JP2004262105A - ピーチスキン調化粧シート - Google Patents

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幸雄 鈴木
Takanori Matsuzawa
孝教 松沢
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Abstract

【課題】従来のプラスチック製化粧シートにありがちな冷たい触感(プラスチック感)を解消し、無垢の木材に近似した滑らかで暖かい触感を有するピーチスキン調化粧シートを提供する。
【解決手段】化粧シート本体1の表面上に、平均粒径0.1〜3μmの艶調整用マット剤を含む2液硬化型アクリルウレタン樹脂等の樹脂組成物から形成された平均膜厚3〜10μmの第1表面保護層2と、平均粒径10〜30μmのアクリル樹脂ビーズ等の合成樹脂ビーズ4を含む2液硬化型シリコーン変性アクリルウレタン樹脂等の樹脂組成物から形成された第2表面保護層3とをこの順に形成し、第2表面保護層3の表面に突出した合成樹脂ビーズ4を除く部分の平均膜厚を3〜6μmとする。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅などの建築物の内装材や、造作材、建具等などの建築資材、家具什器類、住設機器又は家電製品等の外装材、自動車用フロントパネル等の車両内装材等として使用するための化粧シートに関するものである。さらに詳しくは、従来のプラスチック製化粧シートにありがちな冷たい触感(プラスチック感)ではなく、無塗装の無垢の木材に見られる滑らかで暖かい触感(ピーチスキン感)を有する、ピーチスキン調化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリ塩化ビニル樹脂又はポリオレフィン系樹脂等の合成樹脂フィルム又は紙等に木目等の印刷を施した化粧シートは、合板や中質繊維板(MDF)等の木質材料をはじめ、窯業系材料、金属系材料、合成樹脂材料等の各種材料の表面に、平貼り又はラッピング、真空成形等により貼り付けられて、上記した建材をはじめ各種の用途に広く用いられている。
【0003】
これらの化粧シートは、表面に傷が付いたり摩耗したりして印刷の意匠が損なわれることを防ぐために、熱硬化型又は電離放射線硬化型等の硬化型樹脂組成物を表面に塗工して硬化させた、表面保護層が設けられる場合が多い。しかし、この様に表面が合成樹脂の塗膜から構成されているために、表面がのっぺりとしていて、触ると冷たいプラスチック感があることが、無垢材などと比較して高級感に劣るという問題があった。
【0004】
化粧シートの表面に落ち着いた艶消し感を与えるために、表面保護層に合成樹脂ビーズを添加した化粧シートも、既に各種提案されており、これらは、合成樹脂ビーズの弾力性の作用により、耐擦傷性にも優れることも知られている(下記特許文献1〜5参照)。しかし、合成樹脂ビーズを利用して、ピーチスキン調の暖かい触感を得るという思想は、これまでにはない。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−39973号公報
【特許文献2】
特開平5−229067号公報
【特許文献3】
特開平7−205387号公報
【特許文献4】
特開平8−34099号公報
【特許文献5】
特開平10−130163号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の技術における上記の様な問題点を解決し、従来のプラスチック製化粧シートにありがちな冷たい触感(プラスチック感)を解消し、無垢の木材に近似した滑らかで暖かい触感を有するピーチスキン調化粧シートを提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、化粧シート本体の表面上に、平均粒径0.1〜3μmの艶調整用マット剤を含む樹脂組成物から形成された平均膜厚3〜10μmの第1表面保護層と、平均粒径10〜30μmの合成樹脂ビーズを含む樹脂組成物から形成された第2表面保護層とがこの順に形成されてなり、該第2表面保護層の表面に突出した合成樹脂ビーズを除く部分の平均膜厚が3〜6μmであることを特徴とするピーチスキン調化粧シートである。
【0008】
また本発明は、上記のピーチスキン調化粧シートにおいて、前記合成樹脂ビーズがアクリル樹脂ビーズであることを特徴とするものである。
【0009】
また本発明は、上記のピーチスキン調化粧シートにおいて、前記第1表面保護層及び前記第2表面保護層を構成する樹脂組成物が、アクリルポリオール樹脂とイソシアネート硬化剤との反応生成物である2液硬化型アクリルウレタン樹脂であることを特徴とするものである。
【0010】
また本発明は、上記のピーチスキン調化粧シートにおいて、前記第2表面保護層を構成する樹脂組成物が、側鎖にオルガノポリシロキシ基が導入されたシリコーン変性アクリルウレタン樹脂であることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図1は本発明のピーチスキン調化粧シートの構成断面の一例であり、この化粧シートは、化粧シート本体1の表面上に、艶調整用マット剤を含む第1表面保護層2、合成樹脂ビーズ4を含む第2表面保護層3が、この順に積層されて構成されている。
【0012】
化粧シート本体1については、本発明は表層コーティング技術に関するものであるから、その被塗工物である化粧シート本体1の構成や材質は特に限定されるものではない。一般的には、紙又は合成樹脂フィルム等の連続長尺の巻取体が使用される場合が多い。合成樹脂フィルムであれば、無地の着色フィルムであったり、片面又は両面に木目等の印刷が施されていたり、印刷フィルムの印刷面にさらに別の透明なフィルムが貼り合わされていたり、表面にエンボス加工が施されていたりと、化粧シートとしての機能を有するあらゆる形態のものを包含する。また、紙であっても同様で、印刷紙、表面処理紙、樹脂含浸紙などがあり、そのほか、紙と合成樹脂フィルムとを貼り合わせたものであってもよい。さらには、連続した巻取体でなくても、枚葉の形態であってもよい。図1の例では、着色合成樹脂フィルム11、絵柄層12、透明合成樹脂フィルム13が下から順に積層されて化粧シート本体1が構成されている。
【0013】
第1表面保護層2は、従来も化粧シートの表面保護層に用いられていた常用の樹脂組成物、特に硬化型樹脂組成物に、艶調整用マット剤を適量添加したものを用いて形成する。艶調整用マット剤としては、例えば炭酸カルシウム、硫酸バリウム、珪酸カルシウム等の無機塩類やシリカ、タルク等の無機質粉末であって、平均粒径が0.1〜3μmのものが用いられる。添加量は、化粧シートに所望する艶消し感の程度によって適宜設計すればよく、通例、樹脂固形分100重量部当たり1〜30重量部程度である。
【0014】
第1表面保護層2の主成分である硬化型樹脂組成物としては、例えばウレタン系樹脂、アルキド系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂等の熱硬化型樹脂や、(メタ)アクリレート系樹脂、ポリエステル系樹脂等の電離放射線硬化型樹脂などが用いられる。これらの中でも、アクリルポリオール樹脂とイソシアネート硬化剤とのウレタン反応による2液硬化型アクリルウレタン樹脂が最も好適である。ここに用いるイソシアネート硬化剤に関しては、化粧シートとしての他の要求品質(例えば、Vカット加工適性、耐候性など)を考慮して選定すればよい。例えば硬い被膜を追求するなら、トリレンジイソシアネート(TDI)系が望ましい。但し、これはキノイド結合により黄変する場合があるので、耐候性を向上させるには、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)系が良好である。硬さと耐候性を考慮すると、イソシアネート硬化剤の種類および量・ブレンド系などを適宜選定すればよい。また、耐候性を向上するために、紫外線吸収剤、光安定剤等の耐候処方剤を添加してもよい。
【0015】
第1表面保護層2の厚みは特に限定されないが、通常は5μm程度あればよく、所望により3〜10μm程度の間で適宜設計される。また、塗工方法は、ロールコート法、ナイフコート法、スプレーコート法、ダイコート法、グラビアコート法等、各種可能であるが、グラビアコート法が最も一般的である。
【0016】
第2表面保護層3は、上記第1表面保護層2に使用したものと同様の樹脂に、平均粒径が10〜30μm、更に望ましくは15〜25μmの合成樹脂ビーズ4を添加し、塗膜表面に突出した合成樹脂ビーズ4を除く部分の平均膜厚(以下、単に「平均膜厚」という)が3〜6μmとなる様に形成することが重要である。この様に、塗膜の平均膜厚を越える平均粒径の合成樹脂ビーズ4が添加されていることにより、塗膜の表面には合成樹脂ビーズ4が突出しており、人の肌に触れた時には、突出した合成樹脂ビーズ4の頂部のみが肌に直接接触した点接触状態となり、合成樹脂ビーズ4と合成樹脂ビーズ4との間の空間には空気層が残され、この空気層の断熱効果と、合成樹脂ビーズ4の低い熱伝導率(例えばアクリル樹脂ビーズの熱伝導率は0.17〜0.25W/m・Kであり、アルミナの21W/m・K、シリカ(石英ガラス)の1.4W/m・Kと比較して極めて低い)とが相俟って、天然の木材に近似した暖かい触感が得られ、しかも、突出した合成樹脂ビーズ4の頂部は、角のない球面(又は疑似球面)の一部であるので、人の肌に角が突き刺さることがなく、滑らかな触感を与えるのである。
【0017】
上記第2表面保護層3において、合成樹脂ビーズ4の平均粒径が30μmを越えるか、塗膜の平均膜厚が3μmを下回ると、合成樹脂ビーズ4が塗膜から抜け落ち易くなって、耐傷付き性を確保できない。一方、合成樹脂ビーズ4の平均粒径が10μmを下回るか、塗膜の平均膜厚が6μmを越えると、合成樹脂ビーズ4が塗膜中に埋もれる部分が増える上に、塗膜が合成樹脂ビーズ4の突出部分の表面をも部分的に覆う様になり易く、合成樹脂ビーズ4と合成樹脂ビーズ4との間の空間が少なくなって、断熱効果が低下し、暖かい触感が得られにくくなる。従って、塗膜の平均膜厚と合成樹脂ビーズ4の平均粒径とは、本発明において規定するとおりの範囲で設計する必要がある。
【0018】
合成樹脂ビーズ4の添加量は、塗膜形成成分である樹脂の固形分100重量部当たり、10〜50重量部であることが望ましい。10重量部を下回ると、合成樹脂ビーズ4の間隔が開き過ぎて、人の肌が合成樹脂ビーズ4と合成樹脂ビーズ4との間の塗膜の表面にも触れてしまい、暖かい触感や滑らかな触感が得られにくくなる。一方、50重量部を越えると、合成樹脂ビーズ4があまりに密に詰まるために、間隙の空気層が少なくなって、却って断熱効果が減殺されたり、合成樹脂ビーズ4が重なり合って塗膜中に取り込まれるために、滑らかさが減殺されたり、合成樹脂ビーズ4が塗膜から抜け落ち易くなって、耐傷付き性を確保できなくなったり、大量の合成樹脂ビーズ4によりマット性の効果が出て、第1表面保護層2の艶消し効果が隠蔽され、表面を所望の艶状態に仕上げることが困難になったりするからである。
【0019】
合成樹脂ビーズ4としては、従来の化粧シートにおけると同様、例えばアクリル樹脂ビーズ、スチレン樹脂ビーズ、ウレタン樹脂ビーズ、ポリエステル樹脂ビーズ等を任意に使用することができる。但し、第1表面保護層2の艶消し感を生かすことを考慮すると、透明度の高いアクリル樹脂ビーズが最も望ましい。また、塗膜の樹脂成分としても、アクリル樹脂ビーズとの屈折率差が小さいことが、第1表面保護層2の艶消し感を生かす上で有利であり、その意味で2液硬化型アクリルウレタン樹脂が最も適している。なお、本発明では、艶調整用マット剤を添加した第1表面保護層2により所望の艶に仕上げた上で、合成樹脂ビーズ4を添加した第2表面保護層3により滑らかで暖かい触感を付与する、というのが基本であるが、必要に応じて第2表面保護層3にも、第1表面保護層2に添加したものと同様の艶調整用マット剤を添加することも差し支えない。
【0020】
本発明の化粧シートは、最表面である第2表面保護層3において、合成樹脂ビーズ4が表面に大きく突出し、合成樹脂ビーズ4と合成樹脂ビーズ4との間では塗膜表面が凹部となっているため、この凹部に汚染物が詰まって汚れ易く、汚れが除去しにくくなる懸念がある。この懸念に対処するためには、塗膜にワックス類、シリコーン系化合物又はフッ素化合物等を添加して、撥水撥油性やスリップ性を付与し、汚染物を付着しにくくする加工を施しておくとよい。中でもシリコーンオイル等のシリコーン化合物は最も効果が高い。但し、シリコーンオイルは経時により塗膜表面部ブリードし、拭き取りや洗い流しにより失われて耐汚染性が低下する懸念がある。この点で、シリコーン成分であるオルガノポリシロキシ基を側鎖としてアクリルウレタン樹脂に導入した、シリコーン変性アクリルウレタン樹脂を使用すれば、シリコーン成分が経時により失われることがなく、優れた耐汚染性効果を半永久的に持続させることができる。
【0021】
上記シリコーン変性アクリルウレタン樹脂としては、本出願人の先の出願である特願2002−179882号の明細書中にも詳述した様に、以下の2種類が代表的なものである。
(1)アクリルポリオール化合物と、末端に水酸基を有するオルガノポリシロキサンアルキロール化合物と、ポリイソシアネート化合物とを混合して、アクリルポリオール化合物の水酸基間をポリイソシアネート化合物を介して架橋させて硬化させると同時に、アクリルポリオール化合物の水酸基の一部をポリイソシアネート化合物を介してオルガノポリシロキサンアルキロール化合物の末端の水酸基と結合させたもの。
(2)アクリル酸又はメタクリル酸等の不飽和カルボン酸を共重合成分として添加することにより側鎖にカルボキシル基を導入したアクリルポリオール化合物の該カルボキシル基と、末端に水酸基を有するオルガノポリシロキサンアルキロール化合物の該水酸基とをエステル化反応により結合させて得た、側鎖にオルガノポリシロキシ基が導入されたシリコーン変性アクリルポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物とを混合して、シリコーン変性アクリルポリオール化合物の水酸基間をポリイソシアネート化合物を介して架橋させたもの。
【0022】
本発明における第2表面保護層3には、上記2種のいずれの樹脂をも使用することができる。一般的には、上記(1)の樹脂の方が材料の入手は容易で安価であるが、上記(2)の樹脂の方が2成分系であるから取り扱い性は良く、耐汚染性及びその持続性にもより優れる。なお、上記(2)の樹脂において、シリコーン変性アクリルポリオール化合物と共に未変性のアクリルポリオール化合物を併用することも差し支えない。
【0023】
【実施例】
<実施例1>
厚さ80μmの着色ポリプロピレン系樹脂フィルムの表面に、ウレタン樹脂系インキで木目柄を印刷した後、厚さ80μmの透明ポリプロピレン系樹脂フィルムをエクストルーダーラミネートして、ポリオレフィン系化粧シート本体を作製した。この化粧シート本体の表面に、アクリルポリオール樹脂にシリカ系艶調整用マット剤にで艶調整し、ヘキサメチレンジイソシアネート系硬化剤を添加した塗工組成物を、乾燥後の厚み5μmに塗布して第1表面保護層を形成し、しかる後、該第1表面保護層上に、アクリルポリオール樹脂(RUB T−XXXクリアー(NT)、大日精化工業株式会社製)100重量部(固形分)、平均粒径20μmのアクリル樹脂ビーズ30重量部、ヘキサメチレンジイソシアネート系硬化剤(PTC硬化剤、大日精化工業株式会社製)10重量部(固形分)の配合からなる塗工組成物(溶剤分:2−ブタノン/酢酸エチル/2−プロパノールの混合系)を、表面に突出したアクリル樹脂ビーズ以外の塗膜の乾燥後の厚みが5μmとなる様に塗工して第2表面保護層を形成し、乾燥養生硬化させて、本発明のピーチスキン調化粧シートを作製した。
【0024】
<実施例2>
上記実施例1において、第二表面保護層を形成するための塗工組成物に、更にポリジメチルシロキサンプロピロール化合物を10重量部配合した塗工組成物を使用し、その他は上記実施例1と同一の条件で本発明のピーチスキン調化粧シートを作製した。
【0025】
<比較例1>
上記実施例1において、第二表面保護層にアクリル樹脂ビーズを配合せず、その他は上記実施例1と同一の条件で化粧シートを作製した。
【0026】
<評価>
上記実施例1〜2及び比較例1の化粧シートを、中質繊維板(MDF)製基材の表面に接着剤を介して貼り合わせた後、化粧シート表面の耐摩耗性(JAS特殊合板摩耗B試験)、耐折り曲げ白化性(ASTM)、耐汚染性(JAS特殊合板)及び手触り感(官能検査)の評価を行った。その結果を下記表1に示す。
【0027】
【表1】
Figure 2004262105
【0028】
【発明の効果】
本発明のピーチスキン調化粧シートは、化粧シート本体の表面上に、平均粒径0.1〜3μmの艶調整用マット剤を含む樹脂組成物から形成された平均膜厚3〜10μmの第1表面保護層と、平均粒径10〜30μmの合成樹脂ビーズを含む樹脂組成物から形成された第2表面保護層とがこの順に形成されてなり、該第2表面保護層の表面に突出した合成樹脂ビーズを除く部分の平均膜厚が3〜6μmであることにより、第2表面保護層の樹脂塗膜の表面に合成樹脂ビーズが5〜25μm程度突出しており、人の肌に触れた時に合成樹脂ビーズ同士の間隙に空気層が残るため、断熱効果により暖かみのある触感が得られると共に、人の肌に直接接触する合成樹脂ビーズの頂点は、角のない(疑似)球面であるため、その感触も滑らかであり、これに艶調整用マット剤によって艶調整が施された第1表面保護層の艶消し効果が相俟って、外観、触感共に無垢の木材に近似した高意匠性の化粧材が得られるという顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピーチスキン調化粧シートの実施の形態を示す模式断面図。
【符号の説明】
1 化粧シート本体
11 着色合成樹脂フィルム
12 絵柄層
13 透明合成樹脂フィルム
2 第1表面保護層
3 第2表面保護層
4 合成樹脂ビーズ

Claims (4)

  1. 化粧シート本体の表面上に、平均粒径0.1〜3μmの艶調整用マット剤を含む樹脂組成物から形成された平均膜厚3〜10μmの第1表面保護層と、平均粒径10〜30μmの合成樹脂ビーズを含む樹脂組成物から形成された第2表面保護層とがこの順に形成されてなり、該第2表面保護層の表面に突出した合成樹脂ビーズを除く部分の平均膜厚が3〜6μmであることを特徴とするピーチスキン調化粧シート。
  2. 前記合成樹脂ビーズがアクリル樹脂ビーズであることを特徴とする請求項1に記載のピーチスキン調化粧シート。
  3. 前記第1表面保護層及び前記第2表面保護層を構成する樹脂組成物が、アクリルポリオール樹脂とイソシアネート硬化剤との反応生成物である2液硬化型アクリルウレタン樹脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載のピーチスキン調化粧シート。
  4. 前記第2表面保護層を構成する樹脂組成物が、側鎖にオルガノポリシロキシ基が導入されたシリコーン変性アクリルウレタン樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のピーチスキン調化粧シート。
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