JP2004338869A - フォークリフト車両の可動フォークユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のフォークリフト車両にフォークの左右位置シフト機能および1対のフォークの相互間隔調節機能を簡単に追加することができる可動フォークユニットを提供する。
【解決手段】フォークリフト車両FのマストF1,F1に昇降枠シフト機構を20介して昇降枠10を取り付けるとともに、昇降枠10に1対のフォーク16,16をフォークシフト機構30を介して取り付ける。昇降枠シフト機構20とフォークシフト機構30とは、いずれも油圧配管を要しない電動シリンダL1,L2,L3を動力源として、それぞれ昇降枠10を介して1対のフォーク16,16を左右に同時にシフトし、フォークシフト機構30は、フォーク16,16を直接個別に左右方向にシフトする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1対のフォークの相互間隔およびフォークリフト車両に対する1対のフォークの左右位置を電気的手段を利用して運転席から簡単に遠隔操作することができるようにしたフォークリフトの可動フォークユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
フォークリフトは、重量物を扱う荷役車両として普及し、特に構内荷役作業の省力化に欠くことができない。一般用途のフォークリフトは、直接的な荷役作業部材としてL字形に形成された1対のフォークを備える。
【0003】
フォークリフト車両は、荷役専用の車両として一般乗用車両に対して極めて特異な構成と機能を有し、フォークリフト車両の前方には、一定間隔を保つ2本のマストが立設されている。マストには、昇降枠が運転者に対面する姿勢で上下動自在に取り付けられている。1対のフォークは、この昇降枠に取り付けられ、荷役対象となる荷物は、パレットを介して1対のフォークによって下側から支持されるとともに、一側方を昇降枠に添わせることによって位置決めされる。特に重量物用のフォークリフト車両の後部には、バランスウエイトが搭載され、フォークリフト車両の前方に負荷される積み荷の荷重と釣り合いをとることができる。
【0004】
フォークリフト車両の操舵には、後輪操舵が採用されている。これは、前輪操舵方式では、積み荷の荷重に十分対抗することができる堅固な操舵機構を実現し難く、また、大きな荷物によってフォークリフト車両前方の視野が確保されないことがあるため、さらに、前進運転でブレーキを使用した際に、積み荷が昇降枠がないフォークの先端側に移動し、フォークリフト車両のバランスが大きく崩れる危険がある等の理由により、積み荷の搬送は、バック走行で行われるという理由に基づく。
【0005】
そこで、フォークリフト車両への荷物の積載は、1対のフォークをパレットの所定位置に狙いを定めた上、後輪操舵によってフォークリフト車両を前進させ、1対のフォークをパレット下に差し込むようにして実施される。この際、1対のフォークの間隔が、パレットのサイズに対して適切な間隔であるとともに、1対のフォークがパレットに対して片寄ることなく差し込まれることが重要となる。
【0006】
すなわち、パレットに対して1対のフォークの差し込み位置がある程度以上に片寄ると、最終的に積み荷の荷重を支えるフォークリフト車両の片側の車輪のみが大きく変形し、車体全体が横に傾く。この状態でフォークリフト車両が走行し、走行面の凹凸によって車体が揺れると、パレットが車体の傾いた側にさらに移動し車体の傾きを増加させる。遂には、パレットの片側が浮き上がり、荷崩れが発生する結果となる。
【0007】
また、1対のフォークがパレットに対して適正な位置に差し込まれた場合においても、1つのフォークの間隔がパレットのサイズに対して過大である場合においては、パレットの中弛み変形が生じ、パレット本来の強度を発揮することができない。逆に、パレットのサイズに対して1つのフォークの間隔が過少に過ぎる場合には、パレットに中膨れ変形が生じるとともに、積み荷が安定しない。そして、いずれの場合においても、パレットに無理な力が加わる結果として、パレットの耐用期間が極端に短くなる。このような理由により、1対のフォークの間隔およびフォークリフト車両に対する1対のフォークの左右位置を一定範囲で変化させることが要望される。
【0008】
なお、フォークリフト車両に対して一対のフォークの位置を自由に変えることは、荷物の積み卸しに際しても強く要望されることである。例えば、フォークリフト車両を利用して搬送してきた荷物を一定箇所に安定に積み上げるには、荷崩れを防止する観点から、後続の荷物を先順位の荷物との間に間隙を生じないように密着させる必要がある。ところが、フォークリフト車両は、前述したように後輪操舵を採用していることから、車両の前方を左右に振る動作には困難を伴う。したがって、先順位の荷物に後順位の荷物を密着させるには、何度も前進後退を繰り返し、フォークの左右位置を調節しなければならない。ところが、この作業内容は、1対のフォークが左右に移動する構造であれば極めて容易に済ますことが可能だからである。
【0009】
このような要望に対して従来、1対のフォークの相互間隔およびフォークリフト車両に対するフォークの左右位置を一定範囲で調節することができるようにした多数の提案がなされている。例えば、フォークリフトのサイドシフト装置(特開2000−327290号公報)、フォークの左右開閉及び左右移動自在とした荷役装置(実公昭47−445号公報)、フォークリフトトラックにおけるフォーク開閉移動装置(特公昭43−5777号公報)等が、このような要望に対応する技術に該当する。
【0010】
上記従来の技術は、細部における構成上の違いは認められるものの、水平方向にスライド動作可能に設けた1対のフォークまたは1対のフォークが取り付けられている昇降枠そのものを油圧シリンダを動力源として駆動するという基本的な構成において共通している。したがって、後述するような油圧シリンダの動作特性に起因する共通の問題点を有する点においても共通しているといえる。
【0011】
また、上記公報に示される技術における相違点は、高価な油圧シリンダの使用本数を抑えながら、いかにして1対のフォークの相互間隔調節とフォークの位置調節とを実現するかの工夫において認められる。
【0012】
例えば、上記フォークの左右開閉及び左右移動自在とした荷役装置(実公昭47−445号公報)においては、2本の油圧シリンダを用いている。この中1本の油圧シリンダは、昇降枠を左右に駆動することにより1対のフォークを左右方向にシフトする用途に用いられている。また、他の1本の油圧シリンダは、チェーンで連結された1対のフォークの一方を駆動する用途に使用されている。チェーンは、昇降枠の左右端に配設される1対のスプロケット間に水平に張設され、したがって、1対のスプロケット間におけるチェーンの中間部は、スプロケットの直径相当の上下間隔を保って逆方向に走行することとなる。そして、一方のフォークは、チェーンの上半部分に連結され、他方のフォークはチェーンの下半部分に連結されている。この結果、一方のフォークが油圧シリンダによって駆動されると、他方のフォークは、駆動されるフォークにチェーンを介して対称方向に駆動されるのである。
【0013】
また、上記フォークリフトトラックにおけるフォーク開閉移動装置(特公昭43−5777号公報)においては、クラッチ要素と、1対のフォークを連結するチェーンと、このチェーンを駆動する歯車列と、相対運動によって歯車列を駆動する固定チェーンとを組み合わせてなる複雑な連動機構によって、1本の油圧シリンダでフォークの開閉操作とフォークの左右位置シフトを可能としている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
例示したような従来の技術においては、1つのフォークの相互間隔調節においても、また、昇降枠を駆動してのフォークの左右位置シフト操作に関しても、パレットに対してフォークの間隔調節および位置決めが操作者の思惑通りになり難いという問題があった。この問題は、流体の圧力は切り替え弁を介して制御することによる、時間遅れや、油圧シリンダの動作開始から動作停止間の非直線性に起因する油圧シリンダの動作特性よる問題であり、油圧シリンダを用いる限り解決することができない問題である。
【0015】
また、従来の技術においては、1対のフォークが常に対称運動をするため、1対のフォークのいずれか一方のみを移動させたい要求に対応することができなかった。1対のフォークが同時に対称運動することは、一見便利なようであるが、現実の荷役作業においては、いずれか一方が移動する方がより便利である場合も多いのである。
【0016】
また、別の問題として、油圧シリンダの油圧源がフォークリフト車両側にあり、油圧シリンダが可動部分である昇降枠側にあることから、油圧シリンダの使用には困難な油圧配管系を必要とし、既存のフォークリフト車両にフォークの間隔調節機能および左右シフト機能追加の形態で取り付けることが困難であった。さらに、荷役作業に必要な昇降枠の上下によって油圧配管に変形応力が反復して負荷されるために、油圧配管の接続部分からのオイル漏れも問題となっていた。
【0017】
本発明は、フォークの左右位置シフトおよび1対のフォークの相互間隔調節とを1対のフォークの独立操作も可能という条件下で実現するとともに、操作者の操作に対する応答性のリニアリティを高め、操作者の意図どおりに作動させることが容易であり、しかも、既存のフォークリフト車両にも簡単に取付け可能なフォークリフト車両の可動フォークユニットを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次のような構成でこの目的を達成する。
【0019】
本発明に係るフォークリフト車両の可動フォークユニットは、フォークリフト車両の前方に立設されるマストに上下動自在に取り付ける昇降枠と、昇降枠に取り付ける1対のフォークと、マストと昇降枠との間に介装する昇降枠シフト機構と、昇降枠とフォークとの間に介装するフォークシフト機構とを備えてなり、昇降枠シフト機構は、昇降枠を水平方向にスライド動作可能に支持するスライドベースと、一端をスライドベースに連結するとともに他端を昇降枠に連結する電動シリンダとを備え、電動シリンダを遠隔操作することによって、昇降枠を介して1対のフォークを共に左右方向にシフトし、また、フォークシフト機構は、1対のフォークを水平方向にスライド動作可能に支持する共通のスライドベースと、一端をスライドベースに連結するとともに他端を各フォークに連結する1対の電動シリンダとを備え、電動シリンダを遠隔操作することによって、1対のフォークを独立に左右方向にシフトすることを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、フォークリフト車両の可動フォークユニットには、昇降枠シフト機構と、フォークシフト機構とが組み込まれている。昇降枠シフト機構はマストとの間に介装され、昇降枠は、昇降枠シフト機構を構成する水平方向のスライドベースによって水平方向にスライド動作可能に支持されている。また、昇降枠シフト機構を構成する電動シリンダの一端は、昇降枠に連結されるとともに、その他端は、スライドベースに連結されている。したがって、電動シリンダを例えばフォークリフト車両の運転席から作動させることによって昇降枠をフォークリフト車両の左右方向にシフトさせることができる。この結果、昇降枠に取り付けられている1対のフォークは、揃って左右方向に移動する。
【0021】
また、フォークシフト機構は、昇降枠との間に介装され、1対のフォークは、いずれもフォークシフト機構を構成する水平方向のスライドベースによって水平方向にスライド動作可能に支持されている。そして、フォークシフト機構を構成する電動シリンダは、各フォークに対応して設けられ、その一端は、各フォークに連結されるとともに、その他端は、スライドベースに連結されている。そこで、いずれかの電動シリンダを作動させ、一方のフォークのみを左右方向に移動して1対のフォークの相互間隔を調節することができる。また、双方の電動シリンダを作動させて1対のフォークの相互間隔を調節することもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0023】
本発明に係るフォークリフト車両の可動フォークユニットは、いずれも電動シリンダL1,L2,L3を動力源とする昇降枠シフト機構20と、フォークシフト機構30とを組み合わせてなる。
【0024】
フォークリフト車両Fのフロント部には、左右1対のマストF1,F1が立設されている(図1,図2)。フォークリフト車両Fの可動フォークユニットは、マストF1,F1に上下動自在に取り付ける昇降枠10および昇降枠10に取り付けられる1対のフォーク16,16のいずれをも駆動することができる。
【0025】
昇降枠10は、左右1対の支柱枠11,11と、支柱枠11,11の天端を相互に連結する上枠12と、支柱枠11,11の下端および中間部を相互に連結する上下1対のスライドベース31,31と、フォークリフト車両Fの運転席HP側への積み荷の転倒を阻止する桟枠14とからなる骨組み構造体である。スライドベース31,31には、十分な板厚を有する鋼板が用いられ、昇降枠10の主要な構造部材としての機能をも有している。
【0026】
この昇降枠10は、昇降枠シフト機構20を介してマストF1,F1に組み付けられている(図1ないし図3)。昇降枠シフト機構20は、昇降枠10および電動シリンダL1、スライドベース21,21、スライドブロック22,22等によって構成される。
【0027】
フォークリフト車両FのマストF1,F1には、それぞれ、昇降枠10を上下に昇降駆動するためのリフトブラケットF2,F2が備えられている。各リフトブラケットF2は、マストF1の内壁に沿って転動するローラR1,R1を備え、ローラR1,R1を介してマストF1に上下動自在に係合している。左右1対のリフトブラケットF2,F2は、連結板F3,F3によって一体化されている(図4)。このリフトブラケットF2,F2は、図示しないリフト用油圧シリンダのロッドの上端に設けるスプロケットから折返して下垂するリフトチェーンC1,C1によって同一の高さ位置に吊下され、マストF1,F1に案内されて上下動する仕組みになっている。
【0028】
1対のリフトブラケットF2,F2の前面には、昇降枠シフト機構20を構成する上下1対のスライドベース21,21が所定の上下間隔を保って水平姿勢で横設されている(図5)。1対のスライドベース21,21の片側には、1対のスライドベース21,21の端部を連結するようにしてボルト固定された受け支柱25が立設されている。受け支柱25の上端は、上側のスライドベース21の上方に及んでおり、受け支柱25の上端には、電動シリンダL1のロッドを連結するためのシリンダブラケット25bが取り付けられている。
【0029】
昇降枠10の上下にあるスライドベース31,31の裏面側には、昇降枠10をリフトブラケットF2,F2に固定されたスライドベース21,21にスライド動作可能に掛合させるためのスライドブロック22,22がスペーサブロックを介して固定されている(図2,図6)。このスペーサブロックは、フォークシフト機構30用の電動シリンダL2,L2をフォーク16,16の裏面側に収納し得るスペースを確保するものであり、フォークリフト車両Fの機種によっては必ずしも必要とはされない。リフトブラケットF2,F2等の形状は、フォークリフト車両Fによって異なるからである。
【0030】
昇降枠10の上側のスライドベース21の裏面に取り付けられた左右のスライドブロック22,22上には、電動シリンダL1の基部と連結するためのシリンダブラケット24bを備えるシリンダベース24が取り付けられている(図3,図6)。そして、電動シリンダL1は、ロッドの先端を受け支柱25に設けたシリンダブラケット25bに連結するとともに、基部をシリンダベース24側のシリンダブラケット24bに連結することによって、結局は、リフトブラケットF2,F2と昇降枠10との間に介装されたのと等価的な状態となっている。
【0031】
したがって、電動シリンダL1は、リフトブラケットF2,F2と共に上下動可能であって、いずれの高さ位置においても、ロッドを作動させることによって、昇降枠10をスライドベース21,21に沿ってスライド動作させることができる(図6)。なお、電動シリンダL1は、ロッドの方向と駆動モータM1の方向が直交する直交型であり、電動シリンダL1は、その駆動モータM1を1対のマストF1,F1間に向けて突出させる姿勢で設置されている。この位置は、他部材と干渉することなくマストF1,F1間においての水平移動と上下動が可能な位置なのである。
【0032】
1対のフォーク16,16は、スライドベース31,31および2基の電動シリンダL2,L3等で構成されるフォークシフト機構30を介して昇降枠10に取り付けられている(図2,図3)。
【0033】
各フォーク16は、L字形に形成された中実の鋼材からなり、その直立部の上端および中間部の裏面には、昇降枠10のスライドベース31,31に掛合させるための把持部16B,16Bが形成されている。各フォーク16は、上の把持部16Bによって上側のスライドベース31を上方から把持するとともに、下の把持部16Bによって下側のスライドベース31を下方から把持する態様によってスライドベース31,31に沿ってスライド動作可能に取り付けられている。また、上側のスライドベース31には、下向きのシリンダブラケット31bが設けられ、下側のスライドベース31には、上向きのシリンダブラケット31bが設けられている。
【0034】
2基の電動シリンダL2,L3は、いずれも直交型であり、一方の電動シリンダL2は、基部を上側のシリンダブラケット31bに連結するとともに、そのロッドの先端は、一方のフォーク16の裏面に連結してある。また、他方の電動シリンダL3は、基部を下側のシリンダブラケット31bに連結するとともに、そのロッドの先端は、他方のフォーク16の裏面に連結してある。このとき上下の電動シリンダL2,L3の駆動モータM2,M3は、それぞれ下向きと上向きになって上下のスライドベース31,31間に収められている。
【0035】
昇降枠シフト機構20およびフォークシフト機構30の電動シリンダL1,L2,L3は、フォークリフト車両Fに搭載されたバッテリ電源PSまたは別途に準備するバッテリ電源PSを利用して運転席HPに設置する操作ボックス25によって操作される(図1,図7)。
【0036】
バッテリ電源PSは、一旦、操作ボックス25に入力され、内部の極性反転回路等を経て、各電動シリンダL1,L2,L3に対応する3回路に分岐して出力されている(図7)。操作ボックス25には、昇降枠10の移動方向を選択する押しボタンB1,B2と、運転席から見て右のフォーク16の移動方向を選択する押しボタンB3,B4と、左のフォーク16の移動方向を選択する押しボタンB5,B6とが設けられている。そこで、例えば、押しボタンB2を押せば、電動シリンダL1が作動して昇降枠10が右に移動し、1対のフォーク16,16は、揃って右に移動する。
【0037】
なお、本実施の形態に示した電動シリンダL1,L2,L3は、12V電源用のシリンダであるが、大型のフォークリフト車両Fに適用するときには、24V電源用のシリンダを用いることもできる。ハイパワーシリンダの使用によってフォーク16,16等の移動速度を格段に高めることができ、作業効率をあげることができる。なお、電源の確保については、12Vのバッテリ電源PSをシリーズ接続すれば足りる。
【0038】
【発明の効果】
本発明に係るフォークリフト車両の可動フォークユニットは、マストと昇降枠との間に、電動シリンダを動力源として昇降枠を左右方向にシフトする昇降枠シフト機構を備えるとともに、昇降枠と1対のフォークとの間に、電動シリンダを動力源として1対のフォークを個別に左右方向にシフトするフォークシフト機構を備えることによって、運転者の視界を遮り、オイル漏れの原因となる油圧配管を要することなく簡単に既存のフォークリフト車両に昇降枠単位で取付けることができ、さらには、電動シリンダの高速応答性によって、操作者の意図に応じたフォークの相互間隔調節およびフォークの左右位置調節とを俊敏に実現することができる他、パレットに対して一方のフォークのみを移動させる要望にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すフォークリフト車両の側面図。
【図2】本発明の実施の形態を示す可動フォークユニットの正面図。
【図3】本発明の実施の形態を示す可動フォークユニットの要部の側面図。
【図4】本発明の実施の形態を示す要部の組付け図。
【図5】本発明の実施の形態を示す要部の組付け図。
【図6】本発明の実施の形態における昇降枠シフト機構の動作説明図。
【図7】本発明の実施の形態における操作系統図。
【符号の説明】
F フォークリフト車両
F1 マスト
L1 電動シリンダ
L2 電動シリンダ
L3 電動シリンダ
10 昇降枠
20 昇降枠シフト機構
21 スライドベース
16 フォーク
30 フォークシフト機構
31 スライドベース

Claims (1)

  1. フォークリフト車両の前方に立設されるマストに上下動自在に取り付ける昇降枠と、昇降枠に取り付ける1対のフォークと、マストと昇降枠との間に介装する昇降枠シフト機構と、昇降枠とフォークとの間に介装するフォークシフト機構とを備えてなり、
    前記昇降枠シフト機構は、昇降枠を水平方向にスライド動作可能に支持するスライドベースと、一端をスライドベースに連結するとともに他端を昇降枠に連結する電動シリンダとを備え、該電動シリンダを遠隔操作することによって、昇降枠を介して1対のフォークを共に左右方向にシフトし、
    前記フォークシフト機構は、1対のフォークを水平方向にスライド動作可能に支持する共通のスライドベースと、一端をスライドベースに連結するとともに他端を各フォークに連結する1対の電動シリンダとを備え、該電動シリンダを遠隔操作することによって、1対のフォークを独立に左右方向にシフトすること、を特徴とする、
    フォークリフト車両の可動フォークユニット。
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