JP2004267018A - 大豆の栽培方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】大豆Bが、花芽ができる前の時期まで成長するか、或いは開花の時期まで成育したとき、この大豆Bにおける茎の最上端部を剪定する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、田畑において大豆を栽培する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
最近、田畑において栽培した大豆において、その大豆種子の収穫は、例えば、特許文献1に記載されている自走自脱式のコンバインを使用することによって、前記大豆を田畑から刈り取りながら脱穀してその大豆種子のみを篩分けて収穫するというコンバイン方式で行われている。
【0003】
このコンバインによる大豆種子の収穫に際しては、この収穫が高い収穫率で且つ確実にできるようにするためには、大豆の栽培に際して、大豆種子の落ちこぼれを少なくことのために、その地面から豆果までの高さを高くすることが必要であるとともに、確実な刈取を可能にすることのために、大豆が地面に対して倒れないようにすることが必要である。更に、前記刈取を更に好ましくするためには、大豆における地面から最上端部までの草丈を揃えることが必要である。
【0004】
本発明は、大豆を、コンバインによる大豆種子の好ましい脱穀収穫が容易に実現できるような姿にして栽培する方法を提供することを技術的課題とする。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−300057号公報
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は、
「田畑に播種して発芽するか又は田畑に苗植した大豆が、花芽ができる前の時期まで成長するか、或いは開花の時期まで成長したとき、この大豆における茎の最上端部を、剪定する。」
ことを特徴としている。
【0007】
また、本発明の請求項2は、
「田畑に播種して発芽するか又は田畑に苗植した多数本の大豆が、花芽ができる前の時期まで成長するか、或いは開花の時期まで成長したとき、この各大豆における茎の最上端部を、当該各大豆における地面からの草丈を揃えるように剪定する。」
ことを特徴としている。
【0008】
更にまた、本発明の請求項3は、
「前記請求項2の記載において、多数本の大豆についての剪定を、地面に接地する車輪に水平方向に延びるように支持したバリカン式刈刃機構にて行う。」
ことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
田畑に播種して発芽するか又は田畑に苗植した大豆が、当該大豆に花芽ができる前の時期まで成長するか、或いは、開花の時期まで成長したときにおいて、前記大豆における茎の最上端部を剪定することにより、大豆における茎の成長が、当該大豆における先端部を剪定しない場合よりも、大幅に促進される。
【0010】
この茎の大幅な成長により、当該茎のうち地面から植立する部分の主茎が、太くなるとともに長くなるように大きく成長する。
【0011】
このような主茎の成長により、大豆が、大豆種子の収穫ができる状態にまで成育したときにおいて、地面から豆果までの高さが大幅に高くなる一方、主茎が太くなることで倒れ難くなるから、風等によって倒れることを大幅に減少できる。
【0012】
一方、前記した剪定は、花芽ができる前の時期まで成長するか、或いは、開花の時期まで成長した時期において行うことにより、この剪定により枝茎ができて、花芽の数が多くなるから、前記した剪定に起因して大豆における結実数が減少することがないのである。
【0013】
次に、図1及び図2は、田畑における多数本の大豆を一斉に剪定する場合に使用する走行型剪定機1を示す。
【0014】
この走行型剪定機1は以下のように構成されている。
【0015】
すなわち、下端に大径の前車輪3と小径の後車輪4とを備えた支柱フレーム2を左右一対配設し、この両支柱フレーム2の間に、水平フレーム5を、前記支柱フレーム2に沿って昇降可能に装架し、この水平フレーム5の下面に、水平方向に延びるバリカン式刈刃機構6を設ける一方、前記水平フレーム5の上面に、送風フアン7と、この送風フアン7及び前記刈刃機構6を駆動するエンジン8を搭載したものに構成されている。
【0016】
この走行型剪定機1を、前記水平フレーム5から方向に向かって斜め上向きに延びるハンドル9を握って押しながら矢印Aの方向に前進走行し、この状態で、前記バリカン式刈刃機構6を、エンジン8にて駆動することにより、田畑において成長する多数本の各大豆Bにおける茎の最上端部を、当該各大豆Bにおける地面Cからの草丈Hを略一定に揃えるように剪定することができる。
【0017】
この剪定により、多数本の各大豆Bは、地面Cからの最上端までの草丈が略同じに揃うようにして成長することになる。
【0018】
なお、前記走行型剪定機1は、前記両支柱フレーム2に設けたねじ軸10をハンドル11にて回すことにより、前記水平フレーム5が昇降して、前記刈取る草丈Hを増減調節できるように構成されている。
【0019】
また、左右両車輪間におけるトレッドTは、一方の支柱フレーム2(左右一対の支柱フレームのうち前進方向に向かって左側に位置する支柱フレーム)から突出するブラケット棒12を水平フレーム4に対して摺動自在に差し込むことによって、増減調節できるように構成されている。
【0020】
更にまた、前記バリカン式刈刃機構6にて刈り取った茎又は葉等は、前記エンジン8にて駆動される送風フアン7にて発生した風を、ダクト13及び複数本のノズル14を介して前記バリカン式刈刃機構6の上面側に噴出することにより、この風によって吹き飛ばすように構成されている。
【0021】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、田畑に播種して発芽するか又は田畑に苗植した大豆が、花芽ができる前の時期まで成長するか、或いは開花の時期まで成長したとき、この大豆における茎の最上端部を剪定することにより、大豆を、大豆種子の収穫量の減少を招来することなく、コンバインによる大豆種子の好ましい脱穀収穫が容易に実現できるような姿にして栽培することができる。
【0022】
また、多数本の各大豆における茎の最上端部を、当該各大豆における地面からの草丈を揃えるように剪定することにより、多数本の各大豆における地面からの最上端までの草丈が略同じに揃うことになるから、コンバインによる大豆種子の好ましい脱穀収穫がより容易に実現できるような姿にして栽培することができる。
【0023】
更にまた、前記したように、多数本の大豆についての剪定を、地面に接地する車輪に水平方向に延びるように支持したバリカン式刈刃機構にて行うことにより、前記剪定の作業性を大幅に向上できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行型剪定機を示す側面である。
【図2】前記走行型剪定機の平面図である。
【符号の説明】
1 走行型剪定機
2 支柱フレーム
3,4 車輪
5 水平フレーム
6 バリカン式刈刃機構
B 大豆
C 地面
Claims (3)
- 田畑に播種して発芽するか又は田畑に苗植した大豆が、花芽ができる前の時期まで成長するか、或いは開花の時期まで成育したとき、この大豆における茎の最上端部を、剪定することを特徴とする大豆の栽培方法。
- 田畑に播種して発芽するか又は田畑に苗植付した多数本の大豆が、花芽ができる前の時期まで成長するか、或いは開花の時期まで成育したとき、この各大豆における茎の最上端部を、当該各大豆における地面からの草丈を揃えるように剪定することを特徴とする大豆の栽培方法。
- 前記請求項2の記載において、多数本の大豆についての剪定を、地面に接地する車輪に水平方向に延びるように支持したバリカン式刈刃機構にて行うことを特徴とする大豆の栽培方法。
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2003
- 2003-03-05 JP JP2003058412A patent/JP4340844B2/ja not_active Expired - Fee Related
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