JP2004302957A - 案内システムの管理装置、端末装置、同管理装置のプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】病院内の通路の適所に、患者が所持するICタグから患者ID情報を読み取りできる端末装置10を複数配置する。管理装置15は端末装置10で読み取った患者ID情報に基づき予め登録した患者の病院内行き先(診察室)情報を検索し、該端末装置の位置情報と患者の行き先情報とから、予め保存してある行き先案内情報を読み出して当該端末装置10に送信する。端末装置10は受信した行き先案内情報を表示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば総合病院などの施設で複数の科を受診して回る場合などにおいて、患者などを効率よく案内するための案内システムの管理装置、端末装置、同管理装置のプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、総合病院では複数の診察室があり、集団検診等において多くの患者を所定の複数の診察室に案内するのは容易ではない。そこでその案内を案内図に依るか或いは職員の口頭説明で行っている。
この従来の案内図を見たり職員に聞きながら目的の診察室に行くためには、患者自身が次にどの診察室に行くのか認識している必要があるが、患者自身何処に行くのか認識していない場合があり、そのような場合は当然のことながら案内図等は訳に立たない。
また、折角目的の診察室に辿り着いても、混雑していると予定通りの時間で受診出来ず長い時間待たされることになり、診察室を回って診察を受ける場合などでは、その後の受診予定が狂ってしまい、患者だけでなく病院側でもスムースな検査或いは診療ができないという問題がある。
【0003】
このように、総合病院等において複数の診察室を巡回しながら診察を受ける場合などにおいては、患者側にとっては従来の行き先案内システムは不十分であり、他方、病院側においても各診察室を回る患者の流れが把握できず、また、仮に診察室における診察体制、或いは込み具合等の把握もできないから、医師或いは病院側にとっても不便であった。
【0004】
このように多数の人間を扱う施設で、各人をどのように管理すれば効率的な運用ができるかということは、病院のみでなく人の多く集まるところ例えば学校などに於いても問題となる。
そこで、学生証をICカード化して学生一人ひとりの情報をICに記憶させておき、そのカード情報を読み取ることによりデータの集計や、日常の行動を把握できるようにしたシステム(管理装置)が知られている(特許文献1参照)。
このシステムは、学生の各種情報を学生証ICカードを基に記録して学生に関する情報を一元的に管理できるようにしたものであって、具体的には、ICカードリ−ダ・ライタが接続された複数の端末と、これらの端末に接続されカード発行管理システム、健康管理システム、食堂・自動販売機システム及び入退室管理システムを制御する分散処理コンピュータと、分散処理コンピュータに接続され分散処理コンピュータを制御するホストコンピュータで、学校管理装置を構成し、高度なセキュリティ機能を有し、学内で発生する様々な情報の処理、管理、及び記録を行うものである。
【0005】
しかしながら、このシステムは学生毎に学内で発生する様々な情報を一元的に管理し、分散処理コンピュータとの間で情報のやりとりを行うことができるが、基本的には入力した情報を読み出し表示する、或いは学生証情報から学生を特定するなど学生の過去の情報についてこれをまとめて処理するだけで、入力し蓄積された情報から学生に対し例えば次の行動に対する案内又は指針等を積極的に提示することまでは考慮されていない。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−83843号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の従来の問題を解決すべくなされたものであって、その第1の目的は端末装置に個人識別を読み取らせるだけで、その人が今どんな状況にあるのか、何処に行こうとしているのか、どんな情報を必要としているのか等の判断を行い、その表示手段等により必要な情報を与えることができるようにすることである。
また、第2の目的は、複数の端末装置を配置することにより各個人の居場所を把握して、例えば人の流れ及び行き先を把握して、行き先での混雑等の状況を考慮して、行き先を変更するなど混雑した場合などにおいて、臨機応変に対応できるようにすることである。
更に、第3の目的は、立ち入り規制場所等への侵入などを容易に把握して、人の安全を図ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、該端末装置と通信可能に接続可能な管理装置であって、 前記端末装置から送信される個人ID情報に基づき、予め登録した当人の行き先情報から行き先を検索する手段と、得られた行き先の位置情報と前記端末装置の位置情報から前記行き先への案内情報を取得する手段と、取得した案内情報を前記端末装置に送信する手段を備えたことを特徴とする案内システムの管理装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載された案内システムの管理装置において、行き先における受け入れの適否を判断する手段を備え、受け入れ不適と判断したとき、前記予め登録した当人の行き先情報から別の行き先を検索し、当該行き先への案内情報を取得し、前記端末装置に送信することを特徴とする案内システムの管理装置である。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載された案内システム用管理装置において、前記案内情報は、可視情報、可聴情報、又は触感情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする案内システムの管理装置である。
請求項4の発明は、請求項1ないし3に記載された案内システム管理装置に接続可能な端末装置であって、個人のID情報を読み取る手段と、読み取った前記ID情報及び自身の識別情報を前記管理装置に送信する手段と、前記管理装置から送信された案内情報を可視的、可聴的、又は触感的に提供する手段を備えた端末装置である。
請求項5の発明は、請求項4に記載された端末装置において、個人識別情報はICタグに記録されており、前記個人のID情報を読み取る手段は該ICタグから接触又は非接触で読み取ることを特徴とする端末装置である。
請求項6の発明は、該端末装置と通信可能に接続可能な管理装置のコンピュータを、前記端末装置から送信される個人識別情報に基づき、予め登録した行き先情報から該個人の向かうべき行き先を検索する手段、得られた行き先情報と前記端末装置の位置情報から案内情報を作成する手段、該案内情報を前記端末装置に送信する手段として機能させるためのプログラムである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の案内システムの1実施形態を病院における行き先案内システムに例を採り、添付図面を参照して説明する。
図1は病院内における行き先案内システムを概略的に示した図である。
このシステムは、複数の端末装置10、端末装置10に接続された管理装置15からなっており、図示のように、複数の端末装置10が病院内の廊下12、診察室14等に配置されている。各端末装置10にはタッチパネルを備えた表示手段、及び患者が保持するICタグTから必要な情報を読み取って入力する入力手段を備えている。
各端末装置10で読み取られた或いは例えばキー入力された患者のID情報は、ハブ18を介して管理センタ16の管理装置15に送られる。また、診察室内の端末装置10からは、診察室の情報、例えば担当医師名、その在、不在、現在の患者数等の情報が端末装置10に入力され、これらの情報も同様に管理センタ16の管理装置15に送られる。
管理センタ16では管理装置15に集められた患者のID情報及び端末装置10の識別情報を関連付けて記憶して、患者の現在位置を検知するとともに、患者のID情報に基づいて当人の個人情報を検索し当人が次にどの方向に進めばよいのか等を判断し、矢印や道順等の案内を行う。
【0010】
図2は以上で説明した案内システムにおける端末装置の構成図である。
端末装置は、端末装置全体を制御するCPU20と、CPU20とバス50を介して接続されCPU20の動作プログラム等を格納したROM22と、CPU20の制御に必要なデータ等を格納したRAM24と、タグリーダ部40と通信を行うためのI/Oコントローラ30と、表示部46を表示制御する表示コントローラ32、音声で案内するためのスピーカ48を制御する音声コントローラ/アンプ34、及び外部との通信を制御するための通信コントローラ36、その他、障害者のために表示情報を触感で提供するための触感制御部42、キーボード等の入力部44、表示部46等からなっている。
【0011】
図3は、本発明の行き先案内システムの管理センタセンタ16における管理装置のシステム構成図である。
管理装置15のコンピュータのCPU20には、電子カルテデータベース15Aと患者データベース15B等のデータベース及び端末装置10が有線もしくは無線通信回線により接続されている。
電子カルテデータベース15Aには、例えば診察室の端末装置10から入力されるカルテデータが蓄積されており、かつ患者データベース15Bには患者毎の診察予定情報等が蓄積されている。
管理装置15のCPU20は、患者カルテデータベース15Aへの登録と共に登録した電子カルテデータを患者IDにより読み出し、或いは患者データベース15Bに患者のIDを登録すると共に、患者IDを基に蓄積した情報例えば当日の行き先(診察室)情報を読み出す。また、これらの情報に加え、端末ID情報(配置位置情報)、当該診察室の混み具合等の診察室情報に基づき、必要な処理を行って該当する端末装置10に処理結果を送信する。
ここで、院内の通路、端末配置位置、診察室の配置は既知であるので、各診察室への案内情報を例えばテーブル等に予め記録しておくことで、管理装置15は端末ID情報から得た当該端末装置10の位置情報と行き先情報に基づき前記テーブル中の案内情報を検索する処理を行えばよい。
【0012】
管理装置15には、以上の情報以外に混雑情報やドクター情報等の情報が適宜入力され、かつ端末装置10側からは患者のIDや位置情報(端末ID情報)が、また、管理装置15からは表示データ、位置情報、その他の付加情報(ドクター情報、混雑情報等)が端末装置に送信され、その表示手段に表示する。
【0013】
図4は端末装置10の動作を説明するためのフロー図である。
即ち、病院内の通路(廊下等)に設置した端末装置10は、患者が保持するタグTから、接触又は非接触でタグID情報を読み取ると(S101)、そのタグID及び自身の端末識別情報を前記管理装置15に送信する(S103)。
他方、端末装置10は、前記管理装置15から案内情報(向かうべき診察室の方向、道順、或いは込み具合等)を受信すると、その表示手段に表示する(S104)。ここで、端末装置10のタッチパネルに入力があれば(S105、YES)、タッチ入力されたパネルの表示に応じた情報を表示し(S106)、タッチ入力がなければ(S105、NO)、処理を終了する(S107)。
【0014】
図5は、以上で説明した病院内案内システムの管理装置15による処理を説明するためのフロー図である。
端末装置10から個人の識別情報(例えば名前、生年月日、住所等)が送信されてくると、送信されてきた人の識別情報から電子カルテデータベース中の患者データを検索し(S201)、あれば(S201、YES)そこから患者データつまり患者IDを取得し(S202)。無ければ(S201、NO)、患者IDを登録をする(S203)。
次に、登録済患者のタグID情報を端末装置10に読み取らせ、前記管理装置15がこのタグID情報を受信すると(S204、YES)、取得した患者IDに基づき患者データベース15Bから当該患者の患者データ、診察予定情報を取得すると共に、診察室から送信された当該診察室の混雑情報、ドクター情報を取得する(S205)。管理装置15は、これらの情報から行き先である診察室の方向、道順、或いは当該診察室が混雑している場合は空きのある診察室の方向、道順等を検索する処理を行う(S206)。
管理装置15は前記処理に基づき案内情報を当該端末装置10に送信して(S207)、処理を終了する。
【0015】
図6は端末装置10の表示手段による案内情報の表示例を示す。
図6Aは患者が向かうべき方向を示している。つまり、ここでは患者は表示された矢印の方向に進めば目的とする診察室に行き着くことを示している。このように矢印で方向を示すことにより、万一患者が自分の向かうべき診察室が分からなくとも、各端末装置10を通過する毎に方向指示を受けることで、目的の診察室に辿り着くことができる。また、本来向かうべき診察室で、既に順番待ちの人が一定数に達している等の情報から受け入れ不適と判断したときは、再度患者の予定診察情報を読み出し、診察の順序を変えてまだ一定数に達していない診察室に向かうように指示することもできる。
いずれにしても患者は端末装置10の表示に従って行動することで、効率よく各診療室を回ることができる。
【0016】
図6Bは、端末装置の検索メニュー画面であり、表示されたアイコンをタッチすることで、表示メニューから必要な他の情報を入手することができる。例えば、表示画面で今日のドクターを選択すれば、これから向かう診察室の本日の担当医名が表示され、待ち時間をタッチすれば、現在の受診待ち時間が表示される。端末装置は、患者の便宜を図るため、その他、食堂、交通、天気等の一般情報も任意に表示可能である。
なお、端末装置10の表示はこれに限ることはなく、例えば矢印とともに、病院内の案内図及び現在位置を表示すること、或いは向かうべき診察室までの道順を案内図に色を変えて表示してもよい。また、図2に示すように、案内は音声ガイドや触感により行うこともでき、身体的に障害を持つ人に対しても対応できるようすることができる。
【0017】
以上の処理は、管理センタのコンピュータに前記した処理を行わせる手順や命令から成るプログラムをダウンロードすることで実行することができる。
このプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MO、HDD等の周知のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができる。
【0018】
以上説明したように、患者は病院内で端末装置にICタグを接触又は非接触でIDを読み取らせるだけで、向かうべき診察室への案内情報を得ることができる。
また、病院側でも、待ち時間、診察予想時間の情報を入手することにより、長い時間患者を待たせることがなく、患者の負担を軽減することができる。
なお、病院側で患者により優先度を設けている場合(例えばVIP待遇)も最短で診察が終了するようにできる。
【0019】
以上、本発明を病院内の患者を対象とした案内システムを例に採って説明したが、本発明は、病院内システムに限らず、人が複数の手続を行う等の理由で多く集まる場所で、しかも、各人の行き先を登録しておくことにより病院内と同様に実施することができる。
また、表示手段を端末装置以外にタグに表示手段、例えば電子ベーパー、有機或いは無機EL表示器を備えるようにして、端末装置との通信により行き先やその他の情報をタグに直接表示することも可能である。
更に、タグが端末装置の前を通過する毎に通信できるようにすると、患者の位置が容易に把握でき、患者が特定の場所に入室するのを防止してその安全を図ることも可能である。
【0020】
【発明の効果】
請求項1ないし6に対応する効果:行き先の分からない人でも容易に目的とする場所に到達することができる。また、病院に本案内システムを適用した場合には、長い時間患者を待たせることがなく、患者の負担を軽減することができる。一方、管理する側では、個人情報からその人の向かう行き先を読み取ることで、人の集中による混雑を事前に予測できると共に、混雑した場合は、行き先に向かう順番を変えて、混雑しないように複数の場所に人を振り分ける等の操作を容易に行うことができる。また、人の立ち入りを制限している場所に人が間違って近づかないようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】病院内における行き先案内システムを概略的に示した図である。
【図2】端末装置の構成図である。
【図3】管理センタにおける管理システム構成図である。
【図4】端末装置の動作を説明するためのフロー図である。
【図5】管理センタのコンピュータによる処理を説明するためのフロー図である。
【図6】端末装置における表示例を示す図である。
【符号の説明】
10…端末装置、12…廊下(通路)、14…診察室、15…管理装置、16…管理センタ、18…ハブ、20…CPU、22…ROM、24…RAM、30…I/Oコントローラ、40…タグリーダ部。
Claims (6)
- 該端末装置と通信可能に接続可能な管理装置であって、
前記端末装置から送信される個人ID情報に基づき、予め登録した当人の行き先情報から行き先を検索する手段と、得られた行き先の位置情報と前記端末装置の位置情報から前記行き先への案内情報を取得する手段と、取得した案内情報を前記端末装置に送信する手段を備えたことを特徴とする案内システムの管理装置。 - 請求項1に記載された案内システムの管理装置において、
行き先における受け入れの適否を判断する手段を備え、受け入れ不適と判断したとき、前記予め登録した当人の行き先情報から別の行き先を検索し、当該行き先への案内情報を取得し、前記端末装置に送信することを特徴とする案内システムの管理装置。 - 請求項1または2に記載された案内システム用管理装置において、前記案内情報は、可視情報、可聴情報、又は触感情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする案内システムの管理装置。
- 請求項1ないし3に記載された案内システム管理装置に接続可能な端末装置であって、
個人のID情報を読み取る手段と、読み取った前記ID情報及び自身の識別情報を前記管理装置に送信する手段と、前記管理装置から送信された案内情報を可視的、可聴的、又は触感的に提供する手段を備えた端末装置。 - 請求項4に記載された端末装置において、
個人識別情報はICタグに記録されており、前記個人のID情報を読み取る手段は該ICタグから接触又は非接触で読み取ることを特徴とする端末装置。 - 該端末装置と通信可能に接続可能な管理装置のコンピュータを、前記端末装置から送信される個人識別情報に基づき、予め登録した行き先情報から該個人の向かうべき行き先を検索する手段、得られた行き先情報と前記端末装置の位置情報から案内情報を作成する手段、該案内情報を前記端末装置に送信する手段として機能させるためのプログラム。
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| JP2003095933A JP2004302957A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 案内システムの管理装置、端末装置、同管理装置のプログラム |
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2003
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