JP2004256203A - シート材の自動切断・重ね供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】長尺なシート材を切断して所望の枚数重ね合わせて所定のケース内に不具合を生じることなく効率良く供給できるようにする。
【解決手段】供給する所定幅の長尺シート材3を所定幅の長尺な離型フィルム2に重ね合わせて回巻した原反シートドラム1から長尺シート材3と離型フィルム2を繰り出して分離手段5で分離し、長尺シート材3を切断手段8で所定長さに切断してテーブル14上に重ね合わせ、この集積カットシート材23を移送手段及び搬送手段18で所定箇所まで搬送し、切断手段27で切断して集積小カットシート31とし、この集積小カットシート31を押し込み手段30でケース32に詰め込む。
【選択図】 図1
【解決手段】供給する所定幅の長尺シート材3を所定幅の長尺な離型フィルム2に重ね合わせて回巻した原反シートドラム1から長尺シート材3と離型フィルム2を繰り出して分離手段5で分離し、長尺シート材3を切断手段8で所定長さに切断してテーブル14上に重ね合わせ、この集積カットシート材23を移送手段及び搬送手段18で所定箇所まで搬送し、切断手段27で切断して集積小カットシート31とし、この集積小カットシート31を押し込み手段30でケース32に詰め込む。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、可食フィルムやセロハンテープ等の所望のシート材を所定の大きさに切断し、所定場所まで複数枚重ね合わせて供給できるシート材の自動切断・重ね供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、甘味料を含ませた可食フィルムを所定の大きさに切断し、複数枚を重ね合わせて所定のケースに詰めていく手段として、ケースに入れられる幅の可食フィルムをロール状に巻いて、重ね合わせる可食フィルムの枚数分の本数だけ並べて吊るし、各ロール可食フィルムから繰り出した可食フィルムを所定の長さに切断し、切断した可食フィルムを重ね合わせて所定のケースに詰めている。
【0003】
なお、可食フィルムに関しては、特開平2000−116339号公報や特開平11−155449号公報等に開示されている。また、長尺なシート材を切断する一例のテープ切断装置に関しては特開平6−183634号公報等に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のような長尺な可食フィルムの切断及び重ね合わせ手段では、切断した各可食フィルムを揃えて重ね合わせるのが大変であり、位置ずれしたり捩れたりする等の不具合が生じる。また、各ロール可食フィルムから繰り出して切断するので、各可食フィルムの張力にもばらつきが生じ、切断長さにも微妙に狂いが生じる懸念がある。また、ケース詰めの作業効率の点でも前記従来の手段では効率が悪かった。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて開発されたものであり、長尺なシート材を切断して所望の枚数重ね合わせて所定のケース内に不具合を生じることなく効率良く供給できるシート材の自動切断・重ね供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した目的を有効に達成するために、次のような構成にしてある。すなわち、請求項1に記載の本発明のシート材の切断・重ね供給装置は、供給する所定幅の長尺シート材を所定幅の長尺な離型フィルムに重ね合わせて回巻した原反シートドラムと、前記長尺シート材を離型フィルムから分離する分離手段と、前記分離手段で分離した離型フィルムを巻き取る離型フィルム巻き取り手段と、分離された長尺シート材を所定幅に切断する切断手段と、切断されて落下するカットシート材を重ね合わせて受けるテーブルと、前記テーブル上の重ね合わされた集積カットシート材を所定位置まで移送する移送手段と、前記移送手段で移送された集積カットシート材を受け取って所定箇所まで搬送する搬送手段と、前記搬送手段で所定位置まで搬送された集積カットシート材をさらに所定長さに切断する切断手段と、この切断手段で切断された集積カットシートを下方に配置したケースに押し入れる押し込み手段と、からなる構成である。
【0007】
この構成により、原反シートドラムに巻かれている長尺シート材とともに巻かれている離型フィルムを分離手段を介して離型フィルム巻き取り手段で巻き取ることとにより、長尺シート材は離型フィルムと分離されて切断手段側に送られる。この長尺シート材を切断手段によって所定幅に切断されて所定枚数が下方のテーブル上に集積される。このテーブル上の集積カットシート材を移送手段によって搬送手段で搬送できる位置に移送される。そして搬送手段によって所定位置まで前記集積カットシート材を搬送し、切断手段によってさらに所定長さに切断する。この切断された集積カット小シートを押し込み手段によって下方に配置したケースに押し込まれる。
【0008】
また、請求項2に記載の本発明のシート材の自動切断供給装置は、請求項1に記載のシート材の自動切断供給装置において、前記切断手段によって切断する長尺シート材の切断幅を規制するガイド手段を、切断手段近傍の前記テーブル側に設けた構成である。
【0009】
この構成により、切断手段より先方のテーブルの上方に送られて長尺シート材の先端は、ガイド手段によって当って切断位置からガイド手段までの送り長さが規制され、長尺シート材の切断幅が決められる。この切断幅で順次長尺シート材が切断され、下方のテーブル上にガイド手段にガイドされて集積小カットシートとして重ねられていく。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係るシート材の切断・重ね供給装置の説明図である。 図中符合1は原反シートドラムであって、所定幅の長尺なPVAフィルム等から成る離型フィルム2に、可食フィルム等の所定幅の長尺シート材3を重ね合わせて成る原反シート4を、円筒の芯材1aに同時に巻き付けたものである。前記離型フィルム2は、薄い長尺シート材2に対する補強シートとしての働きを成すものである。
【0011】
また、前記原反シート4は、原反シートドラム1から繰り出し装置(図示省略)によって繰り出した場合、離型フィルム2が上側に、長尺シート材3が下側に位置するように芯材1aに巻かれている。
【0012】
前記原反シートドラム1の前方で原反シート4の繰り出し方向には、前記長尺シート材3を離型フィル2から分離するための剥離装置5(分離手段)が設けられている。
【0013】
この剥離装置5は、離型フィル2や長尺シート材3の幅よりも少し大きい金属板部材であって、離型フィル2及び長尺シート材3の送り方向(繰り出し方向)に対し直交するようにして離型フィル2の上側に隣接するように設けられている。
【0014】
前記剥離装置5の上方には、離型フィル2を巻き取るための離型フィルム巻き取り装置6(離型フィルム巻き取り手段)が設けられている。この離型フィルム巻き取り装置6は、駆動装置(図示省略)によってロール軸7を回転させ、前記剥離装置5によって長尺シート材3と分離させた離型フィル2を巻き取る。
【0015】
前記離型フィルム巻き取り装置6によって離型フィル2を巻き取ることにより、剥離装置5で分離された長尺シート材3は、より円滑に横送りカット装置8(切断手段)側に送られることになる。
【0016】
横送りカット装置8は、刃部9が長尺シート材3に対して直交させて長尺シート材3の上側に設けられ、上下作動装置(図示省略)によって前記刃部9を上下動させて長尺シート材3を幅方向に切断する。
【0017】
また、刃部9の前方には、刃部9から前方に送り出された長尺シート材3の先端10を所定位置で揃える横規制ガイド11(ガイド手段)が所定間隔を以って2つ設けられている。
【0018】
この各横規制ガイド11は、シリンダ12のロッド13が駆動装置(図示省略)によって上下動し、長尺シート材3が送られてきたときにロッド13を下方に突出させて長尺シート材3の先端10を当て、また、順次切断され集積フィルム受けテーブル14(以下、テーブル)に重ね上げられるカットシート材15の長手方向側の一側端16を強制的に揃える。
【0019】
長尺シート材3は、制御機構やセンサ等(図示省略)によって前記刃部9から前方への送り長さが制御され、刃部9によって所定長さ(図示の例では刃部9の刃先端からロッド13の刃部9側の外周面までの幅)に切断される。
【0020】
長尺シート材3は、このようにして順次切断されてカットシート材15に形成され、下方で待機するテーブル上に順次積み重ねられていく。
【0021】
前記テーブル14は、駆動装置(図示省略)によって上下動し、下降した時にテーブル上面17が後述するアタッチメント付きチエーンコンベア18の上側に設けた摺動用案内部材19の上面と面一になる。
【0022】
このテーブル14には、前記各ロッド13の先端部を挿入できる穴20が形成され、さらに細長い開口部22が幅方向の2箇所に所定間隔を以って図示のように設けられている。この開口部22には、テーブル上面17に載置される集積カットシート材23を前記チエーンコンベア18側に押すための送りガイド軸部材21が、移動可能に係合させる。なお、開口部22は2箇所に限らず3箇所以上に設けてもよい。開口部22の幅は適宜取り決めればよい。
【0023】
前記テーブル14の傍には、テーブル上の重ね合わされた集積カットシート材23をチエーンコンベア18側まで移送させる前記送りガイド軸部材21を移動させる集積フィルム横送り装置24(移送手段)が設けられている。
【0024】
集積フィルム横送り装置24は、シリンダ25と、2つの前記送りガイド軸部材21と、この両送りガイド軸部材21を同時に往復移動できるように支持する支持杆(図示省略)等からなる。支持杆の一端部は前記シリンダ25のロッドの先端に連結されている。このシリンダ25のロッドを作動させることにより、各送りガイド軸部材21は、所定位置まで降下したテーブル14の開口部22内を移動して、集積カットシート材23をチエーンコンベア18側まで移送させることができる。
【0025】
前記チエーンコンベア18には、所定間隔ごとにアタッチメント26が設けてあり、前記集積フィルム横送り装置24によって摺動用案内部材19上に移送されてきた集積カットシート材23を、チエーンコンベア18の回転駆動に伴って後述する縦送りカット装置27(切断手段)側に押して搬送できるようにしてある。チエーンコンベア18は長方形状空間の各隅に設けたスプロケット28に回転自在に係合されていて、駆動装置(図示省略)によって縦送りカット装置27方向に回転駆動する。
【0026】
前記摺動用案内部材19は、チエーンコンベア18の上部側の上方に沿って設けられ、アタッチメント26の通過する通路20を有している。
【0027】
チエーンコンベア18の上部側の一端近傍には縦送りカット装置27
が設けられていて、長細い集積カットシート材23を幅方向に切断してさらに小さくできるようにしてある。
【0028】
前記縦送りカット装置27の前方側には、投入押さえガイド30(押し込み手段)が設けられていて、縦送りカット装置27で所定長さに切断された集積小カットシート31を下方に配置したケース32に押し入れることができる。
【0029】
前記のような構成からなる本発明のシート材の自動切断供給装置によって、長尺シート材3を所定の大きさに切断し、複数枚を重ね合わせた状態で所定の大きさのケース32に自動的に投入していく過程を説明する。
【0030】
先ず原反シートドラム1に巻かれている原反シート4を繰り出して、剥離装置5を介して離型フィルム2を離型フィルム巻き取り装置6のロール軸7に先端部を巻き付ける。そして制御装置(図示省略)によって制御して、原反シート4を繰り出すとともに、離型フィルム巻き取り装置6によって離型フィルム2をロール軸7で巻き取っていく。
【0031】
一方、長尺シート材3は横送りカット装置8側に送られ、切断幅分だけ刃部9より前方に送られる。この時,横規制ガイド11は、ロッド13を下方に突出してテーブル12の各穴20に挿入し、長尺シート材3の先端をロッド13で止めるストッパと成る。前記刃部9から前方に突き出した切断幅分の長尺シート材3は、横送りカット装置8によって幅方向に切断される。
【0032】
長尺シート材3を切断したことにより得られるカットシート材15は、落下して下方に待機するテーブル上に載置されると共に、前記ロッド13によって一側端16を揃えられる。
【0033】
前記のようにして長尺シート材3は、細長いカットシート材15に形成され、順次所定枚数分のカットシート材15がテーブル上に積み重ねられていく。一定枚数に達すると各ロッド13はシリンダ内に収納され、テーブル14は複数舞のカットシート材15を重ね合わせた集積カットシート材23を載せて降下し、テーブル上面17が摺動用案内部材19の上面と面一になる位置まで降下して停止する。
【0034】
そして集積ファイル横送り装置24が駆動して、各送りガイド軸部材21がテーブル14の開口部23内をチエーンコンベア18側に移動させる。この各送りガイド軸部材21の移動によって、テーブル上面17の集積カットシート材23は摺動して摺動用案内部材19の上に移送される。
【0035】
摺動用案内部材19の上に移送された集積カットシート材23は、チエーンコンベア18の回転駆動によってアタッチメント26で後端を押され、縦送りカット装置27側に搬送される。
【0036】
そして集積カットシート材23は、切断する長さ分だけ縦送りカット装置27の刃より先方に送り出される。その後、縦送りカット装置27によって集積カットシート材23が幅方向に切断されて集積小カットシート材31が形成され、集積小カットシート材31は投入押さえガイド30で押し下げられてケース32内に投入される。
【0037】
このようにして前記した長尺シート材3は、順次自動的に集積小カットシート材31にされてケース32に詰め込まれていく。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように本発明のシート材の自動切断供給装置は、所定幅の長尺シート材から所定のケースに収納できる大きさの集積小カットシート材に自動的に切断し、かつ所定枚数重ね合わせた状態で前記ケースに投入することができる。したがって、可食フィルム等の薄いシート材でも積み重ねた個々のカットシート材に位置ずれが生じたり、捩れが生じたり等の不具合が生じることもない。
【0039】
また、切断手段の前方にガイド手段を設けたことにより、送られてくる長尺シート材の先端は、ガイド手段によって当って切断位置からガイド手段までの送り長さが規制され、長尺シート材の切断幅が決められる。この切断幅で順次長尺シート材が切断され、下方のテーブル上にガイド手段にガイドされて集積カットシートとして、位置ずれ起こすことなく正確に重ねられて次工程に送ることができる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一例のシート材の自動切断供給装置の簡略説明図である。
【符号の説明】
1 原反シートドラム
2 離型フィルム
3 長尺シート材
5 剥離装置(分離手段)
6 離型フィルム巻き取り装置(離型フィルム巻き取り手段)
8 横送りカット装置(切断手段)
11 横規制ガイド(ガイド手段)
14 集積フィルム受けテーブル(テーブル)
18 アタッチメント付きチエーンコンベア(搬送手段)
23 集積カットシート材
24 集積フィルム横送り装置(移送手段)
27 縦送りカット装置(切断手段)
30 投入押さえガイド(押し込み手段)
31 集積小カットシート材
32 ケース
【産業上の利用分野】
本発明は、可食フィルムやセロハンテープ等の所望のシート材を所定の大きさに切断し、所定場所まで複数枚重ね合わせて供給できるシート材の自動切断・重ね供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、甘味料を含ませた可食フィルムを所定の大きさに切断し、複数枚を重ね合わせて所定のケースに詰めていく手段として、ケースに入れられる幅の可食フィルムをロール状に巻いて、重ね合わせる可食フィルムの枚数分の本数だけ並べて吊るし、各ロール可食フィルムから繰り出した可食フィルムを所定の長さに切断し、切断した可食フィルムを重ね合わせて所定のケースに詰めている。
【0003】
なお、可食フィルムに関しては、特開平2000−116339号公報や特開平11−155449号公報等に開示されている。また、長尺なシート材を切断する一例のテープ切断装置に関しては特開平6−183634号公報等に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のような長尺な可食フィルムの切断及び重ね合わせ手段では、切断した各可食フィルムを揃えて重ね合わせるのが大変であり、位置ずれしたり捩れたりする等の不具合が生じる。また、各ロール可食フィルムから繰り出して切断するので、各可食フィルムの張力にもばらつきが生じ、切断長さにも微妙に狂いが生じる懸念がある。また、ケース詰めの作業効率の点でも前記従来の手段では効率が悪かった。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて開発されたものであり、長尺なシート材を切断して所望の枚数重ね合わせて所定のケース内に不具合を生じることなく効率良く供給できるシート材の自動切断・重ね供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した目的を有効に達成するために、次のような構成にしてある。すなわち、請求項1に記載の本発明のシート材の切断・重ね供給装置は、供給する所定幅の長尺シート材を所定幅の長尺な離型フィルムに重ね合わせて回巻した原反シートドラムと、前記長尺シート材を離型フィルムから分離する分離手段と、前記分離手段で分離した離型フィルムを巻き取る離型フィルム巻き取り手段と、分離された長尺シート材を所定幅に切断する切断手段と、切断されて落下するカットシート材を重ね合わせて受けるテーブルと、前記テーブル上の重ね合わされた集積カットシート材を所定位置まで移送する移送手段と、前記移送手段で移送された集積カットシート材を受け取って所定箇所まで搬送する搬送手段と、前記搬送手段で所定位置まで搬送された集積カットシート材をさらに所定長さに切断する切断手段と、この切断手段で切断された集積カットシートを下方に配置したケースに押し入れる押し込み手段と、からなる構成である。
【0007】
この構成により、原反シートドラムに巻かれている長尺シート材とともに巻かれている離型フィルムを分離手段を介して離型フィルム巻き取り手段で巻き取ることとにより、長尺シート材は離型フィルムと分離されて切断手段側に送られる。この長尺シート材を切断手段によって所定幅に切断されて所定枚数が下方のテーブル上に集積される。このテーブル上の集積カットシート材を移送手段によって搬送手段で搬送できる位置に移送される。そして搬送手段によって所定位置まで前記集積カットシート材を搬送し、切断手段によってさらに所定長さに切断する。この切断された集積カット小シートを押し込み手段によって下方に配置したケースに押し込まれる。
【0008】
また、請求項2に記載の本発明のシート材の自動切断供給装置は、請求項1に記載のシート材の自動切断供給装置において、前記切断手段によって切断する長尺シート材の切断幅を規制するガイド手段を、切断手段近傍の前記テーブル側に設けた構成である。
【0009】
この構成により、切断手段より先方のテーブルの上方に送られて長尺シート材の先端は、ガイド手段によって当って切断位置からガイド手段までの送り長さが規制され、長尺シート材の切断幅が決められる。この切断幅で順次長尺シート材が切断され、下方のテーブル上にガイド手段にガイドされて集積小カットシートとして重ねられていく。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係るシート材の切断・重ね供給装置の説明図である。 図中符合1は原反シートドラムであって、所定幅の長尺なPVAフィルム等から成る離型フィルム2に、可食フィルム等の所定幅の長尺シート材3を重ね合わせて成る原反シート4を、円筒の芯材1aに同時に巻き付けたものである。前記離型フィルム2は、薄い長尺シート材2に対する補強シートとしての働きを成すものである。
【0011】
また、前記原反シート4は、原反シートドラム1から繰り出し装置(図示省略)によって繰り出した場合、離型フィルム2が上側に、長尺シート材3が下側に位置するように芯材1aに巻かれている。
【0012】
前記原反シートドラム1の前方で原反シート4の繰り出し方向には、前記長尺シート材3を離型フィル2から分離するための剥離装置5(分離手段)が設けられている。
【0013】
この剥離装置5は、離型フィル2や長尺シート材3の幅よりも少し大きい金属板部材であって、離型フィル2及び長尺シート材3の送り方向(繰り出し方向)に対し直交するようにして離型フィル2の上側に隣接するように設けられている。
【0014】
前記剥離装置5の上方には、離型フィル2を巻き取るための離型フィルム巻き取り装置6(離型フィルム巻き取り手段)が設けられている。この離型フィルム巻き取り装置6は、駆動装置(図示省略)によってロール軸7を回転させ、前記剥離装置5によって長尺シート材3と分離させた離型フィル2を巻き取る。
【0015】
前記離型フィルム巻き取り装置6によって離型フィル2を巻き取ることにより、剥離装置5で分離された長尺シート材3は、より円滑に横送りカット装置8(切断手段)側に送られることになる。
【0016】
横送りカット装置8は、刃部9が長尺シート材3に対して直交させて長尺シート材3の上側に設けられ、上下作動装置(図示省略)によって前記刃部9を上下動させて長尺シート材3を幅方向に切断する。
【0017】
また、刃部9の前方には、刃部9から前方に送り出された長尺シート材3の先端10を所定位置で揃える横規制ガイド11(ガイド手段)が所定間隔を以って2つ設けられている。
【0018】
この各横規制ガイド11は、シリンダ12のロッド13が駆動装置(図示省略)によって上下動し、長尺シート材3が送られてきたときにロッド13を下方に突出させて長尺シート材3の先端10を当て、また、順次切断され集積フィルム受けテーブル14(以下、テーブル)に重ね上げられるカットシート材15の長手方向側の一側端16を強制的に揃える。
【0019】
長尺シート材3は、制御機構やセンサ等(図示省略)によって前記刃部9から前方への送り長さが制御され、刃部9によって所定長さ(図示の例では刃部9の刃先端からロッド13の刃部9側の外周面までの幅)に切断される。
【0020】
長尺シート材3は、このようにして順次切断されてカットシート材15に形成され、下方で待機するテーブル上に順次積み重ねられていく。
【0021】
前記テーブル14は、駆動装置(図示省略)によって上下動し、下降した時にテーブル上面17が後述するアタッチメント付きチエーンコンベア18の上側に設けた摺動用案内部材19の上面と面一になる。
【0022】
このテーブル14には、前記各ロッド13の先端部を挿入できる穴20が形成され、さらに細長い開口部22が幅方向の2箇所に所定間隔を以って図示のように設けられている。この開口部22には、テーブル上面17に載置される集積カットシート材23を前記チエーンコンベア18側に押すための送りガイド軸部材21が、移動可能に係合させる。なお、開口部22は2箇所に限らず3箇所以上に設けてもよい。開口部22の幅は適宜取り決めればよい。
【0023】
前記テーブル14の傍には、テーブル上の重ね合わされた集積カットシート材23をチエーンコンベア18側まで移送させる前記送りガイド軸部材21を移動させる集積フィルム横送り装置24(移送手段)が設けられている。
【0024】
集積フィルム横送り装置24は、シリンダ25と、2つの前記送りガイド軸部材21と、この両送りガイド軸部材21を同時に往復移動できるように支持する支持杆(図示省略)等からなる。支持杆の一端部は前記シリンダ25のロッドの先端に連結されている。このシリンダ25のロッドを作動させることにより、各送りガイド軸部材21は、所定位置まで降下したテーブル14の開口部22内を移動して、集積カットシート材23をチエーンコンベア18側まで移送させることができる。
【0025】
前記チエーンコンベア18には、所定間隔ごとにアタッチメント26が設けてあり、前記集積フィルム横送り装置24によって摺動用案内部材19上に移送されてきた集積カットシート材23を、チエーンコンベア18の回転駆動に伴って後述する縦送りカット装置27(切断手段)側に押して搬送できるようにしてある。チエーンコンベア18は長方形状空間の各隅に設けたスプロケット28に回転自在に係合されていて、駆動装置(図示省略)によって縦送りカット装置27方向に回転駆動する。
【0026】
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チエーンコンベア18の上部側の一端近傍には縦送りカット装置27
が設けられていて、長細い集積カットシート材23を幅方向に切断してさらに小さくできるようにしてある。
【0028】
前記縦送りカット装置27の前方側には、投入押さえガイド30(押し込み手段)が設けられていて、縦送りカット装置27で所定長さに切断された集積小カットシート31を下方に配置したケース32に押し入れることができる。
【0029】
前記のような構成からなる本発明のシート材の自動切断供給装置によって、長尺シート材3を所定の大きさに切断し、複数枚を重ね合わせた状態で所定の大きさのケース32に自動的に投入していく過程を説明する。
【0030】
先ず原反シートドラム1に巻かれている原反シート4を繰り出して、剥離装置5を介して離型フィルム2を離型フィルム巻き取り装置6のロール軸7に先端部を巻き付ける。そして制御装置(図示省略)によって制御して、原反シート4を繰り出すとともに、離型フィルム巻き取り装置6によって離型フィルム2をロール軸7で巻き取っていく。
【0031】
一方、長尺シート材3は横送りカット装置8側に送られ、切断幅分だけ刃部9より前方に送られる。この時,横規制ガイド11は、ロッド13を下方に突出してテーブル12の各穴20に挿入し、長尺シート材3の先端をロッド13で止めるストッパと成る。前記刃部9から前方に突き出した切断幅分の長尺シート材3は、横送りカット装置8によって幅方向に切断される。
【0032】
長尺シート材3を切断したことにより得られるカットシート材15は、落下して下方に待機するテーブル上に載置されると共に、前記ロッド13によって一側端16を揃えられる。
【0033】
前記のようにして長尺シート材3は、細長いカットシート材15に形成され、順次所定枚数分のカットシート材15がテーブル上に積み重ねられていく。一定枚数に達すると各ロッド13はシリンダ内に収納され、テーブル14は複数舞のカットシート材15を重ね合わせた集積カットシート材23を載せて降下し、テーブル上面17が摺動用案内部材19の上面と面一になる位置まで降下して停止する。
【0034】
そして集積ファイル横送り装置24が駆動して、各送りガイド軸部材21がテーブル14の開口部23内をチエーンコンベア18側に移動させる。この各送りガイド軸部材21の移動によって、テーブル上面17の集積カットシート材23は摺動して摺動用案内部材19の上に移送される。
【0035】
摺動用案内部材19の上に移送された集積カットシート材23は、チエーンコンベア18の回転駆動によってアタッチメント26で後端を押され、縦送りカット装置27側に搬送される。
【0036】
そして集積カットシート材23は、切断する長さ分だけ縦送りカット装置27の刃より先方に送り出される。その後、縦送りカット装置27によって集積カットシート材23が幅方向に切断されて集積小カットシート材31が形成され、集積小カットシート材31は投入押さえガイド30で押し下げられてケース32内に投入される。
【0037】
このようにして前記した長尺シート材3は、順次自動的に集積小カットシート材31にされてケース32に詰め込まれていく。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように本発明のシート材の自動切断供給装置は、所定幅の長尺シート材から所定のケースに収納できる大きさの集積小カットシート材に自動的に切断し、かつ所定枚数重ね合わせた状態で前記ケースに投入することができる。したがって、可食フィルム等の薄いシート材でも積み重ねた個々のカットシート材に位置ずれが生じたり、捩れが生じたり等の不具合が生じることもない。
【0039】
また、切断手段の前方にガイド手段を設けたことにより、送られてくる長尺シート材の先端は、ガイド手段によって当って切断位置からガイド手段までの送り長さが規制され、長尺シート材の切断幅が決められる。この切断幅で順次長尺シート材が切断され、下方のテーブル上にガイド手段にガイドされて集積カットシートとして、位置ずれ起こすことなく正確に重ねられて次工程に送ることができる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一例のシート材の自動切断供給装置の簡略説明図である。
【符号の説明】
1 原反シートドラム
2 離型フィルム
3 長尺シート材
5 剥離装置(分離手段)
6 離型フィルム巻き取り装置(離型フィルム巻き取り手段)
8 横送りカット装置(切断手段)
11 横規制ガイド(ガイド手段)
14 集積フィルム受けテーブル(テーブル)
18 アタッチメント付きチエーンコンベア(搬送手段)
23 集積カットシート材
24 集積フィルム横送り装置(移送手段)
27 縦送りカット装置(切断手段)
30 投入押さえガイド(押し込み手段)
31 集積小カットシート材
32 ケース
Claims (2)
- 供給する所定幅の長尺シート材を所定幅の長尺な離型フィルムに重ね合わせて回巻した原反シートドラムと、前記長尺シート材を離型フィルムから分離する分離手段と、前記分離手段で分離した離型フィルムを巻き取る離型フィルム巻き取り手段と、分離された長尺シート材を所定幅に切断する切断手段と、切断されて落下するカットシート材を重ね合わせて受けるテーブルと、前記テーブル上の重ね合わされた集積カットシート材を所定位置まで移送する移送手段と、前記移送手段で移送された集積カットシート材を受け取って所定箇所まで搬送する搬送手段と、前記搬送手段で所定位置まで搬送された集積カットシート材をさらに所定長さに切断する切断手段と、この切断手段で切断された集積カット小シートを下方に配置したケースに押し入れる押し込み手段と、からなるシート材の自動切断供給装置。
- 前記切断手段によって切断する長尺シート材の切断幅を規制するガイド手段を、切断手段近傍の前記テーブル側に設けた請求項1に記載のシート材の自動切断供給装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003046929A JP2004256203A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | シート材の自動切断・重ね供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2003046929A JP2004256203A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | シート材の自動切断・重ね供給装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004256203A true JP2004256203A (ja) | 2004-09-16 |
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ID=33113312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003046929A Pending JP2004256203A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | シート材の自動切断・重ね供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004256203A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2003
- 2003-02-25 JP JP2003046929A patent/JP2004256203A/ja active Pending
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