JP2004314902A - レンズ曇り除去制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズの曇り除去に用いられる熱源に対する通電を適切に行うことが可能なレンズ曇り除去制御装置を提供する。
【解決手段】発熱体140は、通電により発熱し、灯室内の温度を上昇させる。温度センサ150は灯室内の温度を検知し、コントローラ160へ通知する。コントローラ160は、灯室内の温度が所定温度に達した場合に、その灯室内の温度を低下させるように発熱体140への通電を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】発熱体140は、通電により発熱し、灯室内の温度を上昇させる。温度センサ150は灯室内の温度を検知し、コントローラ160へ通知する。コントローラ160は、灯室内の温度が所定温度に達した場合に、その灯室内の温度を低下させるように発熱体140への通電を制御する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用ランプ、特に、発光ダイオードを備える車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、冬季や雨天時における車両走行の安全性を確保するため、ヘッドランプやテールランプ等の車載用ランプに電熱素子等の電熱素子等の熱源を設置し、当該熱源への通電により、融雪やレンズの曇り除去を行うようになっている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
ところで、近年、発光ダイオード(LED)を用いた様々な製品が開発されており、車載用ランプにもLEDが採用されるようになっている。このLEDは、従来のバルブ光源等よりも消費電力が少ないため、寿命が長く、発熱量が小さいという利点を有する。しかし、車載用ランプにLEDを採用した場合には、LED自体の発熱によりレンズの曇り除去を行うことができないため、車載用ランプには、上述の熱源の設置が必須となる。
【0004】
【特許文献1】
実開平4−31034号公報(第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、LEDは、一般に温度が上昇すると電流の許容値が低下する性質を有している。従って、車載用ランプに設置された熱源による温度上昇は、レンズの曇り除去を可能にする一方で、LEDの電流の許容値を低下させ、破壊を生じさせる原因となり得る。このため、LEDが破壊しないように、熱源への通電を行う技術が要求されている。また、電熱素子等の熱源は、消費電力が大きいため、熱源への通電を必要最小限に抑制することも要求されている。
【0006】
本願の課題は、レンズの曇り除去に用いられる熱源に対する通電を適切に行うことが可能なレンズ曇り除去制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は請求項1に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、前記灯室内の温度が所定温度に達した場合に、該灯室内の温度を低下させるように前記熱源への通電を制御する通電制御手段とを備える。
【0008】
このようなレンズ曇り除去制御装置では、熱源への通電により、灯室内の温度が所定温度に達した場合に、その灯室内の温度を低下させるように熱源への通電が制御されるため、灯室内の温度上昇を抑えることができ、灯室内の温度上昇による発光ダイオードの破壊を防止することができる。
【0009】
また、請求項1に記載の発明と同様の観点から、本発明は請求項2に記載されるように、請求項1に記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記灯室内の温度を検知する灯室内温度検知手段を備え、前記通電制御手段は、前記灯室内温度検知手段により検知された灯室内の温度が前記所定温度に達した場合に、該灯室内の温度を低下させるように前記熱源への通電を制御する。
【0010】
また、請求項1に記載の発明と同様の観点から、本発明は請求項3に記載されるように、請求項1に記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記通電制御手段は、前記灯室内の温度が前記所定温度に達した場合に、接点をオフにして前記熱源への通電を停止するバイメタルを用いたスイッチである。
【0011】
また、本発明は請求項4に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、デフォッガヒータへの通電の制御に連動させて、前記熱源への通電を制御する通電制御手段とを備える。
【0012】
デフォッガヒータは、リアウィンドウ等の曇りを除去するためのものであり、リアウィンドウ等が曇っていない場合は、車載用ランプのレンズも曇っていない可能性が高い。従って、車両の搭乗者が例えばデフォッガヒータを作動させ、当該デフォッガヒータへの通電が行われている場合に、熱源への通電が行われるようにすることで、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。また、デフォッガヒータへの通電を制御する手段をそのまま熱源への通電を制御する手段としても用いることにより、コスト削減を図ることもできる。
【0013】
また、本発明は請求項5に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、前記発光ダイオードへの通電が行われている場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段とを備える。
【0014】
発光ダイオードへの通電が行われておらず、当該発光ダイオードが点灯していない場合には、レンズが曇っていても車両走行の安全上の問題はない。従って、発光ダイオードへの通電が行われている場合に、熱源への通電を行うようにすることで、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0015】
また、本発明は請求項6に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、車両外の温度を検知する車両外温度検知手段と、前記車両外温度検知手段により検知された車両外の温度が所定温度以下である場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段とを備える。
【0016】
車両外の温度が高い場合には、レンズに曇りが生じにくく、熱源への通電は無駄になる。従って、車両外の温度が所定温度以下である場合に、熱源への通電を行うようにすることにより、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0017】
また、本発明は請求項7に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、車両周辺の明暗を検知する明暗検知手段と、前記明暗検知手段により検知された車両周辺の明るさが所定の明るさ以下である場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段とを備える。
【0018】
車両外が明るい昼間等の場合には、発光ダイオードが点灯されないため、レンズが曇っていても車両走行の安全上の問題はない。従って、車両外が所定の明るさ以下である場合に、熱源への通電を行うようにすることで、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0019】
また、本発明は請求項8に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、車両外の晴雨を検知する晴雨検知手段と、前記晴雨検知手段により車両外の天候が雨天であることが検知された場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段とを備える。
【0020】
晴天時においては、レンズに曇りが生じにくく、熱源への通電は無駄になる。従って、雨天時において熱源への通電を行うようにすることにより、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0021】
また、請求項5に記載の発明と同様の観点から、本発明は請求項9に記載されるように、請求項6乃至8の何れかに記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記通電制御手段は、更に前記発光ダイオードへの通電が行われている場合に、前記熱源への通電を行う。
【0022】
また、請求項4に記載の発明と同様の観点から、本発明は請求項10に記載されるように、請求項6乃至9の何れかに記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記通電制御手段は、更にデフォッガヒータへの通電が行われている場合に、前記熱源への通電を行う。
【0023】
また、請求項1に記載の発明と同様の観点から、請求項4又は10に記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記デフォッガヒータへの通電時間を検出する通電時間検出手段を備え、前記通電制御手段は、前記通電時間検出手段により検出された通電時間が所定時間に達した場合に、前記熱源への通電を停止する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0025】
(第1実施例)
図1は、第1実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、温度センサ150、コントローラ160、外気温センサ170及び日射センサ180を備える。
【0026】
コントローラ160は、発熱体140に対する通電を制御する。通電制御には、オンオフ制御、デューティ制御及び電圧可変制御等が用いられる。発熱体140は、通電により発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。温度センサ150は、灯室内の温度を検知し、その検知結果をコントローラ160へ通知する。
【0027】
コントローラ160は、温度センサ150によって検知された灯室内の温度と所定温度とを比較する。ここで、所定温度は、LED130において温度によって変動する電流の許容値が、当該LED130を実際に流れる電流と同一値になる温度、換言すれば、LED130が破壊する温度以下の温度に設定されている。
【0028】
コントローラ160は、灯室内の温度と所定温度とを比較した結果、灯室内の温度が所定温度に達していた場合には、灯室内の温度を下げるように、発熱体140への通電を制御する。例えば、通電制御がオンオフ制御の場合、コントローラ160は、発熱体140への通電を停止する。また、通電制御がデューティ制御の場合、コントローラ160は、発熱体140へ印加されるパルス状の電圧のパルス幅を狭くする。また、通電制御が電圧可変制御の場合、コントローラ160は、発熱体140へ印加される電圧を低下させる。
【0029】
なお、コントローラ160は、更に、例えば車両用空調装置のセンサである外気温センサ170によって検知される車両外の気温や日射センサ180によって検知される車両周辺の明るさに応じて、発熱体140への通電制御を補正するようにしても良い。この場合、コントローラ160は、車両外の気温が所定温度以下である場合や、明るさが所定の明るさ以下である場合には、レンズ120に曇りが生じやすいことを考慮した通電制御を行う。例えば、コントローラ160は、通電制御がオンオフ制御の場合、発熱体140に対する通電を停止する時間を短縮する。また、コントローラ160は、通電制御がデューティ制御の場合、コントローラ160は、狭くしたパルス状の電圧のパルス幅を若干広げる。また、コントローラ160は、通電制御が電圧可変制御の場合、低下させた電圧を若干増加させる。
【0030】
図2は、第1実施例におけるコントローラ160の動作を示すフローチャートである。コントローラ160は、発熱体140への通電を開始すると(ステップ101)、灯室内の温度が所定温度(x℃)以上であるか否かを判定する(ステップ102)。灯室内の温度が所定温度以上である場合には、コントローラ160は、灯室内の温度を下げるように発熱体140への通電を制御する(ステップ103)。
【0031】
このように第1実施例では、発熱体140への通電により、灯室内の温度が所定温度に達した場合に、コントローラ160は、その灯室内の温度を低下させるように発熱体140への通電を制御する。このため、灯室内の温度上昇を抑えることができ、灯室内の温度上昇によるLED130の破壊を防止することができる。
【0032】
(第2実施例)
図3は、第2実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第1実施例と同様、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、及び、スイッチ190を備える。
【0033】
発熱体140は、電源からの通電により発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。スイッチ190は、発熱体140に直列に接続されており、温度上昇により接点がオフとなるバイメタルによって構成される。このスイッチ190は、発熱体140による発熱によって灯室内の温度が所定温度に達すると、接点がオフになり、発熱体140への通電を停止させる。ここで、所定温度は、第1実施例と同様、LED130において温度によって変動する電流の許容値が、当該LED130を実際に流れる電流と同一値になる温度、換言すれば、LED130が破壊する温度以下の温度に設定されている。
【0034】
このように第2実施例では、発熱体140への通電により、灯室内の温度が所定温度に達した場合に、スイッチ190がオフになり、発熱体140への通電が停止される。このため、灯室内の温度上昇を抑えることができ、灯室内の温度上昇によるLED130の破壊を防止することができる。
【0035】
(第3実施例)
図4は、第3実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第1実施例と同様、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、デフォッガヒータ200、スイッチ210を備える。
【0036】
スイッチ210は、デフォッガヒータ200に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフさせるものである。デフォッガヒータ200は、例えば車両のリアウィンドウの曇りを除去するものである。このデフォッガヒータ200は、スイッチ210がオンされると通電により発熱し、対象物の曇りを除去する。
【0037】
発熱体140は、デフォッガヒータ200に並列に接続されている。このため、スイッチ210がオンされると、デフォッガヒータ200とともに通電され、発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。
【0038】
このように第3実施例では、デフォッガヒータ200が設置されたリアウィンドウ等が曇っていない場合は、車載用ランプのレンズ120も曇っていない可能性が高いことを考慮し、デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフするスイッチ210がオンされた場合に、デフォッガヒータ200とともに発熱体140を発熱させる。これにより、発熱体140に対する不必要な通電を抑制することができる。また、デフォッガヒータ200への通電を制御するスイッチ210をそのまま発熱体140への通電を制御するスイッチとして用いることにより、コスト削減を図ることもできる。
【0039】
(第4実施例)
図5は、第4実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第3実施例におけるレンズ曇り除去制御装置と比較すると、デフォッガヒータ200とスイッチ210との間にデフォッガタイマ220が備えられている。このデフォッガタイマ220は、スイッチ210がオンされて、デフォッガヒータ200への通電が開始されると、起動する。そして、デフォッガタイマ220は、通電開始から所定時間経過した場合に、当該デフォッガヒータ200への通電を停止させることにより、過剰に温度上昇することを防止するものである。
【0040】
発熱体140は、デフォッガヒータ200に並列に接続されている。このため、スイッチ210がオンされると、デフォッガヒータ200とともに通電され、発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。そして、通電開始から所定時間経過した場合に、デフォッガタイマ220の制御により、デフォッガヒータ200への通電の停止とともに、発熱体140への通電が停止される。なお、デフォッガタイマ220に設定される所定時間は、発熱体140の発熱による灯室内の温度がLED130を破壊する温度以下になるような時間である。
【0041】
このように第4実施例では、第3実施例における効果に加え、灯室内の温度をLED130が破壊される温度以下にすることができる。このため、灯室内の温度上昇によるLED130の破壊を防止することができる。
【0042】
(第5実施例)
図6は、第5実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第1実施例と同様、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、デフォッガヒータ200、スイッチ210、ボデー用の電子制御ユニット(ボデーECU)230、スイッチ240を備える。
【0043】
スイッチ210は、ボデー制御ECU230を介してデフォッガヒータ200に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフさせるものである。デフォッガヒータ200は、スイッチ210がオンされると通電により発熱し、対象物の曇りを除去する。
【0044】
スイッチ240は、LED130に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該LED130に対する通電をオンオフさせるものである。
【0045】
ボデー制御ECU230は、発熱体140に対する通電を制御する。通電制御には、オンオフ制御、デューティ制御及び電圧可変制御等が用いられる。具体的には、ボデー制御ECU230は、スイッチ240がオンされてLED130への通電が行われているか否か、及び、スイッチ210がオンされているか否かを判定する。そして、LED130への通電が行われ、且つ、スイッチ210がオンされている場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する。発熱体140は、通電により発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。
【0046】
図7は、第5実施例におけるボデー制御ECU230の動作を示すフローチャートである。ボデー制御ECU230は、LED130への通電が行われているか否かを判定する(ステップ201)。LED130への通電が行われている場合には、ボデー制御ECU230は、更にスイッチ210がオンされているか否か、換言すれば、デフォッガヒータ200への通電が行われているか否かを判定する(ステップ202)。
【0047】
スイッチ210がオフである場合には、再び、LED130への通電が行われているか否かの判定(ステップ201)以降の動作が繰り返される。一方、スイッチ210がオフである場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する(ステップ203)。
【0048】
このように第5実施例では、LED130への通電が行われておらず、当該LED130が点灯していない場合には、レンズ120が曇っていても車両走行の安全上の問題はないことを考慮し、ボデー制御ECU230は、LED130への通電が行われている場合に、発熱体140への通電を行うようにする。これにより、発熱体140に対する不必要な通電を抑制することができる。また、ボデー制御ECU230は、デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフするスイッチ210がオンされた場合に、デフォッガヒータ200とともに発熱体140を発熱させる。これにより、第3実施例と同様、発熱体140に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0049】
(第6実施例)
図8は、第6実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第1実施例と同様、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、外気温センサ170、デフォッガヒータ200、スイッチ210、ボデー用の電子制御ユニット(ボデーECU)230、スイッチ240、レインセンサ250、及び、コンライトセンサ260を備える。
【0050】
スイッチ210は、ボデー制御ECU230を介してデフォッガヒータ200に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフさせるものである。デフォッガヒータ200は、スイッチ210がオンされると通電により発熱し、対象物の曇りを除去する。
【0051】
スイッチ240は、LED130に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該LED130に対する通電をオンオフさせるものである。
【0052】
外気温センサ170は、車両外の気温を検出し、その検知結果をボデー制御ECU230へ通知する。レインセンサ250は、車両外の晴雨を検出し、その検出結果をボデー制御ECU230へ通知する。また、コンライトセンサ260は、車両周辺の明暗を検出し、その検出結果をボデー制御ECU230へ通知する。
【0053】
ボデー制御ECU230は、発熱体140に対する通電を制御する。通電制御には、オンオフ制御、デューティ制御及び電圧可変制御等が用いられる。具体的には、ボデー制御ECU230は、外気温センサ170によって検出される車両外の気温(外気温)が所定温度以下であるか否か、レインセンサ250によって雨天であることが検出されたか否か、及び、コンライトセンサ260によって車両周辺の明るさが所定の明るさ以下であるか否か、換言すれば、夜間であるか否かを判定する。
【0054】
更に、ボデー制御ECU230は、外気温が所定温度以下であるか、雨天であり、且つ、夜間である場合には、更に、スイッチ210がオンされているか否かを判定する。そして、スイッチ210がオンされている場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する。発熱体140は、通電により発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。
【0055】
図9は、第6実施例におけるボデー制御ECU230の動作を示すフローチャートである。ボデー制御ECU230は、外気温センサ170によって検出される外気温が所定温度以下であるか否かを判定する(ステップ301)。
【0056】
外気温が所定温度より高い場合には、ボデー制御ECU230は、更に、レインセンサ250によって雨天であることが検出されたか否かを判定する(ステップ302)。雨天でない場合には、再び、外気温が所定温度以下であるか否かの判定(ステップ301)以降の動作が繰り返される。
【0057】
一方、雨天である場合、又は、ステップ301において外気温が所定温度以下であると判定された場合、ボデー制御ECU230は、コンライトセンサ260によって車両周辺の明るさが所定の明るさ以下であるか否か、換言すれば、夜間であるか否かを判定する(ステップ303)。夜間でない場合には、ボデー制御ECU230は、ライトのスイッチ240がオンされたか否かを判定する(ステップ304)。スイッチ240がオフである場合には、再び、外気温が所定温度以下であるか否かの判定(ステップ301)以降の動作が繰り返される。
【0058】
一方、スイッチ240がオンである場合、又は、ステップ303で夜間であると判定された場合、ボデー制御ECU230は、LED130への通電を開始させ、当該LED130をオンにする(ステップ305)。
【0059】
次に、ボデー制御ECU230は、スイッチ210がオンされているか否か、換言すれば、デフォッガヒータ200への通電が行われているか否かを判定する(ステップ305)。
【0060】
スイッチ210がオフである場合には、再び、外気温が所定温度以下であるか否かの判定(ステップ301)以降の動作が繰り返される。一方、スイッチ210がオフである場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する(ステップ307)。
【0061】
このように第6実施例では、車両外の温度が高い場合や晴天時においては、レンズ120に曇りが生じにくいこと、及び、車両外が明るい昼間等の場合には、LED130が点灯されないため、レンズ120が曇っていても車両走行の安全上の問題はないことを考慮し、ボデー制御ECU230は、車両外の温度が所定温度以下である場合や雨天の場合であって、且つ、夜間の場合に、発熱体140への通電を行うようにすることにより、発熱体140に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0062】
(第7実施例)
図10は、第7実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第6実施例におけるレンズ曇り除去制御装置と比較すると、デフォッガヒータ200とボデー制御ECU230との間にデフォッガタイマ220が備えられている。このデフォッガタイマ220は、スイッチ210がオンされて、デフォッガヒータ200への通電が開始されると、起動する。
【0063】
ボデー制御ECU230は、発熱体140に対する通電を制御する。具体的には、ボデー制御ECU230は、外気温センサ170、レインセンサ250及びコンライトセンサ260の検出結果に基づいて、外気温が所定温度以下であるか、雨天であるか否か、夜間であるか否かを判定する。そして、外気温が所定温度以下である、雨天である、及び、夜間であるの何れかが成立する場合には、発熱体140及びデフォッガヒータ200への通電を開始する。デフォッガヒータ200への通電が開始されることにより、デフォッガタイマ220が起動する。
【0064】
デフォッガタイマ220は、起動から所定時間が経過してタイムアップすると、その旨をボデー制御ECU230へ通知する。なお、デフォッガタイマ220に設定される所定時間は、発熱体140の発熱による灯室内の温度がLED130を破壊する温度以下になるような時間である。ボデー制御ECU230は、デフォッガタイマ230がタイムアップした場合に、発熱体140及びデフォッガヒータ200への通電を停止する。
【0065】
図11は、第7実施例におけるボデー制御ECU230の動作を示すフローチャートである。なお、同図は、外気温が所定温度以下である場合に、発熱体140への通電が開始される例を示している。
【0066】
イグニッションスイッチがオンされると(ステップ401)、ボデー制御ECU230は、外気温センサ170によって検出される外気温が所定温度以下であるか否かを判定する(ステップ402)。外気温が所定温度以下でない場合には、一連の動作が終了する。
【0067】
一方、外気温が所定温度以下である場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する(ステップ403)。この際、デフォッガヒータ200への通電も開始されるため、デフォッガタイマ220が起動する(ステップ404)。
【0068】
更に、ボデー制御ECU230は、デフォッガタイマ220がタイムアップしたか否かを判定する(ステップ405)。デフォッガタイマ220がタイムアップした場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を停止する(ステップ406)。この際、デフォッガヒータ200への通電も停止される。
【0069】
このように第7実施例では、第6実施例における効果に加え、灯室内の温度をLED130が破壊される温度以下にすることができる。このため、灯室内の温度上昇によるLED130の破壊を防止することができる。
【0070】
なお、上述した各実施形態において、発熱体140が特許請求の範囲に記載した「熱源」に、コントローラ160、スイッチ190及びボデー制御ECU230が「通電制御手段」に、温度センサ150が「灯室内温度検知手段」に、外気温センサ170が「車両外温度検知手段」に、レインセンサ250が「晴雨検知手段」に、コンライトセンサ260が「明暗検知手段」に、それぞれ相当している。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、レンズの曇り除去に用いられる熱源に対する通電を適切に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図2】第1実施例のコントローラの動作を示すフローチャートである。
【図3】第2実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図4】第3実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図5】第4実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図6】第5実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図7】第5実施例のボデー制御ECUの動作を示すフローチャートである。
【図8】第6実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図9】第6実施例のボデー制御ECUの動作を示すフローチャートである。
【図10】第7実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図11】第7実施例のボデー制御ECUの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
110 反射鏡
120 レンズ
130 発光ダイオード(LED)
140 発熱体
150 温度センサ
160 コントローラ
170 外気温センサ
180 日射センサ
190、210、240 スイッチ
200 デフォッガヒータ
220 デフォッガタイマ
230 ボデー制御ECU
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用ランプ、特に、発光ダイオードを備える車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、冬季や雨天時における車両走行の安全性を確保するため、ヘッドランプやテールランプ等の車載用ランプに電熱素子等の電熱素子等の熱源を設置し、当該熱源への通電により、融雪やレンズの曇り除去を行うようになっている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
ところで、近年、発光ダイオード(LED)を用いた様々な製品が開発されており、車載用ランプにもLEDが採用されるようになっている。このLEDは、従来のバルブ光源等よりも消費電力が少ないため、寿命が長く、発熱量が小さいという利点を有する。しかし、車載用ランプにLEDを採用した場合には、LED自体の発熱によりレンズの曇り除去を行うことができないため、車載用ランプには、上述の熱源の設置が必須となる。
【0004】
【特許文献1】
実開平4−31034号公報(第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、LEDは、一般に温度が上昇すると電流の許容値が低下する性質を有している。従って、車載用ランプに設置された熱源による温度上昇は、レンズの曇り除去を可能にする一方で、LEDの電流の許容値を低下させ、破壊を生じさせる原因となり得る。このため、LEDが破壊しないように、熱源への通電を行う技術が要求されている。また、電熱素子等の熱源は、消費電力が大きいため、熱源への通電を必要最小限に抑制することも要求されている。
【0006】
本願の課題は、レンズの曇り除去に用いられる熱源に対する通電を適切に行うことが可能なレンズ曇り除去制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は請求項1に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、前記灯室内の温度が所定温度に達した場合に、該灯室内の温度を低下させるように前記熱源への通電を制御する通電制御手段とを備える。
【0008】
このようなレンズ曇り除去制御装置では、熱源への通電により、灯室内の温度が所定温度に達した場合に、その灯室内の温度を低下させるように熱源への通電が制御されるため、灯室内の温度上昇を抑えることができ、灯室内の温度上昇による発光ダイオードの破壊を防止することができる。
【0009】
また、請求項1に記載の発明と同様の観点から、本発明は請求項2に記載されるように、請求項1に記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記灯室内の温度を検知する灯室内温度検知手段を備え、前記通電制御手段は、前記灯室内温度検知手段により検知された灯室内の温度が前記所定温度に達した場合に、該灯室内の温度を低下させるように前記熱源への通電を制御する。
【0010】
また、請求項1に記載の発明と同様の観点から、本発明は請求項3に記載されるように、請求項1に記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記通電制御手段は、前記灯室内の温度が前記所定温度に達した場合に、接点をオフにして前記熱源への通電を停止するバイメタルを用いたスイッチである。
【0011】
また、本発明は請求項4に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、デフォッガヒータへの通電の制御に連動させて、前記熱源への通電を制御する通電制御手段とを備える。
【0012】
デフォッガヒータは、リアウィンドウ等の曇りを除去するためのものであり、リアウィンドウ等が曇っていない場合は、車載用ランプのレンズも曇っていない可能性が高い。従って、車両の搭乗者が例えばデフォッガヒータを作動させ、当該デフォッガヒータへの通電が行われている場合に、熱源への通電が行われるようにすることで、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。また、デフォッガヒータへの通電を制御する手段をそのまま熱源への通電を制御する手段としても用いることにより、コスト削減を図ることもできる。
【0013】
また、本発明は請求項5に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、前記発光ダイオードへの通電が行われている場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段とを備える。
【0014】
発光ダイオードへの通電が行われておらず、当該発光ダイオードが点灯していない場合には、レンズが曇っていても車両走行の安全上の問題はない。従って、発光ダイオードへの通電が行われている場合に、熱源への通電を行うようにすることで、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0015】
また、本発明は請求項6に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、車両外の温度を検知する車両外温度検知手段と、前記車両外温度検知手段により検知された車両外の温度が所定温度以下である場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段とを備える。
【0016】
車両外の温度が高い場合には、レンズに曇りが生じにくく、熱源への通電は無駄になる。従って、車両外の温度が所定温度以下である場合に、熱源への通電を行うようにすることにより、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0017】
また、本発明は請求項7に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、車両周辺の明暗を検知する明暗検知手段と、前記明暗検知手段により検知された車両周辺の明るさが所定の明るさ以下である場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段とを備える。
【0018】
車両外が明るい昼間等の場合には、発光ダイオードが点灯されないため、レンズが曇っていても車両走行の安全上の問題はない。従って、車両外が所定の明るさ以下である場合に、熱源への通電を行うようにすることで、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0019】
また、本発明は請求項8に記載されるように、容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、車両外の晴雨を検知する晴雨検知手段と、前記晴雨検知手段により車両外の天候が雨天であることが検知された場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段とを備える。
【0020】
晴天時においては、レンズに曇りが生じにくく、熱源への通電は無駄になる。従って、雨天時において熱源への通電を行うようにすることにより、熱源に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0021】
また、請求項5に記載の発明と同様の観点から、本発明は請求項9に記載されるように、請求項6乃至8の何れかに記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記通電制御手段は、更に前記発光ダイオードへの通電が行われている場合に、前記熱源への通電を行う。
【0022】
また、請求項4に記載の発明と同様の観点から、本発明は請求項10に記載されるように、請求項6乃至9の何れかに記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記通電制御手段は、更にデフォッガヒータへの通電が行われている場合に、前記熱源への通電を行う。
【0023】
また、請求項1に記載の発明と同様の観点から、請求項4又は10に記載のレンズ曇り除去制御装置において、前記デフォッガヒータへの通電時間を検出する通電時間検出手段を備え、前記通電制御手段は、前記通電時間検出手段により検出された通電時間が所定時間に達した場合に、前記熱源への通電を停止する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0025】
(第1実施例)
図1は、第1実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、温度センサ150、コントローラ160、外気温センサ170及び日射センサ180を備える。
【0026】
コントローラ160は、発熱体140に対する通電を制御する。通電制御には、オンオフ制御、デューティ制御及び電圧可変制御等が用いられる。発熱体140は、通電により発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。温度センサ150は、灯室内の温度を検知し、その検知結果をコントローラ160へ通知する。
【0027】
コントローラ160は、温度センサ150によって検知された灯室内の温度と所定温度とを比較する。ここで、所定温度は、LED130において温度によって変動する電流の許容値が、当該LED130を実際に流れる電流と同一値になる温度、換言すれば、LED130が破壊する温度以下の温度に設定されている。
【0028】
コントローラ160は、灯室内の温度と所定温度とを比較した結果、灯室内の温度が所定温度に達していた場合には、灯室内の温度を下げるように、発熱体140への通電を制御する。例えば、通電制御がオンオフ制御の場合、コントローラ160は、発熱体140への通電を停止する。また、通電制御がデューティ制御の場合、コントローラ160は、発熱体140へ印加されるパルス状の電圧のパルス幅を狭くする。また、通電制御が電圧可変制御の場合、コントローラ160は、発熱体140へ印加される電圧を低下させる。
【0029】
なお、コントローラ160は、更に、例えば車両用空調装置のセンサである外気温センサ170によって検知される車両外の気温や日射センサ180によって検知される車両周辺の明るさに応じて、発熱体140への通電制御を補正するようにしても良い。この場合、コントローラ160は、車両外の気温が所定温度以下である場合や、明るさが所定の明るさ以下である場合には、レンズ120に曇りが生じやすいことを考慮した通電制御を行う。例えば、コントローラ160は、通電制御がオンオフ制御の場合、発熱体140に対する通電を停止する時間を短縮する。また、コントローラ160は、通電制御がデューティ制御の場合、コントローラ160は、狭くしたパルス状の電圧のパルス幅を若干広げる。また、コントローラ160は、通電制御が電圧可変制御の場合、低下させた電圧を若干増加させる。
【0030】
図2は、第1実施例におけるコントローラ160の動作を示すフローチャートである。コントローラ160は、発熱体140への通電を開始すると(ステップ101)、灯室内の温度が所定温度(x℃)以上であるか否かを判定する(ステップ102)。灯室内の温度が所定温度以上である場合には、コントローラ160は、灯室内の温度を下げるように発熱体140への通電を制御する(ステップ103)。
【0031】
このように第1実施例では、発熱体140への通電により、灯室内の温度が所定温度に達した場合に、コントローラ160は、その灯室内の温度を低下させるように発熱体140への通電を制御する。このため、灯室内の温度上昇を抑えることができ、灯室内の温度上昇によるLED130の破壊を防止することができる。
【0032】
(第2実施例)
図3は、第2実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第1実施例と同様、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、及び、スイッチ190を備える。
【0033】
発熱体140は、電源からの通電により発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。スイッチ190は、発熱体140に直列に接続されており、温度上昇により接点がオフとなるバイメタルによって構成される。このスイッチ190は、発熱体140による発熱によって灯室内の温度が所定温度に達すると、接点がオフになり、発熱体140への通電を停止させる。ここで、所定温度は、第1実施例と同様、LED130において温度によって変動する電流の許容値が、当該LED130を実際に流れる電流と同一値になる温度、換言すれば、LED130が破壊する温度以下の温度に設定されている。
【0034】
このように第2実施例では、発熱体140への通電により、灯室内の温度が所定温度に達した場合に、スイッチ190がオフになり、発熱体140への通電が停止される。このため、灯室内の温度上昇を抑えることができ、灯室内の温度上昇によるLED130の破壊を防止することができる。
【0035】
(第3実施例)
図4は、第3実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第1実施例と同様、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、デフォッガヒータ200、スイッチ210を備える。
【0036】
スイッチ210は、デフォッガヒータ200に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフさせるものである。デフォッガヒータ200は、例えば車両のリアウィンドウの曇りを除去するものである。このデフォッガヒータ200は、スイッチ210がオンされると通電により発熱し、対象物の曇りを除去する。
【0037】
発熱体140は、デフォッガヒータ200に並列に接続されている。このため、スイッチ210がオンされると、デフォッガヒータ200とともに通電され、発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。
【0038】
このように第3実施例では、デフォッガヒータ200が設置されたリアウィンドウ等が曇っていない場合は、車載用ランプのレンズ120も曇っていない可能性が高いことを考慮し、デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフするスイッチ210がオンされた場合に、デフォッガヒータ200とともに発熱体140を発熱させる。これにより、発熱体140に対する不必要な通電を抑制することができる。また、デフォッガヒータ200への通電を制御するスイッチ210をそのまま発熱体140への通電を制御するスイッチとして用いることにより、コスト削減を図ることもできる。
【0039】
(第4実施例)
図5は、第4実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第3実施例におけるレンズ曇り除去制御装置と比較すると、デフォッガヒータ200とスイッチ210との間にデフォッガタイマ220が備えられている。このデフォッガタイマ220は、スイッチ210がオンされて、デフォッガヒータ200への通電が開始されると、起動する。そして、デフォッガタイマ220は、通電開始から所定時間経過した場合に、当該デフォッガヒータ200への通電を停止させることにより、過剰に温度上昇することを防止するものである。
【0040】
発熱体140は、デフォッガヒータ200に並列に接続されている。このため、スイッチ210がオンされると、デフォッガヒータ200とともに通電され、発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。そして、通電開始から所定時間経過した場合に、デフォッガタイマ220の制御により、デフォッガヒータ200への通電の停止とともに、発熱体140への通電が停止される。なお、デフォッガタイマ220に設定される所定時間は、発熱体140の発熱による灯室内の温度がLED130を破壊する温度以下になるような時間である。
【0041】
このように第4実施例では、第3実施例における効果に加え、灯室内の温度をLED130が破壊される温度以下にすることができる。このため、灯室内の温度上昇によるLED130の破壊を防止することができる。
【0042】
(第5実施例)
図6は、第5実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第1実施例と同様、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、デフォッガヒータ200、スイッチ210、ボデー用の電子制御ユニット(ボデーECU)230、スイッチ240を備える。
【0043】
スイッチ210は、ボデー制御ECU230を介してデフォッガヒータ200に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフさせるものである。デフォッガヒータ200は、スイッチ210がオンされると通電により発熱し、対象物の曇りを除去する。
【0044】
スイッチ240は、LED130に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該LED130に対する通電をオンオフさせるものである。
【0045】
ボデー制御ECU230は、発熱体140に対する通電を制御する。通電制御には、オンオフ制御、デューティ制御及び電圧可変制御等が用いられる。具体的には、ボデー制御ECU230は、スイッチ240がオンされてLED130への通電が行われているか否か、及び、スイッチ210がオンされているか否かを判定する。そして、LED130への通電が行われ、且つ、スイッチ210がオンされている場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する。発熱体140は、通電により発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。
【0046】
図7は、第5実施例におけるボデー制御ECU230の動作を示すフローチャートである。ボデー制御ECU230は、LED130への通電が行われているか否かを判定する(ステップ201)。LED130への通電が行われている場合には、ボデー制御ECU230は、更にスイッチ210がオンされているか否か、換言すれば、デフォッガヒータ200への通電が行われているか否かを判定する(ステップ202)。
【0047】
スイッチ210がオフである場合には、再び、LED130への通電が行われているか否かの判定(ステップ201)以降の動作が繰り返される。一方、スイッチ210がオフである場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する(ステップ203)。
【0048】
このように第5実施例では、LED130への通電が行われておらず、当該LED130が点灯していない場合には、レンズ120が曇っていても車両走行の安全上の問題はないことを考慮し、ボデー制御ECU230は、LED130への通電が行われている場合に、発熱体140への通電を行うようにする。これにより、発熱体140に対する不必要な通電を抑制することができる。また、ボデー制御ECU230は、デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフするスイッチ210がオンされた場合に、デフォッガヒータ200とともに発熱体140を発熱させる。これにより、第3実施例と同様、発熱体140に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0049】
(第6実施例)
図8は、第6実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第1実施例と同様、容器状の反射鏡110と、当該反射鏡110の開口部に設置されるレンズ120と、これら反射鏡110及びレンズ120によって形成される灯室内に配置される発光ダイオード(LED)130とによって構成される車載用ランプにおいて、レンズ120の曇りを除去するものである。このレンズ曇り除去制御装置は、発熱体140、外気温センサ170、デフォッガヒータ200、スイッチ210、ボデー用の電子制御ユニット(ボデーECU)230、スイッチ240、レインセンサ250、及び、コンライトセンサ260を備える。
【0050】
スイッチ210は、ボデー制御ECU230を介してデフォッガヒータ200に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該デフォッガヒータ200に対する通電をオンオフさせるものである。デフォッガヒータ200は、スイッチ210がオンされると通電により発熱し、対象物の曇りを除去する。
【0051】
スイッチ240は、LED130に直列に接続されており、車両の搭乗者による操作によって当該LED130に対する通電をオンオフさせるものである。
【0052】
外気温センサ170は、車両外の気温を検出し、その検知結果をボデー制御ECU230へ通知する。レインセンサ250は、車両外の晴雨を検出し、その検出結果をボデー制御ECU230へ通知する。また、コンライトセンサ260は、車両周辺の明暗を検出し、その検出結果をボデー制御ECU230へ通知する。
【0053】
ボデー制御ECU230は、発熱体140に対する通電を制御する。通電制御には、オンオフ制御、デューティ制御及び電圧可変制御等が用いられる。具体的には、ボデー制御ECU230は、外気温センサ170によって検出される車両外の気温(外気温)が所定温度以下であるか否か、レインセンサ250によって雨天であることが検出されたか否か、及び、コンライトセンサ260によって車両周辺の明るさが所定の明るさ以下であるか否か、換言すれば、夜間であるか否かを判定する。
【0054】
更に、ボデー制御ECU230は、外気温が所定温度以下であるか、雨天であり、且つ、夜間である場合には、更に、スイッチ210がオンされているか否かを判定する。そして、スイッチ210がオンされている場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する。発熱体140は、通電により発熱する。これにより、灯室内の温度が上昇し、レンズ120の曇りが除去される。
【0055】
図9は、第6実施例におけるボデー制御ECU230の動作を示すフローチャートである。ボデー制御ECU230は、外気温センサ170によって検出される外気温が所定温度以下であるか否かを判定する(ステップ301)。
【0056】
外気温が所定温度より高い場合には、ボデー制御ECU230は、更に、レインセンサ250によって雨天であることが検出されたか否かを判定する(ステップ302)。雨天でない場合には、再び、外気温が所定温度以下であるか否かの判定(ステップ301)以降の動作が繰り返される。
【0057】
一方、雨天である場合、又は、ステップ301において外気温が所定温度以下であると判定された場合、ボデー制御ECU230は、コンライトセンサ260によって車両周辺の明るさが所定の明るさ以下であるか否か、換言すれば、夜間であるか否かを判定する(ステップ303)。夜間でない場合には、ボデー制御ECU230は、ライトのスイッチ240がオンされたか否かを判定する(ステップ304)。スイッチ240がオフである場合には、再び、外気温が所定温度以下であるか否かの判定(ステップ301)以降の動作が繰り返される。
【0058】
一方、スイッチ240がオンである場合、又は、ステップ303で夜間であると判定された場合、ボデー制御ECU230は、LED130への通電を開始させ、当該LED130をオンにする(ステップ305)。
【0059】
次に、ボデー制御ECU230は、スイッチ210がオンされているか否か、換言すれば、デフォッガヒータ200への通電が行われているか否かを判定する(ステップ305)。
【0060】
スイッチ210がオフである場合には、再び、外気温が所定温度以下であるか否かの判定(ステップ301)以降の動作が繰り返される。一方、スイッチ210がオフである場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する(ステップ307)。
【0061】
このように第6実施例では、車両外の温度が高い場合や晴天時においては、レンズ120に曇りが生じにくいこと、及び、車両外が明るい昼間等の場合には、LED130が点灯されないため、レンズ120が曇っていても車両走行の安全上の問題はないことを考慮し、ボデー制御ECU230は、車両外の温度が所定温度以下である場合や雨天の場合であって、且つ、夜間の場合に、発熱体140への通電を行うようにすることにより、発熱体140に対する不必要な通電を抑制することができる。
【0062】
(第7実施例)
図10は、第7実施例におけるレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。同図に示すレンズ曇り除去制御装置は、第6実施例におけるレンズ曇り除去制御装置と比較すると、デフォッガヒータ200とボデー制御ECU230との間にデフォッガタイマ220が備えられている。このデフォッガタイマ220は、スイッチ210がオンされて、デフォッガヒータ200への通電が開始されると、起動する。
【0063】
ボデー制御ECU230は、発熱体140に対する通電を制御する。具体的には、ボデー制御ECU230は、外気温センサ170、レインセンサ250及びコンライトセンサ260の検出結果に基づいて、外気温が所定温度以下であるか、雨天であるか否か、夜間であるか否かを判定する。そして、外気温が所定温度以下である、雨天である、及び、夜間であるの何れかが成立する場合には、発熱体140及びデフォッガヒータ200への通電を開始する。デフォッガヒータ200への通電が開始されることにより、デフォッガタイマ220が起動する。
【0064】
デフォッガタイマ220は、起動から所定時間が経過してタイムアップすると、その旨をボデー制御ECU230へ通知する。なお、デフォッガタイマ220に設定される所定時間は、発熱体140の発熱による灯室内の温度がLED130を破壊する温度以下になるような時間である。ボデー制御ECU230は、デフォッガタイマ230がタイムアップした場合に、発熱体140及びデフォッガヒータ200への通電を停止する。
【0065】
図11は、第7実施例におけるボデー制御ECU230の動作を示すフローチャートである。なお、同図は、外気温が所定温度以下である場合に、発熱体140への通電が開始される例を示している。
【0066】
イグニッションスイッチがオンされると(ステップ401)、ボデー制御ECU230は、外気温センサ170によって検出される外気温が所定温度以下であるか否かを判定する(ステップ402)。外気温が所定温度以下でない場合には、一連の動作が終了する。
【0067】
一方、外気温が所定温度以下である場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を開始する(ステップ403)。この際、デフォッガヒータ200への通電も開始されるため、デフォッガタイマ220が起動する(ステップ404)。
【0068】
更に、ボデー制御ECU230は、デフォッガタイマ220がタイムアップしたか否かを判定する(ステップ405)。デフォッガタイマ220がタイムアップした場合には、ボデー制御ECU230は、発熱体140への通電を停止する(ステップ406)。この際、デフォッガヒータ200への通電も停止される。
【0069】
このように第7実施例では、第6実施例における効果に加え、灯室内の温度をLED130が破壊される温度以下にすることができる。このため、灯室内の温度上昇によるLED130の破壊を防止することができる。
【0070】
なお、上述した各実施形態において、発熱体140が特許請求の範囲に記載した「熱源」に、コントローラ160、スイッチ190及びボデー制御ECU230が「通電制御手段」に、温度センサ150が「灯室内温度検知手段」に、外気温センサ170が「車両外温度検知手段」に、レインセンサ250が「晴雨検知手段」に、コンライトセンサ260が「明暗検知手段」に、それぞれ相当している。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、レンズの曇り除去に用いられる熱源に対する通電を適切に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図2】第1実施例のコントローラの動作を示すフローチャートである。
【図3】第2実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図4】第3実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図5】第4実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図6】第5実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図7】第5実施例のボデー制御ECUの動作を示すフローチャートである。
【図8】第6実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図9】第6実施例のボデー制御ECUの動作を示すフローチャートである。
【図10】第7実施例のレンズ曇り除去制御装置の構成例を示す図である。
【図11】第7実施例のボデー制御ECUの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
110 反射鏡
120 レンズ
130 発光ダイオード(LED)
140 発熱体
150 温度センサ
160 コントローラ
170 外気温センサ
180 日射センサ
190、210、240 スイッチ
200 デフォッガヒータ
220 デフォッガタイマ
230 ボデー制御ECU
Claims (11)
- 容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、
通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、
前記灯室内の温度が所定温度に達した場合に、該灯室内の温度を低下させるように前記熱源への通電を制御する通電制御手段と、
を備えるレンズ曇り除去制御装置。 - 請求項1に記載のレンズ曇り除去制御装置において、
前記灯室内の温度を検知する灯室内温度検知手段を備え、
前記通電制御手段は、前記灯室内温度検知手段により検知された灯室内の温度が前記所定温度に達した場合に、該灯室内の温度を低下させるように前記熱源への通電を制御するレンズ曇り除去制御装置。 - 請求項1に記載のレンズ曇り除去制御装置において、
前記通電制御手段は、前記灯室内の温度が前記所定温度に達した場合に、接点をオフにして前記熱源への通電を停止するバイメタルを用いたスイッチであるレンズ曇り除去制御装置。 - 容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、
通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、
デフォッガヒータへの通電の制御に連動させて、前記熱源への通電を制御する通電制御手段と、
を備えるレンズ曇り除去制御装置。 - 容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、
通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、
前記発光ダイオードへの通電が行われている場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段と、
を備えるレンズ曇り除去制御装置。 - 容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、
通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、
車両外の温度を検知する車両外温度検知手段と、
前記車両外温度検知手段により検知された車両外の温度が所定温度以下である場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段と、
を備えるレンズ曇り除去制御装置。 - 容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、
通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、
車両周辺の明暗を検知する明暗検知手段と、
前記明暗検知手段により検知された車両周辺の明るさが所定の明るさ以下である場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段と、
を備えるレンズ曇り除去制御装置。 - 容器体と、前記容器体の開口部に設置されるレンズと、前記容器体及びレンズにより形成される灯室内に配置される発光ダイオードとにより構成される車載用ランプにて、前記レンズの曇り除去制御を行うレンズ曇り除去制御装置において、
通電により発熱し、前記灯室内の温度を上昇させる熱源と、
車両外の晴雨を検知する晴雨検知手段と、
前記晴雨検知手段により車両外の天候が雨天であることが検知された場合に、前記熱源への通電を行う通電制御手段と、
を備えるレンズ曇り除去制御装置。 - 請求項6乃至8の何れかに記載のレンズ曇り除去制御装置において、
前記通電制御手段は、更に前記発光ダイオードへの通電が行われている場合に、前記熱源への通電を行うレンズ曇り除去制御装置。 - 請求項6乃至9の何れかに記載のレンズ曇り除去制御装置において、
前記通電制御手段は、更にデフォッガヒータへの通電が行われている場合に、前記熱源への通電を行うレンズ曇り除去制御装置。 - 請求項4又は10に記載のレンズ曇り除去制御装置において、
前記デフォッガヒータへの通電時間を検出する通電時間検出手段を備え、
前記通電制御手段は、前記通電時間検出手段により検出された通電時間が所定時間に達した場合に、前記熱源への通電を停止するレンズ曇り除去制御装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003114887A JP2004314902A (ja) | 2003-04-18 | 2003-04-18 | レンズ曇り除去制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003114887A JP2004314902A (ja) | 2003-04-18 | 2003-04-18 | レンズ曇り除去制御装置 |
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|---|---|
| JP2004314902A true JP2004314902A (ja) | 2004-11-11 |
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ID=33474321
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| JP2003114887A Pending JP2004314902A (ja) | 2003-04-18 | 2003-04-18 | レンズ曇り除去制御装置 |
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| Country | Link |
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2003
- 2003-04-18 JP JP2003114887A patent/JP2004314902A/ja active Pending
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