JP2004504885A - 外科装具 - Google Patents

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Abstract

この発明は、特に針金によって脊椎に固定するのに適した脊椎用装具を改良し、脊椎に沿って延在する支持部材すなわちロッドに多数の固定位置を提供する。特に装具は平坦な形となっているが、筒状の基部から2つの垂直部分が延在し、それらの部材の間に溝を画定している。溝はその上部に平行な側面を有し、その下部に半円形状を有し、溝は装具の一方側から他方側に貫通している。脊椎に固定するための針金を受けるスロットが、スロットと垂直に設けられている。この装具は、従来の技術と比べて固定および張り直し易い。

Description

【0001】
この発明は、特に、しかし限定はしないが、構成部材を脊椎に対して配置、支持、安定化あるいは矯正するための装具の改良に関する。
【0002】
様々な状況によって、脊椎内の多数の椎骨に跨る支持部材を導入することが必要となっている。支持部材は、自らを全体的に支持できない脊椎を支持するため、および/または、脊椎の変形を矯正する力を加えるために利用することができる。支持部材は一般に、所望の形状に設計されてその後に脊椎に対する所定位置に装具によって保持される弾性ロッドまたは別の細長い部材から成っている。
【0003】
支持部材を脊椎に対して取り付けるために、様々な装具が使用されている。支持部材用の弾性取付部を形成する狙いで椎骨内に導入されるペディカル(pedical)ねじが知られており、支持部材はそのねじの頭部に導入され、そこに保持部材によって固定される。
【0004】
脊椎の一部にホックで留まるとともに、支持部材が配置される頭部を有するホック型装具を調達することも知られている。
【0005】
しかしながら、状況によってはこれらの装具を用いることが望ましくないか実用的でなく、結果として1本の針金が支持部材を配置するために使用される。針金は支持部材に巻き付けられるとともに脊椎にも巻き付けられ、捻りあるいは他の動作によって所定位置に締め付けられる。あいにく、この種の針金装具によって提供される椎骨体の回転制御は限定される。最初の装具を満足させるためには、針金に十分な緊張状態を導入しなければならない。都合の悪いことに、隣り合う装具を一旦位置決めすると、装具を緊張し直すことが往々にして必要になる。このことは、前記針金に対する困難で注意を要する仕事となる。針金はその後使用中に動き、滑り、そして緩みの影響も受け易く、その結果として支持部材は脊椎に対してある程度まで自由に移動する。結果として、支持部材の利点が完全に失われる。
【0006】
この発明は、とりわけ、支持部材を脊椎に関して針金を用いて固定するための装具であって、使用に便利で、緊張し直し易く、および/または椎骨体の変形を良好に制御し、圧搾力および延伸力を加えて椎骨体の回転を良好に制御し、その結果として脊椎の変形を良好に矯正する可能性と結びついた装具を提供することを目的とする。
【0007】
この発明の第1の態様に従って、我々は構成部材を脊椎に対して保持するために用いる装具を提供する。この装具は、構成部材を保持する位置、および装具を脊椎に対して固定するために用いる手段用の係合位置を有する。
【0008】
この発明の第2の態様に従って、我々は構成部材を脊椎に対して固定するために用いる用具一式(kit)を提供する。用具一式は、装具を脊椎に固定する手段、装具を脊椎に固定する手段用の係合位置と構成部材を保持する位置とを有する装具、構成部材を装具上の位置に保持する手段、および構成部材から成る。
【0009】
この発明の第1の態様および/または第2の態様は、以下の選択、可能性または特徴を含むことができる。この発明の第3の態様は、方法において、この発明の第1の態様および/または第2の態様に従う装具および/または構成部材および/または保持手段および/または固定手段を使用することができ、潜在的には以下に述べる選択、可能性または特徴を含むことができる。
【0010】
装具は基部を備えることができる。基部は筒状とすることができる。なるべくなら、基部は使用中に脊椎に接触する面を有する。接触面は平坦であるのが好ましい。
【0011】
装具は概して筒状の外面形状を全体にもつことができる。
【0012】
装具は基部から延在する1つまたはそれ以上、なるべくは2つの部分をもつことができる。その部分は同じ方向に延在するのが好ましく、互いに平行および/または装具の軸線に平行であるのが好ましい。できれば、その部分は互いに鏡像とする。
【0013】
なるべくなら、構成部材用の保持位置は基部から延在する部分の間に設ける。構成部材用の保持位置は、装具の延在部分と基部とが定める面によって画定するのがより好ましい。保持位置は装具を貫く溝に設けることができる。溝は開放型とすることができ、装具の基部から離れた方向で開放するのが最も好ましい。溝の側面は直線状、理想的には平行であるのが好ましく、基部から延在する部分によって画定するのがより好ましい。溝の底は、例えば溝の一方の側面と他方の側面とを接続するように湾曲させることができる。湾曲部分が保持位置を画定するのが好ましい。湾曲部分は半円形状とすることができる。なるべくなら、溝の底は保持する構成部材に対応する形状/横断面とする。
【0014】
装具は、構成部材を保持位置に保持する手段と協働する部分を1つまたはそれ以上備えることができる。その協働はねじ込み協働とすることができる。装具は、1つまたはそれ以上の雄ねじ部および/または1つまたはそれ以上の雌ねじ部を備えることができる。例えばねじ部は、基部から延在する部分の一方または双方の内部および/または外部に設けることができる。
【0015】
構成部材を装具上の保持位置に保持する手段は、装具に導入したとき、溝、特に開放した頂部を閉じることができる。保持手段は、例えば円筒形の栓として溝に導入することができる。保持手段は、例えばナットまたはリングとして装具に導入することができる。保持手段は、力を装具の基部の方および/または脊椎の方および/または保持位置の方に向けて構成部材に加えるのが好ましい。
【0016】
係合位置は装具、特に基部から延在する部分の一方または双方を貫通する溝によって与えることができる。なるべくなら、溝は閉じた溝、特に基部から延在する部分の上部で閉じた溝とする。貫通溝は唯一の軸線上を装具の端から端まで延ばすのが好ましい。
【0017】
溝は基部から延在する部分のうちの第1の部分に存在する開口と、基部から延在する部分のうちの第2の部分に存在する開口で構成することができ、それらの開口は装具の基部に存在する溝によって接続した状態とするのが最も好ましい。溝は開口と同じ軸線に沿って延ばすのが好ましい。溝は半円の横断面とするか、横断面で半円よりも小さくすることができる。溝は半径によって画定した横断面とすることができる。溝は装具を脊椎に固定する手段の形状に対応するように設計した横断面とすることができる。
【0018】
装具の基部から延在する一方または双方の部分を貫通する開口は、基部に向かって内側に次第に細くなる横断面とすることができる。横断面は第1の半径と第2の半径によって画定することができる。なるべくなら、2つの半径は直線部によって接続し、2つの半径が画定する部分に正接させるのが最も好ましい。なるべくなら、装具の基部から最も遠い所の半径は、装具の基部に最も近い所の半径よりも大きくする。
【0019】
装具を脊椎に固定する手段は、1本またはそれ以上の針金のような細長い部品とすることができる。細長い部品は、変形可能であるが弾性体であるのが好ましい。なるべくなら、唯一の部品を使用する。部品は脊椎の一部に結ぶこと、および/または脊椎の一部に巻き付けることができる。特に、針金は椎骨の背部側要素の層状弓に付けることができる。このことは、例えば、針金を骨のような要素と脊椎の硬膜との間に通すことによって達成することができる。
【0020】
構成部材は脊椎支持部材および/または脊椎安定化部材および/または脊椎矯正部材とすることができる。構成部材は脊椎に1つまたはそれ以上の位置、なるべくなら4またはそれ以上の位置で固定することができる。1つまたはそれ以上の位置は、この発明の第1の態様に従う装具を用いることができる。複数の装具を提供する場合に、1つまたはそれ以上の装具は、この発明の第1の態様に従う装具に加えて、構成部材型装具に直通するペディカルねじ、ホックまたは針金とすることができる。
【0021】
構成部材は、例えばロッドまたはバーなどの細長い部材とすることができる。
【0022】
装具および/または保持手段および/または構成部材および/または装具固定手段に適する材料には、ステンレス鋼、チタニウム合金、市販の純チタニウム、コバルト・クロム合金などの金属材料が含まれる。なるべくは、2つまたはそれ以上の装具および/または保持手段および/または構成部材を同じ材料で作る。全ての部品を同じ材料で作るのが最も好ましい。
【0023】
なるべくなら、係合位置を形づくる溝の深さは、装具を脊椎に固定する手段の対応する寸法の60%と90%の間とする。その深さは、対応する寸法の70%と80%の間とするのがより好ましい。
【0024】
この発明の第3の態様に従って、我々は構成部材を脊椎に対して固定する方法を提供する。この方法は、構成部材を固定する予定の脊椎上の位置に近づくこと、装具をその位置の近くに用意してその装具をその位置に固定手段を用いて固定すること、構成部材を装具の近くに導入してその構成部材を装具に対して保持することを包含する。
【0025】
その後に構成部材を装具から解放し、装具に対する構成部材の位置および/または張りを調整するか変化させ、その後にもう一度保持することができる。構成部材を複数の装具に導入する間、装具は仮のテンション装置および/または仮の位置画定装置として働くことができる。
【0026】
この発明の第4の態様に従って、我々は脊椎の少なくとも一部を処置する方法を提供する。この方法は、第3の態様の方法に従う2つまたはそれ以上の装具、および/または第3の態様に従う1つまたはそれ以上の装具、および全く別の形の少なくとも1つの装具を用意することを包含する。この方法は更に、装具に導入して装具によって保持する構成部材を用意することを包含する。ここでは、1つの装具内の構成部材の位置および/または2つの装具の間の構成部材の張りが、構成部材を装具に対して保持する第1の場合と、構成部材を装具に対して保持する第2の場合で異なる。
【0027】
第2の場合は、構成部材を患者に閉じ込める際に、構成部材の位置および/または構成部材の張りを定めるのが好ましい。
【0028】
第1の場合は、最初に部材の位置を決める際および/または部材の張りを与える際に、構成部材の位置および/または構成部材の張りを定めるのが好ましい。1つまたはそれ以上の中間の場合は、構成部材の1つまたはそれ以上の別の位置および/または張りを定めることができる。
【0029】
この発明の第3の態様および/または第4の態様は更に、この発明の第1の態様および第2の態様を含む出願の他のところに記載した選択、可能性および特徴の何れも含むことができる。
【0030】
この発明の多様な実施の形態を、今から添付の図面を参照して例としてのみ説明する。
【0031】
脊椎の変形を矯正するため、および/または、脊椎を支持するために、支持部材を脊椎に近接して導入することができる。支持部材は、全体的に細長いロッドの形をしている。脊椎に対する支持部材の位置を維持するため、したがって支持部材の有効性を維持するためには、脊椎に合う特定の形の装具が必要となる。
【0032】
特定の状況では、脊椎の骨にねじ込まれて装具となるペディカルねじを用いることができる。ペディカルねじは取付構造を構成する頭部を有し、その取付位置に支持部材が導入されて保持される。ペディカルねじは構造的に十分に健全な骨を特定位置に必要とするが、それらが首尾よく働くかが問題となる。
【0033】
ホック形の装具も知られており、この場合に装具の硬いホック形部分が脊椎の一部に巻かれ、その装具は使用中に支持部材が引っ張る方向への移動に耐える。その上に、支持部材は頭部に備わっている取付位置で装具に取り付けられる。ホック形の装具は、専ら椎骨の特定部分に対する取付用具に適し、一連の大きさを必要とし、さらにまた装具が首尾よく働くための局部的な構造上の無欠性を必要とする。
【0034】
針金を支持部材に巻き付けた後に、その針金を脊椎の一部に巻き付けることによって、支持部材を脊椎に取り付けることも知られている。針金は支持部材を脊椎に対する所定位置に保持するために結えられる。この種の装置のもつ特殊な問題は、一度結えられた針金の張りを調整するのが困難であるということである。しかしながら、隣接する針金を支持部材に対して緊張させることで所定の針金の張りを緩める調整が、往々にして必要となる。このように、針金を緊張させるという革新的方法は、実行が不可能化であるか、いくらよく見ても極めて実行し難い。その上に、針金が曲がり易い性質をもっていることや、取付中に針金を高度に張ってその張りを維持することが困難であることで、この種の針金は使用中に支持部材との係合部に対して頻繁に滑ることになる。その結果、支持部材が脊椎に対する所定位置に完全に維持されず、支持部材の利点や矯正作用が時のたつにつれて失われる。
【0035】
図1に示すように、この発明の装具1は直立した平坦な円筒基部3を備え、この基部3からは2つの垂直部分5,7がそれぞれ延在している。垂直部分5,7はそれらの間に溝9を画定している。溝9はその上部に平行側面10を有し、その低部に半円形状11を有している。溝9は、2つの垂直部分5,7の間で装具1の一方側から他方側に貫通している。
【0036】
脊椎上の所定位置に以下に詳述する方法で一旦固定されると、断面円形のロッドの形をした支持部材(図示せず)が溝9に導入される。支持部材に力を直接加えて、および/または、装具1に取り付けたキャップ部(図示せず)を介して加えることによって、ロッドは溝9の底部の半円形状11内に位置するまで押し下げられる。そのキャップは、2つの垂直部分5,7の頂部に設けられたねじ部13と螺合することによって所定位置に導入保持される。
【0037】
この構造の結果、支持部材と装具1の間の係合が調整されるとともに確かになり、支持部材に対する装具の位置がキャップから加えられる力によって維持される。
【0038】
装具1を脊椎に取り付けるため、装具1は垂直部分5にスロット15を備え、垂直部分7にスロット17を備えている。図2および図5をそれぞれ参照されたい。スロット15,17のそれぞれは、実質的に半円形の第1の形状19と、実質的に半円形で第1の形状19よりも小さい半径の第2の形状21とから形作られている。2つの半円形の形状19,21は真っ直ぐな側面23によって接続されている。スロット15,17の全体形状によって、スロット15,17が装具1の基部3に接近するにつれてスロットの幅が低い高さで先細になっている。図5で見ることができるように、スロット15,17の半円形状21を含む最下部は、基部3の水平面の下に延びている。その結果、装具1の一方側から他方側に延びる溝25が基部3に形成されている。図3を参照されたい。
【0039】
装具を脊椎に固定するためには、針金をスロット15,17に導入し、全体的に下方へ曲げて基部3側に向ける。その後、基部3を脊椎上の所望の位置に配置し、針金を脊椎の周りにできるだけ堅固に結ぶ。この位置で、針金は全体的に溝25の底の形状21に係合するが、幾つかの部分、特に中間部では溝から離れて溝の上方に位置することがある。装具は個別作業によって極めて堅固に配置してあるので、隣接する位置に他の装具を導入しても、その装具を緊張させることはない。
【0040】
装具を脊椎に配置した状態で、他の幾つかの装具を脊椎の他の位置に配置する工程を全体的に繰り返す。この方法に従って所望の数の装具を一旦配置すると、(たとえ他の位置にペディカルねじ、ホックまたは標準針金型装具を設けてあっても、)支持部材を導入することができる。全般に、支持部材を脊椎の近くに導き、その後に1つの装具に対する所定位置に機敏に動かす。次に、装具を支持部材に取り付けて支持部材を配置する。さらに、次の装具などに対してその工程を繰り返す。この発明に係る装具に支持部材を導入する場合、支持部材は溝9内に可能な限り深く押し下げる。
【0041】
その後、全体的に垂直部分5,7のねじ部13と協働するようになっている雌ねじ部を有するリング状のキャップ部材を導いて螺合する。このキャップ部材の下面を支持部材に接触させることによって、支持部材を溝9内に更に押し下げる。支持部材を順次に下方へ移動させることによって、固定用針金を長さ全体にわたって溝25内に十分に押し込む。キャップ部材は、一旦位置決めすると、溝9内における支持部材の位置を維持するように働く。支持部材は溝25内の針金に係合し、その位置を維持するように働き、結果として針金自体が脊椎上の装具1の位置を維持する。
【0042】
このように、全ての係合が確かになり、椎骨体の回転が良好に制御される。支持部材は、最初に装具に保持した際に、それ自体の最終的な位置および/または張りで設けなくてもよい。支持部材を保持し、その後にそれを緩め、再び堅固に保持する前にその位置および/または張りを調整することが容易に可能である。このように、そのインプラントは支持部材用の一時的なテンション装置として働き、この目的のためにその位置に器具を導入する必要をなくすことができる。容易に緩めかつ締め直すことのできるキャップを用いることで、この工程が容易になる。キャップは当然ながら調整工程で完全に取り外すことができるが、普通には支持部材をまだ溝内に保持している間に装具に対して移動させ得る範囲で単に緩める。
【0043】
推定の全体形状を図6に示してあり、そこでは装具1が支持部材30を備え、この支持部材30は装具のどちら側にも延びている。そして、針金32が所定位置にしっかり把持され、下方に延びて脊椎に適切な位置で巻き付けられた状態となっている。保持キャップは明瞭にさせるために省いてある。
【0044】
使用する針金、底部スロット形状21および溝25の相対寸法は、特に針金を支持部材の下向きの力によって幾分変形させた際にぴったり収容して位置付けるような設計としてある。同様に、支持部材30および溝9の下部形状11は、ぴったり合うような設計としてある。
【0045】
キャップを導いて保持する雄ねじ部13を用いる代りに、全く別の形のキャップ部材の雄ねじ部と協働する雌ねじ部27を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
この発明の第1の実施の形態による装具の側面図である。
【図2】
図1の側面図と直角を成す側面図を示している。
【図3】
図1の装具の上方からの平面図である。
【図4】
図1と同じ方向における装具の側断面図であり、図2の平面AAに沿って切断してある。
【図5】
図2と同じ方向における装具の側断面図であり、図1の平面BBに沿って切断してある。
【図6】
この発明による装具の斜視図である。

Claims (23)

  1. 構成部材を脊椎に対して固定するために用いる用具一式であって、
    装具を脊椎に固定する手段、
    装具を脊椎に固定する手段用の係合位置と構成部材を保持する位置とを備えている装具、
    構成部材を装具の位置に保持する手段、および
    構成部材を備えている用具一式。
  2. 構成部材を脊椎に対して保持するために用いる装具であって、構成部材を保持する位置と装具を脊椎に対して固定するために用いる手段用の係合位置とを備えている装具。
  3. 装具が基部を備え、なるべくならその基部が使用中に脊椎に接触する面を備えている請求項1〜請求項2の何れかに従う装具または装具を備えている用具一式。
  4. 装具が、基部から延在する2つの部分を有し、構成部材保持位置が、基部から延在する部分の間に与えられている請求項1〜請求項3の何れかに従う装具または装具を備えている用具一式。
  5. 構成部材保持位置が、装具の延在部分と基部によって画定された面によって画定されている請求項4に従う装具または装具を備えている用具一式。
  6. 保持位置が装具を貫通する溝に設けられ、その溝が装具の基部から遠い方向で開放している請求項1〜請求項5の何れかに従う装具または装具を備えている用具一式。
  7. 溝の底が、保持する構成部材に対応する形状/横断面を有している請求項6に従う装具または装具を備えている用具一式。
  8. 装具が、構成部材を保持位置で保持する手段と協働する1つまたはそれ以上の部分を備えている請求項1〜請求項7の何れかに従う装具または装具を備えている用具一式。
  9. 構成部材を装具の保持位置に保持する手段が、装具に導入されたときに溝の開放頂部を閉じるようになっている請求項8に従う装具または装具を備えている用具一式。
  10. 係合位置が、基部から延在する部分の一方または双方を貫通して装具の端から端に延びる溝によって与えられている請求項1〜請求項9の何れかに従う装具または装具を備えている用具一式。
  11. 溝が、基部から延在する部分の上部で閉じた閉溝となっている請求項10に従う装具または装具を備えている用具一式。
  12. 溝が、基部から延在する部分のうちの第1の部分の開口と、基部から延在する部分のうちの第2の部分の開口から成っている請求項10または請求項11に従う装具または装具を備えている用具一式。
  13. 開口が、装具の基部の溝によって接続されている請求項12に従う装具または装具を備えている用具一式。
  14. 溝が、半円形の横断面となっているか、横断面で半円形よりも小さくなっている請求項13に従う装具または装具を備えている用具一式。
  15. 溝が、装具を脊椎に固定する手段の形状に対応するように設計された横断面を有している請求項13または請求項14に従う装具または装具を備えている用具一式。
  16. 装具の基部から延在する部分の一方または双方を貫通する開口が、基部に向かって内側に次第に細くなる横断面を有している請求項10〜請求項15の何れかに従う装具または装具を備えている用具一式。
  17. 装具を脊椎に固定する手段が、1本またはそれ以上の針金のような細長い部材となっている請求項1〜請求項16の何れかに従う装具または装具を備えている用具一式。
  18. 細長い部材が脊椎の一部に結ばれ、および/または脊椎の一部に巻き付けられるようになっている請求項1〜請求項17の何れかに従う装具または装具を備えている用具一式。
  19. 構成部材が、脊椎用の支持部材および/または脊椎用の安定化部材および/または脊椎用の矯正部材となっている請求項1〜請求項18の何れかに従う装具または装具を備えている用具一式。
  20. 構成部材を脊椎に対して固定する方法であって、
    構成部材を固定しようとする脊椎上の位置に近づくこと、
    装具をその位置の近くに用意して装具をその位置に固定手段を用いて固定すること、
    構成部材を装具の近くに導入してその構成部材を装具に対して保持することを包含している方法。
  21. その後に構成部材を装具から解放し、装具に対する構成部材の位置および/または張りを調整または変化させ、その後に再び保持する請求項20に従う方法。
  22. 脊椎の少なくとも一部を処置する方法であって、
    第3の態様の方法に従う2つまたはそれ以上の装具、および/または第3の態様に従う1つまたはそれ以上の装具、および全く別の形の少なくとも1つの装具を用意し、更に装具に導入して装具によって保持する構成部材を用意して、1つの装具内の構成部材の位置および/または2つの装具間の構成部材の張りが、構成部材を装具に対して保持する第1の場合と構成部材を装具に対して保持する第2の場合とで異なる方法。
  23. 構成部材を患者内に閉じ込める際に構成部材を位置決めし、および/または構成部材を緊張させる請求項22に従う方法。
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