JP2004246548A - クーポン表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話等の端末装置に表示させるクーポンの管理を容易に行う。
【解決手段】携帯電話10は、インターネット50を利用した電子メールの送受信や、ホームページの閲覧を行うことができる。Webサーバ30には、店舗40やその他の店舗のホームページが格納されており、ホームページには種々のクーポンデータが掲載されている。携帯電話10のユーザは、Webサーバ30からダウンロードしたクーポンデータを携帯電話10の画面上に表示させて店舗40の店員に提示することにより、割引サービス等の様々なサービスを享受することができる。携帯電話10は、クーポンデータに設定された有効期限等の条件に基づきクーポン画像を表示した後、所定時間経過後にクーポンデータを削除する。こうすることにより、Webサーバ30ではなく、携帯電話10側でクーポンの管理を行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】携帯電話10は、インターネット50を利用した電子メールの送受信や、ホームページの閲覧を行うことができる。Webサーバ30には、店舗40やその他の店舗のホームページが格納されており、ホームページには種々のクーポンデータが掲載されている。携帯電話10のユーザは、Webサーバ30からダウンロードしたクーポンデータを携帯電話10の画面上に表示させて店舗40の店員に提示することにより、割引サービス等の様々なサービスを享受することができる。携帯電話10は、クーポンデータに設定された有効期限等の条件に基づきクーポン画像を表示した後、所定時間経過後にクーポンデータを削除する。こうすることにより、Webサーバ30ではなく、携帯電話10側でクーポンの管理を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の端末装置で用いるクーポンを管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話は、インターネットに接続可能となっており、電子メールの送受信の他、ホームページの閲覧を行うこともできる。そのため、店舗によっては、ホームページに掲載したクーポンを携帯電話に表示させて店員に提示した顧客に対して、従来の紙のクーポン券と同様に、様々なサービスを提供する店舗もある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−133243号公報
【特許文献2】
特開2002−116833号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来は、ホームページにアクセスしさえすればいつでもクーポンを表示させることができるため、同じ顧客が何度でもサービスを受けることができ、他の顧客に対してサービス提供の機会の均等を図ることができない場合があった。また、店舗側もクーポンの有効期限を管理するために、頻繁にホームページの更新を行う必要があり、その管理が非常に煩わしかった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、携帯電話等の端末装置に表示させるクーポンの管理を容易に行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明を次のようなクーポン表示装置として構成した。すなわち、ネットワークを介して取得したクーポンデータを表示するクーポン表示装置であって、前記クーポンデータには、少なくとも、該クーポンの表示に用いられる表示用データが記録されており、ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する表示部と、該表示の後、所定のタイミングでユーザの操作とは無関係に前記クーポンデータを利用不能とする制御部と、を備えることを要旨とする。「ユーザの操作とは無関係に」とは、「ユーザがクーポンを利用不能とするための直接的な操作を行うことなく」といった意味を表す。
【0007】
本発明のクーポン表示装置によれば、クーポンを表示させた後に、所定のタイミングで自動的にそのクーポンを利用不能にすることができる。従って、同じ顧客が何度もサービスを受けることを抑制し、他の顧客に対する均等なサービスの提供を図ることが可能となる。所定のタイミングとは、例えば、10秒後や1日後のように時間的に規定されたタイミングとしてもよいし、クーポンの表示から他の画面に切り替えるための操作や、音声通話などの他の機能に切り替える操作など、クーポンを利用するための操作以外の操作やその操作回数、操作する機能の種類などで規定したタイミングとしてもよい。また、クーポンを利用不能にするとは、例えば、そのクーポンデータを削除したり、ユーザがそのデータにアクセス不能にする等といった処理により実現することができる。
【0008】
また、本発明は、次のようなクーポン表示装置としても構成することができる。すなわち、ネットワークを介して取得したクーポンデータを表示するクーポン表示装置であって、前記クーポンデータには、該クーポンの表示に用いられる表示用データと該クーポンの使用条件が設定された条件データと、が記録されており、ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する表示部と、前記条件データに基づき前記表示を制御する制御部と、を備えるクーポン表示装置である。
【0009】
このようなクーポン表示装置によれば、クーポン毎に設定された条件に基づきクーポンの表示を制限することが可能となる。そのため、クーポンの提供者はクーポンデータを提供しさえすれば、有効期限の管理などのその後の管理が不要となる。なお、「表示を制御する」とは、例えば、クーポンデータを削除することにより表示できなくしたり、表示用データに使用済みである旨を示すマークを付与したりすること等である。
【0010】
上記クーポン表示装置において、前記条件データには、前記クーポンの使用可能期間が設定されており、前記制御部は、該使用可能期間以外は、前記表示を行わないよう制御を行うものとすれば、有効期限付のクーポンや平日のみ利用できるクーポンなどを提供することができる。
【0011】
その他、前記条件データには、前記クーポンの表示可能回数が設定されており、前記制御部は、該表示可能回数を超えて前記表示を行わないよう制御を行うものとすれば、そのクーポンを使用可能な回数を制限することが可能となる。
【0012】
また、前記制御部は、前記表示の回数が前記表示可能回数を超える場合に、前記クーポンデータを削除するものとしてもよい。また、前記条件データに有効期限が設定されたクーポンについて、その有効期限が過ぎた場合に、クーポンデータを削除するものとしてもよい。
【0013】
更に、これらのクーポン表示装置において、前記クーポンの利用に応じて発行されたポイントを入力するポイント入力部と、該入力したポイントを前記クーポンデータに記録するポイント記録部とを備えるものとしてもよい。こうすることにより、ユーザは、そのポイントに応じたサービスを店舗から享受することが可能となる。
【0014】
本発明において上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。また、本発明は、上述したクーポン表示装置としての構成のほか、例えば、クーポン管理方法やクーポンデータを管理するためのコンピュータプログラム、かかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても構成することができる。いずれの構成においても、上述した各態様を適宜、適用可能である。なお、記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について次の順序で説明する。
A.クーポン利用システムの全体構成:
B.クーポンデータのデータ構造:
C.クーポン利用処理:
(C1)クーポンA,B:
(C2)クーポンC:
(C3)クーポンD:
D.ポイントの加算:
【0016】
A.クーポン利用システムの全体構成:
図1は、クーポン利用システムの全体構成を示す説明図である。クーポン利用システムは、携帯電話10、基地局20、Webサーバ30および店舗40により構成されている。ここでは説明の便宜上これらを1つずつ示しているが、その数に制限はない。携帯電話10と基地局20とは所定の無線通信により通信を行う。基地局20、Webサーバ30および店舗40は、インターネット50により相互に接続されている。
【0017】
携帯電話10は、通常の音声通話のほか、インターネット50を利用した電子メールの送受信や、ホームページの閲覧を行うことができる。Webサーバ30には、店舗40やその他の店舗のホームページが格納されており、ホームページには種々のクーポンデータが掲載されている。携帯電話10のユーザは、Webサーバ30からダウンロードしたクーポンデータを携帯電話10の画面上に表示させて店舗40の店員に提示することにより、割引サービス等の様々なサービスを享受することができる。クーポンデータの詳細については後述する。
【0018】
携帯電話10は、CPUやRAM、ROMを搭載したマイクロコンピュータおよびフラッシュメモリを内蔵している。ROMには、携帯電話10を制御するための制御プログラムが記録されている。CPUは、RAMをワークエリアとしてこのプログラムを実行することにより種々の処理を行う。図の下部には、このプログラムにより実現される機能の一部をブロック図により示した。すなわち、制御プログラムは、図示するように、クーポン取得部11やクーポン記憶部12、クーポン表示部13、クーポン制御部14、ポイント管理部15等を備えている。
【0019】
クーポン取得部11は、ユーザからの指示に基づきWebサーバ30からクーポンデータをダウンロードする。クーポン記憶部12は、クーポン取得部11により取得したクーポンデータをフラッシュメモリに記録する。クーポン表示部13は、クーポン記憶部12を用いてフラッシュメモリから読み出したクーポンの画像を携帯電話10が備える液晶画面上に表示する。クーポン制御部14は、クーポンデータに記録された種々の条件に基づきクーポン記憶部12やクーポン表示部13を制御するとともに、各機能部の全体制御も行う。ポイント管理部15は、クーポンの利用に伴い店舗40等から発行されるポイントの入力やクーポンデータへの記録など、ポイントに関する管理を行う。
【0020】
B.クーポンデータのデータ構造:
図2は、クーポンデータのデータ構造を示す説明図である。図示するように、クーポンデータは、ヘッダと表示用データにより構成されている。ヘッダには、そのクーポンを使用するための条件などが設定されており、表示用データには、そのクーポンを画面上に表示させるためのテキストデータやグラフィックデータが記録されている。本実施例では、図示するように4種類のクーポンデータについて例示した。
【0021】
図2(a)で示すクーポンデータのヘッダには、「クーポンID」と「使用フラグ」、「有効期限」、「サービス内容」が記録されているものとした。このクーポンは、設定された有効期限内に限り1回のみ使用可能なクーポンである。以下の説明ではかかるクーポンを「クーポンA」として説明する。クーポンIDとは、そのクーポンデータを識別するために予め一意に割り当てられたID情報である。使用フラグとは、そのクーポンを使用したか否かを記録するためのフラグである。有効期限には、例えば、「2003年1月10日午前11時まで」というように、そのクーポンを使用可能な期限を示す日時が記録される。サービス内容としては、例えば、「5%割引」や「1000円引き」といった情報が記録される。
【0022】
図2(b)で示すクーポンデータには、図2(a)で説明したデータに加え、「使用可能日時」が記録されているものとした。使用可能日時とは、例えば、「平日のみ」とか、「日曜の午前中のみ」といった、そのクーポンを使用可能な日時である。クーポンデータにこのような日時の条件を設定することにより、普段はあまり顧客の訪れない曜日等に集客を見込むことが可能となる。以下の説明ではかかるクーポンを「クーポンB」として説明する。なお、このクーポンは、使用期限内で、かつ、使用可能日時において1回のみ使用可能なクーポンである。
【0023】
図2(c)で示すクーポンデータには、図2(a)で説明したデータに加え、「表示可能回数」と「表示回数」が記録されているものとした。「表示可能回数」とは、ユーザがクーポンを表示させる上限の回数であり、そのクーポンを使用可能な回数を意味する。「表示回数」には、クーポンを表示させた回数を記録する。以下の説明ではかかるクーポンを「クーポンC」として説明する。
【0024】
図2(d)で示すクーポンデータには、図2(a)で説明したデータに加え、ポイントが記録可能であるものとした。ポイントとは、ユーザが商品などを購入した際に、その購入金額に応じて店舗40等で発行される得点であり、一定のポイントをためると、その店舗で所定のサービスの提供を受けることができる。サービス内容には、例えば、「50ポイント貯めると3000円引」といった情報が記録されている。以下の説明ではかかるクーポンを「クーポンD」として説明する。
【0025】
以上で説明したクーポンデータには、すべて有効期限が設定されているものとしたが、もちろん、このような制限はないものとしてもよい。
【0026】
C.クーポン利用処理:
(C1)クーポンA,B:
以下では、クーポンを利用する際の携帯電話10の処理について図3および図4を用いて説明する。図3は、携帯電話10のCPUが制御プログラムに従って実行するクーポン利用処理のフローチャートである。図4には、各処理において携帯電話10の液晶画面に表示される種々の表示例を示した。説明の簡単のため、ユーザが使用するクーポンは、クーポンAまたはBであるものとする。
【0027】
まず、CPUは、画面にメニューを表示し(ステップS10)、ユーザから機能の選択を受ける。図4(a)に、かかる表示画面の一例を示した。ユーザは、携帯電話10に設けられた所定の操作ボタンを操作することにより、表示されたメニューの中から所望の機能を選択する。ここでは、例えば、クーポンの利用やメールの送受信、ホームページの閲覧、ゲームの実行等といった機能が選択できるものとした。次に、CPUは、「クーポン」が選択されたか否かを判定し(ステップS20)、「クーポン」以外の機能が選択された場合(ステップS20:No)には、その機能に応じた処理を実行する(ステップS30)。
【0028】
上記ステップS20で、「クーポン」が選択されると、更に、クーポンメニューを表示し(ステップS40)、ユーザからクーポンを新規に取得するか、クーポンを使用するかの選択を受ける。図4(b)には、かかる表示例を示している。ここで、ユーザから「新規取得」が選択された場合(ステップS50:Yes)には、クーポン取得処理を実行する(ステップS60)。かかるクーポン取得処理では、携帯電話10がWebサーバ30にアクセスし、クーポンデータが掲載された所定のホームページを表示する。ユーザは、表示されたホームページ中のクーポンのリストの中から所望のクーポンを選択することによりクーポンデータをダウンロードする。
【0029】
一方、図4(b)において、「使用する」が選択された場合には(ステップS50:No)、フラッシュメモリに記録されたクーポンデータのリストを表示し、その中からユーザの選択を受ける(ステップS70)。図4(c)には、かかるリストの表示例を示した。画面中には1つのクーポンしか表示されていないが、画面を所定の操作によってスクロールさせることにより他のクーポンも閲覧することができる。画面には、クーポンデータのヘッダに記録された有効期限やサービス内容が表示されるものとした。
【0030】
上記ステップS70において、ユーザからクーポンが選択されると、CPUは、そのクーポンデータのヘッダを参照し、そのクーポンが利用可能であるか否かを判定する(ステップS80)。例えば、ヘッダに有効期限が設定されている場合には、携帯電話10の内蔵時計とその有効期限の日時とを比較することにより、そのクーポンが現在利用可能であるか否かを判定する。ヘッダに使用可能日時が設定されている場合には、現在日時が、その使用可能日時に該当するか否かに基づき判定する。有効期限と使用可能日時との両者が記録されている場合には、いずれか一方でも条件を満たさない場合には利用不能と判定する。
【0031】
かかる判定の結果、クーポンが利用可能であると判定した場合(ステップS80:Yes)には、クーポンデータに記録された表示用データに基づき画面にクーポンを表示する(ステップS90:図4(d)参照)。店舗40等の店員は、このように表示されたクーポン画面を顧客から提示されることにより、そのクーポンに応じた種々のサービスを提供することができる。
【0032】
次に、CPUは、上記ステップS90によってクーポン画面を表示した後、所定の時間が経過したかどうかを判定する(ステップS100)。所定時間経過した場合にはクーポンデータをフラッシュメモリから削除し(ステップS110)、一連の処理を終了する。所定の時間としては、例えば、10秒間や1分間などとすることができる。携帯電話10のユーザは、この時間内に、クーポン画面を店舗の店員に提示する。
【0033】
上記ステップS80で、クーポンが利用不能と判定された場合(ステップS80:No)には、その理由を画面に表示する(ステップS120)。図4(e)には、有効期限が切れている場合の画面表示例を示した。このように、利用不能の理由が有効期限切れの場合には(ステップS130:Yes)、ステップS110にジャンプし、そのクーポンデータを削除する。このようなクーポンは、再度使用することができないからである。その他の理由により利用できない場合、例えば、現在日時が使用可能日時ではない場合などは、クーポンを削除することなく処理を終了する。このような場合は、クーポンを他の曜日などに利用することができるためである。
【0034】
以上で説明したクーポン利用処理によれば、ユーザが一度利用したクーポンを自動的に削除することができる。従って、同一の顧客が何度も同じクーポンを使用するといった弊害を抑制し、他の顧客に対するサービス提供の機会の均等を図ること可能となる。
【0035】
なお、上記ステップ110では、クーポンデータを削除するものとしたが、例えば、図2で説明した使用フラグをオンにして、このようなクーポンを図4(c)で示したリストに挙げないなどの処理を行うことにより無効化するものとしてもよい。また、表示用データに使用済みである旨を示すマーキングを行うことにより、そのクーポンが既に使用済みである旨を店員が確認できるようにするものとしてもよい。また、上記ステップS90においてクーポンを画面に表示する前に、図4(f)で示すような確認メッセージを表示することにより、所定時間経過後にクーポンデータが削除される旨をユーザに提示することが望ましい。
【0036】
(C2)クーポンC:
上記説明では、クーポンAおよびクーポンBを用いる場合の処理について説明したが、上記ステップS70において選択されたクーポンが、クーポンCである場合には、次のような処理を行う。すなわち、ステップS80において、ヘッダに記録された「表示回数」が「表示可能回数」以上であると判定した場合(ステップS80:No)にはステップS120に処理を移して、使用できない旨を画面に表示する。そして、さらに、ステップS110にジャンプし、クーポンデータを削除する。このようなクーポンは、再度使用することができないからである。一方、ステップS80で「表示回数」が「表示可能回数」未満と判定された場合(ステップS80:Yes)には、ステップS90に処理を移しクーポン画面を表示する。そして、さらに、ヘッダに記録された「表示回数」をインクリメントし、クーポンデータを削除することなく、一連の処理を終了する。「表示可能回数」内であれば、またクーポンを使用することができるため削除する必要がないからである。
【0037】
(C3)クーポンD:
次に、上記ステップ70において選択されたクーポンがクーポンDである場合について説明する。上記ステップS80では、ヘッダに記録された「ポイント」が、「サービス内容」に規定されたポイントに達しているか否かを判定する。すなわち、ステップS80では、その規定ポイントに達していれば、そのクーポンが利用可能であるものとして判定され、規定ポイントに達していなければ利用不能であるものとして判定される。規定ポイントに達していない場合(ステップS80:No)は、ステップS120において、ポイントが少ないためクーポンを使用できないといった旨の画面を表示し、処理を終了する。規定ポイントに達している場合(ステップS80:Yes)は、ステップS90によってクーポン画面を表示し、ステップS100およびS110に従って所定時間後クーポンデータを削除する。なお、ここでは、クーポンデータを削除するものとしたが、クーポンデータのヘッダに、ポイント使用後の残存ポイントを記録するものとし、クーポンデータ自体は削除しないものとしてもよい。
【0038】
D.ポイントの加算:
次に、上述したクーポンDにポイントを加算する処理について説明する。図5は、ポイント加算処理のフローチャートである。まず、携帯電話10のCPUは、加算するポイントとクーポンIDを入力する(ステップS200)。入力する方法としては、種々の方法が考えられる。例えば、携帯電話10と店舗のレジとをケーブルなどで接続可能とし、商品などの購入金額に応じたポイントとクーポンIDとをケーブルを介して転送するようにしてもよい。その他、レジをインターネットに接続可能とし、インターネット経由でこれらの情報を電子メール等の手段によりレジから携帯電話10に送信するようにしてもよい。また、例えば、レシートに、クーポンIDとポイントを用いて暗号化した文字列をレジにより印刷し、この文字列をユーザが携帯電話10に入力すると、携帯電話10がこの暗号文を解読してクーポンIDとポイントとを抽出するものとしてもよい。
【0039】
次に、CPUは、上述した種々の方法により入力されたクーポンIDに基づき、クーポンデータのヘッダを参照してポイントを加算するクーポンデータを特定する(ステップS210)。最後に、CPUは、特定したクーポンデータに対して入力したポイントを加算する(ステップS220)。以上で説明した処理により、携帯電話10は、ポイントを加算することができる。
【0040】
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、ソフトウェアにより実現した機能は、ハードウェア的に実現しても構わない。また、実施例では、クーポン表示装置として携帯電話を適用したが、これに限られず、例えば、PDAやPHSなどの携帯情報端末を適用することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯電話等の端末装置側にクーポンデータを保持することにより、その有効期限や使用可能期限、使用したか否か等を管理することができる。一度使用したクーポンは、所定時間表示後に自動的に削除することができるため、クーポンデータを提供する店舗側は、他の顧客に対してサービス提供の均等を図ることが可能となる。また、ユーザはクーポンデータに記録されたポイントを用いることにより、店舗等から所定のサービスを享受することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クーポン利用システムの全体構成を示す説明図である。
【図2】クーポンデータのデータ構造を示す説明図である。
【図3】クーポン利用処理のフローチャートである。
【図4】携帯電話10の液晶画面に表示される種々の表示例である。
【図5】ポイント加算処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10…携帯電話
11…クーポン取得部
12…クーポン記憶部
13…クーポン表示部
14…クーポン制御部
15…ポイント管理部
20…基地局
30…Webサーバ
40…店舗
50…インターネット
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の端末装置で用いるクーポンを管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話は、インターネットに接続可能となっており、電子メールの送受信の他、ホームページの閲覧を行うこともできる。そのため、店舗によっては、ホームページに掲載したクーポンを携帯電話に表示させて店員に提示した顧客に対して、従来の紙のクーポン券と同様に、様々なサービスを提供する店舗もある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−133243号公報
【特許文献2】
特開2002−116833号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来は、ホームページにアクセスしさえすればいつでもクーポンを表示させることができるため、同じ顧客が何度でもサービスを受けることができ、他の顧客に対してサービス提供の機会の均等を図ることができない場合があった。また、店舗側もクーポンの有効期限を管理するために、頻繁にホームページの更新を行う必要があり、その管理が非常に煩わしかった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、携帯電話等の端末装置に表示させるクーポンの管理を容易に行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明を次のようなクーポン表示装置として構成した。すなわち、ネットワークを介して取得したクーポンデータを表示するクーポン表示装置であって、前記クーポンデータには、少なくとも、該クーポンの表示に用いられる表示用データが記録されており、ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する表示部と、該表示の後、所定のタイミングでユーザの操作とは無関係に前記クーポンデータを利用不能とする制御部と、を備えることを要旨とする。「ユーザの操作とは無関係に」とは、「ユーザがクーポンを利用不能とするための直接的な操作を行うことなく」といった意味を表す。
【0007】
本発明のクーポン表示装置によれば、クーポンを表示させた後に、所定のタイミングで自動的にそのクーポンを利用不能にすることができる。従って、同じ顧客が何度もサービスを受けることを抑制し、他の顧客に対する均等なサービスの提供を図ることが可能となる。所定のタイミングとは、例えば、10秒後や1日後のように時間的に規定されたタイミングとしてもよいし、クーポンの表示から他の画面に切り替えるための操作や、音声通話などの他の機能に切り替える操作など、クーポンを利用するための操作以外の操作やその操作回数、操作する機能の種類などで規定したタイミングとしてもよい。また、クーポンを利用不能にするとは、例えば、そのクーポンデータを削除したり、ユーザがそのデータにアクセス不能にする等といった処理により実現することができる。
【0008】
また、本発明は、次のようなクーポン表示装置としても構成することができる。すなわち、ネットワークを介して取得したクーポンデータを表示するクーポン表示装置であって、前記クーポンデータには、該クーポンの表示に用いられる表示用データと該クーポンの使用条件が設定された条件データと、が記録されており、ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する表示部と、前記条件データに基づき前記表示を制御する制御部と、を備えるクーポン表示装置である。
【0009】
このようなクーポン表示装置によれば、クーポン毎に設定された条件に基づきクーポンの表示を制限することが可能となる。そのため、クーポンの提供者はクーポンデータを提供しさえすれば、有効期限の管理などのその後の管理が不要となる。なお、「表示を制御する」とは、例えば、クーポンデータを削除することにより表示できなくしたり、表示用データに使用済みである旨を示すマークを付与したりすること等である。
【0010】
上記クーポン表示装置において、前記条件データには、前記クーポンの使用可能期間が設定されており、前記制御部は、該使用可能期間以外は、前記表示を行わないよう制御を行うものとすれば、有効期限付のクーポンや平日のみ利用できるクーポンなどを提供することができる。
【0011】
その他、前記条件データには、前記クーポンの表示可能回数が設定されており、前記制御部は、該表示可能回数を超えて前記表示を行わないよう制御を行うものとすれば、そのクーポンを使用可能な回数を制限することが可能となる。
【0012】
また、前記制御部は、前記表示の回数が前記表示可能回数を超える場合に、前記クーポンデータを削除するものとしてもよい。また、前記条件データに有効期限が設定されたクーポンについて、その有効期限が過ぎた場合に、クーポンデータを削除するものとしてもよい。
【0013】
更に、これらのクーポン表示装置において、前記クーポンの利用に応じて発行されたポイントを入力するポイント入力部と、該入力したポイントを前記クーポンデータに記録するポイント記録部とを備えるものとしてもよい。こうすることにより、ユーザは、そのポイントに応じたサービスを店舗から享受することが可能となる。
【0014】
本発明において上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。また、本発明は、上述したクーポン表示装置としての構成のほか、例えば、クーポン管理方法やクーポンデータを管理するためのコンピュータプログラム、かかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても構成することができる。いずれの構成においても、上述した各態様を適宜、適用可能である。なお、記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について次の順序で説明する。
A.クーポン利用システムの全体構成:
B.クーポンデータのデータ構造:
C.クーポン利用処理:
(C1)クーポンA,B:
(C2)クーポンC:
(C3)クーポンD:
D.ポイントの加算:
【0016】
A.クーポン利用システムの全体構成:
図1は、クーポン利用システムの全体構成を示す説明図である。クーポン利用システムは、携帯電話10、基地局20、Webサーバ30および店舗40により構成されている。ここでは説明の便宜上これらを1つずつ示しているが、その数に制限はない。携帯電話10と基地局20とは所定の無線通信により通信を行う。基地局20、Webサーバ30および店舗40は、インターネット50により相互に接続されている。
【0017】
携帯電話10は、通常の音声通話のほか、インターネット50を利用した電子メールの送受信や、ホームページの閲覧を行うことができる。Webサーバ30には、店舗40やその他の店舗のホームページが格納されており、ホームページには種々のクーポンデータが掲載されている。携帯電話10のユーザは、Webサーバ30からダウンロードしたクーポンデータを携帯電話10の画面上に表示させて店舗40の店員に提示することにより、割引サービス等の様々なサービスを享受することができる。クーポンデータの詳細については後述する。
【0018】
携帯電話10は、CPUやRAM、ROMを搭載したマイクロコンピュータおよびフラッシュメモリを内蔵している。ROMには、携帯電話10を制御するための制御プログラムが記録されている。CPUは、RAMをワークエリアとしてこのプログラムを実行することにより種々の処理を行う。図の下部には、このプログラムにより実現される機能の一部をブロック図により示した。すなわち、制御プログラムは、図示するように、クーポン取得部11やクーポン記憶部12、クーポン表示部13、クーポン制御部14、ポイント管理部15等を備えている。
【0019】
クーポン取得部11は、ユーザからの指示に基づきWebサーバ30からクーポンデータをダウンロードする。クーポン記憶部12は、クーポン取得部11により取得したクーポンデータをフラッシュメモリに記録する。クーポン表示部13は、クーポン記憶部12を用いてフラッシュメモリから読み出したクーポンの画像を携帯電話10が備える液晶画面上に表示する。クーポン制御部14は、クーポンデータに記録された種々の条件に基づきクーポン記憶部12やクーポン表示部13を制御するとともに、各機能部の全体制御も行う。ポイント管理部15は、クーポンの利用に伴い店舗40等から発行されるポイントの入力やクーポンデータへの記録など、ポイントに関する管理を行う。
【0020】
B.クーポンデータのデータ構造:
図2は、クーポンデータのデータ構造を示す説明図である。図示するように、クーポンデータは、ヘッダと表示用データにより構成されている。ヘッダには、そのクーポンを使用するための条件などが設定されており、表示用データには、そのクーポンを画面上に表示させるためのテキストデータやグラフィックデータが記録されている。本実施例では、図示するように4種類のクーポンデータについて例示した。
【0021】
図2(a)で示すクーポンデータのヘッダには、「クーポンID」と「使用フラグ」、「有効期限」、「サービス内容」が記録されているものとした。このクーポンは、設定された有効期限内に限り1回のみ使用可能なクーポンである。以下の説明ではかかるクーポンを「クーポンA」として説明する。クーポンIDとは、そのクーポンデータを識別するために予め一意に割り当てられたID情報である。使用フラグとは、そのクーポンを使用したか否かを記録するためのフラグである。有効期限には、例えば、「2003年1月10日午前11時まで」というように、そのクーポンを使用可能な期限を示す日時が記録される。サービス内容としては、例えば、「5%割引」や「1000円引き」といった情報が記録される。
【0022】
図2(b)で示すクーポンデータには、図2(a)で説明したデータに加え、「使用可能日時」が記録されているものとした。使用可能日時とは、例えば、「平日のみ」とか、「日曜の午前中のみ」といった、そのクーポンを使用可能な日時である。クーポンデータにこのような日時の条件を設定することにより、普段はあまり顧客の訪れない曜日等に集客を見込むことが可能となる。以下の説明ではかかるクーポンを「クーポンB」として説明する。なお、このクーポンは、使用期限内で、かつ、使用可能日時において1回のみ使用可能なクーポンである。
【0023】
図2(c)で示すクーポンデータには、図2(a)で説明したデータに加え、「表示可能回数」と「表示回数」が記録されているものとした。「表示可能回数」とは、ユーザがクーポンを表示させる上限の回数であり、そのクーポンを使用可能な回数を意味する。「表示回数」には、クーポンを表示させた回数を記録する。以下の説明ではかかるクーポンを「クーポンC」として説明する。
【0024】
図2(d)で示すクーポンデータには、図2(a)で説明したデータに加え、ポイントが記録可能であるものとした。ポイントとは、ユーザが商品などを購入した際に、その購入金額に応じて店舗40等で発行される得点であり、一定のポイントをためると、その店舗で所定のサービスの提供を受けることができる。サービス内容には、例えば、「50ポイント貯めると3000円引」といった情報が記録されている。以下の説明ではかかるクーポンを「クーポンD」として説明する。
【0025】
以上で説明したクーポンデータには、すべて有効期限が設定されているものとしたが、もちろん、このような制限はないものとしてもよい。
【0026】
C.クーポン利用処理:
(C1)クーポンA,B:
以下では、クーポンを利用する際の携帯電話10の処理について図3および図4を用いて説明する。図3は、携帯電話10のCPUが制御プログラムに従って実行するクーポン利用処理のフローチャートである。図4には、各処理において携帯電話10の液晶画面に表示される種々の表示例を示した。説明の簡単のため、ユーザが使用するクーポンは、クーポンAまたはBであるものとする。
【0027】
まず、CPUは、画面にメニューを表示し(ステップS10)、ユーザから機能の選択を受ける。図4(a)に、かかる表示画面の一例を示した。ユーザは、携帯電話10に設けられた所定の操作ボタンを操作することにより、表示されたメニューの中から所望の機能を選択する。ここでは、例えば、クーポンの利用やメールの送受信、ホームページの閲覧、ゲームの実行等といった機能が選択できるものとした。次に、CPUは、「クーポン」が選択されたか否かを判定し(ステップS20)、「クーポン」以外の機能が選択された場合(ステップS20:No)には、その機能に応じた処理を実行する(ステップS30)。
【0028】
上記ステップS20で、「クーポン」が選択されると、更に、クーポンメニューを表示し(ステップS40)、ユーザからクーポンを新規に取得するか、クーポンを使用するかの選択を受ける。図4(b)には、かかる表示例を示している。ここで、ユーザから「新規取得」が選択された場合(ステップS50:Yes)には、クーポン取得処理を実行する(ステップS60)。かかるクーポン取得処理では、携帯電話10がWebサーバ30にアクセスし、クーポンデータが掲載された所定のホームページを表示する。ユーザは、表示されたホームページ中のクーポンのリストの中から所望のクーポンを選択することによりクーポンデータをダウンロードする。
【0029】
一方、図4(b)において、「使用する」が選択された場合には(ステップS50:No)、フラッシュメモリに記録されたクーポンデータのリストを表示し、その中からユーザの選択を受ける(ステップS70)。図4(c)には、かかるリストの表示例を示した。画面中には1つのクーポンしか表示されていないが、画面を所定の操作によってスクロールさせることにより他のクーポンも閲覧することができる。画面には、クーポンデータのヘッダに記録された有効期限やサービス内容が表示されるものとした。
【0030】
上記ステップS70において、ユーザからクーポンが選択されると、CPUは、そのクーポンデータのヘッダを参照し、そのクーポンが利用可能であるか否かを判定する(ステップS80)。例えば、ヘッダに有効期限が設定されている場合には、携帯電話10の内蔵時計とその有効期限の日時とを比較することにより、そのクーポンが現在利用可能であるか否かを判定する。ヘッダに使用可能日時が設定されている場合には、現在日時が、その使用可能日時に該当するか否かに基づき判定する。有効期限と使用可能日時との両者が記録されている場合には、いずれか一方でも条件を満たさない場合には利用不能と判定する。
【0031】
かかる判定の結果、クーポンが利用可能であると判定した場合(ステップS80:Yes)には、クーポンデータに記録された表示用データに基づき画面にクーポンを表示する(ステップS90:図4(d)参照)。店舗40等の店員は、このように表示されたクーポン画面を顧客から提示されることにより、そのクーポンに応じた種々のサービスを提供することができる。
【0032】
次に、CPUは、上記ステップS90によってクーポン画面を表示した後、所定の時間が経過したかどうかを判定する(ステップS100)。所定時間経過した場合にはクーポンデータをフラッシュメモリから削除し(ステップS110)、一連の処理を終了する。所定の時間としては、例えば、10秒間や1分間などとすることができる。携帯電話10のユーザは、この時間内に、クーポン画面を店舗の店員に提示する。
【0033】
上記ステップS80で、クーポンが利用不能と判定された場合(ステップS80:No)には、その理由を画面に表示する(ステップS120)。図4(e)には、有効期限が切れている場合の画面表示例を示した。このように、利用不能の理由が有効期限切れの場合には(ステップS130:Yes)、ステップS110にジャンプし、そのクーポンデータを削除する。このようなクーポンは、再度使用することができないからである。その他の理由により利用できない場合、例えば、現在日時が使用可能日時ではない場合などは、クーポンを削除することなく処理を終了する。このような場合は、クーポンを他の曜日などに利用することができるためである。
【0034】
以上で説明したクーポン利用処理によれば、ユーザが一度利用したクーポンを自動的に削除することができる。従って、同一の顧客が何度も同じクーポンを使用するといった弊害を抑制し、他の顧客に対するサービス提供の機会の均等を図ること可能となる。
【0035】
なお、上記ステップ110では、クーポンデータを削除するものとしたが、例えば、図2で説明した使用フラグをオンにして、このようなクーポンを図4(c)で示したリストに挙げないなどの処理を行うことにより無効化するものとしてもよい。また、表示用データに使用済みである旨を示すマーキングを行うことにより、そのクーポンが既に使用済みである旨を店員が確認できるようにするものとしてもよい。また、上記ステップS90においてクーポンを画面に表示する前に、図4(f)で示すような確認メッセージを表示することにより、所定時間経過後にクーポンデータが削除される旨をユーザに提示することが望ましい。
【0036】
(C2)クーポンC:
上記説明では、クーポンAおよびクーポンBを用いる場合の処理について説明したが、上記ステップS70において選択されたクーポンが、クーポンCである場合には、次のような処理を行う。すなわち、ステップS80において、ヘッダに記録された「表示回数」が「表示可能回数」以上であると判定した場合(ステップS80:No)にはステップS120に処理を移して、使用できない旨を画面に表示する。そして、さらに、ステップS110にジャンプし、クーポンデータを削除する。このようなクーポンは、再度使用することができないからである。一方、ステップS80で「表示回数」が「表示可能回数」未満と判定された場合(ステップS80:Yes)には、ステップS90に処理を移しクーポン画面を表示する。そして、さらに、ヘッダに記録された「表示回数」をインクリメントし、クーポンデータを削除することなく、一連の処理を終了する。「表示可能回数」内であれば、またクーポンを使用することができるため削除する必要がないからである。
【0037】
(C3)クーポンD:
次に、上記ステップ70において選択されたクーポンがクーポンDである場合について説明する。上記ステップS80では、ヘッダに記録された「ポイント」が、「サービス内容」に規定されたポイントに達しているか否かを判定する。すなわち、ステップS80では、その規定ポイントに達していれば、そのクーポンが利用可能であるものとして判定され、規定ポイントに達していなければ利用不能であるものとして判定される。規定ポイントに達していない場合(ステップS80:No)は、ステップS120において、ポイントが少ないためクーポンを使用できないといった旨の画面を表示し、処理を終了する。規定ポイントに達している場合(ステップS80:Yes)は、ステップS90によってクーポン画面を表示し、ステップS100およびS110に従って所定時間後クーポンデータを削除する。なお、ここでは、クーポンデータを削除するものとしたが、クーポンデータのヘッダに、ポイント使用後の残存ポイントを記録するものとし、クーポンデータ自体は削除しないものとしてもよい。
【0038】
D.ポイントの加算:
次に、上述したクーポンDにポイントを加算する処理について説明する。図5は、ポイント加算処理のフローチャートである。まず、携帯電話10のCPUは、加算するポイントとクーポンIDを入力する(ステップS200)。入力する方法としては、種々の方法が考えられる。例えば、携帯電話10と店舗のレジとをケーブルなどで接続可能とし、商品などの購入金額に応じたポイントとクーポンIDとをケーブルを介して転送するようにしてもよい。その他、レジをインターネットに接続可能とし、インターネット経由でこれらの情報を電子メール等の手段によりレジから携帯電話10に送信するようにしてもよい。また、例えば、レシートに、クーポンIDとポイントを用いて暗号化した文字列をレジにより印刷し、この文字列をユーザが携帯電話10に入力すると、携帯電話10がこの暗号文を解読してクーポンIDとポイントとを抽出するものとしてもよい。
【0039】
次に、CPUは、上述した種々の方法により入力されたクーポンIDに基づき、クーポンデータのヘッダを参照してポイントを加算するクーポンデータを特定する(ステップS210)。最後に、CPUは、特定したクーポンデータに対して入力したポイントを加算する(ステップS220)。以上で説明した処理により、携帯電話10は、ポイントを加算することができる。
【0040】
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、ソフトウェアにより実現した機能は、ハードウェア的に実現しても構わない。また、実施例では、クーポン表示装置として携帯電話を適用したが、これに限られず、例えば、PDAやPHSなどの携帯情報端末を適用することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯電話等の端末装置側にクーポンデータを保持することにより、その有効期限や使用可能期限、使用したか否か等を管理することができる。一度使用したクーポンは、所定時間表示後に自動的に削除することができるため、クーポンデータを提供する店舗側は、他の顧客に対してサービス提供の均等を図ることが可能となる。また、ユーザはクーポンデータに記録されたポイントを用いることにより、店舗等から所定のサービスを享受することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クーポン利用システムの全体構成を示す説明図である。
【図2】クーポンデータのデータ構造を示す説明図である。
【図3】クーポン利用処理のフローチャートである。
【図4】携帯電話10の液晶画面に表示される種々の表示例である。
【図5】ポイント加算処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10…携帯電話
11…クーポン取得部
12…クーポン記憶部
13…クーポン表示部
14…クーポン制御部
15…ポイント管理部
20…基地局
30…Webサーバ
40…店舗
50…インターネット
Claims (12)
- ネットワークを介して取得したクーポンデータを表示するクーポン表示装置であって、
前記クーポンデータには、少なくとも、該クーポンの表示に用いられる表示用データが記録されており、
ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する表示部と、
該表示の後、所定のタイミングでユーザの操作とは無関係に前記クーポンデータを利用不能とする制御部と、
を備えるクーポン表示装置。 - 請求項1に記載のクーポン表示装置であって、
前記制御部は、前記クーポンデータを削除することにより該クーポンデータを利用不能とする、クーポン表示装置。 - ネットワークを介して取得したクーポンデータを表示するクーポン表示装置であって、
前記クーポンデータには、該クーポンの表示に用いられる表示用データと該クーポンの使用条件が設定された条件データと、が記録されており、
ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する表示部と、
前記条件データに基づき前記表示を制御する制御部と、
を備えるクーポン表示装置。 - 請求項3に記載のクーポン表示装置であって、
前記条件データには、前記クーポンの使用可能期間が設定されており、
前記制御部は、該使用可能期間以外は、前記表示を行わないよう制御を行う、クーポン表示装置。 - 請求項3に記載のクーポン表示装置であって、
前記条件データには、前記クーポンの表示可能回数が設定されており、
前記制御部は、該表示可能回数を超えて前記表示を行わないよう制御を行う、クーポン表示装置。 - 請求項5に記載のクーポン表示装置であって、
前記制御部は、前記表示の回数が前記表示可能回数を超える場合に、前記クーポンデータを削除する、クーポン表示装置。 - 請求項1または3に記載のクーポン表示装置であって、
更に、前記クーポンの利用に応じて発行されたポイントを入力するポイント入力部と、
該入力したポイントを前記クーポンデータに記録するポイント記録部と、
を備えるクーポン表示装置。 - コンピュータが、ネットワークを介して取得したクーポンデータの管理を行うクーポン管理方法であって、
前記クーポンデータには、少なくとも、該クーポンの表示に用いられる表示用データが記録されており、
ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する工程と、
該表示の後、所定のタイミングでユーザの操作とは無関係に前記クーポンデータを利用不能とする工程と、
を含むクーポン管理方法。 - コンピュータが、ネットワークを介して取得したクーポンデータの管理を行うクーポン管理方法であって、
前記クーポンデータには、該クーポンの表示に用いられる表示用データと該クーポンの使用条件が設定された条件データと、が記録されており、
ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する工程と、
前記条件データに基づき前記表示を制御する工程と、
を含むクーポン管理方法。 - ネットワークを介して取得したクーポンデータを管理するためのコンピュータプログラムであって、
前記クーポンデータには、少なくとも、該クーポンの表示に用いられる表示用データが記録されており、
ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する機能と、
前記表示の後、所定のタイミングでユーザの操作とは無関係に前記クーポンデータを利用不能とする機能と、
をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。 - ネットワークを介して取得したクーポンデータを管理するためのコンピュータプログラムであって、
前記クーポンデータには、該クーポンの表示に用いられる表示用データと該クーポンの使用条件が設定された条件データと、が記録されており、
ユーザからの所定の操作に応じて、前記表示用データに基づき前記クーポンデータを表示する機能と、
前記条件データに基づき前記表示を制御する機能と、
をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。 - 請求項10または11に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
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| JP2003034776A JP2004246548A (ja) | 2003-02-13 | 2003-02-13 | クーポン表示装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008158839A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Kyocera Corp | 通信機器および通信機器における制御方法 |
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-
2003
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