JP2004332443A - 目地装置 - Google Patents

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JP2004332443A JP2003131583A JP2003131583A JP2004332443A JP 2004332443 A JP2004332443 A JP 2004332443A JP 2003131583 A JP2003131583 A JP 2003131583A JP 2003131583 A JP2003131583 A JP 2003131583A JP 2004332443 A JP2004332443 A JP 2004332443A
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Abstract

【課題】本発明は構造が簡単で、容易に設置することができるとともに、左右の建物が異なる方向に揺れ動いても、その揺れ動きを損傷することなく吸収し、停止した場合には自動的に元の状態に戻すことができる目地装置を得るにある。
【解決手段】左右の建物の目地部側の一方の躯体にヒンジ部材を介して回動可能に取付けられ先端部の背面側が傾斜面に形成された目地部の他方側を除く部位を覆う目地カバーと、この目地カバーの先端部と面接触できる傾斜面の先端部が当接して目地部が狭くなると該目地カバーの先端部を前方へスライド移動させることができる他方の躯体にヒンジ部材を介して回動可能に取付けられた目地カバー支持片と、目地カバーの背面に目地カバーの回転方向に軸心が位置する回転軸と、一端が目地カバー支持片の先端部に取付けられ他端部が回転軸に少なくとも1回転以上巻き付けられて一方の躯体に目地カバーを閉じる方向に付勢できるようにスプリングを介して取付けられたワイヤーとで目地装置を構成している。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の外壁躯体間あるいは天井躯体間を覆う目地装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の目地部間に設ける目地装置は、複数枚の目地カバーをスライド移動させるためにパンタグラフ状の伸縮リンク機構を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の目地装置は複数枚の目地カバーと伸縮リンク機構を用いるため、構造が複雑で、コスト高になるという欠点があるとともに、左右の建物の異なる方向への大きな移動量を確保することができず、免震ビル等には使用することができないという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、構造が簡単で、容易に設置することができるとともに、左右の建物が異なる方向に揺れ動いても、その揺れ動きを損傷することなく吸収し、停止した場合には自動的に元の状態に戻すことができる目地装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の目地部側の一方の躯体にヒンジ部材を介して回動可能に取付けられ、先端部の背面側が傾斜面に形成された前記目地部の他方側を除く部位を覆う目地カバーと、この目地カバーの先端部と面接触できる傾斜面の先端部が当接して、目地部が狭くなると該目地カバーの先端部を前方へスライド移動させることができる、前記左右の建物の目地部側の他方の躯体に固定あるいはヒンジ部材を介して回動可能に取付けられた目地カバー支持片と、前記目地カバーの背面に該目地カバーの回転方向に軸心が位置するように取付けられた回転軸と、一端が前記目地カバー支持片の先端部に取付けられ、他端部が前記回転軸に少なくとも1回転以上巻き付けられて一方の躯体に前記目地カバーを閉じる方向に付勢できるようにスプリングを介して取付けられたワイヤーとで目地装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図9に示す本発明の第1の実施の形態において、1は目地部2を介して建てられた左右の建物3、3の目地部側の左右の外壁躯体3a、3a間を覆う本発明の目地装置で、この目地装置1は前記左右の外壁躯体3a、3aの一方の外壁躯体3aにヒンジ部材4を介して回動可能に取付けられ、先端部の背面側が傾斜面5に形成された、前記目地部2の他方側を除く部位を覆う目地カバー6と、この目地カバー6の先端部と面接触できる傾斜面7の先端部が当接して、目地部が狭くなると該目地カバー6の先端部を前方へスライド移動させることができる前記左右の建物3、3の目地部側の他方の外壁躯体3aにヒンジ部材8を介して回動可能に取付けられた目地カバー支持片9と、前記目地カバー6の背面に該目地カバー6の回転方向に軸心が位置するように軸支持部材10、10によって取付けられた回転軸11と、一端が前記目地カバー支持片9の先端部に取付けられ、他端部が前記回転軸11に少なくとも1回転以上巻き付けられて、一方の外壁躯体3aに前記目地カバー6を閉じる方向に付勢できるようにガイドローラ12およびスプリング13を介して取付けられたワイヤー14とで構成されている。
【0009】
前記目地カバー6は図4に示すように長方形状の枠部材15と、この枠部材15内に所定間隔で位置するように固定された補強バー16とからなる目地カバーフレーム17と、この目地カバーフレーム17のほぼ中央部に回転可能に軸支持部材10、10を用いて取付けられた回転軸11と、前記目地カバーフレーム17を覆い、先端部に傾斜面5を形成している目地カバーパネル18とで構成されている。
【0010】
上記構成の目地装置1は、通常時は図1および図3に示すように、目地カバー6の先端部と目地カバー支持片9の先端部とが当接する状態となるようにスプリング13で付勢されたワイヤー14で目地部2が覆われた状態となっている。
この時、ワイヤー14は目地カバー支持片9に一端部が取付けられ、目地カバー6に取付けられた回転軸11に1回転以上巻き付けられて、スプリング13で付勢されているため、目地カバー支持片9や目地カバー6の揺れ動きを防止できる。
【0011】
地震等によって左右の建物3、3が異なる方向に揺れ動き、目地部2が広くなった場合には図7に示すように、目地カバー支持片9の先端部より目地カバー6の先端部が離れるように移動するが、この時、スプリング13で付勢されたワイヤー14によって目地カバー支持片9、回転軸11を介して目地カバー6が位置決めされた状態を保ちながら離間する。
揺れ動きが停止すると、スプリング13に付勢されたワイヤー14によって、自動的に目地カバー支持片9の先端部と目地カバー6の先端部が当接する元の状態に戻る。
【0012】
目地部2が狭くなるように揺れ動いた場合には、図8に示すように目地カバー6の先端部が目地カバー支持片9の先端部をスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
この時、回転軸11に巻き付けられたワイヤー14は目地カバー6を取付けるヒンジ部材4方向へスライド移動して、目地カバー6を常時目地カバー支持片9に当接するように付勢する状態を保っている。
【0013】
左右の建物3、3が異なる前後方向に揺れ動いた場合には、図9に示すように目地カバー支持片9と目地カバー6がヒンジ部材4、8部分より回動して、その揺れ動きを吸収する。
【0014】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図10ないし図18に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0015】
図10ないし図12に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ワイヤー14の他端部を回転ドラム19に巻き付けるとともに、該回転ドラム19を該回転ドラム19内に収納させたコイルスプリング20によって、常時巻き付け方向に付勢したワイヤー巻き取り機構21を用いた点で、このように構成した目地装置1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0016】
図13ないし図15に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、目地カバー支持片9を他方の外壁躯体3aに固定的に取付けた点で、このように構成した目地装置1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0017】
図16ないし図18に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、一方の天井躯体3bと他方の天井躯体3bとに目地カバー6と目地カバー支持片9とを取付けた天井部の目地部2Aを覆った点で、このように天井部の目地部2Aを覆う目地装置1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0018】
なお、前記第2、第3の実施の形態を一方の天井躯体と他方の天井躯体に取付ける天井部の目地部を覆う目地装置に用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0020】
(1)目地部を介して建てられた左右の建物の目地部側の一方の躯体にヒンジ部材を介して回動可能に取付けられ、先端部の背面側が傾斜面に形成された前記目地部の他方側を除く部位を覆う目地カバーと、この目地カバーの先端部と面接触できる傾斜面の先端部が当接して、目地部が狭くなると該目地カバーの先端部を前方へスライド移動させることができる、前記左右の建物の目地部側の他方の躯体に固定あるいはヒンジ部材を介して回動可能に取付けられた目地カバー支持片と、前記目地カバーの背面に該目地カバーの回転方向に軸心が位置するように取付けられた回転軸と、一端が前記目地カバー支持片の先端部に取付けられ、他端部が前記回転軸に少なくとも1回転以上巻き付けられて一方の躯体に前記目地カバーを閉じる方向に付勢できるようにスプリングを介して取付けられたワイヤーとで構成されているので、スプリングに付勢されたワイヤーによって、目地カバー支持片および目地カバーの位置決めを行なうことができる。
したがって、構造が簡単で、安価に製造することができる。
【0021】
(2)前記(1)によって、地震等によって目地部が狭くなると、目地カバーの先端部が目地カバー支持片をスライド移動して、その揺れ動きを吸収することができる。
この時、スプリングで付勢されたワイヤーによって、目地カバーを背面方向に付勢された状態となり、必要以上に目地カバーが回動するのを阻止することができる。
【0022】
(3)前記(1)によって、目地部が広くなると、目地カバーの先端部が目地カバー支持片の先端部より離間して、その揺れ動きを吸収する。
この時、スプリングで付勢されたワイヤーによって目地カバー支持片と目地カバーの位置が直線方向に保持され、必要以上に動くのを阻止することができる。
【0023】
(4)前記(1)によって、目地部が狭くなったり、広くなったり、異なる前後方向に揺れ動いた後、停止した場合には、スプリングで付勢されたワイヤーによって、目地カバーを元の位置に自動的に戻すことができる。
【0024】
(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の背面図。
【図3】図1の3−3線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の目地カバーの説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の目地カバー支持片の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態のワイヤーの取付け状態を示す説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の目地部が広くなった動作説明図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の目地部が狭くなった動作説明図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の異なる前後方向の動作説明図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図11】図10の11−11線に沿う拡大断面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態のワイヤー巻き取り機構の説明図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図14】図13の14−14線に沿う拡大断面図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の異なる前後方向の動作説明図。
【図16】本発明の第4の実施の形態の底面図。
【図17】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図18】図17の18−18線に沿う断面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:目地装置、
2、2A:目地部、 3:建物、
3a:外壁躯体、 4:ヒンジ部材、
5:傾斜面、 6:目地カバー、
7:傾斜面、 8:ヒンジ部材、
9:目地カバー支持片、 10:軸受部材、
11:回転軸、 12:ガイドローラ、
13:スプリング、 14:ワイヤー、
15:枠部材、 16:補強バー、
17:目地カバーフレーム、
18:目地カバーパネル、19:回転ドラム、
20:コイルスプリング、
21:ワイヤー巻き取り機構。

Claims (2)

  1. 目地部を介して建てられた左右の建物の目地部側の一方の躯体にヒンジ部材を介して回動可能に取付けられ、先端部の背面側が傾斜面に形成された前記目地部の他方側を除く部位を覆う目地カバーと、この目地カバーの先端部と面接触できる傾斜面の先端部が当接して、目地部が狭くなると該目地カバーの先端部を前方へスライド移動させることができる、前記左右の建物の目地部側の他方の躯体に固定あるいはヒンジ部材を介して回動可能に取付けられた目地カバー支持片と、前記目地カバーの背面に該目地カバーの回転方向に軸心が位置するように取付けられた回転軸と、一端が前記目地カバー支持片の先端部に取付けられ、他端部が前記回転軸に少なくとも1回転以上巻き付けられて一方の躯体に前記目地カバーを閉じる方向に付勢できるようにスプリングを介して取付けられたワイヤーとからなることを特徴とする目地装置。
  2. 目地部を介して建てられた左右の建物の目地部側の一方の躯体にヒンジ部材を介して回動可能に取付けられ、先端部の背面側が傾斜面に形成された前記目地部の他方側を除く部位を覆う目地カバーと、この目地カバーの先端部と面接触できる傾斜面の先端部が当接して、目地部が狭くなると該目地カバーの先端部を前方へスライド移動させることができる、前記左右の建物の目地部側の他方の躯体に固定あるいはヒンジ部材を介して回動可能に取付けられた目地カバー支持片と、前記目地カバーの背面に該目地カバーの回転方向に軸心が位置するように取付けられた回転軸と、一端部が前記目地カバー支持片の先端部に取付けられ、他端部が前記回転軸に少なくとも1回転以上巻付けられて一方の躯体側に位置するワイヤーと、このワイヤーの他端部をドラム内に収納されたコイルスプリングの付勢力によって巻き付け、前記目地カバーを閉じる方向に付勢するワイヤー巻き取り機構とからなることを特徴とする目地装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007107328A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Fujisash Co 建造物同士の間の隙間を塞ぐパネル装置
JP2016108802A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 ドーエイ外装有限会社 壁面用目地装置
JP5985095B1 (ja) * 2016-02-29 2016-09-06 エム・エムブリッジ株式会社 目地構造、護岸構造及び護岸構築方法

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