JP2004331502A - 視神経細胞保護剤 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトピラメートに代表される下記式
【0002】
【化2】
【0003】
で示されるスルファメート誘導体を有効成分として含有する視神経細胞保護剤に関する。
【0004】
【従来の技術】
網膜は外部からの光を受容する機能を有しており、視機能に関して重要な役割を果たしている。網膜は、構造的には網膜色素上皮膚を始め、内網状層、神経節細胞層、神経線維層等10層の層から成る、厚さ約0.1〜0.5mmの組織である。内網状層には、アマクリン細胞という神経節細胞突起と対をなしてシナプスを形成する神経細胞が存在している。これは、光の照射開始時と終了時によく応答することから、光強度の検出器として働くと考えられている。神経節細胞層にはその細胞体が網膜のもっとも内側に存在する神経細胞が存在しており、運動視、周辺視、色覚、形態覚などに深く関与している。また、神経線維層には網膜中心動静脈の分枝である網膜血管が走行しており、視神経に酸素および栄養を供給する役割を担っている。
【0005】
最近、緑内障において、網膜血流循環や視神経軸策輸送の障害により、最終的には神経節細胞死による神経線維の脱落が生じ、視野障害へと進行していくことから、神経節細胞死を予防あるいは最小限に抑える治療を行うことが究極的な緑内障治療につながるという、いわゆる「ニューロプロテクション」という考え方が確立されつつある(眼科,40,251−273,1998)。実際、高眼圧虚血ラットにおいて網膜神経節細胞層や視神経乳頭の障害が観察されたこと(Graefes Arch.Clin.Exp.Ophthalmol.,234,445−451,1996)やメチルセルロース誘発高眼圧ウサギにおいて10日間の高眼圧後、網膜神経節細胞密度の有意な減少とグリア細胞密度の有意な増加を認め、神経節細胞の脱落と細胞の大きさに相関を認めたこと(Graefes Arch.Clin.Exp.Ophthalmol.,234,S209−S213,1996)が報告されている。
【0006】
網膜血管が攣縮、血栓、動脈硬化等の要因により閉塞または狭窄すると網膜血流循環に障害が生じ、網膜や視神経への酸素ならびに栄養の供給が閉ざされる。網膜血流循環障害は、網膜疾患の中で特に重要な位置を占めている。網膜血流循環障害に伴う症状の代表的な例として、網膜静脈や網膜動脈が閉塞あるいは狭窄した網膜血管閉塞症、網膜剥離の一因である糖尿病性網膜症、視機能障害が出現する虚血性視神経症がある。さらに、この網膜血流循環障害により酸素や栄養の供給が不足し、網膜神経節細胞は死に至る。その他の網膜疾患である黄斑変性症、網膜色素変性症、レーベル病などにおいても、この神経節細胞死が発症に深く関与すると考えられている。
【0007】
また、眼疾患における多様な病態に、プログラム化細胞死の一形態であるアポトーシスが関与することが解明されつつある。例えば、虚血−再灌流による網膜障害(J.Ocul.Pharmacol.Ther.,11,253−259,1995)、網膜剥離(Arc.Ophthalmol.,113,880−886,1995)、網膜色素変性症(Proc.Natl.Acad.Sci.USA,91,974−978,1994、Invest.Ophthalmol.Vis.Sci.,35,2693−2699,1994)、網膜光障害(Invest.Ophthalmol.Vis.Sci.,37,775−782,1996)、緑内障(Invest.Ophthalmol.Vis.Sci.,36,774−786,1995、Exp.Eye Res.,61,33−44,1995)などにおいて、網膜神経節細胞にアポトーシスが生じることが報告されている。つまり、原因は多様であっても、結果として生じる視機能障害は、視覚情報ネットワークを構成している神経細胞のアポトーシスが原因となっている可能性が高い。
【0008】
一方、トピラメートは下記式
【0009】
【化3】
【0010】
2,3:4,5−ビス−O−(1−メチルエチリデン)−β−D−フラクトピラノース スルファメート
で示される抗痙攣活性を有する化合物として知られており(例えば、特公平5−5824号公報)、てんかんの処置剤として有効であることが報告されている(日薬理誌,115,53−57,2000、Am.J.Health−Syst Pharm.,55,554−562,1998)。また、トピラメートは房水産生に関与する炭酸脱水素酵素の阻害作用を有しており、眼圧下降剤として緑内障の治療に役立つことも報告されている(特公平5−5824号公報)。
【0011】
また、PCT国際公開WO 00/61138には、トピラメート及びその誘導体が、糖尿病性神経障害及び糖尿病性網膜症を含む慢性の神経変性障害の処置に有用であることが開示されている。
【0012】
さらに、PCT国際公開WO 98/00124には、トピラメート及びその誘導体が、急性虚血性神経障害の処置に有用であることが開示されている。
【0013】
しかしながら、炭酸脱水素酵素が関与しない、網膜血管閉塞症、虚血性視神経症、黄斑変性症、網膜色素変性症、レーベル病等に代表される網膜疾患や緑内障性神経障害などの眼疾患にトピラメートがどのような影響を与えるのかについて報告はなく、また、眼組織、特に網膜神経節細胞などの視神経細胞にトピラメートがどのような影響を及ぼすかについても知られていない。
【0014】
【発明の開示】
本発明者らは、トピラメートの緑内障治療薬としての開発研究の過程で、意外にも、トピラメートに代表される前記式(I)のスルファメート誘導体が視神経細胞に直接作用して、網膜神経細胞のアポトーシスを抑制する効果があることに加えて、神経節細胞層中の細胞数の減少及び内網状層の菲薄化を抑制する効果にも優れていること、したがって、網膜神経細胞のアポトーシスによって生ずる種々の疾患、例えば、緑内障性視神経障害や、網膜血管閉塞病、虚血性視神経症、黄斑変性症、網膜色素変性症、レーベル病などの網膜疾患の予防又は治療に有用であることを発見し、本発明を完成するに至った。
【0015】
かくして、本発明は、式
【0016】
【化4】
【0017】
で示されるスルファメート誘導体を有効成分として含有することを特徴とする視神経細胞保護剤を提供するものである。
【0018】
式(I)のスルファメート誘導体には、光学異性体やジアステレオ異性体が存在するが、本発明の薬剤において有効成分として使用される式(I)のスルファメート誘導体には、これらの異性体やそれらの混合物も包含される。また、本発明で使用する式(I)のスルファメート誘導体は例えば水和物の形態であってもよい。式(I)のスルファメート誘導体の中で、前記式(II)で示されるトピラメートが特に好適である。
【0019】
本発明の薬剤によって保護される視神経細胞には、網膜神経節細胞、アマクリン細胞、双極細胞、水平細胞、視細胞などが包含されるが、本発明の薬剤は、中でも特に、網膜神経節細胞のアポトーシスに対して効果的に作用する。
【0020】
本発明による式(I)のスルファメート誘導体の視神経細胞保護作用を、トピラメートを用いた以下の薬理試験により具体的に説明する。
[薬理試験]
トピラメートの視神経細胞保護作用を検討すべく、トピラメートについて、(1)グルタミン酸によって惹起したラット胎児培養網膜神経細胞死に対する作用および(2)ラット水圧負荷虚血誘発網膜障害に対する作用を以下の方法で試験した。
(1)グルタミン酸によって惹起したラット胎児培養網膜神経細胞死に対するトピラメートの作用
ラット胎児(17〜19日齢)より網膜細胞を摘出・単離し、ポリエチレンイミンコートされたプラスチックカバースリップ上で10%ウシ胎児血清含有イーグル基礎培地中にて7日間培養した。8日目からは10%馬血清含有イーグル基礎培地で培養した。培養6日目にシトシンアラビノシド(10μM)を添加して非ニューロン性の細胞の増殖を抑制した。つぎに、血清不含イーグル基礎培地に、グルタミン酸(1mM)および各種濃度のトピラメート(10nM〜100μM)を添加した培地で細胞を10分間インキュベート(37℃、5% CO2・95% 空気)した。グルタミン酸およびトピラメートを含まない血清不含イーグル基礎培地に細胞を戻し、1時間インキュベート(37℃、5% CO2・95%空気)後、トリパンブルー除去法により毒性の判定を行った。すなわち、細胞を10%中性ホルマリン溶液にて固定し生理食塩液で洗浄した後、トリパンブルー溶液を加えることにより細胞を染色し位相差顕微鏡下で細胞を計数した。その際、トリパンブルーにより染色される細胞を死細胞、非染色細胞を生存細胞とし、計数細胞総数(200以上)に対する生細胞の比から培養細胞の生存率を求めた。1mMのグルタミン酸を単独で添加した群、1mMのグルタミン酸と各濃度のトピラメートを共に添加した群をそれぞれ「1mMグルタミン酸単独添加群」、「1mMグルタミン酸+(各種濃度の)トピラメート添加群」とした。これらの結果を全く処理を施していない「未処置群」についての対応する計測値と比較した。実験結果を表1に示す。なお、表中の値は平均値である。
【0021】
【表1】
【0022】
(2)ラット水圧負荷虚血誘発網膜障害に対するトピラメートの作用
ラットを3%ハロタンで麻酔導入し、1%ハロタンで維持した(ハロタンは、酸素0.5L/分、突気1.5L/分で気化させる)。つぎに、アトロピン点眼液で右眼を散瞳させ、生理食塩液の点滴用容器を天井から吊るしたチューブを介して繋いだ30Gの注射針を前房内に刺入することにより130mmHgの水圧を負荷し、虚血を誘発させた。45分後に注射針をはずし、網膜血流を再灌流させた。投与は、生理食塩液(溶媒)および溶媒に溶解(一部懸濁)させたトピラメート(200mg/kg体重)をそれぞれラットの腹腔内に注入することにより行った。また、投与は、虚血負荷2時間前および虚血負荷直後のそれぞれ二回行った。投与7日後に眼球を摘出した後、2%パラホルムアルデヒド−2.5%グルタルアルデヒド中で一晩固定後、パラフィン包埋、薄切し、ヘマトキシリン−エオジン(HE)で染色した病理組織切片(3μm厚)を作製した。1眼につき視神経乳頭部が入るように60μm間隔で8枚作製した切片から任意に3切片を選択し、選択した切片について、視神経乳頭から左右いずれかの1〜1.5mm間の網膜の写真撮影を行い、網膜における神経節細胞層(GCL)中の細胞数および内網状層(IPL)の厚さを計測した。溶媒を投与して虚血を行った群、溶媒に溶解させたトピラメートを投与して虚血を行った群をそれぞれ「溶媒投与群」、「トピラメート投与群」とした。これらの結果を全く処理を施していない「正常(未処置)群」についての対応する計測値と比較した。実験結果を表2に示す。なお、表中の値は平均値である。
【0023】
【表2】
【0024】
上記表1に示す結果によれば、トピラメートは培養網膜神経細胞死(アポトーシス)を濃度依存的に顕著に抑制する効果を有していることがわかる。また、上記表2に示す結果から明らかなように、トピラメートは神経節細胞中の細胞数の減少及び内網状層の菲薄化を抑制する効果に優れていることがわかる。
【0025】
したがって、トピラメートに代表される前記式(I)のスルファメート誘導体は、網膜神経節細胞などの視神経細胞の保護剤として、例えば、網膜血管閉塞症、糖尿病網膜症、虚血性視神経症、黄斑変性症、網膜色素変性症、レーベル病等に代表される網膜疾患や緑内障性視神経障害などの眼疾患に対する予防又は治療剤として極めて有用である。
【0026】
式(I)のスルファメート誘導体は、これら眼疾患の予防又は治療に使用する場合、患者に対して経口的又は非経口的に投与することができ、必要に応じて、製薬学的に許容され得る添加剤と共に、投与に適した剤型に製剤化される。経口投与に適した剤型としては、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤などが挙げられ、また、非経口投与に適した剤型としては、例えば、注射剤、点眼剤、点鼻剤、坐薬などが挙げられ、これらは当該分野で汎用されている通常の技術を用いて製剤化することができる。
【0027】
例えば、錠剤は、乳糖、ブドウ糖、D−マンニトール、無水リン酸水素カルシウム、デンプン、ショ糖等の賦形剤;カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポピドン、デンプン、部分アルファー化デンプン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等の崩壊剤;ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、アラビアゴム、デンプン、部分アルファー化デンプン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等の結合剤;ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、含水二酸化ケイ素、硬化油等の滑沢剤;精製白糖、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン等のコーティング剤;クエン酸、アスパルテーム、アスコルビン酸、メントール等の矯味剤などを適宜選択して用い製剤化することができる。
【0028】
また、注射剤は、滅菌精製水及び等張化のための塩化ナトリウムなどを用いて調製することができる。
【0029】
さらに、点眼剤は、塩化ナトリウム、濃グリセリンなどの等張化剤;リン酸ナトリウム、酢酸ナトリウムなどの緩衝化剤;ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ステアリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の界面活性剤;クエン酸ナトリウム、エデト酸ナトリウム等の安定化剤;塩化ベンザルコニウム、パラベン等の防腐剤などから必要に応じて選択して用い、製剤化することができ、pHは眼科製剤に許容される範囲内にあればよいが、通常4〜8の範囲内が好ましい。
【0030】
式(I)のスルファメート誘導体、例えばトピラメートの投与量は、剤型、投与すべき患者の症状の軽重、年令、体重、医師の判断等に応じて適宜変えるこができるが、経口投与の場合、一般には、成人に対し1日あたり0.1〜2000mgを1回又は数回に分けて投与することができ、また、注射剤の場合、一般には、成人に対し1日あたり0.01〜200mgを1回又は数回に分けて投与することができる。さらに、点眼剤の場合には、通常、0.1〜10%(w/v)の有効成分濃度のものを1日1回又は数回点眼することができる。
【0031】
次に製剤例を掲げて本発明の薬剤をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら製剤例のみに限定されるものではない。
【0032】
【製剤例】
トピラメート、乳糖及びトウモロコシデンプンを混合機中で混合し、その混合物にカルボキシメチルセルロースカルシウム及びヒドロキシプロピルセルロースを加えて造粒し、得られた顆粒を乾燥後整粒し、その整粒顆粒にステアリン酸マグネシウムを加えて混合し、打錠機で打錠する。
トピラメート及び塩化ナトリウムを滅菌精製水に溶解して注射溶液とする。
滅菌精製水にトピラメート及びそれ以外の上記成分を加え、十分に混合して点眼剤とする。
【発明の属する技術分野】
本発明はトピラメートに代表される下記式
【0002】
【化2】
【0003】
で示されるスルファメート誘導体を有効成分として含有する視神経細胞保護剤に関する。
【0004】
【従来の技術】
網膜は外部からの光を受容する機能を有しており、視機能に関して重要な役割を果たしている。網膜は、構造的には網膜色素上皮膚を始め、内網状層、神経節細胞層、神経線維層等10層の層から成る、厚さ約0.1〜0.5mmの組織である。内網状層には、アマクリン細胞という神経節細胞突起と対をなしてシナプスを形成する神経細胞が存在している。これは、光の照射開始時と終了時によく応答することから、光強度の検出器として働くと考えられている。神経節細胞層にはその細胞体が網膜のもっとも内側に存在する神経細胞が存在しており、運動視、周辺視、色覚、形態覚などに深く関与している。また、神経線維層には網膜中心動静脈の分枝である網膜血管が走行しており、視神経に酸素および栄養を供給する役割を担っている。
【0005】
最近、緑内障において、網膜血流循環や視神経軸策輸送の障害により、最終的には神経節細胞死による神経線維の脱落が生じ、視野障害へと進行していくことから、神経節細胞死を予防あるいは最小限に抑える治療を行うことが究極的な緑内障治療につながるという、いわゆる「ニューロプロテクション」という考え方が確立されつつある(眼科,40,251−273,1998)。実際、高眼圧虚血ラットにおいて網膜神経節細胞層や視神経乳頭の障害が観察されたこと(Graefes Arch.Clin.Exp.Ophthalmol.,234,445−451,1996)やメチルセルロース誘発高眼圧ウサギにおいて10日間の高眼圧後、網膜神経節細胞密度の有意な減少とグリア細胞密度の有意な増加を認め、神経節細胞の脱落と細胞の大きさに相関を認めたこと(Graefes Arch.Clin.Exp.Ophthalmol.,234,S209−S213,1996)が報告されている。
【0006】
網膜血管が攣縮、血栓、動脈硬化等の要因により閉塞または狭窄すると網膜血流循環に障害が生じ、網膜や視神経への酸素ならびに栄養の供給が閉ざされる。網膜血流循環障害は、網膜疾患の中で特に重要な位置を占めている。網膜血流循環障害に伴う症状の代表的な例として、網膜静脈や網膜動脈が閉塞あるいは狭窄した網膜血管閉塞症、網膜剥離の一因である糖尿病性網膜症、視機能障害が出現する虚血性視神経症がある。さらに、この網膜血流循環障害により酸素や栄養の供給が不足し、網膜神経節細胞は死に至る。その他の網膜疾患である黄斑変性症、網膜色素変性症、レーベル病などにおいても、この神経節細胞死が発症に深く関与すると考えられている。
【0007】
また、眼疾患における多様な病態に、プログラム化細胞死の一形態であるアポトーシスが関与することが解明されつつある。例えば、虚血−再灌流による網膜障害(J.Ocul.Pharmacol.Ther.,11,253−259,1995)、網膜剥離(Arc.Ophthalmol.,113,880−886,1995)、網膜色素変性症(Proc.Natl.Acad.Sci.USA,91,974−978,1994、Invest.Ophthalmol.Vis.Sci.,35,2693−2699,1994)、網膜光障害(Invest.Ophthalmol.Vis.Sci.,37,775−782,1996)、緑内障(Invest.Ophthalmol.Vis.Sci.,36,774−786,1995、Exp.Eye Res.,61,33−44,1995)などにおいて、網膜神経節細胞にアポトーシスが生じることが報告されている。つまり、原因は多様であっても、結果として生じる視機能障害は、視覚情報ネットワークを構成している神経細胞のアポトーシスが原因となっている可能性が高い。
【0008】
一方、トピラメートは下記式
【0009】
【化3】
【0010】
2,3:4,5−ビス−O−(1−メチルエチリデン)−β−D−フラクトピラノース スルファメート
で示される抗痙攣活性を有する化合物として知られており(例えば、特公平5−5824号公報)、てんかんの処置剤として有効であることが報告されている(日薬理誌,115,53−57,2000、Am.J.Health−Syst Pharm.,55,554−562,1998)。また、トピラメートは房水産生に関与する炭酸脱水素酵素の阻害作用を有しており、眼圧下降剤として緑内障の治療に役立つことも報告されている(特公平5−5824号公報)。
【0011】
また、PCT国際公開WO 00/61138には、トピラメート及びその誘導体が、糖尿病性神経障害及び糖尿病性網膜症を含む慢性の神経変性障害の処置に有用であることが開示されている。
【0012】
さらに、PCT国際公開WO 98/00124には、トピラメート及びその誘導体が、急性虚血性神経障害の処置に有用であることが開示されている。
【0013】
しかしながら、炭酸脱水素酵素が関与しない、網膜血管閉塞症、虚血性視神経症、黄斑変性症、網膜色素変性症、レーベル病等に代表される網膜疾患や緑内障性神経障害などの眼疾患にトピラメートがどのような影響を与えるのかについて報告はなく、また、眼組織、特に網膜神経節細胞などの視神経細胞にトピラメートがどのような影響を及ぼすかについても知られていない。
【0014】
【発明の開示】
本発明者らは、トピラメートの緑内障治療薬としての開発研究の過程で、意外にも、トピラメートに代表される前記式(I)のスルファメート誘導体が視神経細胞に直接作用して、網膜神経細胞のアポトーシスを抑制する効果があることに加えて、神経節細胞層中の細胞数の減少及び内網状層の菲薄化を抑制する効果にも優れていること、したがって、網膜神経細胞のアポトーシスによって生ずる種々の疾患、例えば、緑内障性視神経障害や、網膜血管閉塞病、虚血性視神経症、黄斑変性症、網膜色素変性症、レーベル病などの網膜疾患の予防又は治療に有用であることを発見し、本発明を完成するに至った。
【0015】
かくして、本発明は、式
【0016】
【化4】
【0017】
で示されるスルファメート誘導体を有効成分として含有することを特徴とする視神経細胞保護剤を提供するものである。
【0018】
式(I)のスルファメート誘導体には、光学異性体やジアステレオ異性体が存在するが、本発明の薬剤において有効成分として使用される式(I)のスルファメート誘導体には、これらの異性体やそれらの混合物も包含される。また、本発明で使用する式(I)のスルファメート誘導体は例えば水和物の形態であってもよい。式(I)のスルファメート誘導体の中で、前記式(II)で示されるトピラメートが特に好適である。
【0019】
本発明の薬剤によって保護される視神経細胞には、網膜神経節細胞、アマクリン細胞、双極細胞、水平細胞、視細胞などが包含されるが、本発明の薬剤は、中でも特に、網膜神経節細胞のアポトーシスに対して効果的に作用する。
【0020】
本発明による式(I)のスルファメート誘導体の視神経細胞保護作用を、トピラメートを用いた以下の薬理試験により具体的に説明する。
[薬理試験]
トピラメートの視神経細胞保護作用を検討すべく、トピラメートについて、(1)グルタミン酸によって惹起したラット胎児培養網膜神経細胞死に対する作用および(2)ラット水圧負荷虚血誘発網膜障害に対する作用を以下の方法で試験した。
(1)グルタミン酸によって惹起したラット胎児培養網膜神経細胞死に対するトピラメートの作用
ラット胎児(17〜19日齢)より網膜細胞を摘出・単離し、ポリエチレンイミンコートされたプラスチックカバースリップ上で10%ウシ胎児血清含有イーグル基礎培地中にて7日間培養した。8日目からは10%馬血清含有イーグル基礎培地で培養した。培養6日目にシトシンアラビノシド(10μM)を添加して非ニューロン性の細胞の増殖を抑制した。つぎに、血清不含イーグル基礎培地に、グルタミン酸(1mM)および各種濃度のトピラメート(10nM〜100μM)を添加した培地で細胞を10分間インキュベート(37℃、5% CO2・95% 空気)した。グルタミン酸およびトピラメートを含まない血清不含イーグル基礎培地に細胞を戻し、1時間インキュベート(37℃、5% CO2・95%空気)後、トリパンブルー除去法により毒性の判定を行った。すなわち、細胞を10%中性ホルマリン溶液にて固定し生理食塩液で洗浄した後、トリパンブルー溶液を加えることにより細胞を染色し位相差顕微鏡下で細胞を計数した。その際、トリパンブルーにより染色される細胞を死細胞、非染色細胞を生存細胞とし、計数細胞総数(200以上)に対する生細胞の比から培養細胞の生存率を求めた。1mMのグルタミン酸を単独で添加した群、1mMのグルタミン酸と各濃度のトピラメートを共に添加した群をそれぞれ「1mMグルタミン酸単独添加群」、「1mMグルタミン酸+(各種濃度の)トピラメート添加群」とした。これらの結果を全く処理を施していない「未処置群」についての対応する計測値と比較した。実験結果を表1に示す。なお、表中の値は平均値である。
【0021】
【表1】
【0022】
(2)ラット水圧負荷虚血誘発網膜障害に対するトピラメートの作用
ラットを3%ハロタンで麻酔導入し、1%ハロタンで維持した(ハロタンは、酸素0.5L/分、突気1.5L/分で気化させる)。つぎに、アトロピン点眼液で右眼を散瞳させ、生理食塩液の点滴用容器を天井から吊るしたチューブを介して繋いだ30Gの注射針を前房内に刺入することにより130mmHgの水圧を負荷し、虚血を誘発させた。45分後に注射針をはずし、網膜血流を再灌流させた。投与は、生理食塩液(溶媒)および溶媒に溶解(一部懸濁)させたトピラメート(200mg/kg体重)をそれぞれラットの腹腔内に注入することにより行った。また、投与は、虚血負荷2時間前および虚血負荷直後のそれぞれ二回行った。投与7日後に眼球を摘出した後、2%パラホルムアルデヒド−2.5%グルタルアルデヒド中で一晩固定後、パラフィン包埋、薄切し、ヘマトキシリン−エオジン(HE)で染色した病理組織切片(3μm厚)を作製した。1眼につき視神経乳頭部が入るように60μm間隔で8枚作製した切片から任意に3切片を選択し、選択した切片について、視神経乳頭から左右いずれかの1〜1.5mm間の網膜の写真撮影を行い、網膜における神経節細胞層(GCL)中の細胞数および内網状層(IPL)の厚さを計測した。溶媒を投与して虚血を行った群、溶媒に溶解させたトピラメートを投与して虚血を行った群をそれぞれ「溶媒投与群」、「トピラメート投与群」とした。これらの結果を全く処理を施していない「正常(未処置)群」についての対応する計測値と比較した。実験結果を表2に示す。なお、表中の値は平均値である。
【0023】
【表2】
【0024】
上記表1に示す結果によれば、トピラメートは培養網膜神経細胞死(アポトーシス)を濃度依存的に顕著に抑制する効果を有していることがわかる。また、上記表2に示す結果から明らかなように、トピラメートは神経節細胞中の細胞数の減少及び内網状層の菲薄化を抑制する効果に優れていることがわかる。
【0025】
したがって、トピラメートに代表される前記式(I)のスルファメート誘導体は、網膜神経節細胞などの視神経細胞の保護剤として、例えば、網膜血管閉塞症、糖尿病網膜症、虚血性視神経症、黄斑変性症、網膜色素変性症、レーベル病等に代表される網膜疾患や緑内障性視神経障害などの眼疾患に対する予防又は治療剤として極めて有用である。
【0026】
式(I)のスルファメート誘導体は、これら眼疾患の予防又は治療に使用する場合、患者に対して経口的又は非経口的に投与することができ、必要に応じて、製薬学的に許容され得る添加剤と共に、投与に適した剤型に製剤化される。経口投与に適した剤型としては、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤などが挙げられ、また、非経口投与に適した剤型としては、例えば、注射剤、点眼剤、点鼻剤、坐薬などが挙げられ、これらは当該分野で汎用されている通常の技術を用いて製剤化することができる。
【0027】
例えば、錠剤は、乳糖、ブドウ糖、D−マンニトール、無水リン酸水素カルシウム、デンプン、ショ糖等の賦形剤;カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポピドン、デンプン、部分アルファー化デンプン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等の崩壊剤;ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、アラビアゴム、デンプン、部分アルファー化デンプン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等の結合剤;ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、含水二酸化ケイ素、硬化油等の滑沢剤;精製白糖、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン等のコーティング剤;クエン酸、アスパルテーム、アスコルビン酸、メントール等の矯味剤などを適宜選択して用い製剤化することができる。
【0028】
また、注射剤は、滅菌精製水及び等張化のための塩化ナトリウムなどを用いて調製することができる。
【0029】
さらに、点眼剤は、塩化ナトリウム、濃グリセリンなどの等張化剤;リン酸ナトリウム、酢酸ナトリウムなどの緩衝化剤;ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ステアリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の界面活性剤;クエン酸ナトリウム、エデト酸ナトリウム等の安定化剤;塩化ベンザルコニウム、パラベン等の防腐剤などから必要に応じて選択して用い、製剤化することができ、pHは眼科製剤に許容される範囲内にあればよいが、通常4〜8の範囲内が好ましい。
【0030】
式(I)のスルファメート誘導体、例えばトピラメートの投与量は、剤型、投与すべき患者の症状の軽重、年令、体重、医師の判断等に応じて適宜変えるこができるが、経口投与の場合、一般には、成人に対し1日あたり0.1〜2000mgを1回又は数回に分けて投与することができ、また、注射剤の場合、一般には、成人に対し1日あたり0.01〜200mgを1回又は数回に分けて投与することができる。さらに、点眼剤の場合には、通常、0.1〜10%(w/v)の有効成分濃度のものを1日1回又は数回点眼することができる。
【0031】
次に製剤例を掲げて本発明の薬剤をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら製剤例のみに限定されるものではない。
【0032】
【製剤例】
トピラメート、乳糖及びトウモロコシデンプンを混合機中で混合し、その混合物にカルボキシメチルセルロースカルシウム及びヒドロキシプロピルセルロースを加えて造粒し、得られた顆粒を乾燥後整粒し、その整粒顆粒にステアリン酸マグネシウムを加えて混合し、打錠機で打錠する。
トピラメート及び塩化ナトリウムを滅菌精製水に溶解して注射溶液とする。
滅菌精製水にトピラメート及びそれ以外の上記成分を加え、十分に混合して点眼剤とする。
Claims (9)
- 式(I)のスルファメート誘導体がトピラメートである請求項1記載の保護剤。
- 視神経細胞が網膜神経節細胞である請求項1記載の保護剤。
- 眼疾患の予防又は治療のために使用する請求項1記載の保護剤。
- 眼疾患が緑内障性神経障害又は網膜疾患である請求項4記載の保護剤。
- 網膜疾患が網膜血管閉塞症、虚血性視神経症、黄斑変性症、網膜色素変性症又はレーベル病である請求項5記載の保護剤。
- 有効成分が0.1〜2000mg/日の量で投与される経口投与形態である請求項1記載の保護剤。
- 有効成分が0.01〜200mg/日の量で投与される注射剤の形態である請求項1記載の保護剤。
- 0.1〜10%(w/v)の有効成分濃度を有する点眼剤の形態である請求項1記載の保護剤。
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