JP2004287952A - 計算機システム、端末装置、同装置の表示制御方法および返却順序制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うオンラインシステムを構築可能とする計算機システムおよび端末装置を提供する。
【解決手段】顧客情報サーバ12の画面設定部123は、画面に表示する文字を大きくするか否か、画面を英語表示にするか否か、どのサービスのメニューを最初に表示するか等の情報を顧客ごとに管理する。また、画面設定部123は、ATM2から送信される口座番号等の顧客情報から、この顧客が指定した画面設定の内容を取得し、その内容通りの画面表示をATM2に行わせるための制御信号をATM2に送信する。そして、ATM2のディスプレイ制御部26が、この制御信号に基づいてタッチキーディスプレイ28の画面表示を行い、顧客が希望する画面表示を実現する。
【選択図】 図1
【解決手段】顧客情報サーバ12の画面設定部123は、画面に表示する文字を大きくするか否か、画面を英語表示にするか否か、どのサービスのメニューを最初に表示するか等の情報を顧客ごとに管理する。また、画面設定部123は、ATM2から送信される口座番号等の顧客情報から、この顧客が指定した画面設定の内容を取得し、その内容通りの画面表示をATM2に行わせるための制御信号をATM2に送信する。そして、ATM2のディスプレイ制御部26が、この制御信号に基づいてタッチキーディスプレイ28の画面表示を行い、顧客が希望する画面表示を実現する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば金融機関のオンラインシステムなどに適用される計算機システム、端末装置、同装置の表示制御方法および返却順序制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オンラインシステムによるサービス提供が広く普及している。例えば金融機関のオンラインシステムは、ATM(Automatic Teller Machine:現金自動預け払い機)と電算センタとを通信回線で接続することにより、現金の引出しや預入れ、振込み、振替え等のサービスを、広範囲な地域で、かつ、非常に短い応答時間で提供することを可能としている。
【0003】
また、この種のオンラインシステムでは、過去に行った振込みの振込み先を今回の振込みで指定する振込み先の選択肢としてATMのディスプレイに自動表示するなど、顧客の利便性を向上させるための工夫が種々考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、現在のATMでは、例えば現金の引出しを行うことがほとんどの顧客や振込みを行うことがほとんどの顧客等、顧客によって要求が異なるにも関わらず、ディスプレイの画面表示を画一的にしか行っていない。したがって、利用者によっては、所望のサービスを受けるための画面が表示されるまで、毎回無駄な操作を強いてしまっていた。
【0005】
また、現状では、顧客の利便性向上を目的として、いかに短時間に全取引を終了させるかといった観点からATMの開発が進められている。その結果、例えば現金の引き出しが行われた場合、現金、キャッシュカード、通帳などをすべて同時に、または、サービス提供側が画一的に定めた順序で、かつ、極めて短い間隔で返却するようにしているのが一般的である。
【0006】
しかしながら、このような返却は、現金、キャッシュカードを財布にしまう一方で、通帳を鞄にしまうなどの動作を顧客が速やかに行うことを強いることになってしまっている。つまり、単なる高速化は、顧客を慌てさせ、却って顧客の利便性を損なう結果となってしまっていた。さらに、現金、キャッシュカード、通帳を返却口に出力した後、いずれか1つでも取り出されないままに一定時間が経過すると、ATMでは、取り忘れを通知するための警告音や音声案内を出力するようにしているのが一般的であるが、一部の顧客には却って負担となってしまっていた。
【0007】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うオンラインシステムを構築可能とする計算機システム、端末装置および同装置の表示制御方法および返却順序制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、この発明の計算機システムは、少なくとも1つの端末装置とネットワークを介して接続される計算機システムであって、前記端末装置の画面表示を利用者ごとに設定する画面設定手段と、前記端末装置の利用者を識別可能な利用者情報を前記端末装置から受信する利用者情報受信手段と、前記利用者情報受信手段により受信された利用者情報から前記端末装置の利用者に関する前記画面設定手段の設定内容を取得し、その設定に基づいた画面表示制御を前記端末装置に実行させるための制御信号を前記端末装置に送信する制御信号送信手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
また、この発明の計算機システムは、少なくとも1つの端末装置とネットワークを介して接続される計算機システムであって、前記端末装置による複数の返却物の返却順序を利用者ごとに設定する返却順序設定手段と、前記端末装置の利用者を識別可能な利用者情報を前記端末装置から受信する利用者情報受信手段と、前記利用者情報受信手段により受信された利用者情報から前記端末装置の利用者に関する前記返却順序設定手段の設定内容を取得し、その設定に基づいた返却順序で前記端末装置に返却物を返却させるための制御信号を前記端末装置に送信する制御信号送信手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、この発明の端末装置は、計算機システムとネットワークを介して接続される端末装置であって、表示装置と、利用者を識別可能な利用者情報を取得する利用者情報取得手段と前記利用者情報取得手段により取得された利用者情報を前記計算機システムに送信する利用者情報送信手段と、前記利用者情報送信手段による利用者情報の送信に応答して前記計算機システムから返送される画面表示用の制御信号を受信する制御信号受信手段と、前記制御信号受信手段により受信された制御信号に基づき、前記表示装置の画面を表示制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
また、この発明の端末装置は、計算機システムとネットワークを介して接続される端末装置であって、複数の返却物を返却する返却手段と、利用者を識別可能な利用者情報を取得する利用者情報取得手段と、前記利用者情報取得手段により取得された利用者情報を前記計算機システムに送信する利用者情報送信手段と、前記利用者情報送信手段による利用者情報の送信に応答して前記計算機システムから返送される返却物返却用の制御信号を受信する制御信号受信手段と、前記制御信号受信手段により受信された制御信号に基づき、前記返却手段による返却物の返却順序を制御する返却順序制御手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
これらの発明においては、顧客によって、画面上の文字を拡大したり、文字の言語を英語にしたり、最初に表示する画面を換えるなどといった表示制御が実現され、また、顧客によって、現金、キャッシュカード、通帳の返却順序や間隔を変更するなどといった返却順序制御が実現される。すなわち、これらの発明によれば、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うオンラインシステムを構築することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
【0014】
(第1実施形態)
まず、この発明の第1実施形態について説明する。図1は、この第1実施形態に係るオンラインシステムの構成を示す図である。
【0015】
このオンラインシステムは、現金の引出しや預入れ、振込み、振替え等のサービスを顧客に対して提供するために金融機関によって構築されるものであり、図1に示すように、電算センタ1に設置された勘定系ホストコンピュータ11および顧客情報サーバ12と、各地に点在して設けられるATM2とが通信回線3を介して接続される。
【0016】
勘定系ホストコンピュータ11は、このオンラインシステムの基幹となるコンピュータであり、顧客の口座を管理する。現金の引出しや預入れ、振込み、振替え等のサービスは、すべてこの勘定系ホストコンピュータ11で管理される口座に基づいて実行される。また、顧客情報サーバ12は、このオンラインシステムのFEP(Front−End Processor)の1つとして動作する装置であり、後述するATM事前設定サービスの提供を実行制御する。
【0017】
この顧客情報サーバ12が提供するATM事前設定サービスは、ATM2の画面表示を各顧客の希望に沿って行う画面設定と、ATM2による返却物(現金、キャッシュカード、通帳等)の返却を各顧客が希望する順序および間隔で行う受取順序設定とからなり、このATM事前設定サービスを提供するために、顧客情報サーバ12は、取引情報受信部121、制御信号送信部122、画面設定部123および受取順序設定部124を備えている。
【0018】
一方、ATM2は、このオンラインシステムの端末装置である。図2は、ATM2の外観を示す図であり、図2に示すように、その筐体周壁には、タッチキーディスプレイ28、通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口(紙幣投入返却口および硬貨出入口)31が設けられる。その他、ATM2は、取引情報送信部21、制御信号受信部22、タッチキー入力読取部23、顧客情報読取部24、入出金情報読取部25、ディスプレイ制御部26および動作制御部27を備えている。
【0019】
(1)画面設定
ATM事前設定サービスの画面設定を利用する顧客は、例えば図3に示すような申込書を提出する。この申込書には、画面に表示する文字を大きくする旨を希望する記入欄(a1)、画面を英語表示にする旨を希望する記入欄(a2)、各種サービス用のメニューのうち、所望のサービスのメニューを最初に表示する旨を希望する記入欄(a3)が設けられており、その記入内容は、オペレータ等によって顧客情報サーバ12の画面設定部123に登録される。図3に示した記入例では、引出しのメニューを最初に表示する旨が希望されており、以下、この顧客がATM2を利用する場合の顧客情報サーバ12およびATM2の各部の動作を説明する。
【0020】
待機中のATM2は、ディスプレイ制御部26が、例えば図4に示すような画面をタッチキーディスプレイ28に表示する。そして、この画面を見た前述の顧客は、通帳を通帳挿入口29に、またはカードをカード挿入口30に挿入することになる。通帳挿入口29、カード挿入口30、現金出入口31は、通帳、カード、現金の挿入および取り出しを検出するためのセンサ291,301,311をそれぞれ有しており、このセンサ291,301で通帳またはカードの挿入を検知した通帳挿入口29またはカード挿入口30は、その通帳またはカードをATM2内に取り込む。ここでは、カード挿入口30にカードが挿入され、ATM2内に取り込まれたものと想定する。
【0021】
カードが取り込まれると、顧客情報読取部24は、カードに付された磁気ストライプから口座番号を読み取り、また、ディスプレイ制御部26は、例えば図5に示すような画面をタッチキーディスプレイ28に表示して、暗証番号の入力を顧客に要求する。この暗証番号の入力は、タッチキーディスプレイ28に表示されたテンキーに指で触れることによって実施され、その番号は、タッチキー入力読取部23によって読み取られる。
【0022】
この顧客情報読取部24によって読み取られた口座番号とタッチキー入力読取部23によって読み取られた暗証番号は、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に向けて送信される。この口座番号および暗証番号は、FEPとして動作する顧客情報サーバ12の取引情報受信部121によって受信され、顧客情報サーバ12内で暗証番号が合致しているかどうかが判定される。
【0023】
暗証番号の一致が確認された場合、顧客情報サーバ12では、今度は、画面設定部123が、その顧客が画面設定の利用申込みを登録しているかどうかを判断する。ここでは、引出しのメニューを最初に表示する旨の利用申込みが登録されているので、画面設定部123は、その通りの画面表示を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する。
【0024】
この制御信号は、ATM2の制御信号受信22によって受信され、ディスプレイ制御部26に転送される。すると、ディスプレイ制御部26は、この制御信号に基づき、例えば図6に示すような現金の引出しサービス提供用の画面をタッチキーディスプレイ28に表示する。
【0025】
この顧客は、現金の引き出しを行うためにATM2を利用することがほとんどであることから、図3に示したような利用申込みを行ったものと推測される。したがって、このような画面表示制御を行えば、現金の引出しサービス提供用の画面を表示するまでの無駄な操作を省略することが可能となる。また、その他のサービスを受ける場合のために、画面下部にその他のサービス提供用の画面に移行するためのボタンを表示することによって、この画面設定を行わなかった場合と比較して、その他のサービスを受ける場合の利便性を損なうこともない。
【0026】
同様に、例えば画面に表示される文字を大きくしたい顧客や画面を英語表示にしたい顧客は、その旨を希望する登録を事前に行えば、そのための操作を毎回行わずとも、希望通りの画面表示が最初から自動的に行われることになる。
【0027】
なお、この利用申込みが登録されていない場合、画面設定部123は、標準として予め定められた画面表示を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信し、一方、この制御信号を制御信号受信22を介して受信するディスプレイ制御部26は、例えば図7に示すような、画面に表示する文字の拡大は行わず、画面を日本語表示とし、すべてのサービスを対等に扱うといった標準的な画面をタッチキーディスプレイ28に表示する。
【0028】
(2)受取順序設定
ATM事前設定サービスの受取順序設定を利用する顧客は、例えば図8に示すような申込書を提出する。この申込書には、カード、通帳、利用明細、現金(紙幣)、現金(硬貨)および振込カードの返却物の返却順序(顧客の視点からは受取物の受取順序となる)を指定する記入欄(b1)、返却物の返却間隔(同受取物の受取間隔)を指定する記入欄(b2)、同時返却(同同時受取)の実施有無を指定する記入欄(b3)が設けられており、その記入内容は、オペレータ等によって顧客情報サーバ12の受取順序設定部124に登録される。
【0029】
記入欄(b1)による返却物の返却順序の指定は、最初に返却を受けたい物を1番の行でチェックし、その次に返却を受けたい物を2番の行でチェックするといった要領で6番の行まですべて記入する。図8に示した記入例では、通帳、カード、利用明細、振込カード、現金(紙幣)、現金(硬貨)の順序で返却を受ける旨が希望されている。
【0030】
また、記入欄(b2)による返却物の返却間隔の指定は、前の物が返却口に現れてから次の物が現れるまでの間隔を指定する場合、「受け取って_秒後」の欄をチェックするとともに、その希望時間を秒単位で記入する。例えば通帳とカードの間隔を10秒と指定すると、ATM2は、通帳挿入口29に返却した通帳が顧客によって抜き取られたか否かに関わらずに、その10秒後にはカード挿入口30にカードを返却する。一方、前の物を返却口から取り出してから次の物が現れるように指定する場合には、「取り終えてから」の欄をチェックする。図8に示した記入例では、すべて、前の物を取り終えてから次の物を受け取る旨が希望されている。
【0031】
さらに、記入欄(b3)による同時返却の実施有無の指定は、ATM2がカードと利用明細を同時返却可能な機種である場合、記入欄(b1)の内容に関わらずに、(順序が先の)一方を受け取る時に、(順序が後の)他方も一緒に受け取るかどうかを選択するものであり、図8に示した例では、別々に受け取る旨が希望されている。
【0032】
以下、この顧客がATM2を利用する場合の顧客情報サーバ12およびATM2の各部の動作を説明する。
【0033】
いま、顧客が現金の引出しを行っているものと想定する。また、返却すべき物としては、通帳、カード、現金(紙幣)および現金(硬貨)の4つが存在するものと想定する。
【0034】
タッチキーディスプレイ28に表示された現金の引出しサービス提供用の画面上で顧客が金額等を入力すると、その値がタッチキー入力読取部23によって読み取られ、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に向けて送信される。一方、勘定系ホストコンピュータ11は、その金額が引き出し可能かどうかを顧客の口座から判断し、可能であれば、その口座の残金を引き出し額分減額するとともに、現金の引き出しを許可する旨のATM2向けの通知を顧客情報サーバ12に転送する。
【0035】
この通知を取引情報受信部121で受けた顧客情報サーバ12では、受取順序設定部124が、その顧客が受取順序設定の利用申込みを登録しているかどうかを判断する。ここでは、通帳、カード、利用明細、振込カード、現金(紙幣)、現金(硬貨)の順序で、前の物を取り終えてから次の物を受け取るといった間隔で、かつ、同時受取は行わない旨の利用申込みが登録されているので、受取順序設定部124は、その通りの返却物の返却を行わせるための制御信号を、勘定系ホストコンピュータ11から転送された通知に付属させ、制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する。
【0036】
この制御信号は、ATM2の制御信号受信22によって受信され、動作制御部27に転送される。すると、動作制御部27は、この制御信号に基づき、通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31による返却物の返却を次のように実行制御する。
【0037】
つまり、まず、通帳を通帳挿入口29に返却し、この通帳の取り出しがセンサ291によって検出されたら、カードをカード挿入口30に返却する。このカードの取り出しがセンサ301によって検出されたら、今度は、現金(紙幣)を現金出入口31に出金する。そして、この現金(紙幣)の取り出しがセンサ311によって検出されたら、最後に、現金(硬貨)を現金出入口31に出金する。この順番は、顧客が指定したものなので、顧客は、まず、通帳を鞄にしまい、その後に、カード、現金(紙幣)、現金(硬貨)を財布にしまう等、所望の手順で慌てることなく対応することができる。
【0038】
なお、この利用申込みが登録されていない場合、受取順序設定部124は、標準として予め定められた順序および間隔で返却物の返却を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する。これにより、ATM2では、標準的な返却物の返却が実行される。
【0039】
図9は、このオンラインシステムが実行する表示制御および返却順序制御の動作手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、説明を分かり易くするために、暗証番号の入力や一致不一致のチェック等、表示制御および返却順序制御以外の一部の動作についての記載を省略する。
【0040】
ATM2の通帳挿入口29またはカード挿入口30から通帳またはカードが取り込まれると(ステップA1)、顧客情報読取部24は、そのカードまたは通帳から顧客情報を読み取る(ステップA2)。そして、顧客情報読取部24は、その読み取った顧客情報を取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に向けて送信する(ステップA3)。
【0041】
この顧客情報は、顧客情報サーバ12の取引情報受信部121が受信し、画面設定部123は、その顧客が画面設定を利用する顧客かどうかを判断する(ステップA4)。ここで、この画面設定を利用する顧客であれば(ステップA4のYES)、画面設定部123は、事前設定に沿った画面表示を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する(ステップA5)。そうすると、ATM2のディスプレイ制御部26は、この制御信号に基づき、事前設定に沿った画面をタッチキーディスプレイ28に表示する(ステップA6)。
【0042】
一方、画面設定を利用しない顧客であった場合(ステップA4のNO)、画面設定部123は、通常の画面表示を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信し(ステップA7)、その結果、ATM2のディスプレイ制御部26は、この制御信号に基づき、通常の画面をタッチキーディスプレイ28に表示することになる(ステップA8)。
【0043】
タッチキーディスプレイ28の画面表示が行われると、このタッチキーディスプレイ28上で顧客の操作が行われ、その入力情報がタッチキー入力読取部23によって読み取られて(ステップA9)、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に送信される(ステップA10)。なお、この操作の過程で現金が現金出入口31に入金された場合、その入金情報も入出金情報読取部25によって読み取られ、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に送信される。
【0044】
この入力情報・入金情報の処理を勘定系ホストコンピュータ11が終了させると、顧客情報サーバ12の受取順序設定部124は、その顧客が受取順序設定を利用する顧客かどうかを判断する(ステップA11)。ここで、この受取順序設定を利用する顧客であれば(ステップA11のYES)、受取順序設定部124は、事前設定に沿った返却物の返却を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する(ステップA12)。すると、ATM2の動作制御部27は、この制御信号に基づき、事前設定に沿った返却物の返却を通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31を介して実行する(ステップA13)。
【0045】
一方、この受取順序設定を利用しない顧客であった場合(ステップA11のNO)、受取順序設定部124は、通常の順序および間隔で返却物の返却を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信し(ステップA14)、その結果、ATM2の動作制御部27は、この制御信号に基づき、通常の順序および間隔による返却物の返却を通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31を介して実行する(ステップA15)。
【0046】
このように、このオンラインシステムによれば、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うことが可能である。
【0047】
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態について説明する。図10は、この第2実施形態に係るオンラインシステムの構成を示す図である。
【0048】
前述した第1実施形態のオンラインシステムとこの第2実施形態のオンラインシステムとの違いは、各顧客のATM事前設定サービス、つまり画面設定および受取順序設定の利用有無をATM2が判断する点にある。この第2実施形態のオンラインシステムでは、例えばカードや通帳に埋め込まれたICチップに、画面設定および受取順序設定に関する情報を格納する。顧客情報読取部24は、この情報を顧客情報として口座番号と共に読み込み、画面設定に関する情報はディスプレイ制御部26に、受取順序設定に関する情報は動作制御部27にそれぞれ転送する。つまり、この第2実施形態のオンラインシステムは、ATM2が単独でATM事前設定サービスを提供可能とするものである。
【0049】
図11は、この第2実施形態のオンラインシステムが実行する表示制御および返却順序制御の動作手順を示すフローチャートである。なお、ここでも、説明を分かり易くするために、暗証番号の入力や一致不一致のチェック等、表示制御および返却順序制御以外の一部の動作についての記載を省略する。
【0050】
ATM2の通帳挿入口29またはカード挿入口30から通帳またはカードが取り込まれると(ステップB1)、顧客情報読取部24は、そのカードまたは通帳から口座番号、画面設定および受取順序設定に関する情報を含む顧客情報を読み取る(ステップB2)。
【0051】
ディスプレイ制御部26は、顧客情報読取部24から画面設定および受取順序設定に関する情報を受け取り、この顧客が画面設定を利用する顧客かどうかを判断する(ステップB3)。画面設定を利用する顧客であれば(ステップB3のYES)、ディスプレイ制御部26は、その情報に基づき、事前設定に沿った画面をタッチキーディスプレイ28に表示する(ステップB4)。一方、画面設定を利用しない顧客であった場合(ステップB3のNO)、ディスプレイ制御部26は、通常の画面をタッチキーディスプレイ28に表示する(ステップB5)。
【0052】
タッチキーディスプレイ28の画面表示が行われると、このタッチキーディスプレイ28上で顧客の操作が行われ、その入力情報がタッチキー入力読取部23によって読み取られて(ステップB6)、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に送信される(ステップB7)。なお、この操作の過程で現金が現金出入口31に入金された場合、その入金情報も入出金情報読取部25によって読み取られ、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に送信される。
【0053】
この入力情報・入金情報の処理結果を勘定系ホストコンピュータ11から受け取ると、ATM2の動作制御部27は、顧客情報読取部24から受け取った受取順序設定に関する情報に基づき、その顧客が受取順序設定を利用する顧客かどうかを判断する(ステップB8)。この受取順序設定を利用する顧客であれば(ステップB8のYES)、動作制御部27は、その情報に基づき、事前設定に沿った返却物の返却を通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31を介して実行する(ステップB9)。一方、受取順序設定を利用しない顧客であった場合(ステップB8のNO)、動作制御部27は、通常の順序および間隔による返却物の返却を通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31を介して実行する(ステップB10)。
【0054】
このように、このオンラインシステムにおいても、前述と同様、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うことが可能である。
【0055】
ところで、前述の実施形態では、図3および図8に示した申込書の記入内容をオペレータ等によって登録する例を説明したが、この登録や変更をATM2で顧客自らが行えるようにしても良い。
【0056】
この場合、ディスプレイ制御部26は、例えば図12に示すように、画面設定または受取順序設定を行うためのメニュー(c1,c2)を画面表示する。このメニューの選択は、タッチキー入力読取部23で読み取られ、取引情報送信部21により通信回線3経由で顧客情報サーバ12に送信される。例えば画面設定を行うためのメニューが選択された場合、画面設定部123は、その顧客の現在の設定内容を通信回線3経由でATM2に返送する。そして、この返送を受けたディスプレイ制御部26は、例えば図13に示すように、現在の設定内容を画面表示する。
【0057】
以降、顧客による再設定がこの画面上で行われ、その内容がタッチキー入力読取部23で読み取られて顧客情報サーバ12に送信される。そして、顧客情報サーバ12の画面設定部123は、その顧客についての登録内容を通知された通りに更新する。受取順序設定の変更手順も同様である。
【0058】
図14は、このオンラインシステムが実行するATMによるATM事前設定の動作手順を示すフローチャートである。
【0059】
画面設定または受取順序設定のメニューが選択されると、タッチキー入力読取部23は、その旨を顧客情報サーバ12に通知する。そうすると、画面設定123または受取順序設定部124から現在の設定内容が返送されるので、ディスプレイ制御部26がその設定内容を画面表示する(ステップC1)。
【0060】
この画面上で設定内容の更新操作が行われると、タッチキー入力読取部23が読み取って顧客情報サーバ12に通知する(ステップC2)。そして、この通知に基づき、画面設定123または受取順序設定部124は、その顧客についての登録内容を通知された通りに更新する(ステップC3)。
【0061】
この更新が完了すると、画面設定123または受取順序設定部124からその旨の通知が返送されるので(ステップC4)、ディスプレイ制御部26は、更新が完了した旨を通知する画面表示を行う(ステップC5)。
【0062】
これにより、次回の利用時からは、その更新が反映されたATM事前設定サービスの提供を受けられることになる。
【0063】
また、ATM2が例えばカードや通帳に埋め込まれたICチップに格納された情報を書き換える機能を有する場合には、第2実施形態のオンラインシステムにおける画面設定および受取順序設定についても、この登録や変更をATM2で顧客自らが行うようにすることが可能である。
【0064】
つまり、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うオンラインシステムを構築可能とする計算機システム、端末装置および同装置の表示制御方法および返却順序制御方法を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るオンラインシステムの構成を示す図。
【図2】同第1実施形態のオンラインシステムに適用されるATMの外観を示す図。
【図3】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)の利用申込書を例示する図。
【図4】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)を説明するための第1の画面例を示す図。
【図5】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)を説明するための第2の画面例を示す図。
【図6】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)を説明するための第3の画面例を示す図。
【図7】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)を説明するための第4の画面例を示す図。
【図8】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(受取順序設定)の利用申込書を例示する図。
【図9】同第1実施形態のオンラインシステムが実行する表示制御および返却順序制御の動作手順を示すフローチャート。
【図10】この発明の第2実施形態に係るオンラインシステムの構成を示す図。
【図11】同第2実施形態のオンラインシステムが実行する表示制御および返却順序制御の動作手順を示すフローチャート。
【図12】ATM事前設定サービスの登録や変更をATMで行えるようにした場合のオンラインシステムの動作例を説明するための第1の画面例を示す図。
【図13】ATM事前設定サービスの登録や変更をATMで行えるようにした場合のオンラインシステムの動作例を説明するための第2の画面例を示す図。
【図14】ATM事前設定サービスの登録や変更をATMで行えるようにした場合のオンラインシステムの動作手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…電算センタ、2…ATM、3…通信回線、11…勘定系ホストコンピュータ、12…顧客情報サーバ、21…取引情報送信部、22…制御信号受信部、23…タッチキー入力読取部、24…顧客情報読取部、25…入出金情報読取部、26…ディスプレイ制御部、27…動作制御部、28…タッチキー・ディスプレイ、29…通帳挿入口、30…カード挿入口、31…現金出入口、121…取引情報受信部、122…制御信号送信部、123…画面設定部、124…受取順序設定部。
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば金融機関のオンラインシステムなどに適用される計算機システム、端末装置、同装置の表示制御方法および返却順序制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オンラインシステムによるサービス提供が広く普及している。例えば金融機関のオンラインシステムは、ATM(Automatic Teller Machine:現金自動預け払い機)と電算センタとを通信回線で接続することにより、現金の引出しや預入れ、振込み、振替え等のサービスを、広範囲な地域で、かつ、非常に短い応答時間で提供することを可能としている。
【0003】
また、この種のオンラインシステムでは、過去に行った振込みの振込み先を今回の振込みで指定する振込み先の選択肢としてATMのディスプレイに自動表示するなど、顧客の利便性を向上させるための工夫が種々考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、現在のATMでは、例えば現金の引出しを行うことがほとんどの顧客や振込みを行うことがほとんどの顧客等、顧客によって要求が異なるにも関わらず、ディスプレイの画面表示を画一的にしか行っていない。したがって、利用者によっては、所望のサービスを受けるための画面が表示されるまで、毎回無駄な操作を強いてしまっていた。
【0005】
また、現状では、顧客の利便性向上を目的として、いかに短時間に全取引を終了させるかといった観点からATMの開発が進められている。その結果、例えば現金の引き出しが行われた場合、現金、キャッシュカード、通帳などをすべて同時に、または、サービス提供側が画一的に定めた順序で、かつ、極めて短い間隔で返却するようにしているのが一般的である。
【0006】
しかしながら、このような返却は、現金、キャッシュカードを財布にしまう一方で、通帳を鞄にしまうなどの動作を顧客が速やかに行うことを強いることになってしまっている。つまり、単なる高速化は、顧客を慌てさせ、却って顧客の利便性を損なう結果となってしまっていた。さらに、現金、キャッシュカード、通帳を返却口に出力した後、いずれか1つでも取り出されないままに一定時間が経過すると、ATMでは、取り忘れを通知するための警告音や音声案内を出力するようにしているのが一般的であるが、一部の顧客には却って負担となってしまっていた。
【0007】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うオンラインシステムを構築可能とする計算機システム、端末装置および同装置の表示制御方法および返却順序制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、この発明の計算機システムは、少なくとも1つの端末装置とネットワークを介して接続される計算機システムであって、前記端末装置の画面表示を利用者ごとに設定する画面設定手段と、前記端末装置の利用者を識別可能な利用者情報を前記端末装置から受信する利用者情報受信手段と、前記利用者情報受信手段により受信された利用者情報から前記端末装置の利用者に関する前記画面設定手段の設定内容を取得し、その設定に基づいた画面表示制御を前記端末装置に実行させるための制御信号を前記端末装置に送信する制御信号送信手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
また、この発明の計算機システムは、少なくとも1つの端末装置とネットワークを介して接続される計算機システムであって、前記端末装置による複数の返却物の返却順序を利用者ごとに設定する返却順序設定手段と、前記端末装置の利用者を識別可能な利用者情報を前記端末装置から受信する利用者情報受信手段と、前記利用者情報受信手段により受信された利用者情報から前記端末装置の利用者に関する前記返却順序設定手段の設定内容を取得し、その設定に基づいた返却順序で前記端末装置に返却物を返却させるための制御信号を前記端末装置に送信する制御信号送信手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、この発明の端末装置は、計算機システムとネットワークを介して接続される端末装置であって、表示装置と、利用者を識別可能な利用者情報を取得する利用者情報取得手段と前記利用者情報取得手段により取得された利用者情報を前記計算機システムに送信する利用者情報送信手段と、前記利用者情報送信手段による利用者情報の送信に応答して前記計算機システムから返送される画面表示用の制御信号を受信する制御信号受信手段と、前記制御信号受信手段により受信された制御信号に基づき、前記表示装置の画面を表示制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
また、この発明の端末装置は、計算機システムとネットワークを介して接続される端末装置であって、複数の返却物を返却する返却手段と、利用者を識別可能な利用者情報を取得する利用者情報取得手段と、前記利用者情報取得手段により取得された利用者情報を前記計算機システムに送信する利用者情報送信手段と、前記利用者情報送信手段による利用者情報の送信に応答して前記計算機システムから返送される返却物返却用の制御信号を受信する制御信号受信手段と、前記制御信号受信手段により受信された制御信号に基づき、前記返却手段による返却物の返却順序を制御する返却順序制御手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
これらの発明においては、顧客によって、画面上の文字を拡大したり、文字の言語を英語にしたり、最初に表示する画面を換えるなどといった表示制御が実現され、また、顧客によって、現金、キャッシュカード、通帳の返却順序や間隔を変更するなどといった返却順序制御が実現される。すなわち、これらの発明によれば、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うオンラインシステムを構築することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
【0014】
(第1実施形態)
まず、この発明の第1実施形態について説明する。図1は、この第1実施形態に係るオンラインシステムの構成を示す図である。
【0015】
このオンラインシステムは、現金の引出しや預入れ、振込み、振替え等のサービスを顧客に対して提供するために金融機関によって構築されるものであり、図1に示すように、電算センタ1に設置された勘定系ホストコンピュータ11および顧客情報サーバ12と、各地に点在して設けられるATM2とが通信回線3を介して接続される。
【0016】
勘定系ホストコンピュータ11は、このオンラインシステムの基幹となるコンピュータであり、顧客の口座を管理する。現金の引出しや預入れ、振込み、振替え等のサービスは、すべてこの勘定系ホストコンピュータ11で管理される口座に基づいて実行される。また、顧客情報サーバ12は、このオンラインシステムのFEP(Front−End Processor)の1つとして動作する装置であり、後述するATM事前設定サービスの提供を実行制御する。
【0017】
この顧客情報サーバ12が提供するATM事前設定サービスは、ATM2の画面表示を各顧客の希望に沿って行う画面設定と、ATM2による返却物(現金、キャッシュカード、通帳等)の返却を各顧客が希望する順序および間隔で行う受取順序設定とからなり、このATM事前設定サービスを提供するために、顧客情報サーバ12は、取引情報受信部121、制御信号送信部122、画面設定部123および受取順序設定部124を備えている。
【0018】
一方、ATM2は、このオンラインシステムの端末装置である。図2は、ATM2の外観を示す図であり、図2に示すように、その筐体周壁には、タッチキーディスプレイ28、通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口(紙幣投入返却口および硬貨出入口)31が設けられる。その他、ATM2は、取引情報送信部21、制御信号受信部22、タッチキー入力読取部23、顧客情報読取部24、入出金情報読取部25、ディスプレイ制御部26および動作制御部27を備えている。
【0019】
(1)画面設定
ATM事前設定サービスの画面設定を利用する顧客は、例えば図3に示すような申込書を提出する。この申込書には、画面に表示する文字を大きくする旨を希望する記入欄(a1)、画面を英語表示にする旨を希望する記入欄(a2)、各種サービス用のメニューのうち、所望のサービスのメニューを最初に表示する旨を希望する記入欄(a3)が設けられており、その記入内容は、オペレータ等によって顧客情報サーバ12の画面設定部123に登録される。図3に示した記入例では、引出しのメニューを最初に表示する旨が希望されており、以下、この顧客がATM2を利用する場合の顧客情報サーバ12およびATM2の各部の動作を説明する。
【0020】
待機中のATM2は、ディスプレイ制御部26が、例えば図4に示すような画面をタッチキーディスプレイ28に表示する。そして、この画面を見た前述の顧客は、通帳を通帳挿入口29に、またはカードをカード挿入口30に挿入することになる。通帳挿入口29、カード挿入口30、現金出入口31は、通帳、カード、現金の挿入および取り出しを検出するためのセンサ291,301,311をそれぞれ有しており、このセンサ291,301で通帳またはカードの挿入を検知した通帳挿入口29またはカード挿入口30は、その通帳またはカードをATM2内に取り込む。ここでは、カード挿入口30にカードが挿入され、ATM2内に取り込まれたものと想定する。
【0021】
カードが取り込まれると、顧客情報読取部24は、カードに付された磁気ストライプから口座番号を読み取り、また、ディスプレイ制御部26は、例えば図5に示すような画面をタッチキーディスプレイ28に表示して、暗証番号の入力を顧客に要求する。この暗証番号の入力は、タッチキーディスプレイ28に表示されたテンキーに指で触れることによって実施され、その番号は、タッチキー入力読取部23によって読み取られる。
【0022】
この顧客情報読取部24によって読み取られた口座番号とタッチキー入力読取部23によって読み取られた暗証番号は、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に向けて送信される。この口座番号および暗証番号は、FEPとして動作する顧客情報サーバ12の取引情報受信部121によって受信され、顧客情報サーバ12内で暗証番号が合致しているかどうかが判定される。
【0023】
暗証番号の一致が確認された場合、顧客情報サーバ12では、今度は、画面設定部123が、その顧客が画面設定の利用申込みを登録しているかどうかを判断する。ここでは、引出しのメニューを最初に表示する旨の利用申込みが登録されているので、画面設定部123は、その通りの画面表示を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する。
【0024】
この制御信号は、ATM2の制御信号受信22によって受信され、ディスプレイ制御部26に転送される。すると、ディスプレイ制御部26は、この制御信号に基づき、例えば図6に示すような現金の引出しサービス提供用の画面をタッチキーディスプレイ28に表示する。
【0025】
この顧客は、現金の引き出しを行うためにATM2を利用することがほとんどであることから、図3に示したような利用申込みを行ったものと推測される。したがって、このような画面表示制御を行えば、現金の引出しサービス提供用の画面を表示するまでの無駄な操作を省略することが可能となる。また、その他のサービスを受ける場合のために、画面下部にその他のサービス提供用の画面に移行するためのボタンを表示することによって、この画面設定を行わなかった場合と比較して、その他のサービスを受ける場合の利便性を損なうこともない。
【0026】
同様に、例えば画面に表示される文字を大きくしたい顧客や画面を英語表示にしたい顧客は、その旨を希望する登録を事前に行えば、そのための操作を毎回行わずとも、希望通りの画面表示が最初から自動的に行われることになる。
【0027】
なお、この利用申込みが登録されていない場合、画面設定部123は、標準として予め定められた画面表示を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信し、一方、この制御信号を制御信号受信22を介して受信するディスプレイ制御部26は、例えば図7に示すような、画面に表示する文字の拡大は行わず、画面を日本語表示とし、すべてのサービスを対等に扱うといった標準的な画面をタッチキーディスプレイ28に表示する。
【0028】
(2)受取順序設定
ATM事前設定サービスの受取順序設定を利用する顧客は、例えば図8に示すような申込書を提出する。この申込書には、カード、通帳、利用明細、現金(紙幣)、現金(硬貨)および振込カードの返却物の返却順序(顧客の視点からは受取物の受取順序となる)を指定する記入欄(b1)、返却物の返却間隔(同受取物の受取間隔)を指定する記入欄(b2)、同時返却(同同時受取)の実施有無を指定する記入欄(b3)が設けられており、その記入内容は、オペレータ等によって顧客情報サーバ12の受取順序設定部124に登録される。
【0029】
記入欄(b1)による返却物の返却順序の指定は、最初に返却を受けたい物を1番の行でチェックし、その次に返却を受けたい物を2番の行でチェックするといった要領で6番の行まですべて記入する。図8に示した記入例では、通帳、カード、利用明細、振込カード、現金(紙幣)、現金(硬貨)の順序で返却を受ける旨が希望されている。
【0030】
また、記入欄(b2)による返却物の返却間隔の指定は、前の物が返却口に現れてから次の物が現れるまでの間隔を指定する場合、「受け取って_秒後」の欄をチェックするとともに、その希望時間を秒単位で記入する。例えば通帳とカードの間隔を10秒と指定すると、ATM2は、通帳挿入口29に返却した通帳が顧客によって抜き取られたか否かに関わらずに、その10秒後にはカード挿入口30にカードを返却する。一方、前の物を返却口から取り出してから次の物が現れるように指定する場合には、「取り終えてから」の欄をチェックする。図8に示した記入例では、すべて、前の物を取り終えてから次の物を受け取る旨が希望されている。
【0031】
さらに、記入欄(b3)による同時返却の実施有無の指定は、ATM2がカードと利用明細を同時返却可能な機種である場合、記入欄(b1)の内容に関わらずに、(順序が先の)一方を受け取る時に、(順序が後の)他方も一緒に受け取るかどうかを選択するものであり、図8に示した例では、別々に受け取る旨が希望されている。
【0032】
以下、この顧客がATM2を利用する場合の顧客情報サーバ12およびATM2の各部の動作を説明する。
【0033】
いま、顧客が現金の引出しを行っているものと想定する。また、返却すべき物としては、通帳、カード、現金(紙幣)および現金(硬貨)の4つが存在するものと想定する。
【0034】
タッチキーディスプレイ28に表示された現金の引出しサービス提供用の画面上で顧客が金額等を入力すると、その値がタッチキー入力読取部23によって読み取られ、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に向けて送信される。一方、勘定系ホストコンピュータ11は、その金額が引き出し可能かどうかを顧客の口座から判断し、可能であれば、その口座の残金を引き出し額分減額するとともに、現金の引き出しを許可する旨のATM2向けの通知を顧客情報サーバ12に転送する。
【0035】
この通知を取引情報受信部121で受けた顧客情報サーバ12では、受取順序設定部124が、その顧客が受取順序設定の利用申込みを登録しているかどうかを判断する。ここでは、通帳、カード、利用明細、振込カード、現金(紙幣)、現金(硬貨)の順序で、前の物を取り終えてから次の物を受け取るといった間隔で、かつ、同時受取は行わない旨の利用申込みが登録されているので、受取順序設定部124は、その通りの返却物の返却を行わせるための制御信号を、勘定系ホストコンピュータ11から転送された通知に付属させ、制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する。
【0036】
この制御信号は、ATM2の制御信号受信22によって受信され、動作制御部27に転送される。すると、動作制御部27は、この制御信号に基づき、通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31による返却物の返却を次のように実行制御する。
【0037】
つまり、まず、通帳を通帳挿入口29に返却し、この通帳の取り出しがセンサ291によって検出されたら、カードをカード挿入口30に返却する。このカードの取り出しがセンサ301によって検出されたら、今度は、現金(紙幣)を現金出入口31に出金する。そして、この現金(紙幣)の取り出しがセンサ311によって検出されたら、最後に、現金(硬貨)を現金出入口31に出金する。この順番は、顧客が指定したものなので、顧客は、まず、通帳を鞄にしまい、その後に、カード、現金(紙幣)、現金(硬貨)を財布にしまう等、所望の手順で慌てることなく対応することができる。
【0038】
なお、この利用申込みが登録されていない場合、受取順序設定部124は、標準として予め定められた順序および間隔で返却物の返却を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する。これにより、ATM2では、標準的な返却物の返却が実行される。
【0039】
図9は、このオンラインシステムが実行する表示制御および返却順序制御の動作手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、説明を分かり易くするために、暗証番号の入力や一致不一致のチェック等、表示制御および返却順序制御以外の一部の動作についての記載を省略する。
【0040】
ATM2の通帳挿入口29またはカード挿入口30から通帳またはカードが取り込まれると(ステップA1)、顧客情報読取部24は、そのカードまたは通帳から顧客情報を読み取る(ステップA2)。そして、顧客情報読取部24は、その読み取った顧客情報を取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に向けて送信する(ステップA3)。
【0041】
この顧客情報は、顧客情報サーバ12の取引情報受信部121が受信し、画面設定部123は、その顧客が画面設定を利用する顧客かどうかを判断する(ステップA4)。ここで、この画面設定を利用する顧客であれば(ステップA4のYES)、画面設定部123は、事前設定に沿った画面表示を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する(ステップA5)。そうすると、ATM2のディスプレイ制御部26は、この制御信号に基づき、事前設定に沿った画面をタッチキーディスプレイ28に表示する(ステップA6)。
【0042】
一方、画面設定を利用しない顧客であった場合(ステップA4のNO)、画面設定部123は、通常の画面表示を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信し(ステップA7)、その結果、ATM2のディスプレイ制御部26は、この制御信号に基づき、通常の画面をタッチキーディスプレイ28に表示することになる(ステップA8)。
【0043】
タッチキーディスプレイ28の画面表示が行われると、このタッチキーディスプレイ28上で顧客の操作が行われ、その入力情報がタッチキー入力読取部23によって読み取られて(ステップA9)、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に送信される(ステップA10)。なお、この操作の過程で現金が現金出入口31に入金された場合、その入金情報も入出金情報読取部25によって読み取られ、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に送信される。
【0044】
この入力情報・入金情報の処理を勘定系ホストコンピュータ11が終了させると、顧客情報サーバ12の受取順序設定部124は、その顧客が受取順序設定を利用する顧客かどうかを判断する(ステップA11)。ここで、この受取順序設定を利用する顧客であれば(ステップA11のYES)、受取順序設定部124は、事前設定に沿った返却物の返却を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信する(ステップA12)。すると、ATM2の動作制御部27は、この制御信号に基づき、事前設定に沿った返却物の返却を通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31を介して実行する(ステップA13)。
【0045】
一方、この受取順序設定を利用しない顧客であった場合(ステップA11のNO)、受取順序設定部124は、通常の順序および間隔で返却物の返却を行わせるための制御信号を制御信号送信部122により通信回線3経由でATM2に送信し(ステップA14)、その結果、ATM2の動作制御部27は、この制御信号に基づき、通常の順序および間隔による返却物の返却を通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31を介して実行する(ステップA15)。
【0046】
このように、このオンラインシステムによれば、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うことが可能である。
【0047】
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態について説明する。図10は、この第2実施形態に係るオンラインシステムの構成を示す図である。
【0048】
前述した第1実施形態のオンラインシステムとこの第2実施形態のオンラインシステムとの違いは、各顧客のATM事前設定サービス、つまり画面設定および受取順序設定の利用有無をATM2が判断する点にある。この第2実施形態のオンラインシステムでは、例えばカードや通帳に埋め込まれたICチップに、画面設定および受取順序設定に関する情報を格納する。顧客情報読取部24は、この情報を顧客情報として口座番号と共に読み込み、画面設定に関する情報はディスプレイ制御部26に、受取順序設定に関する情報は動作制御部27にそれぞれ転送する。つまり、この第2実施形態のオンラインシステムは、ATM2が単独でATM事前設定サービスを提供可能とするものである。
【0049】
図11は、この第2実施形態のオンラインシステムが実行する表示制御および返却順序制御の動作手順を示すフローチャートである。なお、ここでも、説明を分かり易くするために、暗証番号の入力や一致不一致のチェック等、表示制御および返却順序制御以外の一部の動作についての記載を省略する。
【0050】
ATM2の通帳挿入口29またはカード挿入口30から通帳またはカードが取り込まれると(ステップB1)、顧客情報読取部24は、そのカードまたは通帳から口座番号、画面設定および受取順序設定に関する情報を含む顧客情報を読み取る(ステップB2)。
【0051】
ディスプレイ制御部26は、顧客情報読取部24から画面設定および受取順序設定に関する情報を受け取り、この顧客が画面設定を利用する顧客かどうかを判断する(ステップB3)。画面設定を利用する顧客であれば(ステップB3のYES)、ディスプレイ制御部26は、その情報に基づき、事前設定に沿った画面をタッチキーディスプレイ28に表示する(ステップB4)。一方、画面設定を利用しない顧客であった場合(ステップB3のNO)、ディスプレイ制御部26は、通常の画面をタッチキーディスプレイ28に表示する(ステップB5)。
【0052】
タッチキーディスプレイ28の画面表示が行われると、このタッチキーディスプレイ28上で顧客の操作が行われ、その入力情報がタッチキー入力読取部23によって読み取られて(ステップB6)、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に送信される(ステップB7)。なお、この操作の過程で現金が現金出入口31に入金された場合、その入金情報も入出金情報読取部25によって読み取られ、取引情報送信部21により通信回線3経由で勘定系ホストコンピュータ11に送信される。
【0053】
この入力情報・入金情報の処理結果を勘定系ホストコンピュータ11から受け取ると、ATM2の動作制御部27は、顧客情報読取部24から受け取った受取順序設定に関する情報に基づき、その顧客が受取順序設定を利用する顧客かどうかを判断する(ステップB8)。この受取順序設定を利用する顧客であれば(ステップB8のYES)、動作制御部27は、その情報に基づき、事前設定に沿った返却物の返却を通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31を介して実行する(ステップB9)。一方、受取順序設定を利用しない顧客であった場合(ステップB8のNO)、動作制御部27は、通常の順序および間隔による返却物の返却を通帳挿入口29、カード挿入口30および現金出入口31を介して実行する(ステップB10)。
【0054】
このように、このオンラインシステムにおいても、前述と同様、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うことが可能である。
【0055】
ところで、前述の実施形態では、図3および図8に示した申込書の記入内容をオペレータ等によって登録する例を説明したが、この登録や変更をATM2で顧客自らが行えるようにしても良い。
【0056】
この場合、ディスプレイ制御部26は、例えば図12に示すように、画面設定または受取順序設定を行うためのメニュー(c1,c2)を画面表示する。このメニューの選択は、タッチキー入力読取部23で読み取られ、取引情報送信部21により通信回線3経由で顧客情報サーバ12に送信される。例えば画面設定を行うためのメニューが選択された場合、画面設定部123は、その顧客の現在の設定内容を通信回線3経由でATM2に返送する。そして、この返送を受けたディスプレイ制御部26は、例えば図13に示すように、現在の設定内容を画面表示する。
【0057】
以降、顧客による再設定がこの画面上で行われ、その内容がタッチキー入力読取部23で読み取られて顧客情報サーバ12に送信される。そして、顧客情報サーバ12の画面設定部123は、その顧客についての登録内容を通知された通りに更新する。受取順序設定の変更手順も同様である。
【0058】
図14は、このオンラインシステムが実行するATMによるATM事前設定の動作手順を示すフローチャートである。
【0059】
画面設定または受取順序設定のメニューが選択されると、タッチキー入力読取部23は、その旨を顧客情報サーバ12に通知する。そうすると、画面設定123または受取順序設定部124から現在の設定内容が返送されるので、ディスプレイ制御部26がその設定内容を画面表示する(ステップC1)。
【0060】
この画面上で設定内容の更新操作が行われると、タッチキー入力読取部23が読み取って顧客情報サーバ12に通知する(ステップC2)。そして、この通知に基づき、画面設定123または受取順序設定部124は、その顧客についての登録内容を通知された通りに更新する(ステップC3)。
【0061】
この更新が完了すると、画面設定123または受取順序設定部124からその旨の通知が返送されるので(ステップC4)、ディスプレイ制御部26は、更新が完了した旨を通知する画面表示を行う(ステップC5)。
【0062】
これにより、次回の利用時からは、その更新が反映されたATM事前設定サービスの提供を受けられることになる。
【0063】
また、ATM2が例えばカードや通帳に埋め込まれたICチップに格納された情報を書き換える機能を有する場合には、第2実施形態のオンラインシステムにおける画面設定および受取順序設定についても、この登録や変更をATM2で顧客自らが行うようにすることが可能である。
【0064】
つまり、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、各利用者の要求に個別に対応したサービス提供を行うオンラインシステムを構築可能とする計算機システム、端末装置および同装置の表示制御方法および返却順序制御方法を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るオンラインシステムの構成を示す図。
【図2】同第1実施形態のオンラインシステムに適用されるATMの外観を示す図。
【図3】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)の利用申込書を例示する図。
【図4】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)を説明するための第1の画面例を示す図。
【図5】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)を説明するための第2の画面例を示す図。
【図6】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)を説明するための第3の画面例を示す図。
【図7】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(画面設定)を説明するための第4の画面例を示す図。
【図8】同第1実施形態のオンラインシステムが提供するATM事前設定サービス(受取順序設定)の利用申込書を例示する図。
【図9】同第1実施形態のオンラインシステムが実行する表示制御および返却順序制御の動作手順を示すフローチャート。
【図10】この発明の第2実施形態に係るオンラインシステムの構成を示す図。
【図11】同第2実施形態のオンラインシステムが実行する表示制御および返却順序制御の動作手順を示すフローチャート。
【図12】ATM事前設定サービスの登録や変更をATMで行えるようにした場合のオンラインシステムの動作例を説明するための第1の画面例を示す図。
【図13】ATM事前設定サービスの登録や変更をATMで行えるようにした場合のオンラインシステムの動作例を説明するための第2の画面例を示す図。
【図14】ATM事前設定サービスの登録や変更をATMで行えるようにした場合のオンラインシステムの動作手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…電算センタ、2…ATM、3…通信回線、11…勘定系ホストコンピュータ、12…顧客情報サーバ、21…取引情報送信部、22…制御信号受信部、23…タッチキー入力読取部、24…顧客情報読取部、25…入出金情報読取部、26…ディスプレイ制御部、27…動作制御部、28…タッチキー・ディスプレイ、29…通帳挿入口、30…カード挿入口、31…現金出入口、121…取引情報受信部、122…制御信号送信部、123…画面設定部、124…受取順序設定部。
Claims (20)
- 少なくとも1つの端末装置とネットワークを介して接続される計算機システムであって、
前記端末装置の画面表示を利用者ごとに設定する画面設定手段と、
前記端末装置の利用者を識別可能な利用者情報を前記端末装置から受信する利用者情報受信手段と、
前記利用者情報受信手段により受信された利用者情報から前記端末装置の利用者に関する前記画面設定手段の設定内容を取得し、その設定に基づいた画面表示制御を前記端末装置に実行させるための制御信号を前記端末装置に送信する制御信号送信手段と
を具備することを特徴とする計算機システム。 - 前記画面設定手段は、前記端末装置が表示する画面上の文字の拡大有無、前記端末装置が表示する画面上の文字の言語、前記端末装置による画面の表示順序のうちの少なくとも1つを設定することを特徴とする請求項1記載の計算機システム。
- 前記制御信号送信手段は、前記端末装置の利用者に関して前記画面設定手段による設定が行われていない場合、標準として予め定められた画面表示制御を前記端末装置に実行させるための制御信号を前記端末装置に送信する手段を有することを特徴とする請求項1記載の計算機システム。
- 前記画面設定手段は、前記端末装置から送信される操作情報に基づき、前記端末装置の利用者に関する設定を登録・更新する手段を有することを特徴とする請求項1記載の計算機システム。
- 少なくとも1つの端末装置とネットワークを介して接続される計算機システムであって、
前記端末装置による複数の返却物の返却順序を利用者ごとに設定する返却順序設定手段と、
前記端末装置の利用者を識別可能な利用者情報を前記端末装置から受信する利用者情報受信手段と、
前記利用者情報受信手段により受信された利用者情報から前記端末装置の利用者に関する前記返却順序設定手段の設定内容を取得し、その設定に基づいた返却順序で前記端末装置に返却物を返却させるための制御信号を前記端末装置に送信する制御信号送信手段と
を具備することを特徴とする計算機システム。 - 前記返却順序設定手段は、前記複数の返却物の返却間隔を設定することを特徴とする請求項5記載の計算機システム。
- 前記返却順序設定手段は、2つ以上の返却物を同時に返却可能な場合、それらを同時に返却するか否かを設定することを特徴とする請求項5記載の計算機システム。
- 前記制御信号送信手段は、前記端末装置の利用者に関して前記返却順序設定手段による設定が行われていない場合、標準として予め定められた返却順序で前記端末装置に返却物を返却させるための制御信号を前記端末装置に送信する手段を有することを特徴とする請求項5記載の計算機システム。
- 前記返却順序設定手段は、前記端末装置から送信される操作情報に基づき、前記端末装置の利用者に関する設定を登録・更新する手段を有することを特徴とする請求項5記載の計算機システム。
- 計算機システムとネットワークを介して接続される端末装置であって、
表示装置と、
利用者を識別可能な利用者情報を取得する利用者情報取得手段と
前記利用者情報取得手段により取得された利用者情報を前記計算機システムに送信する利用者情報送信手段と、
前記利用者情報送信手段による利用者情報の送信に応答して前記計算機システムから返送される画面表示用の制御信号を受信する制御信号受信手段と、
前記制御信号受信手段により受信された制御信号に基づき、前記表示装置の画面を表示制御する表示制御手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 表示装置と、
利用者が要求する前記表示装置の画面設定を示す設定情報を取得する設定情報取得手段と、
前記設定情報取得手段により取得された設定情報に基づき、前記表示装置の画面を表示制御する表示制御手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 前記表示制御手段は、前記表示装置の画面上の文字を拡大する手段、前記表示装置の画面上の文字の言語を切り換える手段、前記表示装置に表示する画面の順序を切り換える手段のうちの少なくとも1つを有することを特徴とする請求項10または11記載の端末装置。
- 前記表示装置の画面設定用の操作を受け付け、その内容を示す操作情報を前記計算機システムに送信する画面設定受付手段をさらに具備することを特徴とする請求項10記載の端末装置。
- 計算機システムとネットワークを介して接続される端末装置であって、
複数の返却物を返却する返却手段と、
利用者を識別可能な利用者情報を取得する利用者情報取得手段と、
前記利用者情報取得手段により取得された利用者情報を前記計算機システムに送信する利用者情報送信手段と、
前記利用者情報送信手段による利用者情報の送信に応答して前記計算機システムから返送される返却物返却用の制御信号を受信する制御信号受信手段と、
前記制御信号受信手段により受信された制御信号に基づき、前記返却手段による返却物の返却順序を制御する返却順序制御手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 複数の返却物を返却する返却手段と、
利用者が要求する返却物の返却順序を示す設定情報を取得する設定情報取得手段と、
前記設定情報取得手段により取得された設定情報に基づき、前記返却手段による返却物の返却順序を制御する返却順序制御手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 前記返却順序制御手段は、前記設定情報に基づき、前記複数の返却物の返却間隔を制御することを特徴とする請求項14または15記載の端末装置。
- 前記返却順序制御手段は、前記設定情報に基づき、同時に返却可能な2つ以上の返却物を同時に返却するか否かを制御することを特徴とする請求項14または15記載の端末装置。
- 前記複数の返却物の返却順序設定用の操作を受け付け、その内容を示す操作情報を前記計算機システムに送信する返却順序設定受付手段をさらに具備することを特徴とする請求項14記載の端末装置。
- 表示装置を有する端末装置の表示制御方法であって、
利用者を識別可能な利用者情報を取得するステップと、
前記取得した利用者情報により識別される利用者が要求する前記表示装置の画面設定を示す設定情報を取得するステップと、
前記取得した設定情報に基づき、前記表示装置の画面を表示制御するステップと
を具備することを特徴とする端末装置の表示制御方法。 - 複数の返却物を返却する返却手段を有する端末装置の返却順序制御方法であって、
利用者を識別可能な利用者情報を取得するステップと、
前記取得した利用者情報により識別される利用者が要求する前記返却手段による返却物の返却順序を示す設定情報を取得するステップと、
前記取得した設定情報に基づき、前記返却手段による返却物の返却順序を制御するステップと
を具備することを特徴とする端末装置の返却順序制御方法。
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| JP2003080477A JP2004287952A (ja) | 2003-03-24 | 2003-03-24 | 計算機システム、端末装置、同装置の表示制御方法および返却順序制御方法 |
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-
2003
- 2003-03-24 JP JP2003080477A patent/JP2004287952A/ja active Pending
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