JP2004363707A - 表示方法及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルカメラの如き電子機器において、設定状態などの表示が良好にできるようにする。
【解決手段】電子機器の設定状態を表示する場合に、複数段階に選択できる状態の値又は項目を、表示パネル上に仮想設定される円または楕円の一部の範囲に沿って所定の順序で配置し、所定の順序を維持した状態で、その中の選択された値又は項目を、仮想設定される円または楕円の所定位置に表示し、その選択された値又は項目については、他の値などと区別できる態様で表示する。また、表示パネル上に仮想設定される円または楕円の一部の範囲に沿って配置された表示を複数用意して、例えば一方に調整項目を配置させ、他方にその中の選択された項目について選択できる数値を配置させて、良好に表示できるようにした。
【選択図】 図9
【解決手段】電子機器の設定状態を表示する場合に、複数段階に選択できる状態の値又は項目を、表示パネル上に仮想設定される円または楕円の一部の範囲に沿って所定の順序で配置し、所定の順序を維持した状態で、その中の選択された値又は項目を、仮想設定される円または楕円の所定位置に表示し、その選択された値又は項目については、他の値などと区別できる態様で表示する。また、表示パネル上に仮想設定される円または楕円の一部の範囲に沿って配置された表示を複数用意して、例えば一方に調整項目を配置させ、他方にその中の選択された項目について選択できる数値を配置させて、良好に表示できるようにした。
【選択図】 図9
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルカメラの場合のシャッタ速度や絞り等の設定値のように、電子機器における設定値が複数段階存在する場合における、その設定値などの表示を行う表示方法及び表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルカメラやビデオカメラのように、撮影(撮像)した映像を表示させる表示パネルを備えた機器において、その表示パネルで、撮影した映像に重畳させて、各種設定状態を表示することが行われている。
【0003】
例えば、半導体メモリを内蔵したメモリカードに、撮影した映像をデジタルデータとして記録させるデジタルカメラの場合には、撮影時のシャッタ速度値や、絞りの値などを表示させるようにしたものがある。これらの値は、ユーザ操作で自由に設定できる場合と、カメラ側で自動的に設定される場合とがあるが、いずれの場合であっても、そのときの撮影状況に応じた設定状態を表示パネルに表示させることで、撮影操作を行う者に告知されて便利である。
【0004】
また、撮影モードなどの各種設定状態についても、表示パネルに同時に表示するようにしたものがある。
【0005】
特許文献1は、表示パネルに動作モードなどを表示させる場合の、従来の表示例について開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平2002−163103号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、設定できる値やモードなどが複数存在する場合に、現在設定中の値やモードだけを表示パネルに表示させるようにすると、他にどのような値やモードが設定できるのか簡単には判らない問題がある。このため、現在設定中の値やモードだけでなく、設定可能な他の値やモードについても、表示パネルに同時に表示させることが考えられる。
【0008】
特許文献1に記載の処理の場合には、環状にモードの表示領域を設定させた上で、その環状に配置された個々のモード表示領域に、それぞれ別の動作モードを表示させて、その内の選択できるモード(メニュー)を中央に表示させるようにしてある。ところが、この特許文献1に記載された環状のモード表示では、手前側に配置された一部の表示領域だけで、動作モード(メニュー)が表示されており、その他の表示領域では文字などが表示されてなく、どのような選択が可能であるのか、何らかのキー操作などを行って、環状の表示を回転させる操作を行わないと、判らない問題がある。
【0009】
特に、上述したデジタルカメラの場合のシャッタ速度値や絞りの値などの撮影時に随時変更させる必要がある値については、設定可能な他の値が簡単に判った方が良い。このため、特許文献1に記載された環状のモード表示ではなく、全ての値の一覧を常時表示させる表示形態とすることが考えられるが、このように全ての値の一覧を常時表示させるようにすると、表示パネルに数字や文字などが多数表示されることになり、非常に見にくい表示形態になってしまう。
【0010】
また、シャッタ速度値や絞りの値などの設定状態については、選択可能な範囲の中で、どの辺りを選択しているのかが、表示から容易に判る方が好ましいが、従来の表示形態では、そのようなことは判らなかった。例えば、特許文献1に記載のように環状に表示領域を用意して、それぞれの表示領域にシャッタ速度値や絞りの値などを配置した場合、どの位置が最も高速なシャッタ速度であるか等の判断をするためには、環状の表示を回転させる操作等が必要になり、迅速な設定状況の判断ができない問題があった。
【0011】
本発明の目的は、デジタルカメラの如き電子機器において、設定状態などの表示が良好にできるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電子機器の設定状態を表示する場合に、複数段階に選択できる状態の値または項目を、表示パネル上に仮想設定される円または楕円の一部の範囲に沿って所定の順序で配置し、所定の順序を維持した状態で、その中の選択された値または項目を、仮想設定される円、または楕円の所定位置に表示し、その選択された値または項目については、他の値または項目と区別できる態様で表示するようにしたものである。
【0013】
このようにしたことで、選択できる状態の値または項目が、仮想設定される円、または楕円の一部の範囲に配置されて表示され、所定位置での表示から選択された値または項目が判るだけでなく、その選択された値または項目以外の値または項目についても、各値または項目の配置状態から容易に判断できるようになる。また、選択された値または項目が、選択できる範囲内のどの辺りであるかの見当をつけることも容易にできるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図11を参照して説明する。
【0015】
本例においては、デジタルカメラと称される、静止画像又は動画像の撮影(撮像)を行って、得られた撮像データを半導体メモリなどの記憶手段(又は記録手段)に記憶させる電子機器に適用した例としてある。本例のデジタルカメラは、撮影した映像を、液晶表示パネルなどで構成される表示手段に表示させて、その表示パネルに表示される映像を確認しながら撮影ができる構成としてある。
【0016】
図1は、デジタルカメラの全体構成の例を示した図である。レンズ11などの光学系を介して、CCD撮像素子などの撮像素子13の撮像面に結像した像光が、電気信号として読み出されて、撮像処理部14に供給される。この場合、レンズ11などが配置された光路には、アイリス機構12が配置してあり、後述する制御部18の制御で、絞り値が設定できる構成としてある。絞り値については、予め設定された複数段階の値の中から選択される構成としてある。また、撮像素子13は、いわゆる電子シャッタ機能を備えおり、撮像素子13が備える受光素子で受光する時間の制御などで、高速シャッタでの撮像から低速シャッタでの撮像まで、複数段階にシャッタ速度を可変できる構成としてある。以下の説明で単にシャッタ速度と述べた場合には、この電子シャッタの速度である。
【0017】
この絞り値とシャッタ速度は、ユーザの操作で自由に設定する場合と、そのときの撮影条件に応じて自動的に設定する場合とがある。但し、絞り値とシャッタ速度とは撮影時に相互に関係する値であるので、いずれか一方をユーザ操作で設定したとき、他方が適切な値に自動設定されるのか一般的である。
【0018】
撮像処理部14では、撮像素子13から読み出された撮像信号を、所定のフォーマットの画像信号(映像信号)とする撮像処理を行い、その撮像処理部14が出力する画像信号を画像処理部15に供給し、各種画像処理を行う。後述する表示用の画像信号に各種文字、数字、図形などを重畳する画像処理についても、この画像処理部15で実行される。また、この文字、数字、図形などを重畳する場合に、後述するような表示を行うために、表示される文字のサイズや傾斜状態などを通常の表示状態と変更する必要がある場合があるが、そのような特殊な表示を行うために必要な演算処理についても、画像処理部15で行うようにしてある。
【0019】
画像処理部15で処理された表示用の画像信号は、表示手段19に供給されて、表示手段19が備える表示パネルに撮像した画像を表示させる。表示パネルとしては、例えば液晶表示パネルが使用される。また、内蔵メモリ16とメモリカード17が画像処理部15に接続してあり、所定のタイミングで撮像された画像信号を、内蔵メモリ16又はメモリカード17に記憶させることができる。メモリカード17は、カメラ本体に対して着脱自在に装着される記憶媒体である。
【0020】
撮像素子13での撮像と、撮像処理部14及び画像処理部15での信号処理、表示手段19での表示処理、並びに内蔵メモリ16又はメモリカード17への画像信号の記憶処理は、制御部18の制御で実行される。制御部18には、操作キーやダイヤルなどで構成された操作手段20が接続してあり、操作手段20での操作に基づいて、制御部18が撮影動作の制御を行う。また、撮影に関する各種モードなとの設定が、操作手段20の操作に基づいた制御部18の制御で行える構成としてある。
【0021】
このように構成される本例のデジタルカメラで撮影を行う際には、表示手段19を構成する表示パネルに、撮影に関する設定状態などを文字、数字、図形などで表示させるようにしてある。この文字、数字、図形などでの表示については、制御部18での制御に基づいて、画像処理部15で表示用の画像信号に重畳させる画像処理で実行される。
【0022】
以下、本例のデジタルカメラにおける、表示パネルでの表示処理について説明すると、通常の撮影時においては、例えば図4に示した如き表示が行われる。即ち、背景に撮影した画像を表示させた状態で、その画像に重畳させる状態で、画面の右端に、そのときに設定されているシャッタ速度値表示101と絞り値表示102とを、数字及び文字で行うようにしてある。シャッタ速度値については、例えば1/125秒のシャッタ速度である場合に、分母の125だけを表示させるようにしてある。絞り値については、頭にFを表示させるようにしてある。また、画面の上端には、電池残量の目安を示す図形表示103と、撮影可能時間表示104と、撮影モード表示105とを、それぞれ行うようにしてある。さらに、画面の中央には、フォーカスが自動で合う範囲を示す枠の表示106を行うようにしてある。
【0023】
この状態で、操作手段20の操作で、シャッタ速度値又は絞り値を選択するモードを選んだ場合、制御部18は、図4に示したシャッタ速度値表示101と絞り値表示102とを、画面の中央に移した上で、選択できる他の値についても同時に表示させるようにしてある。図2は、制御部18の制御で実行される、この表示の変化処理を示したフローチャートである。まず、シャッタ速度値又は絞り値を選択するモードが選ばれた場合には、現在のシャッタ速度値表示と絞り値表示とを、徐々に画面の中央部に移動する表示を行う(ステップS11)。そして、その中央部に移動した、現在設定中のシャッタ速度値と絞り値の前後に設定される値を、現在設定値の表示を中心に上下方向に広げて、表示させる(ステップS12)。そして、現在設定中のシャッタ速度値と絞り値とを、前に出るような状態で拡大表示させる(ステップS13)。
【0024】
図5から図8は、このステップS11〜S13の表示移行処理状態の例を示した図である。まず、図4に示したシャッタ速度値表示101と絞り値表示102とが行われた状態から、例えば図5に示すように、シャッタ速度値表示111と絞り値表示112とが画面中央に移動する。そして、最終的には、例えば図6に示すように、フォーカス枠表示106の左端に、そのときに設定されているシャッタ速度値表示121が行われ、フォーカス枠表示106の右端に、そのときに設定されている絞り値表示124が行われるようになる。
【0025】
その図6に示したシャッタ速度値表示121と絞り値表示124とが行われた状態で、現在設定中のシャッタ速度値(図6の例では1/160)よりも高速に設定できるシャッタ速度値の表示122が、現在のシャッタ速度値表示121から徐々に上側に広がるように、表示される。また、現在設定中のシャッタ速度値よりも低速に設定できるシャッタ速度値の表示123が、現在のシャッタ速度値表示121から徐々に下側に広がるように、表示される。
【0026】
同様に、図6に示すように、現在設定中の絞り値(図6の例ではF4.0)よりも開放側に設定できる絞り値の表示125が、現在の絞り値表示124から徐々に上側に広がるように、表示される。また、現在設定中の絞り値よりも絞る側に設定できる絞り値の表示126が、現在の絞り値表示124から徐々に下側に広がるように、表示される。
【0027】
現在設定中の値以外に設定できるシャッタ速度値や絞り値が広がって表示される際には、画面上で立体的に仮想設定される円の弧に沿って、これらの値が広がるようにしてある。この画面上で立体的に仮想設定される円は、ここでは表示パネルの表示面と所定の角度を持った平面上に配置される円としてあるが、その表示パネルの表示面と円が配置される面とがなす角度は、直交する角度である90°よりも若干狭い角度としてある。
【0028】
図7は、図6に示した状態から、さらに現在設定中の値以外に設定できるシャッタ速度値や絞り値が広がって表示される状態の例を示した図である。現在設定中のシャッタ速度値よりも高速に設定できるシャッタ速度値の表示122′が、現在のシャッタ速度値表示121から上側に円の弧に沿って広がるように、表示される。また、現在設定中のシャッタ速度値よりも低速に設定できるシャッタ速度値の表示123′が、現在のシャッタ速度値表示121から下側に円の弧に沿って広がるように、表示される。
【0029】
同様に、図7に示すように、現在設定中の絞り値よりも開放側に設定できる絞り値の表示125′が、現在の絞り値表示124から上側に円の弧に沿って広がるように表示される。また、現在設定中の絞り値よりも絞る側に設定できる絞り値の表示126′が、現在の絞り値表示124から下側に円の弧に沿って広がるように表示される。
【0030】
図8は、完全に広がった状態の例を示してある。現在設定中のシャッタ速度値よりも高速に設定できるシャッタ速度値の表示122″が、現在のシャッタ速度値表示121から上側に円の弧に沿って広がるように、表示される。また、現在設定中のシャッタ速度値よりも低速に設定できるシャッタ速度値の表示123″が、現在のシャッタ速度値表示121から下側に円の弧に沿って広がるように、表示される。
【0031】
同様に、図8に示すように、現在設定中の絞り値よりも開放側に設定できる絞り値の表示125″が、現在の絞り値表示124から上側に円の弧に沿って広がるように表示される。また、現在設定中の絞り値よりも絞る側に設定できる絞り値の表示126″が、現在の絞り値表示124から下側に円の弧に沿って広がるように表示される。また、図2のフローチャートのステップS13で示したように、図8に示すように表示された状態では、現在のシャッタ速度値表示121と現在の絞り値表示124とは、大きな数字,文字で拡大表示されるようにしてある。図4に示す状態から図8に示す状態への表示の移行は、例えば数秒程度の比較的短い時間で行われる。
【0032】
この例では、最終的には、図8に示すように、現在設定中の値の表示121,124とその前後の値の表示122″,123″,125″,126″は、仮想設定される円の弧に沿って、その仮想設定される円のほぼ一定の角度範囲毎に配置されるようにしてある。また、表示される数字や文字は、その仮想設定される円の弧に沿って徐々に傾斜させるようにしてあり、現在設定中の値から離れるに従って文字のサイズに小さくなる。但し、本例の場合には、仮想設定される円の一部の範囲にだけを使用して配置されるようにしてあり、値が360°均等に配置されることはないようにしてある。また、その仮想設定される円の手前側の180°の範囲だけで、配置される値が全て表示できる際には問題ないが、仮想設定される円の後方の180°の範囲にも値を配置する必要がある場合には、ここでは数字や文字を反転させて表示させるようにしてある。
【0033】
このようにして、図2のフローチャートに示した操作モード時の表示移行があって、図8に示したような表示になることで、シャッタ速度と絞りをユーザ操作で選択できるようになる。この選択できる状態で、操作手段20の所定のキーなどを操作することで、設定されるシャッタ速度と絞りが変化する。
【0034】
図3のフローチャートは、このシャッタ速度や絞りを選択する際の、表示の変化処理の例を示したフローチャートである。選択操作があると、そのときに選択される値が、画面の中央になるような表示となるように、値の表示を仮想設定される円に沿って回転させる(ステップS21)。そして、画面の中央の現在の設定値を拡大表示させる(ステップS22)。
【0035】
図9は、このように選択操作を行った場合の例を示した図である。ここでは、シャッタ速度として、図8に示した1/160秒から1/500秒に変化させた場合の例である。このように変化させることで、画面の中央の現在の設定値の表示131が、500と表示されるようになる。この場合、仮想設定される円に沿って表示されるその他の設定可能な値の配置順序は変わらず、設定されるシャッタ速度値よりも高速に設定できるシャッタ速度値の表示132で表示される値は少なくなる。逆に、設定されるシャッタ速度値よりも低速に設定できるシャッタ速度値の表示133,134として表示される値は増える。
【0036】
図9の例では、この表示される値が増えることで、仮想設定される円の後方の180°の範囲にも値を配置するようにした場合の例を示してあり、その後方での表示134については、文字を反転させて、後方であることが容易に判るようにしてある。
【0037】
そして、シャッタ速度を変えることで、設定される絞り値についても変化し、図9の例ではF2.5に変化したとする。このとき、画面の中央の現在の設定値の表示135が、F2.5と表示されるようになり、開放側に設定できる絞り値の表示136で表示される値は少なくなる。逆に、設定される絞り値よりも絞る側に設定できる絞り値の表示137,138として表示される値は増え、後端部の表示138については、文字を反転させて、後方であることが容易に判るようにしてある。
【0038】
このようにして選択操作が終わった後には、図4から図8への表示変化とは逆の表示移行処理を行って、再び図4に示したような表示形態に戻す処理が実行される。
【0039】
なお、ここではシャッタ速度をユーザ操作で変化させた例としたが、絞り値の方をユーザ操作で変化させる場合にも同様に表示を変化させることができる。
【0040】
以上説明したように操作時の表示が行われることで、中央での表示から選択された値が判るだけでなく、その選択された値以外の値についても、各値の配置状態から容易に判断できるようになる。また、選択された値が、選択できる範囲内のどの辺りであるかの見当をつけることも容易にできるようになる。さらに、仮想設定される円の後方に表示される文字や数字についても、反転させて表示させるようにしたことで、例えば選択可能な値の中の最も高速のシャッタ値を選択した場合であっても、低速側で選択可能なシャッタ値を全て表示から判断できるようになる。このように本例の表示処理を行うことで、物理的なダイヤル釦上にシャッタ値や絞り値を印刷させる等して表示させた場合とほぼ同様の表示形態となり、非常に判りやすい表示形態となる。
【0041】
また、選択操作をしない場合には、図4に示したように、現在設定されている値だけを画面中に小さく表示するだけであるので、通常の撮影時には、数字や文字などの表示で、撮影される画像を邪魔することがない。
【0042】
なお、図4〜図9に示した表示例では、画面上に仮想設定される円を、値が縦方向に並ぶような配置としたが、値が横方向に並ぶような配置の円としても良い。例えば図10に示すように、設定されるシャッタ速度値の表示141と、設定される絞り値の表示144とを、画面のほぼ中央に表示させ、その前後の値の表示142,143,145,146を、横方向に延びた楕円上にほぼ等間隔で配置させても良い。この図10の例では、画面上に仮想設定される円は、360°全てが画面上に入るようにはしてなく、一部の範囲だけが表示されるようにしてある。
【0043】
また、仮想設定される円として、その円で構成される平面が、表示パネルの表示面と所定の角度を持った立体的な円となるようにしたが、表示パネルの表示面と同じ平面に仮想設定される円に、文字や数字を配置しても良い。図11はこの場合の表示例を示した図であり、設定されるシャッタ速度値の表示151と、設定される絞り値の表示154とを、画面のほぼ中央に表示させ、その前後の値の表示152,153,155,156を、ほぼ一定の角度の間隔で行うようにしてある。この図11に示した例の場合には、現在の設定値以外の値の表示については、文字や数字のサイズが同じになる。
【0044】
なお、ここまでの説明では、シャッタ速度と絞り値を選択する場合の例について説明したが、その他の複数段階に調節可能な値を選択する場合の処理にも適用可能である。また、表示形態や表示される値についても、上述した各図では一例を示したものであり、その他の表示形態であっても良い。例えば、上述した例では、現在設定される値については、拡大表示するようにしたが、他の表示と区別できる態様で表示させれば、その他の表示態様であっても良く、例えば現在設定される値については、他の値と表示色を変えるようにしても良い。
【0045】
また、ここまで説明した例では、表示形態として円を仮想設定して、その円に沿って値などを配置するようにしたが、楕円を仮想設定して、その楕円に沿って値などを配置するようにしても良い。
【0046】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図12〜図16を参照して説明する。
【0047】
本例においても、デジタルカメラと称される、静止画像又は動画像の撮影(撮像)を行って、得られた撮像データを半導体メモリなどの記憶手段(又は記録手段)に記憶させる電子機器に適用した例としてあり、撮影した映像を、液晶表示パネルなどで構成される表示手段に表示させて、その表示パネルに表示される映像を確認しながら撮影ができる構成としてある。
【0048】
デジタルカメラ全体の構成については、例えば、上述した第1の実施の形態で説明した図1と同じ構成が適用可能である。本例では、制御部18の制御に基づいて表示手段19で表示されるメニュー画面を、図12に示す表示例のように行うようにしたものであり、操作手段20の操作に基づいて、操作時の表示が行われる。
【0049】
図12の表示例について説明すると、この例では、例えば図12Aに示すように、設定項目表示210と、その表示210で選択された項目について選択可能な数値表示230とを、それぞれ画面中に、画面の表示面と所定の角度を持って仮想設定される円の一部の範囲だけを使用して行うようにしたものである。即ち、設定項目表示210として、画面上に仮想設定される円(楕円)上の一部の範囲だけを使用して、均等な角度範囲毎に、それぞれの設定項目を示す文字又は図形(アイコン)を表示させてある。図12Aでは、撮影感度を示す文字である「ISO」とある表示211が、選択される位置である正面に表示された状態を示してある。この例では、正面の表示211だけが、仮想設定される円から若干手前に飛び出した状態で、比較的大きな文字で設定項目「ISO」と表示させてあり、円上のその他の表示については、仮想設定される円上に、設定項目をアイコン化した比較的小さな図形で表示させてある。また、この選択された「ISO」を、3次元的なアイコンで示された図形による表示221を、設定項目表示210で形成される円の中心の若干上側に表示させてある。この立体表示221は、3次元ポリゴンモデルで表示させてある。
【0050】
そして、設定項目表示210で選択された設定項目(ここでは「ISO」)について、選択できる値についての数値表示230が、画面上に仮想設定される円(楕円)上の一部の範囲だけを使用して、均等な角度範囲毎に、それぞれの数値を示す数字を表示させてある。ここでは、正面の位置の表示231で示された数値「200」が、そのときに設定されている撮影感度を示してあり、選択できる他の値又は項目である、「400」,「100」,「オート」が、「200」の表示231の前後の円上に一定角度間隔で配置してある。この例では、選択された数値「200」については、他の位置の数値などの表示と区別できる態様で表示させてある。この例では表示色を変えて、区別してあるが、文字サイズなどの他の表示態様を変化させても良い。
【0051】
これらの設定項目表示210及び数値表示230は、上述した第1の実施の形態で説明した表示例の場合と同様に、設定項目表示210での各項目の配置順、及び数値表示230での各数値(又は文字)の配置順は、どの表示状態でも同じようにして、正面の位置に表示されるものが選択されるようにしてある。そして、仮想設定される円の後方の180°の範囲にも、値や項目などを表示させる必要がある場合には、上述した第1の実施の形態で説明した表示例の場合と同様に、数字や文字や図形を反対向きに反転させて表示させるようにしてある。
【0052】
なお、この図12Aの表示では、設定項目表示210を、画面中に水平方向に配置された円(楕円)として示してあり、数値表示230を、画面中に垂直方向に配置された円(楕円)として示してあり、設定項目表示210で仮想設定される円と、数値表示230で仮想設定される円とが、ほぼ直交する状態で示してある。
【0053】
このような表示形態の場合、操作手段20として、例えば上下左右の4方向を個別に指示できる4つのキーを使用して、例えば左キー又は右キーの操作で、設定項目表示210の正面の位置の表示項目を左又は右に順に変化させ、上キー又は下キーの操作で、数値表示230で表示された数値の正面の位置になる数値(又は文字)を上又は下に順に変化させるような操作と表示との連動が可能になる。
【0054】
或いは、左キーのような一方の方向への操作を行うキーと、右キーのような他方の方向への操作を行うキーと、確定操作を行うキーの3つのキーを使用して、最初に2つの方向のキーの操作に基づいて、設定項目表示210で項目を選ばせて、その後、確定操作後には、同じ2つの方向を指示するキーを使用して、数値表示230で表示された数値を選択するようにしても良い。また、このような複数のキーを使用した選択ではなく、いわゆるジョグダイヤルと称される回転型の操作手段を使用して、同様の入力操作を行うようにしても良い。
【0055】
そして、この図12Aに示す表示形態で、設定項目表示210の中の別の項目が選ばれると、数値表示230は、別の項目(そのとき正面にある項目)についての数値表示に変化する。但し、正面にある項目が、数値以外の状態を選ぶ項目である場合には、数値表示は、数値以外の項目などを示した表示になる。
【0056】
図12Bは、設定項目表示210を、図12Aに示す表示211が正面になった状態から、右方向に1つ隣の表示212を正面になるように変化させた場合の例である。但し、図12Bの表示状態は、表示212が完全には正面になってなく、図12Cに示す状態で表示212が正面になっている。正面でない状態では、表示212は、アイコン化された図形で表示させてあるが、その位置が完全に正面になることで、図12Cに示すように、文字により「画面サイズ」と表示されるようになる。また、正面から横に位置が変化した「ISO」の表示211については、文字からアイコン化された図形に表示が変化している。
【0057】
この例で正面になった表示212は、画面サイズを示す図形(アイコン)である。このように設定項目表示210を変化させた場合には、変化させた直後には、図12Bに示すように、数値表示として、そのときの画面サイズの数値(ここでは「1280×960」)の表示241だけが表示された状態になる。
【0058】
この図12Bに示す状態から、図12C,図12Dに示すように、画面サイズの数値の表示241の上下に、他の画面サイズの数値の表示240′,240″が徐々に広がっていき、最終的に選択可能な全ての画面サイズの数値が上下に環状に並んだ、図12Eに示す数値表示240となる。
【0059】
さらに本例においては、この数値表示240の広がりに連続して、画面サイズを示す立体的なアイコン表示222a,222bが、図12D,図12Eに示すように、設定項目表示210で形成される円の中心から若干上になるった位置に、徐々に広がって表示されるようにしてある。
【0060】
なお、図12に示したメニュー画面の表示は、このデジタルカメラで撮影中(又は撮影済)の画像に重畳させて表示させてあるが、例えば背景を単色に塗られた画像として、メニュー画面だけを表示させるようにしても良い。
【0061】
この図12に示すような表示形態による表示を行う際の、制御部18による表示制御処理の例を、図13のフローチャートに示す。ここでは、設定項目表示210による表示を第1階層表示とし、その設定項目表示の中で選択された項目についての数値表示を第2階層表示として示してある。以下、図13に基づいて説明すると、本例の表示を行うモード(即ちデジタルカメラのメニュー画面を表示させるモード)になると、第1階層を表示させるための処理(ステップS31)と、第2階層を表示させるための処理(ステップS32)と、3Dアイコン(図12D,Eでの表示222a,222b)を表示させるための処理(ステップS33)とが、そのときの設定状態に応じた態様で行われる。
【0062】
その後、設定変更に関係した何らかのキー入力があると(ステップS34)、第1階層の項目を変更させるキー入力か否か判断し(ステップS35)、該当するキー入力である場合に、第1階層の表示である設定項目表示210を回転させ(ステップS36)、第2階層表示を、そのときに正面の位置に表示される項目についての数値表示に切替えさせる(ステップS37)。さらに、そのときに正面の位置に表示される項目についての3Dアイコン表示を行う(ステップS38)。なお、第1階層の表示である設定項目表示210については、正面の表示項目だけを、アイコン化された図形表示から文字の表示に切替えさせてある。
【0063】
その後、制御部18は、メニュー画面の表示を終了させる操作があるか否か判断し(ステップS41)、該当する操作がある場合に、メニュー画面の表示を終了させる。メニュー画面の表示を終了させる操作がない場合には、ステップS34のキー入力があるまで待機する。
【0064】
そして、ステップS35で、第1階層を変更させる入力でないと判断した場合には、第2階層の表示を変更させるキー入力であるか否か判断し(ステップS39)、第2階層の表示を変更させるキー入力であると判断した場合に、第2階層の表示を回転させて、制御部18は、そのとき正面になる位置に表示される数値や文字で示される状態に、該当する項目を設定させるモード設定処理を行う(ステップS40)。その後、ステップS41の判断に移る。また、ステップS39で第2階層の表示を変更させるキー入力でないと判断した場合にも、ステップS41の判断に移る。
【0065】
このようにして表示制御処理が行われることで、2つの階層での円形表示(但し円は環状にはつながってない)に基づいて、調整可能な項目と、各項目毎の調整値などが、判り易いメニュー画面が表示されることになり、結果的にデジタルカメラなどの適用した機器の操作性が向上する。特に本例のように、2つの階層で表示される円が、図12に示すようにほぼ直交した状態で表示されるので、調整項目と、それぞれの項目毎の数値などとの対応が判り易く、1画面内で多項目のメニュー選択が良好に行える表示形態となる。
【0066】
なお、図12に示した例では、第1階層の表示210と、第2階層の表示230とが、それぞれの表示で画面中に仮想的に形成される円どうしが直交するような配置としたが、それぞれの階層で画面中に形成される円が、並ぶようにしても良い。例えば図14に示すように、第1階層の円表示310と、第2階層の円表示320とが、上下に並ぶような表示形態としても良い。また、例えば図15に示すように、第1階層の円表示410と、第2階層の円表示420とが、左右に並ぶような表示形態としても良い。但し、図13,図14の例では、説明を簡単にするために、それぞれの円表示を環状につなげて示してあるが、図12などの例のように、その円の中の一部の領域だけにアイコンや数値を配置させるようにしても良い。或いは、一方の階層(例えば第1階層)については、図13,図14に示したような環状につなげた円表示であっても良く、さらには2つの階層が環状につなげた円表示であっても良い。
【0067】
また、図16に示すように、第1階層の円表示510と、第2階層の円表示520と、第3階層の円表示530とを同時に行うようにしても良い。この場合、図16では3つの階層が左右に並んでいるが、例えば第1階層の円表示510については、他の2つの階層の円表示520,530とは直交する水平方向の円として表示させても良い。この図16の表示例の場合にも、説明を簡単にするために、それぞれの円表示を環状につなげて示してあるが、図12などの例のように、その円の中の一部の領域だけにアイコンや数値を配置させるようにしても良い。
【0068】
なお、ここまでの説明では、本発明の処理が適用される機器として、静止画像又は動画像が撮影(撮像)できる電子機器であるデジタルカメラを例にして説明したが、同様なメニュー画面の表示が可能な表示手段を備えた機器であれば、デジタルカメラ以外の各種電子機器にも適用可能であることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】
第1の発明によると、選択できる状態の値又は項目が、仮想設定される円または楕円の一部の範囲に配置されて表示され、所定位置での表示から選択された値や項目が判るだけでなく、例えば、値が表示される場合には、その選択された値以外の値についても、各値の配置状態から容易に判断できるようになる。また、選択された値が、選択できる範囲内のどの辺りであるかの見当をつけることも容易にできるようになる。
【0070】
この場合、表示パネル上に仮想設定される円または楕円は、表示パネルの表示面と所定の角度を持って立体的に仮想設定される円または楕円であり、その仮想設定される円または楕円に沿って配置される値は、円の弧に沿って傾斜した文字又は数字で表示させることで、選択された値又は項目と、その他の値又は項目とが立体的に表示されるようになり、判りやすい良好な表示形態となる。
【0071】
また、選択された値又は項目以外の値又は項目の内の、仮想設定される円または楕円の後方に配置される値又は項目については、反転した文字又は数字で表示させることで、その位置に配置される値や項目についても表示から容易に判断できるようになる。
【0072】
また、値や項目の選択を行うモードを設定した場合に、表示パネル上に選択されている値又は項目だけが表示された状態から、仮想設定される円または楕円に沿って、そのとき選択されている値又は項目以外の値又は項目の表示が広がって、所定の順序の配置で表示される状態に変化するようにしたことで、選択を行うモードになっているか否かが、表示パネルでの表示から容易に判断できるようになる。
【0073】
また、選択された値や項目を、他の値や項目よりも大きな文字又は数字で表示させて、区別できる態様で表示させることで、より判りやすい表示形態となる。
【0074】
第2の発明によると、複数の階層毎に、文字,数字,アイコンなどで、仮想設定される円または楕円の一部の範囲に配置されて表示され、それぞれの階層毎の所定位置での表示から選択された値や項目が判るようになり、例えば調整可能な項目と、各項目毎の調整値などが判りやすく同時に表示されるようになり、非常に判りやすいメニュー画面が表示できる。
【0075】
この場合、表示パネル上に仮想設定されるそれぞれの円または楕円は、表示パネルの表示面と所定の角度を持って立体的に仮想設定される円または楕円であり、その仮想設定される円または楕円に沿って配置される値は、円の弧に沿って傾斜した文字又は数字で表示させることで、選択された値又は項目と、その他の値又は項目とが立体的に表示されるようになり、判りやすい良好な表示形態となる。
【0076】
また、それぞれの円又は楕円に沿って表示される、選択された値又は項目以外の値又は項目の内の、仮想設定される円または楕円の後方に配置される値又は項目については、反転した文字又は数字で表示させることで、その位置に配置される値や項目についても表示から容易に判断できるようになる。
【0077】
また、値や項目の選択を行うモードを設定した場合に、表示パネル上に選択されているそれぞれの値又は項目だけが表示された状態から、仮想設定される円または楕円に沿って、そのとき選択されている値又は項目以外の値又は項目の表示が広がって、所定の順序の配置で表示される状態に変化するようにしたことで、選択を行うモードになっているか否かが、表示パネルでの表示から容易に判断できるようになる。
【0078】
また、選択された値や項目を、他の値や項目と区別できる態様で表示させることで、より判りやすい表示形態となる。
【0079】
また、第1の円または楕円に沿って配置される項目の中から選択した項目について選択できる値を、第2の円または楕円に沿って配置することで、2つの円又は楕円に沿って表示される項目や数値が相互に関連した判りやすい表示形態となる。
【0080】
また、第1又は第2の円または楕円に沿って配置される項目の中から選択した項目を示す図形又は文字を、表示パネル上の第1及び第2の円または楕円に沿った位置とは異なる位置に表示させることで、より選択された項目が判り易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による操作時の表示変化例を示したフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態による選択操作時の表示変化例を示したフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態による表示例(通常モードの例)を示した説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による表示例(操作モードへの移行途中例)を示した説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による表示例(操作モードへの移行途中例)を示した説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態による表示例(操作モードへの移行途中例)を示した説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態による表示例(操作モード時の例)を示した説明図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態による表示例(設定を変えた場合の例)を示した説明図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態による表示の変形例を示した説明図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態による表示の更に別の変形例を示した説明図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態による表示例を示した説明図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態による表示処理を示したフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施の形態による表示の変形例を示した説明図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態による表示の更に別の変形例を示した説明図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態による表示の更に別の変形例を示した説明図である。
【符号の説明】
11…レンズ、12…アイリス、13…撮像素子、14…撮像処理部、15…画像処理部、16…内蔵メモリ、17…メモリカード、18…制御部、19…表示手段、20…操作手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルカメラの場合のシャッタ速度や絞り等の設定値のように、電子機器における設定値が複数段階存在する場合における、その設定値などの表示を行う表示方法及び表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルカメラやビデオカメラのように、撮影(撮像)した映像を表示させる表示パネルを備えた機器において、その表示パネルで、撮影した映像に重畳させて、各種設定状態を表示することが行われている。
【0003】
例えば、半導体メモリを内蔵したメモリカードに、撮影した映像をデジタルデータとして記録させるデジタルカメラの場合には、撮影時のシャッタ速度値や、絞りの値などを表示させるようにしたものがある。これらの値は、ユーザ操作で自由に設定できる場合と、カメラ側で自動的に設定される場合とがあるが、いずれの場合であっても、そのときの撮影状況に応じた設定状態を表示パネルに表示させることで、撮影操作を行う者に告知されて便利である。
【0004】
また、撮影モードなどの各種設定状態についても、表示パネルに同時に表示するようにしたものがある。
【0005】
特許文献1は、表示パネルに動作モードなどを表示させる場合の、従来の表示例について開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平2002−163103号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、設定できる値やモードなどが複数存在する場合に、現在設定中の値やモードだけを表示パネルに表示させるようにすると、他にどのような値やモードが設定できるのか簡単には判らない問題がある。このため、現在設定中の値やモードだけでなく、設定可能な他の値やモードについても、表示パネルに同時に表示させることが考えられる。
【0008】
特許文献1に記載の処理の場合には、環状にモードの表示領域を設定させた上で、その環状に配置された個々のモード表示領域に、それぞれ別の動作モードを表示させて、その内の選択できるモード(メニュー)を中央に表示させるようにしてある。ところが、この特許文献1に記載された環状のモード表示では、手前側に配置された一部の表示領域だけで、動作モード(メニュー)が表示されており、その他の表示領域では文字などが表示されてなく、どのような選択が可能であるのか、何らかのキー操作などを行って、環状の表示を回転させる操作を行わないと、判らない問題がある。
【0009】
特に、上述したデジタルカメラの場合のシャッタ速度値や絞りの値などの撮影時に随時変更させる必要がある値については、設定可能な他の値が簡単に判った方が良い。このため、特許文献1に記載された環状のモード表示ではなく、全ての値の一覧を常時表示させる表示形態とすることが考えられるが、このように全ての値の一覧を常時表示させるようにすると、表示パネルに数字や文字などが多数表示されることになり、非常に見にくい表示形態になってしまう。
【0010】
また、シャッタ速度値や絞りの値などの設定状態については、選択可能な範囲の中で、どの辺りを選択しているのかが、表示から容易に判る方が好ましいが、従来の表示形態では、そのようなことは判らなかった。例えば、特許文献1に記載のように環状に表示領域を用意して、それぞれの表示領域にシャッタ速度値や絞りの値などを配置した場合、どの位置が最も高速なシャッタ速度であるか等の判断をするためには、環状の表示を回転させる操作等が必要になり、迅速な設定状況の判断ができない問題があった。
【0011】
本発明の目的は、デジタルカメラの如き電子機器において、設定状態などの表示が良好にできるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電子機器の設定状態を表示する場合に、複数段階に選択できる状態の値または項目を、表示パネル上に仮想設定される円または楕円の一部の範囲に沿って所定の順序で配置し、所定の順序を維持した状態で、その中の選択された値または項目を、仮想設定される円、または楕円の所定位置に表示し、その選択された値または項目については、他の値または項目と区別できる態様で表示するようにしたものである。
【0013】
このようにしたことで、選択できる状態の値または項目が、仮想設定される円、または楕円の一部の範囲に配置されて表示され、所定位置での表示から選択された値または項目が判るだけでなく、その選択された値または項目以外の値または項目についても、各値または項目の配置状態から容易に判断できるようになる。また、選択された値または項目が、選択できる範囲内のどの辺りであるかの見当をつけることも容易にできるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図11を参照して説明する。
【0015】
本例においては、デジタルカメラと称される、静止画像又は動画像の撮影(撮像)を行って、得られた撮像データを半導体メモリなどの記憶手段(又は記録手段)に記憶させる電子機器に適用した例としてある。本例のデジタルカメラは、撮影した映像を、液晶表示パネルなどで構成される表示手段に表示させて、その表示パネルに表示される映像を確認しながら撮影ができる構成としてある。
【0016】
図1は、デジタルカメラの全体構成の例を示した図である。レンズ11などの光学系を介して、CCD撮像素子などの撮像素子13の撮像面に結像した像光が、電気信号として読み出されて、撮像処理部14に供給される。この場合、レンズ11などが配置された光路には、アイリス機構12が配置してあり、後述する制御部18の制御で、絞り値が設定できる構成としてある。絞り値については、予め設定された複数段階の値の中から選択される構成としてある。また、撮像素子13は、いわゆる電子シャッタ機能を備えおり、撮像素子13が備える受光素子で受光する時間の制御などで、高速シャッタでの撮像から低速シャッタでの撮像まで、複数段階にシャッタ速度を可変できる構成としてある。以下の説明で単にシャッタ速度と述べた場合には、この電子シャッタの速度である。
【0017】
この絞り値とシャッタ速度は、ユーザの操作で自由に設定する場合と、そのときの撮影条件に応じて自動的に設定する場合とがある。但し、絞り値とシャッタ速度とは撮影時に相互に関係する値であるので、いずれか一方をユーザ操作で設定したとき、他方が適切な値に自動設定されるのか一般的である。
【0018】
撮像処理部14では、撮像素子13から読み出された撮像信号を、所定のフォーマットの画像信号(映像信号)とする撮像処理を行い、その撮像処理部14が出力する画像信号を画像処理部15に供給し、各種画像処理を行う。後述する表示用の画像信号に各種文字、数字、図形などを重畳する画像処理についても、この画像処理部15で実行される。また、この文字、数字、図形などを重畳する場合に、後述するような表示を行うために、表示される文字のサイズや傾斜状態などを通常の表示状態と変更する必要がある場合があるが、そのような特殊な表示を行うために必要な演算処理についても、画像処理部15で行うようにしてある。
【0019】
画像処理部15で処理された表示用の画像信号は、表示手段19に供給されて、表示手段19が備える表示パネルに撮像した画像を表示させる。表示パネルとしては、例えば液晶表示パネルが使用される。また、内蔵メモリ16とメモリカード17が画像処理部15に接続してあり、所定のタイミングで撮像された画像信号を、内蔵メモリ16又はメモリカード17に記憶させることができる。メモリカード17は、カメラ本体に対して着脱自在に装着される記憶媒体である。
【0020】
撮像素子13での撮像と、撮像処理部14及び画像処理部15での信号処理、表示手段19での表示処理、並びに内蔵メモリ16又はメモリカード17への画像信号の記憶処理は、制御部18の制御で実行される。制御部18には、操作キーやダイヤルなどで構成された操作手段20が接続してあり、操作手段20での操作に基づいて、制御部18が撮影動作の制御を行う。また、撮影に関する各種モードなとの設定が、操作手段20の操作に基づいた制御部18の制御で行える構成としてある。
【0021】
このように構成される本例のデジタルカメラで撮影を行う際には、表示手段19を構成する表示パネルに、撮影に関する設定状態などを文字、数字、図形などで表示させるようにしてある。この文字、数字、図形などでの表示については、制御部18での制御に基づいて、画像処理部15で表示用の画像信号に重畳させる画像処理で実行される。
【0022】
以下、本例のデジタルカメラにおける、表示パネルでの表示処理について説明すると、通常の撮影時においては、例えば図4に示した如き表示が行われる。即ち、背景に撮影した画像を表示させた状態で、その画像に重畳させる状態で、画面の右端に、そのときに設定されているシャッタ速度値表示101と絞り値表示102とを、数字及び文字で行うようにしてある。シャッタ速度値については、例えば1/125秒のシャッタ速度である場合に、分母の125だけを表示させるようにしてある。絞り値については、頭にFを表示させるようにしてある。また、画面の上端には、電池残量の目安を示す図形表示103と、撮影可能時間表示104と、撮影モード表示105とを、それぞれ行うようにしてある。さらに、画面の中央には、フォーカスが自動で合う範囲を示す枠の表示106を行うようにしてある。
【0023】
この状態で、操作手段20の操作で、シャッタ速度値又は絞り値を選択するモードを選んだ場合、制御部18は、図4に示したシャッタ速度値表示101と絞り値表示102とを、画面の中央に移した上で、選択できる他の値についても同時に表示させるようにしてある。図2は、制御部18の制御で実行される、この表示の変化処理を示したフローチャートである。まず、シャッタ速度値又は絞り値を選択するモードが選ばれた場合には、現在のシャッタ速度値表示と絞り値表示とを、徐々に画面の中央部に移動する表示を行う(ステップS11)。そして、その中央部に移動した、現在設定中のシャッタ速度値と絞り値の前後に設定される値を、現在設定値の表示を中心に上下方向に広げて、表示させる(ステップS12)。そして、現在設定中のシャッタ速度値と絞り値とを、前に出るような状態で拡大表示させる(ステップS13)。
【0024】
図5から図8は、このステップS11〜S13の表示移行処理状態の例を示した図である。まず、図4に示したシャッタ速度値表示101と絞り値表示102とが行われた状態から、例えば図5に示すように、シャッタ速度値表示111と絞り値表示112とが画面中央に移動する。そして、最終的には、例えば図6に示すように、フォーカス枠表示106の左端に、そのときに設定されているシャッタ速度値表示121が行われ、フォーカス枠表示106の右端に、そのときに設定されている絞り値表示124が行われるようになる。
【0025】
その図6に示したシャッタ速度値表示121と絞り値表示124とが行われた状態で、現在設定中のシャッタ速度値(図6の例では1/160)よりも高速に設定できるシャッタ速度値の表示122が、現在のシャッタ速度値表示121から徐々に上側に広がるように、表示される。また、現在設定中のシャッタ速度値よりも低速に設定できるシャッタ速度値の表示123が、現在のシャッタ速度値表示121から徐々に下側に広がるように、表示される。
【0026】
同様に、図6に示すように、現在設定中の絞り値(図6の例ではF4.0)よりも開放側に設定できる絞り値の表示125が、現在の絞り値表示124から徐々に上側に広がるように、表示される。また、現在設定中の絞り値よりも絞る側に設定できる絞り値の表示126が、現在の絞り値表示124から徐々に下側に広がるように、表示される。
【0027】
現在設定中の値以外に設定できるシャッタ速度値や絞り値が広がって表示される際には、画面上で立体的に仮想設定される円の弧に沿って、これらの値が広がるようにしてある。この画面上で立体的に仮想設定される円は、ここでは表示パネルの表示面と所定の角度を持った平面上に配置される円としてあるが、その表示パネルの表示面と円が配置される面とがなす角度は、直交する角度である90°よりも若干狭い角度としてある。
【0028】
図7は、図6に示した状態から、さらに現在設定中の値以外に設定できるシャッタ速度値や絞り値が広がって表示される状態の例を示した図である。現在設定中のシャッタ速度値よりも高速に設定できるシャッタ速度値の表示122′が、現在のシャッタ速度値表示121から上側に円の弧に沿って広がるように、表示される。また、現在設定中のシャッタ速度値よりも低速に設定できるシャッタ速度値の表示123′が、現在のシャッタ速度値表示121から下側に円の弧に沿って広がるように、表示される。
【0029】
同様に、図7に示すように、現在設定中の絞り値よりも開放側に設定できる絞り値の表示125′が、現在の絞り値表示124から上側に円の弧に沿って広がるように表示される。また、現在設定中の絞り値よりも絞る側に設定できる絞り値の表示126′が、現在の絞り値表示124から下側に円の弧に沿って広がるように表示される。
【0030】
図8は、完全に広がった状態の例を示してある。現在設定中のシャッタ速度値よりも高速に設定できるシャッタ速度値の表示122″が、現在のシャッタ速度値表示121から上側に円の弧に沿って広がるように、表示される。また、現在設定中のシャッタ速度値よりも低速に設定できるシャッタ速度値の表示123″が、現在のシャッタ速度値表示121から下側に円の弧に沿って広がるように、表示される。
【0031】
同様に、図8に示すように、現在設定中の絞り値よりも開放側に設定できる絞り値の表示125″が、現在の絞り値表示124から上側に円の弧に沿って広がるように表示される。また、現在設定中の絞り値よりも絞る側に設定できる絞り値の表示126″が、現在の絞り値表示124から下側に円の弧に沿って広がるように表示される。また、図2のフローチャートのステップS13で示したように、図8に示すように表示された状態では、現在のシャッタ速度値表示121と現在の絞り値表示124とは、大きな数字,文字で拡大表示されるようにしてある。図4に示す状態から図8に示す状態への表示の移行は、例えば数秒程度の比較的短い時間で行われる。
【0032】
この例では、最終的には、図8に示すように、現在設定中の値の表示121,124とその前後の値の表示122″,123″,125″,126″は、仮想設定される円の弧に沿って、その仮想設定される円のほぼ一定の角度範囲毎に配置されるようにしてある。また、表示される数字や文字は、その仮想設定される円の弧に沿って徐々に傾斜させるようにしてあり、現在設定中の値から離れるに従って文字のサイズに小さくなる。但し、本例の場合には、仮想設定される円の一部の範囲にだけを使用して配置されるようにしてあり、値が360°均等に配置されることはないようにしてある。また、その仮想設定される円の手前側の180°の範囲だけで、配置される値が全て表示できる際には問題ないが、仮想設定される円の後方の180°の範囲にも値を配置する必要がある場合には、ここでは数字や文字を反転させて表示させるようにしてある。
【0033】
このようにして、図2のフローチャートに示した操作モード時の表示移行があって、図8に示したような表示になることで、シャッタ速度と絞りをユーザ操作で選択できるようになる。この選択できる状態で、操作手段20の所定のキーなどを操作することで、設定されるシャッタ速度と絞りが変化する。
【0034】
図3のフローチャートは、このシャッタ速度や絞りを選択する際の、表示の変化処理の例を示したフローチャートである。選択操作があると、そのときに選択される値が、画面の中央になるような表示となるように、値の表示を仮想設定される円に沿って回転させる(ステップS21)。そして、画面の中央の現在の設定値を拡大表示させる(ステップS22)。
【0035】
図9は、このように選択操作を行った場合の例を示した図である。ここでは、シャッタ速度として、図8に示した1/160秒から1/500秒に変化させた場合の例である。このように変化させることで、画面の中央の現在の設定値の表示131が、500と表示されるようになる。この場合、仮想設定される円に沿って表示されるその他の設定可能な値の配置順序は変わらず、設定されるシャッタ速度値よりも高速に設定できるシャッタ速度値の表示132で表示される値は少なくなる。逆に、設定されるシャッタ速度値よりも低速に設定できるシャッタ速度値の表示133,134として表示される値は増える。
【0036】
図9の例では、この表示される値が増えることで、仮想設定される円の後方の180°の範囲にも値を配置するようにした場合の例を示してあり、その後方での表示134については、文字を反転させて、後方であることが容易に判るようにしてある。
【0037】
そして、シャッタ速度を変えることで、設定される絞り値についても変化し、図9の例ではF2.5に変化したとする。このとき、画面の中央の現在の設定値の表示135が、F2.5と表示されるようになり、開放側に設定できる絞り値の表示136で表示される値は少なくなる。逆に、設定される絞り値よりも絞る側に設定できる絞り値の表示137,138として表示される値は増え、後端部の表示138については、文字を反転させて、後方であることが容易に判るようにしてある。
【0038】
このようにして選択操作が終わった後には、図4から図8への表示変化とは逆の表示移行処理を行って、再び図4に示したような表示形態に戻す処理が実行される。
【0039】
なお、ここではシャッタ速度をユーザ操作で変化させた例としたが、絞り値の方をユーザ操作で変化させる場合にも同様に表示を変化させることができる。
【0040】
以上説明したように操作時の表示が行われることで、中央での表示から選択された値が判るだけでなく、その選択された値以外の値についても、各値の配置状態から容易に判断できるようになる。また、選択された値が、選択できる範囲内のどの辺りであるかの見当をつけることも容易にできるようになる。さらに、仮想設定される円の後方に表示される文字や数字についても、反転させて表示させるようにしたことで、例えば選択可能な値の中の最も高速のシャッタ値を選択した場合であっても、低速側で選択可能なシャッタ値を全て表示から判断できるようになる。このように本例の表示処理を行うことで、物理的なダイヤル釦上にシャッタ値や絞り値を印刷させる等して表示させた場合とほぼ同様の表示形態となり、非常に判りやすい表示形態となる。
【0041】
また、選択操作をしない場合には、図4に示したように、現在設定されている値だけを画面中に小さく表示するだけであるので、通常の撮影時には、数字や文字などの表示で、撮影される画像を邪魔することがない。
【0042】
なお、図4〜図9に示した表示例では、画面上に仮想設定される円を、値が縦方向に並ぶような配置としたが、値が横方向に並ぶような配置の円としても良い。例えば図10に示すように、設定されるシャッタ速度値の表示141と、設定される絞り値の表示144とを、画面のほぼ中央に表示させ、その前後の値の表示142,143,145,146を、横方向に延びた楕円上にほぼ等間隔で配置させても良い。この図10の例では、画面上に仮想設定される円は、360°全てが画面上に入るようにはしてなく、一部の範囲だけが表示されるようにしてある。
【0043】
また、仮想設定される円として、その円で構成される平面が、表示パネルの表示面と所定の角度を持った立体的な円となるようにしたが、表示パネルの表示面と同じ平面に仮想設定される円に、文字や数字を配置しても良い。図11はこの場合の表示例を示した図であり、設定されるシャッタ速度値の表示151と、設定される絞り値の表示154とを、画面のほぼ中央に表示させ、その前後の値の表示152,153,155,156を、ほぼ一定の角度の間隔で行うようにしてある。この図11に示した例の場合には、現在の設定値以外の値の表示については、文字や数字のサイズが同じになる。
【0044】
なお、ここまでの説明では、シャッタ速度と絞り値を選択する場合の例について説明したが、その他の複数段階に調節可能な値を選択する場合の処理にも適用可能である。また、表示形態や表示される値についても、上述した各図では一例を示したものであり、その他の表示形態であっても良い。例えば、上述した例では、現在設定される値については、拡大表示するようにしたが、他の表示と区別できる態様で表示させれば、その他の表示態様であっても良く、例えば現在設定される値については、他の値と表示色を変えるようにしても良い。
【0045】
また、ここまで説明した例では、表示形態として円を仮想設定して、その円に沿って値などを配置するようにしたが、楕円を仮想設定して、その楕円に沿って値などを配置するようにしても良い。
【0046】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図12〜図16を参照して説明する。
【0047】
本例においても、デジタルカメラと称される、静止画像又は動画像の撮影(撮像)を行って、得られた撮像データを半導体メモリなどの記憶手段(又は記録手段)に記憶させる電子機器に適用した例としてあり、撮影した映像を、液晶表示パネルなどで構成される表示手段に表示させて、その表示パネルに表示される映像を確認しながら撮影ができる構成としてある。
【0048】
デジタルカメラ全体の構成については、例えば、上述した第1の実施の形態で説明した図1と同じ構成が適用可能である。本例では、制御部18の制御に基づいて表示手段19で表示されるメニュー画面を、図12に示す表示例のように行うようにしたものであり、操作手段20の操作に基づいて、操作時の表示が行われる。
【0049】
図12の表示例について説明すると、この例では、例えば図12Aに示すように、設定項目表示210と、その表示210で選択された項目について選択可能な数値表示230とを、それぞれ画面中に、画面の表示面と所定の角度を持って仮想設定される円の一部の範囲だけを使用して行うようにしたものである。即ち、設定項目表示210として、画面上に仮想設定される円(楕円)上の一部の範囲だけを使用して、均等な角度範囲毎に、それぞれの設定項目を示す文字又は図形(アイコン)を表示させてある。図12Aでは、撮影感度を示す文字である「ISO」とある表示211が、選択される位置である正面に表示された状態を示してある。この例では、正面の表示211だけが、仮想設定される円から若干手前に飛び出した状態で、比較的大きな文字で設定項目「ISO」と表示させてあり、円上のその他の表示については、仮想設定される円上に、設定項目をアイコン化した比較的小さな図形で表示させてある。また、この選択された「ISO」を、3次元的なアイコンで示された図形による表示221を、設定項目表示210で形成される円の中心の若干上側に表示させてある。この立体表示221は、3次元ポリゴンモデルで表示させてある。
【0050】
そして、設定項目表示210で選択された設定項目(ここでは「ISO」)について、選択できる値についての数値表示230が、画面上に仮想設定される円(楕円)上の一部の範囲だけを使用して、均等な角度範囲毎に、それぞれの数値を示す数字を表示させてある。ここでは、正面の位置の表示231で示された数値「200」が、そのときに設定されている撮影感度を示してあり、選択できる他の値又は項目である、「400」,「100」,「オート」が、「200」の表示231の前後の円上に一定角度間隔で配置してある。この例では、選択された数値「200」については、他の位置の数値などの表示と区別できる態様で表示させてある。この例では表示色を変えて、区別してあるが、文字サイズなどの他の表示態様を変化させても良い。
【0051】
これらの設定項目表示210及び数値表示230は、上述した第1の実施の形態で説明した表示例の場合と同様に、設定項目表示210での各項目の配置順、及び数値表示230での各数値(又は文字)の配置順は、どの表示状態でも同じようにして、正面の位置に表示されるものが選択されるようにしてある。そして、仮想設定される円の後方の180°の範囲にも、値や項目などを表示させる必要がある場合には、上述した第1の実施の形態で説明した表示例の場合と同様に、数字や文字や図形を反対向きに反転させて表示させるようにしてある。
【0052】
なお、この図12Aの表示では、設定項目表示210を、画面中に水平方向に配置された円(楕円)として示してあり、数値表示230を、画面中に垂直方向に配置された円(楕円)として示してあり、設定項目表示210で仮想設定される円と、数値表示230で仮想設定される円とが、ほぼ直交する状態で示してある。
【0053】
このような表示形態の場合、操作手段20として、例えば上下左右の4方向を個別に指示できる4つのキーを使用して、例えば左キー又は右キーの操作で、設定項目表示210の正面の位置の表示項目を左又は右に順に変化させ、上キー又は下キーの操作で、数値表示230で表示された数値の正面の位置になる数値(又は文字)を上又は下に順に変化させるような操作と表示との連動が可能になる。
【0054】
或いは、左キーのような一方の方向への操作を行うキーと、右キーのような他方の方向への操作を行うキーと、確定操作を行うキーの3つのキーを使用して、最初に2つの方向のキーの操作に基づいて、設定項目表示210で項目を選ばせて、その後、確定操作後には、同じ2つの方向を指示するキーを使用して、数値表示230で表示された数値を選択するようにしても良い。また、このような複数のキーを使用した選択ではなく、いわゆるジョグダイヤルと称される回転型の操作手段を使用して、同様の入力操作を行うようにしても良い。
【0055】
そして、この図12Aに示す表示形態で、設定項目表示210の中の別の項目が選ばれると、数値表示230は、別の項目(そのとき正面にある項目)についての数値表示に変化する。但し、正面にある項目が、数値以外の状態を選ぶ項目である場合には、数値表示は、数値以外の項目などを示した表示になる。
【0056】
図12Bは、設定項目表示210を、図12Aに示す表示211が正面になった状態から、右方向に1つ隣の表示212を正面になるように変化させた場合の例である。但し、図12Bの表示状態は、表示212が完全には正面になってなく、図12Cに示す状態で表示212が正面になっている。正面でない状態では、表示212は、アイコン化された図形で表示させてあるが、その位置が完全に正面になることで、図12Cに示すように、文字により「画面サイズ」と表示されるようになる。また、正面から横に位置が変化した「ISO」の表示211については、文字からアイコン化された図形に表示が変化している。
【0057】
この例で正面になった表示212は、画面サイズを示す図形(アイコン)である。このように設定項目表示210を変化させた場合には、変化させた直後には、図12Bに示すように、数値表示として、そのときの画面サイズの数値(ここでは「1280×960」)の表示241だけが表示された状態になる。
【0058】
この図12Bに示す状態から、図12C,図12Dに示すように、画面サイズの数値の表示241の上下に、他の画面サイズの数値の表示240′,240″が徐々に広がっていき、最終的に選択可能な全ての画面サイズの数値が上下に環状に並んだ、図12Eに示す数値表示240となる。
【0059】
さらに本例においては、この数値表示240の広がりに連続して、画面サイズを示す立体的なアイコン表示222a,222bが、図12D,図12Eに示すように、設定項目表示210で形成される円の中心から若干上になるった位置に、徐々に広がって表示されるようにしてある。
【0060】
なお、図12に示したメニュー画面の表示は、このデジタルカメラで撮影中(又は撮影済)の画像に重畳させて表示させてあるが、例えば背景を単色に塗られた画像として、メニュー画面だけを表示させるようにしても良い。
【0061】
この図12に示すような表示形態による表示を行う際の、制御部18による表示制御処理の例を、図13のフローチャートに示す。ここでは、設定項目表示210による表示を第1階層表示とし、その設定項目表示の中で選択された項目についての数値表示を第2階層表示として示してある。以下、図13に基づいて説明すると、本例の表示を行うモード(即ちデジタルカメラのメニュー画面を表示させるモード)になると、第1階層を表示させるための処理(ステップS31)と、第2階層を表示させるための処理(ステップS32)と、3Dアイコン(図12D,Eでの表示222a,222b)を表示させるための処理(ステップS33)とが、そのときの設定状態に応じた態様で行われる。
【0062】
その後、設定変更に関係した何らかのキー入力があると(ステップS34)、第1階層の項目を変更させるキー入力か否か判断し(ステップS35)、該当するキー入力である場合に、第1階層の表示である設定項目表示210を回転させ(ステップS36)、第2階層表示を、そのときに正面の位置に表示される項目についての数値表示に切替えさせる(ステップS37)。さらに、そのときに正面の位置に表示される項目についての3Dアイコン表示を行う(ステップS38)。なお、第1階層の表示である設定項目表示210については、正面の表示項目だけを、アイコン化された図形表示から文字の表示に切替えさせてある。
【0063】
その後、制御部18は、メニュー画面の表示を終了させる操作があるか否か判断し(ステップS41)、該当する操作がある場合に、メニュー画面の表示を終了させる。メニュー画面の表示を終了させる操作がない場合には、ステップS34のキー入力があるまで待機する。
【0064】
そして、ステップS35で、第1階層を変更させる入力でないと判断した場合には、第2階層の表示を変更させるキー入力であるか否か判断し(ステップS39)、第2階層の表示を変更させるキー入力であると判断した場合に、第2階層の表示を回転させて、制御部18は、そのとき正面になる位置に表示される数値や文字で示される状態に、該当する項目を設定させるモード設定処理を行う(ステップS40)。その後、ステップS41の判断に移る。また、ステップS39で第2階層の表示を変更させるキー入力でないと判断した場合にも、ステップS41の判断に移る。
【0065】
このようにして表示制御処理が行われることで、2つの階層での円形表示(但し円は環状にはつながってない)に基づいて、調整可能な項目と、各項目毎の調整値などが、判り易いメニュー画面が表示されることになり、結果的にデジタルカメラなどの適用した機器の操作性が向上する。特に本例のように、2つの階層で表示される円が、図12に示すようにほぼ直交した状態で表示されるので、調整項目と、それぞれの項目毎の数値などとの対応が判り易く、1画面内で多項目のメニュー選択が良好に行える表示形態となる。
【0066】
なお、図12に示した例では、第1階層の表示210と、第2階層の表示230とが、それぞれの表示で画面中に仮想的に形成される円どうしが直交するような配置としたが、それぞれの階層で画面中に形成される円が、並ぶようにしても良い。例えば図14に示すように、第1階層の円表示310と、第2階層の円表示320とが、上下に並ぶような表示形態としても良い。また、例えば図15に示すように、第1階層の円表示410と、第2階層の円表示420とが、左右に並ぶような表示形態としても良い。但し、図13,図14の例では、説明を簡単にするために、それぞれの円表示を環状につなげて示してあるが、図12などの例のように、その円の中の一部の領域だけにアイコンや数値を配置させるようにしても良い。或いは、一方の階層(例えば第1階層)については、図13,図14に示したような環状につなげた円表示であっても良く、さらには2つの階層が環状につなげた円表示であっても良い。
【0067】
また、図16に示すように、第1階層の円表示510と、第2階層の円表示520と、第3階層の円表示530とを同時に行うようにしても良い。この場合、図16では3つの階層が左右に並んでいるが、例えば第1階層の円表示510については、他の2つの階層の円表示520,530とは直交する水平方向の円として表示させても良い。この図16の表示例の場合にも、説明を簡単にするために、それぞれの円表示を環状につなげて示してあるが、図12などの例のように、その円の中の一部の領域だけにアイコンや数値を配置させるようにしても良い。
【0068】
なお、ここまでの説明では、本発明の処理が適用される機器として、静止画像又は動画像が撮影(撮像)できる電子機器であるデジタルカメラを例にして説明したが、同様なメニュー画面の表示が可能な表示手段を備えた機器であれば、デジタルカメラ以外の各種電子機器にも適用可能であることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】
第1の発明によると、選択できる状態の値又は項目が、仮想設定される円または楕円の一部の範囲に配置されて表示され、所定位置での表示から選択された値や項目が判るだけでなく、例えば、値が表示される場合には、その選択された値以外の値についても、各値の配置状態から容易に判断できるようになる。また、選択された値が、選択できる範囲内のどの辺りであるかの見当をつけることも容易にできるようになる。
【0070】
この場合、表示パネル上に仮想設定される円または楕円は、表示パネルの表示面と所定の角度を持って立体的に仮想設定される円または楕円であり、その仮想設定される円または楕円に沿って配置される値は、円の弧に沿って傾斜した文字又は数字で表示させることで、選択された値又は項目と、その他の値又は項目とが立体的に表示されるようになり、判りやすい良好な表示形態となる。
【0071】
また、選択された値又は項目以外の値又は項目の内の、仮想設定される円または楕円の後方に配置される値又は項目については、反転した文字又は数字で表示させることで、その位置に配置される値や項目についても表示から容易に判断できるようになる。
【0072】
また、値や項目の選択を行うモードを設定した場合に、表示パネル上に選択されている値又は項目だけが表示された状態から、仮想設定される円または楕円に沿って、そのとき選択されている値又は項目以外の値又は項目の表示が広がって、所定の順序の配置で表示される状態に変化するようにしたことで、選択を行うモードになっているか否かが、表示パネルでの表示から容易に判断できるようになる。
【0073】
また、選択された値や項目を、他の値や項目よりも大きな文字又は数字で表示させて、区別できる態様で表示させることで、より判りやすい表示形態となる。
【0074】
第2の発明によると、複数の階層毎に、文字,数字,アイコンなどで、仮想設定される円または楕円の一部の範囲に配置されて表示され、それぞれの階層毎の所定位置での表示から選択された値や項目が判るようになり、例えば調整可能な項目と、各項目毎の調整値などが判りやすく同時に表示されるようになり、非常に判りやすいメニュー画面が表示できる。
【0075】
この場合、表示パネル上に仮想設定されるそれぞれの円または楕円は、表示パネルの表示面と所定の角度を持って立体的に仮想設定される円または楕円であり、その仮想設定される円または楕円に沿って配置される値は、円の弧に沿って傾斜した文字又は数字で表示させることで、選択された値又は項目と、その他の値又は項目とが立体的に表示されるようになり、判りやすい良好な表示形態となる。
【0076】
また、それぞれの円又は楕円に沿って表示される、選択された値又は項目以外の値又は項目の内の、仮想設定される円または楕円の後方に配置される値又は項目については、反転した文字又は数字で表示させることで、その位置に配置される値や項目についても表示から容易に判断できるようになる。
【0077】
また、値や項目の選択を行うモードを設定した場合に、表示パネル上に選択されているそれぞれの値又は項目だけが表示された状態から、仮想設定される円または楕円に沿って、そのとき選択されている値又は項目以外の値又は項目の表示が広がって、所定の順序の配置で表示される状態に変化するようにしたことで、選択を行うモードになっているか否かが、表示パネルでの表示から容易に判断できるようになる。
【0078】
また、選択された値や項目を、他の値や項目と区別できる態様で表示させることで、より判りやすい表示形態となる。
【0079】
また、第1の円または楕円に沿って配置される項目の中から選択した項目について選択できる値を、第2の円または楕円に沿って配置することで、2つの円又は楕円に沿って表示される項目や数値が相互に関連した判りやすい表示形態となる。
【0080】
また、第1又は第2の円または楕円に沿って配置される項目の中から選択した項目を示す図形又は文字を、表示パネル上の第1及び第2の円または楕円に沿った位置とは異なる位置に表示させることで、より選択された項目が判り易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による操作時の表示変化例を示したフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態による選択操作時の表示変化例を示したフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態による表示例(通常モードの例)を示した説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による表示例(操作モードへの移行途中例)を示した説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による表示例(操作モードへの移行途中例)を示した説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態による表示例(操作モードへの移行途中例)を示した説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態による表示例(操作モード時の例)を示した説明図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態による表示例(設定を変えた場合の例)を示した説明図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態による表示の変形例を示した説明図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態による表示の更に別の変形例を示した説明図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態による表示例を示した説明図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態による表示処理を示したフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施の形態による表示の変形例を示した説明図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態による表示の更に別の変形例を示した説明図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態による表示の更に別の変形例を示した説明図である。
【符号の説明】
11…レンズ、12…アイリス、13…撮像素子、14…撮像処理部、15…画像処理部、16…内蔵メモリ、17…メモリカード、18…制御部、19…表示手段、20…操作手段
Claims (24)
- 電子機器の設定状態を表示する表示方法において、
複数段階に選択できる状態の値または項目を、表示パネル上に仮想設定される円、または楕円の一部の範囲に沿って所定の順序で配置し、
前記所定の順序を維持した状態で、その中の選択された値または項目を、前記仮想設定される円または楕円の所定位置に表示し、その選択された値または項目については、他の値または項目と区別できる態様で表示するようにした
表示方法。 - 請求項1記載の表示方法において、
前記表示パネル上に仮想設定される円、または楕円は、前記表示パネルの表示面と所定の角度を持って立体的に仮想設定される円または楕円であり、その仮想設定される円または楕円に沿って配置される値または項目は、円の弧に沿って傾斜した文字又は数字で表示させる
表示方法。 - 請求項2記載の表示方法において、
前記選択された値以外の値または項目の内の、前記仮想設定される円、または楕円の後方に配置される値または項目については、反転した文字又は数字で表示させる
表示方法。 - 請求項1記載の表示方法において、
前記値または項目の選択を行うモードを設定した場合に、前記表示パネル上に選択されている値または項目だけが表示された状態から、前記仮想設定される円または楕円に沿って、そのとき選択されている値または項目以外の値または項目が広がって、前記所定の順序の配置で表示される状態に変化するようにした
表示方法。 - 請求項1記載の表示方法において、
選択された値または項目を、他の値または項目よりも大きな文字又は数字で表示させて、区別できる態様で表示させる
表示方法。 - 電子機器の設定状態を表示する表示方法において、
複数段階に選択できる第1の状態の値または項目を、表示パネル上に仮想設定される第1の円または楕円の一部の範囲に沿って所定の順序で配置し、
前記所定の順序を維持した状態で、その中の選択された値または項目を、前記仮想設定される第1の円または楕円の所定位置に表示し、その選択された値または項目については、他の値または項目と区別できる態様で表示し、
さらに複数段階に選択できる第2の状態の値または項目を、表示パネル上に仮想設定される第2の円または楕円の一部の範囲に沿って所定の順序で配置し、
前記所定の順序を維持した状態で、その中の選択された値または項目を、前記仮想設定される第2の円または楕円の所定位置に表示し、その選択された値または項目については、他の値または項目と区別できる態様で表示するようにした
表示方法。 - 請求項6記載の表示方法において、
前記表示パネル上に仮想設定される第1の円または楕円の一部の範囲に沿って配置される項目は、操作入力を行う項目であり、その第1の円の前記所定位置に表示された項目について選択できる数値を、第2の円または楕円の一部の範囲に沿って配置して表示させる
表示方法。 - 請求項6記載の表示方法において、
前記表示パネル上に仮想設定される第1及び第2の円または楕円は、前記表示パネルの表示面と所定の角度を持って立体的に仮想設定される円または楕円であり、その仮想設定される第1及び第2の円または楕円に沿って配置される値または項目は、円の弧に沿って傾斜した文字又は数字で表示させる
表示方法。 - 請求項8記載の表示方法において、
前記選択された値以外の値または項目の内の、前記仮想設定される第1及び第2の円または楕円の後方に配置される値または項目については、反転した文字又は数字で表示させる
表示方法。 - 請求項6記載の表示方法において、
選択された値または項目を、他の値または項目と区別できる態様で表示させる
表示方法。 - 請求項6記載の表示方法において、
前記第1の円または楕円に沿って配置される項目の中から選択した項目について選択できる値を、前記第2の円または楕円に沿って配置する
表示方法。 - 請求項6記載の表示方法において、
前記第1又は第2の円または楕円に沿って配置される項目の中から選択した項目を示す図形又は文字を、前記表示パネル上の前記第1及び第2の円または楕円に沿った位置とは異なる位置に表示させる
表示方法。 - 操作入力を行う操作手段と、
操作手段により設定された設定状態を表示する表示パネルと、
前記操作手段による操作入力に基づいて、複数段階に設定可能な値または項目の内のいずれかの値または項目を設定する制御を行うと共に、その設定の制御を行った場合に、前記複数段階に設定できる値または項目を、表示パネル上に仮想設定される円または楕円の一部の範囲に沿って所定の順序で配置し、前記所定の順序を維持した状態で、その中の前記操作手段の操作で設定された値または項目を、前記仮想設定される円または楕円の所定位置に表示し、その選択された値または項目については、他の値または項目と区別できる態様で表示する表示制御を行う制御手段とを備えた
表示装置。 - 請求項13記載の表示装置において、
前記制御手段の制御で、前記表示パネル上に仮想設定される円または楕円は、前記表示パネルの表示面と所定の角度を持って立体的に仮想設定される円または楕円であり、その仮想設定される円または楕円に沿って配置される値または項目は、円の弧に沿って傾斜した文字又は数字で表示させる
表示装置。 - 請求項14記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記選択された値または項目以外の値または項目の内の、前記仮想設定される円または楕円の後方に配置される値または項目については、反転した文字又は数字で表示させる制御を行う
表示装置。 - 請求項13記載の表示装置において、
前記操作手段の操作で、前記値の選択を行うモードを設定した場合に、前記制御手段は、前記表示パネル上に選択されている値または項目だけが表示された状態から、前記仮想設定される円または楕円に沿って、そのとき選択されている値または項目以外の値または項目が広がって、前記所定の順序の配置で表示される状態に変化する表示制御を行う
表示装置。 - 請求項13記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記操作手段の操作で選択された値または項目を、他の値または項目よりも大きな文字又は数字で表示させて、区別できる態様で表示させる制御を行う
表示装置。 - 操作入力を行う操作手段と、
操作手段により設定された設定状態を表示する表示パネルと、
前記操作手段による操作入力に基づいて、複数段階に設定可能な値または項目の内のいずれかの第1及び第2の値または項目を設定する制御を行うと共に、その第1及び第2の値または項目の設定の制御を行った場合に、前記複数段階に設定できる第1及び第2の値または項目を、表示パネル上に仮想設定される第1及び第2の円または楕円の一部の範囲に沿って所定の順序で配置し、前記所定の順序を維持した状態で、その中の前記操作手段の操作で設定された値または項目を、前記仮想設定される第1及び第2の円または楕円の所定位置に表示し、その選択された値または項目については、他の値または項目と区別できる態様で表示する表示制御を行う制御手段とを備えた
表示装置。 - 請求項18記載の表示装置において、
前記制御手段の制御で、前記表示パネル上に仮想設定される第1及び第2の円または楕円は、前記表示パネルの表示面と所定の角度を持って立体的に仮想設定される円または楕円であり、その仮想設定される第1及び第2の円または楕円に沿って配置される値または項目は、円の弧に沿って傾斜した文字又は数字で表示させる
表示装置。 - 請求項19記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記選択された値または項目以外の値または項目の内の、前記仮想設定される第1及び第2の円または楕円の後方に配置される値または項目については、反転した文字又は数字で表示させる制御を行う
表示装置。 - 請求項18記載の表示装置において、
前記操作手段の操作で、前記第1または第2の値または項目の選択を行うモードを設定した場合に、前記制御手段は、前記表示パネル上に選択されている第1または第2の値または項目だけが表示された状態から、前記仮想設定される第1または第2の円または楕円に沿って、そのとき選択されている値または項目以外の値または項目が広がって、前記所定の順序の配置で表示される状態に変化する表示制御を行う
表示装置。 - 請求項18記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記操作手段の操作で選択された値または項目を、他の値または項目とは区別できる態様で表示させる制御を行う
表示装置。 - 請求項18記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記第1の円または楕円に沿って配置される項目の中から選択した項目について選択できる値を、前記第2の円または楕円に沿って配置する表示制御を行う
表示装置。 - 請求項18記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記第1又は第2の円または楕円に沿って配置される項目の中から選択した項目を示す図形又は文字を、前記それぞれの円または楕円とは異なる位置に表示させる表示制御を行う
表示装置。
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