JP2004358196A - 腰痛防止装着具 - Google Patents
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Abstract
【課題】介護士や運搬作業員の介護者や荷物などの重量物を扱う際の腰にかかる負担を軽減し、手軽に且つ通常の作業に影響の少ない腰痛防止装着具を提供すること。
【解決手段】腰に巻くベルト5の一部が伸縮し、ベルト5と脊椎を伸ばす脊椎補助部1を滑車3を経由しワイヤー4で接続することにより、前に屈んだ際にベルト5が締まり、重量物を扱うために腹部に力を入れることによりワイヤー4が引かれ屈曲していた脊椎補助部1が真っ直ぐになるように働き、使用者の肩に回したストラップ7を後方へ引く様に構成することにより課題を解決した。
【選択図】図1
【解決手段】腰に巻くベルト5の一部が伸縮し、ベルト5と脊椎を伸ばす脊椎補助部1を滑車3を経由しワイヤー4で接続することにより、前に屈んだ際にベルト5が締まり、重量物を扱うために腹部に力を入れることによりワイヤー4が引かれ屈曲していた脊椎補助部1が真っ直ぐになるように働き、使用者の肩に回したストラップ7を後方へ引く様に構成することにより課題を解決した。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
腰痛を防止する目的で人体に装着する腰痛防止具に関する
【0002】
【従来の技術】
腰痛の防止および軽減のための方法として、例えば特開平10−127729に開示されている突状部材をベルト内側に設け、先端部にて人体表面が押圧されることにより腰痛を緩和もしくは防止する健康ベルトや、特開2003−047625に開示されている凸状の腰椎矯正具を腰ベルト本体の中央付近に配し、腰椎の生理的前弯の崩れを予防ないしは回復させる方法が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
要介護者を扱う介護士や、荷物の運搬に携わる作業員など日常的に重量物を移動させることを仕事とする人には腰に負担がかかり、腰痛を発生しやすい。
その理由として、重量物を扱う際に、脊椎が曲がった状態で重量物を扱わざるを得ない場合があり、その状態で重量物を扱うと腰を痛めてしまう可能性が高くなる。
【0004】
従来の腰痛防止具は腰に巻くベルトに突起物や固定具を配置することにより腰痛を防止するが、作用は腰部に限定する構成のため脊椎が曲がった状態で重量物を扱う場合への防止策がない。
【0005】
従い、腰痛防止のため、重量物を扱う際に脊椎をまっすぐにするように作用し、軽量で、作業の負担にならない腰痛防止具が必要となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明では、装着者の腹部に力を入れることにより装着者の肩を後ろに引き上げることにより脊椎がまっすぐになる様に作用する様に構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の腰痛防止装着具の構成について図を用いて説明する。
図1は本発明の腰痛防止装着具の一実施例の全体を表す図である。
【0008】
本発明の腰痛防止装着具は脊椎補助部1と、固定部2と、滑車3と、ワイヤー4と、ベルト5と、背当て部6と、ストラップ7から構成される。
【0009】
脊椎補助部1は、複数の角状のブロックの部材により構成され、それぞれのブロックを積み上げる様に配置する。それぞれのブロックには前方に傾く様な位置に支点となる形状とその支点を受ける支点受けの形状を有し、上下方向にワイヤー4を通す穴を有し、軽量かつ強固な素材によって作られる。
【0010】
固定部2は脊椎補助部1の最下段ブロックと滑車2を固定する。また、ベルト5を導く形状を有し、軽量かつ強固な素材によって作られる。
【0011】
滑車3はベルト5と脊椎補助部1の間にて固定部2に固定され、ワイヤー4に作用する力の方向を変える様に働く。
【0012】
ワイヤー4は滑車3を経由し、脊椎補助部1の最上段ブロックとベルト5に固定され、それぞれを接続する。
【0013】
ベルト5は中央部分で2つに分かれており、それぞれ固定部2の導入形状に挿入され、ワイヤー4に接続され、抜け落ちない構成とする。
【0014】
背当て部6はクッション性のある素材を用い、使用者の背中と脊椎補助部1および固定部2との間に配置する。
【0015】
ストラップ7は使用者の肩に回し、使用者の肩を脊椎補助部1に固定するため、屈曲性に優れ、伸縮性の無い素材を用い、脊椎補助部1の最上段ブロックに接続され、使用者の肩を脊椎補助部1に固定する。
【0016】
次に本発明の腰痛防止装着具の動作について図を用いて説明する。
図2は本発明の腰痛防止装着具の一実施例の左側面及び後方から見た図である。
【0017】
まず使用者が前屈みになる際にについて説明する。
使用者が前屈みになると脊椎補助部1の各ブロックは支点を中心に前に傾く。このとき各ブロック内に通したワイヤー4は支点より後方に配置しており、脊椎補助部1の最上段ブロックに固定されているため、ワイヤー4が上方に引き上げられる。
【0018】
使用者が前屈みになるとワイヤー4が引き上げられ、滑車3により、水平方向に引く力となり、ワイヤー4はベルト5に固定されているためベルト5の径が小さくなるように作用する。
【0019】
次に使用者が重量物を持ち上げる際について説明する。
使用者が前屈みとなり、ベルト5の径が小さくなっている状態で、重量物を持ち上げる際に腹部に力を入れることにより、ベルト5の径を広げる様に作用する。
【0020】
このとき、前屈みになる場合と逆に、ベルト5の径が広がることにより、接続されたワイヤー4を左右に引くように作用する。
【0021】
その力は滑車3を経由し、支点を中心に前に傾いている脊椎補助部1の最上段ブロックを引き下げる様に働く。
【0022】
この時、支点を中心に各ブロックの隙間が縮まる。この作用は最上段ブロックに接続されているストラップ7を後方へ引くように作用する。
【0023】
この時ストラップ7は使用者の肩に回されているため、使用者の肩を後方へ引くように作用する。
【0024】
通常、人が重量物を扱う際には、無意識に腹部に力を入れるため、本腰痛防止装着部を装着すれば、重量物を扱う都度、使用者の肩を後方へ引く力となり、脊椎が真っ直ぐとなり、腰痛を防止する。
【0025】
尚、滑車3とワイヤー4は前述の構成に限らず、例えば図4に示す様に動滑車8を用いた構成にしても良く、この場合は脊椎補助部1に加わる力が大きくなり、すなわち使用者の肩を後方へ引く力が強くなる。
【0026】
実施の他の形態について説明する。図5は検出装置9と牽引装置10を使用した例であり、ベルト5の径の変化を検出装置9が電気的に検知し、牽引装置10がワイヤー4を動力により牽引するように構成した例である。
【0027】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明では、バネの力などを用いないため、バネに対抗する余計な力を必要とせず、低コストで、軽量で、作業に負担のない腰痛防止装着具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】腰痛防止装着具の一実施例の全体を示す図
【図2】使用者が前屈みになった場合の動作を示す図
【図3】使用者が腹部に力を入れた場合の動作を示す図
【図4】動滑車を使用した実施例
【図5】動力を使用した実施例
【符号の説明】
1 脊椎補助部
2 固定部
3 滑車
4 ワイヤー
5 ベルト
6 背当て部
7 ストラップ
8 動滑車
9 検出部
10 牽引部
【発明の属する技術分野】
腰痛を防止する目的で人体に装着する腰痛防止具に関する
【0002】
【従来の技術】
腰痛の防止および軽減のための方法として、例えば特開平10−127729に開示されている突状部材をベルト内側に設け、先端部にて人体表面が押圧されることにより腰痛を緩和もしくは防止する健康ベルトや、特開2003−047625に開示されている凸状の腰椎矯正具を腰ベルト本体の中央付近に配し、腰椎の生理的前弯の崩れを予防ないしは回復させる方法が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
要介護者を扱う介護士や、荷物の運搬に携わる作業員など日常的に重量物を移動させることを仕事とする人には腰に負担がかかり、腰痛を発生しやすい。
その理由として、重量物を扱う際に、脊椎が曲がった状態で重量物を扱わざるを得ない場合があり、その状態で重量物を扱うと腰を痛めてしまう可能性が高くなる。
【0004】
従来の腰痛防止具は腰に巻くベルトに突起物や固定具を配置することにより腰痛を防止するが、作用は腰部に限定する構成のため脊椎が曲がった状態で重量物を扱う場合への防止策がない。
【0005】
従い、腰痛防止のため、重量物を扱う際に脊椎をまっすぐにするように作用し、軽量で、作業の負担にならない腰痛防止具が必要となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明では、装着者の腹部に力を入れることにより装着者の肩を後ろに引き上げることにより脊椎がまっすぐになる様に作用する様に構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の腰痛防止装着具の構成について図を用いて説明する。
図1は本発明の腰痛防止装着具の一実施例の全体を表す図である。
【0008】
本発明の腰痛防止装着具は脊椎補助部1と、固定部2と、滑車3と、ワイヤー4と、ベルト5と、背当て部6と、ストラップ7から構成される。
【0009】
脊椎補助部1は、複数の角状のブロックの部材により構成され、それぞれのブロックを積み上げる様に配置する。それぞれのブロックには前方に傾く様な位置に支点となる形状とその支点を受ける支点受けの形状を有し、上下方向にワイヤー4を通す穴を有し、軽量かつ強固な素材によって作られる。
【0010】
固定部2は脊椎補助部1の最下段ブロックと滑車2を固定する。また、ベルト5を導く形状を有し、軽量かつ強固な素材によって作られる。
【0011】
滑車3はベルト5と脊椎補助部1の間にて固定部2に固定され、ワイヤー4に作用する力の方向を変える様に働く。
【0012】
ワイヤー4は滑車3を経由し、脊椎補助部1の最上段ブロックとベルト5に固定され、それぞれを接続する。
【0013】
ベルト5は中央部分で2つに分かれており、それぞれ固定部2の導入形状に挿入され、ワイヤー4に接続され、抜け落ちない構成とする。
【0014】
背当て部6はクッション性のある素材を用い、使用者の背中と脊椎補助部1および固定部2との間に配置する。
【0015】
ストラップ7は使用者の肩に回し、使用者の肩を脊椎補助部1に固定するため、屈曲性に優れ、伸縮性の無い素材を用い、脊椎補助部1の最上段ブロックに接続され、使用者の肩を脊椎補助部1に固定する。
【0016】
次に本発明の腰痛防止装着具の動作について図を用いて説明する。
図2は本発明の腰痛防止装着具の一実施例の左側面及び後方から見た図である。
【0017】
まず使用者が前屈みになる際にについて説明する。
使用者が前屈みになると脊椎補助部1の各ブロックは支点を中心に前に傾く。このとき各ブロック内に通したワイヤー4は支点より後方に配置しており、脊椎補助部1の最上段ブロックに固定されているため、ワイヤー4が上方に引き上げられる。
【0018】
使用者が前屈みになるとワイヤー4が引き上げられ、滑車3により、水平方向に引く力となり、ワイヤー4はベルト5に固定されているためベルト5の径が小さくなるように作用する。
【0019】
次に使用者が重量物を持ち上げる際について説明する。
使用者が前屈みとなり、ベルト5の径が小さくなっている状態で、重量物を持ち上げる際に腹部に力を入れることにより、ベルト5の径を広げる様に作用する。
【0020】
このとき、前屈みになる場合と逆に、ベルト5の径が広がることにより、接続されたワイヤー4を左右に引くように作用する。
【0021】
その力は滑車3を経由し、支点を中心に前に傾いている脊椎補助部1の最上段ブロックを引き下げる様に働く。
【0022】
この時、支点を中心に各ブロックの隙間が縮まる。この作用は最上段ブロックに接続されているストラップ7を後方へ引くように作用する。
【0023】
この時ストラップ7は使用者の肩に回されているため、使用者の肩を後方へ引くように作用する。
【0024】
通常、人が重量物を扱う際には、無意識に腹部に力を入れるため、本腰痛防止装着部を装着すれば、重量物を扱う都度、使用者の肩を後方へ引く力となり、脊椎が真っ直ぐとなり、腰痛を防止する。
【0025】
尚、滑車3とワイヤー4は前述の構成に限らず、例えば図4に示す様に動滑車8を用いた構成にしても良く、この場合は脊椎補助部1に加わる力が大きくなり、すなわち使用者の肩を後方へ引く力が強くなる。
【0026】
実施の他の形態について説明する。図5は検出装置9と牽引装置10を使用した例であり、ベルト5の径の変化を検出装置9が電気的に検知し、牽引装置10がワイヤー4を動力により牽引するように構成した例である。
【0027】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明では、バネの力などを用いないため、バネに対抗する余計な力を必要とせず、低コストで、軽量で、作業に負担のない腰痛防止装着具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】腰痛防止装着具の一実施例の全体を示す図
【図2】使用者が前屈みになった場合の動作を示す図
【図3】使用者が腹部に力を入れた場合の動作を示す図
【図4】動滑車を使用した実施例
【図5】動力を使用した実施例
【符号の説明】
1 脊椎補助部
2 固定部
3 滑車
4 ワイヤー
5 ベルト
6 背当て部
7 ストラップ
8 動滑車
9 検出部
10 牽引部
Claims (3)
- 使用者の腹部に入れる力に応じた、腰に巻いたベルトの径の変化により、使用者の肩を後方へ引き上げる力を生じる様に構成した腰痛防止装着具
- 中空のブロックを複数積み上げて前方向にのみ曲がるようにつなぎ、内部にワイヤーを通し、該ワイヤーは最上段のブロックに固定し、滑車装置を経由し、中央部に伸縮部分を有するベルトの伸縮部分より先端方向の箇所に固定する構成とし、使用者の肩に最上段のブロックに接続したストラップを掛ける様に構成した請求項1記載の腰痛防止装着具
- 中空のブロックを複数積み上げて前方向にのみ曲がるようにつなぎ、内部にワイヤーを通し、該ワイヤーの一端を最上段のブロックに固定し、他端を牽引装置に固定し、伸縮部分を有するベルトに設置した変位検出装置により牽引装置の牽引力を制御する構成とし、使用者の肩に最上段のブロックに接続したストラップを掛ける様に構成した請求項1記載の腰痛防止装着具
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003195377A JP2004358196A (ja) | 2003-06-07 | 2003-06-07 | 腰痛防止装着具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003195377A JP2004358196A (ja) | 2003-06-07 | 2003-06-07 | 腰痛防止装着具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004358196A true JP2004358196A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34055741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003195377A Withdrawn JP2004358196A (ja) | 2003-06-07 | 2003-06-07 | 腰痛防止装着具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004358196A (ja) |
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-
2003
- 2003-06-07 JP JP2003195377A patent/JP2004358196A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060501 |
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