JP2004355392A - 画面自律最適化装置、最適化方法、記録媒体、プログラム - Google Patents

画面自律最適化装置、最適化方法、記録媒体、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】NEM等による評価結果に基づいて自動的にそのユーザ本人のその時のリテラシーに適したGUI画面を提供する。
【解決手段】評価部12は、操作履歴DB14に格納された操作履歴に基づいてNEM等によって操作性の評価を行う。メタ知識DB16には、予め、各GUI画面に関する利用部品の種類や配置等やガイダンス表示等に係わる変更ルールを記述した情報(メタ知識)を格納している。表示生成部13は、評価部12による評価結果とメタ知識に基づいて、必要に応じて、そのユーザ用のGUI画面を構成する部品の種類/配置の変更、ガイダンス表示等を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ、携帯端末等の情報機器におけるGUI画面の操作性制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図12に示すように、コンピュータシステム200のGUI部201を介したユーザの操作性は、収集・評価部202によって、マウスの操作時間、操作距離、誤操作回数等の操作情報を収集し、これを操作履歴DB(データベース)203に格納・蓄積しておく。そして、蓄積した操作情報に基づいて、例えばNEM(Novice Expert ratio Method)等の評価手法により評価していた。
【0003】
NEMとは、ある一定のタスクにおいて、設計者(エキスバート)と初心者ユーザの操作に要する時間を比較し、ユーザビリティに問題のある操作ステップを把握する評価手法である。
【0004】
NE比は以下の公式により計算され、各操作タスクの難易度が示されることになる。
NE比 = Tn / Te
Tn : 初心者ユーザが要した平均時間
Te : エキスパートユーザが要した平均時間
NE比が大きいほど、操作に対するモデルのギャップが大きいということになる。
【0005】
上記GUI画面の評価に関しては、例えば特許文献1等に記載されている従来技術等が存在する。
特許文献1記載の発明は、GUIの操作性を定量的且つ客観的な点数を用いて評価するものであり、ソフトウェアのGUIの設計内容を示すGUI設計データを解析し、この解析結果を基に、上記ソフトウェアにおける操作性の評価を示すスコアの値を算出する。
【0006】
上記解析は、例えば、評価対象のソフトウェア及び他の幾つかのソフトウェアのそれぞれのGUI設計データから、使用されている単語の情報、各GUI部品のサイズの情報、各GUI部品の表示位置の情報、各GUI部品へのキー割当ての情報、使用されているフォントの情報、各GUI部品の配色の情報、のうちの少なくとも1つ以上を抽出し、各GUI設計データ毎の抽出情報を比較して、この比較結果と予め定められた判定基準を基に、上記評価対象のソフトウェアのおける上記抽出情報を構成する個々のデータの良否を判定する。
【0007】
上記スコアの値の算出は、これら個々のデータの良否の判定結果に基づいて行う。
また、特許文献2記載の発明は、画面に表示されるメニュー(選択項目)に係わり、各種の選択操作を必要とする作業において、選択操作の種類やその作業量に応じて、適切な修正方法と表示方法を自動的にユーザに提供し、選択操作の効率化および信頼性の向上を図るものである。
【0008】
特許文献2記載の発明は、概略的には、ユーザが選択した選択事項を操作履歴として収集し、この操作履歴に基づいて、上記ユーザによる選択操作の特徴を表す操作モデルを生成し、この操作モデルと上記選択事項の表示形式を指定する表示制約とから表示方法の記述を生成し、この表示方法の記述に基づいて選択事項を表示する。これにより、例えば、選択事項を指定された表示形式で、かつ、ユーザによる過去の選択操作の特徴を反映した表示順位で表示する。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−123409号公報
【特許文献2】
特開平8−76955号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1記載の発明は、GUIの評価を行うだけであり、評価結果を用いて自動的にGUI画面の改善等を行うことまでは想到していない。よって、画面の操作性改善は、個々人のノウハウで且つ手動で行うことになり、ノウハウが蓄積されず、また画面修正も1回のみ等頻度が少なく、また個人の特性を個々の画面に反映させることができず、また画面操作に慣れるにつれて、初心者のときは必要であった機能が、逆に、操作し難くなる原因となる場合があった。
【0011】
また、上記特許文献2記載の発明は、「ユーザが選択した選択事項の操作履歴蓄積データ」に基づいて学習と選択項目の表示を行うものであり、ユーザの癖を学習して選択項目の優先順位を判断するだけであり、操作履歴からリテラシーレベルを判断して、交換すべき部品の特定やその配置変更することや、時間の経過に伴ってユーザのリテラシーレベル自体が変化する(例えば最初は誰でも初心者であるが、画面操作に慣れるに従って通常はレベルが向上していく)ことまでは全く想到していない。
【0012】
本発明の課題は、各ユーザの画面操作情報を収集・蓄積し、各ユーザ個人の特性(リテラシーレベル、年齢等)に合った画面構成とすることができ、更にユーザ個人の画面操作リテラシーの向上に沿った画面構成とすることができ、画面操作性を継続的に改善することができる画面自律最適化方法、装置、記録媒体、プログラム等を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明による画面自律最適化装置は、ユーザによる各GUI画面上での操作情報を収集して操作履歴記憶手段に格納する収集手段と、前記操作履歴記憶手段に格納された操作履歴に基づいて、前記ユーザによる前記各GUI画面上での操作性の評価を行う評価手段と、予め、各GUI画面毎に、そのGUI画面を構成する各種部品の種類、配置、順番やガイダンス表示/非表示に係わる変更ルールを記述した情報であるメタ知識を格納するメタ知識格納手段と、各ユーザ毎に、各ユーザ向けの各GUI画面の現状の表示に用いられる現状画面情報を格納する現状画面情報格納手段と、前記評価手段による評価結果と、前記メタ知識とに基づいて、必要に応じて、前記各ユーザ向けのGUI画面を変更して、該変更内容を前記現状画面情報に反映させる表示生成手段と、前記現状画面情報格納手段に格納されている現状画面情報を用いて、GUI画面を表示するGUI制御手段とを有するように構成する。
【0014】
上記構成の画面自律最適化装置では、まず、GUI制御手段は、現状画面情報格納手段に格納される現状画面情報によって、各ユーザ毎にそれぞれ独自のGUI画面を表示する構成となっている。そして、収集手段によって随時、ユーザによる各GUI画面上での操作情報を収集して蓄積しておき、例えば定期的に評価手段によってユーザによる前記各GUI画面上での操作性の評価を行う。評価手法は、既存の手法を用いればよく、例えばNEM(Novice Expert ratio Method)等の手法を用いる。そして、予め、上記メタ知識を設定・格納しておき、表示生成手段が、上記評価結果とメタ知識とに基づいて、必要に応じて、GUI画面の表示の仕方を変更することができる。例えば、そのGUI画面を構成する各種部品の種類や配置を変更したり、ガイダンス表示/非表示を行うことができる。これによって、各ユーザ個人の特性に合った画面構成とすることができ、ユーザが操作し易くなることが期待できる。
【0015】
また、上記構成の画面自律最適化装置において、例えば、前記メタ知識における変更ルールは、リテラシーレベルに応じて規定されるものであり、前記表示生成手段は、前記評価手段による評価結果に基づいて、そのユーザの前記GUI画面上での各操作ステップ毎のリテラシーレベルを判定し、該判定結果と前記変更ルールとに基づいて、画面変更が必要である場合には該変更ルールに従って前記各ユーザ向けのGUI画面を構成する部品の種類または部品の配置や順番を変更しあるいはガイダンスを表示するものであり、前記評価手段による評価と該評価結果に基づく前記表示生成手段による処理は、継続的に、定期的又は任意の時に行うように構成してもよい。
【0016】
上記構成によれば、各ユーザ個人のリテラシーレベルに合った画面構成とすることができ、更にユーザ個人の画面操作リテラシーの向上に沿った画面構成とすることができ、画面操作性を継続的に改善することができる。
【0017】
また、上記変更ルールは、リテラシーレベルに関連するものに限らない。例えば、ユーザの属性情報(所属、年齢、コンピュータ経験年数)に関連する変更ルールがあってもよい。例えば、ユーザが高齢者であった場合、画面の文字を大きくする等の変更ルールがあってもよい。
【0018】
なお、上述した本発明の画面自律最適化装置の各構成により行なわれる機能と同様の制御をコンピュータに行なわせるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から、そのプログラムをコンピュータに読み出させて実行させることによっても、前述した課題を解決することができる。本発明は、このようなプログラム自体としても構成することができるし、当該プログラムを記録した記録媒体自体(特に可搬型記録媒体)として構成することもできるし、その方法として構成することもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
尚、以下の説明中の“リテラシー”とは、コンピュータ・リテラシーすなわちコンピュータを使いこなす能力であって、特にGUI画面の操作性に係わる能力を意味するものとする。
【0020】
図1は、本例のコンピュータシステム(画像自律最適化装置10)の機能ブロック図である。
図示の画像自律最適化装置10は、収集部11、評価部12、表示生成部13、操作履歴DB(データベース)14、ユーザ知識DB15、メタ知識DB16、現状画面情報DB17、画面部品DB18、GUI(Graphical User Interface)部19を有する。更に、知識交換部20、及び部品交換部21を有する構成であってもよい。
【0021】
収集部11は、ユーザがGUI部19を介してマウス操作、キーボード操作等を行うと、これら操作機器の操作情報を収集して操作履歴DB14に格納する。尚、操作履歴(操作情報の蓄積)は、操作機器を手で直接操作した場合の情報に限らない。例えば近年、人の視線に基づいてGUIの入力を行う技術が開発されているので、このような操作機器を手で直接操作しない場合の情報であってもよい。これは、視線に限らず、例えば脳波等であっても同様である。
【0022】
評価部12は、定期的または外部からのイベント等により、操作履歴DB14に格納された操作履歴に基づいて、操作性の評価を行う。操作性の評価手法自体は、従来技術を利用すればよく、例えば、上記NEM(Novice Expert ratio Method)等の評価手法を用いればよい。但し、従来のNEMでは、上記の通り「Tn : 初心者ユーザが要した平均時間」とし、操作に対するモデルのギャップを判定するものであったが、本例では、このNEM法の手法を利用して、「Tn : 対象ユーザが要した平均時間」とし、後述する閾値を用いて対象ユーザのリテラシーレベルを判定する。更に、本例では、後述するように、操作時間以外の情報も用いて上記評価を行うが、これに限るわけではない。
【0023】
ユーザ知識DB15は、外部の任意のDBから得た当該対象ユーザに関する属性情報(例えば人事情報等)、あるいはユーザ本人が入力したユーザの属性情報(例えば名前、年齢、性別等)を格納する。
【0024】
メタ知識DB16は、各GUI画面毎に、そのGUI画面に関する各種情報、例えばフレーム、利用部品の種類や配置、順番等やガイダンス表示/非表示等に係わる変更ルールを記述した情報(以下、メタ知識と呼ぶ)を格納する。尚、“部品の種類”とは、部品の形状(例えば、部品がボタンであれば、丸、四角、菱形等)、色(色相、彩度、濃度等)、文字サイズ等を意味する。このメタ知識は、例えば管理サーバ30の管理者等が、予め、全てのユーザに共通のものとして設定しておく。また、メタ知識は、運用中であっても、管理者等が随時変更してもよい。
【0025】
表示生成部13は、上記評価部12による操作性の評価結果と上記メタ知識とに基づいて(必要に応じてユーザ知識DB15等も参照して)、例えば後述するリテラシーレベルを判定する等したうえで、対策方法を判断する。そして、判断した対策方法の内容に応じて、例えば部品を変更する場合には、変更すべき部品に係わる画面部品を画面部品DB18から選定する。例えば、変更すべき部品が“ボタン”であった場合、画面部品DB18に格納されている画面部品の中で“ボタン”に係わる画面部品(例えば四角ボタン、丸ボタン、菱形ボタン等)の中から、上記判断した対策方法に応じたものを選定する。更に、選定した画面部品を用いた部品の表示の仕方(色、文字の大きさ、配置、順番等)をメタ知識DB16に基づいて決定し、これを現状画面情報DB17に反映させる。このようにして、評価部12による評価結果とメタ知識とに基づいて(必要に応じてユーザ知識DB15等も参照して)、GUI画面の画面構成が変更される。
【0026】
現状画面情報DB17は、当該ユーザ本人向けの各GUI画面の画面情報であって、現状の表示に用いられる画面情報を格納する。つまり、後述するGUI部19は、現状画面情報DB17に格納されている現状画面情報を用いて、GUI画面の表示を行う。よって、GUI画面の表示内容を変更する場合には、現状画面情報DB17に格納されている現状画面情報であって変更対象のGUI画面に関する現状画面情報を、上記表示生成部13が変更することになる。
【0027】
画面部品DB18は、GUI画面を構成する部品を表示するために必要な各種画面部品の情報を格納する。例えば、GUI画面を構成する部品の中で“ボタン”を例にすると、画面部品は例えば“四角ボタン”、“丸ボタン”、“菱形ボタン”等である。つまり、GUI画面上の任意の“ボタン”(例えば承認ボタン)を、画面部品“四角ボタン”を用いて表示すると、承認ボタンは四角ボタンで表示されることになる。
【0028】
GUI部19は、画面自律最適化装置10を実現するパソコン等のコンピュータに備わっているGUI画面表示機能を示す。すなわち、ディスプレイ上にボタン等を表示し、この表示に対するキーボード、マウス等によるユーザ操作を受け付けるという、一般的なGUI機能を提供する構成を示す。このように、GUI部19の機能自体は、一般的なものであり、特に図示しないが、表示データや入力情報の処理は、画面部品オブジェクトのメソッドや、表示データ用DB、表示処理プログラム、入力処理プログラム等により処理される。また、画面のレイアウト、ボタンの配置、色情報等は、現状画面情報DB17のデータに基づいて表示する。つまり、同じGUI画面(例えば承認画面)であっても、基本的には各ユーザ毎にそれぞれ異なる画面構成となる。
【0029】
上記構成の画面自律最適化装置10は、概略的には、評価部12による評価結果とメタ知識DB16のメタ知識に基づいて(必要に応じてユーザ知識DB15も参照して)、表示生成部13が、必要に応じて、そのユーザ本人向けのGUI画面の画面構成を自律的に変更して(部品の種類/配置の変更、ガイダンスの表示等)、操作性を最適化するものである。更に、評価部12及び表示生成部13の処理は、例えば継続的・定期的に行う。つまり、ユーザのリテラシーレベルは、たとえ最初は初心者であっても、操作に慣れていくに従って、向上していくものである。よって、継続的・定期的に処理を行うことで、各ユーザ毎に、そのときのユーザのリテラシーレベルに合った画面構成とすることができ、画面操作性を継続的に改善することができる。
【0030】
知識交換部20は、上記操作履歴DB14、ユーザ知識DB15、メタ知識DB16に格納される情報を、不図示のネットワーク(インターネット、イントラネット等)を介して、管理サーバ30との間で情報交換し、これらDBの情報のレベルアップやレベルアップの為の情報収集に必要な機能を提供する。
【0031】
部品交換部21は、現状画面情報DB17、画面部品DB18に格納される情報を、不図示のネットワーク(インターネット、イントラネット等)を介して、管理サーバ30との間で情報交換し、これらDBの情報のレベルアップやレベルアップの為の情報収集に必要な機能を提供する。
【0032】
管理サーバ30は、不図示のネットワーク(インターネット、イントラネット等)を介して、各画面自律最適化装置10との間で上記情報交換を行って蓄積することで、各画面自律最適化装置10の各種DBの情報を一元管理すると共に、各画面自律最適化装置10の操作性の管理や操作性に関する全体管理を行う。例えば、メタ知識を追加・変更し、これを各画面自律最適化装置10に通知して、メタ知識DB16を更新させる。
【0033】
図2(a)〜(c)、図3(a)、(b)に、上記操作履歴DB14、ユーザ知識DB15、メタ知識DB16、現状画面情報DB17、画面部品DB18に格納されるデータの一例を示す。また、図3(c)には、操作ステップ−部品対応テーブル90を示す。
【0034】
図2(a)には操作履歴DB14に格納されるテーブルの一例を示す。
操作履歴DB14には、各GUI画面毎に、その画面に関する各ユーザの各操作ステップ毎の操作履歴データと、この操作履歴の評価(例えばNEM法による評価)の為に必要なデータ(上記エキスパートユーザの操作履歴)を格納する。つまり、操作履歴DB14には、各画面毎・各ユーザ毎に、各操作ステップ40毎に、そのユーザ本人の本人操作履歴41が格納され、更に上記エキスパートユーザの操作履歴であるエキスパート操作履歴45が格納される。ここで、操作ステップ40とは、基本的にはGUI画面上でのユーザの1回の操作に対応し、図3(c)の操作ステップ−部品対応テーブル90に示すように、各操作ステップ40毎に、基本的には1つの部品を操作するものである。但し、これは「基本的には」であり、1つの操作ステップで複数の部品を操作する場合もあり、この場合には操作ステップ−部品対応テーブル90において、1つの操作ステップに対して複数の部品名が対応付けられて登録されることになる。
【0035】
尚、図2(a)に示すデータ例は一例であり、例えばユーザの視線履歴や脳波等のデータを格納するものであってもよい。また、評価方式はNEM法に限るものではない。
【0036】
本人操作履歴41のデータ項目は、マウス移動距離42、ボタン操作時間43、誤操作履歴44等である。
エキスパート操作履歴45には、例えばNEM法等で評価する場合に必要となる、GUI画面操作の習熟者(エキスパート)の操作履歴情報を格納するものであり、そのデータ項目は、本人操作履歴41と同じである。つまり、マウス移動距離46、ボタン操作時間47、誤操作履歴48等である。
【0037】
マウス移動距離42、46は、部品間のマウス移動距離であり、後述する図3(a)に示す部品の配置アドレス72に基づいて求められ格納される。
ボタン操作時間43、47は、例えばボタン部品の画面表示開始時刻から部品操作までの時間である。
【0038】
誤操作履歴44、48は、エラーが発生した操作の部品とその時刻、及び誤操作の回数等である。
図2(b)にはユーザ知識DB15に格納されるテーブルの一例を示す。
【0039】
ユーザ知識DB15には、当該ユーザに関する各種ユーザ情報が格納され、図示の例に限るものではないが、少なくともパソコン等の操作レベルに関係する情報、すなわち年齢52、役割55、パソコン操作経験年数56等の情報が格納されていることが望ましい。
【0040】
図示の例では、ユーザ知識DB15には、当該ユーザの名前51、年齢52、性別53、住所(地域)54、役割55、パソコン操作経験年数56等の情報が格納される。これらの情報は、当該ユーザが入力画面(不図示)に従って手入力してもよいし、外部の個人マスタ情報から必要な情報をコピーしてもよい(例えば会社内であれば、通常、社員情報DB等が存在するはずである)。また、これらの情報は、例えばユーザのログインID等に紐付けられている。
【0041】
図2(c)にはメタ知識DB16に格納されるテーブルの一例を示す。
メタ知識DB16には、各GUI画面の構成を変更する為のルール知識を格納する。図示の例では、対策ルール61、フレーム名62、部品名63、色ルール64(色相64a、彩度64b、濃度64c等)、配置ルール65、画面部品ルール66(文字サイズ66a等)を格納する。
【0042】
対策ルール61は、知識データであり、操作履歴に基づくNEM法等の評価に基づいて判定されるリテラシーレベルやユーザ知識に対応する対策ルールが、例えばif−thenの形式で記載されている。
【0043】
フレーム名62は、当該GUI画面を構成するフレームのフレーム名である。部品名63は、当該GUI画面の上記フレーム名62のフレームを構成する部品(ボタン、表示設定項目等)の部品名である。
【0044】
色ルール64は、上記部品名63の部品の色を決定する為に必要な情報であり、図示の例では上記の通り色相64a、彩度64b、濃度64c等である。例えば部品名「承認ボタン」に対して色相64aは赤、緑等の色名、彩度64b、濃度64cはその値が格納される。
【0045】
配置ルール65は、上記フレーム名62のフレームや部品名63の部品の配置場所、配置順、優先度等である。優先度とは、例えば左側の方が優先順位が高い等の情報である。
【0046】
画面部品ルール66は、例えばリテラシーレベルや年齢等に応じた上記フレーム、部品に係わるルールである。ここでは、一例として文字サイズ66aのみを示す。これは、ユーザのリテラシーレベルや年齢等に応じた文字サイズが記述される。
【0047】
図3(a)には現状画面情報DB17に格納されるテーブルの一例を示す。
図示の例では、現状画面情報DB17には、あるユーザ用の現状のGUI画面を構成する各部品毎に、その画面部品名71、配置アドレス72、色73(色相73a、彩度73b、濃度73c)、文字サイズ74等が格納されている。これらデータ項目自体は、従来のものと略同様であってよく、特に説明しないが、本例では、現状画面情報DBの内容が継続的に自動的に更新されていく。
【0048】
図3(b)には画面部品DB18に格納されるテーブルの一例を示す。
図示の例では、画面部品DB18には、GUI画面を構成する各部品の表示に用いる各種画面部品について、その画面部品名81、部品リテラシーレベル82、部品本体83が格納される。
【0049】
部品リテラシーレベル82には、その画面部品に対応するリテラシーレベルが格納される。リテラシーレベルは、ここでは簡単の為、初心者、中級者、熟練者の3段階あるものとする。例えば、あるユーザのある操作ステップが初心者レベルであると判定された場合には、GUI画面を構成する部品の中でこの操作ステップに係わる部品については、部品リテラシーレベル82が“初心者”である画面部品が選択されることになり、この初心者向けの画面部品を用いて上記部品が表示されることになる。
【0050】
部品本体83には、当該画面部品を表示する為に必要な情報が格納されたファイルのファイル名等が格納される。
図3(c)には、操作ステップ−部品対応テーブル90の一例を示す。
【0051】
既に説明してある通り、操作ステップ−部品対応テーブル90には、各操作ステップ91毎に、その操作ステップに係わる部品の部品名92が対応付けられている。1つの操作ステップ毎に、1または複数の部品が対応付けられる。
【0052】
尚、操作履歴DB14の本人操作履歴41、及び現状画面情報DB17には、各ユーザ毎の個別のデータが格納されているので、特に図示していないが、それぞれ例えば各ユーザのログインIDと紐付けられている。つまり、処理対象ユーザのログインIDによって、当該ユーザ用の本人操作履歴41、現状画面情報が読み出されて、後述する処理が実行されることになる。
【0053】
図4は、本例の画像自律最適化装置10によって実行される処理全体の概略フローチャート図である。
図4に示す処理については既に図1において説明してあるので、簡単に説明するならば、まず、通常時は、収集部11が、ユーザによる操作情報を収集して操作履歴DB14に格納する処理を行っている(ステップS11)。
【0054】
そして、定期的または外部からのイベント等により、評価部12が操作履歴DB14に格納された操作履歴に基づいて操作性の評価を行い(ステップS12)、この評価結果とメタ知識DB16の情報等に基づいて表示生成部13が必要に応じてGUI画面の表示内容を変更する(ステップS13)。
【0055】
以上の処理を継続的に行うことによって、例えば、ユーザがGUI画面の操作に慣れていない者(初心者等)であったり、特定の操作ステップの操作性に問題がある場合、初心者向けにガイダンス等を表示したり、問題がある操作ステップに係わる部品を操作(選択等)し易くなるように部品やその表示内容(色、配置等)を変更すると共に、その後、時間の経過と共にユーザがGUI画面の操作に慣れてくるに従って、そのときのユーザのリテラシーに応じて随時GUI画面構成が変更される。例えば初心者の頃にはガイダンスが必要であったが慣れてくると煩わしくなるが、本例ではユーザの習熟度が上がると自動的にガイダンスが表示されなくなる等というように、各ユーザ毎に、そのときのユーザのリテラシーに応じた最適な画面が提供されるようになる。
【0056】
また、上記ステップS11〜S13の処理だけでなく、例えば定期的に、ステップS14、S15の処理を実行するようにしてもよい。
ステップS14の処理は、上記知識交換部20による処理であり、例えば、操作履歴DB14の操作履歴情報を管理サーバ30に渡すと、管理サーバ30は、各画面自律最適化装置10から渡された複数ユーザの操作履歴をもとに各GUI画面毎に各操作ステップの操作時間、距離等の統計をとり、これを表示する。この表示に基づいて、例えば画面開発者等が、ある画面において多くのユーザにとって時間が掛かっている操作ステップがあるか等の分析を行い、分析結果に基づいて「対策ルール」を変更すること等ができる。管理サーバ30は、変更後の「対策ルール」を各画面自律最適化装置10の知識交換部20に渡す。各画面自律最適化装置10では、変更後の「対策ルール」によりメタ知識DB16を更新する。あるいは、管理サーバ30において、例えば、その管理者が不図示の人事管理DB、組織DB等を参照して人事異動や組織変更によって「ユーザ知識」の変化を把握すると、これを該当する画面自律最適化装置10の知識交換部20に通知し、画面自律最適化装置10はこの通知に基づいてユーザ知識DB15を更新する。
【0057】
ステップS15の処理は、上記部品交換部21による処理であり、管理サーバ30において上記ステップS14における画面開発者等による分析結果に基づいて部品の形状、色、材質等や画面のレイアウト等の変更が行われると、部品交換部21は、変更後の部品等のデータを管理サーバ30から受け取って、これに基づいて画面部品DB18等を更新する。
【0058】
以下、図4のステップS12の操作履歴評価処理、ステップS13の表示生成処理について、更に詳細に説明する。
図5は、ステップS12の操作履歴評価処理の詳細フローチャート図である。
【0059】
図5に示す処理は、各GUI画面毎にそれぞれ実行する。
図示のステップS22〜S24の処理は、処理対象のGUI画面に係わる全ての操作ステップk(k=1〜n;nは当該GUI画面に係わる全操作ステップ数)について、繰り返し実行する。すなわち、最初はkに初期値1を代入し、ステップS22〜S24の処理を実行する毎にkを+インクリメントして(ステップS25)次の操作ステップkについてステップS22〜S24の処理を実行することを、全ての操作ステップについて処理を行うまで繰り返し実行し、k>nとなったら(ステップS26,YES)、ステップS27の処理に移行する。
【0060】
上記ステップS22、S23の処理は、操作履歴DB14から、処理対象のGUI画面に係わる処理対象の操作ステップkのデータ(本人操作履歴41、エキスパート操作履歴45)を取得する処理である。ステップS22では、本人操作履歴41を取得し、当該本人操作履歴41におけるマウス移動距離42をMnk、ボタン操作時間43をBnk、誤操作履歴(誤操作率)44をWnkとする。同様に、ステップS23では、エキスパート操作履歴45を取得し、当該エキスパート操作履歴45におけるマウス移動距離46をMek、ボタン操作時間47をBek、誤操作履歴(誤操作率)48をWekとする。
【0061】
そして、例えばNEMを用いる場合には、以下の式により、処理対象のGUI画面に係わる処理対象の操作ステップkに関するNE比(NEk)を算出する(ステップS24)。
【0062】
Figure 2004355392
(ここで、ak,bk,ckは、操作ステップk毎に設定可能な重み係数である。設定は例えばユーザ本人が行う。また、デフォルトでは全て1になっている)
尚、従来技術で説明したNEMの計算法では、操作時間のみを用いていたが、本例では操作時間を補足するデータとして更にマウス移動距離と誤操作履歴を用いて上記の計算を行う。
【0063】
以上のステップS22〜S24の処理を繰り返し実行し、全ての操作ステップkについてNE比(NEk)を算出したら、NE比が大きい順に操作ステップkを整列する(ステップS27)。NE比は、基本的には、習熟度が低いとその値が大きくなるので、ステップS27の処理は、そのユーザにとって習熟度が低い操作ステップ、すなわち苦手な操作ステップから順番に整列するという意味になる。
【0064】
続いて、この処理結果を用いて、ステップS13の表示生成処理を行う。
図6は、ステップS13の詳細フローチャート図である。
尚、特に図示していないが、上記ステップS27で整列させた順番で各操作ステップ毎に、図6の処理を実行する。これは、基本的には、全ての操作ステップについて行う。但し、これに限らず、例えば整列させた順番の例えば1番目から5番目までを処理対象とすること、すなわちそのユーザにとって比較的習熟度が低い操作ステップのみを処理対象としてもよい。
【0065】
図6の処理は、まず、当該処理対象の操作ステップkについてのユーザの習熟度を判定する(ステップS31)。これは、例えば、予め各リテラシーレベルLに対応する閾値xLを登録しておき、当該操作ステップkについての上記NE比を閾値xLと比較することにより、ユーザの習熟度を判定する。リテラシーレベルLは、ここではL=1,2,3の3段階あるものとし、L=1は初心者、L=2は中級者、L=3は熟練者を意味するものとする。この場合、閾値x1と閾値x2を設定しておき、NEk>閾値x1の場合は初心者、閾値x1>NEk>閾値x2の場合は中級者、NEk<閾値x2の場合は熟練者等と判定する。
【0066】
次に、当該操作ステップkに係わる部品名を、図3(c)の操作ステップ−部品対応テーブル90を検索して求めて、続いて、メタ知識DB16から、処理対象のGUI画面に係わるメタ知識の中から上記求めた部品名に関するメタ知識データを取得する(ステップS32)。また、ユーザ知識DB15から、処理対象のユーザのデータを取得する(ステップS33)。更に、現状画面情報DB17から、上記求めた部品名に関する情報を取得する(ステップS34)。
【0067】
次に、まず、ステップS32で取得したメタ知識の中の対策ルール61に基づいて、画面の変更を行うか否かを判断し、画面変更を行うと判断した場合には、対策ルール61に従ってステップS34で取得した情報を変更し(ステップS35)、これにより現状画面情報DB17を更新する(ステップS36)。
【0068】
ここで、図7(a)〜(c)に、メタ知識DB16、現状画面情報DB17、画面部品DB18に格納されるデータの具体例を示す。
図7(a)には、メタ知識DB16に格納されるメタ知識データの具体例を2つ示す。つまり、図示のメタ知識データ100、メタ知識データ110を示す。メタ知識データ100は承認画面に係わるデータであり、メタ知識データ110は承認完了画面に係わるデータである。
【0069】
また、図7(b)には、現状画面情報DB17に格納される、承認画面に係わる当該ユーザ用の現状画面情報(承認画面を構成する各部品の情報)の中で、部品「ボタンA」を例にして、このボタンAに係わる現状画面情報の具体例を示す。図7(b)には、ボタンAに係わる現状画面情報であって、本例の処理による変更前の現状画面情報120、変更後の現状画面情報130を示す。また、図8(a)には変更前の現状画面情報120に基づく画面表示、図8(b)には変更後の現状画面情報130に基づく画面表示を示す。
【0070】
また、図7(c)には、画面部品DB18に格納される各種画面部品のデータの具体例であって、ボタンに係わる画面部品「四角ボタン」、「丸ボタン」のデータ例140、150を示す。
【0071】
上記図6の処理において、例えば、処理対象のGUI画面が承認画面であり、ステップS32で求めた部品名がボタンAであったとした場合、ステップS32において例えば図7(a)に示す承認画面のボタンAに係わるメタ知識100(部品名63=ボタンA)が取得される。また、この例ではステップS34において現状画面情報DB17から承認画面のボタンAに関する変更前の現状画面情報120が取得される。
【0072】
メタ知識100の例では、対策ルール61は、「レベル2の場合はレベル2部品にし配置の優先度を上げる」となっているので、まず、ステップS31の判定結果がレベル2であるか否かを判定し、レベル2であった場合には当該対策ルール61に従って画面の変更を行う。この例では、まず、ボタンAをレベル2部品にする為に、画面部品DB18を参照して、ボタンに関する各種画面部品の中から、部品リテラシーレベル82がレベル2である画面部品を検索して求める。図7(c)に示すボタンに関する画面部品の中で、部品リテラシーレベル82がレベル2であるのは丸ボタンであるので、ボタンAの画面部品は丸ボタンに変更する。また、配置の優先度を上げる為に上記メタ知識100の配置ルール65を参照すると「左側が優先度が高い」というルールになっているので、ボタンAの配置を左側に移す、という変更を行う。また、メタ知識100における色ルール64において色相64aはレベル2では“マゼンダ”となっており、1文字サイズ66aはレベル2では‘16’となっているので、上記取得した情報120と比較して、異なる場合には、これらも変更する。図示の情報120の例では、色相64aは“白”、1文字サイズ66aは‘12’となっているので、これらも変更することになる。この結果、承認画面のボタンAに関する現状画面情報は、変更前の現状画面情報120の内容から変更後の現状画面情報130の内容へと変更される。これによって、GUI画面は、例えば図8(a)に示す内容から図8(b)に示す内容へと変更される。
【0073】
つまり、変更前のボタンAの形状は、図8(a)に示す通り四角であったが、変更後では図8(b)に示す通り“丸”になる。また、ボタンAは、その表示色が白からマゼンダに変更されると共に、文字サイズが大きくなる(12ポイントから16ポイントになる)。更に、左側へと移動している。
【0074】
このように、ボタンAが強調表示され、視覚的に目立つようになったことで、ボタンAを操作し易くなる効果が期待できる。
メタ知識(特に対策ルール61)は、様々な定義を管理者等が自由に行ってよいので、その具体例を逐一示すことはできないが、ここで他の具体例である図7(a)の図上右側に示すメタ知識110について説明する。
【0075】
メタ知識110における対策ルール61は「レベル1の場合はガイダンス表示」となっており、もしステップS31の判定結果がレベル1であった場合には、図8(c)に示す変更前の画面から、図8(d)に示す変更後の画面、すなわちガイダンスが表示される画面へと変わることになる。但し、後にユーザのリテラシーレベルが向上する等して、レベル1ではなくなった場合には、ガイダンスが表示されなくなる。
【0076】
あるいは、対策ルール61は、必ずしもステップS31の判定結果、すなわちリテラシーレベルに基づく内容にする必要はない。例えば、対策ルール61を「50歳台以上は全てのフォントサイズ拡大」等としてもよい。この場合は、ステップS33で取得したユーザ知識情報の年齢52を参照して、変更すべきか否かを判断することになる。この例では、もしユーザが50歳台以上であった場合には、図9(a)に示す画面から、図9(b)に示す画面へと変更することになる。
【0077】
尚、図8(a)〜(d)に示す「表示設定項目領域」には表示データや各種設定を行う部品(例えば任意の項目の入力や選択肢からの選択をユーザに行わせる部品)が表示され、図示の例では4つの部品W,X,Y,Zが表示されている。
【0078】
また、図9(c)、(d)には、対策ルール61が「表示設定項目領域のX表示の優先度とフォントサイズ拡大」であった場合の変更前、変更後の画面を示す。
【0079】
また、図10(a)、(b)には、対策ルール61が「NE比が大きい順に表示設定項目領域の表示をする」であった場合であって、仮に表示設定項目領域中の項目内容がW,X,Y,Zであり、NE比が大きい順にY→X→Z→Wであった場合の変更前、変更後の画面を示す。
【0080】
以上、対策ルールの例の一部を説明したが、他にも多種多様が対策ルールがあってよい。例えば、メニューに複数のタイトルが表示される場合、表示タイトルの順番や表示タイトルを表示するか否かが当該ユーザの当該メニュー操作頻度により自律的に制御され、例えば操作評価結果の順に上から配置する等、自律的に配置変更がされるものであってもよい。また、例えば、リテラシーレベルに応じてガイダンスの表示内容が自律的に変わる、あるいは表示されなくなる等の自律的な制御が行われてもよい。また、ボタンにより画面遷移される場合は画面遷移の操作評価結果により画面遷移を無くし、スクロール遷移にする等も考えられる。
【0081】
尚、上述した例では、対策ルール61は、文章で書かれているが、これは内容が分かり易くなるようにしている為であり、実際には、対策ルール61は、例えばif−then文等のコンピュータが解釈実行可能な形式で格納されている。
図11は、上述した画面自律最適化装置10を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【0082】
同図に示すコンピュータ160は、CPU161、メモリ162、入力部163、出力部164、記憶部165、記録媒体駆動部166、及びネットワーク接続部167を有し、これらがバス168に接続された構成となっている。同図に示す構成は一例であり、これに限るものではない。
【0083】
CPU161は、当該コンピュータ160全体を制御する中央処理装置である。
メモリ162は、プログラム実行、データ更新等の際に、記憶部165(あるいは可搬型記録媒体169)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU161は、メモリ162に読み出したプログラム/データを用いて、上述してある各種処理(図5、図6に示す処理等)を実行する。
【0084】
入力部163は、例えば、キーボード、マウス等である。
出力部164は、例えばディスプレイ等であり、例えば図8(a)〜図10(b)のようなGUI画面を表示する。
ネットワーク接続部167は、例えばイントラネットやインターネット等のネットワークに接続して、他の情報処理装置(管理サーバ30等)とのコマンド/データ送受信を行う為の構成である。
記憶部165は、例えばハードディスク等であり、上述した様々な処理・機能を、コンピュータ160に実行させるためのプログラム/データ(図5、図6の処理を実行させるプログラム、図2(a)〜図3(c)、図7(a)〜(c)に示すデータ等)が格納されている。
【0085】
あるいは、これらプログラム/データは、可搬型記録媒体169に記憶されているものであってもよい。この場合、可搬型記録媒体169に記憶されているプログラム/データは、記録媒体駆動部166によって読み出される。可搬型記録媒体169とは、例えば、FD(フレキシブル・ディスク)169a、CD−ROM169b、その他、DVD、光磁気ディスク等である。
【0086】
あるいは、また、上記プログラム/データは、ネットワーク接続部167により接続しているネットワークを介して、他の装置内に記憶されているものをダウンロードするものであってもよい。あるいは、更に、インターネットを介して、外部の他の装置内に記憶されているものをダウンロードするものであってもよい。
【0087】
また、本発明は、上記本発明の各種処理をコンピュータ上で実現するプログラムを記録した可搬型記憶媒体として構成できるだけでなく、当該プログラム自体として構成することもできる。
【0088】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の画面自律最適化装置、最適化方法、記録媒体、プログラム等によれば、画面操作情報を収集蓄積し、また個人の特性(リテラシーレベル、年齢等)に合った画面構成とすることができ、更に個人の画面操作リテラシーの向上に沿った画面構成とすることができ、画面操作性を継続的に改善することができる。
【0089】
また、管理サーバが、各画面自律最適化装置との間で上記情報交換を行って一元管理し、より適切な画面構成となるような交換ルール等を作成すること等ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像自律最適化装置の機能ブロック図である。
【図2】(a)は操作履歴DB、(b)はユーザ知識DB、(c)はメタ知識DBに格納されるテーブルの一例を示す図である。
【図3】(a)は現状画面情報DB、(b)は画面部品DBに格納されるテーブル、(c)には、操作ステップ−部品対応テーブルの一例を示す。
【図4】画像自律最適化装置によって実行される処理全体の概略フローチャート図である。
【図5】図4のステップS12の詳細フローチャート図である。
【図6】図4のステップS13の詳細フローチャート図である。
【図7】(a)〜(c)は、メタ知識DB、現状画面情報DB、画面部品DBに格納されるデータの具体例を示す図である。
【図8】(a),(b)は、図7(b)に対応する表示画面の変更例、(c),(d)はメタ知識データ110に対応する表示画面の変更例を示す図である。
【図9】(a)〜(d)は、表示画面の変更例を示す図である。
【図10】表示画面の変更例を示す図である。
【図11】画面自律最適化装置を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【図12】従来技術を説明する為の図である。
【符号の説明】
10 画像自律最適化装置
11 収集部
12 評価部
13 表示生成部
14 操作履歴DB
15 ユーザ知識DB
16 メタ知識DB
17 現状画面情報DB
18 画面部品DB
19 GUI部
20 知識交換部
21 部品交換部
30 管理サーバ
40 操作ステップ
41 本人操作履歴
42 マウス移動距離
43 ボタン操作時間
44 誤操作履歴
45 エキスパート操作履歴
46 マウス移動距離
47 ボタン操作時間
48 誤操作履歴
51 名前
52 年齢
53 性別
54 住所(地域)
55 役割
56 パソコン操作経験年数
61 対策ルール
62 フレーム名
63 部品名
64 色ルール
64a 色相
64b 彩度
64c 濃度
65 配置ルール
66 画面部品ルール
66a 文字サイズ
71 画面部品名
72 配置アドレス
73 色
73a 色相
73b 彩度
73c 濃度
74 文字サイズ
81 画面部品名
82 部品リテラシーレベル
83 部品本体
90 操作ステップ−部品対応テーブル
91 操作ステップ
92 部品名
100 メタ知識データ
110 メタ知識データ
120 変更前の現状画面情報
130 変更後の現状画面情報
140 画面部品データ(四角ボタン)
150 画面部品データ(丸ボタン)
160 コンピュータ
161 CPU
162 メモリ
163 入力部
164 出力部
165 記憶部
166 記録媒体駆動部
167 ネットワーク接続部
168 バス
169 可搬型記録媒体

Claims (7)

  1. ユーザによる各GUI画面上での操作情報を収集して操作履歴記憶手段に格納する収集手段と、
    前記操作履歴記憶手段に格納された操作履歴に基づいて、前記ユーザによる前記各GUI画面上での操作性の評価を行う評価手段と、
    予め、各GUI画面毎に、そのGUI画面を構成する各種部品の種類、配置、順番やガイダンス表示/非表示に係わる変更ルールを記述した情報であるメタ知識を格納するメタ知識格納手段と、
    各ユーザ毎に、各ユーザ向けの各GUI画面の現状の表示に用いられる現状画面情報を格納する現状画面情報格納手段と、
    前記評価手段による評価結果と、前記メタ知識とに基づいて、必要に応じて、前記各ユーザ向けのGUI画面を変更して、該変更内容を前記現状画面情報に反映させる表示生成手段と、
    前記現状画面情報格納手段に格納されている現状画面情報を用いて、GUI画面を表示するGUI制御手段と、
    を有することを特徴とする画面自律最適化装置。
  2. 前記メタ知識における変更ルールは、リテラシーレベルに応じて規定されるものであり、
    前記表示生成手段は、前記評価手段による評価結果に基づいて、そのユーザの前記GUI画面上での各操作ステップ毎のリテラシーレベルを判定し、該判定結果と前記変更ルールとに基づいて、画面変更が必要である場合には該変更ルールに従って前記各ユーザ向けのGUI画面を構成する部品の種類または部品の配置や順番を変更しあるいはガイダンスを表示するものであり、
    前記評価手段による評価と該評価結果に基づく前記表示生成手段による処理は、継続的に、定期的又は任意の時に行うことを特徴とする請求項1記載の画面自律最適化装置。
  3. 前記ユーザの属性情報を格納するユーザ知識格納手段を更に備え、
    前記メタ知識における変更ルールは、前記リテラシーレベル又は該ユーザの属性情報に応じて規定されるものであることを特徴とする請求項2記載の画面自律最適化装置。
  4. 前記評価手段は、NEM(Novice Expert ratio Method)の評価手法を用いて前記評価を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画面自律最適化装置。
  5. ユーザによる各GUI画面上での操作情報を収集して蓄積し、該蓄積された操作履歴に基づいて、前記ユーザによる前記各GUI画面上での操作性の評価を行い、
    該評価結果と、予め各GUI画面毎に設定・格納されている、そのGUI画面を構成する各種部品の種類、配置、順番やガイダンス表示/非表示に係わる変更ルールを記述した情報であるメタ知識とを用いて、必要に応じて、そのユーザ向けのGUI画面を変更することを特徴とする画面自律最適化装置。
  6. コンピュータに、
    ユーザによる各GUI画面上での操作情報を収集して蓄積する機能と、
    該蓄積された操作履歴に基づいて、前記ユーザによる前記各GUI画面上での操作性の評価を行う機能と、
    該評価結果と、予め各GUI画面毎に設定・格納されている、そのGUI画面を構成する各種部品の種類、配置、順番やガイダンス表示/非表示に係わる変更ルールを記述した情報であるメタ知識とを用いて、必要に応じて、そのユーザ向けのGUI画面を変更する機能と、
    を実現させる為のプログラム。
  7. コンピュータに、
    ユーザによる各GUI画面上での操作情報を収集して蓄積する機能と、
    該蓄積された操作履歴に基づいて、前記ユーザによる前記各GUI画面上での操作性の評価を行う機能と、
    該評価結果と、予め各GUI画面毎に設定・格納されている、そのGUI画面を構成する各種部品の種類、配置、順番やガイダンス表示/非表示に係わる変更ルールを記述した情報であるメタ知識とを用いて、必要に応じて、そのユーザ向けのGUI画面を変更する機能と、
    を実現させるプログラムを記録した前記コンピュータ読取り可能な記録媒体。
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