JP2004282946A - Dc/dcコンバータ - Google Patents

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JP2004282946A
JP2004282946A JP2003073501A JP2003073501A JP2004282946A JP 2004282946 A JP2004282946 A JP 2004282946A JP 2003073501 A JP2003073501 A JP 2003073501A JP 2003073501 A JP2003073501 A JP 2003073501A JP 2004282946 A JP2004282946 A JP 2004282946A
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choke coil
capacitor
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coil
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Kazunari Yamamoto
一成 山本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】チョークコイルを小さくすることにより小型化させたDC/DCコンバータを提供する。
【解決手段】トランス2と、トランス2の1次側に設けられ、スイッチングデバイス9,10及びコンデンサ7,8を有するブリッジ回路3と、トランス2の2次側に設けられ、チョークコイル15を有する平滑フィルタ5と、コンデンサ7,8の温度上昇を抑制する放熱部材とを備え、コンデンサ7,8の静電容量に基づいて、チョークコイル15に流れる電流がチョークコイル15の磁路断面積から定まる飽和電流値以下に規制されるように構成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DC/DCコンバータに係り、より詳しくは、スイッチング式直流電源装置などの単相両波整流を行うチョーク入力形のDC/DCコンバータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
DC/DCコンバータとは、直流電源により印加された電圧をトランジスタなどのスイッチングデバイスを備えたブリッジ回路により交流化し、この交流電圧をトランスにより変圧した後、整流して直流電圧を生成するものであり、例えば、非特許文献1に示された単相両波整流を行うチョーク入力形のものなどが知られている。
【0003】
この種のチョーク入力形のDC/DCコンバータには、出力電圧を平滑化するために、チョークコイルを備えた平滑フィルタがトランスの2次側(出力側)に設けられている。なお、DC/DCコンバータの他の例としては、特許文献1に記載のものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−051771号公報
【非特許文献1】
スイッチング電源ハンドブック、ISBN4−526−04495−4
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した様な従来のDC/DCコンバータでは、以下のような問題があった。一般に、電子機器などに搭載するDC/DCコンバータは、小型化が求められている。DC/DCコンバータは、その大きさ(寸法)に関して、大部分を平滑フィルタのチョークコイルが占めているので、コンバータを小型化するためには、チョークコイルを小さくしなければならない。ところが、チョークコイルを小さくすると、磁路断面積が減少し、コイルの飽和電流値が低下する。このため、コイルを流れる電流が飽和電流値を超える場合が生じて出力電圧の平滑性が失われてしまうという問題があった。
【0006】
ところで、チョークコイルに流れる電流は、トランスの1次側(入力側)のブリッジ回路に備わるコンデンサに流れる電流に比例する。また、コンデンサに流れる電流は、コンデンサの静電容量に比例する。そこで、チョークコイルに流れる電流が飽和電流値を超えないようにするために、コンデンサの静電容量を下げることにより、コンデンサに流れる電流を減少させ、チョークコイルに流れる電流を抑制することが考えられる。しかし、コンデンサの静電容量を下げると、コンデンサの抵抗分が増えるので、発熱量が増大する。このため、温度が上昇し、コンデンサの耐久性が低下してしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、チョークコイルを小さくすることにより小型化させたDC/DCコンバータを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によるDC/DCコンバータは、トランスと、トランスの1次側に設けられ、スイッチングデバイス及びコンデンサを有するブリッジ回路と、トランスの2次側に設けられ、チョークコイルを有する平滑フィルタと、コンデンサの温度上昇を抑制する放熱部材とを備え、コンデンサの静電容量に基づいて、チョークコイルに流れる電流がチョークコイルの磁路断面積から定まる飽和電流値以下に規制されるように構成される。
【0009】
この様な構成によれば、放熱部材によりコンデンサの温度上昇を抑制することができるので、コンデンサの静電容量を下げても耐久性が低下することはない。また、静電容量を下げることにより、チョークコイルに流れる電流が飽和電流値を超えるのを抑制することができるので、チョークコイルを小型化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるDC/DCコンバータの一構成例を示した回路図である。本実施の形態のDC/DCコンバータ1は、トランス2と、トランス2の1次側(入力側)に設けられるブリッジ回路3と、直流電源4と、トランス2の2次側(出力側)に設けられる平滑フィルタ5と、ダイオード13,14と、出力端子6により構成される。
【0011】
ブリッジ回路3は、2つのコンデンサ7,8と、2つのスイッチングデバイス9,10からなるハーフブリッジであり、直流電源4により印加された電圧の交流化を行っている。これらのコンデンサ7及び8は、温度上昇を抑制する放熱部材(図示せず)にそれぞれ取り付けられている。
【0012】
また、スイッチングデバイス9及び10は、トランジスタなどからなる断続器であり、所定のスイッチング周期で交互にオンオフさせることにより、コンデンサ7及び8間の接続点Aと、スイッチングデバイス9及び10間の接続点Bとを結ぶブリッジ(AB間)に交流電圧が印加される。
【0013】
トランス2は、1次コイル11及び2次コイル12からなる変圧器であり、1次コイル11に印加された交流電圧は、変圧されて2次コイル12から出力される。この変圧された交流電圧は、2次コイル12の両端とセンタータップとの間で2つのダイオード13及び14により整流される(単相両波整流)。
【0014】
整流後の電圧は、平滑フィルタ5により平滑化され、出力端子6から直流電圧が出力される。この平滑フィルタ5は、チョークコイル15及びコンデンサ16からなるチョーク入力形の平滑回路である。
【0015】
図2は、図1のDC/DCコンバータにおける電流波形の一例を示した説明図である。トランス2の1次側のブリッジ回路3において、スイッチングデバイス(以下、スイッチという)9及び10を交互にオンオフさせることにより、コンデンサ7及び8には、互いに比例して電流が流れる。ここでは、波形21がコンデンサ7を流れる電流の波形であるとし、波形22がコンデンサ8を流れる電流の波形であるとしている。
【0016】
例えば、時刻tでスイッチ10がオンされるとともに、スイッチ9がオフされると、接続点Bの電位が接続点Aの電位よりも高くなり、ブリッジを接続点Bから接続点Aに向けて電流が流れはじめる。この電流は、時刻tからコンデンサ7が放電を完了するとともに、コンデンサ8が充電を完了する時刻tまでの期間24だけ流れる。
【0017】
その後、時刻tでスイッチ9がオンされるとともに、スイッチ10がオフされると、接続点Aの電位が接続点Bの電位よりも高くなり、ブリッジを接続点Aから接続点Bに向けて電流が流れはじめる。この電流は、時刻tからコンデンサ8が放電を完了するとともに、コンデンサ7が充電を完了する時刻tまでの期間25だけ流れる。この様な動作がスイッチング周期で繰り返され、交流電圧が生成される。
【0018】
ここで、出力端子6から出力される電流をI、出力電圧をVとし、トランス2の1次コイル11の巻き数をn、2次コイル12の巻き数をnとすると、コンデンサ7及び8を流れる電流(実効値)Iは、直流電源4の電圧をVとして、次式(1)により表される。
【数1】
Figure 2004282946
【0019】
式(1)から、電流Iが出力電流I、すなわち、チョークコイル15を流れる電流23に比例することがわかる。また、チョークコイル15の磁路断面積をSとし、このコイル15の巻き数をNとすると、チョークコイル15の飽和電流値Isatは、次式(2)により表される。
【数2】
Figure 2004282946
【0020】
式(2)において、Bsatは、チョークコイル15の飽和磁束密度であり、このコイル15を構成する磁性体固有の定数である。また、Aは、AL値と呼ばれ、チョークコイル15の磁性体固有の定数である。この式(2)から、飽和電流値Isatが磁路断面積Sに比例することがわかる。
【0021】
ところで、DC/DCコンバータ1を小型化するために、チョークコイル15の寸法を小さくすると、磁路断面積Sが減少し、このコイル15の飽和電流値Isatが低下する。
【0022】
従来のコンバータでは、飽和電流値Isatが低下すると、チョークコイルを流れる電流が飽和電流値Isatを超え、コイルが飽和してしまう場合が生じていた。コイルが飽和するということは、コイルが短絡するのと同等であり、出力電圧がトランスの2次コイルに誘起される電圧まで上昇してしまい、出力電圧の平滑性が失われる。
【0023】
本実施の形態では、ブリッジ回路3におけるコンデンサ7及び8の静電容量を下げることによって、コンデンサ7及び8に流れる電流Iを減少させ、平滑フィルタ5のチョークコイル15に流れる電流を飽和電流値Isat以下に規制し、このコイル15が飽和するのを防いでいる。また、コンデンサ7及び8の静電容量を下げたために発熱量が増大するという問題は、放熱部材にコンデンサ7及び8を取り付けて放熱性を良くすることで回避している。
【0024】
なお、チョークコイル15としては、その実装面積(寸法)が、例えば、式(2)のIsatに電流23の平均電流値Dを代入することにより得られる磁路断面積Sに相当するものが用いられ、この場合、従来のものに比べて、(平均電流値D/ピーク電流値C)倍程度に小型化される。
【0025】
また、コンデンサ7及び8からは、スイッチ9及び10をオンオフするごとに、静電容量をCとして、最大で3CV /4のエネルギーが取り出されるので、スイッチング周波数をfとすると、3CV f/4の電力が取り出される。この電力は、出力する電力Pより大きくなければならないので、静電容量Cは、C>4P/3V fを満たさなければならない。
【0026】
本実施の形態によれば、チョークコイル15に流れる電流がコンデンサ7及び8の静電容量Cに基づいて、飽和電流値Isat以下に規制されるので、出力電圧の平滑性が損なわれることなく、チョークコイル15を小型化することができる。従って、小型化させたDC/DCコンバータ1を得ることができる。また、コンデンサ7及び8の放熱性を向上させたので、コンデンサ7及び8の耐久性を良くすることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によるDC/DCコンバータによれば、放熱部材によりコンデンサの温度上昇が抑制されるので、静電容量を下げてもコンデンサの耐久性が低下することはない。従って、静電容量を下げることにより、チョークコイルに流れる電流を飽和電流値以下に抑制することができる。このため、チョークコイルを小さくすることができ、DC/DCコンバータの小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるDC/DCコンバータの一構成例を示した回路図である。
【図2】図1のDC/DCコンバータにおける電流波形の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 DC/DCコンバータ、2 トランス、3 ブリッジ回路、4 直流電源、
5 平滑フィルタ、6 出力端子、7,8 コンデンサ、
9,10 スイッチングデバイス、11 1次コイル、12 2次コイル、
13,14 ダイオード、15 チョークコイル、16 コンデンサ

Claims (1)

  1. トランスと、トランスの1次側に設けられ、スイッチングデバイス及びコンデンサを有するブリッジ回路と、トランスの2次側に設けられ、チョークコイルを有する平滑フィルタと、コンデンサの温度上昇を抑制する放熱部材とを備え、
    コンデンサの静電容量に基づいて、チョークコイルに流れる電流がチョークコイルの磁路断面積から定まる飽和電流値以下に規制されることを特徴とするDC/DCコンバータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006568A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Fujitsu Access Ltd 電源装置

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