JP2004289846A - 取込画像のノイズを補償するシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
【解決手段】 予め定義された回数だけ画像を取込むように構成された複数の画素416と、複数のデータ値を受取るように構成された処理ユニット406であって、該データ値の各々が複数の画素416のうちの1つに一意に対応し、前記複数のデータ値の各々を前記画像部分が取込まれる前記回数に対応する数によって予め除算することにより、複数の予め除算されたデータ値を生成するようにさらに構成されるものである、処理ユニット406と、複数の画素416の各々に対し、該画素の各々からの関連するデータ値を平均化することによりノイズが補償されるよう前記複数の画素の各々について平均データ値を確定するために、前記複数の予め除算されたデータ値の対応するものが累算される、前記複数の予め除算されたデータ値を受取るように構成されたメモリ422とを含んでなる、取込画像におけるノイズを補償するシステム400を提供する。
【選択図】 図4
【解決手段】 予め定義された回数だけ画像を取込むように構成された複数の画素416と、複数のデータ値を受取るように構成された処理ユニット406であって、該データ値の各々が複数の画素416のうちの1つに一意に対応し、前記複数のデータ値の各々を前記画像部分が取込まれる前記回数に対応する数によって予め除算することにより、複数の予め除算されたデータ値を生成するようにさらに構成されるものである、処理ユニット406と、複数の画素416の各々に対し、該画素の各々からの関連するデータ値を平均化することによりノイズが補償されるよう前記複数の画素の各々について平均データ値を確定するために、前記複数の予め除算されたデータ値の対応するものが累算される、前記複数の予め除算されたデータ値を受取るように構成されたメモリ422とを含んでなる、取込画像におけるノイズを補償するシステム400を提供する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、包括的にはデジタルベースの画像形成装置に関し、特に、取込画像におけるノイズを補償するシステムおよび方法に関する。
画像をスキャンし取込むことができるデジタルベース画像形成装置の出現により、取込画像の品質を向上させるために複雑なシステムおよび方法が開発されてきた。デジタルベースの画像形成装置の一例はスキャナである。白黒スキャナの一実施形態は、電荷結合素子(CCD)等、画素の少なくとも1つのリニアアレイを使用する。カラースキャナは、複数のCCDに存在する感色性画素を使用する。これらのCCDにおける感色性画素は、たとえば、緑色光、赤色光および青色光に対して高感度である場合がある。エリアCCDとも呼ばれるマトリクスCCDは、同様に、画素行と画素列とのマトリクスに構成される。
一タイプのCCDは、少なくとも、線形構成に整列される画素のアレイを有する。レジスタが各画素と通信することにより、各画素から光情報を収集する。CCDはまた、画素から収集された光情報をレジスタに通信するように構成され、レジスタから制御ASIC(特定用途向け集積回路)等のプロセッサに光情報を通信するように構成される、コンポーネントも備える。
各画素は、光が検出されると電荷を蓄積する。収集された電荷の大きさは、画素によって検知される光の量に比例する。この電荷を、以下に光情報と呼ぶ。さらに、スキャナは、特にカラースキャニングが提供される場合、感色性画素を有する複数のCCDかまたはマトリクスCCDを有する可能性が高い。
CCDにおけるランダムノイズが、画素からの測定された出力に変動をもたらすので、収集された光情報は検出された画像に正確には対応しない。連続読取中に画素が同一量の光に露出される場合、測定された出力は、正しい出力の辺りでランダムに変化する。さらに、光検出においてショットノイズが発生する。ショットノイズは、いずれかの単一光子が電子に変換される統計的確率によるノイズである。たとえば、画素は、画像から反射した入射光に比例する電荷を累積している場合がある。画素の各々からの累積された電荷の値に対応する光情報が受取られ、デジタルデータ値に変換される。
したがって、画素が、最初に画像から反射した入射光から電荷を蓄積する時、第1のデータ値は、受取った光情報から確定される。このため、複数の画素に対し、各画素に対して1つのデータ値で、複数の対応する第1のデータ値がある。画素が二度目に同じ画像から反射した入射光から電荷を蓄積する同一の条件下で、複数の画素が再び同じ画像に対して露出されると、画素からの光情報が受取られ、第2の複数のデータ値に変換される。
ランダムおよび/またはショットノイズがない場合、いずれの画素に対する第1および第2のデータ値も等しくなり、データ値は、検出された画像の真の色に対応する。しかしながら、ランダムおよび/またはショットノイズのために、いかなる画素に対する第1および第2のデータ値も互いに等しくおよび/または検出された画像の真の色に対応するデータ値と等しくなることはめったにない。
ランダムノイズおよび/またはショットノイズは、低減されない場合、処理画像の外観に望ましくない可視変動をもたらす。たとえば、一様の色を有するオリジナル画像の領域が、再現画像の対応する領域に色変動を有するように見える場合がある。
ランダムおよび/またはショットノイズによる非一様性を補償し、較正し、および/または低減するように、CCDデバイスを構成することができる。光情報の信号平均化を使用して、光情報の検出された画像により密接して対応するデータ値を確定することができ、それによって画質を向上させることができる。
信号平均化は、以下にサンプル数と呼ぶ、CCDが画像または画像の一部を取込む回数を規定することによって行う。各画素に対し、光情報に対応するデータ値を合計し、その後サンプルサイズによって除算する。信号平均化は、画像(または画像の一部)を取込むプロセスとその後のデータ値の生成とを非常に高速に行うことができるため、ランダムおよび/またはショットノイズを補償するための有効な方法である。
たとえば、サンプルサイズを4と規定したとする。画像の一部をスキャンするように構成された装置では、画像部分を4回スキャンする。すなわち、スキャンされる画像の部分が光に露出され、CCDからの光情報が4回受取られる。4回のスキャンからの光情報に関連するデータ値を、画素の各々に対して加算し、(サンプルサイズである)4で除算することにより、各画像に対するデータの平均値を確定する。
しかしながら、上述した信号平均化プロセスでは、データを処理するためにかなりの量のメモリおよび帯域幅が必要である。十分なメモリおよび/または帯域幅が利用可能でない場合には、選択されたサンプルに対するデータ値が加算されると、データオーバーフローおよび関連するエラーが発生する可能性がある。
たとえば、16ビットシステムを使用してデータ値を通信して処理するようにCCDデバイスを構成するものとする。ここでは、16ビットであるデジタルデータシステムの容量を、以下、帯域幅と呼ぶ。したがって、16ビットシステムは、16ビット以下に存在するデータ値を通信し、格納し、処理するように設計されたものである。16ビット制限によって表すには大きすぎるデータ値がもたらされるかまたは生成されると、オーバーフロー状態となる。すなわち、システムは、単一16ビット数字によって表すためには大きすぎるデータ値を何らかの形で認識し、それに対応しなければならない。
オーバーフロー状態は、信号平均化プロセス中にデータ値が加算される場合に発生する可能性がある。多数のエラーを回避するために、オーバーフロー状態に対応しなければならない。1つの手法は、32ビット等のより多くのビットを使用して操作するシステム帯域幅を増大させることである。したがって、32ビットデジタルデータに対応するために十分な帯域幅を備えるように、プロセッサやメモリや通信バス等のシステムのコンポーネントを設計する。このため、信号平均化が実行される場合に光情報に対応する16ビットデータ値が合計される場合には、(32ビット数で表される)16ビットより大きいデータ値に対応することができる。しかしながら、32ビットシステムを、主として16ビットで表すことができるデータを通信し処理するように設計して、製作することは、データ値の大部分を16ビットで表すことができるため、オーバーフローに対応するための非常に効率的なおよび/または費用効率のよい手法ではない。
オーバーフローに対応する別の手法は、オーバーフロー状態を認識してそれに対応する専用ソフトウェアを使用することである。たとえば、16ビットで表すには大きすぎるデータ値を認識するように、16ビットシステムを構成することができる。そして、ソフトウェアは、より大きいデータ値を表すために2つの16ビットデータ値を使用する。しかしながら、かかる専用システムでは、検出されたオーバーフロー状態に対応するためにさらなる処理時間または処理容量が必要である。
本発明の一実施形態は、一般に、取込画像におけるノイズを補償する。本発明の一実施形態は、複数の画素により予め定義された回数画像をスキャンすること、画像がスキャンされる度に、複数の画素の各々から光情報を受取ること、受取られた光情報を、各々が複数の画素のうちの1つからの光情報に対して一意に対応する複数のデータ値に変換すること、画像がスキャンされる回数に対応する数によってデータ値の各々を除算することにより、複数の予め除算されたデータ値を生成すること、予め除算されたデータ値の対応するものを合計することにより、複数の画素の各々に対して一意に平均データ値が確定されるようにし、データ値の平均化によりノイズが補償されるようにすることを含む。
以下の図面を参照して、本発明をより理解することができる。図面の要素は、必ずしも互いに対して一定の比率で縮小されておらず、本発明の原理を明確に例証することに重点がおかれている。
本発明は、一般に、取込画像におけるノイズを補償する。しかしながら、画像取込装置という用語は、限定されないが、スキャナやデジタルカメラやファクシミリ装置(FAX)やコピー機やプリンタ等の複数の画素を使用して画像を取込むいかなる装置にも言及するものである。
図1は、本発明による電荷結合素子(以下、「CCD」とよぶ)を有する画像取込装置100の実施形態を示すブロック図である。画像取込装置は、CCD102と、信号処理ユニット104と、制御ASIC(特定用途向け集積回路)106と、ラインバッファ108とを含む。他の実施形態において、制御ASIC106の代りにいかなる適当に構成されたプロセッサ(図示せず)を使用してもよい。
制御ASIC106は、光情報が信号処理ユニット104を介して制御ASIC106に通信されるように、接続110を介して適当な制御信号をCCD102に提供する。信号処理ユニット104は、接続112を介してCCD102から光情報を受取るように構成された1以上のコンポーネントからなる。受取られた光情報は、CCD102に存在する画素によって蓄積された電荷に対応する。受取られた光情報は、少なくとも、制御ASIC106によって読取可能なデジタルデータフォーマットになるように処理される。信号処理ユニット104によって、限定されないが、他の既知の形態のノイズの補償等の他の処理を実行してもよい。後により詳細に説明するデジタルデータは、接続114を介して制御ASIC106に通信される。
便宜上、コンポーネントブロックとしてCCD102を示す。CCD102の一実施形態は、少なくとも、線形構成に整列された画素116a〜116iのアレイを有する。本発明による一実施形態では、CCD102は約10,000画素を備える。他の実施形態は、異なる適当な数の画素および/または異なるタイプの感色性画素をCCD102に使用する。レジスタ(図示せず)が、各画素116a〜116iと通信して、各画素116a〜116iから光情報と呼ばれる電荷を収集する。CCD102は、画素116a〜116iから収集された光情報をレジスタに通信し、光情報をレジスタから接続112に通信するように構成されたコンポーネントも備える。
本発明によるランダムおよび/またはショットノイズ補償は、画素116a〜116iが画像から反射した入射光に比例する電荷を蓄積するように、画像を光源に露出することによって開始する。すなわち、画像の一部をCCD102によってスキャンする。画像が光源に露出された後、制御ASIC106は、適当な命令をCCD102に通信することにより、光情報が画素116a〜116bから通信されるようにする。第1の画素116aからの光情報が、信号処理ユニット104に通信されると、その光情報を、少なくとも、制御ACIS106によって読取可能なデジタルデータフォーマットを有するデータ値になるように処理する。(信号処理ユニット104において、本発明による光情報の処理とともにさらなる光情報の処理を行ってもよい。)そして、便宜上、本明細書において画素116aに対する第1のデータ値と呼ばれる、画素116aからの光情報に対応するデジタルデータを、制御ASIC106に通信する。
制御ASIC106は、画素116aからの光情報に対応する第1のデータ値を受取り、本発明の一実施形態および後により詳細に説明するように、画素116aに対する第1のデータ値を4で予め除算する。そして、制御ASIC106から接続118を介してラインバッファ108にこの予め除算された第1のデータ値を通信する。ラインバッファ108は、第1の画素116aに対するこの予め除算された第1のデータ値を格納する。
上述した実施形態では、CCD102によって画像部分を4回スキャンするため、第1のデータ値を4で予め除算する。他の実施形態では、画像部分を複数の所定回数スキャンする。したがって、その画像部分をスキャンする所定回数の数に対応する係数でデータ値を予め除算する。たとえば、データ値が8で予め除算されるように、画像部分を8回スキャンしてもよい。
そして、本発明のいくつかの特徴に従って、CCD102の画像部分に対する2度目の露出を行う。画像を光源に2度目に露出した後、制御ASIC106は、適当な命令をCCD102に通信することにより、光情報が画素116a〜116iから通信されるようにする。第1の画素116aからの光情報が信号処理ユニット104に通信されると、少なくとも、制御ASIC106によって読取可能なデジタルデータフォーマットを有するデータ値になるようにその光情報を処理する。画素116aからの光情報に対応するデジタルデータを、本明細書では便宜上画素116aに対する第2のデータと呼ぶ。そして、画素116aに対する第2のデータ値を制御ASIC106に通信する。
制御ASIC106は、画素116aに対する第2のデータ値を受取り、本発明のこの実施形態により、この第2のデータ値を4で予め除算する。そして、この予め除算された第2のデータ値を、制御ASIC106からラインバッファ108に通信する。そして、ラインバッファ108は、画素116aに対する受取った第2の予め除算されたデータ値を、画素116aに対する第1の予め除算されたデータ値に加算し、その第1の画素116aに対する合計を格納する。すなわち、画素116aからの光情報に対応する2つの予め除算されたデータ値が、ラインバッファ108に累積されたことになる。
本発明の一実施形態は、複数の累積レジスタを有するラインバッファ108を使用する。このため、制御ASIC106は、単に、累積レジスタが予め除算されたデータ値を累積するように、画素116aに対する第1および第2の予め除算されたデータ値をラインバッファ108に通信する。
別の実施形態では、ラインバッファ108は、画像取込装置100の適当な場所に存在するメモリである。制御ASIC106は、ラインバッファ108から画素116aに対する第1の予め除算されたデータ値を読出し、画素116aに対する第2の予め除算されたデータ値を加算した後、その累算された合計を再びラインバッファ108に格納する。
次に、CCD102の画像部分に対する3度目の露出を行う。上述したプロセスと同様に、画素116aに対する第3のデータ値を制御ASIC106に通信する。制御ASIC106は、画素116aに対する第3のデータ値を受取り、本発明により、この第3のデータ値を4で予め除算する。画素116aに対するこの予め除算された第3のデータ値を、制御ASIC106からラインバッファ108に通信する。そして、ラインバッファ108は、この第3の予め除算されたデータ値を、(画素116aに対する予め除算された第1のデータ値と予め除算された第2のデータ値との合計である)累算データに加算し、その第1の画素116aに対する合計を格納する。すなわち、画素116aからの光情報に対応する3つの予め除算されたデータ値が、ラインバッファ108に累積されたことになる。
この実施形態では、CCD102の画像部分に対する4度目の露出を行う。上述したプロセスと同様に、画素116aに対する第4のデータ値を制御ASIC106に通信する。制御ASIC106は、この第4のデータ値を受取り、本発明に従ってこの第4のデータ値を4で予め除算する。そして、この予め除算された第4のデータ値を制御ASIC106からラインバッファ108に通信する。そして、ラインバッファ108は、画素116aに対する第4の予め除算されたデータ値を、(第1、第2および第3の予め除算されたデータ値の合計である)累算データに加算し、その第1の画素116aに対する合計を格納する。すなわち、画素116aからの光情報に対応する4つの予め除算されたデータ値が、ラインバッファ108に累積されたことになる。
同様に、画素116b〜116iからの光情報を、CCD102を画像部分に4回露出させるのに伴い上述したように処理する。したがって、画素116b〜116iの各々から光情報を受取り、データ値に変換する。確定されたデータ値を4で予め除算することにより、予め除算されたデータ値を生成する。予め除算された各データ値をラインバッファ108に通信して、そこに累積する。
代替実施形態では、目下処理された予め除算されたデータ値の各々を、メモリに存在する累算された予め除算されたデータ値に加算する。したがって、制御ASIC106は、メモリから目下累算された予め除算されたデータ値を読出し、目下処理された予め除算されたデータ値を加算した後、新たに累算された予め除算されたデータ値を再びメモリに格納する。
本発明によれば上述したように、CCD102を、4回画像に露出して読出した。したがって、各画素116a〜116iを4回サンプリングした。このため、本発明の上述した実施形態を、本明細書では、4のサンプルサイズを有するものとして説明する。
他の実施形態は、他の適当なサンプルサイズを使用してもよい。たとえば、データ値が2進法に基づく場合、本発明によれば2のサンプルサイズを画定してもよい。すなわち、CCD102を画像に2回露出する。このため、データ値を2で予め除算して、ラインバッファ108に格納(および累積)する。
別の実施形態は、CCD102を8回画像に露出し読出すように、8のサンプルサイズを使用してもよい。したがって、データ値を8で予め除算して、ラインバッファ108に格納(および累積)する。本発明の他の実施形態は、他の適当なサンプルサイズを使用する。後述するように、好ましくは、ランダムおよび/またはショットノイズに対応するビット位置の数によって、適当なサンプルサイズを確定する。本発明によれば、ランダムおよび/またはショットノイズに関連する下位ビットを、(デジタル値がシフトするビット位置の数によって確定する)デジタル値から切り捨てる(truncate)。
図2は、図1の画像取込装置における画素からの光情報に対応する4つの例示的なデータ値を示すブロック図である。上述したように、画素からの光情報をデータ値へと変換する。一実施形態では、16ビット2進数としてデータ値を表す。予め定義された4のサンプルサイズを使用する実施形態では、CCD102が、画像を4回露光されて4回読出される。したがって、(各サンプルに対して画素毎に1つのデータ値をもつように)各画素に対して4つのデータ値を確定する。4つのサンプルを使用する本発明を説明する便宜上、4つの仮定的なデータ値を任意に選択して、10進数と16ビット2進数との両方により表している。
したがって、第1のサンプルに対して、(10進値である)53,146に等しい第1のデータ値200を示す。このように、最初に画像に露出された時のCCD102の画素のうちの1つにより累積された電荷を、16ビット2進数である1100111110011010へと変換する。本発明のこの実施形態によれば、ビット16としてラベル付けされた最上位ビットは、「1」の2進値を含み、ビット1としてラベル付けされた最下位ビットは、「0」の値を含む。
同様に、10進値である53,116と、1100111101111100の2進値とを有するように、第2のデータ値202を示す。10進値である53,091と、1100111101100011の2進値とを有するように、第3のデータ値204を示す。10進値である53,156と、2進値である1100111110100100とを有するように、第4のデータ値206を示す。これらのデータ値は、第2と第3と第4とのサンプリング中の同じ画素からの光情報にそれぞれ対応する。このため、4つのデータ値である200と202と204と206との例示的な実施例の場合には、10進値と2進値とは、4回同じ画像(または画像部分)をCCD102に露光した場合に画素によって累積された電荷に対応する。
ノイズを受けにくい画素を有する理想的なCCDでは、4つのデータ値は数値的に等しく、データ値の値は検出された画像に正確に対応する。しかしながら、ノイズにより、画素は、各サンプル中にわずかに異なる電荷を蓄積する。たとえば、第1のデータ値200と第2のデータ値202とは、((53,146)−(53,116)=30であるから)10進値では30だけ異なる。さらに、いかなる所与のサンプル点に対するノイズの値も未知であるため、データ値に対する真の値は未知である。
しかしながら、真のデータ値は、おそらくは、4つのデータ値200と202と204と206とのすべてに非常に近い。本発明によれば、4つのデータ値200と202と204と206とを平均化することにより、理論には、平均データ値は、真のデータ値により近似する結果となる。このため、10進数で計算すると、平均データ値は、(4つのデータ値の合計を4で除算した)53,127.25に等しい。すなわち、53,127.25の平均データ値は、真のデータ値に非常に近似すると期待される。
図2に示すように、(ビット1およびビット2の)2つの最下位ビットは、平均化プロセスの数値結果に実質的に影響を与えない。2進数では、2つの最下位ビットは、10進数の0〜3の範囲に対応する。多くとも、2つの最下位ビットが10進数の3に等しい場合には、(ビット1およびビット2の)2つの最下位ビットにおける間違った値によってもたらされる誤差率は、多くとも0.006%の誤差に等しくなる。言換えれば、最悪の場合でも、(ビット1およびビット2の)2つの最下位ビットに対する真のデータ値が00であり、ノイズにより11という2つの最下位ビット(ビット1およびビット2)が読取られる場合、読取データ値と真のデータ値との間の誤差は、0.006%のみとなる。かかる誤差は、通常、取込画像を見ている人には知覚不可能である。したがって、一実施形態では、(ビット1およびビット2の)2つの最下位ビットをノイズビットとして定義し、本発明の信号平均化プロセス中にデータ値の処理に対して重要であるとはみなさない。
しかしながら、16ビット2進法を使用してデータ値を処理して格納して通信する上述した実施形態では、望ましくないオーバーフロー状態が発生することなしに、4つのデータ値を直接に合計することはできない。したがって、4つのデータ値を予め除算することにより4つの予め除算されたデータ値を生成する。図3は、本発明によって予め除算された図2の4つのサンプルデータ値と、4つの予め除算されたデータ値をラインバッファ108に累積した後の結果としての平均データ値とを示すブロック図である。
データ値300は、10進値である13,286と等化である、14ビット2進数である11001111100110に対応する。データ値300は、(図2の)データ値200を4で予め除算した後の結果としてのデータ値である。このため、10進数13,286は、10進値53,146の約1/4である。
同様に、データ値302は、10進値である13,279と、2進値である11001111011111とを有し、データ値202を4で予め除算した値に等しい。同じく、データ値304は、13,272の10進値と11001111011000の2進値とを有し、データ値204を4で予め除算した値に等しい。データ値306は、13,289の10進値と11001111101001の2進値とを有し、データ値206を4で予め除算した値に等しい。
一実施形態では、単にそれらのそれぞれのデータ値200と202と204と206との少なくとも2つの最下位ビット(ビット1およびビット2)を落すことによって、2進値であるデータ値300と302と304と306とを確定する。これらの切り捨てられたビットを、例示の目的のために領域308に示す。別の実施形態では、データ値200と202と204と206とは、データ値300と302と304と306とがもたらされるように2つの位置だけビットシフトしたシリアルレジスタに存在する。
データ値300と302と304と306とを合計すると、平均データ値310が確定する。図3の例示的な実施例では、平均データ値310は、2進数である53,126か、または16ビット2進数である1100111110000110に等しい。本発明によれば、オーバーフロー状態が発生することなく、4つのデータ値300と302と304と306とを合計する。
複数の16ビットシリアル累積レジスタを有するラインバッファ108を使用する実施形態では、オーバーフロー状態の可能性なしに、各画素に対する平均データ値を確定する。したがって、プロセッサとメモリと通信バスとにおいて(17ビット2進数等の)追加の帯域幅は不要である。代わりとして、オーバーフロー状態を検出してそれに対応する特別なロジックが不要である。
複数の16ビット累積レジスタを有するラインバッファ108を使用する場合には、累積レジスタのうちの1つに複数の第1のデータ値を各々格納する。1つの累積レジスタは1つの画素に対応する。本発明の実施形態により画像の第2のサンプリングから複数の第2のデータ値を確定すると、それぞれの画素の各々に対する第2のデータ値を予め除算し、それぞれの累積レジスタへと累積する。同様に、本発明により画像の第3のサンプリングから複数の第3のデータ値を確定すると、それぞれの画素の各々に対する第3のデータ値を予め除算してそれぞれの累積レジスタへと累積する。最後に、本発明により画像の第4のサンプリングから複数の第4のデータ値を確定し、それぞれの画素の各々に対する第4のデータ値を予め除算してそれぞれの累積レジスタへと累積する。このため、本発明によれば、4つのサンプルを収集した後に、複数の平均データ値を確定する。複数の平均データ値は、真のデータ値に非常に近似しているので、各データ値に対してランダムおよび/またはショットノイズが低減されている。
本発明の他の実施形態は、ラインバッファ108において他の適当な数の累積レジスタを使用する。たとえば、一実施形態は、ラインバッファ108に32ビット累積レジスタを使用する。
一旦、サンプリングが完了すると、さらなる処理のために、バッファ108から接続120を介して画像取込装置100の他のコンポーネントにデータを通信する。したがって、各画素の対応するデータ値に対し、ランダムおよび/またはショットノイズが低減するので、結果としての取込画像はオリジナル画像により近いものに対応する。
図4は、本発明による画像取込装置の別の実施形態を示すブロック図である。(図1の)画像取込装置100に類似する画像取込装置400は、CCD402と、信号処理ユニット404と、制御ASIC406と、ラインバッファ408とを少なくとも含む。本発明による別の実施形態では、制御ASIC406の代りにいかなる適当に構成されたプロセッサ(図示せず)を使用してもよい。
メモリまたは適当なメモリの一部として、ラインバッファ408を実装する。各画素に対する現データ値をラインバッファ408から読出し、各画素に対して入力される対応する予め除算されたデータ値を現データ値に加算することにより、新たな現データ値を確定する。これらの新たな現データ値を再びラインバッファ408へと格納する。本発明によるサンプリングが完了するまで、このプロセスを繰返す。そして、さらなる処理のために、バッファ408から接続420を介して画像取込装置400の他のコンポーネントにデータを通信する。
したがって、制御ASIC406は、少なくともメモリ422を含む。メモリ422は、少なくとも予め除算ロジック424を含む。制御ASIC406(または別の適当なプロセッサ)は、信号処理ユニット404から入力データ値を受取ると、予め除算ロジック424を実行して入力データ値を予め除算する。本発明によれば、上述したように、各画素に対する現データ値をラインバッファ408へと格納するために、4つのサンプルの各々に対して複数の予め除算されたデータ値を確定する。したがって、複数の16ビットデータ値を利用して、ラインバッファ408すなわちメモリによりこの実施形態を実施する。(オーバーフロー状態が生じる場合には必要となる)ラインバッファ408の容量を、16ビットより大きい2進数を格納するために割付ける必要がないため、メモリサイズが最小化される。
図5は、本発明による、ランダムおよび/またはショットノイズを補償するプロセスの実施形態を示すフローチャートである。フローチャート500は、複数の受取られたデータ値をサンプルサイズによって予め除算してラインバッファ408に保存するように、(図4の)予め除算ロジック424を実施するソフトウェアの取り得る実施形態のアーキテクチャと機能と動作とを示す。これに関し、各ブロックは、指定された論理機能(複数可)を実施する1以上の実行可能命令を含む、モジュール、セグメントまたはコードの一部を表してもよい。ハードウェア状態機械を使用して、指定された論理機能を実行することもできる。代替実施形態では、画像取込装置400の機能から逸脱することなく、ブロック内に示す機能が、図5に示す順序以外の順序により発生してもよく、または、追加の機能を含んでもよい。たとえば、後にさらに分類するように、図5に連続して示す2つのブロックを、実際には実質的に同時に実行してもよく、それらブロックを時に逆の順序で実行してもよく、または、関連する機能によってはすべての場合においてブロックのいくつかを実行しなくてもよい。かかる変更形態および変形形態は、本発明の範囲内に全て含まれることを意図している。
プロセスは、ブロック502から開始する。ブロック504では、本発明による画像取込装置400は、データをクリアするかもしくはそのデータをゼロに設定し、または、別の方法でラインバッファ408の内容を空にする。一実施形態では、先のサンプリングプロセスからの平均データ値をラインバッファ408から画像取込装置400に存在する他のコンポーネントに通信すると、ラインバッファ408をクリアする。一実施形態では、ラインバッファ408のレジスタをゼロに設定してもよい。別の実施形態では、第1のデータ値を予め除算してラインバッファへと格納することにより、ASICが第1のデータ値を処理する(つまり、第1のデータ値に対して、いかなる追加の動作も発生しない)。
ブロック506ではサンプル数を受取る。サンプル数またはサンプルサイズは、本発明に従い、画像を光に露出させてCCD402から光情報を読出す回数を規定する。また、上述したように、サンプル数は、予め除算プロセス中に切り捨て(truncate)られる最下位ビットの数か、またはデータ値に対応する2進数をシフトするビット位置の数を規定する。たとえば、上述した実施形態では、4回画像を露出して光情報を収集するものとして説明した。このため、サンプルサイズは4である。4のサンプルサイズは、4による予め除算に対応し、このことは(2進数の)「100」、つまり(ビット1およびビット2の)2進数の2つの最下位ビットとを切り捨てることに対応する。代替的に、4のサンプルサイズは、2進数の情報を2つの位置だけシフトすることに等しい。
ブロック508では、CCD402により画像部分をスキャンする。すなわち、画素416a〜416iによって現在検出された画像を光に露出する。ブロック510では、制御ASIC406によって、画素からの画像情報に対応するデータ値を画素基準で受取る。つまり、CCD402に存在する画素416a〜416iの各々からの光情報を、信号処理ユニット404によってデータ値へと処理して、制御ASIC406に通信する。
ブロック512では、上述したように本発明に従って、各画素416a〜416iに対するデータ値と呼ばれる受取られた画像情報を、画素基準でサンプルサイズにより予め除算する。ブロック514において、各画素416a〜416iに対する結果としての予め除算データ値を、ラインバッファ408の内容に加算する。
ブロック516では、画素基準でデータ値を予め除算する上述したプロセスに従って、すべての画素416a〜416iに対するデータ値を予め除算したか否かを判断する。すべての画素に対するデータ値が予め除算された場合(YESの場合)には、プロセスはブロック518に進む。そうでない場合(NOの場合)には、プロセスはブロック510に戻り、それにより残りのデータ値を受取り、画素基準で予め除算してラインバッファ408に加算する。
ブロック518では、すべてのサンプルを処理したか否かを判断する。さらなるサンプルを処理すべき場合(NOの場合)には、プロセスはブロック508に戻り、データ値の次のサンプルを取得するように画像をスキャンする。しかしながら、ブロック518においてさらなるサンプルを処理しない場合(YESの場合)には、プロセスはブロック520に進む。このため、サンプルサイズに等しい回数画像をスキャンするまで、ブロック508〜518のスキャンプロセスを繰返す。
ブロック520では、ラインバッファ408に存在する平均データ値を、画像取込装置400に存在する他のコンポーネントに通信する。そして、プロセスはブロック522に進み終了する。
部分単位で画像をスキャンする場合には、フローチャート500に示すプロセスを、次の画像部分に対して繰返す。全画像を取込むまで、本発明により後続する画像部分を取込む。
図6は、相補型金属酸化膜半導体(以下、「CMOS」とよぶ)を使用する本発明による画像取込装置の代替実施形態を示すブロック図である。画像取込装置600は、CMOS602と、信号処理ユニット604と、制御ASIC606と、ラインバッファ608とを少なくとも含む。
CMOS602は、複数の画素616a〜616iを含む。CMOS602は、CMOS602が画素616a〜616iによって検知される光に対応する光情報を接続612に通信するように構成された、便宜上図示しない他のコンポーネントを含む。(図1の)画像取込装置100について上述したコンポーネントと類似するかまたは同じコンポーネントとして、本発明に従うCMOS602を使用する画像取込装置600を構成する。便宜上、(図1において1xxおよび図6において6xxのように)図1および図6の類似するかまたは同様のコンポーネントは類似する参照番号を有しているので、再度詳細には説明しない。
CMOS602を使用する画像取込装置600は、CCDの画素を使用する本発明の上述した実施形態のいずれかに従ってランダムおよび/またはショットノイズに対し画素616a〜616iからの光情報を補償する。たとえば、サンプルサイズを4として規定する場合には、CMOS602を4回画像に露出する。
画像取込装置100に対する上述したプロセスと同様に、画素616aに対する4つのデータ値を、4スキャン中に確定し制御ASIC606に通信する。制御ASIC606は、画素616aに対応するこれらの4つのデータ値を受取り、本発明により、4つのデータ値を4で予め除算する。そして、これらの予め除算された4つのデータ値を、制御ASIC606からラインバッファ608にそれぞれ通信する。ラインバッファ608は、予め除算された各データ値を受取ると、画素616aに対応する4つの予め除算されたデータ値を累算して、平均データ値(第1、第2、第3および第4の予め除算されたデータ値の合計)を生成する。つまり、画素616aからの光情報に対応する4つの予め除算されたデータ値が、ラインバッファ608へと累積される。
本発明に従って、画素616aに対して上述したように予め除算することによって、残りの画素616b〜616iのすべてに対する光情報を処理する。すなわち、CMOS602における画素から光情報を受取り、複数のデータ値へと変換し、各データ値を4で予め除算し、そして、ラインバッファ608に通信する。したがって、画素616a〜616iのすべてに対する予め除算された第1、第2、第3および第4のデータ値が、ラインバッファ608へと一意に累積される。
本明細書では、本発明の上述した実施形態を、4のサンプルサイズを有するものとして説明した。他の実施形態では、本発明に従う任意の適当なサンプルサイズを指定することができる。
スキャンするための単一のCMOS602へと画素616a〜616iを構成する。代替的に、別の実施形態では、カラーおよび/または白黒スキャンを行うための複数のCMOSアレイ内へと画素616a〜616iを構成する。さらに別の実施形態では、画像を取込むデジタルカメラ等において使用するためのマトリクスCMOSへと画素616a〜616iを構成する。
図7は、本発明による画像取込装置の別の実施形態を示すブロック図である。画像取込装置700は、CMOS702と、信号処理ユニット604と、制御ASIC706と、ラインバッファ708とを少なくとも含む。CMOS702は、複数の画素616a〜616iを少なくとも含む。本発明に従って、(図6の)画像取込装置600に対して上述したコンポーネントと類似するかまたは同じであるコンポーネントをもつ、CMOS702を使用する画像取込装置700を構成する。便宜上、図6および図7の類似するまたは同様のコンポーネントは同じ参照番号を有しており、再度詳細には説明しない。
本発明の一実施形態によれば、CMOS702を使用する画像取込装置700は、CCDの画素を使用する上述した実施形態のいずれかに従って、ランダムおよび/またはショットノイズに対し、画素602a〜602iからの光情報を補償する。たとえば、サンプルサイズを4と規定する場合には、CMOS702を4回画像に露光する。
画像取込装置400に対する上述したプロセスと同様に、メモリかまたは適当なメモリの一部としてラインバッファ708を実装する。制御ASIC706によりラインバッファ708から現データ値を読出し、現データ値に入力する予め除算されたデータ値を加算することにより新たな現データ値を確定する。この新たな現データ値を、ラインバッファ708へと再び格納する。すべてのサンプリングが完了するまでこのプロセスを繰返す。一旦、サンプリングが完了すると、さらなる処理のためにラインバッファ708から接続620を介して画像取込装置700の他のコンポーネントにデータを通信する。
したがって、制御ASIC706は少なくともメモリ722を含む。メモリ722は、少なくとも予め除算ロジック724を含む。制御ASIC706(または別の適当なプロセッサ)は、信号処理ユニット604から入力データ値を受取ると、予め除算ロジック724を実行することにより、入力データ値を予め除算する。本発明によれば、上述したように、ラインバッファ708へと現データ値を格納するように、4つのサンプルの各々に対して複数の予め除算されたデータ値を確定する。したがって、複数の16ビットデータ値を利用して、ラインバッファ708すなわちメモリにこの実施形態を実施する。(オーバーフロー状態がもたらされる場合に必要とされるような)16ビットより多くの2進数を格納するために容量を割付ける必要がないため、メモリサイズが最小化される。さらに、(図5の)フローチャート500は、受取られたデータ値をサンプルサイズで除算してラインバッファ708へと保存するように、予め除算ロジック724を実施するソフトウェアの実施形態のアーキテクチャと機能と動作とを示す。
図8は、感色性画素を有する画素の複数の行を使用する本発明による画像取込装置の別の実施形態を示すブロック図である。感色性画素808は、たとえば、緑色光と赤色光と青色光とに対して高感度でありうる。一実施形態では、行における複数の画素は、すべて同じ色に対して高感度である。別の実施形態では、画素802、804、および/または806の行を、異なる色の光に対して高感度である複数の感色性画素808から構成してもよい。
便宜上、図8には、画素802と804と806との3つの行を示す。別の実施形態は2つの画素行を使用する。他の実施形態は、3つより多くの画素行を使用することにより、画素のマトリクスを形成する。さらに、画素802、804および806の行を、CCDデバイスに製作してもCMOSデバイスに製作してもよい。
画素802と804と806との複数の行を使用する画像取込装置800を本発明に従ってCCDとして実施する場合には、画像取込装置800は、(図1の)画像取込装置100および/または(図4の)画像取込装置400に対して上述したコンポーネントと類似するかまたは同じであるコンポーネントを使用する。このため、一実施形態では、画素802と804と806との行の各々はCCDである。便宜上、図1および図8の類似するかまたは同様のコンポーネントは同じ参照番号を有しており、再度詳細には説明しない。さらに、CMOSデバイスとして実装する場合には、これらのコンポーネントは、(図6の)画像取込装置600および/または(図7の)画像取込装置700に対して上述したように動作してもよい。別の実施形態では、画素802と804と806との行の各々はCMOSデバイスである。
上述したラインバッファ108、408、608、および/または708を、データ値に対応するデジタル情報を格納するように構成する。ラインバッファ108、408、608、および/または708は、任意の状態機械、制御ASIC、コンピュータおよび/またはプロセッサ関連システムまたは方法によるかまたはそれらに関連して使用されるいかなる適当なコンピュータ読取可能媒体でありうる。この文書の文脈では、ラインバッファ108、408、608、および/または708は、データを内蔵または格納する、電子、磁気、光または別の物理デバイスまたは手段であるコンピュータに読取可能な媒体である。さらに、ラインバッファ108、408、608、および/または708を、コンピュータベースシステム、プロセッサ内蔵システムもしくは命令実行システム、機器または装置からの命令をフェッチし確定されたデータ値に関連する命令を実行することができる他のシステム等、命令実行システム、機器または装置によるかまたはそれに関連して使用されるいかなる適当なコンピュータ読取可能媒体により具体化することができる。この明細書の文脈では、「コンピュータに読取可能な媒体」は、命令実行システム、機器、および/または装置、または、それに関連して使用される、関連するデータを格納して通信して伝播もしくは搬送することができる任意の手段でありうる。コンピュータに読取可能な媒体は、たとえば、現在よく知られているかまたは後に開発される、電子、磁気、光、電磁気、赤外線もしくは半導体のシステム、機器、装置、または伝播媒体でありうる。
さらに、例示の便宜上および本発明の説明する便宜上、ラインバッファ108、408、608、および/または708を、各々独立型の専用メモリ素子として説明した。ラインバッファ108、408、608、および/または708は、それぞれ画像取込装置100、400、600、および/または700内のいかなる別の都合のよい場所に、または画像取込装置100、400、600、および/または700によってアクセス可能な他のシステムのコンポーネントとして存在してもよい。たとえば、画像取込装置100、400、600、および/または700に、多目的メモリ素子が存在してもよい。多目的メモリ素子の適当にサイズが決められ構成された部分を、本発明によって確定されるように予め除算データ値と平均データ値とを格納するために割付けてもよい。代替的に、それぞれ制御ASIC106、406、606、および706内に、ラインバッファ108、408、608、および/または708が、別個のメモリユニットとしてまたは多目的メモリユニットの一部として存在してもよい。
上述した実施形態が、本発明によりサンプルサイズによってデータ値を予め除算するように構成された(図4および図7の)予め除算ロジック424および/または724を実行する場合には、かかる予め除算ロジック424および/または724は、それぞれメモリ422および/またはメモリ722に存在する。ラインバッファ108、408、608、および/または708に対して使用するコンピュータに読取可能な媒体に対して上述した実施形態のうちの任意の1つとして、メモリ422および/または722を実施してもよい。
便宜上、制御ASIC406において内部コンポーネントとして存在するようにメモリ422を説明した。同様に、制御ASIC706において内部コンポーネントとして存在するようにメモリ722を説明した。メモリ422および/または722は、それぞれ画像取込装置400および/または700内のいかなる別の都合のよい場所に、独立型の専用メモリ素子として、または画像取込装置400および/または700によってアクセス可能な他のシステムのコンポーネントとして存在してもよい。たとえば、限定されないが、画像取込装置400および/または700に多目的メモリ素子が存在してもよい。一実施形態では、予め除算ロジック424および/または724を格納するために、適切なサイズで構成された多目的メモリ素子の部分を割付ける。
別の実施形態では、(図1の)信号処理ユニット104は、2進数に変換されていない光情報を制御ASIC106に提供する。制御ASIC106は、提供された光情報に対して2進数を確定する。一旦、制御ASIC106によってすべての画素に対する2進情報(データ値)が確定されると、本明細書で説明したように本発明に従って光情報を処理する。さらに、かかる実施形態は、光情報がCMOSに存在する画素から提供される場合にも同様に適用することができる。
本発明を、いかなる任意の進法により実施してもよい。装置が3進法を使用した場合には、(3、9、27…等の)3の累乗に等価の数でサンプルを予め除算することができ、サンプルの適当な数を合計して本発明を適当に実施することができる。さらに、(シフト演算と同様に)除算演算が低オーバーヘッドである場合には、サンプルの数と予め除算除数とは、数体系ベースの累乗に限定されずいかなる任意の値であってもよい。
Claims (10)
- 予め定義された回数だけ画像を取込むように構成された複数の画素と、
複数のデータ値を受取るように構成された処理ユニットであって、該データ値の各々が前記複数の画素のうちの1つに一意に対応し、前記複数のデータ値の各々を前記画像部分が取込まれる前記回数に対応する数によって予め除算することにより、複数の予め除算されたデータ値を生成するようにさらに構成されるものである、処理ユニットと、
前記複数の画素の各々に対し、該画素の各々からの関連するデータ値を平均化することによりノイズが補償されるよう前記複数の画素の各々について平均データ値を確定するために、前記複数の予め除算されたデータ値の対応するものが累算される、前記複数の予め除算されたデータ値を受取るように構成されたメモリと
を含んでなる、取込画像におけるノイズを補償するシステム。 - 前記複数の画素と前記処理ユニットとの間に通信可能に連結され、前記複数の画素から光情報を受取るように構成され、さらに該受取った光情報を前記複数のデータ値に変換するように構成された信号処理ユニットをさらに含む請求項1に記載のシステム。
- 前記メモリは、複数の累積レジスタをさらに含み、それによって、前記複数の予め除算されたデータ値の各々が受取られた場合に、予め除算された各データ値が対応する累積レジスタに累積されることにより、前記複数の予め除算されたデータ値の対応するものが合計されて前記複数の画素の各々に対する前記平均データ値が確定される請求項1に記載のシステム。
- 前記メモリは、複数のレジスタを有するラインバッファをさらに含み、前記レジスタの各々は、前記予め除算されたデータ値の各々が受取られる際に前記複数の画素のうちの1つに関連する前記予め除算されたデータ値の合計を格納するように構成される請求項1に記載のシステム。
- 複数の画素により予め定義された回数だけ画像をスキャンするステップと、
前記画像がスキャンされると、前記複数の画素の各々から光情報を受取るステップと、
該受取られた光情報を、各々が前記複数の画素のうちの1つからの光情報に対して一意に対応する複数のデータ値に変換するステップと、
前記データ値の各々を、前記画像がスキャンされる前記回数に対応する数によって除算することにより、複数の予め除算されたデータ値を生成するステップと、
前記予め除算されたデータ値の対応するものを合計することにより、前記複数の画素の各々に対して一意に平均データ値が確定されるようにし、前記データ値の前記平均化によりノイズが補償されるようにするステップと
を含んでなる、取込画像におけるノイズを補償する方法。 - 前記スキャンするステップは、第2の画像部分がスキャンされる前に前記予め定義された回数画像部分をスキャンすることをさらに含む請求項5に記載の方法。
- 前記加算するステップは、前記予め除算されたデータ値の各々をラインバッファレジスタに累積することをさらに含み、前記ラインバッファレジスタの各々は、前記複数の画素のうちの1つに一意に対応し、それによって累積されたデータ値に新たに受取られた予め除算されたデータ値が加算され、前記累積されたデータ値が、先に受取られた予め除算されたデータ値の合計に対応する請求項5に記載の方法。
- 前記生成するステップは、複数のビットの各々をシフトさせることをさらに含み、前記複数のビットが前記複数のデータ値のうちの1つに対応する請求項5に記載の方法。
- 前記生成するステップは、前記画像がスキャンされる回数に対応する位置の数によって、複数の2進数ビットの各々をシフトさせることをさらに含む請求項5に記載の方法。
- 前記生成するステップは、前記データ値のうちの1つに対応する複数のビットの少なくとも1つの最下位ビット(LSB)を切り捨てることをさらに含み、該切り捨てられたLSBの数は前記画像がスキャンされる前記回数に対応するものである請求項5に記載の方法。
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