JP2004248580A - 子豚用離乳舎 - Google Patents

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JP2004248580A
JP2004248580A JP2003042134A JP2003042134A JP2004248580A JP 2004248580 A JP2004248580 A JP 2004248580A JP 2003042134 A JP2003042134 A JP 2003042134A JP 2003042134 A JP2003042134 A JP 2003042134A JP 2004248580 A JP2004248580 A JP 2004248580A
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Katsuhiro Kobayashi
勝広 小林
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Abstract

【目的】本発明は、分娩舎から早期に隔離することで病気を予防し、また完全な消毒・洗浄が容易にできるため、大幅に作業性を向上させることが可能な子豚にとって快適な環境を与えることのできる離乳舎を提供することを目的とするものである。
【構成】本発明は、前ハッチ及び後ハッチを開閉可能に対向するように取り付けた本体と前記本体に連設された運動場からなる離乳舎で、本体には床暖房や換気扇等を備え、前記運動場の下部には糞尿受けを設けたことを特徴とする子豚用離乳舎の構成及び前ハッチ及び後ハッチを開閉可能に対向するように取り付けた本体と前記本体に連設された運動場及び運動場下部に設けた糞尿受けを形成する素材を両面FRP製材とし、内面若しくは外面をゲルコート加工仕上げとしたことを特徴とする子豚用離乳舎の構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、子豚の病気を予防し、快適環境を維持することが可能な子豚用の離乳舎に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来、子豚は生後6ヶ月程度で分娩舎から隔離して育てている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、生後6ヶ月程度まで分娩舎で育てると、完全に消毒・洗浄することは難しく手間がかかることから、子豚に快適な環境・衛生的な環境を与えることが困難であり、そのため子豚の病気の発生率を高め、更には死亡率を高くする原因となっている。
【0004】
そこで、本発明は分娩舎から早期に隔離することで病気を予防し、また完全な消毒・洗浄が容易にできるため、大幅に作業性を向上させることが可能な子豚にとって快適な環境を与えることのできる離乳舎を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、前ハッチ及び後ハッチを開閉可能に対向するように取り付けた本体と前記本体に連設された運動場からなる離乳舎で、本体には床暖房や換気扇等を備え、前記運動場の下部には糞尿受けを設けたことを特徴とする子豚用離乳舎の構成及び前ハッチ及び後ハッチを開閉可能に対向するように取り付けた本体と前記本体に連設された運動場及び運動場下部に設けた糞尿受けを形成する素材を両面FRP製材とし、内面若しくは外面をゲルコート加工仕上げとしたことを特徴とする子豚用離乳舎の構成とした。
【0006】
【実施例】
以下に、添付図面に基づいて、本発明である子豚用離乳舎を詳細に説明する。図1は本発明である子豚用離乳舎の全体を示す斜視図、図2は本発明である子豚用離乳舎の正面図である。
【0007】
図1及び図2に示すように、本発明である子豚用離乳舎1は、本体2と本体2の右側に連設する運動場5から構成されている。本体2は、屋根部3と基部4から構成され、屋根部3には開閉可能で先端部がL字型に下方に屈曲しているとともにコ字状型の取っ手が固定されている前ハッチ3a及び後ハッチ3bが設けられている。
【0008】
前ハッチ3aと後ハッチ3bとは対向するように本体2の屋根部3に取り付けられている。屋根部3の左側面には、換気扇カバー3e及び制御盤カバー3fが設けられている。
【0009】
本体2の正面右端に設けられた給水管8は、ホースを取り付けるための給水管である。前記給水管8にホースを取り付けることで、本体2への給水が可能となる。
【0010】
運動場5は、正面壁5a、右側面壁5b、背面壁5eと本体2の右側面に囲まれた長方形状をしており、床5fには小孔が無数に形成されているメッシュ状の床材が敷かれている。また、本体2の基部4の右側面には本体出入口2aが設けられているため、本体2と運動場5間を自由に行き来することができる。
【0011】
運動場5を形成する右側面壁5bの左端には運動場出入口5cが設けられ、運動場出入口5cには、柵5dが嵌め込まれている。前記運動場出入口5cには、柵5dでなく、ストッパー等に嵌め替えることも可能である。
【0012】
運動場5の下部には、糞尿受け6が設置されている。そのため、運動場5内で子豚が糞尿を排泄しても、床5fに形成された無数の小孔から下部の糞尿受け6内に排泄物が落ちるために運動場5内の床5fは清潔に保つことができる。
【0013】
図3は、本発明である子豚用離乳舎の本体の前後ハッチを閉めた状態の正面図である。本体2の屋根部3に設けられた前後ハッチ3a、3bは、図3に示すように上下方向に開閉することができる。前ハッチ3aの形状は、後ハッチ3bの形状よりも全体的に小型である。
【0014】
図4及び図5は、本発明である子豚用離乳舎の平面図である。図4は前後ハッチ3a、3bを開いた状態の平面図である。但し、開いた前後ハッチ3a、3bは省略した。
【0015】
図4に示すように、本体2の屋根部3に設けられた前後ハッチ3a、3bを開くと略長方形状の開口部3c、3dが形成され、開口部3c、3dから本体2内部を見ることができる。
【0016】
本体2の内部には、制御カバー3f及び換気扇カバー3e寄りに、長方形状の餌箱7が直線方向に2台設置されている。また、本体2の床には、床暖房マット9が設置されている。餌箱7に餌を投入するには、前ハッチ3aを開き、餌箱7の上部から餌を投入する。
【0017】
本体2の屋根部3の左側面には、換気扇カバー3e及び制御盤カバー3fが設けられており、換気扇カバー3e内には換気扇10が取り付けられている。また、制御盤カバー3f内には制御盤11が取り付けられている。制御盤11については後で詳細に説明する。
【0018】
このように、本体2に設置された床暖房マット9、換気扇10等は、制御盤11により自動制御されているため、子豚にとっての快適環境を維持することが可能である。
【0019】
図5は、本発明である子豚用離乳舎の本体の屋根部に取り付けられている前後ハッチを閉じた状態の平面図である。前後ハッチ3a、3bを閉じると、開口部3c、3dが完全に塞がれ屋根となる。前開口部3cは、後開口部3dより小さい。
【0020】
図6は、本発明である子豚用離乳舎の左側面図である。子豚用離乳舎1の左側面、即ち本体2の左側面には、屋根部3の左側に換気扇カバー3e、右側に制御盤カバー3fが設けられ、中央には開口部3cが形成され、開口部3cは前ハッチ3aにより開閉する。基部4の下部には、脚部4a、4aが取り付けられ、本体2全体を支持している。
【0021】
図7は、本発明である子豚用離乳舎の本体の右側面図である。子豚用離乳舎1の本体2の屋根部3の上部には開口部3dが形成され、開口部3dは後ハッチ3bにより開閉することができる。
【0022】
また、基部4の右側面の中央には略長方形状の本体出入口2aが形成されている。この本体出入口2aによって、子豚は本体2と本体2に連設された運動場5の間を自由に行き来することができる。
【0023】
図8は、本発明である子豚用離乳舎の運動場の平面図である。子豚用離乳舎1の本体2の右側に連設した運動場5は、正面壁5a、右側面壁5b、背面壁5e及び本体2に囲まれ、略長方形状に形成されている。
【0024】
また、運動場5の床5fは、小孔が無数に形成されたメッシュ状の床材を使用している。床5fにメッシュ状の床材を使用することで、子豚が排泄した糞尿が床材に形成された小孔から運動場5下部の糞尿受け6内に落ち、運動場5の床5fに排泄物等が溜まることがない。また、床5fの清掃も容易にできる。
【0025】
図9は、本発明である子豚用離乳舎の運動場の正面図である。子豚用離乳舎1の運動場5の下部には、糞尿受け6が設置されている。
【0026】
図10は、図9中に示したA−A線に沿った断面図である。子豚用離乳舎1は、本体2と運動場5が連設しているため、子豚は本体2に設けられた本体出入口2aから本体2内に入ることができる。
【0027】
図11は、本発明である子豚用離乳舎を構成する運動場下部に設置する糞尿受けの平面図である。糞尿受け6は、略長方形状の右端部に突出部6bが設けられている。また、糞尿受け6は、外周面が外枠6c及び内枠6dにより階段状となるよう形成され、その内部は受け部6eとなっている。
【0028】
図12は、本発明である子豚用離乳舎の糞尿受けの図11中に示したB−B線に沿った断面図である。糞尿受け6の外枠6c及び内枠6dが階段状に形成されているのは、運動場5の底部を糞尿受け6に嵌め込み固定するためである。
【0029】
図13は、本発明である子豚用離乳舎の糞尿受けの左側面図である。糞尿受け6は、右端部に突出部6bが設けられ、外枠6cの上端は外側に向かってやや突出して平坦となっている。また、外枠6cの左端6gは左端に向かうにつれて弧を描くように下方に向かい、差込片6hを形成している。
【0030】
前記差込片6hは、運動場5が本体2に連設されているため、運動場5と共に糞尿受け6も本体2の底面に固定する為のものであり、差込片6hは、運動場5と本体2の連設時に、本体2の底面に密着する。
【0031】
図14は、本発明である子豚用離乳舎の制御盤を示した図である。図14に示した制御盤11は、図1から図7までに示した本体2の屋根部3に設けた制御盤カバー3f内に取り付けられた、床暖房マット9や換気扇10等をコントロールするための制御盤である。
【0032】
制御盤11には、換気扇スピードコントローラー11a及び換気扇の回転切替スイッチ11b、電子サーモ11c、リレー11d、ブレーカー11e、端子台11f、ヒーターマット用コンセント11gが取り付けられており、換気扇10や床暖房マット9をコントロールすることができる。
【0033】
図15は、本発明である子豚用離乳舎の本体の材質を示す一部拡大断面図である。図15に示した拡大断面図は、図2中に符号12で示した○印内の拡大断面図である。
【0034】
図15に示すように、本発明である子豚用離乳舎の本体断面12は、芯材13の外面12aと内面12bの両面にFRP材13aが施された両面FRP材製である。更に、本体断面12は、外面12aがゲルコート13b加工されている。
【0035】
図16は、本発明である子豚用離乳舎の運動場の材質を示す一部拡大断面図である。図16に示した拡大断面図は、図10中に符号14で示した○印内の拡大断面図である。
【0036】
図16に示すように、本発明である子豚用離乳舎の運動場断面14は、芯材13の両面にFRP材13aが施された両面FRP材製であり、内面14bにのみ、ゲルコート13b加工されている。
【0037】
図17は、本発明である子豚用離乳舎の糞尿受けの材質を示す一部拡大断面図である。図17に示した拡大断面図は、図12中に符号15で示した○印内の拡大断面図である。
【0038】
図17に示すように、本発明である子豚用離乳舎の糞尿受け断面15は、芯材13の両面にFRP材13aが施された両面FRP材製であり、内面15aのみが、ゲルコート13b加工されている。
【0039】
図15から図17に示したように、本発明である子豚用離乳舎の素材として両面にFRP材13aが施された両面FRP材を使用しているため、保温性、耐久性に優れている。また本体、運動場及び糞尿受けそれぞれの外面12a、内面14b、内面15aにゲルコート13b加工がされていることで、耐候性が向上する。
【0040】
即ち、FRP材13aが子豚用離乳舎の表面に露出していると紫外線や降雨により素材が劣化しやすい為、本体の外面12a、運動場の内面14b、糞尿受けの内面15a等の日差しや雨等による汚れの付きやすい部分にゲルコート13bを吹き付けることでFRP材13aがカバーされ、耐候性が向上し劣化しにくくなり、長持ちする。
【0041】
ここでゲルコートとは、FRP材13aの表面にハンドレイアップ又はスプレーアップ等の方法を用いて0.5mm前後の厚さに塗布し硬化させ、その上にポリエステル樹脂とガラス繊維を幾層にも積層硬化させて一体にした時、FRP材13aの表面に出来る、顔料によって美しく着色された特殊ポリエステル樹脂層がゲルコート13b層である。
【0042】
ゲルコート13b加工することで、子豚用離乳舎1そのものの耐熱性、耐候性、難燃性、耐蝕性等の向上させ、より劣化しにくい、頑丈なものとすることが出来る。
【0043】
【発明の効果】
本発明である子豚用離乳舎は、以上に説明したような構成であるから、以下の効果が得られる。第1に、分娩舎から早期に隔離するため病気、圧死等を予防することができ、それにより子豚の死亡率を改善することができる。
【0044】
第2に、簡単な作業で完全消毒・洗浄が可能であるため作業率を大幅に向上させかつ衛生的であると共に、床暖房マットや換気扇等により子豚にとって快適な環境を維持することが容易である。
【0045】
第3に、FRP製材の表面にゲルコート加工を施したため、離乳舎そのものの耐候性を向上させ、日差しや降雨などによる劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である子豚用離乳舎の全体を示す斜視図である。
【図2】本発明である子豚用離乳舎の前後ハッチを開いた状態の正面図である。
【図3】本発明である子豚用離乳舎の前後ハッチを閉じた状態の正面図である。
【図4】本発明である子豚用離乳舎の前後ハッチを開いた状態の平面図である。
【図5】本発明である子豚用離乳舎の前後ハッチを閉じた状態の平面図である。
【図6】本発明である子豚用離乳舎の左側面図である。
【図7】本発明である子豚用離乳舎の本体の右側面図である。
【図8】本発明である子豚用離乳舎の運動場の平面図である。
【図9】本発明である子豚用離乳舎の運動場の正面図である。
【図10】本発明である子豚用離乳舎のA−A線に沿った断面図である。
【図11】本発明である子豚用離乳舎の糞尿受けの平面図である。
【図12】本発明である子豚用離乳舎の糞尿受けのB−B線に沿った断面図である。
【図13】本発明である子豚用離乳舎の糞尿受けの左側面図である。
【図14】本発明である子豚用離乳舎の制御盤を示した図である。
【図15】本発明である子豚用離乳舎の本体の材質を示す一部拡大断面図である。
【図16】本発明である子豚用離乳舎の運動場の材質を示す一部拡大断面図である。
【図17】本発明である子豚用離乳舎の糞尿受けの材質を示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 子豚用離乳舎
2 本体
2a 本体出入口
3 屋根部
3a 前ハッチ
3b 後ハッチ
3c 前開口部
3d 後開口部
3e 換気扇カバー
3f 制御盤カバー
4 基部
4a 脚部
5 運動場
5a 正面壁
5b 右側面壁
5c 運動場出入口
5d 柵
5e 背面壁
5f 床
6 糞尿受け
6a 枠体
6b 突出部
6c 外枠
6d 内枠
6e 受け部
6f
6g 左端
6h 差込片
7 餌箱
8 給水管
9 床暖房マット
10 換気扇
11 制御盤
11a 換気扇スピードコントローラー
11b 換気扇の回転切替スイッチ
11c 電子サーモ
11d リレー
11e ブレーカー
11f 端子台
11g ヒータマット用コンセント
12 本体断面組織
12a 外面
12b 内面
13 芯材
13a FRP材
13b ゲルコート
14 運動場断面組織
14a 外面
14b 内面
15 糞尿受け断面組織
15a 内面
15b 外面

Claims (2)

  1. 前ハッチ及び後ハッチを開閉可能に対向するように取り付けた本体と前記本体に連設された運動場からなる離乳舎で、本体には床暖房や換気扇等を備え、前記運動場の下部には糞尿受けを設けたことを特徴とする子豚用離乳舎。
  2. 前ハッチ及び後ハッチを開閉可能に対向するように取り付けた本体と前記本体に連設された運動場及び運動場下部に設けた糞尿受けを形成する素材を両面FRP製材とし、内面若しくは外面をゲルコート加工仕上げとしたことを特徴とする請求項1に記載の子豚用離乳舎。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101197409B1 (ko) * 2010-04-16 2012-11-29 이희태 발열보온 인큐베이터
CN104430001A (zh) * 2014-11-28 2015-03-25 柳州市智农科技有限公司 一种种公猪猪舍
KR101577305B1 (ko) * 2015-05-20 2015-12-15 농업회사법인(유)설천농장 어린 자돈의 생존율 향상을 위한 베이비하우스
CN105532488A (zh) * 2016-01-11 2016-05-04 薛飞 自动猪舍
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