆動用被押圧部材(66)とを備えている。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前後方向に延びる商品通路を商品棚に設け、この商品通路に商品を並べ、販売時にプッシャーが前記商品通路の商品を前方に払い出すシースルー型などの自動販売機の商品収納払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この様な自動販売機の商品収納払出装置は、たとえば特許文献1に記載の自動販売機の商品収納払出装置のように、商品通路の商品をプッシャーが後方から押して前方に払い出している。そして、商品収納払出装置から払い出された商品を商品搬出装置が商品取出口へ搬出している。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−105868号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、商品通路に並べられた商品を後方からプッシャーで押し出す構造では、並べられる商品が、飲料缶やビンなどの様に座りが良くかつ剛性を有している場合には支障がないが、ウイダー(商品名)などの可撓性容器に入れられた商品、おにぎりやサンドウィッチなどの場合には下記の問題が発生する。
(1)可撓性容器に入れられた商品の場合には、横置きにしており、正面に向けて並べることが難しい。その結果、購買客からは商品が体裁良く見えず見栄えが悪くなり、ショーケース的な自動販売機の魅力が損なわれる。また、商品の収納方法の誤りから多数個の販売などの不具合が生じることがある。
(2)おにぎりの場合には、商品の座りが悪いため、おにぎり専用のアダプターが必要となる。また、おにぎりを正面に向けて並べることが難しい。さらに、商品の収納方法の誤りから多数個の販売などの不具合が生じることがある。
(3)サンドウィッチの場合には、プッシャーによる押圧で、サンドウィッチが変形し、その後変形したサンドウィッチが元の状態に復元した際に、商品搬出装置の動作範囲内にはみ出すことがある。この商品のはみ出しにより、販売が不可能になるおそれがある。
【0005】
そこで、商品通路に、商品が並べられるベルトを設け、このベルトを前側の駆動ローラで駆動することが検討されている。しかしながら、この様な構造では、駆動ローラと駆動源との間に連結軸などを設ける必要があり、払い出される商品がこの連結軸に接触して、商品の払い出しに支障を来したり、また、商品を汚損や破損したりするおそれがある。また、駆動ローラと駆動源との連結作業に手間がかかる。
【0006】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、商品通路におにぎりやサンドウィッチなどの商品を体裁良く並べることができるとともに、商品を円滑に払い出すことができる自動販売機の商品収納払出装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動販売機の商品収納払出装置(2)は、前後方向に延びる商品通路(23)を商品棚(22)に設け、この商品通路に商品(S1,S2,S3,S4)を並べ、販売時にプッシャー(26)が前記商品通路の商品を前方に払い出す。そして、前記商品通路の前端部に設けられた前側遊動ローラ(62)と、前記商品通路の後部に設けられた後側遊動ローラ(63)と、前記前側遊動ローラと後側遊動ローラに掛け渡されるとともに商品が並べられるベルト(64)と、前記商品通路を前後方向にスライドするとともに、前記ベルトが固定されかつプッシャーにより押されるベルト駆動用被押圧部材(66)とを備えている。
【0008】
また、前記後側遊動ローラの径が前側遊動ローラの径よりも大きいことがある。
さらに、前記後側遊動ローラの中心軸が前側遊動ローラの中心軸よりも上方に位置していることがある。
【0009】
そして、前記被押圧部材には、前側に、商品がもたれかかる商品背もたれ部材(67)が設けられていることがある。
また、前記商品背もたれ部材の前面である商品背もたれ面の傾斜が変更可能であることがある。
さらに、前記商品背もたれ部材は、その上部が被押圧部材に回動かつスライド可能に設けられておりスライドさせることにより商品背もたれ面の傾斜が変更され、かつ、商品通路の前側端部には、前方に移動してきた商品背もたれ部材の下端部が当接し、この当接により商品背もたれ面の傾斜を強制的に略垂直にさせる突出部(76)が設けられていることがある。
【0010】
そして、前記前側遊動ローラは、フランジ(81)付きであることがある。
また、前記前側遊動ローラおよび後側遊動ローラを回転可能に支持するベース(61)が設けられ、このベースの左右の部分は、前記ベルトに沿って前後方向に延在しており、前記ベースの左側の部分と右側の部分とに、左側と右側とで互いに異なる形状の位置指示用穴(73,74)が、左側と右側とで互いに異なるピッチで設けられていることがある。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明における自動販売機の商品収納払出装置の実施の一形態を図1ないし図12を用いて説明する。図1は本発明にかかる自動販売機の正面図である。図2は自動販売機の断面図である。図3は商品収納払出装置の正面図である。図4は飲料缶が並べられている商品棚の斜視図である。図5はおにぎりが並べられた商品棚の要部斜視図である。図6はベルト搬送装置の斜視図である。図7は仕切体、プッシャーおよびベルト搬送装置の説明図である。図8はベルト搬送装置が設けられた商品棚の断面図である。図9はベルト搬送装置の説明図で、(a)が図8の前部の拡大図、(b)が図8のA部の拡大斜視図である。図10はおにぎりを払い出す際の説明図で、(a)が最後尾のおにぎりがベルト搬送装置の前端に位置した際の図、(b)が商品背もたれ部材の傾斜が変化している途中の図である。図11は図10の続きで、最後尾のおにぎりが払い出されて落下する際の図である。図12はベルト搬送装置にサンドウィッチが並べられた商品棚の断面図である。
【0012】
まず始めに、飲料缶S1やビンS2などの商品が並べられた状態の自動販売機の全体構成を説明する。自動販売機はシースルー型であり、横長ボックス状の販売機本体1と、商品を収納する商品収納払出装置2と、販売時に商品収納払出装置2から前方に払い出された商品を受け取り、搬出する商品搬出装置3とを備えている。この商品収納払出装置2および商品搬出装置3は、販売機本体1の内部に配置されている。また、販売機本体1の前面開口は、透明なスライディング式の前面扉6で開閉自在に閉じられており、この透明な前面扉6を通して、商品収納払出装置2に収納されている商品が見えるようになっている。
【0013】
さらに、販売機本体1の上部には、販売機本体1の内部を冷却する冷却装置7が設けられている。また、販売機本体1の右側の部分には、プリペイドカードが挿入されるカード挿入口8および図示しないテンキー式の商品選択ボタンなどを具備するコントロールパネル9と、商品取出口10とが設けられている。そして、コントロールパネル9には、図示しないカードリーダーや図示しないマイクロコンピュータなどで構成された制御装置が内蔵されている。
【0014】
商品搬出装置3は、商品収納払出装置2の前方に配置され、左右方向に駆動される上下方向に延在する可動体11と、この可動体11の側面から突出するとともに上下方向に駆動されるバケット12とを備えている。また、バケット12には、商品の商品収納払出装置2からの払い出しを検知するフォトセンサなどの商品払い出し検知手段(図示しない)と、図5に図示するプッシャー駆動源であるプッシャー駆動用モータ13と、出力歯車14と、プッシャー駆動用モータ13と出力歯車14とを連動させる連動機構15と、出力歯車14などを移動させる出力歯車移動用モータ16および出力歯車移動機構17などが設けられている。
【0015】
商品収納払出装置2は、販売機本体1内に配設された複数の縦フレーム21と、この縦フレーム21間に多段に設けられた商品棚22と、この商品棚22上に前後方向に延びる複数の商品通路23を形成する仕切体24と、商品通路23の商品を前側に押圧して払い出すプッシャー26と、このプッシャー26を駆動するためのプッシャー駆動機構(図示しない)を具備している。商品棚22はラック構造で、縦フレーム21から引出し可能に構成されているとともに、左右側壁31および後壁32を有している。仕切体24は前後方向に延在しているとともに、商品棚22に複数着脱可能に取り付けられており、商品棚22への取付位置は適宜変更可能となっている。この仕切体24にプッシャー駆動機構が設けられ、このプッシャー駆動機構の入力部である入力歯車28が、仕切体24の前方に突出している。そして、プッシャー駆動機構の入力歯車28に、バケット12のプッシャー駆動用モータ13からの駆動力が出力歯車14を介して加わると、ベルトなどからなるプッシャー駆動機構が作動してプッシャー26を前方に移動させ、商品を前方に払い出す。
【0016】
この様に構成されている自動販売機で、商品を自動販売する際には、前面扉6は閉じた状態で施錠されている。そして、商品の購買客は、カード挿入口8にプリペイドカードなどを挿入して、商品の対価を支払うとともに、コントロールパネル9の商品選択ボタンなどで購買する商品を選択する。すると、制御装置は、図示しない駆動装置により可動体11およびバケット12を移動させて、購買対象の商品を収納している商品棚22の商品通路23の前方にバケット12を位置させる。この様にしてバケット12が所定位置になると、バケット12の出力歯車移動用モータ16が稼働し、出力歯車移動機構17を介して出力歯車14が移動し、出力歯車14がプッシャー駆動機構の入力歯車28に螺合する。ついで、プッシャー駆動用モータ13が稼働し、連動機構15および出力歯車14を介して、商品収納払出装置2のプッシャー駆動機構の入力歯車28に駆動力を加える。すると、プッシャー26が前方に移動し、商品をバケット12に向かって払い出す。この商品のバケット12への払い出しを、商品払い出し検知手段が検知すると、制御装置は、出力歯車移動用モータ16を停止させてプッシャー駆動機構の入力歯車28へ駆動力を加えることを停止させて、プッシャー26を停止させる。そして、出力歯車移動用モータ16を稼働させて、出力歯車14を手前側に引き戻して出力歯車14と入力歯車28との螺合を解除する。ついで、制御装置は、図示しない駆動装置により可動体11およびバケット12を移動させて、バケット12の商品を商品取出口10に払い出す。これで、自動販売の工程が完了する。以上の飲料缶S1やビンS2を販売する自動販売機としての機能は、上記特許文献1などの従来の自動販売機の商品収納払出装置と略同じである。
【0017】
つぎに、この様に構成されている自動販売機で、可撓性容器に入れられた商品(図示せず)、おにぎりS3やサンドウィッチS4などの座りの悪い商品や可撓性の商品を販売する場合について説明する。
商品棚22の後壁32の下部には、ベルト搬送装置取付用孔41が左右方向に多数設けられている。なお、商品棚22の後壁32の上部には、仕切体24を取り付けるための孔42が左右方向に多数設けられている。
【0018】
おにぎりS3などを販売する際には、図4に図示する飲料缶S1用の押圧部46に代えて、図7に図示するベルト搬送装置B用の押圧部47が、プッシャー26に設けられる。この押圧部47は板金製で逆L字状をしており、略水平な水平板部51およびこの水平板部51の前端から下方に折れ曲がる略垂直な垂直板部52を具備し、押圧部47の水平板部51がプッシャー26の本体にビス48で着脱自在に取り付けられている。この様に、この実施の形態では、プッシャー26の押圧部は適宜取り換え可能となっている。
【0019】
また、側面カバー56が商品棚22に着脱可能に取り付けられて、仕切体24の横側(この実施の形態では右側)に配置され、仕切体24の内部に配置されたプッシャー駆動機構(図示しない)を覆っている。そして、この側面カバー56により、おにぎりS3やサンドウィッチS4などの商品がプッシャー駆動機構などに接触しないようにしている。
【0020】
ベルト搬送装置Bは、商品棚22の棚板に取り付けられるベース61と、このベース61の前端部に回転自在に取り付けられる前側遊動ローラ62と、ベース61の後端部に回転自在に取り付けられる後側遊動ローラ63と、前側遊動ローラ62と後側遊動ローラ63とに掛け渡されているベルト64と、ベース61に沿って前後方向にスライドするベルト駆動用被押圧部材66と、ベルト駆動用被押圧部材66の上部に回動かつスライド可能に設けられている商品背もたれ部材67とを具備している。
【0021】
板金加工製のベース61は、前端が鋭角に折れ曲がって係合部71が形成されており、この係合部71が商品棚22の棚板の前縁に係止される。一方、ベース61の後端には、係合爪72(図6参照)が設けられ、この係合爪72は商品棚22の後壁32の取付用孔41に係合して係止される。係合爪72の係合する取付用孔41を変更することにより、ベース61の配置位置(すなわち、ベルト搬送装置Bの配置位置)を適宜変更することができる。
【0022】
また、ベース61の左右の部分すなわちサイドは、ベルト64から左側または右側にはみ出すとともに、ベルト64に沿って前後方向に延在している。そして、このベース61のサイドには、商品の並べる位置を示す位置指示用穴73,74が形成されている。この位置指示用穴73,74は、ベース61を板金加工する際にNC加工で形成されているとともに、左側と右側とで形状が互いに異なっており、左側の位置指示用穴73は丸孔で、右側の位置指示用穴74は角孔である。また、左側の位置指示用穴73と右側の位置指示用穴74とでは、配置のピッチも異なっており、この実施の形態では、左側の位置指示用穴73は9個設けられ、一方、右側の位置指示用穴74は7個設けられている。
さらに、ベース61の前端部の左右両側には各々、前方に移動してきた商品背もたれ部材67の下端部である突起部92(後述する)が当接する突出部76が設けられている。すなわち、突出部76は、商品背もたれ部材67の下端部である突起部92の移動経路の前端部に位置している。そして、この突出部76の上部後側の角部は湾曲しておりガイド面となっている。
【0023】
前側遊動ローラ62はフランジ付きローラで、左右両側にフランジ81が付いており、このフランジ81によりベルト搬送装置Bの前端における商品とベルト64との接触面積を少なくして、ベルト搬送装置Bから商品を円滑に払い出すことができる。また、前側遊動ローラ62の径を極力小さくして、商品の収納空間を大きくしている。そして、両遊動ローラ62,63の径を小さくすると、コンパクトになるが、ベルト64が円滑に移動しなくなるので、商品の収納空間にあまり影響を与えない後側遊動ローラ63の径は、前側遊動ローラ62の径よりも大きくしている。さらに、後側遊動ローラ63の回転軸の配置位置は、前側遊動ローラ62の回転軸の配置位置よりも高くして、後側遊動ローラ63の略全体がベルト駆動用被押圧部材66の後方に極力位置するようにしている。その結果、ベルト駆動用被押圧部材66の後方の空間を後側遊動ローラ63の配置空間として有効利用することができる。
【0024】
ベルト64は両端部が、ベルト駆動用被押圧部材66に固定されており、エンドレスベルト状となっている。そして、商品の並べられるベルト64の上面は略水平となっているとともに、ベース61の上面よりも少し上方に位置している。ベルト駆動用被押圧部材66は、ガイド板86により、ベース61に前後方向にスライド可能に取り付けられている。そして、ベルト駆動用被押圧部材66が前後にスライドすると、それにともなって、ベルト駆動用被押圧部材66に固定されているベルト64が移動する。
【0025】
また、ベルト駆動用被押圧部材66の上部には、ピン87が左右に一対設けられている。このベルト駆動用被押圧部材66の左右のピン87に各々、商品背もたれ部材67の左右のガイド孔91が回動かつスライド可能に嵌め込まれている。そして、商品背もたれ部材67は板金製で、その前面の商品背もたれ面の下部すなわち下縁はベルト64の上面に当接しており、ピン87がガイド孔91の上端に位置している際には、商品背もたれ部材67の前面の商品背もたれ面は図6や図8に図示するように、略45°に傾斜している。一方、ピン87がガイド孔91の下端に位置している際には、商品背もたれ部材67の前面の商品背もたれ面は図11に図示するように略垂直になるとともに、その下縁はベルト64の上面よりも上方に位置している。また、商品背もたれ部材67の左右の側部の下端は下方に突出して突起部92が形成されている。そして、商品背もたれ部材67が前方に移動した際に、この突起部92がベース61の突出部76に当接し、傾斜している商品背もたれ部材67を略垂直にさせる。さらに、商品背もたれ部材67が前方に移動すると、突起部92が突出部76のガイド面に沿って案内されて上昇し、突出部76の前側に移動する。
【0026】
そして、このベルト搬送装置Bのベルト駆動用被押圧部材66の前部と後部との間の隙間に、プッシャー26の押圧部47の垂直板部52を差し込むとともに、ベース61の係合部71を商品棚22の棚板の前縁に係止させ、かつ、ベース61の係合爪72を商品棚22の取付用孔41に係止させて、ベルト搬送装置Bを商品棚22に取り付ける。
【0027】
この様に、おにぎりS3を販売する際には、プッシャー26の飲料缶S1用の押圧部46をベルト搬送装置B用の押圧部47に取り換えるとともに、商品棚22に側面カバー56およびベルト搬送装置Bを取り付ける。そして、ベルト駆動用被押圧部材66を後側に移動させるとともに、商品背もたれ部材67のガイド孔91をベルト駆動用被押圧部材66のピン87に対して回動およびスライドさせて、商品背もたれ部材67を傾斜させる。その後、一番後側のおにぎりS3を商品背もたれ部材67の前面である背もたれ面にもたれかけるとともに、ベース61の位置指示用穴73,74を目安に、ベルト搬送装置Bのベルト64の上におにぎりS3を並べる。すると、図5に図示するように、おにぎりS3を傾斜して寝かせた状態で、見栄え良く並べることができる。
【0028】
このおにぎりS3は、飲料缶S1やビンS2などと略同様にして自動販売することができるが、商品棚22からの払い出しは、飲料缶S1やビンS2などと異なり、ベルト搬送装置Bを利用して行われる。なお、商品棚22からの払い出し以外は、たとえば、商品搬出装置3による搬送などは飲料缶S1やビンS2などと略同じである。
【0029】
そして、払い出しのために、プッシャー駆動用モータ13が稼働すると、連動機構15や出力歯車14を介して入力歯車28が駆動され、入力歯車28が回転する。この入力歯車28の回転によりプッシャー駆動機構を介してプッシャー26が前方に移動する。このプッシャー26の前方への移動に伴って、プッシャー26の押圧部47が差し込まれて連動するベルト駆動用被押圧部材66が前方に押し出される。すると、ベルト駆動用被押圧部材66に固定されているベルト64も上側部分が前側に移動し、それに伴って、前側遊動ローラ62および後側遊動ローラ63が回転する。そして、図9(a)に図示するように、ベルト64に並べられているおにぎりS3は、ベルト64とともに前方に移動し、払い出される。この際に、おにぎりS3にはプッシャー26の押圧力は加わらないため、おにぎりS3が変形したりすることを極力防止することができる。また、商品棚22の前端付近で、おにぎりS3の下端は、前側遊動ローラ62のフランジ81に載るため、おにぎりS3のベルト64との接触面積が減少し、円滑に払い出される。
【0030】
この様にして、順次おにぎりS3は払い出されるが、最後尾のおにぎりS3を払い出す際には、商品背もたれ部材67が商品棚22より前方に出て、商品搬出装置3の移動範囲内にはみ出すことがないように、下記の如く、商品背もたれ部材67を略垂直にして収納されている。
【0031】
図10および図11において、ベルト駆動用被押圧部材66が前方に移動して、図10(a)に図示するように、商品背もたれ部材67の下端の突起部92が、ベース61の突出部76に当接すると、突起部92の前方への移動が阻止される。そして、ベルト駆動用被押圧部材66がさらに前方へ移動すると、図10(b)に図示するように商品背もたれ部材67の傾斜がだんだん大きくなり最終的には略垂直になる。ついで、ベルト駆動用被押圧部材66がさらに前方に移動すると、突起部92が突出部76の上部後側の角部のガイド面に沿って移動し、図11に図示するように、突出部76の前側に移動する。この様にして、商品背もたれ部材67を極力前側まで移動させることにより、おにぎりS3などの商品を円滑に払い出す。
【0032】
また、おにぎりS3に代えて、図12に図示するように、サンドウィッチS4を並べることができる。座りの良いサンドウィッチS4の場合には、自立することができるので、手動で商品背もたれ部材67を略垂直な状態にする。そして、ベース61の位置指示用穴73,74を目安に、ベルト64の上にサンドウィッチS4を並べる。サンドウィッチS4の払い出しは、おにぎりS3と同様にベルト搬送装置Bを利用して行われる。
【0033】
前述の様に、この実施の形態においては、可撓性容器に入れられた商品、おにぎりS3やサンドウィッチS4などの座りの悪い商品や可撓性の商品を、一定の姿勢でかつ押圧することなく、商品通路23から払い出すことができる。
そして、前側のローラ62は遊動ローラであり、駆動源に連結するための連結軸が不要であるので、前側遊動ローラ62を設置する際に、連結軸などの連結作業が不要である。したがって、前側遊動ローラ62の設置作業が簡単になる。
【0034】
また、前側遊動ローラ62を支持するベース61の横側には突出部76が設けられ、かつ、商品背もたれ部材67には商品通路23の前端付近に移動した際にこの突出部76に当接すべく突起部92が設けられている。したがって、傾斜している商品背もたれ部材67を略垂直にして収納することができる。
【0035】
さらに、プッシャー26の押圧部47の垂直板部52が、ベルト駆動用被押圧部材66の前部と後部との隙間に差し込まれて連結されており、ビスなどで連結する構造よりも、簡単な構造にすることができるとともに、ベルト搬送装置Bの設置作業が簡単になる。
【0036】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)ベルト搬送装置Bは商品棚22に着脱可能に設けられているが、着脱不能な状態で設けることも可能である。
【0037】
(2)プッシャー26は、その押圧部47の垂直板部52がベルト駆動用被押圧部材66の隙間に差し込まれることにより、ベルト駆動用被押圧部材66と連結されているが、プッシャー26によりベルト駆動用被押圧部材66を前方に押圧することができるならば、その構造は適宜変更可能である。たとえば、ビス止めすることも可能である。ただし、ベルト駆動用被押圧部材66の前部と後部との隙間に差し込む構造が最適である。
(3)位置指示用穴73,74の形状、個数やピッチなどは、ベース61の左右で異なっておれば良く、適宜選択可能である。
【0038】
(4)前側遊動ローラ62はフランジ付きであるが、必ずしもフランジ付きである必要はない。ただし、フランジ付きが好ましい。
(5)商品背もたれ部材67を傾斜させるための構造は適宜変更可能である。また、傾斜が固定されているものでも可能である。ただし、傾斜は変更可能であることが好ましい。
(6)プッシャー26の駆動機構は仕切体24に設けられているが、商品棚22の棚板側に設けることも可能である。ただし、ベルト搬送装置Bの横側に設けることが好ましい。
(7)商品背もたれ部材67を設けないことも可能である。ただし、おにぎりS3などを並べるためには、商品背もたれ部材67を設けることが好ましい。
(8)自動販売機の前面扉6はスライディング式であるが、その形式は適宜変更可能である。たとえば、観音開式にすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、ベルトの固定されているベルト駆動用被押圧部材が、プッシャーにより押圧されるので、ベルト上に並べられた商品には直接プッシャーの押圧力が加わらない。したがって、商品が変形することを防止することができる。しかも、前側のローラは遊動ローラであるので、その径を小さくすることができ、コンパクトにすることができるとともに、駆動源や駆動源と連結するための連結軸が設けられておらず、この様な構成部材により商品を汚損したり、また、商品払出の妨げになったりすることを極力防止することができる。
【0040】
また、前後のローラの径を小さくするとコンパクトにすることができるが、ローラの径を小さくするとベルトが円滑に移動しなくなることがある。そこで、商品の収納空間に影響を与える前側遊動ローラの径を小さくしてコンパクトにするとともに、商品の収納空間にあまり影響を与えない後側遊動ローラの径を大きくして、ベルトの移動を円滑にすることができる。
【0041】
さらに、前記後側遊動ローラの中心軸が前側遊動ローラの中心軸よりも上方に位置しているので、後側遊動ローラの略全体を、ベルト駆動用被押圧部材の後方に極力位置させることができる。その結果、ベルト駆動用被押圧部材の後方の空間を後側遊動ローラの配置空間として有効利用することができる。
【0042】
そして、前記被押圧部材には、前側に、商品がもたれかかる商品背もたれ部材が設けられているので、おにぎりなどの自立しにくい商品を商品背もたれ部材にもたれかけさせて並べることにより、収納個数を増大させるとともに、商品が正面に向いて見栄えを良くすることができる。
【0043】
さらに、前記商品背もたれ部材の前面である商品背もたれ面の傾斜が変更可能であるので、商品に応じて傾斜角度を変更したり、また、商品背もたれ面を略垂直にして商品背もたれ部材を収納したりすることができる。
【0044】
そして、前記商品背もたれ部材は、その上部が被押圧部材に回動かつスライド可能に設けられておりスライドさせることにより商品背もたれ面の傾斜が変更され、かつ、商品通路の前側端部には、前方に移動してきた商品背もたれ部材の下端部が当接し、この当接により商品背もたれ面の傾斜を強制的に略垂直にさせる突出部が設けられているので、商品背もたれ部材が商品通路の前端よりも前方にはみ出すことを極力防止することができる。その結果、商品背もたれ部材の前方へのはみ出しにより、払い出された商品を搬送する商品搬出装置の稼働が妨げられることを極力防止することができる。
【0045】
また、前記前側遊動ローラは、フランジ付きであるので、払い出される商品のベルトからの離脱時に、このフランジにより商品とベルトとの接触面積を減少させることができ、円滑に商品を払い出すことができる。
【0046】
そして、前記前側遊動ローラおよび後側遊動ローラを回転可能に支持するベースが設けられ、このベースの左右の部分は、前記ベルトに沿って前後方向に延在しており、前記ベースの左側の部分と右側の部分とに、左側と右側とで互いに異なる形状の位置指示用穴が、左側と右側とで互いに異なるピッチで設けられているので、商品を並べるための複数の目安を簡単かつ安価にベースに設けることができる。しかも、ラベルや塗装と異なり、剥がれたり損傷したりすることが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる自動販売機の正面図である。
【図2】図2は自動販売機の断面図である。
【図3】図3は商品収納払出装置の正面図である。
【図4】図4は飲料缶が並べられている商品棚の斜視図である。
【図5】図5はおにぎりが並べられた商品棚の要部斜視図である。
【図6】図6はベルト搬送装置の斜視図である。
【図7】図7は仕切体、プッシャーおよびベルト搬送装置の説明図である。
【図8】図8はベルト搬送装置が設けられた商品棚の断面図である。
【図9】図9はベルト搬送装置の説明図で、(a)が図8の前部の拡大図、(b)が図8のA部の拡大斜視図である。
【図10】図10はおにぎりを払い出す際の説明図で、(a)が最後尾のおにぎりがベルト搬送装置の前端に位置した際の図、(b)が商品背もたれ部材の傾斜が変化している途中の図である。
【図11】図11は図10の続きで、最後尾のおにぎりが払い出されて落下する際の図である。
【図12】図12はベルト搬送装置にサンドウィッチが並べられた商品棚の断面図である。
【符号の説明】
S1 飲料缶(商品)
S2 飲料ビン(商品)
S3 おにぎり(商品)
S4 サンドウィッチ(商品)
2 商品収納払出装置
22 商品棚
23 商品通路
26 プッシャー
61 ベース
62 前側遊動ローラ
63 後側遊動ローラ
64 ベルト
66 ベルト駆動用被押圧部材
67 商品背もたれ部材
73 位置指示用穴
74 位置指示用穴
76 突出部
81 前側遊動ローラのフランジ
【発明の属する技術分野】
本発明は、前後方向に延びる商品通路を商品棚に設け、この商品通路に商品を並べ、販売時にプッシャーが前記商品通路の商品を前方に払い出すシースルー型などの自動販売機の商品収納払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この様な自動販売機の商品収納払出装置は、たとえば特許文献1に記載の自動販売機の商品収納払出装置のように、商品通路の商品をプッシャーが後方から押して前方に払い出している。そして、商品収納払出装置から払い出された商品を商品搬出装置が商品取出口へ搬出している。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−105868号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、商品通路に並べられた商品を後方からプッシャーで押し出す構造では、並べられる商品が、飲料缶やビンなどの様に座りが良くかつ剛性を有している場合には支障がないが、ウイダー(商品名)などの可撓性容器に入れられた商品、おにぎりやサンドウィッチなどの場合には下記の問題が発生する。
(1)可撓性容器に入れられた商品の場合には、横置きにしており、正面に向けて並べることが難しい。その結果、購買客からは商品が体裁良く見えず見栄えが悪くなり、ショーケース的な自動販売機の魅力が損なわれる。また、商品の収納方法の誤りから多数個の販売などの不具合が生じることがある。
(2)おにぎりの場合には、商品の座りが悪いため、おにぎり専用のアダプターが必要となる。また、おにぎりを正面に向けて並べることが難しい。さらに、商品の収納方法の誤りから多数個の販売などの不具合が生じることがある。
(3)サンドウィッチの場合には、プッシャーによる押圧で、サンドウィッチが変形し、その後変形したサンドウィッチが元の状態に復元した際に、商品搬出装置の動作範囲内にはみ出すことがある。この商品のはみ出しにより、販売が不可能になるおそれがある。
【0005】
そこで、商品通路に、商品が並べられるベルトを設け、このベルトを前側の駆動ローラで駆動することが検討されている。しかしながら、この様な構造では、駆動ローラと駆動源との間に連結軸などを設ける必要があり、払い出される商品がこの連結軸に接触して、商品の払い出しに支障を来したり、また、商品を汚損や破損したりするおそれがある。また、駆動ローラと駆動源との連結作業に手間がかかる。
【0006】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、商品通路におにぎりやサンドウィッチなどの商品を体裁良く並べることができるとともに、商品を円滑に払い出すことができる自動販売機の商品収納払出装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動販売機の商品収納払出装置(2)は、前後方向に延びる商品通路(23)を商品棚(22)に設け、この商品通路に商品(S1,S2,S3,S4)を並べ、販売時にプッシャー(26)が前記商品通路の商品を前方に払い出す。そして、前記商品通路の前端部に設けられた前側遊動ローラ(62)と、前記商品通路の後部に設けられた後側遊動ローラ(63)と、前記前側遊動ローラと後側遊動ローラに掛け渡されるとともに商品が並べられるベルト(64)と、前記商品通路を前後方向にスライドするとともに、前記ベルトが固定されかつプッシャーにより押されるベルト駆動用被押圧部材(66)とを備えている。
【0008】
また、前記後側遊動ローラの径が前側遊動ローラの径よりも大きいことがある。
さらに、前記後側遊動ローラの中心軸が前側遊動ローラの中心軸よりも上方に位置していることがある。
【0009】
そして、前記被押圧部材には、前側に、商品がもたれかかる商品背もたれ部材(67)が設けられていることがある。
また、前記商品背もたれ部材の前面である商品背もたれ面の傾斜が変更可能であることがある。
さらに、前記商品背もたれ部材は、その上部が被押圧部材に回動かつスライド可能に設けられておりスライドさせることにより商品背もたれ面の傾斜が変更され、かつ、商品通路の前側端部には、前方に移動してきた商品背もたれ部材の下端部が当接し、この当接により商品背もたれ面の傾斜を強制的に略垂直にさせる突出部(76)が設けられていることがある。
【0010】
そして、前記前側遊動ローラは、フランジ(81)付きであることがある。
また、前記前側遊動ローラおよび後側遊動ローラを回転可能に支持するベース(61)が設けられ、このベースの左右の部分は、前記ベルトに沿って前後方向に延在しており、前記ベースの左側の部分と右側の部分とに、左側と右側とで互いに異なる形状の位置指示用穴(73,74)が、左側と右側とで互いに異なるピッチで設けられていることがある。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明における自動販売機の商品収納払出装置の実施の一形態を図1ないし図12を用いて説明する。図1は本発明にかかる自動販売機の正面図である。図2は自動販売機の断面図である。図3は商品収納払出装置の正面図である。図4は飲料缶が並べられている商品棚の斜視図である。図5はおにぎりが並べられた商品棚の要部斜視図である。図6はベルト搬送装置の斜視図である。図7は仕切体、プッシャーおよびベルト搬送装置の説明図である。図8はベルト搬送装置が設けられた商品棚の断面図である。図9はベルト搬送装置の説明図で、(a)が図8の前部の拡大図、(b)が図8のA部の拡大斜視図である。図10はおにぎりを払い出す際の説明図で、(a)が最後尾のおにぎりがベルト搬送装置の前端に位置した際の図、(b)が商品背もたれ部材の傾斜が変化している途中の図である。図11は図10の続きで、最後尾のおにぎりが払い出されて落下する際の図である。図12はベルト搬送装置にサンドウィッチが並べられた商品棚の断面図である。
【0012】
まず始めに、飲料缶S1やビンS2などの商品が並べられた状態の自動販売機の全体構成を説明する。自動販売機はシースルー型であり、横長ボックス状の販売機本体1と、商品を収納する商品収納払出装置2と、販売時に商品収納払出装置2から前方に払い出された商品を受け取り、搬出する商品搬出装置3とを備えている。この商品収納払出装置2および商品搬出装置3は、販売機本体1の内部に配置されている。また、販売機本体1の前面開口は、透明なスライディング式の前面扉6で開閉自在に閉じられており、この透明な前面扉6を通して、商品収納払出装置2に収納されている商品が見えるようになっている。
【0013】
さらに、販売機本体1の上部には、販売機本体1の内部を冷却する冷却装置7が設けられている。また、販売機本体1の右側の部分には、プリペイドカードが挿入されるカード挿入口8および図示しないテンキー式の商品選択ボタンなどを具備するコントロールパネル9と、商品取出口10とが設けられている。そして、コントロールパネル9には、図示しないカードリーダーや図示しないマイクロコンピュータなどで構成された制御装置が内蔵されている。
【0014】
商品搬出装置3は、商品収納払出装置2の前方に配置され、左右方向に駆動される上下方向に延在する可動体11と、この可動体11の側面から突出するとともに上下方向に駆動されるバケット12とを備えている。また、バケット12には、商品の商品収納払出装置2からの払い出しを検知するフォトセンサなどの商品払い出し検知手段(図示しない)と、図5に図示するプッシャー駆動源であるプッシャー駆動用モータ13と、出力歯車14と、プッシャー駆動用モータ13と出力歯車14とを連動させる連動機構15と、出力歯車14などを移動させる出力歯車移動用モータ16および出力歯車移動機構17などが設けられている。
【0015】
商品収納払出装置2は、販売機本体1内に配設された複数の縦フレーム21と、この縦フレーム21間に多段に設けられた商品棚22と、この商品棚22上に前後方向に延びる複数の商品通路23を形成する仕切体24と、商品通路23の商品を前側に押圧して払い出すプッシャー26と、このプッシャー26を駆動するためのプッシャー駆動機構(図示しない)を具備している。商品棚22はラック構造で、縦フレーム21から引出し可能に構成されているとともに、左右側壁31および後壁32を有している。仕切体24は前後方向に延在しているとともに、商品棚22に複数着脱可能に取り付けられており、商品棚22への取付位置は適宜変更可能となっている。この仕切体24にプッシャー駆動機構が設けられ、このプッシャー駆動機構の入力部である入力歯車28が、仕切体24の前方に突出している。そして、プッシャー駆動機構の入力歯車28に、バケット12のプッシャー駆動用モータ13からの駆動力が出力歯車14を介して加わると、ベルトなどからなるプッシャー駆動機構が作動してプッシャー26を前方に移動させ、商品を前方に払い出す。
【0016】
この様に構成されている自動販売機で、商品を自動販売する際には、前面扉6は閉じた状態で施錠されている。そして、商品の購買客は、カード挿入口8にプリペイドカードなどを挿入して、商品の対価を支払うとともに、コントロールパネル9の商品選択ボタンなどで購買する商品を選択する。すると、制御装置は、図示しない駆動装置により可動体11およびバケット12を移動させて、購買対象の商品を収納している商品棚22の商品通路23の前方にバケット12を位置させる。この様にしてバケット12が所定位置になると、バケット12の出力歯車移動用モータ16が稼働し、出力歯車移動機構17を介して出力歯車14が移動し、出力歯車14がプッシャー駆動機構の入力歯車28に螺合する。ついで、プッシャー駆動用モータ13が稼働し、連動機構15および出力歯車14を介して、商品収納払出装置2のプッシャー駆動機構の入力歯車28に駆動力を加える。すると、プッシャー26が前方に移動し、商品をバケット12に向かって払い出す。この商品のバケット12への払い出しを、商品払い出し検知手段が検知すると、制御装置は、出力歯車移動用モータ16を停止させてプッシャー駆動機構の入力歯車28へ駆動力を加えることを停止させて、プッシャー26を停止させる。そして、出力歯車移動用モータ16を稼働させて、出力歯車14を手前側に引き戻して出力歯車14と入力歯車28との螺合を解除する。ついで、制御装置は、図示しない駆動装置により可動体11およびバケット12を移動させて、バケット12の商品を商品取出口10に払い出す。これで、自動販売の工程が完了する。以上の飲料缶S1やビンS2を販売する自動販売機としての機能は、上記特許文献1などの従来の自動販売機の商品収納払出装置と略同じである。
【0017】
つぎに、この様に構成されている自動販売機で、可撓性容器に入れられた商品(図示せず)、おにぎりS3やサンドウィッチS4などの座りの悪い商品や可撓性の商品を販売する場合について説明する。
商品棚22の後壁32の下部には、ベルト搬送装置取付用孔41が左右方向に多数設けられている。なお、商品棚22の後壁32の上部には、仕切体24を取り付けるための孔42が左右方向に多数設けられている。
【0018】
おにぎりS3などを販売する際には、図4に図示する飲料缶S1用の押圧部46に代えて、図7に図示するベルト搬送装置B用の押圧部47が、プッシャー26に設けられる。この押圧部47は板金製で逆L字状をしており、略水平な水平板部51およびこの水平板部51の前端から下方に折れ曲がる略垂直な垂直板部52を具備し、押圧部47の水平板部51がプッシャー26の本体にビス48で着脱自在に取り付けられている。この様に、この実施の形態では、プッシャー26の押圧部は適宜取り換え可能となっている。
【0019】
また、側面カバー56が商品棚22に着脱可能に取り付けられて、仕切体24の横側(この実施の形態では右側)に配置され、仕切体24の内部に配置されたプッシャー駆動機構(図示しない)を覆っている。そして、この側面カバー56により、おにぎりS3やサンドウィッチS4などの商品がプッシャー駆動機構などに接触しないようにしている。
【0020】
ベルト搬送装置Bは、商品棚22の棚板に取り付けられるベース61と、このベース61の前端部に回転自在に取り付けられる前側遊動ローラ62と、ベース61の後端部に回転自在に取り付けられる後側遊動ローラ63と、前側遊動ローラ62と後側遊動ローラ63とに掛け渡されているベルト64と、ベース61に沿って前後方向にスライドするベルト駆動用被押圧部材66と、ベルト駆動用被押圧部材66の上部に回動かつスライド可能に設けられている商品背もたれ部材67とを具備している。
【0021】
板金加工製のベース61は、前端が鋭角に折れ曲がって係合部71が形成されており、この係合部71が商品棚22の棚板の前縁に係止される。一方、ベース61の後端には、係合爪72(図6参照)が設けられ、この係合爪72は商品棚22の後壁32の取付用孔41に係合して係止される。係合爪72の係合する取付用孔41を変更することにより、ベース61の配置位置(すなわち、ベルト搬送装置Bの配置位置)を適宜変更することができる。
【0022】
また、ベース61の左右の部分すなわちサイドは、ベルト64から左側または右側にはみ出すとともに、ベルト64に沿って前後方向に延在している。そして、このベース61のサイドには、商品の並べる位置を示す位置指示用穴73,74が形成されている。この位置指示用穴73,74は、ベース61を板金加工する際にNC加工で形成されているとともに、左側と右側とで形状が互いに異なっており、左側の位置指示用穴73は丸孔で、右側の位置指示用穴74は角孔である。また、左側の位置指示用穴73と右側の位置指示用穴74とでは、配置のピッチも異なっており、この実施の形態では、左側の位置指示用穴73は9個設けられ、一方、右側の位置指示用穴74は7個設けられている。
さらに、ベース61の前端部の左右両側には各々、前方に移動してきた商品背もたれ部材67の下端部である突起部92(後述する)が当接する突出部76が設けられている。すなわち、突出部76は、商品背もたれ部材67の下端部である突起部92の移動経路の前端部に位置している。そして、この突出部76の上部後側の角部は湾曲しておりガイド面となっている。
【0023】
前側遊動ローラ62はフランジ付きローラで、左右両側にフランジ81が付いており、このフランジ81によりベルト搬送装置Bの前端における商品とベルト64との接触面積を少なくして、ベルト搬送装置Bから商品を円滑に払い出すことができる。また、前側遊動ローラ62の径を極力小さくして、商品の収納空間を大きくしている。そして、両遊動ローラ62,63の径を小さくすると、コンパクトになるが、ベルト64が円滑に移動しなくなるので、商品の収納空間にあまり影響を与えない後側遊動ローラ63の径は、前側遊動ローラ62の径よりも大きくしている。さらに、後側遊動ローラ63の回転軸の配置位置は、前側遊動ローラ62の回転軸の配置位置よりも高くして、後側遊動ローラ63の略全体がベルト駆動用被押圧部材66の後方に極力位置するようにしている。その結果、ベルト駆動用被押圧部材66の後方の空間を後側遊動ローラ63の配置空間として有効利用することができる。
【0024】
ベルト64は両端部が、ベルト駆動用被押圧部材66に固定されており、エンドレスベルト状となっている。そして、商品の並べられるベルト64の上面は略水平となっているとともに、ベース61の上面よりも少し上方に位置している。ベルト駆動用被押圧部材66は、ガイド板86により、ベース61に前後方向にスライド可能に取り付けられている。そして、ベルト駆動用被押圧部材66が前後にスライドすると、それにともなって、ベルト駆動用被押圧部材66に固定されているベルト64が移動する。
【0025】
また、ベルト駆動用被押圧部材66の上部には、ピン87が左右に一対設けられている。このベルト駆動用被押圧部材66の左右のピン87に各々、商品背もたれ部材67の左右のガイド孔91が回動かつスライド可能に嵌め込まれている。そして、商品背もたれ部材67は板金製で、その前面の商品背もたれ面の下部すなわち下縁はベルト64の上面に当接しており、ピン87がガイド孔91の上端に位置している際には、商品背もたれ部材67の前面の商品背もたれ面は図6や図8に図示するように、略45°に傾斜している。一方、ピン87がガイド孔91の下端に位置している際には、商品背もたれ部材67の前面の商品背もたれ面は図11に図示するように略垂直になるとともに、その下縁はベルト64の上面よりも上方に位置している。また、商品背もたれ部材67の左右の側部の下端は下方に突出して突起部92が形成されている。そして、商品背もたれ部材67が前方に移動した際に、この突起部92がベース61の突出部76に当接し、傾斜している商品背もたれ部材67を略垂直にさせる。さらに、商品背もたれ部材67が前方に移動すると、突起部92が突出部76のガイド面に沿って案内されて上昇し、突出部76の前側に移動する。
【0026】
そして、このベルト搬送装置Bのベルト駆動用被押圧部材66の前部と後部との間の隙間に、プッシャー26の押圧部47の垂直板部52を差し込むとともに、ベース61の係合部71を商品棚22の棚板の前縁に係止させ、かつ、ベース61の係合爪72を商品棚22の取付用孔41に係止させて、ベルト搬送装置Bを商品棚22に取り付ける。
【0027】
この様に、おにぎりS3を販売する際には、プッシャー26の飲料缶S1用の押圧部46をベルト搬送装置B用の押圧部47に取り換えるとともに、商品棚22に側面カバー56およびベルト搬送装置Bを取り付ける。そして、ベルト駆動用被押圧部材66を後側に移動させるとともに、商品背もたれ部材67のガイド孔91をベルト駆動用被押圧部材66のピン87に対して回動およびスライドさせて、商品背もたれ部材67を傾斜させる。その後、一番後側のおにぎりS3を商品背もたれ部材67の前面である背もたれ面にもたれかけるとともに、ベース61の位置指示用穴73,74を目安に、ベルト搬送装置Bのベルト64の上におにぎりS3を並べる。すると、図5に図示するように、おにぎりS3を傾斜して寝かせた状態で、見栄え良く並べることができる。
【0028】
このおにぎりS3は、飲料缶S1やビンS2などと略同様にして自動販売することができるが、商品棚22からの払い出しは、飲料缶S1やビンS2などと異なり、ベルト搬送装置Bを利用して行われる。なお、商品棚22からの払い出し以外は、たとえば、商品搬出装置3による搬送などは飲料缶S1やビンS2などと略同じである。
【0029】
そして、払い出しのために、プッシャー駆動用モータ13が稼働すると、連動機構15や出力歯車14を介して入力歯車28が駆動され、入力歯車28が回転する。この入力歯車28の回転によりプッシャー駆動機構を介してプッシャー26が前方に移動する。このプッシャー26の前方への移動に伴って、プッシャー26の押圧部47が差し込まれて連動するベルト駆動用被押圧部材66が前方に押し出される。すると、ベルト駆動用被押圧部材66に固定されているベルト64も上側部分が前側に移動し、それに伴って、前側遊動ローラ62および後側遊動ローラ63が回転する。そして、図9(a)に図示するように、ベルト64に並べられているおにぎりS3は、ベルト64とともに前方に移動し、払い出される。この際に、おにぎりS3にはプッシャー26の押圧力は加わらないため、おにぎりS3が変形したりすることを極力防止することができる。また、商品棚22の前端付近で、おにぎりS3の下端は、前側遊動ローラ62のフランジ81に載るため、おにぎりS3のベルト64との接触面積が減少し、円滑に払い出される。
【0030】
この様にして、順次おにぎりS3は払い出されるが、最後尾のおにぎりS3を払い出す際には、商品背もたれ部材67が商品棚22より前方に出て、商品搬出装置3の移動範囲内にはみ出すことがないように、下記の如く、商品背もたれ部材67を略垂直にして収納されている。
【0031】
図10および図11において、ベルト駆動用被押圧部材66が前方に移動して、図10(a)に図示するように、商品背もたれ部材67の下端の突起部92が、ベース61の突出部76に当接すると、突起部92の前方への移動が阻止される。そして、ベルト駆動用被押圧部材66がさらに前方へ移動すると、図10(b)に図示するように商品背もたれ部材67の傾斜がだんだん大きくなり最終的には略垂直になる。ついで、ベルト駆動用被押圧部材66がさらに前方に移動すると、突起部92が突出部76の上部後側の角部のガイド面に沿って移動し、図11に図示するように、突出部76の前側に移動する。この様にして、商品背もたれ部材67を極力前側まで移動させることにより、おにぎりS3などの商品を円滑に払い出す。
【0032】
また、おにぎりS3に代えて、図12に図示するように、サンドウィッチS4を並べることができる。座りの良いサンドウィッチS4の場合には、自立することができるので、手動で商品背もたれ部材67を略垂直な状態にする。そして、ベース61の位置指示用穴73,74を目安に、ベルト64の上にサンドウィッチS4を並べる。サンドウィッチS4の払い出しは、おにぎりS3と同様にベルト搬送装置Bを利用して行われる。
【0033】
前述の様に、この実施の形態においては、可撓性容器に入れられた商品、おにぎりS3やサンドウィッチS4などの座りの悪い商品や可撓性の商品を、一定の姿勢でかつ押圧することなく、商品通路23から払い出すことができる。
そして、前側のローラ62は遊動ローラであり、駆動源に連結するための連結軸が不要であるので、前側遊動ローラ62を設置する際に、連結軸などの連結作業が不要である。したがって、前側遊動ローラ62の設置作業が簡単になる。
【0034】
また、前側遊動ローラ62を支持するベース61の横側には突出部76が設けられ、かつ、商品背もたれ部材67には商品通路23の前端付近に移動した際にこの突出部76に当接すべく突起部92が設けられている。したがって、傾斜している商品背もたれ部材67を略垂直にして収納することができる。
【0035】
さらに、プッシャー26の押圧部47の垂直板部52が、ベルト駆動用被押圧部材66の前部と後部との隙間に差し込まれて連結されており、ビスなどで連結する構造よりも、簡単な構造にすることができるとともに、ベルト搬送装置Bの設置作業が簡単になる。
【0036】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)ベルト搬送装置Bは商品棚22に着脱可能に設けられているが、着脱不能な状態で設けることも可能である。
【0037】
(2)プッシャー26は、その押圧部47の垂直板部52がベルト駆動用被押圧部材66の隙間に差し込まれることにより、ベルト駆動用被押圧部材66と連結されているが、プッシャー26によりベルト駆動用被押圧部材66を前方に押圧することができるならば、その構造は適宜変更可能である。たとえば、ビス止めすることも可能である。ただし、ベルト駆動用被押圧部材66の前部と後部との隙間に差し込む構造が最適である。
(3)位置指示用穴73,74の形状、個数やピッチなどは、ベース61の左右で異なっておれば良く、適宜選択可能である。
【0038】
(4)前側遊動ローラ62はフランジ付きであるが、必ずしもフランジ付きである必要はない。ただし、フランジ付きが好ましい。
(5)商品背もたれ部材67を傾斜させるための構造は適宜変更可能である。また、傾斜が固定されているものでも可能である。ただし、傾斜は変更可能であることが好ましい。
(6)プッシャー26の駆動機構は仕切体24に設けられているが、商品棚22の棚板側に設けることも可能である。ただし、ベルト搬送装置Bの横側に設けることが好ましい。
(7)商品背もたれ部材67を設けないことも可能である。ただし、おにぎりS3などを並べるためには、商品背もたれ部材67を設けることが好ましい。
(8)自動販売機の前面扉6はスライディング式であるが、その形式は適宜変更可能である。たとえば、観音開式にすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、ベルトの固定されているベルト駆動用被押圧部材が、プッシャーにより押圧されるので、ベルト上に並べられた商品には直接プッシャーの押圧力が加わらない。したがって、商品が変形することを防止することができる。しかも、前側のローラは遊動ローラであるので、その径を小さくすることができ、コンパクトにすることができるとともに、駆動源や駆動源と連結するための連結軸が設けられておらず、この様な構成部材により商品を汚損したり、また、商品払出の妨げになったりすることを極力防止することができる。
【0040】
また、前後のローラの径を小さくするとコンパクトにすることができるが、ローラの径を小さくするとベルトが円滑に移動しなくなることがある。そこで、商品の収納空間に影響を与える前側遊動ローラの径を小さくしてコンパクトにするとともに、商品の収納空間にあまり影響を与えない後側遊動ローラの径を大きくして、ベルトの移動を円滑にすることができる。
【0041】
さらに、前記後側遊動ローラの中心軸が前側遊動ローラの中心軸よりも上方に位置しているので、後側遊動ローラの略全体を、ベルト駆動用被押圧部材の後方に極力位置させることができる。その結果、ベルト駆動用被押圧部材の後方の空間を後側遊動ローラの配置空間として有効利用することができる。
【0042】
そして、前記被押圧部材には、前側に、商品がもたれかかる商品背もたれ部材が設けられているので、おにぎりなどの自立しにくい商品を商品背もたれ部材にもたれかけさせて並べることにより、収納個数を増大させるとともに、商品が正面に向いて見栄えを良くすることができる。
【0043】
さらに、前記商品背もたれ部材の前面である商品背もたれ面の傾斜が変更可能であるので、商品に応じて傾斜角度を変更したり、また、商品背もたれ面を略垂直にして商品背もたれ部材を収納したりすることができる。
【0044】
そして、前記商品背もたれ部材は、その上部が被押圧部材に回動かつスライド可能に設けられておりスライドさせることにより商品背もたれ面の傾斜が変更され、かつ、商品通路の前側端部には、前方に移動してきた商品背もたれ部材の下端部が当接し、この当接により商品背もたれ面の傾斜を強制的に略垂直にさせる突出部が設けられているので、商品背もたれ部材が商品通路の前端よりも前方にはみ出すことを極力防止することができる。その結果、商品背もたれ部材の前方へのはみ出しにより、払い出された商品を搬送する商品搬出装置の稼働が妨げられることを極力防止することができる。
【0045】
また、前記前側遊動ローラは、フランジ付きであるので、払い出される商品のベルトからの離脱時に、このフランジにより商品とベルトとの接触面積を減少させることができ、円滑に商品を払い出すことができる。
【0046】
そして、前記前側遊動ローラおよび後側遊動ローラを回転可能に支持するベースが設けられ、このベースの左右の部分は、前記ベルトに沿って前後方向に延在しており、前記ベースの左側の部分と右側の部分とに、左側と右側とで互いに異なる形状の位置指示用穴が、左側と右側とで互いに異なるピッチで設けられているので、商品を並べるための複数の目安を簡単かつ安価にベースに設けることができる。しかも、ラベルや塗装と異なり、剥がれたり損傷したりすることが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる自動販売機の正面図である。
【図2】図2は自動販売機の断面図である。
【図3】図3は商品収納払出装置の正面図である。
【図4】図4は飲料缶が並べられている商品棚の斜視図である。
【図5】図5はおにぎりが並べられた商品棚の要部斜視図である。
【図6】図6はベルト搬送装置の斜視図である。
【図7】図7は仕切体、プッシャーおよびベルト搬送装置の説明図である。
【図8】図8はベルト搬送装置が設けられた商品棚の断面図である。
【図9】図9はベルト搬送装置の説明図で、(a)が図8の前部の拡大図、(b)が図8のA部の拡大斜視図である。
【図10】図10はおにぎりを払い出す際の説明図で、(a)が最後尾のおにぎりがベルト搬送装置の前端に位置した際の図、(b)が商品背もたれ部材の傾斜が変化している途中の図である。
【図11】図11は図10の続きで、最後尾のおにぎりが払い出されて落下する際の図である。
【図12】図12はベルト搬送装置にサンドウィッチが並べられた商品棚の断面図である。
【符号の説明】
S1 飲料缶(商品)
S2 飲料ビン(商品)
S3 おにぎり(商品)
S4 サンドウィッチ(商品)
2 商品収納払出装置
22 商品棚
23 商品通路
26 プッシャー
61 ベース
62 前側遊動ローラ
63 後側遊動ローラ
64 ベルト
66 ベルト駆動用被押圧部材
67 商品背もたれ部材
73 位置指示用穴
74 位置指示用穴
76 突出部
81 前側遊動ローラのフランジ
Claims (8)
- 前後方向に延びる商品通路を商品棚に設け、この商品通路に商品を並べ、販売時にプッシャーが前記商品通路の商品を前方に払い出す自動販売機の商品収納払出装置において、
前記商品通路の前端部に設けられた前側遊動ローラと、
前記商品通路の後部に設けられた後側遊動ローラと、
前記前側遊動ローラと後側遊動ローラに掛け渡されるとともに、商品が並べられるベルトと、
前記商品通路を前後方向にスライドするとともに、前記ベルトが固定され、かつ、プッシャーにより押されるベルト駆動用被押圧部材とを備えていることを特徴とする自動販売機の商品収納払出装置。 - 前記後側遊動ローラの径が前側遊動ローラの径よりも大きいことを特徴としている請求項1記載の自動販売機の商品収納払出装置。
- 前記後側遊動ローラの中心軸が前側遊動ローラの中心軸よりも上方に位置していることを特徴としている請求項2記載の自動販売機の商品収納払出装置。
- 前記被押圧部材には、前側に、商品がもたれかかる商品背もたれ部材が設けられていることを特徴としている請求項1,2または3記載の自動販売機の商品収納払出装置。
- 前記商品背もたれ部材の前面である商品背もたれ面の傾斜が変更可能であることを特徴としている請求項4記載の自動販売機の商品収納払出装置。
- 前記商品背もたれ部材は、その上部が被押圧部材に回動かつスライド可能に設けられておりスライドさせることにより商品背もたれ面の傾斜が変更され、
かつ、商品通路の前側端部には、前方に移動してきた商品背もたれ部材の下端部が当接し、この当接により商品背もたれ面の傾斜を強制的に略垂直にさせる突出部が設けられていることを特徴としている請求項5記載の自動販売機の商品収納払出装置。 - 前記前側遊動ローラは、フランジ付きであることを特徴としている請求項1ないし6の何れか1項記載の自動販売機の商品収納払出装置。
- 前記前側遊動ローラおよび後側遊動ローラを回転可能に支持するベースが設けられ、
このベースの左右の部分は、前記ベルトに沿って前後方向に延在しており、
前記ベースの左側の部分と右側の部分とに、左側と右側とで互いに異なる形状の位置指示用穴が、左側と右側とで互いに異なるピッチで設けられていることを特徴としている請求項1ないし7の何れか1項記載の自動販売機の商品収納払出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003031787A JP2004240896A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 自動販売機の商品収納払出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003031787A JP2004240896A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 自動販売機の商品収納払出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004240896A true JP2004240896A (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=32958234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003031787A Pending JP2004240896A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 自動販売機の商品収納払出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004240896A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110215090A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-09-10 | 上海电机学院 | 一种大米销售装置 |
| CN111210571A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-05-29 | 东莞狐马商贸有限公司 | 一种自动售饭设备上的饭量调节装置 |
| CN111243167A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-06-05 | 东莞狐马商贸有限公司 | 一种自动售饭设备内的饭块提取机构 |
-
2003
- 2003-02-07 JP JP2003031787A patent/JP2004240896A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110215090A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-09-10 | 上海电机学院 | 一种大米销售装置 |
| CN111210571A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-05-29 | 东莞狐马商贸有限公司 | 一种自动售饭设备上的饭量调节装置 |
| CN111243167A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-06-05 | 东莞狐马商贸有限公司 | 一种自动售饭设备内的饭块提取机构 |
| CN111210571B (zh) * | 2020-01-10 | 2021-06-29 | 共合科技发展(台州)有限公司 | 一种自动售饭设备上的饭量调节装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7114650B2 (en) | Retail products storage and dispensing apparatus and method | |
| US6513677B1 (en) | Apparatus and method for vending products | |
| JP3524818B2 (ja) | 自動販売機の商品収納装置および商品収納方法 | |
| WO1997008666A1 (en) | Storage device in vending machine | |
| JPH09223269A (ja) | 自動販売装置 | |
| JP2003317143A (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
| KR200483539Y1 (ko) | 자동 판매기 일체형 테이블 | |
| JP2001222752A (ja) | 自動販売機のスパイラルラックおよびこれを用いた自動販売機 | |
| JP2002092725A (ja) | 自動販売機 | |
| KR100374758B1 (ko) | 자동 판매기의 상품 반출 장치 | |
| JP2004240896A (ja) | 自動販売機の商品収納払出装置 | |
| JP7255244B2 (ja) | 商品収納装置 | |
| JP2003085632A (ja) | 自動販売機 | |
| JP2001344647A (ja) | 自動販売機 | |
| JP2004005186A (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
| KR102789136B1 (ko) | 자판기 | |
| JP2001283313A (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
| JP4049100B2 (ja) | 自動販売機、自動販売機の商品搬送方法 | |
| JP5163555B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JP2000172931A (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
| JP4419314B2 (ja) | 自動販売機の商品払出装置 | |
| JPH11161843A (ja) | 自動販売機 | |
| JP2001357449A (ja) | 自動販売機 | |
| JP2000123242A (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
| JP3595040B2 (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 |