JP2004247207A - バックライト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の導光板の受光面は平面形状であるために、光源からの入射角が所定角度より大きい場合には受光面で反射してしまい、導光板への受光量が低下して輝度にも影響を及ぼすおそれがある。そこで、光源から導光板の受光面に入射する光量を増加することによって、導光板の輝度向上を図ると共に導光板全体の輝度ムラの抑えるようにしたバックライト装置を提供することにある。
【解決手段】光源としてのLED24と、このLED24で発した光を導く導光板25とを備え、この導光板25の一端にLED24からの光を受光する受光部28が形成されてなるバックライト装置21において、前記受光部28のLED24と向かい合う受光面31に曲面形状の凹部30が設けられることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】光源としてのLED24と、このLED24で発した光を導く導光板25とを備え、この導光板25の一端にLED24からの光を受光する受光部28が形成されてなるバックライト装置21において、前記受光部28のLED24と向かい合う受光面31に曲面形状の凹部30が設けられることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型電話や電子手帳などの液晶表示装置に使用されるバックライト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のバックライト装置として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この例は、図7に示すように、枠体2の上部に保持された液晶表示パネル3の下部にバックライト装置1を設けた構造のもので、このバックライト装置1は、光源4と、この光源4で発した光を液晶表示パネル3の裏面側に導くための導光板5と、この導光板5の上面に配置された拡散シート6と、導光板5の下面に配置された反射シート7とを備えた構造である。前記導光板5は、透明なアクリル板によって形成されており、その一端には光源4の上方にまで延びる受光部8を有している。この受光部8は上面が斜めにカットされた反射面9を有すると共に、光源4と向かい合う受光部8の下面には平面状の受光面10を有する形状である。なお、前記光源4は各種のICや電子部品が実装される回路基板11の先端部に実装されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−355428号公報
【0004】
前記光源4から導光板5の受光部8に向かって放射された光は、受光面10から受光部8内に入射したのち、受光部8の反射面9で前方側に反射され、そのまま導光板5内を進んで上方の液晶表示パネル3を背面側から照射する。そして、導光板5内を光が進むときに前記導光板5の上面に配置された拡散シート6及び導光板5の下面に配置された反射シート7によって光の拡散や反射が繰り返され、導光板全体の輝度が高められると共に輝度ムラが抑えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図8に示すように、光源4から受光面10に向かって放射した光は、受光面10に広範囲で入射するが、上記従来のように導光板5の受光面10が平面形状であるために、受光面10への入射角θが所定角度より大きいような光線Lは受光面10でその多くが反射してしまい、受光面10から入射する光の受光量が低下して輝度にも影響を及ぼすおそれがあった。特に、導光板5の厚さが薄くなると導光板5の先端部分へは光が届きにくくなり、そのために輝度が著しく低下すると共に輝度ムラが現れるといった問題があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、光源から導光板の受光面に入射する光量を増加することによって、導光板の輝度向上を図ると共に導光板全体の輝度ムラの抑えるようにしたバックライト装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るバックライト装置は、光源と、この光源で発した光を導く導光板とを備え、この導光板の一端に光源からの光を受光する受光部が形成されてなるバックライト装置において、前記受光部の光源と向かい合う受光面に曲面形状の凹部を設けたことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、導光板の受光面に曲面形状の凹部が設けられているために、光源から導光板の受光面に入射する光の入射角θが従来の平面形状の場合と異なって小さくなり、その分受光部への受光量を増加することができる。
【0009】
前記凹部の曲面形状としては例えば半球形状や半円筒形状であり、またその他の形状を取り得ることもできる。さらに、曲面形状が光源の発光部を中心として描いた円弧上にある場合には、入射角θを極めて零に近づけることができ、受光量の増加に良い結果をもたらす。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明に係るバックライト装置を詳細に説明する。ここで、図1は本発明に係るバックライト装置の全体図、図2は本発明の要部を示す斜視図、図3は導光板の受光面への入射角度を示す説明図である。
【0011】
図1に示された本発明のバックライト装置21は、基本的には従来のバックライト装置と同様、枠体22の上部に保持された液晶表示パネル23の下部に配設された構造である。即ち、点光源であるLED24と、このLED24で発した光を液晶表示パネル23の裏面側に導くための導光板25と、この導光板25の上面に配置された拡散シート26と、導光板25の下面に配置された反射シート27とを備える。前記導光板25は、透明なアクリル板によって形成されており、その一端にはLED24の上方にまで延びる受光部28を有し、この受光部28の上面に斜めにカットされた反射面29を有している。一方、従来とは異なって、LED24と向かい合う受光部28の下面には曲面形状の凹部30を幅方向に2箇所に有する受光面31が形成されている。
【0012】
前記受光面31に形成された凹部30は、図2及び3に示されるように、回路基板32上に配置された左右一対のLED24の真上に位置すると共に、それぞれが半球形状をしており、さらにはこの半球形状が、図3に示すように、LED24の発光素子33を中心として描いた円弧34の一部となっているため、受光面31に大きな直径の凹みを形成する。
【0013】
したがって、LED24から導光板25の受光面31に向かって放射された光は、その光の大部分が受光面31に形成された凹部30内を照らす。そして、前述したように、この凹部30の曲面形状がLED24の発光素子33を中心として描いた円弧34の一部となっていることから、凹部30の内周面での各接線35に対して略90度の角度で入射する。そのために、LED24からの光は凹部30の内周面に入射角θがほとんど零に近い状態で入射できるので、内周面での反射が非常に少なくなり、そのほとんどが受光部28内に入射することになる。その結果、受光部28での受光量が飛躍的に増大し、導光板25内に導かれる光量が多くなる。受光部28内に入射した後の光は従来と同様、受光部28の反射面29によって前方側に反射され、そのまま導光板25内を進みながら、上方に配置された液晶表示パネル23を背面側から照射するが、導光板25内への受光量が増大することで輝度が高くなり、液晶表示パネル23を明るく照らすことができる。
【0014】
また、上記のような受光面31に凹部30を設けた本発明の構造は、バックライト装置21のより一層の薄型化に寄与する。即ち、図4に示したように、LED24の上部に凹部30を被せることによって導光板25の受光面31とLED24の上面とを接近させることができるためである。
【0015】
図5は導光板25の受光面31に形成される凹部の他の実施形態を示したものである。この実施形態に係る凹部40は、受光部28の幅方向に半円筒形状の溝を細長く形成したものである。凹部40の曲面形状は、図3で示した前記実施形態の凹部30と同様、発光素子33を中心として描いた円弧34上に位置する。このような形状からなる凹部40では、溝方向に沿ってLED24が配置されていれば、配置数や配置位置の制約は受けない。なお、図6に示したように、導光板25の受光面31に半円筒形状の凹部50を前後方向に形成すことも勿論可能である。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るバックライト装置によれば、導光板の受光面に曲面状の凹部を設け、この凹部の内周面に光源から放射する光を入射させるようにしたので、内周面に対する光の入射角を小さく保つことができ、受光面から導光板に入射する光量を大幅に増加させることができる。そのため、導光板全体の輝度がアップするのは勿論のこと、光源から遠く離れた導光部の先端部分にも十分な光量が届けられ、先端部分での輝度低下を防ぐことができる。特に、本発明はバックライト装置の薄型化に適した構造である。
【0017】
また、本発明における凹部の曲面形状が光源の発光部を中心として描いた円弧上にある場合には、入射角θを極めて零に近づけることができるため、受光面から導光板内に入射する光量がより一層増加することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックライト装置の断面図である。
【図2】本発明の要部を示す受光部分の拡大斜視図である。
【図3】受光面に設けられた凹部での光源からの入射を示す断面図である。
【図4】凹部と光源とを接近させた場合の図3と同様の断面図である。
【図5】凹部を半円筒形状に変形させた場合の図2と同様の断面図である。
【図6】半円筒形状の凹部を左右に一対に設けた場合の図2と同様の断面図である。
【図7】従来のバックライト装置の一例を示す断面図である。
【図8】従来のバックライト装置における受光面での入射光を示す断面図である。
【符号の説明】
21 バックライト装置
24 LED(光源)
25 導光板
28 受光部
30 凹部
31 受光面
33 発光素子(発光部)
34 円弧
40 凹部
50 凹部
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型電話や電子手帳などの液晶表示装置に使用されるバックライト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のバックライト装置として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この例は、図7に示すように、枠体2の上部に保持された液晶表示パネル3の下部にバックライト装置1を設けた構造のもので、このバックライト装置1は、光源4と、この光源4で発した光を液晶表示パネル3の裏面側に導くための導光板5と、この導光板5の上面に配置された拡散シート6と、導光板5の下面に配置された反射シート7とを備えた構造である。前記導光板5は、透明なアクリル板によって形成されており、その一端には光源4の上方にまで延びる受光部8を有している。この受光部8は上面が斜めにカットされた反射面9を有すると共に、光源4と向かい合う受光部8の下面には平面状の受光面10を有する形状である。なお、前記光源4は各種のICや電子部品が実装される回路基板11の先端部に実装されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−355428号公報
【0004】
前記光源4から導光板5の受光部8に向かって放射された光は、受光面10から受光部8内に入射したのち、受光部8の反射面9で前方側に反射され、そのまま導光板5内を進んで上方の液晶表示パネル3を背面側から照射する。そして、導光板5内を光が進むときに前記導光板5の上面に配置された拡散シート6及び導光板5の下面に配置された反射シート7によって光の拡散や反射が繰り返され、導光板全体の輝度が高められると共に輝度ムラが抑えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図8に示すように、光源4から受光面10に向かって放射した光は、受光面10に広範囲で入射するが、上記従来のように導光板5の受光面10が平面形状であるために、受光面10への入射角θが所定角度より大きいような光線Lは受光面10でその多くが反射してしまい、受光面10から入射する光の受光量が低下して輝度にも影響を及ぼすおそれがあった。特に、導光板5の厚さが薄くなると導光板5の先端部分へは光が届きにくくなり、そのために輝度が著しく低下すると共に輝度ムラが現れるといった問題があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、光源から導光板の受光面に入射する光量を増加することによって、導光板の輝度向上を図ると共に導光板全体の輝度ムラの抑えるようにしたバックライト装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るバックライト装置は、光源と、この光源で発した光を導く導光板とを備え、この導光板の一端に光源からの光を受光する受光部が形成されてなるバックライト装置において、前記受光部の光源と向かい合う受光面に曲面形状の凹部を設けたことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、導光板の受光面に曲面形状の凹部が設けられているために、光源から導光板の受光面に入射する光の入射角θが従来の平面形状の場合と異なって小さくなり、その分受光部への受光量を増加することができる。
【0009】
前記凹部の曲面形状としては例えば半球形状や半円筒形状であり、またその他の形状を取り得ることもできる。さらに、曲面形状が光源の発光部を中心として描いた円弧上にある場合には、入射角θを極めて零に近づけることができ、受光量の増加に良い結果をもたらす。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明に係るバックライト装置を詳細に説明する。ここで、図1は本発明に係るバックライト装置の全体図、図2は本発明の要部を示す斜視図、図3は導光板の受光面への入射角度を示す説明図である。
【0011】
図1に示された本発明のバックライト装置21は、基本的には従来のバックライト装置と同様、枠体22の上部に保持された液晶表示パネル23の下部に配設された構造である。即ち、点光源であるLED24と、このLED24で発した光を液晶表示パネル23の裏面側に導くための導光板25と、この導光板25の上面に配置された拡散シート26と、導光板25の下面に配置された反射シート27とを備える。前記導光板25は、透明なアクリル板によって形成されており、その一端にはLED24の上方にまで延びる受光部28を有し、この受光部28の上面に斜めにカットされた反射面29を有している。一方、従来とは異なって、LED24と向かい合う受光部28の下面には曲面形状の凹部30を幅方向に2箇所に有する受光面31が形成されている。
【0012】
前記受光面31に形成された凹部30は、図2及び3に示されるように、回路基板32上に配置された左右一対のLED24の真上に位置すると共に、それぞれが半球形状をしており、さらにはこの半球形状が、図3に示すように、LED24の発光素子33を中心として描いた円弧34の一部となっているため、受光面31に大きな直径の凹みを形成する。
【0013】
したがって、LED24から導光板25の受光面31に向かって放射された光は、その光の大部分が受光面31に形成された凹部30内を照らす。そして、前述したように、この凹部30の曲面形状がLED24の発光素子33を中心として描いた円弧34の一部となっていることから、凹部30の内周面での各接線35に対して略90度の角度で入射する。そのために、LED24からの光は凹部30の内周面に入射角θがほとんど零に近い状態で入射できるので、内周面での反射が非常に少なくなり、そのほとんどが受光部28内に入射することになる。その結果、受光部28での受光量が飛躍的に増大し、導光板25内に導かれる光量が多くなる。受光部28内に入射した後の光は従来と同様、受光部28の反射面29によって前方側に反射され、そのまま導光板25内を進みながら、上方に配置された液晶表示パネル23を背面側から照射するが、導光板25内への受光量が増大することで輝度が高くなり、液晶表示パネル23を明るく照らすことができる。
【0014】
また、上記のような受光面31に凹部30を設けた本発明の構造は、バックライト装置21のより一層の薄型化に寄与する。即ち、図4に示したように、LED24の上部に凹部30を被せることによって導光板25の受光面31とLED24の上面とを接近させることができるためである。
【0015】
図5は導光板25の受光面31に形成される凹部の他の実施形態を示したものである。この実施形態に係る凹部40は、受光部28の幅方向に半円筒形状の溝を細長く形成したものである。凹部40の曲面形状は、図3で示した前記実施形態の凹部30と同様、発光素子33を中心として描いた円弧34上に位置する。このような形状からなる凹部40では、溝方向に沿ってLED24が配置されていれば、配置数や配置位置の制約は受けない。なお、図6に示したように、導光板25の受光面31に半円筒形状の凹部50を前後方向に形成すことも勿論可能である。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るバックライト装置によれば、導光板の受光面に曲面状の凹部を設け、この凹部の内周面に光源から放射する光を入射させるようにしたので、内周面に対する光の入射角を小さく保つことができ、受光面から導光板に入射する光量を大幅に増加させることができる。そのため、導光板全体の輝度がアップするのは勿論のこと、光源から遠く離れた導光部の先端部分にも十分な光量が届けられ、先端部分での輝度低下を防ぐことができる。特に、本発明はバックライト装置の薄型化に適した構造である。
【0017】
また、本発明における凹部の曲面形状が光源の発光部を中心として描いた円弧上にある場合には、入射角θを極めて零に近づけることができるため、受光面から導光板内に入射する光量がより一層増加することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックライト装置の断面図である。
【図2】本発明の要部を示す受光部分の拡大斜視図である。
【図3】受光面に設けられた凹部での光源からの入射を示す断面図である。
【図4】凹部と光源とを接近させた場合の図3と同様の断面図である。
【図5】凹部を半円筒形状に変形させた場合の図2と同様の断面図である。
【図6】半円筒形状の凹部を左右に一対に設けた場合の図2と同様の断面図である。
【図7】従来のバックライト装置の一例を示す断面図である。
【図8】従来のバックライト装置における受光面での入射光を示す断面図である。
【符号の説明】
21 バックライト装置
24 LED(光源)
25 導光板
28 受光部
30 凹部
31 受光面
33 発光素子(発光部)
34 円弧
40 凹部
50 凹部
Claims (4)
- 光源と、この光源で発した光を導く導光板とを備え、この導光板の一端に光源からの光を受光する受光部が形成されてなるバックライト装置において、
前記受光部の光源と向かい合う受光面に曲面形状の凹部が設けられることを特徴とするバックライト装置。 - 前記凹部が半球形状である請求項1記載のバックライト装置。
- 前記凹部が半円筒形状である請求項1記載のバックライト装置。
- 前記凹部の曲面形状が光源の発光部を中心として描いた円弧の一部である請求項1記載のバックライト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003036661A JP2004247207A (ja) | 2003-02-14 | 2003-02-14 | バックライト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003036661A JP2004247207A (ja) | 2003-02-14 | 2003-02-14 | バックライト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004247207A true JP2004247207A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33021685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003036661A Pending JP2004247207A (ja) | 2003-02-14 | 2003-02-14 | バックライト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004247207A (ja) |
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-
2003
- 2003-02-14 JP JP2003036661A patent/JP2004247207A/ja active Pending
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