JP2004244206A - 空気輸送配管の洗浄方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】輸送対象粉体の粉末の大気中への暴露、飛散を防止する。
【解決手段】粉末投入ホッパ2の下端に開閉機構26を介在させて接続した粉末送出管5と、空気輸送機8の流入口10とを空気輸送配管16を介し接続して、粉末投入ホッパ2から輸送対象粉体1を空気輸送機8へ導入させるようにする。上記空気輸送配管16の空気輸送機8側端部に開閉弁18を設け、その近傍位置の空気輸送配管16に開閉弁21付きの洗浄剤注入口20を設ける。粉末送出管5にドレン弁23付きのドレン口24を設ける。空気輸送配管16を洗浄する場合は、開閉機構26にて粉末投入ホッパ2の下端を閉じ、開閉弁18を閉じて空気輸送機8を遮断した後、洗浄剤注入口20の開閉弁21とドレン弁23を開き、洗浄剤注入口20より注入した洗浄剤19を空気輸送配管16内を流通させた後、ドレン口24より排出させる。
【選択図】 図1
【解決手段】粉末投入ホッパ2の下端に開閉機構26を介在させて接続した粉末送出管5と、空気輸送機8の流入口10とを空気輸送配管16を介し接続して、粉末投入ホッパ2から輸送対象粉体1を空気輸送機8へ導入させるようにする。上記空気輸送配管16の空気輸送機8側端部に開閉弁18を設け、その近傍位置の空気輸送配管16に開閉弁21付きの洗浄剤注入口20を設ける。粉末送出管5にドレン弁23付きのドレン口24を設ける。空気輸送配管16を洗浄する場合は、開閉機構26にて粉末投入ホッパ2の下端を閉じ、開閉弁18を閉じて空気輸送機8を遮断した後、洗浄剤注入口20の開閉弁21とドレン弁23を開き、洗浄剤注入口20より注入した洗浄剤19を空気輸送配管16内を流通させた後、ドレン口24より排出させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は粉体の空気輸送に使用する空気輸送配管の洗浄方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
粉体の輸送方法の一つとして、配管中に空気を流通させ、この空気の流れに輸送対象となる粉体を乗せて同伴させることにより、上記輸送対象粉体の移送を行う空気輸送方法が広く一般に知られている。
【0003】
かかる空気輸送方法を実施する設備は、図3にその一例の概略を示す如く、輸送対象粉体1の移送を望む経路の起点個所に、粉体送出部として、たとえば、頂部にスプリットバタフライ弁3を備えて輸送対象粉体1の収納容器4を着脱自在に接続できるようにしてなる粉末投入ホッパ2と、一端側に空気吸入用のフィルタ6を備え且つ他端部に配管接続部(たとえばフランジ)7を備えて長手方向中間部に上記粉末投入ホッパ2の下端を連通接続してなる粉末送出管5とを設置した構成とし、一方、上記輸送対象粉体1の移送を望む経路の終点個所に、粉体回収部としての空気輸送機8を設置する。該空気輸送機8は、たとえば、円筒型のケーシング9の側壁部所要位置にケーシング9内に接線方向より気体を流入させることができるように流入口10を設け、且つケーシング9の頂部に排気口11を備えて該排気口11に図示しない誘引送風機あるいは真空ポンプの吸入側を接続するようにし、更に、上記ケーシング9の下側に、下端に輸送対象粉体1の充填用容器12の上端開口部を着脱自在に接続できるスプリットバタフライ弁13を備えたホッパ14を設けて、空気15と一緒に該空気15の流れに同伴される粉体1を流入口10よりケーシング9内に受け入れて、該粉体1と空気15を遠心分離して粉体1を回収できるようにしたサイクロン形式の構成とするか、又は、側壁部所要位置に流入口10を、頂部に排気口11をそれぞれ設け、且つ下部に上記と同様のホッパ14を備えてなるケーシング9内に、図示しない濾過材を上記流入口10と排気口11との間を仕切るように配設して、空気15の流れに同伴される粉体1を流入口10よりケーシング9内に受け入れると共に、上記濾過材にて濾過処理することにより粉体1を空気15より分離、回収できるようにしたバグフィルタ形式の構成としてあり、上記粉末送出管5の配管接続部7と、空気輸送機8の流入口10との間に、空気輸送配管16を介在させるよう配置すると共に、該空気輸送配管16の両端部を、上記粉末送出5管の配管接続部7と、空気輸送機8の流入口10に、それぞれ着脱可能に接続してなる構成としてある。
【0004】
上記構成としてある空気輸送設備を用いて輸送対象となる粉体1の輸送を行う場合には、上記誘引送風機あるいは真空ポンプを駆動して空気輸送機8の排気口11側より空気15を吸引することにより、フィルタ6を通して空気15を粉末送出管5内に取り込むと共に、該粉末送出管5、空気輸送配管16を経て空気輸送機8に向かう空気15の流れを形成させ、この空気15の流れが粉末送出管5内を流通しているときに、粉末投入ホッパ2より輸送対象粉体1を落下供給して、該輸送対象粉体1を上記空気15の流れに乗せて同伴させるようにしてあり、この空気15の流れに同伴される輸送対象粉体1を、空気輸送配管16を経て空気輸送機8まで移送した後、該空気輸送機8の流入口10よりケーシング9内へ導入させるようにし、該ケーシング9内にて輸送対象粉体1を空気15と分離させてホッパ14へ回収すると共に、該回収された輸送対象粉体1を、自重によりホッパ14の下端より、スプリットバタフライ弁13を経て充填用容器12内に落下供給して、充填させるようにしてある。
【0005】
上記構成としてある空気輸送設備を、たとえば、製薬設備にて、所要の薬効成分を含む粉体の輸送に使用した後、輸送対象を別の薬効成分を含む粉体に切り替えて使用する等、上記空気輸送設備の運用途中で輸送対象となる粉体1の品種の切り替えを行うことがあり、この種の輸送対象粉体1の品種の切替えを行う場合、それまで輸送していた輸送対象粉体1の付着、残留物を洗浄して除去する必要が生じることがある。
【0006】
上記のように輸送対象粉体1の付着、残留物の洗浄を行う場合、粉末投入ホッパ2や空気輸送機8には、通常、その内部に、水等の洗浄剤を噴出できるようにしてあるスプレーボール等の洗浄装置17が設けてあり、該洗浄装置17より洗浄剤を噴射することにより対応する粉末投入ホッパ2や空気輸送機8の内部をそれぞれ洗浄できるようにしてある。
【0007】
上記空気輸送配管16の洗浄を行う場合、従来は、空気輸送配管16の両端部における粉末投入ホッパ2下端側の粉末送出管5の配管接続部7、及び、空気輸送機8の流入口10との接続部分をそれぞれ切り離して取り外した(分解した)後、該空気輸送配管16の内部を水等の洗浄剤により洗浄するようにしている。
【0008】
ところで、原子力発電プラントの関連施設における高レベル廃液をガラス固化処理してなるガラス固化体の如き成形体を、移送方向を下向きから横向きに変換しながら移送する移送装置にて、上記成形体の移送時に、該成形体の一部が摩擦等によって破損したり剥離することにより生成する破砕粉体を、移送経路の途中に粉体が残ることを防止しつつ、輸送対象となる粉体が粉塵となって飛散することを防止しながら回収できるようにするための装置として、上記移送装置のケーシングの下部に連設したホッパ内に溜められる上記破砕粉体を、ホッパ下端に設けてある落とし込み用シャッタを開くことで、該落とし込み用シャッタの下側に設けてある一時貯留部に落とし込んで一旦貯留し、次に該一次貯留部へ洗浄水を供給した後、一時貯留部下端の落とし込み用シャッタを開放して、上記破砕粉体を、洗浄水と一緒に一時貯留部より移送先となる濾過手段へ向けて排出させるようにしたものが従来提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平5−134097号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図3に示した従来の空気輸送配管16の洗浄方法では、空気輸送していた輸送対象粉体1の粉末が空気輸送配管16内に付着、残留したままの状態で該空気輸送配管16を空気輸送機8及び粉末投入ホッパ2下側の粉末送出管5から切り離すようにしていたため、該空気輸送配管16の切り離しに伴って、該空気輸送配管16の内部に付着、残留していた輸送対象粉体1の粉末が大気中に暴露されて飛散する虞があり、特に、上記輸送対象粉体1が、薬効成分を含む等、作業者が該輸送対象粉体1を吸引することにより健康障害が引き起こされる虞が懸念されるような場合には、輸送対象粉体1が空気中に飛散しても作業者が吸い込むことを防止できるように、防護マスクや防護服を着用する等の安全対策が必要になるという問題がある。又、輸送対象粉体1の種類によっては、該輸送対象粉体1の粉末が飛散することにより、環境が汚染される可能性も懸念されるという問題がある。
【0011】
又、特許文献1に記載された手法は、輸送対象である破砕粉体を移送して回収する際、移送経路となる一次貯留部に洗浄水を注入して、上記破砕粉体を洗浄水と一緒に押し流して移送することにより、上記移送経路である一時貯留部における粉塵を洗い流しながら破砕粉体の移送を行うものであるため、この手法を、輸送対象粉体1の移送時に適用すれば、すなわち、輸送対象粉体1を、所望する輸送経路に沿って配設してある輸送配管内にて移送するときに、洗浄水と一緒に流すようにすれば、輸送対象粉体1の輸送に使用した後の上記輸送配管を、洗浄を行うために取り外したとしても、輸送対象粉体1の粉末が大気中に暴露、飛散する虞を防止できると考えられるが、この場合、輸送対象粉体1を、移送先にて洗浄水から分離回収した後、回収された輸送対象粉体1を乾燥させる必要が生じることがあり、手間が嵩むと共に、粉体乾燥のための機器を要するため設備が複雑化するという問題があり、しかも、輸送対象粉体1が水溶性の場合には適用することが困難であるという問題がある。
【0012】
そこで、本発明は、空気輸送配管の内面に付着、残留する輸送対象粉体の粉末を、大気中に暴露、飛散させることなく上記空気輸送配管の洗浄を行うことができるようにするための空気輸送配管の洗浄方法及び装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の少なくとも一端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して他端側より排出させるように流通させるようにして、空気輸送配管内を洗浄する空気輸送配管の洗浄方法、及び、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側に、開閉弁を設けると共に、上記粉体送出部に接続される他端部側を開閉自在なドレン弁付きのドレン口に連通させ、且つ上記空気輸送配管の上記開閉弁近傍位置又は粉体送出部への接続部寄りの端部位置のいずれか一方に、開閉弁付きの洗浄剤注入口を設けてなる構成を有する空気輸送配管の洗浄装置とする。
【0014】
輸送対象粉体の空気輸送に使用した空気輸送配管の一端部側を開閉弁にて閉塞させた後、該開閉弁の近傍位置より他端部側までの領域に洗浄剤を注入すると共に、上記領域の他端側に設けたドレン口のドレン弁を開放して上記空気輸送配管内に注入された洗浄剤を排出させるようにすると、空気輸送配管内に洗浄剤が流通させられ、このため該空気輸送配管内に付着、残留していた輸送対象粉体は、上記流通する洗浄剤により除去され、空気輸送配管内は洗浄されるようになる。
【0015】
又、輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の両端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して充満させるようにし、しかる後、上記空気輸送配管内から洗浄剤を排出して該空気輸送配管を取り外して洗浄する空気輸送配管の洗浄方法とすると、空気輸送配管内に付着、残留していた輸送対象粉体を、該空気輸送配管内に洗浄剤を満たすことによって濡れた状態とさせることができる。そのため、その後、空気輸送配管を取り外すときに、上記輸送対象粉体の粉末が飛散する虞を未然に防止することができ、したがって、輸送対象粉体の粉末を作業者が吸い込む虞をなくすことができ、作業者の作業環境の向上を図ることができると共に、環境汚染を未然に防止することができる。
【0016】
更に、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入し流通させて他端部側より排出させるようにして、上記空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄するようにすることにより、空気輸送配管を粉体送出部及び粉体回収部より取り外すことなく、該空気輸送配管内に付着、残留していた輸送対象粉体を、洗浄剤にて除去して、空気輸送配管内を洗浄でき、この洗浄の際、粉体回収部側へ洗浄剤が流入する虞を防止できる。
【0017】
更に又、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側と他端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に、洗浄剤を注入して空気輸送配管内に充満させ、次いで、上記空気輸送管内に充満させた洗浄剤を排出させ、しかる後、上記空気輸送配管を、粉体送出部及び粉体回収部より取り外してから該空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄するようにすることにより、空気輸送配管内に付着、残留していた輸送対象粉体を濡らすべく該空気輸送配管内に洗浄剤を満たすときに、粉体回収部側へ洗浄剤が流入する虞を防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0019】
図1(イ)(ロ)は本発明の空気輸送配管の洗浄方法及び装置の実施の一形態を示すもので、図3に示したものと同様の輸送対象粉体1の空気輸送設備において、空気輸送配管16の空気輸送機8側の一端部側に、開閉弁18を設けると共に、該開閉弁18の近傍位置に、外部より空気輸送配管16内へ水等の洗浄剤19を注入するための開閉弁21付きの洗浄剤注入口20を設けて、該洗浄剤注入口20に図示しない洗浄剤供給部より洗浄剤19を導くための洗浄剤供給ライン22を接続し、更に、空気輸送配管16の他端側が配管接続部7にて接続してある粉末送出管5の反空気輸送配管側となる他端部に、開閉自在なドレン弁23を有するドレン口24を開口して設けて、該ドレン口24を、図示しない排水ホース等を介して排水口へ接続するようにした構成とする。
【0020】
25はフィルタ6と粉末送出管5との間に設けた開閉弁、26は粉末投入ホッパ2の下端を開閉自在とするための開閉機構である。
【0021】
その他の構成は図3に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。
【0022】
上記構成としてあるので、輸送対象粉体1の空気輸送を行う通常時は、図1(イ)に示す如く、開閉機構26により粉末投入ホッパ2の下端を開状態とすると共に、開閉弁18と25を開操作し、且つ洗浄剤注入口20の開閉弁21と、ドレン弁23を閉止させた状態にて、従来と同様に、空気輸送機8の排気口11の下流側に接続してある誘引送風機あるいは真空ポンプを運転する。これにより、フィルタ6を通して導入された空気15は、粉末送出管5、空気輸送配管16を通して空気輸送機8へ向かう流れが形成されるため、粉末投入ホッパ2内の輸送対象粉体1を、粉末送出管5まで落下供給させることにより輸送対象粉体1は、上記空気15の流れに同伴されて空気輸送機8まで移送され、該空気輸送機8にて空気15と分離されてから、ホッパ14より充填用容器12へ落下供給されて充填される。
【0023】
その後、輸送対象粉体1の品種の切り替え等に伴って空気輸送配管16の洗浄が必要とされる場合には、図1(ロ)に示す如く、先ず、開閉弁18を閉操作して空気輸送機8を遮断すると共に、開閉機構26により粉末投入ホッパ2の下端を閉止させ、更に、開閉弁25を閉じて粉末送出管5より空気吸入用のフィルタ6を遮断した後、ドレン弁23を開操作した状態にて、洗浄剤注入口20の開閉弁21を開操作して、洗浄剤供給部より洗浄剤供給ライン22を通して導かれる洗浄剤19を、上記洗浄剤注入口20を通して空気輸送配管16内へ注入する。これにより、該空気輸送配管16内へ注入された洗浄剤19は、空気輸送配管16内を開閉弁18の近傍位置より反空気輸送機8側へほぼ全長に亘って流通させられた後、粉末送出管5を経てドレン弁23の開放されているドレン口24まで流通させられ、しかる後、該ドレン口24より、排水ホースを通して排水口へ排出される。この際、上記空気輸送配管16内に残留、付着していた輸送対象粉体1の粉末は、空気輸送配管16内を流通される洗浄剤19により洗浄除去され、該洗浄剤19と一緒に粉末送出管5、ドレン弁23、ドレン口24を経て排出される。なお、上記空気輸送配管16内の洗浄に供された後にドレン口23より排水ホースを通して排水口へ排出される輸送対象粉体16の粉末を含んだ洗浄剤19は、必要に応じて適宜排水処理を行うようにすればよい。
【0024】
このように、上記本発明の空気輸送配管の洗浄方法及び装置によれば、空気輸送配管16を取り外すことなく、その内部を洗浄剤19にて洗浄できることから、該空気輸送配管16内に、輸送対象粉体1の粉末が付着、残留していたとしても、該粉末を、大気中に暴露させることなく洗浄でき、したがって、上記輸送対象粉体1の粉末が大気中に飛散する虞を解消できるため、作業者が防護マスクや防護服等を着用する必要をなくすことができて、作業環境の向上を図ることができると共に、輸送対象粉体1の粉末が環境へ排出されて環境汚染が生じる虞を未然に防止することができる。
【0025】
次に、図2(イ)(ロ)は上記本発明の空気輸送配管の洗浄装置を用いた空気輸送配管の洗浄方法の実施の他の形態における手順を示すもので、図1(ロ)に示したように、空気輸送配管16内に、洗浄剤注入口20より洗浄剤19を注入して流通させることのみでは該空気輸送配管16の内面に付着した輸送対象粉体1の粉末が十分に洗浄、除去しきれない場合には、図2(イ)に示す如く、開閉弁18を閉操作して空気輸送機8を遮断すると共に、開閉機構26により粉末投入ホッパ2の下端部を閉塞させ、更に、開閉弁25を閉操作してフィルタ6を粉末送出管5より遮断した後、ドレン弁23を閉状態としたまま、洗浄剤注入口20の開閉弁21を開操作して、該洗浄剤注入口20を通して空気輸送配管16へ洗浄剤19を注入することにより、上記空気輸送配管16内及び粉末送出管5内を洗浄剤19にて一旦満たすようにし、次いで、図2(ロ)に示す如く、ドレン弁23を開操作して空気輸送配管16内に充満されている上記洗浄剤19をドレン口24よりすべて排出させ、しかる後、従来と同様に、空気輸送配管16の両端部を、空気輸送機8の流入口10との接続部分、及び、粉末投入ホッパ2下端側の粉末送出管5の配管接続部7との接続部分から切り離して取り外し、該取り外された空気輸送配管16の内側を洗浄するようにする。
【0026】
この場合、上記空気輸送配管16内に付着、残留していた輸送対象粉体1の粉末は、空気輸送配管16内に洗浄剤19が一旦満たされることに伴って、全面的に濡れた状態とされるため、空気輸送配管16を取り外す際に上記輸送対象粉体1の粉末が飛散する虞を未然に防止することができ、したがって、輸送対象粉体1の粉末を作業者が吸い込む虞を未然に防止できることから、図1(イ)(ロ)に示した実施の形態と同様に、作業者の作業環境の向上を図ることができると共に、環境汚染の虞を未然に防止することができる。
【0027】
その後、空気輸送配管16の洗浄が終了した後は、各部品を乾燥させた後、空気輸送配管16を取り外した場合は元のように粉末送出管5の配管接続部7及び空気輸送器8の流入口10に接続し直して、図1(イ)に示す如き初期状態に回復させることにより、以降の輸送対象粉体1の空気輸送に備えさせるようにすればよい。
【0028】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、洗浄剤注入口20より注入した洗浄剤19をドレン口24へ向けて流通させることにより、空気輸送配管16の全長に亘って上記洗浄剤19を流通させることができるようにすれば、空気輸送配管16の空気輸送機8側端部に設けた開閉弁18の近傍位置に、ドレン弁23を備えたドレン口24を開口させて設け、且つ空気輸送配管16の他端側となる反空気輸送機8側端部に、洗浄剤注入口20を設けてもよく、更には、空気輸送配管16の長手方向の所要の複数個所に洗浄剤注入口20やドレン口24をそれぞれ設けるようにしてもよいこと、空気輸送機8は、流入口10より空気15と一緒に輸送対象粉体1を受け入れて、輸送対象粉体1を空気15より分離した後回収することができれば、空気15と輸送対象粉体1の分離はいかなる形式で行うものを用いてもよく、又、回収した輸送対象粉体1は、充填用容器12以外の所要の機器に供給させるようにしてもよいこと、更に、排気口11の下流側に誘引送風機あるいは真空ポンプを接続することに代えて、輸送対象粉体1の送出部側における空気吸入用フィルタ6の前後位置に送風機を設けて、該送風機にて圧送することにより、粉末送出管5、空気輸送配管16を経て、空気輸送機8へ送られる空気15の流れを形成させて、この空気15の流れに同伴させて輸送対象粉体1の移送を行う形式のものを使用してもよいこと、粉末投入ホッパ2は、空気15を流通させる粉末送出管5へ輸送対象粉体1を徐々に供給できれば、収納容器4に代えて、所要の供給装置や搬送装置等の出口側から輸送対象粉体1を直接受け入れる形式のものであってもよいこと、更に、送出部を所要の燃焼設備とし、粉体回収部をバグフィルタ等の集塵装置として、上記燃焼設備より排出される飛灰等の焼却ダストを燃焼排ガスの流れに同伴させて上記集塵装置まで空気輸送するようにしてある空気輸送配管16としての排ガスダクトの洗浄にも適用できること、洗浄剤19は、水以外にも輸送対象粉体1の性状に応じて該輸送対象粉体1の洗浄に適したものを適宜選択すればよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1) 輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の少なくとも一端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して他端側より排出させるように流通させるようにして、空気輸送配管内を洗浄する空気輸送配管の洗浄方法とし、又、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入し流通させて他端部側より排出させるようにして、上記空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄する空気輸送配管の洗浄方法、及び、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側に、開閉弁を設けると共に、上記粉体送出部に接続される他端部側を開閉自在なドレン弁付きのドレン口に連通させ、且つ上記空気輸送配管の上記開閉弁近傍位置又は粉体送出部への接続部寄りの端部位置のいずれか一方に、開閉弁付きの洗浄剤注入口を設けてなる構成を有する空気輸送配管の洗浄装置としてあるので、空気輸送配管内に洗浄剤を流通させることにより、空気輸送配管の内面に付着、残留する輸送対象粉体を洗浄して除去できることから、上記空気輸送配管を取り外すことなく洗浄でき、このため上記輸送対象粉体が大気中に暴露、飛散する虞をなくすことができる。
(2) 輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の両端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して充満させるようにし、しかる後、上記空気輸送配管内から洗浄剤を排出して該空気輸送配管を取り外して洗浄する空気輸送配管の洗浄方法とし、又、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側と他端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して空気輸送配管内に充満させ、次いで、上記空気輸送管内に充満させた洗浄剤を排出させ、しかる後、上記空気輸送配管を、粉体送出部及び粉体回収部より取り外してから該空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄する空気輸送配管の洗浄方法とすると、空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を、該空気輸送配管内に一旦洗浄剤を満たすことによって濡れた状態とさせることができ、したがって、その後、空気輸送配管を取り外して洗浄するときに、上記輸送対象粉体の粉末が飛散する虞を未然に防止することができる。
(3) したがって、輸送対象粉体の粉末を作業者が吸い込む虞を未然に防止できることから、作業者の作業環境の向上を図ることができると共に、環境汚染が生じる虞を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気輸送配管の洗浄方法及び装置の実施の一形態を示すもので、(イ)は輸送対象粉体の空気輸送を行う状態を、(ロ)は空気輸送配管内を洗浄剤にて洗浄する状態をそれぞれ示す概要図である。
【図2】図1の装置を用いて行う空気輸送配管の洗浄方法の実施の他の形態における手順を示すもので、(イ)は空気輸送配管内に洗浄剤を充満させる状態を、(ロ)は空気輸送配管内に充満させた洗浄剤を排出させた状態をそれぞれ示す概要図である。
【図3】従来用いられている空気輸送設備の一例の概要を示す図である。
【符号の説明】
1 輸送対象粉体
2 粉末投入ホッパ(粉体送出部)
5 粉末送出管(粉体送出部)
8 空気輸送機(粉体回収部)
15 空気
16 空気輸送配管
18 開閉弁
19 洗浄剤
20 洗浄剤注入口
21 開閉弁
23 ドレン弁
24 ドレン口
【発明の属する技術分野】
本発明は粉体の空気輸送に使用する空気輸送配管の洗浄方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
粉体の輸送方法の一つとして、配管中に空気を流通させ、この空気の流れに輸送対象となる粉体を乗せて同伴させることにより、上記輸送対象粉体の移送を行う空気輸送方法が広く一般に知られている。
【0003】
かかる空気輸送方法を実施する設備は、図3にその一例の概略を示す如く、輸送対象粉体1の移送を望む経路の起点個所に、粉体送出部として、たとえば、頂部にスプリットバタフライ弁3を備えて輸送対象粉体1の収納容器4を着脱自在に接続できるようにしてなる粉末投入ホッパ2と、一端側に空気吸入用のフィルタ6を備え且つ他端部に配管接続部(たとえばフランジ)7を備えて長手方向中間部に上記粉末投入ホッパ2の下端を連通接続してなる粉末送出管5とを設置した構成とし、一方、上記輸送対象粉体1の移送を望む経路の終点個所に、粉体回収部としての空気輸送機8を設置する。該空気輸送機8は、たとえば、円筒型のケーシング9の側壁部所要位置にケーシング9内に接線方向より気体を流入させることができるように流入口10を設け、且つケーシング9の頂部に排気口11を備えて該排気口11に図示しない誘引送風機あるいは真空ポンプの吸入側を接続するようにし、更に、上記ケーシング9の下側に、下端に輸送対象粉体1の充填用容器12の上端開口部を着脱自在に接続できるスプリットバタフライ弁13を備えたホッパ14を設けて、空気15と一緒に該空気15の流れに同伴される粉体1を流入口10よりケーシング9内に受け入れて、該粉体1と空気15を遠心分離して粉体1を回収できるようにしたサイクロン形式の構成とするか、又は、側壁部所要位置に流入口10を、頂部に排気口11をそれぞれ設け、且つ下部に上記と同様のホッパ14を備えてなるケーシング9内に、図示しない濾過材を上記流入口10と排気口11との間を仕切るように配設して、空気15の流れに同伴される粉体1を流入口10よりケーシング9内に受け入れると共に、上記濾過材にて濾過処理することにより粉体1を空気15より分離、回収できるようにしたバグフィルタ形式の構成としてあり、上記粉末送出管5の配管接続部7と、空気輸送機8の流入口10との間に、空気輸送配管16を介在させるよう配置すると共に、該空気輸送配管16の両端部を、上記粉末送出5管の配管接続部7と、空気輸送機8の流入口10に、それぞれ着脱可能に接続してなる構成としてある。
【0004】
上記構成としてある空気輸送設備を用いて輸送対象となる粉体1の輸送を行う場合には、上記誘引送風機あるいは真空ポンプを駆動して空気輸送機8の排気口11側より空気15を吸引することにより、フィルタ6を通して空気15を粉末送出管5内に取り込むと共に、該粉末送出管5、空気輸送配管16を経て空気輸送機8に向かう空気15の流れを形成させ、この空気15の流れが粉末送出管5内を流通しているときに、粉末投入ホッパ2より輸送対象粉体1を落下供給して、該輸送対象粉体1を上記空気15の流れに乗せて同伴させるようにしてあり、この空気15の流れに同伴される輸送対象粉体1を、空気輸送配管16を経て空気輸送機8まで移送した後、該空気輸送機8の流入口10よりケーシング9内へ導入させるようにし、該ケーシング9内にて輸送対象粉体1を空気15と分離させてホッパ14へ回収すると共に、該回収された輸送対象粉体1を、自重によりホッパ14の下端より、スプリットバタフライ弁13を経て充填用容器12内に落下供給して、充填させるようにしてある。
【0005】
上記構成としてある空気輸送設備を、たとえば、製薬設備にて、所要の薬効成分を含む粉体の輸送に使用した後、輸送対象を別の薬効成分を含む粉体に切り替えて使用する等、上記空気輸送設備の運用途中で輸送対象となる粉体1の品種の切り替えを行うことがあり、この種の輸送対象粉体1の品種の切替えを行う場合、それまで輸送していた輸送対象粉体1の付着、残留物を洗浄して除去する必要が生じることがある。
【0006】
上記のように輸送対象粉体1の付着、残留物の洗浄を行う場合、粉末投入ホッパ2や空気輸送機8には、通常、その内部に、水等の洗浄剤を噴出できるようにしてあるスプレーボール等の洗浄装置17が設けてあり、該洗浄装置17より洗浄剤を噴射することにより対応する粉末投入ホッパ2や空気輸送機8の内部をそれぞれ洗浄できるようにしてある。
【0007】
上記空気輸送配管16の洗浄を行う場合、従来は、空気輸送配管16の両端部における粉末投入ホッパ2下端側の粉末送出管5の配管接続部7、及び、空気輸送機8の流入口10との接続部分をそれぞれ切り離して取り外した(分解した)後、該空気輸送配管16の内部を水等の洗浄剤により洗浄するようにしている。
【0008】
ところで、原子力発電プラントの関連施設における高レベル廃液をガラス固化処理してなるガラス固化体の如き成形体を、移送方向を下向きから横向きに変換しながら移送する移送装置にて、上記成形体の移送時に、該成形体の一部が摩擦等によって破損したり剥離することにより生成する破砕粉体を、移送経路の途中に粉体が残ることを防止しつつ、輸送対象となる粉体が粉塵となって飛散することを防止しながら回収できるようにするための装置として、上記移送装置のケーシングの下部に連設したホッパ内に溜められる上記破砕粉体を、ホッパ下端に設けてある落とし込み用シャッタを開くことで、該落とし込み用シャッタの下側に設けてある一時貯留部に落とし込んで一旦貯留し、次に該一次貯留部へ洗浄水を供給した後、一時貯留部下端の落とし込み用シャッタを開放して、上記破砕粉体を、洗浄水と一緒に一時貯留部より移送先となる濾過手段へ向けて排出させるようにしたものが従来提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平5−134097号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図3に示した従来の空気輸送配管16の洗浄方法では、空気輸送していた輸送対象粉体1の粉末が空気輸送配管16内に付着、残留したままの状態で該空気輸送配管16を空気輸送機8及び粉末投入ホッパ2下側の粉末送出管5から切り離すようにしていたため、該空気輸送配管16の切り離しに伴って、該空気輸送配管16の内部に付着、残留していた輸送対象粉体1の粉末が大気中に暴露されて飛散する虞があり、特に、上記輸送対象粉体1が、薬効成分を含む等、作業者が該輸送対象粉体1を吸引することにより健康障害が引き起こされる虞が懸念されるような場合には、輸送対象粉体1が空気中に飛散しても作業者が吸い込むことを防止できるように、防護マスクや防護服を着用する等の安全対策が必要になるという問題がある。又、輸送対象粉体1の種類によっては、該輸送対象粉体1の粉末が飛散することにより、環境が汚染される可能性も懸念されるという問題がある。
【0011】
又、特許文献1に記載された手法は、輸送対象である破砕粉体を移送して回収する際、移送経路となる一次貯留部に洗浄水を注入して、上記破砕粉体を洗浄水と一緒に押し流して移送することにより、上記移送経路である一時貯留部における粉塵を洗い流しながら破砕粉体の移送を行うものであるため、この手法を、輸送対象粉体1の移送時に適用すれば、すなわち、輸送対象粉体1を、所望する輸送経路に沿って配設してある輸送配管内にて移送するときに、洗浄水と一緒に流すようにすれば、輸送対象粉体1の輸送に使用した後の上記輸送配管を、洗浄を行うために取り外したとしても、輸送対象粉体1の粉末が大気中に暴露、飛散する虞を防止できると考えられるが、この場合、輸送対象粉体1を、移送先にて洗浄水から分離回収した後、回収された輸送対象粉体1を乾燥させる必要が生じることがあり、手間が嵩むと共に、粉体乾燥のための機器を要するため設備が複雑化するという問題があり、しかも、輸送対象粉体1が水溶性の場合には適用することが困難であるという問題がある。
【0012】
そこで、本発明は、空気輸送配管の内面に付着、残留する輸送対象粉体の粉末を、大気中に暴露、飛散させることなく上記空気輸送配管の洗浄を行うことができるようにするための空気輸送配管の洗浄方法及び装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の少なくとも一端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して他端側より排出させるように流通させるようにして、空気輸送配管内を洗浄する空気輸送配管の洗浄方法、及び、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側に、開閉弁を設けると共に、上記粉体送出部に接続される他端部側を開閉自在なドレン弁付きのドレン口に連通させ、且つ上記空気輸送配管の上記開閉弁近傍位置又は粉体送出部への接続部寄りの端部位置のいずれか一方に、開閉弁付きの洗浄剤注入口を設けてなる構成を有する空気輸送配管の洗浄装置とする。
【0014】
輸送対象粉体の空気輸送に使用した空気輸送配管の一端部側を開閉弁にて閉塞させた後、該開閉弁の近傍位置より他端部側までの領域に洗浄剤を注入すると共に、上記領域の他端側に設けたドレン口のドレン弁を開放して上記空気輸送配管内に注入された洗浄剤を排出させるようにすると、空気輸送配管内に洗浄剤が流通させられ、このため該空気輸送配管内に付着、残留していた輸送対象粉体は、上記流通する洗浄剤により除去され、空気輸送配管内は洗浄されるようになる。
【0015】
又、輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の両端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して充満させるようにし、しかる後、上記空気輸送配管内から洗浄剤を排出して該空気輸送配管を取り外して洗浄する空気輸送配管の洗浄方法とすると、空気輸送配管内に付着、残留していた輸送対象粉体を、該空気輸送配管内に洗浄剤を満たすことによって濡れた状態とさせることができる。そのため、その後、空気輸送配管を取り外すときに、上記輸送対象粉体の粉末が飛散する虞を未然に防止することができ、したがって、輸送対象粉体の粉末を作業者が吸い込む虞をなくすことができ、作業者の作業環境の向上を図ることができると共に、環境汚染を未然に防止することができる。
【0016】
更に、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入し流通させて他端部側より排出させるようにして、上記空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄するようにすることにより、空気輸送配管を粉体送出部及び粉体回収部より取り外すことなく、該空気輸送配管内に付着、残留していた輸送対象粉体を、洗浄剤にて除去して、空気輸送配管内を洗浄でき、この洗浄の際、粉体回収部側へ洗浄剤が流入する虞を防止できる。
【0017】
更に又、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側と他端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に、洗浄剤を注入して空気輸送配管内に充満させ、次いで、上記空気輸送管内に充満させた洗浄剤を排出させ、しかる後、上記空気輸送配管を、粉体送出部及び粉体回収部より取り外してから該空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄するようにすることにより、空気輸送配管内に付着、残留していた輸送対象粉体を濡らすべく該空気輸送配管内に洗浄剤を満たすときに、粉体回収部側へ洗浄剤が流入する虞を防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0019】
図1(イ)(ロ)は本発明の空気輸送配管の洗浄方法及び装置の実施の一形態を示すもので、図3に示したものと同様の輸送対象粉体1の空気輸送設備において、空気輸送配管16の空気輸送機8側の一端部側に、開閉弁18を設けると共に、該開閉弁18の近傍位置に、外部より空気輸送配管16内へ水等の洗浄剤19を注入するための開閉弁21付きの洗浄剤注入口20を設けて、該洗浄剤注入口20に図示しない洗浄剤供給部より洗浄剤19を導くための洗浄剤供給ライン22を接続し、更に、空気輸送配管16の他端側が配管接続部7にて接続してある粉末送出管5の反空気輸送配管側となる他端部に、開閉自在なドレン弁23を有するドレン口24を開口して設けて、該ドレン口24を、図示しない排水ホース等を介して排水口へ接続するようにした構成とする。
【0020】
25はフィルタ6と粉末送出管5との間に設けた開閉弁、26は粉末投入ホッパ2の下端を開閉自在とするための開閉機構である。
【0021】
その他の構成は図3に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。
【0022】
上記構成としてあるので、輸送対象粉体1の空気輸送を行う通常時は、図1(イ)に示す如く、開閉機構26により粉末投入ホッパ2の下端を開状態とすると共に、開閉弁18と25を開操作し、且つ洗浄剤注入口20の開閉弁21と、ドレン弁23を閉止させた状態にて、従来と同様に、空気輸送機8の排気口11の下流側に接続してある誘引送風機あるいは真空ポンプを運転する。これにより、フィルタ6を通して導入された空気15は、粉末送出管5、空気輸送配管16を通して空気輸送機8へ向かう流れが形成されるため、粉末投入ホッパ2内の輸送対象粉体1を、粉末送出管5まで落下供給させることにより輸送対象粉体1は、上記空気15の流れに同伴されて空気輸送機8まで移送され、該空気輸送機8にて空気15と分離されてから、ホッパ14より充填用容器12へ落下供給されて充填される。
【0023】
その後、輸送対象粉体1の品種の切り替え等に伴って空気輸送配管16の洗浄が必要とされる場合には、図1(ロ)に示す如く、先ず、開閉弁18を閉操作して空気輸送機8を遮断すると共に、開閉機構26により粉末投入ホッパ2の下端を閉止させ、更に、開閉弁25を閉じて粉末送出管5より空気吸入用のフィルタ6を遮断した後、ドレン弁23を開操作した状態にて、洗浄剤注入口20の開閉弁21を開操作して、洗浄剤供給部より洗浄剤供給ライン22を通して導かれる洗浄剤19を、上記洗浄剤注入口20を通して空気輸送配管16内へ注入する。これにより、該空気輸送配管16内へ注入された洗浄剤19は、空気輸送配管16内を開閉弁18の近傍位置より反空気輸送機8側へほぼ全長に亘って流通させられた後、粉末送出管5を経てドレン弁23の開放されているドレン口24まで流通させられ、しかる後、該ドレン口24より、排水ホースを通して排水口へ排出される。この際、上記空気輸送配管16内に残留、付着していた輸送対象粉体1の粉末は、空気輸送配管16内を流通される洗浄剤19により洗浄除去され、該洗浄剤19と一緒に粉末送出管5、ドレン弁23、ドレン口24を経て排出される。なお、上記空気輸送配管16内の洗浄に供された後にドレン口23より排水ホースを通して排水口へ排出される輸送対象粉体16の粉末を含んだ洗浄剤19は、必要に応じて適宜排水処理を行うようにすればよい。
【0024】
このように、上記本発明の空気輸送配管の洗浄方法及び装置によれば、空気輸送配管16を取り外すことなく、その内部を洗浄剤19にて洗浄できることから、該空気輸送配管16内に、輸送対象粉体1の粉末が付着、残留していたとしても、該粉末を、大気中に暴露させることなく洗浄でき、したがって、上記輸送対象粉体1の粉末が大気中に飛散する虞を解消できるため、作業者が防護マスクや防護服等を着用する必要をなくすことができて、作業環境の向上を図ることができると共に、輸送対象粉体1の粉末が環境へ排出されて環境汚染が生じる虞を未然に防止することができる。
【0025】
次に、図2(イ)(ロ)は上記本発明の空気輸送配管の洗浄装置を用いた空気輸送配管の洗浄方法の実施の他の形態における手順を示すもので、図1(ロ)に示したように、空気輸送配管16内に、洗浄剤注入口20より洗浄剤19を注入して流通させることのみでは該空気輸送配管16の内面に付着した輸送対象粉体1の粉末が十分に洗浄、除去しきれない場合には、図2(イ)に示す如く、開閉弁18を閉操作して空気輸送機8を遮断すると共に、開閉機構26により粉末投入ホッパ2の下端部を閉塞させ、更に、開閉弁25を閉操作してフィルタ6を粉末送出管5より遮断した後、ドレン弁23を閉状態としたまま、洗浄剤注入口20の開閉弁21を開操作して、該洗浄剤注入口20を通して空気輸送配管16へ洗浄剤19を注入することにより、上記空気輸送配管16内及び粉末送出管5内を洗浄剤19にて一旦満たすようにし、次いで、図2(ロ)に示す如く、ドレン弁23を開操作して空気輸送配管16内に充満されている上記洗浄剤19をドレン口24よりすべて排出させ、しかる後、従来と同様に、空気輸送配管16の両端部を、空気輸送機8の流入口10との接続部分、及び、粉末投入ホッパ2下端側の粉末送出管5の配管接続部7との接続部分から切り離して取り外し、該取り外された空気輸送配管16の内側を洗浄するようにする。
【0026】
この場合、上記空気輸送配管16内に付着、残留していた輸送対象粉体1の粉末は、空気輸送配管16内に洗浄剤19が一旦満たされることに伴って、全面的に濡れた状態とされるため、空気輸送配管16を取り外す際に上記輸送対象粉体1の粉末が飛散する虞を未然に防止することができ、したがって、輸送対象粉体1の粉末を作業者が吸い込む虞を未然に防止できることから、図1(イ)(ロ)に示した実施の形態と同様に、作業者の作業環境の向上を図ることができると共に、環境汚染の虞を未然に防止することができる。
【0027】
その後、空気輸送配管16の洗浄が終了した後は、各部品を乾燥させた後、空気輸送配管16を取り外した場合は元のように粉末送出管5の配管接続部7及び空気輸送器8の流入口10に接続し直して、図1(イ)に示す如き初期状態に回復させることにより、以降の輸送対象粉体1の空気輸送に備えさせるようにすればよい。
【0028】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、洗浄剤注入口20より注入した洗浄剤19をドレン口24へ向けて流通させることにより、空気輸送配管16の全長に亘って上記洗浄剤19を流通させることができるようにすれば、空気輸送配管16の空気輸送機8側端部に設けた開閉弁18の近傍位置に、ドレン弁23を備えたドレン口24を開口させて設け、且つ空気輸送配管16の他端側となる反空気輸送機8側端部に、洗浄剤注入口20を設けてもよく、更には、空気輸送配管16の長手方向の所要の複数個所に洗浄剤注入口20やドレン口24をそれぞれ設けるようにしてもよいこと、空気輸送機8は、流入口10より空気15と一緒に輸送対象粉体1を受け入れて、輸送対象粉体1を空気15より分離した後回収することができれば、空気15と輸送対象粉体1の分離はいかなる形式で行うものを用いてもよく、又、回収した輸送対象粉体1は、充填用容器12以外の所要の機器に供給させるようにしてもよいこと、更に、排気口11の下流側に誘引送風機あるいは真空ポンプを接続することに代えて、輸送対象粉体1の送出部側における空気吸入用フィルタ6の前後位置に送風機を設けて、該送風機にて圧送することにより、粉末送出管5、空気輸送配管16を経て、空気輸送機8へ送られる空気15の流れを形成させて、この空気15の流れに同伴させて輸送対象粉体1の移送を行う形式のものを使用してもよいこと、粉末投入ホッパ2は、空気15を流通させる粉末送出管5へ輸送対象粉体1を徐々に供給できれば、収納容器4に代えて、所要の供給装置や搬送装置等の出口側から輸送対象粉体1を直接受け入れる形式のものであってもよいこと、更に、送出部を所要の燃焼設備とし、粉体回収部をバグフィルタ等の集塵装置として、上記燃焼設備より排出される飛灰等の焼却ダストを燃焼排ガスの流れに同伴させて上記集塵装置まで空気輸送するようにしてある空気輸送配管16としての排ガスダクトの洗浄にも適用できること、洗浄剤19は、水以外にも輸送対象粉体1の性状に応じて該輸送対象粉体1の洗浄に適したものを適宜選択すればよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1) 輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の少なくとも一端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して他端側より排出させるように流通させるようにして、空気輸送配管内を洗浄する空気輸送配管の洗浄方法とし、又、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入し流通させて他端部側より排出させるようにして、上記空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄する空気輸送配管の洗浄方法、及び、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側に、開閉弁を設けると共に、上記粉体送出部に接続される他端部側を開閉自在なドレン弁付きのドレン口に連通させ、且つ上記空気輸送配管の上記開閉弁近傍位置又は粉体送出部への接続部寄りの端部位置のいずれか一方に、開閉弁付きの洗浄剤注入口を設けてなる構成を有する空気輸送配管の洗浄装置としてあるので、空気輸送配管内に洗浄剤を流通させることにより、空気輸送配管の内面に付着、残留する輸送対象粉体を洗浄して除去できることから、上記空気輸送配管を取り外すことなく洗浄でき、このため上記輸送対象粉体が大気中に暴露、飛散する虞をなくすことができる。
(2) 輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の両端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して充満させるようにし、しかる後、上記空気輸送配管内から洗浄剤を排出して該空気輸送配管を取り外して洗浄する空気輸送配管の洗浄方法とし、又、輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側と他端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して空気輸送配管内に充満させ、次いで、上記空気輸送管内に充満させた洗浄剤を排出させ、しかる後、上記空気輸送配管を、粉体送出部及び粉体回収部より取り外してから該空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄する空気輸送配管の洗浄方法とすると、空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を、該空気輸送配管内に一旦洗浄剤を満たすことによって濡れた状態とさせることができ、したがって、その後、空気輸送配管を取り外して洗浄するときに、上記輸送対象粉体の粉末が飛散する虞を未然に防止することができる。
(3) したがって、輸送対象粉体の粉末を作業者が吸い込む虞を未然に防止できることから、作業者の作業環境の向上を図ることができると共に、環境汚染が生じる虞を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気輸送配管の洗浄方法及び装置の実施の一形態を示すもので、(イ)は輸送対象粉体の空気輸送を行う状態を、(ロ)は空気輸送配管内を洗浄剤にて洗浄する状態をそれぞれ示す概要図である。
【図2】図1の装置を用いて行う空気輸送配管の洗浄方法の実施の他の形態における手順を示すもので、(イ)は空気輸送配管内に洗浄剤を充満させる状態を、(ロ)は空気輸送配管内に充満させた洗浄剤を排出させた状態をそれぞれ示す概要図である。
【図3】従来用いられている空気輸送設備の一例の概要を示す図である。
【符号の説明】
1 輸送対象粉体
2 粉末投入ホッパ(粉体送出部)
5 粉末送出管(粉体送出部)
8 空気輸送機(粉体回収部)
15 空気
16 空気輸送配管
18 開閉弁
19 洗浄剤
20 洗浄剤注入口
21 開閉弁
23 ドレン弁
24 ドレン口
Claims (5)
- 輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の少なくとも一端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して他端側より排出させるように流通させるようにして、空気輸送配管内を洗浄することを特徴とする空気輸送配管の洗浄方法。
- 輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の両端側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して充満させるようにし、しかる後、上記空気輸送配管内から洗浄剤を排出して該空気輸送配管を取り外して洗浄することを特徴とする空気輸送配管の洗浄方法。
- 輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入し流通させて他端部側より排出させるようにして、上記空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄することを特徴とする空気輸送配管の洗浄方法。
- 輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管内を洗浄するとき、該空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側と他端部側を閉塞させた後、該空気輸送配管内に洗浄剤を注入して空気輸送配管内に充満させ、次いで、上記空気輸送管内に充満させた洗浄剤を排出させ、しかる後、上記空気輸送配管を、粉体送出部及び粉体回収部より取り外してから該空気輸送配管内に付着、残留する輸送対象粉体を除去し空気輸送配管内を洗浄することを特徴とする空気輸送配管の洗浄方法。
- 輸送対象粉体を空気の流れに同伴させて送出できるようにしてある粉体送出部から、空気の流れに同伴される輸送対象粉体を受け入れて空気より分離して回収できるようにしてある粉体回収部まで輸送対象粉体を空気とともに輸送するようにしてある空気輸送配管の上記粉体回収部側の一端部側に、開閉弁を設けると共に、上記粉体送出部に接続される他端部側を開閉自在なドレン弁付きのドレン口に連通させ、且つ上記空気輸送配管の上記開閉弁近傍位置又は粉体送出部への接続部寄りの端部位置のいずれか一方に、開閉弁付きの洗浄剤注入口を設けてなる構成を有することを特徴とする空気輸送配管の洗浄装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003038092A JP2004244206A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | 空気輸送配管の洗浄方法及び装置 |
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| JP2004244206A true JP2004244206A (ja) | 2004-09-02 |
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| JP2003038092A Pending JP2004244206A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | 空気輸送配管の洗浄方法及び装置 |
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| JP (1) | JP2004244206A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007313402A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 空気圧輸送配管の洗浄方法及びその洗浄装置 |
| JP2008272703A (ja) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 空気輸送装置の配管内洗浄方法および空気輸送装置 |
| KR101652212B1 (ko) * | 2016-03-07 | 2016-08-29 | (주) 쏘노 | 환기덕트 및 환기덕트 세척 시스템 |
| CN111573286A (zh) * | 2020-06-17 | 2020-08-25 | 六盘水师范学院 | 一种脉冲送料系统 |
-
2003
- 2003-02-17 JP JP2003038092A patent/JP2004244206A/ja active Pending
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