JP2004258865A - 情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、複数の電子文書ファイルを圧縮格納した圧縮アーカイブファイルの内容を変更する際、一度伸長してから内容の変更を行って再圧縮する必要があり、アーカイブファイルのサイズが大きくなると、処理時間が増大し、必要なメモリ領域も増大してしまうという課題があった。
【解決手段】複数の電子文書が圧縮格納されている圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割し、前記分割された圧縮アーカイブファイルを用いて、新たな圧縮アーカイブファイルを再構成する。
【選択図】 図6
【解決手段】複数の電子文書が圧縮格納されている圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割し、前記分割された圧縮アーカイブファイルを用いて、新たな圧縮アーカイブファイルを再構成する。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電子文書が圧縮されて生成された圧縮アーカイブファイルを処理する情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、企業ではドキュメント管理システムを導入し、文書を電子化して再利用を推進しようとしている。初期のドキュメント管理システムは、紙の文書をスキャナで画像として取り込み、該画像を登録保存するようなものであったが、最近はパソコンで作られた電子文書が多くなり、それらの電子文書も登録保存できるようになってきた。また、最近では登録されている複数の電子文書から任意のページを抜き出して圧縮アーカイブし、バインダのように綴じて一つの電子文書(圧縮アーカイブファイル)のようにすることもできるようになっている。それを、ここでは電子バインダと呼ぶことにする。また綴じた電子バインダは開いて内部のファイルを編集したり、構成ファイルを変更することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子バインダでは、次のような問題点があった。
【0004】
従来の電子バインダでは、圧縮された電子バインダの内容を変更する場合に一度伸長した後、内容や構成の変更を行い、再圧縮するという一連の作業を行う必要がある。しかしながら、一つの電子バインダで綴じられる電子文書の容量や電子文書数が増加し、電子バインダの容量が大きくなると、電子バインダを伸長して開く時間も比例して大きくなる。同じく伸長された電子バインダを圧縮して綴じる際にかかる時間も、電子バインダの容量に比例して大きくなる。そのため電子バインダ内の修正すべき電子文書数の多少にかかわらず、修正する際は電子バインダの容量に応じた時間がかかるという問題があった。
【0005】
加えて、綴じた電子バインダに含まれる電子文書を処理する際に、一時的に全てのファイルを伸長展開する必要があるため、そのためのメモリ領域を主記憶装置または補助記憶装置に確保しなければならない。電子バインダに含まれる各電子文書の容量が大きい場合や、多数の電子文書が含まれている場合、電子バインダの容量も必然的に大きくなり、例え僅かな内容変更でも大量の作業用メモリ領域を確保する必要がある。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するために成されたもので、圧縮された電子バインダを伸長展開することなく直接電子バインダに綴じられている電子文書の挿入、削除、入替などを行う情報処理方法、情報処理装置等を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の情報処理方法は、複数の電子文書が圧縮格納されている圧縮アーカイブファイルを処理する情報処理方法であって、前記圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割する分割ステップと、前記分割ステップで分割された圧縮アーカイブファイルを用いて、新たな圧縮アーカイブファイルを再構成する再構成ステップとを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は本実施形態の電子バインダと、その内部に綴じられた電子文書の概念図である。電子文書群101を圧縮アーカイブして、電子バインダ102が作成される。圧縮アーカイブで用いられる圧縮方式には様々なものがあるが、本実施例で用いられる圧縮は、任意の可逆圧縮アルゴリズムを用いて行われるものとする。
【0010】
図2は圧縮アーカイブファイル(電子バインダ)中の任意の箇所に、任意の非圧縮ファイルを挿入する場合の処理を示したフローチャートである。
【0011】
ステップ201で、圧縮アーカイブファイルのファイルヘッダーから、前記圧縮アーカイブファイル中での圧縮テーブルの位置を求め、ファイルポインタの位置を移動させる。
【0012】
ステップ202で、前記圧縮テーブルに収められている圧縮ファイル名、圧縮ファイルの圧縮アーカイブファイル内での位置(アドレス)情報、前記圧縮ファイルのサイズ、前記圧縮ファイルの伸長時のサイズ等の情報を取得する。
【0013】
ステップ203で、前記圧縮アーカイブファイルにおける、前記ファイル挿入開始点を決定する。
【0014】
ステップ204で、挿入する非圧縮ファイルを選択し、ステップ205で前記圧縮アーカイブファイルに用いられている所定の圧縮アルゴリズムに従って、当該挿入対象の非圧縮ファイルを圧縮する。
【0015】
ステップ206で、前記圧縮アーカイブファイルを、ステップ203で決定されたファイルの挿入開始位置で分割する。このとき同時に前記ファイルヘッダー及び圧縮ファイルテーブルも前記圧縮アーカイブファイルより分割される。分割された圧縮アーカイブファイルの圧縮データ部分をそれぞれ圧縮アーカイブファイル前部、圧縮アーカイブファイル後部とする。
【0016】
ステップ207で、圧縮アーカイブファイル前部、挿入圧縮データファイル、圧縮アーカイブファイル後部、圧縮テーブルの順で結合する。
【0017】
ステップ208で、結合した圧縮アーカイブファイルの情報に基づき、前記圧縮テーブル部分を更新する。またファイルヘッダーを更新して、圧縮アーカイブファイルに結合する。
【0018】
図3は圧縮アーカイブファイル中の指定された圧縮データを削除する場合の処理を示したフローチャートである。
【0019】
ステップ301で、圧縮アーカイブファイルのファイルヘッダーから、前記アーカイブファイル中での圧縮テーブルの位置を求め、ファイルポインタの位置を移動させる。
【0020】
ステップ302で、前記圧縮テーブルに収められている圧縮ファイル名、圧縮ファイルの圧縮アーカイブファイル内での位置(アドレス)情報、前記圧縮ファイルのサイズ、前記圧縮ファイルの伸長時のサイズ等の情報を取得する。
【0021】
ステップ303では、ステップ302で得られた圧縮ファイル情報に基づき、削除する圧縮ファイルを決定する。
【0022】
ステップ304では、ステップ302で得られた圧縮ファイル情報に基づき、前記圧縮アーカイブファイルにおける前記削除対象の圧縮ファイルの開始点および終了点を決定する。
【0023】
ステップ305で、前記圧縮アーカイブファイルを、ステップ304で決定された削除圧縮ファイルの開始位置および終了位置の2点で分割する。このとき同時に前記ファイルヘッダーと圧縮ファイルテーブルも前記圧縮アーカイブファイルより分割される。分割された圧縮アーカイブファイルの圧縮データ部分をそれぞれ圧縮アーカイブファイル前部、削除データ、圧縮アーカイブファイル後部とする。
【0024】
ステップ306では、圧縮アーカイブファイル前部、圧縮アーカイブファイル後部、圧縮テーブルの順で結合する。
【0025】
ステップ307では、結合した圧縮アーカイブファイルの情報に基づき、前記圧縮テーブル部分を更新する。またファイルヘッダーを更新して、圧縮アーカイブファイルに結合する。
【0026】
図4は圧縮アーカイブファイル中の指定された圧縮データファイルを、外部の非圧縮データファイルに置き換える処理を示したフローチャートである。
【0027】
ステップ401で、圧縮アーカイブファイルのファイルヘッダーから、前記アーカイブファイル中での圧縮テーブルの位置を求め、ファイルポインタの位置を移動させる。
【0028】
ステップ402で、前記圧縮テーブルに収められている圧縮ファイル名、圧縮ファイルの圧縮アーカイブファイル内での位置(アドレス)情報、前記圧縮ファイルのサイズ、前記圧縮ファイルの伸長時のサイズ等の情報を取得する。
【0029】
ステップ403で、ユーザの指示に従って前記置換え非圧縮ファイルを選択し、ステップ404で前記圧縮アーカイブファイルに用いられている所定の圧縮アルゴリズムに従って圧縮する。
【0030】
ステップ405では、ステップ402で得られた圧縮ファイル情報に基づき、置換えられる圧縮ファイルを決定する。
【0031】
ステップ406では、ステップ402で得られた圧縮ファイル情報に基づき、前記圧縮アーカイブファイルにおける前記置換えられる圧縮ファイルの開始点および終了点を決定し、この2点で圧縮アーカイブファイルを分割する。このとき前記ファイルヘッダーと圧縮ファイルテーブルも前記圧縮アーカイブファイルより分割される。分割された圧縮アーカイブファイルの圧縮データ部分をそれぞれ圧縮アーカイブファイル前部、置換え削除データ、圧縮アーカイブファイル後部とする。
【0032】
ステップ407では、圧縮アーカイブファイル前部、ステップ404で圧縮した置換え圧縮データファイル、圧縮アーカイブファイル後部、圧縮テーブルの順で結合する。
【0033】
ステップ408では、結合した圧縮アーカイブファイルの情報に基づき、前記圧縮テーブル部分を更新する。またファイルヘッダーを更新して、圧縮アーカイブファイルに結合する。
【0034】
図5は、図1の電子バインダ102とその内部に綴じられた電子文書を、アーカイブファイルとして表した図である。次に、本実施形態の電子バインダ102のデータ構造について、図5を用いて説明する。
【0035】
電子バインダ500は、ファイルヘッダーデータ501と各圧縮電子文書データ503と圧縮テーブルデータ502とから構成される。ファイルヘッダーデータにはバインダ全体の情報として、作成者、作成日時などバインダ作成時の情報が含まれる。
【0036】
電子バインダ500内の圧縮電子文書データにアクセスする場合は、最初にヘッダーデータ501を参照して、圧縮テーブル502の位置を取得する。取得された圧縮テーブル502の位置を元に、圧縮テーブル502の内容の読み出しを行う。読み出された圧縮テーブルの内容から、該電子バインダ内の各圧縮電子文書データの位置情報およびサイズ情報を得る。この位置情報を用いて各圧縮電子文書データにアクセスする。
【0037】
次に電子バインダに対して、ファイルの挿入、圧縮データの削除、ファイルの置換えを行う処理について、それぞれ図6、図7、図8を用いて説明する。
【0038】
図6は、電子バインダ中の任意の箇所に対して、電子文書ファイルの挿入を行う処理の説明図である。以下に電子バインダ600中の圧縮電子文書データ2と圧縮電子文書データ3の間に、非圧縮の電子文書601を挿入する手順を示す。
【0039】
電子文書バインダのファイルヘッダーデータから圧縮テーブルを参照し、各圧縮データの位置及びサイズ情報を取得する。次に挿入位置として選択した圧縮電子文書データ2と圧縮電子文書データ3の間、即ち圧縮電子文書データ2の終点もしくは圧縮電子文書データ3の始点で電子バインダを前部と後部に分割する。
【0040】
次に指定した電子文書601を、電子バインダを圧縮する際に用いられた圧縮アルゴリズムで圧縮し、圧縮電子文書データ602を作成する。
【0041】
そして、電子文書バインダの前部、挿入圧縮電子文書、電子文書バインダの後部の順に結合する。各圧縮データ位置情報等の再計算を行い、圧縮テーブルを更新した後、ファイルヘッダーデータを付与する。
【0042】
図7は、電子文書バインダ中に格納されている圧縮データを削除する処理の説明図である。以下に電子文書バインダ700内の圧縮データ3を削除する手順を示す。
【0043】
はじめにファイルヘッダーデータから圧縮テーブル702を参照して、各圧縮電子文書データの位置及びサイズ情報を取得する。これを基に削除対象として選択した圧縮電子文書データ3の始点位置及びサイズより終点情報を得る。
【0044】
次に、この始点と終点の2点で電子バインダを前部、削除電子文書データ、後部に3分割する。
【0045】
そして、電子バインダ前部と電子バインダ後部を結合する。最後に各圧縮データの位置情報などの再計算を行い、圧縮テーブルを更新した後、ファイルヘッダーデータを付与する。
【0046】
図8は、電子バインダ中に格納されている圧縮電子文書データを、その外部にある非圧縮データと置き換える処理の説明図である。以下に電子バインダ800内の圧縮データ3を、電子バインダの外部にある非圧縮電子文書801に置き換える手順を示す。
【0047】
はじめに、ファイルヘッダーから圧縮テーブル804を参照して、圧縮テーブル804から各圧縮電子文書データの位置及びサイズ情報を取得する。置き換え削除対象として選択した圧縮データ3の始点の位置情報と、サイズ情報に基づいて電子バインダ内での終点の位置情報を求める。
【0048】
この圧縮データ3の始点と終点で電子バインダを前部、削除電子文書データ、後部に3分割する。
【0049】
次に電子バインダの外部に存在する、選択された置換対象の電子文書801を電子バインダ800で使用されている圧縮アルゴリズムで圧縮して圧縮電子文書データ802を作成する。
【0050】
そして、この後電子バインダ前部と、圧縮電子文書データ802、電子バインダ後部の順に結合する。最後に各圧縮電子文書データの位置情報などの再計算を行い、圧縮テーブル803を更新して、ファイルヘッダーデータを付与する。
【0051】
以上説明した本発明の実施形態の文書管理システムに適用可能な情報処理装置を示すと、図9のようになる。図9は、本発明の文書管理システムに適用可能な情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【0052】
図9において、CPU901はメインバス907を介して情報処理装置900全体の制御を実行するとともに、情報処理装置900の外部に接続される入力装置910(例えば、イメージスキャナ、記憶装置、ネットワーク回線を介して接続される他の情報処理装置、電話回線を介して接続されるファクシミリ等)を入力I/F(インタフェース)904を介して制御する。また、情報処理装置900の外部に接続される出力装置912(例えば、プリンタ、モニタ、ネットワーク回線を介して接続される他の情報処理装置、電話回線を介して接続されるファクシミリ等)を出力I/F905を介して制御する。また、CPU901は、KBDI/F(キーボードインタフェース)907を介して入力部(例えば、キーボード912やポインティングデバイス913やペン914)から入力された指示に従って、画像の入力、画像処理、色変換処理、画像の出力制御等の一連の処理を実行する。更に、入力装置910より入力された画像データや、キーボード912やポインティングデバイス913やペン914を用いて作成された画像データを表示する表示部909をビデオI/F(インタフェース)908を介して制御する。
【0053】
ROM902は、CPU901の各種制御を実行する各種制御プログラムを記憶している。RAM903は、CPU901によりOSや本発明を実現するための制御プログラムを含むその他の制御プログラムがロードされ実行されるためのメモリ領域であり、制御プログラムを実行するために用いられる各種作業領域、一時待避領域として機能する。また、入力装置910より入力された画像データや、キーボード912やポインティングデバイス913やペン914を用いて作成された画像データを、一旦、保持するVRAM(不図示)が構成されている。
【0054】
尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0055】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0056】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0057】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0058】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0059】
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0060】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図2、図3、図4に示すフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0061】
上述した実施形態に記載した本発明の特徴を、以下の実施態様として総括する。
【0062】
(実施態様1)
複数の電子文書が圧縮格納されている圧縮アーカイブファイルを処理する情報処理方法であって、前記圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割する分割ステップと、前記分割ステップで分割された圧縮アーカイブファイルを用いて、新たな圧縮アーカイブファイルを再構成する再構成ステップと、を有することを特徴とする情報処理方法。
【0063】
(実施態様2)
前記圧縮アーカイブファイルへ新たな電子文書の挿入が指示された場合、前記分割ステップでは、該挿入指示がなされた位置に基づいて前記圧縮アーカイブファイルを分割し、前記再構成ステップでは、前記新たな電子文書を圧縮処理し、当該圧縮処理された電子文書を前記分割ステップで分割された圧縮アーカイブファイルの間に挿入して結合することにより、前記新たな電子文書が挿入された圧縮アーカイブファイルを再構成することを特徴とする実施態様1に記載の情報処理方法。
【0064】
(実施態様3)
前記圧縮アーカイブファイル内に格納されている電子文書のいずれかについて削除指示がなされた場合、前記分割ステップでは、前記削除が指示された電子文書の前後の位置で前記圧縮アーカイブファイルを分割し、前記再構成ステップでは、前記分割ステップで分割された分割圧縮アーカイブファイルのうち、前記削除指示がなされた電子文書を含む分割圧縮アーカイブファイルを除く分割圧縮アーカイブファイルを結合することにより、前記削除指示がなされた電子文書を除く圧縮アーカイブファイルを再構成することを特徴とする実施態様1に記載の情報処理方法。
【0065】
(実施態様4)
前記圧縮アーカイブファイル内に格納されている電子文書のいずれかについて新たな電子文書との置換指示がなされた場合、前記分割ステップでは、前記置換指示された電子文書の前後の位置で前記圧縮アーカイブファイルを分割し、前記再構成ステップでは、前記新たな電子文書を圧縮処理し、前記分割ステップで分割された分割圧縮アーカイブファイルのうち、前記置換指示がなされた電子文書を含む分割圧縮アーカイブファイルと置換して結合することにより、前記置換指示がなされた電子文書を前記新たな電子文書に置換した圧縮アーカイブファイルを再構成することを特徴とする実施態様1に記載の情報処理方法。
【0066】
(実施態様5)
前記圧縮アーカイブファイルは、格納されている電子文書の位置とサイズとを示す情報を有するテーブルを含み、前記分割ステップでは、該テーブルを参照することにより、前記圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割することを特徴とする実施態様1乃至4のいずれかに記載の情報処理方法。
【0067】
(実施態様6)
前記再構成ステップでは、前記圧縮アーカイブファイルを再構成した際、前記再構成された圧縮アーカイブファイルに基づいて前記テーブルも再構成することを特徴とする実施態様5に記載の情報処理方法。
【0068】
(実施態様7)
実施態様1乃至6のいずれかに記載の情報処理方法における各ステップを、コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
【0069】
(実施態様8)
実施態様7に記載のコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
【0070】
(実施態様9)
複数の電子文書が圧縮格納されている圧縮アーカイブファイルを処理する情報処理装置であって、前記圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割する分割手段と、前記分割手段で分割された圧縮アーカイブファイルを用いて、新たな圧縮アーカイブファイルを再構成する再構成手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子バインダに綴じられている電子文書を挿入、削除及び入替を行う際に、電子バインダを伸長展開することなく直接電子バインダに綴じられている電子文書の挿入、削除及び入替を行うことができるようになる。これにより電子バインダ内の電子文書群に対する処理にかかる時間が短縮される。
【0072】
また電子バインダを処理する際に、主記憶装置及び補助記憶装置上に必要とされるメモリ領域が少なくて済むようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の文書管理システムの概念図である。
【図2】アーカイブファイルへのファイルの挿入処理を示すフローチャートである。
【図3】アーカイブファイルからのファイルの削除処理を示すフローチャートである。
【図4】アーカイブファイルへのファイルの置換え処理を示すフローチャートである。
【図5】電子バインダの内部構成例である。
【図6】電子バインダへの電子文書の挿入例を示す図である。
【図7】電子バインダからの電子文書の削除例を示す図である。
【図8】電子バインダへの電子文書の置換え例を示す図である。
【図9】文書管理システムに適用可能な情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電子文書が圧縮されて生成された圧縮アーカイブファイルを処理する情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、企業ではドキュメント管理システムを導入し、文書を電子化して再利用を推進しようとしている。初期のドキュメント管理システムは、紙の文書をスキャナで画像として取り込み、該画像を登録保存するようなものであったが、最近はパソコンで作られた電子文書が多くなり、それらの電子文書も登録保存できるようになってきた。また、最近では登録されている複数の電子文書から任意のページを抜き出して圧縮アーカイブし、バインダのように綴じて一つの電子文書(圧縮アーカイブファイル)のようにすることもできるようになっている。それを、ここでは電子バインダと呼ぶことにする。また綴じた電子バインダは開いて内部のファイルを編集したり、構成ファイルを変更することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子バインダでは、次のような問題点があった。
【0004】
従来の電子バインダでは、圧縮された電子バインダの内容を変更する場合に一度伸長した後、内容や構成の変更を行い、再圧縮するという一連の作業を行う必要がある。しかしながら、一つの電子バインダで綴じられる電子文書の容量や電子文書数が増加し、電子バインダの容量が大きくなると、電子バインダを伸長して開く時間も比例して大きくなる。同じく伸長された電子バインダを圧縮して綴じる際にかかる時間も、電子バインダの容量に比例して大きくなる。そのため電子バインダ内の修正すべき電子文書数の多少にかかわらず、修正する際は電子バインダの容量に応じた時間がかかるという問題があった。
【0005】
加えて、綴じた電子バインダに含まれる電子文書を処理する際に、一時的に全てのファイルを伸長展開する必要があるため、そのためのメモリ領域を主記憶装置または補助記憶装置に確保しなければならない。電子バインダに含まれる各電子文書の容量が大きい場合や、多数の電子文書が含まれている場合、電子バインダの容量も必然的に大きくなり、例え僅かな内容変更でも大量の作業用メモリ領域を確保する必要がある。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するために成されたもので、圧縮された電子バインダを伸長展開することなく直接電子バインダに綴じられている電子文書の挿入、削除、入替などを行う情報処理方法、情報処理装置等を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の情報処理方法は、複数の電子文書が圧縮格納されている圧縮アーカイブファイルを処理する情報処理方法であって、前記圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割する分割ステップと、前記分割ステップで分割された圧縮アーカイブファイルを用いて、新たな圧縮アーカイブファイルを再構成する再構成ステップとを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は本実施形態の電子バインダと、その内部に綴じられた電子文書の概念図である。電子文書群101を圧縮アーカイブして、電子バインダ102が作成される。圧縮アーカイブで用いられる圧縮方式には様々なものがあるが、本実施例で用いられる圧縮は、任意の可逆圧縮アルゴリズムを用いて行われるものとする。
【0010】
図2は圧縮アーカイブファイル(電子バインダ)中の任意の箇所に、任意の非圧縮ファイルを挿入する場合の処理を示したフローチャートである。
【0011】
ステップ201で、圧縮アーカイブファイルのファイルヘッダーから、前記圧縮アーカイブファイル中での圧縮テーブルの位置を求め、ファイルポインタの位置を移動させる。
【0012】
ステップ202で、前記圧縮テーブルに収められている圧縮ファイル名、圧縮ファイルの圧縮アーカイブファイル内での位置(アドレス)情報、前記圧縮ファイルのサイズ、前記圧縮ファイルの伸長時のサイズ等の情報を取得する。
【0013】
ステップ203で、前記圧縮アーカイブファイルにおける、前記ファイル挿入開始点を決定する。
【0014】
ステップ204で、挿入する非圧縮ファイルを選択し、ステップ205で前記圧縮アーカイブファイルに用いられている所定の圧縮アルゴリズムに従って、当該挿入対象の非圧縮ファイルを圧縮する。
【0015】
ステップ206で、前記圧縮アーカイブファイルを、ステップ203で決定されたファイルの挿入開始位置で分割する。このとき同時に前記ファイルヘッダー及び圧縮ファイルテーブルも前記圧縮アーカイブファイルより分割される。分割された圧縮アーカイブファイルの圧縮データ部分をそれぞれ圧縮アーカイブファイル前部、圧縮アーカイブファイル後部とする。
【0016】
ステップ207で、圧縮アーカイブファイル前部、挿入圧縮データファイル、圧縮アーカイブファイル後部、圧縮テーブルの順で結合する。
【0017】
ステップ208で、結合した圧縮アーカイブファイルの情報に基づき、前記圧縮テーブル部分を更新する。またファイルヘッダーを更新して、圧縮アーカイブファイルに結合する。
【0018】
図3は圧縮アーカイブファイル中の指定された圧縮データを削除する場合の処理を示したフローチャートである。
【0019】
ステップ301で、圧縮アーカイブファイルのファイルヘッダーから、前記アーカイブファイル中での圧縮テーブルの位置を求め、ファイルポインタの位置を移動させる。
【0020】
ステップ302で、前記圧縮テーブルに収められている圧縮ファイル名、圧縮ファイルの圧縮アーカイブファイル内での位置(アドレス)情報、前記圧縮ファイルのサイズ、前記圧縮ファイルの伸長時のサイズ等の情報を取得する。
【0021】
ステップ303では、ステップ302で得られた圧縮ファイル情報に基づき、削除する圧縮ファイルを決定する。
【0022】
ステップ304では、ステップ302で得られた圧縮ファイル情報に基づき、前記圧縮アーカイブファイルにおける前記削除対象の圧縮ファイルの開始点および終了点を決定する。
【0023】
ステップ305で、前記圧縮アーカイブファイルを、ステップ304で決定された削除圧縮ファイルの開始位置および終了位置の2点で分割する。このとき同時に前記ファイルヘッダーと圧縮ファイルテーブルも前記圧縮アーカイブファイルより分割される。分割された圧縮アーカイブファイルの圧縮データ部分をそれぞれ圧縮アーカイブファイル前部、削除データ、圧縮アーカイブファイル後部とする。
【0024】
ステップ306では、圧縮アーカイブファイル前部、圧縮アーカイブファイル後部、圧縮テーブルの順で結合する。
【0025】
ステップ307では、結合した圧縮アーカイブファイルの情報に基づき、前記圧縮テーブル部分を更新する。またファイルヘッダーを更新して、圧縮アーカイブファイルに結合する。
【0026】
図4は圧縮アーカイブファイル中の指定された圧縮データファイルを、外部の非圧縮データファイルに置き換える処理を示したフローチャートである。
【0027】
ステップ401で、圧縮アーカイブファイルのファイルヘッダーから、前記アーカイブファイル中での圧縮テーブルの位置を求め、ファイルポインタの位置を移動させる。
【0028】
ステップ402で、前記圧縮テーブルに収められている圧縮ファイル名、圧縮ファイルの圧縮アーカイブファイル内での位置(アドレス)情報、前記圧縮ファイルのサイズ、前記圧縮ファイルの伸長時のサイズ等の情報を取得する。
【0029】
ステップ403で、ユーザの指示に従って前記置換え非圧縮ファイルを選択し、ステップ404で前記圧縮アーカイブファイルに用いられている所定の圧縮アルゴリズムに従って圧縮する。
【0030】
ステップ405では、ステップ402で得られた圧縮ファイル情報に基づき、置換えられる圧縮ファイルを決定する。
【0031】
ステップ406では、ステップ402で得られた圧縮ファイル情報に基づき、前記圧縮アーカイブファイルにおける前記置換えられる圧縮ファイルの開始点および終了点を決定し、この2点で圧縮アーカイブファイルを分割する。このとき前記ファイルヘッダーと圧縮ファイルテーブルも前記圧縮アーカイブファイルより分割される。分割された圧縮アーカイブファイルの圧縮データ部分をそれぞれ圧縮アーカイブファイル前部、置換え削除データ、圧縮アーカイブファイル後部とする。
【0032】
ステップ407では、圧縮アーカイブファイル前部、ステップ404で圧縮した置換え圧縮データファイル、圧縮アーカイブファイル後部、圧縮テーブルの順で結合する。
【0033】
ステップ408では、結合した圧縮アーカイブファイルの情報に基づき、前記圧縮テーブル部分を更新する。またファイルヘッダーを更新して、圧縮アーカイブファイルに結合する。
【0034】
図5は、図1の電子バインダ102とその内部に綴じられた電子文書を、アーカイブファイルとして表した図である。次に、本実施形態の電子バインダ102のデータ構造について、図5を用いて説明する。
【0035】
電子バインダ500は、ファイルヘッダーデータ501と各圧縮電子文書データ503と圧縮テーブルデータ502とから構成される。ファイルヘッダーデータにはバインダ全体の情報として、作成者、作成日時などバインダ作成時の情報が含まれる。
【0036】
電子バインダ500内の圧縮電子文書データにアクセスする場合は、最初にヘッダーデータ501を参照して、圧縮テーブル502の位置を取得する。取得された圧縮テーブル502の位置を元に、圧縮テーブル502の内容の読み出しを行う。読み出された圧縮テーブルの内容から、該電子バインダ内の各圧縮電子文書データの位置情報およびサイズ情報を得る。この位置情報を用いて各圧縮電子文書データにアクセスする。
【0037】
次に電子バインダに対して、ファイルの挿入、圧縮データの削除、ファイルの置換えを行う処理について、それぞれ図6、図7、図8を用いて説明する。
【0038】
図6は、電子バインダ中の任意の箇所に対して、電子文書ファイルの挿入を行う処理の説明図である。以下に電子バインダ600中の圧縮電子文書データ2と圧縮電子文書データ3の間に、非圧縮の電子文書601を挿入する手順を示す。
【0039】
電子文書バインダのファイルヘッダーデータから圧縮テーブルを参照し、各圧縮データの位置及びサイズ情報を取得する。次に挿入位置として選択した圧縮電子文書データ2と圧縮電子文書データ3の間、即ち圧縮電子文書データ2の終点もしくは圧縮電子文書データ3の始点で電子バインダを前部と後部に分割する。
【0040】
次に指定した電子文書601を、電子バインダを圧縮する際に用いられた圧縮アルゴリズムで圧縮し、圧縮電子文書データ602を作成する。
【0041】
そして、電子文書バインダの前部、挿入圧縮電子文書、電子文書バインダの後部の順に結合する。各圧縮データ位置情報等の再計算を行い、圧縮テーブルを更新した後、ファイルヘッダーデータを付与する。
【0042】
図7は、電子文書バインダ中に格納されている圧縮データを削除する処理の説明図である。以下に電子文書バインダ700内の圧縮データ3を削除する手順を示す。
【0043】
はじめにファイルヘッダーデータから圧縮テーブル702を参照して、各圧縮電子文書データの位置及びサイズ情報を取得する。これを基に削除対象として選択した圧縮電子文書データ3の始点位置及びサイズより終点情報を得る。
【0044】
次に、この始点と終点の2点で電子バインダを前部、削除電子文書データ、後部に3分割する。
【0045】
そして、電子バインダ前部と電子バインダ後部を結合する。最後に各圧縮データの位置情報などの再計算を行い、圧縮テーブルを更新した後、ファイルヘッダーデータを付与する。
【0046】
図8は、電子バインダ中に格納されている圧縮電子文書データを、その外部にある非圧縮データと置き換える処理の説明図である。以下に電子バインダ800内の圧縮データ3を、電子バインダの外部にある非圧縮電子文書801に置き換える手順を示す。
【0047】
はじめに、ファイルヘッダーから圧縮テーブル804を参照して、圧縮テーブル804から各圧縮電子文書データの位置及びサイズ情報を取得する。置き換え削除対象として選択した圧縮データ3の始点の位置情報と、サイズ情報に基づいて電子バインダ内での終点の位置情報を求める。
【0048】
この圧縮データ3の始点と終点で電子バインダを前部、削除電子文書データ、後部に3分割する。
【0049】
次に電子バインダの外部に存在する、選択された置換対象の電子文書801を電子バインダ800で使用されている圧縮アルゴリズムで圧縮して圧縮電子文書データ802を作成する。
【0050】
そして、この後電子バインダ前部と、圧縮電子文書データ802、電子バインダ後部の順に結合する。最後に各圧縮電子文書データの位置情報などの再計算を行い、圧縮テーブル803を更新して、ファイルヘッダーデータを付与する。
【0051】
以上説明した本発明の実施形態の文書管理システムに適用可能な情報処理装置を示すと、図9のようになる。図9は、本発明の文書管理システムに適用可能な情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【0052】
図9において、CPU901はメインバス907を介して情報処理装置900全体の制御を実行するとともに、情報処理装置900の外部に接続される入力装置910(例えば、イメージスキャナ、記憶装置、ネットワーク回線を介して接続される他の情報処理装置、電話回線を介して接続されるファクシミリ等)を入力I/F(インタフェース)904を介して制御する。また、情報処理装置900の外部に接続される出力装置912(例えば、プリンタ、モニタ、ネットワーク回線を介して接続される他の情報処理装置、電話回線を介して接続されるファクシミリ等)を出力I/F905を介して制御する。また、CPU901は、KBDI/F(キーボードインタフェース)907を介して入力部(例えば、キーボード912やポインティングデバイス913やペン914)から入力された指示に従って、画像の入力、画像処理、色変換処理、画像の出力制御等の一連の処理を実行する。更に、入力装置910より入力された画像データや、キーボード912やポインティングデバイス913やペン914を用いて作成された画像データを表示する表示部909をビデオI/F(インタフェース)908を介して制御する。
【0053】
ROM902は、CPU901の各種制御を実行する各種制御プログラムを記憶している。RAM903は、CPU901によりOSや本発明を実現するための制御プログラムを含むその他の制御プログラムがロードされ実行されるためのメモリ領域であり、制御プログラムを実行するために用いられる各種作業領域、一時待避領域として機能する。また、入力装置910より入力された画像データや、キーボード912やポインティングデバイス913やペン914を用いて作成された画像データを、一旦、保持するVRAM(不図示)が構成されている。
【0054】
尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0055】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0056】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0057】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0058】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0059】
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0060】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図2、図3、図4に示すフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0061】
上述した実施形態に記載した本発明の特徴を、以下の実施態様として総括する。
【0062】
(実施態様1)
複数の電子文書が圧縮格納されている圧縮アーカイブファイルを処理する情報処理方法であって、前記圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割する分割ステップと、前記分割ステップで分割された圧縮アーカイブファイルを用いて、新たな圧縮アーカイブファイルを再構成する再構成ステップと、を有することを特徴とする情報処理方法。
【0063】
(実施態様2)
前記圧縮アーカイブファイルへ新たな電子文書の挿入が指示された場合、前記分割ステップでは、該挿入指示がなされた位置に基づいて前記圧縮アーカイブファイルを分割し、前記再構成ステップでは、前記新たな電子文書を圧縮処理し、当該圧縮処理された電子文書を前記分割ステップで分割された圧縮アーカイブファイルの間に挿入して結合することにより、前記新たな電子文書が挿入された圧縮アーカイブファイルを再構成することを特徴とする実施態様1に記載の情報処理方法。
【0064】
(実施態様3)
前記圧縮アーカイブファイル内に格納されている電子文書のいずれかについて削除指示がなされた場合、前記分割ステップでは、前記削除が指示された電子文書の前後の位置で前記圧縮アーカイブファイルを分割し、前記再構成ステップでは、前記分割ステップで分割された分割圧縮アーカイブファイルのうち、前記削除指示がなされた電子文書を含む分割圧縮アーカイブファイルを除く分割圧縮アーカイブファイルを結合することにより、前記削除指示がなされた電子文書を除く圧縮アーカイブファイルを再構成することを特徴とする実施態様1に記載の情報処理方法。
【0065】
(実施態様4)
前記圧縮アーカイブファイル内に格納されている電子文書のいずれかについて新たな電子文書との置換指示がなされた場合、前記分割ステップでは、前記置換指示された電子文書の前後の位置で前記圧縮アーカイブファイルを分割し、前記再構成ステップでは、前記新たな電子文書を圧縮処理し、前記分割ステップで分割された分割圧縮アーカイブファイルのうち、前記置換指示がなされた電子文書を含む分割圧縮アーカイブファイルと置換して結合することにより、前記置換指示がなされた電子文書を前記新たな電子文書に置換した圧縮アーカイブファイルを再構成することを特徴とする実施態様1に記載の情報処理方法。
【0066】
(実施態様5)
前記圧縮アーカイブファイルは、格納されている電子文書の位置とサイズとを示す情報を有するテーブルを含み、前記分割ステップでは、該テーブルを参照することにより、前記圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割することを特徴とする実施態様1乃至4のいずれかに記載の情報処理方法。
【0067】
(実施態様6)
前記再構成ステップでは、前記圧縮アーカイブファイルを再構成した際、前記再構成された圧縮アーカイブファイルに基づいて前記テーブルも再構成することを特徴とする実施態様5に記載の情報処理方法。
【0068】
(実施態様7)
実施態様1乃至6のいずれかに記載の情報処理方法における各ステップを、コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
【0069】
(実施態様8)
実施態様7に記載のコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
【0070】
(実施態様9)
複数の電子文書が圧縮格納されている圧縮アーカイブファイルを処理する情報処理装置であって、前記圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割する分割手段と、前記分割手段で分割された圧縮アーカイブファイルを用いて、新たな圧縮アーカイブファイルを再構成する再構成手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子バインダに綴じられている電子文書を挿入、削除及び入替を行う際に、電子バインダを伸長展開することなく直接電子バインダに綴じられている電子文書の挿入、削除及び入替を行うことができるようになる。これにより電子バインダ内の電子文書群に対する処理にかかる時間が短縮される。
【0072】
また電子バインダを処理する際に、主記憶装置及び補助記憶装置上に必要とされるメモリ領域が少なくて済むようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の文書管理システムの概念図である。
【図2】アーカイブファイルへのファイルの挿入処理を示すフローチャートである。
【図3】アーカイブファイルからのファイルの削除処理を示すフローチャートである。
【図4】アーカイブファイルへのファイルの置換え処理を示すフローチャートである。
【図5】電子バインダの内部構成例である。
【図6】電子バインダへの電子文書の挿入例を示す図である。
【図7】電子バインダからの電子文書の削除例を示す図である。
【図8】電子バインダへの電子文書の置換え例を示す図である。
【図9】文書管理システムに適用可能な情報処理装置の構成を示すブロック図である。
Claims (1)
- 複数の電子文書が圧縮格納されている圧縮アーカイブファイルを処理する情報処理方法であって、
前記圧縮アーカイブファイルを伸長せずに複数の圧縮アーカイブファイルに分割する分割ステップと、
前記分割ステップで分割された圧縮アーカイブファイルを用いて、新たな圧縮アーカイブファイルを再構成する再構成ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003047450A JP2004258865A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2003
- 2003-02-25 JP JP2003047450A patent/JP2004258865A/ja not_active Withdrawn
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