JP2004302425A - 光ファイバアレイおよびその製造方法、光デバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】 ピッチが変換された光ファイバの破損を防止し、信頼性の向上を図る。
【解決手段】 第1のピッチP1で配列された複数の光ファイバを保持する第1の保持部16と、複数の光ファイバ11を第1のピッチP1と異なる第2のピッチP2に配列して保持する第2の保持部17と、第1の保持部16と第2の保持部17との間に位置し、複数の光ファイバ11に非接触で第1のピッチP1から第2のピッチP2に変換するための空間部18とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1のピッチP1で配列された複数の光ファイバを保持する第1の保持部16と、複数の光ファイバ11を第1のピッチP1と異なる第2のピッチP2に配列して保持する第2の保持部17と、第1の保持部16と第2の保持部17との間に位置し、複数の光ファイバ11に非接触で第1のピッチP1から第2のピッチP2に変換するための空間部18とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の光ファイバのピッチを変換して保持するための光ファイバアレイおよびその製造方法、光デバイスに関する。
従来、光ファイバを用いた光通信では、例えば情報伝送路である光路を切り替えるための光スイッチや、光路を伝送する光の光量を減衰させるための光アッテネータ、光を合分波するための導波路等の光ファイバアレイを用いた様々な光デバイスが用いられている。
近年、この種の光デバイスでは、小型化、高密度化が図られており、収容される光ファイバの芯数も2,4,8,16,32本と順次に増加している。一般的に、光ファイバは、クラッド径が125μm、被覆径が250μmであるため、これらの光ファイバの光軸を互いに平行に一列に配列させた場合、被覆径に合わせて250μmピッチで配列されている。
また、光デバイスには、複数の光ファイバが光軸を互いに平行に一列に配列され、被覆材によって一体に被覆されて形成されたテープ型光ファイバが用いられている。このテープ型光ファイバは、各光ファイバが250μmピッチで配列されている。
ところで、光デバイスは、小型化、高密度実装化を実現するため、250μmピッチよりも小さいピッチで配列することが要求されている。また、光ファイバアレイの各光ファイバの先端にレンズを取り付けた光コリメータを使用した複数の入出力ポートを備える光スイッチでは、光の損失を均一にするために、各ポートの光出射する光ファイバ端面と光入射する光ファイバ端面との間の距離を等しく、すなわちビームウェイストを光路の中心に位置させる必要があり、光路を構成するミラー等の光学素子の位置に応じて、各光ファイバのピッチ方向の調整による光路長の等長化が必要となる。
図28に示すように、従来のテープ型光ファイバ110は、被覆材が除去された複数の光ファイバ111が、ピッチ変換部115によって第1のピッチP3よりも小さい第2のピッチP4に変換されている(例えば、特許文献1参照。)。ピッチ変換部115は、各光ファイバ111が挿入される挿入口116と、この挿入口116から挿入された各光ファイバ111を規制して第2のピッチP4に変換するガイド壁117とを有している。そして、各光ファイバ111は、各ガイド壁117間に沿って進入することによって、ピッチが変換されて、各ガイド壁117間に充填された接着材(不図示)によって固定されている。
また、従来の光ファイバアレイは、図29に示すように、被覆材が除去された複数の光ファイバ111が、ファイバ保持基板120に設けられたピッチ変換部122によって第1のピッチP3よりも小さい第2のピッチP4に変換されている(例えば、特許文献1参照。)。
ファイバ保持基板120は、テープ型光ファイバ110を保持する第1の保持部121と、各光ファイバ111を規制して第2のピッチP4に変換するピッチ変換部122と、各光ファイバ111を第2のピッチP4で保持する保持溝123aが設けられた第2の保持部123とを備えている。ピッチ変換部122には、光ファイバ111の位置を規制して第1のピッチP3から第2のピッチP4に変換させる内壁122aが形成されている。また、第2の保持部123には、固定部材125が接着材(不図示)によって固定されることで、第2の保持部123の保持溝123aに保持された各光ファイバ111が固定されている。そして、各光ファイバ111は、ピッチ変換部122の内壁122aによってピッチが変換されて、ピッチ変換部122内に充填された接着材によって固定されている。
特開2000−121862号公報(3頁、図2,図3)
しかしながら、上述した従来の光ファイバアレイでは、ピッチ変換部の内壁に光ファイバを当接させることで、各光ファイバ間のピッチが変換されている。すなわち、この従来の光ファイバアレイは、光ファイバがピッチ変換部の内壁に接触しているため、使用時に、振動や衝撃等が加わったときや、材料の熱膨張や熱収縮が生じることによって、内壁によって光ファイバが損傷されてしまう虞がある。
また、この従来の光ファイバアレイでは、ファイバ保持基板上に光ファイバが接着材を介して固定されているため、接着材の線膨張率の影響によって、光ファイバが破損してしまう可能性がある。
さらに、従来の光ファイバアレイが備えるファイバ保持基板は、ピッチ変換部が形成されることで、ファイバ保持基板の構造が複雑化するため、製造コストが嵩んでしまうという不都合がある。
そこで、本発明は、ピッチが変換された光ファイバが破損することを防止し、信頼性を向上することができる光ファイバアレイおよびその製造方法、光デバイスを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る光ファイバアレイは、第1のピッチで配列された複数の光ファイバを保持する第1の保持部と、複数の光ファイバを第1のピッチと異なる第2のピッチに配列して保持する第2の保持部と、第1の保持部と第2の保持部との間に位置し複数の光ファイバに非接触で第1のピッチから第2のピッチに変換するための空間部とを備える。
以上のように構成した本発明に係る光ファイバアレイによれば、各光ファイバの第1のピッチから第2のピッチに変換されている部分が、ファイバ保持基板に対して非接触であるため、空間部内で各光ファイバの位置が規制されていない。このため、本発明の光ファイバアレイは、使用時等に振動や衝撃等が加わった場合や、熱膨張や熱収縮が生じた場合に、ピッチが変換されている部分で、光ファイバが損傷することが防止される。また、本発明に係る光ファイバアレイは、比較的簡素な構成であるため、製造コストの低減が図られる。
また、本発明に係る光ファイバアレイは、第1の保持部と空間部との境界部、および第2の保持部と空間部との境界部の少なくとも一方の境界部に、この境界部が光ファイバに当接することを避けるための傾斜部が設けられることが好ましい。これによって、境界部で、各光ファイバが破損することが確実に防止される。
また、本発明に係る光ファイバアレイは、第1の保持部に保持された光ファイバの光軸の位置と、前記第2の保持部に保持された光ファイバの光軸の位置との該光軸に直交する方向の最大変位量をΔP、空間部内の光ファイバの曲率半径rが30mm以上とし、前記光ファイバの前記光軸方向の空間部の長さLは、L≧√{ΔP(4r−ΔP)}を満たすことが好ましい。これによって、空間部内で湾曲される光ファイバが湾曲部分で損傷することが防止される。なお、上述の最大変位量ΔPとは、空間部内で第1のピッチから第2のピッチに変換される複数の光ファイバのうちで、曲率半径が最小となる光ファイバの変位量を指している。
また、本発明に係る光デバイスは、上述した本発明の光ファイバアレイと、複数の光ファイバに対応する光学素子とを備える。
また、本発明に係る光ファイバアレイの製造方法は、複数の光ファイバを第1のピッチで保持する第1の保持部と、複数の光ファイバを第1のピッチと異なる第2のピッチで保持する第2の保持部と、第1の保持部と第2の保持部との間に位置し複数の光ファイバに非接触で第1のピッチから第2のピッチに変換するための空間部とを有するファイバ保持基板上に、複数の光ファイバを載置する工程を有する。そして、この工程では、複数の光ファイバの配列方向の少なくとも一端側に、第2の保持部の保持溝に案内するためのガイド面が設けられたピッチ変換治具を用いて、光ファイバを保持溝に固定するための固定部材によって複数の光ファイバを押し込むことで、複数の光ファイバを第2のピッチに変換する。
上述した本発明に係る光ファイバアレイの製造方法によれば、固定部材によって複数の光ファイバを保持溝側に押し込むことで、ピッチ変換治具のガイド面に沿って光ファイバが移動されることによって各光ファイバが規制されて、各光ファイバを第1のピッチから第2のピッチに容易且つ確実に変換される。
また、本発明に係る光ファイバアレイの製造方法が有する工程では、第2の保持部の保持溝に複数の光ファイバを案内するための他のガイド面を有するガイド部が、ファイバ保持基板の外周部の第2の保持部側に、複数の光ファイバの配列方向の中途部に位置して設けられたピッチ変換治具を用いる。これによって、第2の保持部が、互いに異なる複数のピッチが複合されてなる保持溝を有する場合にも、各光ファイバを保持溝に容易且つ確実に案内することが可能になる。
上述したように本発明に係る光ファイバアレイによれば、第1のピッチで配列された複数の光ファイバを保持する第1の保持部と、複数の光ファイバを第1のピッチと異なる第2のピッチに配列して保持する第2の保持部との間に位置し、複数の光ファイバに非接触で第1のピッチから第2のピッチに変換するための空間部を備えることによって、ピッチが変換された光ファイバの破損を防止し、信頼性を向上することができる。また、本発明に係る光ファイバアレイは、比較的簡素な構成であるため、製造コストを低減することができる。
また、本発明に係る光ファイバアレイの製造方法によれば、第2の保持部の保持溝に案内するためのガイド面が設けられたピッチ変換治具を用いて、光ファイバを保持溝に固定するための固定部材によって複数の光ファイバを押し込むことで、各光ファイバを第1のピッチから第2のピッチに容易且つ確実に変換することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)〜図1(c)および図2に示すように、光ファイバアレイ1は、複数の光ファイバ11を有するテープ型光ファイバ10と、複数の光ファイバ11のピッチを変換して保持するためのファイバ保持基板12と、ピッチが変換された光ファイバ11を固定するための固定部材13とを備えている。
図1(a)〜図1(c)および図2に示すように、光ファイバアレイ1は、複数の光ファイバ11を有するテープ型光ファイバ10と、複数の光ファイバ11のピッチを変換して保持するためのファイバ保持基板12と、ピッチが変換された光ファイバ11を固定するための固定部材13とを備えている。
テープ型光ファイバ10は、クラッド径が125μm、被覆径250μmの複数の光ファイバ11が、光軸を互いに平行にして一列に配列されて、紫外線硬化型樹脂材料等の被覆材によって被覆されて一体に形成されている。このテープ型光ファイバ10には、各光ファイバ11が第1のピッチP1、すなわち250μm間隔で配列されている。
ファイバ保持基板12は、例えばシリコンによって平板状に形成されており、複数の光ファイバ11が第1のピッチP1で配列されたテープ型光ファイバ10を保持する第1の保持部16と、複数の光ファイバ11を第2のピッチP2で保持する第2の保持部17と、複数の光ファイバ11に非接触で第1のピッチP1から第2のピッチP2に変換するための空間部18とを一体に有している。
第1の保持部16は、図3(a)〜図3(c)に示すように、各光ファイバ11の配列方向であるテープ型光ファイバ10の幅方向に亘って保持するための保持凹部16aが設けられている。テープ型光ファイバ10は、保持凹部16a内に載置されて接着材19によって固定されている。また、第1の保持部16に保持されたテープ型光ファイバ10の一端側は、各光ファイバ11の被覆材が除去されてクラッドを露出させた状態で、空間部18側にそれぞれ導かれている。
第2の保持部17には、各光ファイバ11を保持するための断面V字状をなす複数の保持溝17aが、第1のピッチP1より小さい第2のピッチP2でそれぞれ形成されている。この第2のピッチP2は、例えば、125μm間隔に設定されており、後述する導波路に適用される場合に導波路の整列ピッチと等間隔に設定されている。
空間部18は、図2および図3(a),図3(b)に示すように、第1の保持部16と第2の保持部17との間に位置して設けられており、第1の保持部16の保持凹部16aに連続する凹部18aが形成されている。
図2に示すように、第1の保持部16および空間部18は、ファイバ保持基板12の厚み方向におけるファイバ保持基板12の底面からの高さが等しくされており、連続して形成されている。また、第2の保持部17は、第1の保持部16および空間部18よりもテープ型光ファイバ10の被覆材の厚さ分だけやや高く形成されている。
したがって、第1の保持部16側から導かれた各光ファイバ11は、空間部18の幅方向の内壁および底面に当接することなく間隔が徐々に狭められて、第2の保持部17に保持されている。
第1の保持部16の保持凹部16a、第2の保持部17の保持溝17a、空間部18の凹部18aは、詳細は後述するが、Si基板上に異方性エッチング処理を施すことによって高精度にそれぞれ形成されている。
固定部材13は、例えばシリコンやガラスによって直方体をなすブロック状に形成されている。固定部材13は、第2の保持部17の保持溝17aに保持された各光ファイバ11上に跨って当接するように載置されて、接着材19を介して第2の保持部17上に固定されている。また、第1の実施形態では、第2の保持部17の保持溝17aが断面V字状に形成されているが、矩形状または円形状に形成されても良い。
次に、上述した光ファイバアレイ1を製造する際に用いるピッチ変換治具21について説明する。
図4(a)および図4(b)に示すように、ピッチ変換治具21は、一組のガイド板22a,22bと、これらガイド板22a,22bを支持する基台23とを有している。
各ガイド板22a,22bは、図5(a)および図5(b)に示すように、ファイバ保持基板12を間に挟んで対称な形状に形成されており、ファイバ保持基板12の空間部18に対応する位置に、図9に示す手法により、各光ファイバ11を第1のピッチP1から第2のピッチP2に円滑に変換するように案内するためのガイド部25がそれぞれ一体に設けられている。各ガイド部25には、各光ファイバ11のピッチを徐々に小さくするためのガイド面25aが傾斜されて形成されている。
各ガイド面25aは、上端側の対向間隔が、第1のピッチP1で配列された各光ファイバ11の幅にされており、下端側の対向間隔が、第2のピッチP2で配列された各光ファイバ11の幅にされている。したがって、ガイド面15aの傾斜量は、第2のピッチP2に応じて適宜設定される。
また、各ガイド板22a,22bには、固定部材13を第2の保持部17に案内するためのガイド凹部26がそれぞれ形成されている。また、各ガイド板22a,22bには、基台23に対して位置決めするための位置決め穴27がそれぞれ設けられている。
基台23は、図6(a)および図6(b)に示すように、主面の略中央に、ファイバ保持基板12が載置される載置凹部29が設けられており、主面上に、各ガイド板22a,22bを位置決めして取り付けるための位置決めピン28がそれぞれ立設されている。基台23は、各ガイド板22a,22bの位置決め穴27に位置決めピン28が挿入されることで、各ガイド板22a,22bが所定の位置にそれぞれ位置決めされて取り付けられる。ここでファイバ保持基板12と各ガイド板22a、22bとの位置関係は、図9に示すように、ガイド面25aの対向間隔の中心とファイバ保持基板12の複数の保持溝17aの最外溝間の中心とを合わせるように位置決めするのが望ましい。
以上のように構成されたピッチ変換治具21を用いた光ファイバアレイ1の製造方法について、図面を参照して説明する。
まず、基台23の載置凹部29内にファイバ保持基板12を載置して、各ガイド板22a,22bを取り付けて、ピッチ変換治具21を組み立てる。
図7および図8(a)に示すように、ステップ31で、テープ型光ファイバ10の被覆材を除去して、クラッドが露出された各光ファイバ11を清掃することで、複数の光ファイバ11に分離する。そして、図8(b)、図8(c)に示すように、ステップ32で、ピッチ変換治具21上に載置されたファイバ保持基板12上に、テープ型光ファイバ10および複数の光ファイバ11を水平に載置する。
次に、図8(d)、図8(e)に示すように、ステップ33で、固定部材13を複数の光ファイバ11の上方かつ各ガイド板22a,22bのガイド凹部26の位置に載置する。続いて、図8(f)、図8(g)に示すように、ステップ34で、テープ型光ファイバ10および複数の光ファイバ11を下方へ移動させ、同時に固定部材13をガイド凹部26に沿って第2の保持部17側に押し込むことで、各ガイド板22a,22bのガイド面25aに沿って光ファイバ11が移動されて、第2のピッチP2に円滑に変換されて保持溝17aに保持される。ステップ35で、第2の保持部17に保持された各光ファイバ11は、固定部材13と第2の保持部17との間に接着材19が充填されて固定される。また、ステップ36で、テープ型光ファイバ10についても、接着材19によって第1の保持部16に固定される。
各光ファイバ11が固定されたファイバ保持基板12は、ピッチ変換治具21から取り外され図8(h)に示す構造となる。最後に、ステップ37で、ファイバ保持基板12、光ファイバ11、および固定部材13は、第2の保持部17側の端面が研磨されて、光ファイバアレイ1が完成する。
したがって、ピッチ変換治具21を用いることで、光ファイバアレイ1を製造する際に、光ファイバ11を第1のピッチP1から第2のピッチP2に確実且つ良好に変換することができる。そして、完成された光ファイバアレイ1は、ピッチ変換治具21から取り外されることで、光ファイバ11を第1のピッチP1から第2のピッチP2に変換するためのガイド面25aがファイバ保持基板12側に残らない。
すなわち、光ファイバアレイ1は、ファイバ保持基板12の空間部18内で各光ファイバ11が僅かながら遊動可能にされているため、衝撃や振動等で各光ファイバ11の破損を防止できる。さらに、光ファイバ11が当接することが無いため破損を防止できる。
なお、各光ファイバ11は、必要に応じて、空間部18の凹部18a内で僅かに撓むように第2の保持部17に固定されてもよい。こうすることにより、空間部18内の光ファイバ11がダンパーとして作用し、部材の膨張、収縮によって、光ファイバアレイ1の端面からの光ファイバ11の突き出し、引き込みが生じることを防止できる。
また、空間部18内で湾曲される光ファイバ11について、一般に定められている光ファイバの許容曲率曲げ半径30[mm]以上が保証されるように、第1および第2の保持部に保持された光ファイバの光軸方向に平行な、空間部18の長さを予め設定しておくことが望ましい。空間部18の長さの設定方法については後述する。
上述したように、光ファイバアレイ1によれば、第1の保持部16と第2の保持部17との間に空間部18が設けられたファイバ保持基板12を備えることによって、各光ファイバ11の、第1のピッチP1から第2のピッチP2に変換されて僅かに湾曲された部分が、ファイバ保持基板12に非接触にされているため、各光ファイバ11の位置が規制されていない。このため、光ファイバアレイ1は、使用時に振動や衝撃等が加わった場合や、ファイバ保持基板12が熱膨張や熱収縮した場合に、光ファイバ11が損傷することが防止できるので、信頼性を向上することが可能になる。また、光ファイバアレイ1は、比較的簡素な構成であるため、製造コストを低減することができる。
そして、光ファイバアレイ1は、各光ファイバ11のピッチを確実に変換することで、後述する導波路の例に適用される場合に、導波路の整列ピッチと等間隔に設定することが可能であるため好適である。
また、光ファイバ11には、必要に応じて、第2の保持部17側の端部に、ビームを平行光または集光光に変換するために、例えばコリメータレンズやグレーデッドインデックス型光ファイバ等のレンズ部材が融着接続等によって接合されて設けられてもよい。
ところで、上述した光ファイバアレイ1を製造する際に用いられたピッチ変換治具21は、テープ型光ファイバ10の配列方向両側の各光ファイバ11を案内するためのガイド面25aが設けられた構成にされたが、第2のピッチP2に応じて各光ファイバ11の配列方向の中央側光ファイバ11を保持溝に案内するためガイド部材が設けられてもよい。
第2の保持部17が、図10(a)〜図10(c)および図11に示すように、互いに異なる複数のピッチが複合された保持溝17bを有する場合には、ピッチ変換治具21上にガイド部材41が設けられる。
図10(a)〜図10(c)に示すように、ガイド部材41は、ファイバ保持基板12の外周部の第2の保持部17側に位置して設けられており、第2の保持部17の外周側に突出された光ファイバ11の一端側を案内する。
ガイド部材41は、図11に示すように、断面三角形状に形成されて、各光ファイバ11の配列方向の中央に位置して設けられており、第2の保持部17の幅方向の中央側の保持溝17bに光ファイバ11を案内するためのガイド面41aをそれぞれ有している。 固定部材13をピッチ変換治具21のガイド凹部26に沿って押し込むことで、各光ファイバ11がガイド面25aおよびガイド面41aに沿ってそれぞれ移動されるため、第2の保持部17の保持溝17bに各光ファイバ11を容易且つ確実に保持させることができる。
したがって、ピッチ変換治具21は、ガイド部41が設けられることによって、各光ファイバ11の配列方向の中央側に位置する各光ファイバ11間のピッチを、配列方向の両端側の光ファイバ11のピッチよりも大きくさせて配置することができる。
また、ピッチ変換治具21には、図12に示すように、第2の保持部17が、互いに異なる複数のピッチが複合された保持溝17cを有する場合、各ガイド面42aを有する複数のガイド部材42が設けられてもよく、これらガイド部材42が一体に形成されてもよい。これらガイド部材42によれば、光ファイバ11の配列方向の両端側の各光ファイバ11を、中央側の各光ファイバ11間のピッチよりもピッチを大きくさせて配置することができる。
同様に、ピッチ変換治具21には、図13に示すように、第2の保持部17が、互いに異なる複数のピッチが複合された保持溝17dを有する場合、各ガイド面43aを有する複数のガイド部材43が設けられてもよい。このガイド部材43によれば、光ファイバ11の配列方向の一端側の光ファイバ11のみを、他の光ファイバ11間のピッチよりもピッチを大きくさせて配置することができる。
なお、これらガイド部材41,42,43は、必要に応じて、ピッチ変換治具21に対して着脱可能に設けられてもよい。以上、図面を参照して説明した一連の光ファイバアレイは、4芯であるが、2芯以上の複数本の光ファイバを用いた場合も同様に製造することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態の光ファイバアレイについて、図面を参照して説明する。なお、第2の実施形態の光ファイバアレイにおいて、上述した光ファイバアレイ1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
次に、第2の実施形態の光ファイバアレイについて、図面を参照して説明する。なお、第2の実施形態の光ファイバアレイにおいて、上述した光ファイバアレイ1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図14(a)〜図14(c)および図15に示すように、光ファイバアレイ2は、複数の光ファイバ11を有するテープ型光ファイバ10と、複数の光ファイバ11のピッチを変換して保持するためのファイバ保持基板52と、テープ型光ファイバ10および各光ファイバ11を固定するための固定部材53と、ピッチが変換された各光ファイバ11を固定するための固定部材54とを備えている。
ファイバ保持基板52は、例えばシリコンによって平板状に形成されており、複数の光ファイバ11を第1のピッチP1で保持する第1の保持部56と、複数の光ファイバ11を第2のピッチP2で保持する第2の保持部57と、複数の光ファイバ11を第1のピッチP1から第2のピッチP2に変換するための空間部58とを一体に有している。
第1の保持部56は、図16(a)〜図16(c)に示すように、テープ型光ファイバ10の被覆材が除去された各光ファイバ11を保持するための断面V字状をなす保持溝56aが設けられている。テープ型光ファイバ10は、保持溝56a内に載置されて接着材19によって固定されている。また、第1の保持部56に保持されたテープ型光ファイバ10の一端側は、各光ファイバ11の被覆材が除去されてクラッドを露出させた状態で、空間部58側にそれぞれ導かれている。
第2の保持部57には、各光ファイバ11を保持するための断面V字状をなす複数の保持溝57aが、第1のピッチP1より小さい第2のピッチP2でそれぞれ形成されている。
空間部58は、図15および図16(a)に示すように、第1の保持部56と第2の保持部57との間に位置して設けられており、第1の保持部56の保持溝56aに連続する凹部58aが形成されている。
図15に示すように、第1の保持部56および第2の保持部57は、ファイバ保持基板52の底面からの高さが等しくされており、連続して形成されている。また、空間部58の凹部58aは、第1の保持部56および第2の保持部57よりも高さがやや低く形成されており、各光ファイバ11との非接触状態が確保されている。
したがって、第1の保持部56側から導かれた各光ファイバ11は、空間部58の幅方向の内壁および底面に当接することなく間隔が徐々に狭められて、第2の保持部57に保持されている。
第1の保持部56の保持溝56a、第2の保持部57の保持溝57a、空間部58の凹部58aは、Si基板に異方性エッチング処理を施すことによって高精度にそれぞれ形成されている。
固定部材53は、例えばシリコンやガラスによって略L字状をなすブロック状に形成されている。固定部材53は、一端側が、テープ型光ファイバ10の被覆材が除去されてクラッドが露出されて第1の保持部56の保持溝56aに保持された各光ファイバ11上に跨って当接するように載置されて、接着材19を介して第1の保持部56上に固定されている。また、この固定部材53は、他端側に、テープ型光ファイバ10が接着材19によって固定されている。
固定部材54は、例えばシリコンやガラスによって直方体をなすブロック状に形成されている。固定部材54は、第2の保持部57の保持溝57aに保持された各光ファイバ11上に跨って当接するように載置されて、接着材19を介して第2の保持部57上に固定されている。また、第2の実施形態では、第1の保持部56の56a、第2の保持部57の57aをV字状としているが、矩形または円形でも良い。
光ファイバアレイ2は、ファイバ保持基板52の空間部58内で各光ファイバ11が僅かながら遊動可能にされているため、衝撃や振動等で各光ファイバ11の破損を防止できる。さらに光ファイバ11が当接することが無いため、破損を防止できる。
なお、各光ファイバ11は、必要に応じて、空間部58の凹部58a内で僅かに撓むように第2の保持部57に固定されてもよい。こうすることにより、空間部の光ファイバがダンパーの働きをし、部材の膨張、収縮による光ファイバアレイ端面の光ファイバの突き出し、引き込みを防止することができる。
また、ファイバ保持基板52には、図17(a),図17(b)、および図18(a),図18(b)に示すように、空間部58の第1の保持部56と、各光ファイバ11を空間部58との境界部に、この境界部が光ファイバ11に当接することを避けるための各傾斜面60が、各保持溝56aと凹部58aの底面とに連続して形成されることが好ましい。これは公に知られていることであるが、ファイバ保持基板52の第1の保持部56と空間部58を、異方性エッチング処理により、1つのマスクパターンにより形成する場合、エッチング処理時の結晶方位によるエッチングレートの差によって、いわゆるアンダーエッチングが生じ、各保持溝56aと凹部58aの底面との境界に連続して傾斜面60が形成される。これら傾斜面60が設けられることによって、各光ファイバ11が、第1の保持部56と空間部58の境界部で損傷することを防止することができる。
(第3の実施形態)
上述した光ファイバアレイ1,2が適用される光スイッチについて、図面を参照して説明する。本実施形態の光スイッチが備える光ファイバアレイは、各光ファイバのピッチが異なる以外は、上述した光ファイバアレイ1と基本構成がほぼ同一であるため、便宜上、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
上述した光ファイバアレイ1,2が適用される光スイッチについて、図面を参照して説明する。本実施形態の光スイッチが備える光ファイバアレイは、各光ファイバのピッチが異なる以外は、上述した光ファイバアレイ1と基本構成がほぼ同一であるため、便宜上、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図19に示すように、光スイッチ3は、各光ファイバ11a〜11dを有する光ファイバアレイ1と、固定ミラー86a〜86dおよび可動ミラー87a,87bが配設された基板81と、この基板81の上方または下方に配置されている図示しない駆動手段とを有している。
光ファイバアレイ1は、基板81上に設けられており、各光ファイバ11a〜11dの先端部が非等間隔に配列されて、光路長を後述するように調整するように配置されている。本実施形態では、光ファイバ11aおよび11cの組と、光ファイバ11bおよび11dの組とに分けられ、いずれか一方の組(例えば光ファイバ11aおよび11c)が出射側光ファイバで、他方の組(例えば光ファイバ11bおよび11d)が入射側光ファイバとなる。
固定ミラー86a〜86dは、基板81上に直接固定されている。一方、可動ミラー87a,87bは、基板81に対して上方または下方に移動可能な可動部89に設けられている。可動部89は、基板81に設けられた凹部81a内に位置し、平面部89aと、この平面部89aを凹部81aの内周面に接続する弾性を有する梁部89bと、平面部89aから連続して形成されたステージ部89cとからなる。そして、ステージ部89c上に、可動ミラー87a,87bが設けられている。図20に拡大して模式的に示すように、平面的に見ると、光ファイバ11aの先端部の前方に固定ミラー86aが位置し、光ファイバ11bの先端部の前方に可動ミラー87aと固定ミラー86bが位置し、光ファイバ11cの先端部の前方に可動ミラー87bと固定ミラー86cが位置し、光ファイバ11dの先端部の前方に固定ミラー86dが位置している。なお、基板81の厚さ方向に見ると、可動ミラー87a,87bは、可動部89が図19に示すような初期位置にあるときに、光ファイバ11b,11cと対向し、可動部89が上方または下方に移動したときに、光ファイバ11b,11cと対向しない位置に来る。光ファイバ11a〜11dの先端部は非等間隔で配列されているが、これらの光軸は互いに平行であり、固定ミラー86a〜86dおよび可動ミラー87a,87bの反射面は全てこれらの光軸に対して45度傾いた姿勢で配置されている。
本実施形態では、可動部89の、光ファイバ11a〜11dと反対側にも、上述したのと全く同一の、ダミーのステージ部89cおよび可動ミラー87a,87bと固定ミラー86a〜86dが設けられている。これによって、可動部89は完全に対称形状になるため、移動時にねじり等の不要な動きを生じることがない。このため、各可動ミラー87a,87bのビームに対する相対角度や相対位置が正確に保たれる。
なお、本実施形態の光ファイバ11a〜11dは、グレーデッドインデックス型光ファイバを備えたファイバコリメータであり、端面がクリーブまたは研磨により3〜8度程度傾斜させられ、反射防止コーティングが施されて、反射損失を減じてある。そして、各光ファイバ11a〜11dは、グレーデッドインデックス型光ファイバが設けられた先端部が、ほぼ一直線上に並ぶように配置されている。
基板81の上方または下方に設けられている駆動手段は、可動部89に吸引力または反発力を働かせる電磁石または静電アクチュエータであるが、これは従来から周知の構成であるためここでは図示および説明を省略する。なお、駆動手段として電磁石を用いる場合には、図示しない磁性体が可動部89に設けられる。駆動手段として静電アクチュエータを用いる場合には、一対の電極(図示せず)の間に可動部89が挿入される。
このような構成の光スイッチ1において、図19に示されている状態では、可動部89の梁部89bは弾性変形せず、平面部89a上の可動ミラー87a,87bは、光ファイバ11b,11cと対向するように位置する。したがって、例えば、図20に実線で示すように、光ファイバ11aから出射されたビームは、固定ミラー86aに反射され、さらに可動ミラー87aに反射されて光ファイバ11bに入射する。光ファイバ11cから出射されたビームは、可動ミラー87bに反射され、さらに固定ミラー86dに反射されて光ファイバ11dに入射する。このようにして、光ファイバ11aから11bに至る光路と、光ファイバ11cから11dに至る光路が形成されている。
一方、駆動手段が駆動されて可動部89に吸引力または反発力を及ぼしたとき、梁部89bが弾性変形して、平面部89aおよびステージ部89cが基板81の上方または下方に移動する。これによって、ステージ部89c上の可動ミラー87a,87bは、光ファイバ11a〜11dの先端部に対向しない位置に移動する。すなわち、可動ミラー87a,87bは光ファイバ11a〜11dの光路から退出するため、例えば、図20に1点鎖線で示すように、光ファイバ11aから出射されたビームは、固定ミラー86aに反射され、さらに固定ミラー86dに反射されて光ファイバ11dに入射する。光ファイバ11cから出射されたビームは、可動ミラー87a,87bが光路上に存在しないため、固定ミラー86cに反射され、さらに固定ミラー86bに反射されて、光ファイバ11bに入射する。このようにして、光ファイバ11aから11dに至る光路と、光ファイバ11cから11bに至る光路が形成されている。
この場合の光路長について説明する。まず、可動部89が図示されている初期位置にある状態(切り換え前)では、光ファイバ11aから、固定ミラー86aおよび可動ミラー87aを介して光ファイバ11cに至る光路が形成されており、その光路長(各光ファイバの先端部間の距離)は、図20に示すように、E+A+E=A+2Eである。そして、光ファイバ11cから、可動ミラー87bおよび固定ミラー86dを介して光ファイバ11dに至る光路も形成され、その光路長はE+C+E=C+2Eである。これに対し、可動部89が移動した状態では、光ファイバ11aから、固定ミラー86aおよび固定ミラー86dを介して光ファイバ11dに至る光路が形成されており、その光路長はE+A+B+C+E=A+B+C+2Eである。そして、光ファイバ11cから、固定ミラー86cおよび固定ミラー86bを介して光ファイバ11bに至る光路も形成され、その光路長はE+D+B+D+E=B+2D+2Eである。ここで、各光ファイバ11a〜11dと固定ミラー86a〜86dおよび可動ミラー87a,87bの相対位置関係を、A=C=B+2Dと設定することにより、考えられる4通りの光路のうちの3つの光路長が等しくなる。したがって、これらの3つの光路に関しては、光ファイバ11a〜11dがファイバコリメータである場合にも全て最適な条件で光ファイバ間の光の伝達が行える。
一般にアド・ドロップ方式といわれる光通信方式の光学手段では、「IN」、「OUT」、「ADD」、「DROP」という4つの光ファイバを組み合わせて光路を構成するが、特に切り換え前後の「IN」−「OUT」という光路と「ADD」−「OUT」という光路と、「IN」−「DROP」という光路が重要であり、これらの光路ができるだけ低損失で良好に光の伝達を行えるようにしたいため、少なくともこれらの光路長、具体的には光ファイバの端部間の距離を一致させて、且つファイバコリメータの特性に応じて最適な距離になるように配置する。しかし、「ADD」−「DROP」という光路は、アド・ドロップ方式の光通信において通常はあまり必要とされないので、光路長についても特に問わない。したがって、図20に示す構成では、光ファイバ11a〜11dを、例えば「ADD」、「OUT」、「IN」、「DROP」の順に設定すれば、「IN」−「OUT」光路の光路長(B+2D+2E)と、「ADD」−「OUT」光路の光路長(A+2E)と、「IN」−「DROP」光路の光路長(C+2E)を等しくすることができ、「ADD」−「DROP」光路の光路長(A+B+C+2E)のみ異なるようにすることができる。これによると、全ての光路の光路長が同一ではないが、十分な効果が得られる。なお、「ADD」、「OUT」、「IN」、「DROP」の組み合わせは上述したものに限られず、光の入射と出射の関係が適正であり、「ADD」−「DROP」以外の3つの光路の光路長が全て等しくなるような組み合わせであれば、自由に設定することができる。
上述した通り、A=C=B+2Dと設定することにより3つの光路(アド・ドロップ方式の場合、「IN」−「OUT」、「ADD」−「OUT」、「IN」−「DROP」)の光路長を等しくできる。実際には、ファイバコリメータの特性、ファイバの径や各ミラーの大きさ等を考慮した上で、適切な寸法が選択される。
本実施形態では、1枚のミラーで複数のビームを同時に反射する構成にはなっておらず、1枚のミラーでは1つのビームのみを反射する構成であるため、各ミラーを小型化でき、ミラー配置領域を小さくできるので、それに伴って光ファイバ11a〜11dの先端部をより近接させて、光路長を短くすることができる。そして、光路長を短くすることによって、光ファイバ11a〜11dおよび各ミラー86a〜86d,87a,87bの位置や角度のずれに対する許容範囲が大きくなる。
また、可動ミラー87a,87bが、好ましくはビームのスポット径の3倍以下、より好ましくは1.5倍程度と小型であるため、可動部全体を小型軽量化して、電磁石などの駆動手段の出力を小さく抑えることができるとともに、共振周波数を高くして高速光通信用にスイッチング速度を速くすることができる。さらに、光スイッチ全体を小型化して1枚のウェハから製造できる光スイッチの個数を増やし、製造コストを低減することも可能である。
ここで、図3(a)〜図3(c)に示したファイバ保持基板12の具体的な製造工程について、図面を参照して説明する。
ファイバ保持基板12をなすSi基板としては、例えば、矩形状をなす長さ12mm、幅4mm、厚み0.4mmの構造体を作製した。
まず、Siウェハの両面上、例えば熱酸化法やCVD(Chemical Vapor Deposition:化学蒸着)法等によって、マスク材をなすSiO2膜を堆積させる。このSiO2膜の膜厚は、エッチング処理によって加工する溝の深さに応じて異なるが、例えば数100μm〜数μm程度に設定される。続いて、保持凹部16a、各保持溝17aおよび空間部18を加工するSiウェハの主面上に、例えばスピンコート法によってフォトレジストを塗布する。同様に、加工を行わないSiウェハの裏面上にも、フォトレジストを塗布する。フォトレジストを塗布した後、露光、現像して、フォトレジストを所望のパターンに形成する。
そして、図21(a)および図21(b)に示すように、例えばバッファードフッ化水素酸(BHF)、フッ化水素酸(HF)等の溶液によってウエットエッチング処理を施して、Si基板37の主面上のSiO2膜38が所定のマスクパターンに形成される。このマスクパターンには、図21(b)に示すように、アンダーエッチングによって傾斜面60を形成することを考慮して、保持溝17aと凹部18aを形成する境界部分に、所定寸法mの延長分が確保されている。なお、反応性イオンエッチング(RIE)で加工されてもよく、その場合には、裏面上にフォトレジスト(不図示)を塗布する必要がない。
続いて、図21(c)に示すように、SiO2膜38による所定のマスクパターンが形成されたSi基板37には、例えば水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、水酸化カリウム(KOH)等のアルカリ性水溶液によってウエットエッチング処理を行うことで、保持凹部16a、保持溝17a、および凹部18aを有する空間部18がそれぞれ加工されるとともに、アンダーエッチングにより傾斜面60が形成される。
そして、図21(d)および図21(e)〜図21(g)に示すように、Si基板37に保持溝17a、空間部18等がそれぞれ形成された後、BHF等によるウエットエッチング処理によって、Si基板37の表裏面上のSiO2膜38によるマスクパターンを除去することで、第1および第2の保持部16,17、空間部18が一体に形成されたファイバ保持基板12が得られる。図21(d)および図21(e)〜図21(g)では、1つのファイバ保持基板12のみを示し他のファイバ保持基板を省略するが、実際にはSiウェハに複数個の光ファイバ保持基板12の形状を形成した後に、ダイシング加工によって
長さ×幅の所定の大きさに切断する。
長さ×幅の所定の大きさに切断する。
次に、図16(a)〜図16(c)に示したファイバ保持基板52の具体的な製造工程について、図面を参照して説明する。
ファイバ保持基板52をなすSi基板としては、例えば、矩形状をなす長さ15mm、幅4mm、厚み0.4mmの構造体を作製した。ファイバ保持基板52の製造工程も、上述したファイバ保持基板12の製造工程と基本的に同様であるため、簡単に説明する。
まず、Si基板37には、上述のファイバ保持基板12の製造工程と同様にフォトリソグラフィ処理によって、SiO2膜38によるマスクパターンを形成される。
続いて、図22(a)および図22(b)に示すように、BHF、HF等の溶液によってウエットエッチング処理を施して、Si基板37の主面上のSiO2膜38が所定のマスクパターンに形成される。このマスクパターンには、図22(b)に示すように、アンダーエッチングによって傾斜面60を形成することを考慮して、保持凹部56aと空間部58aを形成する境界部分、保持溝57aと空間部58aを形成する境界部分に、所定寸法mの延長分がそれぞれ確保されている。
次に、図22(c)に示すように、マスクパターンが形成されたSi基板37には、例えばTMAH、KOH等の溶液によってウエットエッチング処理を行うことで、保持凹部56a、保持溝57a、および凹部58aを有する空間部58がそれぞれ加工されるとともに、アンダーエッチングにより傾斜面60が形成される。
そして、図22(d)および図22(e)〜図22(g)に示すように、Si基板37に保持溝57a、空間部58等がそれぞれ形成された後、BHF等によるウエットエッチング処理によってマスクパターンを除去することで、第1および第2の保持部56,57、空間部58が一体に形成されたファイバ保持基板52が得られる。図22(d)および図22(e)〜図22(g)では、1つのファイバ保持基板12のみを示し他のファイバ保持基板を省略するが、実際にはSiウェハに複数個の光ファイバ保持基板12を形成した後に、ダイシング加工によって長さ×幅の所定の大きさに切断される。
次に、ファイバ保持基板に設けられる空間部の長さの設定方法を説明する。上述した光ファイバアレイでは、第1の保持部の例えば最外周側に位置する光ファイバや、ピッチ変換による変位量が最大の光ファイバのように、空間部内で最小の曲率半径をもって湾曲される光ファイバが、破損等の防止のために、許容曲率曲げ半径30[mm]以上が保証されるように、第1および第2の保持部に保持された光ファイバの光軸方向に平行な、空間部の長さが設定される必要がある。
まず、図23に示すように、光ファイバ11のピッチが空間部63を介して小さく変換される場合には、第1の保持部61に保持された光ファイバ11の光軸の位置Paと、第2の保持部62に保持された光ファイバ11の光軸の位置Pbとの光軸に直交する方向の最大変位量をΔP、空間部63内の光ファイバ11の許容曲率半径rが30mm以上とすれば、|Pa−Pb|=ΔP,r≧30[mm]であり、
光ファイバ11の湾曲部分の変曲点に対して、曲率中心の位置が、空間部63の長さ方向に寸法a、空間部63の幅方向に寸法bとすれば、a2=r2―b2が得られ、
空間部63の長さLは、
b=(2r―ΔP)/2であることから、
a=1/2〔√{ΔP(4r―ΔP)}〕となり、
L=2aであることから、
L≧√{ΔP(4r―ΔP)} ・・・式1
によって算出される。
光ファイバ11の湾曲部分の変曲点に対して、曲率中心の位置が、空間部63の長さ方向に寸法a、空間部63の幅方向に寸法bとすれば、a2=r2―b2が得られ、
空間部63の長さLは、
b=(2r―ΔP)/2であることから、
a=1/2〔√{ΔP(4r―ΔP)}〕となり、
L=2aであることから、
L≧√{ΔP(4r―ΔP)} ・・・式1
によって算出される。
また、図24に示すように、光ファイバ11のピッチが空間部68を介して大きく変換される場合も同様に、第1の保持部66に保持された光ファイバ11の光軸の位置Paと、第2の保持部67に保持された光ファイバ11の光軸の位置Pbとの光軸に直交する方向の最大変位量をΔP、空間部68内の光ファイバ11の許容曲率半径rが30mm以上とすれば、空間部68の長さLは、上述の式1によって算出される。
したがって、空間部の長さLは、空間部内で最も湾曲される光ファイバが、式1を満たすように設定されることで、空間部内で湾曲される光ファイバの湾曲部分の信頼性が確保される。
そして、空間部の長さLは、図25に示すように、光ファイバ11の第2のピッチP2が、各光ファイバ11が被覆材外周で隣接させたときの250μmピッチに対して、変位量が大きくなるのに従って、大きく設定する必要がある。また、各光ファイバ11がクラッド外周で隣接させたときには、第2のピッチP2が125μmピッチになり、空間部の長さLが4mm程度に設定される。
(第4の実施形態)
上述のような光ファイバアレイを、光導波路部材に適用させた光デバイスについて、図面を参照して説明する。
上述のような光ファイバアレイを、光導波路部材に適用させた光デバイスについて、図面を参照して説明する。
図26に示すように、光デバイス4は、複数の光ファイバ11のピッチを大きく変換する光ファイバアレイ69と、この光ファイバアレイ69の各光ファイバ11からの出射光を導光するための光導波路部材70と、これら光ファイバアレイ69および光導波路部材70を支持する支持基板(不図示)とを備えている。
光ファイバアレイ69は、複数の光ファイバ11を第1のピッチP1で保持する第1の保持部71と、各光ファイバ11を第2のピッチP2で保持する第2の保持部72と、各光ファイバ11を第1のピッチP1から第2のピッチP2に変換するための空間部73とを有しており、光ファイバアレイ69と光導波路部材70とが屈折率整合剤を用い接続されている。そして、第2のピッチP2は、第1のピッチP1よりも大きく、且つ、不等間隔にされている。
光導波路部材70は、光ファイバアレイ69の出射端側に対向して設けられている。光導光路部材70には、各光ファイバ11からの出射光を導光するための複数の光路70a,70bが、第1および第2の保持部71,72に保持された各光ファイバ11の光軸方向と平行に整列されて形成されており、任意の光路が選択的に使用される。
光導波路部材70は、複数の光路70a,70bのうち、光ファイバアレイ69の各光ファイバ11の出射端が対向された各光路70aにビームがそれぞれ入射され、各光ファイバ11の出射端に対向されていない各光路70bの入射端が、遮光処理が施されて光学的に終端されている。
(第5の実施形態)
図27に示すように、光デバイス5は、複数の光ファイバ11のピッチを大きく変換する光ファイバアレイ74と、この光ファイバアレイ74の各光ファイバ11からの出射光を導光するための光導波路部材75と、これら光ファイバアレイ74および光導波路部材75を支持する支持基板(不図示)とを備えている。
図27に示すように、光デバイス5は、複数の光ファイバ11のピッチを大きく変換する光ファイバアレイ74と、この光ファイバアレイ74の各光ファイバ11からの出射光を導光するための光導波路部材75と、これら光ファイバアレイ74および光導波路部材75を支持する支持基板(不図示)とを備えている。
光ファイバアレイ74は、複数の光ファイバ11を第1のピッチP1で保持する第1の保持部76と、各光ファイバ11を第2のピッチP2で保持する第2の保持部77と、各光ファイバ11を第1のピッチP1から第2のピッチP2に変換するための空間部78とを有しており、光ファイバアレイ69と光導波路部材70とが屈折率整合剤を用い接続されている。そして、第2のピッチP2は、第1のピッチP1よりも小さく、且つ、等間隔にされている。
光導波路部材75は、光ファイバアレイ74の出射端側に対向して設けられている。光導光路部材75には、各光ファイバ11からの出射光を導光するための複数の光路75aが、第1および第2の保持部71,72に保持された各光ファイバ11の光軸方向と平行に整列されて形成されており、各光路75aが、第2の保持部72に保持された各光ファイバ11の第2のピッチP2と等しいピッチで形成されている。そして、光導波路部材75は、光ファイバアレイ74の各光ファイバ11の出射端が対向された各光路75aにビームがそれぞれ入射される。
なお、本発明に係る光ファイバアレイは、上述した光スイッチや、光導波路を有する光デバイスに適用される構成に限定されるものでなく、光学素子として、例えば、発光素子、受光素子、ミラー、レンズ、減衰フィルタ、波長フィルタ等を備える他の光デバイスに適用されて好適である。
1,2 光ファイバアレイ
3 光スイッチ
4,5 光デバイス
10 テープ型光ファイバ
11 光ファイバ
12 ファイバ保持基板
13 固定部材
16 第1の保持部
16a 保持凹部
17 第2の保持部
17a 保持溝
18 空間部
18a 凹部
21 ピッチ変換治具
25 ガイド部
25a ガイド面
60 傾斜面
P1 第1のピッチ
P2 第2のピッチ
3 光スイッチ
4,5 光デバイス
10 テープ型光ファイバ
11 光ファイバ
12 ファイバ保持基板
13 固定部材
16 第1の保持部
16a 保持凹部
17 第2の保持部
17a 保持溝
18 空間部
18a 凹部
21 ピッチ変換治具
25 ガイド部
25a ガイド面
60 傾斜面
P1 第1のピッチ
P2 第2のピッチ
Claims (22)
- 第1のピッチで配列された複数の光ファイバを保持する第1の保持部と、
前記複数の光ファイバを前記第1のピッチと異なる第2のピッチに配列して保持する第2の保持部と、
前記第1の保持部と前記第2の保持部との間に位置し、前記複数の光ファイバに非接触で前記第1のピッチから前記第2のピッチに変換するための空間部とを備える光ファイバアレイ。 - 前記第1の保持部には、前記複数の光ファイバを覆う被覆材が保持されている請求項1に記載光ファイバアレイ。
- 前記第1の保持部、前記第2の保持部、および前記空間部がそれぞれ設けられたファイバ保持基板を備える請求項1または2に記載の光ファイバアレイ。
- 前記ファイバ保持基板には、前記第1の保持部および前記第2の保持部が一体に形成されている請求項3に記載の光ファイバアレイ。
- 前記第2の保持部には、前記各光ファイバが互いに等しいピッチで保持されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。
- 前記第2の保持部には、前記各光ファイバが互いに異なる複数のピッチで保持されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。
- 前記第2の保持部には、前記各光ファイバが前記第1のピッチよりも小さい前記第2のピッチで保持されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。
- 前記第2の保持部には、前記各光ファイバが前記第1のピッチよりも大きい前記第2のピッチで保持されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。
- 前記第1の保持部には、前記複数の光ファイバが光軸を互いに平行に配列されて一体に形成されたテープ型光ファイバが保持されている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。
- 前記第1の保持部には、前記複数の光ファイバをそれぞれ保持する複数の保持溝が設けられている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。
- 前記光ファイバには、前記第2の保持部側の端部に、該端部からの出射光を平行光に変換するためのレンズ部材が設けられている請求項1ないし10のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。
- 前記第1の保持部と前記空間部との境界部、および前記第2の保持部と前記空間部との境界部の少なくとも一方の境界部には、該境界部が前記光ファイバに当接することを避けるための傾斜部が設けられている請求項1ないし11のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。
- 前記第1の保持部に保持された前記光ファイバの光軸の位置と、前記第2の保持部に保持された前記光ファイバの光軸の位置との該光軸に直交する方向の最大変位量をΔP、前記空間部内の前記光ファイバの曲率半径rが30mm以上とし、前記光ファイバの前記光軸方向の前記空間部の長さLは、
L≧√{ΔP(4r−ΔP)}
を満たしている請求項1ないし12のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。 - 前記ファイバ保持基板は、シリコンからなる請求項1ないし13のいずれか1項に記載の光ファイバアレイ。
- 前記第1の保持部、前記第2の保持部、および前記空間部は、エッチング処理によって形成されている請求項14に記載の光ファイバアレイ。
- 請求項1ないし15のいずれか1項に記載の光ファイバアレイと、前記複数の光ファイバに対応する光学素子とを備える光デバイス。
- 複数の光ファイバを第1のピッチで保持する第1の保持部と、前記複数の光ファイバを前記第1のピッチと異なる第2のピッチで保持する第2の保持部と、前記第1の保持部と前記第2の保持部との間に位置し前記複数の光ファイバに非接触で前記第1のピッチから前記第2のピッチに変換するための空間部とを有するファイバ保持基板上に、前記複数の光ファイバを載置する工程を有し、
前記工程では、前記複数の光ファイバの配列方向の少なくとも一端側に、前記第2の保持部の保持溝に案内するためのガイド面が設けられたピッチ変換治具を用いて、前記光ファイバを前記保持溝に固定するための固定部材によって前記複数の光ファイバを押し込むことで、前記複数の光ファイバを前記第2のピッチに変換する光ファイバアレイの製造方法。 - 前記第2の保持部には、前記各光ファイバが互いに等しいピッチで保持させる請求項17に記載の光ファイバアレイの製造方法。
- 前記第2の保持部には、前記各光ファイバが互いに異なる複数のピッチで保持させる請求項17に記載の光ファイバアレイの製造方法。
- 前記第2のピッチは、前記第1のピッチよりも小さい請求項17ないし19のいずれか1項に記載の光ファイバアレイの製造方法。
- 前記第2のピッチは、前記第1のピッチよりも大きい請求項17ないし19のいずれか1項に記載の光ファイバアレイの製造方法。
- 前記工程では、前記第2の保持部の前記保持溝に前記複数の光ファイバを案内するための他のガイド面を有するガイド部が、前記ファイバ保持基板の外周部の前記第2の保持部側に、前記複数の光ファイバの配列方向の中途部に位置して設けられた前記ピッチ変換治具を用いる請求項17に記載の光ファイバアレイの製造方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003391147A JP2004302425A (ja) | 2003-03-18 | 2003-11-20 | 光ファイバアレイおよびその製造方法、光デバイス |
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| JP2003073035 | 2003-03-18 | ||
| JP2003391147A JP2004302425A (ja) | 2003-03-18 | 2003-11-20 | 光ファイバアレイおよびその製造方法、光デバイス |
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ID=33421781
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|---|---|---|---|
| JP2003391147A Pending JP2004302425A (ja) | 2003-03-18 | 2003-11-20 | 光ファイバアレイおよびその製造方法、光デバイス |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013137343A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ心線と光ファイバ保持部材との接続方法、および光モジュールの製造方法 |
| CN114391116A (zh) * | 2020-02-07 | 2022-04-22 | 株式会社藤仓 | 光纤间距变换工具、光连接器、间距变换线、光变换箱以及光纤的间距变换方法 |
-
2003
- 2003-11-20 JP JP2003391147A patent/JP2004302425A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013137343A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ心線と光ファイバ保持部材との接続方法、および光モジュールの製造方法 |
| CN114391116A (zh) * | 2020-02-07 | 2022-04-22 | 株式会社藤仓 | 光纤间距变换工具、光连接器、间距变换线、光变换箱以及光纤的间距变换方法 |
| CN114391116B (zh) * | 2020-02-07 | 2023-08-04 | 株式会社藤仓 | 光纤间距变换工具、光连接器、间距变换线、光变换箱以及光纤的间距变换方法 |
| US12197013B2 (en) | 2020-02-07 | 2025-01-14 | Fujikura Ltd. | Optical fiber pitch conversion jig, optical connector, pitch conversion cord, optical conversion box, and pitch conversion method for optical fibers |
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