JP2004332405A - 両開き窓の補助錠 - Google Patents

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JP2004332405A JP2003130299A JP2003130299A JP2004332405A JP 2004332405 A JP2004332405 A JP 2004332405A JP 2003130299 A JP2003130299 A JP 2003130299A JP 2003130299 A JP2003130299 A JP 2003130299A JP 2004332405 A JP2004332405 A JP 2004332405A
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宣男 野口
Toshiyuki Fukuzawa
敏行 福澤
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Abstract

【課題】両開き窓において、1回の操作により左右それぞれの開き障子に対してサブロックによる施錠を図るようにする。
【解決手段】補助錠装置1は、一方側開き障子Dの戸先側縦框に取り付けられる補助錠本体2と、他方側開き障子Dの戸先側縦框に固定される第1施錠用係合具3と、窓枠に固定される第2施錠用係合具4とからなり、前記補助錠本体2は、上下方向にスライド操作される施錠操作部材5と、この施錠操作部材5の操作によって上下方向にスライド動作される作動部材7と、この作動部材7に連結され、施錠時に窓枠に固定された前記第2施錠用係合具4に係合し一方側開き障子を施錠する施錠杆8と、前記作動部材7のスライド動作に伴って揺動動作し、施錠時に他方側開き障子Dに固定された前記第1施錠用係合具3と係合し他方側開き障子Dを施錠する施錠揺動片9とからなる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1回のスライド操作によって左右の障子を施錠可能とした両開き窓の補助錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家屋の窓等では防犯性を向上させるため、主ロック装置とは別に補助錠(以下、サブロックともいう。)を付加して2重ロックとしたものが増加する傾向にある。このサブロックとしては、通常縦框または下框にサブロック装置を取り付けるとともに、水平方向に移動自在とされるロック杆を縦框より出没自在とする構造のものが多く用いられている。
【0003】
例えば、下記特許文献1では、開き障子の縦框又は下框に対して、手動操作により外方に出没自在のロック杆を備えるサブロック装置を設け、窓枠側に前記ロック杆の先端が係合する係止部を設けたサブロック構造が提案されている。
【0004】
また下記特許文献2には、障子の下框内にサブロック装置を取付け、下框の室内面側に設けられた操作部により前記サブロック装置内に収容された施錠部材を水平方向に沿って移動操作可能とするとともに、前記施錠部材のロック片を下框の下面より外部に突出させ、前記水平方向の移動操作に伴って下枠に取り付けられた施錠用衝合部材に対して係脱自在としたサブロック構造が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−210297号公報
【特許文献2】
特開2002−303069号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、両開き窓に対して前述構造のサブロック装置を設けようとした場合、左右の開き障子に対して別々に設けることになるとともに、施錠操作も左右障子について個別的に必要とするため、コスト的な無駄が生じるとともに、操作に手間が掛かり煩わしいという問題があった。
【0007】
そこで本発明の主たる課題は、両開き窓において、1回の操作により左右それぞれの開き障子に対してサブロックによる施錠を図るようにした両開き窓の補助錠を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、左右に隣接して開き障子を備える両開き窓の補助錠であって、
前記補助錠装置は、一方側開き障子の戸先側縦框に取り付けられる補助錠本体と、他方側開き障子の戸先側縦框に固定される第1施錠用係合具と、窓枠に固定される第2施錠用係合具とからなり、
前記補助錠本体は、上下方向にスライド操作される施錠操作部材と、この施錠操作部材の操作によって上下方向にスライド動作される作動部材と、この作動部材に連結され、施錠時に窓枠に固定された前記第2施錠用係合具と係合し一方側開き障子を施錠する施錠杆と、前記作動部材のスライド動作に伴って揺動動作し、施錠時に前記他方側開き障子に固定された前記第1施錠用係合具と係合し他方側開き障子を施錠する施錠揺動片と、からなることを特徴とする両開き窓の補助錠が提供される。
【0009】
請求項2に係る本発明として、前記作動部材の上下スライドをガイドするとともに、前記施錠杆の上下スライドをガイドするベース部材を備える請求項1記載の両開き窓の補助錠が提供される。
【0010】
請求項3に係る本発明として、前記施錠揺動片は一部に切欠き部を有し、前記作動部材から施錠揺動片に向けて突出して設けられた揺動作動軸が前記切欠き部に係合し、作動部材の上下動に伴って施錠揺動片を揺動動作させるようにしている請求項1,2いずれかに記載の両開き窓の補助錠が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係る両開き窓用補助錠1の正面図、図2は図1のII−II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図、図4は補助錠1の拡大平面図である。
【0012】
本発明に係る両開き窓用補助錠1(以下、単に補助錠という。)は、図1に示されるように、一方側開き障子Dの戸先側縦框に取り付けられる補助錠本体2と、他方側開き障子Dの戸先側縦框に固定される第1施錠用係合具3と、窓枠(下枠)に固定される第2施錠用係合具4とから構成されている。なお、本例では開き障子の戸先側縦框の下側に補助錠1を設けたが、縦框の中央位置または上部側位置に設けるようにしてもよい。仮に上部側に設ける場合には、前記第2施錠用係合具4は上枠側に固定されることになる。
【0013】
前記補助錠本体2は、主に、上下方向にスライド操作される施錠操作部材5と、この施錠操作部材5の操作によって上下方向にスライド動作される作動部材7と、この作動部材7に連結され施錠時に下窓枠に固定された前記第2施錠用係合具4と係合し一方側開き障子Dを施錠する施錠杆8と、前記作動部材7の上下スライドをガイドするとともに、施錠杆8の上下スライドをガイドするベース部材6と、前記作動部材7のスライド動作に伴って揺動動作し、施錠時に他方側開き障子Dに固定された前記第1施錠用係合具3と係合し他方側開き障子Dを施錠する施錠揺動片9と、この施錠揺動片9を揺動自在に支持する揺動片ケース12とから構成されている。
【0014】
前記施錠操作部材5は、詳細には図6に示されるように、板状部5Aの表面側に摘み部5aを有するとともに、裏面側に前記作動部材7との連結を図るために軸嵌入孔部5bが形成された部材であり、一方側開き障子Dへの取付けは、図2及び図5に示されるように、縦框の室内側面に固定されるカバー材13内に収容され、かつカバー材13の孔部13aより前記摘み部5aを室内側に突出させた状態で配置される。
【0015】
前記作動部材7は、詳細には図7に示されるように、立方体形状の部材であり、縦方向に施錠杆8を挿通させる通孔7aが形成されるとともに、両側面にそれぞれ連結軸材10,揺動作動軸11を嵌入させるための軸材嵌入孔7b、7cが形成され、かつ背面部に後述のベース部材6の縦方向スリット溝6gに嵌合するガイド突起7dが形成されている。前記施錠杆8は前記通孔7aに挿通させた状態で固定ピン14を側方から挿入し固定される。
【0016】
前記作動部材7を収容するベース部材6は、詳細には図8に示されるように、上部側に側面側(縦框見込み面側)に向けた雌ネジ孔6aと、正面側(縦框見付け面側)に向けた貫通孔6bとを有するとともに、下部側に同じく側面側(縦框見込み面側)に向けた雌ネジ孔6cと、正面側(縦框見付け面側)に向けた貫通孔6dとを有し、図1及び図2に示されるように、縦框内に配設され、縦框見付け面側から螺入した固定ビス31,33および縦框見込み面側から螺入した固定ビス30,32により固定されるようになっている。なお、前記固定ビス31、33は前記カバー材13を縦框の室内面側に固定するためのビスを兼用している。
【0017】
前記ベース部材6の略中央部には、側面視でコ字状の空間Mが形成され、この空間Mに前記作動部材7が上下方向にスライド可能に収容されるようになっている。また、前記作動部材7は、空間M部の背面板に形成された縦方向スリット溝6gに対してガイド突起7dが嵌合され、上下方向のスライドがガイドされるようになっている。また、前記空間Mの上面板及び下面板には施錠杆挿通孔6e、6fが形成され、施錠杆8は前記施錠杆挿通孔6e、6fに挿通させた状態で作動部材7に対してピン部材14により固定される。そして、前記作動部材7と施錠操作部材5とは一端を軸材嵌入孔7bに嵌入させ、他端を施錠操作部材5の軸嵌入孔部5bに嵌入させた連結軸材10により連結されている。
【0018】
前記ベース部材6の室外側には、図2に示されるように、施錠揺動片9を揺動自在に支持する揺動片ケース12が隣接して配設されている。前記揺動片ケース12は、詳細には図9に示されるように、略中央部に縦方向のスリット状溝部12aを有し、このスリット状溝部12aに施錠揺動片9を通し、固定軸15により前記施錠揺動片9を揺動自在に支持するようになっている。また、上部には雌ネジ孔12bを有し、かつ下部に雌ネジ孔12cを有し、前記固定ビス31,33により前記ベース部材6の隣接位置に固定されるようになっている。
【0019】
前記施錠揺動片9はその一部に、具体的には基端側部分に切欠き部9aを有し、前記作動部材7の軸材嵌入部7cに基部が嵌入された揺動作動軸11の先端部が前記切欠き部9aに係合し、作動部材7の上下スライドに伴って施錠揺動片9が揺動するようになっている。
【0020】
一方、他方側開き障子Dの戸先側縦框に固定された第1施錠用係合具3は、図図1、図3に示されるように、外方に突出する衝合壁3Aを有する部材であり、固定ビス34,34により他方側開き障子Dの見込み面に固定される。
【0021】
また、窓枠に固定された第2施錠用係合具4は、図1に示されるように、前記施錠杆8の先端が嵌入する施錠用孔部4aを有する部材であり、固定ビス35、35により窓枠に固定される。
【0022】
かかる補助錠1により開き障子D、Dの補助施錠を図るには、施錠操作部材5を下方側にスライドさせるようにする。前記施錠操作部材5が下方向に移動されると、連結軸材10により連結されている作動部材7が同時に下方向に移動し、作動杆8が下降し第2施錠用係合具4の施錠用孔部4aに先端部が嵌入することにより、一方側開き障子Dが開かれないように施錠を図るとともに、前記作動部材7の下降に伴って施錠揺動片9が上側方向に揺動し、前記施錠揺動片9が前記第1施錠用係合具3の衝合壁3Aの室外側に位置することにより、他方側開き障子Dが開かれないように施錠を図る。
【0023】
(他の形態例)
(1)上記形態例で示された補助錠1は、基本的には両開き窓を対象とするものであるが、片開き窓に対しても適用が可能である。すなわち、上記形態例において、作動部材7は、施錠操作部材面側に前記施錠操作部材5との連結を図る連結軸材10を備えるとともに、該連結軸部10の対面側位置であってかつ同心軸上に前記施錠揺動片9の一部に形成された切欠き部9aに係合する揺動作動軸11を有する構造となっているため、図10に示されるように、前記ベース部材6,作動部材7および施錠杆8を省略し、施錠操作部材5の軸嵌入孔部5bに前記施錠揺動軸11を取付け、この施錠揺動軸11を直接、施錠揺動片9の切欠き部9aに係合させるようにすることにより、片開き窓に対しても適用が可能となる。
【0024】
【発明の効果】
以上詳説のとおり本発明によれば、両開き窓において、1回の操作により左右それぞれの開き障子に対してサブロックによる施錠が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る両開き窓用補助錠1の正面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図1のIII−III線矢視図である。
【図4】補助錠1の拡大平面図(図3の要部拡大図)である。
【図5】補助錠1の分解図である。
【図6】施錠操作部材5を示す、(A)は裏面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。
【図7】作動部材7を示す、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図8】作動部材7、施錠杆8を組込んだベース部材6を示す、(A)は側面図(図4のVIII−VIII線矢視図)、(B)は正面図である。
【図9】施錠変動片9を収容した揺動片ケース12を示す、(A)は側面図(図4のIX−IX線矢視図)、(B)は正面図である。
【図10】本補助錠1の片開き障子への適用を示す平面図である。
【符号の説明】
1…補助錠、2…補助錠本体、3…第1施錠用係合具、4…第2施錠用係合具、5…施錠操作部材、6…ベース部材、7…作動部材、8…施錠杆、9…施錠揺動片、10…連結軸部、11…揺動作動軸、12…揺動片ケース、13…カバー材、D…一方側開き障子、D…他方側開き障子

Claims (3)

  1. 左右に隣接して開き障子を備える両開き窓の補助錠であって、
    前記補助錠装置は、一方側開き障子の戸先側縦框に取り付けられる補助錠本体と、他方側開き障子の戸先側縦框に固定される第1施錠用係合具と、窓枠に固定される第2施錠用係合具とからなり、
    前記補助錠本体は、上下方向にスライド操作される施錠操作部材と、この施錠操作部材の操作によって上下方向にスライド動作される作動部材と、この作動部材に連結され、施錠時に窓枠に固定された前記第2施錠用係合具と係合し一方側開き障子を施錠する施錠杆と、前記作動部材のスライド動作に伴って揺動動作し、施錠時に前記他方側開き障子に固定された前記第1施錠用係合具と係合し他方側開き障子を施錠する施錠揺動片と、からなることを特徴とする両開き窓の補助錠。
  2. 前記作動部材の上下スライドをガイドするとともに、前記施錠杆の上下スライドをガイドするベース部材を備える請求項1記載の両開き窓の補助錠。
  3. 前記施錠揺動片は一部に切欠き部を有し、前記作動部材から施錠揺動片に向けて突出して設けられた揺動作動軸が前記切欠き部に係合し、作動部材の上下動に伴って施錠揺動片を揺動動作させるようにしている請求項1,2いずれかに記載の両開き窓の補助錠。
JP2003130299A 2003-05-08 2003-05-08 両開き窓の補助錠 Withdrawn JP2004332405A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013087489A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Sankyotateyama Inc サッシ
JP2017089103A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 中西産業株式会社 スライド式施錠装置

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