JP2004321428A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【目的】1つの変動パターンの可変表示時間を変化させることにより複数の演出に用いることができる遊技機を提供する。
【構成】信号送信手段は、可変表示データ信号54aとして特定可変表示データを指定する信号を送信したときには可変表示時間計測手段55bによって計測された可変表示時間が可変表示パターン事前決定手段の決定結果に応じた可変表示時間を経過したことを可変表示時間判定手段が判定したときに確定信号を送信する判定時確定信号送信手段を含み、導出表示手段は、信号受信手段によって可変表示データ信号54aとして特定可変表示データを指定する信号を受信したときには、特定可変表示データを指定する信号の受信によって可変表示時間として設定された時間が経過していなくても判定時確定信号送信手段によって送信された確定信号を受信したことに基づき表示結果を導出表示することによりデータ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【選択図】 図9
【構成】信号送信手段は、可変表示データ信号54aとして特定可変表示データを指定する信号を送信したときには可変表示時間計測手段55bによって計測された可変表示時間が可変表示パターン事前決定手段の決定結果に応じた可変表示時間を経過したことを可変表示時間判定手段が判定したときに確定信号を送信する判定時確定信号送信手段を含み、導出表示手段は、信号受信手段によって可変表示データ信号54aとして特定可変表示データを指定する信号を受信したときには、特定可変表示データを指定する信号の受信によって可変表示時間として設定された時間が経過していなくても判定時確定信号送信手段によって送信された確定信号を受信したことに基づき表示結果を導出表示することによりデータ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【選択図】 図9
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の始動条件の成立に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置を含み、前記識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、所定の始動条件の成立に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置を備えた遊技機、例えば、弾球遊技機において、遊技制御手段が、可変表示装置の可変表示開始前に可変表示時間および変動態様(リーチあり・なし、再変動あり・なし、等)を含んだ変動パターンコマンドと、停止図柄を特定可能な表示制御コマンドと、を表示制御手段に送信し、これらのコマンドを受信した表示制御手段が図柄の差し替え制御を行った後、可変表示時間が終了した時点で遊技制御手段が全図柄停止を示す表示制御コマンドを送信して表示制御手段によって確定図柄の表示を行わせるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−17674号公報 (第9−11頁、第21図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した構成の遊技機においては、1つの変動パターンに対して停止図柄を特定可能な表示制御コマンドを変えることで複数の演出を実行することが可能となったため、遊技制御手段から表示制御手段に送信する変動パターンの数が減り、遊技制御手段の図柄表示に関する制御の負担を軽減させることが可能となったが、同一の変動パターン(リーチパターン)に対して、再抽選ありの場合と再抽選なしの場合との2種類備えていたため、変動パターンコマンドを大幅に減少させるものではなく、遊技制御手段におけるデータ量も大幅に減少させることができなかった。更に、表示制御手段においても、遊技制御手段から送信される変動パターンそれぞれにデータを持つ必要があったためデータ量が多くなってしまっていた。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、1つの変動パターンの可変表示時間を変化させることにより複数の演出に用いることができる遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明においては、所定の始動条件(例えば、始動入賞口14への始動入賞)の成立に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば、特別図柄10a)の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置(例えば、可変表示装置8)を含み、前記識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば、大当り図柄)となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に制御する遊技機であって、遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、CPU56等)と、該遊技制御手段から送信された制御信号(例えば、演出制御コマンド)に基づいて前記可変表示装置における前記識別情報の可変表示を含む表示を制御する表示制御手段(例えば、演出制御用CPU111等)と、を備え、前記遊技制御手段は、前記表示制御手段に制御信号を送信する信号送信手段(例えば、ステップS87で実行するコマンドセット処理)と、前記始動条件の成立に基づいて前記表示結果をその導出表示以前に決定する表示結果事前決定手段(例えば、ステップS300、S301)と、前記始動条件の成立に基づいて前記可変表示装置に表示結果を導出表示する際に実行される識別情報の可変表示パターン(例えば、変動パターン)をその導出表示以前に特定可変表示パターン(例えば、変動パターン3〜8、11〜20)を含む予め定められた複数の可変表示パターンの内より決定する可変表示パターン事前決定手段(例えば、ステップS82、SA82)と、可変表示開始からの可変表示時間(例えば、変動時間)を計測する可変表示時間計測手段(例えば、特別図柄プロセスタイマ)と、該可変表示時間計測手段によって前記可変表示パターン事前決定手段によって決定された可変表示パターンに基づく可変表示時間が経過したことを判定する可変表示時間判定手段(例えば、ステップS303にて特別図柄プロセスタイマがタイムアウトしたか否かを判定する処理)と、を含み、前記複数の可変表示パターンを示す特定可変表示データを含む複数の可変表示データを記憶するメインデータ記憶手段(例えば、ROM54)をさらに含み、前記可変表示パターン事前決定手段は、前記特定可変表示パターンと決定したときに該特定可変表示パターンを示す特定可変表示データを選択する可変表示データ選択手段(例えば、ステップS85、SA87)を含み、前記信号送信手段は、前記可変表示データ選択手段によって選択された可変表示データを指定する可変表示データ信号(例えば、変動パターンコマンド02H,03H,06H〜08H)と、前記表示結果事前決定手段により決定された前記表示結果の導出表示を指示する確定信号(例えば、確定信号)と、を送信する機能を有し、前記表示制御手段は、前記遊技制御手段から送信される制御信号を受信する信号受信手段(例えば、I/Oポート部114)と、前記可変表示データ信号に対応して設けられる可変表示パターンデータ(例えば、プロセスデータ113a)を含むデータを記憶するサブデータ記憶手段(例えば、ROM113)と、前記可変表示データ信号を受信したことに基づいて当該可変表示データ信号に対応する可変表示パターンデータを前記サブデータ記憶手段から選択する可変表示パターン選択手段(例えば、ステップS801b、SA801b)と、前記確定信号を受信したことに基づいて前記表示結果を導出表示する導出表示手段(例えば、ステップS804)と、を含み、前記信号送信手段は、前記可変表示データ信号として前記特定可変表示データを指定する信号を送信したときには前記可変表示時間計測手段によって計測された可変表示時間(例えば、変動パターンコマンドに基づく変動時間)が前記可変表示パターン事前決定手段の決定結果に応じた可変表示時間(例えば、変動パターンに基づく変動時間)を経過したことを前記可変表示時間判定手段が判定したときに前記確定信号を送信する判定時確定信号送信手段(例えば、ステップS304)を含み、前記導出表示手段は、前記信号受信手段によって前記可変表示データ信号として前記特定可変表示データを指定する信号を受信したときには、前記特定可変表示データを指定する信号の受信によって可変表示時間として設定された時間(例えば、変動パターンコマンドに基づく変動時間)が経過していなくても前記判定時確定信号送信手段によって送信された前記確定信号を受信したことに基づき前記表示結果を導出表示することを特徴とする。このように構成することにより、複数の可変表示パターンを含む可変表示パターンに対し、確定信号の送信タイミングによって複数の演出に用いることが可能となるため、データ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【0006】
また、請求項2に係る発明においては、前記特定表示結果は予め定められた複数種類の特定表示結果(例えば、確変図柄、非確変図柄)を含み、前記特定可変表示データは、前記表示結果事前決定手段により表示結果を前記特定表示結果とすることが決定されたときに、当該特定表示結果と同一または当該特定表示結果と異なる特定表示結果(例えば、仮停止図柄)を一旦導出したあとに前記表示結果事前決定手段により決定された特定表示結果を導出表示させる再抽選演出を実行する再抽選可変表示パターン(例えば、変動パターン14、18、20)と、該再抽選演出を実行しない非再抽選可変表示パターン(例えば、変動パターン11〜13、15〜17、19)を含む再抽選データ(例えば、プロセスデータ113a)とすることを特徴とする。このように構成することにより、複数の可変表示パターンを含む可変表示パターンに対し、確定信号の送信タイミングによって複数の演出に用いることが可能となるため、データ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【0007】
また、請求項3に係る発明においては、前記複数種類の特定表示結果は、前記特定遊技状態終了後に該特定遊技状態とは異なる遊技状態であって遊技者にとって有利な特別遊技状態(例えば、確変状態)となる第1特定表示結果(例えば、確変図柄)と、前記特定遊技状態終了後に通常遊技状態となる第2特定表示結果(例えば、非確変図柄)と、を含み、前記遊技制御手段は、前記表示結果事前決定手段により前記第1特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により前記再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第1特定判定テーブル(例えば、確変大当り時変動パターンテーブル)と、前記表示結果事前決定手段により前記第2特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により前記再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第2特定判定テーブル(例えば、非確変大当り時変動パターンテーブル)と、を備え、前記第1特定判定テーブルにおける前記再抽選可変表示パターンを行う旨の決定がなされる割合は前記第2特定判定テーブルにおける前記再抽選可変表示パターンを行う旨の決定がなされる割合よりも高くなるように再抽選可変表示パターンを行う決定に用いる判定データを構成することを特徴とする。このように構成することにより、表示結果事前決定手段により第1特定表示結果を表示することが決定されたときには再抽選演出が実行されやすくなり、第1特定表示結果を表示する前には再抽選演出を実行することにより、遊技者に遊技に対する興趣を長引かせることができ、興趣を向上させることができる。
【0008】
また、請求項4に係る発明においては、前記特定可変表示データによって特定される異なる複数の可変表示パターンは異なる可変表示時間が予め定められており、前記遊技制御手段は、前記表示結果事前決定手段によって前記特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により異なる複数の可変表示パターンのうちいずれの可変表示パターンとするかの決定に用いる当選時判定テーブル(例えば、確変大当り時変動パターンテーブルおよび非確変大当り時変動パターンテーブル)と、前記表示結果事前決定手段によって前記非特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により異なる複数の可変表示パターンのうちいずれの可変表示パターンとするかの決定に用いる非当選時判定テーブル(例えば、リーチ時変動パターンテーブルおよびはずれ時変動パターンテーブル)と、を備え、前記当選時判定テーブルにおける前記複数の可変表示パターンのうち前記可変表示時間が短い(例えば、変動パターンコマンドに基づく変動時間よりも短い)可変表示パターンに決定される割合は、前記非当選時判定テーブルにおける前記可変表示時間が短い可変表示パターンに決定される割合よりも低くなるように可変表示パターンの決定に用いる判定データを構成することを特徴とする。このように構成することにより、表示結果事前決定手段により特定表示結果を表示することが決定されたときには、可変表示時間が長くなるような可変表示パターンが選択されやすくなり、可変表示時間が長くなることにより、遊技者に遊技に対する興趣を長引かせることができ、興趣を向上させることができる。
【0009】
また、請求項5に係る発明においては、前記信号送信手段は、前記表示結果事前決定手段によって決定された表示結果を指示する識別情報信号(特別図柄指定コマンド)を送信する機能をさらに有し、前記表示制御手段は、前記識別情報信号を受信し、前記判定時確定信号送信手段によって送信された前記確定信号を受信したことに基づいて当該可変表示中の識別情報を前記識別情報信号によって指定された識別情報に差し替える識別情報差替手段(例えば、ステップS804)を有することを特徴とする。このように構成することにより、表示制御手段は、識別情報信号を受信したことによって当該識別情報信号によって指定される識別情報を準備し、確定信号に基づいて可変表示中の識別情報と差し替えることにより、予め定められた表示結果を確定表示結果として表示することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例である弾球遊技機1の全体の構成について説明する。図1は弾球遊技機1を正面からみた正面図である。なお、ここでは、遊技機の一例として弾球遊技機を示すが、本発明は弾球遊技機に限られず、例えばコイン遊技機やスロット機等であってもよい。
【0011】
弾球遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、弾球遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤6を除く。)と、を含む構造体である。
【0012】
図1に示すように、弾球遊技機1は、額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
【0013】
遊技領域7の中央付近には、遊技盤に設けられ所定の始動条件の成立(例えば、始動入賞)に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば、特別図柄10a)の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置8を備えている。本実施形態では、可変表示装置8はLCD表示装置により構成され、その中央には飾り図柄9a〜9cを可変表示する複数の表示領域(本実施形態では3つ)を有する飾り図柄表示部9が設けられ、該飾り図柄表示部9の右下側には特別図柄10aを可変表示する特別図柄表示部10が設けられている。本実施形態における特別図柄表示部10では、1つの表示領域によって表示される特別図柄10aの比較的単調な可変表示を行なっている。飾り図柄表示部9は、この特別図柄表示部10で行われる可変表示の内容を、より演出効果を高めて遊技者に表示するための可変表示装置である。
【0014】
なお、本実施形態における弾球遊技機1は、後述する表示結果事前決定手段が特別図柄表示部10の表示結果を予め定められた特定表示結果とすることを決定したときに特別図柄表示部10に特定表示結果を表示した後に遊技者にとって有利な特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御する機能を有する。また、この特別図柄表示部10の表示結果と飾り図柄表示部9の表示結果とは対応している。例えば、特別図柄表示部10の表示結果が大当り状態を示す結果になる場合には、飾り図柄表示部9の表示結果も大当り状態を示す結果になる。また、特別図柄表示部10の表示結果が大当り状態以外のはずれ状態を示す場合には、飾り図柄表示部9の表示結果もはずれ状態を示す結果となる。
【0015】
また、特定表示結果は、第1特定表示結果(確変図柄)と第1特定表示結果以外の第2特定表示結果(非確変図柄)を含み、本実施形態における弾球遊技機1は、後述する表示結果事前決定手段が表示結果を第1特定表示結果とすることを決定したときに飾り図柄表示部9に第1特定表示結果を表示した後に特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御し、大当り遊技状態終了後に表示結果が通常遊技状態より大当り状態となり易い(大当りとなる確率が高い)特別遊技状態としての確変状態に制御する機能も有している。なお、通常遊技状態とは、特別遊技状態および特定遊技状態とは異なる遊技状態のことである。
【0016】
なお、特別遊技状態として時短状態に制御することにより、遊技者にとって更に有利な状態とするようにしてもよい。時短状態では、特別図柄表示部10において特別図柄10aの変動表示(可変表示)が所定回数(例えば、100回)実行されるまで、可変表示装置8の特別図柄表示部10および普通図柄表示器13において可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態より短縮される。更に、可変入賞球装置15において、開放時間と開放回数とのうちの一方又は双方が通常遊技状態より高められる。可変入賞球装置15の開放時間又は開放回数が通常遊技状態より高められることにより、始動入賞口14への始動入賞が起こりやすくなり、所定期間内での特別図柄表示部10における特別図柄10aの可変表示回数が増加して特別図柄10aが当り図柄となる確率が通常遊技状態より高まるため、遊技者にとって更に有利な状態となる。
【0017】
また、特別遊技状態は上記したものに限らず、遊技者に有利となる遊技制御を特別遊技状態とすればよい。以下、この遊技制御を大当りに直接的には係わらないもの(特定遊技状態中以外)と大当りに直接的に係わるもの(特定遊技状態中)とに分けて説明する。即ち、特定遊技状態に加える特別遊技状態とは、特定遊技状態とは別の特別遊技状態のことであってもよいし、また特定遊技状態を含む特別遊技状態のことであってもよい。先ず、大当りに直接的には係わらない遊技制御としては、特別図柄10a乃至普通図柄に対しての時間短縮(時短)制御又は確率変動(確変)制御、電役(例えば、可変入賞球装置15)の開放期間の延長制御、特別図柄乃至普通図柄に対しての始動通過領域の増設制御(例えば、遊技盤6に設置される入賞口29,30,33,39等を特別図柄10aの始動入賞口として設定変更する制御)、賞球数の増加制御(例えば、入賞に伴う賞球を通常遊技状態時の13個から15個に増加する制御)、あるいは所定領域への通過率向上制御(例えば、始動入賞口14の上流側に打玉規制装置を設け、該打玉規制装置の作動により始動入賞率を向上する制御)を特別遊技状態とすることができ、さらには始動入賞に基づいて可変表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになると開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利が発生又は継続する第3種弾球遊技機に本発明を適用した場合には、特定領域への入賞率向上制御を特別遊技状態としてもよい。一方、大当りに直接的に係わる遊技制御としては、ラウンド上限数の向上制御、カウント上限数の向上制御、開閉板20の開放延長制御、あるいは開閉板20によって開放された大入賞口への入賞に伴う賞球数の増加制御を特別遊技状態とすることができる。なお、上記した遊技制御を組合せて特別遊技状態とすることもできるのは言うまでもない。さらには、特別遊技状態への突入(所定条件の成立)及び終了の契機については、本実施形態中に記載のものに限定せず、乱数、遊技履歴(例えば、時間、リーチ回数、所定入賞口への入賞回数、通過回数等)、入賞、及びサブゲーム(例えば、ジャンケンなどで遊技者自身が選択できるものを含む)の4つの要素のうちいずれか1つ乃至任意の組合せを突入契機乃至終了契機に設定するものであればよい。
【0018】
可変表示装置8の上部には、7セグメントLEDにより構成された普通図柄表示器13が設けられている。この普通図柄表示器13は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報を可変表示可能なものである。また、可変表示装置8には、始動入賞口14に入り始動条件が成立したが未だ可変表示装置8の開始条件(例えば、前回の特別図柄10aの可変表示および大当り遊技状態の終了)が成立していない始動条件の成立回数である始動記憶数を記憶する始動記憶手段(例えば、始動記憶バッファ55c:主基板31のRAM55により始動記憶数を記憶する機能)に記憶された始動記憶数を表示する始動記憶数表示手段としての4つの始動記憶表示エリア(図示しない)が設けられている。この始動記憶表示エリアは、有効始動入賞(本実施形態では、始動記憶数が4未満のときの始動入賞)がある毎に、表示色を変化(例えば青色表示から赤色表示に変化)させ、可変表示装置8の可変表示が開始される毎に、表示色が変化している始動記憶表示エリアを1減らす。すなわち表示色をもとの状態に戻す。
【0019】
なお、この実施形態では有効始動入賞数は4つとなっているが、これに限られるものではない。例えば、有効始動入賞数を30としてもよく。この場合には、30回分の始動記憶数を表示できるように始動記憶表示エリアを構成してもよく、また、30回分の始動記憶のうち所定数(例えば、5つ)のみ表示するようにしてもよい。
【0020】
また、可変表示装置8においては飾り図柄表示部9と始動記憶表示エリアとが区分けされて設けられているので、可変表示中も始動記憶数が表示された状態とすることができる。また、始動記憶表示エリアを飾り図柄表示部9の一部に設けるようにしてもよく、この場合には、可変表示中は始動記憶数の表示を中断するようにすればよい。また、この実施の形態では、始動記憶表示エリアを可変表示装置8に設けるようにしているが、始動記憶数を表示する表示器(特別図柄始動記憶表示器)を可変表示装置8とは別個に設けるようにしてもよい。
【0021】
可変表示装置8の下方には、始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。始動入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口スイッチによって検出される。また、始動入賞口14の下部には開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。
【0022】
可変入賞球装置15の下部には、上述した特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって開状態とされる開閉板20が設けられている。開閉板20は大入賞口を開閉する手段である。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち、一方(V入賞領域)に入った入賞球はV入賞スイッチで検出され、もう一方(10カウント入賞領域)に入った入賞球はカウントスイッチで検出される。遊技盤6の背面には、大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド(図示しない)も設けられている。
【0023】
ゲート32に遊技球が入賞しゲートスイッチで検出されると、普通図柄表示器13の始動記憶である普通図柄始動記憶が上限に達していなければ、所定の乱数値が抽出される。そして、普通図柄表示器13において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態であれば、普通図柄表示器13の可変表示が開始される。普通図柄表示器13において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態でなければ、普通図柄始動記憶の値が1増やされる。普通図柄表示器13の近傍には、普通図柄始動記憶数を表示する所定数(この実施の形態では4つ)のLEDによる表示部を有する普通図柄始動記憶表示器(図示しない)が設けられている。ゲート32への入賞がある毎に、普通図柄始動記憶表示器は点灯するLEDを1増やす。そして、普通図柄表示器13の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。なお、特別図柄10aと普通図柄とを一つの可変表示装置で可変表示するように構成することもできる。その場合には、特別可変表示領域と普通可変表示領域とは1つの可変表示装置で実現される。
【0024】
この実施の形態では、○と×の付された左右のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって普通図柄の可変表示が行われ、可変表示は所定時間(例えば29.2秒)継続する。そして、可変表示の終了時に○の付された左側のランプが点灯すれば当りとなる。当りとするか否かは、ゲート32に遊技球が入賞したときに抽出された乱数の値が所定の当り判定値と一致したか否かによって決定される。普通図柄表示器13における可変表示の表示結果が当りである場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になって遊技球が入賞しやすい状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態に変化する。
【0025】
更に、特別遊技状態としての確変状態では、可変表示装置8の特別図柄表示部10における特別図柄10aの停止図柄が当り図柄(特定表示結果、例えば「7」)になる確率が通常遊技状態より高められるとともに、特別図柄10aの可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態より短縮される。更に、普通図柄表示器13において、停止図柄が当り図柄になる確率が通常遊技状態より高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数とのうちの一方又は双方が通常遊技状態より高められる。これにより遊技者にとって更に有利になる。また、確変状態等の所定の状態では、普通図柄表示器13における可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態より短縮されることによって、遊技者にとって更に有利になるようにしてもよい。
【0026】
遊技盤6の遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾ランプ25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球が取り込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、所定の音声出力として効果音や音声を発声する2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周上部、外周左部および外周右部には、前面枠に設けられた天枠ランプ40、枠ランプ左41および枠ランプ右42が設けられている。また、可変表示装置8の左右側方には、盤ランプ左11および盤ランプ右12が設けられている。そして、この例では、枠ランプ左41の近傍に、賞球残数があるときに点灯する賞球ランプ51が設けられ、枠ランプ右42の近傍に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ52が設けられている。
【0027】
次に、リーチ状態について説明する。本実施形態におけるリーチ状態とは、停止した図柄が大当り図柄の一部を構成しているときに未だ停止していない図柄については可変表示(変動表示)が行われていること、および全てまたは一部の図柄が大当り図柄の全てまたは一部を構成しながら同期して変動表示している状態である。
【0028】
本実施形態では、予め定められた複数の表示領域としての飾り図柄表示部9に、予め定められた図柄が停止することで大当りとなる有効ラインが定められ、その有効ライン上の一部の表示領域に予め定められた図柄が停止しているときに未だ停止していない有効ライン上の表示領域において変動表示が行われている状態(例えば、左、中、右の表示領域のうち左、右の表示領域には大当り図柄の一部となる(例えば「7」)が停止表示されている状態で右の表示領域は未だ変動表示が行われている状態)、および有効ライン上の表示領域の全てまたは一部の図柄が大当り図柄の全てまたは一部を構成しながら同期して変動表示している状態(例えば、左、中、右の表示領域の全てに変動表示が行われており、常に同一の図柄が揃っている状態で変動表示が行われている状態)をいう。
【0029】
本実施形態における特別図柄表示部10は、1つの表示領域によって構成されているため、リーチ表示されることはない。しかし、飾り図柄表示部9においてリーチ演出の行われている間は特別図柄表示部10は変動表示を行っており、特別図柄表示部10の変動停止と共に飾り図柄表示部9の変動が停止する。また、特別図柄表示部10を複数の表示領域で構成してもよく、その場合、リーチ状態とするようにしてもよい。
【0030】
また、リーチの際に、通常と異なる演出がランプや音で行われることがある。この演出をリーチ演出という。また、リーチの際に、キャラクタ(人物等を模した演出表示であり、図柄とは異なるもの)を表示させたり、背景の表示態様を変化させたりすることがある。このキャラクタの表示や背景の表示態様の変化をリーチ演出表示という。
【0031】
打球発射装置から発射された遊技球は、打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。打球が始動入賞口14に入り始動口スイッチで検出されると、特別図柄10aの可変表示を開始できる状態であれば(例えば、大当り遊技終了又は前回の可変表示の終了)、特別図柄表示部10において特別図柄10aの可変表示(変動表示)を開始すると共に、飾り図柄表示部9において飾り図柄9a〜9cの可変表示を開始する。特別図柄10aの可変表示を開始できる状態でなければ、始動記憶数を1増やす。
【0032】
特別図柄表示部10における特別図柄10aの可変表示は、一定時間が経過したときに停止し、特別図柄表示部10の変動停止と共に飾り図柄表示部9の変動が停止する。停止時の特別図柄10aが大当り図柄(特定表示結果)となるときには、飾り図柄表示部9の表示結果も大当り図柄(特定表示結果)となり、大当り遊技状態に移行する。すなわち、開閉板20が、一定時間経過するまで、または、所定個数(例えば10個)の打球が入賞するまで開放する。そして、開閉板20の開放中に打球がV入賞領域に入賞しV入賞スイッチで検出されると、継続権が発生し開閉板20の開放が再度行われる。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウンド)許容される。
【0033】
停止時の特別図柄表示部10における特別図柄10aが確率変動を伴う大当り図柄(第1特定表示結果:確変図柄)である場合には、飾り図柄表示部9における飾り図柄9a〜9cの組み合わせも確率変動を伴う大当り図柄(第1特定表示結果:確変図柄)となり、大当り遊技状態に制御され、大当り遊技状態終了後に次に大当りとなる確率が通常遊技状態より高くなる。すなわち、確変状態という遊技者にとって更に有利な状態(特別遊技状態)となる。
【0034】
図2は、本実施形態に係る弾球遊技機1の回路構成の概要を表したブロック図である。主基板31には、プログラムに従って弾球遊技機1を制御する基本回路53が搭載されている。基本回路53は、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って遊技の信号を制御する遊技制御手段としてのCPU56及び演出制御基板80等に制御信号を送信するI/Oポート部57を含む。この実施の形態では、ROM54、RAM55、I/Oポート部57はCPU56に内蔵されている。すなわち、CPU56は、1チップマイクロコンピュータである。なお、1チップマイクロコンピュータは、少なくともRAM55が内蔵されていればよく、ROM54及びI/Oポート部57は外付けであっても内蔵されていてもよい。なお、CPU56はROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、CPU56が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているCPUについても同様である。
【0035】
なお、図2には示されていないが、ゲートスイッチ、始動口スイッチ、V入賞スイッチ、カウントスイッチ、満タンスイッチ、カウントスイッチ短絡信号及びクリアスイッチからの信号を基本回路53に与えるスイッチ回路、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、開閉板20を開閉するソレノイド21等を基本回路53からの指令に従って駆動するソレノイド回路、電源投入時に基本回路53をリセットするためのシステムリセット回路、基本回路53から与えられるデータに従って、大当りの発生を示す大当り情報、特別図柄表示部10における特別図柄10aの可変表示開始に利用された始動入賞球の個数を示す有効始動情報、確率変動が生じたことを示す確変情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路、も主基板31に搭載されている。
【0036】
また、RAM(CPU内蔵RAMであってもよい。)55の一部または全部が、電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされているバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。
【0037】
また、主基板31に搭載されるRAM55には、後述する大当りフラグを記憶する大当りフラグメモリ55aと、特別図柄表示部10にて特別図柄10aの変動(可変表示)が変動パターンに基づく変動時間(可変表示時間)で行われるように制御するための特別図柄プロセスタイマ(可変表示時間計測手段)55bと、始動入賞口14に入り始動条件が成立したが未だ可変表示装置8の開始条件(例えば、前回の特別図柄10aの可変表示および大当り遊技状態の終了)が成立していない始動条件の成立回数である始動記憶数を記憶する始動記憶手段としての始動記憶バッファ55cと、が設けられている。また、ROM54には、後述する変動パターンコマンド54aが記憶されている。そして、CPU56は、始動記憶バッファ55cの内容、RAM55にセットされるフラグの種類、特別図柄プロセスタイマ55bの値、に応じて遊技の進行を制御するコマンド(例えば、ROM54aに記憶される変動パターンコマンド等)を演出制御基板80に送信する処理を実行する。
【0038】
また、主基板31に設けられた遊技制御手段(例えば、CPU56)からのコマンドに基づいて、演出制御基板80に設けられた演出制御手段としての演出制御用CPU111が、可変表示装置8に設けられた特別図柄表示部10および飾り図柄表示部9の表示制御、スピーカ27の音声出力制御、ランプ・LEDの発光制御、を行う。主基板31からは、可変表示装置8の表示制御、ランプ・LEDの点灯制御、遊技音発生等の演出の制御に関する指令情報として演出制御コマンドが伝送される。
【0039】
この実施の形態では、演出制御基板80に搭載される演出制御手段(例えば、演出制御用CPU111等)に含まれる表示制御手段111aが、主基板31に搭載される遊技制御手段(CPU56及びROM54,RAM55等の周辺回路)からの制御信号(演出制御コマンド)に基づいて遊技盤6に設けられている可変表示装置8、普通図柄表示器13の表示制御を行う。主基板31からは、可変表示装置8の可変表示態様を指定する信号として、可変表示時間(変動時間)を特定可能な変動パターンコマンド(可変表示パターンコマンド)が送信される。
【0040】
演出制御基板80には、主基板31からの演出制御コマンドに対応するゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM113、ワークメモリとして使用されるRAM112、主基板31からの演出制御コマンドに基づいて可変表示装置8等を表示制御する演出制御用CPU111および主基板31からの演出制御コマンドを受信するI/Oポート部114が搭載されている。
【0041】
なお、この実施の形態のRAM112は、主基板31から送信される変動パターンコマンドに基づく変動時間で特別図柄表示部10にて特別図柄10aの変動(可変表示)が行われるように制御するための変動時間タイマ112aを備えている。
【0042】
また、この実施の形態のROM113は、主基板31から変動パターンコマンドが送信されたときに参照され、飾り図柄表示部9にて飾り図柄9a〜9cの可変表示を実行するためのデータが記憶されているプロセスデータ113aを備えている。つまり、演出制御用CPU111の表示制御手段111aは、主基板31から出力される変動パターンコマンドを受信すると、ROM113に格納される受信した変動パターンコマンドに基づくプロセスデータ113aを参照し、参照したプロセスデータ113aに従って飾り図柄表示部9を表示制御する。
【0043】
また、演出制御用CPU111は、VDP100を介してLCDを用いた飾り図柄表示部9の表示制御を行う。VDP100は、キャラクタROM102に記憶されているキャラクタ、背景、表示図柄に関する画像データをもとにVRAM101で画像表示信号を生成し、飾り図柄表示部9に出力する。そして、可変表示装置8は画像表示信号に基づいて飾り図柄表示部9に画像を表示させる。
【0044】
図3は、第1実施形態で用いられる変動パターン(可変表示パターン)の一例を示す説明図である。図3において、「EXT」とは、2バイト構成の演出制御コマンドにおける2バイト目のEXTデータを示す。この実施の形態では、特別図柄10aの各変動パターンと演出制御コマンドとは1対1に対応付けられていない。具体的には、変動パターン3〜5、6〜8、11〜14、15〜18、19および20は、それぞれ同一の変動パターンコマンド(EXT)となっており、変動パターンそれぞれには演出制御コマンドが設けられていない。つまり、同一のEXTによって指示される変動パターンでは、同一の変動時間を指示する情報が含まれる。
【0045】
このように、同一の可変表示データ信号としての変動パターンコマンド(EXT)には、特定可変表示パターンとして上記した複数の変動パターンを含み、変動パターンコマンド(可変表示パターンコマンド)によって指定される可変表示時間(変動時間)とは異なる複数のタイミングで表示結果を導出表示させることにより複数の変動パターンとなる。つまり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指定される変動パターンには異なる変動時間(可変表示時間)が予め定められている。具体的には、変動パターン3〜5は、同一の変動パターンコマンド02によって変動時間40秒が指定されている。そして、変動時間を18秒とすることで変動パターン3となり、変動時間を28秒とすることで変動パターン4となり、変動時間を40秒とすることで変動パターン5とすることが可能である。つまり、この実施の形態では、可変表示データとして、変動パターン、該変動パターンに基づく変動時間(可変表示時間)および該変動パターンに基づく変動パターンコマンド(EXT)を示すデータがROM54に記憶されている。そして、複数の変動パターンに共通して用いられる変動パターンコマンド(EXT)を備えている。
【0046】
なお、上述したように、主基板31から送信される変動パターンコマンド(EXT)は、変動パターンそれぞれに対応して設けられていない。そのため、変動パターンコマンドを受信したときに演出制御用CPU111によって変動時間タイマ112aにセットされる変動時間は、変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間であり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンにおいては、最も変動時間が長い変動パターンに基づく変動時間が変動時間タイマ112aにセットされる。
【0047】
また、「通常変動」とは、リーチ態様を伴わない変動パターンである。更に、この実施の形態では、短縮変動パターンが用いられる。短縮変動パターンは、特別図柄10aの変動時間が例えば1.0秒という極めて短い変動パターンである。
【0048】
また、この実施の形態では、高確率時(確変中)でも低確率時(非確変中=通常状態)でも変動パターン1〜21の変動パターンが用いられるが、高確率時には変動パターン1〜21のそれぞれの変動時間を短くするようにしてもよい。また、高確率時に用いられる変動パターン群(使用されうる複数の変動パターン)と、低確率時に用いられる変動パターン群と、を別にしてもよい。
【0049】
次に遊技機の動作について説明する。図4は、主基板31における遊技制御手段(例えば、CPU56等)が実行する特別図柄プロセス処理のプログラムの一例を示すフローチャートである。これらの処理は、主基板31の遊技制御手段が実行するメイン処理にて2ms毎に行われる割込処理内で実行される。CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う際に、遊技盤6に設けられている始動入賞口14に遊技球が入賞したことを検出するための始動口スイッチがオンしていたら、すなわち遊技球が始動入賞口14に入賞する始動入賞が発生していたら(ステップS311)、始動口スイッチ通過処理(ステップS312)を行った後に、内部状態に応じて、ステップS300〜S308のうちのいずれかの処理を行う。
【0050】
なお、始動口スイッチ通過処理では、CPU56は、始動記憶数が最大値(例えば、4、等)に達しているかどうか確認し、始動記憶数が最大値に達していなければ、始動記憶数を1増やし、大当り判定用乱数等の各乱数の値を抽出し、それらを始動記憶数の値に対応した保存領域(始動記憶バッファ55c)に格納する処理が実行される。なお、乱数を抽出するとは、乱数を生成させるためのカウンタからカウント値を読み出して、読み出したカウント値を乱数値とすることである。
【0051】
特別図柄通常処理(ステップS300:表示結果事前決定手段):特別図柄10aの可変表示を開始できる状態になるのを待つ。CPU56は、特別図柄10aの可変表示が開始できる状態になると、始動記憶数を確認する。始動記憶数が0でなければ、特別図柄10aの可変表示の結果、大当りとするか否か決定する(表示結果事前決定手段)。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS301に移行するように更新する。
【0052】
特別図柄停止図柄設定処理(ステップS301:表示結果事前決定手段):可変表示後の特別図柄10aの停止図柄を決定する(表示結果事前決定手段)。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に移行するように更新する。
【0053】
変動パターン設定処理(ステップS302):特別図柄10aの可変表示の変動パターン(可変表示態様)を、変動パターン決定用乱数の値に応じて決定する。また、特別図柄プロセスタイマ55bをスタートさせる。このとき、演出制御基板80に対して、特別図柄10aの停止図柄と変動態様(変動パターン)を指令する情報とが送信される。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303に移行するように更新する。
【0054】
特別図柄変動処理(ステップS303):所定時間(ステップS302の特別図柄プロセスタイマ55bで示された時間)が経過すると、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に移行するように更新する。また、後述する準備コマンドを送信する。
【0055】
特別図柄停止処理(ステップS304):特別図柄表示部10において可変表示される特別図柄10aが停止されるように制御する。具体的には、特別図柄停止を示す演出制御コマンド(確定コマンド)が送信される状態に設定する。そして、停止後の特別図柄10aが大当り図柄となった場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に移行するように更新する。そうでない場合には、内部状態をステップS300に移行するように更新する。
【0056】
大入賞口開放前処理(ステップS305):大入賞口を開放する制御を開始する。具体的には、カウンタやフラグを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して開閉板20を開状態とすることで大入賞口を開放する。また、プロセスタイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、大当り中フラグをセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に移行するように更新する。
【0057】
大入賞口開放中処理(ステップS306):大入賞口ラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御基板80に送出する制御や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。最後の大入賞口の閉成条件が成立したら、内部状態をステップS307に移行するように更新する。
【0058】
特定領域有効時間処理(ステップS307):V入賞スイッチの通過の有無を監視して、大当り遊技状態継続条件の成立を確認する処理を行う。大当り遊技状態継続の条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、内部状態をステップS305に移行するように更新する。また、所定の有効時間内に大当り遊技状態継続条件が成立しなかった場合、または、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態をステップS308に移行するように更新する。
【0059】
大当り終了処理(ステップS308):大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御手段に行わせるための制御を行う。そして、内部状態をステップS300に移行するように更新する。
【0060】
図5は、特別図柄プロセス処理における第1実施形態の変動パターン設定処理(ステップS302)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、確変状態中であるか否かを確認する(ステップS70)。確変状態中であるときには確変時変動パターン選択テーブル(図6(B)参照)を選択し(ステップS71)、確変状態でないときには、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A)参照)を選択する(ステップS72)。
【0061】
次いで、大当りフラグがセットされている場合には(ステップS73)、確変大当りか否か判定し(ステップS74)、確変大当りの場合には選択された変動パターン選択テーブルの確変大当り時変動パターンテーブルを選択する(ステップS75)。つまり、現在の遊技状態が通常遊技状態の場合には、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))の確変大当り時変動パターンテーブルを選択し、現在の遊技状態が確変状態の場合には、確変時変動パターン選択テーブル(図6(B))の確変大当り時変動パターンテーブルを選択する。
【0062】
ステップS74で確変大当りではない場合(非確変大当り)には選択された変動パターン選択テーブルの非確変大当り時変動パターンテーブルを選択する(ステップS76)。つまり、現在の遊技状態が通常遊技状態の場合には、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))の非確変大当り時変動パターンテーブルを選択し、現在の遊技状態が確変状態の場合には、確変時変動パターン選択テーブル(図6(B))の非確変大当り時変動パターンテーブルを選択する。
【0063】
また、ステップS73で大当りフラグがセットされていない場合には、始動口スイッチ通過処理(ステップS312)で抽出したリーチ判定用乱数を読み出し、リーチするか否かを判定する(ステップS77)。つまり、抽出したリーチ判定用乱数がリーチ判定値と一致するか否かを判定する。リーチする場合には(ステップS78)、リーチ時変動パターンテーブルを選択する(ステップS79)。つまり、現在の遊技状態が通常遊技状態の場合には、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))のリーチ時変動パターンテーブルを選択し、現在の遊技状態が確変状態の場合には、リーチ時変動パターン選択テーブル(図6(B))の確変大当り時変動パターンテーブルを選択する。
【0064】
リーチしない場合には(ステップS78)、はずれ時変動パターンテーブルを選択する(ステップS80)。つまり、現在の遊技状態が通常遊技状態の場合には、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))のはずれ時変動パターンテーブルを選択し、現在の遊技状態が確変状態の場合には、確変時変動パターン選択テーブル(図6(B))のはずれ時変動パターンテーブルを選択する。
【0065】
図6には、変動パターン選択テーブルの一例が示されている。図6に示すように、変動パターン選択テーブルは、遊技機の状態が通常遊技状態のときに選択される通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))と、確変状態のときに選択される確変時変動パターン選択テーブル(図6(B))と、を備えている。そして、変動パターン選択テーブルそれぞれには、表示結果事前決定手段(ステップS300)の決定結果に応じて選択される変動パターンテーブルが設けられている。
【0066】
なお、この実施の形態では、現在の遊技状態が通常遊技状態のときの当選時判定テーブルとして確変大当り時変動パターンテーブルと、非確変大当り時変動パターンテーブルと、を備え、現在の遊技状態が通常遊技状態のときの非当選時判定テーブルとして、リーチ時変動パターンテーブルと、はずれ時変動パターンテーブルと、を備えている。また、現在の遊技状態が確変状態のときの当選時判定テーブルとして確変大当り時変動パターンテーブルと、非確変大当り時変動パターンテーブルと、を備え、現在の遊技状態が確変状態のときの非当選時判定テーブルとして、リーチ時変動パターンテーブルと、はずれ時変動パターンテーブルと、を備えている。つまり、それぞれの遊技状態において、大当りとなるときに選択されるテーブルと、はずれとなるときに選択されるテーブルを備えている。
【0067】
そして、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンにおいて、当選時判定テーブルにおける変動時間(可変表示時間)が短い変動パターンに決定される割合は、非当選時判定テーブルにおける変動時間が短い変動パターンに決定される割合よりも低くなるように変動パターンの決定に用いる判定データとしての通常時変動パターン選択テーブルおよび確変時変動パターン選択テーブルが構成されている。例えば、通常時変動パターン選択テーブルにおけるリーチAを実行する同一の変動パターンコマンドによって指示される変動パターンのうちリーチはずれとなる変動パターン3〜5は、確変大当りまたは非確変大当りとなる変動パターン11〜14よりも変動時間が短い変動パターンが選択される割合(例えば、リーチA’’よりもリーチAが選択される割合)が高くなるように構成されている。
【0068】
変動パターン設定処理において、変動パターンテーブルを選択すると(ステップS70〜ステップS80)、変動パターン決定用乱数カウンタをロードし(ステップS81)、選択された変動パターンテーブルに基づいて変動パターンを決定し(ステップS82:可変表示パターン事前決定手段)、決定された変動パターンに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定する(ステップS83)。
【0069】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンが同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンであるか否か判定する(ステップS84)。つまり、決定された変動パターンが3〜8および11〜20のうちのいずれかに含まれるかを判定し、含まれる場合には変動パターンコマンドとして対応するEXTを選択する(ステップS85:可変表示データ選択手段)。つまり、上述したように、この実施の形態では、変動パターンと変動パターンコマンドはそれぞれ個々に対応して設けられていないため、例えば、変動パターン3〜5は同一の変動パターンコマンド(02H)によって指示される。ゆえに、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうちいずれかが選択されたときには、異なる複数の変動パターンを指示する変動パターンコマンドを選択する可変表示データ選択手段(ステップS85)により、選択された変動パターンに基づく変動パターンコマンド(EXT)を特定する変動パターンコマンド特定テーブルに基づき変動パターンコマンドが選択される。変動パターンコマンド特定テーブルは、主基板31のROM54に記憶されている。
【0070】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンに基づく変動パターンコマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットし(ステップS86)、サブルーチンであるコマンドセット処理を実行する(ステップS87)。そして、特別図柄プロセスタイマ55bをスタートさせ(ステップS88)、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄変動処理に対応した値に更新する(ステップS89)。
【0071】
コマンドセット処理を実行することによって演出制御コマンドが演出制御基板80に送信される。この実施の形態では、演出制御手段に送信されうる各演出制御コマンドはROM54のコマンド送信テーブルに格納されている。また、コマンドセット処理では、CPU56は、ポインタが示すROM54のアドレスに格納されている演出制御コマンドデータを、演出制御コマンドデータを出力するための出力ポートに設定するとともに、コマンドを送信することを示す演出制御INT信号を出力する。
【0072】
以上の処理によって、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)により同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動時間が異なる複数の変動パターンの中の1つが選択されたときには、可変表示データ選択手段(ステップS85)により変動パターンコマンド特定テーブルに基づいて可変表示パターン事前決定手段によって決定された変動パターンコマンドに応じた変動パターンコマンド(EXT)が選択され、演出制御基板80に同一の変動パターンコマンド(EXT)が送信される。つまり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンに決定されたときには、同一の変動時間を指示する情報を含んだ変動パターンコマンド(EXT)が演出制御基板80に送信される。主基板31のCPU56は、変動パターンそれぞれに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定することで、変動パターンに基づく変動時間で特別図柄10aの可変表示が実行されるように制御し、特別図柄変動処理(ステップS303)にて特別図柄プロセスタイマ55bがタイムアウトしたか否かを判定し(可変表示時間判定手段)、プロセスタイマがタイムアウトしたことに基づいて、特別図柄停止処理(ステップS304)にて特別図柄10aを変動表示を停止させて表示結果を導出表示させる確定コマンドを送信する判定時確定信号送信手段を備えている。
【0073】
図7は、演出制御基板80に搭載される演出制御用CPU111が実行するメイン処理における表示制御プロセス処理を示すフローチャートである。この実施の形態では、表示制御プロセス処理は、2msごとに実行される割込処理で実行される。表示制御プロセス処理では、表示制御プロセスフラグの値に応じてステップS800〜S806のうちのいずれかの処理が行われる。各処理において、以下のような処理が実行される。
【0074】
変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800):コマンド受信割込処理によって、演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を受信したか否か確認する。具体的には、変動パターンコマンドが受信されたことを示すフラグ(変動パターン受信フラグ)がセットされたか否か確認する。変動パターン受信フラグは、演出制御用CPU111が実行するメイン処理における割込処理にて実行されるコマンド解析処理によって、変動パターン指定の演出制御コマンドが受信されたことが確認された場合にセットされる。
【0075】
飾り図柄演出設定処理(ステップS801):飾り図柄9a〜9cの停止図柄及び変動パターンを決定する。また、飾り図柄9a〜9cの変動パターンは、特別図柄10aの変動時間だけ、変動パターンコマンドが示す特別図柄10aの変動パターンに合致したものに決定される。また、受信した変動パターンコマンドに基づく変動時間を変動時間タイマ112aにセットする。
【0076】
図柄変動開始処理(ステップS802):特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cの変動が開始されるように制御する。また、変動時間タイマ112aをスタートさせる。
【0077】
図柄変動中処理(ステップS803):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミングを制御するとともに、変動時間の終了を監視する。また、変動時間タイマ112aがタイムアウトまたは準備コマンドを受信したことに基づいて特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cを停止させる処理に移行する。
【0078】
図柄停止待ち設定処理(ステップS804:導出表示手段):図柄停止を指示する演出制御コマンド(確定コマンド)を受信していたら、図柄の変動を停止し停止図柄(確定図柄)を表示する制御を行う。
【0079】
大当り表示処理(ステップS805):確定図柄の表示後、確変大当り表示または通常大当り表示の制御を行う。
【0080】
大当り遊技中処理(ステップS806):大当り遊技中の制御を行う。例えば、大入賞口開放前表示や大入賞口開放時表示の演出制御コマンドを受信したら、ラウンド数の表示制御等を行う。
【0081】
図8は、表示制御プロセス処理における第1実施形態の飾り図柄演出設定処理(ステップS801)を示すフローチャートである。飾り図柄演出設定処理において、演出制御用CPU111は、飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する(ステップS801a)。このとき、変動パターンコマンドにもとづく特別図柄10aの変動態様に合致するように、飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する。そして、飾り図柄9a〜9cの変動パターンを決定する(ステップS801b)。この例では、使用テーブルとして設定されている飾り図柄変動パターンテーブルに、受信した変動パターンコマンドに対応して設けられている変動パターンとする。従って、受信した変動パターンコマンドにもとづく特別図柄10aの変動パターンに対応して設けられている飾り図柄9a〜9cの変動パターンに決定される。そして、受信した変動パターンコマンドに基づく変動時間を変動時間タイマ112aにセットし(ステップS801c)、表示制御プロセスフラグの値を図柄変動開始処理(ステップS802)に対応した値に変更する(ステップS801d)。
【0082】
なお、ここで変動時間タイマ112aにセットされる変動時間は、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間ではなく、変動パターンコマンド(EXT00H〜09H)に基づく変動時間である。つまり、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)により同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうちいずれかが選択されたときには、異なる複数の変動パターンを指示する変動パターンコマンドを選択する可変表示データ選択手段(ステップS85)によって同一の変動パターンコマンド(EXT)が選択されるため、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうちいずれの変動パターンが選択されても同一の変動パターンコマンド(EXT)が送信される。そして、変動パターンコマンド(EXT)には、変動パターンコマンド(EXT)に基づく1つの変動時間を指示する情報だけが送信されるため、演出制御用CPU111は、受信した変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間を変動時間タイマ112aにセットする。
【0083】
図9は、演出制御プロセス処理における図柄変動中処理(ステップS803)を示すフローチャートである。図柄変動中処理において、演出制御用CPU111は、プロセスタイマがタイムアウトしたら(ステップS803a)、表示制御実行データの切替を行う(ステップS803b)。すなわち、プロセスデータ113aにおいて、次に設定されているプロセスタイマをスタートさせるとともに、その次に設定されている表示制御実行データの内容に従ってVDP100を制御する。従って、VDP100は、表示制御実行データの内容に応じて可変表示装置8の表示状態を制御する。
【0084】
そして、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていたら(ステップS803c)、特別図柄10aの変動を停止させる演出制御コマンド(確定コマンド)の受信を監視するための監視タイマをスタートさせ(ステップS803e)、表示制御プロセスフラグの値を図柄停止待ち処理に対応した値にする(ステップS803f)。
【0085】
また、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていない場合には、確定コマンドが送信されるまでの時間を示す(所定時間経過後に変動停止させることを示す)準備コマンドを受信しているか否かを判定し(ステップS803d)、準備コマンドを受信している場合には、ステップS803eの処理を実行し、プロセスフラグを図柄停止待ち処理に対応した値にする(ステップS803f)。
【0086】
準備コマンドを受信することによって、演出制御用CPU111は、特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cの変動を停止させるための準備を行う。例えば、変動している特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cの減速制御、等を行う。この場合には、実行しているプロセスデータ113aのアドレスを所定のアドレス(例えば、準備コマンドによって指定される残り時間に対応した位置)に変更するようにしてもよい。
【0087】
このように、この実施の形態では、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていなくても準備コマンドを受信したことに基づいて可変表示を行っている特別図柄10aを停止させる確定コマンドの受信を監視する特別図柄停止待ち処理(ステップS804)を実行するため、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)により同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動時間が異なる複数の変動パターンのうちいずれかが実行されることが決定されたときには、変動パターンコマンド(EXT)に基づく可変表示時間(変動時間)が経過していなくても判定時確定信号送信手段(ステップS83で特別図柄プロセスタイマ55bに設定された変動時間が、ステップS303でタイムアウトしたことに基づいて、ステップS304に移行制御し、ステップS304にて確定コマンドを送信する)によって送信された確定コマンドを受信したことに基づいて表示結果を導出表示させるように制御される。
【0088】
図10は、第1実施形態における変動パターンコマンドによって実行される変動パターンのタイミングチャートであり、(A)変動パターンコマンド(EXT)02H、(B)変動パターンコマンド(EXT)03H、(C)変動パターンコマンド(EXT)06H、(D)変動パターンコマンド(EXT)07H、(E)変動パターンコマンド(EXT)08H、である。図10に示すように、同一の変動パターンコマンドによって指定される異なる複数の変動パターンは同一の変動パターンデータ(プロセスデータ113a)で構成される。具体的には、変動パターン3〜5は、同一のプロセスデータ113aで構成され、変動パターンそれぞれに対応して設けられている変動時間で確定コマンドを受信することにより表示結果を導出表示させる。
【0089】
異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンドの一例として、変動パターンコマンド(EXT)02Hには、変動パターンコマンド(EXT)02Hによって指示される変動パターンのうち最も変動時間が長い変動パターン5に基づく変動時間(40秒)を指示する情報が含まれている。演出制御用CPU111は、変動パターンコマンド(EXT)02Hを受信すると、変動パターンコマンド(EXT)02Hに基づく変動時間40秒の変動を開始させる。主基板31のCPU56は、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定し、特別図柄プロセスタイマ55bがタイムアウトしたことに基づいて、特別図柄10aの変動を停止させて表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された表示結果を導出表示させる確定コマンドを演出制御基板80に送信する。例えば、可変表示パターン事前決定手段により変動パターン3に決定されたときには、変動時間18秒で、つまり、A1のタイミングで確定コマンドを送信し、演出制御用CPU111の導出表示手段(ステップS804)は、確定コマンドを受信したことに基づいて特別図柄表示部10および飾り図柄表示部9に表示結果を導出表示させる。
【0090】
なお、この実施の形態では、変動パターンコマンドに基づく変動時間で表示結果を導出表示しない場合には、確定コマンドを受信する前に特別図柄10aを停止させる残りの変動時間を示す(確定コマンドを受信するまでの時間を示す)準備コマンドが主基板31から送信される。演出制御用CPU111は、準備コマンドを受信することにより、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていなくても特別図柄停止待ち処理(ステップS804)に移行制御する。
【0091】
また、この実施の形態で用いられる準備コマンドはすべての変動パターンコマンド(EXT02H,03H,06H〜08H)に共通して用いられる1つのコマンドであるため、コマンド数の増加を抑えることができる。例えば、変動パターンコマンド02Hで、変動パターン3のときに送信される準備コマンドと、変動パターン4のときに送信される準備コマンドと、変動パターンコマンド08Hで変動パターン19のときに送信される準備コマンドと、はすべて共通のコマンドである。
【0092】
また、CPU56は、変動開始を指示する変動パターンコマンドとほぼ同時(例えば、メインの割込処理で同一の割込処理内)に表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された表示結果を指定するコマンド(特別図柄指定コマンド)を送信する。そして、演出制御用CPU111は、準備コマンドを受信したことに基づいて特別図柄指定コマンドによって指定された特別図柄10aを準備し、確定コマンドを受信したことに基づいて、変動表示を行っている特別図柄10aと差し替える処理を実行する(識別情報差し替え手段)。また、演出制御用CPU111は、特別図柄指定コマンドを受信したことに基づいて、ステップS801a(図8参照)にて飾り図柄表示部9における飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する。そして、準備コマンドを受信したことに基づいて、ステップS801aにて決定された飾り図柄9a〜9cの停止図柄を準備し、確定コマンドを受信したことに基づいて特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cの変動(可変表示)を停止させるとともに、変動表示を行っている特別図柄10aを表示結果事前決定手段(ステップS301)にて決定された表示結果に差し替える処理と、変動表示を行っている飾り図柄(9a〜9cのいずれか又は全て)をステップS801aにて決定された飾り図柄9a〜9cの停止図柄に差し替える処理を実行する(識別情報差し替え手段)。
【0093】
このように、本実施形態においては、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンは、同一のプロセスデータ113aによって構成され、表示結果を導出表示させる変動時間を異ならせることにより異なる複数の変動パターンを実行することが可能となっている。
【0094】
なお、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうち大当りとなる変動パターンコマンド06H〜08Hについては、最も変動時間が長くなる変動パターンにて、表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された特定表示結果(大当り図柄)と同一または異なる表示結果(大当り図柄)を一旦導出したあとに表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された特定表示結果(大当り図柄)を導出表示させる再抽選演出を実行するようにしてもよい。以下、再抽選演出を実行する第2実施形態について説明する。
【0095】
(第2実施形態)
図11は、第2実施形態で用いられる変動パターン(可変表示パターン)の一例を示す説明図である。図11において、「EXT」とは、2バイト構成の演出制御コマンドにおける2バイト目のEXTデータを示す。この実施の形態では、特別図柄10aの各変動パターンと演出制御コマンドとは1対1に対応付けられていない。具体的には、変動パターン3〜5、6〜8、11〜14、15〜18、19および20は、それぞれ同一の変動パターンコマンド(EXT)となっており、変動パターンそれぞれには演出制御コマンドが設けられていない。つまり、同一のEXTの変動パターンでは、同一の変動時間を指示する情報が含まれる。
【0096】
このように、同一の可変表示データとしての変動パターンコマンド(EXT)には、特定可変表示パターンとして上記した複数の変動パターンを含み、変動パターンコマンド(可変表示パターンコマンド)によって指定される可変表示時間(変動時間)とは異なる複数のタイミングで表示結果を導出表示させることにより複数の変動パターンとなる。つまり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指定される変動パターンには異なる変動時間(可変表示時間)が予め定められている。具体的には、変動パターン3〜5は、同一の変動パターンコマンド02によって変動時間40秒が指定されている。そして、変動時間を18秒とすることで変動パターン3となり、変動時間を28秒とすることで変動パターン4となり、変動時間を40秒とすることで変動パターン5とすることが可能である。
【0097】
なお、上述したように、主基板31から送信される変動パターンコマンド(EXT)は、変動パターンそれぞれに対応して設けられていない。そのため、変動パターンコマンドを受信したときに演出制御用CPU111によって変動時間タイマ112aにセットされる変動時間は、変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間であり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンにおいては、最も変動時間が長い変動パターンに基づく変動時間が変動時間タイマ112aにセットされる。
【0098】
また、この実施の形態では、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指定される変動パターンのうち大当りとなる変動パターンコマンド06H〜08Hでは、上記した再抽選演出が実行される。つまり、変動パターン14、18および20は、再抽選演出を行う再抽選可変表示パターンである。
【0099】
また、「通常変動」とは、リーチ態様を伴わない変動パターンである。更に、この実施の形態では、短縮変動パターンが用いられる。短縮変動パターンは、特別図柄10aの変動時間が例えば1.0秒という極めて短い変動パターンである。
【0100】
また、この実施の形態では、高確率時(確変中)でも低確率時(非確変中=通常状態)でも変動パターン1〜9の変動パターンが用いられるが、高確率時には変動パターン1〜9のそれぞれの変動時間を短くするようにしてもよい。また、高確率時に用いられる変動パターン群(使用されうる複数の変動パターン)と、低確率時に用いられる変動パターン群と、を別にしてもよい。
【0101】
図12は、特別図柄プロセス処理における第2実施形態の変動パターン設定処理(ステップS302)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、確変状態中であるか否かを確認する(ステップSA70)。確変状態中であるときには確変時変動パターン選択テーブル(図6(B)参照)を選択し(ステップSA71)、確変状態でないときには、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A)参照)を選択する(ステップSA72)。
【0102】
次いで、大当りフラグがセットされている場合には(ステップSA73)、確変大当りか否か判定し(ステップSA74)、確変大当りの場合には選択された変動パターン選択テーブルの確変大当り時変動パターンテーブルを選択する(ステップSA75)。ステップSA74で確変大当りではない場合(非確変大当り)には選択された変動パターン選択テーブルの非確変大当り時変動パターンテーブルを選択する(ステップSA76)。また、ステップSA73で大当りフラグがセットされていない場合には、始動口スイッチ通過処理(ステップS312)で抽出したリーチ判定用乱数を読み出し、リーチするか否かを判定する(ステップSA77)。つまり、抽出したリーチ判定用乱数がリーチ判定値と一致するか否かを判定する。リーチする場合には(ステップSA78)、リーチ時変動パターンテーブルを選択し(ステップSA79)、リーチしない場合には(ステップSA78)、はずれ時変動パターンテーブルを選択する(ステップSA80)。
【0103】
この実施の形態においても、図6に示す変動パターン選択テーブルを備えている。また、この実施の形態では、予め定められた複数種類の特定表示結果(大当り図柄)として大当り遊技状態終了後に大当り遊技状態とは異なる遊技状態であって遊技者にとって有利な特別遊技状態(例えば、確変状態、等)となる第1特定表示結果としての確変図柄と、大当り遊技状態終了後に特別遊技状態および大当り遊技状態とは異なる通常遊技状態となる第2特定表示結果としての非確変図柄と、が設定されている。
【0104】
また、上記した表示結果事前決定手段(ステップS301)により確変図柄とすることが決定されたときに後述する可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第1特定判定テーブルとしての確変大当り時変動パターンテーブルと、表示結果事前決定手段(ステップS301)により非確変図柄とすることが決定されたときに後述する可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第2特定判定テーブルとしての非確変大当り時変動パターンテーブルと、を備えている。
【0105】
そして、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンにおいて、確変大当り時変動パターンテーブルにおける再抽選可変表示パターンを行う旨の決定がなされる割合は非確変大当り時変動パターンテーブルにおける割合よりも高くなるように再抽選可変表示パターンを行う決定に用いる判定データとしての通常時変動パターン選択テーブルおよび確変時変動パターン選択テーブルが構成されている。例えば、通常時変動パターン選択テーブルにおけるリーチAを実行する同一の変動パターンコマンドによって指定される変動パターンのうち再抽選可変表示パターンとしての変動パターン14を確変大当りとなるときに実行する割合は、非確変時大当りとなるときに実行される割合よりも高くなるように構成されている。
【0106】
変動パターン設定処理において、変動パターンテーブルを選択すると(ステップSA70〜SA80)、変動パターン決定用乱数カウンタをロードし(ステップSA81)、選択された変動パターンテーブルに基づいて変動パターンを決定し(ステップSA82:可変表示パターン事前決定手段)、決定された変動パターンに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定する(ステップSA83)。
【0107】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンが同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンのうち変動パターンコマンドに基づく変動時間とは異なる変動時間が設定されている変動パターンであるか否かを判定する(ステップSA84)。つまり、変動パターン3,4,6,7,11〜13,15〜17,19のいずれかに決定された否か判定する。これらのいずれかに決定された場合には、短縮コマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットする(ステップSA85)。短縮コマンドとは、変動パターンコマンドに基づく変動時間とは異なる変動時間(この実施の形態では、変動パターンコマンドに基づく変動時間よりも短い変動時間)で変動が行われることを示すコマンドであり、変動時間を指定する情報は含まれない。そのため、演出制御用CPU111は、変動時間が短縮されることのみを把握することが可能となるが、短縮された変動時間を特定することはできない。
【0108】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンが同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンであるか否か判定する(ステップSA86)。つまり、決定された変動パターンが3〜8および11〜20のうちのいずれかに含まれるかを判定し、含まれる場合には変動パターンコマンドとして対応するEXTを選択する(ステップSA87:可変表示データ選択手段)。つまり、上述したように、この実施の形態では、変動パターンと変動パターンコマンドはそれぞれ個々に対応して設けられていないため、例えば、変動パターン3〜5は同一の変動パターンコマンド(02H)によって指示される。ゆえに、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうちいずれかが選択されたときには、異なる複数の変動パターンを指示する変動パターンコマンドを選択する可変表示データ選択手段(ステップSA87)を備えている。
【0109】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンに基づく変動パターンコマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットし(ステップSA88)、サブルーチンであるコマンドセット処理を実行する(ステップSA89)。そして、特別図柄プロセスタイマ55bをスタートさせ(ステップS90)、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄変動処理に対応した値に更新する(ステップS91)。
【0110】
以上の処理によって、可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間とは異なる変動時間で変動が行われる変動パターンが選択されたときには、演出制御基板80に短縮コマンドが送信される。
【0111】
図13は、表示制御プロセス処理における第2実施形態の飾り図柄演出設定処理(ステップS801)を示すフローチャートである。飾り図柄演出設定処理において、演出制御用CPU111は、飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する(ステップSA801a)。このとき、変動パターンコマンドにもとづく特別図柄10aの変動態様に合致するように、飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する。そして、飾り図柄9a〜9cの変動パターンを決定する(ステップSA801b)。この例では、使用テーブルとして設定されている飾り図柄変動パターンテーブルに、受信した変動パターンコマンドに対応して設けられている変動パターンとする。従って、受信した変動パターンコマンドにもとづく特別図柄10aの変動パターンに対応して設けられている飾り図柄9a〜9cの変動パターンに決定される。そして、受信した変動パターンコマンドに基づく変動時間を変動時間タイマ112aにセットし(ステップSA801c)、受信した変動パターンコマンド(EXT)が02H,03Hおよび06H〜08Hのうちのいずれかであるか判定し(ステップSA801d)、これらいずれかの変動パターンである場合には短縮コマンドを受信したか否かを判定する(ステップSA801e)。
【0112】
この実施の形態では、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンには、再抽選演出を実行する再抽選可変表示パターンが含まれている。そして、変動パターンコマンドに基づく変動時間で図柄の変動が行われない場合、つまり、再抽選演出を実行しない場合には、短縮コマンドを送信する。ゆえに、短縮コマンドを受信していない場合には、再抽選演出が実行される。再抽選演出では、表示結果事前決定手段(ステップS301)で決定された特定表示結果と同一または異なる特定表示結果を一旦導出させる。そのため、短縮コマンドを受信していない場合には、演出制御用CPU111は、一旦導出させる図柄、つまり、飾り図柄9a〜9cの仮停止図柄を決定する(ステップSA801f)。そして、表示制御プロセスフラグの値を図柄変動開始処理(ステップS802)に対応した値に変更する(ステップS801g)。
【0113】
なお、この実施の形態においても、変動時間タイマ112aにセットされる変動時間は可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間ではなく、変動パターンコマンド(EXT00H〜09H)に基づく変動時間である。
【0114】
図14は、第2実施形態における変動パターンコマンドによって実行される変動パターンのタイミングチャートであり、(A)変動パターンコマンド(EXT)02H、(B)変動パターンコマンド(EXT)03H、(C)変動パターンコマンド(EXT)06H、(D)変動パターンコマンド(EXT)07H、(E)変動パターンコマンド(EXT)08H、である。図14に示すように、同一の変動パターンコマンドによって指定される異なる複数の変動パターンは同一の変動パターンデータ(プロセスデータ113a)で構成される。具体的には、変動パターン3〜5は、同一のプロセスデータ113aで構成され、変動パターンそれぞれに対応して設けられている変動時間で確定コマンドを受信することにより表示結果を導出表示させる。
【0115】
上述したように、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンドのうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)06H〜08Hには、再抽選演出を行う再抽選可変表示パターンが含まれている。つまり、変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間で図柄の変動が行われるときに再抽選演出が実行される。
【0116】
異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)の一例として変動パターンコマンド(EXT)06Hには、変動パターンコマンドによって指示される変動パターンのうち最も変動時間が長い変動パターン14に基づく変動時間(56秒)を指示する情報が含まれている。演出制御用CPU111は、変動パターンコマンド(EXT)06Hを受信すると、変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間56秒の変動を開始させる。主基板31のCPU56は、可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定し、特別図柄プロセスタイマ55bがタイムアウトしたことに基づいて、特別図柄10aの変動を停止させて表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された表示結果を導出表示させる確定コマンドを演出制御基板80に送信する。そして、演出制御手段の導出表示手段(ステップS804)は、確定コマンドを受信したことに基づいて特別図柄表示部10および飾り図柄表示部9に表示結果を導出表示させる。
【0117】
なお、上述したように第2実施形態では、変動パターンコマンドに基づく変動時間で図柄の変動が行われない場合には、主基板31のCPU56は、短縮コマンドを送信する。なお、上述したように短縮コマンドは、変動パターンコマンドに基づく変動時間よりも短い変動時間で図柄の変動が行われる旨を示すものであり、変動時間を特定する情報は含まれない。つまり、変動パターンコマンド(EXT)06Hにおいて、変動パターン11〜13のうちいずれかの変動パターンを行うことが決定されると主基板31のCPU56は短縮コマンドを送信する。しかし、演出制御用CPU111は、短縮コマンドを受信しても、変動パターン11〜13のうちいずれかの変動パターンが実行されることを認識することができるだけであり、確定コマンドが送信される変動時間(例えば、変動パターン11で確定コマンドが送信されるC1のタイミング:変動時間20秒)を特定することはできない。つまり、短縮コマンドは、再抽選演出を行うか否かを指定するコマンドである。
【0118】
更に、この実施の形態では、変動パターンコマンドに基づく変動時間で表示結果を導出表示しない場合には、確定コマンドを受信する前に特別図柄10aを停止させる残りの変動時間を示す(確定コマンドを受信するまでの時間を示す)準備コマンドが主基板31から送信される。演出制御用CPU111は、準備コマンドを受信することにより、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていなくても特別図柄停止待ち処理(ステップS804)に移行制御する。
【0119】
また、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)において、短縮コマンドを受信していない場合には、演出制御用CPU111は、飾り図柄9a〜9cの仮停止図柄を決定する。変動パターンコマンド(EXT)06Hの場合には、C3のタイミング、つまり、変動時間46秒が経過したときに、ステップSA801fにて決定された飾り図柄9a〜9cの仮停止図柄を一旦導出する。そして、飾り図柄9a〜9cを再び変動させ、特別図柄プロセスタイマ55bがタイムアウトしたことに基づいて送信される確定コマンドを受信したことに基づいて特別図柄表示部10に表示結果事前決定手段(ステップS301)にて決定された特定表示結果を導出表示するとともに、飾り図柄表示部9にステップSA801aにて決定された特定表示結果を導出表示させる。
【0120】
なお、このとき導出される仮停止図柄は表示結果事前決定手段(ステップS301)にて決定された大当り図柄(特定表示結果)と同一または異なる大当り図柄が表示される。つまり、この実施の形態では、大当り遊技状態終了後に大当り遊技状態とは異なる遊技状態であって遊技者にとって有利な確変状態に制御される確変図柄と、大当り終了後に大当り遊技状態および確変状態とは異なる通常遊技状態に制御される非確変図柄と、を備えており、遊技者は、確変図柄が表示されることを期待しつつ遊技を行う。そこで、確変図柄で大当り遊技状態となるときに、仮停止図柄として非確変図柄を表示させ、確定コマンドを受信したときに確変図柄を表示させることにより、遊技者の興趣を向上させることができる。
【0121】
また、この実施の形態で用いられる準備コマンドはすべての変動パターンコマンド(EXT02H,03H,06H〜08H)に共通して用いられる1つのコマンドであるため、コマンド数の増加を抑えることができる。例えば、変動パターンコマンド02Hで、変動パターン3のときに送信される準備コマンドと、変動パターン4のときに送信される準備コマンドと、変動パターンコマンド08Hで変動パターン19のときに送信される準備コマンドと、はすべて共通のコマンドである。
【0122】
このように、本実施形態においては、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンは、同一のプロセスデータ113aによって構成され、表示結果を導出表示させる変動時間を異ならせることにより異なる複数の変動パターンを実行することが可能となっている。
【0123】
また、第2実施形態では、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)すべてに再抽選可変表示パターンが含まれている。そのため、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)の再抽選可変表示パターンとした場合には、ステップSA801fで決定された仮停止図柄が一旦導出された後、確定コマンドを受信したことに基づいてステップSA801aで決定された確定図柄が導出表示される。しかし、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)の再抽選可変表示パターンとしない場合には、再抽選可変表示パターンの一旦導出させるタイミングよりも前でステップSA801aで決定された確定図柄が導出表示されるように制御するため、再抽選パターンとするか否かを事前に演出制御用CPU111に伝えておく必要がある。ゆえに、この実施の形態では、再抽選可変表示パターンとしない場合には短縮コマンドが主基板31から演出制御基板80に送信されることで演出制御用CPU111に認識させているが、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち再抽選可変表示パターンを含まない変動パターンコマンド(例えば、EXT02H,03H)が選択された場合には、短縮コマンドを送信しない構成としてもよい。この場合には、主基板31から演出制御基板80に可変表示パターン事前決定手段(例えば、ステップSA82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間で可変表示装置8の特別図柄10aの変動を停止させる確定コマンドを送信することにより、演出制御用CPU111は、変動パターンに基づく変動時間で可変表示装置8の特別図柄10aの変動を停止させる制御を行う。
【0124】
なお、上述した第1実施形態および第2実施形態では、主基板31から演出制御基板80に準備コマンドを送信することにより、変動を停止させるタイミングを認識させるようにしているが、準備コマンドを送信しないようにしてもよい。この実施の形態では、準備コマンドを演出制御基板80に送信することで、演出制御用CPU111が特定の可変表示データに基づく可変表示時間が経過していなくても停止タイミングを予め(準備コマンドを受信した時点で)判断できるため、遊技者に、より違和感を感じさせることなく停止図柄の導出表示を実現することができる。
【0125】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明では、複数の可変表示パターンを含む可変表示パターンに対し、確定信号の送信タイミングによって複数の演出に用いることが可能となるため、データ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【0126】
請求項2記載の発明では、複数の可変表示パターンを含む可変表示パターンに対し、確定信号の送信タイミングによって複数の演出に用いることが可能となるため、データ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【0127】
請求項3記載の発明では、表示結果事前決定手段により第1特定表示結果を表示することが決定されたときには再抽選演出が実行されやすくなり、第1特定表示結果を表示する前には再抽選演出を実行することにより、遊技者に遊技に対する興趣を長引かせることができ、興趣を向上させることができる。
【0128】
請求項4記載の発明では、表示結果事前決定手段により特定表示結果を表示することが決定されたときには、可変表示時間が長くなるような可変表示パターンが選択されやすくなり、可変表示時間が長くなることにより、遊技者に遊技に対する興趣を長引かせることができ、興趣を向上させることができる。
【0129】
請求項5記載の発明では、表示制御手段は、識別情報信号を受信したことによって当該識別情報信号によって指定される識別情報を準備し、確定信号に基づいて可変表示中の識別情報と差し替えることにより、予め定められた表示結果を確定表示結果として表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る弾球遊技機を正面からみた正面図である。
【図2】本実施形態に係る弾球遊技機1の回路構成の概要を表したブロック図である。
【図3】第1実施形態の変動パターンの一例を示す説明図である。
【図4】特別図柄プロセス処理を示すフローチャートである。
【図5】第1実施形態の変動パターン設定処理を示すフローチャートである。
【図6】変動パターン選択テーブルの一例を示す説明図である。
【図7】表示制御プロセス処理を示すフローチャートである。
【図8】第1実施形態の飾り図柄演出設定処理を示すフローチャートである。
【図9】図柄変動中処理を示すフローチャートである。
【図10】第1実施形態のタイミングチャートを示す説明図である。
【図11】第2実施形態の変動パターンの一例を示す説明図である。
【図12】第2実施形態の変動パターン設定処理を示すフローチャートである。
【図13】第2実施形態の飾り図柄演出設定処理を示すフローチャートである。
【図14】第2実施形態のタイミングチャートを示す説明図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機
8 可変表示装置
9 飾り図柄表示部
10 特別図柄表示部
14 始動入賞口
15 可変入賞球装置
31 主基板
56 CPU
80 演出制御基板
111 演出制御用CPU
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の始動条件の成立に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置を含み、前記識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、所定の始動条件の成立に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置を備えた遊技機、例えば、弾球遊技機において、遊技制御手段が、可変表示装置の可変表示開始前に可変表示時間および変動態様(リーチあり・なし、再変動あり・なし、等)を含んだ変動パターンコマンドと、停止図柄を特定可能な表示制御コマンドと、を表示制御手段に送信し、これらのコマンドを受信した表示制御手段が図柄の差し替え制御を行った後、可変表示時間が終了した時点で遊技制御手段が全図柄停止を示す表示制御コマンドを送信して表示制御手段によって確定図柄の表示を行わせるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−17674号公報 (第9−11頁、第21図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した構成の遊技機においては、1つの変動パターンに対して停止図柄を特定可能な表示制御コマンドを変えることで複数の演出を実行することが可能となったため、遊技制御手段から表示制御手段に送信する変動パターンの数が減り、遊技制御手段の図柄表示に関する制御の負担を軽減させることが可能となったが、同一の変動パターン(リーチパターン)に対して、再抽選ありの場合と再抽選なしの場合との2種類備えていたため、変動パターンコマンドを大幅に減少させるものではなく、遊技制御手段におけるデータ量も大幅に減少させることができなかった。更に、表示制御手段においても、遊技制御手段から送信される変動パターンそれぞれにデータを持つ必要があったためデータ量が多くなってしまっていた。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、1つの変動パターンの可変表示時間を変化させることにより複数の演出に用いることができる遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明においては、所定の始動条件(例えば、始動入賞口14への始動入賞)の成立に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば、特別図柄10a)の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置(例えば、可変表示装置8)を含み、前記識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば、大当り図柄)となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に制御する遊技機であって、遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、CPU56等)と、該遊技制御手段から送信された制御信号(例えば、演出制御コマンド)に基づいて前記可変表示装置における前記識別情報の可変表示を含む表示を制御する表示制御手段(例えば、演出制御用CPU111等)と、を備え、前記遊技制御手段は、前記表示制御手段に制御信号を送信する信号送信手段(例えば、ステップS87で実行するコマンドセット処理)と、前記始動条件の成立に基づいて前記表示結果をその導出表示以前に決定する表示結果事前決定手段(例えば、ステップS300、S301)と、前記始動条件の成立に基づいて前記可変表示装置に表示結果を導出表示する際に実行される識別情報の可変表示パターン(例えば、変動パターン)をその導出表示以前に特定可変表示パターン(例えば、変動パターン3〜8、11〜20)を含む予め定められた複数の可変表示パターンの内より決定する可変表示パターン事前決定手段(例えば、ステップS82、SA82)と、可変表示開始からの可変表示時間(例えば、変動時間)を計測する可変表示時間計測手段(例えば、特別図柄プロセスタイマ)と、該可変表示時間計測手段によって前記可変表示パターン事前決定手段によって決定された可変表示パターンに基づく可変表示時間が経過したことを判定する可変表示時間判定手段(例えば、ステップS303にて特別図柄プロセスタイマがタイムアウトしたか否かを判定する処理)と、を含み、前記複数の可変表示パターンを示す特定可変表示データを含む複数の可変表示データを記憶するメインデータ記憶手段(例えば、ROM54)をさらに含み、前記可変表示パターン事前決定手段は、前記特定可変表示パターンと決定したときに該特定可変表示パターンを示す特定可変表示データを選択する可変表示データ選択手段(例えば、ステップS85、SA87)を含み、前記信号送信手段は、前記可変表示データ選択手段によって選択された可変表示データを指定する可変表示データ信号(例えば、変動パターンコマンド02H,03H,06H〜08H)と、前記表示結果事前決定手段により決定された前記表示結果の導出表示を指示する確定信号(例えば、確定信号)と、を送信する機能を有し、前記表示制御手段は、前記遊技制御手段から送信される制御信号を受信する信号受信手段(例えば、I/Oポート部114)と、前記可変表示データ信号に対応して設けられる可変表示パターンデータ(例えば、プロセスデータ113a)を含むデータを記憶するサブデータ記憶手段(例えば、ROM113)と、前記可変表示データ信号を受信したことに基づいて当該可変表示データ信号に対応する可変表示パターンデータを前記サブデータ記憶手段から選択する可変表示パターン選択手段(例えば、ステップS801b、SA801b)と、前記確定信号を受信したことに基づいて前記表示結果を導出表示する導出表示手段(例えば、ステップS804)と、を含み、前記信号送信手段は、前記可変表示データ信号として前記特定可変表示データを指定する信号を送信したときには前記可変表示時間計測手段によって計測された可変表示時間(例えば、変動パターンコマンドに基づく変動時間)が前記可変表示パターン事前決定手段の決定結果に応じた可変表示時間(例えば、変動パターンに基づく変動時間)を経過したことを前記可変表示時間判定手段が判定したときに前記確定信号を送信する判定時確定信号送信手段(例えば、ステップS304)を含み、前記導出表示手段は、前記信号受信手段によって前記可変表示データ信号として前記特定可変表示データを指定する信号を受信したときには、前記特定可変表示データを指定する信号の受信によって可変表示時間として設定された時間(例えば、変動パターンコマンドに基づく変動時間)が経過していなくても前記判定時確定信号送信手段によって送信された前記確定信号を受信したことに基づき前記表示結果を導出表示することを特徴とする。このように構成することにより、複数の可変表示パターンを含む可変表示パターンに対し、確定信号の送信タイミングによって複数の演出に用いることが可能となるため、データ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【0006】
また、請求項2に係る発明においては、前記特定表示結果は予め定められた複数種類の特定表示結果(例えば、確変図柄、非確変図柄)を含み、前記特定可変表示データは、前記表示結果事前決定手段により表示結果を前記特定表示結果とすることが決定されたときに、当該特定表示結果と同一または当該特定表示結果と異なる特定表示結果(例えば、仮停止図柄)を一旦導出したあとに前記表示結果事前決定手段により決定された特定表示結果を導出表示させる再抽選演出を実行する再抽選可変表示パターン(例えば、変動パターン14、18、20)と、該再抽選演出を実行しない非再抽選可変表示パターン(例えば、変動パターン11〜13、15〜17、19)を含む再抽選データ(例えば、プロセスデータ113a)とすることを特徴とする。このように構成することにより、複数の可変表示パターンを含む可変表示パターンに対し、確定信号の送信タイミングによって複数の演出に用いることが可能となるため、データ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【0007】
また、請求項3に係る発明においては、前記複数種類の特定表示結果は、前記特定遊技状態終了後に該特定遊技状態とは異なる遊技状態であって遊技者にとって有利な特別遊技状態(例えば、確変状態)となる第1特定表示結果(例えば、確変図柄)と、前記特定遊技状態終了後に通常遊技状態となる第2特定表示結果(例えば、非確変図柄)と、を含み、前記遊技制御手段は、前記表示結果事前決定手段により前記第1特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により前記再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第1特定判定テーブル(例えば、確変大当り時変動パターンテーブル)と、前記表示結果事前決定手段により前記第2特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により前記再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第2特定判定テーブル(例えば、非確変大当り時変動パターンテーブル)と、を備え、前記第1特定判定テーブルにおける前記再抽選可変表示パターンを行う旨の決定がなされる割合は前記第2特定判定テーブルにおける前記再抽選可変表示パターンを行う旨の決定がなされる割合よりも高くなるように再抽選可変表示パターンを行う決定に用いる判定データを構成することを特徴とする。このように構成することにより、表示結果事前決定手段により第1特定表示結果を表示することが決定されたときには再抽選演出が実行されやすくなり、第1特定表示結果を表示する前には再抽選演出を実行することにより、遊技者に遊技に対する興趣を長引かせることができ、興趣を向上させることができる。
【0008】
また、請求項4に係る発明においては、前記特定可変表示データによって特定される異なる複数の可変表示パターンは異なる可変表示時間が予め定められており、前記遊技制御手段は、前記表示結果事前決定手段によって前記特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により異なる複数の可変表示パターンのうちいずれの可変表示パターンとするかの決定に用いる当選時判定テーブル(例えば、確変大当り時変動パターンテーブルおよび非確変大当り時変動パターンテーブル)と、前記表示結果事前決定手段によって前記非特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により異なる複数の可変表示パターンのうちいずれの可変表示パターンとするかの決定に用いる非当選時判定テーブル(例えば、リーチ時変動パターンテーブルおよびはずれ時変動パターンテーブル)と、を備え、前記当選時判定テーブルにおける前記複数の可変表示パターンのうち前記可変表示時間が短い(例えば、変動パターンコマンドに基づく変動時間よりも短い)可変表示パターンに決定される割合は、前記非当選時判定テーブルにおける前記可変表示時間が短い可変表示パターンに決定される割合よりも低くなるように可変表示パターンの決定に用いる判定データを構成することを特徴とする。このように構成することにより、表示結果事前決定手段により特定表示結果を表示することが決定されたときには、可変表示時間が長くなるような可変表示パターンが選択されやすくなり、可変表示時間が長くなることにより、遊技者に遊技に対する興趣を長引かせることができ、興趣を向上させることができる。
【0009】
また、請求項5に係る発明においては、前記信号送信手段は、前記表示結果事前決定手段によって決定された表示結果を指示する識別情報信号(特別図柄指定コマンド)を送信する機能をさらに有し、前記表示制御手段は、前記識別情報信号を受信し、前記判定時確定信号送信手段によって送信された前記確定信号を受信したことに基づいて当該可変表示中の識別情報を前記識別情報信号によって指定された識別情報に差し替える識別情報差替手段(例えば、ステップS804)を有することを特徴とする。このように構成することにより、表示制御手段は、識別情報信号を受信したことによって当該識別情報信号によって指定される識別情報を準備し、確定信号に基づいて可変表示中の識別情報と差し替えることにより、予め定められた表示結果を確定表示結果として表示することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例である弾球遊技機1の全体の構成について説明する。図1は弾球遊技機1を正面からみた正面図である。なお、ここでは、遊技機の一例として弾球遊技機を示すが、本発明は弾球遊技機に限られず、例えばコイン遊技機やスロット機等であってもよい。
【0011】
弾球遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、弾球遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤6を除く。)と、を含む構造体である。
【0012】
図1に示すように、弾球遊技機1は、額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
【0013】
遊技領域7の中央付近には、遊技盤に設けられ所定の始動条件の成立(例えば、始動入賞)に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば、特別図柄10a)の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置8を備えている。本実施形態では、可変表示装置8はLCD表示装置により構成され、その中央には飾り図柄9a〜9cを可変表示する複数の表示領域(本実施形態では3つ)を有する飾り図柄表示部9が設けられ、該飾り図柄表示部9の右下側には特別図柄10aを可変表示する特別図柄表示部10が設けられている。本実施形態における特別図柄表示部10では、1つの表示領域によって表示される特別図柄10aの比較的単調な可変表示を行なっている。飾り図柄表示部9は、この特別図柄表示部10で行われる可変表示の内容を、より演出効果を高めて遊技者に表示するための可変表示装置である。
【0014】
なお、本実施形態における弾球遊技機1は、後述する表示結果事前決定手段が特別図柄表示部10の表示結果を予め定められた特定表示結果とすることを決定したときに特別図柄表示部10に特定表示結果を表示した後に遊技者にとって有利な特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御する機能を有する。また、この特別図柄表示部10の表示結果と飾り図柄表示部9の表示結果とは対応している。例えば、特別図柄表示部10の表示結果が大当り状態を示す結果になる場合には、飾り図柄表示部9の表示結果も大当り状態を示す結果になる。また、特別図柄表示部10の表示結果が大当り状態以外のはずれ状態を示す場合には、飾り図柄表示部9の表示結果もはずれ状態を示す結果となる。
【0015】
また、特定表示結果は、第1特定表示結果(確変図柄)と第1特定表示結果以外の第2特定表示結果(非確変図柄)を含み、本実施形態における弾球遊技機1は、後述する表示結果事前決定手段が表示結果を第1特定表示結果とすることを決定したときに飾り図柄表示部9に第1特定表示結果を表示した後に特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御し、大当り遊技状態終了後に表示結果が通常遊技状態より大当り状態となり易い(大当りとなる確率が高い)特別遊技状態としての確変状態に制御する機能も有している。なお、通常遊技状態とは、特別遊技状態および特定遊技状態とは異なる遊技状態のことである。
【0016】
なお、特別遊技状態として時短状態に制御することにより、遊技者にとって更に有利な状態とするようにしてもよい。時短状態では、特別図柄表示部10において特別図柄10aの変動表示(可変表示)が所定回数(例えば、100回)実行されるまで、可変表示装置8の特別図柄表示部10および普通図柄表示器13において可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態より短縮される。更に、可変入賞球装置15において、開放時間と開放回数とのうちの一方又は双方が通常遊技状態より高められる。可変入賞球装置15の開放時間又は開放回数が通常遊技状態より高められることにより、始動入賞口14への始動入賞が起こりやすくなり、所定期間内での特別図柄表示部10における特別図柄10aの可変表示回数が増加して特別図柄10aが当り図柄となる確率が通常遊技状態より高まるため、遊技者にとって更に有利な状態となる。
【0017】
また、特別遊技状態は上記したものに限らず、遊技者に有利となる遊技制御を特別遊技状態とすればよい。以下、この遊技制御を大当りに直接的には係わらないもの(特定遊技状態中以外)と大当りに直接的に係わるもの(特定遊技状態中)とに分けて説明する。即ち、特定遊技状態に加える特別遊技状態とは、特定遊技状態とは別の特別遊技状態のことであってもよいし、また特定遊技状態を含む特別遊技状態のことであってもよい。先ず、大当りに直接的には係わらない遊技制御としては、特別図柄10a乃至普通図柄に対しての時間短縮(時短)制御又は確率変動(確変)制御、電役(例えば、可変入賞球装置15)の開放期間の延長制御、特別図柄乃至普通図柄に対しての始動通過領域の増設制御(例えば、遊技盤6に設置される入賞口29,30,33,39等を特別図柄10aの始動入賞口として設定変更する制御)、賞球数の増加制御(例えば、入賞に伴う賞球を通常遊技状態時の13個から15個に増加する制御)、あるいは所定領域への通過率向上制御(例えば、始動入賞口14の上流側に打玉規制装置を設け、該打玉規制装置の作動により始動入賞率を向上する制御)を特別遊技状態とすることができ、さらには始動入賞に基づいて可変表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになると開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利が発生又は継続する第3種弾球遊技機に本発明を適用した場合には、特定領域への入賞率向上制御を特別遊技状態としてもよい。一方、大当りに直接的に係わる遊技制御としては、ラウンド上限数の向上制御、カウント上限数の向上制御、開閉板20の開放延長制御、あるいは開閉板20によって開放された大入賞口への入賞に伴う賞球数の増加制御を特別遊技状態とすることができる。なお、上記した遊技制御を組合せて特別遊技状態とすることもできるのは言うまでもない。さらには、特別遊技状態への突入(所定条件の成立)及び終了の契機については、本実施形態中に記載のものに限定せず、乱数、遊技履歴(例えば、時間、リーチ回数、所定入賞口への入賞回数、通過回数等)、入賞、及びサブゲーム(例えば、ジャンケンなどで遊技者自身が選択できるものを含む)の4つの要素のうちいずれか1つ乃至任意の組合せを突入契機乃至終了契機に設定するものであればよい。
【0018】
可変表示装置8の上部には、7セグメントLEDにより構成された普通図柄表示器13が設けられている。この普通図柄表示器13は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報を可変表示可能なものである。また、可変表示装置8には、始動入賞口14に入り始動条件が成立したが未だ可変表示装置8の開始条件(例えば、前回の特別図柄10aの可変表示および大当り遊技状態の終了)が成立していない始動条件の成立回数である始動記憶数を記憶する始動記憶手段(例えば、始動記憶バッファ55c:主基板31のRAM55により始動記憶数を記憶する機能)に記憶された始動記憶数を表示する始動記憶数表示手段としての4つの始動記憶表示エリア(図示しない)が設けられている。この始動記憶表示エリアは、有効始動入賞(本実施形態では、始動記憶数が4未満のときの始動入賞)がある毎に、表示色を変化(例えば青色表示から赤色表示に変化)させ、可変表示装置8の可変表示が開始される毎に、表示色が変化している始動記憶表示エリアを1減らす。すなわち表示色をもとの状態に戻す。
【0019】
なお、この実施形態では有効始動入賞数は4つとなっているが、これに限られるものではない。例えば、有効始動入賞数を30としてもよく。この場合には、30回分の始動記憶数を表示できるように始動記憶表示エリアを構成してもよく、また、30回分の始動記憶のうち所定数(例えば、5つ)のみ表示するようにしてもよい。
【0020】
また、可変表示装置8においては飾り図柄表示部9と始動記憶表示エリアとが区分けされて設けられているので、可変表示中も始動記憶数が表示された状態とすることができる。また、始動記憶表示エリアを飾り図柄表示部9の一部に設けるようにしてもよく、この場合には、可変表示中は始動記憶数の表示を中断するようにすればよい。また、この実施の形態では、始動記憶表示エリアを可変表示装置8に設けるようにしているが、始動記憶数を表示する表示器(特別図柄始動記憶表示器)を可変表示装置8とは別個に設けるようにしてもよい。
【0021】
可変表示装置8の下方には、始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。始動入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口スイッチによって検出される。また、始動入賞口14の下部には開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。
【0022】
可変入賞球装置15の下部には、上述した特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって開状態とされる開閉板20が設けられている。開閉板20は大入賞口を開閉する手段である。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち、一方(V入賞領域)に入った入賞球はV入賞スイッチで検出され、もう一方(10カウント入賞領域)に入った入賞球はカウントスイッチで検出される。遊技盤6の背面には、大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド(図示しない)も設けられている。
【0023】
ゲート32に遊技球が入賞しゲートスイッチで検出されると、普通図柄表示器13の始動記憶である普通図柄始動記憶が上限に達していなければ、所定の乱数値が抽出される。そして、普通図柄表示器13において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態であれば、普通図柄表示器13の可変表示が開始される。普通図柄表示器13において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態でなければ、普通図柄始動記憶の値が1増やされる。普通図柄表示器13の近傍には、普通図柄始動記憶数を表示する所定数(この実施の形態では4つ)のLEDによる表示部を有する普通図柄始動記憶表示器(図示しない)が設けられている。ゲート32への入賞がある毎に、普通図柄始動記憶表示器は点灯するLEDを1増やす。そして、普通図柄表示器13の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。なお、特別図柄10aと普通図柄とを一つの可変表示装置で可変表示するように構成することもできる。その場合には、特別可変表示領域と普通可変表示領域とは1つの可変表示装置で実現される。
【0024】
この実施の形態では、○と×の付された左右のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって普通図柄の可変表示が行われ、可変表示は所定時間(例えば29.2秒)継続する。そして、可変表示の終了時に○の付された左側のランプが点灯すれば当りとなる。当りとするか否かは、ゲート32に遊技球が入賞したときに抽出された乱数の値が所定の当り判定値と一致したか否かによって決定される。普通図柄表示器13における可変表示の表示結果が当りである場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になって遊技球が入賞しやすい状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態に変化する。
【0025】
更に、特別遊技状態としての確変状態では、可変表示装置8の特別図柄表示部10における特別図柄10aの停止図柄が当り図柄(特定表示結果、例えば「7」)になる確率が通常遊技状態より高められるとともに、特別図柄10aの可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態より短縮される。更に、普通図柄表示器13において、停止図柄が当り図柄になる確率が通常遊技状態より高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数とのうちの一方又は双方が通常遊技状態より高められる。これにより遊技者にとって更に有利になる。また、確変状態等の所定の状態では、普通図柄表示器13における可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態より短縮されることによって、遊技者にとって更に有利になるようにしてもよい。
【0026】
遊技盤6の遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾ランプ25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球が取り込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、所定の音声出力として効果音や音声を発声する2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周上部、外周左部および外周右部には、前面枠に設けられた天枠ランプ40、枠ランプ左41および枠ランプ右42が設けられている。また、可変表示装置8の左右側方には、盤ランプ左11および盤ランプ右12が設けられている。そして、この例では、枠ランプ左41の近傍に、賞球残数があるときに点灯する賞球ランプ51が設けられ、枠ランプ右42の近傍に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ52が設けられている。
【0027】
次に、リーチ状態について説明する。本実施形態におけるリーチ状態とは、停止した図柄が大当り図柄の一部を構成しているときに未だ停止していない図柄については可変表示(変動表示)が行われていること、および全てまたは一部の図柄が大当り図柄の全てまたは一部を構成しながら同期して変動表示している状態である。
【0028】
本実施形態では、予め定められた複数の表示領域としての飾り図柄表示部9に、予め定められた図柄が停止することで大当りとなる有効ラインが定められ、その有効ライン上の一部の表示領域に予め定められた図柄が停止しているときに未だ停止していない有効ライン上の表示領域において変動表示が行われている状態(例えば、左、中、右の表示領域のうち左、右の表示領域には大当り図柄の一部となる(例えば「7」)が停止表示されている状態で右の表示領域は未だ変動表示が行われている状態)、および有効ライン上の表示領域の全てまたは一部の図柄が大当り図柄の全てまたは一部を構成しながら同期して変動表示している状態(例えば、左、中、右の表示領域の全てに変動表示が行われており、常に同一の図柄が揃っている状態で変動表示が行われている状態)をいう。
【0029】
本実施形態における特別図柄表示部10は、1つの表示領域によって構成されているため、リーチ表示されることはない。しかし、飾り図柄表示部9においてリーチ演出の行われている間は特別図柄表示部10は変動表示を行っており、特別図柄表示部10の変動停止と共に飾り図柄表示部9の変動が停止する。また、特別図柄表示部10を複数の表示領域で構成してもよく、その場合、リーチ状態とするようにしてもよい。
【0030】
また、リーチの際に、通常と異なる演出がランプや音で行われることがある。この演出をリーチ演出という。また、リーチの際に、キャラクタ(人物等を模した演出表示であり、図柄とは異なるもの)を表示させたり、背景の表示態様を変化させたりすることがある。このキャラクタの表示や背景の表示態様の変化をリーチ演出表示という。
【0031】
打球発射装置から発射された遊技球は、打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。打球が始動入賞口14に入り始動口スイッチで検出されると、特別図柄10aの可変表示を開始できる状態であれば(例えば、大当り遊技終了又は前回の可変表示の終了)、特別図柄表示部10において特別図柄10aの可変表示(変動表示)を開始すると共に、飾り図柄表示部9において飾り図柄9a〜9cの可変表示を開始する。特別図柄10aの可変表示を開始できる状態でなければ、始動記憶数を1増やす。
【0032】
特別図柄表示部10における特別図柄10aの可変表示は、一定時間が経過したときに停止し、特別図柄表示部10の変動停止と共に飾り図柄表示部9の変動が停止する。停止時の特別図柄10aが大当り図柄(特定表示結果)となるときには、飾り図柄表示部9の表示結果も大当り図柄(特定表示結果)となり、大当り遊技状態に移行する。すなわち、開閉板20が、一定時間経過するまで、または、所定個数(例えば10個)の打球が入賞するまで開放する。そして、開閉板20の開放中に打球がV入賞領域に入賞しV入賞スイッチで検出されると、継続権が発生し開閉板20の開放が再度行われる。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウンド)許容される。
【0033】
停止時の特別図柄表示部10における特別図柄10aが確率変動を伴う大当り図柄(第1特定表示結果:確変図柄)である場合には、飾り図柄表示部9における飾り図柄9a〜9cの組み合わせも確率変動を伴う大当り図柄(第1特定表示結果:確変図柄)となり、大当り遊技状態に制御され、大当り遊技状態終了後に次に大当りとなる確率が通常遊技状態より高くなる。すなわち、確変状態という遊技者にとって更に有利な状態(特別遊技状態)となる。
【0034】
図2は、本実施形態に係る弾球遊技機1の回路構成の概要を表したブロック図である。主基板31には、プログラムに従って弾球遊技機1を制御する基本回路53が搭載されている。基本回路53は、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って遊技の信号を制御する遊技制御手段としてのCPU56及び演出制御基板80等に制御信号を送信するI/Oポート部57を含む。この実施の形態では、ROM54、RAM55、I/Oポート部57はCPU56に内蔵されている。すなわち、CPU56は、1チップマイクロコンピュータである。なお、1チップマイクロコンピュータは、少なくともRAM55が内蔵されていればよく、ROM54及びI/Oポート部57は外付けであっても内蔵されていてもよい。なお、CPU56はROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、CPU56が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているCPUについても同様である。
【0035】
なお、図2には示されていないが、ゲートスイッチ、始動口スイッチ、V入賞スイッチ、カウントスイッチ、満タンスイッチ、カウントスイッチ短絡信号及びクリアスイッチからの信号を基本回路53に与えるスイッチ回路、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、開閉板20を開閉するソレノイド21等を基本回路53からの指令に従って駆動するソレノイド回路、電源投入時に基本回路53をリセットするためのシステムリセット回路、基本回路53から与えられるデータに従って、大当りの発生を示す大当り情報、特別図柄表示部10における特別図柄10aの可変表示開始に利用された始動入賞球の個数を示す有効始動情報、確率変動が生じたことを示す確変情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路、も主基板31に搭載されている。
【0036】
また、RAM(CPU内蔵RAMであってもよい。)55の一部または全部が、電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされているバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。
【0037】
また、主基板31に搭載されるRAM55には、後述する大当りフラグを記憶する大当りフラグメモリ55aと、特別図柄表示部10にて特別図柄10aの変動(可変表示)が変動パターンに基づく変動時間(可変表示時間)で行われるように制御するための特別図柄プロセスタイマ(可変表示時間計測手段)55bと、始動入賞口14に入り始動条件が成立したが未だ可変表示装置8の開始条件(例えば、前回の特別図柄10aの可変表示および大当り遊技状態の終了)が成立していない始動条件の成立回数である始動記憶数を記憶する始動記憶手段としての始動記憶バッファ55cと、が設けられている。また、ROM54には、後述する変動パターンコマンド54aが記憶されている。そして、CPU56は、始動記憶バッファ55cの内容、RAM55にセットされるフラグの種類、特別図柄プロセスタイマ55bの値、に応じて遊技の進行を制御するコマンド(例えば、ROM54aに記憶される変動パターンコマンド等)を演出制御基板80に送信する処理を実行する。
【0038】
また、主基板31に設けられた遊技制御手段(例えば、CPU56)からのコマンドに基づいて、演出制御基板80に設けられた演出制御手段としての演出制御用CPU111が、可変表示装置8に設けられた特別図柄表示部10および飾り図柄表示部9の表示制御、スピーカ27の音声出力制御、ランプ・LEDの発光制御、を行う。主基板31からは、可変表示装置8の表示制御、ランプ・LEDの点灯制御、遊技音発生等の演出の制御に関する指令情報として演出制御コマンドが伝送される。
【0039】
この実施の形態では、演出制御基板80に搭載される演出制御手段(例えば、演出制御用CPU111等)に含まれる表示制御手段111aが、主基板31に搭載される遊技制御手段(CPU56及びROM54,RAM55等の周辺回路)からの制御信号(演出制御コマンド)に基づいて遊技盤6に設けられている可変表示装置8、普通図柄表示器13の表示制御を行う。主基板31からは、可変表示装置8の可変表示態様を指定する信号として、可変表示時間(変動時間)を特定可能な変動パターンコマンド(可変表示パターンコマンド)が送信される。
【0040】
演出制御基板80には、主基板31からの演出制御コマンドに対応するゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM113、ワークメモリとして使用されるRAM112、主基板31からの演出制御コマンドに基づいて可変表示装置8等を表示制御する演出制御用CPU111および主基板31からの演出制御コマンドを受信するI/Oポート部114が搭載されている。
【0041】
なお、この実施の形態のRAM112は、主基板31から送信される変動パターンコマンドに基づく変動時間で特別図柄表示部10にて特別図柄10aの変動(可変表示)が行われるように制御するための変動時間タイマ112aを備えている。
【0042】
また、この実施の形態のROM113は、主基板31から変動パターンコマンドが送信されたときに参照され、飾り図柄表示部9にて飾り図柄9a〜9cの可変表示を実行するためのデータが記憶されているプロセスデータ113aを備えている。つまり、演出制御用CPU111の表示制御手段111aは、主基板31から出力される変動パターンコマンドを受信すると、ROM113に格納される受信した変動パターンコマンドに基づくプロセスデータ113aを参照し、参照したプロセスデータ113aに従って飾り図柄表示部9を表示制御する。
【0043】
また、演出制御用CPU111は、VDP100を介してLCDを用いた飾り図柄表示部9の表示制御を行う。VDP100は、キャラクタROM102に記憶されているキャラクタ、背景、表示図柄に関する画像データをもとにVRAM101で画像表示信号を生成し、飾り図柄表示部9に出力する。そして、可変表示装置8は画像表示信号に基づいて飾り図柄表示部9に画像を表示させる。
【0044】
図3は、第1実施形態で用いられる変動パターン(可変表示パターン)の一例を示す説明図である。図3において、「EXT」とは、2バイト構成の演出制御コマンドにおける2バイト目のEXTデータを示す。この実施の形態では、特別図柄10aの各変動パターンと演出制御コマンドとは1対1に対応付けられていない。具体的には、変動パターン3〜5、6〜8、11〜14、15〜18、19および20は、それぞれ同一の変動パターンコマンド(EXT)となっており、変動パターンそれぞれには演出制御コマンドが設けられていない。つまり、同一のEXTによって指示される変動パターンでは、同一の変動時間を指示する情報が含まれる。
【0045】
このように、同一の可変表示データ信号としての変動パターンコマンド(EXT)には、特定可変表示パターンとして上記した複数の変動パターンを含み、変動パターンコマンド(可変表示パターンコマンド)によって指定される可変表示時間(変動時間)とは異なる複数のタイミングで表示結果を導出表示させることにより複数の変動パターンとなる。つまり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指定される変動パターンには異なる変動時間(可変表示時間)が予め定められている。具体的には、変動パターン3〜5は、同一の変動パターンコマンド02によって変動時間40秒が指定されている。そして、変動時間を18秒とすることで変動パターン3となり、変動時間を28秒とすることで変動パターン4となり、変動時間を40秒とすることで変動パターン5とすることが可能である。つまり、この実施の形態では、可変表示データとして、変動パターン、該変動パターンに基づく変動時間(可変表示時間)および該変動パターンに基づく変動パターンコマンド(EXT)を示すデータがROM54に記憶されている。そして、複数の変動パターンに共通して用いられる変動パターンコマンド(EXT)を備えている。
【0046】
なお、上述したように、主基板31から送信される変動パターンコマンド(EXT)は、変動パターンそれぞれに対応して設けられていない。そのため、変動パターンコマンドを受信したときに演出制御用CPU111によって変動時間タイマ112aにセットされる変動時間は、変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間であり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンにおいては、最も変動時間が長い変動パターンに基づく変動時間が変動時間タイマ112aにセットされる。
【0047】
また、「通常変動」とは、リーチ態様を伴わない変動パターンである。更に、この実施の形態では、短縮変動パターンが用いられる。短縮変動パターンは、特別図柄10aの変動時間が例えば1.0秒という極めて短い変動パターンである。
【0048】
また、この実施の形態では、高確率時(確変中)でも低確率時(非確変中=通常状態)でも変動パターン1〜21の変動パターンが用いられるが、高確率時には変動パターン1〜21のそれぞれの変動時間を短くするようにしてもよい。また、高確率時に用いられる変動パターン群(使用されうる複数の変動パターン)と、低確率時に用いられる変動パターン群と、を別にしてもよい。
【0049】
次に遊技機の動作について説明する。図4は、主基板31における遊技制御手段(例えば、CPU56等)が実行する特別図柄プロセス処理のプログラムの一例を示すフローチャートである。これらの処理は、主基板31の遊技制御手段が実行するメイン処理にて2ms毎に行われる割込処理内で実行される。CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う際に、遊技盤6に設けられている始動入賞口14に遊技球が入賞したことを検出するための始動口スイッチがオンしていたら、すなわち遊技球が始動入賞口14に入賞する始動入賞が発生していたら(ステップS311)、始動口スイッチ通過処理(ステップS312)を行った後に、内部状態に応じて、ステップS300〜S308のうちのいずれかの処理を行う。
【0050】
なお、始動口スイッチ通過処理では、CPU56は、始動記憶数が最大値(例えば、4、等)に達しているかどうか確認し、始動記憶数が最大値に達していなければ、始動記憶数を1増やし、大当り判定用乱数等の各乱数の値を抽出し、それらを始動記憶数の値に対応した保存領域(始動記憶バッファ55c)に格納する処理が実行される。なお、乱数を抽出するとは、乱数を生成させるためのカウンタからカウント値を読み出して、読み出したカウント値を乱数値とすることである。
【0051】
特別図柄通常処理(ステップS300:表示結果事前決定手段):特別図柄10aの可変表示を開始できる状態になるのを待つ。CPU56は、特別図柄10aの可変表示が開始できる状態になると、始動記憶数を確認する。始動記憶数が0でなければ、特別図柄10aの可変表示の結果、大当りとするか否か決定する(表示結果事前決定手段)。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS301に移行するように更新する。
【0052】
特別図柄停止図柄設定処理(ステップS301:表示結果事前決定手段):可変表示後の特別図柄10aの停止図柄を決定する(表示結果事前決定手段)。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に移行するように更新する。
【0053】
変動パターン設定処理(ステップS302):特別図柄10aの可変表示の変動パターン(可変表示態様)を、変動パターン決定用乱数の値に応じて決定する。また、特別図柄プロセスタイマ55bをスタートさせる。このとき、演出制御基板80に対して、特別図柄10aの停止図柄と変動態様(変動パターン)を指令する情報とが送信される。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303に移行するように更新する。
【0054】
特別図柄変動処理(ステップS303):所定時間(ステップS302の特別図柄プロセスタイマ55bで示された時間)が経過すると、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に移行するように更新する。また、後述する準備コマンドを送信する。
【0055】
特別図柄停止処理(ステップS304):特別図柄表示部10において可変表示される特別図柄10aが停止されるように制御する。具体的には、特別図柄停止を示す演出制御コマンド(確定コマンド)が送信される状態に設定する。そして、停止後の特別図柄10aが大当り図柄となった場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に移行するように更新する。そうでない場合には、内部状態をステップS300に移行するように更新する。
【0056】
大入賞口開放前処理(ステップS305):大入賞口を開放する制御を開始する。具体的には、カウンタやフラグを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して開閉板20を開状態とすることで大入賞口を開放する。また、プロセスタイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、大当り中フラグをセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に移行するように更新する。
【0057】
大入賞口開放中処理(ステップS306):大入賞口ラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御基板80に送出する制御や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。最後の大入賞口の閉成条件が成立したら、内部状態をステップS307に移行するように更新する。
【0058】
特定領域有効時間処理(ステップS307):V入賞スイッチの通過の有無を監視して、大当り遊技状態継続条件の成立を確認する処理を行う。大当り遊技状態継続の条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、内部状態をステップS305に移行するように更新する。また、所定の有効時間内に大当り遊技状態継続条件が成立しなかった場合、または、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態をステップS308に移行するように更新する。
【0059】
大当り終了処理(ステップS308):大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御手段に行わせるための制御を行う。そして、内部状態をステップS300に移行するように更新する。
【0060】
図5は、特別図柄プロセス処理における第1実施形態の変動パターン設定処理(ステップS302)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、確変状態中であるか否かを確認する(ステップS70)。確変状態中であるときには確変時変動パターン選択テーブル(図6(B)参照)を選択し(ステップS71)、確変状態でないときには、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A)参照)を選択する(ステップS72)。
【0061】
次いで、大当りフラグがセットされている場合には(ステップS73)、確変大当りか否か判定し(ステップS74)、確変大当りの場合には選択された変動パターン選択テーブルの確変大当り時変動パターンテーブルを選択する(ステップS75)。つまり、現在の遊技状態が通常遊技状態の場合には、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))の確変大当り時変動パターンテーブルを選択し、現在の遊技状態が確変状態の場合には、確変時変動パターン選択テーブル(図6(B))の確変大当り時変動パターンテーブルを選択する。
【0062】
ステップS74で確変大当りではない場合(非確変大当り)には選択された変動パターン選択テーブルの非確変大当り時変動パターンテーブルを選択する(ステップS76)。つまり、現在の遊技状態が通常遊技状態の場合には、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))の非確変大当り時変動パターンテーブルを選択し、現在の遊技状態が確変状態の場合には、確変時変動パターン選択テーブル(図6(B))の非確変大当り時変動パターンテーブルを選択する。
【0063】
また、ステップS73で大当りフラグがセットされていない場合には、始動口スイッチ通過処理(ステップS312)で抽出したリーチ判定用乱数を読み出し、リーチするか否かを判定する(ステップS77)。つまり、抽出したリーチ判定用乱数がリーチ判定値と一致するか否かを判定する。リーチする場合には(ステップS78)、リーチ時変動パターンテーブルを選択する(ステップS79)。つまり、現在の遊技状態が通常遊技状態の場合には、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))のリーチ時変動パターンテーブルを選択し、現在の遊技状態が確変状態の場合には、リーチ時変動パターン選択テーブル(図6(B))の確変大当り時変動パターンテーブルを選択する。
【0064】
リーチしない場合には(ステップS78)、はずれ時変動パターンテーブルを選択する(ステップS80)。つまり、現在の遊技状態が通常遊技状態の場合には、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))のはずれ時変動パターンテーブルを選択し、現在の遊技状態が確変状態の場合には、確変時変動パターン選択テーブル(図6(B))のはずれ時変動パターンテーブルを選択する。
【0065】
図6には、変動パターン選択テーブルの一例が示されている。図6に示すように、変動パターン選択テーブルは、遊技機の状態が通常遊技状態のときに選択される通常時変動パターン選択テーブル(図6(A))と、確変状態のときに選択される確変時変動パターン選択テーブル(図6(B))と、を備えている。そして、変動パターン選択テーブルそれぞれには、表示結果事前決定手段(ステップS300)の決定結果に応じて選択される変動パターンテーブルが設けられている。
【0066】
なお、この実施の形態では、現在の遊技状態が通常遊技状態のときの当選時判定テーブルとして確変大当り時変動パターンテーブルと、非確変大当り時変動パターンテーブルと、を備え、現在の遊技状態が通常遊技状態のときの非当選時判定テーブルとして、リーチ時変動パターンテーブルと、はずれ時変動パターンテーブルと、を備えている。また、現在の遊技状態が確変状態のときの当選時判定テーブルとして確変大当り時変動パターンテーブルと、非確変大当り時変動パターンテーブルと、を備え、現在の遊技状態が確変状態のときの非当選時判定テーブルとして、リーチ時変動パターンテーブルと、はずれ時変動パターンテーブルと、を備えている。つまり、それぞれの遊技状態において、大当りとなるときに選択されるテーブルと、はずれとなるときに選択されるテーブルを備えている。
【0067】
そして、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンにおいて、当選時判定テーブルにおける変動時間(可変表示時間)が短い変動パターンに決定される割合は、非当選時判定テーブルにおける変動時間が短い変動パターンに決定される割合よりも低くなるように変動パターンの決定に用いる判定データとしての通常時変動パターン選択テーブルおよび確変時変動パターン選択テーブルが構成されている。例えば、通常時変動パターン選択テーブルにおけるリーチAを実行する同一の変動パターンコマンドによって指示される変動パターンのうちリーチはずれとなる変動パターン3〜5は、確変大当りまたは非確変大当りとなる変動パターン11〜14よりも変動時間が短い変動パターンが選択される割合(例えば、リーチA’’よりもリーチAが選択される割合)が高くなるように構成されている。
【0068】
変動パターン設定処理において、変動パターンテーブルを選択すると(ステップS70〜ステップS80)、変動パターン決定用乱数カウンタをロードし(ステップS81)、選択された変動パターンテーブルに基づいて変動パターンを決定し(ステップS82:可変表示パターン事前決定手段)、決定された変動パターンに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定する(ステップS83)。
【0069】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンが同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンであるか否か判定する(ステップS84)。つまり、決定された変動パターンが3〜8および11〜20のうちのいずれかに含まれるかを判定し、含まれる場合には変動パターンコマンドとして対応するEXTを選択する(ステップS85:可変表示データ選択手段)。つまり、上述したように、この実施の形態では、変動パターンと変動パターンコマンドはそれぞれ個々に対応して設けられていないため、例えば、変動パターン3〜5は同一の変動パターンコマンド(02H)によって指示される。ゆえに、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうちいずれかが選択されたときには、異なる複数の変動パターンを指示する変動パターンコマンドを選択する可変表示データ選択手段(ステップS85)により、選択された変動パターンに基づく変動パターンコマンド(EXT)を特定する変動パターンコマンド特定テーブルに基づき変動パターンコマンドが選択される。変動パターンコマンド特定テーブルは、主基板31のROM54に記憶されている。
【0070】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンに基づく変動パターンコマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットし(ステップS86)、サブルーチンであるコマンドセット処理を実行する(ステップS87)。そして、特別図柄プロセスタイマ55bをスタートさせ(ステップS88)、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄変動処理に対応した値に更新する(ステップS89)。
【0071】
コマンドセット処理を実行することによって演出制御コマンドが演出制御基板80に送信される。この実施の形態では、演出制御手段に送信されうる各演出制御コマンドはROM54のコマンド送信テーブルに格納されている。また、コマンドセット処理では、CPU56は、ポインタが示すROM54のアドレスに格納されている演出制御コマンドデータを、演出制御コマンドデータを出力するための出力ポートに設定するとともに、コマンドを送信することを示す演出制御INT信号を出力する。
【0072】
以上の処理によって、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)により同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動時間が異なる複数の変動パターンの中の1つが選択されたときには、可変表示データ選択手段(ステップS85)により変動パターンコマンド特定テーブルに基づいて可変表示パターン事前決定手段によって決定された変動パターンコマンドに応じた変動パターンコマンド(EXT)が選択され、演出制御基板80に同一の変動パターンコマンド(EXT)が送信される。つまり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンに決定されたときには、同一の変動時間を指示する情報を含んだ変動パターンコマンド(EXT)が演出制御基板80に送信される。主基板31のCPU56は、変動パターンそれぞれに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定することで、変動パターンに基づく変動時間で特別図柄10aの可変表示が実行されるように制御し、特別図柄変動処理(ステップS303)にて特別図柄プロセスタイマ55bがタイムアウトしたか否かを判定し(可変表示時間判定手段)、プロセスタイマがタイムアウトしたことに基づいて、特別図柄停止処理(ステップS304)にて特別図柄10aを変動表示を停止させて表示結果を導出表示させる確定コマンドを送信する判定時確定信号送信手段を備えている。
【0073】
図7は、演出制御基板80に搭載される演出制御用CPU111が実行するメイン処理における表示制御プロセス処理を示すフローチャートである。この実施の形態では、表示制御プロセス処理は、2msごとに実行される割込処理で実行される。表示制御プロセス処理では、表示制御プロセスフラグの値に応じてステップS800〜S806のうちのいずれかの処理が行われる。各処理において、以下のような処理が実行される。
【0074】
変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800):コマンド受信割込処理によって、演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を受信したか否か確認する。具体的には、変動パターンコマンドが受信されたことを示すフラグ(変動パターン受信フラグ)がセットされたか否か確認する。変動パターン受信フラグは、演出制御用CPU111が実行するメイン処理における割込処理にて実行されるコマンド解析処理によって、変動パターン指定の演出制御コマンドが受信されたことが確認された場合にセットされる。
【0075】
飾り図柄演出設定処理(ステップS801):飾り図柄9a〜9cの停止図柄及び変動パターンを決定する。また、飾り図柄9a〜9cの変動パターンは、特別図柄10aの変動時間だけ、変動パターンコマンドが示す特別図柄10aの変動パターンに合致したものに決定される。また、受信した変動パターンコマンドに基づく変動時間を変動時間タイマ112aにセットする。
【0076】
図柄変動開始処理(ステップS802):特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cの変動が開始されるように制御する。また、変動時間タイマ112aをスタートさせる。
【0077】
図柄変動中処理(ステップS803):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミングを制御するとともに、変動時間の終了を監視する。また、変動時間タイマ112aがタイムアウトまたは準備コマンドを受信したことに基づいて特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cを停止させる処理に移行する。
【0078】
図柄停止待ち設定処理(ステップS804:導出表示手段):図柄停止を指示する演出制御コマンド(確定コマンド)を受信していたら、図柄の変動を停止し停止図柄(確定図柄)を表示する制御を行う。
【0079】
大当り表示処理(ステップS805):確定図柄の表示後、確変大当り表示または通常大当り表示の制御を行う。
【0080】
大当り遊技中処理(ステップS806):大当り遊技中の制御を行う。例えば、大入賞口開放前表示や大入賞口開放時表示の演出制御コマンドを受信したら、ラウンド数の表示制御等を行う。
【0081】
図8は、表示制御プロセス処理における第1実施形態の飾り図柄演出設定処理(ステップS801)を示すフローチャートである。飾り図柄演出設定処理において、演出制御用CPU111は、飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する(ステップS801a)。このとき、変動パターンコマンドにもとづく特別図柄10aの変動態様に合致するように、飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する。そして、飾り図柄9a〜9cの変動パターンを決定する(ステップS801b)。この例では、使用テーブルとして設定されている飾り図柄変動パターンテーブルに、受信した変動パターンコマンドに対応して設けられている変動パターンとする。従って、受信した変動パターンコマンドにもとづく特別図柄10aの変動パターンに対応して設けられている飾り図柄9a〜9cの変動パターンに決定される。そして、受信した変動パターンコマンドに基づく変動時間を変動時間タイマ112aにセットし(ステップS801c)、表示制御プロセスフラグの値を図柄変動開始処理(ステップS802)に対応した値に変更する(ステップS801d)。
【0082】
なお、ここで変動時間タイマ112aにセットされる変動時間は、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間ではなく、変動パターンコマンド(EXT00H〜09H)に基づく変動時間である。つまり、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)により同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうちいずれかが選択されたときには、異なる複数の変動パターンを指示する変動パターンコマンドを選択する可変表示データ選択手段(ステップS85)によって同一の変動パターンコマンド(EXT)が選択されるため、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうちいずれの変動パターンが選択されても同一の変動パターンコマンド(EXT)が送信される。そして、変動パターンコマンド(EXT)には、変動パターンコマンド(EXT)に基づく1つの変動時間を指示する情報だけが送信されるため、演出制御用CPU111は、受信した変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間を変動時間タイマ112aにセットする。
【0083】
図9は、演出制御プロセス処理における図柄変動中処理(ステップS803)を示すフローチャートである。図柄変動中処理において、演出制御用CPU111は、プロセスタイマがタイムアウトしたら(ステップS803a)、表示制御実行データの切替を行う(ステップS803b)。すなわち、プロセスデータ113aにおいて、次に設定されているプロセスタイマをスタートさせるとともに、その次に設定されている表示制御実行データの内容に従ってVDP100を制御する。従って、VDP100は、表示制御実行データの内容に応じて可変表示装置8の表示状態を制御する。
【0084】
そして、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていたら(ステップS803c)、特別図柄10aの変動を停止させる演出制御コマンド(確定コマンド)の受信を監視するための監視タイマをスタートさせ(ステップS803e)、表示制御プロセスフラグの値を図柄停止待ち処理に対応した値にする(ステップS803f)。
【0085】
また、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていない場合には、確定コマンドが送信されるまでの時間を示す(所定時間経過後に変動停止させることを示す)準備コマンドを受信しているか否かを判定し(ステップS803d)、準備コマンドを受信している場合には、ステップS803eの処理を実行し、プロセスフラグを図柄停止待ち処理に対応した値にする(ステップS803f)。
【0086】
準備コマンドを受信することによって、演出制御用CPU111は、特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cの変動を停止させるための準備を行う。例えば、変動している特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cの減速制御、等を行う。この場合には、実行しているプロセスデータ113aのアドレスを所定のアドレス(例えば、準備コマンドによって指定される残り時間に対応した位置)に変更するようにしてもよい。
【0087】
このように、この実施の形態では、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていなくても準備コマンドを受信したことに基づいて可変表示を行っている特別図柄10aを停止させる確定コマンドの受信を監視する特別図柄停止待ち処理(ステップS804)を実行するため、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)により同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動時間が異なる複数の変動パターンのうちいずれかが実行されることが決定されたときには、変動パターンコマンド(EXT)に基づく可変表示時間(変動時間)が経過していなくても判定時確定信号送信手段(ステップS83で特別図柄プロセスタイマ55bに設定された変動時間が、ステップS303でタイムアウトしたことに基づいて、ステップS304に移行制御し、ステップS304にて確定コマンドを送信する)によって送信された確定コマンドを受信したことに基づいて表示結果を導出表示させるように制御される。
【0088】
図10は、第1実施形態における変動パターンコマンドによって実行される変動パターンのタイミングチャートであり、(A)変動パターンコマンド(EXT)02H、(B)変動パターンコマンド(EXT)03H、(C)変動パターンコマンド(EXT)06H、(D)変動パターンコマンド(EXT)07H、(E)変動パターンコマンド(EXT)08H、である。図10に示すように、同一の変動パターンコマンドによって指定される異なる複数の変動パターンは同一の変動パターンデータ(プロセスデータ113a)で構成される。具体的には、変動パターン3〜5は、同一のプロセスデータ113aで構成され、変動パターンそれぞれに対応して設けられている変動時間で確定コマンドを受信することにより表示結果を導出表示させる。
【0089】
異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンドの一例として、変動パターンコマンド(EXT)02Hには、変動パターンコマンド(EXT)02Hによって指示される変動パターンのうち最も変動時間が長い変動パターン5に基づく変動時間(40秒)を指示する情報が含まれている。演出制御用CPU111は、変動パターンコマンド(EXT)02Hを受信すると、変動パターンコマンド(EXT)02Hに基づく変動時間40秒の変動を開始させる。主基板31のCPU56は、可変表示パターン事前決定手段(ステップS82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定し、特別図柄プロセスタイマ55bがタイムアウトしたことに基づいて、特別図柄10aの変動を停止させて表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された表示結果を導出表示させる確定コマンドを演出制御基板80に送信する。例えば、可変表示パターン事前決定手段により変動パターン3に決定されたときには、変動時間18秒で、つまり、A1のタイミングで確定コマンドを送信し、演出制御用CPU111の導出表示手段(ステップS804)は、確定コマンドを受信したことに基づいて特別図柄表示部10および飾り図柄表示部9に表示結果を導出表示させる。
【0090】
なお、この実施の形態では、変動パターンコマンドに基づく変動時間で表示結果を導出表示しない場合には、確定コマンドを受信する前に特別図柄10aを停止させる残りの変動時間を示す(確定コマンドを受信するまでの時間を示す)準備コマンドが主基板31から送信される。演出制御用CPU111は、準備コマンドを受信することにより、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていなくても特別図柄停止待ち処理(ステップS804)に移行制御する。
【0091】
また、この実施の形態で用いられる準備コマンドはすべての変動パターンコマンド(EXT02H,03H,06H〜08H)に共通して用いられる1つのコマンドであるため、コマンド数の増加を抑えることができる。例えば、変動パターンコマンド02Hで、変動パターン3のときに送信される準備コマンドと、変動パターン4のときに送信される準備コマンドと、変動パターンコマンド08Hで変動パターン19のときに送信される準備コマンドと、はすべて共通のコマンドである。
【0092】
また、CPU56は、変動開始を指示する変動パターンコマンドとほぼ同時(例えば、メインの割込処理で同一の割込処理内)に表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された表示結果を指定するコマンド(特別図柄指定コマンド)を送信する。そして、演出制御用CPU111は、準備コマンドを受信したことに基づいて特別図柄指定コマンドによって指定された特別図柄10aを準備し、確定コマンドを受信したことに基づいて、変動表示を行っている特別図柄10aと差し替える処理を実行する(識別情報差し替え手段)。また、演出制御用CPU111は、特別図柄指定コマンドを受信したことに基づいて、ステップS801a(図8参照)にて飾り図柄表示部9における飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する。そして、準備コマンドを受信したことに基づいて、ステップS801aにて決定された飾り図柄9a〜9cの停止図柄を準備し、確定コマンドを受信したことに基づいて特別図柄10aおよび飾り図柄9a〜9cの変動(可変表示)を停止させるとともに、変動表示を行っている特別図柄10aを表示結果事前決定手段(ステップS301)にて決定された表示結果に差し替える処理と、変動表示を行っている飾り図柄(9a〜9cのいずれか又は全て)をステップS801aにて決定された飾り図柄9a〜9cの停止図柄に差し替える処理を実行する(識別情報差し替え手段)。
【0093】
このように、本実施形態においては、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンは、同一のプロセスデータ113aによって構成され、表示結果を導出表示させる変動時間を異ならせることにより異なる複数の変動パターンを実行することが可能となっている。
【0094】
なお、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうち大当りとなる変動パターンコマンド06H〜08Hについては、最も変動時間が長くなる変動パターンにて、表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された特定表示結果(大当り図柄)と同一または異なる表示結果(大当り図柄)を一旦導出したあとに表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された特定表示結果(大当り図柄)を導出表示させる再抽選演出を実行するようにしてもよい。以下、再抽選演出を実行する第2実施形態について説明する。
【0095】
(第2実施形態)
図11は、第2実施形態で用いられる変動パターン(可変表示パターン)の一例を示す説明図である。図11において、「EXT」とは、2バイト構成の演出制御コマンドにおける2バイト目のEXTデータを示す。この実施の形態では、特別図柄10aの各変動パターンと演出制御コマンドとは1対1に対応付けられていない。具体的には、変動パターン3〜5、6〜8、11〜14、15〜18、19および20は、それぞれ同一の変動パターンコマンド(EXT)となっており、変動パターンそれぞれには演出制御コマンドが設けられていない。つまり、同一のEXTの変動パターンでは、同一の変動時間を指示する情報が含まれる。
【0096】
このように、同一の可変表示データとしての変動パターンコマンド(EXT)には、特定可変表示パターンとして上記した複数の変動パターンを含み、変動パターンコマンド(可変表示パターンコマンド)によって指定される可変表示時間(変動時間)とは異なる複数のタイミングで表示結果を導出表示させることにより複数の変動パターンとなる。つまり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指定される変動パターンには異なる変動時間(可変表示時間)が予め定められている。具体的には、変動パターン3〜5は、同一の変動パターンコマンド02によって変動時間40秒が指定されている。そして、変動時間を18秒とすることで変動パターン3となり、変動時間を28秒とすることで変動パターン4となり、変動時間を40秒とすることで変動パターン5とすることが可能である。
【0097】
なお、上述したように、主基板31から送信される変動パターンコマンド(EXT)は、変動パターンそれぞれに対応して設けられていない。そのため、変動パターンコマンドを受信したときに演出制御用CPU111によって変動時間タイマ112aにセットされる変動時間は、変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間であり、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンにおいては、最も変動時間が長い変動パターンに基づく変動時間が変動時間タイマ112aにセットされる。
【0098】
また、この実施の形態では、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指定される変動パターンのうち大当りとなる変動パターンコマンド06H〜08Hでは、上記した再抽選演出が実行される。つまり、変動パターン14、18および20は、再抽選演出を行う再抽選可変表示パターンである。
【0099】
また、「通常変動」とは、リーチ態様を伴わない変動パターンである。更に、この実施の形態では、短縮変動パターンが用いられる。短縮変動パターンは、特別図柄10aの変動時間が例えば1.0秒という極めて短い変動パターンである。
【0100】
また、この実施の形態では、高確率時(確変中)でも低確率時(非確変中=通常状態)でも変動パターン1〜9の変動パターンが用いられるが、高確率時には変動パターン1〜9のそれぞれの変動時間を短くするようにしてもよい。また、高確率時に用いられる変動パターン群(使用されうる複数の変動パターン)と、低確率時に用いられる変動パターン群と、を別にしてもよい。
【0101】
図12は、特別図柄プロセス処理における第2実施形態の変動パターン設定処理(ステップS302)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、確変状態中であるか否かを確認する(ステップSA70)。確変状態中であるときには確変時変動パターン選択テーブル(図6(B)参照)を選択し(ステップSA71)、確変状態でないときには、通常時変動パターン選択テーブル(図6(A)参照)を選択する(ステップSA72)。
【0102】
次いで、大当りフラグがセットされている場合には(ステップSA73)、確変大当りか否か判定し(ステップSA74)、確変大当りの場合には選択された変動パターン選択テーブルの確変大当り時変動パターンテーブルを選択する(ステップSA75)。ステップSA74で確変大当りではない場合(非確変大当り)には選択された変動パターン選択テーブルの非確変大当り時変動パターンテーブルを選択する(ステップSA76)。また、ステップSA73で大当りフラグがセットされていない場合には、始動口スイッチ通過処理(ステップS312)で抽出したリーチ判定用乱数を読み出し、リーチするか否かを判定する(ステップSA77)。つまり、抽出したリーチ判定用乱数がリーチ判定値と一致するか否かを判定する。リーチする場合には(ステップSA78)、リーチ時変動パターンテーブルを選択し(ステップSA79)、リーチしない場合には(ステップSA78)、はずれ時変動パターンテーブルを選択する(ステップSA80)。
【0103】
この実施の形態においても、図6に示す変動パターン選択テーブルを備えている。また、この実施の形態では、予め定められた複数種類の特定表示結果(大当り図柄)として大当り遊技状態終了後に大当り遊技状態とは異なる遊技状態であって遊技者にとって有利な特別遊技状態(例えば、確変状態、等)となる第1特定表示結果としての確変図柄と、大当り遊技状態終了後に特別遊技状態および大当り遊技状態とは異なる通常遊技状態となる第2特定表示結果としての非確変図柄と、が設定されている。
【0104】
また、上記した表示結果事前決定手段(ステップS301)により確変図柄とすることが決定されたときに後述する可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第1特定判定テーブルとしての確変大当り時変動パターンテーブルと、表示結果事前決定手段(ステップS301)により非確変図柄とすることが決定されたときに後述する可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第2特定判定テーブルとしての非確変大当り時変動パターンテーブルと、を備えている。
【0105】
そして、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンにおいて、確変大当り時変動パターンテーブルにおける再抽選可変表示パターンを行う旨の決定がなされる割合は非確変大当り時変動パターンテーブルにおける割合よりも高くなるように再抽選可変表示パターンを行う決定に用いる判定データとしての通常時変動パターン選択テーブルおよび確変時変動パターン選択テーブルが構成されている。例えば、通常時変動パターン選択テーブルにおけるリーチAを実行する同一の変動パターンコマンドによって指定される変動パターンのうち再抽選可変表示パターンとしての変動パターン14を確変大当りとなるときに実行する割合は、非確変時大当りとなるときに実行される割合よりも高くなるように構成されている。
【0106】
変動パターン設定処理において、変動パターンテーブルを選択すると(ステップSA70〜SA80)、変動パターン決定用乱数カウンタをロードし(ステップSA81)、選択された変動パターンテーブルに基づいて変動パターンを決定し(ステップSA82:可変表示パターン事前決定手段)、決定された変動パターンに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定する(ステップSA83)。
【0107】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンが同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンのうち変動パターンコマンドに基づく変動時間とは異なる変動時間が設定されている変動パターンであるか否かを判定する(ステップSA84)。つまり、変動パターン3,4,6,7,11〜13,15〜17,19のいずれかに決定された否か判定する。これらのいずれかに決定された場合には、短縮コマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットする(ステップSA85)。短縮コマンドとは、変動パターンコマンドに基づく変動時間とは異なる変動時間(この実施の形態では、変動パターンコマンドに基づく変動時間よりも短い変動時間)で変動が行われることを示すコマンドであり、変動時間を指定する情報は含まれない。そのため、演出制御用CPU111は、変動時間が短縮されることのみを把握することが可能となるが、短縮された変動時間を特定することはできない。
【0108】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンが同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンであるか否か判定する(ステップSA86)。つまり、決定された変動パターンが3〜8および11〜20のうちのいずれかに含まれるかを判定し、含まれる場合には変動パターンコマンドとして対応するEXTを選択する(ステップSA87:可変表示データ選択手段)。つまり、上述したように、この実施の形態では、変動パターンと変動パターンコマンドはそれぞれ個々に対応して設けられていないため、例えば、変動パターン3〜5は同一の変動パターンコマンド(02H)によって指示される。ゆえに、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンのうちいずれかが選択されたときには、異なる複数の変動パターンを指示する変動パターンコマンドを選択する可変表示データ選択手段(ステップSA87)を備えている。
【0109】
次いで、CPU56は、決定された変動パターンに基づく変動パターンコマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットし(ステップSA88)、サブルーチンであるコマンドセット処理を実行する(ステップSA89)。そして、特別図柄プロセスタイマ55bをスタートさせ(ステップS90)、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄変動処理に対応した値に更新する(ステップS91)。
【0110】
以上の処理によって、可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間とは異なる変動時間で変動が行われる変動パターンが選択されたときには、演出制御基板80に短縮コマンドが送信される。
【0111】
図13は、表示制御プロセス処理における第2実施形態の飾り図柄演出設定処理(ステップS801)を示すフローチャートである。飾り図柄演出設定処理において、演出制御用CPU111は、飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する(ステップSA801a)。このとき、変動パターンコマンドにもとづく特別図柄10aの変動態様に合致するように、飾り図柄9a〜9cの停止図柄を決定する。そして、飾り図柄9a〜9cの変動パターンを決定する(ステップSA801b)。この例では、使用テーブルとして設定されている飾り図柄変動パターンテーブルに、受信した変動パターンコマンドに対応して設けられている変動パターンとする。従って、受信した変動パターンコマンドにもとづく特別図柄10aの変動パターンに対応して設けられている飾り図柄9a〜9cの変動パターンに決定される。そして、受信した変動パターンコマンドに基づく変動時間を変動時間タイマ112aにセットし(ステップSA801c)、受信した変動パターンコマンド(EXT)が02H,03Hおよび06H〜08Hのうちのいずれかであるか判定し(ステップSA801d)、これらいずれかの変動パターンである場合には短縮コマンドを受信したか否かを判定する(ステップSA801e)。
【0112】
この実施の形態では、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される変動パターンには、再抽選演出を実行する再抽選可変表示パターンが含まれている。そして、変動パターンコマンドに基づく変動時間で図柄の変動が行われない場合、つまり、再抽選演出を実行しない場合には、短縮コマンドを送信する。ゆえに、短縮コマンドを受信していない場合には、再抽選演出が実行される。再抽選演出では、表示結果事前決定手段(ステップS301)で決定された特定表示結果と同一または異なる特定表示結果を一旦導出させる。そのため、短縮コマンドを受信していない場合には、演出制御用CPU111は、一旦導出させる図柄、つまり、飾り図柄9a〜9cの仮停止図柄を決定する(ステップSA801f)。そして、表示制御プロセスフラグの値を図柄変動開始処理(ステップS802)に対応した値に変更する(ステップS801g)。
【0113】
なお、この実施の形態においても、変動時間タイマ112aにセットされる変動時間は可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間ではなく、変動パターンコマンド(EXT00H〜09H)に基づく変動時間である。
【0114】
図14は、第2実施形態における変動パターンコマンドによって実行される変動パターンのタイミングチャートであり、(A)変動パターンコマンド(EXT)02H、(B)変動パターンコマンド(EXT)03H、(C)変動パターンコマンド(EXT)06H、(D)変動パターンコマンド(EXT)07H、(E)変動パターンコマンド(EXT)08H、である。図14に示すように、同一の変動パターンコマンドによって指定される異なる複数の変動パターンは同一の変動パターンデータ(プロセスデータ113a)で構成される。具体的には、変動パターン3〜5は、同一のプロセスデータ113aで構成され、変動パターンそれぞれに対応して設けられている変動時間で確定コマンドを受信することにより表示結果を導出表示させる。
【0115】
上述したように、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンドのうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)06H〜08Hには、再抽選演出を行う再抽選可変表示パターンが含まれている。つまり、変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間で図柄の変動が行われるときに再抽選演出が実行される。
【0116】
異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)の一例として変動パターンコマンド(EXT)06Hには、変動パターンコマンドによって指示される変動パターンのうち最も変動時間が長い変動パターン14に基づく変動時間(56秒)を指示する情報が含まれている。演出制御用CPU111は、変動パターンコマンド(EXT)06Hを受信すると、変動パターンコマンド(EXT)に基づく変動時間56秒の変動を開始させる。主基板31のCPU56は、可変表示パターン事前決定手段(ステップSA82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマ55bに設定し、特別図柄プロセスタイマ55bがタイムアウトしたことに基づいて、特別図柄10aの変動を停止させて表示結果事前決定手段(ステップS301)によって決定された表示結果を導出表示させる確定コマンドを演出制御基板80に送信する。そして、演出制御手段の導出表示手段(ステップS804)は、確定コマンドを受信したことに基づいて特別図柄表示部10および飾り図柄表示部9に表示結果を導出表示させる。
【0117】
なお、上述したように第2実施形態では、変動パターンコマンドに基づく変動時間で図柄の変動が行われない場合には、主基板31のCPU56は、短縮コマンドを送信する。なお、上述したように短縮コマンドは、変動パターンコマンドに基づく変動時間よりも短い変動時間で図柄の変動が行われる旨を示すものであり、変動時間を特定する情報は含まれない。つまり、変動パターンコマンド(EXT)06Hにおいて、変動パターン11〜13のうちいずれかの変動パターンを行うことが決定されると主基板31のCPU56は短縮コマンドを送信する。しかし、演出制御用CPU111は、短縮コマンドを受信しても、変動パターン11〜13のうちいずれかの変動パターンが実行されることを認識することができるだけであり、確定コマンドが送信される変動時間(例えば、変動パターン11で確定コマンドが送信されるC1のタイミング:変動時間20秒)を特定することはできない。つまり、短縮コマンドは、再抽選演出を行うか否かを指定するコマンドである。
【0118】
更に、この実施の形態では、変動パターンコマンドに基づく変動時間で表示結果を導出表示しない場合には、確定コマンドを受信する前に特別図柄10aを停止させる残りの変動時間を示す(確定コマンドを受信するまでの時間を示す)準備コマンドが主基板31から送信される。演出制御用CPU111は、準備コマンドを受信することにより、変動時間タイマ112aがタイムアウトしていなくても特別図柄停止待ち処理(ステップS804)に移行制御する。
【0119】
また、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)において、短縮コマンドを受信していない場合には、演出制御用CPU111は、飾り図柄9a〜9cの仮停止図柄を決定する。変動パターンコマンド(EXT)06Hの場合には、C3のタイミング、つまり、変動時間46秒が経過したときに、ステップSA801fにて決定された飾り図柄9a〜9cの仮停止図柄を一旦導出する。そして、飾り図柄9a〜9cを再び変動させ、特別図柄プロセスタイマ55bがタイムアウトしたことに基づいて送信される確定コマンドを受信したことに基づいて特別図柄表示部10に表示結果事前決定手段(ステップS301)にて決定された特定表示結果を導出表示するとともに、飾り図柄表示部9にステップSA801aにて決定された特定表示結果を導出表示させる。
【0120】
なお、このとき導出される仮停止図柄は表示結果事前決定手段(ステップS301)にて決定された大当り図柄(特定表示結果)と同一または異なる大当り図柄が表示される。つまり、この実施の形態では、大当り遊技状態終了後に大当り遊技状態とは異なる遊技状態であって遊技者にとって有利な確変状態に制御される確変図柄と、大当り終了後に大当り遊技状態および確変状態とは異なる通常遊技状態に制御される非確変図柄と、を備えており、遊技者は、確変図柄が表示されることを期待しつつ遊技を行う。そこで、確変図柄で大当り遊技状態となるときに、仮停止図柄として非確変図柄を表示させ、確定コマンドを受信したときに確変図柄を表示させることにより、遊技者の興趣を向上させることができる。
【0121】
また、この実施の形態で用いられる準備コマンドはすべての変動パターンコマンド(EXT02H,03H,06H〜08H)に共通して用いられる1つのコマンドであるため、コマンド数の増加を抑えることができる。例えば、変動パターンコマンド02Hで、変動パターン3のときに送信される準備コマンドと、変動パターン4のときに送信される準備コマンドと、変動パターンコマンド08Hで変動パターン19のときに送信される準備コマンドと、はすべて共通のコマンドである。
【0122】
このように、本実施形態においては、同一の変動パターンコマンド(EXT)によって指示される異なる複数の変動パターンは、同一のプロセスデータ113aによって構成され、表示結果を導出表示させる変動時間を異ならせることにより異なる複数の変動パターンを実行することが可能となっている。
【0123】
また、第2実施形態では、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)すべてに再抽選可変表示パターンが含まれている。そのため、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)の再抽選可変表示パターンとした場合には、ステップSA801fで決定された仮停止図柄が一旦導出された後、確定コマンドを受信したことに基づいてステップSA801aで決定された確定図柄が導出表示される。しかし、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち大当りとなる変動パターンコマンド(EXT)の再抽選可変表示パターンとしない場合には、再抽選可変表示パターンの一旦導出させるタイミングよりも前でステップSA801aで決定された確定図柄が導出表示されるように制御するため、再抽選パターンとするか否かを事前に演出制御用CPU111に伝えておく必要がある。ゆえに、この実施の形態では、再抽選可変表示パターンとしない場合には短縮コマンドが主基板31から演出制御基板80に送信されることで演出制御用CPU111に認識させているが、異なる複数の変動パターンを含んだ変動パターンコマンド(EXT)のうち再抽選可変表示パターンを含まない変動パターンコマンド(例えば、EXT02H,03H)が選択された場合には、短縮コマンドを送信しない構成としてもよい。この場合には、主基板31から演出制御基板80に可変表示パターン事前決定手段(例えば、ステップSA82)によって決定された変動パターンに基づく変動時間で可変表示装置8の特別図柄10aの変動を停止させる確定コマンドを送信することにより、演出制御用CPU111は、変動パターンに基づく変動時間で可変表示装置8の特別図柄10aの変動を停止させる制御を行う。
【0124】
なお、上述した第1実施形態および第2実施形態では、主基板31から演出制御基板80に準備コマンドを送信することにより、変動を停止させるタイミングを認識させるようにしているが、準備コマンドを送信しないようにしてもよい。この実施の形態では、準備コマンドを演出制御基板80に送信することで、演出制御用CPU111が特定の可変表示データに基づく可変表示時間が経過していなくても停止タイミングを予め(準備コマンドを受信した時点で)判断できるため、遊技者に、より違和感を感じさせることなく停止図柄の導出表示を実現することができる。
【0125】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明では、複数の可変表示パターンを含む可変表示パターンに対し、確定信号の送信タイミングによって複数の演出に用いることが可能となるため、データ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【0126】
請求項2記載の発明では、複数の可変表示パターンを含む可変表示パターンに対し、確定信号の送信タイミングによって複数の演出に用いることが可能となるため、データ量および信号種類の軽減を図ることができる。
【0127】
請求項3記載の発明では、表示結果事前決定手段により第1特定表示結果を表示することが決定されたときには再抽選演出が実行されやすくなり、第1特定表示結果を表示する前には再抽選演出を実行することにより、遊技者に遊技に対する興趣を長引かせることができ、興趣を向上させることができる。
【0128】
請求項4記載の発明では、表示結果事前決定手段により特定表示結果を表示することが決定されたときには、可変表示時間が長くなるような可変表示パターンが選択されやすくなり、可変表示時間が長くなることにより、遊技者に遊技に対する興趣を長引かせることができ、興趣を向上させることができる。
【0129】
請求項5記載の発明では、表示制御手段は、識別情報信号を受信したことによって当該識別情報信号によって指定される識別情報を準備し、確定信号に基づいて可変表示中の識別情報と差し替えることにより、予め定められた表示結果を確定表示結果として表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る弾球遊技機を正面からみた正面図である。
【図2】本実施形態に係る弾球遊技機1の回路構成の概要を表したブロック図である。
【図3】第1実施形態の変動パターンの一例を示す説明図である。
【図4】特別図柄プロセス処理を示すフローチャートである。
【図5】第1実施形態の変動パターン設定処理を示すフローチャートである。
【図6】変動パターン選択テーブルの一例を示す説明図である。
【図7】表示制御プロセス処理を示すフローチャートである。
【図8】第1実施形態の飾り図柄演出設定処理を示すフローチャートである。
【図9】図柄変動中処理を示すフローチャートである。
【図10】第1実施形態のタイミングチャートを示す説明図である。
【図11】第2実施形態の変動パターンの一例を示す説明図である。
【図12】第2実施形態の変動パターン設定処理を示すフローチャートである。
【図13】第2実施形態の飾り図柄演出設定処理を示すフローチャートである。
【図14】第2実施形態のタイミングチャートを示す説明図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機
8 可変表示装置
9 飾り図柄表示部
10 特別図柄表示部
14 始動入賞口
15 可変入賞球装置
31 主基板
56 CPU
80 演出制御基板
111 演出制御用CPU
Claims (5)
- 所定の始動条件の成立に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置を含み、前記識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
該遊技制御手段から送信された制御信号に基づいて前記可変表示装置における前記識別情報の可変表示を含む表示を制御する表示制御手段と、を備え、
前記遊技制御手段は、
前記表示制御手段に制御信号を送信する信号送信手段と、
前記始動条件の成立に基づいて前記表示結果をその導出表示以前に決定する表示結果事前決定手段と、
前記始動条件の成立に基づいて前記可変表示装置に表示結果を導出表示する際に実行される識別情報の可変表示パターンをその導出表示以前に特定可変表示パターンを含む予め定められた複数の可変表示パターンの内より決定する可変表示パターン事前決定手段と、
可変表示開始からの可変表示時間を計測する可変表示時間計測手段と、
該可変表示時間計測手段によって前記可変表示パターン事前決定手段によって決定された可変表示パターンに基づく可変表示時間が経過したことを判定する可変表示時間判定手段と、を含み、
前記複数の可変表示パターンを示す特定可変表示データを含む複数の可変表示データを記憶するメインデータ記憶手段をさらに含み、
前記可変表示パターン事前決定手段は、前記特定可変表示パターンと決定したときに該特定可変表示パターンを示す特定可変表示データを選択する可変表示データ選択手段を含み、
前記信号送信手段は、
前記可変表示データ選択手段によって選択された可変表示データを指定する可変表示データ信号と、
前記表示結果事前決定手段により決定された前記表示結果の導出表示を指示する確定信号と、を送信する機能を有し、
前記表示制御手段は、
前記遊技制御手段から送信される制御信号を受信する信号受信手段と、
前記可変表示データ信号に対応して設けられる可変表示パターンデータを含むデータを記憶するサブデータ記憶手段と、
前記可変表示データ信号を受信したことに基づいて当該可変表示データ信号に対応する可変表示パターンデータを前記サブデータ記憶手段から選択する可変表示パターン選択手段と、
前記確定信号を受信したことに基づいて前記表示結果を導出表示する導出表示手段と、を含み、
前記信号送信手段は、前記可変表示データ信号として前記特定可変表示データを指定する信号を送信したときには前記可変表示時間計測手段によって計測された可変表示時間が前記可変表示パターン事前決定手段の決定結果に応じた可変表示時間を経過したことを前記可変表示時間判定手段が判定したときに前記確定信号を送信する判定時確定信号送信手段を含み、
前記導出表示手段は、前記信号受信手段によって前記可変表示データ信号として前記特定可変表示データを指定する信号を受信したときには、前記特定可変表示データを指定する信号の受信によって可変表示時間として設定された時間が経過していなくても前記判定時確定信号送信手段によって送信された前記確定信号を受信したことに基づき前記表示結果を導出表示することを特徴とする遊技機。 - 前記特定表示結果は予め定められた複数種類の特定表示結果を含み、
前記特定可変表示データは、前記表示結果事前決定手段により表示結果を前記特定表示結果とすることが決定されたときに、当該特定表示結果と同一または当該特定表示結果と異なる特定表示結果を一旦導出したあとに前記表示結果事前決定手段により決定された前記特定表示結果を導出表示させる再抽選演出を実行する再抽選可変表示パターンと、該再抽選演出を実行しない非再抽選可変表示パターンを含む再抽選データとすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記複数種類の特定表示結果は、前記特定遊技状態終了後に該特定遊技状態とは異なる遊技状態であって遊技者にとって有利な特別遊技状態となる第1特定表示結果と、前記特定遊技状態終了後に通常遊技状態となる第2特定表示結果と、を含み、
前記遊技制御手段は、
前記表示結果事前決定手段により前記第1特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により前記再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第1特定判定テーブルと、
前記表示結果事前決定手段により前記第2特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により前記再抽選可変表示パターンとするか否かの決定に用いる第2特定判定テーブルと、を備え、
前記第1特定判定テーブルにおける前記再抽選可変表示パターンを行う旨の決定がなされる割合は前記第2特定判定テーブルにおける前記再抽選可変表示パターンを行う旨の決定がなされる割合よりも高くなるように再抽選可変表示パターンを行う決定に用いる判定データを構成することを特徴とする請求項2記載の遊技機。 - 前記特定可変表示データによって特定される異なる複数の可変表示パターンは異なる可変表示時間が予め定められており、
前記遊技制御手段は、
前記表示結果事前決定手段によって前記特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により異なる複数の可変表示パターンのうちいずれの可変表示パターンとするかの決定に用いる当選時判定テーブルと、
前記表示結果事前決定手段によって前記非特定表示結果とすることが決定されたときに前記可変表示パターン事前決定手段により異なる複数の可変表示パターンのうちいずれの可変表示パターンとするかの決定に用いる非当選時判定テーブルと、を備え、
前記当選時判定テーブルにおける前記複数の可変表示パターンのうち前記可変表示時間が短い可変表示パターンに決定される割合は、前記非当選時判定テーブルにおける前記可変表示時間が短い可変表示パターンに決定される割合よりも低くなるように可変表示パターンの決定に用いる判定データを構成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。 - 前記信号送信手段は、前記表示結果事前決定手段によって決定された表示結果を指示する識別情報信号を送信する機能をさらに有し、
前記表示制御手段は、前記識別情報信号を受信し、前記判定時確定信号送信手段によって送信された前記確定信号を受信したことに基づいて当該可変表示中の識別情報を前記識別情報信号によって指定された識別情報に差し替える識別情報差替手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
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