JP2004347149A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】種々の調理工程に応じて良好な加熱調理ができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】上下加熱手段13などの加熱室用加熱手段と、気流発生手段15と、蒸気発生手段16と、加熱室温度検知手段23と、蒸気吹出口温度検知手段24とを備え、調理工程や被加熱物の変化に対応して上下加熱手段13や蒸気発生手段16や気流発生手段15を制御し、加熱室用加熱手段からの加熱作用と蒸気発生手段16からの蒸気による加熱作用と気流発生手段15からの気流作用の各作用を加熱室12内の被加熱物に所定量または所定時間加えて調理する簡便で焼き物ならびに蒸し物調理に適した加熱効率の良い加熱調理器とする。
【選択図】 図1
【解決手段】上下加熱手段13などの加熱室用加熱手段と、気流発生手段15と、蒸気発生手段16と、加熱室温度検知手段23と、蒸気吹出口温度検知手段24とを備え、調理工程や被加熱物の変化に対応して上下加熱手段13や蒸気発生手段16や気流発生手段15を制御し、加熱室用加熱手段からの加熱作用と蒸気発生手段16からの蒸気による加熱作用と気流発生手段15からの気流作用の各作用を加熱室12内の被加熱物に所定量または所定時間加えて調理する簡便で焼き物ならびに蒸し物調理に適した加熱効率の良い加熱調理器とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼き物や蒸し物などの種々の調理を行うのに適応する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種加熱調理器が備えている加熱室に収納した被加熱物を加熱調理する加熱手段には、高周波や電気などのヒータや蒸気などが用いられている。そしてその加熱調理器のなかには、常圧で温度が100℃以上の高温、例えば300℃にも及ぶ過熱蒸気を加熱手段の1つとして使用しているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図7は前記特許文献1に記載された従来の加熱調理器を示すものである。図7において、加熱調理器本体1(以後、本体1と略称する)の加熱庫2の周壁には壁加熱手段として面ヒータ3が張り付けられており、加熱庫2内には庫内温度を測定する加熱庫温度測定手段4が設けられている。前記本体1には、過熱蒸気発生手段5と過熱蒸気発生手段5を制御する調理制御手段6、水タンク7が設けられている。水タンク7の水はポンプ8から水パイプ9を通って過熱蒸気発生手段5で過熱蒸気となる。過熱蒸気発生手段5で発生した過熱蒸気が低温の被加熱物に当たることで、蒸気が水に変化する際の潜熱により被加熱物が加熱される。
【0004】
上記する従来の構成の加熱調理器では、被加熱物がある温度以上に達すると蒸気から受ける潜熱が減少し加熱速度は低下する。また、被加熱物から蒸発した水分を移動させる制御がないため、焼き物など表面を乾燥させて焦げ目をつける調理を行うことは困難である。また、調理工程ごとに面ヒータ3や過熱蒸気発生手段5の調節を行わないため、被加熱物の種類や被加熱物の加熱に伴う状態変化に対応した加熱ができないなどの種々の問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−184964号公報(第3−5頁、図1参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の技術上の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、被加熱物の種類や変化、調理方法に応じた被加熱物の加熱手段や被加熱物えの投入蒸気量や被加熱物に対する気流を結合することによって加熱調理することで、簡便で加熱効率のよい加熱調理器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段とを備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えるように構成したことにより被加熱物を効率よく加熱調理することができることとした。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の目的は、各請求項に記載した構成を実施の形態とすることにより達成できるので、以下には各請求項の構成にその構成による作用を併記し併せて請求項記載の構成のうち説明を必要とする特定用語については詳細な説明を加えて、本発明における実施の形態の説明とする。
【0009】
請求項1に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したもので、蒸気発生手段からの加熱蒸気と加熱室用加熱手段との加熱作用によって被加熱物を効果的に加熱し、しかも気流発生手段による気流の作用によって被加熱物の表面付近が低湿度空気となり、被加熱物の水分の蒸気速度を速め、また加熱室内の高湿度空気は排出口より容易に排出し得て焼き物の調理がし易い。また加熱室用加熱手段による加熱と蒸気発生手段による蒸気の発生と気流発生手段による気流の生成は少なくとも所定時間同時に進行させれば本発明はより効率的に出来る。
【0010】
請求項2に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したもので、焼き物調理には気流発生手段による気流速度を速く制御して被加熱物の水分蒸発速度を速め、蒸し物調理などでは加熱手段ならびに蒸気による加熱温度を焼き物調理より低くし、しかも乾燥を防ぐために気流発生手段による気流を弱くして異なる調理にそれぞれ適した加熱調理を行うことができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したもので、被加熱物の量に対応して加熱室の温度を可変しながら効率的に加熱調理することができる。なお、本発明の各請求項に記載した蒸気は被加熱物を加熱する作用があればよく、従って高温蒸気が適当であり勿論過熱蒸気を含むものである。
【0012】
請求項4に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成し、前記制御手段は、少なくとも前記加熱室温度検知手段の検知信号に基づいて前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段との各動作時間を制御する機能を備えているものであり、これにより加熱室の温度に対応して蒸気量を制御して効率良く焼き物に適した調理と蒸し物に適した調理を選択して行うことができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成し、前記制御手段は、少なくとも前記加熱室温度検知手段の検知信号に基づいて前記気流発生手段の動作時間を制御する機能を備えているものであり、これにより加熱室温度の変化に対応して気流発生手段の動作時間を効率良く制御して被加熱物の乾燥や湿潤化を選択する調理ができる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記蒸気吹出口の蒸気温度を検知する蒸気吹出口温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したもので、加熱室温度と蒸気吹出口温度に対応して加熱蒸気の温度や加熱室内の気流速度を可変して被加熱物を好みに応じて加熱調理することができる。
【0015】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6に特定した蒸気発生手段は、貯水手段と、送水手段と、送水された水を加熱する水加熱手段を備えているもので、蒸気を連続して加熱室に投入することができる作用があり、効率的な調理が可能である。
【0016】
請求項8に記載の発明は、請求項6記載の発明において特定した制御手段は、請求項6で特定した加熱室温度検知手段および前記蒸気吹出口温度検知手段の検知信号に基づいて蒸気発生手段の発生する蒸気量を制御するように構成したもので、効率良く蒸気を庫内に充満させて加熱調理することができる。
【0017】
請求項9に記載の発明は、請求項8に特定した蒸気量の制御は、請求項8で特定した蒸気発生手段が備える送水手段の送水量を制御することにより、使用者が加熱調理器の加熱中に発生蒸気量を把握することができ、使い勝手の向上を図ることができる。
【0018】
請求項10に記載の発明は、請求項7に特定した蒸気発生手段は、請求項7で特定した送水用加熱手段により得られる蒸気をさらに加熱する蒸気用加熱手段を備えることにより、少ないエネルギーで効率良く蒸気温度を上げることができる。
【0019】
【実施例】
以下本発明の具体的な構成例を示す実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1における加熱調理器の正面断面図、図2は側面断面図、図3は要部の制御ブロック図、図4は外観を示す概略図である。図1、2、3、4において、11は本発明の加熱調理器の本体、12は被加熱物を収納する加熱室、13a、13bはそれぞれ加熱室12の上壁面と下壁面にそれぞれ設けた平面ヒータにて構成した上下周壁加熱ヒータ、14a、14bはそれぞれ加熱室12の奥壁面の上下に設けた管ヒータで、たとえばミラクロンヒータにて構成した奥周壁加熱ヒータであり、上下周壁加熱ヒータ13a、13bと奥周壁加熱ヒータ14a、14bとで加熱室用加熱手段を構成している。15は加熱室12内に気流を発生させるための気流発生手段である。
【0021】
上下周壁加熱ヒータは、加熱室12の壁面を介して壁面からの輻射熱により加熱室12内の空気および被加熱物を加熱する。また奥周壁加熱ヒータは加熱室12の奥壁面を介しての壁面からの輻射熱および気流発生手段15により循環する空気を加熱して加熱室12内の温度を高めたり被加熱物を加熱するものである。
【0022】
上下周壁加熱ヒータはそれぞれ加熱室12の上部と下部の加熱むらを防ぐために、加熱室12の上壁と下壁に一対で配設している。以下の本実施例の説明では、上下周壁加熱ヒータは上下加熱手段13、奥周壁加熱ヒータは奥加熱手段14として記述する。なお本実施例では、奥加熱手段14は2本を一対としたが、この限りではない。また、加熱室12の加熱に充分な加熱能力を有していれば、必ずしも奥加熱手段14を配設する必要はない。
【0023】
16は加熱室12へ投入する蒸気を発生するための蒸気発生手段であり、水加熱手段17と蒸発部18とから構成される。蒸気発生手段16から発生した蒸気は蒸気ガイド19を通って蒸気吹出口20a、20b、20c、20dから加熱室12へ吹出される。21は加熱室12の空気や蒸気を外部へ排出するための排出口である。22は気流発生手段15が加熱室12から吸引した気体を加熱室12へ吹出す空気吹出口を示す。図3に示す23は加熱室12内の温度を検知する加熱室温度検知手段、24は蒸気吹出口を通して加熱室12に投入する蒸気温度を検知する蒸気吹出口温度検知手段である。25は上下加熱手段13、奥加熱手段14、気流発生手段15、蒸気発生手段16を制御する制御手段であり、26は記憶手段、図4に示す27は加熱調理器の操作部であり、表示部28や複数の操作キー29が配設されている。記憶手段26は、調理工程や操作部27からの入力情報を一定時間あるいは恒久的に記憶する。
【0024】
次に、上記構成からなる加熱調理器について、その動作を以下に説明する。
【0025】
被加熱物を加熱調理する際には、使用者は加熱条件を決めて操作部27の操作キー29から調理工程や加熱時間、加熱温度などを操作入力する。次に、加熱開始信号を制御手段25へ送る。加熱開始信号に先立って加熱を取消すことが選択された場合は、制御手段25は記憶手段26を初期設定に戻す。加熱条件を入力すると、制御手段25は入力された調理工程や、加熱時間、温度の情報を記憶手段26に記憶する。
【0026】
次に、制御手段25は加熱室12の予熱工程の有無を判定する。予熱の有無は使用者が選択決定してもよいし、あらかじめ記憶手段26に記憶されている自動調理工程によって制御手段25が選択決定しても構わない。
【0027】
予熱有りと判定した場合は、制御手段25は加熱室12が設定温度に到達するまで上下加熱手段13や奥加熱手段14に通電する。加熱室温度検知手段23の検知信号が制御手段25に送られ、加熱室12の温度が設定温度に到達したと制御手段25が判定した場合は、制御手段25は設定温度に到達したことを使用者に報知する。報知する手段はブザーやランプ、表示部28への表示など、どんな手段を用いてもかまわない。
【0028】
そして使用者が加熱室12に被加熱物を収納載置して閉扉し、改めて加熱開始信号を制御手段25に送信すると、制御手段25は上下加熱手段13、奥加熱手段14、気流発生手段15、蒸気発生手段16、加熱室温度検知手段23、蒸気吹出口温度検知手段24の動作を開始する。なお、気流発生手段15、蒸気発生手段16は予熱中から連続動作させても構わない。制御手段25は加熱開始信号を再受信してから調理時間の計測を開始して、調理工程に移行する。
【0029】
一方、予熱無しと判定した場合は、使用者が加熱室12に被加熱物を収納載置して閉扉し、操作部27の操作キー29から調理工程や加熱時間、温度などを入力すると、制御手段25は上下加熱手段13、奥加熱手段14、気流発生手段15、蒸気発生手段16、加熱室温度検知手段23、蒸気吹口温度検知手段24の動作を開始する。加熱室12の温度が設定温度まで到達すると、制御手段25は調理時間の計測を開始して調理工程に移行する。
【0030】
調理工程に移行すると、加熱室12に収納載置された被加熱物は、上下加熱手段13、奥加熱手段14、ならびに蒸気発生手段16からの投入蒸気により加熱される。また、制御手段25は蒸気発生手段16を制御して加熱室12へ投入する蒸気量を可変する。蒸気は自らの温度よりも低温の被加熱物の表面で結露し、その際に凝縮熱を被加熱物に与える特性がある。凝縮熱は空気からの伝導熱よりも大きいため、被加熱物の内部の昇温速度は速くなる。投入蒸気は飽和蒸気でもよいし、常圧で100℃以上の温度を示す過熱蒸気まで使用することができる。設定した加熱温度が高い場合には、制御手段25は上下加熱手段13、奥加熱手段14の入力を増加する。
【0031】
次に、予熱および加熱中に投入する蒸気量について説明する。予熱時に蒸気を投入する場合は、加熱室12の温度よりも低温の蒸気を少量連続投入しながら同時に上下加熱手段13、奥加熱手段14に通電するか、一定時間経過後あるいは加熱室12が所定温度に到達してから蒸気を投入するなどの方法を選択する。調理工程初期は、被加熱物に凝縮熱を多く与えるために蒸気量は多くする。調理工程中期では、一定時間経過後あるいは被加熱物が一定温度以上に到達すると調理工程初期より投入蒸気量を減少させる。調理工程後期では、蒸気投入を止めるか、調理工程中期の投入量以下の蒸気を投入する。蒸気量を増加させる場合は、水加熱手段17への入力は通常より大きくする制御を行う。
【0032】
なお、使用者が火傷などをしないようにするために、使用者が蒸気投入時は扉の開閉ができないよう開扉状態を検知する扉検知手段を設け、扉が開いている間は蒸気発生手段16の動作を停止するようにしても構わない。
【0033】
蒸し物調理を行うには、加熱室12の温度が一定温度(例えば100℃〜120℃)を維持するように制御し、加熱時間が所定時間経過すると加熱終了となる。
【0034】
焼き物調理を行うには、蒸し物調理よりも高い温度で加熱するように設定しておく。蒸気の凝縮工程を過ぎて乾燥・焼成工程に移行すると、被加熱物からは水分が蒸発する。乾燥や表面の焦げ生成を促進するためには、被加熱物の表面付近の高湿度の空気層と低湿度の空気層を交換する必要があるため、制御手段25は気流発生手段15の動作を制御する。表面付近が低湿度空気となることで、被加熱物からの蒸発速度を速めることができる。
【0035】
投入蒸気と被加熱物からの蒸発量が多くなると、加熱室12の空気は高湿度となり、内圧も上昇する。高湿度空気となるため、被加熱物から蒸発した水分を加熱室12の空気が含むことができなくなり、蒸発速度が低下するなどの現象が生じる。そこで加熱室12から高湿度空気を排出する必要がある。加熱室12の空気は排出口21から外部へ排出される。排出口21は、図示していない弁を設けており、気流発生手段15と連動させて弁の開閉動作を行う。なお、排出口21の弁は、操作部27からの操作入力で開閉動作を行ってもよいし、常に開いた状態としても構わない。制御手段25は所定時間が経過すると調理工程が終了したと判断し、加熱終了報知を行う。
【0036】
本実施例において、蒸気を投入した場合と投入しなかった場合での被加熱物の中心温度の変化を測定した結果では、蒸気を投入した場合の方が中心の温度上昇が早かった。以上のように、蒸気の投入の制御により簡便で加熱効率の良い調理器を提供することができた。
【0037】
なお、加熱室12内に赤外線センサなど被加熱物の温度を直接測定できる手段を配設し、被加熱物の温度から調理工程の切り替えや加熱終了制御を行っても構わない。
【0038】
また、上下加熱手段13以外にも、高周波や電磁誘導などによる加熱手段を併用することができる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2について図5、6を用いて説明する。図5は本発明の実施例2を示す加熱調理器の断面図、図6は側面断面図である。なお図5、6において、図1、2と同一部材または同一機能の部分は同一符号で示し、説明は省略する。
【0039】
30は貯水手段、31は貯水手段に連通した送水手段、32は送水手段31から送水された水を加熱するための水加熱手段、33は水加熱手段32により加熱された水の温度を検知するための水温検知手段、34は水加熱手段32から得られた蒸気をさらに加熱するための蒸気用加熱手段である。なお、図5においては送水手段31は一つのみ設けた構成としているが、送水手段31はそれぞれの蒸気発生手段に対応させて設けても構わない。また、貯水手段30には水温を設定温度まで加熱するための加熱手段を併設することができる。蒸気用加熱手段34を併設することで少ないエネルギーで蒸気温度をより上昇させることができる。
【0040】
次に動作について説明する。貯水手段30に貯水した水は、送水手段31により水加熱手段32へ送水される。この水は水加熱手段32により加熱された後、蒸気ガイド19を通って蒸気吹出口20a、20b、20c、20dから加熱室12へ吹出される。水温検知手段33が水加熱手段32から得られた蒸気温度が設定温度より低いと検知した場合、あるいは蒸気の設定温度が高く水加熱手段32単独で蒸気を設定温度まで加熱昇温するには必要エネルギーが大きくなりすぎると制御手段25が判断した場合は、蒸気用加熱手段34を併用し蒸気を設定温度まで加熱する。制御手段25は調理工程中に一定時間ごとに加熱室温度検知手段23、蒸気吹出口温度検知手段24、水温検知手段33の検知信号を取り込み、記憶手段26にそれらの検知信号を一定時間記憶させる。制御手段25は、選択された加熱条件や調理工程と、記憶手段26に記憶された検知信号および調理開始後の経過時間を比較し、加熱調理の進捗状況や調理物の変化を推測して、それぞれの状態に対応した加熱調理をするために、それぞれの加熱手段や蒸気発生手段16などの制御を行う。
【0041】
加熱室12の温度が設定温度に達すると、制御手段25は蒸気量、蒸気温度、加熱室12内の風速、風量を可変する。蒸気量を多くする場合には、送水手段31は送水量を増やし、水加熱手段32と蒸気用加熱手段34の入力を多くする。蒸気量が少ない場合には、送水量を少なくする。蒸気温度を高くする場合には、送水量は少なくし、水加熱手段32と蒸気用加熱手段34の入力を多くする。蒸気温度を低くする場合には、水加熱手段32と蒸気用加熱手段34の入力を少なくする。
【0042】
同重量の水が蒸気になると雰囲気温度が高いほど体積が大きくなる。加熱室12の設定温度あるいは雰囲気温度が高い場合は、送水量を減らすことができる。よって、加熱室温度検知信号23の加熱室12の検知温度に応じて、制御手段25は送水量を決定する。このことより、少ないエネルギーで加熱室12を蒸気で充満させることができるものである。
【0043】
気流発生手段15は、設定した調理工程および加熱室温度検知手段23の検知温度に基づいて制御される。たとえば、焼き物調理などは焦げ目や焼き色をつける必要があるため、水分を効率よく蒸発させ、焼き色をつけるために加熱温度を高く設定し気流発生手段15による気流も早くする。一方、蒸し物調理などは焼き物調理よりも低い温度を設定し、乾燥を防ぐために気流発生手段15による気流を弱くする。
【0044】
次に、加熱室温度検知手段23と蒸気吹出口温度検知手段24の検知信号の関係と蒸気制御について以下に説明する。
【0045】
加熱室温度検知手段23の検知温度が蒸気吹出口温度検知手段24の検知温度よりも高い条件では投入蒸気量を多くし、主に蒸し物調理などに使用する。
【0046】
加熱室温度検知手段23の検知温度が蒸気吹出口温度検知手段24の検知温度よりも低く、また加熱室温度検知手段23の検知温度が100℃以上である条件は、主に予熱や焼き物調理などに使用する。
【0047】
加熱室温度検知手段23の検知温度が蒸気吹出口温度検知手段24の検知温度と同じであり、蒸気温度が100℃〜120℃付近の条件では蒸し物調理に使用する。一方、蒸気温度が130℃以上の条件では焼き物調理に使用する。このとき、蒸気量は可変しながら加熱することができる。
【0048】
なお、貯水手段30に貯水する場合は、本体11からは取り外して給水してもよいし、水道などの給水手段と直結させて給水することも可能である。また、貯水手段30を設けることで、蒸気を連続して加熱室12に投入することができる。
【0049】
なお、本実施例では図示していないが、加熱室12の周囲には熱が外へ逃げるのを防ぐために構成素材として断熱効果のある材料を併用することも可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明の加熱調理器によれば、被加熱物の種類や変化調理方法に応じて加熱手段や投入蒸気量ならびに加熱室内の気流を可変制御することで、効率良く加熱調理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器の正面断面図
【図2】同加熱調理器の側面断面図
【図3】同加熱調理器の要部の制御ブロック図
【図4】同加熱調理器の外観図
【図5】本発明の実施例2における加熱調理器の正面断面図
【図6】同加熱調理器の側面断面図
【図7】従来の加熱調理器の概略図
【符号の説明】
12 加熱室
13 上下加熱手段(加熱室用加熱手段)
14 奥加熱手段(加熱室用加熱手段)
15 気流発生手段
16 蒸気発生手段
17、32 水加熱手段
20a、20b、20c、20d 蒸気吹出口
21 排出口
22 空気吹出口
23 加熱室温度検知手段
24 蒸気吹出口温度検知手段
25 制御手段
30 貯水手段
31 送水手段
34 蒸気用加熱手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼き物や蒸し物などの種々の調理を行うのに適応する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種加熱調理器が備えている加熱室に収納した被加熱物を加熱調理する加熱手段には、高周波や電気などのヒータや蒸気などが用いられている。そしてその加熱調理器のなかには、常圧で温度が100℃以上の高温、例えば300℃にも及ぶ過熱蒸気を加熱手段の1つとして使用しているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図7は前記特許文献1に記載された従来の加熱調理器を示すものである。図7において、加熱調理器本体1(以後、本体1と略称する)の加熱庫2の周壁には壁加熱手段として面ヒータ3が張り付けられており、加熱庫2内には庫内温度を測定する加熱庫温度測定手段4が設けられている。前記本体1には、過熱蒸気発生手段5と過熱蒸気発生手段5を制御する調理制御手段6、水タンク7が設けられている。水タンク7の水はポンプ8から水パイプ9を通って過熱蒸気発生手段5で過熱蒸気となる。過熱蒸気発生手段5で発生した過熱蒸気が低温の被加熱物に当たることで、蒸気が水に変化する際の潜熱により被加熱物が加熱される。
【0004】
上記する従来の構成の加熱調理器では、被加熱物がある温度以上に達すると蒸気から受ける潜熱が減少し加熱速度は低下する。また、被加熱物から蒸発した水分を移動させる制御がないため、焼き物など表面を乾燥させて焦げ目をつける調理を行うことは困難である。また、調理工程ごとに面ヒータ3や過熱蒸気発生手段5の調節を行わないため、被加熱物の種類や被加熱物の加熱に伴う状態変化に対応した加熱ができないなどの種々の問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−184964号公報(第3−5頁、図1参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の技術上の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、被加熱物の種類や変化、調理方法に応じた被加熱物の加熱手段や被加熱物えの投入蒸気量や被加熱物に対する気流を結合することによって加熱調理することで、簡便で加熱効率のよい加熱調理器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段とを備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えるように構成したことにより被加熱物を効率よく加熱調理することができることとした。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の目的は、各請求項に記載した構成を実施の形態とすることにより達成できるので、以下には各請求項の構成にその構成による作用を併記し併せて請求項記載の構成のうち説明を必要とする特定用語については詳細な説明を加えて、本発明における実施の形態の説明とする。
【0009】
請求項1に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したもので、蒸気発生手段からの加熱蒸気と加熱室用加熱手段との加熱作用によって被加熱物を効果的に加熱し、しかも気流発生手段による気流の作用によって被加熱物の表面付近が低湿度空気となり、被加熱物の水分の蒸気速度を速め、また加熱室内の高湿度空気は排出口より容易に排出し得て焼き物の調理がし易い。また加熱室用加熱手段による加熱と蒸気発生手段による蒸気の発生と気流発生手段による気流の生成は少なくとも所定時間同時に進行させれば本発明はより効率的に出来る。
【0010】
請求項2に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したもので、焼き物調理には気流発生手段による気流速度を速く制御して被加熱物の水分蒸発速度を速め、蒸し物調理などでは加熱手段ならびに蒸気による加熱温度を焼き物調理より低くし、しかも乾燥を防ぐために気流発生手段による気流を弱くして異なる調理にそれぞれ適した加熱調理を行うことができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したもので、被加熱物の量に対応して加熱室の温度を可変しながら効率的に加熱調理することができる。なお、本発明の各請求項に記載した蒸気は被加熱物を加熱する作用があればよく、従って高温蒸気が適当であり勿論過熱蒸気を含むものである。
【0012】
請求項4に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成し、前記制御手段は、少なくとも前記加熱室温度検知手段の検知信号に基づいて前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段との各動作時間を制御する機能を備えているものであり、これにより加熱室の温度に対応して蒸気量を制御して効率良く焼き物に適した調理と蒸し物に適した調理を選択して行うことができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成し、前記制御手段は、少なくとも前記加熱室温度検知手段の検知信号に基づいて前記気流発生手段の動作時間を制御する機能を備えているものであり、これにより加熱室温度の変化に対応して気流発生手段の動作時間を効率良く制御して被加熱物の乾燥や湿潤化を選択する調理ができる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記蒸気吹出口の蒸気温度を検知する蒸気吹出口温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したもので、加熱室温度と蒸気吹出口温度に対応して加熱蒸気の温度や加熱室内の気流速度を可変して被加熱物を好みに応じて加熱調理することができる。
【0015】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6に特定した蒸気発生手段は、貯水手段と、送水手段と、送水された水を加熱する水加熱手段を備えているもので、蒸気を連続して加熱室に投入することができる作用があり、効率的な調理が可能である。
【0016】
請求項8に記載の発明は、請求項6記載の発明において特定した制御手段は、請求項6で特定した加熱室温度検知手段および前記蒸気吹出口温度検知手段の検知信号に基づいて蒸気発生手段の発生する蒸気量を制御するように構成したもので、効率良く蒸気を庫内に充満させて加熱調理することができる。
【0017】
請求項9に記載の発明は、請求項8に特定した蒸気量の制御は、請求項8で特定した蒸気発生手段が備える送水手段の送水量を制御することにより、使用者が加熱調理器の加熱中に発生蒸気量を把握することができ、使い勝手の向上を図ることができる。
【0018】
請求項10に記載の発明は、請求項7に特定した蒸気発生手段は、請求項7で特定した送水用加熱手段により得られる蒸気をさらに加熱する蒸気用加熱手段を備えることにより、少ないエネルギーで効率良く蒸気温度を上げることができる。
【0019】
【実施例】
以下本発明の具体的な構成例を示す実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1における加熱調理器の正面断面図、図2は側面断面図、図3は要部の制御ブロック図、図4は外観を示す概略図である。図1、2、3、4において、11は本発明の加熱調理器の本体、12は被加熱物を収納する加熱室、13a、13bはそれぞれ加熱室12の上壁面と下壁面にそれぞれ設けた平面ヒータにて構成した上下周壁加熱ヒータ、14a、14bはそれぞれ加熱室12の奥壁面の上下に設けた管ヒータで、たとえばミラクロンヒータにて構成した奥周壁加熱ヒータであり、上下周壁加熱ヒータ13a、13bと奥周壁加熱ヒータ14a、14bとで加熱室用加熱手段を構成している。15は加熱室12内に気流を発生させるための気流発生手段である。
【0021】
上下周壁加熱ヒータは、加熱室12の壁面を介して壁面からの輻射熱により加熱室12内の空気および被加熱物を加熱する。また奥周壁加熱ヒータは加熱室12の奥壁面を介しての壁面からの輻射熱および気流発生手段15により循環する空気を加熱して加熱室12内の温度を高めたり被加熱物を加熱するものである。
【0022】
上下周壁加熱ヒータはそれぞれ加熱室12の上部と下部の加熱むらを防ぐために、加熱室12の上壁と下壁に一対で配設している。以下の本実施例の説明では、上下周壁加熱ヒータは上下加熱手段13、奥周壁加熱ヒータは奥加熱手段14として記述する。なお本実施例では、奥加熱手段14は2本を一対としたが、この限りではない。また、加熱室12の加熱に充分な加熱能力を有していれば、必ずしも奥加熱手段14を配設する必要はない。
【0023】
16は加熱室12へ投入する蒸気を発生するための蒸気発生手段であり、水加熱手段17と蒸発部18とから構成される。蒸気発生手段16から発生した蒸気は蒸気ガイド19を通って蒸気吹出口20a、20b、20c、20dから加熱室12へ吹出される。21は加熱室12の空気や蒸気を外部へ排出するための排出口である。22は気流発生手段15が加熱室12から吸引した気体を加熱室12へ吹出す空気吹出口を示す。図3に示す23は加熱室12内の温度を検知する加熱室温度検知手段、24は蒸気吹出口を通して加熱室12に投入する蒸気温度を検知する蒸気吹出口温度検知手段である。25は上下加熱手段13、奥加熱手段14、気流発生手段15、蒸気発生手段16を制御する制御手段であり、26は記憶手段、図4に示す27は加熱調理器の操作部であり、表示部28や複数の操作キー29が配設されている。記憶手段26は、調理工程や操作部27からの入力情報を一定時間あるいは恒久的に記憶する。
【0024】
次に、上記構成からなる加熱調理器について、その動作を以下に説明する。
【0025】
被加熱物を加熱調理する際には、使用者は加熱条件を決めて操作部27の操作キー29から調理工程や加熱時間、加熱温度などを操作入力する。次に、加熱開始信号を制御手段25へ送る。加熱開始信号に先立って加熱を取消すことが選択された場合は、制御手段25は記憶手段26を初期設定に戻す。加熱条件を入力すると、制御手段25は入力された調理工程や、加熱時間、温度の情報を記憶手段26に記憶する。
【0026】
次に、制御手段25は加熱室12の予熱工程の有無を判定する。予熱の有無は使用者が選択決定してもよいし、あらかじめ記憶手段26に記憶されている自動調理工程によって制御手段25が選択決定しても構わない。
【0027】
予熱有りと判定した場合は、制御手段25は加熱室12が設定温度に到達するまで上下加熱手段13や奥加熱手段14に通電する。加熱室温度検知手段23の検知信号が制御手段25に送られ、加熱室12の温度が設定温度に到達したと制御手段25が判定した場合は、制御手段25は設定温度に到達したことを使用者に報知する。報知する手段はブザーやランプ、表示部28への表示など、どんな手段を用いてもかまわない。
【0028】
そして使用者が加熱室12に被加熱物を収納載置して閉扉し、改めて加熱開始信号を制御手段25に送信すると、制御手段25は上下加熱手段13、奥加熱手段14、気流発生手段15、蒸気発生手段16、加熱室温度検知手段23、蒸気吹出口温度検知手段24の動作を開始する。なお、気流発生手段15、蒸気発生手段16は予熱中から連続動作させても構わない。制御手段25は加熱開始信号を再受信してから調理時間の計測を開始して、調理工程に移行する。
【0029】
一方、予熱無しと判定した場合は、使用者が加熱室12に被加熱物を収納載置して閉扉し、操作部27の操作キー29から調理工程や加熱時間、温度などを入力すると、制御手段25は上下加熱手段13、奥加熱手段14、気流発生手段15、蒸気発生手段16、加熱室温度検知手段23、蒸気吹口温度検知手段24の動作を開始する。加熱室12の温度が設定温度まで到達すると、制御手段25は調理時間の計測を開始して調理工程に移行する。
【0030】
調理工程に移行すると、加熱室12に収納載置された被加熱物は、上下加熱手段13、奥加熱手段14、ならびに蒸気発生手段16からの投入蒸気により加熱される。また、制御手段25は蒸気発生手段16を制御して加熱室12へ投入する蒸気量を可変する。蒸気は自らの温度よりも低温の被加熱物の表面で結露し、その際に凝縮熱を被加熱物に与える特性がある。凝縮熱は空気からの伝導熱よりも大きいため、被加熱物の内部の昇温速度は速くなる。投入蒸気は飽和蒸気でもよいし、常圧で100℃以上の温度を示す過熱蒸気まで使用することができる。設定した加熱温度が高い場合には、制御手段25は上下加熱手段13、奥加熱手段14の入力を増加する。
【0031】
次に、予熱および加熱中に投入する蒸気量について説明する。予熱時に蒸気を投入する場合は、加熱室12の温度よりも低温の蒸気を少量連続投入しながら同時に上下加熱手段13、奥加熱手段14に通電するか、一定時間経過後あるいは加熱室12が所定温度に到達してから蒸気を投入するなどの方法を選択する。調理工程初期は、被加熱物に凝縮熱を多く与えるために蒸気量は多くする。調理工程中期では、一定時間経過後あるいは被加熱物が一定温度以上に到達すると調理工程初期より投入蒸気量を減少させる。調理工程後期では、蒸気投入を止めるか、調理工程中期の投入量以下の蒸気を投入する。蒸気量を増加させる場合は、水加熱手段17への入力は通常より大きくする制御を行う。
【0032】
なお、使用者が火傷などをしないようにするために、使用者が蒸気投入時は扉の開閉ができないよう開扉状態を検知する扉検知手段を設け、扉が開いている間は蒸気発生手段16の動作を停止するようにしても構わない。
【0033】
蒸し物調理を行うには、加熱室12の温度が一定温度(例えば100℃〜120℃)を維持するように制御し、加熱時間が所定時間経過すると加熱終了となる。
【0034】
焼き物調理を行うには、蒸し物調理よりも高い温度で加熱するように設定しておく。蒸気の凝縮工程を過ぎて乾燥・焼成工程に移行すると、被加熱物からは水分が蒸発する。乾燥や表面の焦げ生成を促進するためには、被加熱物の表面付近の高湿度の空気層と低湿度の空気層を交換する必要があるため、制御手段25は気流発生手段15の動作を制御する。表面付近が低湿度空気となることで、被加熱物からの蒸発速度を速めることができる。
【0035】
投入蒸気と被加熱物からの蒸発量が多くなると、加熱室12の空気は高湿度となり、内圧も上昇する。高湿度空気となるため、被加熱物から蒸発した水分を加熱室12の空気が含むことができなくなり、蒸発速度が低下するなどの現象が生じる。そこで加熱室12から高湿度空気を排出する必要がある。加熱室12の空気は排出口21から外部へ排出される。排出口21は、図示していない弁を設けており、気流発生手段15と連動させて弁の開閉動作を行う。なお、排出口21の弁は、操作部27からの操作入力で開閉動作を行ってもよいし、常に開いた状態としても構わない。制御手段25は所定時間が経過すると調理工程が終了したと判断し、加熱終了報知を行う。
【0036】
本実施例において、蒸気を投入した場合と投入しなかった場合での被加熱物の中心温度の変化を測定した結果では、蒸気を投入した場合の方が中心の温度上昇が早かった。以上のように、蒸気の投入の制御により簡便で加熱効率の良い調理器を提供することができた。
【0037】
なお、加熱室12内に赤外線センサなど被加熱物の温度を直接測定できる手段を配設し、被加熱物の温度から調理工程の切り替えや加熱終了制御を行っても構わない。
【0038】
また、上下加熱手段13以外にも、高周波や電磁誘導などによる加熱手段を併用することができる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2について図5、6を用いて説明する。図5は本発明の実施例2を示す加熱調理器の断面図、図6は側面断面図である。なお図5、6において、図1、2と同一部材または同一機能の部分は同一符号で示し、説明は省略する。
【0039】
30は貯水手段、31は貯水手段に連通した送水手段、32は送水手段31から送水された水を加熱するための水加熱手段、33は水加熱手段32により加熱された水の温度を検知するための水温検知手段、34は水加熱手段32から得られた蒸気をさらに加熱するための蒸気用加熱手段である。なお、図5においては送水手段31は一つのみ設けた構成としているが、送水手段31はそれぞれの蒸気発生手段に対応させて設けても構わない。また、貯水手段30には水温を設定温度まで加熱するための加熱手段を併設することができる。蒸気用加熱手段34を併設することで少ないエネルギーで蒸気温度をより上昇させることができる。
【0040】
次に動作について説明する。貯水手段30に貯水した水は、送水手段31により水加熱手段32へ送水される。この水は水加熱手段32により加熱された後、蒸気ガイド19を通って蒸気吹出口20a、20b、20c、20dから加熱室12へ吹出される。水温検知手段33が水加熱手段32から得られた蒸気温度が設定温度より低いと検知した場合、あるいは蒸気の設定温度が高く水加熱手段32単独で蒸気を設定温度まで加熱昇温するには必要エネルギーが大きくなりすぎると制御手段25が判断した場合は、蒸気用加熱手段34を併用し蒸気を設定温度まで加熱する。制御手段25は調理工程中に一定時間ごとに加熱室温度検知手段23、蒸気吹出口温度検知手段24、水温検知手段33の検知信号を取り込み、記憶手段26にそれらの検知信号を一定時間記憶させる。制御手段25は、選択された加熱条件や調理工程と、記憶手段26に記憶された検知信号および調理開始後の経過時間を比較し、加熱調理の進捗状況や調理物の変化を推測して、それぞれの状態に対応した加熱調理をするために、それぞれの加熱手段や蒸気発生手段16などの制御を行う。
【0041】
加熱室12の温度が設定温度に達すると、制御手段25は蒸気量、蒸気温度、加熱室12内の風速、風量を可変する。蒸気量を多くする場合には、送水手段31は送水量を増やし、水加熱手段32と蒸気用加熱手段34の入力を多くする。蒸気量が少ない場合には、送水量を少なくする。蒸気温度を高くする場合には、送水量は少なくし、水加熱手段32と蒸気用加熱手段34の入力を多くする。蒸気温度を低くする場合には、水加熱手段32と蒸気用加熱手段34の入力を少なくする。
【0042】
同重量の水が蒸気になると雰囲気温度が高いほど体積が大きくなる。加熱室12の設定温度あるいは雰囲気温度が高い場合は、送水量を減らすことができる。よって、加熱室温度検知信号23の加熱室12の検知温度に応じて、制御手段25は送水量を決定する。このことより、少ないエネルギーで加熱室12を蒸気で充満させることができるものである。
【0043】
気流発生手段15は、設定した調理工程および加熱室温度検知手段23の検知温度に基づいて制御される。たとえば、焼き物調理などは焦げ目や焼き色をつける必要があるため、水分を効率よく蒸発させ、焼き色をつけるために加熱温度を高く設定し気流発生手段15による気流も早くする。一方、蒸し物調理などは焼き物調理よりも低い温度を設定し、乾燥を防ぐために気流発生手段15による気流を弱くする。
【0044】
次に、加熱室温度検知手段23と蒸気吹出口温度検知手段24の検知信号の関係と蒸気制御について以下に説明する。
【0045】
加熱室温度検知手段23の検知温度が蒸気吹出口温度検知手段24の検知温度よりも高い条件では投入蒸気量を多くし、主に蒸し物調理などに使用する。
【0046】
加熱室温度検知手段23の検知温度が蒸気吹出口温度検知手段24の検知温度よりも低く、また加熱室温度検知手段23の検知温度が100℃以上である条件は、主に予熱や焼き物調理などに使用する。
【0047】
加熱室温度検知手段23の検知温度が蒸気吹出口温度検知手段24の検知温度と同じであり、蒸気温度が100℃〜120℃付近の条件では蒸し物調理に使用する。一方、蒸気温度が130℃以上の条件では焼き物調理に使用する。このとき、蒸気量は可変しながら加熱することができる。
【0048】
なお、貯水手段30に貯水する場合は、本体11からは取り外して給水してもよいし、水道などの給水手段と直結させて給水することも可能である。また、貯水手段30を設けることで、蒸気を連続して加熱室12に投入することができる。
【0049】
なお、本実施例では図示していないが、加熱室12の周囲には熱が外へ逃げるのを防ぐために構成素材として断熱効果のある材料を併用することも可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明の加熱調理器によれば、被加熱物の種類や変化調理方法に応じて加熱手段や投入蒸気量ならびに加熱室内の気流を可変制御することで、効率良く加熱調理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器の正面断面図
【図2】同加熱調理器の側面断面図
【図3】同加熱調理器の要部の制御ブロック図
【図4】同加熱調理器の外観図
【図5】本発明の実施例2における加熱調理器の正面断面図
【図6】同加熱調理器の側面断面図
【図7】従来の加熱調理器の概略図
【符号の説明】
12 加熱室
13 上下加熱手段(加熱室用加熱手段)
14 奥加熱手段(加熱室用加熱手段)
15 気流発生手段
16 蒸気発生手段
17、32 水加熱手段
20a、20b、20c、20d 蒸気吹出口
21 排出口
22 空気吹出口
23 加熱室温度検知手段
24 蒸気吹出口温度検知手段
25 制御手段
30 貯水手段
31 送水手段
34 蒸気用加熱手段
Claims (10)
- 被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したことを特徴とする加熱調理器。
- 被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したことを特徴とする加熱調理器。
- 被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したことを特徴とする加熱調理器。
- 被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成し、前記制御手段は、少なくとも前記加熱室温度検知手段の検知信号に基づいて前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段との各動作時間を制御する機能を備えていることを特徴とする加熱調理器。
- 被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成し、前記制御手段は、少なくとも前記加熱室温度検知手段の検知信号に基づいて前記気流発生手段の動作時間を制御する機能を備えていることを特徴とする加熱調理器。
- 被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物および前記加熱室内の気体および前記加熱室の周壁を加熱するための加熱室用加熱手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気を前記加熱室内に吹出す蒸気吹出口と、前記加熱室内の空気や蒸気による気流を生成するための気流発生手段と、前記加熱室内の空気や蒸気を排出するための排出口と、前記加熱室の温度を検知する加熱室温度検知手段と、前記蒸気吹出口の蒸気温度を検知する蒸気吹出口温度検知手段と、前記加熱室用加熱手段と前記蒸気発生手段と前記気流発生手段を制御する制御手段を備えていて、前記加熱室用加熱手段からの加熱作用と前記加熱室内に供給された蒸気からの加熱作用と前記加熱室内の気流からの気流作用の各作用を前記被加熱物に所定量または所定時間加えて調理するように構成したことを特徴とする加熱調理器。
- 請求項1ないし6に特定した蒸気発生手段は、貯水手段と、送水手段と、送水された水を加熱する水加熱手段を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 請求項6に特定した制御手段は、請求項6で特定した加熱室温度検知手段および蒸気吹出口温度検知手段の検知信号に基づいて蒸気発生手段の発生する蒸気量を制御するように構成したことを特徴とする請求項6記載の加熱調理器。
- 請求項8に特定した蒸気量の制御は、請求項8で特定した蒸気発生手段が備える送水手段の送水量を制御することによって行うものであることを特徴とする請求項8記載の加熱調理器。
- 請求項7に特定した蒸気発生手段は、請求項7で特定した送水用加熱手段により得られる蒸気をさらに加熱する蒸気用加熱手段を備えていることを特徴とする請求項7記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
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| JP2003141712A JP2004347149A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 加熱調理器 |
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