JP2004322015A - 冷却装置を有するチェックビン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の温度に冷却された空気を導入する空気供給装置と、この導入された空気を穀粒の間を通過させ、穀粒と空気の間で熱交換する熱交換機本体と、穀粒と熱交換して温度の上昇した空気を排出する空気排出装置とを有し、穀粒と空気の間で熱交換することによって穀粒を冷却する冷却装置を有するチェックビンにおいて、内部に、貯留された穀粒のレベルを検出するレベル検出装置を設けることによって達成される。
【選択図】図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の温度に冷却された空気を導入する空気供給装置と、この導入された空気を高温の穀粒の間を通過させて、穀粒と空気の間で熱交換を行う熱交換機本体と、高温の穀粒と熱交換して温度の上昇した空気を集めて排出する空気排出装置とを有し、高温の穀粒と冷却された空気の間で熱交換することによって穀粒を冷却する穀粒の冷却装置を有するチェックビンに関するものであり、より詳細には、この穀粒の冷却装置を有するチェックビンに貯留された穀粒のレベルを検出するレベル検出装置を設けた穀粒の冷却装置を有するチェックビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
製粉装置(ミル)によって穀粒(以下、小麦を例にして説明する)を製粉する際に、原料となる小麦の温度が高いと粉砕能力が落ちて、製品となる小麦粉の歩留りが悪くなることは知られている。この現象は、夏になって暑い日が続くようになると顕著になるものであって、このようなときには、小麦を貯留する大型のサイロから搬送コンベアで搬送され、製粉するミルの直前で一時的に貯留するチェックビン(バッファのための小型のサイロ)に到達した小麦の温度は、40℃を超えるような高温になっており、この小麦を製粉すると、小麦粉の歩留りが明らかに悪くなる現象が生じていた。しかし、従来技術では、止むを得ないものとして格別の対策をとることもなく放置されていた。
【0003】
この現象は、実験の結果、小麦を10℃程度冷却して30℃程度の温度にすることによって大幅に改善されることが明らかになったが、小麦を製粉する際には10〜20t/hr程度の大型の製粉装置を使用するのが通例であり、小麦を貯留しているサイロも屋外に設置された非常に大型のものであって、この大型のサイロに貯留されている小麦全体をまとめて冷却するのでは非常に大型の冷却装置を必要とし、冷却された空気を小麦の間を通すことによってサイロの小麦全体を冷却するためには、空気冷却装置や送風装置が大型化するとともに、その後に、小麦をミルに搬送する搬送コンベアで再び温度が上昇するのでエネルギー効率が非常に悪いものとならざるを得ない。
【0004】
このため、ミルの直前で小麦を一時的に貯留するチェックビンにおいて小麦を冷却することも考えられるが、通常のチェックビンの容量は数分〜十数分程度でミルに供給してしまう程度の量の小麦を貯留する容量しかなく、製粉装置を収納している建物との関係もあって、チェックビンを大きくして容量を増加することも困難なことが多い。このため、チェックビンに小麦を冷却する熱交換装置を配置するためには、短時間で効率よく冷却することが必要であって、冷却空気の風量を大きくしてエネルギー効率の高い冷却をすることが必要不可欠となるとともに、チェックビンの内部には、常に、熱交換装置で小麦を冷却するために適正な量の小麦が貯留されていなければならない。
【0005】
しかしながら、従来技術のチェックビンは、単に、ミルに数分〜十数分程度で供給される程度の量の穀粒を貯留するためのみのものであって、小麦を貯留する大型のサイロからチェックビンに小麦を搬送する搬送コンベアの運転が断続されるたびに、チェックビンの内部に貯留されている穀粒の量も大きく変動するものであった。
【0006】
なお、このような問題に関しては、本発明者が、先に特許文献1により提案した「穀粒の冷却装置」が有効に用い得る。この装置は、冷却空気を導入する空気供給装置と、この空気を穀粒の間を通過させ、穀粒との間で熱交換する熱交換機本体と、温度の上昇した空気を排出する空気排出装置とを有する穀粒の冷却装置において、冷却空気の供給量と排出空気量とをほぼ一致させるように構成したものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2003‐4351号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の穀粒の冷却装置をより発展させたもので、短時間で効率よくかつエネルギー効率の高い冷却を行う熱交換機をバッファのための小型のサイロであるチェックビンの内部に組み込むことを可能にするとともに、チェックビンの内部に、常に、熱交換装置で小麦を冷却するために適正な量の小麦が貯留されるように構成した冷却装置を有するチェックビンを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
これらの課題を解決するために、本発明においては、所定の温度に冷却された空気を導入する空気供給装置と、この導入された空気を穀粒の間を通過させ、穀粒と空気の間で熱交換する熱交換機本体と、穀粒と熱交換して温度の上昇した空気を排出する空気排出装置とを有し、穀粒と空気の間で熱交換することによって穀粒を冷却する冷却装置を有するチェックビンにおいて、前記チェックビンの内部に、チェックビンに貯留された穀粒のレベルを検出するレベル検出装置を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
ここで、前記レベル検出装置は、前記チェックビンの四隅に配置されていることが好ましく、あるいは、前記熱交換機本体が空気供給樋と空気排出樋とを有しており、前記空気供給樋の上方に前記空気排出樋が配置され、前記レベル検出装置による穀粒のレベル検出位置が、前記空気排出樋の上方に位置していることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の冷却装置を有するチェックビンについて、添付の図面に示される好適実施形態に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係わる冷却装置を有するチェックビンの一実施形態を示す正面図、図2は同右側面図、図3は同左側面図、図4は空気供給樋と空気排出樋との配列を示す側面断面図、図5は図1の冷却装置を有するチェックビンの断面図、図6は同平面図である。
【0012】
本発明の冷却装置を有するチェックビンは、所定の温度に冷却された空気を導入し、小麦とこの冷却された空気の間で熱交換することによって小麦を冷却するものであって、所定の温度に冷却された空気を小麦の間を分散して通過させ、小麦と空気の間で熱交換する熱交換機本体10として、小麦を貯留するサイロ、特に、小麦を製粉する直前に一時的に貯留するチェックビン12を使用するものである。そして、この熱交換機本体10を構成するチェックビン12の上部には図示しない大型のサイロから小麦を供給する搬入コンベア14が、下部には図示しないミルに小麦を供給するロート状のホッパー16が設けられている。
【0013】
前述したように、製粉装置(ミル)を収納している建物との関係もあって、チェックビン12の容量を大きくすることができないことが多いので、搬入コンベア14は、可能な限りチェックビン12の容量に制限を与えないように背の低い搬送コンベアとすることが望ましい。また、ホッパー16も、チェックビン12の容量を可能な限り大きくするために、全高さの低いものとすることが望ましく、本実施形態では、チェックビン12の底面を4分割して、そのそれぞれにホッパー16を設けて計量機18に接続し、この計量機18を通過した小麦を搬出コンベア(図示しない)にて合流させるように構成されている。
【0014】
チェックビン12の両側面には、後述する空気冷却装置によって所定の温度に冷却された空気をチェックビン12に導入するための空気供給装置となる給気管20と、小麦と熱交換して温度の上昇した空気を排出するための空気排出装置となる排気管22とが配置されている。本実施形態の給気管20は、図2で明らかなように、下部が2股に分岐して、給気管20とチェックビン12とを接続する上下2段に構成された接続部24a,24bに連結されている。そして、この接続部24a,24bは、チェックビン12の前後方向の幅全体に広がっており、所定の温度に冷却された空気をほぼ均一な圧力および流量でチェックビン12の内部に設けられた後述する空気供給樋28に導入して、チェックビン12の内部に貯留されている小麦の間を通過させるように構成されている。
【0015】
また、図3に示されるように、排気管22の下部も2股に分岐して、排気管22とチェックビン12とを接続する上下2段に構成された接続部26a,26bに連結されており、同様にチェックビン12の前後方向の幅全体に広がって、小麦と熱交換して温度の上昇した空気を後述する空気排出樋30で集めて回収し、チェックビン12の幅方向の全体からスムーズに排出できるようになっている。
【0016】
この2股に分岐した給気管20及び排気管22には、風量調整ゲート32a,32bおよび34a,34bが設けられており、接続部24a,24bに導入する冷却空気の風量と、接続部26a,26bから排出される小麦と熱交換して温度の上昇した空気の風量を調節可能としており、上側の空気供給樋28aと下側の空気供給樋28b及び上側の空気排出樋30aと下側の空気排出樋30bとの風量のバランスを調整することが可能になっている。
【0017】
給気管20と排気管22の接続部24a,24bおよび26a,26bは、本実施形態では、それぞれ所定のピッチで上下2段に形成されており、給気管20の上側の接続部24aが排気管22の2個の接続部26a,26bの中央に、排気管22の下側の接続部26bが給気管20の2個の接続部24a,24bの中央に配置されるように、給気管20の接続部24a,24bが、排気管22の接続部26a,26bより半ピッチずつ下側になって千鳥状に配置されている。
【0018】
図4は給気管20と排気管22の接続部24a,24bおよび26a,26bにそれぞれ連結された空気供給樋28と空気排出樋30との配列を示す側面断面図である。熱交換機本体10を構成するチェックビン12の内側には、中央部が上に凸となる形状であって下部が開放された形状の断面形状に形成された空気供給樋28と空気排出樋30とが、チェックビン12の全幅にわたって相互に平行に多数並列して千鳥状に配置されている。この空気供給樋28と空気排出樋30の形状は、図から明らかなように、同一形状とする必要はないが、後述するように、空気供給樋28から導入する空気量と空気排出樋30から排出する空気量をほぼ一致させるためには、ほぼ同じ断面積とすることが望ましい。
【0019】
上側の空気供給樋28aはチェックビン12の右側の側壁に設けられた開口部36を介して給気管20の上側の接続部24aに連通しており、上側の空気排出樋30aはチェックビン12の左側の側壁に設けられた開口部38を介して排気管22の上側の接続部26aに連通している。同様に、下側の空気供給樋28bは給気管20の下側の接続部24bに、下側の空気排出樋30bは排気管22の下側の接続部26bに開口部(図示しない)を介して連通している。そして、チェックビン12の内部は一時的に貯留されている小麦が充満して流下しているので、空気供給樋28から導入された冷却空気は空気供給樋28の下端から溢流して、図4に矢印で示すように、小麦の間を通過しながら熱交換して小麦を冷却した後、空気排出樋30で集められて排出される。
【0020】
ここで、空気供給樋28a,28bは、給気管20から供給された空気を小麦の間に導入して分散させるためのものであり、空気排出樋30a,30bは、小麦との間で熱交換して温度の上昇した空気を集めて排気管22から排出するものであって、上下2段に形成された1セットの空気供給樋28と空気排出樋30とでは、空気を導入する空気供給樋28が下側に、空気を集めて排出する空気排出樋30が上側になるように相互に平行に多数並列して千鳥状に配置されている。なお、空気供給樋28と空気排出樋30とのセットは、この図示のように、上下の2セットに限定されるものではなく、1セットないし上下に重なって配置された数セットの任意のセット数にすることができる。
【0021】
本実施形態では、給気管20と排気管22とは、図1に示すように、中間にモータ40で駆動される送風ポンプ42と空気冷却装置44とを有する閉回路で連結されており、空気排出装置となる排気管22から排出された空気がそのまま空気冷却装置44で冷却されて、再び冷却空気となって空気供給装置となる給気管20から供給される。したがって、この実施形態では、小麦と熱交換して温度の上昇した空気と所定の温度に冷却された空気の量(質量流量、以下同じ)は常に一定であり、空気供給装置である給気管20から供給される空気量と空気排出装置である排気管22から排出される空気量とは常に一定となっている。
【0022】
このように構成すると、給気管20から供給される空気量と排気管22から排出される空気量とが常に一定になるので、風量調整ゲート32a,32bによって空気供給樋28a,28bに供給される冷却空気の風量を均等に分配し、風量調整ゲート34a,34bによって空気排出樋30a,30bから排出される風量が均等になるように調整すれば、空気供給樋28a,28bから導入されて小麦の間を分散して通過し、小麦との間で熱交換して空気排出樋30a,30bに集められる空気の流れは、給気管20から供給される空気量と排気管22で排出される空気量とが一定となって、このときの空気の流れは、図4に矢印で示すように、空気供給樋28と空気排出樋30とのセットの内部で完結し、他のセットとの空気の流れはほとんど生じなくなる。
【0023】
このように他のセットとの空気の流れがほとんど生じなくなると、熱交換する際の小麦と空気の流れは、図4に示すように、チェックビン12内を流下する小麦に対してほぼ完全な対向流となって、短時間で効率よくかつエネルギー効率の高い冷却を行うことができる。しかし、小麦との間で熱交換して温度の上昇した空気を冷却装置で冷却することになるので、冷却のためのエネルギー効率としては損失が生じるが、流量を正確に測定することすら困難な空気の流れにおいて、給気管20と排気管22との空気の流量が完全に一致するので、流量の制御が容易である長所を有している。
【0024】
あるいは、給気側の空気供給装置に給気ポンプ(図示しない)を設け、この給気ポンプで供給された空気を空気冷却装置44で冷却して、給気管20,接続部24a,24bを経由して空気供給樋28a,28bに供給し、小麦と熱交換して温度が上昇して空気排出樋30a,30bによって排気管22に集められた空気は、排気側の空気排出装置に排気ポンプ(図示しない)を設けて、この排気ポンプで排出するように構成することもできる。この場合には、給気ポンプまたは排気ポンプの少なくとも一方を、ルーツブロア等の風量の調節可能なポンプとして、給気管20から供給される空気量と排気管22で排出される空気量とをほぼ一致させて、給気管20から供給される空気量が排気管22から排出される空気量よりも僅かに大きくなるように風量を調整する。
【0025】
このように構成すると、空気供給装置である給気管20から供給される空気量と空気排出装置である排気管22から排出される空気量とがほとんど一致しており、わずかに空気供給装置で供給される空気量が空気排出装置で排出される空気量より多くなるので、供給された空気のごく一部が熱交換機本体10において外部に洩れ出すのみで、空気供給樋28a,28bから導入されて小麦の間を分散して通過し、小麦との間で熱交換して温度が上昇して空気排出樋30a,30bで集められる空気の流れは、図4に矢印で示すように、空気供給樋28と空気排出樋30とのセットの内部でほぼ完結し、わずかな空気が外部に流出するのみで他のセットに流れる空気はほとんど生じなくなる。
【0026】
この場合には、わずかな空気であっても空気が外部に流出するので、その影響で熱交換する際の小麦と空気の流れは完全な対向流とはならないが、熱交換して温度の上昇した空気よりも温度の低い外気を冷却して供給するので、エネルギー効率は上昇することが期待される。しかし、空気の流量を正確に測定することが困難であるとともに、同じ質量流量であっても、冷却された空気と小麦との間で熱交換して温度の上昇した空気との体積は異なるので、風量の調節可能なポンプを使用したとしても流量の調整が困難である短所を有しており、給気管20と排気管22との空気量のバランスがくずれると、熱交換する際の小麦と空気の流れが対向流でなくなり、エネルギー効率が大幅に低下する可能性がある。
【0027】
本発明の冷却装置を有するチェックビン12には、図5および図6に示すように、チェックビン12の内部に貯留された穀粒(小麦)のレベル46を検出するレベル検出装置48が設けられている。このチェックビン12の内部に貯留される小麦は、前述したように、小麦を貯留する大型のサイロ(図示しない)から搬送コンベア14によってチェックビン12に搬送されるものであって、搬送コンベア14を運転して小麦を搬送することによってチェックビン12の内部に貯留される小麦の量は増加し、搬送コンベア14の運転を停止すると、チェックビン12は10〜20t/hr程度の小麦を製粉する大型の製粉装置に連結されているので、チェックビン12の内部に貯留されている小麦が数分〜十数分程度で消費されてしまう早さで急激に減少する。
【0028】
このため、冷却装置を有するチェックビン12で小麦を冷却する際の適正な小麦の量として、図示のように小麦の最大量46aと最小量46bとを設定する。チェックビン12の内部に貯留される小麦の最大量46aは、貯留される小麦の最高端が搬送コンベア14に達しない高さに設定する必要があり、チェックビン12の内部に貯留される小麦の最小量46bは、熱交換機としての性能を保持するために、貯留される小麦の最低端が上側の空気排出樋30aより高い位置にあることを必要とする。
【0029】
そして、チェックビン12の内部に貯留される小麦が最大量46aに達したときに搬送コンベア14の運転を停止し、最小量46bになると搬送コンベア14を運転しなければならない。この小麦の最大量46aと最小量46bとを検出するために、本実施形態では、図6に示すように、レベル検出装置48は、チェックビン12の四隅に、上側の空気排出樋30aの上方(図5参照)に位置するように配置されている。
【0030】
このレベル検出装置48には、図5に示すように、小麦の最大量46aを検出する最大量検出センサ48aと、小麦の最小量46bを検出する最小量検出センサ48bとを有しており、4個の最大量検出センサ48aのいずれか一つでチェックビン12の内部に貯留される小麦が最大量46aに達したことを検出したときに搬送コンベア14の運転を停止し、同様に4個の最小量検出センサ48bのいずれか一つで最小量46bに達したことを検出したときに搬送コンベア14の運転を開始する。
【0031】
このレベル検出装置48における最大量検出センサ48aと最小量検出センサ48bとは、周囲に小麦の有無を検出することができるセンサであれば、光電センサ、静電容量式の近接センサ、あるいはリミットスイッチを使用した機械的なセンサなどの任意のセンサを使用することができるが、小麦から発生するほこりの影響などを考慮すれば、静電容量式の近接センサが最も適したものとして使用することができる。なお、この実施形態では、レベル検出装置48をチェックビン12の四隅に配置しているが、このレベル検出装置48の数と配置される位置は、この実施形態に限定されるものではなく、チェックビンの容量や形状に応じて最適となる数を最適となる位置に配置すべきことは勿論である。
【0032】
さらに、最小量検出センサ48bの下方に、絶対にこの量以下にしてはいけない最小量の限界を検出する最小限界量検出センサ(図示しない)を設けて、この最小限界量検出センサのいずれか一つが作動したときには、送風ポンプ44を緊急停止させるように構成することができる。
【0033】
以上のように構成されている本発明の冷却装置を有するチェックビンは、短時間で効率よくかつエネルギー効率の高い冷却を行う熱交換機をバッファのための小型のサイロであるチェックビンの内部に組み込むことを可能にするとともに、チェックビンの内部に、常に、熱交換装置で小麦を冷却するために適正な量の小麦が貯留されるように構成することができる。
【0034】
本発明の冷却装置を有するチェックビンは、勿論、以上に説明した実施例に限定されるものではなく、例えば、米や大麦等の他の穀粒にも同様に適用できるものであり、本発明の要旨を逸脱しない範囲において各種の改良や変更を行っても良いことは当然である。
【0035】
【発明の効果】
本発明の冷却装置を有するチェックビンは、上述のように構成したことによって、短時間で効率よくかつエネルギー効率の高い冷却を行う熱交換機をバッファのための小型のサイロであるチェックビンの内部に組み込むことを可能にするとともに、チェックビンの内部に、常に、熱交換装置で小麦を冷却するために適正な量の小麦が貯留されるように運転制御することができ、夏の暑い日であっても、ミルの粉砕能力を高く維持して、高温による小麦粉の歩留りを悪くすることがないという大きな効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷却装置を有するチェックビンの1実施形態を示す正面図である。
【図2】同じ冷却装置を有するチェックビンの右側面図である。
【図3】同じ冷却装置を有するチェックビンの左側面図である。
【図4】空気供給樋と空気排出樋との配列を示す側面断面図である。
【図5】図1の冷却装置を有するチェックビンの断面図である。
【図6】同じ冷却装置を有するチェックビンの平面図である。
【符号の説明】
10 熱交換機本体
12 チェックビン
14 搬入コンベア
16 ホッパー
18 計量機
20 給気管
22 排気管
24a,24b,26a,26b 接続部
28a,28b 空気供給樋
30a,30b 空気排出樋
32a,32b,34a,34b 風量調整ゲート
36,38 開口部
40 モータ
42 送風ポンプ
44 空気冷却装置
46 穀粒のレベル
46a 最大量
46b 最小量
48 レベル検出装置
48a 最大量検出センサ
48b 最小量検出センサ
Claims (3)
- 所定の温度に冷却された空気を導入する空気供給装置と、この導入された空気を穀粒の間を通過させ、穀粒と空気の間で熱交換する熱交換機本体と、穀粒と熱交換して温度の上昇した空気を排出する空気排出装置とを有し、穀粒と空気の間で熱交換することによって穀粒を冷却する冷却装置を有するチェックビンにおいて、
前記チェックビンの内部に、チェックビンに貯留された穀粒のレベルを検出するレベル検出装置を設けたことを特徴とする冷却装置を有するチェックビン。 - 前記レベル検出装置が、前記チェックビンの四隅に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置を有するチェックビン。
- 前記熱交換機本体が空気供給樋と空気排出樋とを有し、前記空気供給樋の上方に前記空気排出樋が配置され、前記レベル検出装置による穀粒のレベル検出位置が、前記空気排出樋の上方に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の冷却装置を有するチェックビン。
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