JP2004505901A - ポリアルキレングリコールスタイリング剤を含む油中水型エマルション組成物 - Google Patents

ポリアルキレングリコールスタイリング剤を含む油中水型エマルション組成物 Download PDF

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Abstract

約200〜約900の数平均分子量及び約4〜約18の反復アルキレンオキシド基を有し、該反復アルキレンオキシド基の各々が2〜6個の炭素原子を有する水溶性ポリアルキレングリコールを含む不連続相、並びにシリコーン乳化剤、及び揮発性且つ疎水性の溶媒を含む連続相を包含するヘアケア油中水型エマルション組成物。毛髪へのエマルション組成物の適用を含む、毛髪のスタイリング方法。

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、ポリアルキレングリコールスタイルング剤を含み、毛髪に油っぽい又はべたついた外観又は感触を生じさせることのない、改善された毛髪の外観及び/又は感触を提供する油中水型エマルション組成物に関する。
【0002】
(発明の背景)
ヘアスタイリング組成物はよく知られており、ムース、ジェル、ローション、ポンプ式、又はヘアスプレーを包含する種々の形態で市販されている。これらの製品の多くは、ボリューム、保持力、つや、改善された毛髪の感触、及び良好なスタイル保持性のような一時的なヘアスタイリング利益を提供する様々なヘアスタイリング剤を含有する。
【0003】
スタイリング製品からの短期的なヘアスタイリング利益を提供する1つの方法は、ヘアローションの使用に関与する。多くのヘアローション製品は、ヘアスタイリングローション組成物が毛髪をスタイリング又は「セット」する前に、濡れた又は湿った毛髪に適用され得るように処方されてきた。一般には、ヘアローション組成物は、毛髪が濡れた状態及びスタイリングされている際に、毛髪に接着特性を提供する水溶性スタイリング剤を含有する水性製剤である。しかしながら、これらのスタイリング剤は、スタイリング過程が終了に近づくにつれて、毛髪の上に硬く壊れやすい被膜を形成する可能性があり、これが容認しがたいヘアスタイルをもたらすか、又は追加の水分及び/若しくは補足的なスタイリング製品を毛髪に与えないと再スタイリングできないヘアスタイルをもたらし得る。さらには、水溶性スタイリング剤を含有する水性ヘアローション組成物の使用は、毛髪に過度なべたつき及び硬さを残し得る。
【0004】
種々の他の水性ヘアローション組成物が、ヘアスタイリング性能及び毛髪の感触の改善を試みるために採用されてきた。しかし多くの場合、これらのヘアローション組成物は、所望のヘアコンディショニング利益を達成するために濡れた又は湿った毛髪に適用され、一般的に元のヘアスタイルを維持又は変更するために、その組成物の再適用又はその他のスタイリング製品の適用を必要とする。
スタイリング過程中に濡れた及び/又は乾燥した毛髪に適用することができるヘアスタイリング組成物の最近の製造方法は、1998年6月23日に発行されたJP8−346608に記載されている。この特許に開示されているヘアスタイリング組成物は、持続したヘアスタイリング性能及びつやのような美観を毛髪に提供するポリアルキレングリセリルエーテルスタイリング剤を含有する。これらのポリアルキレングリセリルエーテルスタイリング剤は、一般に容易に毛髪に浸透せず、ヘアスタイリング利益を提供するために毛髪繊維上に残る。しかしながら、この特許に特定して開示されているポリアルキレングリセリルエーテル含有組成物は、毛髪をほとんど又は全く保持しない傾向があり、その結果低いスタイル達成及び低いスタイル保持性能をもたらし得る。
【0005】
スタイリング過程中に適用され得るその他のヘアスタイリング組成物は、1998年9月11日に発行された国際公開特許WO98/38969号に記載されている。この特許に開示される組成物は、乾燥した毛髪にスタイリング性能を与え、その組成物を再適用せずに及びその他のスタイリング製品の使用を必要とせずに乾燥した毛髪を再スタイリングする、ある特定のスタイリング剤を使用する。この参考文献に記載されるスタイリング剤には、陰イオン性、陽イオン性、両性、及び非イオン性のスタイリング用ポリマー、好ましくは約500〜約5,000,000の平均分子量を有するスルホン化された陰イオン性スタイリングポリマーが含まれる。しかしながら、これらのスタイリング剤は、毛髪繊維をしっかりと一つに保持する特別な粘着力を有し、これは乾燥した毛髪にざらついた感触をもたらし、櫛ですいたり、スタイリングしたり、再スタイリングしたりするのが難しくなる。
【0006】
最近、ポリアルキレングリコールスタイリング剤を含有するヘアスタイリング組成物の利用が知られてきている。これらのヘアスタイリング組成物は、米国特許出願US−A09/305,502に記載されており、組成物の再適用及び/又は付加的なスタイリング補助の必要性なく、乾燥した毛髪の改善された再スタイリング性能を提供する点で有利である。典型的に、この参考文献の組成物は、水中油型エマルション形態である。特定の実施形態において、組成物は毛髪に油っぽい外観又は感触を付与する傾向がある。
したがって、毛髪への油っぽい外観又は感触を付与せずに、ポリアルキレングリコールスタイリング剤により供給されるスタイリング力を提供するのに有利である。
【0007】
(発明の概要)
したがって、本発明の目的は、改善されたヘアケア組成物を提供することである。発明のより具体的な目的は、所望の濡れた及び/又は乾燥した毛髪の再スタイリング性能を提供するヘアケア組成物を提供することである。発明のさらなる目的は、毛髪に油っぽい又はべたついた外観又は感触を生じさせることなく、良好な毛髪の外観及び感触も提供するような組成物を提供することである。本発明のさらなる目的は、組成物が毛髪上に適用され乾燥した後にべたついて見えず又は感じないリーブオンヘアスタイリング組成物を提供することである。
これら及び付加的な目的及び利点が、本発明により提供される。第一の実施形態において、本発明は(a)約200〜約900の数平均分子量及び約4〜約18の反復アルキレンオキシド基を有し、該反復アルキレンオキシド基の各々は2〜6個の炭素原子を有する水溶性ポリアルキレングリコールを含む不連続相;並びに(b)(i)シリコーン乳化剤、及び(ii)揮発性且つ疎水性の溶媒を含む連続相を包含する油中水型エマルション組成物に関する。
【0008】
本発明の他の実施形態は、(a)約200〜約900の数平均分子量及び約4〜約18の反復アルキレンオキシド基を有し、該反復アルキレンオキシド基の各々は2〜6個の炭素原子を有する約5重量%〜約20重量%の水溶性ポリアルキレングリコールを含む不連続相;並びに(b)(i)シリコーン乳化剤、及び(ii)揮発性且つ疎水性の溶媒を含む連続相を包含する油中水型エマルション組成物に関する。
本発明の他の実施形態は、(a)約200〜約900の数平均分子量及び約4〜約18の反復アルキレンオキシド基を有し、該反復アルキレンオキシド基の各々は2〜6個の炭素原子を有する約5重量%〜約12重量%の水溶性ポリアルキレングリコールを含む不連続相;並びに(b)(i)約0.5重量%〜約3重量%のシリコーン乳化剤、及び(ii)約8重量%〜約25重量%の揮発性且つ疎水性の溶媒を含む連続相を含む油中水型エマルション組成物に関する。
【0009】
発明は、毛髪へこのような組成物を有効量適用することによるヘアスタイリング方法にも関する。
本発明の油中水型エマルション組成物は、毛髪に油っぽい又はべたついた外観又は感触をもたらすことなく、毛髪に良好なスタイリング及び再スタイリング特性を提供する。したがって、組成物は所望の濡れた及び/又は乾燥したヘア再スタイリング性能、例えば油っぽくない毛髪の優れた外観と感触と相まって、組成物の再適用、又は水及び/又は付加的なスタイリング補助の適用のないヘアスタイリング及び再スタイリング、単に櫛ですき、又はブラッシングすることによる数日間の毛髪再スタイリング、及び/又は縮髪及びボリューム調節を包含する改善されたスタイリングの美観、優れた保持力を提供する。
これら並びに付加的な目的及び利点は、以下の詳細な説明を読むとより容易に明らかになるであろう。
【0010】
(詳細な説明)
本発明の油中水型エマルション組成物は、毛髪上に付着するポリアルキレングリコールを包含する。理論に制限される意図はないのであるが、組成物は毛髪繊維上で再形成可能な接合部を形成すると考えられる。以下で理解されるであろうが、本発明の最も好ましい実施形態はリーブオンヘアスタイリング製品に関する。
本明細書中で使用される「リーブオン」という用語は、水及び/又は洗髪によって成分が除去されるまで、長期間(例えば、数時間又は数日間)毛髪上に付着及び残存するのを意図とする成分を含有する組成物を指す。
本明細書で使用される「再形成可能な接合部」という用語は、乾燥した毛髪上に残り、周囲条件下で液体又は半固体であって、本明細書に記載の組成物が毛髪上に適用され乾燥した後に液体又は半固体として残ることが出来る残留物を指す。
【0011】
本明細書で使用される「周囲条件」という用語は、約1気圧、相対湿度約50%、及び約25℃における周囲条件を指す。
全ての百分率、割合及び比は、特に明記しない限り、全組成物の重量に基づく。
エマルションは一般的に、1つ以上の乳化剤により懸濁液中に保持される2つ以上の非混合性相の実質的に安定な混合物である。加えて、エマルションは典型的には連続相及び不連続相から成る。油中水型エマルションにおいて、油相は連続相であり、水相は不連続相である。その最も単純な形態においては、本発明はシリコーン乳化剤、揮発性且つ疎水性溶媒を含む連続相、及び水溶性ポリアルキレンスタイリング剤を含む不連続相を有する組成物を包含する。
【0012】
不連続相
本発明のエマルション組成物の不連続相は、組成物が毛髪上に適用され乾燥した後に液体又は半固体として乾燥した毛髪上に残るのに適切な、水溶性液体又は半固体ヘアスタイリング剤を包含する。低分子量ポリアルキレングリコール液体又は半固体スタイリング剤は、乾燥した毛髪に再スタイリング性能を提供する再形成可能な接合部として特徴付けることのできる液滴として、毛髪に供給され得ることが分かっている。特に、再形成可能な接合部は毛髪繊維を風のような力によって分離させ、次に、櫛ですく、ブラッシング、又は毛髪を指ですくようなスタイリング技術を用いて再接着させる。本明細書で定義されるスタイリング剤に提供されるこの分離/再接着特性は、過度にべたべたした又は硬い毛髪の感触を残さず、及び毛髪への本明細書で記載される組成物の再適用及び/又は付加的なスタイリング補助の適用なしに、乾燥した毛髪の改善された再スタイリング性能を数日間にわたってもたらす。
【0013】
本組成物に使用するのに適切なスタイリング剤は、限定されないが、ポリアルキレングリコールホモポリマー類、ポリエチレン/ポリプロピレングリコールコポリマー類、ポリエチレン/ポリプロピレンジオールコポリマー類、ポリグリセリン、及びこれらの混合物、及び/又はこれらの誘導体、及び/又はこれらの混合物を含む水溶性ポリアルキレングリコール類を包含する。本発明の範囲内においては、用語「ポリアルキレングリコール類」は、ポリアルキレングリセリルエーテル類を含まない。加えて、本文において、「水溶性」とは25℃の水中において0.6重量%を超える、好ましくは1.0重量%を超える、より好ましくは約1.5重量%を超える溶解性を有するスタイリング物質を指す。
本明細書で使用するのに適切な好ましいスタイリング剤は、以下の式の水溶性ポリアルキレングリコール類を含む:
【0014】
【化2】
Figure 2004505901
【0015】
式中、各Aは独立してメチル又は水素であり、各Rは独立して水素、メチル、又はこれらの混合物である。Rが水素の場合、これらの物質はエチレンオキシドのポリマー類であり、これらはポリエチレンオキシド類、ポリオキシエチレン類、及びポリエチレングリコール類としても既知である。Rがメチルの場合、これらの物質はプロピレンオキシドのポリマー類であり、これらはポリプロピレンオキシド類、ポリオキシプロピレン類、及びポリプロピレングリコール類としても既知である。Rがメチルの場合、生成するポリマーの種々の位置異性体が存在し得ることも理解される。
上述の構造式において、nは4〜約18、より好ましくは約6〜約12、及びさらにより好ましくは約8〜約12の平均値を有する。
【0016】
1つの実施形態において、ポリアルキレングリコールはポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール又はアルコキシポリエチレン/ポリプロピレングリコールコポリマーを包含する。適切なポリアルキレングリコールポリマー類の具体例には以下が含まれる:ポリエチレン/ポリプロピレングリコールコポリマー類(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、及びペントキシポリエチレン/ポリプロピレングリコール類)、トリグリセリン、ヘキサグリセリン、ポリプロピレングリコール−4、ポリプロピレングリコール−6、ポリエチレングリコール−5、ポリエチレングリコール−6、ポリエチレングリコール−8、ポリエチレングリコール−12、ポリエチレングリコール−14、ポリエチレングリコール−18、及びこれらの混合物。いくつかの実施形態において好ましいのは、約200〜約900、厳密には約300〜約600、より厳密には約400〜約600の数平均分子量、及び約4〜約18、好ましくは約6〜約12、より好ましくは約8〜約12の反復アルキレンオキシド基を有し、該反復アルキレンオキシド基の各々は2〜6個の炭素原子を有するポリアルキレングリコール類である。好ましいポリアルキレングリコールの具体例は、限定されないが、Rがメチルでありnが約4の平均値を有するポリプロピレングリコール−4;Rが水素でありnが約8の平均値を有するポリエチレングリコール−8(ポリエチレングリコール−8はユニオンカーバイド(Union Carbide)からカーボワックス(Carbowax)400として入手可能である);Rが水素でありnが約12の平均値を有するポリエチレングリコール−12(ポリエチレングリコール−12はユニオンカーバイド(Union Carbide)からカーボワックス(Carbowax)600として入手可能である);及びRが水素でありnが約18の平均値を有するポリエチレングリコール−18(ポリエチレングリコール−18はユニオンカーバイド(Union Carbide)からカーボワックス(Carbowax)900として入手可能である)が含まれる。
【0017】
1つの実施形態において、組成物は実質的にポリアルキレングリセロールエーテル類を含まない。本明細書で使用される「実質的に含まない」という用語は、特に指定のない限り、本発明の組成物のいくつかの実施形態における好ましい否定的限定を指し、特に組成物中のポリアルキレングリセリルエーテルスタイリング剤又はその誘導体の量及び濃度について言及する。用語「実質的に含まない」は、好ましくは組成物が毛髪に適用される際に、それのみを使用して任意のヘアスタイリング性能を提供するような製剤の有効量未満を含有する組成物を意味する。本文中、否定的限定は、周囲条件下で液体又は半固体でもあるポリアルキレングリセリルエーテルスタイリング剤、及びシリコーン含有物質を含まない組成物のみに関する。さらなる実施形態においては、組成物は好ましくは、組成物の約5重量%未満、より好ましくは約2重量%未満、さらにより好ましくは約1重量%未満、最も好ましくは0重量%の製剤等を含有する。
【0018】
油中水型エマルション組成物は、典型的に所望のスタイリング特性を提供する量のスタイリング剤を包含する。1つの実施形態において、油中水型エマルション組成物は、エマルション組成物の重量をもとにして、約5重量%〜約20重量%の量、より厳密には約5重量%〜約12重量%の量、さらにより厳密には約7重量%〜約10重量%の量でスタイリング剤を包含する。
本発明のエマルション組成物の不連続相は、ヒトの毛髪への局所適用を意図とする製剤に使用するのに適切な既知の又は他の有効な溶媒若しくは担体も包含する。溶媒又は担体は、以上に記載のスタイリング剤を可溶化又は分散するのを助け、実質的には連続相中で非可溶性である。不連続相中でのこの構成成分において、ポリアルキレングリコールスタイリング剤が可溶化されるよりも分散されるのが認められる場合、この溶媒という用語が、本明細書のこの構成成分を記載するのに採用される。溶媒は、選択されたスタイリング剤が選択された溶媒に十分に混和又は分散するなら、1つ以上の溶媒を包含してもよい。
【0019】
本発明の油中水型エマルション組成物の不連続相に適切な溶媒には、揮発性不連続相溶媒が含まれる。本文において、「揮発性不連続相溶媒」とは、約260℃未満、好ましくは約50℃〜約260℃、より好ましくは約60℃〜約200℃(約1気圧下において)の沸点を有する物質を指す。このような溶媒の非限定的な例には、水、C〜Cアルカノール類、ジエチレンのモノ−及びジアルキルエーテル類(カルビトールとして市販)のような有機溶媒、及びこれらの混合物が含まれる。適切なC〜Cアルカノール類の具体的な例としては、限定されないが、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、アミルアルコール及びこれらの混合物が含まれる。1つの実施形態において、不連続相溶媒は水を包含する。さらなる実施形態において、不連続相溶媒は少なくとも80%の水、より好ましくは少なくとも90%の水を包含する。さらにその他の実施形態において、不連続相溶媒は本質的に水から成る。
【0020】
本発明の組成物における不連続相の総濃度は、選択される不連続相溶媒の種類、溶媒と組み合わされるのに使用されるスタイリング剤の種類、及び溶媒において選択されるスタイリング剤の溶解性又は分散性に伴って変化する。不連続相の好ましい総濃度は、エマルション組成物の重量をもとにして、約58重量%〜約95重量%、より好ましくは約75重量%〜約92重量%、及びさらにより好ましくは約80重量%〜約90重量%で変動する。
【0021】
連続相
本発明のエマルション組成物の連続相は、シリコーン乳化剤を包含する。シリコーン乳化剤が、本組成物において毛髪の改善された外観及び感触を提供すると考えられている。本発明で使用するのに適切な好ましいシリコーン乳化剤には、以下の一般式(I)の乳化剤が含まれる:
【0022】
【化3】
Figure 2004505901
【0023】
式中、Xは水素、並びに約1〜約16個の炭素原子を有するアルキル、アルコキシ及びアシル基から成る群から選択され、nは約1〜約100であって、mは約1〜約40であって、残基(CO−)(CO−)Xの分子量は約50〜約2000であって、x及びyはオキシエチレン:オキシプロピレンの重量比が約100:0〜約0:100となるようなものである。
【0024】
本組成物に使用するのに適切であるシリコーン乳化剤には、限定されないが、ジメチコーンコポリオール類、セチルジメチコーンコポリオール類、ラウリルメチコーンコポリオール類、これらの架橋形態、及びこれらの混合物が含まれる。好ましいシリコーン乳化剤の具体例には、限定されないが、DC5225C、DC3225C及びDC5000(ダウコーニング社(Dow Corning Corp)から市販);SF1228、SF1328及びSF1528(ゼネラルエレクトリック社(General Electric Co.)から市販);シルウェット(Silwet)L−7602及びシルウェット(Silwet)L−7622(CKウィトコ(CKWitco)から市販);及びKF6015、KF6016及びKF6017(信越(Shin−Etsu)から市販)のようなジメチコーンコポリオール類;アビル(Abil)WE−09、アビル(Abil)WS−08及びアビル(Abil)EM90(ゴールドスミス(Goldsmith)から市販)のようなセチルジメチコーンコポリオール類;ベルシル(Belsil)SPG128VP(ワッカー(Wacker)から市販)のようなオクチルジメチコーンエトキシグルコシドコポリオール類;KGS21(信越(Shin−Etsu)から市販)のようなジメチコーンコポリオールクロスポリマー類;及びDC5200(ダウコーニング社(Dow Corning Corp)から市販)のようなラウリルメチコーンコポリオール類が含まれる。
【0025】
油中水型エマルション組成物は、典型的にエマルション組成物の重量をもとにして、約0.25重量%〜約7重量%の量、より好ましくは約0.5重量%〜約3重量%の量、さらにより好ましくは約0.5重量%〜約1.5重量%の量でシリコーン乳化剤を包含する。
本発明のエマルション組成物の連続相は、揮発性且つ疎水性溶媒も含む。乳化剤は疎水性溶媒において、可溶化するよりも分散化することが認められている。それにもかかわらず、この構成成分は本明細書に記載の連続相の溶媒と呼ばれる。本文において、用語「揮発性疎水性溶媒」とは、科学分野に習熟している人には理解されているように、周囲条件(例えば、25℃において1気圧)において著しい蒸気圧を示す溶媒を意味する。特に、溶媒は1気圧において、約260℃以下、好ましくは約230℃以下、より好ましくは約215℃以下、及び最も好ましくは約210℃以下の沸点、及び約8.5(cal/cm1/2以下の溶解パラメータを有する。溶媒構成成分は、毛髪への局所適用にも容認できるべきである。
【0026】
本組成物において使用するのに適切な疎水性溶媒には、限定されないが、揮発性シリコーン類、分枝鎖炭化水素類、及びこれらの混合物が含まれる。揮発性疎水性溶媒として有用な好ましいシリコーン類には、限定されないが、フェニルペンタメチルジシロキサン、フェニルエチルペンタメチルジシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、メトキシプロピルヘプタメチルシクロテトラシロキサン、クロロプロピルペンタメチルジシロキサン、ヒドロキシプロピルペンタメチルジシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン(decamethyl cylcopentasiloxane)などの揮発性シロキサン、及びこれらの混合物が含まれる。揮発性シリコーン類の中で最も好ましいのはシクロメチコーンであり、この例には、ヘキサメチルジシロキサン、一般的にそれぞれD4及びD5シクロメチコーンと呼ばれるオクタメチルシクロテトラシロキサン及びデカメチルシクロペンタシロキサンが含まれる。
【0027】
好ましい揮発性シリコーン類の付加的な例には、限定されないが、シクロペンタシロキサン(ゼネラルエレクトリック社(General Electric Co.)からSF1202として市販)、ヘキシメチコーン(hexymethicone)(アーキマイカ(Archimica)からシルケア(Silcare)41M10として市販)、カプリリルメチコーン(アーキマイカ(Archimica)からシルケア(Silcare)41M15として市販)、ステアロキシトリメチルシラン及びこれらの混合物が含まれる。
【0028】
本明細書の揮発性且つ疎水性溶媒として有用な疎水性分枝鎖炭化水素類には、限定されないが、約7〜約14、より好ましくは約10〜約13、及び最も好ましくは約11〜約12個の炭素原子を含有するものが含まれる。飽和炭化水素類が好ましいが、不飽和炭化水素類を除外することを意図としない。このような好ましい分枝鎖炭化水素類の例には、上述の鎖サイズのイソパラフィン類が含まれる。イソパラフィン類の具体例には、イソパー(Isopar)E(C〜Cイソパラフィン類)、イソパー(Isopar)H及びK(C11〜C12イソパラフィン類)、及びイソパー(Isopar)L(C11〜C13イソパラフィン類)又はこれらの混合物(これらはすべてエクソンケミカル社(Exxon Chemical Co.)から市販)が含まれる。他の適切な分枝鎖炭化水素類は、イソドデカン及びイソウンデカンである。イソドデカンが好ましく、プレスパース社(Presperse, Inc.)からパーメチル(Permethyl)TM99Aとして市販されている。
油中水型エマルション組成物は、シリコーン乳化剤と共に連続相を形成するのに適切な量で、典型的に揮発性且つ疎水性溶媒を包含する。1つの実施形態において、エマルション組成物は組成物の重量をもとにして、約5重量%〜約35重量%、より好ましくは約8重量%〜約25重量%、さらにより好ましくは約10重量%〜約20重量%の揮発性疎水性溶媒を包含する。
【0029】
本発明のエマルション組成物は、組成物の再適用又は任意の他のスタイリング補助の適用の必要無しに、乾燥した毛髪の良好な再スタイリング性能及び長時間毛髪の良好な外観及び感触を示すヘアケア組成物を提供する。本発明のエマルション組成物はまた、組成物が適用され乾燥した後に、油っぽい又はべたついた、又は過度にべたべたした若しくは硬く感じないリーブオンヘアスタイリング組成物を提供する。加えて、本発明のエマルション組成物は、縮髪及びボリューム調節、優れた保持、及び毛髪の優れた外観及び感触を包含する、良好なスタイリングの美観を示す。
【0030】
任意構成成分
上述の構成成分に加えて、本発明の油中水型エマルション組成物は、もし任意構成成分が物理的且つ化学的に上述の構成成分と適合性があり、又はそうでなければ過度に製品安定性、美観若しくは性能を損なわないならば、さらにヘアケア又はパーソナルケア製品に使用するのに1つ以上の任意の既知の又はその他の有効な構成成分を包含してもよい。このような任意構成成分の例は、「インターナショナル・コスメティック・イングレディエント・ディクショナリー(International Cosmetic Ingredient Dictionary)」第5版(1993年)、及び「CTFA コスメティック・イングレディエント・ハンドブック(Cosmetic Ingredient Handbook)」第2版(1992年)に開示されており、いずれもそのすべてを参考として引用し本明細書に組み入れるが、これらに限定されない。
【0031】
任意のスタイリングポリマー
例えば、以上に記載の本発明の油中水型エマルション組成物は、さらに当初の毛髪の改善された保持性能を提供するのを助け得る1つ以上の任意のスタイリングポリマー類を包含してもよい。このような任意のスタイリングポリマー類の全濃度は、エマルション組成物の約0.25重量%〜約1.5重量%、好ましくは約0.5重量%〜約4.0重量%で変動する。本明細書で定義されるスタイリング剤と組み合わせて使用される任意のスタイリングポリマー類は、任意の既知の又はその他の有効なスタイリングポリマーを含む。このような任意のスタイリングポリマー類には、限定されないが、多糖類スタイリングポリマー類、ポリビニルピロリドンポリマー類及びコポリマー類、ポリビニルカプロラクタムポリマー類及びコポリマー類、親水性ポリウレタン類、ビニルアセテート/クロトン酸エステル/ビニルネオデカノエートターポリマー類、イソブチレンエチルマレイミド/ヒドロキシエチルマレイミドコポリマー類、オクチルアクリルアミド/(メタ)アクリレート/アルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートターポリマー類、及びこれらの混合物、及び/又はこれらの誘導体、及び/又はこれらの混合物が含まれる。
適切な多糖類スタイリングポリマー類の具体的な非限定的な例には、陰イオン性多糖類、陽イオン性多糖類、及びグルコサミン多糖類誘導体が含まれる。
【0032】
本明細書で使用するのに適切な任意の陽イオン性多糖類スタイリングポリマー類には、限定されないが、例えば、ナショナルスターチ(National Starch)(ニュージャージー州、ブリッジウォーター)から、商標名セルクアット(CELQUAT)(例えば、セルクアットL−200及びセルクアットH−100)として市販されている、ヒドロキシエチルセルロース及びジアリルジメチル塩化アンモニウムのコポリマー類のようなヒドロキシエチルセルロースポリマー類及びコポリマー類(CTFA業界においては、ポリクアテルニウム(Polyquaternium)−4と呼ばれる)のようなヒドロキシエチルセルロースポリマー類;及び、例えば、アマコール社(Amerchol Corp.)(ニュージャージー州、エジソン)から商標名ユーケア(UCARE)(例えば、ユーケアポリマー(UCARE POLYMER)JR−400、及びユーケアポリマー(UCARE POLYMER)LR−400)として、及びナショナルスターチ(National Starch)(ニュージャージー州、ブリッジウォーター)から、商標名セルクアット(CELQUAT)(例えば、セルクアットSC230及びセルクアットSC240)として市販されている、トリメチルアンモニウム置換型エポキシドと反応するヒドロキシエチルセルロースのホモポリマー類(CTFA業界においては、ポリクアテルニウム(Polyquaternium)−10と呼ばれる)を包含する陽イオン性四級アンモニウム含有ポリマー類が含まれる。
【0033】
更に有用なものは、メチル及びヒドロキシアルキルセルロースのような非イオン性セルロース性の誘導体である。更に具体的には、さまざまな商品名(例えば、アクアロン(Aqualon)のナトロソル(Natrosol)及びユニオン・カーバイド(Union Carbide)のセロサイズ(Cellosize))で販売されているヒドロキシエチルセルロースが、多種多様な分子量及び置換の程度で入手可能である。メチルセルロースはダウ・ケミカル社(Dow Chemical Company)より、そしてヒドロキシプロピルメチルセルロースはアクアロン(Aqualon)より入手可能である。このような物質の例には、クルセル(Klucel)H、ナトロソル(Natrosol)300H、及びセロサイズ(Cellosize)QP−40が含まれる。
本明細書で使用するのに適切な任意のポリビニルピロリドンポリマー類及びコポリマー類には、限定されないが、ポリビニルピロリドン/ビニルアセテートコポリマー類、ポリビニルピロリドン/ポリビニルカプロラクタムコポリマー類、ポリビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドコポリマー類、ポリビニルピロリドン/ポリビニルカプロラクタム/ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドターポリマー類、ポリビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキルアクリレートコポリマー類、及びポリビニルピロリドン/ポリビニルカプロラクタム/ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートターポリマー類が含まれる。
【0034】
本発明の油中水型エマルション組成物におけるスタイリング剤と組み合わせて使用する他の任意の多糖類スタイリングポリマー類には、キチンから誘導される多糖類スタイリングポリマー類、及び、カニ、ロブスター等の殻から抽出されるグルコサミン多糖類が含まれる。本明細書の組成物に使用するキチン誘導体を製造するためにキチンを使用する例は、キチン化合物の脱アシル化の既知のプロセスにより調製されるキトサン(Chitosan)、すなわち水溶性キチン誘導体の調製である。上記キチン誘導体は更に、キチン化合物のヒドロキシプロピル化を含めて、そのような物質を製造するために当該分野で既知のその他の方法でも調製し得る。本明細書の任意のスタイリングポリマーとしての使用に適切なキチン誘導体には、中和型又は非中和型で市販されているそれらのキチン誘導体が含まれる。中和型キチン誘導体を使用する場合、適切な中和剤には、限定されないが、乳酸、ピロリドンカルボン酸、及びグリコール酸が含まれる。
【0035】
任意のスタイリングポリマーとして使用するのに好ましいキチン誘導体の具体的な例には、限定されないが、カイタマー(Kytamer)L及びカイタマー(Kytamer)PC(どちらもニュージャージー州、エジソンにあるアマコール社(Amerchol Corp.)から市販されている中和型キトサン物質である);及び50,000〜1,000,000の分子量を有するハイダゲン(Hydagen)HCMF、300,000〜2,000,000の分子量を有するハイダゲン(Hydagen)DCMF、及び500,000〜5,000,000の分子量を有するハイダゲン(Hydagen)CMFP(すべてニュージャージー州、ホーボーケンにあるヘンケル社(Henkel Corp.)から市販されている非中和型キトサン物質である)が含まれる。カイタマー(Kytamer)Lは、最も好ましいキチン誘導体である。
【0036】
ゲル化剤/増粘剤
本発明の油中水型エマルション組成物は、組成物が毛髪に適用され乾燥した後に、毛髪上に残る残留物に所望の粘度を提供するのを助けるために、さらに不連続相にゲル化剤又は増粘剤を包含してもよい。好ましい任意のゲル化剤は更に、毛髪の保持力性能を改善する助けをする。適切な任意のゲル化剤は、残留物をゲル化するか又は測定可能な粘度増加を残留物に与えるのに、既知の又はそうでなければ効果的な任意の物質を含む。組成物中の任意のゲル化剤の濃度は、典型的に、組成物の約0.1重量%〜約2重量%、好ましくは約0.2重量%〜約0.5重量%で変動する。
【0037】
適切な任意のゲル化剤の非限定的な例には、架橋カルボン酸ポリマー類;非中和型架橋カルボン酸ポリマー類;非中和型変性架橋カルボン酸ポリマー類;架橋エチレン/無水マレイン酸コポリマー類;非中和型架橋エチレン/無水マレイン酸コポリマー類(例えば、モンサント(Monsanto)から市販されているEMA81);非中和型架橋アリルエーテル/アクリレートコポリマー類(例えば、アライドコロイズ(Allied Colloids)から市販されているサルケア(Salcare)SC90);ポリアクリレートナトリウム、鉱物油、及びポリプロピレングリコール−1トリデセス−6の非中和型架橋コポリマー類(例えば、アライドコロイズ(Allied Colloids)から市販されているサルケア(Salcare)SC91);メチルビニルエーテル及び無水マレイン酸の非中和型架橋コポリマー類(例えば、インターナショナルスペシャリティープロダクツ(International Speciality Products)から市販されているスタビレーゼ(Stabileze)QM−PVM/MAコポリマー);疎水変性非イオン性セルロースポリマー類;疎水変性エトキシレートウレタンポリマー類(例えば、ユニオンカーバイド(Union Carbide)から市販されているアルカリ膨潤性ポリマー類のユーケアポリフォーブシリーズ(Ucare Polyphobe Series of alkali swellable polymers);及びこれらの混合物が含まれる。本文において、「非中和型」という用語は、任意のポリマー及びコポリマーゲル化剤物質が非中和型酸性モノマーを含有していることを意味する。
【0038】
好ましい任意のゲル化剤には、水溶性非中和型架橋エチレン/無水マレイン酸コポリマー、水溶性非中和型架橋カルボン酸ポリマー、及び水溶性疎水変性非イオン性セルロースポリマーが含まれる。
本明細書での使用に適切な、市販の架橋カルボン酸ホモポリマーの例には、スクロース又はペンタエリトリトールのアリルエーテルと架橋したアクリル酸のホモポリマーであるカルボマーが含まれる。カルボマーは、B.F.グッドリッチ(Goodrich)よりカルボポール(登録商標)900シリーズとして入手可能である。最も好ましいのは、非中和型酸性モノマーを有する市販のカルボマーである。
本明細書での使用に適切な市販の架橋カルボン酸コポリマーの例には、1つ以上のアクリル酸モノマー、メタクリル酸、又はそれらの短鎖(すなわち、Cアルコール)エステルの1つを伴うC1030アルキルアクリレートのコポリマーが含まれ、その際、架橋剤はスクロース又はペンタエリトリトールのアリルエーテルである。これらのコポリマー類は、アクリレート類/C1030アルキルアクリレートクロスポリマー類として既知であり、B.F.グッドリッチ(Goodrich)からカルボポール(登録商標)1342、ペムレン(Pemulen)TR−1、及びペムレン(Pemulen)TR−2として市販されている。
【0039】
適切な架橋カルボン酸ポリマー類についての詳細は米国特許US5,087,445(ハフィー(Haffey)ら、1992年2月11日発行);米国特許US4,509,949(ファン(Huang)ら、1985年4月5日発行);米国特許US2,798,053(ブラウン(Brown)、1957年7月2日発行)に記載されており;その記載を参考として引用し、本明細書に組み入れる。「CTFA・インターナショナル・コスメティック・イングレディエント・ディクショナリー(International Cosmetic Ingredient Dictionary)」第4版(1991年)、12頁及び80頁もまた参照し、その記載もまた参考として引用し本明細書に組み入れる。
【0040】
付加的な任意物質
本発明の油中水型エマルション組成物に使用するのに適切な他の任意物質には、限定されないが、防腐剤、界面活性剤、コンディショニングポリマー類、電解質、脂肪族アルコール類、毛髪染料、抗フケ活性物質、匂い遮蔽剤、pH調整剤、香料油、香料可溶化剤、金属イオン封鎖剤、皮膚軟化剤、種々のラノリン化合物及びタンパク質加水分解産物のような潤滑剤及び浸透剤が含まれる。このような任意の成分の濃度は、一般的に、組成物の0〜約25重量%、より典型的には約0.05重量%〜約15重量%、さらにより典型的には約0.1重量%〜約10重量%で変動する。
本発明の油中水型エマルション組成物は、ローション、クリーム等の従来の方法で使用され、数日間組成物の再適用無しにヘアスタイリング/保持利益を提供する。組成物の有効量は、毛髪がスタイリングされる前に、乾燥若しくは濡れた毛髪上に適用される。本明細書で使用する時、「有効量」とは、毛髪の長さ及び質に基づき、所望の毛髪保持及びスタイリング性能を提供するのに十分な量を意味する。加えて、毛髪に油っぽい又はべたついた外観又は感触をもたらさずにヘアスタイリング及び保持利益が提供される。
【0041】
以下の実施例は、本発明の範囲内における種々の実施形態を更に示す。実施例は単に説明を目的とするものであって、本発明を制約するものではなく、発明の多くの修正は、発明の精神と範囲から逸脱することなく可能である。実施例において及び本明細書を通して、割合及び百分率は特に指示のない限り重量に対してである。成分は、化学名又はCTFA名で識別される。以下の表において、重量パーセント等はすべて、列挙される成分に関し、採用する市販の製品をもとにしており、市販の製品が純粋な形態でない場合、活性濃度は組成物の重量パーセントで括弧内に示される。
【0042】
(実施例)
実施例I〜X
以下の実施例I〜Vは、本発明の油中水型エマルション組成物を記述する。例示する各組成物を、以下の手順に従って調製する。適切な容器において、連続相成分を均一になるまで配合及び混合する。別の容器において、不連続相成分(香料を除く)を配合し、溶解するまで約50℃まで加熱する。次の添加に先立ち、各不連続相成分の分散を完了させておくべきである。次に、不連続相を周囲温度まで冷却する。次に、不連続相を適度に混合しながら、ゆっくりと連続相に加える。必要であれば、生成した混合物は粘性をあたえるために均質化され得る。
例示する各組成物を、組成物の再適用又は任意の他の付加的なスタイリング補助を必要とせずに、乾燥した毛髪の改善された再スタイリング性能を提供する。
【0043】
【表1】
Figure 2004505901
【0044】
(1)ダウコーニング(Dow Corning)から供給されるDC5225C処方助剤(10.5%ジメチコーンコポリオール;89.5%シクロペンタシロキサン)
(2)アーキマイカ(Archimica)からのシルケア(Silcare)41M10
(3)アーキマイカ(Archimica)からのシルケア(Silcare)41M15
(4)GEからのSF1202
(5)ダウコーニング(Dow Corning)からのジメチコーンDC200流体
(6)ナショナルスターチ(National Starch)からのセルクアット(Celquat)H−100
(7)BASFからのルビスコール(Luviscol)VA73W(50%活性物質)
(8)ユニオンカーバイド(Union Carbide)からのカルボワックス(Carbowax)600
【0045】
【表2】
Figure 2004505901
【0046】
(1)ゴールドスミス(Goldsmith)からのアビル(Abil)EM90(10%ジメチコーンコポリオール;90%ポリグリセリル−4−イソステアレート及びヘキシルラウレート)
(2)ダウコーニング(Dow Corning)からのDC5200C
(3)GEからのSF1328(10%ジメチコーンコポリオール;90%シクロメチコーン)
(4)信越(Shin−Etsu)からのKGS21(30%ジメチコーンコポリオールクロスポリマー;70%ジメチコーン)
(5)アーキマイカ(Archimica)からのシルケア(Silcare)41M10
(6)アーキマイカ(Archimica)からのシルケア(Silcare)41M15
(7)GEからのSF1202
(8)ランベント(Lambent)からのジメチコーンF−100流体
(9)ナショナルスターチ(National Starch)からのセルクアット(Celquat)H−100
(10)BASFからのルビスコール(Luviscol)VA73W(50%活性物質)
(11)ユニオンカーバイド(Union Carbide)からのカルボワックス(Carbowax)600
(12)ユニオンカーバイド(Union Carbide)からのカルボワックス(Carbowax)400
【0047】
特定の実施形態及び上述で記載の実施例は、説明を目的とするためのみに提供され、請求項の範囲の制限を意図とするものではない。発明の付加的な実施形態及びそれによって提供される利点は、当該技術分野において通常の技術を有する人にとって明らかであり、請求項の範囲内である。

Claims (19)

  1. ヘアケア油中水型エマルション組成物であって、前記組成物は、
    (a)約200〜約900の数平均分子量及び約4〜約18の反復アルキレンオキシド基を有し、前記反復アルキレンオキシド基の各々は2〜6個の炭素原子を有する水溶性ポリアルキレングリコールを含む不連続相と、
    (b)以下を含む連続相
    (i)シリコーン乳化剤、及び
    (ii)揮発性且つ疎水性の溶媒
    を含む。
  2. ヘアケア油中水型エマルション組成物であって、前記組成物は、
    (a)約200〜約900の数平均分子量及び約4〜約18の反復アルキレンオキシド基を有し、前記反復アルキレンオキシド基の各々は2〜6個の炭素原子を有する、約5%〜約20%の水溶性ポリアルキレングリコールを含む不連続相と、
    (b)以下を含む連続相:
    (i)シリコーン乳化剤、及び
    (ii)揮発性且つ疎水性の溶媒
    を含む。
  3. 前記水溶性ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール又はアルコキシポリエチレン/ポリプロピレングリコールコポリマーを含む請求項2に記載の組成物。
  4. 前記水溶性ポリアルキレングリコールが、エトキシポリエチレン/ポリプロピレングリコールコポリマー類、メトキシポリエチレン/ポリプロピレングリコールコポリマー類、プロポキシポリエチレン/ポリプロピレングリコールコポリマー類、ブトキシポリエチレン/ポリプロピレングリコールコポリマー類、ペントキシポリエチレン/ポリプロピレングリコールコポリマー類、トリグリセリン、ヘキシグリセリン、ポリプロピレングリコール−4、ポリプロピレングリコール−6、ポリエチレングリコール−5、ポリエチレングリコール−6、ポリエチレングリコール−8、ポリエチレングリコール−12、ポリエチレングリコール−14、ポリエチレングリコール−18、及びこれらの混合物から成る群から選択される請求項3に記載の組成物。
  5. 前記組成物が、約5重量%〜約12重量%の水溶性ポリアルキレングリコールを含む請求項2に記載の組成物。
  6. 前記組成物が、約7重量%〜約10重量%の水溶性ポリアルキレングリコールを含む請求項2に記載の組成物。
  7. 前記シリコーン乳化剤が以下の一般式(I)を有し、
    Figure 2004505901
    式中、Xは水素、並びに約1〜約16個の炭素原子を有するアルキル、アルコキシ及びアシル基から成る群から選択され、nは約1〜約100であって、mは約1〜約40であって、残基(CO−)(CO−)Xの分子量は約50〜約2000であって、x及びyはオキシエチレン:オキシプロピレンの重量比が約100:0〜約0:100となるような請求項2に記載の組成物。
  8. 前記シリコーン乳化剤が、ジメチコーンコポリオール、ラウリルメチコーンコポリオール、セチルジメチコーンコポリオール、又はこれらの混合物を含む請求項7に記載の組成物。
  9. 前記組成物が、約0.25重量%〜約7重量%のシリコーン乳化剤を含む請求項2に記載の組成物。
  10. 前記組成物が、約0.5重量%〜約3重量%のシリコーン乳化剤を含む請求項2に記載の組成物。
  11. 前記揮発性且つ疎水性溶媒が、揮発性シリコーン、揮発性C〜C14分枝状炭化水素、又はこれらの混合物を含む請求項2に記載の組成物。
  12. 前記揮発性且つ疎水性溶媒が、フェニルペンタメチルジシロキサン、フェニルエチルペンタメチルジシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、メトキシプロピルヘプタメチルシクロテトラシロキサン、クロロプロピルペンタメチルジシロキサン、ヒドロキシプロピルペンタメチルジシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ヘキシメチコーン、カプリリルメチコーン、シクロペンタシロキサン、ステアロキシトリメチルシラン、イソパラフィン、イソドデカン、及びこれらの混合物から成る群から選択される請求項11に記載の組成物。
  13. 前記組成物が、約5重量%〜約35重量%の揮発性且つ疎水性溶媒を含む請求項2に記載の組成物。
  14. 前記組成物がさらに、多糖類スタイリングポリマーを含む請求項2に記載の組成物。
  15. 前記組成物がさらに、ポリビニルピロリドンポリマー類及びコポリマー類、ポリビニルカプロラクタムポリマー類及びコポリマー類、親水性ポリウレタン類、ビニルアセテート/クロトネート/ビニルネオデカノエートターポリマー類、イソブチレンエチルマレイミド/ヒドロキシエチルマレイミドコポリマー類、オクチルアクリルアミド/(メタ)アクリレート/アルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートターポリマー類、及びこれらの混合物から成る群から選択されるスタイリングポリマーを含む請求項2に記載の組成物。
  16. 油中水型エマルション組成物であって、前記組成物は、
    (a)約200〜約900の数平均分子量及び約4〜約18の反復アルキレンオキシド基を有し、前記反復アルキレンオキシド基の各々は2〜6個の炭素原子を有する、約5重量%〜約12重量%の水溶性ポリアルキレングリコールを含む不連続相と、
    (b)以下を含む連続相:
    (i)約0.5重量%〜約3重量%のシリコーン乳化剤、及び
    (ii)約8重量%〜約25重量%の揮発性且つ疎水性の溶媒
    を含む。
  17. 請求項1に記載の組成物の有効量を毛髪に適用することを含む毛髪のスタイリング方法。
  18. 請求項2に記載の組成物の有効量を毛髪に適用することを含む毛髪のスタイリング方法。
  19. 請求項16に記載の組成物の有効量を毛髪に適用することを含む毛髪のスタイリング方法。
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