JP2004250067A - 搬送用組立てボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で4つの側面構成部材のいずれの側からも収納物の出し入れが容易に行える。
【解決手段】矩形状をした底板1の左右辺に沿って左右の側板2を起倒自在に軸支する。この左右の側板2を、底板1に対して回動自在に軸支して起倒自在となった側枠体5と、該側枠体5に対して取り外し自在となった側枠体5の開口を遮蔽自在とする着脱側面材6とで構成する。側枠体5を起立させた状態で側枠体5の起立状態を保持する起立状態保持手段4を備え、矩形状をした底板1の前後辺に沿って前後の側板3を取り外し自在に起立させると共に、取り外し自在な前後の側板3を底板1の前後の端辺に沿って起立させた状態で該前後の側板3を左右の側板2の側枠体5に着脱自在に連結するための連結手段7を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】矩形状をした底板1の左右辺に沿って左右の側板2を起倒自在に軸支する。この左右の側板2を、底板1に対して回動自在に軸支して起倒自在となった側枠体5と、該側枠体5に対して取り外し自在となった側枠体5の開口を遮蔽自在とする着脱側面材6とで構成する。側枠体5を起立させた状態で側枠体5の起立状態を保持する起立状態保持手段4を備え、矩形状をした底板1の前後辺に沿って前後の側板3を取り外し自在に起立させると共に、取り外し自在な前後の側板3を底板1の前後の端辺に沿って起立させた状態で該前後の側板3を左右の側板2の側枠体5に着脱自在に連結するための連結手段7を設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納物を内部に収納して搬送するための搬送用組立てボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から組立て式の搬送用組立てボックスとして矩形状をしたスキッドの4辺に沿って一対のサイドフレームと一対のフロントフレームを立設して上方が開口した運搬容器を構成し、サイドフレームをスキッドに回動自在に取付けてスキッドに対して起倒自在とし、フロントフレームを上記スキッド及びサイドフレームに対して取り外し自在としたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)この特許文献1に示された従来例にあっては、スキッドの4辺に沿ってサイドフレーム、フロントフレームを立設して上方が開口した容器形状をした状態で、内部に収納物を入れて搬送することで、収納物を保護しながら搬送でき、また、収納物を容器形状をした搬送用組立てボックスに入れたり、あるいは内部から取り出したりする際は、一対のフロントフレームのうちいずれか一方又は両方を取り外すことで収納物の出し入れを行うようにしており、また、使用しないときは該フロントフレームをスキッドの上に重ねると共にスキッドに起倒自在に軸支しているサイドフレームを重ねて、全体としてコンパクトとなるようにしている。
【0003】
ところが、収納物を入れる作業を行う場所や収納物を取り出す作業を行う場所の条件によっては、フロントフレームから収納物を入れる作業や取り出す作業ができない場合がある。しかしながら、上記特許文献1に示された従来例にあっては、サイドフレーム部分からは収納物の出し入れができないので、このような場合には容器形状をした搬送用組立てボックスの上開口から出し入れしなければならず、出し入れ作業がし難くなるという問題があり、特に、サイドフレームの上下高さが高い(つまり容器の深さが深い)ものの場合には底に入れる収納物の出し入れが極めてしにくいものである。
【0004】
また、組立て式の搬送用組立てボックスとして矩形状をした床板の3辺に沿って3つの側板を立設すると共に1辺に沿って枠板を立設し、隣接する側板の上端部同士、隣接する側板と枠板の上端同士を補強金具で着脱自在に連結するものも知られている。(例えば、特許文献2参照)
この従来例にあっては、枠板の開口部分から収納物の出し入れができるにすぎず、枠板を設けた側面以外の側面からは収納物の出し入れができないという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−39964号公報
【特許文献2】
特開平8−26271号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で4つの側面構成部材のいずれの側からも収納物の出し入れが容易に行える搬送用組立てボックスを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る搬送用組立てボックスは、矩形状をした底板1の左右辺に沿って左右の側板2を起倒自在に軸支し、この左右の側板2を、底板1に対して回動自在に軸支して起倒自在となった側枠体5と、該側枠体5に対して取り外し自在となった側枠体5の開口を遮蔽自在とする着脱側面材6とで構成し、側枠体5を起立させた状態で側枠体5の起立状態を保持する起立状態保持手段4を備え、矩形状をした底板1の前後辺に沿って前後の側板3を取り外し自在に起立させると共に、取り外し自在な前後の側板3を底板1の前後の端辺に沿って起立させた状態で該前後の側板3を左右の側板2の側枠体5に着脱自在に連結するための連結手段7を設けて成ることを特徴とするものである。
【0008】
このような構成とすることで、前後の側板3のうち一方又は両方を外すことで、前面側又は後面側から収納物の出し入れ作業ができるのはもちろんのこと、この場合、左右の側板2は起立状態保持手段4で起立状態を保持しているので、左右の側板2が倒れたりすることなく、前面側又は後面側からの収納物の出し入れが支障なく行えるものである。しかも、側枠体5から着脱側面材6を取り外すことで側枠体5の開口部を開放して左側面又は右側面から収納物の出し入れを行うこともでき、この場合、側枠体5は起立状態保持手段4で起立状態が保持してあるので、前後の側板3を取り外さない状態で、前後の側板3を左右の側板2の側枠体5に連結して起立状態を維持して箱形状を維持できるものである。
【0009】
また、側枠体5が下端部を底板1の上面の4隅部分に軸支した一対の縦枠材8と、該縦枠材8の上部間を連結する横枠材10とで構成してあることが好ましい。
【0010】
このような構成とすることで、側枠体5を起立させて着脱側面材6を取り外した状態では側枠体5には上部にしか横枠材10が存在せず、したがって、底板1の上面と上枠材7との間に収納物を出し入れするための開口が形成されることになり、収納物を底板1の上面に沿って出し入れする際に側枠体5が邪魔になることながく、左右の側面に側枠体5が起立状態で存在しているにもかかわらず、左右の側面からの収納物の出し入れが容易になるものである。
【0011】
また、底板1の上面の4隅部分に水平断面コ字状をした支持部材9を突設し、支持部材9に側枠体5の縦枠材8の下端部を回動自在且つ上下移動自在に軸支し、支持部材9の対向する両側片9a、9bのうち外側の側片9aの上端部に側枠体5の外側面に突設した係合突起11が係合自在な係合凹所12を設けて係合突起11が係合凹所12に係合した状態で側枠体5が起立状態を保持し且つ側枠体5を上に引き上げて係合突起11が係合凹所12から抜けた状態で側枠体5を回動して倒すことができるように構成し、着脱側面材6の上部に引掛け片13を設けて該引掛け片13を横枠材10に上方から着脱自在に引掛け、上記支持部材9の対向する両側片9a、9bのうち内側の側片9bの上端部に嵌め込み凹部14を設けて該嵌め込み凹部14に着脱側面材6の下端部の両端部を上方からの嵌め込むことが好ましい。
【0012】
このような構成とすることで、上下移動自在に軸支した縦枠材8を軸を中心に回動して起立させた状態で下方に移動させて係合突起11を係合凹所12に係合させることで、係合突起11と係合凹所12とで構成する起立状態保持手段4により起立状態を保持することができ、また、側枠体5の上部にしか横枠材10がないにもかかわらず、着脱側面材6は上部を引掛け片13を側枠体5の横枠材10に引掛け、着脱面材6の下端部は支持部材9の内側の側片9bの上端部の嵌め込み凹部14に嵌め込むことで支持することができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0014】
搬送用組立てボックスAは図1、図2に示すように、矩形状をした底板1と、左右の側板2と、前後の側板3とで構成してある。
【0015】
左右の側板2は矩形状をした底板1の左右辺に沿ってそれぞれ起倒自在に軸支して取付けてあり、この起倒自在な左右の側板2は起立させた状態で起立状態保持手段4により起立状態を保持できるようにしている。
【0016】
一方、前後の側板3は矩形状をした底板1の前後辺に沿って起立させたり、あるいは取り外したりすることができるようになっており、前後の側板3を起立させた状態では左右の側板2に対して連結手段7により連結することができるようになっている。
【0017】
矩形状をした底板1の上面部の4隅部分には両側片9a、9b、中央片9cからなる水平断面コ字状をした支持部材9が突設してある。この水平断面コ字状をした支持部材9は図3に示すように、上方と、左又は右方向に開口しており(左側にある支持部材9は上方と右方向に、右側にある支持部材9は上方と左方向に開口しており)、該支持部材9の両側片9a、9bにはそれぞれ縦長孔9dが形成してあり、また、両側片9a、9bのうち外側の側片9aの上端部に係合凹所12が設けてあり、内側の側片9bの上端部に嵌め込み凹部14が設けてあり、更に、外側の側片9aには側片9aの突出方向に支持片16が延設してある。
【0018】
底板1の上面部には支持部材9の中央片9cに対向して支持部材9のコ字状の入口に下突部17が突設してあり、この下突部17と支持片16との間に嵌め込み隙間18が形成してある。
【0019】
また、底板1にはフォークリフトのフォークを差し込むことができるフォーク挿入部15が設けてある。なお、底板1には必要に応じてキャスタを取付けてもよい。
【0020】
左右の側板2は側枠体5と、側枠体5に対して取り外し自在となった側枠体5の開口を遮蔽自在とする着脱側面材6とで構成してある。
【0021】
側枠体5は底板1の上面の4隅部分に軸支した一対の縦枠材8と、該縦枠材8の上部間を連結する横枠材10とで構成してあって図1に示すように略門形状をしている。
【0022】
両縦枠材8の下端部には横枠材10の長手方向と平行な方向に開口する軸挿入孔が設けてあると共に該縦枠材8の外面部の上記軸挿入孔のやや上方位置に係合突起11が突設してあり、また、縦枠材8の上端部の上記横枠材10と直交する方の内面部の上部にはピン嵌め込み孔19が設けてあり、更に、この縦枠材8の上記ピン嵌め込み孔19を設けた内面部の上下方向の略中間部分には2つの突片20が横方向に隙間を介して並べて突設してあり、この2つの突片20は更に上下にずれている。
【0023】
着脱側面材6は図1、図2に示すように、枠材21にネット22、格子、面板等を固着して構成してあり、枠材21の上部には略逆L状をした引掛片13が設けてある。
【0024】
側枠体5の一対の縦枠材8はそれぞれ図3に示すように、底板1の左端部の前後に設けた一対の支持部材9内に挿入してあって軸23を縦長孔9d、軸挿入孔に挿通して上下移動自在且つ回動自在に軸支してあり、また、他方の側枠体5の一対の縦枠材8はそれぞれ底板1の右端部の前後に設けた一対の支持部材9内に挿入してあって軸23を縦長孔9d、軸挿入孔に挿通して上下移動自在で且つ回転自在に軸支してある。
【0025】
側枠体5を上方に引き上げた状態で軸23を中心にして回動することができるようになっており、側枠体5を回動して起立姿勢にした状態で下方に移動することで図3(a)に示すように、係合突起11を係合凹所12に係合させることができるようになっており、この係合突起11と係合凹所12との係合で側枠体5の起立状態を保持することができるようになっている。ここで、上記のように側枠体5を下方に移動して係合突起11を係合凹所12に係止した状態で側枠体5の縦枠材8の下端部内面が下突部17の中央片9cと対向する面に当接してこれによっても側枠体5の起立姿勢が保たれるようになっている。したがって、本実施形態では軸23で起倒自在且つ上下移動自在に軸支された側枠体5の起立状態を保持する起立状態保持手段4が係合凹所12とこれに係合する係合突起11により構成してあるだけでなく、下突部17も起立状態保持手段4を構成している。
【0026】
側枠体5を起立させて起立状態保持手段4により起立状態を保持した状態で、側枠体5には着脱側面材6を着脱自在に取付けることができるようになっている。すなわち、着脱側面材6の上部に設けた引掛け片13を横枠材10に上方から着脱自在に引掛け、支持部材9の対向する内側の側片9bの上端部に設けた嵌め込み凹部14に着脱側面材6の下端部の両端部を上方からの嵌め込むことで着脱側面材6の上部と下部とを側枠体5と支持部材9とに着脱自在に取付けるものである。
【0027】
上記のような側枠体5の起立保持状態において、側枠体5を上方に持ち上げ、軸23が縦長孔9dの上端部に位置すると係合突起11が係合凹所12から外れて上方に位置すると共に側枠体5の縦枠材8下端部が下突部17よりも上方に位置するので、図3(b)のように、側枠体5が軸23を中心に回動して倒して底板1上に重ねることができるようになっている。この際、着脱側面材6は引掛け片13を横枠材10に引掛けたまま側枠体5と共に倒すようにしてもよい。この場合、側枠体5を起立保持状態で上に持ち上げると着脱側面材6の下端部が嵌め込み凹部14から外れるので、回動して倒すのに支障はない。
【0028】
前後の側板3は、上板部3aの上端部と下板部3bの下端部とを枢支部24により折り畳み自在に連結して構成してある。添付図面に示す実施形態においては上板部3a、下板部3bはいずれも枠材25にネット26、格子、面板等を固着して構成してある。上板部3aには上板部3aの枠材25の両側の上端部にロックピン27を横方向(左右方向)に突出自在に取付けてある。
【0029】
この前後の一対の側板3は、上方からの差し込みにより下板部3bの両側端部をそれぞれ2つの突片20間に嵌め込み、下端部を図4(a)に示すように嵌め込み隙間18に嵌め込むことで起立させ、更に、図4(b)に示すように上板部3aを起立させてロックピン27を突出させてピン嵌め込み孔19に嵌め込こんで連結することで一対の左右の側板2と底板1に一対の前後の側板3を取り外し自在に連結するようになっている。したがって、本実施形態においては上記ロックピン27とピン嵌め込み孔19とで連結手段7を構成している。
【0030】
しかして上記のような構成の搬送用組立てボックスAに収納物を収納して搬送するには以下のようにして行うものである。
【0031】
すなわち一対の左右の側枠体5を軸23を中心に回動して起立させると共に下方に移動して(落とし込んで)係合突起11と係合凹所12との係合で側枠体5の起立状態を保持すると共に縦枠材8の下端部内面を下突部17の中央片9cと対向する面に当接し、これによって側枠体5の起立姿勢を保持する。
【0032】
このように左右の側枠体5を起立させた状態で、前後方向、又は、左右に位置する側枠体5の開口部から底板1上に収納物を収納する作業を行う。この場合、前後の側板3、左右の着脱側面材6のうち、収納物を収納する作業を行うために必要でない面には側板3や着脱側面材6を取付け、収納物を収納する作業を行うために必要な面のみ側板3や着脱側面材6を取付けず、該側板3や着脱側面材6を取付けていない面から上記底板1上に収納物を収納する作業を行うものである。図1は前に位置する側板3のみを取り外して前面を開口した例であり、図2は右に位置する側板3の着脱側面材6のみを取り外して右側面を開口した例である。
【0033】
収納物の収納作業が終われば、未だ取付けていない側板3や着脱側面材6を上記のようにして取付けるものであり、これにより、底板1の左右両側、前後両側にそれぞれ側板2、3を立設することで構成されるボックス状に組立てられた搬送用組立てボックスA内に収納物が収納保護される状態となる。
【0034】
この状態で保管したり、搬送するものである。
【0035】
一方、収納物の取り出しに当たっては、前後面、又は左右面を開口して収納物の取り出しを行うものであり、このため、取り出しに必要な面の側板3や着脱側面材6を取り外して該当する面を開口して収納物の取り出しを行うものである。
【0036】
このようにすることで、収納物の収納時、取り出し時に収納作業を行う場所や取り出し作業を行う場所により収納作業や取り出し作業に必要な面が前後、左右のいずれであっても、必要な面を選択的に開口して収納作業や取り出し作業が容易に行えるものである。そして、必要な面のみを開口することで、収納時や取り出し時に残りの取り外していない立設している側板2、3で底板1上の収納物を囲んで保護した状態で収納作業、取り出し作業が行えるものである。
【0037】
搬送用組立てボックスAを使用しない場合には、前後の側板3を取り外し、左右の側板2の上に取り外した前後の側板3を2つ折りに折り畳んだ状態で重ねて嵩の低いコンパクトな状態として底板1の上に重ね、次に、左右の側板2を上方に少し引き上げた状態で回転して倒すことで底板1上に上記2つ折りした前後3の側板3を介して重ね、その後、この状態で上下多段に積み重ねて保管したり、搬送したりできるものである。
【0038】
また、図示を省略しているが、搬送用組立てボックスAの上開口部には収納した収納物の保護のために着脱自在に蓋枠を取付けるようにしてもよいものである。
【0039】
また、添付図面に示す実施形態においては前後の側板3を2つ折り構造のものの例で示したが、このような2つ折構造のものを用いると、側板3の上下高さを高くしても2つ折りすることで、底板1上に重ねた側板2上に底板1から外にはみ出さないようにして積み重ねることが可能となるものである。また、側板3を起立姿勢で取付けた状態において、収納物の上半分を取り出す場合等はロックピン27によるロックを解除して上板部3aのみを回動させて前面又は後面の上半部のみを開口して収納物の取り出し作業を行うこともできるものである。もちろん、本発明において側板3は2つ折り構造のもののみに限定されず折り畳みできない一枚物であってもよい。
【0040】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、左右の側板を、底板に対して回動自在に軸支して起倒自在となった側枠体と、該側枠体に対して取り外し自在となった側枠体の開口を遮蔽自在とする着脱側面材とで構成し、側枠体を起立させた状態で側枠体の起立状態を保持する起立状態保持手段を備え、矩形状をした底板の前後辺に沿って前後の側板を取り外し自在に起立させると共に、取り外し自在な前後の側板を底板の前後の端辺に沿って起立させた状態で該前後の側板を左右の側板の側枠体に着脱自在に連結するための連結手段を設けてあるので、左右面、前後面のいずれの面であっても選択的に開口できて、収納物の収納作業を行い場所や取り出し作業を行う場所の状況に応じて最も作業が収納作業や取り出し作業がしやすい面を開口させて作業ができるものであって、収納作業や取り出し作業が容易に行えるものであり、しかも、前後の側板のうち一方又は両方を外して収納や取り出しの作業を行っているとき左右の側板は起立状態保持手段で起立状態を保持しているので、左右の側板が倒れたりすることなく、前面側又は後面側からの収納物の出し入れが支障なく行えるものであり、しかも、側枠体から着脱側面材を取り外した場合、側枠体は起立状態保持手段で起立状態が保持してあるので、前後の側板を取り外さない状態で、前後の側板を左右の側板の側枠体に連結して起立状態を維持して箱形状を維持したまま収納物の出し入れ作業ができるものである。
【0041】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、側枠体が下端部を底板の上面の4隅部分に軸支した一対の縦枠材と、該縦枠材の上部間を連結する横枠材とで構成してあるので、側枠体を起立させて着脱側面材を取り外した状態では側枠体には上部にしか横枠材が存在せず、したがって、底板の上面と上枠材との間に収納物を出し入れするための開口が形成されることになり、収納物を底板の上面に沿って出し入れする際に側枠体が邪魔になることながく、左右の側面に側枠体が起立状態で存在しているにもかかわらず、左右の側面からの収納物の出し入れが容易になるものである。
【0042】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、底板の上面の4隅部分に水平断面コ字状をした支持部材を突設し、支持部材に側枠体の縦枠材の下端部を回動自在且つ上下移動自在に軸支し、支持部材の対向する両側片のうち外側の側片の上端部に側枠体の外側面に突設した係合突起が係合自在な係合凹所を設けて係合突起が係合凹所に係合した状態で側枠体が起立状態を保持し且つ側枠体を上に引き上げて係合突起が係合凹所から抜けた状態で側枠体を回動して倒すことができるように構成し、着脱側面材の上部に引掛け片を設けて該引掛け片を横枠材に上方から着脱自在に引掛け、上記支持部材の対向する両側片のうち内側の側片の上端部に嵌め込み凹部を設けて該嵌め込み凹部に着脱側面材の下端部の両端部を上方からの嵌め込んであるので、上下移動自在に軸支した縦枠材を軸を中心に回動して起立させた状態で下方に移動させて係合突起を係合凹所に係合させることで、係合突起と係合凹所とで構成する起立状態保持手段により起立状態を保持することができ、また、側枠体の上部にしか横枠材がないにもかかわらず、着脱側面材は上部を引掛け片を側枠体の横枠材に引掛け、着脱面材の下端部は支持部材の内側の側片の上端部の嵌め込み凹部に嵌め込むことで支持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送用組立てボックスの前後方向の一方の側板を取り外した状態の斜視図である。
【図2】同上の搬送用組立てボックスの左右方向の側板のうち一方の側板から着脱側面材を取り外した状態の斜視図である。
【図3】同上に左右の側板を底板に対して取付けている部分を示し、(a)は左右の側板を起立させた状態の斜視図であり、(b)は倒した状態の斜視図である。
【図4】(a)は前後の側板の底板への立設部分を示す平面断面図であり、(b)は前後の側板の左右の側板への取付け部分の平面断面図である。
【図5】同上の着脱側面材の取付け部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1 底板
2 左右の側板
3 前後の側板
4 起立状態保持手段
5 側枠体
6 着脱側面材
7 連結手段
8 縦枠材
9 支持部材
9a 側片
9b 側片
10 横枠材
11 係合突起
12 係合凹所
13 引掛け片
14 嵌め込み凹部
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納物を内部に収納して搬送するための搬送用組立てボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から組立て式の搬送用組立てボックスとして矩形状をしたスキッドの4辺に沿って一対のサイドフレームと一対のフロントフレームを立設して上方が開口した運搬容器を構成し、サイドフレームをスキッドに回動自在に取付けてスキッドに対して起倒自在とし、フロントフレームを上記スキッド及びサイドフレームに対して取り外し自在としたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)この特許文献1に示された従来例にあっては、スキッドの4辺に沿ってサイドフレーム、フロントフレームを立設して上方が開口した容器形状をした状態で、内部に収納物を入れて搬送することで、収納物を保護しながら搬送でき、また、収納物を容器形状をした搬送用組立てボックスに入れたり、あるいは内部から取り出したりする際は、一対のフロントフレームのうちいずれか一方又は両方を取り外すことで収納物の出し入れを行うようにしており、また、使用しないときは該フロントフレームをスキッドの上に重ねると共にスキッドに起倒自在に軸支しているサイドフレームを重ねて、全体としてコンパクトとなるようにしている。
【0003】
ところが、収納物を入れる作業を行う場所や収納物を取り出す作業を行う場所の条件によっては、フロントフレームから収納物を入れる作業や取り出す作業ができない場合がある。しかしながら、上記特許文献1に示された従来例にあっては、サイドフレーム部分からは収納物の出し入れができないので、このような場合には容器形状をした搬送用組立てボックスの上開口から出し入れしなければならず、出し入れ作業がし難くなるという問題があり、特に、サイドフレームの上下高さが高い(つまり容器の深さが深い)ものの場合には底に入れる収納物の出し入れが極めてしにくいものである。
【0004】
また、組立て式の搬送用組立てボックスとして矩形状をした床板の3辺に沿って3つの側板を立設すると共に1辺に沿って枠板を立設し、隣接する側板の上端部同士、隣接する側板と枠板の上端同士を補強金具で着脱自在に連結するものも知られている。(例えば、特許文献2参照)
この従来例にあっては、枠板の開口部分から収納物の出し入れができるにすぎず、枠板を設けた側面以外の側面からは収納物の出し入れができないという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−39964号公報
【特許文献2】
特開平8−26271号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で4つの側面構成部材のいずれの側からも収納物の出し入れが容易に行える搬送用組立てボックスを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る搬送用組立てボックスは、矩形状をした底板1の左右辺に沿って左右の側板2を起倒自在に軸支し、この左右の側板2を、底板1に対して回動自在に軸支して起倒自在となった側枠体5と、該側枠体5に対して取り外し自在となった側枠体5の開口を遮蔽自在とする着脱側面材6とで構成し、側枠体5を起立させた状態で側枠体5の起立状態を保持する起立状態保持手段4を備え、矩形状をした底板1の前後辺に沿って前後の側板3を取り外し自在に起立させると共に、取り外し自在な前後の側板3を底板1の前後の端辺に沿って起立させた状態で該前後の側板3を左右の側板2の側枠体5に着脱自在に連結するための連結手段7を設けて成ることを特徴とするものである。
【0008】
このような構成とすることで、前後の側板3のうち一方又は両方を外すことで、前面側又は後面側から収納物の出し入れ作業ができるのはもちろんのこと、この場合、左右の側板2は起立状態保持手段4で起立状態を保持しているので、左右の側板2が倒れたりすることなく、前面側又は後面側からの収納物の出し入れが支障なく行えるものである。しかも、側枠体5から着脱側面材6を取り外すことで側枠体5の開口部を開放して左側面又は右側面から収納物の出し入れを行うこともでき、この場合、側枠体5は起立状態保持手段4で起立状態が保持してあるので、前後の側板3を取り外さない状態で、前後の側板3を左右の側板2の側枠体5に連結して起立状態を維持して箱形状を維持できるものである。
【0009】
また、側枠体5が下端部を底板1の上面の4隅部分に軸支した一対の縦枠材8と、該縦枠材8の上部間を連結する横枠材10とで構成してあることが好ましい。
【0010】
このような構成とすることで、側枠体5を起立させて着脱側面材6を取り外した状態では側枠体5には上部にしか横枠材10が存在せず、したがって、底板1の上面と上枠材7との間に収納物を出し入れするための開口が形成されることになり、収納物を底板1の上面に沿って出し入れする際に側枠体5が邪魔になることながく、左右の側面に側枠体5が起立状態で存在しているにもかかわらず、左右の側面からの収納物の出し入れが容易になるものである。
【0011】
また、底板1の上面の4隅部分に水平断面コ字状をした支持部材9を突設し、支持部材9に側枠体5の縦枠材8の下端部を回動自在且つ上下移動自在に軸支し、支持部材9の対向する両側片9a、9bのうち外側の側片9aの上端部に側枠体5の外側面に突設した係合突起11が係合自在な係合凹所12を設けて係合突起11が係合凹所12に係合した状態で側枠体5が起立状態を保持し且つ側枠体5を上に引き上げて係合突起11が係合凹所12から抜けた状態で側枠体5を回動して倒すことができるように構成し、着脱側面材6の上部に引掛け片13を設けて該引掛け片13を横枠材10に上方から着脱自在に引掛け、上記支持部材9の対向する両側片9a、9bのうち内側の側片9bの上端部に嵌め込み凹部14を設けて該嵌め込み凹部14に着脱側面材6の下端部の両端部を上方からの嵌め込むことが好ましい。
【0012】
このような構成とすることで、上下移動自在に軸支した縦枠材8を軸を中心に回動して起立させた状態で下方に移動させて係合突起11を係合凹所12に係合させることで、係合突起11と係合凹所12とで構成する起立状態保持手段4により起立状態を保持することができ、また、側枠体5の上部にしか横枠材10がないにもかかわらず、着脱側面材6は上部を引掛け片13を側枠体5の横枠材10に引掛け、着脱面材6の下端部は支持部材9の内側の側片9bの上端部の嵌め込み凹部14に嵌め込むことで支持することができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0014】
搬送用組立てボックスAは図1、図2に示すように、矩形状をした底板1と、左右の側板2と、前後の側板3とで構成してある。
【0015】
左右の側板2は矩形状をした底板1の左右辺に沿ってそれぞれ起倒自在に軸支して取付けてあり、この起倒自在な左右の側板2は起立させた状態で起立状態保持手段4により起立状態を保持できるようにしている。
【0016】
一方、前後の側板3は矩形状をした底板1の前後辺に沿って起立させたり、あるいは取り外したりすることができるようになっており、前後の側板3を起立させた状態では左右の側板2に対して連結手段7により連結することができるようになっている。
【0017】
矩形状をした底板1の上面部の4隅部分には両側片9a、9b、中央片9cからなる水平断面コ字状をした支持部材9が突設してある。この水平断面コ字状をした支持部材9は図3に示すように、上方と、左又は右方向に開口しており(左側にある支持部材9は上方と右方向に、右側にある支持部材9は上方と左方向に開口しており)、該支持部材9の両側片9a、9bにはそれぞれ縦長孔9dが形成してあり、また、両側片9a、9bのうち外側の側片9aの上端部に係合凹所12が設けてあり、内側の側片9bの上端部に嵌め込み凹部14が設けてあり、更に、外側の側片9aには側片9aの突出方向に支持片16が延設してある。
【0018】
底板1の上面部には支持部材9の中央片9cに対向して支持部材9のコ字状の入口に下突部17が突設してあり、この下突部17と支持片16との間に嵌め込み隙間18が形成してある。
【0019】
また、底板1にはフォークリフトのフォークを差し込むことができるフォーク挿入部15が設けてある。なお、底板1には必要に応じてキャスタを取付けてもよい。
【0020】
左右の側板2は側枠体5と、側枠体5に対して取り外し自在となった側枠体5の開口を遮蔽自在とする着脱側面材6とで構成してある。
【0021】
側枠体5は底板1の上面の4隅部分に軸支した一対の縦枠材8と、該縦枠材8の上部間を連結する横枠材10とで構成してあって図1に示すように略門形状をしている。
【0022】
両縦枠材8の下端部には横枠材10の長手方向と平行な方向に開口する軸挿入孔が設けてあると共に該縦枠材8の外面部の上記軸挿入孔のやや上方位置に係合突起11が突設してあり、また、縦枠材8の上端部の上記横枠材10と直交する方の内面部の上部にはピン嵌め込み孔19が設けてあり、更に、この縦枠材8の上記ピン嵌め込み孔19を設けた内面部の上下方向の略中間部分には2つの突片20が横方向に隙間を介して並べて突設してあり、この2つの突片20は更に上下にずれている。
【0023】
着脱側面材6は図1、図2に示すように、枠材21にネット22、格子、面板等を固着して構成してあり、枠材21の上部には略逆L状をした引掛片13が設けてある。
【0024】
側枠体5の一対の縦枠材8はそれぞれ図3に示すように、底板1の左端部の前後に設けた一対の支持部材9内に挿入してあって軸23を縦長孔9d、軸挿入孔に挿通して上下移動自在且つ回動自在に軸支してあり、また、他方の側枠体5の一対の縦枠材8はそれぞれ底板1の右端部の前後に設けた一対の支持部材9内に挿入してあって軸23を縦長孔9d、軸挿入孔に挿通して上下移動自在で且つ回転自在に軸支してある。
【0025】
側枠体5を上方に引き上げた状態で軸23を中心にして回動することができるようになっており、側枠体5を回動して起立姿勢にした状態で下方に移動することで図3(a)に示すように、係合突起11を係合凹所12に係合させることができるようになっており、この係合突起11と係合凹所12との係合で側枠体5の起立状態を保持することができるようになっている。ここで、上記のように側枠体5を下方に移動して係合突起11を係合凹所12に係止した状態で側枠体5の縦枠材8の下端部内面が下突部17の中央片9cと対向する面に当接してこれによっても側枠体5の起立姿勢が保たれるようになっている。したがって、本実施形態では軸23で起倒自在且つ上下移動自在に軸支された側枠体5の起立状態を保持する起立状態保持手段4が係合凹所12とこれに係合する係合突起11により構成してあるだけでなく、下突部17も起立状態保持手段4を構成している。
【0026】
側枠体5を起立させて起立状態保持手段4により起立状態を保持した状態で、側枠体5には着脱側面材6を着脱自在に取付けることができるようになっている。すなわち、着脱側面材6の上部に設けた引掛け片13を横枠材10に上方から着脱自在に引掛け、支持部材9の対向する内側の側片9bの上端部に設けた嵌め込み凹部14に着脱側面材6の下端部の両端部を上方からの嵌め込むことで着脱側面材6の上部と下部とを側枠体5と支持部材9とに着脱自在に取付けるものである。
【0027】
上記のような側枠体5の起立保持状態において、側枠体5を上方に持ち上げ、軸23が縦長孔9dの上端部に位置すると係合突起11が係合凹所12から外れて上方に位置すると共に側枠体5の縦枠材8下端部が下突部17よりも上方に位置するので、図3(b)のように、側枠体5が軸23を中心に回動して倒して底板1上に重ねることができるようになっている。この際、着脱側面材6は引掛け片13を横枠材10に引掛けたまま側枠体5と共に倒すようにしてもよい。この場合、側枠体5を起立保持状態で上に持ち上げると着脱側面材6の下端部が嵌め込み凹部14から外れるので、回動して倒すのに支障はない。
【0028】
前後の側板3は、上板部3aの上端部と下板部3bの下端部とを枢支部24により折り畳み自在に連結して構成してある。添付図面に示す実施形態においては上板部3a、下板部3bはいずれも枠材25にネット26、格子、面板等を固着して構成してある。上板部3aには上板部3aの枠材25の両側の上端部にロックピン27を横方向(左右方向)に突出自在に取付けてある。
【0029】
この前後の一対の側板3は、上方からの差し込みにより下板部3bの両側端部をそれぞれ2つの突片20間に嵌め込み、下端部を図4(a)に示すように嵌め込み隙間18に嵌め込むことで起立させ、更に、図4(b)に示すように上板部3aを起立させてロックピン27を突出させてピン嵌め込み孔19に嵌め込こんで連結することで一対の左右の側板2と底板1に一対の前後の側板3を取り外し自在に連結するようになっている。したがって、本実施形態においては上記ロックピン27とピン嵌め込み孔19とで連結手段7を構成している。
【0030】
しかして上記のような構成の搬送用組立てボックスAに収納物を収納して搬送するには以下のようにして行うものである。
【0031】
すなわち一対の左右の側枠体5を軸23を中心に回動して起立させると共に下方に移動して(落とし込んで)係合突起11と係合凹所12との係合で側枠体5の起立状態を保持すると共に縦枠材8の下端部内面を下突部17の中央片9cと対向する面に当接し、これによって側枠体5の起立姿勢を保持する。
【0032】
このように左右の側枠体5を起立させた状態で、前後方向、又は、左右に位置する側枠体5の開口部から底板1上に収納物を収納する作業を行う。この場合、前後の側板3、左右の着脱側面材6のうち、収納物を収納する作業を行うために必要でない面には側板3や着脱側面材6を取付け、収納物を収納する作業を行うために必要な面のみ側板3や着脱側面材6を取付けず、該側板3や着脱側面材6を取付けていない面から上記底板1上に収納物を収納する作業を行うものである。図1は前に位置する側板3のみを取り外して前面を開口した例であり、図2は右に位置する側板3の着脱側面材6のみを取り外して右側面を開口した例である。
【0033】
収納物の収納作業が終われば、未だ取付けていない側板3や着脱側面材6を上記のようにして取付けるものであり、これにより、底板1の左右両側、前後両側にそれぞれ側板2、3を立設することで構成されるボックス状に組立てられた搬送用組立てボックスA内に収納物が収納保護される状態となる。
【0034】
この状態で保管したり、搬送するものである。
【0035】
一方、収納物の取り出しに当たっては、前後面、又は左右面を開口して収納物の取り出しを行うものであり、このため、取り出しに必要な面の側板3や着脱側面材6を取り外して該当する面を開口して収納物の取り出しを行うものである。
【0036】
このようにすることで、収納物の収納時、取り出し時に収納作業を行う場所や取り出し作業を行う場所により収納作業や取り出し作業に必要な面が前後、左右のいずれであっても、必要な面を選択的に開口して収納作業や取り出し作業が容易に行えるものである。そして、必要な面のみを開口することで、収納時や取り出し時に残りの取り外していない立設している側板2、3で底板1上の収納物を囲んで保護した状態で収納作業、取り出し作業が行えるものである。
【0037】
搬送用組立てボックスAを使用しない場合には、前後の側板3を取り外し、左右の側板2の上に取り外した前後の側板3を2つ折りに折り畳んだ状態で重ねて嵩の低いコンパクトな状態として底板1の上に重ね、次に、左右の側板2を上方に少し引き上げた状態で回転して倒すことで底板1上に上記2つ折りした前後3の側板3を介して重ね、その後、この状態で上下多段に積み重ねて保管したり、搬送したりできるものである。
【0038】
また、図示を省略しているが、搬送用組立てボックスAの上開口部には収納した収納物の保護のために着脱自在に蓋枠を取付けるようにしてもよいものである。
【0039】
また、添付図面に示す実施形態においては前後の側板3を2つ折り構造のものの例で示したが、このような2つ折構造のものを用いると、側板3の上下高さを高くしても2つ折りすることで、底板1上に重ねた側板2上に底板1から外にはみ出さないようにして積み重ねることが可能となるものである。また、側板3を起立姿勢で取付けた状態において、収納物の上半分を取り出す場合等はロックピン27によるロックを解除して上板部3aのみを回動させて前面又は後面の上半部のみを開口して収納物の取り出し作業を行うこともできるものである。もちろん、本発明において側板3は2つ折り構造のもののみに限定されず折り畳みできない一枚物であってもよい。
【0040】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、左右の側板を、底板に対して回動自在に軸支して起倒自在となった側枠体と、該側枠体に対して取り外し自在となった側枠体の開口を遮蔽自在とする着脱側面材とで構成し、側枠体を起立させた状態で側枠体の起立状態を保持する起立状態保持手段を備え、矩形状をした底板の前後辺に沿って前後の側板を取り外し自在に起立させると共に、取り外し自在な前後の側板を底板の前後の端辺に沿って起立させた状態で該前後の側板を左右の側板の側枠体に着脱自在に連結するための連結手段を設けてあるので、左右面、前後面のいずれの面であっても選択的に開口できて、収納物の収納作業を行い場所や取り出し作業を行う場所の状況に応じて最も作業が収納作業や取り出し作業がしやすい面を開口させて作業ができるものであって、収納作業や取り出し作業が容易に行えるものであり、しかも、前後の側板のうち一方又は両方を外して収納や取り出しの作業を行っているとき左右の側板は起立状態保持手段で起立状態を保持しているので、左右の側板が倒れたりすることなく、前面側又は後面側からの収納物の出し入れが支障なく行えるものであり、しかも、側枠体から着脱側面材を取り外した場合、側枠体は起立状態保持手段で起立状態が保持してあるので、前後の側板を取り外さない状態で、前後の側板を左右の側板の側枠体に連結して起立状態を維持して箱形状を維持したまま収納物の出し入れ作業ができるものである。
【0041】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、側枠体が下端部を底板の上面の4隅部分に軸支した一対の縦枠材と、該縦枠材の上部間を連結する横枠材とで構成してあるので、側枠体を起立させて着脱側面材を取り外した状態では側枠体には上部にしか横枠材が存在せず、したがって、底板の上面と上枠材との間に収納物を出し入れするための開口が形成されることになり、収納物を底板の上面に沿って出し入れする際に側枠体が邪魔になることながく、左右の側面に側枠体が起立状態で存在しているにもかかわらず、左右の側面からの収納物の出し入れが容易になるものである。
【0042】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、底板の上面の4隅部分に水平断面コ字状をした支持部材を突設し、支持部材に側枠体の縦枠材の下端部を回動自在且つ上下移動自在に軸支し、支持部材の対向する両側片のうち外側の側片の上端部に側枠体の外側面に突設した係合突起が係合自在な係合凹所を設けて係合突起が係合凹所に係合した状態で側枠体が起立状態を保持し且つ側枠体を上に引き上げて係合突起が係合凹所から抜けた状態で側枠体を回動して倒すことができるように構成し、着脱側面材の上部に引掛け片を設けて該引掛け片を横枠材に上方から着脱自在に引掛け、上記支持部材の対向する両側片のうち内側の側片の上端部に嵌め込み凹部を設けて該嵌め込み凹部に着脱側面材の下端部の両端部を上方からの嵌め込んであるので、上下移動自在に軸支した縦枠材を軸を中心に回動して起立させた状態で下方に移動させて係合突起を係合凹所に係合させることで、係合突起と係合凹所とで構成する起立状態保持手段により起立状態を保持することができ、また、側枠体の上部にしか横枠材がないにもかかわらず、着脱側面材は上部を引掛け片を側枠体の横枠材に引掛け、着脱面材の下端部は支持部材の内側の側片の上端部の嵌め込み凹部に嵌め込むことで支持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送用組立てボックスの前後方向の一方の側板を取り外した状態の斜視図である。
【図2】同上の搬送用組立てボックスの左右方向の側板のうち一方の側板から着脱側面材を取り外した状態の斜視図である。
【図3】同上に左右の側板を底板に対して取付けている部分を示し、(a)は左右の側板を起立させた状態の斜視図であり、(b)は倒した状態の斜視図である。
【図4】(a)は前後の側板の底板への立設部分を示す平面断面図であり、(b)は前後の側板の左右の側板への取付け部分の平面断面図である。
【図5】同上の着脱側面材の取付け部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1 底板
2 左右の側板
3 前後の側板
4 起立状態保持手段
5 側枠体
6 着脱側面材
7 連結手段
8 縦枠材
9 支持部材
9a 側片
9b 側片
10 横枠材
11 係合突起
12 係合凹所
13 引掛け片
14 嵌め込み凹部
Claims (3)
- 矩形状をした底板の左右辺に沿って左右の側板を起倒自在に軸支し、この左右の側板を、底板に対して回動自在に軸支して起倒自在となった側枠体と、該側枠体に対して取り外し自在となった側枠体の開口を遮蔽自在とする着脱側面材とで構成し、側枠体を起立させた状態で側枠体の起立状態を保持する起立状態保持手段を備え、矩形状をした底板の前後辺に沿って前後の側板を取り外し自在に起立させると共に、取り外し自在な前後の側板を底板の前後の端辺に沿って起立させた状態で該前後の側板を左右の側板の側枠体に着脱自在に連結するための連結手段を設けて成ることを特徴とする搬送用組立てボックス。
- 側枠体が下端部を底板の上面の4隅部分に軸支した一対の縦枠材と、該縦枠材の上部間を連結する横枠材とで構成して成ることを特徴とする請求項1記載の搬送用組立てボックス。
- 底板の上面の4隅部分に水平断面コ字状をした支持部材を突設し、支持部材に側枠体の縦枠材の下端部を回動自在且つ上下移動自在に軸支し、支持部材の対向する両側片のうち外側の側片の上端部に側枠体の外側面に突設した係合突起が係合自在な係合凹所を設けて係合突起が係合凹所に係合した状態で側枠体が起立状態を保持し且つ側枠体を上に引き上げて係合突起が係合凹所から抜けた状態で側枠体を回動して倒すことができるように構成し、着脱側面材の上部に引掛け片を設けて該引掛け片を横枠材に上方から着脱自在に引掛け、上記支持部材の対向する両側片のうち内側の側片の上端部に嵌め込み凹部を設けて該嵌め込み凹部に着脱側面材の下端部の両端部を上方からの嵌め込んで成ることを特徴とする請求項2記載の搬送用組立てボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003043787A JP2004250067A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 搬送用組立てボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2003043787A JP2004250067A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 搬送用組立てボックス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004250067A true JP2004250067A (ja) | 2004-09-09 |
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ID=33026693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2003043787A Pending JP2004250067A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 搬送用組立てボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010162662A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Aita Seisakusyo Ltd Co | 切粉回収装置 |
| CN102837874A (zh) * | 2011-06-20 | 2012-12-26 | 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 | 托盘箱的侧壁组件以及包含该侧壁组件的托盘箱 |
| CN115398168A (zh) * | 2020-04-06 | 2022-11-25 | 普和希控股公司 | 药品收纳盒 |
| JP7486253B1 (ja) | 2024-02-06 | 2024-05-17 | 有限会社坂本材木梱包 | 汎用パレット |
-
2003
- 2003-02-21 JP JP2003043787A patent/JP2004250067A/ja active Pending
Cited By (4)
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