JP2004265131A - 点検・確認業務支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で細部に渡り点検・確認の対象となる映像を得ることができるようにする。
【解決手段】運営者端末11により、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末20の識別番号を登録し、サーバ12により、チェック項目表を作成し、そのチェック項目表に基づいた利用者端末30からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成し、携帯用通信端末20に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行い、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有する携帯用通信端末20により、内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムによって、サーバ12からの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示するようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】運営者端末11により、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末20の識別番号を登録し、サーバ12により、チェック項目表を作成し、そのチェック項目表に基づいた利用者端末30からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成し、携帯用通信端末20に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行い、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有する携帯用通信端末20により、内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムによって、サーバ12からの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示するようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯用通信端末からの画像を用いて点検・確認業務を支援する点検・確認業務支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルや工場等においては、その敷地内の適所に複数の監視カメラを固定設置し、それぞれの監視カメラからの映像を監視員がモニターすることで、不審人物、不審物、電灯の消忘れ、火災の有無等を監視していた。通常、監視員は、ビルや工場等の内部を熟知しているので、それぞれの監視カメラからの映像をモニターすることにより、異常状態の有無を判断できる。
ところが、たとえば新人の監視員の場合、ビルや工場等の内部を熟知していないことが多く、映像をモニターすることでの異常状態の有無の判断が困難となる場合がある。
そこで、特許文献1では、敷地内の適所に固定設置した複数の監視カメラからの映像を順次切り替えるとともに、それぞれの監視カメラからの映像に対応させて点検項目と点検結果とを表示させるようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−54099
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した特許文献1では、敷地内の適所に固定設置した複数の監視カメラからの映像を順次切り替えることで、敷地内の複数箇所の監視を行えるものの、それぞれの監視カメラから得られる映像は監視カメラの視野内に収まるものに限られてしまう。言い換えれば、監視カメラは固定設置であるため、死角となる部分の映像をモニターすることができないことになる。この場合、監視カメラの死角となる部分が無くなるように、さらに複数の監視カメラを設置することも考えられるが、監視システムがさらに大がかりとなり、監視システムの構築に要するコストがかかってしまう。
また、たとえ監視カメラの死角となる部分が無くなるように、複数の監視カメラを設置したとしても、たとえばドアや机等の障害物によって遮られてしまう部分が出てしまい、細部に渡っての点検・確認は困難になるものと予測される。
また、監視システムによって得られる映像から点検・確認のための作業報告書を提出する場合、監視カメラの映像をモニターし、その内容を所定の用紙に記入することになるので、映像を目視することによる確認ミスや手書きによる記入ミス等を引き起こすおそれがあり、作業精度が劣化してしまうおそれがある。
また、提出された作業報告書は、後に、パソコン等の端末に入力されて集計されることになるが、その作業にも多大な時間がかかってしまう。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で細部に渡り点検・確認の対象となる映像を得ることができ、併せて作業精度の劣化を防止し、さらには作業報告の集計を容易に行うことができる点検・確認業務支援システムを提供することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の点検・確認業務支援システムは、点検・確認業務支援のサービスを提供する点検・確認業務支援サービス運営者が保有する運営者端末と、運営者端末に接続されるサーバと、サーバに接続され、運営者端末及びサーバによって情報の登録や検索が行われるデータベースと、サーバに対してインターネットを介して接続され、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者が保有する利用者端末と、サーバに対してインターネットを介して接続され、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者が携帯する携帯用通信端末とを備え、運営者端末は、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行う機能と、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末の識別番号を登録する機能とを有し、サーバは、チェック項目表を作成する機能と、そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成する機能と、携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行う機能とを有し、利用者端末は、少なくとも表示機能、情報入力機能、通信機能を有し、携帯用通信端末は、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有し、さらに内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムにより、サーバからの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示する機能を有することを特徴とする。
また、サーバは、インターネットを介して、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者端末からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報をデータベースに登録する機能と、その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行する機能と、利用者端末からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、利用者端末からの利用者IDやパスワードをデータベースに登録されている利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り点検・確認指示依頼を受け付ける機能とを有するようにすることができる。
また、携帯用通信端末は、サーバからの点検・確認開始指示があって、点検・確認プログラムを起動すると、担当者名の一覧が表示され、いずれかの担当者名が選択されると、その担当者の画像を撮影する指示が表示され、その画像の撮影を終えると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための一又は複数のチェック項目が表示され、そのチェック項目に基づいた点検・確認の作業後の一又は複数の画像が撮影されると、担当者の画像と、一又は複数のチェック項目に基づいた一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とがサーバに送信される機能を有し、サーバは、携帯用通信端末から担当者の画像と、点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とを受け取ると、これら画像、位置情報、撮影時刻を表す実績表を作成する機能と、その作成した実績表を利用者端末に送信する機能とを有しているようにすることができる。
また、携帯用通信端末は、携帯電話、PDA、ノートパソコンのいずれかであるようにすることができる。
本発明の点検・確認業務支援方法は、点検・確認業務支援のサービスを提供する点検・確認業務支援サービス運営者が保有する運営者端末と、運営者端末に接続されるサーバと、サーバに接続され、運営者端末及びサーバによって情報の登録や検索が行われるデータベースと、サーバに対してインターネットを介して接続され、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者が保有する利用者端末と、サーバに対してインターネットを介して接続され、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者が携帯する携帯用通信端末とを備え、サーバにより点検・確認業務支援のサービスが得られる点検・確認業務支援方法であって、運営者端末は、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行う工程と、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末の識別番号を登録する工程とを有し、サーバは、チェック項目表を作成する工程と、そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成する工程と、携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行う工程とを有し、利用者端末は、少なくとも表示工程、情報入力工程、通信工程を有し、携帯用通信端末は、少なくともカメラ機能による撮影工程、GPS機能による位置情報取得工程、表示工程、通信工程を有し、さらに内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムにより、サーバからの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示する工程を有することを特徴とする。
また、サーバは、インターネットを介して、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者端末からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報をデータベースに登録する工程と、その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行する工程と、利用者端末からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、利用者端末からの利用者IDやパスワードをデータベースに登録されている利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り点検・確認指示依頼を受け付ける工程とを有するようにすることができる。
また、携帯用通信端末は、サーバからの点検・確認開始指示があって、点検・確認プログラムを起動すると、担当者名の一覧が表示され、いずれかの担当者名が選択されると、その担当者の画像を撮影する指示が表示され、その画像の撮影を終えると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための一又は複数のチェック項目が表示され、そのチェック項目に基づいた点検・確認の作業後の一又は複数の画像が撮影されると、担当者の画像と、一又は複数のチェック項目に基づいた一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とがサーバに送信される工程を有し、サーバは、携帯用通信端末から担当者の画像と、点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とを受け取ると、これら画像、位置情報、撮影時刻を表す実績表を作成する工程と、その作成した実績表を利用者端末に送信する工程とを有しているようにすることができる。
また、携帯用通信端末は、携帯電話、PDA、ノートパソコンのいずれかであるようにすることができる。
本発明に係る点検・確認業務支援システムにおいては、運営者端末により、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行い、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末の識別番号を登録し、サーバにより、チェック項目表を作成し、そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成し、携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行い、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有する携帯用通信端末により、内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムによって、サーバからの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示するようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の点検・確認業務支援システムの一実施の形態に係る概要を示す図であり、点検・確認業務システム10、携帯用通信端末20、利用者端末30を備えている。また、これら点検・確認業務システム10、携帯用通信端末20、利用者端末30は、インターネット40を介して相互に通信できるようになっている。
点検・確認業務システム10は、点検・確認業務支援のサービスを提供する点検・確認業務支援サービス運営者が保有するものであり、運営者端末11、サーバ12、データベース13を備えている。
運営者端末11は、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行う機能を有している。また、運営者端末11は、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結ぶとき、所定の用紙に記入された利用者の会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報をデータベース13に登録する機能を有している。また、運営者端末11は、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する後述の携帯用通信端末20の識別番号を登録する機能を有している。
【0008】
サーバ12は、インターネット40を介して、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報をデータベース13に登録し、その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行する機能を有している。また、サーバ12は、利用者からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、利用者からの利用者IDやパスワードをデータベース13に登録されている利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り点検・確認指示依頼を受け付ける機能を有している。また、サーバ12は、チェック項目表の作成機能と、そのチェック項目表に基づいた利用者からの点検・確認指示依頼を受け付けると、チェック項目を作成し、携帯用通信端末20に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行う機能を有している。
また、サーバ12は、携帯用通信端末20から後述する担当者の画像と、点検・確認の作業後の画像と、携帯用通信端末20のGPS機能によって得られる位置情報と、撮影した時刻とを受け取ると、実績表を作成する機能と、その作成した実績表を利用者端末30に送信する機能とを有している。
データベース13には、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者の会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報と、発行された利用者IDやパスワードと、利用者に貸与した携帯用通信端末20の識別番号と、利用者からの点検・確認指示依頼の内容と、携帯用通信端末20からの後述する担当者の画像、点検・確認の作業後の画像、携帯用通信端末20のGPS機能によって得られる位置情報、撮影した時刻と、これらから作成される実績表とが登録される。
【0009】
携帯用通信端末20は、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に貸与され、さらに利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者が携帯するものであり、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有している。なお、携帯用通信端末20にあっては、貸与されるものに限らず、既に利用者が所有しているものであってもよく、その場合には、点検・確認業務支援のサービスのためのプログラムを、所有している携帯用通信端末20にインストールすればよい。
また、携帯用通信端末20は、点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムが内蔵されている。ここで点検・確認プログラムは、サーバ12からの点検・確認開始指示と、作成されたチェック項目の表示とを行う機能を有している。すなわち、サーバ12からの点検・確認開始指示があって、点検・確認プログラムを起動すると、たとえば会社名、部署名、担当者選択一覧が携帯用通信端末20の画面に表示される。また、いずれかの携帯用通信端末20を携帯している担当者が自分の名前を選択し、さらに自分の顔を撮影すると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための指示(チェック項目)が画面に表示される。また、担当者がその点検・確認のための指示(チェック項目)に基づいた画像を撮影すると、担当者の顔の画像と点検・確認のための指示(チェック項目)に基づいた画像とが点検・確認業務システム10のサーバ12に送信される。携帯用通信端末20としては、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有している携帯電話、PDA、ノートパソコン等を用いることができる。また、画像としては、静止画、動画のいずれであってもよい。さらに、静止画、動画に音声も付加するようにしてもよい。
利用者端末30は、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者が保有するものであり、少なくとも表示機能、情報入力機能、通信機能を有している携帯電話、PDA、ノートパソコン、ディスクトップパソコン等を用いることができる。
【0010】
次に、点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法について説明する。なお、以下においては、利用者がたとえば自己のビル内の点検・確認の業務支援のサービスを受ける場合について、図2及び図3により説明する。
まず、利用者が点検・確認業務支援のサービスを受ける場合には、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結ぶ(ステップS1)。その場合、たとえば点検・確認業務支援サービス運営者が提供するWebサイトのWebページを用いて、利用者の会社名、ビルの所在地、点検確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を入力する(ステップS2)。WebサイトのWebページを用いて入力された利用者情報は、サーバ12によってデータベース13に登録される(ステップS3)。データベース13に利用者情報が登録されると、利用者に対して利用者IDやパスワードが発行される(ステップS4)。この利用者IDやパスワードは、利用者情報とともに、データベース13に登録される(ステップS5)。
また、利用者の会社名、ビルの所在地、点検確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報が所定の用紙に記入されている場合は、運営者端末11により、その利用者情報がデータベース13に登録される。
【0011】
また、利用者と点検・確認業務支援サービス運営者との間でサービス受託の契約を結ばれると、点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムが内蔵されている上述した携帯用通信端末20が利用者に貸与される(ステップS6)。また、貸与された携帯用通信端末20の識別番号は、利用者情報とともに、データベース13に登録される(ステップS7)。なお、携帯用通信端末20の識別番号は、電話番号であってもよいし、機種番号であってもよく、いずれにしても携帯用通信端末20を識別できる番号であればよい。貸与された携帯用通信端末20は、利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者に渡される。
次いで、サーバ12により、利用者のためのチェック項目表が作成される(ステップS8)。このチェック項目表は、「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための指示内容を示す複数の項目を有しているものである。
そして、点検・確認の業務支援のサービスが開始されるとき、利用者は利用者端末30によって点検・確認業務支援サービス運営者が提供するWebサイトにログインする(ステップS9)。この場合、利用者端末30の画面に利用者IDやパスワードの入力を促す内容が表示されるため、利用者が利用者IDやパスワードを入力すると(ステップS10)、サーバ12によって利用者IDやパスワードがデータベース13に登録されている利用者IDやパスワードと照合される(ステップS11)。ここで、一致している場合には利用者端末30の画面に利用者のためのチェック項目表を示すWebページが表示される(ステップS12,S13)。一致していなければ、エラー画面が表示される(ステップS14)。
【0012】
利用者端末30の画面にチェック項目表が表示されると、利用者は、そのチェック項目表から必要事項の項目にチェックを入れて(ステップS15)、図示しない点検・確認開始指示のボタンをクリックする。ここで、チェックを入れる項目は、一つであっもよいし、複数であってもよい。ちなみに、チェックを入れる項目には、ガスバルブの確認、玄関ドアの施錠確認、レジ点検・確認、階段の確認、屋上の確認等といったように、細部に渡っての項目が設けられている。よって、利用者は、単に、必要と思われる項目にチェックを入れるのみで、点検・確認指示依頼を出すことができる。
すると、サーバ12が利用者がチェックを入れた項目に対応するチェック項目を作成し(ステップS16)、携帯用通信端末20に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行う(ステップS17)。なお、点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信は、いずれかの携帯用通信端末20に対してのみ行ってもよいし、全ての携帯用通信端末20に対して同時に又は時間差をおいて行ってもよい。
担当者がその点検・確認開始指示を受け取った後(ステップS18)、上述した点検・確認プログラムを起動する(ステップS19)。ここで、点検・確認プログラムを起動する場合には、携帯用通信端末20の画面に表示されている、たとえば点検・確認の項目を選択するのみでよい。
【0013】
点検・確認プログラムを起動すると、携帯用通信端末20の画面には、たとえば図4(a)に示すように、担当者一覧が表示される(ステップS20)。ここで、担当者は、自分の氏名を選択すると(ステップS21)、図4(b)に示すように、自分の画像を撮影する画面に切り替えられる(ステップS22)。ここで、携帯用通信端末20のカメラ機能により、自分の画像を撮影すると(ステップS23)、図4(c)に示すように、点検・確認の指示内容(確認・作業指示)を示す画面に切り替えられる(ステップS24)。ここでは、たとえば「厨房ガスバルブを締めて下さい。」とした内容が表示される。担当者は、その点検・確認の指示内容を確認した後、okボタンを選択すると、図4(d)に示すように、点検・確認の作業後の画像を撮影する画面に切り替えられる(ステップS25)。ここで、携帯用通信端末20のカメラ機能により、厨房ガスバルブを撮影する。
なお、サーバ12からのチェック項目が複数ある場合には(ステップS26)、点検・確認プログラムにより、図4(d)での撮影が終了すると、図4(c)の点検・確認の指示内容を示す画面に切り替えられ、以降、図4(d)での作業後の画像の撮影と、図4(c)での点検・確認の指示内容の確認とが繰り替えされる。次いで、図4(b)で撮影した担当者の画像と、図4(d)で撮影した点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、携帯用通信端末20のGPS機能によって得られる位置情報と、撮影した時刻とがサーバ12に送信される(ステップS27)。
【0014】
サーバ12がこれらの画像、位置情報、時刻を受け取ると、たとえば図5に示すような実績表を作成し、利用者端末30に送信する(ステップS28,S29)。その実績表には、点検・確認を行った担当者の画像、点検・確認の作業後の一又は複数の画像、点検・確認の作業を行った位置情報、画像を撮影した時刻等が含まれている。よって、利用者は、利用者端末30によって表示される実績表を確認することで(ステップS30)、各担当者による点検・確認の作業の確認を行うことができる。なお、その実績表は、担当者毎や点検・確認を行った場所毎に作成してもよい。
【0015】
このように、本実施の形態では、運営者端末11により、データベース13に点検・確認業務支援のサービスの内容を登録したり、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行ったりし、さらに点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末20の識別番号を登録し、サーバ12により、チェック項目表を作成し、そのチェック項目表に基づいた利用者端末30からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成し、携帯用通信端末20に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行い、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有する携帯用通信端末20により、内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムによって、サーバ12からの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示するようにした。
【0016】
また、サーバにより、インターネット40を介して、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者端末30からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報をデータベース13に登録し、その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行し、利用者端末30からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、利用者端末30からの利用者IDやパスワードをデータベース13に登録されている利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り点検・確認指示依頼を受け付けるようにした。
また、携帯用通信端末20により、サーバ12からの点検・確認開始指示があって、点検・確認プログラムを起動すると、担当者名の一覧が表示され、いずれかの担当者名が選択されると、その担当者の画像を撮影する指示が表示され、その画像の撮影を終えると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための一又は複数のチェック項目が表示され、そのチェック項目に基づいた点検・確認の作業後の一又は複数の画像が撮影されると、担当者の画像と、一又は複数のチェック項目に基づいた一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とがサーバに送信されるようにし、サーバ12は、携帯用通信端末20から担当者の画像と、点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とを受け取ると、これら画像、位置情報、撮影時刻を表す実績表を作成し、その作成した実績表を利用者端末30に送信するようにした。
その結果、簡単な構成で細部に渡り点検・確認の対象となる映像を得ることができ、併せて作業精度の劣化を防止し、さらには作業報告の集計を容易に行うことができることができる。
【0017】
なお、本実施の形態では、利用者が保持する利用者端末30を一台とした場合について説明したが、利用者が複数存在する場合にはそれぞれの利用者が保持する利用者端末30を複数台とすることも可能である。また、本実施の形態では、携帯用通信端末20に対してサーバ12から点検・確認開始指示とチェック項目の送信とがある場合について説明したが、この例に限らず、携帯用通信端末20内部に予め、点検・確認開始指示とチェック項目とが登録されているようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ビル内の点検・確認の業務支援のサービスを受ける場合について説明したが、この例に限らず、図6に示すように、従業員の点検・確認を行うサービスにも適用することができる。すなわち、上記同様に、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有し、さらに上述した点検・確認の業務に必要な専用のプログラムが内蔵されている携帯用通信端末20を各従業員に携帯させる。そして、利用者(この場合は、従業員の雇い主)が上記同様に、サーバ12から得られるチェック項目表の中から、たとえば出勤確認や服装確認等の項目にチェックを入れると、サーバ12から各従業員が携帯する携帯用通信端末20に対し、点検・確認の開始指示が出される。
従業員がその通知を受け取った後、点検・確認の業務に必要な専用のプログラムを起動すると、携帯用通信端末20の画面には、たとえば図4(a)に相当する従業者一覧が表示される。ここで、従業員は、自分の氏名を選択すると、図4(c)に相当する自分の画像を撮影する画面に切り替えられる。ここで、携帯用通信端末20のカメラ機能により、自分の画像を撮影すると、従業員の画像と、携帯用通信端末20のGPS機能によって得られる位置情報と、撮影した時刻とがサーバ12に送信される。
【0018】
サーバ12が各従業員の画像や位置情報を受け取ると、たとえば図6に示すような実績表を作成し、利用者端末30に送信する。その実績表には、従業員が撮影を行った日時、撮影を行った位置情報、従業員の画像等が表示されるようになっている。よって、利用者は、その実績表を確認することで、各従業員の出勤確認や服装確認等を行うことができる。
なお、この実施の形態では、各従業員が携帯用通信端末20を携帯する場合について説明したが、この例に限らず、各部署又は各店舗毎に1台の携帯用通信端末20を置いておき、画面に表示される従業者一覧に従って、順次、自分の画像を撮影し、その撮影した全ての従業員の画像をまとめてサーバ12に送信するようにしてもよい。
また、各従業員が携わる店舗が美容院等のサービス業である場合には、顧客に対するカット後の髪型を撮影して送信し、オーナーからの次の指示を受けるようなことにも適用することができる。
いずれにしても、本発明の点検・確認業務支援システムは、遠隔地での細部に渡る点検・確認を必要とする全ての業務を支援するものに適用可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上の如く本発明に係る点検・確認業務支援システムによれば、運営者端末により、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行い、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末の識別番号を登録し、サーバにより、チェック項目表を作成し、そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成し、携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行い、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有する携帯用通信端末により、内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムによって、サーバからの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示するようにしたので、簡単な構成で細部に渡り点検・確認の対象となる映像を得ることができ、併せて作業精度の劣化を防止し、さらには作業報告の集計を容易に行うことができることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点検・確認業務支援システムの一実施の形態に係る概要を示す図である。
【図2】図1の点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1の点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1の点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法を説明するための図である。
【図5】図1の点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法を説明するための図である。
【図6】図1の点検・確認業務支援システムの構成を変えた場合の他の実施の形態に係る概要を示す図である。
【符号の説明】
10 点検・確認業務システム
11 運営者端末
12 サーバ
13 データベース
20 携帯用通信端末
30 利用者端末
40 インターネット
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯用通信端末からの画像を用いて点検・確認業務を支援する点検・確認業務支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルや工場等においては、その敷地内の適所に複数の監視カメラを固定設置し、それぞれの監視カメラからの映像を監視員がモニターすることで、不審人物、不審物、電灯の消忘れ、火災の有無等を監視していた。通常、監視員は、ビルや工場等の内部を熟知しているので、それぞれの監視カメラからの映像をモニターすることにより、異常状態の有無を判断できる。
ところが、たとえば新人の監視員の場合、ビルや工場等の内部を熟知していないことが多く、映像をモニターすることでの異常状態の有無の判断が困難となる場合がある。
そこで、特許文献1では、敷地内の適所に固定設置した複数の監視カメラからの映像を順次切り替えるとともに、それぞれの監視カメラからの映像に対応させて点検項目と点検結果とを表示させるようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−54099
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した特許文献1では、敷地内の適所に固定設置した複数の監視カメラからの映像を順次切り替えることで、敷地内の複数箇所の監視を行えるものの、それぞれの監視カメラから得られる映像は監視カメラの視野内に収まるものに限られてしまう。言い換えれば、監視カメラは固定設置であるため、死角となる部分の映像をモニターすることができないことになる。この場合、監視カメラの死角となる部分が無くなるように、さらに複数の監視カメラを設置することも考えられるが、監視システムがさらに大がかりとなり、監視システムの構築に要するコストがかかってしまう。
また、たとえ監視カメラの死角となる部分が無くなるように、複数の監視カメラを設置したとしても、たとえばドアや机等の障害物によって遮られてしまう部分が出てしまい、細部に渡っての点検・確認は困難になるものと予測される。
また、監視システムによって得られる映像から点検・確認のための作業報告書を提出する場合、監視カメラの映像をモニターし、その内容を所定の用紙に記入することになるので、映像を目視することによる確認ミスや手書きによる記入ミス等を引き起こすおそれがあり、作業精度が劣化してしまうおそれがある。
また、提出された作業報告書は、後に、パソコン等の端末に入力されて集計されることになるが、その作業にも多大な時間がかかってしまう。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で細部に渡り点検・確認の対象となる映像を得ることができ、併せて作業精度の劣化を防止し、さらには作業報告の集計を容易に行うことができる点検・確認業務支援システムを提供することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の点検・確認業務支援システムは、点検・確認業務支援のサービスを提供する点検・確認業務支援サービス運営者が保有する運営者端末と、運営者端末に接続されるサーバと、サーバに接続され、運営者端末及びサーバによって情報の登録や検索が行われるデータベースと、サーバに対してインターネットを介して接続され、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者が保有する利用者端末と、サーバに対してインターネットを介して接続され、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者が携帯する携帯用通信端末とを備え、運営者端末は、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行う機能と、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末の識別番号を登録する機能とを有し、サーバは、チェック項目表を作成する機能と、そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成する機能と、携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行う機能とを有し、利用者端末は、少なくとも表示機能、情報入力機能、通信機能を有し、携帯用通信端末は、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有し、さらに内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムにより、サーバからの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示する機能を有することを特徴とする。
また、サーバは、インターネットを介して、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者端末からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報をデータベースに登録する機能と、その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行する機能と、利用者端末からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、利用者端末からの利用者IDやパスワードをデータベースに登録されている利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り点検・確認指示依頼を受け付ける機能とを有するようにすることができる。
また、携帯用通信端末は、サーバからの点検・確認開始指示があって、点検・確認プログラムを起動すると、担当者名の一覧が表示され、いずれかの担当者名が選択されると、その担当者の画像を撮影する指示が表示され、その画像の撮影を終えると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための一又は複数のチェック項目が表示され、そのチェック項目に基づいた点検・確認の作業後の一又は複数の画像が撮影されると、担当者の画像と、一又は複数のチェック項目に基づいた一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とがサーバに送信される機能を有し、サーバは、携帯用通信端末から担当者の画像と、点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とを受け取ると、これら画像、位置情報、撮影時刻を表す実績表を作成する機能と、その作成した実績表を利用者端末に送信する機能とを有しているようにすることができる。
また、携帯用通信端末は、携帯電話、PDA、ノートパソコンのいずれかであるようにすることができる。
本発明の点検・確認業務支援方法は、点検・確認業務支援のサービスを提供する点検・確認業務支援サービス運営者が保有する運営者端末と、運営者端末に接続されるサーバと、サーバに接続され、運営者端末及びサーバによって情報の登録や検索が行われるデータベースと、サーバに対してインターネットを介して接続され、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者が保有する利用者端末と、サーバに対してインターネットを介して接続され、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者が携帯する携帯用通信端末とを備え、サーバにより点検・確認業務支援のサービスが得られる点検・確認業務支援方法であって、運営者端末は、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行う工程と、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末の識別番号を登録する工程とを有し、サーバは、チェック項目表を作成する工程と、そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成する工程と、携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行う工程とを有し、利用者端末は、少なくとも表示工程、情報入力工程、通信工程を有し、携帯用通信端末は、少なくともカメラ機能による撮影工程、GPS機能による位置情報取得工程、表示工程、通信工程を有し、さらに内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムにより、サーバからの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示する工程を有することを特徴とする。
また、サーバは、インターネットを介して、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者端末からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報をデータベースに登録する工程と、その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行する工程と、利用者端末からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、利用者端末からの利用者IDやパスワードをデータベースに登録されている利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り点検・確認指示依頼を受け付ける工程とを有するようにすることができる。
また、携帯用通信端末は、サーバからの点検・確認開始指示があって、点検・確認プログラムを起動すると、担当者名の一覧が表示され、いずれかの担当者名が選択されると、その担当者の画像を撮影する指示が表示され、その画像の撮影を終えると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための一又は複数のチェック項目が表示され、そのチェック項目に基づいた点検・確認の作業後の一又は複数の画像が撮影されると、担当者の画像と、一又は複数のチェック項目に基づいた一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とがサーバに送信される工程を有し、サーバは、携帯用通信端末から担当者の画像と、点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とを受け取ると、これら画像、位置情報、撮影時刻を表す実績表を作成する工程と、その作成した実績表を利用者端末に送信する工程とを有しているようにすることができる。
また、携帯用通信端末は、携帯電話、PDA、ノートパソコンのいずれかであるようにすることができる。
本発明に係る点検・確認業務支援システムにおいては、運営者端末により、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行い、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末の識別番号を登録し、サーバにより、チェック項目表を作成し、そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成し、携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行い、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有する携帯用通信端末により、内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムによって、サーバからの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示するようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の点検・確認業務支援システムの一実施の形態に係る概要を示す図であり、点検・確認業務システム10、携帯用通信端末20、利用者端末30を備えている。また、これら点検・確認業務システム10、携帯用通信端末20、利用者端末30は、インターネット40を介して相互に通信できるようになっている。
点検・確認業務システム10は、点検・確認業務支援のサービスを提供する点検・確認業務支援サービス運営者が保有するものであり、運営者端末11、サーバ12、データベース13を備えている。
運営者端末11は、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行う機能を有している。また、運営者端末11は、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結ぶとき、所定の用紙に記入された利用者の会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報をデータベース13に登録する機能を有している。また、運営者端末11は、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する後述の携帯用通信端末20の識別番号を登録する機能を有している。
【0008】
サーバ12は、インターネット40を介して、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報をデータベース13に登録し、その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行する機能を有している。また、サーバ12は、利用者からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、利用者からの利用者IDやパスワードをデータベース13に登録されている利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り点検・確認指示依頼を受け付ける機能を有している。また、サーバ12は、チェック項目表の作成機能と、そのチェック項目表に基づいた利用者からの点検・確認指示依頼を受け付けると、チェック項目を作成し、携帯用通信端末20に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行う機能を有している。
また、サーバ12は、携帯用通信端末20から後述する担当者の画像と、点検・確認の作業後の画像と、携帯用通信端末20のGPS機能によって得られる位置情報と、撮影した時刻とを受け取ると、実績表を作成する機能と、その作成した実績表を利用者端末30に送信する機能とを有している。
データベース13には、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者の会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報と、発行された利用者IDやパスワードと、利用者に貸与した携帯用通信端末20の識別番号と、利用者からの点検・確認指示依頼の内容と、携帯用通信端末20からの後述する担当者の画像、点検・確認の作業後の画像、携帯用通信端末20のGPS機能によって得られる位置情報、撮影した時刻と、これらから作成される実績表とが登録される。
【0009】
携帯用通信端末20は、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に貸与され、さらに利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者が携帯するものであり、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有している。なお、携帯用通信端末20にあっては、貸与されるものに限らず、既に利用者が所有しているものであってもよく、その場合には、点検・確認業務支援のサービスのためのプログラムを、所有している携帯用通信端末20にインストールすればよい。
また、携帯用通信端末20は、点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムが内蔵されている。ここで点検・確認プログラムは、サーバ12からの点検・確認開始指示と、作成されたチェック項目の表示とを行う機能を有している。すなわち、サーバ12からの点検・確認開始指示があって、点検・確認プログラムを起動すると、たとえば会社名、部署名、担当者選択一覧が携帯用通信端末20の画面に表示される。また、いずれかの携帯用通信端末20を携帯している担当者が自分の名前を選択し、さらに自分の顔を撮影すると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための指示(チェック項目)が画面に表示される。また、担当者がその点検・確認のための指示(チェック項目)に基づいた画像を撮影すると、担当者の顔の画像と点検・確認のための指示(チェック項目)に基づいた画像とが点検・確認業務システム10のサーバ12に送信される。携帯用通信端末20としては、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有している携帯電話、PDA、ノートパソコン等を用いることができる。また、画像としては、静止画、動画のいずれであってもよい。さらに、静止画、動画に音声も付加するようにしてもよい。
利用者端末30は、点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者が保有するものであり、少なくとも表示機能、情報入力機能、通信機能を有している携帯電話、PDA、ノートパソコン、ディスクトップパソコン等を用いることができる。
【0010】
次に、点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法について説明する。なお、以下においては、利用者がたとえば自己のビル内の点検・確認の業務支援のサービスを受ける場合について、図2及び図3により説明する。
まず、利用者が点検・確認業務支援のサービスを受ける場合には、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結ぶ(ステップS1)。その場合、たとえば点検・確認業務支援サービス運営者が提供するWebサイトのWebページを用いて、利用者の会社名、ビルの所在地、点検確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を入力する(ステップS2)。WebサイトのWebページを用いて入力された利用者情報は、サーバ12によってデータベース13に登録される(ステップS3)。データベース13に利用者情報が登録されると、利用者に対して利用者IDやパスワードが発行される(ステップS4)。この利用者IDやパスワードは、利用者情報とともに、データベース13に登録される(ステップS5)。
また、利用者の会社名、ビルの所在地、点検確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報が所定の用紙に記入されている場合は、運営者端末11により、その利用者情報がデータベース13に登録される。
【0011】
また、利用者と点検・確認業務支援サービス運営者との間でサービス受託の契約を結ばれると、点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムが内蔵されている上述した携帯用通信端末20が利用者に貸与される(ステップS6)。また、貸与された携帯用通信端末20の識別番号は、利用者情報とともに、データベース13に登録される(ステップS7)。なお、携帯用通信端末20の識別番号は、電話番号であってもよいし、機種番号であってもよく、いずれにしても携帯用通信端末20を識別できる番号であればよい。貸与された携帯用通信端末20は、利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者に渡される。
次いで、サーバ12により、利用者のためのチェック項目表が作成される(ステップS8)。このチェック項目表は、「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための指示内容を示す複数の項目を有しているものである。
そして、点検・確認の業務支援のサービスが開始されるとき、利用者は利用者端末30によって点検・確認業務支援サービス運営者が提供するWebサイトにログインする(ステップS9)。この場合、利用者端末30の画面に利用者IDやパスワードの入力を促す内容が表示されるため、利用者が利用者IDやパスワードを入力すると(ステップS10)、サーバ12によって利用者IDやパスワードがデータベース13に登録されている利用者IDやパスワードと照合される(ステップS11)。ここで、一致している場合には利用者端末30の画面に利用者のためのチェック項目表を示すWebページが表示される(ステップS12,S13)。一致していなければ、エラー画面が表示される(ステップS14)。
【0012】
利用者端末30の画面にチェック項目表が表示されると、利用者は、そのチェック項目表から必要事項の項目にチェックを入れて(ステップS15)、図示しない点検・確認開始指示のボタンをクリックする。ここで、チェックを入れる項目は、一つであっもよいし、複数であってもよい。ちなみに、チェックを入れる項目には、ガスバルブの確認、玄関ドアの施錠確認、レジ点検・確認、階段の確認、屋上の確認等といったように、細部に渡っての項目が設けられている。よって、利用者は、単に、必要と思われる項目にチェックを入れるのみで、点検・確認指示依頼を出すことができる。
すると、サーバ12が利用者がチェックを入れた項目に対応するチェック項目を作成し(ステップS16)、携帯用通信端末20に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行う(ステップS17)。なお、点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信は、いずれかの携帯用通信端末20に対してのみ行ってもよいし、全ての携帯用通信端末20に対して同時に又は時間差をおいて行ってもよい。
担当者がその点検・確認開始指示を受け取った後(ステップS18)、上述した点検・確認プログラムを起動する(ステップS19)。ここで、点検・確認プログラムを起動する場合には、携帯用通信端末20の画面に表示されている、たとえば点検・確認の項目を選択するのみでよい。
【0013】
点検・確認プログラムを起動すると、携帯用通信端末20の画面には、たとえば図4(a)に示すように、担当者一覧が表示される(ステップS20)。ここで、担当者は、自分の氏名を選択すると(ステップS21)、図4(b)に示すように、自分の画像を撮影する画面に切り替えられる(ステップS22)。ここで、携帯用通信端末20のカメラ機能により、自分の画像を撮影すると(ステップS23)、図4(c)に示すように、点検・確認の指示内容(確認・作業指示)を示す画面に切り替えられる(ステップS24)。ここでは、たとえば「厨房ガスバルブを締めて下さい。」とした内容が表示される。担当者は、その点検・確認の指示内容を確認した後、okボタンを選択すると、図4(d)に示すように、点検・確認の作業後の画像を撮影する画面に切り替えられる(ステップS25)。ここで、携帯用通信端末20のカメラ機能により、厨房ガスバルブを撮影する。
なお、サーバ12からのチェック項目が複数ある場合には(ステップS26)、点検・確認プログラムにより、図4(d)での撮影が終了すると、図4(c)の点検・確認の指示内容を示す画面に切り替えられ、以降、図4(d)での作業後の画像の撮影と、図4(c)での点検・確認の指示内容の確認とが繰り替えされる。次いで、図4(b)で撮影した担当者の画像と、図4(d)で撮影した点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、携帯用通信端末20のGPS機能によって得られる位置情報と、撮影した時刻とがサーバ12に送信される(ステップS27)。
【0014】
サーバ12がこれらの画像、位置情報、時刻を受け取ると、たとえば図5に示すような実績表を作成し、利用者端末30に送信する(ステップS28,S29)。その実績表には、点検・確認を行った担当者の画像、点検・確認の作業後の一又は複数の画像、点検・確認の作業を行った位置情報、画像を撮影した時刻等が含まれている。よって、利用者は、利用者端末30によって表示される実績表を確認することで(ステップS30)、各担当者による点検・確認の作業の確認を行うことができる。なお、その実績表は、担当者毎や点検・確認を行った場所毎に作成してもよい。
【0015】
このように、本実施の形態では、運営者端末11により、データベース13に点検・確認業務支援のサービスの内容を登録したり、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行ったりし、さらに点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末20の識別番号を登録し、サーバ12により、チェック項目表を作成し、そのチェック項目表に基づいた利用者端末30からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成し、携帯用通信端末20に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行い、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有する携帯用通信端末20により、内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムによって、サーバ12からの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示するようにした。
【0016】
また、サーバにより、インターネット40を介して、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者端末30からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報をデータベース13に登録し、その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行し、利用者端末30からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、利用者端末30からの利用者IDやパスワードをデータベース13に登録されている利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り点検・確認指示依頼を受け付けるようにした。
また、携帯用通信端末20により、サーバ12からの点検・確認開始指示があって、点検・確認プログラムを起動すると、担当者名の一覧が表示され、いずれかの担当者名が選択されると、その担当者の画像を撮影する指示が表示され、その画像の撮影を終えると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための一又は複数のチェック項目が表示され、そのチェック項目に基づいた点検・確認の作業後の一又は複数の画像が撮影されると、担当者の画像と、一又は複数のチェック項目に基づいた一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とがサーバに送信されるようにし、サーバ12は、携帯用通信端末20から担当者の画像と、点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、GPS機能によって得られる位置情報と、画像を撮影した時刻とを受け取ると、これら画像、位置情報、撮影時刻を表す実績表を作成し、その作成した実績表を利用者端末30に送信するようにした。
その結果、簡単な構成で細部に渡り点検・確認の対象となる映像を得ることができ、併せて作業精度の劣化を防止し、さらには作業報告の集計を容易に行うことができることができる。
【0017】
なお、本実施の形態では、利用者が保持する利用者端末30を一台とした場合について説明したが、利用者が複数存在する場合にはそれぞれの利用者が保持する利用者端末30を複数台とすることも可能である。また、本実施の形態では、携帯用通信端末20に対してサーバ12から点検・確認開始指示とチェック項目の送信とがある場合について説明したが、この例に限らず、携帯用通信端末20内部に予め、点検・確認開始指示とチェック項目とが登録されているようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ビル内の点検・確認の業務支援のサービスを受ける場合について説明したが、この例に限らず、図6に示すように、従業員の点検・確認を行うサービスにも適用することができる。すなわち、上記同様に、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有し、さらに上述した点検・確認の業務に必要な専用のプログラムが内蔵されている携帯用通信端末20を各従業員に携帯させる。そして、利用者(この場合は、従業員の雇い主)が上記同様に、サーバ12から得られるチェック項目表の中から、たとえば出勤確認や服装確認等の項目にチェックを入れると、サーバ12から各従業員が携帯する携帯用通信端末20に対し、点検・確認の開始指示が出される。
従業員がその通知を受け取った後、点検・確認の業務に必要な専用のプログラムを起動すると、携帯用通信端末20の画面には、たとえば図4(a)に相当する従業者一覧が表示される。ここで、従業員は、自分の氏名を選択すると、図4(c)に相当する自分の画像を撮影する画面に切り替えられる。ここで、携帯用通信端末20のカメラ機能により、自分の画像を撮影すると、従業員の画像と、携帯用通信端末20のGPS機能によって得られる位置情報と、撮影した時刻とがサーバ12に送信される。
【0018】
サーバ12が各従業員の画像や位置情報を受け取ると、たとえば図6に示すような実績表を作成し、利用者端末30に送信する。その実績表には、従業員が撮影を行った日時、撮影を行った位置情報、従業員の画像等が表示されるようになっている。よって、利用者は、その実績表を確認することで、各従業員の出勤確認や服装確認等を行うことができる。
なお、この実施の形態では、各従業員が携帯用通信端末20を携帯する場合について説明したが、この例に限らず、各部署又は各店舗毎に1台の携帯用通信端末20を置いておき、画面に表示される従業者一覧に従って、順次、自分の画像を撮影し、その撮影した全ての従業員の画像をまとめてサーバ12に送信するようにしてもよい。
また、各従業員が携わる店舗が美容院等のサービス業である場合には、顧客に対するカット後の髪型を撮影して送信し、オーナーからの次の指示を受けるようなことにも適用することができる。
いずれにしても、本発明の点検・確認業務支援システムは、遠隔地での細部に渡る点検・確認を必要とする全ての業務を支援するものに適用可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上の如く本発明に係る点検・確認業務支援システムによれば、運営者端末により、点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行い、点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する携帯用通信端末の識別番号を登録し、サーバにより、チェック項目表を作成し、そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成し、携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成したチェック項目の送信とを行い、少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有する携帯用通信端末により、内蔵されている点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムによって、サーバからの点検・確認開始指示とチェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示するようにしたので、簡単な構成で細部に渡り点検・確認の対象となる映像を得ることができ、併せて作業精度の劣化を防止し、さらには作業報告の集計を容易に行うことができることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点検・確認業務支援システムの一実施の形態に係る概要を示す図である。
【図2】図1の点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1の点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1の点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法を説明するための図である。
【図5】図1の点検・確認業務支援システムによる点検・確認業務支援方法を説明するための図である。
【図6】図1の点検・確認業務支援システムの構成を変えた場合の他の実施の形態に係る概要を示す図である。
【符号の説明】
10 点検・確認業務システム
11 運営者端末
12 サーバ
13 データベース
20 携帯用通信端末
30 利用者端末
40 インターネット
Claims (8)
- 点検・確認業務支援のサービスを提供する点検・確認業務支援サービス運営者が保有する運営者端末と、
前記運営者端末に接続されるサーバと、
前記サーバに接続され、前記運営者端末及びサーバによって情報の登録や検索が行われるデータベースと、
前記サーバに対してインターネットを介して接続され、前記点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者が保有する利用者端末と、
前記サーバに対してインターネットを介して接続され、前記点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者が携帯する携帯用通信端末とを備え、
前記運営者端末は、
前記点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した前記点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行う機能と、
前記点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する前記携帯用通信端末の識別番号を登録する機能とを有し、
前記サーバは、
チェック項目表を作成する機能と、
そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成する機能と、
前記携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成した前記チェック項目の送信とを行う機能とを有し、
前記利用者端末は、
少なくとも表示機能、情報入力機能、通信機能を有し、
前記携帯用通信端末は、
少なくともカメラ機能、GPS機能、表示機能、通信機能を有し、さらに内蔵されている前記点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムにより、前記サーバからの点検・確認開始指示と前記チェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示する機能を有する
ことを特徴とする点検・確認業務支援システム。 - 前記サーバは、
前記インターネットを介して、前記点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者端末からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報を前記データベースに登録する機能と、
その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行する機能と、
前記利用者端末からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、前記利用者端末からの前記利用者IDやパスワードを前記データベースに登録されている前記利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り前記点検・確認指示依頼を受け付ける機能とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の点検・確認業務支援システム。 - 前記携帯用通信端末は、前記サーバからの点検・確認開始指示があって、前記点検・確認プログラムを起動すると、担当者名の一覧が表示され、いずれかの担当者名が選択されると、その担当者の画像を撮影する指示が表示され、その画像の撮影を終えると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための一又は複数の前記チェック項目が表示され、そのチェック項目に基づいた点検・確認の作業後の一又は複数の画像が撮影されると、前記担当者の画像と、前記一又は複数のチェック項目に基づいた一又は複数の画像と、前記GPS機能によって得られる位置情報と、前記画像を撮影した時刻とが前記サーバに送信される機能を有し、
前記サーバは、
前記携帯用通信端末から前記担当者の画像と、点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、前記GPS機能によって得られる位置情報と、前記画像を撮影した時刻とを受け取ると、これら画像、位置情報、撮影時刻を表す実績表を作成する機能と、
その作成した実績表を前記利用者端末に送信する機能とを有している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の点検・確認業務支援システム。 - 前記携帯用通信端末は、携帯電話、PDA、ノートパソコンのいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の点検・確認業務支援システム。
- 点検・確認業務支援のサービスを提供する点検・確認業務支援サービス運営者が保有する運営者端末と、前記運営者端末に接続されるサーバと、前記サーバに接続され、前記運営者端末及びサーバによって情報の登録や検索が行われるデータベースと、前記サーバに対してインターネットを介して接続され、前記点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者が保有する利用者端末と、前記サーバに対してインターネットを介して接続され、前記点検・確認業務支援のサービスを受ける利用者の会社に属する点検・確認を行う担当者又は委託を受けて点検・確認を行う担当者が携帯する携帯用通信端末とを備え、前記サーバにより前記点検・確認業務支援のサービスが得られる点検・確認業務支援方法であって、
前記運営者端末は、
前記点検・確認業務支援のサービスの内容の登録や、登録した前記点検・確認業務支援のサービスの内容の変更等を行う工程と、
前記点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者に対して貸与する前記携帯用通信端末の識別番号を登録する工程とを有し、
前記サーバは、
チェック項目表を作成する工程と、
そのチェック項目表に基づいた利用者端末からの点検・確認指示依頼を受け付けると、その依頼内容に応じたチェック項目を作成する工程と、
前記携帯用通信端末に対して点検・確認開始指示と作成した前記チェック項目の送信とを行う工程とを有し、
前記利用者端末は、
少なくとも表示工程、情報入力工程、通信工程を有し、
前記携帯用通信端末は、
少なくともカメラ機能による撮影工程、GPS機能による位置情報取得工程、表示工程、通信工程を有し、さらに内蔵されている前記点検・確認業務支援のサービスの利用に必要な専用の点検・確認プログラムにより、前記サーバからの点検・確認開始指示と前記チェック項目に応じた点検・確認の手順とを表示する工程を有する
ことを特徴とする点検・確認業務支援方法。 - 前記サーバは、
前記インターネットを介して、前記点検・確認業務支援のサービス受託の契約を結んだ利用者端末からの会社名、ビルの所在地、点検・確認の内容、担当者の氏名、電子メールアドレス、連絡先電話番号等の利用者情報を受け取ると、その利用者情報を前記データベースに登録する工程と、
その利用者に対して利用者IDやパスワードを発行する工程と、
前記利用者端末からの点検・確認指示依頼のためのログインを受け付けるとき、前記利用者端末からの前記利用者IDやパスワードを前記データベースに登録されている前記利用者IDやパスワードと照合し、一致している場合に限り前記点検・確認指示依頼を受け付ける工程とを有する
ことを特徴とする請求項5に記載の点検・確認業務支援方法。 - 前記携帯用通信端末は、前記サーバからの点検・確認開始指示があって、前記点検・確認プログラムを起動すると、担当者名の一覧が表示され、いずれかの担当者名が選択されると、その担当者の画像を撮影する指示が表示され、その画像の撮影を終えると、続いて「何処の/何を/どうするか」とした点検・確認のための一又は複数の前記チェック項目が表示され、そのチェック項目に基づいた点検・確認の作業後の一又は複数の画像が撮影されると、前記担当者の画像と、前記一又は複数のチェック項目に基づいた一又は複数の画像と、前記GPS機能によって得られる位置情報と、前記画像を撮影した時刻とが前記サーバに送信される工程を有し、
前記サーバは、
前記携帯用通信端末から前記担当者の画像と、点検・確認の作業後の一又は複数の画像と、前記GPS機能によって得られる位置情報と、前記画像を撮影した時刻とを受け取ると、これら画像、位置情報、撮影時刻を表す実績表を作成する工程と、
その作成した実績表を前記利用者端末に送信する工程とを有している
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の点検・確認業務支援方法。 - 前記携帯用通信端末は、携帯電話、PDA、ノートパソコンのいずれかであることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の点検・確認業務支援方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003054578A JP2004265131A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | 点検・確認業務支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003054578A JP2004265131A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | 点検・確認業務支援システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004265131A true JP2004265131A (ja) | 2004-09-24 |
Family
ID=33118883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003054578A Pending JP2004265131A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | 点検・確認業務支援システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004265131A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006146770A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Glory Ltd | 電子決済端末装置及び電子決済システム |
| JP2008117039A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Nec Infrontia Corp | 巡回補助システム、巡回補助方法、巡回補助プログラムおよびプログラム記録媒体 |
| JP2014139724A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Hitachi Ltd | 点検支援用処理サーバ及び点検支援システム |
| US9201414B2 (en) | 2010-07-28 | 2015-12-01 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Intrinsically-safe handheld field maintenance tool with image and/or sound capture |
| JP2023088424A (ja) * | 2021-12-15 | 2023-06-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 自律型ロボットシステムおよび施設管理方法 |
-
2003
- 2003-02-28 JP JP2003054578A patent/JP2004265131A/ja active Pending
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| JP7833646B2 (ja) | 2021-12-15 | 2026-03-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 自律型ロボットシステムおよび施設管理方法 |
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