JP2004356871A - 圧電発振器 - Google Patents
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Abstract
【課題】バリキャップを使用することにより、発振ループとトランジスタベース間の結合を粗にすることによりベース入力を低下して、安定度が高く、且つ低消費電力、低振動子電流で発振する発振回路を提供する。
【解決手段】このコルピッツ発振器は、トランジスタTR1、TR2を含む発振回路を構成するIC1と、コンデンサC3、C4、インダクタL1、コンデンサC5、C6により構成される周波数選択回路と、この周波数選択回路を経てXtalと接続し、バリキャップD1、コンデンサC8を介してIC1のトランジスタTR1のベースへ帰還入力として接続される発振ループと、バリキャップD1のアノードを接地する高抵抗R3と、ダイオードD2、D3抵抗R1、コンデンサC10により構成される整流・平滑回路と、バリキャップD1のカソードに接続される高抵抗R2とを備えて構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】このコルピッツ発振器は、トランジスタTR1、TR2を含む発振回路を構成するIC1と、コンデンサC3、C4、インダクタL1、コンデンサC5、C6により構成される周波数選択回路と、この周波数選択回路を経てXtalと接続し、バリキャップD1、コンデンサC8を介してIC1のトランジスタTR1のベースへ帰還入力として接続される発振ループと、バリキャップD1のアノードを接地する高抵抗R3と、ダイオードD2、D3抵抗R1、コンデンサC10により構成される整流・平滑回路と、バリキャップD1のカソードに接続される高抵抗R2とを備えて構成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧電発振器に関し、さらに詳しくは、低雑音で、且つ圧電素子の電流を抑圧する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタル機器のクロック発生器・通信機器・計測機器など高安定周波数の発生に広く用いられてきた水晶発振器は、低電源電圧での動作、水晶発振回路のIC化、高速起動等が要望されている。特に、携帯電話に代表される携帯型小型機器の多くは電池により動作するため、低電圧動作、低消費電力化に対しては要望が強い。
図8は、従来のカスコード接続したコルピッツ発振回路の図である。このコルピッツ発振回路は、発振用トランジスタTR13のベース・接地間に負荷容量の一部となるコンデンサC14とコンデンサC15との直列回路を挿入接続し、この直列回路の接続中点と発振用トランジスタTR13のエミッタとを接続すると共に、エミッタ抵抗R14を接続する。更に、発振用トランジスタTR13のベースに抵抗R15及び抵抗R16から成るベースバイアス回路を接続すると共に、発振用トランジスタTR13のベース・接地間に圧電振動子XtalとコンデンサC16の直列回路を挿入接続し、更に、発振用トランジスタTR13のコレクタにカスコード接続したトランジスタTR12を接続し、トランジスタTR12のコレクタと電源間に抵抗R11を接続し、同じくベースにコンデンサC13によりベースを接地し、コレクタからコンデンサC12を介してトランジスタTR11のベースに接続し、そのベースをダイオードD11によりクランプする。またトランジスタTR11のコレクタと電源間に抵抗R12を挿入し、このコレクタとトランジスタTR12のベースを接続し、トランジスタTR11のエミッタを抵抗R13により接地したものである。そして圧電振動子XtalとコンデンサC16の接続点より、コンデンサC18を介してFETトランジスタTR14のゲートGに接続し、ゲートGは抵抗R18により接地される。FETトランジスタTR14のドレインDから抵抗R17を介して電源に接続され、ドレインDからコンデンサC17を介して出力信号を取り出す構成となっている。
【0003】
図9は従来のAGC回路が付加されたコルピッツ発振回路の図である。この回路は、トランジスタTR21のエミッタからコンデンサC25を介してトランジスタTR22のベースに入力し、そのエミッタからコンデンサC24を介して信号がダイオードD1〜D3により整流され、その整流電圧が抵抗R25を介して発振トランジスタTR21のベース電位を制御することにより、発振出力を抑圧している。
図8に示す発振回路は、出力信号の振幅レベルの増減に伴いトランジスタTR12のベース電圧を制御(発振回路のループゲインを制御)するために、トランジスタTR11のコレクタとトランジスタTR12のベースを帰還接続させてAGC回路を構成している。また図9に示す発振回路は、出力信号の振幅レベルの増減に伴いトランジスタTR21のベース電圧を制御するために、トランジスタTR22により信号を増幅して整流し、トランジスタTR21のベースを帰還接続させてAGC回路を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、現在使用頻度の高いカスコード水晶発振回路は最も基本的な水晶発振回路であるコルピッツ水晶発振回路に、バッファ段としてベース接地増幅回路が縦続接続された形となっており、トランジスタを2段縦に重ねていることから低電圧化は困難である。
一方、従来のAGC方式では、起動時、特に低雑音化を考慮したトランジスタの最適動作点に設定したとしても、AGC動作時は最適動作点からずれているため、良好な低雑音化とはならなかった。またAGC動作時に最適動作点になるような設定も考えられるが、その場合、発振起動時に発振条件を満たさなくなる虞もある。
基本的に発振現象は歪みを伴うものであり、動作点の移動によるAGCは歪み領域への移動を発振の成長に従いすばやく行うことであり、AGC動作時に最適動作点を設定するには無理がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、バリキャップを使用することにより、発振ループとトランジスタベース間の結合を粗にすることによりベース入力を低下して、安定度が高く、且つ低消費電力、低振動子電流で発振する発振回路を提供することを目的とする。
また他の目的は、急峻な負性抵抗特性をもつ発振器において、その特性をスライドすることにより負性特性を低減することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、所定の周波数で励振される圧電素子を備えた圧電振動子、該圧電素子に電流を流して前記圧電素子を励振させる発振用トランジスタを有する圧電発振回路と、該圧電発振回路の出力信号を整流する整流回路と、両端の電位差により容量が変化する可変容量素子と、を備え、前記圧電発振回路の発振ループと前記発振用トランジスタのベース入力間に前記可変容量素子を挿入し、前記圧電発振回路の出力信号を前記整流回路により整流して直流電圧に変換し、該直流電圧を前記可変容量素子に印加することにより前記圧電発振回路の負性抵抗を抑圧することを特徴とする。
本発明は、圧電発振回路と整流回路と可変容量素子により構成されている。そして本発明の最も特徴的なところは、発振ループ内に可変容量素子を挿入し、圧電発振回路の発振出力を整流回路により整流して直流電圧を生成し、その電圧値により可変容量素子の容量値を制御して負性抵抗を抑圧するものである。これにより、発振出力の増加に伴って負性抵抗を抑圧させ発振出力を抑圧するものである。
かかる発明によれば、発振出力が大きくなると圧電発振回路の負性抵抗を抑圧するように構成するので、トランジスタの動作点に影響を与えずに、発振回路を低電圧でしかも安定的に動作させることができると共に、発振レベルを抑圧することができる。
【0006】
請求項2は、所定の周波数で励振される圧電素子を備えた圧電振動子、該圧電素子に電流を流して前記圧電素子を励振させる発振用トランジスタを有する圧電発振回路と、該圧電発振回路の出力信号を整流する整流回路と、負性抵抗の急峻な選択特性を有する負性抵抗選択手段と、を備え、前記負性抵抗選択手段の選択特性を構成する容量成分を可変容量素子に置き換え、前記圧電発振回路の発振ループと前記発振用トランジスタのベース入力間に前記負性抵抗選択手段を挿入し、前記圧電発振回路の出力信号を前記整流回路により整流して直流電圧に変換し、該直流電圧を前記可変容量素子に印加することにより前記圧電発振回路の負性抵抗の選択特性をスライドして前記負性抵抗を抑圧することを特徴とする。
本発明は、発振器の発振ループ内に負性抵抗選択手段を挿入し、しかも選択特性を構成する容量成分を可変容量素子に置き換えた点が特徴である。そして圧電発振回路の出力信号を整流回路により整流して直流電圧に変換し、この直流電圧を可変容量素子に印加することにより、圧電発振回路の負性抵抗の選択特性をスライドして負性抵抗を抑圧するものである。
かかる発明によれば、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内の可変容量素子に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
【0007】
請求項3は、前記可変容量素子はバラクタ、可変容量ダイオード若しくは、印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用いたことを特徴とする。
容量が外部の印加電圧により変化すれば、可変容量素子として、可変容量ダイオード、接合型FETのゲート・ソース又はゲート・ドレイン容量、MOS型FETのゲート・ソース又はゲート・ドレイン容量、バイポーラトランジスタのベース・エミッタ容量、又はベース・コレクタ容量を用いても本発明の発振器を構成することができる。
かかる発明によれば、可変容量素子として可変容量ダイオードや印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用いることもできるので、回路構成に幅が拡がり、それに伴って回路特性のバリエーションが広くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。このコルピッツ発振器は、トランジスタTR1、TR2を含む発振回路を構成するIC1と、コンデンサC3、C4、インダクタL1、コンデンサC5、C6により構成される周波数選択回路と、この周波数選択回路を経て水晶振動子Xtalと接続し、バリキャップD1、コンデンサC8を介してIC1のトランジスタTR1のベースへ帰還入力として接続される発振ループ回路と、バリキャップD1のアノードを接地する高抵抗R3と、ダイオードD2、D3、抵抗R1、コンデンサC10により構成される整流・平滑回路と、バリキャップD1のカソードに接続される高抵抗R2とを備えて構成される。
【0009】
トランジスタTR1、TR2を含む発振回路を構成するIC1と、トランジスタTR1のエミッタの帰還出力は出力信号がコンデンサC3、C4、インダクタL1、コンデンサC5、C6の周波数選択回路を経てXtalの一端へ供給され、更に、バリキャップD1、コンデンサC8を介してIC1のトランジスタTR1のベースへ帰還入力されるよう接続される。またバリキャップD1のアノードは高抵抗R3を介して接地される。IC1の発振出力は出力信号がコンデンサC9を介してダイオードD2、D3抵抗R1、コンデンサC10により構成される整流・平滑回路により直流に変換され、高抵抗R2を介してバリキャップD1のカソードに供給されるように接続される。そして、電源投入後の発振起動時では、発振器の出力信号が得られないのでバリキャップD1のカソード・アノード間の印加電圧が0Vであるから、そのときの容量は最大値を示し、これによりトランジスタTR1のベースにはバリキャップD1の端子間インピーダンス値に伴い最大レベルの帰還入力となり、その結果発振器は最大負性抵抗の状態となる。そして発振が成長するに従ってトランジスタTR2の出力レベルが高くなり、そのレベルに応じた電圧がバリキャップD1のカソードに抵抗R2を介して印加される。それによりバリキャップD1の容量は低下して負性抵抗値も減少し、それに伴ってトランジスタTR1のベースの帰還レベルが低下する。
尚、C7は発振周波数調整用コンデンサ、C8は発振起動時の最適負性抵抗を決定する。すなわち、起動時に不要共振発振が生じないレベルで発振起動に十分な値に設定する。C9は一定レベル発振時の水晶励振レベル(水晶電流)を決定する。
【0010】
図2は図1の第1の実施形態に係るコルピッツ発振器の電源電圧と水晶電流との関係を表す図である。縦軸に水晶電流(mA)を示し、横軸に電源電圧(Vdc)を示す。特性10は本回路のAGCが機能しない(OFF)ときの特性であり、特性11は本回路のAGCが機能した(ON)ときの特性である。この図から明らかなように、AGC OFF時に比べAGC ON時は、水晶電流が抑圧されているだけでなく、電源変動に対して水晶電流の変化が少ないことが解る。例えば、電源電圧最大の4VでAGC、ON/OFFでは水晶電流0.35mA以上の差が出ている。
尚、このときの図1の発振回路の各定数は以下のとおりである。
IC1:AN8958SM、D1:MA365、D2、D3:1S315、C1、C2、C10:10000pF、C3、C4:150pF、C5:51pF、C6:75pF、C7:20pF、C11:0pF、R1、R3:820kΩ、R2:100kΩ、L1:2.2μH
図3は本発明の第2の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図3が図1と異なる点は、周波数選択回路のインダクタL1、コンデンサC5、C6が省略されている点である。これにより、図1よりも特定の周波数を選択的に強調する機能は劣るものの、コスト的に安価な回路を構成することができる。
【0011】
図4は本発明の第3の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図4が図1と異なる点は、周波数選択回路のインダクタL1、コンデンサC5、C6が省略され、更に発振起動時の最適負性抵抗を決定するコンデンサC8が省略されている点である。また回路的には整流回路をマイナス電圧が発生するように変更している。これにより、素子数を減少して回路を簡易化し、更にコスト的に安価な回路を構成することができる。
図5は本発明の第4の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図5が図1と異なる点は、負性抵抗に周波数選択特性を付加するために、帰還ループ内にインダクタL1、コンデンサC6、C7が挿入されている。本実施形態は、発振器の発振ループ内に負性抵抗選択手段を挿入し、しかも選択特性を構成する容量成分をバリキャップD1に置き換えた点が特徴である。そして圧電発振回路の出力信号を整流回路により整流して直流電圧に変換し、この直流電圧をバリキャップD1に印加することにより、圧電発振回路の負性抵抗の選択特性を持たせて負性抵抗を抑圧するものである。これにより、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内のバリキャップD1に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
【0012】
図6は本発明の第5の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図6が図5と異なる点は、コンデンサC6によりバリキャップD1を直流的に分離して、整流回路の電圧と分圧抵抗R1による電位差によりバリキャップD1に電圧を印加している点である。本実施形態は、交流的には発振器の発振ループ内に負性抵抗選択手段を挿入し、しかも選択特性を構成する容量成分をバリキャップD1に置き換えた点が特徴である。そして圧電発振回路の出力信号を整流回路により整流して直流電圧に変換し、この直流電圧をバリキャップD1に印加することにより、圧電発振回路の負性抵抗の選択特性をスライドして負性抵抗を抑圧するものである。これにより、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内のバリキャップD1に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
図7は本発明の第6の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図7が図5と異なる点は、コンデンサC11によりバリキャップD1を直流的に分離して、整流回路の電圧と電源から抵抗R1と抵抗R2による分圧抵抗による電位差により、バリキャップD1に電圧を印加している点である。しかも、抵抗R2を可変としてバリキャップD1のカソード電圧を調整可能としている点である。本実施形態は、発振器の発振ループ内に負性抵抗選択手段を挿入し、しかも選択特性を構成する容量成分をバリキャップD1に置き換えた点が特徴である。そして圧電発振回路の出力信号を整流回路により整流して直流電圧に変換し、この直流電圧をバリキャップD1に印加することにより、圧電発振回路の負性抵抗の選択特性をスライドして負性抵抗を抑圧するものである。これにより、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内のバリキャップD1に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
【0013】
【発明の効果】
以上記載のごとく請求項1の発明によれば、発振出力が大きくなると圧電発振回路の負性抵抗を抑圧するように構成するので、トランジスタの動作点に影響を与えずに、発振回路を低電圧でしかも安定的に動作させることができると共に、発振レベルを抑圧することができる。
また請求項2では、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内の可変容量素子に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
また請求項3では、可変容量素子として可変容量ダイオードや印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用いることもできるので、回路構成に幅が拡がり、それに伴って回路特性のバリエーションが広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図2】本発明の図1の第1の実施形態に係るコルピッツ発振器の特性を表す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図6】本発明の第5の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図7】本発明の第6の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図8】従来のカスコード接続したコルピッツ発振回路の図である。
【図9】従来のAGC回路が付加されたコルピッツ発振回路の図である。
【符号の説明】
IC1 発振回路、C3、C4、L1、C5、C6 周波数選択回路、D1 バリキャップ、D2、D3、R1、C10 整流・平滑回路、Xtal 圧電振動子
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧電発振器に関し、さらに詳しくは、低雑音で、且つ圧電素子の電流を抑圧する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタル機器のクロック発生器・通信機器・計測機器など高安定周波数の発生に広く用いられてきた水晶発振器は、低電源電圧での動作、水晶発振回路のIC化、高速起動等が要望されている。特に、携帯電話に代表される携帯型小型機器の多くは電池により動作するため、低電圧動作、低消費電力化に対しては要望が強い。
図8は、従来のカスコード接続したコルピッツ発振回路の図である。このコルピッツ発振回路は、発振用トランジスタTR13のベース・接地間に負荷容量の一部となるコンデンサC14とコンデンサC15との直列回路を挿入接続し、この直列回路の接続中点と発振用トランジスタTR13のエミッタとを接続すると共に、エミッタ抵抗R14を接続する。更に、発振用トランジスタTR13のベースに抵抗R15及び抵抗R16から成るベースバイアス回路を接続すると共に、発振用トランジスタTR13のベース・接地間に圧電振動子XtalとコンデンサC16の直列回路を挿入接続し、更に、発振用トランジスタTR13のコレクタにカスコード接続したトランジスタTR12を接続し、トランジスタTR12のコレクタと電源間に抵抗R11を接続し、同じくベースにコンデンサC13によりベースを接地し、コレクタからコンデンサC12を介してトランジスタTR11のベースに接続し、そのベースをダイオードD11によりクランプする。またトランジスタTR11のコレクタと電源間に抵抗R12を挿入し、このコレクタとトランジスタTR12のベースを接続し、トランジスタTR11のエミッタを抵抗R13により接地したものである。そして圧電振動子XtalとコンデンサC16の接続点より、コンデンサC18を介してFETトランジスタTR14のゲートGに接続し、ゲートGは抵抗R18により接地される。FETトランジスタTR14のドレインDから抵抗R17を介して電源に接続され、ドレインDからコンデンサC17を介して出力信号を取り出す構成となっている。
【0003】
図9は従来のAGC回路が付加されたコルピッツ発振回路の図である。この回路は、トランジスタTR21のエミッタからコンデンサC25を介してトランジスタTR22のベースに入力し、そのエミッタからコンデンサC24を介して信号がダイオードD1〜D3により整流され、その整流電圧が抵抗R25を介して発振トランジスタTR21のベース電位を制御することにより、発振出力を抑圧している。
図8に示す発振回路は、出力信号の振幅レベルの増減に伴いトランジスタTR12のベース電圧を制御(発振回路のループゲインを制御)するために、トランジスタTR11のコレクタとトランジスタTR12のベースを帰還接続させてAGC回路を構成している。また図9に示す発振回路は、出力信号の振幅レベルの増減に伴いトランジスタTR21のベース電圧を制御するために、トランジスタTR22により信号を増幅して整流し、トランジスタTR21のベースを帰還接続させてAGC回路を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、現在使用頻度の高いカスコード水晶発振回路は最も基本的な水晶発振回路であるコルピッツ水晶発振回路に、バッファ段としてベース接地増幅回路が縦続接続された形となっており、トランジスタを2段縦に重ねていることから低電圧化は困難である。
一方、従来のAGC方式では、起動時、特に低雑音化を考慮したトランジスタの最適動作点に設定したとしても、AGC動作時は最適動作点からずれているため、良好な低雑音化とはならなかった。またAGC動作時に最適動作点になるような設定も考えられるが、その場合、発振起動時に発振条件を満たさなくなる虞もある。
基本的に発振現象は歪みを伴うものであり、動作点の移動によるAGCは歪み領域への移動を発振の成長に従いすばやく行うことであり、AGC動作時に最適動作点を設定するには無理がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、バリキャップを使用することにより、発振ループとトランジスタベース間の結合を粗にすることによりベース入力を低下して、安定度が高く、且つ低消費電力、低振動子電流で発振する発振回路を提供することを目的とする。
また他の目的は、急峻な負性抵抗特性をもつ発振器において、その特性をスライドすることにより負性特性を低減することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、所定の周波数で励振される圧電素子を備えた圧電振動子、該圧電素子に電流を流して前記圧電素子を励振させる発振用トランジスタを有する圧電発振回路と、該圧電発振回路の出力信号を整流する整流回路と、両端の電位差により容量が変化する可変容量素子と、を備え、前記圧電発振回路の発振ループと前記発振用トランジスタのベース入力間に前記可変容量素子を挿入し、前記圧電発振回路の出力信号を前記整流回路により整流して直流電圧に変換し、該直流電圧を前記可変容量素子に印加することにより前記圧電発振回路の負性抵抗を抑圧することを特徴とする。
本発明は、圧電発振回路と整流回路と可変容量素子により構成されている。そして本発明の最も特徴的なところは、発振ループ内に可変容量素子を挿入し、圧電発振回路の発振出力を整流回路により整流して直流電圧を生成し、その電圧値により可変容量素子の容量値を制御して負性抵抗を抑圧するものである。これにより、発振出力の増加に伴って負性抵抗を抑圧させ発振出力を抑圧するものである。
かかる発明によれば、発振出力が大きくなると圧電発振回路の負性抵抗を抑圧するように構成するので、トランジスタの動作点に影響を与えずに、発振回路を低電圧でしかも安定的に動作させることができると共に、発振レベルを抑圧することができる。
【0006】
請求項2は、所定の周波数で励振される圧電素子を備えた圧電振動子、該圧電素子に電流を流して前記圧電素子を励振させる発振用トランジスタを有する圧電発振回路と、該圧電発振回路の出力信号を整流する整流回路と、負性抵抗の急峻な選択特性を有する負性抵抗選択手段と、を備え、前記負性抵抗選択手段の選択特性を構成する容量成分を可変容量素子に置き換え、前記圧電発振回路の発振ループと前記発振用トランジスタのベース入力間に前記負性抵抗選択手段を挿入し、前記圧電発振回路の出力信号を前記整流回路により整流して直流電圧に変換し、該直流電圧を前記可変容量素子に印加することにより前記圧電発振回路の負性抵抗の選択特性をスライドして前記負性抵抗を抑圧することを特徴とする。
本発明は、発振器の発振ループ内に負性抵抗選択手段を挿入し、しかも選択特性を構成する容量成分を可変容量素子に置き換えた点が特徴である。そして圧電発振回路の出力信号を整流回路により整流して直流電圧に変換し、この直流電圧を可変容量素子に印加することにより、圧電発振回路の負性抵抗の選択特性をスライドして負性抵抗を抑圧するものである。
かかる発明によれば、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内の可変容量素子に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
【0007】
請求項3は、前記可変容量素子はバラクタ、可変容量ダイオード若しくは、印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用いたことを特徴とする。
容量が外部の印加電圧により変化すれば、可変容量素子として、可変容量ダイオード、接合型FETのゲート・ソース又はゲート・ドレイン容量、MOS型FETのゲート・ソース又はゲート・ドレイン容量、バイポーラトランジスタのベース・エミッタ容量、又はベース・コレクタ容量を用いても本発明の発振器を構成することができる。
かかる発明によれば、可変容量素子として可変容量ダイオードや印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用いることもできるので、回路構成に幅が拡がり、それに伴って回路特性のバリエーションが広くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。このコルピッツ発振器は、トランジスタTR1、TR2を含む発振回路を構成するIC1と、コンデンサC3、C4、インダクタL1、コンデンサC5、C6により構成される周波数選択回路と、この周波数選択回路を経て水晶振動子Xtalと接続し、バリキャップD1、コンデンサC8を介してIC1のトランジスタTR1のベースへ帰還入力として接続される発振ループ回路と、バリキャップD1のアノードを接地する高抵抗R3と、ダイオードD2、D3、抵抗R1、コンデンサC10により構成される整流・平滑回路と、バリキャップD1のカソードに接続される高抵抗R2とを備えて構成される。
【0009】
トランジスタTR1、TR2を含む発振回路を構成するIC1と、トランジスタTR1のエミッタの帰還出力は出力信号がコンデンサC3、C4、インダクタL1、コンデンサC5、C6の周波数選択回路を経てXtalの一端へ供給され、更に、バリキャップD1、コンデンサC8を介してIC1のトランジスタTR1のベースへ帰還入力されるよう接続される。またバリキャップD1のアノードは高抵抗R3を介して接地される。IC1の発振出力は出力信号がコンデンサC9を介してダイオードD2、D3抵抗R1、コンデンサC10により構成される整流・平滑回路により直流に変換され、高抵抗R2を介してバリキャップD1のカソードに供給されるように接続される。そして、電源投入後の発振起動時では、発振器の出力信号が得られないのでバリキャップD1のカソード・アノード間の印加電圧が0Vであるから、そのときの容量は最大値を示し、これによりトランジスタTR1のベースにはバリキャップD1の端子間インピーダンス値に伴い最大レベルの帰還入力となり、その結果発振器は最大負性抵抗の状態となる。そして発振が成長するに従ってトランジスタTR2の出力レベルが高くなり、そのレベルに応じた電圧がバリキャップD1のカソードに抵抗R2を介して印加される。それによりバリキャップD1の容量は低下して負性抵抗値も減少し、それに伴ってトランジスタTR1のベースの帰還レベルが低下する。
尚、C7は発振周波数調整用コンデンサ、C8は発振起動時の最適負性抵抗を決定する。すなわち、起動時に不要共振発振が生じないレベルで発振起動に十分な値に設定する。C9は一定レベル発振時の水晶励振レベル(水晶電流)を決定する。
【0010】
図2は図1の第1の実施形態に係るコルピッツ発振器の電源電圧と水晶電流との関係を表す図である。縦軸に水晶電流(mA)を示し、横軸に電源電圧(Vdc)を示す。特性10は本回路のAGCが機能しない(OFF)ときの特性であり、特性11は本回路のAGCが機能した(ON)ときの特性である。この図から明らかなように、AGC OFF時に比べAGC ON時は、水晶電流が抑圧されているだけでなく、電源変動に対して水晶電流の変化が少ないことが解る。例えば、電源電圧最大の4VでAGC、ON/OFFでは水晶電流0.35mA以上の差が出ている。
尚、このときの図1の発振回路の各定数は以下のとおりである。
IC1:AN8958SM、D1:MA365、D2、D3:1S315、C1、C2、C10:10000pF、C3、C4:150pF、C5:51pF、C6:75pF、C7:20pF、C11:0pF、R1、R3:820kΩ、R2:100kΩ、L1:2.2μH
図3は本発明の第2の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図3が図1と異なる点は、周波数選択回路のインダクタL1、コンデンサC5、C6が省略されている点である。これにより、図1よりも特定の周波数を選択的に強調する機能は劣るものの、コスト的に安価な回路を構成することができる。
【0011】
図4は本発明の第3の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図4が図1と異なる点は、周波数選択回路のインダクタL1、コンデンサC5、C6が省略され、更に発振起動時の最適負性抵抗を決定するコンデンサC8が省略されている点である。また回路的には整流回路をマイナス電圧が発生するように変更している。これにより、素子数を減少して回路を簡易化し、更にコスト的に安価な回路を構成することができる。
図5は本発明の第4の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図5が図1と異なる点は、負性抵抗に周波数選択特性を付加するために、帰還ループ内にインダクタL1、コンデンサC6、C7が挿入されている。本実施形態は、発振器の発振ループ内に負性抵抗選択手段を挿入し、しかも選択特性を構成する容量成分をバリキャップD1に置き換えた点が特徴である。そして圧電発振回路の出力信号を整流回路により整流して直流電圧に変換し、この直流電圧をバリキャップD1に印加することにより、圧電発振回路の負性抵抗の選択特性を持たせて負性抵抗を抑圧するものである。これにより、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内のバリキャップD1に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
【0012】
図6は本発明の第5の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図6が図5と異なる点は、コンデンサC6によりバリキャップD1を直流的に分離して、整流回路の電圧と分圧抵抗R1による電位差によりバリキャップD1に電圧を印加している点である。本実施形態は、交流的には発振器の発振ループ内に負性抵抗選択手段を挿入し、しかも選択特性を構成する容量成分をバリキャップD1に置き換えた点が特徴である。そして圧電発振回路の出力信号を整流回路により整流して直流電圧に変換し、この直流電圧をバリキャップD1に印加することにより、圧電発振回路の負性抵抗の選択特性をスライドして負性抵抗を抑圧するものである。これにより、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内のバリキャップD1に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
図7は本発明の第6の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。図7が図5と異なる点は、コンデンサC11によりバリキャップD1を直流的に分離して、整流回路の電圧と電源から抵抗R1と抵抗R2による分圧抵抗による電位差により、バリキャップD1に電圧を印加している点である。しかも、抵抗R2を可変としてバリキャップD1のカソード電圧を調整可能としている点である。本実施形態は、発振器の発振ループ内に負性抵抗選択手段を挿入し、しかも選択特性を構成する容量成分をバリキャップD1に置き換えた点が特徴である。そして圧電発振回路の出力信号を整流回路により整流して直流電圧に変換し、この直流電圧をバリキャップD1に印加することにより、圧電発振回路の負性抵抗の選択特性をスライドして負性抵抗を抑圧するものである。これにより、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内のバリキャップD1に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
【0013】
【発明の効果】
以上記載のごとく請求項1の発明によれば、発振出力が大きくなると圧電発振回路の負性抵抗を抑圧するように構成するので、トランジスタの動作点に影響を与えずに、発振回路を低電圧でしかも安定的に動作させることができると共に、発振レベルを抑圧することができる。
また請求項2では、急峻な負性抵抗特性を有する発振回路において、負性抵抗選択手段内の可変容量素子に電圧を印加するので、負性抵抗特性をスライドして振動子電流を抑圧することができる。
また請求項3では、可変容量素子として可変容量ダイオードや印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用いることもできるので、回路構成に幅が拡がり、それに伴って回路特性のバリエーションが広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図2】本発明の図1の第1の実施形態に係るコルピッツ発振器の特性を表す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図6】本発明の第5の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図7】本発明の第6の実施形態に係るコルピッツ発振器の回路図である。
【図8】従来のカスコード接続したコルピッツ発振回路の図である。
【図9】従来のAGC回路が付加されたコルピッツ発振回路の図である。
【符号の説明】
IC1 発振回路、C3、C4、L1、C5、C6 周波数選択回路、D1 バリキャップ、D2、D3、R1、C10 整流・平滑回路、Xtal 圧電振動子
Claims (3)
- 所定の周波数で励振される圧電素子を備えた圧電振動子、該圧電素子に電流を流して前記圧電素子を励振させる発振用トランジスタを有する圧電発振回路と、該圧電発振回路の出力信号を整流する整流回路と、両端の電位差により容量が変化する可変容量素子と、を備え、
前記圧電発振回路の発振ループと前記発振用トランジスタのベース入力間に前記可変容量素子を挿入し、前記圧電発振回路の出力信号を前記整流回路により整流して直流電圧に変換し、該直流電圧を前記可変容量素子に印加することにより前記圧電発振回路の負性抵抗を抑圧することを特徴とする圧電発振器。 - 所定の周波数で励振される圧電素子を備えた圧電振動子、該圧電素子に電流を流して前記圧電素子を励振させる発振用トランジスタを有する圧電発振回路と、該圧電発振回路の出力信号を整流する整流回路と、負性抵抗の急峻な選択特性を有する負性抵抗選択手段と、を備え、
前記負性抵抗選択手段の選択特性を構成する容量成分を可変容量素子に置き換え、前記圧電発振回路の発振ループと前記発振用トランジスタのベース入力間に前記負性抵抗選択手段を挿入し、前記圧電発振回路の出力信号を前記整流回路により整流して直流電圧に変換し、該直流電圧を前記可変容量素子に印加することにより前記圧電発振回路の負性抵抗の選択特性をスライドして前記負性抵抗を抑圧することを特徴とする圧電発振器。 - 前記可変容量素子はバラクタ、可変容量ダイオード若しくは、印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用いたことを特徴とする請求項1又は2に記載の圧電発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2003151001A JP2004356871A (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | 圧電発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2003151001A JP2004356871A (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | 圧電発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2004356871A true JP2004356871A (ja) | 2004-12-16 |
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ID=34046645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2003151001A Pending JP2004356871A (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | 圧電発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004356871A (ja) |
-
2003
- 2003-05-28 JP JP2003151001A patent/JP2004356871A/ja active Pending
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