JP2004268986A - 電子部品のテーピング方法と装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】品質に応じてランク分けされた電子部品を、ランク毎に作業性良くテーピングすることができる電子部品のテーピング方法と装置を実現する。
【解決手段】回転円板1の周縁部に20個の吸着ノズル62a〜tを取り付ける。回転円板1の支軸2を中心に相互に 180度回転した位置の、回転円板1の周縁部下方を、2つのキャリア・テープ100,100bを平行に走行させる。供給された部品を第1のキャリア・テープ100に装填する前に、各停止位置C,Dで部品の特性測定を行い、A級品・B級品・不良品のランク分け判定をする。A級品と判定された部品を停止位置Fで第1のキャリア・テープ100に装填する。不良品と判定された部品を各停止位置I,Jで回転円板1より排出する。B級品と判定された部品を停止位置Pで第2のキャリア・テープ100bに装填する。
【選択図】 図1
【解決手段】回転円板1の周縁部に20個の吸着ノズル62a〜tを取り付ける。回転円板1の支軸2を中心に相互に 180度回転した位置の、回転円板1の周縁部下方を、2つのキャリア・テープ100,100bを平行に走行させる。供給された部品を第1のキャリア・テープ100に装填する前に、各停止位置C,Dで部品の特性測定を行い、A級品・B級品・不良品のランク分け判定をする。A級品と判定された部品を停止位置Fで第1のキャリア・テープ100に装填する。不良品と判定された部品を各停止位置I,Jで回転円板1より排出する。B級品と判定された部品を停止位置Pで第2のキャリア・テープ100bに装填する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品のテーピング方法と装置に関する。具体的には、電子部品を基板などに実装する装置に電子部品を供給する際に用いられるキャリア・テープに、品質に応じてランク分けされた電子部品を、ランク毎に作業性良くテーピングすることができる電子部品のテーピング方法と装置を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品の実装装置への部品供給に用いられるキャリア・テープに電子部品を装填するテーピング装置の従来例の構成を、図4に示し説明する(従来例1)。ここで、図4は、この従来例1の構成概念を概略的に示す平面図である。
【0003】
図4において、61は、破線で示す支軸63に支持されて、図面上で時計方向に30度ずつの回転角度で回転する回転円板である。この回転円板61の周縁部には、ここでは図示されてはいない部品を供給するフィーダより供給される部品を吸着して保持する12個の吸着ノズル62a〜lが、等間隔に取り付けられている。これらの吸着ノズル62a〜lは、回転円板61を貫通して、その先端が回転円板61の下方に突き出している。また、各吸着ノズル62a〜lは、上下方向に所定の距離だけ移動可能となっており、部品を吸着する際は下方に移動して、部品に接触する直前に部品を吸着する。
【0004】
フィーダより供給される部品は、停止位置Aにおいて吸着ノズル62aにより吸着され、各停止位置B〜Iを経て、停止位置Jにおいて図面上で左から右に走行するキャリア・テープ100に装填される。このキャリア・テープ100は、回転円板61の周縁部の下方を走行し、その構成は、図5に示されている。
【0005】
図5(a)(斜視図)において、フープ状に形成されたキャリア・テープ100には、方形体状の凹部であるポケット101が、長手方向に所定の間隔をおいて破線状に設けられている。供給された部品は、このポケット101内に収容され、収容後は、図5(b)に示すように、薄膜状のカバー・テープ110が、ポケット101の開口部を覆うようにして、キャリア・テープ100に熱圧着される。
【0006】
つぎに、以上のように構成された装置の動作について、回転する回転円板61が回転を一時停止する、図4に示した各停止位置A〜Lにおける動作ごとに説明する。
【0007】
[停止位置A]
ここには、フィーダより部品が供給され、図6(a)に示すように、図示されてはいない真空ポンプの駆動の下、回転円板61に取り付けられた吸着ノズル62aにより、供給された部品200が吸着されて保持される。
【0008】
[停止位置B]
停止位置Aにおいて吸着ノズル62aが部品200を吸着した際、必ずしも吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とが一致しているとは限らない。そこで、この停止位置Bでは、吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とを一致させるために、図6(b)に示すように、停止位置Aから移動してきた部品200に向けて各クランプ片71a〜dを移動させて、部品200を四方から押圧するセンタリングを行う。これにより、キャリア・テープ100のポケット101に部品200を収容するための位置合わせが行われる。
【0009】
[停止位置C]
停止位置Aにおいてフィーダより供給された部品200を吸着ノズル62aが吸着しない場合、あるいは、停止位置Bにおけるセンタリングにより部品200が吸着ノズル62aから脱落する場合もあり得る。そこで、この停止位置Cでは、対向した1対の発光素子と受光素子からなるセンサ(フォト・インタラプタ)により、吸着ノズル62aによる部品200の吸着の有無を検出する。部品200の有無を示す信号は、装置全体の動作を制御する制御部(図示せず)に送出される。
【0010】
[停止位置D]
停止位置Aにおいて供給された部品200は、すべてが要求される規格を満たしているとは限らない。そこで、この停止位置Dでは、部品200が例えばインダクタであれば、接触子を接触させて電気特性(インダクタの場合は直流抵抗)を測定し、得られた測定値は制御部に送出される。これを受けた制御部では、測定値が設定値を満たしている場合は、その部品200は、暫定的に適格品と判定し、満たしていない場合は不適格品と判定する。
【0011】
[停止位置E]
停止位置Dにおいて不適格品と判定された部品200は、この停止位置Eに移動すると、吸着ノズル62aによる吸着が解除されて排出される。すなわち、制御部からの制御信号に基づき、吸着ノズル62aへの真空吸引が停止されるとともに、吸着ノズル62aにはエアが注入される。他方、暫定的に適格品と判定された部品200は、吸着ノズル62aに吸着されたままつぎの停止位置Fに移動する。
【0012】
[停止位置F]
停止位置Dにおいて暫定的に適格品と判定され、停止位置Eを経てこの停止位置Fに移動してきた部品200は、さらに特性(インダクタであればインダクタンス)の測定がなされ、測定値は制御部に送出される。測定値が設定値を満たしている場合は、確定的に適格品(以下「A級品」という)と判定される。測定値が設定値を満たしていない場合は、その部品200は、ここにおいて不適格品と判定される。
【0013】
[停止位置G]
停止位置Fにおいて不適格品と判定された部品200は、この停止位置Gに移動すると、制御部からの制御信号に基づいて、吸着ノズル62aによる吸着が解除されて排出される。A級品と判定された部品200は、つぎの停止位置Hに移動する。
【0014】
[停止位置H]
停止位置GにおいてA級品と判定された部品200は、この停止位置Hに移動すると、再びセンタリングが行われる。特性測定において接触子が部品200に接触して、吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とがずれている可能性があるからである。
【0015】
[停止位置I]
停止位置Hにおいてセンタリングが行われた部品200は、キャリア・テープ100への装填の準備が完了している。したがって、この停止位置Iに移動してきた部品200については、何らの作業は行われない。
【0016】
[停止位置J]
この停止位置Jに移動してきた部品200は、吸着ノズル62aによる吸着が解除され、図6(c)に示すように、走行ガイド120にガイドされて走行するキャリア・テープ100のポケット101内に落下して収容される。
【0017】
[停止位置K]
停止位置Kでは、吸着ノズル62a内にエアを吹き込んでクリーンニングを行う。
【0018】
[停止位置L]
この停止位置Lでは、センサにより吸着ノズル62aによる部品200の吸着の有無を確認する。その後、吸着ノズル62aは停止位置Aに戻り、以後、上述した各作業を繰り返すことになる。なお、本装置によるキャリア・テープ100への部品200の装填速度は、100〜120個/分ある。
【0019】
以上のような過程を経て、部品200は、キャリア・テープ100に装填されるのであるが、その中途過程で不適格品として排除された部品200は、そのまま不良品として廃棄されるのではなく、A級品よりはランクが下がる部品(以下「B級品」という)として用いるために、改めてキャリア・テープ100に装填される。
【0020】
その場合は、特性測定をする際の基準となる設定値を変更したうえで、前述したところと同じ過程を経て、部品200はキャリア・テープ100に装填されることになる。
【0021】
図7は、他の従来例の構成概念を概略的に示す平面図であり、図4におけ構成要素と同一の構成要素については、同じ符号を付して説明する(従来例2)。
【0022】
図7において、図4に示した従来例1の構成と異なるところを説明する。ここに示した装置では、平行する2つの走行ガイドによりガイドされて走行する2本のキャリア・テープ100,100bが用いられている。そして、2つの走行ガイドが、その間の距離を維持したまま、図面上で上下方向において移動するようになっている。その他の構成要素は、図4に示した従来例1と同じである。
【0023】
そこで、この従来例2の動作について、図4に示した従来例1の動作と異なるところを説明する。従来例1では、各停止位置D,Fにおける特性測定で不適格品と判定されると、部品200は、それぞれつぎの各停止位置E,Gにおいて排出されていた。
【0024】
しかし、この従来例2では、各停止位置D,Fにおいて不適格品と判定されても、部品200は、つぎの各停止位置E,Gで排出されることはない。B級品にも至らないと判定された部品200(以下「不良品」という)のみが、停止位置Iにおいて排出され、A級品のみならずB級品も、キャリア・テープ100に部品200を装填する停止位置Jまで移動する。その際、その部品200がA級品であるかB級品であるかを、装置では記憶しておく。
【0025】
そして、停止位置Jまで移動してきた部品200が、A級品であれば、制御部からの制御信号に基づいて一方のキャリア・テープ100に装填される。これに対して、その部品200がB級品であれば、図8に示すように、他方のキャリア・テープ100bの走行をガイドする走行ガイド120bが、制御部からの制御信号に基づいて回転円板61の支軸63側に所定の距離だけ移動する。そこで、吸着ノズル62aによる吸着が解除されて、部品200は、キャリア・テープ100bに装填されることになる。
【0026】
このように、従来例2では、A級品もB級品もともに停止位置Jまで移動させたうえで、特性測定による判定結果に基づいて2本のキャリア・テープ100,100bを使い分けて部品200を装填するようにしている。
【0027】
以上説明した各従来例1,2の他にも、従来例2と同様の構成をとりながら、2本のキャリア・テープの走行をガイドする2つの走行ガイドは固定したまま可動とはせずに、その部品に対する判定結果に応じて吸着ノズルを移動させて、それぞれのキャリア・テープに部品を装填する装置もあった(従来例3)。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示した従来例1によると、当初フィーダによりテーピング装置に供給される部品200には、品質の異なるものが混在している。そのため、まず、A級品を選別してテーピングした後、B級品をテーピングする場合は、特性測定の基準となる設定値を変更したうえで、A級品をテーピングする際に排除された不良品を、再びフィーダにより装置に供給し直す。そして、A級品をテーピングする場合と同一の作業を繰り返す。
【0029】
すなわち、B級品についてA級品の場合と実質的には同一の作業を反復しなければならず、その分多くの作業時間が費やされるという解決すべき課題が、従来例1にはあった。
【0030】
これに対して、図7に示した従来例2によると、B級品も中途過程で排除されることなく、キャリア・テープ100bに装填される位置まで移動する。したがって、従来例1とは異なりB級品について同一の作業を反復する必要がない。
【0031】
しかし、部品200のランクが異なるごとに、各キャリア・テープ100,100bの走行ガイド120,120bを移動しなければならない。したがって、それだけ作業時間を要するとともに、装置の構成が複雑となり製造コストの増加を招いてしまう。以上のような解決すべき課題が従来例2にはあった。
【0032】
また、2つのキャリア・テープの走行ガイドは固定したままで、部品のランクが異なるごとに吸着ノズルを移動させる従来例3においても、従来例2と同様、多くの作業時間を必要とし、装置の構成も複雑になるという解決すべき課題があった。
【0033】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題に照らし、本発明はなされたものである。そのために、本発明では、以下のような手段を用いるようにした。すなわち、フィーダより供給された部品を、回転円板の第1の停止位置において、回転円板に取り付けられた部品保持手段により保持する。回転円板の第2の停止位置において、部品が部品保持手段により保持されているか否かをセンサにより検出するとともに、部品保持手段により保持されている部品のセンタリングを行う。部品の少なくとも1つの電気特性を、回転円板の少なくとも1つの第3の停止位置において測定手段により測定する。電気特性が測定された部品のセンタリングを、回転円板の第4の停止位置において行う。センタリングが行われた部品のうち、測定された特性から第1のランクと判定された部品を、回転円板の第5の停止位置においてキャリア・テープに装填する。測定された電気特性から不良品と判定された部品を、回転円板の少なくとも1つの第6の停止位置において装置から排出する。測定された電気特性から第2のランクと判定された部品のセンタリングを、回転円板の第7の停止位置において行う。第2のランクと判定された部品を、回転円板の第8の停止位置においてキャリア・テープに装填する。以上のような手段を用いるようにした。
【0034】
また、給品テープにより供給される部品を回転円板に保持させる前の工程として、部品の少なくとも1つの電気特性を測定する。電気特性が測定された部品を、回転円板の第1の停止位置において、回転円板を貫通する穴に収容して保持する。部品が穴に収容されて保持されているか否かを、回転円板の第2の停止位置においてセンサにより検出する。穴に収容されて保持されている部品のうち、測定された特性から第1のランクと判定された部品を、回転円板の第3の停止位置においてキャリア・テープに装填する。測定された特性から第2のランクと判定された部品が、穴に収容されて保持されている否かを、回転円板の第4の停止位置においてセンサにより検出する。第2のランクと判定された部品を、回転円板の第5の停止位置においてキャリア・テープに装填する。以上のような手段も講じるようにした。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の1つの実施の形態(第1の実施の形態)を、図1に示し説明する。ここで、図1は、本実施の形態における電子部品のテーピング装置の構成概念を概略的に示す平面図であり、図7における構成要素に対応するものについては、同じ符号を付している。
【0036】
図1において、図7に示した従来例2の構成と異なるところを説明する。本発明による電子部品のテーピング装置では、従来例2と同様、平行する2つの走行ガイドによりガイドされて走行する2本のキャリア・テープ100,100bを使用している。しかし、これらのキャリア・テープ100,100bは、従来例2とは異なり、回転円板1の支軸12を中心に相互に 180度回転した位置を走行するようになっている。
【0037】
また、回転円板1には、従来例2よりは多い20個の吸着ノズル62a〜tが取り付けられており(回転角度は18度ずつ)、これに伴い、サイズも、従来例2の回転円板61よりは大きいものとなっている。
【0038】
そこで、このような構成の装置の動作について、回転する回転円板1の各停止位置A〜Tにおける動作ごとに説明する。
【0039】
[停止位置A]
ここには、従来例2と同様、フィーダより部品200(図5(b))が供給される。
【0040】
[停止位置B]
この停止位置Bでは、吸着ノズル62aによる部品200の吸着の有無の検出と、吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とを一致させるためのセンタリングが行われる。
【0041】
[停止位置C]
この停止位置Cでは、部品200の特性(インダクタであれば直流抵抗)が測定される。
【0042】
[停止位置D]
この停止位置Dでは、さらに部品200の特性(インダクタであればインダクタンス)が測定される。
【0043】
[停止位置E]
この停止位置Eでは、センタリングが行われる。
【0044】
[停止位置F]
部品200は、この停止位置Fに移動する前に、既に特性測定がなされてA級品かB級品か、あるいは不良品かが判明している。そこで、この停止位置Fでは、制御部からの制御信号に基づき、前もってA級品と判定されている部品200をキャリア・テープ100に装填する。A級品以外の部品200は、吸着ノズル62aに吸着されたまま、つぎの停止位置Gに移動する。
【0045】
[停止位置G,H]
これらの停止位置G,Hでは、何らの作業を行わない。
【0046】
[停止位置I]
この停止位置Iでは、停止位置Cにおける特性測定から不良品と判定された部品200を、これに対する吸着ノズル62aによる吸着を解除して排出する。
【0047】
[停止位置J]
この停止位置Jでは、停止位置Dにおける特性測定から不良品と判定された部品200を、これに対する吸着ノズル62aによる吸着を解除して排出する。
【0048】
[停止位置K〜M]
これらの停止位置K〜Mでは、何らの作業を行わない。
【0049】
[停止位置N]
この停止位置Nでは、センタリングが行われる。
【0050】
[停止位置O]
この停止位置Oでは、何らの作業を行わない。
【0051】
[停止位置P]
この停止位置Pでは、前もってB級品と判定されている部品200を、キャリア・テープ100bに装填する。
【0052】
[停止位置Q]
この停止位置Qでは、吸着ノズル62a内にエアを吹き込んでクリーニングを行う。
【0053】
[停止位置R]
この停止位置Rでは、何らの作業を行わない。
【0054】
[停止位置S]
この停止位置Sでは、センサにより吸着ノズル62aによる部品200の吸着の有無を確認する。
【0055】
[停止位置T]
この停止位置Tでは、何らの作業を行わない。その後、吸着ノズル62aは停止位置Aに戻り、以後、上述した各作業を繰り返すことになる。なお、本装置によるキャリア・テープ100への部品200の装填速度は、150/分 ある。
【0056】
このように、本装置では、A級品とB級品それぞれの装填を同一の作業内において同時に行う。したがって、A級品とB級品それぞれの装填を別作業として行う従来例1はもとより、同一の作業内であっても、2本のキャリア・テープ100,100bを使い分けて、A級品とB級品それぞれの装填を異時的に行う従来例2よりも、著しく作業時間を短縮することが可能となる。
【0057】
図2は、本発明の第2の実施の形態の構成概念を概略的に示す平面図であり、図1に示した第1の実施の形態と異なるところを説明する。
【0058】
まず、第1に、本実施の形態における電子部品のテーピング装置では、回転円板11の周縁部には、部品200を吸着するための吸着ノズル62a〜l(図1)は、取り付けられていない。ここにおける回転円板11は、第1の実施の形態における回転円板1よりはサイズが小さく、かつ、厚さが薄い。そして、その周縁部には、部品200の平面形状と同一形状であって、その平面形状よりは若干大きいサイズの12個の角穴12a〜lが、等間隔に回転円板11の底面に貫通して設けられている。これらの中空部である角穴12a〜lは、ここに部品200を収容して、回転円板11の回転とともに部品200を移動させるためのものである。
【0059】
第2に、これらの角穴12a〜lのそれぞれの内壁には、各角穴12a〜l内に収容された部品200を吸着して保持するための吸引孔が、回転円板11の支軸13に向かうようにして放射状に穿設されている。
【0060】
第3に、本実施の形態では、部品200を供給するためのフィーダを用いていない。部品200の供給は、図3(a)に示すように、部品200を収容するポケットが所定の間隔をおいて破線状に設けられた給品テープ21により行われる。この給品テープ21は、部品200が落下しないように、各ポケットの内壁に接着剤をコーティングしており、このポケット内に部品200を収容したうえで、各キャリア・テープ100,100bと直交して走行する。
【0061】
そこで、このように構成された装置の動作について、回転する回転円板11の各停止位置A〜Lにおける動作ごとに説明する。
【0062】
[停止位置A]
この停止位置Aでは、第1の実施の形態においては、フィーダにより供給された部品200を吸着ノズル62aで吸着する。しかし、本実施の形態では、図3(b)に示すように、給品テープ21に装填されている部品200を、押出しピン31により給品テープ21から押し出して、回転円板11の角穴12a内に落し込む。そして、図3(c)に示すように、真空ポンプの駆動により吸引孔13を介して部品200を吸着する。
【0063】
ここで、給品テープ21により供給される部品200は、停止位置Aに移動する前の工程として特性測定がなされる。すなわち、部品200がインダクタであれば、接触子を接触させて直流抵抗およびインダクタンスそれぞれの測定を2工程として行う。これらの測定は、装置各部の動作タイミングと同期して行われ、部品200がA級品かB級品かのランクを示す信号が制御部に送出される。なお、不良品は、停止位置Aにおいて角穴12a内に落とし込まれることなく、停止位置Aを通過して装置より排出される。
【0064】
[停止位置B]
この停止位置Bでは、第1の実施の形態においては、吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とを一致させるためのセンタリングが行われる。しかし、本実施の形態では、部品200は、平面形状が同一の角穴12a内に収容される。したがって、センタリングを行う必要がないので、この停止位置Bでは、センタリングは行われない。
【0065】
[停止位置C]
この停止位置Cでは、角穴12a内における部品200の有無を検出する。
【0066】
[停止位置D]
この停止位置Dでは、制御部からの制御信号に基づき、前もってA級品と判定されている部品200をキャリア・テープ100に装填する。その場合、部品200は、図3(d)に示すように、真空ポンプの駆動による吸着が解除されるとともに、押出しピン41により押し出されてキャリア・テープ100に装填される。
【0067】
[停止位置E〜G]
これらの停止位置E〜Gでは何らの作業を行わない。
【0068】
[停止位置H]
この停止位置Hでは、部品200の有無が検出される。
【0069】
[停止位置I]
この停止位置Iでは、何らの作業を行わない。
【0070】
[停止位置J]
この停止位置Jでは、B級品と判定されている部品200が、キャリア・テープ100bに装填される。装填方法は、停止位置DにおいてA級品を装填する場合と同じである。
【0071】
[停止位置K]
この停止位置Kでは、角穴12a内にエアを吹き込んで、そのクリーニングを行う。
【0072】
[停止位置L]
この停止位置Lでは、センサにより角穴12a内における部品200の有無を確認する。その後、角穴12aは停止位置Aに戻り、以後、上述した各作業を繰り返すことになる。
【0073】
以上のように動作する本装置による各キャリア・テープ100,200bへの部品200の装填速度は、第1の実施の形態と同じく150個/分 である。しかし、本実施の形態における電子部品のテーピング装置によれば、部品200の供給を給品テープ21により行う。したがって、フィーダでは供給することが容易ではない微細な部品(例えば、1mm×0.5mm)でも、連続供給してテーピングすることができる利点がある。
【0074】
また、部品200を供給するためのフィーダが不要であることに加えて、部品200をセンタリングするための機構が不要である。その結果、装置の構成を簡素化することができ、装置の製造コストの低廉化が可能である。
【0075】
以上においては、回転円板1に取り付けられる吸着ノズル62a〜tが20個である場合、および回転円板11に穿設される角穴12a〜lが12個である場合について、それぞれ説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。必要とする工程数(例えば、特性測定の回数は、電子部品の種類によって異なる)に応じて適宜の数の吸着ノズルを用いる場合および角穴を穿設する場合にも、本発明は適用され得るものである。
【0076】
また、部品200を保持するために回転円板11に設ける穴として、角穴12a〜lを例に挙げて説明した。しかし、本発明は、これに限られるものではない。部品200の平面形状に対応した形状の穴を、回転円板11に設ける場合に、本発明は適用し得るものである。
【0077】
さらに、図1および図2に示した各実施の形態では、回転円板1,11の各停止位置F,DにおいてA級品を、各停止位置P,JにおいてB級品を、それぞれ各キャリア・テープ100,100bに装填する場合について説明した。しかし、これとは逆に、各停止位置F,DにおいてB級品を、各停止位置P,JにおいてA級品を、各キャリア・テープ100,100bにそれぞれ装填してもよいことは、明らかであろう。
【0078】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によるならば、ランクが異なる部品それぞれのキャリア・テープへの装填を、同一の作業内において同時に行う。その結果、ランクが異なる部品それぞれの装填を別作業として行う場合はもちろんのこと、同一の作業内であっても、2本のキャリア・テープを使い分けて、ランクが異なる部品それぞれの装填を異時的に行う場合よりも、作業時間を著しく短縮することができる。すなわち、電子部品のテーピングを行う際の作業性を格段に向上させることが可能となる。
【0079】
また、本発明によれば、部品の供給を給品テープにより行うようにもしたので、フィーダでは供給することが容易ではない微細な部品でも、テーピング装置に供給してテーピングすることができる。
【0080】
しかも、部品を供給するためのフィーダや部品をセンタリングするための機構が不要である。装置の構成を簡素化することができ、装置の製造コストの低廉化を図ることができる。したがって、本発明によりもたらされる効果は、実用上極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成概念を概略的に示す平面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成概念を概略的に示す平面図である。
【図3】図2に示した第2の実施の形態の動作を説明するための説明図である。
【図4】従来例1の構成概念を概略的に示す平面図である。
【図5】図4に示したキャリア・テープの構成およびキャリア・テープによる部品の装填状態を示す斜視図である。
【図6】図4に示した従来例1の動作を説明するための説明図である。
【図7】従来例2の構成概念を概略的に示す平面図である。
【図8】図7に示した従来例2によるキャリア・テープへの部品の装填方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 回転円板
2 支軸
11 回転円板
12a〜12l 角穴
13 支軸
14 吸引孔
21 給品テープ
31,41 押出しピン
61 回転円板
62a〜62t 吸着ノズル
63 支軸
71a〜71d クランプ片
100,100b キャリア・テープ
101 ポケット
110 カバー・テープ
120,120b 走行ガイド
200 部品
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品のテーピング方法と装置に関する。具体的には、電子部品を基板などに実装する装置に電子部品を供給する際に用いられるキャリア・テープに、品質に応じてランク分けされた電子部品を、ランク毎に作業性良くテーピングすることができる電子部品のテーピング方法と装置を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品の実装装置への部品供給に用いられるキャリア・テープに電子部品を装填するテーピング装置の従来例の構成を、図4に示し説明する(従来例1)。ここで、図4は、この従来例1の構成概念を概略的に示す平面図である。
【0003】
図4において、61は、破線で示す支軸63に支持されて、図面上で時計方向に30度ずつの回転角度で回転する回転円板である。この回転円板61の周縁部には、ここでは図示されてはいない部品を供給するフィーダより供給される部品を吸着して保持する12個の吸着ノズル62a〜lが、等間隔に取り付けられている。これらの吸着ノズル62a〜lは、回転円板61を貫通して、その先端が回転円板61の下方に突き出している。また、各吸着ノズル62a〜lは、上下方向に所定の距離だけ移動可能となっており、部品を吸着する際は下方に移動して、部品に接触する直前に部品を吸着する。
【0004】
フィーダより供給される部品は、停止位置Aにおいて吸着ノズル62aにより吸着され、各停止位置B〜Iを経て、停止位置Jにおいて図面上で左から右に走行するキャリア・テープ100に装填される。このキャリア・テープ100は、回転円板61の周縁部の下方を走行し、その構成は、図5に示されている。
【0005】
図5(a)(斜視図)において、フープ状に形成されたキャリア・テープ100には、方形体状の凹部であるポケット101が、長手方向に所定の間隔をおいて破線状に設けられている。供給された部品は、このポケット101内に収容され、収容後は、図5(b)に示すように、薄膜状のカバー・テープ110が、ポケット101の開口部を覆うようにして、キャリア・テープ100に熱圧着される。
【0006】
つぎに、以上のように構成された装置の動作について、回転する回転円板61が回転を一時停止する、図4に示した各停止位置A〜Lにおける動作ごとに説明する。
【0007】
[停止位置A]
ここには、フィーダより部品が供給され、図6(a)に示すように、図示されてはいない真空ポンプの駆動の下、回転円板61に取り付けられた吸着ノズル62aにより、供給された部品200が吸着されて保持される。
【0008】
[停止位置B]
停止位置Aにおいて吸着ノズル62aが部品200を吸着した際、必ずしも吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とが一致しているとは限らない。そこで、この停止位置Bでは、吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とを一致させるために、図6(b)に示すように、停止位置Aから移動してきた部品200に向けて各クランプ片71a〜dを移動させて、部品200を四方から押圧するセンタリングを行う。これにより、キャリア・テープ100のポケット101に部品200を収容するための位置合わせが行われる。
【0009】
[停止位置C]
停止位置Aにおいてフィーダより供給された部品200を吸着ノズル62aが吸着しない場合、あるいは、停止位置Bにおけるセンタリングにより部品200が吸着ノズル62aから脱落する場合もあり得る。そこで、この停止位置Cでは、対向した1対の発光素子と受光素子からなるセンサ(フォト・インタラプタ)により、吸着ノズル62aによる部品200の吸着の有無を検出する。部品200の有無を示す信号は、装置全体の動作を制御する制御部(図示せず)に送出される。
【0010】
[停止位置D]
停止位置Aにおいて供給された部品200は、すべてが要求される規格を満たしているとは限らない。そこで、この停止位置Dでは、部品200が例えばインダクタであれば、接触子を接触させて電気特性(インダクタの場合は直流抵抗)を測定し、得られた測定値は制御部に送出される。これを受けた制御部では、測定値が設定値を満たしている場合は、その部品200は、暫定的に適格品と判定し、満たしていない場合は不適格品と判定する。
【0011】
[停止位置E]
停止位置Dにおいて不適格品と判定された部品200は、この停止位置Eに移動すると、吸着ノズル62aによる吸着が解除されて排出される。すなわち、制御部からの制御信号に基づき、吸着ノズル62aへの真空吸引が停止されるとともに、吸着ノズル62aにはエアが注入される。他方、暫定的に適格品と判定された部品200は、吸着ノズル62aに吸着されたままつぎの停止位置Fに移動する。
【0012】
[停止位置F]
停止位置Dにおいて暫定的に適格品と判定され、停止位置Eを経てこの停止位置Fに移動してきた部品200は、さらに特性(インダクタであればインダクタンス)の測定がなされ、測定値は制御部に送出される。測定値が設定値を満たしている場合は、確定的に適格品(以下「A級品」という)と判定される。測定値が設定値を満たしていない場合は、その部品200は、ここにおいて不適格品と判定される。
【0013】
[停止位置G]
停止位置Fにおいて不適格品と判定された部品200は、この停止位置Gに移動すると、制御部からの制御信号に基づいて、吸着ノズル62aによる吸着が解除されて排出される。A級品と判定された部品200は、つぎの停止位置Hに移動する。
【0014】
[停止位置H]
停止位置GにおいてA級品と判定された部品200は、この停止位置Hに移動すると、再びセンタリングが行われる。特性測定において接触子が部品200に接触して、吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とがずれている可能性があるからである。
【0015】
[停止位置I]
停止位置Hにおいてセンタリングが行われた部品200は、キャリア・テープ100への装填の準備が完了している。したがって、この停止位置Iに移動してきた部品200については、何らの作業は行われない。
【0016】
[停止位置J]
この停止位置Jに移動してきた部品200は、吸着ノズル62aによる吸着が解除され、図6(c)に示すように、走行ガイド120にガイドされて走行するキャリア・テープ100のポケット101内に落下して収容される。
【0017】
[停止位置K]
停止位置Kでは、吸着ノズル62a内にエアを吹き込んでクリーンニングを行う。
【0018】
[停止位置L]
この停止位置Lでは、センサにより吸着ノズル62aによる部品200の吸着の有無を確認する。その後、吸着ノズル62aは停止位置Aに戻り、以後、上述した各作業を繰り返すことになる。なお、本装置によるキャリア・テープ100への部品200の装填速度は、100〜120個/分ある。
【0019】
以上のような過程を経て、部品200は、キャリア・テープ100に装填されるのであるが、その中途過程で不適格品として排除された部品200は、そのまま不良品として廃棄されるのではなく、A級品よりはランクが下がる部品(以下「B級品」という)として用いるために、改めてキャリア・テープ100に装填される。
【0020】
その場合は、特性測定をする際の基準となる設定値を変更したうえで、前述したところと同じ過程を経て、部品200はキャリア・テープ100に装填されることになる。
【0021】
図7は、他の従来例の構成概念を概略的に示す平面図であり、図4におけ構成要素と同一の構成要素については、同じ符号を付して説明する(従来例2)。
【0022】
図7において、図4に示した従来例1の構成と異なるところを説明する。ここに示した装置では、平行する2つの走行ガイドによりガイドされて走行する2本のキャリア・テープ100,100bが用いられている。そして、2つの走行ガイドが、その間の距離を維持したまま、図面上で上下方向において移動するようになっている。その他の構成要素は、図4に示した従来例1と同じである。
【0023】
そこで、この従来例2の動作について、図4に示した従来例1の動作と異なるところを説明する。従来例1では、各停止位置D,Fにおける特性測定で不適格品と判定されると、部品200は、それぞれつぎの各停止位置E,Gにおいて排出されていた。
【0024】
しかし、この従来例2では、各停止位置D,Fにおいて不適格品と判定されても、部品200は、つぎの各停止位置E,Gで排出されることはない。B級品にも至らないと判定された部品200(以下「不良品」という)のみが、停止位置Iにおいて排出され、A級品のみならずB級品も、キャリア・テープ100に部品200を装填する停止位置Jまで移動する。その際、その部品200がA級品であるかB級品であるかを、装置では記憶しておく。
【0025】
そして、停止位置Jまで移動してきた部品200が、A級品であれば、制御部からの制御信号に基づいて一方のキャリア・テープ100に装填される。これに対して、その部品200がB級品であれば、図8に示すように、他方のキャリア・テープ100bの走行をガイドする走行ガイド120bが、制御部からの制御信号に基づいて回転円板61の支軸63側に所定の距離だけ移動する。そこで、吸着ノズル62aによる吸着が解除されて、部品200は、キャリア・テープ100bに装填されることになる。
【0026】
このように、従来例2では、A級品もB級品もともに停止位置Jまで移動させたうえで、特性測定による判定結果に基づいて2本のキャリア・テープ100,100bを使い分けて部品200を装填するようにしている。
【0027】
以上説明した各従来例1,2の他にも、従来例2と同様の構成をとりながら、2本のキャリア・テープの走行をガイドする2つの走行ガイドは固定したまま可動とはせずに、その部品に対する判定結果に応じて吸着ノズルを移動させて、それぞれのキャリア・テープに部品を装填する装置もあった(従来例3)。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示した従来例1によると、当初フィーダによりテーピング装置に供給される部品200には、品質の異なるものが混在している。そのため、まず、A級品を選別してテーピングした後、B級品をテーピングする場合は、特性測定の基準となる設定値を変更したうえで、A級品をテーピングする際に排除された不良品を、再びフィーダにより装置に供給し直す。そして、A級品をテーピングする場合と同一の作業を繰り返す。
【0029】
すなわち、B級品についてA級品の場合と実質的には同一の作業を反復しなければならず、その分多くの作業時間が費やされるという解決すべき課題が、従来例1にはあった。
【0030】
これに対して、図7に示した従来例2によると、B級品も中途過程で排除されることなく、キャリア・テープ100bに装填される位置まで移動する。したがって、従来例1とは異なりB級品について同一の作業を反復する必要がない。
【0031】
しかし、部品200のランクが異なるごとに、各キャリア・テープ100,100bの走行ガイド120,120bを移動しなければならない。したがって、それだけ作業時間を要するとともに、装置の構成が複雑となり製造コストの増加を招いてしまう。以上のような解決すべき課題が従来例2にはあった。
【0032】
また、2つのキャリア・テープの走行ガイドは固定したままで、部品のランクが異なるごとに吸着ノズルを移動させる従来例3においても、従来例2と同様、多くの作業時間を必要とし、装置の構成も複雑になるという解決すべき課題があった。
【0033】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題に照らし、本発明はなされたものである。そのために、本発明では、以下のような手段を用いるようにした。すなわち、フィーダより供給された部品を、回転円板の第1の停止位置において、回転円板に取り付けられた部品保持手段により保持する。回転円板の第2の停止位置において、部品が部品保持手段により保持されているか否かをセンサにより検出するとともに、部品保持手段により保持されている部品のセンタリングを行う。部品の少なくとも1つの電気特性を、回転円板の少なくとも1つの第3の停止位置において測定手段により測定する。電気特性が測定された部品のセンタリングを、回転円板の第4の停止位置において行う。センタリングが行われた部品のうち、測定された特性から第1のランクと判定された部品を、回転円板の第5の停止位置においてキャリア・テープに装填する。測定された電気特性から不良品と判定された部品を、回転円板の少なくとも1つの第6の停止位置において装置から排出する。測定された電気特性から第2のランクと判定された部品のセンタリングを、回転円板の第7の停止位置において行う。第2のランクと判定された部品を、回転円板の第8の停止位置においてキャリア・テープに装填する。以上のような手段を用いるようにした。
【0034】
また、給品テープにより供給される部品を回転円板に保持させる前の工程として、部品の少なくとも1つの電気特性を測定する。電気特性が測定された部品を、回転円板の第1の停止位置において、回転円板を貫通する穴に収容して保持する。部品が穴に収容されて保持されているか否かを、回転円板の第2の停止位置においてセンサにより検出する。穴に収容されて保持されている部品のうち、測定された特性から第1のランクと判定された部品を、回転円板の第3の停止位置においてキャリア・テープに装填する。測定された特性から第2のランクと判定された部品が、穴に収容されて保持されている否かを、回転円板の第4の停止位置においてセンサにより検出する。第2のランクと判定された部品を、回転円板の第5の停止位置においてキャリア・テープに装填する。以上のような手段も講じるようにした。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の1つの実施の形態(第1の実施の形態)を、図1に示し説明する。ここで、図1は、本実施の形態における電子部品のテーピング装置の構成概念を概略的に示す平面図であり、図7における構成要素に対応するものについては、同じ符号を付している。
【0036】
図1において、図7に示した従来例2の構成と異なるところを説明する。本発明による電子部品のテーピング装置では、従来例2と同様、平行する2つの走行ガイドによりガイドされて走行する2本のキャリア・テープ100,100bを使用している。しかし、これらのキャリア・テープ100,100bは、従来例2とは異なり、回転円板1の支軸12を中心に相互に 180度回転した位置を走行するようになっている。
【0037】
また、回転円板1には、従来例2よりは多い20個の吸着ノズル62a〜tが取り付けられており(回転角度は18度ずつ)、これに伴い、サイズも、従来例2の回転円板61よりは大きいものとなっている。
【0038】
そこで、このような構成の装置の動作について、回転する回転円板1の各停止位置A〜Tにおける動作ごとに説明する。
【0039】
[停止位置A]
ここには、従来例2と同様、フィーダより部品200(図5(b))が供給される。
【0040】
[停止位置B]
この停止位置Bでは、吸着ノズル62aによる部品200の吸着の有無の検出と、吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とを一致させるためのセンタリングが行われる。
【0041】
[停止位置C]
この停止位置Cでは、部品200の特性(インダクタであれば直流抵抗)が測定される。
【0042】
[停止位置D]
この停止位置Dでは、さらに部品200の特性(インダクタであればインダクタンス)が測定される。
【0043】
[停止位置E]
この停止位置Eでは、センタリングが行われる。
【0044】
[停止位置F]
部品200は、この停止位置Fに移動する前に、既に特性測定がなされてA級品かB級品か、あるいは不良品かが判明している。そこで、この停止位置Fでは、制御部からの制御信号に基づき、前もってA級品と判定されている部品200をキャリア・テープ100に装填する。A級品以外の部品200は、吸着ノズル62aに吸着されたまま、つぎの停止位置Gに移動する。
【0045】
[停止位置G,H]
これらの停止位置G,Hでは、何らの作業を行わない。
【0046】
[停止位置I]
この停止位置Iでは、停止位置Cにおける特性測定から不良品と判定された部品200を、これに対する吸着ノズル62aによる吸着を解除して排出する。
【0047】
[停止位置J]
この停止位置Jでは、停止位置Dにおける特性測定から不良品と判定された部品200を、これに対する吸着ノズル62aによる吸着を解除して排出する。
【0048】
[停止位置K〜M]
これらの停止位置K〜Mでは、何らの作業を行わない。
【0049】
[停止位置N]
この停止位置Nでは、センタリングが行われる。
【0050】
[停止位置O]
この停止位置Oでは、何らの作業を行わない。
【0051】
[停止位置P]
この停止位置Pでは、前もってB級品と判定されている部品200を、キャリア・テープ100bに装填する。
【0052】
[停止位置Q]
この停止位置Qでは、吸着ノズル62a内にエアを吹き込んでクリーニングを行う。
【0053】
[停止位置R]
この停止位置Rでは、何らの作業を行わない。
【0054】
[停止位置S]
この停止位置Sでは、センサにより吸着ノズル62aによる部品200の吸着の有無を確認する。
【0055】
[停止位置T]
この停止位置Tでは、何らの作業を行わない。その後、吸着ノズル62aは停止位置Aに戻り、以後、上述した各作業を繰り返すことになる。なお、本装置によるキャリア・テープ100への部品200の装填速度は、150/分 ある。
【0056】
このように、本装置では、A級品とB級品それぞれの装填を同一の作業内において同時に行う。したがって、A級品とB級品それぞれの装填を別作業として行う従来例1はもとより、同一の作業内であっても、2本のキャリア・テープ100,100bを使い分けて、A級品とB級品それぞれの装填を異時的に行う従来例2よりも、著しく作業時間を短縮することが可能となる。
【0057】
図2は、本発明の第2の実施の形態の構成概念を概略的に示す平面図であり、図1に示した第1の実施の形態と異なるところを説明する。
【0058】
まず、第1に、本実施の形態における電子部品のテーピング装置では、回転円板11の周縁部には、部品200を吸着するための吸着ノズル62a〜l(図1)は、取り付けられていない。ここにおける回転円板11は、第1の実施の形態における回転円板1よりはサイズが小さく、かつ、厚さが薄い。そして、その周縁部には、部品200の平面形状と同一形状であって、その平面形状よりは若干大きいサイズの12個の角穴12a〜lが、等間隔に回転円板11の底面に貫通して設けられている。これらの中空部である角穴12a〜lは、ここに部品200を収容して、回転円板11の回転とともに部品200を移動させるためのものである。
【0059】
第2に、これらの角穴12a〜lのそれぞれの内壁には、各角穴12a〜l内に収容された部品200を吸着して保持するための吸引孔が、回転円板11の支軸13に向かうようにして放射状に穿設されている。
【0060】
第3に、本実施の形態では、部品200を供給するためのフィーダを用いていない。部品200の供給は、図3(a)に示すように、部品200を収容するポケットが所定の間隔をおいて破線状に設けられた給品テープ21により行われる。この給品テープ21は、部品200が落下しないように、各ポケットの内壁に接着剤をコーティングしており、このポケット内に部品200を収容したうえで、各キャリア・テープ100,100bと直交して走行する。
【0061】
そこで、このように構成された装置の動作について、回転する回転円板11の各停止位置A〜Lにおける動作ごとに説明する。
【0062】
[停止位置A]
この停止位置Aでは、第1の実施の形態においては、フィーダにより供給された部品200を吸着ノズル62aで吸着する。しかし、本実施の形態では、図3(b)に示すように、給品テープ21に装填されている部品200を、押出しピン31により給品テープ21から押し出して、回転円板11の角穴12a内に落し込む。そして、図3(c)に示すように、真空ポンプの駆動により吸引孔13を介して部品200を吸着する。
【0063】
ここで、給品テープ21により供給される部品200は、停止位置Aに移動する前の工程として特性測定がなされる。すなわち、部品200がインダクタであれば、接触子を接触させて直流抵抗およびインダクタンスそれぞれの測定を2工程として行う。これらの測定は、装置各部の動作タイミングと同期して行われ、部品200がA級品かB級品かのランクを示す信号が制御部に送出される。なお、不良品は、停止位置Aにおいて角穴12a内に落とし込まれることなく、停止位置Aを通過して装置より排出される。
【0064】
[停止位置B]
この停止位置Bでは、第1の実施の形態においては、吸着ノズル62aの軸心と部品200の中心とを一致させるためのセンタリングが行われる。しかし、本実施の形態では、部品200は、平面形状が同一の角穴12a内に収容される。したがって、センタリングを行う必要がないので、この停止位置Bでは、センタリングは行われない。
【0065】
[停止位置C]
この停止位置Cでは、角穴12a内における部品200の有無を検出する。
【0066】
[停止位置D]
この停止位置Dでは、制御部からの制御信号に基づき、前もってA級品と判定されている部品200をキャリア・テープ100に装填する。その場合、部品200は、図3(d)に示すように、真空ポンプの駆動による吸着が解除されるとともに、押出しピン41により押し出されてキャリア・テープ100に装填される。
【0067】
[停止位置E〜G]
これらの停止位置E〜Gでは何らの作業を行わない。
【0068】
[停止位置H]
この停止位置Hでは、部品200の有無が検出される。
【0069】
[停止位置I]
この停止位置Iでは、何らの作業を行わない。
【0070】
[停止位置J]
この停止位置Jでは、B級品と判定されている部品200が、キャリア・テープ100bに装填される。装填方法は、停止位置DにおいてA級品を装填する場合と同じである。
【0071】
[停止位置K]
この停止位置Kでは、角穴12a内にエアを吹き込んで、そのクリーニングを行う。
【0072】
[停止位置L]
この停止位置Lでは、センサにより角穴12a内における部品200の有無を確認する。その後、角穴12aは停止位置Aに戻り、以後、上述した各作業を繰り返すことになる。
【0073】
以上のように動作する本装置による各キャリア・テープ100,200bへの部品200の装填速度は、第1の実施の形態と同じく150個/分 である。しかし、本実施の形態における電子部品のテーピング装置によれば、部品200の供給を給品テープ21により行う。したがって、フィーダでは供給することが容易ではない微細な部品(例えば、1mm×0.5mm)でも、連続供給してテーピングすることができる利点がある。
【0074】
また、部品200を供給するためのフィーダが不要であることに加えて、部品200をセンタリングするための機構が不要である。その結果、装置の構成を簡素化することができ、装置の製造コストの低廉化が可能である。
【0075】
以上においては、回転円板1に取り付けられる吸着ノズル62a〜tが20個である場合、および回転円板11に穿設される角穴12a〜lが12個である場合について、それぞれ説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。必要とする工程数(例えば、特性測定の回数は、電子部品の種類によって異なる)に応じて適宜の数の吸着ノズルを用いる場合および角穴を穿設する場合にも、本発明は適用され得るものである。
【0076】
また、部品200を保持するために回転円板11に設ける穴として、角穴12a〜lを例に挙げて説明した。しかし、本発明は、これに限られるものではない。部品200の平面形状に対応した形状の穴を、回転円板11に設ける場合に、本発明は適用し得るものである。
【0077】
さらに、図1および図2に示した各実施の形態では、回転円板1,11の各停止位置F,DにおいてA級品を、各停止位置P,JにおいてB級品を、それぞれ各キャリア・テープ100,100bに装填する場合について説明した。しかし、これとは逆に、各停止位置F,DにおいてB級品を、各停止位置P,JにおいてA級品を、各キャリア・テープ100,100bにそれぞれ装填してもよいことは、明らかであろう。
【0078】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によるならば、ランクが異なる部品それぞれのキャリア・テープへの装填を、同一の作業内において同時に行う。その結果、ランクが異なる部品それぞれの装填を別作業として行う場合はもちろんのこと、同一の作業内であっても、2本のキャリア・テープを使い分けて、ランクが異なる部品それぞれの装填を異時的に行う場合よりも、作業時間を著しく短縮することができる。すなわち、電子部品のテーピングを行う際の作業性を格段に向上させることが可能となる。
【0079】
また、本発明によれば、部品の供給を給品テープにより行うようにもしたので、フィーダでは供給することが容易ではない微細な部品でも、テーピング装置に供給してテーピングすることができる。
【0080】
しかも、部品を供給するためのフィーダや部品をセンタリングするための機構が不要である。装置の構成を簡素化することができ、装置の製造コストの低廉化を図ることができる。したがって、本発明によりもたらされる効果は、実用上極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成概念を概略的に示す平面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成概念を概略的に示す平面図である。
【図3】図2に示した第2の実施の形態の動作を説明するための説明図である。
【図4】従来例1の構成概念を概略的に示す平面図である。
【図5】図4に示したキャリア・テープの構成およびキャリア・テープによる部品の装填状態を示す斜視図である。
【図6】図4に示した従来例1の動作を説明するための説明図である。
【図7】従来例2の構成概念を概略的に示す平面図である。
【図8】図7に示した従来例2によるキャリア・テープへの部品の装填方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 回転円板
2 支軸
11 回転円板
12a〜12l 角穴
13 支軸
14 吸引孔
21 給品テープ
31,41 押出しピン
61 回転円板
62a〜62t 吸着ノズル
63 支軸
71a〜71d クランプ片
100,100b キャリア・テープ
101 ポケット
110 カバー・テープ
120,120b 走行ガイド
200 部品
Claims (4)
- 部品(200)を供給するためのフィーダより供給された前記部品を、回転体(1)の第1の停止位置(A)において前記回転体に取り付けられた部品保持手段(62a〜t)により保持し、
前記回転体の第2の停止位置(B)において<前記部品が前記部品保持手段により保持されているか否かを第1のセンサ手段により検出するとともに、前記部品保持手段により保持された前記部品の第1のセンタリングをし、
前記第1のセンタリングがなされた前記部品の少なくとも1つの電気特性を、前記回転体の少なくとも1つの第3の停止位置(C,D)において、少なくとも1つの測定手段により測定し、
前記少なくとも1つの測定手段により前記少なくとも1つの電気特性が測定された前記部品の第2のセンタリングを、前記回転体の第4の停止位置(E)においてし、
前記第2のセンタリングがなされた前記部品のうち、前記少なくとも1つの測定手段により得られた測定値から第1のランクと判定された前記部品を、前記回転体の第5の停止位置(F)において第1のキャリア・テープ(100)に装填し、
前記少なくとも1つの測定手段により不良品と判定された前記部品を、前記回転体の少なくとも1つの第6の停止位置(I,J)において、前記部品保持手段による保持を解除して排出し、
前記少なくとも1つの測定手段により得られた測定値から前記第1のランクとは異なる第2のランクと判定された前記部品の第3のセンタリングを、前記回転体の第7の停止位置(N)においてし、
前記第3のセンタリングがなされた前記第2のランクと判定された前記部品を、前記回転体の第8の停止位置(P)において第2のキャリア・テープ(100b)に装填する
電子部品のテーピング方法。 - 部品(200)を供給するためのフィーダと、
前記フィーダにより供給された前記部品を保持するための部品保持手段(62a〜t)が取り付けられた回転体(1)と、
前記部品が前記部品保持手段により保持されているか否かを検出するための第1のセンサ手段と、
前記部品保持手段により保持された前記部品をセンタリングするための第1のセンタリング手段(71a〜d)と、
前記第1のセンタリング手段によりセンタリングがなされた前記部品の少なくとも1つの電気特性を測定するための少なくとも1つの測定手段と、
前記少なくとも1つの測定手段により前記少なくとも1つの電気特性が測定された前記部品をセンタリングするための第2のセンタリング手段と、
前記第2のセンタリング手段によりセンタリングがなされた前記部品のうち、前記少なくとも1つの測定手段により得られた測定値から第1のランクと判定された前記部品を装填する第1のキャリア・テープ(100)の走行をガイドするための第1のガイド手段と、
前記少なくとも1つの測定手段により得られた測定値から第2のランクと判定された前記部品をセンタリングするための第3のセンタリング手段と、
前記第3のセンタリング手段によりセンタリングがなされた前記第2のランクと判定された前記部品を装填する第2のキャリア・テープ(100b)の走行をガイドするための第2のガイド手段とを
具備した電子部品のテーピング装置。 - 部品(200)を供給するための給品テープ(21)に装填された前記部品の少なくとも1つの電気特性を少なくとも1つの測定手段により測定し、
前記少なくとも1つの測定手段により前記少なくとも1つの電気特性が測定された前記部品を、回転体(11)の第1の停止位置(A)において前記回転円板に設けられた中空部(12a〜l)に収容して保持し(31,14)、
前記少なくとも1つの電気特性が測定された前記部品が、前記中空部に収容されて保持されているか否かを、前記回転体の第2の停止位置(C)において第1のセンサ手段により検出し、
前記中空部に収容されて保持されている前記部品のうち、前記少なくとも1つの測定手段により得られた測定値から第1のランクと判定された部品を、前記回転体の第3の停止位置(D)において第1のキャリア・テープ(100)に装填し、
前記少なくとも1つの測定手段により得られた測定値から第2のランクと判定された前記部品が、前記中空部に収容されて保持されている否かを、前記回転体の第4の停止位置(H)において第2のセンサ手段により検出し、
前記中空部に収容されて保持されている前記第2のランクと判定された前記部品を、前記回転体の第5の停止位置(J)において第2のキャリア・テープ(100b)に装填する
電子部品のテーピング方法。 - 供給する部品(200)が装填された給品テープ(21)を走行させるためのテープ走行手段と、
前記テープ走行手段により走行する前記給品テープに装填された前記部品の少なくとも1つの電気特性を測定するための少なくとも1つの測定手段と、
前記少なくとも1つの測定手段により前記少なくとも1つの電気特性が測定された前記部品を収容するための中空部(12a〜l)が設けられた回転体(11)と、
前記中空部に収容された前記部品を保持するための部品保持手段(14)と、
前記部品が前記中空部に収容されて保持されているか否かを検出するための第1のセンサ手段と、
前記中空部に収容されて保持されている前記部品のうち、前記少なくとも1つの測定手段により得られた測定値から第1のランクと判定された部品を、第1のキャリア・テープ(100)に装填するための第1の装填手段(31)と、
前記第1のキャリア・テープの走行をガイドするための第1のガイド手段と、
前記少なくとも1つの測定手段により得られた測定値から第2のランクと判定された前記部品が、前記中空部に収容されて保持されている否かを検出するための第2のセンサ手段と、
前記第2のランクと判定された前記部品を、第2のキャリア・テープ(100b)に装填するための装填手段(41)と、
前記第2のキャリア・テープの走行をガイドするための第2のガイド手段とを具備した電子部品のテーピング装置。
Priority Applications (1)
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| JP2003062894A JP2004268986A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | 電子部品のテーピング方法と装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011048627A1 (ja) * | 2009-10-20 | 2011-04-28 | 上野精機株式会社 | 分類搬送装置、分類搬送方法及びプログラム |
| CN109775011A (zh) * | 2017-11-15 | 2019-05-21 | 太阳诱电株式会社 | 编带装置和编带方法 |
| WO2022239422A1 (ja) * | 2021-05-10 | 2022-11-17 | 太陽誘電株式会社 | テーピング装置およびテーピング方法 |
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2003
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