JP2004352032A - 車両用マットレス - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のマット部材を折畳みおよび展開可能に連設することにより、乗員の快適性向上を図ることができ、また非使用時にはコンパクトに折畳むことができる車両用マットレスの提供を目的とする。
【解決手段】車両のシート32,33またはフロアパネル30に上載して使用される車両用マットレスであって、複数のマット部材12が折畳みおよび展開可能に連設された車両用マットレス11であることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両のシートまたはフロアパネルに上載して使用されるような車両用マットレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に自動車の前列シート(ドライバーズシート、パッセンジャーズシート)、中間列シート、後列シートは大人の体格に対応して寸法設定されているので、子供等の体格が小さい乗員がシートに着座すると、足がフロアに届かない場合があり、またシートベルトによる体格が小さい子供等の乗員拘束も不安定となる問題点があった。
【0003】
一方、車両の前後方向に1列目シート、2列目シート、3列目シートのように複数列のシートを備えたワンボックスカーの如き車両において、各シートのシートバックを後方へ倒して、シートバックとシートクッションとが略面一状となるシートアレンジ構造を有する車両のシート装置が知られている。
【0004】
この従来構造のシート装置においてはシートバックを後方へ倒したフルフラット時には乗員がシート上に寝転ぶことができ、室内の快適性向上を図ることができるが、シートクッション側にはシートベルトバックルやそのシートベルトが存在するので、充分な乗員の快適性向上を図ることができない問題点があった。
【0005】
ところで、複数の部材(背もたれ用部材、座部材、肘掛け部材参照)を連接手段を介して折り畳み可能に連結し、マットレスとしての使用態様と座椅子(ソファ)としての使用態様とを選択すべく構成した折り畳み式のマットレス兼用安楽座椅子が既に発明されている(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−125788号公報。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この従来公報に開示されたものは、一般家庭等の室内において使用されるマットレス兼ソファである関係上、車両の乗員の快適性向上を図るものではない。 そこで、この発明は複数のマット部材を折畳みおよび展開可能に連設することにより、乗員の快適性向上を図ることができ、また非使用時にはコンパクトに折畳むことができる車両用マットレスの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両用マットレスは、車両のシートまたはフロアパネルに上載して使用される車両用マットレスであって、複数のマット部材が折畳みおよび展開可能に連設されたものである。
【0009】
上記構成によれば、マット部材をフロアパネルに上載するとフロアに足が届かない乗員の足置きとなり、マット部材をシートクッションに上載してシート座面を嵩上げすると、大人用のシートベルトにて子供等の体格が小さい乗員であっても、適切に拘束することができ、またフルフラットにシートアレンジされたシートクッションおよびシートバック上に複数のマット部材を上載すると、シートベルトバックルやそのシートベルトがマット部材にて覆われ、乗員が快適に寝転ぶことができ、充分な乗員の快適性向上を図ることができる。
【0010】
この発明の一実施態様においては、上記複数の各マット部材はマット部材毎に分離可能に連結されたものである。
上記構成によれば、マット部材の連結数量を任意に選定することで、足置き部材、シート座面の嵩上げ部材、マットレス部材としての各使用形態をニーズに応じて選択することができる。
【0011】
この発明の一実施態様においては、上記複数のマット部材は可撓性ヒンジ部を介して着脱可能に連結されたものである。
上述の可撓性ヒンジ部としては面ファスナ等を用いてもよい。
上記構成によれば、ヒンジ部が可撓するので、複数のマット部材の折畳み、展開が容易なうえ、使用時の違和感をなくすことができる。
【0012】
この発明の一実施態様においては、上記複数のマット部材のうちの1つのマット部材には枕部材が一体または着脱可能に設けられたものである。
上記構成によれば、枕部部材で乗員の頭部を支えることができるので、快適性のさらなる向上を図ることができる。
【0013】
この発明の一実施態様においては、上記マット部材は撥水性の表皮部を備えたものである。
上記構成によれば、乗員が水や飲物等をこぼしても、これらのマット部材内部への浸入を防止することができる。
【0014】
この発明の一実施態様においては、上記複数のマット部材を車両の前後方向に展開可能に連設すると共に、上記マット部材の車幅方向には側方マット部材が着脱可能に連設されたものである。
上記構成によれば、車両の右列および左列のシート上に連続した広いマットレス面を構成することができる。
【0015】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用マットレスを示し、このマットレス11は車両のシートまたはフロアパネルに上載して使用されるものであり、図1は展開した状態を示し、図2は折畳んだ状態を示し、図3は1つのマット部材を示し、図4はその断面構造を示す。
【0016】
まず、図3、図4を参照して1つのマット部材12の構成について説明する。
このマット部材12は直方体形状に構成され、所定の弾力性を確保するためにスポンジ部材13(内部部材)を備え、このスポンジ部材13の外部を表皮部14で囲繞し、この表皮部14の外面には撥水処理を施している。なお、表皮部14それ自体を撥水性の材料で構成してもよい。また、表皮部14は布、合成樹脂シート、合成皮革、革などの少なくとも1層から形成することができ、さらに、表皮部14の内部にはスポンジ部材13(クッション部材)に代えて、低反発クッション部材や空気または水を充填する構造を採用してもよい。
【0017】
また上述のマット部材12は上下の主面部a,b(一方の主面部aと、他方の主面部b)と、左右の側面部c,d(短辺側の一方の側面部cと、短辺側の他方の側面部d)と、前後の側面部e,f(長辺側の一方の側面部eと、長辺側の他方の側面部f)とを備え、側面部fの下端および主面部bの一端から外方に延びる可撓舌片15を上述の表皮部14にて一体的に形成して、この可撓舌片15の上部には面ファスナ16を縫合手段等により接合固定している。
【0018】
さらに、主面部aの他端部にも面ファスナ16を縫合手段等により接合固定している。上述の可撓舌片15および面ファスナ16,16はマット部材12の長手方向のほぼ全長にわたって形成されている。
【0019】
上述の側面部fの中間にはその長手方向に沿ってファスナ7を取付け、このファスナ7の開閉により表皮部14の内部にスポンジ部材13(クッション部材)を出し入れ可能に収納すべく構成している。
【0020】
図3、図4で示したマット部材12(同一形状のマット部材)を複数設け、1つのマット部材12の可撓舌片15側の面ファスナ16に対して、次のマット部材12の主面部a側の面ファスナ16を接続し、以下、複数のマット部材12,12の向きを交互に逆向きにしながら接続すると、図1に示すマットレス11となる。つまり、同一形状の複数のマット部材12を設け、これら各マット部材12の向きを順次逆向きにして展開および折畳み可能に構成すると共に、各マット部材12毎に分離可能に構成したものである。
【0021】
図1に示す展開状態のマットレス11は、面ファスナ16,16で接合された部分を可撓舌片15を支点として順次折畳むと、図2に示すようにジクザク状の折り畳み状態となる。この場合、マット部材12は所定の厚みを有するが、折り畳んだ時には各側面部が揃うように整列状に折畳まれる。
【0022】
つまり、このマットレス11は複数のマット部材12が折畳みおよび展開可能に連設されると共に、各マット部材12,12…がマット部材121つ毎に分離可能に連設されたものであり、かつ複数のマット部材12,12…が可撓性ヒンジ部としての可撓舌片15および面ファスナ16,16を介して着脱可能に連結されたものである。
【0023】
次に図5、図6を参照して上述のマットレス11の使用形態について説明する。
図5、図6はフロアパネル30上に前列シート31と、中間列シート32と、後列シート33とを備えたワンボックスタイプの車両34を示し、前列シート31はシートクッション31Cとシートバック31Bとヘッドレスト31Hとを有し、中間列シート32はシートクッション32Cとシートバック32Bとを有し、後列シート33はシートクッション33Cとシートバック33Bとを有する。
【0024】
上述の各シートバック31B,32B,33Bはそれぞれのシートクッション31C,32C,33Cに対して後列へ傾倒可能に構成されていて、シートクッション32C,33Cを後方へ倒した場合には図6に示すようにシートクッション32C,32Cとシートバック32B,32Bとがフルフラットになるように構成されている。
【0025】
図5に示すように、体格が小さい子供等の乗員Xが通常着座状態の後列シート33に着座する場合、マット部材12,12を2つ用いて、これらのマット部材12,12を上下方向に積み重ねた状態で、乗員Xの足元スペースにおけるフロアパネル30に上載すると、フロアに足が届かない乗員Xの足置きとなる。
【0026】
体格がさらに小さい子供等の乗員Yが通常着座状態の中間列シート32に着座する場合、L字状に展開した2つのマット部材12,12をシートクッション32Cおよびシートバック32Bの乗員着座側に配設すると共に、3つのマット部材12,12,12を上下方向に積み重ねた状態で、乗員Yの足元スペースにおけるフロアパネル30に上載すると、シート座面を嵩上げすると共に、背もたれ面を前方に設定することができて、体格が小さい乗員Yであっても大人用のシートベルトにて適切に拘束することができ、かつ足元スペースのマット部材12はフロアに足が届かない乗員Yの足置きとなる。
【0027】
また図6に示すように、中間列シート32および後列シート33をフルフラット状態に設定した後、図1に示す複数のマット部材12…が展開状に連設されたマットレス11を、各シート32,33のシートクッション32C,33Cおよびシートバック32B,33B上に敷設すると、シート32,33上に存在するシートベルトバックルやそのシートベルトがマット部材12にて覆われるので、乗員Zが快適に寝転ぶことができ、充分な乗員の快適性向上を図ることができる。
【0028】
さらに図7に示すように中間列シート32を車両後方にシートスライドさせ、前列シート31の後部におけるフロアパネル30上に複数のマット部材12…を上下方向に積み重ねた状態で上載すると、中間列シート32に着座し、かつ足を真っ直ぐに伸ばした乗員Zの足置きとして有効利用することができ、この場合、乗員Zは他の乗員X,Yであってもよい。
【0029】
このように図1〜図7で示した実施例の車両用マットレスは、車両34のシートまたはフロアパネル30に上載して使用される車両34用マットレス11であって、複数のマット部材12…が折畳み(図2参照)および展開可能(図1参照)に連設されたものである。
【0030】
この構成によれば、マット部材12をフロアパネル30に上載すると図5で示したようにフロアに足が届かない乗員X,Yの足置きとなり、マット部材12をシートクッション32Cに上載してシート座面を嵩上げすると、大人用のシートベルトにて子供等の体格が小さい乗員Yであっても、適切に拘束することができ、また図6に示したようにフルフラットにシートアレンジされたシートクッション32C,33Cおよびシートバック32B,33B上に複数のマット部材12…を上載すると、シートベルトバックルやそのシートベルトがマット部材12にて覆われ、乗員が快適に寝転ぶことができ、充分な乗員の快適性向上を図ることができる。
【0031】
しかも、上記複数の各マット部材12…はマット部材12毎に分離可能に連結されたものであるから、マット部材12の連結数量を任意に選定することで、足置き部材、シート座面の嵩上げ部材、マットレス部材としての各使用形態をニーズに応じて選択することができ、かつマット部材12の収納時には収納スペースに対応して、マット部材12を分割して収納することもできる。さらに車両に対する出し入れ操作も極めて容易となる。
【0032】
また、上記複数のマット部材12…は可撓性ヒンジ部(可撓舌片15、面ファスナ16参照)を介して着脱可能に連結されたものである。
この構成によれば、ヒンジ部(可撓舌片15、面ファスナ16参照)が可撓するので、複数のマット部材12の折畳み、展開が容易なうえ、使用時の違和感をなくすことができる。
【0033】
さらに、上記マット部材12は撥水性の表皮部14を備えたものであるから、乗員が水や飲物等をこぼしても、これらのマット部材12内部への浸入を防止することができる。
【0034】
また実施例で示したように同一形状の複数のマット部材12を設け、これら各マット部材12をその接続向きを順次逆向きにして分離可能に接続し、接続マット部材の数量を任意に変更すると、足置き態様、シート座面の嵩上げ態様、背もたれ面の前出し態様、マットレス態様をニーズに応じて選定することができ、かつマット部材12は同一形状のものであるから、その生産性向上を図ることができる。
【0035】
図8はマット部材12の他の実施例を示し、表皮部14の全体または所定部分をフレンチパイル14FP(面ファスナ16を係合可能な生地)で形成したものである。このように比較的広い範囲にフレンチパイル14FPを用いると、このフレンチパイル14FPの何れの部位にも面ファスナ16を接合することができるので、複数のマット部材12の組み合わせの自由度が拡大できて、マットレス使用の多様性向上を図ることができる。
【0036】
図9、図10は可撓性のヒンジ部の他の実施例を示し、先の実施例においては可撓舌片15を表皮部14に一体または一体的に形成したが、図9、図10に示すこの実施例においては表皮部14と別体の可撓舌片18を設け、この可撓舌片18側と、各マット部材12の長辺側の一方の側面部eの上部および長辺側の他方の側面部fの下部とにそれぞれ面ファスナ16を縫合手段により接合固定し、これらの面ファスナ16および可撓舌片18から成る可撓性ヒンジ部を介して、複数のマット部材12をジグザグ状に折畳み可能(図10参照)および展開可能(図9参照)に連設したものであり、マット部材12を展開させた場合には、図9に示すように、その表裏両面側に可撓舌片18…が露呈しないように構成している。
【0037】
このように構成しても、その他の構成、作用、効果および使用の形態については先の実施例とほぼ同様であるから、図9、図10において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略するが、これら何れの実施例においてもマットレス11の非使用時には各マット部材12…をジクザグ状に折畳んで、整然かつコンパクトに収納することもでき、あるいは複数に分割して収納することもできる。
【0038】
図11、図12は複数のマット部材12のうちの1つのマット部材12に枕部材または枕部を設けた構成を示し、図11に示す実施例ではマット部材12の可撓舌片15における面ファスナ16に対して、内部部材19と表皮部材20と面ファスナ21とから成る枕部材22を、起伏可能および着脱可能に取付けたものである。
【0039】
このように起伏可能かつ着脱可能な枕部材22を設けると、枕部材22の非使用時には図11に仮想線αで示すように伏動させてもよく、また枕部材22を取外してもよい。さらに、マット部材12内部のスポンジ部材13と枕部材22の内部部材19との材質を同一にすることもでき、異ならせることもできる。
【0040】
一方、図12に示す実施例ではマット部材12のスポンジ部材13に断面が半円形状の膨出部13aを一体形成し、この膨出部13aを表皮部14で一体的に囲繞することにより、マット部材12と一体の枕部材23(つまり枕部)を形成したものである。
このように構成すると、図11の実施例に対して、部品点数の低減を図ることができる。
【0041】
何れにしても、これら図11、図12で示した実施例においては、複数のマット部材12…のうちの1つのマット部材12には枕部23または枕部材22が一体または着脱可能に設けられたものであるから枕部材22,23で乗員の頭部を支えることができ、乗員の快適性のさらなる向上を図ることができる。なお、枕部材22,23の断面形状は台形状、半円形状、円形状、楕円形状またはその他形状の何れであってもよい。
【0042】
図13は車両用マットレスの他の実施例を示す平面図であって、複数のマット部材12…を車両の前後方向に展開可能に連設すると共に、これら複数のマット部材12の車幅方向には複数の側方マット部材12Sが着脱可能に連設されたものである。
【0043】
すなわち、マット部材12と側方マット部材12Sとの対向面にはそれぞれ面ファスナ24…を縫合手段等により接合固定し、この面ファスナ24を介してマット部材12と側方マット部材12Sとを接続および分離可能に構成したものである。
【0044】
ここで、側方マット部材12Sの構造はマット部材12の構造と同等であるから、この側方マット部材12Sにおいてマット部材12と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。また、上述の面ファスナ24はマット部材12および側方マット部材12Sにおける短辺側の一方の側面部Cと他方の側面部dとの両側面部に設けることが望ましい。
【0045】
このように構成した車両用マットレス11の使用形態を図14、図15を参照して、以下に説明する。なお、図14において矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
【0046】
図14に仮想線で示すように前列シート31(但し、パッセンジャーズシート)のシートバック31Bを後方に倒すと共に、中間列シート32,32のシートバック32B,32Bを後方に倒して、前列シート31のシートクッション31Cおよびシートバック31Bと、中間列シート32,32のシートクッション32C,32Cおよびシートバック32B,32Bと、後列シート33のシートクッション33Cとをフルフラットに成す。
【0047】
但し、図14の実施例においては後列シート33をベンチタイプのシートに設定している。
次に、このフルフラットの面積に対応する数量のマット部材12を車両の前後方向に連設し、同様に対応する数量の側方マット部材12Sを車両の前後方向に連設し、マット部材12群と側方マット部材12S群との対向部を面ファスナ24で接続して、この接続されたマットレス11を図14に示す仮想線でフルフラット状のシートに上載すると、図15に示すようになり、車両の右列および左列の各シート31,32,33上に車両の前後方向および車幅方向に連続した広いマットレス面を構成することができる。
【0048】
特に、中間列シート32が図14に示すようにバケットタイプのシートで構成されていても、これらシート32,32間の隙間上部にマット部材12および側方マット部材12Sが位置するので、バケットシート間の空間部上方を連続して覆うマットレス面となり、マットレス11上でリラックスする際の乗員の快適性向上を図ることができる。
【0049】
なお、ドライバーズシートのシートバック31Bをパッセンジャーズシートのシートバック31Bと併せて後方に倒す際には、マット部材12と側方マット12Sとの連設により上述同様に車両の前後方向および車幅方向に連続したマットレス面を構成することができ、特に、バケットシート構造の運転手と助手席との間の空間部上方をもマット部材12、側方マット部材12Sにより連続して覆うことができる。
【0050】
このように図13〜図15で示した実施例の車両用マットレス11は、上記複数のマット部材12を車両の前後方向に展開可能に連設すると共に、上記マット部材12の車幅方向には複数の側方マット部材12Sが着脱可能に連設されたものであるから、車両の右列および左列のシート31,32,33上に連続した広いマットレス面を構成することができる。
【0051】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の可撓性ヒンジ部は、実施例の可撓舌片15および面ファスナ16から成るヒンジ部または可撓舌片18および面ファスナ16から成るヒンジ部に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0052】
例えば、シートバックをシートクッションに前倒させてフルフラットと成すシートアレンジ構造の車両においては、マットレスを前後列のシートバック上に上載すればよく、車種に対応して多様の使用形態が得られるものである。
【0053】
また上記実施例においてはマットレスを上載する車両の一例としてワンボックスカーを例示したが、2ボックスまたは3ボックス等の他の車両用としても使用することができるのは勿論である。
【0054】
【発明の効果】
この発明の車両用マットレスによれば、複数のマット部材を折畳みおよび展開可能に連設することにより、乗員の快適性向上を図ることができ、また非使用時にはコンパクトに折畳むことができる効果がある。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用マットレスを展開した状態で示す斜視図。
【図2】マットレスの折り畳み状態を示す斜視図。
【図3】マット部材単体の斜視図。
【図4】マット部材の断面図。
【図5】マットレスの使用状態の一例を示す側面図。
【図6】マットレスの使用状態の他の例を示す側面図。
【図7】マットレスの使用状態のさらに他の例を示す側面図。
【図8】マット部材の他の実施例を示す断面図。
【図9】車両用マットレスの他の実施例を展開状態で示す斜視図。
【図10】図9のマットレスの折り畳み状態を示す斜視図。
【図11】枕部材を有するマット部材の断面図。
【図12】枕部を有するマット部材の断面図。
【図13】車両用マットレスのさらに他の実施例を示す平面図。
【図14】マットレスが敷設される車両のシートレイアウトを示す平面図。
【図15】マットレス敷設時の平面図。
【符号の説明】
11…マットレス
12…マット部材
12S…側方マット部材
14…表皮部
15,18…可撓舌片
16…面ファスナ
22,23…枕部材

Claims (6)

  1. 車両のシートまたはフロアパネルに上載して使用される車両用マットレスであって、
    複数のマット部材が折畳みおよび展開可能に連設された
    車両用マットレス。
  2. 上記複数の各マット部材はマット部材毎に分離可能に連結された
    請求項1記載の車両用マットレス。
  3. 上記複数のマット部材は可撓性ヒンジ部を介して着脱可能に連結された
    請求項1または2記載の車両用マットレス。
  4. 上記複数のマット部材のうちの1つのマット部材には枕部材が一体または着脱可能に設けられた
    請求項1〜3の何れか1に記載の車両用マットレス。
  5. 上記マット部材は撥水性の表皮部を備えた
    請求項1〜4の何れか1に記載の車両用マットレス。
  6. 上記複数のマット部材を車両の前後方向に展開可能に連設すると共に、
    上記マット部材の車幅方向には側方マット部材が着脱可能に連設された
    請求項1〜5の何れか1に記載の車両用マットレス。
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