JP2004358468A - 排ガス処理装置及び排ガス処理方法 - Google Patents

排ガス処理装置及び排ガス処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004358468A
JP2004358468A JP2004232380A JP2004232380A JP2004358468A JP 2004358468 A JP2004358468 A JP 2004358468A JP 2004232380 A JP2004232380 A JP 2004232380A JP 2004232380 A JP2004232380 A JP 2004232380A JP 2004358468 A JP2004358468 A JP 2004358468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
water
exhaust gas
path
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004232380A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kojima
大 児島
Toshiyuki Kobayashi
俊幸 小林
Tetsuo Kobayashi
哲男 小林
Hiroshi Nakai
寛 中井
Kenichi Ushigoe
健一 牛越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Pantec Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Eco Solutions Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Eco Solutions Co Ltd filed Critical Kobelco Eco Solutions Co Ltd
Priority to JP2004232380A priority Critical patent/JP2004358468A/ja
Publication of JP2004358468A publication Critical patent/JP2004358468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

【課題】 有機汚濁物質を分解する加熱分解装置から排出されるガス中の有機物や有機塩素化合物を確実に除去し、排ガスの清浄化を図ることができる排ガス処理装置及び排ガス処理方法を提供すること。
【解決手段】 汚染物に含まれる有機汚濁物質を分解処理する加熱分解装置1から排出されるガスを処理する。加熱分解装置1のガス排出口18に引き続くガスを排出する経路に湿式ガス洗浄装置19及び活性炭充填塔22を順次配し、ガス排出経路に設けた排風機21で加熱分解装置1内のガスを吸引する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機汚濁物質を分解する加熱分解装置から排出されるガスを処理する装置及びその方法に関する。
本発明は、特に、廃棄物処分場、焼却設備、焼却炉解体などで発生する有機塩素化合物等を含む浸出水、洗煙排水、廃棄物又は焼却設備等の洗浄排水や工場廃水の逆浸透膜処理で発生する高濃度塩類を含む濃縮水、汚泥の乾燥固化塩、及び脱水・乾燥後の汚泥の分解処理や再利用(回収精製塩の工業再資源化など)、焼却施設、工場地などの有機汚濁物質類で汚染された土壌や河川、湖沼、池、湾内の底部に堆積された汚泥(底質汚泥、ヘドロなど)の分解処理や再利用(土壌還元、路盤骨材、セメント原料など)に適用することができる加熱分解装置から排出されるガスを処理する装置及びその方法に関する。
本明細書において、有機汚濁物質類とは、有機塩素化合物として、主にダイオキシン類、ポリ塩化ビフェニル類をいい、環境ホルモン類、クロロベンゼン、クロロトルエンなどの有機溶剤、有機化合物として、全有機炭素化合物(TOC)、難分解化学的酸素要求化合物(COD)、有機体窒素化合物などを含む意であり、本発明は、特に、この有機塩素化合物を高濃度で含有し且つ比較的高い含水率の汚染物を処理する加熱分解装置から排出されるガスを処理する装置及び方法として好適である。
廃棄物処分場や、工場から排出される各種産業廃棄物や一般廃棄物の焼却場等の焼却炉から排出される多量の焼却残渣を埋立処分する最終処分場から流出する浸出水には、有機汚濁物質類が含まれており、そのまま河川等に放流することはできない。
この種の有機汚濁物質類分解装置として、飛灰を対象とする加熱還元分解装置は知られているが、飛灰には有機物はほとんど含まれていないため、この加熱還元分解装置には酸化処理設備は設けられていない。
また、有機汚濁物質類を溶融して処理する溶融法や、超臨界条件で処理する超臨界法は、そのための装置規模が大きく、運転費用も高額であり、製造コスト及びランニングコストが極めて高くなる。
そこで、汚染物に含まれる有機汚濁物質を所定温度で酸化及び還元する加熱分解装置であれば、酸化と還元が同一装置内で行われるので、熱の無駄が少なく、熱効率が向上するという効果があるが、従来の加熱分解装置から排出される排ガスはバグフィルター及び活性炭充填塔で処理されている。
しかし、上記加熱分解装置から排出されるガス中には、投入された汚染物中の乾燥及び酸化又は還元分解で生じる蒸気、揮発物質、有機物の焼却ガス、ならびに微細な粉塵等の微粒子が同伴することが多い。ところが、バグフィルター及び活性炭充填塔で処理する場合、バグフィルターが粉塵等の微粒子で汚染され、目詰まりする可能性が高く、その粉塵等が堆積した場合には、粉塵などの微粒子に付着又は吸着同伴される微量の有機汚濁物質によって、二次汚染源となりやすい。また、後続する活性炭吸着塔内の活性炭吸着剤への微粒子等の付着又は吸着は、活性炭のもつ本来の吸着処理能力を著しく低下させ、このような二次汚染されたバグフィルターや活性炭及び配管、機器類は廃棄物として別途廃棄物処分する必要があった。
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は有機汚濁物質を分解する加熱分解装置から排出されるガス中の有機物や有機塩素化合物を確実に除去し、排ガスの清浄化を図ることができる排ガス処理装置及び排ガス処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、加熱分解装置のガス排出口に引き続くガスを排出する経路に湿式ガス洗浄装置及び活性炭充填塔を順次配し、ガス排出経路に設けた排風機で加熱分解装置内のガスを吸引する方法を採用することにより、加熱分解装置から排出されるガス中の有機物や有機塩素化合物や粉塵等の微粒子を洗浄水に吸収し、残った有機物や有機塩素化合物を含む微量の微粒子を活性炭に吸着させて、排ガスの清浄化を図ることができる。
本明細書において、有機汚濁物質とは、ダイオキシン等の有機塩素化合物及び有機化合物のことを言い、汚染物とは、それらの有機汚濁物質を含んだ処理対象物、例えば、汚染土壌を言う。
本発明の要旨は、汚染物に含まれる有機汚濁物質を分解処理する加熱分解装置から排出されるガスを処理する装置であって、加熱分解装置のガス排出口に引き続くガスを排出する経路に湿式ガス洗浄装置及び活性炭充填塔を順次配し、ガス排出経路に設けた排風機で加熱分解装置内のガスを吸引することを特徴とする排ガス処理装置にある。
本発明では、加熱分解装置から排出されるガスを水洗浄により清浄化することを特徴としている。すなわち、排ガス中の有機物や有機塩素化合物を含む微粒子を湿式ガス洗浄装置により洗浄水中に取り込むことにより、汚染物を排ガスに同伴させることなく、清浄化することができる。さらに、湿式ガス洗浄装置に後続して活性炭充填塔が配置されているので、洗浄水に取り込まれなかった排ガス中の微量の微粒子は活性炭に吸着され、排ガス清浄度を大幅に向上することができる。また、活性炭に吸着される微粒子はごく僅かな量なので、活性炭が目詰まり等を起こすことはない。
湿式ガス洗浄装置に後続した洗浄水貯留タンクを経由する洗浄水の循環経路を設ければ、水洗浄におけるクローズドシステムを確立し、排ガス中の汚染物が外部に漏れることがないので好ましい。
循環経路に凝集沈殿装置と膜分離装置のいずれか一方又は両方を有する水処理装置を配し、該水処理装置の処理水の少なくとも一部を洗浄水の循環経路に流入させれば、処理水を湿式ガス洗浄装置のガス洗浄水として有効利用できるので好ましい。
凝集沈殿装置、膜分離装置のいずれか一方又は両方を有する水処理装置から加熱分解装置に至る経路に蒸発固化装置を設ければ、凝集沈殿装置で発生する凝集汚泥及び膜分離装置で透過水と分離された濃縮水などの処理物を蒸発固化装置で蒸発固化し、蒸発固化後の乾燥汚泥及び乾燥固化塩、又はこれらの混合乾燥固化物を汚染物と共に加熱分解装置で加熱分解することによって、汚染物の完全分解処理ができるので好ましい。なお、凝集装置は、凝集浮上装置、凝集濾過装置等を用いることができる。
以下に本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の方法を実施するに好適である排ガス処理装置及び関連設備の一実施例の概略構成を示すフロー図である。図1において、円筒状の加熱分解装置1は、汚染物を装置内に受け入れる受入側に乾燥・酸化ゾーン2を有し、排出側に還元ゾーン3を有している。4は、汚染物を装置1内に定量投入するためにロードセルを具備したホッパーであり、5は汚染物を装置1内に定量投入するためのシール性に優れたロータリーバルブである。6は酸素含有ガスの供給経路であり、ロータリーバルブ5の下方の管路7に接続されている。図1では、乾燥ゾーンと酸化ゾーンは同一の場所に設けられているが、乾燥ゾーンと酸化ゾーンと別の装置として設けることもできる。
また、装置1の受入側と排出側には、それぞれ温度計8a、8bの先端センサ部が挿入されている。
9は、装置1を長手方向に貫通する回転軸であり、回転軸9には多段傾斜パドル翼10が装着されている。回転軸9はモータ11により回転駆動され、モータ11は正逆方向に回転することが可能な機構と回転数制御機構を有しており、モータ11の回転方向を切り換えることにより、回転軸9の回転方向を図1に示す方向12又はその逆方向に変更することができる。図1に示す方向12に回転軸9が回転する場合は、装置1内の汚染物を受入側から排出側に向けて移送し、その逆方向に回転軸9が回転する場合は、装置1内の物質は排出側から受入側に逆送される。
装置1の外周には外套13が装着されており、外套13内に経路14から高温の(500〜600℃)のガスが通入されており、この高温ガスは外套13内を流通した後、経路15から排出される。
16は、不活性ガス(窒素ガス)の通入経路であり、装置1内への酸素含有ガスの導入方向は汚染物の装置1内の移動方向と同じであるが、装置1内への不活性ガスの導入方向は汚染物の装置1内の移動方向と逆である。なお、不活性ガスとしては、窒素以外に、例えば、アルゴンガスを用いることもできる。
5aは、還元処理後の処理物を、管路17を経て装置1から定量排出するためのシール性に優れたロータリーバルブであり、後記する冷却装置に接続されている。
18は、酸素含有ガスと不活性ガスを排出するガス排出口であり、図1では、排出口18は装置1の中央付近に設けられているが、排出口の位置は汚染物の性状に合わせた乾燥時間、酸化時間と還元時間の比率に応じて決められるのが好ましい。
19は、湿式ガス洗浄装置(で、図中には、散水式ガス吸収装置を示している)、20は熱交換器(凝縮器)、21は排風機、22は活性炭吸着塔である。散水式ガス吸収装置19内では、上部に設置された複数個のスプレー19aから洗浄水が散布され、排ガス中の微粒子がこの洗浄水に吸収される。熱交換器20では、加熱分解装置1から排出される高温(約100〜600℃)の排ガスと、経路23より通入される冷水との間で間接的な熱交換が行われ、排ガス中の水分は凝縮水として経路24を経て散水式ガス吸収装置19の補給水として回収される。排風機21で排ガスを吸引することにより、加熱分解装置1内の圧力は−100〜−500mm水柱程度の負圧に保たれる。湿式ガス洗浄装置としては、散水式ガス吸収装置や水中曝気式吸収装置などの気液接触吸収装置の形で高温排ガスの耐熱構造を有していればよく、また、それらの組み合わせでも、複数並べてもよい。
25は、加熱分解装置で加熱分解された高温の分解残渣を引き続き冷却する冷却装置であり、外套26内には経路27から冷水が通入されており、この冷水は外套26内を流通した後、経路28から排出される。
29は、冷却装置25を長手方向に貫通する回転軸であり、回転軸29には多段傾斜パドル翼30が装着されている。回転軸29はモータ31により回転駆動され、モータ31は正逆方向に回転することが可能な機構と回転数制御機構を有しており、モータ31の回転方向を切り換えることにより、回転軸29の回転方向を図1に示す方向32又はその逆方向に変更することができる。図1に示す方向32に回転軸29が回転する場合は、冷却装置25内の処理物を受入側から排出側に向けて移送し、その逆方向に回転軸29が回転する場合は、冷却装置25内の処理物は排出側から受入側に逆送される。冷却装置25の排出側には、温度計33の先端センサ部が挿入されている。5bは、冷却後の処理物を、管路34を経て冷却装置25から定量排出するためのシール性に優れたロータリーバルブである。
冷却装置25から排出された処理物は、梱包室35内で袋詰めされる。すなわち、梱包室35には経路36から清浄な空気が通入されており、梱包室35内の空気は、経路37を経て酸素含有ガスの供給経路6に通じている。
散水式ガス吸収装置19から排出される洗浄水は、洗浄水排出経路38を経て洗浄水貯留タンク39に貯留され、この洗浄水は後記する水処理装置40で処理される。水処理装置40で得られた透過水の一部は返送経路41及び洗浄水供給経路41aを経て散水式ガス吸収装置19に供給される。40aはポンプである。水処理装置40で得られた汚泥等の固形物は、経路42を経て乾燥装置43に供給され、乾燥装置43で必要な乾燥処理を施された後、経路44を経て供給される汚染物とともに加熱分解装置1に供給されて加熱分解される。
また、排ガスの保有熱の有効利用を図るため、経路15の一部の排ガスは、経路45を経て乾燥装置43に供給されており、ガス排出口18から排出されて散水式ガス吸収装置19に向かう排ガスの一部は、経路46を経て酸素含有ガスの供給経路6に通じている。
図2は、水処理装置40及び関連する主要設備の概略構成を示すフロー図である。図2において、47は汚染物発生源を示し、48は最終処分場で、49はその浸出水、50は焼却施設で、51、52はそれぞれ洗煙排水、洗浄廃液、53は工場廃水、54は廃棄物で、55はその洗浄廃液、56は解体炉及び同炉部品で、57はその洗浄廃液、58は汚染土壌及び汚泥で、59はその現地廃液である。浸出水49、洗煙排水51、洗浄廃液52、工場廃水53、洗浄廃液55、洗浄廃液57及び現地廃液59は、洗浄水貯留タンク39に貯留された洗浄水とともに凝集沈殿装置60に供給される。現地廃液とは、オンサイト場内(隔離室)の床、機器等の洗浄廃液及び、汚染土壌等のハンドリング(分級、選別等)の粉塵とに散水する必要があり、これらの浸出水など、現地分解処理作業時に発生する廃液をいう。凝集沈殿装置60上部の上澄液は第一逆浸透膜分離装置61と第二逆浸透膜分離装置62を経て膜分離され、膜分離後の透過水は経路63を経て排出される。透過水の一部は経路64を経て汚染物発生源47の洗浄水として利用され、透過水の残りの一部は返送経路41及び洗浄水供給経路41a(図1参照)を経て散水式ガス吸収装置19のガス洗浄用補給水として利用される。
凝集沈殿装置60底部の凝集汚泥は汚泥貯留槽65に貯留される。また、第一逆浸透膜分離装置61と第二逆浸透膜分離装置62の膜を透過しなかった非透過液(濃縮水)は濃縮装置66でさらに濃縮された後、濃縮水貯留槽67に貯留される。汚泥貯留槽65に貯留された汚泥と濃縮水貯留槽67に貯留された濃縮水は蒸発固化装置68で、それぞれ乾燥汚泥及び乾燥固化塩に転化され、汚染土壌及び汚泥58とともに加熱分解装置1で加熱分解される。
以上のように構成される加熱分解装置及び排ガス処理装置により、汚染物に含まれる有機汚濁物質を酸化還元し、酸化還元によって発生する排ガスを処理する方法について説明する。
(1)対象とする汚染物の含水率が5%以上で、有機物の濃度が500mg/kg以上である場合の一実施例を以下に示す。
(a)乾燥・酸化処理なお、汚染物の含水率が50%を超える場合、あらかじめ含水率が50%以下になるように別の設備で脱水処理をしておくことが好ましい。含水率が50%以下であれば、装置内壁面に汚染物が付着する可能性が低く、連続処理が可能となるからである。
本実施例においては、処理対象である汚染物mとして、含水率が15%で、有機物の濃度が1000mg/kgで、ダイオキシン濃度が7ng−TEQ/gである模擬汚染土壌を使用した。
そして、経路14から外套13内に600℃のガスを通入し、温度計8aで装置1内の温度を計測し、装置内温度が450〜550℃に達した時点で上記汚染物(以下、被処理物質ともいう)をロードセル付きホッパー4で計量しつつ、10kg/hr投入した。被処理物質中の水分の蒸発潜熱で温度降下が生じるので、装置1内温度が450〜550℃に維持されるように経路14から外套13内に600℃のガスを通入し続けた。同時に、経路6より空気を通入し、また、装置内温度が450〜550℃に維持されるように経路14から外套13内に600℃のガスを通入した。回転軸9は、約50rpm の極めて低速で回転させ、被処理物質mを排出側に徐々に移動させつつ約60分間酸化処理を行い、主として有機物を酸化分解した。乾燥・酸化処理中の装置1内温度は温度計8aで測定した。
(b)還元処理次に、経路16より窒素ガスを通入し、また、装置1内温度が450〜550℃に維持されるように経路14から外套13内に600℃のガスを通入した。回転軸9は、約50rpm の極めて低速で回転させ、被処理物質mを排出側に徐々に移動させつつ約60分間還元処理を行い、主としてダイオキシンを分解した。還元処理中の装置1内温度は温度計8bで測定した。
上記酸化・還元処理は同一装置内で連続して行うものであり、装置の前段部で酸化処理を、後段部で還元処理を行うものである。
(c)排ガスの処理経路6から空気を通入すると同時に排風機21を運転し、装置1内のガス(約500℃)をガス排出口18を経て排出し、ガス中の微粒子を散水式ガス吸収装置19の洗浄水に吸収し、さらに、水洗浄後の排ガスと経路23から通入される冷水との熱交換を熱交換器20において行い、排ガス中の水分を凝縮させてこの凝縮水を経路24から排出し、散水式ガス吸収装置19のガス洗浄用補給水として回収した。熱交換器20で熱交換した後のガスは、活性炭充填塔22で有機物と有機塩素化合物を活性炭に吸着させた後、外部に排出した。排風機21は、装置1の運転中常時駆動し、装置1内を負圧(−100〜−500mm水柱)に維持した。
(d)冷却処理還元処理後の被処理物質は、管路17を経てロータリーバルブ5aにより一定量を冷却装置25に向けて排出した。冷却装置25の外套26には経路27から約30℃の冷水が通入されている。管路17から被処理物質とともに窒素ガスが冷却装置25内に吸引され、しかも、冷却装置25内の温度は加熱分解装置1内の温度に比べて約400℃低いので、冷却によるガス容積の収縮に伴い、冷却装置25内は負圧状態(約−200mm水柱)が確保された。そして、多段傾斜パドル翼30を備えた回転軸29を低速(約50rpm) で回転させることにより被処理物質を約50℃以下に冷却した後、管路34から排出した。冷却処理中の装置内温度は温度計33で測定した。
(e)処理済み物質の排出以上のようにして酸化還元処理を施された処理物を管路34からロータリーバルブ5bを経て袋35aに袋詰めした。
(f)排水処理及び蒸発固化処理散水式ガス吸収装置19から排出された洗浄水は、貯留タンク39を経て、図2に示す水処理装置で処理された。すなわち、汚染物発生源47で発生する汚染水49、51、52、53、55、57及び59とともに凝集沈殿装置60で凝集沈殿され、凝集沈殿装置60の底部の凝集汚泥は汚泥貯留槽65に貯留され、凝集沈殿装置60上部の上澄液は第一逆浸透膜分離装置61と第二逆浸透膜分離装置62で膜分離され、膜を透過した透過水の一部は汚染物発生源47の洗浄水として利用され、また透過水の他の一部は散水式ガス吸収装置19のガス洗浄用補給水として利用され、膜を透過しなかった非透過液(濃縮水)は濃縮装置66で濃縮された後、濃縮水貯留槽67に貯留された。汚泥貯留槽65に貯留された汚泥と濃縮水貯留槽67に貯留された濃縮水は蒸発固化装置68で蒸発固化されて、それぞれ乾燥汚泥及び乾燥固化塩に転化され、汚染土壌及び汚泥58とともに加熱分解装置1で加熱分解された。
以上のようにして得られた袋35a中の処理物の含水率は0.1〜0.3%で、有機物の濃度は0.1〜0.5mg/kgで、ダイオキシン濃度は0.1ng−TEQ/g未満であって、有機物及びダイオキシンともに極めて低濃度である処理物を得たことを確認した。また、活性炭充填塔22から排出されるガスの性状は、ダイオキシンは0.1ng/m3以下であり、硫黄酸化物、ばいじん等のばい煙に分類される物質と、ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等の有害大気汚染物質に分類される物質と、アンモニア、メチルメルカプタン等の悪臭物質に分類される物質の各濃度は規制値を大幅に下回っており、有機物及びダイオキシンともに極めて低濃度である高清浄度の排ガスであることを確認した。
(2)対象とする汚染物の含水率が5%以上で、有機物の濃度が500mg/kg未満である場合有機物の濃度が500mg/kg未満である場合は、必ずしも有機物を酸化する必要はなく、上記した酸化処理工程を省略することができる。すなわち、経路6から空気を通入しなくてもよい。
(3)対象とする汚染物の含水率が5%未満で、有機物の濃度が500mg/kg未満である場合さらに、含水率が5%未満である汚染物には、乾燥処理を施す必要はなく、低含水率(含水率5%未満)で低有機物濃度(500mg/kg未満)の場合、乾燥及び酸化処理工程を省略することができる。
以上のように、本発明によれば、例えば有機塩素化合物で汚染された土壌や河川や湖沼や池や海水中に堆積する汚泥を効率的に無害な物質に分解処理し、しかも、排ガスの清浄化を図ることができる。有機塩素化合物には、例えば、ダイオキシン、PCB、クロロベンゼン、クロロトルエンなどが含まれる。
本発明は、上記のとおり構成されているので、次のように有用である。
(1)請求項1、5記載の発明によれば、有機汚濁物質を分解する加熱分解装置から排出されるガス中の有機物や有機塩素化合物を確実に除去し、排ガスの清浄化を図ることができる。
(2)請求項2、6記載の発明によれば、クローズド洗浄システムを形成し、排ガス中の汚染物が外部に漏れることはない。
(3)請求項3、7記載の発明によれば、透過水をガス洗浄水として有効利用することができる。
(4)請求項4、8記載の発明によれば、汚染物の完全分解処理ができる。
本発明の排ガス処理装置及び関連設備の一実施例の概略構成を示すフロー図である。 本発明の水処理装置及び関連する主要設備の概略構成を示すフロー図である。
符号の説明
1…加熱分解装置
2…乾燥・酸化ゾーン
3…還元ゾーン
4…ホッパー
5、5a、5b…ロータリーバルブ
6…空気の供給経路
7、17、34…管路
8a、8b、33…温度計
9、29…回転軸
10、30…多段傾斜パドル翼
11、31…モータ
13、26…外套
14…高温ガスの経路
16…窒素ガスの経路
18…ガス排出口
19…散水式ガス吸収装置
20…熱交換器
21、72…排風機
22…活性炭充填塔
23、27…冷水の経路
25…冷却装置
35…梱包室
35a…袋
38…洗浄水排出経路
39…洗浄水貯留タンク
40…水処理装置
41…返送経路
41a…洗浄水供給経路
43…乾燥装置
47…汚染物発生源
48…最終処分場
49…浸出水
50…焼却施設
51…洗煙排水
52…洗浄廃液
53…工場廃水
54…廃棄物
55…洗浄廃液
56…解体炉及び同炉部品
57…洗浄廃液
58…汚染土壌及び汚泥
59…現地廃液
60…凝集沈殿装置
61…第一逆浸透膜分離装置
62…第二逆浸透膜分離装置
65…汚泥貯留槽
66…濃縮装置
67…濃縮水貯留槽
68…蒸発固化装置

Claims (8)

  1. 汚染物に含まれる有機汚濁物質を分解処理する加熱分解装置から排出されるガスを処理する装置であって、加熱分解装置のガス排出口に引き続くガスを排出する経路に湿式ガス洗浄装置及び活性炭充填塔を順次配し、ガス排出経路に設けた排風機で加熱分解装置内のガスを吸引することを特徴とする排ガス処理装置。
  2. 湿式ガス洗浄装置に後続した洗浄水貯留タンクを経由する洗浄水の循環経路を設けたことを特徴とする請求項1記載の排ガス処理装置。
  3. 循環経路に凝集沈殿装置と膜分離装置のいずれか一方又は両方を有する水処理装置を配し、該水処理装置の処理水の少なくとも一部を循環経路に流入させることを特徴とする請求項2記載の排ガス処理装置。
  4. 水処理装置から加熱分解装置に至る経路に蒸発固化装置を設けたことを特徴とする請求項3記載の排ガス処理装置。
  5. 汚染物に含まれる有機汚濁物質を分解処理する加熱分解装置から排出されるガスを処理する方法であって、加熱分解装置から排出されるガスを湿式ガス洗浄装置を通過させて排ガス中の微粒子を洗浄水に吸収し、次いで、その排ガスを活性炭充填塔を通過させて排ガス中の微粒子を活性炭に吸着させることを特徴とする排ガス処理方法。
  6. 湿式ガス洗浄装置に後続した洗浄水貯留タンクを経由して洗浄水を循環経路に返送することを特徴とする請求項5記載の排ガス処理方法。
  7. 循環経路に凝集沈殿装置と膜分離装置のいずれか一方又は両方を有する水処理装置を配し、該水処理装置の処理水の少なくとも一部を循環経路に返送することを特徴とする請求項6記載の排ガス処理方法。
  8. 水処理装置から排出される凝集汚泥と濃縮水を蒸発固化装置で蒸発固化し、蒸発固化後の乾燥固形物を加熱分解装置に供給して加熱分解することを特徴とする請求項7記載の排ガス処理方法。
JP2004232380A 2004-08-09 2004-08-09 排ガス処理装置及び排ガス処理方法 Pending JP2004358468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004232380A JP2004358468A (ja) 2004-08-09 2004-08-09 排ガス処理装置及び排ガス処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004232380A JP2004358468A (ja) 2004-08-09 2004-08-09 排ガス処理装置及び排ガス処理方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002004576A Division JP3626456B2 (ja) 2002-01-11 2002-01-11 有機塩素化合物処理装置及び処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004358468A true JP2004358468A (ja) 2004-12-24

Family

ID=34056457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004232380A Pending JP2004358468A (ja) 2004-08-09 2004-08-09 排ガス処理装置及び排ガス処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004358468A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100949037B1 (ko) 유기성 슬러지 처리시 발생하는 배출가스처리장치
CN104906876B (zh) 一种用于有机污染土壤热脱附的尾气净化方法及装置
US5205906A (en) Process for the catalytic treatment of wastewater
TWI336269B (en) Equipment for and method of treating exhausted combustion gas
JP2000229217A (ja) 焼却炉等における排ガス等の有害物質の除去方法及びその除去装置
JP2008272534A (ja) Psa方式の窒素ガス発生装置を利用する有機ハロゲン化合物を含む廃棄物の加熱処理方法及び加熱処理装置
JP3626459B2 (ja) 有機ハロゲン化合物処理装置及びその処理方法
KR20100118643A (ko) 배출가스 정화장치
JP5478141B2 (ja) 揮発性特定有害物質による汚染土壌又は汚泥の浄化装置並びに浄化方法
JP3827546B2 (ja) 有機汚濁物質の加熱分解装置及びその加熱分解方法
JP3377091B2 (ja) 廃棄物埋立処分地浸出水の処理方法及び装置
JP4270528B2 (ja) 燃焼炉における排ガスの有害物質の除去装置
JP4431025B2 (ja) 有機ハロゲン化合物処理装置及びその処理方法
JP2007039296A (ja) セメント製造装置の排ガスの処理方法及び処理システム
JP3049527U (ja) 燃焼炉等における排ガス等の有害物質の除去装置
ES2354706T3 (es) Método de remediación de suelos contaminados con hidrocarburos polihalogenados.
JP3626456B2 (ja) 有機塩素化合物処理装置及び処理方法
JPH11300157A (ja) 排ガス中の塩化水素の乾式除去方法および乾式除去装置
JP4732767B2 (ja) 廃棄物焼却装置
JP2004358468A (ja) 排ガス処理装置及び排ガス処理方法
JP2007075740A (ja) 土壌又は汚泥に含まれる有機砒素化合物の処理方法及び処理装置
JP3492260B2 (ja) 排ガス処理装置
JP3811705B2 (ja) 排ガスの処理方法およびその設備
JP2000279702A (ja) 被処理液から副生品を得る方法およびそのための容器
JP3692325B2 (ja) 土壌浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080304