JP2004282265A - 着信転送サービスシステムおよび着信転送装置 - Google Patents
着信転送サービスシステムおよび着信転送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004282265A JP2004282265A JP2003068847A JP2003068847A JP2004282265A JP 2004282265 A JP2004282265 A JP 2004282265A JP 2003068847 A JP2003068847 A JP 2003068847A JP 2003068847 A JP2003068847 A JP 2003068847A JP 2004282265 A JP2004282265 A JP 2004282265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile communication
- communication terminal
- call
- transfer
- service system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 claims abstract description 237
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 98
- 238000000034 method Methods 0.000 description 39
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 24
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 3
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【課題】渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から少なくとも電話を受けることができるようにする。
【解決手段】渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式に非準拠の携帯通信端末1と、渡航者によって所持される、上記移動通信方式に準拠の携帯通信端末2と、有線または無線にて携帯通信端末1と接続される管理サーバ3とを備え、携帯通信端末1への着信電話および着信メールのうち少なくとも着信電話を携帯通信端末2に転送するためのサービスを提供する着信転送サービスシステムを構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式に非準拠の携帯通信端末1と、渡航者によって所持される、上記移動通信方式に準拠の携帯通信端末2と、有線または無線にて携帯通信端末1と接続される管理サーバ3とを備え、携帯通信端末1への着信電話および着信メールのうち少なくとも着信電話を携帯通信端末2に転送するためのサービスを提供する着信転送サービスシステムを構成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、渡航者から預かる国内専用の携帯通信端末と、渡航者に所持される少なくとも渡航先用の携帯通信端末と、国内専用の携帯通信端末と接続される管理サーバとにより構成される着信転送サービスシステムおよび着信転送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)および無線通信機能付きPDA(Personal Digital Assistance) などの携帯通信端末では、一般的に通信方式が国内専用になっているため、通信方式の異なる渡航先でその携帯通信端末を使用することができない。例えば、携帯電話の場合、日本では、ヨーロッパやアジアのGSM(Global System for Mobile Communications) 方式と異なるPDC(Personal Digital Cellular) 方式が使用されている。
【0003】
近年、上記問題を解決することができるいわゆる国際携帯電話サービスが普及してきている。この国際携帯電話サービスは一般的に空港などで利用することができ、渡航先で使用可能な携帯電話(例えば実質世界標準であるGSM方式に対応した携帯電話など)の貸し出しないし販売が行われている。
【0004】
なお、特開2002−247213号公報(特許文献1)には、通信方式の異なる電話の国際電話ローミングを実現することができる国際電話ローミング方法および国際電話ローミングシステムが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−247213号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記国際携帯電話サービスでは、渡航先で携帯電話を使用することができるようになるものの、その携帯電話の電話番号およびメールアドレスが国内で使用している自己の携帯通信端末のそれらと異なるため、その携帯通信端末への着信電話および着信メールを、上記携帯電話で受けることができないという課題がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から少なくとも電話を受けることができる着信転送サービスシステムおよび着信転送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式に非準拠の第1携帯通信端末と、前記渡航者によって所持される、前記移動通信方式に準拠の第2携帯通信端末と、有線または無線にて前記第1携帯通信端末と接続されるコンピュータシステムとにより構成される着信転送サービスシステムであって、前記第1携帯通信端末への着信電話および着信メールのうち少なくとも着信電話を前記第2携帯通信端末に転送するためのサービスを提供することを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記第1携帯通信端末は、国際通話に対応し、当該第1携帯通信端末の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることができるものであり、転送先として前記第2携帯通信端末が設定されることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報および前記第2携帯通信端末の情報を利用して、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送することを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報を入力するための入力手段と、この入力手段で入力された情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を読み出して前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に電力を供給する電力供給手段を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の各種機能を設定することを特徴とする。
【0016】
請求項9記載の発明は、請求項3記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に係る着信電話または着信メールの転送許可に従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送することを特徴とする。
【0017】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記転送許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第1携帯通信端末に着信があれば、前記転送許可用のパスワードの入力を要求し、前記第1携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送許可として、これに従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送することを特徴とする。
【0018】
請求項11記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバによって、その第1携帯通信端末の転送先として設定された通信手段を備え、この通信手段に着信があれば、その着信に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続することを特徴とする。
【0019】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末への着信電話の転送許可に従って、前記着信電話に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続することを特徴とする。
【0020】
請求項13記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバへのアクセス用であって前記第2携帯通信端末からの転送条件受信用である通信手段を備え、この通信手段を介して、前記転送条件を受信すれば、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバにアクセスして前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定することを特徴とする。
【0021】
請求項14記載の発明は、請求項13記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、転送先設定許可に従って、前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定することを特徴とする。
【0022】
請求項15記載の発明は、請求項14記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記転送先設定許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第2携帯通信端末から転送先設定の要求があれば、前記転送先設定許可用のパスワードの入力を要求し、前記第2携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送先設定許可として、これに従って、前記第2携帯通信端末からの前記転送条件を基に、前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定することを特徴とする。
【0023】
請求項16記載の発明は、請求項1から15のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、インターネットを介して接続されるサーバであることを特徴とする。
【0024】
請求項17記載の発明は、請求項1から16のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、所定の設定料金に基づいて課金計算を行うことを特徴とする。
【0025】
請求項18記載の発明の着信転送装置は、請求項1から17のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおける前記コンピュータシステムによりなることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1,図2は着信転送サービスシステムの構成図、図3は同着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、これらの図を参照しながら本発明の第1実施形態について説明する。
【0027】
第1実施形態の着信転送サービスシステムは、図1,図2に示すように、渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式(例えばGSM方式)に非準拠の携帯通信端末1と、渡航者によって所持される、上記移動通信方式に準拠の携帯通信端末2と、有線または無線(図ではケーブルL1)にて携帯通信端末1と接続される管理サーバ3とにより構成され、携帯通信端末1への着信電話を携帯通信端末2に転送するためのサービスを提供することを特徴とする。
【0028】
サービスの提供の場所としては、空港、港、市街の携帯電話ショップ、電気商品量販店などが挙げられる。また、その他のサービスとしては、携帯通信端末2のレンタルまたは販売のサービス、渡航先で利用可能なSIMまたはUIMカードのレンタルまたは販売のサービスなどが提供される。
【0029】
携帯通信端末1は、携帯電話、PHSおよび無線通信機能付きPDAなどのうち、例えばPDC方式の携帯電話であり、国際通話に対応し(国際電話をかけることができ)、当該携帯通信端末1の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることができる。
【0030】
管理サーバ3は、図3に示すように、キーボードおよびマウスなどの入力部11と、複数の携帯通信端末1との接続(通信)用の入出力部12と、当該管理サーバ3Aの各部に電力を供給するとともに複数の携帯通信端末1に電力を供給する電源供給部13と、CRTまたはLCDなどの表示部14と、例えばデータ回線終端装置(DCE)としての通信部15と、中央処理装置および記憶装置により構成されるコンピュータ(の中枢部)としての制御部10とを備えている。
【0031】
ここで、携帯通信端末1との接続に例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルが使用される構成の場合には、一の携帯通信端末1に対する入出力部12および電源供給部13の接続端子は、同一のUSBケーブルの接続端子となるが、入出力部12がBluetooth などの無線式の通信手段により構成される場合には、電源供給部13は入出力部12とは別に設けられることになる。
【0032】
制御部10は、管理サーバ3の全般の制御などの処理を行うものであり、例えば、入力部11で入力された渡航者の情報を記憶部(制御部10の記憶装置または図略のハードディスク装置など)に記憶し、その渡航者の情報と、記憶部に予め記憶された携帯通信端末2の情報とを利用して、転送先の情報を設定する処理を実行する。
【0033】
具体的には、入出力部12に接続される携帯通信端末1または通信部15を介して、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する各種設定用のサーバにアクセスし、例えば、各渡航先の国番号(またはこれを特定可能な国名など)、滞在日時および転送先設定用のパスワードなどの渡航者の情報と、携帯通信端末2の電話番号とを基に、転送先の情報を設定する処理が実行される。これにより、渡航先の滞在日時に合わせて国番号を特定し、その国番号と携帯通信端末2の電話番号とによって、携帯通信端末1に係る転送先として携帯通信端末2を設定することができる。
【0034】
なお、電気通信事業者のサーバが、データ通信に対応しておらず、音声ガイダンスでダイヤル操作を求めるようになっている場合には、その音声を認識するための音声認識手段を管理サーバ3に設けることにより、プログラム制御に従って転送先の情報を設定することが可能である。また、国際電話発信番号は、渡航者が希望する番号が使用されるようにしてもよいことは言うまでもない。
【0035】
上記構成の着信転送サービスシステムでは、渡航先における携帯通信端末2の電話番号が渡航者の情報(渡航情報)に基づいて転送先の情報として設定されるので、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する着信転送サービスによって、携帯通信端末1への着信電話が携帯通信端末2に転送されるようになる。これにより、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手の例えば携帯通信端末4(図2参照)から電話を受けることができる。そして、この場合、渡航先で携帯通信端末1の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることになるため、通話料を携帯通信端末1と同じ電気通信事業者に対して支払うことができる。
【0036】
また、電源供給部13から携帯通信端末1に駆動電力が供給されるので、携帯通信端末1の電源が空になることを防止することができる。
【0037】
なお、第1実施形態では、着信転送サービスシステムによって転送先の情報が全て自動的に設定される構成になっているが、最初の渡航先の情報は、携帯通信端末1の所有者が設定しても構わない。
【0038】
また、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する各種設定用のサーバにアクセスすることにより、メールの転送サービスを受けることができる場合には、上記電話の転送と同様にメールの転送を行うように構成してもよい。
【0039】
(第2実施形態)
図4は着信転送サービスシステムの構成図、図5は同着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、これらの図を参照しながら本発明の第2実施形態について説明する。
【0040】
第2実施形態の着信転送サービスシステムは、図4に示すように、渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式(例えばGSM方式)に非準拠の携帯通信端末1と、渡航者によって所持される、上記移動通信方式に準拠の携帯通信端末2と、有線または無線(図ではケーブルL1)にて携帯通信端末1と接続される管理サーバ3Aとにより構成され、携帯通信端末1への着信電話または着信メールを携帯通信端末2に転送するためのサービスを提供することを特徴とする。また、サービスの提供の場所およびその他のサービスについては、第1実施形態と同様である。
【0041】
管理サーバ3Aは、図5に示すように、キーボードおよびマウスなどの入力部11と、複数の携帯通信端末1との接続用の入出力部12と、当該管理サーバ3Aの各部に電力を供給する電源供給部13Aと、CRTまたはLCDなどの表示部14と、例えば複数回線利用可能な一次群インターフェース対応の網終端装置(NT2)としての通信部15Aと、中央処理装置および記憶装置により構成されるコンピュータ(の中枢部)としての制御部10Aとを備え、通信部15Aの回線と入出力部12側の回線とを接続する接続機能を有している。
【0042】
ここで、携帯通信端末1との接続に例えばUSBケーブルが使用される構成の場合には、一の携帯通信端末1に対する入出力部12および電源供給部13Aの接続端子が同一のUSBケーブルの接続端子となり、電源供給部13Aから携帯通信端末1に電力が供給されることになる。なお、入出力部12は、これに限らず、音声信号およびデータ信号(制御信号含む)を入出力することができるものであれば、例えばBluetooth などの無線式の通信手段により構成されるものであってもよい。
【0043】
制御部10Aは、管理サーバ3Aの全般の制御などの処理を行うものであり、例えば、入力部11で入力された渡航者の情報を記憶部(制御部10Aの記憶装置または図略のハードディスク装置など)に記憶し、その渡航者の情報(渡航情報)と、記憶部に予め記憶された携帯通信端末2の情報とを利用して、携帯通信端末1への着信電話または着信メールを携帯通信端末2に転送する処理を実行する。
【0044】
具体的には、入出力部12を介して、各携帯通信端末1の着信を監視し、電話の着信があれば、いわゆるオフフックの制御を行うとともに、例えば各渡航先の国番号および滞在日時などの渡航者の情報と、携帯通信端末2の電話番号とを基に、通信部15Aを介して渡航先の携帯通信端末2に国際電話をかけ、続いてその国際電話の回線と上記着信を受けた電話の回線とを上記接続機能によって接続する処理が実行される。なお、オフフックの制御は、携帯通信端末2がオフフックした時点で行うようにしてもよいことは言うまでもない。
【0045】
一方、メールの着信があれば、入出力部12を介してそのメールを受信し、入出力部12または通信部15Aを介してその受信したメールを、メールアドレスなどの携帯通信端末2の情報を基にそのメールアドレス宛に転送する処理が実行される。
【0046】
ただし、上記転送処理を可能にするべく、各種携帯通信端末1に対し、音声信号と、着信検出およびメール受発信などに必要なデータ信号とを入出力するためのドライバ(プログラム)が制御部10Aに予め搭載されているとする。
【0047】
上記構成の着信転送サービスシステムでは、例えば、ある携帯通信端末1に電話の着信があれば、対応する渡航者の情報と携帯通信端末2の情報とを基に、通信部15Aを介して渡航先の携帯通信端末2に発呼がなされ、その発呼に係る国際電話の回線と上記着信に係る電話の回線とが接続される。
【0048】
一方、ある携帯通信端末1にメールの着信があれば、入出力部12を介してそのメールが受信される。続いて、入出力部12または通信部15Aを介してその受信したメールが、携帯通信端末2のメールアドレス宛に転送される。
【0049】
上記着信転送サービスシステムによれば、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から電話またはメールを受けることができる。
【0050】
また、各携帯通信端末2への国際通話の電気通信事業者を統一すれば、国際通話に掛かる通信料を安くすることも可能であり、顧客に対するサービスの向上が可能となる。
【0051】
(第3実施形態)
図6は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、この図を参照しながら本発明の第3実施形態について説明する。
【0052】
第3実施形態の着信転送サービスシステムは、図6に示すように、第2実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、入力部11または入出力部12を介して、携帯通信端末1の情報を入力して既述の記憶部に記憶する処理を行うように、管理サーバ3B内の制御部10Bが構成されていることを第1の特徴とする。
【0053】
また、制御部10Bは、第2の特徴として、入出力部12を介して着信を検出したとき、上記記憶部に記憶した例えば電話またはメールの受信許否設定に従って、上記着信に係る電話またはメールを受信してもよい場合に限り、第2実施形態と同様の転送処理を実行する。
【0054】
上記着信転送サービスシステムによれば、渡航者の携帯通信端末1に設定されている情報に従って転送処理を実行することができ、例えば渡航者の受信したくない電話またはメールが転送されるのを防止することができる。
【0055】
また、管理サーバ3Bの制御部10Bが、入出力部12を介して、携帯通信端末1の情報を読み出して記憶部に記憶する構成の場合は、キーボードなどを用いて、携帯通信端末1の情報を管理サーバ3Bに入力する手間を省くことができ、また入力ミスを防止することができる。
【0056】
(第4実施形態)
図7は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、この図を参照しながら本発明の第4実施形態について説明する。
【0057】
第4実施形態の着信転送サービスシステムは、図7に示すように、第1から第3実施形態のうち、例えば第2実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、入出力部12を介して携帯通信端末1の各種機能を設定する処理を行うように、管理サーバ3C内の制御部10Cが構成されていることを特徴とする。
ただし、各種携帯通信端末1に対して、各種機能設定用のデータ信号を入出力するためのドライバ(プログラム)が、管理サーバ3Cの制御部10Cに予め搭載されているとする。
【0058】
上記着信転送サービスシステムによれば、例えば、着信音およびバイブレータの機能をオフすることや、渡航先の曜日および時間に合わせて携帯通信端末1の電源をオン/オフしたりすることなどが可能になり、着信転送サービスにおいて不要ないし不適切な機能を停止することができる。
【0059】
(第5実施形態)
図8は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図、図9は同管理サーバの動作説明図であり、これらの図を参照しながら本発明の第5実施形態について説明する。
【0060】
第5実施形態の着信転送サービスシステムは、図8に示すように、第2から第4実施形態のいずれかの着信転送サービスシステムとの相違点として、携帯通信端末1に係る着信電話または着信メールの転送許可に従って、携帯通信端末1への着信電話または着信メールを携帯通信端末2に転送する処理を行うように、管理サーバ3D内の制御部10Dが構成されていることを特徴とする。
【0061】
具体的には、転送許可用のパスワードが例えば入力部11で入力されて既述の記憶部に予め記憶されており、図9に示す転送処理が制御部10Dによって実行される。
【0062】
すなわち、携帯通信端末1(図では「携帯電話」)への着信後、入出力部12を介して、(所定の音声ガイダンスを流した後、)転送指示を受ければ(S1で「有」)、その通信相手に対して転送許可用のパスワードの入力を要求する処理が実行される(S2)。
【0063】
そして、携帯通信端末1から所定時間内にパスワードの入力が無ければ、ステップS3に進んで転送処理が停止される。
【0064】
これに対して、パスワードの入力が有れば、そのパスワードが、記憶部に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し(S4)、一致しなければステップS3に進んで転送処理が停止される。一方、一致すれば転送許可の処理に進んで(S5)、携帯通信端末1への着信電話または着信メールを携帯通信端末2に転送する処理が実行される。
【0065】
上記着信転送サービスシステムによれば、転送許可用のパスワードを知っている者だけの電話またはメールが転送されるので、渡航期間内の転送に掛かる通信費を必要最小限に低減することができる。
【0066】
(第6実施形態)
図10は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、この図を参照しながら本発明の第6実施形態について説明する。
【0067】
第6実施形態の着信転送サービスシステムは、図10に示すように、第1実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、通信部15に代えて第2実施形態と同様の通信部15Aを備え、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供するサーバによって、その携帯通信端末1の転送先として通信部15Aが設定されており、通信部15Aに着信があれば、その着信に係る回線を、通信部15Aを介した携帯通信端末2に対する国際電話の回線に接続する処理を行うように、管理サーバ3E内の制御部10Eが構成されていることを特徴とする。ただし、通信部15Aは内線接続機能を有しているとする。
【0068】
具体的には、先ず、通信部15Aを介して、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する各種設定用のサーバにアクセスし、通信部15Aの電話番号、内線番号および転送先設定用のパスワードなどを基に、通信部15Aを転送先とする設定処理が実行される。
【0069】
この後、通信部15Aを介して着信を監視し、電話の着信があれば、オフフックの制御を行うとともに、その内線番号を基に、対応する携帯通信端末2に国際電話をかけ、続いてその国際電話の回線と上記着信に係る電話の回線とを上記内線接続機能によって接続する処理が実行される。なお、内線番号と、これに対応する携帯通信端末2との対応関係は、既述の記憶部に予め記憶されている。
【0070】
上記着信転送サービスシステムによれば、携帯通信端末1への着信電話が通信部15Aで受信され、その通信部15Aを介して携帯通信端末2に転送されるので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から電話を受けることができる。
【0071】
(第7実施形態)
本発明による第7実施形態の着信転送サービスシステムは、第6実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、携帯通信端末1への着信電話の転送許可に従って、着信電話に係る回線を、携帯通信端末2に対する国際電話の回線に接続する処理を行うように、管理サーバ3E内の制御部10Eが構成されていることを特徴とする。
【0072】
具体的には、転送許可用のパスワードが例えば入力部11で入力されて既述の記憶部に予め記憶されており、第5実施形態と同様の転送処理が制御部10Eによって実行される。
【0073】
すなわち、通信部15Aへの着信後、通信部15Aを介して、転送指示を受ければ、その通信相手に対して転送許可用のパスワードの入力を要求する処理が実行される。
【0074】
そして、通信相手の例えば携帯通信端末(図2の4参照)から所定時間内にパスワードの入力が無ければ、転送処理が停止される。
【0075】
これに対して、パスワードの入力が有れば、そのパスワードが、記憶部に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致しなければ転送処理が停止される。一方、一致すれば転送許可の処理に進んで、携帯通信端末1への着信電話を携帯通信端末2に転送する処理が実行される。
【0076】
上記着信転送サービスシステムによれば、転送許可用のパスワードを知っている者だけの電話が転送されるので、渡航期間内の転送に掛かる通信費を必要最小限に低減することができる。
【0077】
(第8実施形態)
図11は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、この図を参照しながら本発明の第8実施形態について説明する。
【0078】
第8実施形態の着信転送サービスシステムは、図11に示すように、第1実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、通信部15に代えて、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供するサーバへのアクセス用であって、携帯通信端末2からの転送条件受信用であり、第2実施形態と同様の通信部15Aを備え、この通信部15Aを介して、上記転送条件を受信すれば、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供するサーバにアクセスして上記転送条件を基に携帯通信端末1に係る転送先として携帯通信端末2を設定する処理を行うように、管理サーバ3F内の制御部10Fが構成されていることを特徴とする。
【0079】
具体的には、転送先設定許可用のパスワードが例えば入力部11で入力されて既述の記憶部に予め記憶されており、以下の設定処理が制御部10Dによって実行される。
【0080】
すなわち、通信部15Aへの着信後、通信部15Aを介して、携帯通信端末2から転送先設定指示を受ければ、転送先設定許可用のパスワードの入力を要求する処理が実行される。
【0081】
そして、携帯通信端末2から所定時間内にパスワードの入力が無ければ、設定処理が停止される。
【0082】
これに対して、パスワードの入力が有れば、そのパスワードが、記憶部に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致しなければ設定処理が停止される。
【0083】
一方、一致すれば転送先設定許可の処理に進んで、通信部15Aを介して、携帯通信端末2から、例えば渡航先の国番号、滞在日時および転送先設定用のパスワードなどの情報を転送条件として受信する処理が実行される。続いて、通信部15Aを介して、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する各種設定用のサーバにアクセスして、上記転送条件を基に携帯通信端末1に係る転送先として携帯通信端末2を設定する処理が実行される。
【0084】
上記着信転送サービスシステムによれば、転送先設定許可用のパスワードを知っている者だけからの転送条件が受信され、その転送条件を基に、携帯通信端末1に係る転送先として携帯通信端末2が設定されるので、渡航先での突然のスケジュール変更にも柔軟に対応することが可能となる。また、セキュリティを強化することができる。
【0085】
(第9実施形態)
図12,図13は着信転送サービスシステムにおける管理サーバによって提供されるブラウジング画面の例を示す図であり、この図を参照しながら本発明の第9実施形態について説明する。
【0086】
第9実施形態の着信転送サービスシステムは、図12,図13の例に示すように、第1から第8実施形態のいずれかの着信転送サービスシステムにおける管理サーバを、インターネットを介して接続されるWWW(World Wide Web)サーバとし、入力部11または通信部15Aを介して入力されていた事項を、インターネットを経由して入力することができることを第1の特徴とする。
【0087】
なお、図12,図13の例において、「自国内携帯電話番号」の欄には携帯通信端末1の電話番号を入力し、「転送先電話番号」の欄には携帯通信端末2の電話番号を入力し、「転送先メールアドレス」の欄には携帯通信端末2のメールアドレスを入力するようになっている。
【0088】
また、第9実施形態の着信転送サービスシステムは、第1から第8実施形態のいずれかの着信転送サービスシステムにおける管理サーバの制御部に対して、所定の設定料金に基づいて課金計算を行い、この課金計算結果に基づいて、渡航者に対する請求金額を算出する処理機能を付加したことを第2の特徴とする。課金方法としては、転送サービスの有無に関わらず、サービス登録一日あたりの利用料金を課金する方法、転送サービスー回あたりの利用料金を課金する方法、転送時の通信料を課金する方法などが挙げられる。
【0089】
上記着信転送サービスシステムによれば、例えば、第8実施形態における渡航先からのアクセスをインターネット経由で受けることができるため、利用者負担の通信料金を大幅に低減することが可能になる。
【0090】
また、携帯通信端末1の電話番号/メールアドレス、携帯通信端末2の電話番号/メールアドレス、決済用クレジットカード番号、サービスを受けるための各種パスワード、出国/帰国などの渡航先の滞在日時などの各種情報を、インターネット経由で受けることができるため、例えば渡航前に自宅などで着信転送サービスシステムのサービスを受けることを申し込むことが可能になる。
【0091】
なお、会員登録済みの利用者は、上記各入力事項のうち、予め登録された内容は入力する必要がないようにしてもよいことは言うまでもない。
【0092】
また、WWWサーバに限らず、本サービスの提供の場所で手続きを行う場合には、図14の例に示す「携帯電話サービス申し込み用紙」などを使用するようにすればよい。
【0093】
さらに、上記各実施形態において、携帯通信端末1の国内は、日本国に限定されない。
【0094】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式に非準拠の第1携帯通信端末と、前記渡航者によって所持される、前記移動通信方式に準拠の第2携帯通信端末と、有線または無線にて前記第1携帯通信端末と接続されるコンピュータシステムとにより構成される着信転送サービスシステムであって、前記第1携帯通信端末への着信電話および着信メールのうち少なくとも着信電話を前記第2携帯通信端末に転送するためのサービスを提供するので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から少なくとも電話を受けることができる。
【0095】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記第1携帯通信端末は、国際通話に対応し、当該第1携帯通信端末の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることができるものであり、転送先として前記第2携帯通信端末が設定されるので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から少なくとも電話を受けることができる。また、渡航先で第1携帯通信端末の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることになるため、通話料を第1携帯通信端末と同じ電気通信事業者に対して支払うことができる。
【0096】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報および前記第2携帯通信端末の情報を利用して、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送するので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から電話またはメールを受けることができる。また、各第2携帯通信端末への国際通話の電気通信事業者を統一することができ、国際通話に掛かる通信料を安くすることが可能となり、顧客に対するサービスの向上が可能となる。
【0097】
請求項4記載の発明は、前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報を入力するための入力手段と、この入力手段で入力された情報を記憶する記憶手段とを備えるので、例えば、渡航者の情報として渡航先の国番号を入力手段で入力して記憶手段に記憶すれば、その記憶手段に記憶された国番号と、第2携帯通信端末の電話番号とを利用することにより、少なくとも第1携帯通信端末への着信電話を第2携帯通信端末に転送することが可能になる。
【0098】
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を記憶する記憶手段を備えるので、渡航者の第1携帯通信端末に設定されている情報に従って転送処理を実行することができ、例えば渡航者の受信したくない電話またはメールが転送されるのを防止することができる。
【0099】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を読み出して前記記憶手段に記憶するので、キーボードなどを用いて、第1携帯通信端末の情報をコンピュータシステムに入力する手間を省くことができ、また入力ミスを防止することができる。
【0100】
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に電力を供給する電力供給手段を備えるので、着信転送サービス中に第1携帯通信端末の電源(バッテリ)が空になることを防止することができる。
【0101】
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の各種機能を設定するので、例えば、着信音およびバイブレータの機能をオフすることや、渡航先の曜日および時間に合わせて第1携帯通信端末の電源をオン/オフしたりすることなどが可能になり、着信転送サービスにおいて不要ないし不適切な機能を停止することができる。
【0102】
請求項9記載の発明は、請求項3記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に係る着信電話または着信メールの転送許可に従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送するので、転送許可の電話またはメールが転送されることになり、渡航期間内の転送に掛かる通信費を必要最小限に低減することができる。
【0103】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記転送許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第1携帯通信端末に着信があれば、前記転送許可用のパスワードの入力を要求し、前記第1携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送許可として、これに従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送するので、請求項9記載の発明の効果に加えて、セキュリティを強化することができる。
【0104】
請求項11記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバによって、その第1携帯通信端末の転送先として設定された通信手段を備え、この通信手段に着信があれば、その着信に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続するので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から電話を受けることができる。
【0105】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末への着信電話の転送許可に従って、前記着信電話に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続するので、転送許可の電話が転送されることになり、渡航期間内の転送に掛かる通信費を必要最小限に低減することができる。
【0106】
請求項13記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバへのアクセス用であって前記第2携帯通信端末からの転送条件受信用である通信手段を備え、この通信手段を介して、前記転送条件を受信すれば、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバにアクセスして前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定するので、例えば渡航先での突然のスケジュール変更にも柔軟に対応することが可能となる。
【0107】
請求項14記載の発明は、請求項13記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、転送先設定許可に従って、前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定するので、請求項13記載の発明の効果に加えて、セキュリティを強化することができる。
【0108】
請求項15記載の発明は、請求項14記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記転送先設定許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第2携帯通信端末から転送先設定の要求があれば、前記転送先設定許可用のパスワードの入力を要求し、前記第2携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送先設定許可として、これに従って、前記第2携帯通信端末からの前記転送条件を基に、前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定するので、請求項13記載の発明の効果に加えて、セキュリティを強化することができる。
【0109】
請求項16記載の発明は、請求項1から15のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、インターネットを介して接続されるサーバであるので、例えば、渡航先からのアクセスをインターネット経由で受けることができるため、利用者負担の通信料金を大幅に低減することが可能になり、また、各種情報をインターネット経由で受けることができるため、例えば渡航前に自宅などで着信転送サービスシステムのサービスを受けることを申し込むことが可能になる。
【0110】
請求項17記載の発明は、請求項1から16のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、所定の設定料金に基づいて課金計算を行うので、受付から請求までの全体的な処理を自動化することが可能になる。
【0111】
請求項18記載の発明の着信転送装置は、請求項1から17のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおける前記コンピュータシステムによりなるので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から少なくとも電話を受けることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の着信転送サービスシステムの構成図である。
【図2】同着信転送サービスシステムの構成図である。
【図3】同着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図4】本発明による第2実施形態の着信転送サービスシステムの構成図である。
【図5】同着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図6】本発明による第3実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図7】本発明による第4実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図8】本発明による第5実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図9】同管理サーバの動作説明図である。
【図10】本発明による第6実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図11】本発明による第8実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図12】本発明による第8実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバによって提供されるブラウジング画面の例を示す図である。
【図13】別のブラウジング画面の例を示す図である。
【図14】「携帯電話サービス申し込み用紙」の例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯通信端末
2 携帯通信端末
3,3A,3B,3C,3D,3E,3F 管理サーバ
4 携帯通信端末
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F 制御部
11 入力部
12 入出力部(通信部)
13,13A 電源供給部
14 表示部
15,15A 通信部
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、渡航者から預かる国内専用の携帯通信端末と、渡航者に所持される少なくとも渡航先用の携帯通信端末と、国内専用の携帯通信端末と接続される管理サーバとにより構成される着信転送サービスシステムおよび着信転送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)および無線通信機能付きPDA(Personal Digital Assistance) などの携帯通信端末では、一般的に通信方式が国内専用になっているため、通信方式の異なる渡航先でその携帯通信端末を使用することができない。例えば、携帯電話の場合、日本では、ヨーロッパやアジアのGSM(Global System for Mobile Communications) 方式と異なるPDC(Personal Digital Cellular) 方式が使用されている。
【0003】
近年、上記問題を解決することができるいわゆる国際携帯電話サービスが普及してきている。この国際携帯電話サービスは一般的に空港などで利用することができ、渡航先で使用可能な携帯電話(例えば実質世界標準であるGSM方式に対応した携帯電話など)の貸し出しないし販売が行われている。
【0004】
なお、特開2002−247213号公報(特許文献1)には、通信方式の異なる電話の国際電話ローミングを実現することができる国際電話ローミング方法および国際電話ローミングシステムが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−247213号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記国際携帯電話サービスでは、渡航先で携帯電話を使用することができるようになるものの、その携帯電話の電話番号およびメールアドレスが国内で使用している自己の携帯通信端末のそれらと異なるため、その携帯通信端末への着信電話および着信メールを、上記携帯電話で受けることができないという課題がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から少なくとも電話を受けることができる着信転送サービスシステムおよび着信転送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式に非準拠の第1携帯通信端末と、前記渡航者によって所持される、前記移動通信方式に準拠の第2携帯通信端末と、有線または無線にて前記第1携帯通信端末と接続されるコンピュータシステムとにより構成される着信転送サービスシステムであって、前記第1携帯通信端末への着信電話および着信メールのうち少なくとも着信電話を前記第2携帯通信端末に転送するためのサービスを提供することを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記第1携帯通信端末は、国際通話に対応し、当該第1携帯通信端末の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることができるものであり、転送先として前記第2携帯通信端末が設定されることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報および前記第2携帯通信端末の情報を利用して、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送することを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報を入力するための入力手段と、この入力手段で入力された情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を読み出して前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に電力を供給する電力供給手段を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の各種機能を設定することを特徴とする。
【0016】
請求項9記載の発明は、請求項3記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に係る着信電話または着信メールの転送許可に従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送することを特徴とする。
【0017】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記転送許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第1携帯通信端末に着信があれば、前記転送許可用のパスワードの入力を要求し、前記第1携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送許可として、これに従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送することを特徴とする。
【0018】
請求項11記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバによって、その第1携帯通信端末の転送先として設定された通信手段を備え、この通信手段に着信があれば、その着信に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続することを特徴とする。
【0019】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末への着信電話の転送許可に従って、前記着信電話に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続することを特徴とする。
【0020】
請求項13記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバへのアクセス用であって前記第2携帯通信端末からの転送条件受信用である通信手段を備え、この通信手段を介して、前記転送条件を受信すれば、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバにアクセスして前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定することを特徴とする。
【0021】
請求項14記載の発明は、請求項13記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、転送先設定許可に従って、前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定することを特徴とする。
【0022】
請求項15記載の発明は、請求項14記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記転送先設定許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第2携帯通信端末から転送先設定の要求があれば、前記転送先設定許可用のパスワードの入力を要求し、前記第2携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送先設定許可として、これに従って、前記第2携帯通信端末からの前記転送条件を基に、前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定することを特徴とする。
【0023】
請求項16記載の発明は、請求項1から15のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、インターネットを介して接続されるサーバであることを特徴とする。
【0024】
請求項17記載の発明は、請求項1から16のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、所定の設定料金に基づいて課金計算を行うことを特徴とする。
【0025】
請求項18記載の発明の着信転送装置は、請求項1から17のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおける前記コンピュータシステムによりなることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1,図2は着信転送サービスシステムの構成図、図3は同着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、これらの図を参照しながら本発明の第1実施形態について説明する。
【0027】
第1実施形態の着信転送サービスシステムは、図1,図2に示すように、渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式(例えばGSM方式)に非準拠の携帯通信端末1と、渡航者によって所持される、上記移動通信方式に準拠の携帯通信端末2と、有線または無線(図ではケーブルL1)にて携帯通信端末1と接続される管理サーバ3とにより構成され、携帯通信端末1への着信電話を携帯通信端末2に転送するためのサービスを提供することを特徴とする。
【0028】
サービスの提供の場所としては、空港、港、市街の携帯電話ショップ、電気商品量販店などが挙げられる。また、その他のサービスとしては、携帯通信端末2のレンタルまたは販売のサービス、渡航先で利用可能なSIMまたはUIMカードのレンタルまたは販売のサービスなどが提供される。
【0029】
携帯通信端末1は、携帯電話、PHSおよび無線通信機能付きPDAなどのうち、例えばPDC方式の携帯電話であり、国際通話に対応し(国際電話をかけることができ)、当該携帯通信端末1の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることができる。
【0030】
管理サーバ3は、図3に示すように、キーボードおよびマウスなどの入力部11と、複数の携帯通信端末1との接続(通信)用の入出力部12と、当該管理サーバ3Aの各部に電力を供給するとともに複数の携帯通信端末1に電力を供給する電源供給部13と、CRTまたはLCDなどの表示部14と、例えばデータ回線終端装置(DCE)としての通信部15と、中央処理装置および記憶装置により構成されるコンピュータ(の中枢部)としての制御部10とを備えている。
【0031】
ここで、携帯通信端末1との接続に例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルが使用される構成の場合には、一の携帯通信端末1に対する入出力部12および電源供給部13の接続端子は、同一のUSBケーブルの接続端子となるが、入出力部12がBluetooth などの無線式の通信手段により構成される場合には、電源供給部13は入出力部12とは別に設けられることになる。
【0032】
制御部10は、管理サーバ3の全般の制御などの処理を行うものであり、例えば、入力部11で入力された渡航者の情報を記憶部(制御部10の記憶装置または図略のハードディスク装置など)に記憶し、その渡航者の情報と、記憶部に予め記憶された携帯通信端末2の情報とを利用して、転送先の情報を設定する処理を実行する。
【0033】
具体的には、入出力部12に接続される携帯通信端末1または通信部15を介して、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する各種設定用のサーバにアクセスし、例えば、各渡航先の国番号(またはこれを特定可能な国名など)、滞在日時および転送先設定用のパスワードなどの渡航者の情報と、携帯通信端末2の電話番号とを基に、転送先の情報を設定する処理が実行される。これにより、渡航先の滞在日時に合わせて国番号を特定し、その国番号と携帯通信端末2の電話番号とによって、携帯通信端末1に係る転送先として携帯通信端末2を設定することができる。
【0034】
なお、電気通信事業者のサーバが、データ通信に対応しておらず、音声ガイダンスでダイヤル操作を求めるようになっている場合には、その音声を認識するための音声認識手段を管理サーバ3に設けることにより、プログラム制御に従って転送先の情報を設定することが可能である。また、国際電話発信番号は、渡航者が希望する番号が使用されるようにしてもよいことは言うまでもない。
【0035】
上記構成の着信転送サービスシステムでは、渡航先における携帯通信端末2の電話番号が渡航者の情報(渡航情報)に基づいて転送先の情報として設定されるので、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する着信転送サービスによって、携帯通信端末1への着信電話が携帯通信端末2に転送されるようになる。これにより、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手の例えば携帯通信端末4(図2参照)から電話を受けることができる。そして、この場合、渡航先で携帯通信端末1の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることになるため、通話料を携帯通信端末1と同じ電気通信事業者に対して支払うことができる。
【0036】
また、電源供給部13から携帯通信端末1に駆動電力が供給されるので、携帯通信端末1の電源が空になることを防止することができる。
【0037】
なお、第1実施形態では、着信転送サービスシステムによって転送先の情報が全て自動的に設定される構成になっているが、最初の渡航先の情報は、携帯通信端末1の所有者が設定しても構わない。
【0038】
また、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する各種設定用のサーバにアクセスすることにより、メールの転送サービスを受けることができる場合には、上記電話の転送と同様にメールの転送を行うように構成してもよい。
【0039】
(第2実施形態)
図4は着信転送サービスシステムの構成図、図5は同着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、これらの図を参照しながら本発明の第2実施形態について説明する。
【0040】
第2実施形態の着信転送サービスシステムは、図4に示すように、渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式(例えばGSM方式)に非準拠の携帯通信端末1と、渡航者によって所持される、上記移動通信方式に準拠の携帯通信端末2と、有線または無線(図ではケーブルL1)にて携帯通信端末1と接続される管理サーバ3Aとにより構成され、携帯通信端末1への着信電話または着信メールを携帯通信端末2に転送するためのサービスを提供することを特徴とする。また、サービスの提供の場所およびその他のサービスについては、第1実施形態と同様である。
【0041】
管理サーバ3Aは、図5に示すように、キーボードおよびマウスなどの入力部11と、複数の携帯通信端末1との接続用の入出力部12と、当該管理サーバ3Aの各部に電力を供給する電源供給部13Aと、CRTまたはLCDなどの表示部14と、例えば複数回線利用可能な一次群インターフェース対応の網終端装置(NT2)としての通信部15Aと、中央処理装置および記憶装置により構成されるコンピュータ(の中枢部)としての制御部10Aとを備え、通信部15Aの回線と入出力部12側の回線とを接続する接続機能を有している。
【0042】
ここで、携帯通信端末1との接続に例えばUSBケーブルが使用される構成の場合には、一の携帯通信端末1に対する入出力部12および電源供給部13Aの接続端子が同一のUSBケーブルの接続端子となり、電源供給部13Aから携帯通信端末1に電力が供給されることになる。なお、入出力部12は、これに限らず、音声信号およびデータ信号(制御信号含む)を入出力することができるものであれば、例えばBluetooth などの無線式の通信手段により構成されるものであってもよい。
【0043】
制御部10Aは、管理サーバ3Aの全般の制御などの処理を行うものであり、例えば、入力部11で入力された渡航者の情報を記憶部(制御部10Aの記憶装置または図略のハードディスク装置など)に記憶し、その渡航者の情報(渡航情報)と、記憶部に予め記憶された携帯通信端末2の情報とを利用して、携帯通信端末1への着信電話または着信メールを携帯通信端末2に転送する処理を実行する。
【0044】
具体的には、入出力部12を介して、各携帯通信端末1の着信を監視し、電話の着信があれば、いわゆるオフフックの制御を行うとともに、例えば各渡航先の国番号および滞在日時などの渡航者の情報と、携帯通信端末2の電話番号とを基に、通信部15Aを介して渡航先の携帯通信端末2に国際電話をかけ、続いてその国際電話の回線と上記着信を受けた電話の回線とを上記接続機能によって接続する処理が実行される。なお、オフフックの制御は、携帯通信端末2がオフフックした時点で行うようにしてもよいことは言うまでもない。
【0045】
一方、メールの着信があれば、入出力部12を介してそのメールを受信し、入出力部12または通信部15Aを介してその受信したメールを、メールアドレスなどの携帯通信端末2の情報を基にそのメールアドレス宛に転送する処理が実行される。
【0046】
ただし、上記転送処理を可能にするべく、各種携帯通信端末1に対し、音声信号と、着信検出およびメール受発信などに必要なデータ信号とを入出力するためのドライバ(プログラム)が制御部10Aに予め搭載されているとする。
【0047】
上記構成の着信転送サービスシステムでは、例えば、ある携帯通信端末1に電話の着信があれば、対応する渡航者の情報と携帯通信端末2の情報とを基に、通信部15Aを介して渡航先の携帯通信端末2に発呼がなされ、その発呼に係る国際電話の回線と上記着信に係る電話の回線とが接続される。
【0048】
一方、ある携帯通信端末1にメールの着信があれば、入出力部12を介してそのメールが受信される。続いて、入出力部12または通信部15Aを介してその受信したメールが、携帯通信端末2のメールアドレス宛に転送される。
【0049】
上記着信転送サービスシステムによれば、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から電話またはメールを受けることができる。
【0050】
また、各携帯通信端末2への国際通話の電気通信事業者を統一すれば、国際通話に掛かる通信料を安くすることも可能であり、顧客に対するサービスの向上が可能となる。
【0051】
(第3実施形態)
図6は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、この図を参照しながら本発明の第3実施形態について説明する。
【0052】
第3実施形態の着信転送サービスシステムは、図6に示すように、第2実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、入力部11または入出力部12を介して、携帯通信端末1の情報を入力して既述の記憶部に記憶する処理を行うように、管理サーバ3B内の制御部10Bが構成されていることを第1の特徴とする。
【0053】
また、制御部10Bは、第2の特徴として、入出力部12を介して着信を検出したとき、上記記憶部に記憶した例えば電話またはメールの受信許否設定に従って、上記着信に係る電話またはメールを受信してもよい場合に限り、第2実施形態と同様の転送処理を実行する。
【0054】
上記着信転送サービスシステムによれば、渡航者の携帯通信端末1に設定されている情報に従って転送処理を実行することができ、例えば渡航者の受信したくない電話またはメールが転送されるのを防止することができる。
【0055】
また、管理サーバ3Bの制御部10Bが、入出力部12を介して、携帯通信端末1の情報を読み出して記憶部に記憶する構成の場合は、キーボードなどを用いて、携帯通信端末1の情報を管理サーバ3Bに入力する手間を省くことができ、また入力ミスを防止することができる。
【0056】
(第4実施形態)
図7は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、この図を参照しながら本発明の第4実施形態について説明する。
【0057】
第4実施形態の着信転送サービスシステムは、図7に示すように、第1から第3実施形態のうち、例えば第2実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、入出力部12を介して携帯通信端末1の各種機能を設定する処理を行うように、管理サーバ3C内の制御部10Cが構成されていることを特徴とする。
ただし、各種携帯通信端末1に対して、各種機能設定用のデータ信号を入出力するためのドライバ(プログラム)が、管理サーバ3Cの制御部10Cに予め搭載されているとする。
【0058】
上記着信転送サービスシステムによれば、例えば、着信音およびバイブレータの機能をオフすることや、渡航先の曜日および時間に合わせて携帯通信端末1の電源をオン/オフしたりすることなどが可能になり、着信転送サービスにおいて不要ないし不適切な機能を停止することができる。
【0059】
(第5実施形態)
図8は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図、図9は同管理サーバの動作説明図であり、これらの図を参照しながら本発明の第5実施形態について説明する。
【0060】
第5実施形態の着信転送サービスシステムは、図8に示すように、第2から第4実施形態のいずれかの着信転送サービスシステムとの相違点として、携帯通信端末1に係る着信電話または着信メールの転送許可に従って、携帯通信端末1への着信電話または着信メールを携帯通信端末2に転送する処理を行うように、管理サーバ3D内の制御部10Dが構成されていることを特徴とする。
【0061】
具体的には、転送許可用のパスワードが例えば入力部11で入力されて既述の記憶部に予め記憶されており、図9に示す転送処理が制御部10Dによって実行される。
【0062】
すなわち、携帯通信端末1(図では「携帯電話」)への着信後、入出力部12を介して、(所定の音声ガイダンスを流した後、)転送指示を受ければ(S1で「有」)、その通信相手に対して転送許可用のパスワードの入力を要求する処理が実行される(S2)。
【0063】
そして、携帯通信端末1から所定時間内にパスワードの入力が無ければ、ステップS3に進んで転送処理が停止される。
【0064】
これに対して、パスワードの入力が有れば、そのパスワードが、記憶部に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し(S4)、一致しなければステップS3に進んで転送処理が停止される。一方、一致すれば転送許可の処理に進んで(S5)、携帯通信端末1への着信電話または着信メールを携帯通信端末2に転送する処理が実行される。
【0065】
上記着信転送サービスシステムによれば、転送許可用のパスワードを知っている者だけの電話またはメールが転送されるので、渡航期間内の転送に掛かる通信費を必要最小限に低減することができる。
【0066】
(第6実施形態)
図10は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、この図を参照しながら本発明の第6実施形態について説明する。
【0067】
第6実施形態の着信転送サービスシステムは、図10に示すように、第1実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、通信部15に代えて第2実施形態と同様の通信部15Aを備え、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供するサーバによって、その携帯通信端末1の転送先として通信部15Aが設定されており、通信部15Aに着信があれば、その着信に係る回線を、通信部15Aを介した携帯通信端末2に対する国際電話の回線に接続する処理を行うように、管理サーバ3E内の制御部10Eが構成されていることを特徴とする。ただし、通信部15Aは内線接続機能を有しているとする。
【0068】
具体的には、先ず、通信部15Aを介して、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する各種設定用のサーバにアクセスし、通信部15Aの電話番号、内線番号および転送先設定用のパスワードなどを基に、通信部15Aを転送先とする設定処理が実行される。
【0069】
この後、通信部15Aを介して着信を監視し、電話の着信があれば、オフフックの制御を行うとともに、その内線番号を基に、対応する携帯通信端末2に国際電話をかけ、続いてその国際電話の回線と上記着信に係る電話の回線とを上記内線接続機能によって接続する処理が実行される。なお、内線番号と、これに対応する携帯通信端末2との対応関係は、既述の記憶部に予め記憶されている。
【0070】
上記着信転送サービスシステムによれば、携帯通信端末1への着信電話が通信部15Aで受信され、その通信部15Aを介して携帯通信端末2に転送されるので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から電話を受けることができる。
【0071】
(第7実施形態)
本発明による第7実施形態の着信転送サービスシステムは、第6実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、携帯通信端末1への着信電話の転送許可に従って、着信電話に係る回線を、携帯通信端末2に対する国際電話の回線に接続する処理を行うように、管理サーバ3E内の制御部10Eが構成されていることを特徴とする。
【0072】
具体的には、転送許可用のパスワードが例えば入力部11で入力されて既述の記憶部に予め記憶されており、第5実施形態と同様の転送処理が制御部10Eによって実行される。
【0073】
すなわち、通信部15Aへの着信後、通信部15Aを介して、転送指示を受ければ、その通信相手に対して転送許可用のパスワードの入力を要求する処理が実行される。
【0074】
そして、通信相手の例えば携帯通信端末(図2の4参照)から所定時間内にパスワードの入力が無ければ、転送処理が停止される。
【0075】
これに対して、パスワードの入力が有れば、そのパスワードが、記憶部に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致しなければ転送処理が停止される。一方、一致すれば転送許可の処理に進んで、携帯通信端末1への着信電話を携帯通信端末2に転送する処理が実行される。
【0076】
上記着信転送サービスシステムによれば、転送許可用のパスワードを知っている者だけの電話が転送されるので、渡航期間内の転送に掛かる通信費を必要最小限に低減することができる。
【0077】
(第8実施形態)
図11は着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図であり、この図を参照しながら本発明の第8実施形態について説明する。
【0078】
第8実施形態の着信転送サービスシステムは、図11に示すように、第1実施形態の着信転送サービスシステムとの相違点として、通信部15に代えて、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供するサーバへのアクセス用であって、携帯通信端末2からの転送条件受信用であり、第2実施形態と同様の通信部15Aを備え、この通信部15Aを介して、上記転送条件を受信すれば、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供するサーバにアクセスして上記転送条件を基に携帯通信端末1に係る転送先として携帯通信端末2を設定する処理を行うように、管理サーバ3F内の制御部10Fが構成されていることを特徴とする。
【0079】
具体的には、転送先設定許可用のパスワードが例えば入力部11で入力されて既述の記憶部に予め記憶されており、以下の設定処理が制御部10Dによって実行される。
【0080】
すなわち、通信部15Aへの着信後、通信部15Aを介して、携帯通信端末2から転送先設定指示を受ければ、転送先設定許可用のパスワードの入力を要求する処理が実行される。
【0081】
そして、携帯通信端末2から所定時間内にパスワードの入力が無ければ、設定処理が停止される。
【0082】
これに対して、パスワードの入力が有れば、そのパスワードが、記憶部に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致しなければ設定処理が停止される。
【0083】
一方、一致すれば転送先設定許可の処理に進んで、通信部15Aを介して、携帯通信端末2から、例えば渡航先の国番号、滞在日時および転送先設定用のパスワードなどの情報を転送条件として受信する処理が実行される。続いて、通信部15Aを介して、携帯通信端末1の電気通信事業者が提供する各種設定用のサーバにアクセスして、上記転送条件を基に携帯通信端末1に係る転送先として携帯通信端末2を設定する処理が実行される。
【0084】
上記着信転送サービスシステムによれば、転送先設定許可用のパスワードを知っている者だけからの転送条件が受信され、その転送条件を基に、携帯通信端末1に係る転送先として携帯通信端末2が設定されるので、渡航先での突然のスケジュール変更にも柔軟に対応することが可能となる。また、セキュリティを強化することができる。
【0085】
(第9実施形態)
図12,図13は着信転送サービスシステムにおける管理サーバによって提供されるブラウジング画面の例を示す図であり、この図を参照しながら本発明の第9実施形態について説明する。
【0086】
第9実施形態の着信転送サービスシステムは、図12,図13の例に示すように、第1から第8実施形態のいずれかの着信転送サービスシステムにおける管理サーバを、インターネットを介して接続されるWWW(World Wide Web)サーバとし、入力部11または通信部15Aを介して入力されていた事項を、インターネットを経由して入力することができることを第1の特徴とする。
【0087】
なお、図12,図13の例において、「自国内携帯電話番号」の欄には携帯通信端末1の電話番号を入力し、「転送先電話番号」の欄には携帯通信端末2の電話番号を入力し、「転送先メールアドレス」の欄には携帯通信端末2のメールアドレスを入力するようになっている。
【0088】
また、第9実施形態の着信転送サービスシステムは、第1から第8実施形態のいずれかの着信転送サービスシステムにおける管理サーバの制御部に対して、所定の設定料金に基づいて課金計算を行い、この課金計算結果に基づいて、渡航者に対する請求金額を算出する処理機能を付加したことを第2の特徴とする。課金方法としては、転送サービスの有無に関わらず、サービス登録一日あたりの利用料金を課金する方法、転送サービスー回あたりの利用料金を課金する方法、転送時の通信料を課金する方法などが挙げられる。
【0089】
上記着信転送サービスシステムによれば、例えば、第8実施形態における渡航先からのアクセスをインターネット経由で受けることができるため、利用者負担の通信料金を大幅に低減することが可能になる。
【0090】
また、携帯通信端末1の電話番号/メールアドレス、携帯通信端末2の電話番号/メールアドレス、決済用クレジットカード番号、サービスを受けるための各種パスワード、出国/帰国などの渡航先の滞在日時などの各種情報を、インターネット経由で受けることができるため、例えば渡航前に自宅などで着信転送サービスシステムのサービスを受けることを申し込むことが可能になる。
【0091】
なお、会員登録済みの利用者は、上記各入力事項のうち、予め登録された内容は入力する必要がないようにしてもよいことは言うまでもない。
【0092】
また、WWWサーバに限らず、本サービスの提供の場所で手続きを行う場合には、図14の例に示す「携帯電話サービス申し込み用紙」などを使用するようにすればよい。
【0093】
さらに、上記各実施形態において、携帯通信端末1の国内は、日本国に限定されない。
【0094】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式に非準拠の第1携帯通信端末と、前記渡航者によって所持される、前記移動通信方式に準拠の第2携帯通信端末と、有線または無線にて前記第1携帯通信端末と接続されるコンピュータシステムとにより構成される着信転送サービスシステムであって、前記第1携帯通信端末への着信電話および着信メールのうち少なくとも着信電話を前記第2携帯通信端末に転送するためのサービスを提供するので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から少なくとも電話を受けることができる。
【0095】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記第1携帯通信端末は、国際通話に対応し、当該第1携帯通信端末の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることができるものであり、転送先として前記第2携帯通信端末が設定されるので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から少なくとも電話を受けることができる。また、渡航先で第1携帯通信端末の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることになるため、通話料を第1携帯通信端末と同じ電気通信事業者に対して支払うことができる。
【0096】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報および前記第2携帯通信端末の情報を利用して、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送するので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から電話またはメールを受けることができる。また、各第2携帯通信端末への国際通話の電気通信事業者を統一することができ、国際通話に掛かる通信料を安くすることが可能となり、顧客に対するサービスの向上が可能となる。
【0097】
請求項4記載の発明は、前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報を入力するための入力手段と、この入力手段で入力された情報を記憶する記憶手段とを備えるので、例えば、渡航者の情報として渡航先の国番号を入力手段で入力して記憶手段に記憶すれば、その記憶手段に記憶された国番号と、第2携帯通信端末の電話番号とを利用することにより、少なくとも第1携帯通信端末への着信電話を第2携帯通信端末に転送することが可能になる。
【0098】
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を記憶する記憶手段を備えるので、渡航者の第1携帯通信端末に設定されている情報に従って転送処理を実行することができ、例えば渡航者の受信したくない電話またはメールが転送されるのを防止することができる。
【0099】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を読み出して前記記憶手段に記憶するので、キーボードなどを用いて、第1携帯通信端末の情報をコンピュータシステムに入力する手間を省くことができ、また入力ミスを防止することができる。
【0100】
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に電力を供給する電力供給手段を備えるので、着信転送サービス中に第1携帯通信端末の電源(バッテリ)が空になることを防止することができる。
【0101】
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の各種機能を設定するので、例えば、着信音およびバイブレータの機能をオフすることや、渡航先の曜日および時間に合わせて第1携帯通信端末の電源をオン/オフしたりすることなどが可能になり、着信転送サービスにおいて不要ないし不適切な機能を停止することができる。
【0102】
請求項9記載の発明は、請求項3記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に係る着信電話または着信メールの転送許可に従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送するので、転送許可の電話またはメールが転送されることになり、渡航期間内の転送に掛かる通信費を必要最小限に低減することができる。
【0103】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記転送許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第1携帯通信端末に着信があれば、前記転送許可用のパスワードの入力を要求し、前記第1携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送許可として、これに従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送するので、請求項9記載の発明の効果に加えて、セキュリティを強化することができる。
【0104】
請求項11記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバによって、その第1携帯通信端末の転送先として設定された通信手段を備え、この通信手段に着信があれば、その着信に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続するので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から電話を受けることができる。
【0105】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末への着信電話の転送許可に従って、前記着信電話に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続するので、転送許可の電話が転送されることになり、渡航期間内の転送に掛かる通信費を必要最小限に低減することができる。
【0106】
請求項13記載の発明は、請求項1記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバへのアクセス用であって前記第2携帯通信端末からの転送条件受信用である通信手段を備え、この通信手段を介して、前記転送条件を受信すれば、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバにアクセスして前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定するので、例えば渡航先での突然のスケジュール変更にも柔軟に対応することが可能となる。
【0107】
請求項14記載の発明は、請求項13記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、転送先設定許可に従って、前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定するので、請求項13記載の発明の効果に加えて、セキュリティを強化することができる。
【0108】
請求項15記載の発明は、請求項14記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、前記転送先設定許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第2携帯通信端末から転送先設定の要求があれば、前記転送先設定許可用のパスワードの入力を要求し、前記第2携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送先設定許可として、これに従って、前記第2携帯通信端末からの前記転送条件を基に、前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定するので、請求項13記載の発明の効果に加えて、セキュリティを強化することができる。
【0109】
請求項16記載の発明は、請求項1から15のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、インターネットを介して接続されるサーバであるので、例えば、渡航先からのアクセスをインターネット経由で受けることができるため、利用者負担の通信料金を大幅に低減することが可能になり、また、各種情報をインターネット経由で受けることができるため、例えば渡航前に自宅などで着信転送サービスシステムのサービスを受けることを申し込むことが可能になる。
【0110】
請求項17記載の発明は、請求項1から16のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおいて、前記コンピュータシステムは、所定の設定料金に基づいて課金計算を行うので、受付から請求までの全体的な処理を自動化することが可能になる。
【0111】
請求項18記載の発明の着信転送装置は、請求項1から17のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおける前記コンピュータシステムによりなるので、渡航者に対する国内の通信相手がその渡航先ないし渡航したことを知らなくても、渡航者がその通信相手から少なくとも電話を受けることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の着信転送サービスシステムの構成図である。
【図2】同着信転送サービスシステムの構成図である。
【図3】同着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図4】本発明による第2実施形態の着信転送サービスシステムの構成図である。
【図5】同着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図6】本発明による第3実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図7】本発明による第4実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図8】本発明による第5実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図9】同管理サーバの動作説明図である。
【図10】本発明による第6実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図11】本発明による第8実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバの構成図である。
【図12】本発明による第8実施形態の着信転送サービスシステムにおける管理サーバによって提供されるブラウジング画面の例を示す図である。
【図13】別のブラウジング画面の例を示す図である。
【図14】「携帯電話サービス申し込み用紙」の例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯通信端末
2 携帯通信端末
3,3A,3B,3C,3D,3E,3F 管理サーバ
4 携帯通信端末
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F 制御部
11 入力部
12 入出力部(通信部)
13,13A 電源供給部
14 表示部
15,15A 通信部
Claims (18)
- 渡航者から預かる、渡航先の移動通信方式に非準拠の第1携帯通信端末と、前記渡航者によって所持される、前記移動通信方式に準拠の第2携帯通信端末と、有線または無線にて前記第1携帯通信端末と接続されるコンピュータシステムとにより構成される着信転送サービスシステムであって、前記第1携帯通信端末への着信電話および着信メールのうち少なくとも着信電話を前記第2携帯通信端末に転送するためのサービスを提供することを特徴とする着信転送サービスシステム。
- 前記第1携帯通信端末は、国際通話に対応し、当該第1携帯通信端末の電気通信事業者から着信転送サービスを受けることができるものであり、転送先として前記第2携帯通信端末が設定されることを特徴とする請求項1記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報および前記第2携帯通信端末の情報を利用して、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送することを特徴とする請求項1記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記渡航者の情報を入力するための入力手段と、この入力手段で入力された情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項3または4記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の情報を読み出して前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項5記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に電力を供給する電力供給手段を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の各種機能を設定することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末に係る着信電話または着信メールの転送許可に従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送することを特徴とする請求項3記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記転送許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第1携帯通信端末に着信があれば、前記転送許可用のパスワードの入力を要求し、前記第1携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送許可として、これに従って、前記第1携帯通信端末への着信電話または着信メールを前記第2携帯通信端末に転送することを特徴とする請求項9記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバによって、その第1携帯通信端末の転送先として設定された通信手段を備え、この通信手段に着信があれば、その着信に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続することを特徴とする請求項1記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末への着信電話の転送許可に従って、前記着信電話に係る回線を、前記第2携帯通信端末に対する国際電話の回線に接続することを特徴とする請求項11記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバへのアクセス用であって前記第2携帯通信端末からの転送条件受信用である通信手段を備え、この通信手段を介して、前記転送条件を受信すれば、前記第1携帯通信端末の電気通信事業者が提供するサーバにアクセスして前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定することを特徴とする請求項1記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、転送先設定許可に従って、前記転送条件を基に前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定することを特徴とする請求項13記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、前記転送先設定許可用のパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記第2携帯通信端末から転送先設定の要求があれば、前記転送先設定許可用のパスワードの入力を要求し、前記第2携帯通信端末からのパスワードが前記記憶手段に記憶されたパスワードと一致するかどうかを照合し、一致すれば転送先設定許可として、これに従って、前記第2携帯通信端末からの前記転送条件を基に、前記第1携帯通信端末に係る転送先として前記第2携帯通信端末を設定することを特徴とする請求項14記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、インターネットを介して接続されるサーバであることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の着信転送サービスシステム。
- 前記コンピュータシステムは、所定の設定料金に基づいて課金計算を行うことを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の着信転送サービスシステム。
- 請求項1から17のいずれかに記載の着信転送サービスシステムにおける前記コンピュータシステムによりなることを特徴とする着信転送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003068847A JP2004282265A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | 着信転送サービスシステムおよび着信転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003068847A JP2004282265A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | 着信転送サービスシステムおよび着信転送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004282265A true JP2004282265A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33286068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003068847A Withdrawn JP2004282265A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | 着信転送サービスシステムおよび着信転送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004282265A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007052348A1 (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-10 | Fujitsu Limited | 移動通信ネットワーク運用方法 |
| US8989363B2 (en) | 2011-09-09 | 2015-03-24 | Ntt Docomo, Inc. | Incoming call forwarding management server, call-back terminal apparatus, and incoming call forwarding system |
-
2003
- 2003-03-13 JP JP2003068847A patent/JP2004282265A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007052348A1 (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-10 | Fujitsu Limited | 移動通信ネットワーク運用方法 |
| US8989363B2 (en) | 2011-09-09 | 2015-03-24 | Ntt Docomo, Inc. | Incoming call forwarding management server, call-back terminal apparatus, and incoming call forwarding system |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN104471826B (zh) | 充电支援方法、充电支援管理装置及充电支援系统 | |
| US8532695B2 (en) | Mobile telephone, telephone number managing server, telephone number changing system, telephone number requesting method, and telephone number requesting program | |
| US20050060250A1 (en) | Billing and ordering system and method for services provided over communications networks | |
| US20060205400A1 (en) | Communication system and mobile station therefor | |
| JP2005094351A (ja) | 個人情報の保存・管理システムおよび保存・管理方法 | |
| US7110754B2 (en) | Radio software acquisition system, radio software acquisition method and radio software acquisition program | |
| JP2004135324A (ja) | 携帯電話用アダプタ及び電話装置 | |
| KR100363822B1 (ko) | 응답기, 이동체통신단말, 내장형통신기 및 제어이전 프로그램을 기록한 기록매체 | |
| JP2004282265A (ja) | 着信転送サービスシステムおよび着信転送装置 | |
| KR100850109B1 (ko) | 양방향 로밍 시스템 및 방법 | |
| EP1557735B1 (en) | Communication terminal device and information storage module for restricting use of content | |
| EP2107780A1 (en) | Method and server for facilitating transfer of services between users | |
| JP2002369249A (ja) | 通信システム | |
| JP2007259169A (ja) | 携帯端末装置及びプログラム | |
| JP2007208997A (ja) | 情報配信システム、サーバ及びアクセスポイント | |
| JP2005011007A (ja) | サービス提供システムおよびサービス提供方法 | |
| JP4069851B2 (ja) | 位置情報通知システム、該システムに用いられる位置情報通知方法及び位置情報通知制御プログラム | |
| KR101468879B1 (ko) | 어플리케이션을 기반으로 하는 유심 신청 서비스 제공방법 및 이를 위한 유심 신청서버 | |
| JP2005303540A (ja) | 課金管理システム | |
| KR100736493B1 (ko) | 이동통신망을 통한 파일 전송 서비스 제공방법 | |
| JP4372124B2 (ja) | 通信システム及び発呼処理方法 | |
| JP4112769B2 (ja) | 通信サービスシステム、通信システム、通信料金管理装置および通信料金変更方法 | |
| KR100682688B1 (ko) | 이동통신망을 통한 파일 전송 서비스 제공방법 | |
| KR100978899B1 (ko) | 유·무선단말기를 이용한 pstn망의 유선 통화연결시스템 | |
| JP2005191836A (ja) | 携帯電話の電話番号割り当て方法及びサーバ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |